2016年、石丸幹二主演、ヒロインに安蘭けいを迎え、ガブリエル・バリー潤色・演出の新バージョンとして世界初演されたミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』が今秋、早くも再演される。フランク・ワイルドホーン作曲による愛と勇気の冒険活劇は1997年にブロードゥエイで初演。2008年には小池修一郎演出により宝塚歌劇で初演され、安蘭は当時星組男役トップスターとして主演を務めている。ガブリエル・バリーはこのことを尊重し、本作の初演では彼女のために“見せ場”が設けられたほど。安蘭に再演への思いを聞いた。ミュージカル「スカーレット・ピンパーネル」チケット情報1789年、フランス革命勃発。元貴族らが次々と処刑される恐怖政治が続くなか、イギリス貴族のパーシー(石丸幹二)はフランスの有名女優だった妻マルグリット(安蘭けい)に内緒で仲間と「ピンパーネル団」を結成、無実の人々を救うため暗躍する。フランス政府特命全権大使ショーヴラン(石井一孝)は“元同志”で恋人でもあったマルグリットにピンパーネル団の素性を探って欲しいと囁くのだが……。マルグリット唯一の肉親で最愛の弟アルマン(松下洸平)を巻き込みながら、疑心と愛憎渦巻く物語がスリリングに展開する。夫と元恋人の間で揺れ動く三角関係が肝の話かと思いきや、安蘭マルグリットの見解は少し違うよう。「活動家でもあったマルグリットは信念のある強い女性。ショーヴランに対しては今も昔も同志以上の想いはなかったと思います。一方、パーシーとは出会って6週間のスピード婚だったので一目惚れだったのかな。女性としての気持ちが芽生え、初恋のように弱い部分が出てしまう。また、原作にはパーシーが英国一のお金持ちであったため、セレブ生活に憧れたマルグリットが打算的に結婚したことも描かれていて、なるほどなと。マルグリットも普通の女性なんだなと思ったら、面白く演じられそうだと思いました」初演の際、演出のガブリエルは安蘭が宝塚版初演でパーシーを演じたことを尊重し、「ファンの期待に応えたい」と急遽、マルグリットに歌と立ち回りの場面が追加されたと明かす。「(宝塚版パーシーの劇中歌)『ひとかけらの勇気』は歌詞を変えて数フレーズのみでしたが、私の声であのメロディを聴けてゾワゾワした、と喜びの声も頂きました。終盤の立ち回りはまさかの二刀流!あまりに強くて場面を少し削ったほど。マルグリットの役柄に必要な要素かも悩みましたが、最後はファンサービスの意味も込めて戦い切りました(笑)」。再演では石丸さち子が演出に加わり、ピンパーネル団の顔ぶれも一新される。「繊細に役を深めつつ、石丸(幹二)さんとも相談しながらパワーアップした内容でお届けしたい。前回チケットが入手できなかった方も大勢いらしたので、この機会にぜひご覧頂ければと思います」大阪公演は11月13日(月)から15日(水)まで梅田芸術劇場メインホールにて、東京公演は11月20日(月)から12月5日(火)までTBS赤坂ACTシアターにて上演。チケットは発売中。取材・文:石橋法子
2017年10月10日東京・中目黒のギャラリー・ボイルド(VOILLD)では、10月1日までアーティストのとんだ林蘭による個展「Dressing」が開催中。東京を拠点にコラージュ、イラスト、ペインティングなど、様々な手法で作品を創作し続けるとんだ林蘭。近年では映像や写真、立体、インスタレーション、またファッションブランドや音楽アーティストへの作品提供、さらに自身もモデルとして作品に登場するなど、多彩な表現で人々を魅了している。日々の生活に潜むおかしな場面や、愛しい出来事など、身近かつ様々な瞬間を純粋に切り取りつつ、独特な目線でモチーフや言葉を組み合わせたチャーミングでありながらも鮮烈な色使いの作品が特徴だ。今回「Dressing」とタイトルを掲げた個展では、病や死といった言葉を連想させるようなシチュエーションをモチーフにした、より鮮やかな色彩のペインティングやドローイングの平面作品を中心に、映像、立体、インスタレーション作品約40点を展示。着飾ること、彩りを添えることを表現したそれらの作品は、命が絶たれてまで美しさや見栄えにこだわる人間の欲深さへの問いかけのようにも感じられる。また、会場内では、作品の他にクッションやポーチiPhoneケースなど、オリジナルグッズも販売されている。【展覧情報】「TONDABAYASHI RAN EXHIBITION『Dressing』」会期:9月9日~10月1日会場:VOILLD住所:東京都目黒区青葉台3-18-10 カーサ青葉台 地下1階時間:14:00~20:00(土・日12:00~18:00)休廊日:月・火・祝日
2017年09月13日俳優の市村正親が22日、都内で行われたミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』製作発表記者会見に、鳳蘭、実咲凜音、神田沙也加、唯月ふうか、入野自由、広瀬友祐、神田恭兵と友に登場した。同作は1964年にブロードウェイで初演され、トニー賞ミュージカル部門の最優秀作品賞など7つもの賞を獲得。日本では1967年に森繁久彌により初演を迎え、今回が日本初演50年の節目となる。帝政ロシア時代の寒村で酪農業を営むユダヤ人一家の父親・テヴィエ(市村)と、妻・ゴールデ(鳳)、そして娘たちの結婚をめぐる家族の物語が描かれる。同作の魅力について、市村は「ユダヤ人のいろんな家族の問題とか人種の問題とか人間の問題とか内容が非常に豊富で、作品として素晴らしい出来になっているのと、音楽がいい」と説明する。鳳も「三大要素であるドラマ、曲、ダンス全てが揃ってる。だからこそ世界に残ってる名作なんだと思います」と魅力を表した。宝塚歌劇団退団後初ミュージカルとなる実咲は「素晴らしい作品と共演者の方々とご一緒させていただけること、全てが新鮮で学ぶことばかりなので、殻を破りたいと思いお受けしました」と新たな一歩を踏み出す。神田沙也加は「いつもポスターを見ていたので、まさか参加させていただけるとは」と驚き、唯月も「頑張らないとという気持ちでいっぱいでした」と名作へのオファーに気を引き締めた。前回と違う役で舞台に立つことになる入野は「前回は経験も浅かったこともあり、自分がやるということに一生懸命すぎて作品を掘り下げることができなかった」と反省。声優、俳優としても経験を積み「もっともっと役や作品に対して、深く深く掘っていけるなと思ったので、ぜひやらせてくださいとお答えしました」と心境を語る。広瀬は「市村さんとご一緒できることを嬉しく思っています」と喜び、神田恭兵は「稽古から一瞬も逃さずに、僕だけのフョートカを築き上げたい」と意気込んだ。ゴールデンコンビと言われる市村&鳳だが、鳳が「絶対に男は浮気するけど、絶対しない男を上げろと言われたらいっちゃん(市村)だと思います」と太鼓判。「だって(篠原)涼子ちゃんより素敵な女性を探さなきゃいけない」と語ると、市村は照れた様子に。「『屋根の上のヴァイオリン弾き』の会見だから……」と鳳と手をつないで見せ、和気藹々と”夫婦漫才”を繰り広げた。東京公演は日生劇場にて12月5日~12月29日。また2018年1月から2月にかけて、大阪公演、静岡公演、名古屋公演、福岡公演、埼玉公演が行われる。
2017年08月22日キャンディストリッパー(Candy Stripper)とアーティスト・とんだ林蘭のコラボレーションウェア「WEIRD NURSE」シリーズが登場。2017年7月14日(金)より、キャンディストリッパー原宿本店及び公式オンラインストアにて発売される。コラボレーションしたとんだ林蘭は、コラージュ・イラスト・ペインティングなど様々な技法を用いた作品を制作する、次世代アーティスト。独特でシュール、時には官能的な世界観が特徴だ。今回のウェアには顔に「A」の文字を携え、シェイクを飲んでいる“シュールなナース”のコラージュをデザインした。Tシャツはナースを大胆にあしらっており、スタンダードな2Mサイズと、ユニセックスに着こせるXLサイズを用意。またナースモチーフが散りばめられたオープンカラーのシャツは、ラフに着こなしたい一枚だ。オンラインストア限定色としてミントカラーが登場する。さらに、デイリーユースにぴったりなキャンバストートも展開。使い勝手の良いA4サイズとなっている。【詳細】「WEIRD NURSE」シリーズ発売日:2017年7月14日(金) ※オンラインストアは同日19:00〜※オンラインストアでは、6月28日(水)19:00より先行予約を開始販売店舗:キャンディストリッパー原宿本店、公式オンラインストア価格:・シャツ「WEIRD NURSE SHIRT」17,800円+税・Tシャツ「WEIRD NURSE TEE」5,900円+税・トートバッグ「WEIRD NURSE TOTE BAG」4,900円+税【問い合わせ先】Candy StripperTEL:03-5770-2204
2017年07月01日とんだ林 蘭とレイ ビームス(Ray BEAMS)のコラボレーションTシャツが登場。2017年4月14日(金)から20日(木)までビームス ウィメン 渋谷にて先行発売、その後4月21日(金)より全国のレイ ビームス取り扱い店舗でも販売される。コラージュ、イラスト、ペインティング、立体、映像など、幅広い手法を用いながら、猟奇的でいて可愛らしい独自の世界観を表現するアーティスト、とんだ林 蘭。今回は、そんな彼女の世界観が詰め込まれたコラージュとガーリーなモチーフをドローイングに合わせて、シルエットやカラーリングにこだわったTシャツコレクション全10型が製作された。また、2017年4月15(土)には、とんだ林 蘭が先着30名に似顔絵を描くイベントを「ビームス ウィメン 渋谷」にて開催。20日(木)までの会期中は、グラスやキャンドルなどの雑貨も豊富に揃うほか、来場者にはとんだ林 蘭のアートワークをシルクスクリーンでペイントしたトートバッグを先着でプレゼント。【商品情報】TONDABAYASHI RAN × Ray BEAMS発売日:2017年4月14日(金)〜4月20日(木) ビームス ウィメン 渋谷にて先行販売2017年4月21日(金)〜5月7日(日) 全国のレイ ビームス取り扱い店舗にて販売価格:・ボーダーノースリーブTシャツ9,500円+税・バラ柄ノースリーブTシャツ5,800円+税・オープンショルダーTシャツ 7,000円+税・チュール付きTシャツ 9,800円+税■期間限定ストア期間:2017年4月14日(金)〜20日(木)※15日(土)13:00〜17:00は、とんだ林 蘭自身が店頭に立つ。※似顔絵サービスは先着30名まで。開催店舗:ビームス ウィメン 渋谷(渋谷区神南1-14-7 2階)
2017年04月08日10代でデビューしドラマやバラエティ番組で大ブレイク、明るく元気なキャラクターで知られる鈴木蘭々さん。40代を迎えてなお、変わらない美しさ&かわいさを見せる彼女は、最近ではタレント業の傍ら、実業家としても活躍しているのだとか。さらに実は占いも好きで「九星気学」を勉強中とのこと。一方で結婚はまだしておらず、恋愛もこのところまったく縁がないという蘭々さん(こんなにキレイなのに!)が今回、東洋占術を中心に様々な占いを研究する重鎮・小野十傳先生の導きによって恋愛運UPの旅へ!果たして、恋愛運は上がったのでしょうか?【第11回】旅好き大人女子、みごと恋愛運UP?~後日談~東洋占い界の巨匠・小野十傳先生が伝授した「奇門遁甲」のルールに従い、8月に恋愛運UPの方位に当たる秩父を訪れた蘭々さん。1泊2日の旅を終えて、ご自身の中で何か変化はあったのでしょうか?あれこれ伺ってみました。■「奇門遁甲」の旅をしてみてまずはこちらの質問を。「奇門遁甲」を実践しての感想を教えてください。蘭々さん「私、基本マイペースだから、奇門遁甲のルールに従うのは大変かなと思ってたんです。でも、スケジュール通りに進めなくちゃいけないという緊張感がある分、本気度を試される感じがしてワクワクしました」確かに時間や方位が決まっていて、スケジュールを守らないと全ておじゃんになる!と思うとドキドキしちゃいますね。緊張感のある旅…1泊2日くらいならちょうどいいかも。それでは、「奇門遁甲」を教えてくれた小野十傳先生についてはどんな印象を受けましたか?蘭々さん「歴史のお話とか、すごく興味深かったです。プロフィール画像はダンディーなのに、中身は気さくでお茶目という、そのギャップも面白いですね」渋くてステキな小野先生とオジサマも好きと言う美女・蘭々さん。素敵な組合せでした。■ズバリ、恋愛運はUPした!?実際に旅をした結果、恋愛運がUPした!という感覚はありましたか?蘭々さん「それがね、大きな仕事が2つ来たんです!つまり恋愛運じゃなくて仕事運が上がったみたい(笑)。1つは、旅行から帰ってきて5日後にお話をもらいました。それはいろいろあってお断りしたけど、もう1つ、ずっと決まるかな?決まらないかな?って感じだった仕事が、旅行の1週間後くらいに決まったんです」わぁ!とてもステキなことですね。が、それはもしや「奇門遁甲」ではなく、1日目に行った「お金もうけの縁起の神様」聖神社のご利益…?ちなみに決まったお仕事はミュージカルとのこと!蘭々さん「ティム・バートン監督の『ビッグ・フィッシュ』という映画の舞台版です。演出家は白井晃さんなのですが、いつか彼とお仕事できたらいいなと思ってたので、すごくうれしくて。何でオファーしてくれたんですか?って聞いたら、『ビッグ・フィッシュ』のプロデューサーが、前に私が出た舞台をたまたまご覧になったんですって。そして、今回の役に合いそうだからと推薦してくれたそうなんです」すごい!おめでとうございます!…にしても本当に恋愛ではなく、仕事のご縁を呼び込んだようですね。蘭々さん「う~ん。それ以外は、このところ化粧品の仕事が忙しくて、あまり出歩かずにこもって作業してたんです。だから新しい出会いとかはないなぁ。とはいえ恋愛運UPの旅行をするくらいだから、恋愛するの、いいかもっていう気持ちにはなってきてますよ」お!以前は「恋愛したいというテンションが、さざ波ほども湧いてこない」と言っていた蘭々さんからこんな言葉が出るとは!これはもしかして「奇門遁甲」がじわじわ効いてきているのではないでしょうか。その流れに乗って来年いい恋愛ができるかも、なんて気配はありますか?蘭々さん「新しい現場で、きっとたくさん魅力的な方に会えるから、そこで何かあるのかな?とかね(笑)。というのは冗談ですが、男女問わずいろいろな方と良いご縁を結べたらいいなと思います」■恋愛対象の幅が拡大!今のところ出会いはないとはいえ、恋愛に対してポジティブになっていれば、チャンスはいくらでも訪れるはずですよね。そして、更なる心境の変化も!蘭々さん「これまで私、年上の男の人にしか興味がなかったのですが、最近になってふと、同世代の人もありかなって思うようになりました。できれば話の面白いオジサマがいいけど、友達感覚の関係もいいかもしれないなって」年上にこだわると恋愛対象はかなり限られてしまいますが、同世代もOKなら該当者は一気に増えそう!このように意識が変わったのは、やはり「奇門遁甲」の影響かもしれませんね。「奇門遁甲」は一度やればいいとわけではなく、“目的に応じた方位を使う”という体験を積み重ねることが大事。なので、今のように恋愛スイッチがONになった状態で“出会いに向いた方位”や“真面目な恋愛をするための方位”を訪れれば、どんどん結婚に近づいていくはずです。■相手がいれば結婚したい!?最後にはこんな発言も飛び出しました!蘭々さん「最近はね、もう恋愛とかいいから、結婚できそうな人が突然、目の前に現れないかなって思ったりもします(笑)」なんと!意識、変化しすぎ!?ちなみに、こういう人だったら「即決」と思う条件はありますか?蘭々さん「私を受け入れてくださる方ですね。あと、私が飼ってる猫を大事にしてくれる方」それだけ?だったら「結婚してください」と懇願する男性、いくらでもいそうです。にも関わらず「いないです」と言うのは、蘭々さん自身の引き出しが多すぎて「話が面白い」とまで思える相手がなかなか現れないのかもしれませんね。■終わりにというわけで、今回の旅をきっかけに恋愛への意識が少し変わった(?)かもしれない蘭々さん。ついでに仕事運も呼び込めたようなので、来年は公私共に充実した時間を過ごされることを期待しています!上手に「奇門遁甲」を使っていけば、結婚への道筋が見えてくるかも…。さて、蘭々さん、次はどの方位に行きましょうか?鈴木蘭々1975年東京生まれ。1989年に第1回ミスチャンピオン・準グランプリを獲得。CMや表紙モデルで活躍し、1992年に岩井俊二監督作品の「ゴーストスープ」でドラマデビュー、1995年には歌手デビューを果たす。その後も舞台やドラマ出演などを中心に活動し、2013年で芸能生活25周年を迎えた。現在は芸能活動だけでなく、自身が手掛ける基礎化粧品ブランド「NARIA COSMETICS」を立ち上げるなど、さらに幅広く活躍している。来年2月7日より日生劇場にて上演されるミュージカル『ビッグ・フィッシュ』に出演決定!監修者紹介小野十傳天文占術研究家。占い教室十傳スクール主宰。四柱推命・古典鬼谷易・奇門遁甲・手相人相・姓名判断・インド天文占術など、東洋占術を中心に、さまざまな占いを研究し、テレビや雑誌、Webなどで活躍。
