2月16日(金)、17日(土)、18日(日) の全国映画動員ランキングは、『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が初登場1位に輝いた。古舘春一原作の漫画『ハイキュー!!』の劇場版2部作の第1弾。バレーボールに青春を懸ける高校生たちを描いた本作の中で、人気のエピソードの“烏野高校VS音駒高校”の因縁対決を描く。監督は、TV アニメ版『ハイキュー!!』を手がけた満仲勧。声の出演は村瀬歩、石川界人、梶裕貴、中村悠一ら。2位は、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』となり、先週取り返した首位の座を再び明け渡すことに。公開3週目の『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』は3位、公開4週目の『ゴールデンカムイ』は4位と、それぞれ順位をひとつ落とした。5位には、初登場の『ボーはおそれている』がランクイン。『ヘレディタリー/継承』のアリ・アスター監督が、ホアキン・フェニックス主演でタッグを組んだ冒険スリラー。母親の突然の訃報を受けて、帰省しようとする怖がりの男性が、玄関を開けた途端に日常とかけ離れた不可思議な世界で冒険を繰り広げていく。共演はネイサン・レイン、エイミー・ライアン、パーカー・ポージー、パティ・ルポーンら。6位以降は、全体的に先週よりランクダウンの傾向だが、公開11週目の『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』のみが順位を上げている。『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』と『ゴジラ-1.0』はついにTOP10圏外となった。今週は『落下の解剖学』『マダム・ウェブ』『マッチング』『ネクスト・ゴール・ウィンズ』『ソウルメイト』『コヴェナント 約束の救出』『犯罪都市 NO WAY OUT』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』2位『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』3位『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』4位『ゴールデンカムイ』5位『ボーはおそれている』6位『身代わり忠臣蔵』7位『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』8位『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』9位『夜明けのすべて』10位『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』
2024年02月19日2月11日(現地時間)、スーパーボウル中に流れるCMで、『ウィキッド』の実写映画『Wicked: Part One(原題)』より初の予告編が解禁された。この日、グリンダ役のアリアナ・グランデとエルファバ役のシンシア・エリヴォは、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のカスタムメイドによるフッドボール・ジャージーを着用して会場に登場。背中にそれぞれの役名と、公開日(11月27日)にちなんだ「27」という数字が入っており、並々ならぬ気合を感じさせていた。予告編は「人々を団結させるには、適切な敵を与えればいい」というナレーションからスタート。エルファバを見て「あなた、緑色!」と驚くグリンダと、「ええ、そう」と答えるエルファバの初対面から友情を築いていく様子が描かれる。ミシェル・ヨー演じるマダム・モリブル、ジョナサン・ベイリー演じるフィエロも登場。後半ではシンシアの歌声も聴くことができ、「鳥肌モノの感動」と好評。ファンから「ここ数年間、映画館に行った記憶がないけれど、この作品だけは映画館で観たい」「ミュージカル版の大ファンです。実写映画版もすごく期待ができそう」「予想の何倍もよかった!」と感想が寄せられている。『Wicked: Part One』は11月27日全米公開予定。(賀来比呂美)
2024年02月13日実写映画『ムファサ:ザ・ライオンキング(原題)』が、2024年12月20日(金)に全米公開される。日本公開は未定。ムファサを描く『ライオン・キング』前日譚の実写映画公開へサバンナの「動物の王国」を舞台に、動物たちの壮大なドラマを描くアニメーション映画『ライオン・キング』の公開から30周年を迎える2024年に、映画『ムファサ:ザ・ライオンキング(原題)』が劇場公開へ。ジョン・ファヴローが監督を務め、圧巻の映像とスケールで“超実写化”に挑んだ2019年公開の『ライオン・キング』に続いての実写映画となる。監督はバリー・ジェンキンス『ムファサ:ザ・ライオンキング(原題)』では、ライオンの王子・シンバの父であるムファサにフォーカスし『ライオン・キング』前日譚となるストーリーを映し出す。監督を務めるのは、『ムーンライト』や『ビール・ストリートの恋人たち』も手掛けたバリー・ジェンキンスだ。【詳細】映画『ムファサ:ザ・ライオンキング(原題)』日本公開時期:未定全米公開日:2024年12月20日(金)監督:バリー・ジェンキンス
2024年02月12日女優の大島優子が、マーベル最新作『マダム・ウェブ』(2月23日公開)で実写映画の吹替に初挑戦したことが8日、発表された。原作コミックでは、未来予知でスパイダーマンを救う重要なキャラクターとして描かれるマダム・ウェブ。本作はマダム・ウェブ誕生の物語であり、これまでのマーベルと一線を画す、壮大な本格ミステリー・サスペンスとなる。偶然に出会った3人の少女が黒いマスクの男に殺されるという悪夢のようなビジョンを見てしまったことから、キャシー(マダム・ウェブ)は3人を助けることを決意。彼女たちに隠された「重要な使命」を知るのは世界でたった一人キャシーだけ。最悪の未来を見たことから物語が予想もつかない方向へ動き出していく。このたび、マーベル初の本格ミステリー・サスペンス『マダム・ウェブ』の日本語吹替版声優として、大島優子が決定。未来予知の能力を持つ主人公マダム・ウェブ(キャシー・ウェブ)役を演じることが明かされた。マーベルファンだと明かす大島だがインタビュー映像では、本作へのオファーを受けた時のことを「飛び跳ねるようにうれしかったです!」と語る。ディズニー&ピクサー長編アニメーション『メリダとおそろしの森』では主人公・メリダ役の日本語吹替版を務めた大島だが、実写映画の吹替は今回が初。「 アニメーションの吹替はいくつかやらせていただきましたが、全然違いますね! アクションは楽しいです! 唸ったりとか声を張り上げたりとか。殴られる、殴る声とかは普段出さないので、楽しかったです」と収録に挑んだ感想を語った。さらに、キャシーが横転した車の中にいるけが人を救助するシーンのアフレコを収録した際には、スタジオブースの中で本編と一緒の動きを実際に自分でやってみることで、そのシチュエーションに合わせた声の出し方を工夫したといった収録中のエピソードを披露。「私は実際に動かないと声が違うって事も分からなかったので、わがままを言ってマイクの位置も変えさせていただきました」と明かした。演じるキャシーは、命を救うために奮闘するニューヨークの救急救命士。偶然出会った3人の少女たちが黒いマスクの男に殺されるという悪夢のようなビジョンを見てしまい、彼女たちを助けることを決意する。第一子を出産し母となった大島だが、母親になっての演技の影響について「自然と(意識した演技に)なってたかもしれないですね。やっぱり誰かを守らなきゃいけないってなったら、とっさに手が出たり、守ろうとすると思うので。(3人の少女たちを必死に守るキャシーの姿に)母親として、なにかを守らなきゃいけないっていう、とっさに自然に生まれるものっていうのはすごく共感できるなって思います」と演じる上で、自身とキャシーに通じ合えるものがあったと語る。本作の魅力ポイントについて聞かれると 「どこでキャシーのヒーローとしてのポテンシャルが覚醒するんだろう? と映画を観ながらずーっと考えていたんですよ。なので、『ここでキター!』『なるほど! こういうことなんだ!』というタイミングで覚醒するので、そこはもう是非とも観ていただく方にも楽しんでいただきたいポイントですね」と熱く語った。さらに本作でキャシーと少女たちを追い詰める黒いマスクの男・エゼキエルについて「とにかく敵のエゼキエルが・・・・・・怖い! 最初観た時に、この敵来たらほんとに絶叫しちゃう!っていうくらいに怖いです。」と今作のヴィランに対する印象についても明かした。最後に 「ぜひ吹替で、迫力あるスピーディーな展開を一緒に謎を解き明かすつもりで観ていただけたらなと思います。マーベル初の本格ミステリー・サスペンスで、先が読めない展開でハラハラドキドキします。マーベルの他の作品を観ていなくても誰しもが楽しめる映画になっています。是非映画館に足を運んでください!」と公開を心待ちにするファンに向けてメッセージを送った。【編集部MEMO】『マダム・ウェブ』で主人公・キャシー(マダム・ウェブ)を演じるのはダコタ・ジョンソン。そのほか、シドニー・スウィーニー、イザベラ・メルセド、セレステ・オコナー、タハール・ラヒム、エマ・ロバーツ、アダム・スコットらが出演している。
