アニメ『モノノ怪』が映画化。『劇場版 モノノ怪』として、2024年夏に全国公開される。中村健治のアニメ『モノノ怪』映画化『モノノ怪』は、2007年にフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」にて放送された人気作品。『空中ブランコ』『C 』『つり球』『ガッチャマン クラウズ』といった個性的なアニメを世に送り出してきた、監督・中村健治の原点といえる作品だ。スタイリッシュなキャラクターデザインに、和紙のテクスチャーなどCG処理を組み合わせた斬新な映像で、薬売りの男がモノノ怪に立ち向かう冒険譚を描き出している。豪華絢爛な大奥を舞台にした物語そんな『モノノ怪』が、完全新作の劇場版として映画化。『劇場版 モノノ怪』では、豪華絢爛な大奥を舞台に、主人公である”薬売り”と、華やかな世界に潜む“女の情念”、そしてモノノ怪のストーリーを紡いでいく。主人公・薬売り役に神谷浩史主人公・薬売り役の声優を務めるのは神谷浩史。神出鬼没で謎の多い薬売りをどのように演じるのか、期待が高まる。また、キャラクターデザインは漫画家の永田狐子、アニメーションキャラデザイン・総作画監督は『つり球』『ガッチャマン クラウズ』でも中村健治とタッグを組んできた高橋裕一が担当する。映画『劇場版 モノノ怪』あらすじモノノ怪生まれるところに何処からともなく現れ、モノノ怪を斬り、祓い、そして鎮め、救う謎の男・”薬売り”。此度、薬売りが現れたるは、女たちの情念が渦巻く”大奥”。豪華絢爛で荘厳美麗な世界に潜む”女の情念”と、そこで生まれる”モノノ怪”の正体とは。【詳細】映画『劇場版 モノノ怪』公開時期:2024年夏監督:中村健治〈声の出演〉出演:神谷浩史キャラクターデザイン:永田狐子アニメーションキャラデザイン・総作画監督:高橋裕一美術設定:上遠野洋一美術監督:倉本章、斎藤陽子色彩設計:辻田邦夫ビジュアルディレクター:泉津井陽一3D 監督:白井賢一編集:西山茂音響監督:長崎行男音楽:岩崎琢プロデューサー:佐藤公章、須藤雄樹企画プロデュース:山本幸治
2023年08月07日映像業界向けのビジネスメディア「Branc(ブラン)」にて、「日本実写作品のグローバル展望」をテーマにオフラインイベントが開催される。Branc(ブラン)が運営するオフラインイベント「Dialogue for Brand New Creativity」は映像業界人をゲストに迎え、これからの業界ビジネスについて対話を深めるイベント。第2回となる今回は、『スマホを落としただけなのに』の韓国リメイク版制作を率いたふたりのプロデューサーをゲストに迎え、「日本実写作品のグローバル展望」をテーマに、映像ビジネスのグローバル展開について広く対話をしていく。今回のイベントのゲストは、制作プロダクションROBOTで『見えない目撃者』や『最後まで行く』などの日韓リメイクをはじめ数多くの作品をプロデュースしてきた小出真佐樹氏、TBSテレビで『糸』や『ラーゲリより愛を込めて』のプロデュースほか、現在は諸外国との共同製作企画の準備を進める辻本珠子氏。進行は、物書きのSYOが務める。イベント後には軽食・ドリンクを交えた懇親会の実施も予定。映画プロデューサーの仕事や、海外と連携したコンテンツづくりに関心のある方必見のイベントとなっている。開催概要Dialogue for BRANC #2国際プロデューサーの視点から:日本実写作品のグローバル展望日時2023年8月9日(水)19:00~21:30 /18:30開場会場〒164-0012東京都中野区本町一丁目32番2号 ハーモニータワー18階株式会社イードセミナールーム(アクセス)参加費2,980円(BRANC MEMBERSHIPライト会員は無料)定員40名お申込み(Peatix)はこちら登壇者(敬称略)小出真佐樹(こいで・まさき)株式会社ロボットプロデューサー2000年に制作プロダクションROBOT入社、「ALWAYS三丁目の夕日」シリーズなどROBOT企画・制作作品のアソシエイトプロデューサー業務を行う。2016年韓国映画の日本リメイク『22年目の告白私が殺人犯です』(監督・入江悠、幹事:日本テレビ)を企画・制作し大ヒット。その後、韓国映画リメイク作を2019年『見えない目撃者』(監督・森淳一、幹事:東映)、本年5月『最後まで行く』(監督・藤井道人、幹事:日活・WOWOW)を制作・公開された。また、日本の原作を韓国で映像化する企画も数多く行い『リトル・フォレスト春夏秋冬』『藁にもすがる獣たち』『親の顔が見たい』を経て、今年『スマホを落としただけなのに』「紙の月」を発表、今後も多くの作品が控えている。辻本珠子(つじもと・たまこ)TBSテレビ アニメ映画イベント事業局映画事業部映画プロデューサー番組AD、商品化ライセンス業務APを経て、2010年からはプロデューサーを務める。企画・キャスティングから出資獲得と委員会業務、撮影から仕上げまでの制作、完成後はライツ運用、テレビを軸とした興行宣伝、公開後のビデオグラムや放送・配信など、1本の作品のマルチユースビジネスを束ねる。2023年7月、映画事業部内にGlobal Operation Team発足。日本と諸外国との共同製作企画に着手している。主な作品に『図書館戦争』『娚の一生』『チア☆ダン』『スマホを落としただけなのに』『糸』『KAPPEIカッペイ』『ラーゲリより愛を込めて』など。SYO(MC)物書き1987年福井県生。東京学芸大学卒業後、複数のメディアでの勤務を経て2020年に独立。映画・アニメ・ドラマを中心に、インタビューやコラム執筆、トークイベント・映画情報番組への出演を行う。2023年公開『ヴィレッジ』ほか藤井道人監督の作品に特別協力。『シン・仮面ライダー』ほか多数のオフィシャルライターを担当。装苑、CREA、sweet、WOWOW等で連載中。Twitter・Instagram「syocinema」トークテーマアジアの映像コンテンツが世界的に注目を浴びる中、日本国内からも“グローバル”を目指した作品づくりやビジネス展開が増えてきている。これまで多くのヒット作品を手がけ、韓国をはじめとする海外市場との連携も深めている小出プロデューサー、辻本プロデューサーの視点から実写作品を中心に、グローバル時代に求められる映像ビジネスの未来をディスカッションしていく。映像ビジネスの“グローバル化”を再定義するグローバル展開を進めてきた韓国映像業界に立ちはだかる過酷な未来『スマホを落としただけなのに』の事例から。韓国をはじめとする海外との国際共同製作の可能性日本のマーケット・観客の反応は特殊?海外と連携を深めていく中で見えてきたこと※内容は調整中のため変更の可能性がございますお申込み(Peatix)はこちら(marinda)
2023年07月25日映画『リボルバー・リリー』の前日譚を描くPV「アニメ版エピソード0-ゼロ-」が公開された。綾瀬はるかが“史上最強のダークヒロイン”という新境地を開拓する本作は、長浦京の同名小説(講談社文庫)を原作に、これまで数々の話題作を送り出してきた行定勲が監督を担当。2月末に行われた会見では綾瀬のほか、長谷川博己、羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー(SixTONES)、佐藤二朗、吹越満、内田朝陽、板尾創路、橋爪功、石橋蓮司、阿部サダヲ、野村萬斎、豊川悦司といった俳優陣の出演が発表されたものの、おおまかなストーリーやそれぞれの役名、役柄が発表されておらず、未だ謎に包まれている。公開されたアニメ版PVは、映画本編より10年前の1913年の上海が舞台。映画でカフェー「ランブル」の店主を務める主人公・小曾根百合が、幣原機関(しではらきかん)という組織で美しき暗殺者として活躍していた、まさに本作のエピソード0を描く映像となっている。「人は彼女を“虐殺人形”と呼んだーー。」の言葉通り、美しく可愛らしさと凄腕の暗殺者との一面を併せ持つ少女が、任務を華麗にこなす様子が描かれる。アニメ版PVを手がけるのは、数々のPV、CM、アニメのOP・ED映像などを制作する「異次元TOKYO」と、『死刑囚捜査官芥川介の事件簿』原作作画、『漫画ミュージカル刀剣乱舞』作画などを手がけ、となりのヤングジャンプなどで連載経験のあるマンガ家・山崎京。またアニメ版PVの監督は、YOASOBI「ハルジオン」「ミスター」MVなどで知られる「異次元TOKYO」の篠田利隆が担当し、PV後半のアニメーションパートは、『活撃刀剣乱舞』キャラクターデザイン、『ブルーアーカイブ』ショートアニメの作画監督などを担当した、りおが手がけている。映画『リボルバー・リリー』アニメ版エピソード0-ゼロ-<作品情報>『リボルバー・リリー』8月11日(金・祝) 公開公式サイト:「リボルバー・リリー」フィルムパートナーズ
