「男の子ができたら歌舞伎役者にしたい」と結婚会見で語っていた寺島しのぶ(44)。その言葉が現実のものとなった。5月3日に開幕した團菊祭で長男の眞秀くん(4)が初お目見えを果たしたのだ。 『魚屋宗五郎』の丁稚役で眞秀くんが花道から登場すると、会場から「かわいい!」と歓声が。そんな姿を客席後方で見守っていた寺島とフランス人夫のローラン・グナシア氏(49)、そして祖母の富司純子(71)らは涙にむせんでいたという。 「ローランさんはアート・ディレクターとして海外で活動していましたが、日本を拠点にすることを決断。また寺島さんも眞秀くんが2歳のときから日舞を習わせるなど、早くから英才教育に乗り出しました。さらに夫妻は眞秀くんのために専用のシッターさんを雇っており、文字通り家族一丸となってデビューを支えてきたのです」(歌舞伎関係者) 長男の華々しい梨園入り。それは寺島にとって母の野望が叶った瞬間だった――。 音羽屋の第一子に生まれながらも、女性であるがゆえに歌舞伎役者にはなれなかった寺島。跡継ぎになれるのは、弟・尾上菊之助(39)だけ。“女を呪った”日々を、彼女はこう振り返っている。 《弟が6歳で初舞台を踏んだ時、「どうして年上の私が舞台に立てないの」と腹が立つやら悲しいやらで、それに男中心の梨園ですから、我が家は弟を中心に回っていて、私一人が取り残されていく気がして……》(『週刊現代』15年10月17日号) そのため人間国宝の父・尾上菊五郎(74)や女優の母・富司らに反発したこともあったという。そんななか、女優業に自らの居場所を見つけた寺島。下積みは長かったが、“芸への飢え”が彼女をトップ女優へと押し上げていった。 だが、彼女の梨園への憧れは消えなかった。07年にローラン氏と結婚すると、冒頭のように“息子を歌舞伎俳優にしたい”と発言。12年に眞秀くんが誕生すると、思いはより強くなった。 「ハーフの眞秀くんが梨園入りしようとすることに対して、陰口を叩く人も少なくありませんでした。それでも寺島さんは、めげなかった。まだ言葉も話せないうちから眞秀くんに父や弟の舞台映像を見せ続け、歌舞伎のイロハを叩きこんできた。その甲斐もあって、眞秀くんは才能の一端を見せ始めた。大人でも難しい文言が続く歌舞伎の『髪結新三』のDVDを、ずっと大人しく見ているんですよ。これには菊五郎さんも舌を巻いたといいます」(前出・歌舞伎関係者) また今でこそ眞秀くんの習い事は日舞だけだが、今後は義太夫や三味線や鼓の稽古も始めるつもりだという。 「習いごとだけで1週間埋まってしまうほどのハードスケジュールです。かかるお金も相当なものになるでしょうが、彼女はそれも覚悟の上だといいます。すべては、梨園関係者らに文句を言わせないため。自分が継げなかった音羽屋の名跡を、何としても息子に継がせたいのです」(前出・歌舞伎関係者) 寺島自身も2月に海老蔵からオファーを受け、六本木歌舞伎『座頭市』の舞台に立った。正調ではないが、海老蔵が新設したこの歌舞伎は女人禁制の梨園に大きく風穴をあけたことになる。40年を経て、寺島の闘いは報われようとしている――。
2017年05月13日2017年公開予定の寺島しのぶ主演、新鋭・平柳敦子監督の映画『Oh Lucy!(オー・ルーシー!)』が、本年度カンヌ国際映画祭「批評家週間」部門に選出されることが決定。「批評家週間部門」への日本人監督作品の選出は、吉田大八監督の『腑抜けども悲しみの愛を見せろ』以来、10年ぶりの快挙となった。東京で働く43歳の独身OL節子は、ある朝の通勤ラッシュ、目の前で電車の飛び込み自殺を目撃してしまう。惨事の余韻から抜け出せないまま、仕事に就く節子。突然、節子の姪で若き自由人である美花から久しぶりに連絡があり、2人は再会。姪にはなぜか弱い節子は、お金に困った美花を助けるはめに。美花が前払いした英会話クラスを代わりに取り、その受講料を美花に支払うことになる。アメリカ人講師ジョンの教える英会話教室は、一風変わっていた。「ルーシー」という名前と金髪のカツラを与えられ、教室では「ルーシー」になりきるように、と言われる。節子の中で眠っていた感情を「ルーシー」が解き放ち、節子はジョンに恋をするが…。主演の寺島さん、共演に南果歩、忽那汐里、役所広司という国際的に活躍する豪華な面々に、ハリウッドから映画『ブラックホーク・ダウン』や海外ドラマ「ペニー・ドレッドフル ~ナイトメア 血塗られた秘密~」などで知られるジョシュ・ハートネットが加わった本作。何事にも満たされない日々を過ごす43歳の独身OL・節子が英会話教室のアメリカ人講師に恋をし、東京とLAで大騒動を巻き起こす様を、ときに赤裸々に、ときにユーモアたっぷりに描く。本作で長編初監督を務めるのは、短編初監督作品『もう一回』がSSFF&ASIA 2012にて、グランプリ/ジャパン部門優秀賞/東京都知事賞の3冠に輝き、一躍注目を浴びた平柳敦子監督。平柳監督は、ニューヨーク大学大学院・修了作品の短編『Oh Lucy!』(21分)が桃井かおりを主演に迎え、2014年カンヌ国際映画際「シネフォンダシオン(学生部門)」で日本人初の2位を獲得。さらにトロント映画祭でも審査員賞を受賞、翌年のサンダンス映画祭でも最優秀賞を受賞するなど世界中から数々の称賛を浴び、25以上の賞を受賞した注目の新鋭。長編デビューが待望視されていた中、満を持して手掛けるのが、短編『Oh Lucy!』を基に新たな物語を書き加えた本作。その脚本は、2016年に、過去にオスカーノミネート作品も生み出したサンダンス・インスティテュート/NHK賞を受賞している。カンヌの「批評家週間」部門といえば、新進気鋭の監督たちを発掘するために設けられた部門で、デビュー2作目までの監督の作品が対象。本作は、日本人監督作品としては吉田監督の『腑抜けども悲しみの愛を見せろ』以来、10年ぶりの出品となっている。すでに世界からアツい視線を送られている平柳監督と、寺島さんをはじめとする豪華なキャスト陣にいまからも期待が高まる。<以下、コメント>■平柳敦子監督2つの文化で構成された素晴らしいスタッフとキャストの皆さん、そしてこの映画の完成に貢献して頂いた全ての方々に感謝の気持ちで一杯です。現在の混沌とした世界情勢の中、カンヌという場で「映画」を通して少しでも色々な国の皆さんと繋がりが持てることを何よりも嬉しく思います。■寺島しのぶこの度『Oh Lucy!』が国際批評家週間に選出されたこと、大変嬉しく思います。日米合作ということもあって、撮影中は苦労もたくさんありました。世界三大映画祭であるカンヌ映画祭は、主人の母国であるフランスの映画祭なので、家族共々喜んでおります。海外の方々に、この映画を見ていただけることが嬉しくてなりません。■南果歩平柳敦子監督の情熱、経験、ユーモアが溢れる『Oh Lucy!』がカンヌ国際映画祭に出品されるという知らせを監督から直接受け取りました。カンヌでどんな風に受け止められるのか、ドキドキしながらも楽しみでなりません。■忽那汐里とにかく一生懸命に、どんな環境でも真剣にみんなで向き合えた作品なだけに、今回のカンヌ国際映画祭の出品は本当に嬉しく思います。この作品がたくさんのお客様に見ていただけることがとても楽しみです。監督おめでとうございます!■役所広司きっとカンヌ国際映画祭のお客様に愛される作品だと信じています。平柳敦子監督おめでとうございます!『Oh Lucy!』は2017年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2017年04月23日市川海老蔵と寺島しのぶがタッグを組んだ、六本木歌舞伎第2弾「座頭市」。この度、本舞台の華、寺島さんの花魁役ビジュアルが解禁され、併せて出演キャストが発表された。俳優、演出家、小説家などなど多才な肩書を持つリリー・フランキーが脚本を担当する本舞台は、リリーさんが描きだした新解釈の「座頭市」を、前回に引き続き“日本一忙しい映画監督”という異名をとる鬼才・三池崇史が演出を手掛ける。また、出演には歌舞伎界を牽引する海老蔵さんと、日本を代表する女優の寺島さんが22年ぶりにタッグを組んだことでも注目を集めている。さらに今回、市役の海老蔵さんと薄霧太夫/おすず2役を演じる寺島さんの2人に続き、新たに出演者が発表!1月に新橋演舞場での「壽新春大歌舞伎」にて襲名披露を行なった市川右團次が風賀清志郎役を演じるほか、市川九團次が文菊堂春吉役、大谷廣松が遊女 貞役、片岡市蔵が六樽組権三役、市川右之助が乃木坂屋弥太郎役で出演する。六本木歌舞伎「座頭市」は2月4日(土)~2月20日(月)の期間でEX シアター六本木にて上演。(cinemacafe.net)