2024年02月08日柚月裕子の警察ミステリー小説『朽ちないサクラ』が、杉咲花の主演で実写映画化。2024年6月21日(金)に全国で公開される。柚月裕子原作の警察ミステリー小説『朽ちないサクラ』が実写映画化『朽ちないサクラ』は、すでに映像化された「孤狼の血」や「佐方貞人」シリーズなどで知られる柚月裕子による警察ミステリー小説。主人公の県警に勤める広報職員が、本来は捜査する立場にないものの、親友の変死事件の謎を独自に捜査し、事件の真相と次第に浮かび上がる“公安警察”の存在に迫る異色の警察小説だ。「サクラ」シリーズのはじまりとなる『朽ちないサクラ』の発行部数は、続編の『月下のサクラ』と合わせて累計27万部を刊行。世の不条理と巨大な闇に立ち向かい、主人公が成長を遂げる姿を描いた人気シリーズとなっている。杉咲花が主人公の県警・広報職員にそんな『朽ちないサクラ』が、杉咲花の主演により実写映画化。主人公の県警・広報職員で26歳の森口泉を、『市子』や『52ヘルツのクジラたち』『片思い世界』など、話題作での主演が続く杉咲花が演じる。主人公・森口泉…杉咲花県警・広報職員。警察の不祥事が明るみに出たことで、新聞記者として働く親友の千佳が情報をリークしたのではないかと疑う。その後殺されてしまった親友・千佳の変死事件を暴くため、独自で捜査を行う。自責と葛藤を繰り返しながら、事件の真相と社会の闇に迫っていく。磯川俊一…萩原利久泉のバディ的な存在となり、一緒に捜査する年下の同期。泉への好意を隠しつつ、泉の調査を献身的にサポートする好青年。梶山浩介…豊原功補一連の事件を捜査する県警捜査一課の刑事。富樫俊幸…安田顕泉の上司で元公安。津村千佳…森田想泉の親友で新聞記者。警察の不祥事事件に迫っていたところ、何者かに殺されてしまう。辺見学…坂東⺒之助生活安全課の磯川の先輩。兵藤洋…駿河太郎千佳の上司で米崎新聞社の記者。浅羽弘毅…遠藤雄弥千佳殺害の捜査線上に浮かびあがる人物。公安の警察官…和⽥聰宏津村雅子…藤⽥朋⼦千佳の母親。監督は原廣利監督は、『帰ってきた あぶない刑事』の原廣利。「日本ボロ宿紀行」では撮影監督を務め、多くのドラマ作品を演出している。長編映画の監督を務めるのは今回で2作目となる。また、物語の舞台として、原作では架空の土地だったが、映画では愛知県に設定。蒲郡市を中心に県内で全てのロケを実施し、本物の桜が咲き誇る中、カタルシスへ誘う映像美によりラストシーンを作り上げた。映画『朽ちないサクラ』あらすじ愛知県平井市在住の女子大生が、度重なるストーカー被害の末に、神社の長男に殺害された。地元新聞の独占スクープ記事により、警察が女子大生からの被害届の受理を先延ばしにし、その間に慰安旅行に行っていたことが明らかになる。県警広報広聴課の森口泉は、親友の新聞記者・津村千佳が約束を破って記事にしたと疑い、身の潔白を証明しようとした千佳は、1週間後に変死体で発見される。自分が疑わなければ、千佳は殺されずに済んだのに。自責と後悔の念に突き動かされた泉は、自らの手で千佳を殺した犯人を捕まえることを誓う。【作品詳細】映画『朽ちないサクラ』公開日:2024年6月21日(金)監督:原廣利脚本:我人祥太、山田能龍原作:柚月裕子『朽ちないサクラ』(徳間文庫)出演:杉咲花、萩原利久、森⽥想、坂東⺒之助、駿河太郎、遠藤雄弥、和⽥聰宏、藤⽥朋⼦、豊原功補、安田顕配給:カルチュア・パブリッシャーズ
2024年02月06日『【推しの子】』が実写化へ。2024年冬にドラマシリーズが公開され、全国の劇場にて映画が公開される。『【推しの子】』とは?2020年に週刊「ヤングジャンプ」にて赤坂アカと横槍メンゴの共同名義で連載を開始した『【推しの子】』。産婦人科医・ゴローの前に、"推し"のアイドル「B小町」のアイが現れるところから物語が始まり、伝説的アイドル・アイの“推しの子”として転生するファンタジックな設定、ショッキングな描写もいとわないサスペンス要素、そして“芸能界”を新たな切り口から描く斬新なストーリーで人気を博している。現代社会とリンクしているかのようなライブ感ある内容も魅力で、2024年1月現在、コミック累計1,500万部を売り上げている。また2023年4月より開始したテレビアニメ『【推しの子】』も話題に。YOASOBI書き下ろしによる「アイドル」がオープニング主題歌として採用されたことで、世界中でも人気を集めた。『【推しの子】』がついに実写映画化そんな『【推しの子】』の実写映画化が決定。主演の櫻井海音(かいと)は、アイの“推しの子”、息子として転生したアクアを演じる。ドラマ「VIVANT」や「アオハライド Season1」などに出演し、俳優として着実にキャリアを築いている。アイ役には、元乃木坂46で繊細かつ的確な演技力を武器に、女優業でも存在感を放つ齋藤飛鳥が抜擢され、アクアの双子の妹・ルビーは、元「=LOVE」で映画『交換ウソ日記』にも出演した斎藤なぎさが抜擢された。また、有馬かな役は原菜乃華、黒川あかね役は茅島みずき、MEMちょ役はあのが務める。キャラクター紹介主人公・アクア…櫻井海音元産婦人科医・ゴロー。アイの息子に転生し、母親であるアイを殺した犯人を見つけ出すため芸能界に足を踏み入れる。アイ…齋藤飛鳥苺プロダクション所属アイドルグループ「B小町」不動のセンター。天性の輝きを持ち、伝説のアイドルとして一世を風靡した。ルビー…斎藤なぎさアクアの双子の妹。難病を患う少女だったが、アイの娘として転生した。亡き母・アイのようなアイドルになることを目指している。有馬かな…原菜乃華幼いころから子役として活動しており、当時は「10秒で泣ける天才子役」として人気を博した。ルビーと共に、アイドル活動を始めることに。『スズメの戸締まり』で声優を務め、『ミステリと言う勿れ』や『恋わずらいのエリー』など話題作に出演している原菜乃華が演じる。黒川あかね…茅島みずき「劇団ララライ」に所属する女優。アクアに恋心を抱いている。雑誌「Seventeen」で専属モデルを務め、「ゼクシィ」14代目CMガールに抜擢された茅島みずきが務める。ドラマ「教祖のムスメ」や「最高の教師1年後、私は生徒に■された」などに出演。MEMちょ…あのチャンネル登録者数37万人を誇る人気ユーチューバーとして活動し、ルビー、かなと共にアイドル活動をする。MEMちょ役は、アーティスト、タレント、俳優、声優、モデルなど広く活動するあのが担当する。東映とAmazonがタッグ本作は、東映とAmazonがタッグを組み、映画とドラマシリーズで実写化。Amazon Prime Videoにてドラマシリーズの世界独占配信に加え、映画も世界での公開を目指している。そんな『【推しの子】』実写映画化について、さらなる続報に期待だ。赤坂アカコメント実写映画化にあたり、赤坂アカは「【推しの子】は芸能界に対して様々な言及をしている作品です。そして漫画作品の実写化についても触れています。良い事ばかりを言っていません。批判的な事も言っています。そのような中で今回、実写化をしようと言って頂いた時には、キャストの皆様にも制作陣の皆様にも『本当に大丈夫ですか?』と聞きたくなる気持ちでした。引き受けて頂いた皆様には感謝の念が尽きません。」と、実写映画化への驚きを見せると同時に感謝の気持ちも述べている。【作品詳細】『【推しの子】』実写化公開時期:2024年冬出演:櫻井海音、齋藤飛鳥、斎藤なぎさ、原菜乃華、茅島みずき、あの©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会
2024年01月27日Amazonと東映は、「【推しの子】」を実写映像化する共同プロジェクトを始動。今冬、ドラマシリーズをPrime Videoにて世界独占配信、映画を東映配給にて劇場公開する。「【推しの子】」は、2020年に週刊ヤングジャンプにて赤坂アカと横槍メンゴの共同名義で連載スタートさせ、昨年はTVアニメ化もされ、現在コミック累計1,500万部を売り上げている。伝説的アイドル・アイの“推しの子”として転生するファンタジックな設定とショッキングな描写もいとわないサスペンス要素、芸能界に躊躇なく切り込む斬新なストーリーに衝撃が走り、幅広い世代から人気を集めた。実写化の主演は、「VIVANT」にも出演した櫻井海音。母であるアイの死の真相を暴くため、芸能界に潜り込むアクアを演じる。そして、アイドルグループ「B小町」の不動のセンターで天性の輝きを持つ伝説のアイドル・アイ役で元「乃木坂46」齋藤飛鳥。アクアの双子の妹で、アイのようなアイドルになることを夢見るルビー役で元「=LOVE」齊藤なぎさ。幼い頃から子役として芸能活動し、ルビーと共にアイドル活動を始めることになる有馬かな役で、『すずめの戸締まり』『ミステリと言う勿れ』などに出演する原菜乃華。アクアに恋心を抱く黒川あかね役で雑誌「Seventeen」で専属モデルの茅島みずき。人気ユーチューバーで、ルビー、かなと共にアイドル活動をするMEMちょ役で、昨年末の紅白歌合戦に出場したあのが出演する。また今回の発表に合わせて、原作漫画の表紙をイメージしたスペシャルビジュアルも公開された。「【推しの子】」は冬、Prime Videoにてドラマシリーズを世界独占配信、東映配給にて映画を劇場公開予定。(シネマカフェ編集部)
2024年01月24日赤坂アカと横槍メンゴによるマンガ『【推しの子】』の実写化が決定。2024年冬にドラマシリーズがPrime Videoで独占配信、映画が劇場公開されることが発表となった。2020年より週刊ヤングジャンプで連載中の原作マンガは、伝説的アイドル・アイの“推しの子”として転生するファンタジックな設定とショッキングな描写もいとわないサスペンス要素、そして“芸能界”という複雑な世界に躊躇なく切り込む他に類を見ない斬新なストーリーが話題となり、幅広い世代に人気が沸騰。また2023年に放送されたアニメでは、原作に極めて忠実なストーリーと繊細で美しい作画、そしてアニメオリジナルのライブシーンも話題に。さらにオープニング主題歌として音楽ユニット・YOASOBIが書き下ろした楽曲「アイドル」は、米ビルボード・グローバル・チャートで日本語楽曲初の首位を獲得したことも大きな要因となり、世界中で人気を集めている。母であるアイの死の真相を暴くため芸能界に潜り込むアクア役を櫻井海音、アイドルグループ「B小町」不動のセンターで天性の輝きを持つ伝説のアイドル・アイ役を齋藤飛鳥、アクアの双子の妹で、亡き母・アイのようなアイドルになることを夢見るルビー役を齊藤なぎさが演じる。そのほか、幼い頃から子役として活動し、ルビーとともにアイドル活動を始めることになる有馬かな役で原菜乃華、「劇団ララライ」に所属する女優でアクアに恋心を抱く黒川あかね役で茅島みずき、人気ユーチューバーとして活動し、ルビー、かなと共にアイドル活動をするMEMちょ役であのが名を連ねた。併せて、原作コミックの表紙をイメージしたスペシャルビジュアルが公開された。■赤坂アカ コメントこの度の【推しの子】の実写化にあたりまして、【推しの子】は芸能界に対して様々な言及をしている作品です。そして漫画作品の実写化についても触れています。良い事ばかりを言っていません。批判的な事も言っています。なので、もしかしたら【推しの子】が実写化する事は無いんじゃないかと思っておりました。そのような中で今回、実写化をしようと言って頂いた時には、キャストの皆様にも制作陣の皆様にも「本当に大丈夫ですか?」と聞きたくなる気持ちでした。引き受けて頂いた皆様には感謝の念が尽きません。芸能界を舞台にした推しの子という作品を、漫画家の目線でなく、正に芸能界という現場で、本物の現場にいる人々が作ろうと言う気持ちはどういうものなのか。そして出来上がるものはどういうものなのか。私はとても興味があります。皆様もそうではないでしょうか?是非その答えを一緒に見届けて欲しいと思っております。<作品情報>『【推しの子】』ドラマシリーズ:2024年冬 Prime Videoで独占配信映画:2024年冬 劇場公開(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会