2016年11月29日長崎・ハウステンボスでは、日本最多規模200品種の胡蝶蘭を展示する「大胡蝶蘭展」を2016年12月2日(金)から2017年2月20日(月)まで開催する。胡蝶蘭は「純粋な愛」や「幸福が飛んでくる」という花言葉からもプレゼントやウェディングに人気の花だ。縦に連なる佇まいは、上品さにあふれている。期間中は会場に珍しい品種を含む、日本最多規模の品種数の胡蝶蘭が勢ぞろい。レインボーカラーの胡蝶蘭を始め、キリンのようなカラーをした「サイコプシスカリヒ」、そしてブルー着色を施した「ブルーエレガンス」など様々。また、新品種の胡蝶蘭や大会受賞品種なども登場する。さらに会場には、純金製の胡蝶蘭などのアート作品やフラワーアレンジメントが飾られる。華やかな魅力に溢れる、多種多様な胡蝶蘭を一堂に見られる機会となっている。【詳細】大胡蝶蘭展期間:2016年12月2日(金)〜2017年2月20日(月)場所:パレス ハウステンボス住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1料金:年間パスポート会員無料、パスポート提示 400円、散策チケット・冬ナイト入場チケット 600円【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内 ナビダイヤルTEL:0570-064-110
2016年11月12日10代でデビューしドラマやバラエティ番組で大ブレイク、明るく元気なキャラクターで知られる鈴木蘭々さん。40代を迎えてなお、変わらない美しさ&かわいさを見せる彼女は、最近ではタレント業の傍ら、実業家としても活躍しているのだとか。さらに実は占いも好きで「九星気学」を勉強中とのこと。一方で結婚はまだしておらず、恋愛もこのところまったく縁がないという蘭々さん(こんなにキレイなのに!)が今回、東洋占術を中心に様々な占いを研究する重鎮・小野十傳先生の導きによって恋愛運UPの旅に出ることに!その旅行の様子をお届けします♪果たして恋愛運は上がるのでしょうか?【第9回】旅好き大人女子、いざ、恋愛運UPの方位へ(その2)8月半ば、恋愛運UPの方位に当たる秩父を訪れた蘭々さん。「奇門遁甲」のルールに従い、決められた時間に出発・到着と、ここまで順調に旅をしてきました。ホテルに着いたら奇数時間を2つ越えるという不思議な決まりから解放された後は、待望のお出かけタイム。蘭々さんご自身が撮った、ここでしか見られないプライベートショットをお楽しみください!■まずは前回の振り返りから8月12日の朝、自宅を出発した蘭々さんは電車を乗り継いで秩父の温泉宿へ。その途中、ローカル線の駅・御花畑駅にて、九星気学でこの日の北西の象意である【二黒土星】と【六白金星】の象意に遭遇しました。【二黒土星】の象意は巨大なセメント工場、そして【六白金星】はなんと『銀河鉄道999』に登場するような汽車!これらを目撃した後、無事にホテルに到着し、奇数時間×2回の間、客室にプチ缶詰状態になりました。■旅行中のルールはこちら!【日程&行く先】8月12~13日(1泊2日)、自宅から北西方向の秩父へ【出発時刻】12日は9~11時の間に出発(※10時くらいには出発したほうがいい)【到着後】ホテルに着いたら奇数時間を2つ越える。(例)12時半に到着した場合は、13時の時の境と15時の時の境をホテル内で過ごす【帰宅時刻】13日の13時頃に秩父を発つ上記のルールを守れば恋愛運がちょっぴりUP。吉方位への旅行を数回繰り返し、運を上げていけばステキな恋ができるはず!■聖神社にお散歩♪12時50分に到着し、ホテル内で奇数時間(13時、15時)を2回過ごした蘭々さん。約束の時間を過ぎたので散歩に出かけます。★1日目(午後):ホテル→神社へ【神社へ出発】15時15分頃、歩いて神社へ。思ったより遠くて、かなり汗をかいたとのこと。こじんまりとした聖神社。「お金もうけの縁起の神様」として知られています。「宝くじが当たりました」という感謝状がいっぱい。さすがはお金もうけの神様!後ろに見えるのは「和同開珎」。日本で最初の流通貨幣と言われるお金です。【おみくじを引いてみた!】おみくじ大好きという蘭々さん。さっそく引いてみると…“恋愛”の「相手の出方を見て」って何でしょうか?“旅行”は「よい気分転換に」…よかった♪【お花を愛でつつ】神社の近くには、こんなきれいなお花が咲いていたそうです。見ているだけで女子力がUPするかも?★1日目(夕方~夜):再びホテルへ16時40分頃、「ゆの宿和どう」に到着。部屋に戻った後は温泉へ。そして夜のお楽しみと言えば夕食!「何だったか忘れちゃった」とのことですが、この夕食でも九星の象意を見つけたとか。そう聞くだけでも縁起が良さそう!■聖神社ってどんな神社?蘭々さんは寺社好きと伺っていたので、旅行前にいくつかの神社をピックアップしてお伝えしていました。この日訪れた聖神社は、その中で最もホテルの近くにある神社です。蘭々さん「ホテルから歩いたんですけど、思ったよりも遠くて、行って帰って来るだけでかなりいい運動になりました。でも面白い神社でしたよ。ここ、関東で最初に銅が掘られた所なんですって。そう思ったら、なんだかグッと来ちゃって」金運UPのご利益がある神社はいくつもあるけれど、ダイレクトにお金もうけの神様ってちょっと珍しいかも。いったいどのような神社なのでしょうか?蘭々さん「本殿にお参りしたとき、掲示板に貼られたお手紙を読んだのですが、“宝くじが当たりました”ってお礼が書いてあるものばかりでした。“1億円当たりました”とか“6億円当たりました”とか、金額の規模が半端なくて、こんな小さい神社なのに!ってびっくり。あえて金額が大きいものしか貼ってないのかな?と思ってよく見たら、1千万円や250万円というのも寄せられていました」すごい!そんなにも当たるなら、行かなくちゃって感じですね。宝くじを買う予定のある方は要チェック!ちなみに、蘭々さん「祀られてるのはムカデの神様でした。足がたくさんあるからいいらしいです。あと、神社の脇にある和同開珎のモニュメント。写真で見て、てっきり銅製だと思ってたんだけど、実物は木製でした」とのこと。足がたくさん…御銭(おあし)が多いってことなのでしょうか?そして、おみくじが大好きな蘭々さん、ばっちり“金みくじ”を引いてきてくれました。蘭々さん「金運はのちに開く…。のち…。のちっていつだ(笑)。楽しみに待つとします!ところで、お金もうけの神様だからっていうのもあるでしょうけど、恋愛よりも仕事のほうが良さそうなことが書いてありました」おみくじの上部に書かれている「準備は、ほぼ整った。あとはよりよい時期をみて助走から一気に飛躍を。くれぐれも気を抜かず最高の状態を保つ努力を。すべてが報われる日は近い」確かにこの一文を読んだだけでも、蘭々さんの場合は仕事の成功を伝えている印象が。以前も、仕事のことや勉強している占いについて伺ったときは熱く語っていたのに、恋愛に関しては「したいというテンションがさざ波ほども湧いてこない」なんてセリフが出て来ましたから…。というわけで、この時点で恋愛運が上がったかどうかは不明です。奇門遁甲の効き目や如何に?次回予告2日目は縁結びのご利益がある神社へ。奇門遁甲との相乗効果で素敵なことが起こるかも?協力:旅行会社PINKスリランカ、ブータン方面のほか、中近東、ヨーロッパ方面など世界各地への大人のカスタマイズツアーを承る旅行会社鈴木蘭々1975年東京生まれ。1989年に第1回ミスチャンピオン・準グランプリを獲得。CMや表紙モデルで活躍し、1992年に岩井俊二監督作品の「ゴーストスープ」でドラマデビュー、1995年には歌手デビューを果たす。その後も舞台やドラマ出演などを中心に活動し、2013年で芸能生活25周年を迎えた。現在は芸能活動だけでなく、自身が手掛ける基礎化粧品ブランド「NARIA COSMETICS」を立ち上げるなど、さらに幅広く活躍している。来年2月7日より日生劇場にて上演されるミュージカル『ビッグ・フィッシュ』に出演決定!■オフィシャルブログ:「Lan Lan World」監修者紹介小野十傳天文占術研究家。占い教室十傳スクール主宰。四柱推命・古典鬼谷易・奇門遁甲・手相人相・姓名判断・インド天文占術など、東洋占術を中心に、さまざまな占いを研究し、テレビや雑誌、Webなどで活躍。
2016年10月24日10代でデビューしドラマやバラエティ番組で大ブレイク、明るく元気なキャラクターで知られる鈴木蘭々さん。40代を迎えてなお、変わらない美しさ&かわいさを見せる彼女は、最近ではタレント業の傍ら、実業家としても活躍しているのだとか。さらに実は占いも好きで「九星気学」を勉強中とのこと。一方で結婚はまだしておらず、恋愛もこのところまったく縁がないという蘭々さん(こんなにキレイなのに!)が今回、東洋占術を中心に様々な占いを研究する重鎮・小野十傳先生の導きによって恋愛運UPの旅に出ることに!その旅行の様子をお届けします♪果たして恋愛運は上がるのでしょうか?【第8回】旅好き大人女子、いざ、恋愛運UPの方位へ(その1)小野先生のアドバイスに従い、8月半ば、恋愛運UPの方位に当たる秩父に旅行することになった蘭々さん。決められた時間に自宅を出発し、電車に揺られてレッツゴー!その旅の途中で蘭々さんが見たものとは?後日行ったインタビューも交えながら、レポートをお届けします。ここでしか見られない貴重なプライベートショットも♪旅行中のルールはこちら!【日程&行く先】8月12~13日(1泊2日)、自宅から北西方向の秩父へ【出発時刻】12日は9~11時の間に出発(※10時くらいには出発したほうがいい)【到着後】ホテルに着いたら奇数時間を2つ越える。(例)12時半に到着した場合は、13時の時の境と15時の時の境をホテル内で過ごす【帰宅時刻】13日の13時頃に秩父を発つ上記のルールを守れば恋愛運がちょっぴりUP。吉方位への旅行を数回繰り返し、運を上げていけばステキな恋ができるはず!いざ、秩父へ!というわけで蘭々さんの“開運旅”の始まり始まり~!★1日目(朝):東京→秩父【出発】8月12日の朝9時32分。出発直前にパシャリ!駅まで歩く蘭々さん。サングラス越しでもわかるかわいさ!【電車でGO】10時半発の電車に乗り込みます。秩父は初めてでワクワクしていたそうです。流れる景色を楽しみつつ、ちょっとゆったりした時間を。都心から1時間ちょっとでこの風景にお目にかかれたとか。秩父に到着。ここからさらにローカル線に乗ります。切符にパチンとハサミを入れてくれる駅員さん。この感じ、懐かしすぎます…!そして無事、和銅黒谷駅へ。この駅の雰囲気、ノスタルジックで素敵!移動の途中で出会ったものとは?小野先生に「奇門遁甲だけ信じて旅行してきます」と言ったものの、出発前に九星気学で別の日のことを調べていたら、ついつい今回の旅行先の“象意”も見てしまったという蘭々さん。蘭々さん「旅行のときはだいたい象意が出るんですけど、今回はものすごいピンポイントで出たので一人で笑っちゃいました」九星では彼女の「本命星」は【七赤金星】。そんな蘭々さんが向かった方位・北西は、月盤(その月のそれぞれの方位の吉凶を調べる図)で見ると【六白金星】。さらに日盤(その日のそれぞれの方位の吉凶を調べる図)では【二黒土星】。どんな象意が出たかと言うと…※九星では方位の吉凶を年・月・日・時それぞれの盤で細かく調べることができます。◎【六白金星】の象意高級なもの、神仏、神社仏閣、乗り物、汽車、市役所など蘭々さん「御花畑駅でローカル線に乗り換えるとき、結構、待ち時間が長かったんです。そこは小さな駅なのにかなり人数が多くて、こんなに大勢いるんだってびっくりしました。そしたら、そこにポーッと汽笛を鳴らしながら汽車が現れて…。たまたまその日のその時間だけ汽車が来ることになってたらしくて、撮り鉄の人がたくさん来てたみたいです。その方たちと三峯神社の参拝者とでにぎわってたんですね。そんなわけで【六白金星】の象意の汽車を見てしまいました。駅の近くに市役所があったからそれも象意と言えば象意なのですが、汽車は本当にピンポイントだったから、見た瞬間、これは北西来たわ~って思いましたね(笑)」◎【二黒土星】の象意大地、土、セメント、土木工事、古いもの、骨董品など蘭々さん「汽車が行った後、自分が乗る電車が来たので乗ったら、窓からセメント工場が見えたんです。ものすごく大きな字でセメントって書いてあって、冗談かと思いました。めっちゃ【ニ黒土星】だ!って楽しくなっちゃった」占いの知識があると、象意を見つけることで“気”に触れている意識が生まれ、より旅が実り豊かなものになるのだとか。確かにそういう視点を持っていると、人とは違った楽しみ方ができそうですよね。今宵の宿に到着!★1日目(お昼):ホテルへ12時50分頃、「ゆの宿和どう」に到着。ここから奇数時間(13時、15時)を2回過ごさなければなりません。お盆シーズンということでテラスは暑かったそうです。でも素敵!“和”な感じのお部屋。大の字になって寝ころびたい!13時半にお昼ご飯。地のものをたっぷり使った和定食…身も心も満たされそう。15時を過ぎるまで、ちょっとお昼寝。畳でゴロゴロ、うらやましいです。そんなこんなで、1日目の前半戦は特に何事もなく、まったりムードで幕を閉じます。蘭々さんおやすみなさい。良い夢を♪次回予告お金もうけの縁起の神様として親しまれている聖神社へ。そこで見たこと、聞いたことをお話していただきます。協力:旅行会社PINKスリランカ、ブータン方面のほか、中近東、ヨーロッパ方面など世界各地への大人のカスタマイズツアーを承る旅行会社鈴木蘭々1975年東京生まれ。1989年に第1回ミスチャンピオン・準グランプリを獲得。CMや表紙モデルで活躍し、1992年に岩井俊二監督作品の「ゴーストスープ」でドラマデビュー、1995年には歌手デビューを果たす。その後も舞台やドラマ出演などを中心に活動し、2013年で芸能生活25周年を迎えた。現在は芸能活動だけでなく、自身が手掛ける基礎化粧品ブランド「NARIA COSMETICS」を立ち上げるなど、さらに幅広く活躍している。来年2月7日より日生劇場にて上演されるミュージカル『ビッグ・フィッシュ』に出演決定!■オフィシャルブログ:「Lan Lan World」NARIA COSMETICS監修者紹介小野十傳天文占術研究家。占い教室十傳スクール主宰。四柱推命・古典鬼谷易・奇門遁甲・手相人相・姓名判断・インド天文占術など、東洋占術を中心に、さまざまな占いを研究し、テレビや雑誌、Webなどで活躍。
2016年10月14日女優の伊藤蘭が、10月7日(21:00~22:52)に放送される関西テレビ・フジテレビ系バラエティ特番『さんまのまんま 秋の夜長に旬なあの人たちが勢揃いSP』に出演。キャンディーズ時代のヒット曲「年下の男の子」を、振り付きで披露する。さんまはキャンディーズ時代の伊藤のファンだったといい、伊藤がカラオケで当時の曲を「たまに歌う」と言うと、大興奮。さんまは「年下の男の子」の振り付けをまねて「こうでしたっけ?」としきりに質問し、伊藤に「歌わせようとしてる!」とバレるが、あまりのしつこさに観念した伊藤は「年下の男の子」の一節を振り付きで披露する。伊藤の一人娘である女優の趣里は、さんまの長女・IMALUと同世代。さんまは「娘さんのボーイフレンドに会ったりしたんですか?」「今までのボーイフレンドの中で気に入った人はいた?」と、気になる点を質問攻めにする。また、さんまが別の番組で広瀬すずに「ノリツッコミ」を教えていたのを見たという伊藤は「全部お膳立てして、何から何まで優しくしてあげたのは、やっぱりかわいい女の子だからですか?」と直撃。そこで、さんまが伊藤にも同じギャグを伝授することになる。ほかにも、夫・水谷豊との夫婦生活についての話題に。この日のゲストには、伊藤蘭、相楽樹、杉咲花、日本女子レスリングチーム(吉田沙保里、土性沙羅、栄和人)、古舘伊知郎、本木雅弘も出演する。