2017年01月24日映画『何者』の三浦大輔監督が手がけたオリジナル脚本・演出の舞台を、池松壮亮と寺島しのぶを迎えて自ら映像化した「dTV」のR15指定オリジナルドラマ「裏切りの街」が、11月12日(土)から劇場で限定公開されることになった。同棲する彼女に小遣いをもらいながら、怠慢な生活を続けるフリーターの菅原裕一(池松さん)と、穏やかな夫と専業主婦として平穏な日々を送る智子(寺島さん)。お互いのパートナーに対して特別な不満もない毎日の中、ただ何となく、出会い系サイトで出会った2人は意味のない逢瀬を重ねる。季節が変わり、2人の関係もすっかり惰性となったある日、とある出来事をきっかけに、彼らの日常が揺らぎはじめる――。本作は、劇作家・演出家としてだけではなく、『愛の渦』や『何者』の脚本・監督を務めた三浦さんが、2010年に自身のオリジナル脚本、演出で上演した同名タイトルの舞台を、自らの手で映像化。『永い言い訳』『デスノート Light up the NEW world』など、今年も出演作多数の若手実力派俳優の池松さんと、『シェル・コレクター』でも共演を果たした演技派女優の寺島さんら豪華キャストにより、平凡な専業主婦と15歳年下のフリーターによる禁断の愛とその果てを描き、dTVとしては初のR15指定ドラマとなった。2月より配信開始されるや、月間視聴ランキングで1位を獲得すると共に、人間の本質を描いたテーマ性や、徹底的にリアリティーを追求した演出に対して、“配信ドラマの枠を超えた事実上の映画”と映画関係者に評され、このほど、配信版に新たな編集を加えた劇場版として公開されることに。三浦監督は今回の決定に、「『裏切りの街』は、不倫の話です。ただ、ありきたりな作品ではありません。普段、誰もドラマにしようと思わない瞬間を、徹底的にリアルに描いた、あまり見たことのない不倫劇だと思っています。『人間って、こんなもんだよな』と、どうしようもない登場人物たちのことを愛らしく、思ってくれたら幸いです。人は必ず裏切る。『まあ、いっか』という感じで…ただ何となく…。ただ、それにためらったなら、その瞬間の人間はとても優しい」と語り、本作のテーマに言及。さらに、劇場版を楽しみにするファンに対して、「僕の舞台作品の中で最も映像化したかった作品です。それが実現でき、さらに劇場で公開されることになり、とても嬉しく思っています。まだ未見の方はもちろん、舞台作品をご覧になった方、dTVで視聴された方も、是非、この貴重な機会に、スクリーンで『裏切りの街』を堪能してください」とメッセージを寄せている。『裏切りの街』は11月12日(土)より新宿武蔵野館にて2週間限定レイトショー公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月16日ずっと結婚できないかもと不安な気持ちに心の中に抱えたもやもやした気持ち。スッキリさせるために、お坊さんに相談してみてはいかがでしょうか。今回は東京都江東区にある「因速寺」の武田定志副住職が回答してくれました。今回のお悩み「結婚したいのに出会いがないんです。この先、ずっと結婚できそうにないかもと不安になります」楽しむことを目的に行動し間接的なご縁をご回答「何もせずにご縁が降ってくることはありません。身を運ぶことを億劫だと思って人と出会える場に行かなければ、結婚できないのも当然です。しかし出会いとは不思議なもので、がむしゃらに求めても良き人とのご縁が降ってこないのも事実。仏教用語で“縁”とは、直接の原因ではなく、間接的な原因を言います。多くの間接的な原因が集まって、よく結婚で言う“ご縁”が生まれるのです。まずは、『結婚したい』という思いを横に置いて『楽しむこと』を目的に、色々なところへ身を運んでみてください。楽しいことを目的に出掛ければ、たとえその時にはいいご縁がなかったとしても『楽しい時間だったな』と前向きな気持ちになれます。頭で考える前に、まずは様々な場所に身を運べば、その後に出会いはついてくるものですよ」※回答は個人の意見です。仏教の教義や宗派の見解と異なる場合があります。取材・文/有江さとみ(ナナネール!)SNSでお悩み募集中です!Facebook: : : 上記SNSのお寺の投稿のコメント欄まで。店舗情報店名:因速寺TEL・予約:03-3644-0986住所:東京都江東区東砂1-4-10アクセス:亀戸駅から都バス・亀24系統「葛西橋」行きに乗車、約20分「東砂3丁目」下車、徒歩5分錦糸町駅から都バス・錦28系統「東大島駅」行きに乗車、15分「東砂1丁目」下車、徒歩3分など
2016年06月03日〜元彼が忘れられない〜心の中に抱えたもやもやした気持ち。スッキリさせるために、お坊さんに相談してみてはいかがでしょうか。今回は東京都江東区にある「因速寺」の武田定志副住職が回答してくれました。今回のお悩み「半年前に別れた彼が忘れられません。別れてしまったけれど、あの人以上の人とはもう付き合えない気がして、新しい恋愛を始める気になれません。どうしたらいいでしょうか」自分磨きで自然と気持ちが切り替わってゆくご回答「あなたは、大切だった彼と別れてぽっかり心に穴が空いたような寂しさを感じているはずです。でも、その寂しさを違う男性でなんとなく埋めていたら、何も変わりません。相手を変えたところで自分が変わらなければ、同じことを繰り返すだけですよ。まずは、自分磨きや趣味に時間を費やしてみるのはいかがでしょうか。自分に興味があるものならば何でもいいです。マラソン、手芸、料理教室など……。『そういえば、こんなことをやってみたかったな』と思える、自分がワクワクすることを探してみましょう。『ダメだ、向いてない』と思ったなら、すぐにやめて別のことにトライしてもいいのです。理由を考える前に、まずは行動することが大切です。何かに夢中になっている時間は思いから離れている状態。それが増えれば、自然ととらわれている時間が少なくなります。気持ちが切り替わり、新しい恋愛に気持ちが向くでしょう。」「もしかしたらあなたは、大切だった彼とのいい思い出だけが鮮明に焼き付いて記憶に残っているのではないでしょうか。思い出が美化されるのは、人間の煩悩のなせるわざです。過去にとらわれて、気持ちが後ろ向きになっているのはもったいない。事実は『いま』にしかありません。あなたの人生の主人公は、あなた以外の何者でもないのですよ」※回答は個人の意見です。仏教の教義や宗派の見解と異なる場合があります。取材・文/有江さとみ(ナナネール!)店舗情報店名:因速寺TEL・予約:03-3644-0986住所:東京都江東区東砂1-4-10アクセス:亀戸駅から都バス・亀24系統「葛西橋」行きに乗車、約20分「東砂3丁目」下車、徒歩5分錦糸町駅から都バス・錦28系統「東大島駅」行きに乗車、15分「東砂1丁目」下車、徒歩3分など
2016年06月02日公開初日を迎えたリリー・フランキー15年ぶりの単独主演映画『シェル・コレクター』の舞台あいさつが27日、東京・テアトル新宿で行われ、リリー、寺島しのぶ、池松壮亮、橋本愛、坪田義史監督が出席した。作家アンソニー・ドーアの同名小説を基にした本作は、沖縄の離島を舞台に、盲目の貝類学者(リリー)の静かな生活が、世界に蔓延する奇病を偶然にもイモガイの毒で治したことで揺らいでいくさまを、独特の世界観で描いたファンタジー。立ち見客も出るほどの盛況ぶりだが、会場の微妙な空気を察したリリーは、MCに上映後であることを確認すると、「どうりでお客さんがポカンとしてると思いました」と軽いジャブで笑いを誘いつつ、「企画の段階から映画にならないだろうと思い、撮影が終わると上映はないだろうと思った」、「試写では拍手もなく、しゃべる人もいなかった」などとシニカルなリリー節をさく裂させて会場の笑いを誘った。ところが、坪田監督は「視覚的にも聴覚的にも触発するものを作ったので、お客さんがシーンとするのは悪いことではない。僕の作品がお客さんの体に溶け込んでいる」とにんまり。また、寺島が「わかるものじゃなく感じる映画」と称賛すれば、橋本も「前衛的で実験的な映画に関わることができてとても幸せです」と喜びの表情を見せた。そして池松も「圧倒されたというのが一番しっくりくる。しばらくこういう日本映画を観ていなかったですし、こういう体験したかったんだよなぁと思いました」としみじみ。それぞれが本作に賛辞の言葉を贈った。そんな中、池松の発言から、最終的にカットされたものの寺島の自慰シーンがあったことが明らかに。寺島は本作で学者の運命を翻弄する女性を演じており、「台本を読んだ時に、子供が生まれてもわたしにはこういう役が来るんだとうれしかった。『アンパンマン』の声優じゃないんだ」とにっこり。すると、リリーは「いや、あなたが次やるのは福田和子さんでしょ? (本作は)全然そのラインですよ。アンパンマンの声優の方が相当遠いと思いますよ」と鋭いツッコミ。福田とは、整形を繰り返して時効まで全国を逃げ回った強盗殺人犯で、寺島は「私が求められているところはそこなんだと思ってうれしくて」と、ママになっても落ち着かず、ハードな役を演じられる喜びを噛みしめていた。