2023年07月14日ジャンル不問のコミックサイト「COMIC MeDu(こみっくめづ)」に連載された漫画「コーポ・ア・コーポ」(株式会社ジーオーティー刊)を実写映画化。主人公・辰巳ユリ役で若手注目俳優・馬場ふみかが主演を務めることが発表され、馬場さんと原作者・岩浪れんじ氏からのコメント、キャラクター写真が到着した。“得体の知れぬ日常を底知れぬ生命力で渉(わた)る。そんな人たちが、ここにいる”と、「苦役列車」「無銭横町」などの私小説で知られる芥川賞作家の西村賢太氏が生前に称賛を贈った同名漫画を原作にした本作。大阪の安アパート・コーポの訳ありな住人たちを取り巻く人間模様を生々しく、飄々と、ときに温かな眼差しで描き、“今、読むべき漫画”として注目を集めている。家族のしがらみから逃げ、どこか人生を諦観しているような主人公のフリーター・辰巳ユリを演じるのは、『恋は光』で第44回ヨコハマ映画祭にて最優秀新人賞を受賞した馬場ふみか。スカジャンを羽織り、終始無気力そうな表情で原作のユリを体現する。また、ユリの住む「コーポ」の個性豊かな住人として、いつもきちんと背広を着ているサラリーマン風情だが、その素顔は女性に貢がせて生計を立てている中条紘役に東出昌大。日雇いの肉体労働をし、部屋に女性を連れ込む石田鉄平には、映画、ドラマと幅広い作品に数多く出演している注目の若手俳優・倉悠貴。当たりが良いが怪しげな商売を営む宮地友三を演じるのは、個性的な存在感を発揮している名バイプレーヤー・笹野高史。ユリの弟・カズオは前田旺志郎が演じ、女子大生・高橋を北村優衣、いつもタバコを交換したがるおばさんを藤原しおり、そして、ユリを毛嫌いする母親・信乃に片岡礼子と多彩なキャストたちが演じることも併せて発表された。ユリたち4人を中心に、彼女たちの過去や人間関係が徐々に紐解かれていく中で、しぶとく生きようとする人間たちが描かれていく。コメント到着馬場ふみか何があってもなくても、ただ生きているから今日も生きていく。ぶっきらぼうなようで、優しく繊細に他人の心を感じるユリでした。周りの環境に少しずつ影響を受けながらも、決して流されるわけではなく、淡々と日々を生きていくユリの姿はとても愛おしかったです。「どうしようもないなぁ」と思うけれど、なんだか愛せるコーポの住人たちと彼らを取り巻く様々な環境。少しずつ変化し、ゆらぎながらも暖かく存在し続ける…そんな映画になっていると思います。劇場でこの“ゆらぎ”を体感してほしいです。原作:岩浪れんじコーポ・ア・コーポは私にとって初めての連載作品なのですがまず連載が決まった時「本当か?」と思い連載が始まって「本当だった」となり単行本になると聞いて「本当に?」となり一巻が出て「本当だった」と思いましたので、映画化しますと聞いてまた「本当に?」と思い、担当さんから脚本などいただき「本当?」と思い続け、キャストさんやスケジュールなどを聞き「本当なのか?」と思い、皆さんよりちょっと先に観まして「ここまで来ると本当なのかもしれない?!」と思いまして今これを書いています。公開されるまで「本当なの?」と思い続けるんだろうなと思いますが感動が後から追ってくるタイプなので公開後自分の漫画が映画になった事がとても嬉しくなって一生の記念になるんだろうなと思うと今から楽しみです。本当だと良いな。『コーポ・ア・コーポ』は11月17日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:コーポ・ア・コーポ 2023年11月17日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©︎ジーオーティー/岩浪れんじ
2023年07月14日DCコミックスの「ブルービートル」を実写映画化したアンヘル・マヌエル・ソト監督作『Blue Beetle(原題)』より、第2弾かつファイナルと銘打った予告編が公開された。第1弾より、主人公のハイメ/ブルービートル(ショロ・マリデュエニャ)が、異星人が遺した兵器スカラベのコントロール方法を学んでいく姿や家族との深い絆について、深く描かれている。最後にハイメもびっくりする“おばあちゃん”が大きな武器をぶっ放すシーンは必見だ。映画ファンからは「予告編と同じくらい、本編が素晴らしい仕上がりだといいな」「『ぼくの家族こそが、ぼくを強くしてくれるんだ』というハイメのセリフに涙が出た」「本編を観たくなる予告編!」といった感想が寄せられている。昨年11月、DCスタジオのトップにジェームズ・ガンとピーター・サフランが就任し、新体制が築かれた。2人が手掛ける次期DCユニバースの最初の作品は『Superman: Legacy(原題)』となる。『Blue Beetle』は前体制の一部として製作されたが、ガンはブルービートルのキャラクターについては今後のDCユニバースでも「継続」すると語っている。また先月、ソト監督も「私たちはユニバースの一部であり、世界の一部であり、彼らがDCUの今後のために予定して作っている計画の一部なのです」と認めている。『Blue Beetle』は全米で8月18日公開。(賀来比呂美)
2023年07月12日天野喜孝が創作したオリジナルアート作品「ZAN」の劇場版アニメーション映画が、2026年以降に公開予定だ。天野喜孝の「ZAN」が劇場版アニメーション映画に天野喜孝は、1967年にタツノコプロダクションに入社し、数多くのアニメのキャラクターデザインを担当したのちに独立。その後、ゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズやアニメ「ヴァンパイア ハンターD」などを手掛けてきた。2024年以降には、天野喜孝の知られざる制作過程や素顔に迫る世界初のドキュメンタリー映画『神話に挑む 天野喜孝ドキュメンタリー(仮題)』が公開される予定だ。そんな天野喜孝が手掛けた「ZAN」は、2010年に「DEVA ZAN」として発表したオリジナルアート作品集。300枚を超えるアートを描き、アクションファンタジーの作品として世界観を構築した作品だ。日米共同製作2026年以降に公開予定の「ZAN」の劇場版アニメーション映画は、日本のJAYMEN TOKYOとアメリカのN LITE MEDIAで共同製作。アニメーション制作は日本の監督、脚本家、クリエイターによって日本のスタジオを中心に行う。「ZAN」作品概要主人公は、江戸時代の末期、サムライが終焉を迎えつつある日本で侍として戦いに明け暮れていたZAN。ZANはある日、不思議な少女の声に導かれてついて行く。そこには時代や空間を超えた異空間の世界が広がっていた。時空を飛び越え様々な敵と戦うZAN。その過程で自身が、かつて12神将の1人であったことを知る。自分は何者なのか?戦っている敵は?共に戦う仲間たちは?異空間の光と闇の世界で起こった争いの中で、闇に侵食される光の世界。主人公・ZANの運命とは……?【作品詳細】「ZAN」の劇場版アニメーション映画公開時期:2026年以降原作・監修:天野喜孝、鈴木真理子プロデューサー:遊佐和彦、CHRISTIANO TERRY、小山田真、猪狩茂、池上寛明特別協力:DARK HORSE COMICS、SOZO COMICS
2023年07月06日映画『月』が、2023年10月13日(金)に公開される。辺見庸の小説『月』を実写映画化、実際の事件をモチーフに映画『月』は、実際に起きた障害者殺傷事件をモチーフにした、辺⾒庸による小説『⽉』を原作とする実写映画。事件を起こした個⼈を裁くのではなく、事件を⽣み出した社会的背景と⼈間存在の深部に切り込まなければならない、という思いで紡がれた『月』は、“語られたくない事実”の内部へと深く潜り込んでいくような物語だ。監督・脚本は石井裕也映画『月』の監督・脚本を務めるのは、自身も10代の頃から辺⾒庸の作品に魅せられてきたという、⽯井裕也。『茜色に焼かれる』や『愛にイナズマ』『アジアの天使』をはじめ、常に新たな境地に挑んでいく⽯井裕也が、原作小説の『月』を独⾃に再構成し、渾身の生々しい表現でスクリーンへと物語を投影する。尚、『月』は、『新聞記者』や『空⽩』を⼿掛けてきたスターサンズのプロデューサー・河村光庸が最も挑戦したかった題材でもあったという。宮沢りえ、オダギリジョー、磯村勇斗、二階堂ふみが出演キャストには、宮沢りえをはじめ、オダギリジョー、磯村勇⽃、⼆階堂ふみといった面々が参加。⽣い茂る森に囲まれた重度障害者施設を取り巻く、様々な立場の登場人物を各キャストがどのように演じているのか、期待が高まる。堂島洋子…宮沢りえ“書けなくなった”元有名作家。深い森の奥にある重度障害者施設で新たに働くことに。施設で目にした暴力と虐待の現実に、次第に疲弊していく。昌平…オダギリジョー洋子の夫。洋子のことを「師匠」と呼び、ふたりで慎ましい暮らしを営んでいる。さとくん…磯村勇⽃洋子の施設職員の同僚として働く、絵の好きな青年。陽子…二階堂ふみ洋子の施設職員の同僚で、作家を目指している。映画『月』あらすじ深い森の奥にある重度障害者施設で新しく働くことになった堂島洋子は、夫の昌平とふたりで慎ましい暮らしを営んでいる。施設職員の同僚には陽子や、さとくんらがいた。そして、洋子は自分と生年月日が一緒の入所者、“きーちゃん”と出会う。光の届かない部屋で、ベッドに横たわったまま動かない“きーちゃん”のことを、洋子はどこか他人に思えず親身になっていく。しかし、洋子は他の職員による入所者への心ない扱いや暴力を目の当たりにする。そんな理不尽に誰よりも憤っているのは、さとくんだ。彼の中で増幅する正義感や使命感が、やがて怒りを伴う形で徐々に頭をもたげていく。そして、その日はついにやってくる。【詳細】映画『月』公開日:2023年10月13日(金)出演:宮沢りえ、磯村勇⽃、⻑井恵⾥、⼤塚ヒロタ、笠原秀幸、板⾕由夏、モロ師岡、鶴⾒⾠吾、原⽇出⼦、⾼畑淳⼦、⼆階堂ふみ、オダギリジョー監督・脚本:⽯井裕也原作:辺⾒庸『⽉』(⾓川⽂庫刊)⾳楽:岩代太郎企画・エグゼクティブプロデューサー:河村光庸