2024年01月24日声優・津田健次郎が、明日公開予定の実写映画『ゴールデンカムイ』にて、ナレーションを担当していることが分かった。本作は、累計発行部数2,700万部(1月時点)を突破する同名大人気コミックの実写化。主人公・杉元佐一を山崎賢人が演じるほか、山田杏奈、眞栄田郷敦、矢本悠馬、玉木宏、舘ひろしら、いま注目の若手から実力派俳優まで個性豊かなキャストが集結した。そんな本作のナレーションを担当する津田さんは、2018年4月から放送を開始し、現在は第4期まで完結しているTVアニメ「ゴールデンカムイ」にて、尾形百之助を演じている。TVアニメに引き続きの参加となった津田さんは「正直参加をとても迷いました」と当時の心境を明かし、「実写版の世界観の邪魔をしてしまうのではないか?混乱させてしまうのでは?色んな事を考えました。しかし同時に、『ゴールデンカムイ』という作品は、そんな細かい事など吹っ飛ばすパワーとスケール感を持っているではないかとも思いました。そう、この作品は、シリアスもコメディもごちゃ混ぜに、善も悪も入り乱れ、強烈なエネルギーで疾走する作品だ。だから大丈夫。何もかも飲み込んで強烈な光を放つ筈だ。そして何より、私は『ゴールデンカムイ』が大好きなのだ。今回ナレーション参加させて頂けた事をとても光栄に思います。細かい事は考えず、是非劇場に足を運んで下さい。きっと楽しんで頂けると思います」とコメントしている。『ゴールデンカムイ』は1月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールデンカムイ 2024年1月19日より全国にて公開©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2024年01月18日俳優の山崎賢人(※崎はたつさき)が主演を務める、映画『ゴールデンカムイ』(1月19日公開)のナレーションキャストが18日、公開された。ナレーションを務めるのは、2018年4月から放送を開始し、現在は第4期まで完結しているTVアニメ『ゴールデンカムイ』にて、尾形百之助役を演じている津田健次郎。アニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の海馬瀬人役や、『呪術廻戦』の七海健人役など、唯一無二の低音ボイスで数々のアニメーションや洋画吹き替え、ナレーションなどで活躍。また、元々俳優としても数々の作品に出演していたが、近年は2021年10月期のTBSドラマ『最愛』やNHKドラマ『大奥Season2「医療編」』、映画『イチケイノカラス』(2023)など話題作に多数出演、写真集『ささやき』も重版決定している。先日開催された完成披露試写会では、本編開始早々、津田の声が聞こえると、会場中に驚きの声が。TVアニメ『ゴールデンカムイ』の尾形とはまた違う、津田の魅力的な低音ボイスを聴くことができる。○■津田健次郎 コメント実写版映画『ゴールデンカムイ』のナレーションのお話を頂いた時、正直参加をとても迷いました。アニメ版で尾形百之助をやらせて頂いている自分がナレーションをやる事により実写版の世界観の邪魔をしてしまうのではないか? 混乱させてしまうのでは? 色んな事を考えました。しかし同時に、『ゴールデンカムイ』という作品は、そんな細かい事など吹っ飛ばすパワーとスケール感を持っているではないかとも思いました。そう、この作品は、シリアスもコメディもごちゃ混ぜに、善も悪も入り乱れ、強烈なエネルギーで疾走する作品だ。だから大丈夫。何もかも飲み込んで強烈な光を放つ筈だ。そして何より、私は『ゴーデンカムイ』が大好きなのだ。今回ナレーション参加させて頂けた事をとても光栄に思います。細かい事は考えず、是非劇場に足を運んで下さい。きっと楽しんで頂けると思います。【編集部MEMO】映画『ゴールデンカムイ』は野田サトル氏による同名コミックの実写化作。明治末期を舞台に、主人公の元陸軍兵・杉元佐一(山崎賢人)が、アイヌの少女・アシリパ(山田杏奈 ※「リ」は小文字が正式表記)と共に、埋蔵金の在りかが描かれた「刺青人皮(いれずみにんぴ)」を求めて北海道を旅するサバイバル・バトルアクションとなる。(C)野田サトル/集英社 (C)2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2024年01月18日1月12日(金)、13日(土)、14日(日) の全国映画動員ランキングは、『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』が引き続き1位の座を守りV4を達成した。2位は、初登場の『ある閉ざされた雪の山荘で』がランクイン。映像化不可能といわれた、東野圭吾の傑作小説が出版から30年を経て映画化。招待状で集められた7人の役者たちが、架空のシナリオを使った主演舞台の最終選考を行う中で、不可思議な事態に遭遇する様を描きだす。監督は『ヒノマルソウル…』の飯塚健。主演は重岡大毅。共演は中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、森川葵、間宮祥太朗ら。初登場の『アクアマン/失われた王国』が3位スタートとなった。『ワイルド・スピード』シリーズのジェームズ・ワン監督と主演のジェイソン・モモアがタッグを組んだ、アクションエンタテインメントの続編。海の生物たちを操るユーモアあふれる王が、南極に眠っていた邪悪な王国に立ち向かう。共演はパトリック・ウィルソン、アンバー・ハード、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、ニコール・キッドマンら。公開6週目の『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は4位、公開5週目の『ウィッシュ』は5位と、がそれぞれランクダウンとなった。先週9位だった『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』は公開9週目にして盛り返し、3ランクアップで6位に。公開11週目の『ゴジラ-1.0』も先週に引き続き7位をキープと根強い人気を誇っている。8位には、初登場の『カラオケ行こ!』がランクイン。和山やまの同名漫画を、綾野剛主演で映画化した。変声期を迎え歌声に悩む合唱部部長の男子中学生が、どうしても歌が上手くなりたいヤクザの男と関わっていく様をコミカルに描く。監督は、『リンダリンダリンダ』の山下敦弘。共演は齋藤潤、芳根京子、橋本じゅん、やべきょうすけら。今週は『ゴールデンカムイ』『サン・セバスチャンへ、ようこそ』『僕らの世界が交わるまで』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』2位『ある閉ざされた雪の山荘で』3位『アクアマン/失われた王国』4位『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』5位『ウィッシュ』6位『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』7位『ゴジラ-1.0』8位『カラオケ行こ!』『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』9位『名探偵コナン vs. 怪盗キッド』10位『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
2024年01月15日福本伸行とかわぐちかいじによる漫画を実写化した映画『告白 コンフェッション』が、2024年5月31日(金)に公開される。生田斗真、ヤン・イクチュンがW主演。福本伸行× かわぐちかいじの共作コミックが原作原作漫画の『告白 コンフェッション』は、『カイジ』の福本伸行と『沈黙の艦隊』のかわぐちかいじの共作により、1998年にヤングマガジンアッパーズで連載された作品だ。主人公は、登山中に遭難してしまった、大学山岳部OBの親友同士である浅井と石倉の2人。石倉は遭難による死を覚悟したことから、自分が過去に犯した“殺人”を浅井に告白するも、その直後に2人は一命を取り留めることに。告白を“聞いてしまった”男と“言ってしまった”男が山小屋で過ごす気まずい一夜を、圧倒的なスリルとスピード感で描いている。生田斗真&ヤン・イクチュンがW主演、気まずく不穏な親友役に今もなお多くの読者から人気を集めているコミック『告白 コンフェッション』が、生田斗真、ヤン・イクチュンをW主演に迎え、実写映画化。極限状態に置かれた2人の男の、絶対絶命密室エンタテインメントを描く。告白を“聞いてしまった男”、浅井啓介は『土竜の唄』シリーズや『渇水』など多彩なジャンルの作品で活躍する生田斗真。また、自らの罪をうっかり“言ってしまった男”を演じるのは、『息もできない』で監督・脚本・主演を務め、国際的な評価を得たヤン・イクチュン。なお、原作では日本人の石倉というキャラクターだった設定を映画版では変更しており、ヤン・イクチュンは韓国から来た留学生のジヨンを演じる。主人公・浅井啓介…生田斗真大学山岳部OB。大学の卒業登山中に行方不明となって事故死とされている同級生の西田さゆりへの17回忌となる慰霊登山中に、親友のジヨンとともに遭難。