2016年02月28日作品数、会員数No.1の映像配信サービス「dTV」から、オリジナル作品として初の「R15」の大人向けドラマ『裏切りの街』が配信されました。内容は平凡な主婦と年下男性による禁断の不倫ドラマ。煮えきらない毎日を過ごす専業主婦の智子と、同棲中の恋人に依存しながら仕事もせずモラトリアムな日々を過ごす菅原。ふとした気の迷いからか、二人は出会い、「なんとなく」ひかれあい、体を重ねていきます。菅原を演じる池松壮亮くんと、智子を演じる寺島しのぶさんの大胆で濃厚な情事シーンはR15指定もうなずける迫力もの。やがて不倫という罪は、残酷すぎる罰として二人を襲うことになるのですが…。どんなに大恋愛からはじまった結婚生活でも、長く続けばときめきは減速し、パートナーに不満を抱くこともしかたありません。そんなとき、現実のわたしたちはどうすればいいのでしょうか。今回は、智子役を演じた女優の寺島しのぶさんにお話を伺いました。■居心地のよさに、年齢は関係ない――女優として、また国際結婚をした妻として、たくさんの価値観に触れてこられた寺島さんにとって、劇中の智子と菅原のような15才も年下の男性との恋愛や不倫をどう思われますか?菅原役を演じた池松くんは一緒にいて楽で、カメラが回っていてもいなくても、気をつかうこともなくリラックスして過ごせました。智子と菅原も、年齢差より「何にひかれたのか」ということが大切だったのではないでしょうか。初めて二人が出会ったとき、智子は自分の年齢に引け目を感じたのか、帰ろうとしましたが、その後、ちょっとした趣味の共通点を見つけたことで、菅原に居心地のよさを感じたのだと思います。そこに年齢は関係なかったのかもしれません。そもそも、どこからが「不倫」なのか、というのも大きな問題です。たとえば、体の関係はあっても、お互いの生活については干渉しないと約束して、割りきった関係は、不倫といえるのか疑問です。やっかいなのは、やはり「心の関係」。心は意識してひかれていくものではないと思うので、いいとか悪いとかではなく、本当に難しいですね。■少し先のことを想像すれば、決断できる――たしかに「心」がひかれあったからこそ、智子と菅原はずるずると関係を続けていってしまったように思います。そんなふうに流されてしまう智子とは真逆で、寺島さんはご自身で道を切りひらかれてきた印象ですが、智子のように「なんとなく」流されてしまう人は、どうやって決断していけばいいのでしょうか。「自分にとっていい」ことをよく考えることだと思います。「自分にとって」というのは、先のことや、周りのこと、居心地の良さなどです。たとえば、智子なら専業主婦なので自由になるお金も限られている。夫から逃げようと思っても先立つものがない。でも、少し先のことを想像できれば、パートに行ったり手に職をつけたりと行動せざるを得ないと思うんですよね。それが、未来の選択肢を広げ、決断していくことにつながるのだと思います。また、守るものがあればがんばれるのかもしれません。――もし智子のように過ちを犯した友人がいたら、なんと伝えますか。「好きなようにすればいい」それしかないんですよね、結局。モラルは別にして、人との出会いは大切な体験だとは思います。でも、その先に続くのは「どうしようもない現実」ですから、「ほどほど」「寸止め」が一番いいと思いますよ。いききってしまったら、終わるしかないですから。でもね、突きつめてしまいたくなる気持ちもわかります。止められないですよね。そうなってしまったら、賢く生きることです。決断して開きなおる強さを持って生きるしかないのかな。■いまある場所で咲くことを考える――最後に女優・母・妻として輝きつづける寺島さんのように、仕事もプライベートも両立させたいアラサー読者にアドバイスをお願いします。とにかく、私の場合は目の前にある敵から倒していけ、です!(笑)仕事もプライベートもがんばりたいなんてね、欲ばりなんだからきっとやらなくちゃいけないことに追われることが多いと思います。よくわかります。でも、1日は短いんです。迷っているうちにあっという間に過ぎてしまう。効率よく「うまくやる」方法もあるのかもしれませんが、結局、目の前のいま、まず「やるべきこと」をバッサバッサと切りたおしていくのが一番早いように思います。いまある場所で咲くことしか、考えられません。――はい! ありがとうございました!実際にお会いした寺島さんは、テレビで拝見していたとおりのさっぱりとしたお人柄で、人生の先輩としてとても励みになりました。禁断の恋愛もあこがれますが、できればドラマを視聴することですませたいものです。ドラマ『裏切りの街』はdTVで独占配信中。ほかにもdTVでは『人のセックスを笑うな』『セカンドバージン』など禁断の恋愛を描いた映画やドラマ12万作品が見放題で配信中(月額500円)。初回31日間は無料お試し中です。・ dTVオリジナルドラマ「裏切りの街」 ※寺島しのぶさんインタビュー衣装協力トップス&パンツ:レ・コパン/サン・フレール(TEL 03−3265−0251)シューズ:レヴィ ケー ショップ/レヴィ ケー ショップ 南青山(TEL 03-3407-0131)ピアス&リング:イー・エム/e.m.表参道店(TEL 03-5785−0760)スタイリスト:中井綾子ヘアメイク:EFFECTOR 片桐直樹
2016年02月05日ゼブラは、書いてすぐ手が触れても汚れない超速乾性ドライジェルインクを採用した水性ボールペン「サラサドライ」を、全国の文具取扱店にて発売する。販売開始は2月17日。価格は150円(税別)。同製品は、超速乾性ドライジェルインクを採用した水性ボールペン。紙に浸透しやすい新成分がインクに配合され、すぐに紙に染み込むため、手帳に書いてすぐに閉じたり、左利きの人が書いた直後に文字の上に手が触れたりした場合でも、紙や手が汚れないのが特長。0.5ミリで普通紙に書いた場合、乾燥時間を同社の従来品に比べ約85%短縮されているという。また、低粘度のジェル状インクにより、さらさらとした軽い書き味を実現しているのに加え、色の濃い染料の色材を使うことで筆記線がよりくっきり見えるようになっている。ペンの本体は、大きく開きやすいバインダークリップを搭載し、ポケットやノートにはさんで携帯しやすくなっている。なお、同製品の外寸は40(W)×195(H)×12(D)mm、重さは12g。ボール径は0.4mmと0.5mmの2種類で、インク色はそれぞれ黒・青・赤の3色。本体カラーは0.4mmが黒、赤、ソフトピンク、ソフトパープル、ソフトブルー、青、0.5mmが黒、赤、ピンク、ライトブルー、ライムグリーン、青といった6色ずつの展開となっている。
2016年01月25日池松壮亮と寺島しのぶが繰り広げる禁断の恋を描く「dTV」オリジナルドラマ「裏切りの街」。この度、本作の主題歌に「銀杏BOYZ」の「ピンクローター」が起用されることが決定。さらに、官能シーン満載の予告編と劇中の場面写真が解禁された。平凡な日常を送る専業主婦の橋本智子(寺島しのぶ)は15歳も離れた年下男性の菅原(池松壮亮)と出会う。彼には同棲している恋人が、自身には夫がいることを互いに知りながら、はっきりとした目的もないままに中央線沿いの狭い街の中で二人は逢瀬を重ね、遂にはカラダを重ねていく。終わりのない空虚な現実から逃げるようにして身を寄せあう二人の逃避行。しかし、ある出来事をきっかけに二人を待ち受けていたのは、あまりにも非情な現実だった…。本作は、「dTV」が手掛けたオリジナル作品では初となるR15作品。岸田國士戯曲賞を受賞した劇作家で映画監督としても活躍する三浦大輔が演出を手掛け、2010年に上演された同名タイトルの舞台を自らの手で映像化した意欲作。平凡な専業主婦と年下男性による禁断の恋を描いたリアル不倫ドラマだ。フリーター・菅原には、『ぼくたちの家族』『紙の月』などの演技が評価され4つの助演男優賞を受賞するなど、若手きっての演技派俳優・池松さんが、また菅原と禁断の関係に堕ちていく専業主婦・橋本には、『キャタピラー』でベルリン国際映画祭「銀熊賞(女優賞)」を受賞し、リリー・フランキー主演の『シェル・コレクター』も控える演技派女優の寺島さんが扮する。そのほか、中村映里子、落合モトキ、駒木根隆介、平田満、佐藤仁美らがキャストとして名を連ねている。そして今回本作の主題歌が、ストレートな歌詞と情感溢れるメロディで多くの若者の支持を集め、今なお熱狂的なファンの多い「銀杏BOYZ」の楽曲「ピンクローター」に決定。原作である舞台版の主題歌としても起用されており、原作の世界観を見事に表現したロックバラードだ。また今回の起用に関して三浦監督は「原作では『ピンクローター』ありきで物語を拡げていったので、他の曲は映像化に於いても考えられなかったです。『ピンクローター』を書いてくれたから、この物語があると思っています」と楽曲への思い入れを明かした。今回解禁された予告編は、智子と菅原の出会いから、ラストに訪れる非情な現実によって窮地に立たされていく二人の姿まで、本作のスリリングな魅力が垣間見える内容となっている。中でも、一糸まとわぬ姿でお互いを激しく求め合う二人の官能シーンは必見だ。さらに、初公開となった場面写真は、艶やかな“赤”を背景として、初めて体を重ねた二人を切り取った象徴的なワンシーンとなっており、予告編と共に強いインパクトを残す。三浦監督が“いま最も信頼の置ける役者”だと語る池松さんと再びタッグを組んだ本作。まずはこちらの映像から、切なさと虚しさが交錯する登場人物たちの姿を覗いてみて。「裏切りの街」は2月1日(月)よりdTVにて全6話一挙配信(R15指定)。(cinemacafe.net)
