夏の暑い時期には誰もが気にする日焼け対策。でも、紫外線は、真夏だけではなく年中降り注いでいます。特にその量が急激に増加するのが春から初夏にかけて。美肌を守るためには、春先からの紫外線ケアがポイントです。■紫外線量のピークは春先から1年中降り注ぐ紫外線。特に真夏の7月・8月は、その強烈な日差しで、誰もが「紫外線量が多い」と感じる時期です。しかし、紫外線は毎年春先から急激に増え始め、5月ごろには真夏と同じくらいの量になるといわれています。紫外線はメラニンの生成を促し、シミやソバカスの原因になります。また、紫外線によるダメージは、肌の乾燥やシワを引き起こすもとにも。春先から初夏にかけての「うっかり日焼け」を防ぐことが、その後の肌コンディションを左右することになるのです。■UVAとUVB紫外線にはUVA(A波)とUVB(B波)の2種類があります。日焼けによる肌の赤い炎症を起こすのが、UVBです。エネルギーが強く、肌の表面に影響してシミやソバカスの原因になります。一方UVAは、じわじわと肌の奥まで浸透し、コラーゲンを劣化させシワやたるみを引き起こします。UVB は日傘や帽子である程度防ぐことができますが、UVAは雲やガラスを通過してしまい、しかもUVBの10~50倍も多く降り注いでいるため、曇りの日や車の中でも油断は禁物です。UVAのピークは4月から8月、UVBのピークは5月から8月ごろといわれています。■初夏の紫外線を防ぐ方法とはまず大切なのが、常日頃の日焼け止め。ほんの少しの外出や、ベランダに出るとき、天気の悪い日でも必ず日焼け止めを塗るようにしましょう。部屋の中でも気づかないうちにガラス越しの紫外線を浴びている可能性があるので、ノーメイクの日でも日焼け止めはマストです。日焼け止めには「SPF」や「PA」の表示がありますが、それぞれ、「SPF(Sun Protection Factor)」はUVBの、「PA(Protection Grade of UVA)」はUVAの防止効果を表す数値です。数値が高いほど紫外線防止効果も高くなりますが、その分肌への負担が大きくなることも。日常生活ではSPF20、PA++程度でじゅうぶんです。ムラや塗り残しがないように注意し、効果を持続させるためにこまめに塗り直すようにしましょう。日焼け止めは、顔だけでなく首やデコルテも忘れずに。また、意外と忘れがちなのが手や足の甲です。足にサンダル焼けの跡がくっきり、なんてことにならないように、しっかりとケアしてくださいね。
2013年05月01日マンションにおいてベランダは個人の空間ではなく「共有部分」ですが、ほかの場所と違って「専有使用権」があるため、自分の空間と思い込みがちです。それゆえか、隣家から漂ってくるタバコの害、ガーデニングによる害虫、避難経路をふさぐ物置、ペット飼育など、ご近所トラブルが絶えません。その実例と解決法について、「快適で安全な女性の暮らし」をモットーに活躍する不動産アドバイザーの穂積啓子さんにお話を伺いました。■隣人に嫌がられる「ベランダ喫煙」は遠慮しよう【トラブルケース1】幼い子どもがいるため、いつもベランダで喫煙しているAさん。ある日、隣の住人がベランダ越しに、「タバコの煙が漂ってくる! 臭いでベランダに出るだけで気分が悪い。ベランダでの喫煙はやめてほしい」と言われ、ちょっとした口論になったと言います。Aさんはヘビースモーカーで休日はかなりベランダでの喫煙回数が多いそうです。どのように対処するべきでしょうか。穂積さん:4~5年前から増えているトラブルです。入居時に室内での「禁煙」が条件となるマンションは急増していますが、ベランダでの喫煙は、マンションの規約の禁止事項になっていない場合がほとんどです。喫煙者の良心やマナー、モラルに任せられることになるケースですが、重要なのは、規約がないからこそ法的指針による解決策が見えず、もめごとが大きくなる事例があるということです。