2023年07月03日Netflixオリジナル実写ドラマシリーズ『ONE PIECE』(8月31日より全世界独占配信)の吹き替えをアニメ版の声優陣が務めることが2日、発表された。7月1日から4日(現地時間)までアメリカ・ロサンゼルスで開催されている「Anime Expo 2023」で、Netflixが「日本から世界へーNetflix J-Content プレゼンテーション」を開催。同ステージのラストで『ONE PIECE』の吹き替え声優が発表された。『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の『ONE PIECE』は、尾田栄一郎氏による日本を代表する世界的人気コミック。伝説の“海賊王”ゴール・D・ロジャーが残した“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を巡り、モンキー・D・ルフィ率いる海賊“麦わらの一味”が大海原へと繰り出す壮大な海洋冒険ロマンだ。アニメ放送開始から現在までルフィ役を務めてきた田中真弓がルフィ役、そしてゾロ役を中井和哉、ナミ役を岡村明美、ウソップ役を山口勝平、サンジ役を平田広明が担当することとなった。なお、本作でゾロは新田真剣佑が演じているが、吹き替えは中井が務める。実写版キャストが出演する動画内で吹き替えキャストが発表されると、「Anime Expo 2023」に集った原作・アニメファンたちからは、雄叫びのような大歓声が鳴り響き、この日トップクラスの拍手が起こった。決定に際し、田中は「あれからもう 23 年以上ルフィを演じてきましたが、誰もがみんな心の中にルフィを持っていると思います。今回実写版のイニャキくんも楽しくて愉快で、本当にルフィにぴったり!! こうして実写版でもルフィの声を演じることができて、私もとてもうれしいです」とコメントを発表。そして「ライトなあなたも大興奮、ツウなあなたも大納得の実写版」(中井/ゾロ役)、「実写の『ONE PIECE』の世界は想像以上で、とてもワクワクした気持ちになります」(岡村/ナミ役)、「根底に流れているスピリットはみんなが観たい世界なのです!クソ面白い実写版出来上がりました!!」(山口/ウソップ役)、「愛しのレディたちへ、タズのクールな笑顔に思いっきりやられちゃってください」(平田/サンジ役)とそれぞれメッセージを寄せた。声優コメント全文は以下の通り。○■田中真弓 (モンキー・D・ルフィ役)あれからもう23年以上ルフィを演じてきましたが、誰もがみんな心の中にルフィを持っていると思います。今回実写版のイニャキくんも楽しくて愉快で、本当にルフィにぴったり!! こうして実写版でもルフィの声を演じることができて、私もとてもうれしいです。ONE PIECEという作品は、その時々、自分の状況や立場によっても、響く言葉や見え方が違って、何度でも新しい発見があります。まだ作品に触れたことがない人ももちろん、老若男女を問わず、ここから「ONE PIECE」の仲間になってもらえたら幸せです。○■中井和哉 (ロロノア・ゾロ役)実写版のゾロ役が新田真剣佑さんと聞いた時から、吹き替えの事はずっと気になっていました。観てくださる方にとって一番良いのはどういう形なんだろうと。出演が決まって、正直すごく嬉しかった。やはりそれがゾロである限り演じたい、というのが私の本音だったようです。本当に格好いい真剣佑ゾロの魅力を損なうことのないよう、しっかり努めたいと思います。原作漫画の『ONE PIECE』世界が大きく広がっている今だからこそ描ける、新たなシーンも随所に盛り込まれています。ライトなあなたも大興奮、ツウなあなたも大納得の実写版。楽しみにお待ち下さい。○■岡村明美 (ナミ役)実写版が作られると聞いた時、実写の世界でも冒険したい!と心から思いました!!一味との出会いから、もう一度経験できるなんて本当に幸せです。今までの冒険を一度忘れて、目の前に広がる冒険の海へ新鮮な気持ちで挑んでいます。実写の「ONE PIECE」の世界は想像以上で、とてもワクワクした気持ちになります。絵から飛び出してきたキャラクター達はとってもリアルでドキドキです…!早く皆さんにこのドキドキワクワクをお届けしたいです!!お楽しみに○■山口勝平 (ウソップ役)「ONE PIECEの実写やるよー!」って聞いてから、何年が経ったでしょう。それこそ世界にコロナが猛威を振るう前の事だったと思います。そこから、自分もONE PIECEの一ファンとして完成を楽しみに待っていました。が、今回ご縁があって、またイーストブルーの仲間達ともう一度、冒険の始まりを演じさせていただける事にたまらない喜びとワクワクしかありません。改めて、ONE PIECEと言う作品とウソップ というキャラクターは僕にとって特別な物なんだって事を再認識させてもらえる実写版でした。原作とも、アニメともちょっと違う「ONE PIECE」だけど根底に流れているスピリットはみんなが観たい世界なのです!クソ面白い実写版出来上がりました!!○■平田広明 (サンジ役)アニメ版で長くやらせて貰っていますので、サンジとの年齢差はとっくの昔に麻痺しておりましたが、実写の若い俳優さんを吹き替えるのには、いささか恐怖を感じました。しかも凄いイケメン!タズ・スカイラーさんにはクソ申し訳ない気持ちでいっぱいですが、日本ではこれまでも数多のリアルイケメンサンジ達が、色んなステージで僕の拙いセリフに合わせ一生懸命演じて下さってきたので、これまでの贖罪の意味も込めて精一杯吹き替えさせて頂きたいと思います。タズちゃん、クソお世話になりますぞ!最強のタッグを組んでマッケン和哉をギャフンと言わそうぜ!!!愛しのレディたちへ、タズのクールな笑顔に思いっきりやられちゃってください(C)尾田栄一郎/集英社
2023年07月02日多くの期待の声が寄せられている、8月31日からNetflixで独占配信が開始される実写ドラマ版『ONE PIECE』。とはいえ、実写化される漫画は少年漫画ばかりではない。今春のドラマでは、橋本環奈(24)や山田涼介(30)が主演を務める『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)は同名の少女漫画が原作。今年3月に公開された、なにわ男子・高橋恭平(23)と畑芽育(21)が主演を務める『なのに、千輝くんが甘すぎる。』も1巻発売直後に異例のスピードで重版がかかった同名の大人気少女漫画が原作だ。こちらは、興行収入10億円を突破するヒットとなった。しかし、どんなに人気のある作品であっても、いざ実写化されると視聴者の期待する世界観が表現しきれず、酷評を受けるものも。果たして、少女漫画におけるファンの期待を超える実写化作品とはどんな作品なのか?ファンの期待を超えられなかったのはどのような作品なのか?そこで、今回は『少女漫画原作』の映画やドラマを対象に、「期待以上だった実写化作品」と「がっかりした実写化作品」についてアンケートを実施。今回は「期待以上だった実写化作品」の結果を公表する。3位に選ばれたのは、『君に届け』。’05年から「別冊マーガレット」で連載を開始し、当時10代の女の子を中心に人気を集め、’10年には「ファン待望の国民的ラブストーリー!」と大々的に銘打って実写映画が公開。原作にそったストーリー性はさることながら、主演である多部未華子と三浦春馬さんのキャスティングに好感触を持つ人は多く、本作品のために書き下ろされたflumpoolの主題歌にも心を揺さぶられたという声が多かった。《三浦春馬と多部未華子の演技がよく主題歌も大好きだから》《主役の男女どちらもイメージぴったりの配役だった》《風早くんがイメージ通り》《主題歌も良く内容もよく真剣に観てしまった》2位に選ばれたのは、『花ざかりの君たちへ』。’96年から漫画雑誌「花とゆめ」(白泉社)で連載を開始し、単行本全23巻は’07年時点で売り上げ1300万部を超える大ヒット作品だ。フジテレビの連続ドラマとして実写化され、『花ざかりの君たちへ〜イケメンパラダイス〜2007』というタイトルで、’07年7月から9月まで放送された。日本中のイケメンが集まる全寮制男子校に、主人公である帰国子女の堀北真希(34)が性別を偽って編入する、という学園青春ラブコメディー。その他の登場人物は、小栗旬(40)や生田斗真(38)、水嶋ヒロ(39)……など。設定どおり”イケメン”ばかりを集めた本作品には、キャスティングを評価する声が多く寄せられた。《漫画より面白かったから》《堀北真希がめちゃめちゃはまり役だった》《小栗旬がピッタリだった》《生田斗真の中津が良かった》《水嶋ヒロがかっこよかったです》そして、2位に大差をつけ1位に選ばれたのが『花より男子』。少女漫画雑誌「マーガレット」で’92年に連載を開始し、単行本全37巻の累計発行部数はなんと6100万部を突破(2015年時点)。テレビドラマ以外にも、アニメや海外での実写ドラマにもなるほどの大人気作品だ。ストーリーの舞台は、お金持ちばかりが通う名門私立高校。主人公である庶民の牧野つくしは入学して早々、いじめられている友人をかばったことで、「F4」と呼ばれる学園を代表する御曹司たちと衝突してしまうことに。しかし、繰り返されるいじめに“つくし根性”で立ち向かっていく牧野の姿を見て、F4のリーダーである道明寺司は少しずつ心が惹かれていく……というラブコメディーだ。’05年に放送されたTBS版テレビドラマは、平均視聴率は19%を超える大ヒットを記録。他の作品同様にキャスティングを評価する声もあった他、あまり現実的でない世界観にもかかわらずその再現度の高さを称賛する声も多く上がった。ちなみに、本作は「がっかりした実写化映画」でも1位を獲得。それだけファンが多い作品ということなのだろう。《出演者たちがピッタリで演技も上手だった世界観を壊さずに上手く話数に収めてて最高だった!》《男優さん達が皆ピッタリのイメージだったので》《井上真央ちゃんがつくしにぴったり!》《松潤、小栗旬、がよかった》《お金持ちばかりが出てくる話でも、完全に再現されていて漫画の世界観そのままだったから》《主演の井上真央がかわいかったし、富豪の世界観もピッタリだった》今後、“花男”越えの実写化ドラマは現れるのだろうかーー。漫画の実写化から、目が離せない!【期待以上だった少女漫画の実写化作品】1位:花より男子(’05年ドラマ版)2位:花ざかりの君たちへ3位:君に届け(’10年の映画版)4位:NANA5位:俺物語!!6位:ホットロード7位:ハチミツとクローバー(映画版)8位:ひるなかの流星9位:ラブ★コン10位:アオハライド10位:青空エール10位:ヒロイン失格10位:となりの怪物くん調査日:2023年6月28日調査対象:15歳以上の男女400人調査方法:WEBでのアンケート(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)