2016年01月25日若手きっての演技派・池松壮亮とNHK連続テレビ小説「あさが来た」への出演も記憶に新しい寺島しのぶが、『愛の渦』の監督・三浦大輔のもと、dTV初の“R15指定”となるオリジナルドラマ「裏切りの街」に出演。2月1日(月)より、4K画質にも対応して配信されることになった。平凡な日常を送る専業主婦の橋本智子(寺島しのぶ)は、ある日、15歳も年下の菅原(池松壮亮)と出会う。彼には同棲している恋人が、自身には夫がいることを互いに知りながら、はっきりとした目的もないままに中央線沿いの狭い街の中で、2人は逢瀬を重ねていく。終わりのない空虚な現実から逃げるように身を寄せあう、つかの間の2人の逃避行。しかし、ある出来事をきっかけに2人を待ち受けていたのは、あまりにも非情な現実だった…。本作は、岸田國士戯曲賞を受賞した劇作家・三浦大輔が、2010年に自身のオリジナル脚本、演出で上演した同名タイトルの舞台を自ら映像化。寺島さん演じる平凡な専業主婦と、池松さん演じる15歳年下のフリーターによる禁断の恋愛とその果てを描き、男女の過激な官能シーンをはじめとする原作の持つ刺激的なエッセンスを忠実に再現。さらに、原作では描かれなかった衝撃の結末を新たに加え、dTVオリジナル作品としては“初”のR15指定作品となっている。フリーターの菅原を演じるのは、『紙の月』『海を感じる時』などで日本アカデミー賞「新人俳優賞」など数々の映画賞を受賞した若手実力派の池松さん。また、菅原と禁断の関係に堕ちていく専業主婦の智子を演じるのは、『キャタピラー』でベルリン国際映画祭「銀熊賞(女優賞)」を受賞し、リリー・フランキー主演の『シェル・コレクター』も控える演技派女優の寺島さん。人気、実力申し分なしの2人が体当たりで挑んだ官能シーンのみならず、不倫関係であることを知りながらも罪を重ねていく空虚なキャラクターをそれぞれが見事に演じ切っている。三浦監督といえば、劇作家、演出家としてだけではなく映画監督としても、池松さん主演の衝撃作『愛の渦』などで高い評価を受け、2016年秋には『何者』(原作:朝井リョウ/東宝)の脚本・監督を務めることも決定している。自身でも「僕の舞台作品の中でも最も映像化したかった作品」と語る通り、三浦作品の魅力であるリアリティーを追求した演出と人間の本質をえぐるテーマ性が共存する。池松さんは、「愛の渦に続き、三浦さん渾身の戯曲を映像化出来ることがとても嬉しかったですし、何よりまた三浦組に参加できることがとても光栄でした」とコメント。「人は何度も過ちを繰り返し、取り返しのつかない日々をそれでも生きてゆく。これは、裏切りの街に暮らす、私たち自身の物語です」とメッセージを寄せる。相手役を務めた寺島さんに対して、「凄い方だということは僕が言うまでもなく、沢山の事に身を捧げてきたその人柄の深さを垣間見せてもらうことが出来て、とても刺激的な日々でした」と賛辞を贈ると、寺島さんも「職人のような人でした。2人で目を合わせながら空気を感じながらその場で感じるお芝居をするのは快感でした」と絶賛し、池松さんとの共演をふり返っている。三浦監督はそんな主演2人に対し、「池松くんとはいろんな作品で一緒にやってきて、いま僕が最も信頼を置ける役者さんだと思っているので主役は彼に託しました。寺島さんも同じく、そうです。自分の中で大事な作品ということもあって、2人以外の役者さんのほとんどは、過去に一緒にやったことのある信頼の置ける方々を選びました」と明かす。さらに、「不倫ドラマではありますが、ありきたりなメロドラマではなく、人間の細かい感情の起伏や視点にこだわっているのが従来のそれとは全く違い、見たことのない感触の作品になっていると思います」と語り、人間同士だからこその生々しさを映し出すことに自信を覗かせている。「裏切りの街」は2月1日(月)よりdTVにて全6話配信(※R15指定)。池松壮亮出演『紙の月』「MOZU」シリーズ。三浦監督作品『ボーイズ・オン・ザ・ラン』なども2月配信開始予定。(text:cinemacafe.net)
2016年01月20日アイ・オー・データ機器は13日、最大24倍速書き込みに対応したUSB接続の外付け型DVDドライブ「DVR-UT24EZ」を発表した。1月下旬から発売する。価格は9,800円(税別)。1層のDVD-Rを最大24倍速で高速書き込みできるDVDスーパーマルチドライブ。「オーバースピード書き込み機能」により、メディアの表記を超えた書き込みが可能となっている。また、一般的な光ディスクよりも寿命が長く、長期保管が可能なM-DISCにも対応。本体は光沢ボディを採用し、LEDの発光色によって現在接続されているインタフェースの判別も可能。USB 3.0時は青色に、USB 2.0時は黄緑色に発光する。メディアが挿入されているときはPowerランプが点灯するので、メディアの取り忘れ防止に役立つ。PCとの電源連動機能も搭載する。ライティングソフトは「B’s Recorder」を無償ダウンロード可能。ほかにも、動画編集ソフト「LoiLoScope 2」の30日フル機能版も無料で提供する。主なメディアの最大書き込み速度は、1層DVD-R/+Rが24倍速、2層DVD-R/+Rおよび+RWが8倍速、DVD-RWが6倍速、DVD-RAMが5倍速。インタフェースはUSB 3.0。本体サイズは約W158×D220×H50mm、重量は約1.0kg。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10。
2016年01月13日『夢を「10倍速」で実現する方法』(三木雄信著、PHP研究所)の著者は、20代半ばから30代にかけ、ソフトバンクの社長室長を務めていたという経歴の持ち主。その期間は四六時中ずっと、つまり朝も夜もなく、ときには休日も関係なく、一年を通じてほぼ毎日、ソフトバンクグループ社長の孫正義氏と行動をともにしていたのだそうです。ちなみに、当時の毎日は次のようなものだったのだとか。朝は孫社長と朝食をとりながらのミーティングでスタートし、昼も食事をしながらホワイトボードを前にミーティング。そして夕食も、会議をしながらとる場合がほとんど。三食をともにしながら、早朝から深夜まで一緒にいるのが当たり前だったというのです。そんな経験を通じて著者が学んだのは、「夢=なりたい自分」と「現在の自分」との間にあるギャップを最短最速で埋めるためのノウハウ。つまりタイトルにあるとおり、本書ではあらゆる「夢=なりたい自分」に10倍速で到達するためのノウハウを明かしているわけです。■孫社長の立てた「人生50年計画」「目指す山=ゴール」をはっきりさせなければ、どんな戦略を使ったところで意味がないと考えていた孫社長は、わずか19歳で次のような「人生50年計画」を立てていたのだそうです。・20代で、自ら選択する業界に名乗りを上げ、会社を起こす。・30代で、軍資金を貯める。軍資金の単位は、最低1千億円。・40代で、なにかひと勝負をする。1兆円、2兆円と数える規模の勝負をする。・50代で、地形をある程度完成させる。・60代で、地形を後継者に引き継ぐ。実際に、ほぼこのとおりの人生を歩んでいるわけですから驚きです。■お正月には1年ごとの目標を立てるそして孫社長は、10年単位の目標としての人生50年計画だけではなく、それを達成するための「1年ごとの目標」をも毎年きちんと立てていたのだといいます。事実、著者は毎年お正月になると孫社長に呼び出され、ふたりきりで紙に図や表を描きながら、ああでもないこうでもいないと計画を立てていたというのです。また、さらにそれを月間や週間の小さな目標に分けることも実践していたというのですから、その緻密さには驚かされます。