怪我をしたジヨンを懸命に励ましていた中で、突如ジヨンからの罪の告白を聞く。しかしその直後に山小屋が出現したことで、2人とも“助かってしまった”。主人公・リュウ・ジヨン…ヤン・イクチュン大学山岳部OBで、浅井の親友。遭難中に脚に大怪我を負ってしまい、死を確信したことから実は16年前にさゆりを殺害したのは自分だと浅井に告白する。背負ってきた十字架をおろして安堵するも、事態が急転し2人とも一命をとりとめることに。西田さゆり…奈緒浅井、ジヨンの山岳部時代の同級生。大学の卒業登山中に行方不明となり、事故死したとされていた。監督は山下敦弘監督を務めるのは、『リンダ リンダ リンダ』『苦役列車』『カラオケ行こ!』といった映画を手掛けてきた山下敦弘。個性溢れるキャラクターの魅力を切り出すことに定評のある山下が、山小屋という密室内で気まずく過ごす2人の男をどのように描くのかに注目だ。映画『告白 コンフェッション』あらすじ大学山岳部OBで親友の浅井とジヨンは、16年前に事故死した同級生・西田さゆりの慰霊登山中、猛吹雪により遭難してしまう。死を覚悟したジヨンは、実は16年前にさゆりは自分が殺害したのだと浅井に‘告白’する。長きに渡り背負ってきた十字架を降ろしたことで安堵し、死を受け入れたジヨンだったが、その直後、眼前に山小屋が出現し、二人は一命を取り留める。薄暗い山小屋の中、明け方まで救助隊が来るのを待つ二人だったが、浅井はジヨンの態度がどこかおかしいことに気づく。この上なく異様で“気まずい”空気が流れる山小屋内。そして、ジヨンの行動は常軌を逸し始め、狂気をはらんでいく。【作品詳細】映画『告白 コンフェッション』公開日:2024年5月31日(金)出演:生田斗真、ヤン・イクチュン、奈緒監督:山下敦弘脚本:幸修司、高田亮主題歌:マキシマム ザ ホルモンPG12
2024年01月13日山崎賢人主演実写映画『ゴールデンカムイ』のオフショットが、アシリパ役・山田杏奈の公式Xにて公開された。本作は、2014年より「週刊ヤングジャンプ」(集英社)にてスタートし、約8年に及ぶ連載を終了した野田サトルによる漫画「ゴールデンカムイ」の実写映画化。今回公開された写真は、主人公の元陸軍兵・杉元佐一役の山崎さんと、杉元を助けたことから相棒として旅をすることになるアイヌの少女・アシリパ役の山田さんのキュートな2ショット。コメント欄には、「めっちゃ沿ってる」、「ずっと見てられる」、「何だこのかわい子ちゃんたちは!!!!」、「かわいいお二人に癒されます!」、「さすが相棒息ぴったり」などとファンからたくさんの“かわいい”の声が寄せられている。『ゴールデンカムイ』は1月19日(金)より公開。※アシリパの「リ」は小文字が正式表記※山崎賢人の「崎」は正しくは「たつさき」(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールデンカムイ 2024年1月19日より全国にて公開©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2024年01月11日山崎賢人、山田杏奈、眞栄田郷敦、矢本悠馬、玉木宏、舘ひろしらが出演する実写映画『ゴールデンカムイ』に、新キャストとして子役・永尾柚乃(ながお・ゆの)の出演が明らかになり、キャラクタービジュアルも公開された。「ブラッシュアップライフ」で主人公の保育園時代を演じ話題になった永尾さん。今回演じるのは、アシリパ(山田さん)の従妹であり、その健気な姿から原作ファンの人気を密かに集めるアイヌの少女・オソマ。このオソマという名前は、アイヌ語で「うんこ」や「うんこをする」という意味で、アイヌでは赤ん坊に病魔が近寄らないようにあえて汚い幼名を付け、魔除けをする風習があり、身体が弱かったオソマは、本名もオソマと名付けられた。口琴と呼ばれるアイヌの伝統楽器「ムックリ」(紐を引っ張って弁を振動させ口で響かせる竹製の楽器)を弾くのが大好きで、アシリパのチセ(家)に訪れた杉元(山崎さん)を歓迎する。永尾柚乃永尾さんは「オソマという名前の意味を知った時は驚いたのですが、オソマちゃんを演じてみて今ではとても気に入っています!」と言い、「山崎さんとあやとりをしたり、山田さんと好きな食べ物のお話をしたりして楽しかったです!」と撮影の様子も明かした。『ゴールデンカムイ』は1月19日(金)より全国にて公開。※アシリパの「リ」は小文字が正式表記※山崎賢人の「崎」は正しくは「たつさき」(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールデンカムイ 2024年1月19日より全国にて公開©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2024年01月05日12月29日(金)、30日(土)、31日(日) の全国映画動員ランキングは、『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』が先週に引き続き1位の座を守った。また、2位、3位、4位も先週と変わらず、『ウィッシュ』『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』が順位をキープしている。公開3週目の『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』が7位から5位へ、公開9週目の『ゴジラ-1.0』が8位から6位へとそれぞれ2ランクアップとなった。以降の順位も今週は多少の入れ替わりはあるものの、総じて先週からは変化の少ないランキングとなり、新作のランクインは無かった。今週は『エクスペンダブルズ ニューブラッド』『名探偵コナン vs. 怪盗キッド』『シャクラ』『コンクリート・ユートピア』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』2位『ウィッシュ』3位『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』4位『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』5位『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』6位『ゴジラ-1.0』7位『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』8位『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』9位『仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ 最強ケミー★ガッチャ大作戦』10位『PERFECT DAYS』
2024年01月04日スティーヴン・スピルバーグの名作をミュージカルとして映画化した『カラーパープル』より、日本版ポスターが解禁された。本作は、スピルバーグをはじめ、オリジナル版で映画初出演にしてアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたオプラ・ウィンフリー、オリジナル版でアカデミー賞作曲賞と歌曲賞にノミネートされたクインシー・ジョーンズらがプロデューサーを務め、新鋭ブリッツ・バザウーレ監督が、《希望》と《自己肯定感》を求める女性たちの姿をエモーショナルにとらえ、圧巻の歌声が観る者の心を奮い立たせる力強いミュージカル。オリジナル版でソフィアを演じ、今回製作を担当したオプラ・ウィンフリーが、スピルバーグに再映画化を持ち掛けると、彼は快諾したという。「女性たちが声をあげる機運の盛り上がりを象徴するMeToo運動が起きている今が、そのときだ、とスティーブンは悟ったんです」。こうして、スピルバーグも製作に加わり、オリジナル作品からブロードウェイでの大ヒットを受けて、新たな『カラーパープル』の企画は進められた。この度初披露されたのは、完成したばかりの日本版ポスター。「最愛の妹と、自由を奪われたセリー。運命の出会いが今、彼女を立ち上がらせる」のキャッチに、第81回ゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネートされたファンテイジア・バリーノ演じる主人公セリー(右上)と、タラジ・P・ヘンソンが演じる、彼女の運命を変える歌姫のシュグ(左)、そして、ゴールデングローブ賞助演女優賞ノミネートのダニエル・ブルックスが演じる支配的な男性にも屈しないソフィア(中央下部)、3人のヒロインたちが配され、未来に向かって瞳を輝かせている姿が印象的だ。父と夫に支配され、最愛の妹と生き別れた主人公セリーが、不遇な日々を送る中でもユーモアと希望を失わず、不屈の精神で人生を変えていく物語。型破りな女性たちと出会いを通して自分の価値に気づき、自らが輝く場所を見つけていく本作に期待が高まる。『カラーパープル』は2024年2月9日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年01月01日映画『悪魔のシスター デジタルリマスター版』が、2024年1月19日(金)より、シネマート新宿ほか全国順次公開される。巨匠ブライアン・デ・パルマ初期の傑作『悪魔のシスター』ハリウッドを代表する鬼才監督、ブライアン・デ・パルマ。『ファントム・オブ・パラダイス』『キャリー』『スカーフェイス』『アンタッチャブル』『ミッション:インポッシブル』シリーズ第1作目などを手掛け、ジャンルにとらわれない数々の傑作を生みだしてきた。スティーヴン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシらとは同世代で、彼らと同じくエンタテインメント大作を手掛けながらも、どこか変態的で偏執的ともいえるテーマを華麗な映像テクニックで表現することに長けた人物だ。愛や猛烈な悲哀をはらんだ物語は、時に酷評されつつも世代を超えて愛され続けている。『悪魔のシスター』が初のデジタルリマスター版で上映そんなブライアン・デ・パルマの日本デビュー作にして初期の傑作『悪魔のシスター』が、初のデジタルリマスター版で上映されることに。『悪魔のシスター』は、ニューヨークのスタテン島の住宅街に建つマンションの一室で起きた殺人事件に絡む、ある女性の衝撃的な過去を描いた悪夢的サイコスリラーだ。映画『悪魔のシスター』は、サスペンスフルな演出と映像技術も魅力のひとつ。モノクロ映像が入り混じる映像からは、なんともいえない異常な恐ろしさが感じられる。作中では、ジェニファー・ソルトが演じる新聞記者が結合双生児の姉妹の謎を追いかけながら、流血と疑惑と恐怖が渦巻く世界へと突き進んでいく。映画『悪魔のシスター』あらすじモデルのダニエルは、テレビ番組のエキストラ役をきっかけに知り合った青年と一夜を過ごす。翌日、向かいのアパートに住む女性記者グレースは、青年がダニエルの部屋で惨殺されるのを目撃。独自に調査を開始したグレースは、ダニエルには実は妹がいて、結合双生児として生まれていたことを知るのだったが、それは本当の恐怖に飲み込まれる一歩だった…。【作品詳細】映画『悪魔のシスター デジタルリマスター版』公開日:2024年1月19日(金)監督・脚本:ブライアン・デ・パルマ撮影:グレゴリー・サンダー音楽:バーナード・ハーマン製作:エドワード・R・プレスマン出演:マーゴット・キダー、ジェニファー・ソルト、チャールズ・ダーニング、ウィリアム・フィンレイ、ライスル・ウィルソン原題:Sisters