2016年09月30日10代でデビューしドラマやバラエティ番組で大ブレイク、明るく元気なキャラクターで知られる鈴木蘭々さん。40代を迎えてなお、変わらない美しさ&かわいさを見せる彼女は、最近ではタレント業の傍ら、実業家としても活躍しているのだとか。さらに実は占いも好きで「九星気学」を勉強中とのこと。一方で結婚はまだしておらず、恋愛もこのところまったく縁がないという蘭々さん(こんなにキレイなのに!)が今回、東洋占術を中心に様々な占いを研究する重鎮・小野十傳先生の導きによって恋愛運UPの旅に出ることに!蘭々さんの性格や恋愛傾向を読み解いた上で、歴史ある占術「奇門遁甲(きもんとんこう)」を用いて行く先やスケジュールを決める…その過程を一部始終レポートします。【第7回】占いは夜道を照らす星明かり!一歩踏み出す勇気が欲しい時にこそ使いたい蘭々さんと小野先生の対談はついに最終回。さっきまで細胞のことを話していたはずが、トークテーマはいつの間にか“気”のことへ、そして…。今回もディープなお話盛りだくさんでお届けします。鈴木蘭々数年前に化粧品ブランドを立ち上げ、その経営に邁進しつつ、大好きな旅行や猫との生活を楽しむ日々。機会があったら結婚したいけど、無理にしなくても…というスタンス。小野十傳著名人の信頼も篤い東洋占いの巨匠。主な占術は六壬天将星占術、安倍晴明占術、四柱推命、姓名判断など。今回は奇門遁甲で恋愛運&美容運UPをサポート。人間以外の動物は死が怖くない?小野先生:“気”と言えば、蛙ってヘビに見つめられると固まるでしょ。それから蛾はヤモリと出会うと、やっぱり固まってしまいます。逃げればいいのに動けなくなるみたいで、パクッと食べられる。あれは何かすごい“気”のようなものが出てるんだろうなと思います。蘭々さん:そういうのはあるかもしれませんね。小野先生:獣医さんから聞いたのですが、動物はもうこれで終わりだと感じると、すぐ死に逃げるそうです。人間以外はみんな、死への恐怖がないのでパッと意識を失うらしいですよ。人は死が怖いから苦しむんですけど。蘭々さん:生きることに執着するのが人間なんですね。小野先生:そう。人間の世界では、昔から死が一番悪いもの、怖いものと決まっているから、どうしても意識するんですよね。これまでいろんな人の生年月日を観てきましたが、みなさん、本当にダメになるところまで、なんとか生きてるなと感じています。そして、命の絆がストンと切れた時に終わりが来ます。蘭々さん:へぇー。ストンと。蘭々さん:いつも思うんですけど、そういう生命の図式みたいなものを漢字や何かで表現した人達ってすごいですよね。文字に残して、しかも今でもそれが残ってるって…。長い時間をかけて、諦めずに練り上げてきた人たちがいると考えると本当にありがたくなります。私、『北斗の拳』が大好きなのですが、ああいう一子相伝的なものに触れるとキュンとしちゃう(笑)。編集部:蘭々さんも、占いを教わってる先生から受け継ぐ予定があるんですか?蘭々さん:いえ、私はライトに占いを楽しんでいるだけで鑑定士になるつもりはありません。同じ教室には鑑定士を目指してる方もいるけど、私の場合は、自分が引っ越したり旅行したりする時に使えればいいかなと思っています。あとは、易や九星を知ってると年配の方と会話が盛り上がって楽しいので、知識として身につけている部分もあります。――占いは飽くまでも人生を楽しむためのエッセンスというスタンスの蘭々さん。だからこそ、学問としてその歴史や背景を知ることに魅力を感じるのかもしれませんね。それにしても、動物は死が怖くないとは。ちょっとうらやましいような、概念すらも知らないのは気の毒なような…。占いで余命も読み解ける?小野先生:先ほどの話に戻りますが、「断易」では死についても、かなり細かい日にちまで読み解くことができます。私の父が亡くなった時も、だいたいの余命がわかっていたので、本人にそう伝えて遺言を残してもらいました。蘭々さん:亡くなるタイミングもわかるんですか?小野先生:ええ。怖いですよね。怖いし悲しいんですけど、占いが当たったこと自体はうれしくて、とても複雑な気持ちでした。編集部:でも、あとどのくらい生きられるのかわかったら、逆算して余命をどう過ごしてもらうかを調整できるから、残された家族にとってはいいかもしれませんね。小野先生:そうですね。以前、余命わずかと言われていた方のご家族に、相続の問題があるから少しでも長く生きられる方法を教えてほしいと相談されたことがありました。蘭々さん:そんな相談も来るんですね?小野先生:はい。その時は「奇門遁甲」で“死の方位”を刺激する方法を用いたら、予定よりも3ヶ月くらい長生きしました。ずっと入院してたのに、一時はかなり元気になって退院したんですよ。蘭々さん:すごーい!小野先生:私自身も、自分がいつ頃まで生きるかがわかっているので、計画を立てて頑張らなくちゃと思っています。蘭々さん:先生の一番の頑張り時はいつなんですか?小野先生:75~6歳まで生きる予定なので、残りは十数年ですね。気力が続くのはあと4年くらいだから、その間にできることをちゃんとやらなきゃなと。蘭々さん:そんなにあっさり…。小野先生:思い残すことはあんまりないんですよ。欲しいものも何もないし。でも、お棺に入れと言われたらうろたえるでしょうね(笑)。――余命がわかるって、周りの人にとってはいいけれど、本人的には相当怖いことですよね。小野先生のようにあっけらかんと話せるようになるには、かなりの精神鍛錬が必要なのではないでしょうか。いくつになってもお洒落でいたい――話は再び、蘭々さんの化粧品のことへ。編集部:ここまで伺ってきて、蘭々さんの好奇心や探究心の強さに驚くばかりですが、手がけてらっしゃる化粧品にも学ばれた知識がたっぷり詰め込まれていそうですね。蘭々さん:そうですね。アルプスに咲く希少な植物の幹細胞エキスと、火傷治療でも使われるEGFという成分を豊富に配合しました。分子を細かくする技術を入れたり、フリーズドライにする技術を入れたりもしています。小野先生:ずいぶんこだわって作ってるんですね。何歳くらいの人向けのものですか?蘭々さん:40代から60代くらいの女性がメインかな。結構シワが伸びますよ。小野先生:80代の女性が使っても大丈夫ですか?蘭々さん:もちろんです。小野先生:私の母がお洒落でね、ちょっとそこまで出かけるだけでも赤い口紅を塗るんですよ。蘭々さん:そういう美意識、大事だと思います!小野先生:日本だと、70代・80代向けの服や化粧品ってなかなか見つからないんですよね。だから少し高くてもいいから海外旅行をした時に買うって言ってます。蘭々さん:欧米のおばあさんはお洒落な人、多いですもんね。小野先生:日本だと年を取った人がお洒落すると「いい年して」と言われるし、そもそもあんまり選択肢がないから。蘭々さん:確かに…。編集部:そう考えると、いくつになっても使える化粧品は魅力的ですね。蘭々さん:本当にお肌のことを考えて作ってるから、一度使った方は気に入ってリピートしてくれます。ただ、大量生産できない分、お手頃価格というわけにはいかないので、今度はもう少し手軽に試せる価格帯のものも作る予定です。編集部:それなら、初めての人や若い人も安心して使えますね。――化粧品開発に先だって、解剖生理学や遺伝子工学を学んだという蘭々さん。豊富な知識に基づく美容トークに、小野先生もスタッフも興味津々です。歴史ある占いも時代によって進化する小野先生:高いものは男に買わせればいいですよ。私の年齢でも、女性に欲しいって言われたら、つい買っちゃいますからね(笑)。蘭々さん:そうなんですか?小野先生:ええ。ねだられるのがうれしいんです。クリスマス前なんかね、宝石屋さんに行っていくつもアクセサリーを買って、みんなにあげたくなっちゃう。編集部:それ、クラブの女の子へのプレゼントですよね?小野先生:バレたか(笑)。蘭々さん:先生、感覚がお若いですね(笑)。小野先生:いろんなことを知らないと、世の中の流れについていけなくなるから、たまに遊びに行きます。編集部:そう言えば先生、以前、占いの中身も時代によって変わってくるって仰ってましたよね?小野先生:そうそう。昭和の初め頃に書かれた占いの本を見ると、適職の欄に「ボイラー技士」と書いてあったりするんです。火の象意の仕事で、資格を取るといいってところから出てきたようなのですが、今の人にとっては、ボイラー技士がどんな仕事なのかもよくわからないですよね。蘭々さん:イメージが湧かないですね。小野先生:でしょ?それから、例えば「出世」と書くと、教室に来る生徒さんが「僕は出世願望がない」なんて言うので、私は「メジャー」という言葉を使ったりしています。古臭い言葉ばかり使ってると、理解してもらえなくなるんです。――占い界のレジェンドでありながら、トレンドを押さえ若者文化をどんどん取り入れていく小野先生。その若々しい思考やチャレンジ精神には頭が上がりません。占いは夜道を照らす星明かり小野先生:あとはね、「運命学」というものがあるんですけど、私は占いをする上でこれを大切にしています。運命学は人の一生や年回りの傾向を見るものなのですが、隣人はケンカし合うものだ、みんなに嫌われて友達を失くすのは当たり前だ、みたいな独特な考え方なんです(笑)。編集部:運命学の本で女性についての記述を読むと、今ならセクハラと言われそうなことが書かれていたりもしますよね?小野先生:ええ。でも、男性と女性は本質的に違うものですから区別は必要だと思います。差別ではなくてね。「四柱推命」や「奇門遁甲」の方位は、飽くまで自分の心構えと行動の問題です。一方、運命学は人間とはどういう存在か?を教えてくれるもの。最終的に物事を決断する時には、運命学が役に立つんですよ。蘭々さん:運命学かぁ。占いって…確かにそういう存在ですよね。この間、ニューカレドニアに行ったって話をしましたけど、そこで夜、コテージから出てみたんです。そうしたら灯りが一切なくて、本当に真っ暗で何も見えない中、波の音だけが聞こえて怖くて。星明りがなければ一歩も前に進めないなと実感したんです。それと同じで未来のことって全然わからないし、こういうふうになったらいいなと想像することはできても、基本、明日のことだってわからないじゃないですか。そんな中、一歩前に踏み出すには、何か背中を押してくれるものが必要だなと思います。小野先生:自分の経験や勘だけで世の中を渡っていくのって、なかなか厳しいですからね。統計学でもいいし心理学でもいいけど、信じたものを支えにするのは大事なことかもしれません。私の所に相談に来る人は、恋愛で悩んでいる方は意外と少ないんです。ビジネスマンが来ることが多いのですが、成功する人は占いの結果を信じて、言ったことをしっかり守りますね。そして、いろいろなものに手を出すどっちつかずの人は成功しません(笑)。蘭々さん:なるほど。じゃあ私も、小野先生の「奇門遁甲」だけ信じて旅行してきます。小野先生:ぜひお願いします。蘭々さん:それにしても…仕事をしてると日々、いろんな人に会うじゃないですか。今回、先生にお会いできたのも、地球上に暮らす人、70億分の1の確率なんだなと思うと、すごいな、不思議だなって。編集部:そういうふうに考えられるのって素敵ですね。小野先生:私に会って「しまった!」と思わないでいてくれるとうれしいんですが…(笑)。蘭々さん:そんなことないですよ。この出会いにとても感謝しています。小野先生:よかった!蘭々さん:面白いお話をたくさん聞かせていただき、ありがとうございました。小野先生:こちらこそありがとうございました。気をつけて行ってらっしゃい。蘭々さん:行ってきます!――ダンディーでお茶目な小野先生と、知的でかわいい蘭々さんの対談は、残念ながらこれにて終了です。正直、もっと聞いていたかった…。この後、いよいよ蘭々さんが、小野先生が割り出した恋愛運UPの方位へ旅立ちます。次回予告蘭々さんが1泊2日の秩父旅行へ。旅の途中で見たもの、感じたものをレポートします。ここでしか見られない貴重なプライベートショットも!監修者紹介小野十傳天文占術研究家。占い教室十傳スクール主宰。四柱推命・古典鬼谷易・奇門遁甲・手相人相・姓名判断・インド天文占術など、東洋占術を中心に、さまざまな占いを研究し、テレビや雑誌、Webなどで活躍。鈴木蘭々1975年東京生まれ。1989年に第1回ミスチャンピオン・準グランプリを獲得。CMや表紙モデルで活躍し、1992年に岩井俊二監督作品の「ゴーストスープ」でドラマデビュー、1995年には歌手デビューを果たす。その後も舞台やドラマ出演などを中心に活動し、2013年で芸能生活25周年を迎えた。現在は芸能活動だけでなく、自身が手掛ける基礎化粧品ブランド「NARIA COSMETICS」を立ち上げるなど、さらに幅広く活躍している。■オフィシャルブログ:「Lan Lan World」
2016年09月30日10代でデビューしドラマやバラエティ番組で大ブレイク、明るく元気なキャラクターで知られる鈴木蘭々さん。40代を迎えてなお、変わらない美しさ&かわいさを見せる彼女は、最近ではタレント業の傍ら、実業家としても活躍しているのだとか。さらに実は占いも好きで「九星気学」を勉強中とのこと。一方で結婚はまだしておらず、恋愛もこのところまったく縁がないという蘭々さん(こんなにキレイなのに!)が今回、東洋占術を中心に様々な占いを研究する重鎮・小野十傳先生の導きによって恋愛運UPの旅に出ることに!蘭々さんの性格や恋愛傾向を読み解いた上で、歴史ある占術「奇門遁甲(きもんとんこう)」を用いて行く先やスケジュールを決める…その過程を一部始終レポートします。【第6回】苦あれば楽あり?最高の未来をつかむために今したいこと40代に入り、人生を思う存分楽しんでいる様子の蘭々さん。そのエネルギーや好奇心はどこから来ているのでしょう?占いで40代・50代・60代の運勢を観つつ、トークを進めていきます。鈴木蘭々数年前に化粧品ブランドを立ち上げ、その経営に邁進しつつ、大好きな旅行や猫との生活を楽しむ日々。機会があったら結婚したいけど、無理にしなくても…というスタンス。小野十傳著名人の信頼も篤い東洋占いの巨匠。主な占術は六壬天将星占術、安倍晴明占術、四柱推命、姓名判断など。今回は奇門遁甲で恋愛運&美容運UPをサポート。結婚すれば悪い運気を免れる?小野先生:さっき、蘭々さんは50歳から仕事でも恋愛でも良くない時期に入るという話をしたでしょ?実は今度、私の娘も悪い時期に入るんです。病気にかかりやすかったり、精神的に参ったりしやすい時ですね。娘は、以前は「結婚なんて興味ない」と言っていたのですが、先日、友達がトラブルに巻き込まれてケガをしたら、自分も怖くなったのか「結婚しようかな」と言い出しました。結婚することで災難を免れたりもするんですよ。蘭々さん:へぇ~。小野先生:その期間は10年間なので、「結婚相手が気に入らなかったら10年後に別れればいいや!」なんて言って。蘭々さん:ふふふ。私の場合、良くないのは50歳からの10年ですよね。60代はどんな感じなんですか?小野先生:60歳からはいいですよ。知恵や学問を意味する「印綬(いんじゅ)」が運として来るので、さらに知識欲を深めたいと思うでしょう。アウトプットにもインプットにもちょうどいいし、新しいことを学び始めるのにも最適です。それから、たとえ病気をしても命に関わるようなことにはならないと思います。しかも結構長生きですね。蘭々さん:え!あんまり長生きしたくないんですけど…。小野先生:そうなんですか?蘭々さん:太く短く生きたいですもん。小野先生:でもね、この運だとそこそこ長生きしそうですよ。病気になっても「まだ生きてる」って(笑)。蘭々さん:やだぁ(笑)。小野先生:まあ、良い運を自ら打ち消すこともあるから、その場合は変わるかもしれませんが。基本的には終わりの時がスパッと来るのではなく、段階的に来るような運勢なので、なかなか病気が重くならないんです。蘭々さん:ずっと「どっかが痛いなー」って言いながら、意外と元気だったり?(笑)小野先生:ええ。相当、長生きしそうです。ちょっと体に悪いものを食べたりしないといけないかもしれませんね(笑)。蘭々さん:体に悪いもの?タバコを吸ったりしたほうがいいですかね?(笑)小野先生:逆に鍛えられたりして(笑)。――逆境の50代を経て楽しい60代へ。将来ハッピーな日々が待っていると思えば、ツイてない時期でも笑顔で乗り越えられるかも?楽しくて忙しい?40代は勝負の時!小野先生:一先ず、仕事も健康も一番のピンチは、さっき言った51歳から60歳なので、そこは気をつけましょう。編集部:でも、いろいろ考えながら、なるべく自分で決めたことをやり続けていれば、ピンチも防げるって言いますよね?小野先生:そうです。逆に何も知らないでいると引っかかってしまうんですよ。知ってれば「あ、来たな」と思えるじゃないですか。「この人が言うことは危険だ。全部ノーと答えよう」と。蘭々さん:なるほど。勝手な妄想なんですけど、私、たぶん40代は頑張って、化粧品会社のこと含め、いろんなことをある程度ちゃんとした形にできると思うんです。そして、50代になったら「これまで走り続けてきたから、ちょっと誰かに任せたい」という気持ちになるんじゃないかなって。その時に人に頼らないことが重要なわけですよね?