2023年07月02日『ONE PIECE』の実写版ドラマが話題だが、近年実写化される漫画作品は増え続けている。それは少年漫画、青年漫画だけでなく少女漫画も同じ。少女漫画を原作とする作品では、今春もドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)、映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』が公開されたほか、7月クールの新ドラマではSexy Zoneの菊池風磨主演で『ウソ婚』(カンテレ・フジテレビ系)が放送される。少女漫画は、大掛かりなアクションやバトルシーンを伴わない作品が多く、比較的実写化されやすいジャンル。しかし、どんなに人気のある作品であっても、実写化作品が必ずしも評価されるとは限らない。漫画の実写化は、どこでファンの期待を裏切るのか?今回は『少女漫画』を原作とした映画やドラマを対象に、「期待以上だった実写化作品」と「がっかりした実写化作品」についてアンケートを行った。今回は「がっかりした実写化作品」の結果を公表する。3位に選ばれたのは『NANA』。原作となった矢沢あいによる同名漫画は、パンクロッカーの大崎ナナと、素敵なお嫁さんになるのが夢の小松奈々というタイプの違う二人のナナと、二つのバンドをめぐり恋愛が繰り広げられる物語。少女漫画にもかかわらず“王子様不在”のリアリティを描き、多くの読者の心をつかんで離さなかった。現在では、累計発行部数5000万部を超える伝説的人気作品なのだが、’09年に21巻が発売されて以降新刊は出ず未完のままだ。中島美嘉と宮崎あおいのW主演で実写映画化されたのは、’05年のこと。中島美嘉が歌った主題歌「GLAMOROUS SKY」はオリコン週間チャートで2週連続1位を記録、2005年度年間ランキングでもトップ10入りする大ヒットに。しかし、原作愛の強いファンからは、”漫画の雰囲気と異なる””キャストのイメージが違う”などの声が寄せられた。また、続編の『NANA2』ではキャストが大幅に変更になったこともマイナス評価に。《出演者がイメージと違った》《キャストがしっくり来なかったから》《漫画とのイメージが少し違う感じがした》2位に選ばれてしまったのは『となりの怪物くん』。単行本の累計発行部数が710万部を突破する人気作品。冷徹でよい成績をとることにしか興味がない高校生の主人公・水谷雫が、隣の席の超問題児・吉田春と心を通わせていくという物語だ。‘18年の映画では、主役の二人を土屋太鳳と菅田将暉が演じたものの、このキャスティングへの評価が厳しいものに。演技はうまいが、“高校生に見えない”というものだ。また映画内で使用されるワイヤーアクションにも不自然だとの評価が。’12年にテレビアニメが放映されていたため“これで十分”とそもそも実写化に否定的というファンもいたようだ。《マンガの空気感と大きく異なっていたため残念だった》《内容が映画の尺にあっていなかった全体的に高校生に見えない》《アニメの出来が良すぎて実写化にそもそも否定的だったため》がっかりした実写化作品1位に選ばれてしまったのは、『花より男子』。セレブ高校に入学した貧乏少女・牧野つくしが、大金持ちの男子グループ「F4」などと対決しながら持ち前の“雑草魂”で奮闘・恋愛するストーリー。原作漫画の累計発行部数は6100万部をこえており、2023年には、「最も多く発行された単一作者による少女コミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定される超絶人気作品だ。‘95年にも内田有紀主演で映画化もされているが、今回不評だったのは’05年からのテレビドラマ版。主人公の牧野つくしを井上真央が、F4のメンバーは道明寺を松本潤、花沢を小栗旬、西門総二郎を松田翔太、美作あきらを阿部力が演じるという超豪華なキャスティング。実は本作は「期待以上だった作品」でも1位に選ばれているのだが、F4のキャスティングについて、絶賛する声とがっかりする声で割れてしまった。《やはり、これは漫画だから良さがあって、実写では、しらけてしまった》《俳優がキャラにあっていなかった》《俳優がイメージと違う》《F4が安っぽい》とはいえ、「期待以上」ランキングでも1位なうえに、この’05年の実写化以降、韓国、中国、タイと海外でもドラマ化されていることから客観的な評価が高いことは事実である。全体的に得票数の差が少なかった今回のランキング。人気作品ほど、原作キャラクターをどう”実写化”するか、で意見が割れやすいのだろう。【がっかりした少女漫画の実写化作品】1位:花より男子(’05年ドラマ版)2位:となりの怪物くん3位:NANA4位:ハチミツとクローバー(映画版)4位:花ざかりの君たちへ6位:桜蘭高校ホスト部7位:君に届け(’10年の映画版)8位:アオハライド9位:俺物語!!9位:PとJK調査日:2023年6月28日調査対象:15歳以上の男女400人調査方法:WEBでのアンケート(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)
2023年07月02日かねてより、二部作構成となることが発表されていた実写映画版『ウィキッド』。今年3月、第一部の公開日が2024年12月25日から同年11月27日に変更されたが、第二部も2025年12月25日から同年11月26日に変更されたことが分かった。どちらもクリスマスから感謝祭の週に前倒しだ。監督のジョン・M・チュウ、キャストのアリアナ・グランデらがSNSで発表した。第二部の変更前の公開日は、先週ディズニーが新たに設定した『アバター3』の公開日の翌週だった。『ウィキッド』の公開を楽しみにしている映画ファンは、二部作どちらとも1か月ほど公開が早まったとは言え、「ずいぶん先の話なんだね」「第一部と第二部が1年も離れているのはなぜ!続けて公開してほしい」「待てない!」などの悲痛の叫びを上げている。圧倒的な歌唱力を誇るアリアナと、トニー賞&グラミー賞を受賞し、アカデミー賞にもノミネートされた実力派俳優のシンシア・エリヴォが、グリンダとエルファバを演じるということで期待が高まる本作。今年、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で見事アカデミー主演女優賞に輝いたミシェル・ヨーもマダム・モリブル役での出演が決定している。(賀来比呂美)
2023年06月21日実写映画『リトル・マーメイド』より、「アンダー・ザ・シー」のメイキング映像が公開された。本作は、海の王国に暮らすマーメイドの王女・アリエルが主人公のミュージカルファンタジー。6月9日(金) に日本で劇場公開されると、6月18日(日) までに興行収入14億6,708万円、観客動員数969,611人を記録している。人間の世界に飛び出したいと願うアリエルに向け、セバスチャンが歌う曲「アンダー・ザ・シー」は、ディズニー・アニメーション映画のゴールデンコンビ、ハワード・アシュマン(作詞)とアラン・メンケン(作曲)が制作。アニメーション版では第62回アカデミー賞で歌曲賞を、第33回グラミー賞で最優秀楽曲賞を受賞した珠玉の1曲だ。公開された映像では、実際のダンサーたちが海の生物の動きを表現。カラフルな衣装を身にまとったダンサーたちとアリエルが踊っている様子が収められている。世界的なダンスカンパニーや振付師にも協力を仰ぎ、ウミガメが行進しているシーンやカサガイのダンスなど、全てダンサーたちが実際に動きをつけることで、まるでパーティをしているような華やかな動きを再現している。『リトル・マーメイド』特別映像「アンダー・ザ・シー」メイキング映像<作品情報>『リトル・マーメイド』公開中公式サイト: Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2023年06月19日6月18日、Netflixの実写ドラマ『ONE PIECE』が8月31日から配信されることが発表された。同時に予告編の映像が公開され、YouTubeにアップされた動画は1日で100万回再生を突破した。今回、初めて公開された“実写版麦わらの一味”だが、プロジェクトが発表されたのは`17年のこと。「『ONE PIECE』の連載20周年を記念した記者会見の目玉として、ハリウッドでの実写ドラマ化が発表されました。作者の尾田栄一郎氏(48)は“『20年間作品を支えてくれているファンを絶対に裏切らない事。』これが僕からの条件です。不安の声もあがるでしょうがどうか期待の声をください”とコメントを寄せていました。’21年にはメインキャストが発表され、モンキー・D・ルフィをイニャキ・ゴドイ(19)、ロロノア・ゾロを新田真剣佑(26)が演じます」(映像制作関係者)制作発表から6年の時を経て公開された予告動画の出来栄えはーー。「原作をリスペクトしながら、実写ドラマとして作りこまれている印象です。例えば原作にはない『強ェやつは技の名前を叫ぶんだ』という、実写の戦闘シーンで技名を叫ぶ違和感をなくすためのセリフが、公開された動画にありました。ただ原作では長鼻であるウソップが特殊メイクなしの普通の鼻であることや、迫力に欠けたアクションシーンについては違和感を感じた人もいるようです」(前出・映像制作関係者)SNS上では、《申し訳ないが実写版ワンピースの期待度めちゃくちゃ高い》《原作を再現しつつ変に原作に寄せすぎていないからめちゃくちゃカッコイイ》《実写ワンピース、原作大事にしてるのがよく分かって好きな!》という声があがる一方で、批判的な意見も……。《鼻の短いウソップなんか誰が認めるか。》《再現度は悪くないけど、アクションはクッッッソしょぼそう。真剣佑のアクション一瞬あったけど不恰好すぎ》《ワンピース実写キャストええやん!ってなったけど動画で見たらアクションがしょぼ過ぎてダメかもしんねえ》