その時々でやらなくてはいけないタスクを、孫社長がA4サイズくらいの紙に書き出している姿を、著者はよく目にしたといいます。また、それを移動の車のなかで見せられ、一緒にチェックしたこともしばしば。そして孫社長は車のなかからあちこちに電話をかけ、「明日10時に○○さんに来てもらって」「来週までに××さんとの面談をセッティングして」というように指示を出し、どんどんタスクをつぶしていくのだそうです。■多くのビジネスパーソンが応用可能ちなみに孫社長がこうした指示を出すのは、ほとんどが「人と会う時間を決めてくれ」というものだったといいます。理由はシンプル。人と会う予定が決まれば、それに付随して「やるべきこと」のスケジュールも自然と決まるからです。一週間後に孫社長が取引先の幹部と会うとなれば、著者のような社長室の人間には、そこから逆算して前日までには打ち合わせで使う資料を作成する必要性が生じます。その資料をまとめるには社内の方針をまとめなくてはならないので、その案件に関わるメンバーを集めて社内ミーティングを行う必要も出てくることになります。そうやって逆算していけば、孫社長個人のタスクだけではなく、会社全体としてのタスクもどんどんつぶしていけるというわけです。■社外的な発表は最初に決めてしまうそしてもうひとつ、孫社長が一気にタスクをつぶすためによくやったのが、社外的な発表の日程を最初に決めてしまうことだったといいます。「○月×日に、A社とのジョイントベンチャー説リスについて記者発表する」たとえばこんなふうに、いきなり決めてしまい、記者発表の会場になるホテルを予約してしまうのだそうです。まだA社との交渉が継続中であるにもかかわらず、だといいますが、孫社長がそう決めたからには、交渉担当者たちは期日までにA社との間で条件の合意を取りつけようと奔走することになります。なぜ孫社長は、こうしたことをあえてするのでしょうか?つまり、人と会う予定や発表の日程といった、絶対に動かせない「小さな目標」を設定することによって、実現までのスピードが大幅にアップするわけです。社内の人たちは大変でしょうが、目標を最速で実現するには非常に効果的な手段だったと著者も認めています。*こうした事実を明かされると、改めて孫社長の力量が際立って見えます。しかしこの話も含め、本書に書かれていることの大半は、多くのビジネスパーソンが応用できることでもあるはず。そういう意味で、読んでおきたい一冊。特に、気持ちを引き締めたい年の初めには最適です。(文/書評家・印南敦史)【参考】※三木雄信(2015)『夢を「10倍速」で実現する方法』PHP研究所
2016年01月04日アイ・オー・データ機器は9日、最大24倍速書き込みに対応したPC内蔵型DVDドライブ「DVR-S24ET3」シリーズを発表した。ホワイトとブラックの2色を用意。12月下旬から発売する。価格は5,000円(税別)。1層の16倍速DVD-Rに対して最大24倍速での書き込みが可能なDVDドライブ。デスクトップPCの5.25インチベイに内蔵するモデルで、オーバースピード書き込み機能により、メディア表記以上の倍速書き込みを可能としている。一般的な光ディスクよりも寿命が長い「M-DISC」にも対応。ライティングソフトとして「B’s Recorder」を無償ダウンロード提供するほか、動画編集ソフト「LoiLoScope 2」の30日フル機能版も提供する。主なメディアの最大書き込み速度は、1層DVD-R / +Rが24倍速、2層DVD-R / +Rおよび+RWが8倍速、DVD-RWが6倍速、DVD-RAMが5倍速。インタフェースはSATA。本体サイズは約W146×D165×H41.5mm、重量は約610g。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10
2015年12月09日アイ・オー・データ機器は11日、USB 3.0に対応した16倍速ブルーレイディスクドライブ「BRD-UT16WX」を発表した。11月下旬より発売する。価格は21,000円(税別)。最大16倍速書き込みに対応した外付型ブルーレイドライブ。USB 3.0に対応し、「オーバースピード機能」による高速書き込みをサポート。6倍速メディアに対して16倍速での書き込みが可能となっている。100GBの容量を書き込めるBD-R XLを使用できるほか、長期間保存が可能なM-DISCにも対応する。本体は光沢のあるシンプルなデザイン。メディアが挿入されていると点灯するLEDで、開閉することなくメディアの有無を確認できる。PCの電源と連動する「PC電源連動機能」も搭載。再生ソフトにはsMedio製「WinDVD」、ライティングソフトにはソースネクスト製「B’s Recorder」などが付属する。主なメディアの最大書き込み速度は、4層 / 3層BD-Rおよび1層BD-R(LTH)が6倍速、1層BD-Rが16倍速、2層BD-Rが12倍速、3層 / 2層 / 1層BD-REが2倍速、1層DVD-R / +Rが16倍速、2層DVD+R / +RW / -Rが8倍速、1層DVD--RWが6倍速、DVD-RAMが5倍速。インタフェースはUSB 3.0。本体サイズはW158×D220×H50mm、重量は約1.2kg。対応OSはWindows Vista(SP2) / 7 / 8 / 8.1 / 10。
2015年11月11日NTTドコモは9月7日、フジテレビジョンが毎週月曜夜9時(21:00)から放送するドラマ「恋仲」内のCM枠にて、「3秒クッキング爆速エビフライ」篇(TVCMバージョン)を放映する。「3秒クッキング爆速エビフライ」篇は、同社のLTEネットワークの速さを話題化させるプロモーションとして、ネットワークの速さを理解してもらうことに加え、従来の同社のイメージとは違うクリエイティブでブランドのファンを増やすことを目的に制作されたWeb動画。「3秒クッキング」という番組をモチーフに、3秒で調理が完了する爆速調理装置を開発し、その調理方法を動画化することで「ネットワークの速さ」の表現を図った。同社によると、装置の仕掛けはすべて、独自プログラムによりボタン1つで発動し、射出のタイミングに合わせコンマ1秒単位で小麦粉、卵、パン粉、炎が発動するように設計。エビの発射レーンでは、タンクに10倍圧縮の空気を充填させ電気開閉弁を開けることで空気を噴出し、小麦粉とパン粉は空気圧で、溶き卵は電動シリンダーで動作する仕組みだ。また、CGではなく実写撮影にこだわり、撮影では数十回のNGカットを重ねながら完成したという。同動画は2014年11月、YouTubeのドコモ公式チャンネルにて公開され、再生回数は1,500万回(2015年8月末時点)を突破。弊誌でも当時、同プロモーションの狙いなどを取材したほか、TVを中心に各メディアに取り上げられるなど話題をよんだ。今回のTVCM化は、6月にフランスで開催された世界最高峰の広告祭「第62回カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」にて、同動画がブランデッドコンテンツ&エンターテインメント部門とフィルムクラフト部門においてゴールド、フィルム部門においてシルバーを受賞したことを記念したもの。訴求する商材を最新のネットワークサービス「PREMIUM 4G 」へ変更し、併せてキャッチコピーやナレーションも一部修正したTVCMバージョン(60秒)として放映する。
2015年09月07日プラスワン・マーケティングは、MVNOサービス「FREETEL SIM」の通信品質を保持するための活動として「回線増速マラソン」を19日より開始した。「FREETEL SIM」は7月15日より開始した通信サービス。データ通信利用量によって、支払額が自動変動し、不足した場合の買い足しやプラン変更が不要となる。同社によると、主要販売先となるヨドバシカメラで、SIMシェアナンバー1を達成したことを受け、今後、ユーザーの増加が予測されることから、毎月投資を行い、データ通信の快適さを保持していくとしている。そのための活動として「回線増速マラソン」を本日よりスタートさせた。現時点において、1年以上は毎月増速する予定としている。今回の活動において、「FREETEL SIM」はMVNOとして独自の回線運用(L2接続)を行っており、回線増速を含めた帯域調整や通信制御など同社が自由に行えるとしている。