小野先生:その通りです。「あとはお願いね」と言っても、すぐに帰るんじゃなくて、戻って様子を覗いてみるとかね。蘭々さん:あはは!小野先生:見られてないと、人はガラッと態度が変わることもありますから。というのはさておき、50歳から60歳の頃の社会運に、未(ひつじ)と丑(うし)の沖(ちゅう)が入ってきてるので、仕事面では絶対に何かありますね。蘭々さん:それは大変だぁ~!小野先生:そうですね。蘭々さんは、表面上は優しい雨を降らせているように見えるけど、その奥には大河があるんです。そこをあんまり見せないから、時として人から付け込まれてしまうのかもしれません。必要に応じて、本当は心の中に強いものを持っているというのを見せたほうがいいですよ。蘭々さん:はい。変な人が寄って来たらお水で流します!小野先生:そうしてください。ちなみに40~50歳は戊(つちのえ)が来て大河と感応するから、この10年は弱さが消えてダイナミックに仕事を展開できるでしょう。50歳を過ぎると、また優しい部分が現れて、悪い奴に「いい人そうだから、簡単にだませそうだ」と思われちゃうんですけどね。編集部:40代が勝負時なんですね。小野先生:ええ。もともと水が少ないのですが、40代はそこに上手い具合に水が入ってきます。喉が渇いてる時に水をちょっと飲む感じですね。本当はもっとたくさん飲みたいけど、それでも、純粋な水を飲めたから渇きがだいぶ癒えて強い意志を持てる、というような。干上がったダムに半分くらい水が入ったイメージでしょうか。蘭々さん:よかったー。編集部:40代、楽しそう!お仕事も忙しくなりそうですね。蘭々さん:タレント業のほうでも独立したし、化粧品会社も2013年に立ち上げたばかりだから、今は本当にスタートの時だなって感じがします。そんな中、九星気学の学校に行ったり、ココロニプロロさんからのお声がけで小野先生にお会いできたり。ご縁を感じられることが多くてありがたいなと思っています。――仕事もプライベートもますます充実していきそうな40代の蘭々さん。更なるご活躍をお祈りしています!始まりはやっぱり宇宙だった!編集部:ところで、蘭々さんが手がけている化粧品は、かなり成分にこだわってるんですよね?蘭々さん:そうなんです。補助するというより、肌の衰えを再生させるための成分を選んでいて。自分の細胞そのものに「もう一度やるぜ!」って活力を与えるようなアミノ酸が入っています。編集部:もともと、そういうことが好きで化粧品を作ったんですか?それとも、化粧品を作りたいと思って1から勉強したんですか?蘭々さん:話すと長くなるんですけど…私、宇宙が好きって言ったじゃないですか?そこから最初、脳に興味を持ったんですね。脳と宇宙って、大きさは全然違うけど規模感が似てるなと思って。その後、姿勢が悪かったのでカイロプラクティックに通ったら、すごく調子が良くなり、骨や人体にも関心を持つようになりました。――NARIA COSMETICSの広告では自らモデルも務める蘭々さん。蘭々さん:そして25歳くらいの頃、急に肌荒れが気になり出して、肌にも目が向くようになった。そんな経緯があります。あらゆることが、いちいちつながってて面白いなと。でも始まりは宇宙なんです(笑)。小野先生:宇宙と細胞は確かに似てますね。編集部:ヨガでも「宇宙と人体はつながっている」「体内は一つの宇宙だ」というふうに言いますよね?蘭々さん:ええ。会社を立ち上げる数年前に学校に通い、解剖生理学の講習を受けていたのですが、細胞の授業が一番楽しくて。細胞ってね、小さくて目に見えないのに一つ一つが意志を持って動いてるんですよ。こっちの細胞がダメだから助けに行ったりとか。すごくないですか?さらに、何で意志を持ってるのかを学ぼうとすると遺伝子工学に行き着いてしまうんです。編集部:解剖生理学と遺伝子工学…面白そうですね!小野先生:細胞かぁ。一つ質問なんですけど、体が死んだら細胞も死ぬんですか?蘭々さん:たぶん、死んだ細胞が形として残るんじゃないかと思います。小野先生:でも、死後も髪が伸びたりするって言うでしょ?あれは少しだけ生きた細胞が残ってるってことなのかな?一同:う~ん。小野先生:よく、おまじないで髪や爪を使うけど、それは髪や爪が再生するものだからですよね。今度、呪術セミナーがあって、願い事が叶うおまじないや呪文の話をする予定なんです。そこに向けて、私も少し細胞の勉強をしようかなと閃きました(笑)。蘭々さん:おまじない!? 面白そう!ところで、思いが通じるとか、気を感じるというのは…細胞に波動が共鳴するってことらしいんです。想いの力と細胞にはそんな不思議な相関関係があるみたいですよ。科学的にはまだ証明されていませんけど(笑)。――宇宙から細胞へ、細胞から呪術へ…縦横無尽に広がりを見せるお二人の会話、面白すぎます!このまま話し続けたら森羅万象について語り尽くしそうな勢い…。さておき蘭々さんの未来は、50歳からの10年間、おいしい話に耳を貸さず健康に気を付ければ、概ね安泰といったところでしょうか?今と変わらず知的好奇心旺盛&アクティブなまま、美しく年を重ねるんだろうなと想像すると、なんだかワクワクしてきちゃいます。次回予告蘭々さんの化粧品にまつわる深イイ話をお届け。そして、小野先生流の一風変わった占いの活用法もわかるかも?監修者紹介小野十傳天文占術研究家。占い教室十傳スクール主宰。四柱推命・古典鬼谷易・奇門遁甲・手相人相・姓名判断・インド天文占術など、東洋占術を中心に、さまざまな占いを研究し、テレビや雑誌、Webなどで活躍。鈴木蘭々1975年東京生まれ。1989年に第1回ミスチャンピオン・準グランプリを獲得。CMや表紙モデルで活躍し、1992年に岩井俊二監督作品の「ゴーストスープ」でドラマデビュー、1995年には歌手デビューを果たす。その後も舞台やドラマ出演などを中心に活動し、2013年で芸能生活25周年を迎えた。現在は芸能活動だけでなく、自身が手掛ける基礎化粧品ブランド「NARIA COSMETICS」を立ち上げるなど、さらに幅広く活躍している。■オフィシャルブログ:「Lan Lan World」NARIA COSMETICS
2016年09月22日10代でデビューしドラマやバラエティ番組で大ブレイク、明るく元気なキャラクターで知られる鈴木蘭々さん。40代を迎えてなお、変わらない美しさ&かわいさを見せる彼女は、最近ではタレント業の傍ら、実業家としても活躍しているのだとか。さらに実は占いも好きで「九星気学」を勉強中とのこと。一方で結婚はまだしておらず、恋愛もこのところまったく縁がないという蘭々さん(こんなにキレイなのに!)が今回、東洋占術を中心に様々な占いを研究する重鎮・小野十傳先生の導きによって恋愛運UPの旅に出ることに!蘭々さんの性格や恋愛傾向を読み解いた上で、歴史ある占術「奇門遁甲(きもんとんこう)」を用いて行く先やスケジュールを決める…その過程を一部始終レポートします。【第5回】「○○はダメ!絶対!」大人女子の恋愛と占いの関係知的好奇心旺盛な蘭々さんは、奥が深くどこか謎めいた雰囲気の「奇門遁甲」に興味を惹かれた様子で、小野先生に次々に質問をしていきます。対する先生の百戦錬磨っぷりにも要注目!話題は蘭々さんの仕事の話から、最近の恋愛事情(?)にも及んで…独特の恋愛観を明かしてくれました。鈴木蘭々数年前に化粧品ブランドを立ち上げ、その経営に邁進しつつ、大好きな旅行や猫との生活を楽しむ日々。機会があったら結婚したいけど、無理にしなくても…というスタンス。小野十傳著名人の信頼も篤い東洋占いの巨匠。主な占術は六壬天将星占術、安倍晴明占術、四柱推命、姓名判断など。今回は奇門遁甲で恋愛運&美容運UPをサポート。あえて悪い方位に行ってみると…蘭々さん:先生は、ご自身でも方位取りを実践することはあるんですか?小野先生:わざと悪い方位に行ったりしています。蘭々さん:えっ?小野先生:どんな効果が出るのか試してみたくてね。以前、“イライラする方位”に行ってみたんですよ。そうしたら案の定イライラして、すれ違いざまに、その辺にたむろしている若者をにらみつけたんです。無視すればいいのに変に意地を張っちゃって。結果、集団に囲まれてちょっと怖い思いをしました(笑)。蘭々さん:うわー。小野先生:あと、“お金儲けの方位”というのがあるのですが、これは気が強くなる方位なんです。自分のパワーをお金にぶつけることで儲けを生み出す方位だから、お金がない状態で行くと人に嫌われる場合があります。気ばかり強くなって暴言を吐いたりしちゃうわけですね。いい方位でも、使い方に気をつけないと危険なんだなというのを身をもって実感しています(笑)。蘭々さん:高まったパワーを人にぶつけたら大惨事が起こりそう…。小野先生:その通り。例えば起業した人がこの方位を使えば、気が強くなって1万円のものを2万円で売るのに役立つだろうけど、普通の会社員が上司に生意気な口をきいたら、クビになるかもしれないですよね。そんなイメージです。普段の生活の中でこの方位を使っても、単に態度のデカいイヤな奴だと思われて終わりです。蘭々さん:じゃあ、職業によっても方位の使い方が違ってくるんですね?小野先生:そうですね。もの書きなら、もっといい文章を書けるように感性が強くなる方位をあてるといいし、司会業やアナウンサーなど話す仕事の人はアウトプットが強くなる方位を選ぶといいでしょう。――故意に凶方位に行ったり、吉方位に行っても好ましくない行動を取ってみたり。小野先生のチャレンジスピリット、面白すぎます!ちょっと怖いけど試してみたいかも…。蘭々さんにぴったりな方位&適職は?蘭々さん:さっき、私は「身弱(みじゃく)」ってお話が出たじゃないですか。弱気なところがあると思うんですけど、どういう方位を選んだらいいんですか?小野先生:誰かに頼りたい気持ちはあるけど、実際には頼れないタイプですよね?誰にもお願いできないから、諦めて自分で全部やっちゃうような。小野先生:ということは、占いも含め、今以上にいろいろな知識を身につけて自分の売りにする必要があるわけです。あまりにも勉強熱心だと、結婚を否定する星がプラスに生じるので、より縁遠くなるかもしれませんが(笑)。でも、仕事をする上では、人がやらないことを実践してそれを自分の足場とするといいですよ。資格を取るのもいいから“試験に合格する方位”を使うとかね。蘭々さん:そっかぁ。占いの勉強、楽しいから占い師になろうかな(笑)。化粧品会社始めちゃったけど。小野先生:化粧品というのはサービスですよね。売れば終わりではなく、買った人がキレイになったと効果を実感して初めてお金になるわけですから。蘭々さんの生年月日を見るに、サービスとアウトプットが得意と出ているので今の仕事は適していると思います。編集部:人にサービスを届ける仕事が向いているということですか?小野先生:女性のみなさんは効果を感じなければ化粧品を使うのをやめるでしょ?それはお金の問題ではなく「いいものだから使いたい」と思うから。商品を安売りするわけではなく、使ったお客さんに満足してもらうことで成り立つ職業ですよね。蘭々さんの生年月日は、そういう仕事をするのに合っています。編集部:求められるものを作り、それを提供していく仕事ですね。小野先生:はい。良いサービスを提供するためには、常に新しい知識を得てそれをアウトプットする必要があるから、相当大変だとは思いますけどね。――お話を聞く限り、蘭々さんにとって今の仕事はまさに適職って感じですね。経営者という立場はハードな部分も多いと思いますが、その分、大きなやりがいも感じられそう!近づいてくるのはダメ男ばかり…?小野先生:自分自身しか頼れないとなると不安になることも多いでしょう。その気持ちが結婚につながったらいいですね。ふと「家庭を持ちたいな」と考えたりして。蘭々さん:誰かに頼りたいって想いはあるんですよ。小野先生:それなら甘えたらいいんですよ。男は甘えてほしいと思っていますから。蘭々さん:それがねぇ、甘えられる人がいないんですよ。むしろ甘えられちゃうんです。編集部:男前なんですね?蘭々さん:そのつもりはないのにな。なんか頼りない人ばっかり寄ってくる気がします。あと、仕事の関係で知り合った方にご飯に誘われることはありますが、そういう方はみなさん既婚者で。二人で行くことはないですけどね。小野先生:妻子持ちはね、自分が妻子持ちであることを忘れてアプローチしちゃうんですよ。蘭々さん:え~!不倫する人は平気で嘘をつくって言うけど、もしやそのせいですか?小野先生:そうそう。そして男は嘘をつくとき、「自分はこういう人でありたい」という夢を語っています。嘘の原点は男の理想なんです。編集部:嘘はダメですよね。でも、かっこいいセリフを言われたり、将来一緒になれるようなことを匂わせながら近づいてきたりしたら、つい信じちゃうかも?蘭々さん:ううん、それはないです。不倫は絶対にダメ!でも、このところ知り合うのは既婚者ばかりなので。ビジネスの場でいろんな方にお世話になって、こっちは「応援していただいてありがとうございます」って気持ちでいても、何度か話すうちに距離が近くなって、「あれ?甘えられてる?」と思うことがあったりします。個人的な話が増えてきたり…。編集部:ああ~公私混同するタイプですね?小野先生:そりゃ大変だ。でもまあ、男と縁があるのはいいじゃないですか。世の中には、誰にも興味を持たれなくて寂しい想いをしてる女性も大勢いるんですから。その場では感じ良く接しておいて、後で「奇門遁甲」の“ストーカーを退ける方位”を使えばいいんです(笑)。蘭々さん:いや~、ややこしくなると困るので(笑)。小野先生:相手が本気になりそうだったら、独身のイケメンに「お願い!助けて!」とSOSを出す手もありますよ。不倫はダメでも、既婚者だからといって完全に門前払いすることはありません。ピシャッと門を閉めるのは20年後でもいいじゃないですか。蘭々さん:そんなこと言っても、もう40過ぎてますから…。小野先生:40なんてまだまだ、これからですよ!編集部:来年は恋愛運がいいみたいですしね。小野先生:そうです。そこに向かって気持ちを盛り上げていきましょう。――既婚者を「奇門遁甲」で撃退するというのは少々極端な気もしますが、困った顔をしてイケメンに助けを求める、という方法は確かに使えるかも。普段はしっかりしたイメージの蘭々さんが不意にか弱い部分を見せたら、そのギャップにコロッといっちゃう男性、多いんじゃないでしょうか?上手い話にご用心!乗ると水が濁る?蘭々さん:命式表を見ると、50歳から弱くなると書いてあるけど、これはどういう意味なんですか?小野先生:ヤバい仕事には手を出すなってことですね。注意してないとご自身の日支(にっし)が汚れちゃうんです。或いは男性関係で汚れるかもしれません。「己土濁壬(きどだくじん)」と言って土が水を濁す状態です。だから付き合う相手もエレガントな人を選ばなければ、自分の存在が汚れてしまいます。これを防ぐには甲(きのえ)の方位に行くといいですね。そうすると木が泥を吸ってくれます。蘭々さん:わー、気をつけよう。小野先生:恋愛も仕事もね。とりあえず、仕事では上手い話に乗らないことが一番です。蘭々さん:上手い話って?小野先生:え~と、今、経営してる化粧品会社は蘭々さんご自身が代表者ですよね?もし「投資するから、もっと大きくしないか?」という話があったら断らなければなりません。蘭々さん:それって50歳以降の話ですか?小野先生:いえ、今もだし、これまでもずっとそうです。仕事上のパートナーを見つけても、アテにならないので自分でやったほうがいいんです。蘭々さん:すごいわかります。実は一回、それに近い話に乗って大損したことがあるんです。編集部:えーーー!小野先生:現実的に出資してもらって共同経営をするのも良くないし、自分がマインドとしてその相手に頼りきるのもいけません。今はまだいいとしても、50歳からの10年間は社会運に泥が入ってくるので絶対にNGです。もし「共同事業」と言われたら「ノー」と即答してください。蘭々さん:そうします。小野先生:蘭々さんの生年月日で弱いところは、人間関係や仕事で濁ることがあるという点です。濁りが入ると、ご自身も濁るし頭も濁って先を見通せなくなってしまう。だから濁らせず、きれいに、透明なまま保たなければならないんです。蘭々さん:孤軍奮闘の命式なんですね。小野先生:そう。濁らせることなく、水を補給し、知識を補給しながら一人で生きるのが性に合ってるんですね。おっと、それだと今回のテーマとずれちゃうな。編集部:今の蘭々さんのライフスタイルとは合っていそうですが…。蘭々さん:結局、私はそういう人間ってことですよね?小野先生:まあ、そうですね。個性的な生年月日をお持ちなので面白いですよ。良い・悪いが明確に出ているから、どうすればいいかがわかりやすいんです。蘭々さん:そうなんだ?小野先生:つまり、ヤバそうなものは受け入れちゃダメだよって警告が出ているわけですね。そのことに事前に気づいて、気をつけようと思うことが大事なんです。蘭々さん:なるほどねー。理想の相手に出会う秘訣は…小野先生:夏のダムのように水が少ないので、食い物にしようとする奴の言うことを真に受けたら、その水が干上がってしまいます。さっき言ったように水に泥が入って濁ると、「優しい言葉をかけてくれるなら誰でもいいや」と思っちゃうから本当に危ないんです。あとね、水の少ないダムって少しぐらい雨が降っても水は貯まりません。新しい水は自分で入れるしかないですね。蘭々さん:誰も入れてくれないんですか?小野先生:生年月日に水が入ってる男性を恋人に選べばいいと思いますよ。そうすれば自然に潤います。編集部:じゃあ、出会いがあったら、まず生年月日を聞かないといけませんね。蘭々さん:そうですね。小野先生:7人ぐらいの人に聞いてみてください。その中で、この人は絶対ヤダって思った男が、相性的にはたぶん一番いいですよ。なぜか、だいたいそういうことになっているんです(笑)。――第一印象が最悪な人と付き合うと、意外と上手くいくというケースも少なくないようなので、試してみる価値はあるかもしれませんね。近い将来、蘭々さんのダムを美しい水で満たしてくれる人が現れますように。次回予告10年後の蘭々さんのこと、化粧品会社でこれからやっていきたいことなど、未来のお話をお届けします。監修者紹介小野十傳天文占術研究家。占い教室十傳スクール主宰。四柱推命・古典鬼谷易・奇門遁甲・手相人相・姓名判断・インド天文占術など、東洋占術を中心に、さまざまな占いを研究し、テレビや雑誌、Webなどで活躍。鈴木蘭々1975年東京生まれ。1989年に第1回ミスチャンピオン・準グランプリを獲得。CMや表紙モデルで活躍し、1992年に岩井俊二監督作品の「ゴーストスープ」でドラマデビュー、1995年には歌手デビューを果たす。その後も舞台やドラマ出演などを中心に活動し、2013年で芸能生活25周年を迎えた。現在は芸能活動だけでなく、自身が手掛ける基礎化粧品ブランド「NARIA COSMETICS」を立ち上げるなど、さらに幅広く活躍している。■オフィシャルブログ:「Lan Lan World」NARIA COSMETICS