Aさんには、ベランダ喫煙でのトラブルが増えていることを伝え、できるだけ部屋の換気扇の下で吸うようにして消臭剤を併用する、空気清浄器を使うなどを提案しました。喫煙の自由はあるものの、隣家に煙が流れていること、実際に隣人が被害を訴えているため、トラブルを起こさないことを念頭に行動することが大事でしょう。また、ベランダでは「バーベキューや花火など、発煙、発火の行為は禁止」です。タバコの火の不始末、吸い殻が隣家に飛ぶなどがあると火事になる恐れもあります。東京消防庁発表の「最近10年間(平成12年~平成21年)の建物から出火した『たばこ火災』の推移と出火箇所の状況」(によると、「建物から出火した火災の出火場所」では、ベランダからの出火が増加しており、平成21年は10年前と比べて30件(90.9%)増加、ほぼ倍増したというデータもあります。■隣家のガーデニングから害虫が……【トラブルケース2】「隣人がベランダいっぱいにガーデニングをしていて、アリや蚊など害虫が集まってくるし、土が流れて共用の排水溝が詰まって困るんです」と訴えるBさん。もめ事は避けたいので今は我慢していると言いますが、隣人に注意することはできるのでしょうか。穂積さん:注意する必要があるでしょう。直接言うとトラブルになることがあるので、管理会社か家主に伝えましょう。隣人には、「ベランダは共有部分であり、緊急時の避難経路のための場所であること」、「ガーデニングや物を置くための場所ではないこと」を認識してもらわなくてはなりません。ベランダの床に敷くウッドデッキや取り付け式の屋根やテントも、多くのマンションの規約で禁止されています。火災の予防、避難経路の確保などのためです。また、ベランダの排水には十分な注意が必要です。土やごみで排水溝が詰まると、雨の日には階下へ水漏れすることがあります。肥料の臭いも、ケース1のタバコの煙や臭い同様に、隣家にとっては迷惑なだけです。ベランダでのガーデニングは避難経路をふさがないよう、ご近所に迷惑をかけないよう、掃除とお手入れをしながら楽しみましょう。■物置を置いたら撤去を言い渡された【トラブルケース3】「ベランダの壁の隙間から自分のベランダや部屋が見えてしまう」と、目隠しのために大きな物置を置いたCさん。後日、消防設備検査の際に管理人から「消防法に違反するのですぐに撤去してください」と言われました。どうすればいいのでしょうか。穂積さん:避難経路をふさぐことは消防法に違反する行為ですから、撤去する必要があります。室内で火災が発生した、地震で玄関から出られない、誰かに侵入されたなどの場合、避難通路であるベランダがふさがれていると脱出できなくなります。また、共用部分ですから、ほかの人も同じベランダを使って避難する事態もあり得ます。それゆえに、大きな鉢植えや物置などを置くことは、マンションでは禁止されています。隣人と良好な関係を築くように努力して、隠す必要がなくなるよう、何かあったときは助け合うという心持ちでいるほうが快適に暮らせるのではないでしょう。入居のときに両隣りにはあいさつに行き、顔を知っておくということがトラブルを避けることにつながります。■ベランダでペットを飼うのは絶対にNG【トラブルケース4】ペットOKのマンションに入居したDさん。ベランダに犬小屋を設置して飼っていたところ、隣人から「鳴き声がうるさい」と怒られました。お隣は室内で飼っているようだけど、うちよりもっとうるさいのに……どうすればいいでしょうか。穂積さん:Dさんの規約違反です。ペット可であっても、ベランダのみならず、玄関ポーチや廊下など共有部分での飼育はどこのマンションでも禁止されています。入居時に、「室内で飼うように」と説明されているはずです。ベランダで動物を飼うのは鳴き声だけでなく、毛の散乱、糞尿の始末、器物損壊、動物の落下など、多くの危険と近隣への迷惑が伴う行為であり、問答無用な例です。