2015年08月19日歌舞伎役者の父、女優の母の間に生まれた、まさに女優になるべくして生まれたともいえる存在、寺島しのぶさん。5月には歌舞伎座千秋楽に息子の眞秀(まほろ)君が初登場するなど、華やかなニュースが報じられる一方で、子育てする母として普通の感覚も持ち合わせています。そんな寺島さんに、家とのこと、結婚のこと、育児のことを、語ってもらいました。***――梨園の家の生まれというと、何不自由なく育ったお嬢様のイメージがありますが、ものすごく普通の感覚を持たれているんですね。寺島:その点はすごく母に感謝しています。母はとても苦労した生い立ちの人ですし、役者の家に生まれたからといって特別じゃないんだって育てられてきたんです。もちろん、いい学校に行かせてもらったし、何不自由ない生活をさせてはもらいましたけれどね。ただ、それも家によって違って、なかにはラップひとつめくれないっていうお嬢様もいらっしゃいます。――歌舞伎に対して、ご自身を部外者だとおっしゃるのも意外です。寺島:あくまでもうちの場合は、ですけれど、歌舞伎役者になるために育てられた弟と、娘の私とでは父の扱いが違いましたからね。私はひとり暮らしも夜遊びも怒られなかったけれど、弟は許されなかったんです。だからといって、父は娘をかわいそうだと思っているそぶりも見せなくて。でも、だからいまの自分があるわけで、ある意味自由に自分の道を切り開いていけたとも思うんです。それがなかったら、こういう女優にはなっていなかったと思います。――下積みを経験し、苦労してご自身で掴み取ったいまのキャリアです。当然、子育てなどのためにそれを手放すとなれば苦渋の決断ですよね。寺島:そうなんです。私にはこのキャリアがすべて。どんなに悩むことがあっても、仕事がそのモヤモヤを忘れさせてくれる。楽しいし、自分だけの時間だし、絶対にあってほしいもの。辞めたら私じゃなくなっちゃうんじゃないかと思うくらい。だって、芝居のほうが生活よりも楽しいんですよ。――それ、言って大丈夫ですか?寺島:ふふふ(笑)。仕事は、変身してその役になりきって、何でもやっていいわけですから、楽しいし簡単ですよ。そりゃあもがくこともあるし、何かを生み出す厳しさはあるけれど、しょせん自分が好きでやってることですからね。でも、日常生活は現実。幸せもあるけれど、喧嘩すれば辛いし、子供のことでも悩むし、自分以外のことがたくさん降りかかってきます。今回のことだって、ずっと寺島家から逃れたいと思ってきた私が、ようやく離れられたと思ったところで、今度は子供のことで寺島家に戻ってきているわけで…。――外国の方と結婚されたのは、どこかに寺島家から逃れたい気持ちがあったからですか?寺島:あったと思いますよ。これが日本人の旦那だったら、結局は逃れられずにいたと思いますし。――いまのご主人に会うまでは、外国の方が苦手だったとか。寺島:そうなんです。ただ、最初にローランに会った時、お父ちゃんに似てると思ったんですよ。どんなことがあっても、この人といると生き残れる、というような。――ということは、理想の男性は菊五郎さんだった、と?寺島:そうなのかなぁ。私が小さい頃から、家にいても父は役者で、いわゆる世間のお父さんとは違っていたと思います。一方のローランは、私がパニックになれば、物事を順序立てて話してくれて、落ち着かせてくれるような人で、彼といると父親ってこういう存在なのかなって思わされます。子供の頃から誰にも言えなかったいろんな感情を、彼にはぶつけられるし、「苦しみを味わった人が女優になる資格があるんだ」とかありがたい言葉まで言ってくれる。言われた私は滝のような涙ですよ。もうこれは、父性というよりも母性に近いのかもしれませんが。◇てらじま・しのぶ1972年12月28日生まれ、京都市出身。歌舞伎俳優の尾上菊五郎を父に、女優の富司純子を母に持つ。試験を受けて入団した文学座で活動の後、蜷川幸雄や久世光彦などの舞台で注目を集める。’10年に『キャタピラー』でベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞。※『anan』2015年7月8日号より。写真・津留崎徹花スタイリスト・中井綾子(コンテンポラリー・コーポレーション)ヘア&メイク・鈴木節子(SHISEIDO)インタビュー、文・望月リサ
2015年07月02日独特の存在感を放つ女優・寺島しのぶさん。一児の母でもある寺島さんに、子育て、そして女優業について聞きました。***――フランス人のご主人、ローラン・グナシアさんとの間に生まれた眞秀(まほろ)君が、5月の歌舞伎座千秋楽に初登場し、ニュースになりました。やはり舞台に立たせたいというお気持ちがあったんですか。寺島:私より本人がね…歌舞伎が大好きなんですよ。で、好きになっちゃった以上、機会があればと思っていたら、たまたま今回こうなって。ただ、いざ出るとなったら本っ当に大変でした。歌舞伎の世界は、私がやっている舞台のカーテンコールに出るのとはわけが違いますから、あの数秒のために父の共演の俳優さん、お弟子さん、舞台の裏方さんといった関係各所へのご挨拶やらお礼やらが…。私は朝ドラ(次クールの『あさが来た』)の撮影が入っていたので、代わりに母がやってくれていたんですが、もう…話を聞いているだけで倒れそう。これがもし初舞台なんてことになったら、もっとエラいことになるはず。そしたら私、仕事なんかしてられないですよ。実際、母は弟(尾上菊之助さん)のために数年間は女優の仕事を休みましたしね。それに、まだ2歳の、自我が目覚めていない時に親がレールを敷いちゃうっていうのもどうなんだろう、とも思うんです。歌舞伎の家に生まれれば、そうも言ってられないけれど、彼は違うわけだから、自分の意思で自由に将来を選ばせてあげたいし。――もし眞秀君に「歌舞伎役者になりたい」と言われたら?寺島:できることは、どんなに頑張ってでもやるつもりではいます。でもじゃあ、現実にできるのかってことですよ、私が。この女優のキャリアを捨てられるのかっていう選択を迫られることにもなりますからね。そこの答えが全然出ないんです。自分がどんなにコンプレックスを感じたり悲しい思いをしても、自分が立ち直ればいいだけのことだけど、それが息子のこととなるとね。歌舞伎が好きは好きだけど、そこをどう見極めて親がサポートしてあげるのがいいのか…。正直、今回のことで心が折れましたからね~。まあそれはそれで、自分としては面白がっていたりもするんですけれど。――育児のために仕事を休まれる女優さんもいらっしゃいます。そういう選択肢を考えたことは?寺島:うーん…現実的な話、子供を育てていくためにはお金が必要ですよね。主人が莫大なお金を稼いでくるわけじゃないので、ふたりで働かなきゃこの子は育てられないわけです。それって、ごく普通のことですよね。私が仕事を辞めたら、たぶん子供に自由な将来を選ばせてあげられないと思いますし。◇てらじま・しのぶ1972年12月28日生まれ、京都市出身。歌舞伎俳優の尾上菊五郎を父に、女優の富司純子を母に持つ。試験を受けて入団した文学座で活動の後、蜷川幸雄や久世光彦などの舞台で注目を集める。’10年に『キャタピラー』でベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞。※『anan』2015年7月8日号より。写真・津留崎徹花スタイリスト・中井綾子(コンテンポラリー・コーポレーション)ヘア&メイク・鈴木節子(SHISEIDO)インタビュー、文・望月リサ
2015年07月02日トリップアドバイザーは旅行に関する様々な情報をインフォグラフィック化する「トリップグラフィックス」の第104回目として、絶叫系ファン必見の「世界の激速ジェットコースター TOP10」を発表した。5月時点、世界最速のジェットコースターはアラブ首長国連邦のフェラーリ・ワールド・アブ・ダビにある「フォーミュラ・ロッサ」。その最高速度は時速240kmにもなるという。日本からは4位に富士急ハイランドにある「ドドンパ」がランクイン。その最高速度は時速172kmとなっている。日本の激速ジェットコースターベスト5は、1位「ドドンパ」(172km/h 富士急ハイランド/山梨県富士吉田市)、2位「スチールドラゴン2000」(152.9km/h ナガシマスパーランド/三重県長島町)、3位「サンダードルフィン」(130km/h 東京ドームシティ/東京都文京区)、3位「フジヤマ」(130km/h 富士急ハイランド/山梨県富士吉田市)、5位「ザターン」(129.2km/h スペースワールド/福岡県北九州市)となっている。同社によると、最近では「四次元」と呼ばれるコースターも登場しているという。これは従来の三次元の動きに座席の回転が加わるもので、ジェットコースターは日々進化を遂げているようだ。