2016年09月16日10代でデビューしドラマやバラエティ番組で大ブレイク、明るく元気なキャラクターで知られる鈴木蘭々さん。40代を迎えてなお、変わらない美しさ&かわいさを見せる彼女は、最近ではタレント業の傍ら、実業家としても活躍しているのだとか。さらに実は占いも好きで「九星気学」を勉強中とのこと。一方で結婚はまだしておらず、恋愛もこのところまったく縁がないという蘭々さん(こんなにキレイなのに!)が今回、東洋占術を中心に様々な占いを研究する重鎮・小野十傳先生の導きによって恋愛運UPの旅に出ることに!蘭々さんの性格や恋愛傾向を読み解いた上で、歴史ある占術「奇門遁甲(きもんとんこう)」を用いて行く先やスケジュールを決める…その過程を一部始終レポートします。【第4回】来年、まさかの三角関係に?旅好き大人女子の恋は波乱の予感恋愛運UP旅行の目的地は秩父に決定!今度は「奇門遁甲」を用いた旅ならではの、旅先での過ごし方を教えていただきます。シンプルだけど奥が深いそのルールに、鈴木蘭々さんも興味津々のご様子です。鈴木蘭々数年前に化粧品ブランドを立ち上げ、その経営に邁進しつつ、大好きな旅行や猫との生活を楽しむ日々。機会があったら結婚したいけど、無理にしなくても…というスタンス。小野十傳著名人の信頼も篤い東洋占いの巨匠。主な占術は六壬天将星占術、安倍晴明占術、四柱推命、姓名判断など。今回は奇門遁甲で恋愛運&美容運UPをサポート。開運旅行をする上でのルール小野先生:8月12日は、ホテルに着いたら奇数時間を2つ越えてください。例えば12時半に到着した場合は、13時の時の境と15時の時の境を同じ場所で過ごしてほしいんです。13時半に着いたらちょっと長くなるけど、そこで15時と17時を過ごしてください。編集部:なるほど。目的地に行く手段は何が効果的、というのはあるんですか?小野先生:乗り物は何でも構わないのですが、早ければ早いほどいいですね。迂回してもいいけど、とにかく速やかに行きましょう。30分か1時間くらいなら寄り道しても大丈夫なので、西に寄ってから行く、南に寄ってから行くというのもありです。ただし、迂回した先に長時間滞在するのはNG。寄り道した所で奇数時間を越えたら話が変わってきます。編集部:奇数時間を2回越えるのは目的地のみ、というルールがあるんですね?蘭々さん:いずれにしても、2時間くらいで着く場所のほうが良さそうですね。編集部:そうですね。到着が夕方以降になると、真夜中までホテルでじっとしてなくちゃいけなくなってしまいますし。(先生に)仮に14時に到着して、15時と17時を越えたら、その後はすぐに外出してもいいんですか?小野先生:理論上はいいんですけど、できればもう少しそこにいてほしいです。編集部:そのほうが効果が出やすくなるんですね。他に過ごし方とか、食べ物などに関するルールはありますか?小野先生:特にありません。好きなものを食べてください。水で運気が変わると言う人もいますが、1杯か2杯飲む程度では何も変わらないので、そこは気にしなくてOKです。体質を変えるためには、タンクいっぱい持って来なければいけないですからね(笑)。編集部:では、現地でのルールは時間のことだけなんですね?小野先生:そうです。あと、部屋は低層階のほうがいいです。できるだけ地面に近い部屋を押さえてください。帰りは…そうですね。13日の13時頃に向こうを発つといいでしょう。編集部:チェックアウトは10時か11時くらいだと思います。蘭々さん:ロビーでおまんじゅうでも食べて待ってます(笑)。――到着後はホテルで奇数時間を2時間越えるだけって、とってもお手軽!お昼寝でもしていれば、2時間なんてあっという間に過ぎそうですね。来年の恋は、まさかの三角関係?小野先生:ちなみに、せっかく旅行しても、帰ってきてからボーッとしてちゃダメですよ。何かしら出会う努力をしてくださいね。蘭々さん:はい。周りは既婚者も多いんですが、ちゃんとシングルの人に出会えるかな。奥さんや彼女がいるのに平気でアプローチしてくるみたいな人だと困ります(笑)。小野先生:来年、面白い恋をするって出てるから、そういう可能性もあるかもしれません。編集部:悪い男が寄ってくるんですか?小野先生:悪い奴かどうかはわからないけど、三角関係の予感が…。蘭々さん:え~!ないない!小野先生:「僕が救ってあげよう」という人が出てきそうですよ。編集部:波乱の1年になりそうですね。小野先生:ということで、来年に向けて何度か吉方位取りをやったほうがいいと思います。恋愛ってめんどくさいけどね。編集部:何かあったんですか?小野先生:いや、最近LINEが流行ってるけど、やり取りがめんどくさいじゃないですか。たまに行くクラブの女の子からLINEが来たときに返信しないと、それだけで「冷たい」って言われて。ああいうのイヤですねー。蘭々さん:わかります。私もLINEはすごいシンプルなので。スタンプなしとか、逆にスタンプだけとか(笑)。小野先生:そういう女の人はほっとしますね。さっきの話の続きですが、吉方位取りはできれば4回くらい行ったほうがいいんです。4回積み重ねれば恋愛できますよ。蘭々さん:4回か…先は長いなぁ。小野先生:急がば回れです。まずは男性というカードを集めることが大切ですね。編集部:自分から男性がたくさんいる場所に行くと効果が出やすくなったりもしますか?小野先生:はい、行ったほうがいいです。いくら吉方位取りをしても、自動的においしい話が来るわけではないので、やはり自分から積極的に動かないと。編集部:効果は、旅行してから5日間ですよね?小野先生:原則5日です。蘭々さん:もう少し時間があるといいんだけどな…。小野先生:とりあえず8月12日はホテルで奇数時間を2つ越えるというのを実践してください。早めに着けば、それだけ外出できる時間も増えるので、13時より前に到着するのがおすすめです。で、夕方、近くを散歩してカップルを見て、私も恋愛しようという気持ちを高めてもらえるといいですね。――ただ吉方位に行けばいいというだけでなく、その後の行動も大事なんですね。休眠中の、蘭々さんの「恋愛したい」という気持ちを、なんとか呼び覚ませるといいのですが…。吉方位にたどり着くのは大変!?小野先生:私の経験上、吉方位に行こうとすると、いろいろなものが邪魔してなかなか行かれないので、そこは気をつけてください。例えば旅行しようと思ってもホテルが埋まってたり、引越したいのに部屋に空きがなかったりね。逆に凶方位は簡単に行けるのですが、帰ってきたら仕事が激減したり、失恋したり…。編集部:それは大変!蘭々さん:「九星気学」だと、決まった方位に行くと象意が出てくるけど、「奇門遁甲」にはそういうのはないんですか?一白水星の方位に行くと雨に見舞われるとか、その星が象徴する植物が目に飛び込んでくる、みたいな。小野先生:特にはないですね。ただ、何かに邪魔をされる可能性は高いと思います(笑)。編集部:「九星気学」では、吉方位に行っても悪い象意が出ることもあるんですか?蘭々さん:吉方位に行っても、良くない現象が起こることもあります。"デトックス"として、今まで取ってきた凶方位の運気が表面化することがあるんです。でも、もし吉方位で天気が悪かったら、「この時季は紫外線が強いから曇りで良かった。カンカン照りの中、こんなに歩き回ったら疲れちゃったかもしれないもんね」というふうに捉えます。編集部:なるほど。この前のニューカレドニアでも何か象意は現れましたか?蘭々さん:天気に関しては完全に一致してましたね。最初の2日間は快晴で、4日めに曇るって出ていたのですが、案の定曇りました。あとね、この間面白かったのが、私、普段は牛乳を飲まないんですけど、気づいたら飲んでたことがあったんです。あれ?牛乳?って思ってよく考えたら一白水星の象意だったんですよ。編集部:そんなこともあるんですね。――吉方位に行こうとすると邪魔が入るという「奇門遁甲」、決まった方位に向かうと象意が現れる「九星気学」…どちらも興味深い!今回、蘭々さんは何に邪魔をされるのか、そしてどんな象意を見るのか、旅行後の報告が楽しみで仕方ありません。占いを使う上で大事なのはマインド蘭々さん:ただね。大事なのはマインドだと思うんです。吉方位に行っても、くよくよして「ああでもない、こうでもない」と愚痴ったり、出されたご飯に文句をつけたりして過ごしてたら、吉も吉じゃなくなるだろうなって。反対に、仕事で凶方位に行かなくちゃいけなかったとしても、自分にとって良いことだと捉えれば、凶にはならない。「凶方位に来たお陰で、すごい磨かれるな」と考えれば、そうなりそうな気がするし。だから今回、小野先生を信じて吉方位に行ったら…。編集部:ぜひ何かが起こるかも、というマインドを持って恋愛モードのスイッチを入れてください!小野先生:確かにマインドを切り替えるのは大事ですよね。今回行くのは「人懐っこくなる」とか「優しくなる」といった方位でもあるので、そういうふうになれるかもしれません。蘭々さん:やったー!じゃあ、次にみなさんに会うときには、すごい顔が穏やかになって、仏みたいになってるかも(笑)。小野先生:「気持ちが柔らかくなる」方位なので、心の変化はあると思います。あと、病気や悩みを中和してくれる方位でもあります。例えば、普段イライラしやすいなら、この方位に行くことで、たとえムカッとしても「これが人生」と思えるようになったりするんです。その結果、みんなに愛されるようになります。編集部:素敵ですね。小野先生:人間の体から幸運を発することができる方位なので、流派によっては一番いい方位とされているんですよ。ただし、私は現実路線なので、ハートより愛欲やお金を求めるゲスな方位のほうが気に入っています(笑)。蘭々さん:あはは、面白い!――真面目な話をしていたかと思うと、急に“ちょい悪おやじ”モードを入れてくる小野先生に、蘭々さんも笑いが止まりません。知識量もコミュニケーション能力も抜群のお二人の会話は、本当にいつまでも聞いていたくなります。次回予告恋愛、結婚、仕事…方位の話にからめつつ、蘭々さんの今後についてトークが進んでいきます。監修者紹介小野十傳天文占術研究家。占い教室十傳スクール主宰。四柱推命・古典鬼谷易・奇門遁甲・手相人相・姓名判断・インド天文占術など、東洋占術を中心に、さまざまな占いを研究し、テレビや雑誌、Webなどで活躍。鈴木蘭々1975年東京生まれ。1989年に第1回ミスチャンピオン・準グランプリを獲得。CMや表紙モデルで活躍し、1992年に岩井俊二監督作品の「ゴーストスープ」でドラマデビュー、1995年には歌手デビューを果たす。その後も舞台やドラマ出演などを中心に活動し、2013年で芸能生活25周年を迎えた。現在は芸能活動だけでなく、自身が手掛ける基礎化粧品ブランド「NARIA COSMETICS」を立ち上げるなど、さらに幅広く活躍している。■オフィシャルブログ:「Lan Lan World」
2016年09月09日10代でデビューしドラマやバラエティ番組で大ブレイク、明るく元気なキャラクターで知られる鈴木蘭々さん。40代を迎えてなお、変わらない美しさ&かわいさを見せる彼女は、最近ではタレント業の傍ら、実業家としても活躍しているのだとか。さらに実は占いも好きで「九星気学」を勉強中とのこと。一方で結婚はまだしておらず、恋愛もこのところまったく縁がないという蘭々さん(こんなにキレイなのに!)が今回、東洋占術を中心に様々な占いを研究する重鎮・小野十傳先生の導きによって恋愛運UPの旅に出ることに!蘭々さんの性格や恋愛傾向を読み解いた上で、歴史ある占術「奇門遁甲(きもんとんこう)」を用いて行く先やスケジュールを決める…その過程を一部始終レポートします。【第3回】吉方位では嵐が起こる?大人女子のための「恋愛運UP」旅談義結婚に興味がないわけではないけれど、恋愛したいというテンションがさざ波ほども湧いてこない…という蘭々さん。そんな彼女の好みのタイプとは?理想の男性像がわかったところで、恋愛運UPにぴったりな日取り&方位から旅の具体的なプランを考えていきます。果たして蘭々さんの「お手軽1泊旅」の行く先はいずこに?鈴木蘭々数年前に化粧品ブランドを立ち上げ、その経営に邁進しつつ、大好きな旅行や猫との生活を楽しむ日々。機会があったら結婚したいけど、無理にしなくても…というスタンス。小野十傳著名人の信頼も篤い東洋占いの巨匠。主な占術は六壬天将星占術、安倍晴明占術、四柱推命、姓名判断など。今回は奇門遁甲で恋愛運&美容運UPをサポート。☆蘭々さん&小野先生からスペシャルプレゼントもあるので、ぜひ最後まで読んでくださいね!蘭々さんは根っからの年上好き小野先生:お付き合いする相手の年齢にこだわりはありますか?年齢差は5歳以内がいいとか、年上・年下ならどちらがいいとか。蘭々さん:年下はちょっと苦手ですね。小野先生:年上のほうが好みですか?蘭々さん:むしろおじいさんでもいいです(笑)。話の面白いおじいさん、大好きなので。小野先生:年上好きというのは生年月日にも出ていますよ。蘭々さん:本当ですか?以前、テレビのお仕事でご一緒させていただいた千石正一先生って方が大好きだったんです。爬虫類研究の権威なんですけど、私、その先生と二人で何度か僻地にロケに行きました。20年くらい前に、ニューカレドニアに幻のミカドヤモリを探しに行ったり。とにかく知識が豊富で、例えばマグロを食べてるときに、マグロはどこから来たのかとか、その生体なんかを教えてくれて、すごく楽しくて。もう亡くなっちゃったんですけど、そういう感じの方が理想です(笑)。小野先生:そこまで博識な方と出会うのはなかなか難しいですね。マグロがどこから来たかなんて普通の人は知らないですから(笑)。蘭々さん:ですよね。そういう話をするのはイヤな女性もいると思うけど、私は大好きなんです。――勉強熱心な蘭々さん。理想のタイプもやっぱり博学な方なんですね。どこかに蘭々さんの好奇心を満たせるほど話の面白い年上男性がいたらいいのですが…。来年、恋のチャンスが!小野先生:年上好みなのは、四柱推命で言う「日支(にっし)」の「壬申(みずのえ)」がないからですよ。身弱(みじゃく)なので誰かに頼りたくなるんです。そして知識を身につけたい願望が非常に強いですね。あとは初年から晩年まで、結婚がイヤって出ています(笑)。蘭々さん:ヤバい!結婚なんて望まないほうがいいですかね?編集部:そう思われますか…?小野先生:いえ、来年、非常に面白い恋愛をしそうですよ。蘭々さん:来年?本当?小野先生:準備しないといけませんね。蘭々さん:その準備が、もしやこの企画?流れ来てる~!編集部:ところで、蘭々さんはもうすぐお誕生日ですよね?蘭々さん:はい。8月4日に41歳になります。四柱推命だと運気が10年ごとに切り替わりますよね?