最後に穂積さんは、管理会社や家主に対しても、「入居される方に、ベランダの役割や利用法について説明する義務と責任があります。その上で、守られていない場合は正してもらうように努めたいものです」と付け加えます。ベランダはほかの住人との共有部分であり、避難経路にあたるということを改めて認識し、自分の部屋のベランダを見直すきっかけにしたいと思います。監修:穂積啓子氏「安全で快適な一人暮らし」、「女性の安全な暮らし」をテーマとして活動する不動産アドバイザー。宅地建物取引主任者。その活躍ぶりは、コミックエッセイ『不動産屋は見た!~部屋探しのマル秘テク、教えます』(原作・文:朝日奈ゆか、漫画:東條さち子東京書籍1,155円)に描かれました。同書の主人公「善良なる大阪の不動産屋さん」は、穂積氏がモデルです。(岩田なつき/ユンブル)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月16日マンションにおいてベランダは個人の空間ではなく「共有部分」ですが、ほかの場所と違って「専有使用権」があるため、自分の空間と思い込みがちです。それゆえか、隣家から漂ってくるタバコの害、ガーデニングによる害虫、避難経路をふさぐ物置、ペット飼育など、ご近所トラブルが絶えません。その実例と解決法について、「快適で安全な女性の暮らし」をモットーに活躍する不動産アドバイザーの穂積啓子さんにお話を伺いました。■隣人に嫌がられる「ベランダ喫煙」は遠慮しよう【トラブルケース1】幼い子どもがいるため、いつもベランダで喫煙しているAさん。ある日、隣の住人がベランダ越しに、「タバコの煙が漂ってくる! 臭いでベランダに出るだけで気分が悪い。ベランダでの喫煙はやめてほしい」と言われ、ちょっとした口論になったと言います。Aさんはヘビースモーカーで休日はかなりベランダでの喫煙回数が多いそうです。どのように対処するべきでしょうか。穂積さん:4~5年前から増えているトラブルです。入居時に室内での「禁煙」が条件となるマンションは急増していますが、ベランダでの喫煙は、マンションの規約の禁止事項になっていない場合がほとんどです。喫煙者の良心やマナー、モラルに任せられることになるケースですが、重要なのは、規約がないからこそ法的指針による解決策が見えず、もめごとが大きくなる事例があるということです。Aさんには、ベランダ喫煙でのトラブルが増えていることを伝え、できるだけ部屋の換気扇の下で吸うようにして消臭剤を併用する、空気清浄器を使うなどを提案しました。喫煙の自由はあるものの、隣家に煙が流れていること、実際に隣人が被害を訴えているため、トラブルを起こさないことを念頭に行動することが大事でしょう。また、ベランダでは「バーベキューや花火など、発煙、発火の行為は禁止」です。タバコの火の不始末、吸い殻が隣家に飛ぶなどがあると火事になる恐れもあります。東京消防庁発表の「最近10年間(平成12年~平成21年)の建物から出火した『たばこ火災』の推移と出火箇所の状況」(によると、「建物から出火した火災の出火場所」では、ベランダからの出火が増加しており、平成21年は10年前と比べて30件(90.9%)増加、ほぼ倍増したというデータもあります。■隣家のガーデニングから害虫が……【トラブルケース2】「隣人がベランダいっぱいにガーデニングをしていて、アリや蚊など害虫が集まってくるし、土が流れて共用の排水溝が詰まって困るんです」と訴えるBさん。もめ事は避けたいので今は我慢していると言いますが、隣人に注意することはできるのでしょうか。穂積さん:注意する必要があるでしょう。直接言うとトラブルになることがあるので、管理会社か家主に伝えましょう。隣人には、「ベランダは共有部分であり、緊急時の避難経路のための場所であること」、「ガーデニングや物を置くための場所ではないこと」を認識してもらわなくてはなりません。