2023年12月31日アンドレイ・タルコフスキーが監督を務めた映画『ノスタルジア 4K 修復版』が、2024年1月26日(金)よりBunkamura ル・シネマ 渋谷宮下ほか全国の劇場にて順次公開される。旧ソ連映画界の巨匠、アンドレイ・タルコフスキーアンドレイ・タルコフスキーは、旧ソ連映画界の巨匠にして不世出の映画作家。54年という短命な生涯の中で全8作品の劇映画を世に送り出し、今もなお映画人やアーティスト達に影響を与え続けている。1962年の長編1作目『僕の村は戦場だった』ではヴェネチア国際映画祭でサン・マルコ金獅子賞等を受賞。1967年にはロシアの伝説的な画家を描いた『アンドレイ・ルブリョフ』を完成させたが、歴史解釈を巡りソ連当局の激しい批判を受け、5年間の上映禁止に。一方で同作品はカンヌ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞し、高い評価を得た。さらに、『惑星ソラリス』『鏡』『ストーカー』といった作品でも唯一無二の映像世界を展開し、世界的な映画監督としての評価を確立した。祖国を出たタルコフスキーが描く『ノスタルジア』しかし、依然としてソ連国内の厳しい検閲にさらされていたことからアンドレイ・タルコフスキーはソ連を出国。タルコフスキーが初めてソ連国外であるイタリアで製作したのが、長編6作目の『ノスタルジア』だ。タルコフスキーは『ノスタルジア』について、「祖国を離れたロシア人特有の精神状態=ノスタルジアを描きたかった」と話していたという。タルコフスキーが3年半を費やして“郷愁”を表現した映画『ノスタルジア』は、陰影に富んだ映像と繊細な音響により、空間、時間、そして人間の葛藤を映し出す作品だ。中世からルネサンス期のフレスコ絵画と近代美術が一体化したかのような、洗練された映像に、アンドレイ・タルコフスキーの父であるアルセーニイ・タルコフスキーの詩、ヴェルディの「レクイエム」やベートーヴェンの「第九交響曲」、ロシアの民族音楽といった音楽が重なり、タルコフスキーの“詩的宇宙”を描き出す。なお、『ノスタルジア』は1983 年カンヌ国際映画祭で「この映画の創造に対する特別大賞」「国際映画批評家連盟賞」「エキュメニック審査員賞」を受賞し、3冠に輝いた。映画『ノスタルジア 4K 修復版』ではより精細な映像に映画『ノスタルジア 4K 修復版』では、より精細な映像で蘇った『ノスタルジア』を楽しめる。祖国を思うタルコフスキーが生み出した絵画的な映像美はもちろんのこと、劇中で印象的なカメラの横移動や長回しショットにも注目だ。映画『ノスタルジア』あらすじイタリア中部トスカーナ地方、朝露にけむる田園風景に男と女が到着する。モスクワから来た詩人アンドレイ・ゴルチャコフと通訳のエウジュニア。ふたりは、ロシアの音楽家パヴェル・サスノフスキーの足跡を辿っていた。18 世紀にイタリアを放浪し、農奴制が敷かれた故国に戻り自死したサスノフスキーを追う旅。その旅も終りに近づく中、アンドレイは病に冒されていた。古の温泉地バーニョ・ヴィニョーニで、世界の終末が訪れたと信じるドメニコという男と出会う。やがてアンドレイは、世界の救済を求めていく 。【詳細】映画『ノスタルジア 4K 修復版』公開日:2024年1月26日(金)監督:アンドレイ・タルコフスキー脚本:アンドレイ・タルコフスキー、トニ一ノ・グエッラ撮影監督:ジュゼッペ・ランチ出演:オレーグ・ヤンコフスキー、エルランド・ヨセフソン、ドミツィアナ・ジョルダーノ原題:NOSTALGHIA
2023年12月31日サイゲームズ(Cygames)が展開するゲーム「ウマ娘」がアニメ映画化。劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』が、2024年5月24日(金)に公開される。ゲームで人気の「ウマ娘」が初のアニメ映画化累計1,900万ダウンロードを突破したゲームを中心に、アニメや音楽、コミカライズなど、様々なジャンルで人気を博しているサイゲームズの『ウマ娘 プリティダービー』。実在する競走馬の名前と魂を受け継ぎ、“尻尾と耳”、“超人的な走力”を誇る「ウマ娘」たちが、仲間やトレーナーと共に学園生活を送りながら、出場する「ウマ娘」たちが苛烈なレースを繰り広げる国民的人気スポーツエンターテイメントの「トゥインクル・シリーズ」制覇を目指す世界が舞台となっている。なお「トゥインクル・シリーズ」のレース後は、ファンと喜びを分かちあう「ウイニングライブ」が開催されるのも見どころのひとつ。レースに勝利した「ウマ娘」には、センターに立つ権利も与えられるため、「ウマ娘」の多くは「トゥインクル・シリーズ」で活躍することを夢見ている。ジャングルポケットが主役に今回、そんな『ウマ娘 プリティダービー』が初の映画化。劇場版『ウマ娘 プリティダービー 新時代の扉』では、2000年代前期に活躍し、21世紀最初のダービーとなった競走馬がモデルのジャングルポケットが主役だ。最強を目指し、熱き戦いに向かう強い意志が感じられるキャラクターとなっている。ちなみに、これまで放送されてきたTVアニメでは、スペシャルウィークやサイレンススズカ、トウカイテイオー、キタサンブラックなど、一時代を築いた競走馬をモチーフとしたキャラクターが主役を務めてきた。登場キャラクター主人公・ジャングルポケット…藤本侑里走りで最強を目指すと豪語する。「トゥインクル・シリーズ」でのフジキセキの走りに衝撃を受け、レースの世界に飛び込む。アグネスタキオン…上坂すみれジャングルポケットと同世代のライバル。一見掴みどころがないように見えながら、全てを懸けて自分の持つ 可能性に純粋に喰らい付いてゆく。2000年代前半に活躍し、圧倒的な強さで無敗のまま皐月賞を制するも、怪我のため早期引退した競走馬がモチーフ。「幻の三冠馬」とも呼ばれていた。マンハッタンカフェ…小倉唯ジャングルポケットと同世代のライバル。2000年代前期に活躍し、菊花賞や有馬記念などで優秀な成績を残した競走馬がモチーフとなっている。ダンツフレーム…福嶋晴菜テイエムオペラオー…徳井青空フジキセキ…松井恵理子ナリタトップロード…中村カンナメイショウドトウ…和多田美咲タナベトレーナー…緒方賢一ルー…櫻井みゆきシマ…伊駒ゆりえメイ…仁見紗綾泉本奈々(実況)…本泉莉奈劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』あらすじレースの世界に飛び込むことを決めたジャングルポケット。トレーナーと共にデビューを果たし、一生に一度しか走れない栄誉あるクラシック三冠レースに挑む。しかしそこに立ちふさがったのは、アグネスタキオンやマンハッタンカフェといった同世代のライバルたちだった。新時代の扉を開く熱き戦いが、いま始まる。【作品詳細】劇場版『ウマ娘 プリティダービー 新時代の扉』公開日:2024年5月24日(金)監督:山本健シナリオディレクター・ストーリー構成:小針哲也脚本:吉村清子※吉村清子の「吉」はつちよし。出演:藤本侑里、上坂すみれ、小倉唯、福嶋晴菜、徳井青空、松井恵理子、中村カンナ、和多田美咲、緒方賢一、櫻井みゆき、伊駒ゆりえ、仁見紗綾、本泉莉奈キャラクターデザイン・総作画監督:山崎淳アニメーション制作:サイゲームズ ピクチャーズ(CygamesPictures)配給:東宝原作:サイゲームズ
2023年12月31日実写映画『ゴールデンカムイ』の新たな映像“ストーリー篇”が公開された。本作は、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)にて連載された野田サトルによるベストセラー漫画の実写映画化。主人公の元陸軍兵・杉元佐一を山崎賢人、相棒として旅をすることになるアイヌの少女・アシリパを山田杏奈が演じるほか、眞栄田郷敦、矢本悠馬、工藤阿須加、柳俊太郎、玉木宏、舘ひろし、高畑充希ら豪華キャストが発表されている。今回東宝MOVIEチャンネルにて公開されたのは、ストーリーにフォーカスをあてた作品紹介映像。キャストインタビューも収録されたこの映像が公開されると、「ヒグマのCGがリアルでスゴイ!!」、「情報が解禁されてく度に期待度が増していく!!絶対に劇場でみる!!めちゃめちゃ楽しみ!!!!」、「次々公開されてく予告などを見てたらすっかり楽しみになってきた!」、「グルメシーン、はよ見たい~!」、「早く観たいです」、「楽しみ~~~2作目3作目と続いてくれるといいな」、「アクションも素晴らしいけどアシリパさんのヒンナするシーンを実写で見られて嬉しい」などと、公開に期待を寄せるコメントが多くみられる。ストーリー篇のほかにも、メイキング篇やキャラクター篇が公開中だ。『ゴールデンカムイ』は2024年1月19日(金)より公開。※アシリパの「リ」は小文字が正式表記※山崎賢人の「崎」は正しくは「たつさき」(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールデンカムイ 2024年1月19日より全国にて公開©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2023年12月28日スティーブン・スピルバーグが製作を務めるミュージカル映画『カラーパープル』が来年2月9日(金) から公開になる。