大運でしたっけ?小野先生:そうです。41歳から恋愛運が上がります。ちなみにこれは数え年だから、本当は満40歳からその時期が始まっています。小野先生:41歳から50歳が帝旺(ていおう)。勢いがあって、物事の頂点に立っている状態ですね。この強い運が結婚を引き寄せているので、来年は恋愛の年になるわけです。蘭々さん:そうなんだ?編集部:では、この企画をやるのにぴったりのタイミングですね?小野先生:そう。すごくいいタイミングです。――来年、恋のチャンスが?これは聞き捨てなりません。いったいどんな方が現れるのか…楽しみですね!恋愛運UP旅行の日程は?編集部:今回は蘭々さんに事前に伺った候補日の中から、良さそうな方位が取れる日を先生に観ていただきました。地図を使っておすすめの方位をチェックし、具体的な旅行プランを考えていきましょう。小野先生:日程はね、8月12日・13日が良いと思います。8月12日の9時~11時に北西に向かうのがおすすめです。朝の5時に出かけるというのもあったけど、それは大変でしょ?(笑)蘭々さん:早朝はちょっと…。小野先生:8月12日に北西に向かうと、恋愛運を上げるのにとてもいいんです。編集部:ちなみに9時~11時というのは、その時間にその場にいるってことですか?小野先生:9時~11時の間に出発するという意味です。時差を考えるので、できたら10時くらいに出たほうがいいですね。小野先生:命式(生年月日時間を干支であらわしたもの。その人の性質や運勢を占う)を観たところ、蘭々さんは生年月日が夏月なのに水が不足していて、川や海が干上がっているような状態。なので、水を足すために水の方位を取る必要があります。蘭々さん:水不足…?小野先生:そう。8月12日に北西に行くことで水不足を解消しましょう。この方位を取ると恋愛運も上がるし、キレイになったり優しくなれたりします。蘭々さん:やったー!小野先生:それに会話が楽しくなって、男性と話したとき、「いいね」って思われるようになります。簡単に説明するとこの方位は、男性が蘭々さんと会ったときに「一緒に住みたいな」と思うようになる方位、時間のほうは「恋愛したくなる」時間です。――時間と方位、両サイドから恋愛運を押し上げていくんですね。これは効果がありそう!旅行先はどこがいい?編集部:北西の方向を調べたところ、東京から近い所だと軽井沢や草津がありました。蘭々さん:長野も北西なんですね?諏訪大社とか、ちょっと行ってみたいな。編集部:諏訪は夏は涼しいし、温泉もあっていい所ですよ。小野先生:ご自宅のある地域から見て、北西はどちらに当たるのか見てみましょう。方位は北・北西・西など8つに分かれていて、それぞれ45度の幅を持っています。(日本地図に「八方位盤」を重ねて線を引き)北西はこの方向ですね。編集部:扇形になってるから、東京から離れれば離れるほど範囲が広がっていきますね。諏訪は入ってますか?小野先生:諏訪は外れてます。蘭々さん:残念…。蘭々さん:軽井沢は入ってますね。あと阿智村は?長野県に阿智村と言って、日本一、星がきれいと言われてる村があるんです。小野先生:星ね~。占いの特質上、到着後はできるだけホテルにこもって、出歩かないでほしいんですけど…。蘭々さん:そんなぁ!(地図を見て)あ、ダメだ。阿智村は45度の中に入ってないや。編集部:残念ですね。あ、草津や秩父は入ってます。蘭々さん:本当だ。温泉地もいいな~。小野先生:温泉地はガスで曇ってるから、星はあまり見えないかもしれません。あとね、吉方位は嵐や台風が起こりやすいので気をつけて。行こうとしても、来るなと言われてるように感じることがあるんですよ。編集部:良い運を引き寄せるためには、試練を乗り越えて行かなければいけないんですね。蘭々さん:そうか~。嵐じゃ星は見えないですね。それなら、できれば温泉がある所がいいです。編集部:では、草津や秩父あたりでいくつか候補を出してご提案します。――あれこれ話し合った結果、行き先は秩父に決定。都心から近くて気軽に出かけられるので、1泊2日で行くにはぴったりのスポットです。ホテルはもちろん温泉のある所をチョイスしました!次回予告小野先生に、実際に旅行するにあたっての「奇門遁甲」のルールを解説していただきます。それをきちんと守ることで、恋愛運をグッと引き寄せられるはず!監修者紹介小野十傳天文占術研究家。占い教室十傳スクール主宰。四柱推命・古典鬼谷易・奇門遁甲・手相人相・姓名判断・インド天文占術など、東洋占術を中心に、さまざまな占いを研究し、テレビや雑誌、Webなどで活躍。鈴木蘭々1975年東京生まれ。1989年に第1回ミスチャンピオン・準グランプリを獲得。CMや表紙モデルで活躍し、1992年に岩井俊二監督作品の「ゴーストスープ」でドラマデビュー、1995年には歌手デビューを果たす。その後も舞台やドラマ出演などを中心に活動し、2013年で芸能生活25周年を迎えた。現在は芸能活動だけでなく、自身が手掛ける基礎化粧品ブランド「NARIA COSMETICS」を立ち上げるなど、さらに幅広く活躍している。NARIA COSMETICS
2016年09月02日10代でデビューしドラマやバラエティ番組で大ブレイク、明るく元気なキャラクターで知られる鈴木蘭々さん。40代を迎えてなお、変わらない美しさ&かわいさを見せる彼女は、最近ではタレント業の傍ら、実業家としても活躍しているのだとか。さらに実は占いも好きで「九星気学」を勉強中とのこと。一方で結婚はまだしておらず、恋愛もこのところまったく縁がないという蘭々さん(こんなにキレイなのに!)が今回、東洋占術を中心に様々な占いを研究する重鎮・小野十傳先生の導きによって恋愛運UPの旅に出ることに!蘭々さんの性格や恋愛傾向を読み解いた上で、歴史ある占術「奇門遁甲(きもんとんこう)」を用いて行く先やスケジュールを決める…その過程を一部始終レポートします。【第2回】恋に消極的な大人女子の恋愛運を占いで半強制的にUP!恋愛できないわけじゃないのに、なぜかする気が起こらない。そんなご自身を不思議に感じるという蘭々さん。恋愛運UPの旅行に出るにあたり、「奇門遁甲」とは何ぞや?というところを小野先生に教えていただきます。鈴木蘭々数年前に化粧品ブランドを立ち上げ、その経営に邁進しつつ、大好きな旅行や猫との生活を楽しむ日々。機会があったら結婚したいけど、無理にしなくても…というスタンス。小野十傳著名人の信頼も篤い東洋占いの巨匠。主な占術は六壬天将星占術、安倍晴明占術、四柱推命、姓名判断など。今回は奇門遁甲で恋愛運&美容運UPをサポート。☆蘭々さん&小野先生からスペシャルプレゼントもあるので、ぜひ最後まで読んでくださいね!恋より仕事を選ぶ星の下に生まれた?小野先生:あまり恋愛に興味がないと伺ったのですが。蘭々さん:そうなんです。よく女の人って「恋愛したい」「次の恋がしたい」とか言うじゃないですか。でも私は、そういうふうに自分から恋愛したいと思ったことが、ほぼないんです。若い頃は、いい出会いがないからそうなのか?って考えてたけど、最近は自分、大丈夫?ちょっとやばいかなと(笑)。小野先生:なるほど。「四柱推命」をやられたことはありますか?実は蘭々さん、四柱推命では「男性を完全に信用しない」「仕事のほうがいい」という星が一生続くって出てるんですよ。蘭々さん:そうなんですね?確かにそんな感じかもしれません。あまりにも自由でいるのが好きすぎて、やりたいことしかやりたくない、みたいなところがあるんです。でも、もういい年だし、大人としてどうかな?と思う自分もいたりして。編集部:「仕事のほうがいい」と出てるのことですが、今は会社経営のほうでもご活躍されてるんですよね?蘭々さん:はい。小規模ですけど、化粧品の会社を立ち上げました。昔、私自身が肌荒れで悩んだので、本当に肌が弱い人のための化粧品を作りたいなと思って。しかも、優しいだけじゃなくてシワも取れるような。編集部:お肌、本当にキレイですよね。蘭々さん:ありがとうございます。でもニューカレドニアで焼けちゃった。普段、日光に当たらないのにものすごく浴びたから。小野先生:十分、色白ですよ。夜は何時ぐらいに寝るんですか?蘭々さん:だいたい12時ぐらいには寝ます。小野先生:いいことですね。編集部:今回はそんな蘭々さんに向けて、小野先生に「出会いの引き寄せ」や、「美容」に良い方位のことについてお話いただきたいと思っています。まず、「奇門遁甲」とはどんな学問なのか?ということから教えていただけますか?「奇門遁甲」ってなあに?小野先生:「奇門遁甲」というのは、古代中国で生まれた方位術です。兵法の一つで、伝説によると、周の軍師だった太公望(たいこうぼう)や三国時代に活躍した諸葛亮孔明(しょかつりょうこうめい)が戦に用いたと言われています。これが日本にも伝わったようで、『日本書紀』には天武天皇が奇門遁甲を使ったという記述があります。蘭々さん:ずいぶん歴史があるんですね。小野先生:そうなんですよ。あとは、都が奈良の平城京から長岡京を経て京都の平安京に移ったとき。あまり時間を置かずに二度も遷都をしているので、不思議に思って奇門遁甲で解いてみたらピタッと当てはまりました。小野先生:平城京から見て平安京は凶方位に位置するので、あえて一旦、長岡京に移って凶意を打ち消し、そこから平安京を目指したと思われます。その後、近代になってからも、政治や戦争の場面で奇門遁甲が使われていた形跡が見られるので、誰か使える人間が関わっていたんだなと考えています。編集部:蘭々さんは、奇門遁甲に触れたことはありますか?蘭々さん:話に聞いたぐらいですかね。なんとなく九星よりも細かいイメージがあります。小野先生:覚えちゃうと九星より使いやすいですよ。――古代中国、日本書記、遷都…小野先生の口から次々に飛び出すキーワード目を輝かせる蘭々さん。占い好きで歴史好き、とにかく勉強熱心な方みたいです。「奇門遁甲」と「九星気学」の違いは?編集部:奇門遁甲は吉方位を取るうえで時間も意識しますが、そこは九星と違うんですか?蘭々さん:九星でも時間を使う場合もありますよ。あえて五黄殺(ごおうさつ)や暗剣殺(あんけんさつ)などの凶方位を取らせることがあるんですって。それはなぜかと言うと、徳のある人に凶方位を取らせて、苦しい思いをさせることで人間性を練るため、らしいです。編集部:苦労して自分を高めろと?蘭々さん:はい。運というのはもちろん先天的に与えられたものだけど、気学では作りあげていくもの。精神鍛錬することで新しい運を作れるそうです。そのために方位を使う、と教わりました。小野先生:精神鍛錬か。奇門遁甲はそんなに高尚な感じではないかな(笑)。さっきも言ったように、奇門遁甲は兵法なので、基本的には相手を害する行為なんですよ。例えば試験のとき、いくら頑張っても自分がクラスのベスト10位に入れない。そういうときにライバルを蹴落とすために奇門遁甲を使うんです。小野先生:周りの人がやる気をなくしたり、病気になったり。いろいろな理由があってみんなが落ちていったら、自動的に自分が上がっていくじゃないですか。それが奇門遁甲の正しい使い方です(笑)。蘭々さん:まさに戦いですね(笑)。現実的!編集部:自分と周りの状況、どちらも調整しながら、最終的に自分が勝ち残っている状態に持っていくんですね?小野先生:そう。正直言って非常にグレた、とんでもなく言いがかり的な考え方ですよね。ライバルを消していくわけですから。メリットもあるけどその分デメリットもあるので、人間の本性を知らないといけません。――デメリットもあるということは、それだけ効果が強いってことかも。ちょっと怖いけれど、試してみたくなりますね。奇門遁甲の具体的な使い方は?小野先生:奇門遁甲には10個のメニューがあります。「仕事」「お金」「安定」などがあって、自分は今何をやりたいのか、何に本気になっているのかをそれらのメニューに当てはめて使っていくんです。編集部:あるメニューを使いたいと思った場合、どうやって方位を見つけていけばいいんですか?小野先生:今回の場合は「恋愛」がテーマですよね?「恋愛したい」ということでしたら、まずはどうしたら恋愛できるのか、自分に聞いてみましょう。仮に太ってるのが気になる人だったら、少し痩せる。見た目に自信がないならもっとキレイになる。そういうふうに男を惹きつける美貌の方位を取ることができます。蘭々さん:美貌の方位!それ重要!小野先生:もちろんそれだけじゃダメですよ。方位はサプリみたいなものですから、自分で行動する必要があります。キレイになったら、男性がいる場に行かなければなりません。でも男性にも、いい人もいれば悪い人もいますよね?誰を選べばいいかわからない、となったら、今度は頭の良い方位を使って相手を見極めるんです。蘭々さん:へぇ~。小野先生:例えば、玉の輿の方位を使えば、「この人は今は無職だけど、才能があるから結婚して大丈夫」ということがわかります。恋愛は恋愛でも、「結婚は別にいいからとにかく遊びたい」という場合には色気の方位を見れば、そういう相手を見つけやすくなるわけです。蘭々さん:ずいぶん細かく方位が設定されてるんですね?小野先生:そう。擬似恋愛でいいのか、真面目な恋愛をしたいのかで見る方位が変わってきます。編集部:10個のメニューがさらに細かく分かれてるってことでしょうか?小野先生:必要に応じて、最初にこのメニューを使い、次はこのメニューというふうに組み合わせていくんです。蘭々さん:ある目的に向かって積み木を積み上げていくようなイメージですか?小野先生:そうですね。受験でも、最初から受かる方位を見ても仕方ないので、まずは勉強したくなる方位を使い、少しずつ偏差値を上げていきます。勉強はできるようになったけど、その人がアガり症で、ここ一番のときはダメという場合は、安定の方位を見て試験会場に向かわせる。勝負に弱い人は勝負の方位を取るんです。蘭々さん:面白いですね。この企画、私が結婚できるまで続けたら、2年がかりぐらいの大プロジェクトになりそう(笑)。付き合っても恋愛テンションがゼロ小野先生:結婚っていうのは、女性のほうに決定権があるから、結婚しようと思えばすぐにできると思いますよ。人間も動物も、いくら男性が結婚したいと思っても、女性が「Yes」と言わない限りできないんです。男性はまずお金を稼がなきゃならないから大変なのですが、女性は「Yes」か「No」かと言うだけでいい。まあ「Yes」って気持ちにならないといけないわけですけどね。蘭々さん:そこなんですよ。そのテンションにならないんです。お付き合いしても、全然テンションが上がらなくて…。小野先生:結婚したらつまらないですよ(笑)。蘭々さん:衝撃(笑)!編集部:あの、先生、今回は恋愛運を上げて結婚を目指すことを目標にしてるので…。小野先生:悪い悪い(笑)。ええと、お付き合いすると長く続くほうなんですか?蘭々さん:ちゃんと付き合い始めたら長く続くはずなんですけど、いかんせん私がこんな感じなので、相手が疑心暗鬼になっちゃうというか。何を考えてるかわからなくなるみたいなんですよね。かといって私は無理するのはいやだし。小野先生:無理はしないほうがいいですよ。蘭々さん:でもねぇ、このさざ波さえもこないテンションをまずなんとかしないとな~(笑)。――かわいすぎるアラフォー女子・蘭々さんとダンディーな小野先生。ビジュアルもさることながら、会話のキャッチボール的にもなんだかいいコンビになってきました。それにしても奇門遁甲の効果、すごそうです!実際に使ったら、蘭々さん、どんなふうに変わるのでしょうか?次回予告鈴木蘭々さんが好みのタイプを告白!監修者紹介小野十傳天文占術研究家。占い教室十傳スクール主宰。四柱推命・古典鬼谷易・奇門遁甲・手相人相・姓名判断・インド天文占術など、東洋占術を中心に、さまざまな占いを研究し、テレビや雑誌、Webなどで活躍。鈴木蘭々1975年東京生まれ。1989年に第1回ミスチャンピオン・準グランプリを獲得。CMや表紙モデルで活躍し、1992年に岩井俊二監督作品の「ゴーストスープ」でドラマデビュー、1995年には歌手デビューを果たす。その後も舞台やドラマ出演などを中心に活動し、2013年で芸能生活25周年を迎えた。現在は芸能活動だけでなく、自身が手掛ける基礎化粧品ブランド「NARIA COSMETICS」を立ち上げるなど、さらに幅広く活躍している。