ベランダの床に敷くウッドデッキや取り付け式の屋根やテントも、多くのマンションの規約で禁止されています。火災の予防、避難経路の確保などのためです。また、ベランダの排水には十分な注意が必要です。土やごみで排水溝が詰まると、雨の日には階下へ水漏れすることがあります。肥料の臭いも、ケース1のタバコの煙や臭い同様に、隣家にとっては迷惑なだけです。ベランダでのガーデニングは避難経路をふさがないよう、ご近所に迷惑をかけないよう、掃除とお手入れをしながら楽しみましょう。■物置を置いたら撤去を言い渡された【トラブルケース3】「ベランダの壁の隙間から自分のベランダや部屋が見えてしまう」と、目隠しのために大きな物置を置いたCさん。後日、消防設備検査の際に管理人から「消防法に違反するのですぐに撤去してください」と言われました。どうすればいいのでしょうか。穂積さん:避難経路をふさぐことは消防法に違反する行為ですから、撤去する必要があります。室内で火災が発生した、地震で玄関から出られない、誰かに侵入されたなどの場合、避難通路であるベランダがふさがれていると脱出できなくなります。また、共用部分ですから、ほかの人も同じベランダを使って避難する事態もあり得ます。それゆえに、大きな鉢植えや物置などを置くことは、マンションでは禁止されています。隣人と良好な関係を築くように努力して、隠す必要がなくなるよう、何かあったときは助け合うという心持ちでいるほうが快適に暮らせるのではないでしょう。入居のときに両隣りにはあいさつに行き、顔を知っておくということがトラブルを避けることにつながります。■ベランダでペットを飼うのは絶対にNG【トラブルケース4】ペットOKのマンションに入居したDさん。ベランダに犬小屋を設置して飼っていたところ、隣人から「鳴き声がうるさい」と怒られました。お隣は室内で飼っているようだけど、うちよりもっとうるさいのに……どうすればいいでしょうか。穂積さん:Dさんの規約違反です。ペット可であっても、ベランダのみならず、玄関ポーチや廊下など共有部分での飼育はどこのマンションでも禁止されています。入居時に、「室内で飼うように」と説明されているはずです。ベランダで動物を飼うのは鳴き声だけでなく、毛の散乱、糞尿の始末、器物損壊、動物の落下など、多くの危険と近隣への迷惑が伴う行為であり、問答無用な例です。最後に穂積さんは、管理会社や家主に対しても、「入居される方に、ベランダの役割や利用法について説明する義務と責任があります。その上で、守られていない場合は正してもらうように努めたいものです」と付け加えます。ベランダはほかの住人との共有部分であり、避難経路にあたるということを改めて認識し、自分の部屋のベランダを見直すきっかけにしたいと思います。監修:穂積啓子氏「安全で快適な一人暮らし」、「女性の安全な暮らし」をテーマとして活動する不動産アドバイザー。宅地建物取引主任者。その活躍ぶりは、コミックエッセイ『不動産屋は見た!~部屋探しのマル秘テク、教えます』(原作・文:朝日奈ゆか、漫画:東條さち子東京書籍1,155円)に描かれました。同書の主人公「善良なる大阪の不動産屋さん」は、穂積氏がモデルです。(岩田なつき/ユンブル)
2012年11月16日前回「マイナビ賃貸」が実施した「家での怖い体験談」に関する調査によると、しつこい勧誘や空き巣など、自分の家で怖い思いをしたことがある人は11.2%でした。では、こうしたトラブルを未然に防ぐために、社会人はどんなことを実行しているのでしょうか?今回は、住まいの防犯対策とその効果をマイナビニュース会員500人に聞いてみました。みなさんもぜひご参考にしてください!■意識して防犯対策を行っている人は2割に満たない?Q1.現在の住まいで何か防犯対策を行っていますか?はい…16.8%いいえ…83.2%フタを開けてみると、大なり小なり意識して防犯対策を行っているという人は全体の16.8%と意外に少なめ。