本作は小説を基に映画化、舞台化されてきた傑作で、長年にわたって多く人から熱烈な支持を集め、鑑賞者の人生に多大な影響を与えてきた。本作の製作を務めるオプラ・ウィンフリーはこう宣言する。「この小説は、女性の地位向上を目指すナショナル・アンセム(国歌)のひとつです」『カラーパープル』特報本作の原作は、アリス・ウォーカーが1983年に発表した同名小説だ。主人公は16歳の女性セリー。彼女は名前も知らない男性のもとに嫁がされ、夫の暴力に耐えながら過酷な日々をおくることになる。さらに愛する妹は夫に追い出され、絶望の中、アフリカにわたる。主人公の一人称で綴られる日常、絶望、そして葛藤。彼女は差別や暴力の中で自ら自由を勝ち取ろうとする。黒人の問題だけでなく、社会における暴力、家庭内での女性の立場、若い女性の成長と葛藤、神の問題まで描きこんだ小説は圧倒的な支持を集め、ピューリッツァー賞に輝いた。すぐさま映画化が持ち上がり、マイケル・ジャクソンのプロデュースでも知られる音楽家クインシー・ジョーンズらが製作を、当時『ジョーズ』や『E.T.』を大ヒットさせ注目を集めていたスピルバーグが監督を務め、1985年に映画『カラーパープル』が公開。日本では翌年の9月に公開された。映画は第58回アカデミー賞で作品賞を含む10部門にノミネート(助演女優賞ではオプラ・ウィンフリーとマーガレット・エイヴリーが同時ノミネート)。受賞はなかったが、原作者のウォーカーが見出した主演女優のウーピー・ゴールドバーグはその後、スターの道を歩み出し、スピルバーグは本作に続いて『太陽の帝国』『オールウェイズ』を発表。娯楽超大作と重厚な作品を時に交互に、時に並行して製作するスタイルが始まり、『ジュラシック・パーク』と『シンドラーのリスト』が同じ1993年に発表された。ウーピー・ゴールドバーグが主演した1985年のスピルバーグ版『カラーパープル』本作が描くのは単にシリアスな物語ではない。観る者の心を鷲掴みにし、時に勇気づけ、時に前に進む力を与えてくれる物語だ。本作で映画デビューを飾ったオプラ・ウィンフリーは、この物語に新たな命を吹き込むべくミュージカル『カラーパープル』のプロダクションに着手。2005年にブロードウェイで初演され、2015年にもリバイバル公演が行われた。この舞台版の物語、音楽、エネルギーに磨きをかけ、スクリーンに描き出すのが、間もなく公開になる2023年製作の映画『カラーパープル』だ。本作ではウィンフリー、スピルバーグ、そしてジョーンズらが製作陣として名を連ね、新鋭ブリッツ・バザウーレが監督を務めている。2023年版『カラーパープル』に製作総指揮として名を連ねるオプラ・ウィンフリーとスピルバーグこの世界には繰り返し、映画化、リメイクされる物語がある。そこには時を超えて人々を魅了するドラマや、キャラクターがいる。『カラーパープル』にも、時代を経ても色褪せないドラマが宿っている。ウィンフリーが語るとおり、本作は観客の心にいつも宿っている“ナショナル・アンセム(国歌)”のようなパワーがあるのだ。2024年、映画館で再び多くの人の人生を変えた国家が鳴り響く。今回はミュージカル版だ。そのメロディと力強い歌声はさらに多くの人の心を捉え、その人生に影響を与えることになるだろう。<作品情報>『カラーパープル』2024年2月9日(金)公開(C)2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.Photo:AFLO<リリース情報>『カラーパープル』日本語吹替音声追加収録版 <4K ULTRA HD & ブルーレイセット>(2枚組)2024年1月24日(水) リリース価格:7,480円(税込)発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント(c)1985 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
2023年12月26日2024年3月29日(金) 公開の映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』の日本版ティザービジュアルが公開された。シリーズ最新作となる本作の舞台は、太陽が降り注ぐ真夏のニューヨーク。猛暑のビーチで老若男女が海水浴を楽しむ中、海の向こう側から突如として巨大な氷柱が大量に出現。悲鳴を上げながら逃げ惑う人々をよそにその勢いはとどまらず、一瞬にしてニューヨークの街は氷河期さながらの氷の世界となる。日々ゴーストバスターズとしてニューヨークの人々をゴーストから守っているスペングラー家は、その元凶が全てを一瞬で凍らせる“デス・チル”のパワーを持つ“史上最強ゴースト”であることを突き止めるが……。今回公開されたのは、真夏のニューヨークの街が鋭くとがった氷柱に覆われている衝撃的なビジュアル。この緊急事態を救うべく、アイコニックな愛車「ECTO-1(エクト1)」で駆け付けたゴーストバスターズの前に立ちはだかるのは、全てを氷結させる史上最強のゴーストたち。ニューヨークの観光名所、エンパイア・ステート・ビルディングまでも氷の渦に巻き込み、驚異的なパワーで世界を恐怖に突き落す様子が描かれている。<作品情報>『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』2024年3月29日(金) 公開公式サイト:
2023年12月20日菅田将暉が新曲「谺する」を発表。映画『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』の主題歌となる。菅田将暉の新曲「谺する」新曲の「谺する」は、2024年1月26日(金)公開の映画『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』の主題歌として、バンドメンバーのタイヘイ(Dr.)と共に書き下ろした楽曲だ。菅田は2021年に地上波で放送された「君と世界が終わる日に」Season1で主題歌「星を仰ぐ」を担当。3年の月日を経て、劇場版で再び主題歌を担当することとなる。映画『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』主題歌に“これまでシリーズを背負ってきた響ないしは竹内の集大成に贈る歌になるように作ってほしい”という製作陣からの依頼を受けた菅田は、その想いをダイナミックなギターサウンドがメインのアップテンポな楽曲として表現した。主題歌・菅田将暉 コメントどうしようもない悲しみが降り注ぎ、涙、鼻水、血液、乾く暇もなく何度も地面に叩きつけられては、それでも生きていくしかない主人公“間宮響"。そのバイタリティの根源にある"果てしない愛情"に対し、その想いが世界中に谺してくれという願いと共に、強く抱きしめたい気持ちにかられ主題歌を作りました。どうか、映画と共にスクリーンから飛び出して、心という心に降り注いでくれ。作品情報菅田将暉 新曲「谺する」※『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』主題歌リリース日:未定作詞・作曲:菅田将暉、タイヘイ編曲:タイヘイ
2023年12月08日先月、任天堂よりゲーム「ゼルダの伝説」の実写版映画を製作することが発表された。ゲーム・映画ファンは「『ロード・オブ・ザ・リング』のような作品になるのかな?」と予想する人もいたが、監督のウェス・ボールは違うビジョンを描いているようだ。「この素晴らしいファンタジー・アクション映画は、『ロード・オブ・ザ・リング』とは異なります。独自のものなのです。これまで言ってきたことですが、私は実写版の宮崎駿作品が観たい。彼が生み出す不思議なものや斬新さ、そういうものを観たいんです」と「Entertainment Weekly」誌に語った。「すごいことになりそうです。私の人生はここにつながっていたんだなと。私はゼルダで育ってきたし、ゼルダは最重要な財産です。言わば手付かずのIP(知的財産権)ではないでしょうか。だから、私たちは一生懸命取り組んでいます。ただできるから、やろうというわけではないんです。本当に特別なものを作りたい」と続けた。ボール監督のコメントに、映画ファンやジブリファンはやや辛口な反応だ。「素晴らしい考え。でも観るまでは信じられない」「なるほど。いまのところはいい感じ。でもボール監督は発言に気を付けたほうがいいかも。自らハードルを上げているし、ファンをかなり期待させたよ」などのコメントを寄せている。(賀来比呂美)
2023年12月06日黒柳徹子の幼少期を描いた不朽の名作を、色彩豊かな世界観でアニメーション映画にした『窓ぎわのトットちゃん』から、これまで実写版ドラマや映画で“トットちゃん”を演じてきた斉藤由貴・満島ひかり・清野菜名が、本作の感想や黒柳さんの印象などを語った<レビュートーク映像>が解禁された。黒柳さんがいまから約80年前、第二次世界大戦が終わる少し前の激動の時代を背景に、自身の幼少期を自伝的に描いた「窓ぎわのトットちゃん」が、この冬、アニメーションで初の映画化。これまでには様々な実力派女優陣が黒柳さんの実写版を演じてきた。黒柳さんがNHKの放送劇団に入団して以降、テレビ草創期の現場でのドタバタに巻き込まれつつ、失敗を乗りこえながら唯一無二の女優へと成長していく様子を描いた斉藤由貴主演の映画『トットチャンネル』(1987年/東宝配給)。NHKの専属テレビ女優第1号として活動を開始してからニューヨークへの留学、「徹子の部屋」「ザ・ベストテン」など数々の伝説的なテレビ番組の司会を務め、テレビと共に歩み続けた時代に焦点を当てた満島ひかり主演のドラマ「トットてれび」(2016年/NHK)。父・守綱と母・朝の出会いや弟・愛犬との絆、太平洋戦争を経て描かれる黒柳家の物語、さらに黒柳さん自身の恋模様などにも触れた清野菜名主演のドラマ「トットちゃん!」(2017年/テレビ朝日)。当時、その再現の高さと熱演で注目を集めた歴代のトットちゃん3名が、本作を観賞した。「まず思ったことは画の愛らしさ。色の繊細さみたいなものに触れて気づかされる、そんな楽しみ方もあるのかなとすごく感じる。