2023年06月19日ショート映画配信サービス「SAMANSA」(サマンサ)が、Android版アプリをリリースした。「SAMANSA」は、20分以下の映画作品だけを集めたショート映画専門のVODサービス。各主要映画祭でノミネートされた作品を中心に、クオリティが高く、ほかの国内VODサービスでは観ることのできない作品を多数扱い、現在、500タイトル以上が配信されている(2023年6月時点)。また、クリエイターがショート映画の製作で収益を得ることは、ほとんどないというのが現状。「SAMANSA」は、世界中の才能あるクリエイターとタッグを組み、収益の一部を還元することで、継続的な作品作りの支援を続けている。今後は、国内外でオリジナル製作も進めていく予定だという。(シネマカフェ編集部)
2023年06月15日実写映画『リトル・マーメイド』のプレミアム吹替版より、「キス・ザ・ガール」の本編クリップが公開された。本作は、海の王国に暮らすマーメイドの王女・アリエルが主人公のミュージカルファンタジー。6月9日(金) に日本で劇場公開されると、公開3日間で興行収入7億1,180万円、461,131人を動員し、前週の1位『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を抜いて初登場1位を獲得した。「キス・ザ・ガール」は、アリエルの海の仲間たちであるセバスチャン、スカットル、フランダーが、アリエルとエリック王子の恋を応援する1曲。アリエルとエリックのキスを促す様子を描き、「アンダー・ザ・シー」のように口ずさみたくなる楽曲のひとつとなっている。本編クリップでは、美しい水辺のボートに乗るアリエルとエリックのシーンから始まる。音楽でムードを盛り上げるのはお手のものと自負するセバスチャンの指示のもと、垂れ下がる葉と枝の間には蛍のような光が舞い、ボートの周りを周遊する魚たちが水を使った演出で幻想的なムードを醸し出す。同曲をプレミアム吹替版で歌うのは、アリエルのお目付け役であるカニのセバスチャン役の木村昴、陽気で騒がしいカツオドリのスカットル役の高乃麗、アリエルの親友で冒険をともにしてきたフランダー役の野地祐翔。ロマンティックな中にユーモアさも垣間見られる「キス・ザ・ガール」を優しくも楽しく歌い上げている。映画『リトル・マーメイド』本編クリップ「キス・ザ・ガール」(吹替版)<作品情報>『リトル・マーメイド』公開中公式サイト: Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2023年06月12日実写版映画『東京リベンジャーズ』の続編、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』が前後編2部作で公開へ。『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』に続く、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』が2023年6月30日(金)より公開される。漫画『東京卍リベンジャーズ』を実写映画化和久井健による人気漫画『東京卍リベンジャーズ』。仲間のために命をかける男たちの熱い絆、心震える名言の数々、人生にリベンジするため過去に戻るたびに成長を遂げていく主人公・タケミチの姿は多くのファンの心を掴み、2021年には北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮という錚々たるメンバーによって『東京リベンジャーズ』として実写映画化され、ヒットを記録した。題材は人気エピソード「血のハロウィン編」そんな映画『東京リベンジャーズ』の続編が公開へ。原作でも屈指の人気を誇り、ファンのなかでも“最も泣ける”と支持を集めるエピソード「血のハロウィン編」を題材に、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』として前後編2部作で実写化する。前編、後編にわたり珠玉のエピソードを実写化する。前作に引き続き、主人公・タケミチを演じる北村匠海をはじめ、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮が再集結。そして、「血のハロウィン編」最重要キャラクターの場地圭介・羽宮一虎・松野千冬をそれぞれ、永山絢斗、村上虹郎、高杉真宙が演じる。東卍結成メンバーを引き裂く“悲しい事件”前編となる『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』では、東卍結成メンバー 6人(マイキー、ドラケン、場地、三ツ谷、パーちん、一虎)を引き裂いた“悲しい事件”の全貌が明らかに。さらにラストでは、タケミチがマイキーと一虎の深い因縁によって引き起こされた“さらなる悲劇”について知ることになる。恋人・ヒナタと仲間たちを救うため、東卍が凶悪化してしまったすべての元凶でもある“血のハロウィン”と呼ばれる芭流覇羅(バルハラ)との抗争を止めるべく、タケミチは再び直人と握手し過去へタイムリープするのだった。>>前編の詳細・登場人物のプロフィールはこちら東卍vs芭流覇羅の一大決戦続く後編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』では、東卍崩壊の危機をもたらす、東卍vs芭流覇羅(バルハラ)の一大決戦がついに開幕。廃車場を舞台に、かつての親友同士の壮絶な戦いが繰り広げられる。マイキーは敵の芭流覇羅に寝返ってしまった親友・場地を連れ戻すために。芭流覇羅にいる一虎は東卍をぶっ潰し、マイキーを殺すために。仲間を信じる者、葛藤する者、復讐を誓う者、そして未来を変えようとする者……それぞれの想いが錯綜する最後の戦いが描かれる。東京卍會をまとめ上げる、無敵の総長・マイキーと、敵対組織“芭流覇羅”の No.3でありマイキーに強烈な恨みを持つ一虎は、かつては東卍結成メンバーとして共に戦い、 固い絆で結ばれた親友だった。しかし、“マイキーの兄・真一郎の死”という過去の悲しい事件によって引き裂かれてしまう。すれ違い、決別してしまったマイキーと一虎はもう昔の仲間に戻ることはできないのか?戦いの行方に注目だ。【作品詳細】映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』公開日:2023年6月30日(金)原作:和久井健『東京卍リベンジャーズ』(講談社『週刊少年マガジン』 KC)監督:英勉脚本:髙橋泉音楽:やまだ豊主題歌:SUPER BEAVER「儚くない」(ソニー・ミュージックレーベルズ)出演:北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、永山絢斗、村上虹郎、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮配給:ワーナー・ブラザース映画©和久井健/講談社 ©2023 映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会