さらに前回の調査で「家で怖い思いをした事がある」と答えた人の中でも、4割に満たないのが、ちょっぴり気になるところです。■戸締まりを筆頭に、センサー・防犯ベル、ホームセキュリティを導入Q2.具体的にどのような対策か教えてください。また、効果がありましたか?【1位】玄関や窓の施錠を強化・「窓に防犯用の器具を取り付けています。気休めに付けています」(男性/28歳/東京都)・「窓に防犯フィルムを貼ったけれど、効果はわからない」(男性/22歳/東京都)・「玄関は二重ロックをしている。空き巣には入られていない」(女性/27歳/神奈川県)・「窓と玄関の鍵を二重にしている。今まで泥棒に入られてはいない」(女性/26歳/愛知県)・「玄関に毎日チェーンをかけ、寝る前に鍵の確認をしている。空き巣に入られたことはない」(女性/30歳/岡山県)・「夜は窓のシャッターを閉めている。今のところ怖い経験はない」(女性/29歳/東京都)「防犯対策をしている」人の4割以上が実行しているのが、玄関ドアや窓のロックを二重にしたり、夜間や留守中の戸締まりに注意すること。空き巣は侵入に時間のかかる家を嫌うため、こうした対策は防犯の基本と言えます。中には「鍵を三重にしています。まともなやつなら入ろうとは思わない」(男性/29歳/神奈川県)という徹底派も。【2位】センサー、防犯ベル・「センサーライトを付け、犬を飼ったおかげで、泥棒どころか来客も分かる」(男性/27歳/男性)・「防犯ベルをつけている。窓を外から開けると大きなベルが鳴る」(女性/25歳/山梨県)・「ドアを開けるとベルが鳴るが、特に効果は感じない」(女性/ 26歳/神奈川県)・「窓ガラスに、割れた時に鳴るセンサーを付けました。空き巣に入られていません」(男性/33歳/京都府)【3位】ホームセキュリティ・「警備会社に登録しています。安心感が得られます」(男性/28歳/新潟県)・「ホームセキュリティをつけています。玄関にステッカーを付けているせいか今まで被害はない」(女性/23歳/神奈川県)・「オートロックで、セコムに加入。勧誘が無くなった」(男性/31歳/神奈川県)【4位】モニター&監視カメラ・「ドアモニターをつけました。訪問者を確認し居留守が使える」(女性/29歳/東京都)・「アポがない訪問は出ない&モニターで確認して対応。無駄な勧誘を受けなくなった」(男性/30歳/神奈川県)・「監視カメラを設置したので、不在時の訪問者がわかる」(男性/31歳/東京都)【5位】マンションのセキュリティ・「オートロックに住んでいます。最低限の防犯」(女性/25歳/神奈川県)・「オートロックにしています。変なセールスが上階に上がらない」(男性/31歳/東京都)それぞれ10名ほどが取り入れていると答えたのが、ドアモニターやオートロック。しつこい勧誘などを防ぐ「効果がある」と感じている人が目立ちました。ただ、オートロックのマンションでも外部から人が侵入するケースがあるので油断は禁物。各部屋でもしっかり自衛策を取る事が大切です。【番外編】こんな意見も?他には、「自転車を複数ガレージに駐輪して家族を装う」(男性/31歳/大阪府)「外出時も電気を点け、在宅に見せかける」(男性/35歳/愛知県)などのカモフラージュ派や、「のぞかれないよう窓にすだれを掛ける」(女性/42歳/東京都)といった目隠し作戦など、実にさまざまな対策が寄せられました。今回のアンケートでは、防犯対策の効果が「わからない」「特にない」という回答が多数ありましたが、それは何事も起きなかった証拠でもあります。それぞれができる範囲のことをして、「常に警戒しています」という姿勢を見せておくことが、犯罪の一番の抑止力になるのかもしれません。あなたもこの機会にぜひ、住まいの防犯を見直してみませんか?