今のこどもたちに一番いいことは『そのままでいいんだよ』と言われることだと思う。それを体現しているのが徹子さん。『あなたはそのままでいい』というメッセージをもの凄く美しく、愛らしく、明るく伝えてくれる映画だと思う」と語る斉藤さん。満島さんは、「よく話の中で日常の小さなところに奇跡が宿るという話を文字や言葉では言うけれど、そのことを徹子さんの生きている姿から本当に感じる。それがアニメーションの画でも、りりあなちゃんの声でも描かれていて、大好きでした!私もトットちゃんが出会った素敵な大人たちのようになりたいなと思う」と話す。「徹子さんにしか分からなかった頭の中の世界観を、私たちもアニメーションを通して観れるということがとても贅沢。心が綺麗になった気がした。自分がつまずいた時やモヤモヤした時にこの作品を観たら、トットちゃんの明るさや自由さに救われて、自分に考えを考え直せそうな気がした」と清野さんが語り、全員が絶賛。さらに、黒柳さんについては「私も徹子さんと同じで小さい頃にスパイになりたかった!他にも合う部分があって、運命をすごく感じる」と清野さん。「自分の大好きな世界の見方をしている。ハッピーの達人!たくさん愛された記憶があるから寂しくないというお話がすごく印象的」と満島さんも語り、黒柳さんへのリスペクトが溢れる。また、斉藤さんは「とっても素敵に大切に演じて下さったのが伝わってきたから、私もとても大切にしているものを由貴ちゃんにプレゼントしたいと思って」と、「(身に着けている指輪を見ながら)この指輪をプレゼントしてくださった!」と笑顔を浮かべ心温まるエピソードを披露した。各作品でトットちゃんを熱演し、誰よりも心で黒柳さんを感じとってきた3名の溢れる想いに注目だ。『窓ぎわのトットちゃん』は2023年12月8日(金)より全国東宝系にて放送。(シネマカフェ編集部)■関連作品:窓ぎわのトットちゃん 2023年12月8日より全国東宝系にて公開© 黒柳徹子/2023映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会
2023年12月01日人気コミック『からかい上手の高木さん』が実写映画化。永野芽郁主演、高橋文哉共演で2024年5月31日(金)より公開される。人気コミック『からかい上手の高木さん』実写映画化『からかい上手の高木さん』は、山本崇一朗による人気コミック。女子中学生の高木さんと、彼女の隣の席になり、何かとからかわれてしまう男子中学生・西片の2人の“からかい”をめぐる日常を描いた作品だ。シリーズ累計発行部数は1,200万部を突破し、これまでにTVアニメ化、アニメ映画化されている。舞台は中学生時代から10年後そんな話題作『からかい上手の高木さん』の実写映画化が実現。映画『からかい上手の高木さん』では、舞台を漫画で描かれている中学生時代から10年後に移した、オリジナルストーリーが描かれる。中学生時代は「からかい」「からかわれる」という2人の関係がずっと続くと思っていたものの、とある理由で高木さんが島を離れることになり、内に秘めた相手への想いを伝えることができないまま、離ればなれに。そこから10 年の月日が経った頃、島で二人が再会するところから物語が始まる。主演・永野芽郁×共演・高橋文哉主演の高木さん役を担当するのは、映画『マイ・ブロークン・マリコ』や『母性』などで怪演を魅せた演技派女優・永野芽郁。高木さんにいつもからかわれ、からかい返そうとするも失敗ばかりしていた西片役は、ドラマ「フェルマーの料理」でW主演を務めている高橋文哉が演じる。高木さん…永野芽郁中学時代、隣の席になった男の子・西片をからかっていた女の子。教育実習生として母校へ帰ってくる。西片…高橋文哉高木さんにいつもからかわれ、からかい返そうとするも失敗ばかりしていた日々から10 年を経て、現在は母校で体育教師として勤務している。監督は今泉力哉メガホンを取るのは、『愛がなんだ』、『街の上で』、『ちひろさん』、『アンダーカレント』など数々の作品を手掛けてきた今泉力哉。新世代の恋愛映画の名手として名高い今泉が話題作の10年後を舞台にした映画『からかい上手の高木さん』を届ける。映画『からかい上手の高木さん』あらすじとある島の中学校。隣の席になった女の子・高木さんに、何かとからかわれてしまう男の子・西片は、どうにかしてからかい返そうと策を練るも、いつも見透かされてしまい失敗していた。そんな毎日を過ごしていた二人だったが、ある日離ればなれになってしまう。それから10年を経て、高木さんが島に帰ってきた。母校で体育教師として奮闘する西片の前に、教育実習生として突然現れた高木さん。10年ぶりに再会した二人の、止まっていた時間と、止まっていた「からかい」の日々が、再び動き出す。【作品詳細】映画『からかい上手の高木さん』公開日:2024年5月31日(金)出演:永野芽郁、高橋文哉原作:山本崇一朗「からかい上手の高木さん」(小学館「ゲッサン少年サンデーコミックス」刊)監督:今泉力哉脚本:金沢知樹、萩森淳、今泉力哉音楽:大間々昂配給:東宝©2024映画『からかい上手の高木さん』製作委員会©山本崇一朗/小学館
2023年12月01日’24年1月19日に公開予定の映画『ゴールデンカムイ』。漫画家・野田サトル氏による同名コミックを原作とし、明治後期の北海道を舞台に莫大な埋蔵金の争奪バトルを繰り広げるストーリーだ。主人公・杉元佐一役を山崎賢人(29)が、アシリパ役を山田杏奈(22)が演じるほか、鶴見篤四郎役を玉木宏(43)、土方歳三役を舘ひろし(73)が務めるなど錚々たる俳優陣が脇を固めている。続々とキャストや予告動画が解禁されるなか、11月6日には厳選された場面カットも公式サイトで一挙公開。雪原で佇む杉元とアシリパの姿などがおさめられており、衣装が綺麗な状態で写っているものもいくつかあった。しかし、原作ファンの中にはこの衣装の綺麗さに“リアリティに欠けている”と感じた人もいるようで……。一部SNSではこんな声が上がっている。《実写版金カム、俳優もアクションもいい感じなのに「メイクや衣装が綺麗すぎる」って点だけで期待値6割くらい持っていかれてる》《金カムの実写のキャスティング不安だったけど、今度は衣装が新品すぎて胡散臭そうで違う方向に不安になってるよ》《実写ゴールデンカムイ、面白そうなんだけどやっぱり普段から着てない感バリバリの小綺麗な衣装が気になる。汚したり皺つけたり出来なかったんだろうか》《実写版ゴールデンカムイ頑張ってるようで衣装がいつもの新品コスプレでガン萎えなんだよな》だがそのいっぽうで、他の作品を例に挙げて理解を示す声も。《首見て思ったんだけど、どうする家康とかゴールデンカムイとか、衣装がある程度綺麗じゃないと今度は泥やら垢やらで汚れてるのに血で汚れていないのが物凄く不自然になり、血を描写するとなるとR指定がかかるので、綺麗な衣装はなるべくみんなが見れるようにっていう配慮なのかもしれないな…》《ゴールデンカムイの衣装の件、確かに新品感は目立つけど、その時代の縫い方とパーツで一から作ったっていう点はめちゃくちゃ良いと思いました!》累計発行部数は2500万部を突破し、アニメ化もされた超人気漫画の『ゴールデンカムイ』。それゆえ実写化決定時から、誰がキャストに起用されるか注目を集めていた。「今年8月にキャストが解禁され、ファンの間ではおおむね“イメージ通り”との反響でした。ただ杉元役の山崎さんは、数々の名作漫画の実写映画化で主演を務めてきたため賛否を呼ぶことに。ですが公開されたティザービジュアルには、再現度の高さを称える声が多数上がっていました。時代背景や戦闘シーンが多いことから、衣服に汚れなどがついている方がリアリティを感じることができるでしょう。しかし激しい残酷描写が目立つと、鑑賞年齢を制限するR指定を受けてしまう可能性も。また俳優たちが身に纏う衣装には、作者の野田さんの思いが込められているようです。本映画は9月にXの公式アカウントで、《#アシリパの衣装は #野田サトル先生から 「原作ではこのようにしているが、 実写ではこうして欲しい」といった提案も》と明かしていました。アシリパの鉢巻きや手甲も、アイヌ工芸家の方が刺繡を施しているそうです。リアリティの追求よりも、少しでも多くの人にアイヌ文化や歴史に触れてもらいたいとの思いがあるのかもしれません」(映画ライター)公開まで残すところあと1カ月半あまり。衣装にまで注目が集まるのは、多くのファンが期待しているということだろう。
2023年12月01日永野芽郁と高橋文哉が初共演する実写映画『からかい上手の高木さん』が、来年5月31日(金)に公開されることが決定した。山本崇一朗による人気コミック「からかい上手の高木さん」は、隣の席になった女の子・高木さんに、何かとからかわれる男の子・西片、2人の日常を描く物語。シリーズ累計発行部数1,200万部を突破し、TVアニメ化&アニメ映画化が話題に。また先日、TBS系にて実写ドラマの放送も発表された。今回映画の舞台となるのは、中学生時代から10年後。オリジナルストーリーとなる。そんな10年後の高木さんと西片を演じるのは、主演ドラマ「君が心をくれたから」の放送を控える永野芽郁と、現在「フェルマーの料理」でW主演を務めている高橋文哉。西片のことをからかっていた高木さんは、教育実習生として母校へ。高木さんにいつもからかわれ、からかい返そうとするも失敗ばかりしていた西片は、大人になり母校で体育教師をしている。香川県小豆島で全編撮影が行われた今作。原作やアニメを見ていたという永野さんは「『からかい上手の高木さん』の世界に入ることができてとても嬉しいです。小豆島には島の至る所に高木さんが描かれていて、作品への愛を感じながらのびのびと楽しく演じさせていただきました」と話す。高橋さんとの共演については、「高橋さんとは初共演で、凄く真摯に西片という役と作品に向き合われる方だな、という印象だったんですが、段々と役の仲の良さも深まっていく毎に、私たちも高木さんと西片のようにからかい・からかわれるっていう関係性が出来てきて(笑)ちょっとどこかで姉弟っぽさもありながら過ごせた気がします」とコメント。高橋さんは「これまであまりからかわれてこなかったのですが、撮影の期間を通して永野さんにからかわれながら、変な居心地の悪さみたいなものが心地よくて、西片と通ずるものがあるなと感じています(笑)」とふり返り、「原作の10年後を演じさせて頂いているのですが、シーンひとつひとつに二人の関係性やキャラクターなど素敵なところが詰まっていて、皆さまのご期待を裏切らない作品になっていると思います」と語っている。監督は、実写ドラマ版も手掛ける今泉力哉。「これ以上ないキャスト」だと言い、「永野さんはとにかく明るくて素直で場が華やぐ方。高橋さんはまっすぐで本当にいい方。そしてふたりとも芝居に関してとても真面目で、実は不器用で、似たところもあって。高木さんの、朗らかさとその中にある照れや本音の部分。西片の、実はあなたがヒロインなのですか、という可愛らしさ。ふたりが演じることでしか生まれなかった空気をいっぱい取り込んだ映画がまもなく完成します」とメッセージを寄せている。『からかい上手の高木さん』は2024年5月31日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:からかい上手の高木さん(2024) 2024年5月31日より全国にて公開©2024映画『からかい上手の高木さん』製作委員会©山本崇一朗/小学館