2015年05月01日俳優の寺島進が3日、東京・後楽のTOKYO DOME CITY HALLで行われた映画『エイプリルフールズ』(4月1日公開)の完成披露試写会に出席し、上映前に舞台あいさつを行った。本作は、脚本家・古沢良太と石川淳一監督のドラマ『リーガルハイ』コンビが再びタッグを組んだ作品。1年に1度だけ嘘をついてもいい日"エイプリルフール"に、小さな嘘をきっかけに街中で起こる大騒動が描かれる。総勢27人の豪華キャストが出演することも話題になっており、この日は石川監督をはじめ14人(戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、窪田正孝、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、木南晴夏、富司純子)の主要キャストが集結した。この日、隣の東京ドームではアメリカのロックバンド・KISSがライブを行っていたことから、寺島は「ようこそ! 今日は永遠の不滅のロックバンド・KISSのコンサートに来てくれてどうもありがとうございます」となりきってあいさつすると、会場からは笑いと共に拍手が起こり、「これから盛り上がります。2時間、ヨロシク!」と結んで会場を盛り上げた。寺島が普段のイメージとは違うことから、ユースケ・サンタマリアは「すみません。寺島さん一杯引っ掛けているみたいなんで。申し訳ございません」とイジり、タジタジの寺島。誘拐犯・宇田川勇司(寺島)に娘を誘拐される母・江藤絵里子を演じた山口紗弥加が、「撮影期間は1日だけだったのに、本当に寺(島)さんと夫婦だったんじゃないかって思うくらい」「すごく幸せな現場でした」と撮影を振り返ると、寺島は照れながら額の汗をハンカチで拭った。一方、その娘役を演じた浜辺美波は、寺島との共演について「すごく緊張したんですけど、すごくしゃべりかけてくださって」とエピソードを明かし、「寺島さんが大好きになりました」と告白。客席から「ヒュー!」と祝福の声が上がると、寺島は大量の汗を必死に拭き、ユースケは「寺島さんの汗が止まらないんですよ」「ピカピカになっちゃって」と再びイジって会場の笑いを誘った。
2015年03月04日JVCケンウッドは2月4日、ケンウッドブランドから同社のカーナビ「彩速ナビ」と連携するドライブレコーダー「KNA-DR500」を発表した。発売は3月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別30,000円前後だ。KNA-DR500は、フルHD(1,920×1,080ドット)/30fps記録対応のドライブレコーダー。同日発表のカーナビゲーションシステム「彩速ナビ」の「MDV-Z702W/Z702」「MDV-X702W/X702」と連携して、ナビの自車位置情報をドライブレコーダーで録画した映像に反映できるほか、ナビ本体での操作・表示も行える。レンズにはF2.0の明るいレンズを採用し、画角は水平約135°・垂直約77°となっている。撮像素子には有効251万画素の1/5.8型・裏面照射CMOSセンサーを搭載。日陰や逆光などのシーンで、黒つぶれや白とびを抑えて撮影できる新開発のHDR機能を搭載した。ただし、HDR機能を有効にしている場合の解像度は1,280×720となる。エンジンスタートと同時に録画を開始する「常時録画」、衝撃を感知して録画を開始する「衝撃録画」、駐車中の衝撃を感知して録画する「駐車録画」、ユーザーの任意のタイミングで録画を開始できる「手動録画」の4モードを備える。サイズはW95.5×D56×H29mm、重量は100g。記録メディアは8GBから32GBまでのSDHCメモリーカード。
2015年02月05日JVCケンウッドは2月4日、ケンウッドブランドより、AVナビ「彩速ナビゲーション」シリーズの「MDV-X702」と200mmワイドコンソール用の「MDV-X702W」を発表した。発売は2月下旬。価格はオープンで、推定市場価格はいずれも100,000円前後(税別)。MDV-X702とMDV-X702Wは、DSP(Digital Signal Prosessor)によるサウンドチューニング機能を充実させたスタンダードモデル。リスナーの正面にアーティストがいるように音像イメージを形成する「フロントフォーカス」や、走行速度とAV音量に応じて音質をリアルタイムで自動補正する「Drive Equalizer+」などを搭載する。ディスプレイは視認性に優れた7V型液晶モニターで、画素数は800×480だ。また、高速処理が可能な「ジェットレスポンスエンジンIII」を採用。デュアルコアCPUにより、ナビゲーションしながらの動画再生といった負荷の大きい複数の処理もスムーズに実行できる。ナビゲーション機能では、車の傾きを検知する「高測3Dジャイロ3」を搭載。全国主要道路の高低差データをもとにした傾斜データとマッチングさせることで、より高精度な測位を実現している。Bluetoothに対応しており、スマートフォンなどとワイヤレス接続が可能だ。対応プロファイルはHFP、OPP、PBAP、A2DP、AVRCP、SPPで、音声コーデックはSBCとAACをサポートする。リアルタイムの渋滞情報や空き駐車場、スポット情報のほか、開通予定道路情報データ、オービスデータなどを取得するスマートフォン用アプリ「KENWOOD Drive Info.」を利用できる。
2015年02月05日JVCケンウッドは2月4日、ケンウッドブランドより、AVナビ「彩速ナビゲーション」シリーズの「MDV-X802L」を発表した。発売は2月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は100,000円前後(税別)。MDV-X802Lは、「彩速ナビ」シリーズ初の8V型ディスプレイ搭載モデル。ディスプレイの画素数は800×480で、高輝度ホワイトLEDをバックライトに採用している。エンジンは、デュアルコアCPUを搭載した「ジェットレスポンスエンジンIII」。ナビゲーションしながらの動画再生など、負荷の大きい複数の処理もスムーズに実行できる。車の傾きを検知する3Dジャイロセンサーを搭載しており、全国主要道路高低差データをもとにした傾斜データとマッチングさせることで、より高精度な測位を実現した。テレビチューナーはフルセグ/ワンセグ両対応で、安定した受信を実現する4チューナー&4ダイバシティ方式を採用している。光学ドライブはDVDに対応しており、USBデバイスやSDカードからの音楽・映像再生も可能だ。音楽CDからSDカードへの録音機能(最大4倍速)も搭載している。Bluetoothに対応し、スマートフォンなどとワイヤレス接続が可能だ。対応プロファイルはHFP、OPP、PBAP、A2DP、AVRCP、SPPで、音声コーデックはSBCをサポートする。また、Android搭載端末に保存されている音楽や動画をナビで再生する「KENWOOD Music Control」も利用できる。外形寸法はW197×D125×H184mm、重量は2,850g。
2015年02月04日JVCケンウッドは2月4日、ケンウッドブランドより、AVナビ「彩速ナビゲーション」シリーズの「MDV-Z702」と200mmワイドコンソール用の「MDV-Z702W」を発表した。発売は2月下旬。価格はオープンで、推定市場価格はいずれも140,000円前後(税別)。MDV-Z702とMDV-Z702Wは、市販AVナビとして初めてハイレゾ音源の再生に対応したモデル(同社調べ)。旭化成エレクトロニクス製の32bitプレミアムDACを採用しており、USBデバイスやSDカードから、最大192kHz/24bitのハイレゾ音源再生が可能だ。DSP(Digital Signal Prosessor)によるサウンドチューニング機能として、リスナーの正面にアーティストがいるように音像イメージを形成する「フロントフォーカス」や、ビット拡張や周波数帯域拡張、波形補正などを行う「K2テクノロジー」、走行速度に応じて音質をリアルタイムで自動補正する「Drive Equalizer+」などを搭載する。ディスプレイは視認性に優れた7V型の「プレミアム・ファインビュー・モニター」で、画素数は800×480だ。また、高速処理が可能な「ジェットレスポンスエンジンIII」を採用。デュアルコアCPUにより、ナビと動画再生といった負荷の大きい複数の処理もスムーズに実行できる。ナビゲーション機能では、車の傾きを検知する3Dジャイロセンサーを新搭載。全国主要道路の高低差データをもとにした傾斜データとマッチングさせることで、より高精度な測位を実現している。Wi-FiやBluetoothに対応しており、スマートフォンなどとワイヤレス接続が可能だ。対応プロファイルはHFP、OPP、PBAP、A2DP、AVRCP、SPP、HIDで、音声コーデックはSBC、AAC、aptXをサポートする。スマートフォンのテザリング機能を使ってインターネットに接続し、「KENWOOD Drive Info.」を利用できる。KENWOOD Drive Info.では、リアルタイムの渋滞情報や空き駐車場、スポット情報のほか、開通予定道路情報データ、オービスデータなどを得られる。Android搭載端末の場合、ナビ画面でスマートフォンを操作できる「KENWOOD Smartphone Control」にも対応。外形寸法と重量は、MDV-Z702がW180×D185×H100mm/2,790g、200mmワイドコンソール用のMDV-Z702WがW206×D185×H104mm/2,810g。