(文・鈴木恵美子)アンケート対象:マイナビニュース会員調査時期:2012年7月21日~2012年7月23日有効回答:500人調査手法:インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月17日前回、「マイナビ賃貸」が実施した「家での怖い体験談」に関する調査によると、しつこい勧誘や空き巣など、自分の家で怖い思いをしたことがある人は11.2%でした。では、こうしたトラブルを未然に防ぐために、社会人はどんなことを実行しているのでしょうか?今回は、住まいの防犯対策とその効果をマイナビニュース会員500人に聞いてみました。みなさんもぜひご参考にしてください!■意識して防犯対策を行っている人は2割に満たない?Q1.現在の住まいで何か防犯対策を行っていますか?はい…16.8%いいえ…83.2%フタを開けてみると、大なり小なり意識して防犯対策を行っているという人は全体の16.8%と意外に少なめ。さらに前回の調査で「家で怖い思いをした事がある」と答えた人の中でも、4割に満たないのが、ちょっぴり気になるところです。では具体的に、どんなことが起きたのかを聞いてみました。■戸締まりを筆頭に、センサー・防犯ベル、ホームセキュリティを導入Q2.具体的にどのような対策か教えてください。また、効果がありましたか?【1位】玄関や窓の施錠を強化・「窓に防犯用の器具を取り付けています。気休めに付けています」(男性/28歳/東京都)・「窓に防犯フィルムを貼ったけれど、効果はわからない」(男性/22歳/東京都)・「玄関は二重ロックをしている。空き巣には入られていない」(女性/27歳/神奈川県)・「窓と玄関の鍵を二重にしている。今まで泥棒に入られてはいない」(女性/26歳/愛知県)・「玄関に毎日チェーンをかけ、寝る前に鍵の確認をしている。空き巣に入られたことはない」(女性/30歳/岡山県)・「夜は窓のシャッターを閉めている。今のところ怖い経験はない」(女性/29歳/東京都)「防犯対策をしている」人の4割以上が実行しているのが、玄関ドアや窓のロックを二重にしたり、夜間や留守中の戸締まりに注意すること。空き巣は侵入に時間のかかる家を嫌うため、こうした対策は防犯の基本と言えます。中には「鍵を三重にしています。まともなやつなら入ろうとは思わない」(男性/29歳/神奈川県)という徹底派も。【2位】センサー、防犯ベル・「センサーライトを付け、犬を飼ったおかげで、泥棒どころか来客も分かる」(男性/27歳/男性)・「防犯ベルをつけている。窓を外から開けると大きなベルが鳴る」(女性/25歳/山梨県)・「ドアを開けるとベルが鳴るが、特に効果は感じない」(女性/ 26歳/神奈川県)・「窓ガラスに、割れた時に鳴るセンサーを付けました。空き巣に入られていません」(男性/33歳/京都府)【3位】ホームセキュリティ・「警備会社に登録しています。安心感が得られます」(男性/28歳/新潟県)・「ホームセキュリティをつけています。玄関にステッカーを付けているせいか今まで被害はない」(女性/23歳/神奈川県)・「オートロックで、セコムに加入。勧誘が無くなった」(男性/31歳/神奈川県)【4位】モニター&監視カメラ・「ドアモニターをつけました。訪問者を確認し居留守が使える」(女性/29歳/東京都)・「アポがない訪問は出ない&モニターで確認して対応。無駄な勧誘を受けなくなった」(男性/30歳/神奈川県)・「監視カメラを設置したので、不在時の訪問者がわかる」(男性/31歳/東京都)【5位】マンションのセキュリティ・「オートロックに住んでいます。最低限の防犯」(女性/25歳/神奈川県)・「オートロックにしています。変なセールスが上階に上がらない」(男性/31歳/東京都)それぞれ10名ほどが取り入れていると答えたのが、ドアモニターやオートロック。しつこい勧誘などを防ぐ「効果がある」と感じている人が目立ちました。