2016年08月25日10代でデビューしドラマやバラエティ番組で大ブレイク、明るく元気なキャラクターで知られる鈴木蘭々さん。40代を迎えてなお、変わらない美しさ&かわいさを見せる彼女は、最近ではタレント業の傍ら、実業家としても活躍しているのだとか。さらに実は占いも好きで「九星気学」を勉強中とのこと。一方で結婚はまだしておらず、恋愛もこのところまったく縁がないという蘭々さん(こんなにキレイなのに!)が今回、東洋占術を中心に様々な占いを研究する重鎮・小野十傳先生の導きによって恋愛運UPの旅に出ることに!蘭々さんの性格や恋愛傾向を読み解いた上で、歴史ある占術「奇門遁甲(きもんとんこう)」を用いて行く先やスケジュールを決める…その過程を一部始終レポートします。【第1回】占い界の重鎮×大人女子代表のトークは宇宙規模?まずは「はじめまして」のご挨拶から。小野十傳先生は何を専門としている占い師さんなのか。鈴木蘭々さんはなぜ占い好きになったのか…。お二人と占いとの関係を少しずつひも解いていきます。鈴木蘭々数年前に化粧品ブランドを立ち上げ、その経営に邁進しつつ、大好きな旅行や猫との生活を楽しむ日々。機会があったら結婚したいけど、無理にしなくても…というスタンス。小野十傳著名人の信頼も篤い東洋占いの巨匠。主な占術は六壬天将星占術、安倍晴明占術、四柱推命、姓名判断など。今回は奇門遁甲で恋愛運&美容運UPをサポート。小野十傳先生ってどんな方?編集部:今回は、小野十傳先生に「奇門遁甲」という占いで旅先や日程を決めていただき、鈴木蘭々さんに、実際に旅行をしていただきます。よろしくお願いします。小野先生:よろしくお願いします。蘭々さん:よろしくお願いします。編集部:まずは先生、これまでどんなお仕事をされてきたかをお話いただけますか?小野先生:わかりました。過去をざっと振り返ってみましょう。占いを本格的に学ぶようになって、ざっと35年というところでしょうかね。小野先生:最初、30代の頃に占いの教室に通い始めたのですが、私、すごくデキが悪かったんですよ。それで続けるべきか迷っていたら、途中で師匠が体調を崩して入院したときに呼ばれて、ノートを渡され「いずれこの内容を他の人に教えてくれ」と言われたんです。何でデキの悪い私に?と思って聞いたら「君は若いから、まだ時間がある」と言われ、あ~そうか、そういうことかと納得して、引き受けることにしました。その後、一生懸命勉強して本をたくさん書き、50歳を過ぎて大運が「アウトプット」の時期に入ったので、そろそろいいかなと考え、教室を開きまして。今、四柱推命と断易、奇門遁甲の3つの教室で教えています。蘭々さん:そもそも、何で占いを学び始めたんですか?小野先生:女の子にモテたくてね(笑)、高校生の頃に占いの本を丸暗記して、占ってあげたりしてたんですよ。それが面白かったので、大人になってからちゃんと勉強しようかなと思って。初め、断易の教室に入ったら、そこで知り合ったおばあさんに他の教室を薦められて、そっちに移りました。最初の教室はいわゆる趣味で占いをしたい人向けの教室だったのですが、後で入った所はプロの占い師さん向けの教室だったんですね。で、そこで周易を学んでいるうちに、易も奇門遁甲も四柱推命も根っこのところはつながっているんだなとわかったので、今もその3つを研究し、人にも教えているんです。鈴木蘭々はなぜ占いを学んでいるの?編集部:蘭々さんは九星気学や易を勉強されているんですよね?蘭々さん:はい。前から九星や四柱推命に興味があって、その歴史や背景を含め、調べたり学んだりするのが楽しいなと思っています。誰が始めたのかわからないけど、奥が深くてすごいと感じ、その経緯を知りたくなるんです。小野先生:奇門遁甲も歴史のある占術の一つなので、きっと面白いですよ。蘭々さん:楽しみです。編集部:占いが好きになったきっかけはどんなことだったんですか?蘭々さん:昔から宇宙や星が好きで、星を観るために旅行したりしてるんですね。最近はニューカレドニアに行きました。新月の頃に行ったので、本当にきれいで。人生でナンバーワンの星空を観てきました!編集部:いいですね!そんなに星がお好きということは、西洋占星術にもご興味があるんですか?蘭々さん:興味はあります。小学生の頃は子ども用の星占いの本をよく読んでいました。でも、勉強していて楽しいのは東洋の占いのほうかな。さっきも言ったように歴史が好きなので、東洋占いってなんだかときめくんです。――少女のように目をキラキラさせる蘭々さん。あまりにもかわいくて、これでアラフォーだなんてとても信じられません!でも、話す口調は、しっかりした大人の女性なんですよね(当たり前か)。全ての「好き」は宇宙に通じる小野先生:易を勉強しているとのことですが、周易ですか?断易ですか?蘭々さん:自分がやってるのが、周易なのか断易なのかよくわからなくて…。学校には2年くらい行ってるのですが、最初は九星から始まって、その後、易の授業に入りました。学んでいると面白いけど、だんだん難しくなってきて。昔の人は何でこんなことに気づいちゃったのかな?なんて不思議で仕方なくなります。編集部:深く突き詰めていくタイプなんですね。授業は毎月あるんですか?蘭々さん:はい。月に1~2回行ってます。1回4時間、みっちり。その学校の先生が70代くらいの方なのですが、たまたま「宇宙の動向と気学は同じ呼吸をしている」って仰ったんですね。このフレーズにピンと来て、これは宇宙か!と私の中でいろいろなものがつながったんです(笑)。小野先生:なるほど。私はそんなロマンチックなことは言えませんが。愛欲とかお金儲けの話ばかりしちゃうので(笑)。品格の問題かな?――小野十傳先生は占い界の重鎮なのですが、とてもフランクな人柄でお話が面白く、ちょいちょいジョークや下ネタも織り交ぜるので、一同、笑いが止まりません。引力の存在を肌で感じた出来事編集部:先生は西洋占星術もやられるんですか?小野先生:専門ではないけど、雑誌の仕事とかで必要なので、ざっと見てはいますよ。蘭々さん:星の話で思い出したのですが、さっき言ってたニューカレドニアで私、ものすごく「引力」の存在を感じたんです。水上コテージに泊まったんですけど、到着したのが引き潮の時間帯で水が少なかったんですね。で、満ち潮の時間になったら、海がすぐそこまで来ていて。蘭々さん:新月のタイミングに行ったから月は見えないのに、引き潮と満ち潮が毎日繰り返されてるから、引力が働いてるんだなー、怖いなーと思いました。編集部:確かに不思議ですね。蘭々さん:ちょっと衝撃でした。星すげ~!って。――宇宙、星、引力…興味深いキーワードが次々に飛び出します。もしかしてこの日、小野先生と蘭々さんが出会ったのも何かしらの引力の影響かも?なんてね!次回予告鈴木蘭々さんの恋愛傾向が明らかに?監修者紹介小野十傳天文占術研究家。占い教室十傳スクール主宰。四柱推命・古典鬼谷易・奇門遁甲・手相人相・姓名判断・インド天文占術など、東洋占術を中心に、さまざまな占いを研究し、テレビや雑誌、Webなどで活躍。鈴木蘭々1975年東京生まれ。1989年に第1回ミスチャンピオン・準グランプリを獲得。CMや表紙モデルで活躍し、1992年に岩井俊二監督作品の「ゴーストスープ」でドラマデビュー、1995年には歌手デビューを果たす。その後も舞台やドラマ出演などを中心に活動し、2013年で芸能生活25周年を迎えた。現在は芸能活動だけでなく、自身が手掛ける基礎化粧品ブランド「NARIA COSMETICS」を立ち上げるなど、さらに幅広く活躍している。
2016年08月18日コラージュ、イラスト、ペインティングなど様々な手法を用いて創作活動を行うとんだ林蘭が、約1年ぶりとなる個展「THE FREAK SHOW」を、東京・目黒区のボイルド(VOILLD)で9月2日から開催する。今回の個展では見世物小屋をテーマとして、とんだ林蘭の持つ奇妙なものへの好奇心や興味が、自身の視点を通して架空の世界の中のキャラクターとなってそれぞれの作品で表現されている。カラフルで親しみやすい作品は、見る者が奥深くに隠れ持つ願望をかきたてて、自由な嗜好や感性をもつことの重要さ、楽しさを訴えかけてくるかのよう。展覧会ではペインティングが中心の平面作品の他、立体コラージュ作品など約20点が発表され、会場では展示作品をはじめとするポスター、クッション、マグカップといった展覧会限定オリジナルグッズも販売される予定だ。また、個展初日となる9月2日は18時から、アーティストを囲んでのオープニングレセプションも開催され、展示を祝して立川のベーカリー・シンボパンが出店する。【イベント情報】タイトル:TONDABAYASHI RAN EXHIBITION “THE FREAK SHOW”会場:ボイルド(VOILLD)住所:東京都目黒区青葉台3-18-10 カーサ青葉台地下1階会期:9月2日~25日開廊時間:水曜から金曜は12時~20時、土曜、日曜は12時~18時休廊日:月曜、火曜、祝日
2016年08月04日女優・安蘭けいによるソロ・コンサート『安蘭けいドラマティック・コンサート 愛の讃歌』が7月14日、Bunkamuraオーチャードホールにて開催される。ミュージカルを中心に、ジャズ、シャンソンなどの名曲を揃えて、ショーアップしたステージをお届けする豪華一回公演だ。堂々のタイトルに、当の本人は「かなり重みを感じる、ハードルの高い題名ですよね」と朗らかに一笑。およそ二千席のホールでの特別な一夜を、気負うことなく心から楽しみにしている様子がうかがえる。「この題名に負けないようなコンサートにしないといけないなと思っています。だんだんと気持ちが盛り上がって、やり終えた時には『私の人生、変わりました!』ってくらいの手応えを得られたらいいですね」【チケット情報はこちら】予定されているセットリストは、『サンセット大通り』など過去に演じた作品からのナンバーだけでなく、『エニシング・ゴーズ』『RENT』『エビータ』などの未体験の作品から、初めて挑む楽曲も多数含まれている。「構成・演出の原田諒さんから『こんな曲はどう?』と提案していただきました。私が意見を言い過ぎると、自分のやりたい曲ばかりに偏ってしまうので。宝塚時代から私のことを理解してくださっている原田さんに勧めてもらったほうが、いろんな自分を発見できていいのでは、と思ったんですね」また女性曲だけでなく、男装して歌うナンバーがあることも話題の的だ。さらに「全員、初共演です」という魅力の男性キャスト4人、良知真次、中河内雅貴、青柳塁斗、原田優一とのセッションにも期待がかかる。そしてスペシャルゲストには、今年の10、11月の舞台『スカーレット・ピンパーネル』で共演する石丸幹二が登場。贅沢この上ない布陣が、安蘭を強力にバックアップする。「石丸さんは王子様のようなイメージがあると思いますが、実は関西弁のとても気さくな方です(笑)。トークもお上手なので空気を一気に和やかにしてくれると思うし、何よりあの甘い歌声で、より重厚なコンサートにしてもらえそうです」宝塚歌劇団退団から7年。「歌声も音域もかなり変わってきている」ことを自覚し、女優としての成長、変化を「女性を演じることが、より自然になってきた」と受けとめている。安蘭けいのこれまでの歩みと、今後の飛躍の予感、その両方を感じ取れる貴重な時間となるに違いない。「退団後に出演したミュージカルは、女性の半生を描いたものなどメッセージ性の強い作品が多かったんですね。でも『エニシング・ゴーズ』みたいな底抜けに明るいイメージも、私の中には確実にあるんです(笑)。こんなカラーもあるのよ~ってところをお見せできたらいいな。一回だけのコンサートなので失敗は許されません(笑)。完全燃焼したいと思います」取材・文:上野紀子
2016年06月29日オーストリア皇后エリザベートの数奇な運命をドラマティックに描いたミュージカル『エリザベート』。元宝塚歌劇団花組トップ娘役の蘭乃はなが、昨年の帝国劇場公演に続き、ダブルキャストでタイトルロールを演じる。3年連続で大役に挑む彼女に話を聞いた。ミュージカル「エリザベート」チケット情報宝塚歌劇で1996年に日本初演、2000年には東宝ミュージカルとしても開幕した屈指の人気作『エリザベート』。蘭乃は2014年の花組公演、キャストや舞台美術、衣装が一新された昨年の東宝版でエリザベートを演じた。「3年も続けて演じられて光栄です。東宝版はより人間のドロドロした感情が渦巻き、リアルですよね」。特に東宝版で印象的だと話すのが、宝塚版にはないコルフ島でのシーン。宮廷から逃れるように旅を続けたエリザベートが、自由に生きた父を想って歌う場面だ。「あのシーンは50歳ぐらいですが、最初の少女時代と同じく『パパみたいになりたい』と歌っているんです。根本的に変わっていない。彼女はずっと自分を認めることができなかったんです」とその心に寄り添う。昨年ダブルキャストということで先に自身の千秋楽を終え、翌日に公演最終日の大千秋楽を観劇したとき「彼女は“愛”を求めていたんだ」と改めて感じたという。「誰かへの愛ではなく自分への愛。“自分を愛せるか”というのは普遍的なテーマですよね。昨年小池(修一郎)先生が『“私だけに”というのを色濃く出したい』とおっしゃり、自我という部分を掘り下げていきました。それも私にとって欠かせないステップでしたが、新たに自分への愛というテーマも掘り下げたいです」と力を込める。昨年に続きトートを演じるのは城田優と井上芳雄。「普段は賑やかな城田さんはトートを演じると一瞬で静のエネルギーを放たれ、引きずり込まれそうになります。井上さんは普段は落ち着いているのに、トートになると激しく燃え盛る炎のようになって、私もそれに反発するから力強い演技になります」と、相手によって変化する面白さを実感している。またダブルキャストでエリザベートを演じるのは、日本初演で同役を演じた花總まり。「私の中では“レジェンド”。その花總さんだけでなく、なぜ私もエリザベート役に呼ばれたのか、考えれば考えるほどプレッシャーです(苦笑)。昨年はエリザベート自身と同じく自己否定というか、肉体的にも精神的にもせめぎ合いの中で演じていましたが、今は新たなテーマも見つかり、どうなるのか私自身楽しみです」。公演中はオフも役が抜けないという蘭乃。「この肉体を通してエリザベートの魂をお客様に味わっていただくことが、私のやるべきこと」と笑顔で言い切る彼女に期待したい。6月28日(火)から7月26日(火)まで東京・帝国劇場、8月6日(土)から9月4日(日)まで福岡・博多座、9月11日(日)から30日(金)まで大阪・梅田芸術劇場メインホール、10月8日(土)から23日(日)まで愛知・中日劇場にて上演。チケットは順次発売。取材・文:小野寺亜紀
2016年06月20日モデルの紗蘭が5日、TBS系バラエティ番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~11:30)に生出演。先週5月29日の同番組で共演したフリーアナウンサーの田中みな実に対してやってしまったエピソードを明かした。番組では、危険を感じた時に周りの風景がスローモーションに見える現象が、実際に起こっているとする研究成果を千葉大学が発表したニュースを紹介。それに関連して、「危険を感じてスローモーションに見えた経験」を聞かれた紗蘭は、「先週あった」と答えた。そして、先週の『サンジャポ』で田中アナと共演した時のエピソードを披露。「収録終わりにそのままのテンションで、帰りのエレベーターで田中みな実さんに、『前日、(田中の元恋人である)藤森(慎吾)さんと収録一緒でみな実さんの話たくさんしました』って言ったら、みな実さん怖い表情になっちゃってシーンって。やっちゃったなと思った」と打ち明けた。「マネージャーに怒られた」という紗蘭だが、「その時の風景はスローモーション。心臓ドキドキしましたね」と回顧。タレントのテリー伊藤は「それは単にデリカシーがない…」と冷静に指摘していた。
2016年06月05日舞台『天使にラブソングを~シスター・アクト~』(5月22日開幕)の取材会が21日、東京・帝国劇場で行われ、森公美子、蘭寿とむ、春風ひとみ、浦嶋りんこ、宮澤エマ、鳳蘭が出席した。同作は1992年にウーピー・ゴールドバーグ主演でヒットした映画『天使にラブソングを…』を2009年にミュージカル化した作品で、日本では2014年に上演された。元宝塚男役トップスターの蘭寿と森はWキャストで同じ役を演じるが「ライバルではなく、一緒に作り上げていこうねというスタンス」(蘭寿)と語る。森は蘭寿とのWキャストについて、「かぼちゃが踊ってるのと、ダンサーが踊ってるのの違い」と表現して周囲を笑わせ、「本当に蘭寿さんの存在が綺麗なので、同じ振り付けなのに同じに見えないという面白さがあります。ぜひ2回見ていただきたい」と公演のアピールをした。一方、蘭寿は森に「この明るさとパワー、そして歌唱力。いろいろと歌に関しても教えてくださって」と感謝の言葉を贈る。帝国劇場でのミュージカル公演は初となるが、宝塚OGの鳳は蘭寿を「培われた華やかさは大劇場に負けない」と太鼓判。春風も「宝塚のトップの男役は組の一番上にいらっしゃったわけですから、心配り、愛情、自然に出る」と、後輩の姿に宝塚時代のことを思い出していた。また、7月に予定されている岩手・宮城での公演について、仙台出身の森は「前回行った時は、皆さんからの『本当に元気になった、素晴らしかった』という言葉に、この仕事やっててよかったと……」と涙を見せた。さらに、2017年1月の九州公演も含めて「心は楽しく前に行くように、皆さんにあったかいものが生まれればなと思っています」とメッセージを送っていた。