2023年06月10日小説『怪物の木こり』が実写映画化。亀梨和也主演で、2023年12月1日(金)に公開される。監督は三池崇史。「このミス大賞」受賞の超刺激サスペンス小説を実写映画化倉井眉介による原作小説『怪物の木こり』は、2019年第17回「このミステリーがすごい!大賞」の受賞作。ぶっ飛んだ設定と、意表を突くストーリーの展開が続く“超刺激サスペンス”だ。物語は、凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生するところから始まる。事件の次のターゲットとして狙われたのは、弁護士の二宮彰。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく予測不能なストーリーの驚愕の結末とは…?主演・亀梨和也が“狂気のサイコパス”に主人公の二宮彰を演じるのは、亀梨和也。映画『事故物件 恐い間取り』などにも出演してきた亀梨が、本作では目的のためには手段を選ばず、殺人すらいとわない狂気のサイコパス役に挑む。また、事件を追う刑事役として菜々緒、二宮の婚約者役として吉岡里帆も出演する。主人公・二宮彰…亀梨和也連続殺人鬼に狙われる弁護士。他者への共感能力が欠如しており、冷血非情なサイコパスの一面を持つ。戸城嵐子(としろらんこ)…菜々緒捜査本部で孤立しながらも連続殺人事件を追う警視庁のプロファイラー。荷見映美(はすみえみ)…吉岡里帆父親の不審死にふさぎ込む二宮の婚約者。杉谷九郎(すぎたにくろう)…染谷将太二宮の協力者である"真性のサイコパス”脳外科医。剣持武士(けんもちたけし)…中村獅童過去の殺人事件の容疑者。乾登人…渋川清彦正義感が強すぎる刑事。監督は三池崇史監督を務めるのは、『初恋』や『ラプラスの魔女』、『土竜の唄 FINAL』の三池崇史。亀梨和也とタッグを組むのは初となる。撮影前には、三池から亀梨に対し「自分の感性の赴くままに自由に演じてほしい」と伝えていたという。主題歌はSEKAI NO OWARIの新曲「深海魚」映画『怪物の木こり』の主題歌は、SEKAI NO OWARIの書き下ろしによる新曲「深海魚」。独特の旋律に乗せ、「化け物になれ」「生きるために」「暗闇で灯すんだ」といった“意味深”な歌詞を歌い、ストーリーとシンクロしているかのような世界観を描き出している。映画『怪物の木こり』あらすじ絵本『怪物の木こり』に登場する、連続猟奇殺人事件。次のターゲットに選ばれたのは、弁護士・二宮彰。しかし彼は、犯人をも凌駕するほどの冷血非情なサイコパスだった!警視庁の天才プロファイラー戸城、二宮の婚約者の映見、二宮の協力者であるサイコパス医師・杉谷、過去の殺人事件の容疑者・剣持ほか、様々な人物の思惑が複雑に絡み合い、捜査は混迷を極めていく。犯人はなぜ脳を奪うのか。そして、なぜ二宮が狙われるのか。事件の謎を解き、犯人の正体を暴かなければ殺される…極限状況に追い込まれた二宮の逆襲が始まる。【作品詳細】映画『怪物の木こり』公開日:2023年12月1日(金)監督:三池崇史脚本:小岩井宏悦音楽:遠藤浩二出演:亀梨和也、菜々緒、吉岡里帆、柚希礼音、みのすけ、堀部圭亮、渋川清彦、染谷将太、中村獅童原作:『怪物の木こり』倉井眉介(宝島社文庫)
2023年06月10日ヤマシタトモコ原作の漫画『違国日記』の実写化映画が、2024年6月7日(金)より全国公開される。新垣結衣と早瀬憩がW主演を務める。人見知りな30代女性と姪の同居譚描く『違国日記』原作となる漫画『違国日記』は、人見知りな30代女性と縁遠い姪の奇妙な交流を軸に、他人との関わり合いや大人が抱える正直な悩み、10代の心情を描き出すヤマシタトモコによる作品だ。主人公の槙生と姪の朝、対照的な2人が同居を始め、なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に生活を育むうちにかけがえのない関係になっていく様子を描く。女性コミック誌『FEEL YOUNG』にて2017年7月号から掲載をスタートし、6年にわたって連載。2023年6月8日(木)発売の『FEEL YOUNG』にて最終回を迎えた。優しさの形を提示する『違国日記』のストーリーは、“心が救われる” “人生の本棚直行”と、多くの人々の心を掴み、「マンガ大賞2019」第4位、宝島社「このマンガがすごい!2019」オンナ編第4位を獲得するなど話題を呼んだ。新垣結衣が主人公の小説家にそんな『違国日記』が実写映画化。主人公の高代槙生を、ドラマ「風間公親-教場0-」や映画『正欲』など話題作への出演が続く新垣結衣が演じる。また、槙生と同居することとなる姪・田汲朝役は、オーディションで選ばれた新人の早瀬憩が演じる。主人公・高代槙生(こうだいまきお)…新垣結衣極度の人見知りで不器用な小説家。35歳。両親を亡くした姪の朝が、親族からたらい回しにされるのを見かねて引き取る。田汲朝(たくみあさ)…早瀬憩槙生の姪。15歳。交通事故で両親を亡くす。葬式での一コマをきっかけに、槙生と女同士の同居生活を送ることに。醍醐奈々(だいごなな)…夏帆槙生の友人。笠町信吾(かさまちしんご)…瀬戸康史槙生の元恋人。楢えみり(ならえみり)…小宮山莉渚朝の親友。高代京子…銀粉蝶槙生の母。高代実里…中村優子槙生の姉で朝の母親。森本千世…伊礼姫奈朝のクラスメイトで秀才。三森…滝澤エリカ朝と同じく軽音部に所属。塔野和成…染谷将太弁護士。後見監督人として槙生と朝の生活を見守る。監督は瀬田なつき『違国日記』の映画化にあたり、監督・脚本を務めるのは『PARKS パークス』『ジオラマボーイ・パノラマガール』の瀬田なつき。槙生と朝のいびつな関係や、彼らをとりまく個性的なキャラクター達を魅力的に表現する。また劇伴は、細田守のアニメ映画『バケモノの子』『未来のミライ』などを手掛けた高木正勝が担当している。十明のインスパイアソング「夜明けのあなたへ」映画『違国日記』のインスパイアソングを手掛けたのは、十明(とあか)。新海誠のアニメ映画『すずめの戸締まり』では、RADWIMPSの主題歌「すずめ feat. 十明」に参加し、一躍注目の歌手となった。原作漫画『違国日記』のファンだという十明が映画を見て書き下ろした「夜明けのあなたへ」は、どこか懐かしくもあたたかい、槙生と朝の物語を優しく包み込むような楽曲になっている。『違国日記』あらすじ小説家の高代槙生は、縁遠い姪の田汲朝と、女同士の同居生活をスタートする。きっかけは、葬式での一コマ。交通事故で両親を亡くした朝に対し無神経な言葉を吐く親族たちの姿や、朝を盥回しにする様子を見かねて、槙生が「私が引き取る」と啖呵を切ったのだった。しかし、当の槙生は他人と住むことに戸惑いを隠さず、朝は困惑。なかなか理解し合えない寂しさを抱え、一緒に居ることでお互いの癒えない傷口に自然と触れてしまう2人だったが、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに傷と向き合うようになっていく。【作品詳細】映画『違国日記』公開日:2024年6月7日(金)原作:ヤマシタトモコ (祥伝社 フィールコミックス )監督:瀬田なつき脚本:瀬田なつき出演:新垣結衣、早瀬憩、夏帆、小宮山莉渚、中村優子、伊礼姫奈、滝澤エリカ、染谷将太、銀粉蝶、瀬戸康史
2023年06月09日「Snow Man」の佐久間大介が、土屋太鳳主演の新感覚サスペンス・スリラー映画『マッチング』に出演。自身初の実写映画単独出演となる。内田英治監督・脚本作となる本作は、マッチングアプリによって増えた“出会い”の裏に仕掛けられた、“罠”の恐怖を描く完全オリジナルの物語。実写映画『おそ松さん』では「Snow Man」全員で主演を務め、個人としては「ブラッククローバー」『白蛇:縁起』で声優として出演。冠ラジオ「Snow Man 佐久間大介の待って、無理、しんどい、、」も好評放送中と、活躍の幅を広げる佐久間さん。今作で演じるのは、主人公・輪花(土屋さん)とアプリでマッチングする“狂気のストーカー”永山吐夢。アプリ婚をしたカップルの連続殺人事件に輪花が巻き込まれていく過程で、吐夢が捜査線上に浮上し、これまでほかのアプリでも問題を起こし、警戒されている人物だったことが発覚する。異様な暗い雰囲気を漂わせ、輪花に執拗につきまとう、これまでのイメージを大きく覆す狂気に満ちた役に挑戦した佐久間さん。オファーの段階では「自分と真逆のキャラクターの役が来て、とても悩みました」と明かすも、内田監督と入念にディスカッションを重ねながら創りあげていったことで、「役と向き合う時間を沢山持ったからこその吐夢が出来上がったし、最終的には僕じゃないとできなかったんじゃないかと思うくらい自信が持てる永山吐夢像が出来上がり、嬉しく思います。愛してあげたいキャラクターになっていると思います」と自信を覗かせている。そして「世界一静かな佐久間が見られるので、自分のことを知ってくださっている方は、こういうしゃべり方もできるんだという意外なところも楽しんでいただきたいです」とコメントしている。『マッチング』は2024年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:マッチング 2024年公開予定©2023『マッチング』製作委員会
2023年06月02日実写映画化企画が進められている『モアナと伝説の海』の監督が、舞台「ハミルトン」の演出家トーマス・ケイルに決まったことが分かった。ケイルは舞台の「ハミルトン」で、トニー賞ミュージカル演出賞を受賞した実力派の演出家。「NYボンビー・ガール」などのテレビ作品を監督したことはあるが、長編映画は今作が初めて。私生活では、自身が監督した「フォッシー&ヴァードン ~ブロードウェイに輝く生涯~」で主演を務めたミシェル・ウィリアムズと2022年に結婚し、2人の子どもをもうけている。ミシェルは同作でエミー賞主演女優賞に輝いた。ケイルは舞台を撮影して映像化した「ハミルトン」の監督も務めた。同作はDisney+で配信されている。実写版『モアナと伝説の海』は、アニメ版でマウイの声を務めたドウェイン・ジョンソンが出演し、製作も行う。モアナの声を担当したアウリイ・クラヴァーリョは「出演はしない」と自らインスタグラムで発表。「製作総指揮として後進のモアナを探したい」と意欲を燃やしている。脚本家にはアニメ版のジャレッド・ブッシュが再起用され、デイナ・ルドゥー・ミラー(「ケイブ・レスキュー:タイ洞窟決死の救出」)と共同執筆する。(賀来比呂美)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開© 2016 Disney. All Rights Reserved.