2023年11月28日シリーズ累計発行部数1,200万部を誇る人気コミック『からかい上手の高木さん』の実写映画が、2024年5月31日(金) に公開されることが決定した。『ゲッサン』2023年11月号をもって連載が終了した山本崇一朗による原作では、中学生の女の子・高木さんと、彼女と隣の席になった男の子・西片の日常が描かれる。今回の実写映画では、“高木さんの聖地”として親しまれている香川県小豆島で全編撮影が行われ、原作の10年後を描くオリジナルストーリーが展開。教育実習生として母校へ帰ってくる主演の高木さんを永野芽郁、母校で体育教師となった西片を高橋文哉が演じる。出演に際し、永野は「お話を頂く前からいち視聴者として原作やアニメを拝見していたので、『からかい上手の高木さん』の世界に入ることができてとても嬉しいです。小豆島には島の至る所に高木さんが描かれていて、作品への愛を感じながらのびのびと楽しく演じさせていただきました」とコメント。高橋は「原作の10年後を演じさせて頂いているのですが、シーンひとつひとつにふたりの関係性やキャラクターなど素敵なところが詰まっていて、皆さまのご期待を裏切らない作品になっていると思います」と作品への期待感を語った。また撮影について、永野は「高橋さんとは初共演で、凄く真摯に西片という役と作品に向き合われる方だな、という印象だったんですが、段々と役の仲の良さも深まっていくごとに、私たちも高木さんと西片のようにからかい・からかわれるっていう関係性が出来てきて(笑)。ちょっとどこかで姉弟っぽさもありながら過ごせた気がします」と振り返った。高橋は「これまであまりからかわれてこなかったのですが、撮影の期間を通して永野さんにからかわれながら、変な居心地の悪さみたいなものが心地よくて、西片と通ずるものがあるなと感じています(笑)」と、初共演でありながらも作中さながら息ピッタリの様子を見せた。メガホンを取ったのは、『愛がなんだ』『街の上で』『ちひろさん』『アンダーカレント』など数々の作品を手がけてきた今泉力哉。「ふたりが演じることでしか生まれなかった空気をいっぱい取り込んだ映画がまもなく完成します。自分の恋愛を思い出したり、照らし合わせたりしながら見てもらえたらしあわせです。恥ずかしい話ですけど、自分で見て泣いちゃいました。お楽しみに」と手応えを明かした。さらに原作者の山本は「実写映画になること、漫画ともアニメともまた違った『高木さん』を観られること、驚きであると同時に非常に嬉しく感じております。小豆島ののんびり美しい風景の中で創り出してくれる“画”がどのようなものになるのか、皆さんと一緒にワクワクしながら待ちたいと思います」とコメントを寄せている。■永野芽郁 コメント全文お話を頂く前からいち視聴者として原作やアニメを拝見していたので、『からかい上手の高木さん』の世界に入ることができてとても嬉しいです。小豆島には島の至る所に高木さんが描かれていて、作品への愛を感じながらのびのびと楽しく演じさせていただきました。高橋さんとは初共演で、凄く真摯に西片という役と作品に向き合われる方だな、という印象だったんですが、段々と役の仲の良さも深まっていくごとに、私たちも高木さんと西片のようにからかい・からかわれるっていう関係性が出来てきて(笑)。ちょっとどこかで姉弟っぽさもありながら過ごせた気がします。自然豊かで穏やかな小豆島で全編撮影できたことによって、きっとスクリーンの中にも穏やかで温かく、観ていて心地の良い映画が出来るのではないかなと思いますので、映画の公開を楽しみにして頂けたら嬉しいです。■高橋文哉 コメント全文以前から原作を存じ上げていたので、お話を頂いたときは凄く嬉しかったですし、西片を演じることができてとても光栄です。これまであまりからかわれてこなかったのですが、撮影の期間を通して永野さんにからかわれながら、変な居心地の悪さみたいなものが心地よくて、西片と通ずるものがあるなと感じています(笑)。原作の10年後を演じさせて頂いているのですが、シーンひとつひとつにふたりの関係性やキャラクターなど素敵なところが詰まっていて、皆さまのご期待を裏切らない作品になっていると思います。僕自身、聖地である小豆島で撮影させて頂けることに凄くワクワクしましたし、撮影している中で実際に原作に描かれている場所や、島の雰囲気に触れられる瞬間が常にあるので、凄く感動しました。公開まで是非楽しみに待っていただけたらなと思います。■今泉力哉監督 コメント全文永野芽郁さんと高橋文哉さん。これ以上ないキャストとともに、夏の小豆島の美しい景色の中(めちゃくちゃ暑かったけど!)、『からかい上手の高木さん』を映画化できたこと、とても嬉しく思っています。永野さんはとにかく明るくて素直で場が華やぐ方。高橋さんはまっすぐで本当にいい方。そしてふたりとも芝居に関してとても真面目で、実は不器用で、似たところもあって。高木さんの、朗らかさとその中にある照れや本音の部分。西片の、実はあなたがヒロインなのですか、という可愛らしさ。ふたりが演じることでしか生まれなかった空気をいっぱい取り込んだ映画がまもなく完成します。自分の恋愛を思い出したり、照らし合わせたりしながら見てもらえたらしあわせです。恥ずかしい話ですけど、自分で見て泣いちゃいました。お楽しみに。■山本崇一朗(原作者) コメント全文実写映画になること、漫画ともアニメともまた違った『高木さん』を観られること、驚きであると同時に非常に嬉しく感じております。永野さん、高橋さんをはじめとする出演者の皆さん、そして今泉監督をはじめとする制作陣の皆さんが、小豆島ののんびり美しい風景の中で創り出してくれる“画”がどのようなものになるのか、皆さんと一緒にワクワクしながら待ちたいと思います。公開が今から本当に楽しみです。<作品情報>映画『からかい上手の高木さん』2024年5月31日(金) 公開公式X:映画『からかい上手の高木さん』製作委員会(C)山本崇一朗/小学館
2023年11月28日映画『戦場のピアニスト 4Kデジタルリマスター版』のプレミア上映が、東京・YEBISU GARDEN CINEMAで開催中の『ポーランド映画祭2023』にて11月26日(日) に実施。ダンスパフォーマンスグループs**t kingzのメンバーであり、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』に出演するなど俳優としても活躍する小栗基裕(Oguri)が登壇した。第二次世界大戦中のポーランド・ワルシャワを奇跡的に生き抜いたひとりのピアニストの実話を基にした『戦場のピアニスト』は、第75回アカデミー賞主要3部門、第55回カンヌ国際映画祭パルムドールなど、世界中で数々の栄誉に輝いた作品。監督を自らも幼い頃クラクフのユダヤ人の強制居住区域であるゲットーで過ごし、母を収容所で亡くしたというロマン・ポランスキー、主演を昨今ではウェス・アンダーソン監督作の常連としても知られるエイドリアン・ブロディが務めた。初の4Kデジタルリマスター版として12月1日(金) から角川有楽町シネマなど全国で公開されるのを前に、ポーランド映画祭で初上映され、多くの映画ファンが集まった。映画が終わった後、小栗は「大きなスクリーンで映画を見ることができて感激です。戦争で壊された街の悲惨さ、壮絶さに言葉を失いました」と挨拶。映画と同じ原作をもとにした舞台『ある都市の死』に出演する小栗は、実際にポーランドにも訪れたとのこと。「ワルシャワの街のあちこちに戦争の記憶や、ゲットーの跡が残っていたり、それから当時の建物もそのまま残されていたりと、歴史を風化させないよう大切に伝えていこうという思いが浮かびました」と、現地を振り返りながらコメントした。また舞台については、「『戦場のピアニスト 4Kデジタルリマスター版』の原作である書籍をもとに、著者、ウワディスワフ・シュピルマンさんのご子息、クリストファーさんから見た父の人生や戦争の傷や記憶、そしてシュピルマンさんを助けたドイツ人将校、ヴィルム・ホーゼンフェルトさんがどのような人間だったのか、どのような思いで生きたのかなど様々な視点から知ることができる物語になっています」と見どころを説明。「原作を読んでから映画を鑑賞すると、ますますひとつひとつのシーンへの理解が深まります」と、昨今新装版が刊行された原作の書籍にも触れた。なお、12月6日(水) から10日(日) に東京・草月ホール、12月12日(火)・13日(水) に大阪・サンケイホールブリーゼで上演される舞台『ある都市の死』は、『戦場のピアニスト』のほか、シュピルマンの長男であるクリストファーの著書と、彼を救ったドイツ軍将校のホーゼンフェルトの手記をもとにした作品。シュピルマン役をs**t kingzの持田将史、そしてジャズピアニストの小曽根真が演じ、小栗は主人公・シュピルマンの息子役や、シュピルマンを窮地から救ったドイツ軍将校など、複数の役を演じる。<作品情報>『戦場のピアニスト 4Kデジタルリマスター版』12月1日(金) 公開公式サイト:<公演情報>舞台『ある都市の死』12月6日(水) ~10日(日) 東京・草月ホール12月12日(火)・13日(水) 大阪・サンケイホールブリーゼチケット情報:公式サイト:
2023年11月27日