2015年02月04日アイ・オー・データ機器は4日、最大24倍速書き込みに対応した外付け型DVDドライブ「DVR-UA24EZ2A」を発表した。3月上旬から発売する。価格は8,700円(税別)。1層の16倍速DVDメディアに対して、最大24倍速で書き込み可能な外付けDVDドライブ。本体には高級感を演出した光沢ボディを採用した。PCとUSB接続している場合、PCの電源と連動して電源をオンオフする「PC電源連動機能」を備える。導入時のドライバインストールは不要だ。ライティングソフトとして「B’s Recorder 12」とドライブ管理ソフト「QuickDrive LE for DVD/CD」をダウンロードできるほか、動画編集ソフト「LoiLoScope 2」のフル機能版も30日間利用できる。また直販サイト「ioPLAZA」において、コーレル社ソフトの優待販売も提供する。主なメディアの最大書き込み速度は、1層DVD-R / +Rが24倍速、2層DVD-R / +Rおよび+RWが8倍速、DVD-RWが6倍速、DVD-RAMが5倍速。インタフェースはUSB 2.0。本体サイズは約W158×D220×H50mm、重量は約1.1kg。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista(SP2) / 7 / 8 / 8.1。
2015年02月04日JVCケンウッドは12月24日、「TYPE-D」シリーズのAVナビゲーションシステム「彩速ナビゲーション MDV-D302」を発表した。発売は12月下旬。TYPE-Dシリーズは、カーリース業界やレンタカー業界向けのモデルで、一般のエンドユーザーには販売されない。MDV-D302は、TYPE-Dシリーズの第3弾となる製品。ナビ機能とCD再生機能、ワンセグ受信機能を搭載するシンプルな構成のAVナビだ。ディスプレイは7V型のWVGA(800×480ドット)で、LEDバックライトを採用している。地図のスクロールや音楽ソースの切り替えなどを、スマートフォンと同じように、フリック操作やタッチ操作で直感的に行うことが可能だ。HDDナビとほぼ同等の膨大なデータを収録しているが、独自のデータ圧縮技術「S3フォーマット」により、高速なレスポンスを実現している。分岐点までの残りの距離と進行方向を表示色の変化で感覚的に伝える「ここです案内」を採用。距離や方向を直感的に知ることができる。オプションのケーブルを使用することで、iPhone/iPodとの接続にも対応。iPhone/iPod内の音楽だけでなく、保存されている動画の再生も可能だ。iOS用のアプリケーション「NaviCon」も用意されている。USBやSDメモリーカードからの音楽。動画再生に対応。SDメモリーカードには、音楽CDからの録音の可能だ。
2014年12月24日JVCケンウッドは11月18日、ケンウッドブランドのAVナビゲーションシステム「彩速ナビゲーション」の「MDV-L502W」と「MDV-L502」を発表した。MDV-L502Wは12月中旬発売で、MDV-L502は12月上旬発売。価格はオープンで、推定市場価格はいずれも80,000円前後(税別)。MDV-L502WとMDV-L502は、7V型のWVGA液晶パネルを採用したAVナビゲーションシステム。スマートフォンと同じように、フリックやタッチを中心としたシンプルで直感的な操作を特徴としている。MDV-L502Wは200mmワイドコンソール対応で、MDV-L502はノーマルコンソール対応のモデル。10月に発表した「MDV-L402」の上位機種にあたり、MDV-L402ではワンセグだったテレビチューナーを、MDV-L502WとMDV-L502ではフルセグチューナーとした。また、4チューナー&4ダイバシティ方式を採用。安定したテレビ放送受信を実現している。テレビのほかには、AM/FMラジオ、光学メディア、USBデバイスやSDカードからの音楽・映像再生にも対応。USB接続したiPhone/iPodからは、音楽のほかに保存されている写真や動画も再生できる。音楽CDからSDカードへの録音機能も備えている。アンプの最大出力は50W×4。各スピーカーからリスニングポジションまでの距離を仮想的に等しくする「リスニングポジション設定」や、走行速度に応じてリアルタイムに音質の補正を行う「Drive Equalizer+」機能などを搭載している。ナビ機能では、分岐点までの残りの距離と進行方向を表示色の変化で感覚的に伝える「ここです案内」を採用。500mスケールでのランドマーク表示も可能となった。
2014年11月18日ゼネラル・モーターズ・ジャパンは、新開発の8速ATを搭載した「シボレー コルベット」の改良モデルを発表した。この8速ATはデュアルクラッチ・トランスミッションに匹敵するパドルシフト操作が可能。12月20日から全国のシボレー正規ディーラーネットワークで販売開始する。アメリカを代表するハイパフォーマンスカーである「コルベット」は、今春にボディやエンジンを含むすべてを刷新した第7世代の新型が登場し、日本でも高い評価を得ている。今回の改良では、新たにGMが開発したハイドラ・マチック8L90型パドルシフト付き8速オートマチック・トランスミッションが採用された。この8速ATは従来の6速ATと同程度のコンパクトさで、アルミやマグネシウムを多用したことにより、6速ATより4kgも軽量化されている。GMはこのトランスミッションのために24件もの特許を取得したという。燃費性能も向上しており、この8速ATを搭載した「コルベット」は従来の6速ATのモデルよりも燃費が3.5%向上している。パフォーマンス面では、デュアルクラッチ・トランスミッションに匹敵する変速スピードを実現。フル加速時にはポルシェ「911」のデュアルクラッチ・トランスミッションより8/100秒素早くシフトアップし、0-60mph(0-96km/h)加速は従来より速い3.7秒となっている。新型8速ATを搭載した「コルベット」は935万円、「コルベット コンバーチブル」は995万円(ともに税込)で12月20日発売予定。2015年2月には、「コルベット Z51」(7速AT / 8速AT)と「コルベット コンバーチブル Z51」の発売も予定されている。
2014年11月11日映画『25 NIJYUーGO』の先行上映舞台あいさつが先月31日、都内で行われ、キャストの哀川翔、寺島進、高岡早紀、小沢仁志、小沢和義、井上正大と鹿島勤監督が出席した。東映Vシネマ25周年記念作品の本作は、"Vシネの帝王"こと哀川翔主演のVシネマ。不良刑事コンビ、横領事件の容疑者、広域暴力団、ホステス、チャイナマフィア、殺し屋ら25人の悪党たちが、訳ありの現金25億円を巡るバトルを繰り広げる――というストーリーで、映画は全国公開中。主演の哀川は、Vシネマ25周年記念作品に、「25年経ったけどあっという間。Vシネマは、昔やっていたテーマが今でもできるから続いてるんだと思う」としみじみ語り、「自分たちがやってきた道筋を感じていただければ。メッセージが詰まってるから油断して泣かないように」と熱い想いをアピール。一方、劇中で哀川とコンビを組む寺島は、「来年3月に第2子の男の子が誕生します。25年経ってから、うちの息子が見て『お父さん、格好良い!』と思ってくれれば」とサプライズ発表するも、哀川に「もう死んでんじゃねーの?」と突っ込まれ、「死なないよ! まだまだやるよ!」と苦笑いしていた。また、舞台あいさつで寺島は、「最後のドンパチやっているところに、ゴジラがやってきてスタローンも出てくる」とアピールする小沢に、「そんな予算ねーよ!」と突っ込み、25歳だという井上にも、「Vシネマに俺がデビューした時にオギャーって産まれたの?ふざけんなよな」とこぼすなど、丁々発止のやりとりに会場は大爆笑。その様子に、にこやかな笑みを浮かべていた高岡は、「みんな怖いんですよね~。良い意味で面白く楽しかった」と初めてのVシネマ撮影を振り返り、「みなさんユニークでひょうきん。小沢(仁志)さんとか、見た目は怖いけど、中身は優しいおじさん」と暴露。続けて、鹿島監督も「基本的に顔は怖いけど、言うことは聞いてくれる人たち」と称していた。
2014年11月01日