ただ、オートロックのマンションでも外部から人が侵入するケースがあるので油断は禁物。各部屋でもしっかり自衛策を取る事が大切です。【番外編】こんな意見も?他には、「自転車を複数ガレージに駐輪して家族を装う」(男性/31歳/大阪府)「外出時も電気を点け、在宅に見せかける」(男性/35歳/愛知県)などのカモフラージュ派や、「のぞかれないよう窓にすだれを掛ける」(女性/42歳/東京都)といった目隠し作戦など、実にさまざまな対策が寄せられました。今回のアンケートでは、防犯対策の効果が「わからない」「特にない」という回答が多数ありましたが、それは何事も起きなかった証拠でもあります。それぞれができる範囲のことをして、「常に警戒しています」という姿勢を見せておくことが、犯罪の一番の抑止力になるのかもしれません。あなたもこの機会にぜひ、住まいの防犯を見直してみませんか?(文・鈴木恵美子)アンケート対象:マイナビニュース会員調査時期:2012年7月21日~2012年7月23日有効回答:500人調査手法:インターネットログイン式アンケート
2012年08月17日2010年には、当時の恋人ルーク・カールと共にギリシャの島で結婚式を挙げようとしていたとうわさもあったレディ・ガガだが、現在ギリシャで海に浮く家を建設中のようだ。1,000万ポンド(約12億3,700万円)とも伝えられている同物件は、昨年ガガが土地を購入した同国のクレタ島にあるという。複数の関係者は「Daily Star」紙に「ガガがその家を建て終えたら、驚くべき邸宅になるでしょうね」と明かした。先日トム・クルーズと離婚したケイティ・ホームズが娘のスリちゃんを入学させたマンハッタンにあるカトリック系の学校コベント・オブ・ザ・セークリッド・ハート・スクールの卒業生でもあるガガは、さらに同地に宮殿と教会も立てることを計画しているという。先の関係者は「ちょうど水際にあって、海の上に浮いたような形になるので、その家を見たければ、ボートを出さないとだめでしょうね。宮殿と教会のほかにも、テニスコートや2つのプールも作る気のようです。いままでの時点で、すでに1,000万ポンドの建設費用がかかる見込みです。でもこれから余分な割り増し費用がかさんでくるでしょうね」と続けた。
2012年07月19日「ゴム銃」と聞くと夏休みの工作のようでもあるが、ここでいう「ゴム銃」とは実に本格的なものである。その威力たるや、ゴキブリなどの害虫を駆除し、その精度に至っては、空中に飛ぶハエすら撃ち落とすことができるという(もちろんそれなりの鍛錬は必要だが)。「マッチボックス(※1)」「フライシュート(※2)」「コインペンドラム(※3)」。さまざまに名付けられた競技で、その腕を競う射撃大会が開催されるなど、現在にわかに広がりを見せつつある「ゴム銃」の世界に迫ってみた。まずはいくつかの画像と共に、こだわりの作品をご紹介したい。指で輪ゴムを挟んでピーンと飛ばすのとはワケがちがうことは、すぐにご理解いただけると思う。名称:SRBG2008 Riot Gun全長:535mm、銃身長:355mm、全高:140mm、全幅:45mm、重量:445g素材:ナラ、ケヤキ、アガチス、ホウ、カツラ、真鍮ピン3mm径,2mm径、建具用木ネジ、ステンレススプリング、真鍮板、アルミステー動画:打ち出すと空の薬きょうが飛び出す構造になっており、派手なアクションが楽しめるゴム銃である。滑らかなフォルムと木目が美しい。名称:SRBG2007SideWinder全長:470mm、銃身長:125~240mm、全高:220(250)mm、全幅:120mm適合装弾:株式会社共和 カラーオーバンド#16装弾数:200発素材:ケヤキ、桜、桂、桧、ブナ、全ネジ、塩ビ水道管、アルミプーリー、ビニールベルト、ほか動画:発/分の高速連射を実現した、電動ストリングリリース式マシンガン。見た目の物々しさに興味をそそられる。