2023年06月01日ドリームワークス・アニメーションのヒット映画『ヒックとドラゴン』の実写化作品の主演俳優が決まった。ヒックを演じるのは昨年の『ブラックフォン』に出演したメイソン・テムズ。アスティを演じるのは、ティム・バートン監督の『ダンボ』で映画デビューしたニコ・パーカーだ。監督はアニメーション版3作の監督を手がけたディーン・デュボア。製作はユニバーサル。2025年3月の北米公開が予定されている。『ヒックとドラゴン』1作目が公開されたのは、2010年。三部作合わせた全世界興収は16億ドル。文=猿渡由紀
2023年05月31日実写版『リトル・マーメイド』が26日に北米と、フランス、イギリス、イタリア、ドイツ、韓国など主要な海外市場で公開される。アメリカで、29日(月)はメモリアルデーの祝日。この日を含む4日間の北米興収は、1億2,000万ドル前後と予想されている。2019年、やはりメモリアルデーの連休に公開された『アラジン』は、4日間で1億1,700万ドルを売り上げたので、ほぼ同じだ。『アラジン』は、最終的に北米で3億5,500万ドル、全世界で10億ドルを売り上げた。『リトル・マーメイド』も10億ドルの大台に乗るかどうかが注目される。今年、世界興収10億ドルを超えたのは、『ザ・スーパーマリオブラザース・ムービー』のみ。メモリアルデーの北米デビュー最高記録を持つのは、昨年の『トップガン マーヴェリック』。その後は、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』、『インディ・ジョーンズとクリスタルスカルの王国』、『X-MEN:ファイナル ディシジョン』、『ワイルド・スピード EURO MISSION』と続く。『リトル・マーメイド』が予想通り1億2,000万ドルを売り上げた場合、『ワイスピ』を抜いて史上5位となる。『リトル・マーメイド』6月9日(金)公開(C)2022 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.文=猿渡由紀
2023年05月25日先月、2016年に公開されたディズニーのアニメ映画『モアナと伝説の海』が実写化されることが分かった。アニメ版でマウイの声を担当したドウェイン・ジョンソンが、実写版でもマウイを演じ、製作も務めると発表。しかし、モアナの声を担当したアウリイ・クラヴァーリョについては、実写版の製作総指揮に名を連ねているのみで、出演の可能性は不明だった。19日、アウリイ本人がインスタグラムの動画で実写版には出演しないことを発表。現在22歳のアウリイは「(アニメ版の)モアナにキャスティングされた時、私は14歳でした。人生が大きく変わり、私のキャリアが始まりました」と当時をふり返った。「今回の実写版では、私はモアナを再び演じることはありません。私たちが伝えたいキャラクターや物語を正確に表現するために、キャスティングはとても重要です。製作総指揮として、モアナの勇気あるスピリット、ユーモア、精神的な強さを見せてくれる次の俳優を見つけるのが待ち遠しいです」と今作では製作者としての活躍を約束した。そして、「このバトンを太平洋諸島出身の次の若い女性に渡し、モアナの物語にインスピレーションを与えてくれる素晴らしい太平洋諸島の人々、文化、コミュニティに敬意を表することができるのは、大変光栄なことです」と結んだ。(賀来比呂美)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開© 2016 Disney. All Rights Reserved.
2023年05月22日『アラジン』『美女と野獣』誕生へ続くきっかけとなった名作アニメーションを実写映画化した『リトル・マーメイド』。先日行われた本作のワールドプレミアでは、本編が初披露。“ディズニー史上最高傑作”と絶賛の声が相次いでいる。監督はアカデミー賞6部門に輝く『シカゴ』などのロブ・マーシャル監督。ライブアクションに強みを持つ監督は、実写版『リトル・マーメイド』の最大の魅力は“アリエルのキャラクター性”にあると明かした。そんな本作で描かれるのは、美しい歌声をもち、人間の世界に憧れている人魚アリエルの物語。嵐から救った王子エリックとの運命の出会いによって、人間の世界に飛び出したいという彼女の思いは、もはや抑えきれなくなる。そんな彼女に海の魔女アースラが近づき、恐ろしい取引を申し出る。それは、3日間だけ人間の姿になれる代わりに、世界で最も美しい声をアースラに差し出すことだった…。監督は「嬉しいことに、この物語の主人公アリエルはもともとモダンな女性なんです。彼女は、こうするべきだと言われていることと違うことをやりたいと思っています。今いるところから浮いているように感じていて、他に違う人生があるのではないかとさえ感じているんです。新たな挑戦を恐れたりはしない点がとても現代的ですよね」と、30年以上前に描かれたアリエルと、自分らしい生き方を求めるようになった現代女性に通ずるポイントを説明する。ハリー・ベイリー&ロブ・マーシャル監督そんなアリエルを、実写版ではさらに共感性の高い存在に進化させたのだといい、「とくに恋に落ちる部分はアップデートしています。本作は、ハンサムな男の子に恋する話というより、違う世界に入っていきたいという話なんです」と監督。「相容れないものとの間に壁を作ろうという動きは、現実の世界でも起こっている。この物語では、若い女性がそのバリア、壁を壊そうとするんです。水の下の世界と、水の上の世界を阻むものをね。この作品はとてもモダンで、リアルな話なんですよ。私たちは、アンデルセンの物語にも、1989年のアニメーション版にもあったその要素を、この作品ではより強調するようにしたです」と語っている。現代女性にとって等身大の存在でもあるアリエルの冒険に期待が高まる。『リトル・マーメイド』は6月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトル・マーメイド(2022) 2023年6月9日より全国にて公開© 2022 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2023年05月20日米CW局で進められていた実写ドラマ版「パワーパフガールズ」の製作が中止になったことが分かった。CW局は、1998年から2005年までカートゥーン・ネットワークで6シーズンに渡って放送されたアニメ「パワーパフガールズ」を実写化しようとしていた。アニメはある科学者の実験のミスによって誕生した、スーパーパワーを持つ3人の幼稚園児ブロッサム、バブルス、バターカップが主役だった。実写ドラマはその3人を20代の女性とし、それぞれをクロエ・ベネット、ダヴ・キャメロン、ヤーナ・ペローが演じることも決定。2021年にパイロット版が作られたが、当時のCEOは仕上がりに不満を示し、全面的に見直すことと撮り直しを行うことを明らかにしていた。それから2年。「パワーパフガールズ」の実写ドラマ化は実現せずに終了となった。ドラマ企画が進んでいると発表されていたDCドラマの「Justice U」、女性版「ゾロ」、「Jake Chang」も「パワーパフガールズ」と同様、製作が中止に。現在のCW局エンタメ部門の社長ブラッド・シュワルツは、「私たちはすでにスタジオ側にそれ(企画か映像化権と思われる)を返却したので、彼らは自由に開発したり売ったりできます」と「TVLine」に話したという。(賀来比呂美)
2023年05月19日T-SQUAREの新曲「CLIMAX」が、ハリウッド映画『グランツーリスモ』の日本語吹替版テーマ曲に決定した。本作は、1997年にプレイステーション用ソフトとして誕生し、全世界でシリーズ累計9,000万本を売り上げているリアルドライビングシミュレーター『グランツーリスモ』に着想を得たもの。世界中から集められた『グランツーリスモ』のトッププレイヤーたちを、本物の国際カーレースに出場するプロレーサーとして育成するため競い合わせ、選抜するプログラム「GTアカデミー」をめぐる奇跡の実話が描かれる。監督は『第9地区』のニール・ブロムカンプ、GTアカデミーを発足したダニー役をオーランド・ブルームが務めている。T-SQUAREは前身のザ・スクェア時代の代表曲「TRUTH」が『F1グランプリ』のテーマ曲に起用されるなど、レース音楽の第一人者として知られている。「CLIMAX」はT-SQUAREデビュー45周年企画盤『VENTO DE FELICIDADE ~しあわせの風~』(5月31日(水) 発売)に収録される楽曲。T-SQUAREの初期、中期、現メンバーに加え、ゲストとしてギタリストの渡辺香津美も参加している。映画『グランツーリスモ』予告編<作品情報>『グランツーリスモ』9月公開予定公式サイト:
2023年05月15日5月26日(金) に公開される映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』より、先日開催された完成報告イベント内で上映されたメイキングPVの完全版が公開された。本作は、2020年末に実写ドラマ化された荒木飛呂彦の人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれたスピンオフ『岸辺露伴は動かない』の映画版。相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気漫画家・岸辺露伴が遭遇する奇怪な事件に立ち向かう姿を描く。岸辺露伴を演じる高橋一生や、露伴の担当編集・泉京香を演じる飯豊まりえ、スタッフ陣がドラマ版から続投。加えて新キャストとして、木村文乃、長尾謙杜(なにわ男子)、安藤政信、美波が出演する。映画版で描かれるのは、美の殿堂フランスのルーヴル美術館を舞台に展開される、荒木飛呂彦初となるフルカラーの読切で描かれた人気エピソードにして岸辺露伴最大の事件。公開されたメイキングでは、日本映画で2例目という異例のケースとなったルーヴル美術館内での貴重な撮影や、日本の多くの伝統的建築物で行われた撮影に密着。豪華絢爛な錚々たる美術品の数々に囲まれた高橋は興味深そうに周りを見つめ、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた世界一有名といっても過言ではない油彩画「モナ・リザ」前では渡辺一貴監督と談笑。飯豊がシックな深い紫のドレス姿を披露し、ルーヴル内ではタイトなレザーのミニワンピースを難なく着こなして「サモトラケのニケ」像の横で京香らしい可憐なポージングを披露する場面も。また、木村は劇中で終始シースルーのワンピースや和装姿で登場しミステリアスな雰囲気を作る一方、撮影の合間には一転して無邪気な笑顔を見せる。木村と同場所で共演した長尾は自身もファンである岸辺露伴を演じることに真剣な面持ちでのぞみつつ、歴史を感じさせる伝統的な日本庭園を覗き込んでいる時や、露伴の祖母役とともに笑い合ったりなどリラックスした表情を覗かせる。そして、高橋、飯豊と一緒にルーヴルロケに参加した安藤政信と美波が、ルーヴル美術館の絵画を前に入念に演出を確認する様子や、クランクアップ時の達成感溢れる瞬間も映像に収められている。『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』メイキングPV<作品情報>『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』5月26日(金) 全国公開公式サイト:
2023年05月11日世界中から熱い視線が注がれている実写映画『リトル・マーメイド』。この度、アメリカ・ロサンゼルスにて現地時間5月8日(日本時間5月9日)にワールドプレミアが行われ、アリエル役の新人女優ハリー・ベイリー、ディズニー音楽の巨匠アラン・メンケン、アニメーション版アリエルのジョディ・ベイソンらも登場し、映画完成を祝福した。会場となったドルビー・シアターは、まるでアリエルたちの暮らす神秘的な海の中のように、美しく飾られた。そして、キャスト・クリエイター陣が登場すると、ファンたちとの交流を楽しむ姿も。“誰よりも美しい歌声”を誇るアリエル役を見事に務め上げたハリーは、待ちに待ったお披露目の瞬間を前に、「日本の皆さん、大好きです!映画を楽しんでくださいね」とメッセージ。そんな彼女の魅力についてアランは、「まず、素晴らしい歌声なんだ。そして、歌にポップなエッジを与え、それが曲のクラシックな部分と調和している。女優としても素晴らしいんだ」と絶賛。監督も「ハリーはすばらしい歌声の持ち主で、しかも彼女には、この世のものではないような魅力、純粋さ、情熱、強さもあったんだ」と以前より称賛しており、パワフルな歌声を携えたハリーが、自分を信じ、心の感じるままに外の世界へと飛び出していくアリエルを通じて、世界中に一歩踏み出す勇気や希望を届けてくれるだろうとの期待感を口にする。同じく、共演したキャスト陣も魅了されたようで、セバスチャンの声を担当したダヴィード・ディグスは「あんなふうに歌えるなんて、ありえないとまで思う。観客はみんな大感激すると思うよ」と言い、カモメのスカットルの声を担当したオークワフィナも「私が子供の頃から愛してきた歌を、ハリーはしっかり敬意を捧げつつ歌ってくれた。彼女がアリエルを演じるのを見るのはすばらしかった。この映画で彼女は本当に輝いていると思う」と撮影当初よりコメントしていた。また、アリエルと対峙する海の魔女アースラ役のメリッサ・マッカーシーは、「ロブ・マーシャルは、信じられないほど美しく、面白く、魅力的な物語を作り上げた。私たちが長い間取り組んだこの作品は、愛の結晶となった」とアリエルのストーリーに注目だと話す。本作に欠かせないのが、珠玉のミュージカルナンバー。まだ見ぬ外の世界への憧れを抱くアリエルの心情を歌う「パート・オブ・ユア・ワールド」や、海の中の楽しさを愉快に表現する「アンダー・ザ・シー」など、アニメーション版で登場した既存楽曲の数々が、その製作に携わったアランとリン=マニュエル・ミランダの豪華コラボレーションにより、新たな魅力を纏って蘇ることに。加えて新曲3曲が誕生するが、アランは「これ以上嬉しいことはないね。この映画で経験できたこと。私たちが書いた音楽にもね。私たちはこの作品にたくさんの愛情を注いだんだ。それを皆さんとようやくお披露目できることを嬉しく思うよ」と自信をのぞかせている。『リトル・マーメイド』は6月9日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:リトル・マーメイド(2022) 2023年6月9日より全国にて公開© 2022 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2023年05月09日アニメーション映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』の日本版ポスターが公開された。本作は、新たなスパイダーマンの誕生を描いた『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編。ピーター・パーカー亡きあと、スパイダーマンを継承した高校生マイルス・モラレス。マルチバースを自由に行き来できるようになった世界で、彼はともに戦ったグウェン・ステイシーと再会し、別の次元へ旅立つ。そこで出会ったのは、様々なユニバースから選び抜かれたスパイダーマンたち=スパイダーピープルだった。そしてマイルスは、かつてのスパイダーマンがみな受け入れてきた哀しき定めを知る。それは、この世界と自分の愛する人を同時には救えないということ。やがてマイルスはそれでも両方を守り抜くことを固く誓うが、その決断はマルチバース全体を揺るがす史上最大の危機を招くのだった――。「運命なんてブッつぶせ。」というキャッチコピーが力強く入った日本版ポスターでは、あらゆるバースから集結した無数のスパイダーマンたちとスパイダーマンが対峙。互いに向かって今まさに飛びかかろうとしている、疾走感あふれる対決の瞬間が描かれている。<作品情報>『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』6月16日(金) 公開オフィシャルサイト: CTMG. (C) & ™ 2023 MARVEL. All Rights Reserved.
2023年05月09日実写映画『リトル・マーメイド』が6月9日(金)より公開スタート。先日、日本版吹き替え版のアリエル役に豊原江理佳が抜擢されたことが明らかになり、早くもその歌声に注目が集まっている。ディズニー第二黄金期を支えた名作アニメーション『リトル・マーメイド』の誕生から32年。「アンダー・ザ・シー」をはじめとしたキャッチーな楽曲や、セバスチャン、フランダーなど魅力的なキャラクターが人気だが、特に、聞く者を虜にする歌声や、“人間の世界を見てみたい”というひたむきな想いで前に進む強さ、家族を大切にする優しい心を持つ主人公アリエルの魅力は、時が経っても色褪せることはない。アニメーションはもちろん、様々な舞台やショーで愛され続けてきた同作。全国で公演を続ける「劇団四季」では、2013年より上演がスタートし、今年で10周年を迎える。ワイヤーを使用した縦横無尽なアリエルの演技は海の中の世界を思わせ、舞台ならではの空間全体を響かすような美しく幻想的な歌声は、日本中の観客を虜にしてきた。ディズニー映画のキャラクターに扮したフィギュアスケーターが、映画のストーリーや音楽に合わせてパフォーマンスを行う「ディズニー・オン・アイス」でも登場し、アリエルはポップでキュートなステージを披露。「東京ディズニーシー」では、人間と海の仲間たちが一緒に仲良く楽しく過ごせるように、トリトン王がつくった海底王国マーメイドラグーンでのミュージカルショー「キング・トリトンのコンサート」で、アリエルはパークを訪れたゲストを、夢の世界へ連れていくような歌声と可憐な笑顔で魅了している(※現在はアトラクション休止中)。そんな様々なステージで観客を魅了しているアリエルは、ディズニー・ミュージカル映画の中でも、最もレベルの高い歌唱力が求められる。今回のオリジナルキャストには、ビヨンセが自身のツアーに同行させるほど目をかけ、グラミー賞ベスト・アーティスト賞にノミネートされたハリー・ベイリーを抜擢。吹き替え版でも同格以上の実力が求められるが、そこで抜擢されたのが、ミュージカル「アニー」でアニー役を務めデビューを果たした豊原さん。「ピーター&ザ・スターキャッチャー」「呪術廻戦」「The Fantasticks」「ザ・ビューティフル・ゲーム」など話題作に次々と出演する、ミュージカル界の期待のニュースターだ。先日、彼女が歌う「パート・オブ・ユア・ワールド」が流れる予告編が公開されると、「すごく透き通った綺麗な声で感動…絶対観にいきます!」「彼女はアリエルの声に欠かせない要素のある声を持っている」「字幕も吹替も絶対両方見に行く!!」と、数フレーズだけにも関わらず、視聴者を魅了。この夏は、そんな力強くも美しい歌声が、観客を感動の渦に巻き込んでいくことだろう。『リトル・マーメイド』は6月9日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:リトル・マーメイド(2022) 2023年6月9日より全国にて公開© 2022 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2023年05月07日