2016年05月21日古屋兎丸原作のマンガ『帝一の國』を舞台化したシリーズ3作目「【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』-血戦のラストダンス-」が、東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで開幕。2014年に第一章、2015年に第二章を上演。最終章となる今作は、前代未聞とも言える“原作より先にラストを観ることができる” 舞台となる。舞台『帝一の國』チケット情報『帝一の國』は、超名門校・海帝高校を舞台に、「総理大臣になり自分の国を作る」ため生徒会長を目指す主人公・赤場帝一(木村了)が巻き起こす学園政権闘争を描いた物語。今作では、遂に開催される生徒会の選挙戦がメイン。帝一とは恋敵でもある大鷹弾(入江甚儀)、帝一をライバル視する東郷菊馬(吉川純広)の3派閥が生徒会長の座を狙う。初日に行われた公開ゲネプロでは、上演前に演出の小林顕作が登場し、「(準備が追いつかず)追っつき公開ゲネプロです。“今スベっても本番がんばれよ”という温かい気持ちで観ていただきたい」と挨拶。すると幕の向こうからキャスト達の笑い声が聞こえ、3年間で培ったチームワークの良さがうかがえた。本シリーズは、キャストが初演から変わらないのも特徴のひとつ(森園億人役の大河元気は映像で出演)。白鳥美美子役は今作でもWキャストで乃木坂46井上小百合・樋口日奈が演じる。原作をしっかりと再現しながらも、生で観る舞台の醍醐味であるライブ感も味わえる“學蘭歌劇”。原作の持つ独特の空気感は歌やダンスにもすみずみまで反映され、學蘭歌劇『帝一の國』でなければ体験できない濃厚な世界が繰り広げられている。原作者の古屋兎丸からは「いつもにも増して、物語の完成度が高く、再現度も高く、原作者冥利に尽きるとはまさにこのことです。今回これで終わりかと思うと寂しい気持ちもあるのですが、これだけのものを創り上げた、演出の小林顕作さんはじめ、スタッフ・キャストの皆さんの熱量には、ただただ感服するばかりであります(一部抜粋)」とコメントも寄せられた。舞台では2年かけて描かれた選挙への道のりだが、今作では冒頭に人形を使ってこれまでのストーリーを説明してくれる。本シリーズを初めて観劇する人にも安心だ。「【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』-血戦のラストダンス-」は、3 月27 日(日)まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで上演。“卒業式”が行われる大千秋楽は、全国の映画館でライブビューイングを上映する。取材・文:中川實穗
2016年03月18日古屋兎丸原作のマンガ『帝一の國』を舞台化したシリーズ3作目「【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』-血戦のラストダンス-」が、東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで開幕。2014年に第一章、2015年に第二章を上演。最終章となる今作は、前代未聞とも言える“原作より先にラストを観ることができる” 舞台となる。舞台『帝一の國』チケット情報『帝一の國』は、超名門校・海帝高校を舞台に、「総理大臣になり自分の国を作る」ため生徒会長を目指す主人公・赤場帝一(木村了)が巻き起こす学園政権闘争を描いた物語。今作では、遂に開催される生徒会の選挙戦がメイン。帝一とは恋敵でもある大鷹弾(入江甚儀)、帝一をライバル視する東郷菊馬(吉川純広)の3派閥が生徒会長の座を狙う。初日に行われた公開ゲネプロでは、上演前に演出の小林顕作が登場し、「(準備が追いつかず)追っつき公開ゲネプロです。“今スベっても本番がんばれよ”という温かい気持ちで観ていただきたい」と挨拶。すると幕の向こうからキャスト達の笑い声が聞こえ、3年間で培ったチームワークの良さがうかがえた。本シリーズは、キャストが初演から変わらないのも特徴のひとつ(森園億人役の大河元気は映像で出演)。白鳥美美子役は今作でもWキャストで乃木坂46井上小百合・樋口日奈が演じる。原作をしっかりと再現しながらも、生で観る舞台の醍醐味であるライブ感も味わえる“學蘭歌劇”。原作の持つ独特の空気感は歌やダンスにもすみずみまで反映され、學蘭歌劇『帝一の國』でなければ体験できない濃厚な世界が繰り広げられている。原作者の古屋兎丸からは「いつもにも増して、物語の完成度が高く、再現度も高く、原作者冥利に尽きるとはまさにこのことです。今回これで終わりかと思うと寂しい気持ちもあるのですが、これだけのものを創り上げた、演出の小林顕作さんはじめ、スタッフ・キャストの皆さんの熱量には、ただただ感服するばかりであります(一部抜粋)」とコメントも寄せられた。舞台では2年かけて描かれた選挙への道のりだが、今作では冒頭に人形を使ってこれまでのストーリーを説明してくれる。本シリーズを初めて観劇する人にも安心だ。「【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』-血戦のラストダンス-」は、3 月27 日(日)まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで上演。“卒業式”が行われる大千秋楽は、全国の映画館でライブビューイングを上映する。取材・文:中川實穗
2016年03月18日4月期の金曜ドラマ枠で放送予定の中谷美紀主演ドラマ「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」。この度新たに、元宝塚トップスターの蘭寿とむがキャリアウーマン・山本望海役として地上波の連続ドラマに初レギュラー出演することが明らかとなった。“39歳、超プライド高い女子”・橘みやびと“超ドSな毒舌恋愛スペシャリスト”十倉が織り成すスタイリッシュなスパルタラブコメディ。青山の美容皮フ科クリニックを営む開業医のみやびは「自分はしようと思えばいつでも結婚できる!」とたかをくくり、充実したシングルライフを満喫していた。ある日“女子会”で訪れた割烹料理店で出会う超毒舌店主の十倉から自分が男性から敬遠される“美人・キャリア・アラフォー”という三重苦を背負った“恋愛弱者”に陥っていると現実を突きつけられる。そのことに最初は憤っていたみやびだったが、高校時代に片想いしていた同級生・桜井への気持ちが再燃し始めたことをきっかけに十倉の助言に耳を傾け始める――。本作は、「夢をかなえるゾウ」や「LOVE理論」などで知られる作家・水野敬也が手がける恋愛マニュアル本「スパルタ婚活塾」を原案に、“徹底した男目線”による、女性のための恋愛論をエッセンスにしたオリジナル作品。結婚なんてしようと思えばいつでも出来ると思っている主人公・橘みやびを中谷さん、超毒舌の割烹料理屋の店主・十倉を藤木直人が好演する。そのほかみやびが経営するクリニックに出入りするデリバリースタッフ橋本諒太郎役に瀬戸康史、クリニックの看護師・野村梨花役に大政絢、みやびの同級生で片思いの相手・桜井洋介役に徳井義実(チュートリアル)、母親役に夏木マリと個性豊かな俳優陣が集結している。そして新たに出演が決定したのは、元宝塚花組トップスターで現在女優や歌手として活躍する蘭寿さん。今回は、みやびが月一で集まる“グルメ女子会”で会う女友達のひとりでファイナンシャルプランナーとして起業し、バリバリ働くキャリアウーマンの望海役に抜擢。みやび同様、優れた容姿と経済力を持つ自立したアラフォー女性で、年下の彼氏がいるが特に結婚をいそいでいるわけではないという花の独身貴族のひとりという役どころだ。本作が地上波の連ドラ初レギュラーとなる蘭寿さんは「とても面白い脚本で、この作品に出演させていただけることを、嬉しく思っております」と喜びを語り、また「中谷さんはとても美しく透明感があって素敵な方です。休憩時間等もいろんなお話をさせていただき、嬉しいです。藤木さんは、穏やかにお話をしてくださるのですが、役に入るとそのスイッチの入り方が素晴らしくて感心するばかりです」と共演の2人についても印象を語った。スパルタ毒舌男というキャラクターを藤木さんがどう演じるのか、そして蘭寿さんをはじめとする個性豊かなキャスト陣がどのようにドラマを盛り上げていくのか楽しみに待ちたい。「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」は4月期、毎週金曜日22時よりTBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年02月04日森公美子、蘭寿とむがWキャストで主演するミュージカル『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』の製作発表会見が1月18日、都内にて行われた。ウーピー・ゴールドバーグ主演の大ヒット映画を、ウーピー本人がプロデューサーとなりミュージカル化、ブロードウェイほか世界で上演されている人気作。日本では2014年に初演され、今回は待望の再演となる。物語は、黒人クラブ歌手のデロリスが、ある殺人事件を目撃したことでマフィアに追われ、修道院に逃げ込んだことから起こる大騒動を描くもの。俗っぽさ全開のデロリスとお堅い修道女たち……水と油のような両者の交流が、笑いあり涙ありで綴られていく。ディスコブーム華やかなりし70年代風の、きらびやかでノリのよい、しかし少し懐かしさもある音楽が全編に散りばめられているのも魅力だ。2年弱という異例のはやさでの再演となったが、2度目のデロリスに挑む森は「“早く再演しないと、歳とって足が動かなくなっちゃう!”と言ってましたが、こんなに早く再演できるとは」と驚きながらも喜ぶ。一方で初参加の蘭寿は「このハッピーな作品に参加できること、そして格式ある帝国劇場に初めて立たせて頂ける喜びを、驚きとともに感じています」と話した。親しみやすいキャラクターで人気の森、元宝塚トップスターの蘭寿という異色のWキャストになるが、「もうひとかたが蘭寿さんになると訊いて“おぉ、ぴったり!”と思いました。そして私は、(初演の瀬奈じゅんに引き続き)Wキャストの相手からダンスを教えていただくのが定番になっています、と蘭寿さんにお伝えしました(笑)。同じ踊りをしても同じに見えないんですが…(苦笑)」(森)、「森さんのデロリスは本当に素敵。盗みたいところだらけ」(蘭寿)とお互いについて語り、「(それぞれを観るために)最低、2回は観ないと!」とアピール。会見には他に石井一孝、大澄賢也、石川禅、今井清隆、鳳蘭、演出の山田和也が出席。大澄が「昨年、来日版も日本で上演されましたが、正直僕たちの方が勝ってるぜ、と思いました!」と強気のアピールをするなど、出演者自身がこのカンパニーに自信を持ち、公演を楽しみにしている様子。作品の魅力を問われた山田も「ストーリーの美しさ。加えて素敵な音楽、シリアスだけでなく笑いもふんだんに盛り込んだ作り。劇場に行く楽しみと喜び、ショービジネスのすべてが最高のクオリティで詰まっている」と話していた。この日は事前公募で約1500名の応募の中から当選した一般オーディエンス150名も参加。アフロヘアのかつらを被り、衣裳姿で登壇したキャストとともにカーテンコールナンバー『レイズ・ユア・ヴォイス』を歌い踊った。当日の都心はこの冬初めて本格的な雪に見舞われたが、雪をも溶かす熱いダンスと笑顔が弾け、会見場は大いにもりあがっていた。公演は5月22日(日)から6月20日(月)まで、東京・帝国劇場にて上演される。チケットは2月27日(土)に一般発売を開始する。東京公演後、大阪、愛知、岩手、北海道、宮城、福岡、静岡、長野の各地でも上演される。
2016年01月18日とんこつラーメン専門店を運営する一蘭は12月10日、東京都台東区に「一蘭 浅草店」をオープンする。○大人気の「一蘭屋台」が関東初上陸!同店は、「味集中カウンター」と、「一蘭屋台」を関東で初めて併設。席数は42席で、都内の同チェーンでは最大席数の店舗となる。「一蘭屋台」は、リヤカーを屋内に引っ張り込んだような屋台空間で、飲食を楽しめる。店内には昭和の福岡県・中洲の風景を写した写真を貼り、屋台ならではの空気感と、昭和レトロな懐かしさを融合させた。「味集中カウンター」は、隣席との間に仕切りを設けたカウンター。この2つを併設することで、子ども連れや友人同士でも同店の「天然とんこつラーメン」楽しむことができるという。おもなメニューは、「天然とんこつラーメン(創業以来)」が790円。臭みがないとんこつスープに、同店特製生麺と、唐辛子を基本に30種類以上の材料を調合し熟成させた「秘伝のたれ」がからむ。「釜だれとんこつ焼き豚皿」は490円。天神西通り店限定のチャーシューを"おつまみ"のひと皿で提供する。福岡県・八女産の抹茶を使用した「抹茶杏仁豆腐」は390円。そのほか、各種アルコール類などを用意する。営業時間は、10時から23時までで、年中無休となる。※価格はすべて税込。
2015年11月16日ミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)、とんだ林蘭、チームラボ(teamLab)のコラボレーションによるインスタレーションが、9月12日、13日にミハラヤスヒロトーキョーにて開催される。同インスタレーションは、東京の表参道、青山、原宿エリアで9月12日に開催されるファッション誌『ヴォーグ(VOGUE)』主催のショッピングイベント「ヴォーグ・ファッションズ・ナイト・アウト(VOGUE FASHION’S NIGHT OUT)」の一環として開催されるもの。当日はミハラヤスヒロトーキョーに、とんだ林蘭のデザインをコラージュしたフィルターを使った、チームラボカメラを店内に設置。来場者にプリクラ感覚で撮った写真が、自動的にFacebook特設ページに投稿される仕組みとなっている。また店内では、ミハラヤスヒロととんだ林蘭のコラボレーションアイテムを先行発売。ラインアップは、生肉のキーホルダーや、絆創膏が貼られたクラッチバッグ、真っ赤な唇から歯が覗くクッションなど。イラストやコラージュ、ペイントなどを用いてフェミニンかつ毒のある作品を生み出しているとんだ林蘭らしいデザインのアイテムが揃っている。
2015年09月11日昭和の人気人形劇を初めて舞台化する『漂流劇 ひょっこりひょうたん島』が12月、井上芳雄、安蘭けいの出演で上演される。原作は1964年から69年の5年間、NHK人形劇シリーズとして放送され、個性的な登場人物、奇想天外な物語で人気を博した大ヒット作。故井上ひさしが脚本に携わったことでも知られている。舞台版の脚本は宮沢章夫と山本健介が書き下ろし。演出と美術を串田和美が手がける。ギャングのマシンガン・ダンディ役に井上芳雄、こどもたちを率いるサンデー先生役に安蘭けい。そのほか、山下リオ(博士役)、小松和重(テケ役)、山田真歩(プリン役)、内田紳一郎(ダンプ役)、小松政夫(トラヒゲ役)、白石加代子(ドン・ガバチョ役)らが出演する。公演決定にあたり串田は「『ひょっこりひょうたん島』はひょっこり現れて、ひょっこり消えていったような気がする。それがみんなの心に残っている。観なかった人たちの心にも。まだ生まれていなかった人たちの心にも。それは気づかぬうちにそっと、しかし、したたかに成長しているような気もする。再会するのが楽しみな、成長する記憶のような舞台をつくってみたい。それは飛びっきり楽しく、飛びっきり贅沢な芝居の姿になるだろう」とコメントを寄せている。公演は12月15日(火)から28日(月)、2016年2月3日(水)から11日(木・祝)まで、東京・渋谷のBunkamura シアターコクーンにて。12月公演のチケット一般発売は9月26日(土)より。
2015年07月08日フェンディ(FENDI)のアイコニックバッグ「ミニ ピーカブー」 にオーキッド(胡蝶蘭)をあしらった新作(42万6,000円/H18×W23×D12cm)が登場。ホワイト、ブルー、レッドの刺繍で描かれたのは、14-15AWコレクションのランウェイよりフェンディの新たなシグネチャーとなったオーキッド。ブラックの上質でシックなナッパレザーに遊び心のあるグラフィカルが光る。今シーズンの胡蝶蘭は、ドイツ北東部サンスーシ宮殿の温室に収蔵されている1880年の資料に収められていた、絶滅した品種。カール・ラガーフェルドは、現代には存在しない花をグラフィックとして蘇らせた。<問い合わせ先>フェンディ ジャパンTEL:03-3514-6187
2015年04月27日