打ってみたい。名称:Hunter Single Action Army Nagare Special全長:346mm、銃身長:232mm、全高:132mm、全幅:48mm装弾数:1発、適合装弾#16素材:ブナ、桂、朴、ラミン、桧、真ちゅうNHK「熱中時間」のスペシャル番組「熱中サミット2005」のロケ用に作られたコルトシングルアクションアーミー(SAA)と呼ばれるゴム銃。俳優の萩原流行さんと同協会の理事長中村さんが共同で制作したという。名称:CG45-2全長:225mm(270mm/スライド引き出し時)、銃身長:215mm、全高:108mm、厚み:9mm適合装弾:#16、装弾数:6発素材:チーク(銃身・グリップ)、ステンレス鋼(トリガー、スライドプレート)シックで高級感のあるデザインと、軍用銃同様のコンセプトを持った機能を持ったゴム銃である。こうしてケースに入れられていると、一見、本物の銃なのではないかと見まがうほどの美しさである。現在、会員数2000名以上を誇る「日本ゴム銃射撃協会」の理事長、中村光児さんにお話を聞いた。――ゴム銃の魅力とはなんでしょうか?「工作の面では特別な技量を要さず、誰でも低予算で作れるところです。それでいて、工夫の余地があり奥が深い。競技も場所を選ばず手軽にできますし、年齢、性別、体格を問わずだれでも対等に競えます。そしてなにより、安全です」――2000年ごろに発足されたそうですが、現在は多くの会員さんを抱える大きな協会になりつつあります。これは発足当時に想像していたことなのでしょうか?「この規模、今日の活動は、発足時には想定していませんでした。今でこそ、慣れてきましたが、急激な入会者、会員のテンションの高さ、マスメディアや世間の反応には驚きの連続でした。もちろんテーマであるゴム銃が、古い世代には懐かしく、新しい世代には新鮮だったのでしょう。多くの人に受け入れられたことは大きかったと思います。また、この成長の最大の要因はインターネットの普及でしょう。この環境がなければ、仲間を募ることも情報交換もなかったと思います」――今後、ゴム銃協会はどうなっていくのですか?「学生の会員を増やし、高校、大学等にゴム銃サークルを創設したいと思っています。そして、将来は学生選手権を実施したい。また、いずれは世界大会の実施も目指したい。全国大会は実施済みなのですが、それにとどまることない活動を行っていきたいですね」――ゴム銃をやってきて本当によかったこととはなんですか?大物を仕留めたり、悪者を退治したりとか。「そんな大層なものはありません(笑)。ただ、素晴らしい仲間がたくさんできたこと、多くの子供たちに喜んでもらえたことはよかったと思っています。作り方やゴム銃の基本構造などを記した著書(ゴム銃オフィシャルガイドブック)もあるのでよかったら読んでみてください」――ありがとうございます。がぜん興味が湧いてきました。今や全国大会が開かれるほど、独自の発展を遂げてきたゴム銃の世界。実際の銃を持つことは許されなくても、ゴム銃なら自由にそのこだわりを表現することが可能である。童心に戻ったような気持ちで、自分だけの一丁の制作に興じてみてはいかがだろうか。(根岸達朗/プレスラボ)(※1) 静標的精密射撃。もっともオーソドックスな競技。銃の性能と射撃の正確さを競う。初心者から上級者まで愛好者が多い。(※2) もともとフライハンティング(ハエ狩り)の練習用として発達した競技。決められた時間内で正確な射撃技術を競う上級者向きの種目。(※3) 動標的種目。振り子状の標的に制限時間内で何発の命中弾を与えるかを競う。自らの命中弾で揺れる標的を狙う高度な種目。【関連リンク】日本ゴム銃射撃協会筆者はこれを見てゴム銃が作りたくなりましたドロケイ(ケイドロ)、ゴム段……。20代の懐かしの遊びとは!?ゴムにはこんな遊び方もありました
2009年08月05日