新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染拡大により、多くの人が不安とストレスを抱えています。つい攻撃的になったり、ままならない現状を誰かに責任転嫁したくなったりすることもあるかもしれません。実際に、ドラッグストアで店員を理不尽に叱責する人や、感染した人をネット上で異常なまでに批判する人たちも確認されています。そんな中、東京都港区にある『長泉山 妙福寺』のInstagramアカウント(takanawa_myofukuji_temple)に、住職・富川大亮さんが寺の掲示板の写真を投稿。次のような言葉で、人々に自制するよう呼びかけました。気持ちまでウイルスに感染しないよう人の心を失うことなかれ怒りなどの負の感情は、まるでコロナウイルスのように人に広まっていきやすいもの。ですが、こんな非常時だからこそ、負の感情に心を飲み込まれないよう落ち着く必要があるのではないでしょうか。理性だけでなく優しさも持った、『人間らしい心』をいつも失わないでいたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月27日3月25日夜、小泉今日子(54)の朗読舞台『2020年 マイ・ラスト・ソング~久世さんが残してくれた歌~』が東京都内の劇場で上演された。「’18年6月に小泉さんは、’19年末まで女優休業をして裏方に専念することを発表しました。実際には、休業発表前から決まっていた大河ドラマ『いだてん』には出演しましたが、彼女にとって『マイ・ラスト・ソング』は“女優復帰舞台”という位置づけだったのです」(舞台関係者)しかし新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、公演を実行するにあたっては、慎重な対応が必要となった。「小泉さんの所属事務所のHPには、入場前の手指の消毒やマスク着用など、観客に感染拡大防止に協力してくれるよう“お願い”が記載されていました。そういった状況ということもあってかマスコミの注目度も低く、また彼女のファンたちもコロナウイルスへの警戒感が強めていたためか、客足は伸びなかったのです」(前出・舞台関係者)かつては“小泉会”のトップとして、芸能界では絶大な人脈を誇っていた彼女にしては、来場者のなかには有名人も少なく、なんとも寂しい復帰舞台となってしまった。だがそんななか、開演5分前に知人数名と劇場に駆けつけたのが満島ひかり(34)だった。「いっしょに来ていた女性たちに『ねえさんの舞台はね……』と、小泉さんのことを説明しているようでした。夕食を済ませていなかったのか、ロビーで急いでパンをかじると、開演ギリギリに客席に入っていったのです」(劇場に来ていた女性客)この日は“小泉会”からの唯一の出席者となったという満島。「小泉さんと満島さんは’17年放映のドラマ『監獄のお姫さま』で共演しています。また’18年3月に放映された番組『マイ・ラスト・ソング 人生の最後に聴きたい歌は』(NHK総合)では、恋人との破局や離婚についても話し合っていました。ただお酒好きや離婚歴があるといった共通点よりも、2人を強く結びつけているのは“自分がやりたい仕事をするために大手事務所から独立した”という境遇ではないでしょうか。小泉さんが社長を務めている会社『明後日』が主催したイベントにも満島さんは出演しています」(前出・舞台関係者)女優復帰した小泉と満島の再共演の日も近そうだ。
2020年03月31日コンビニエンスストアのATMで現金を引き出していたのは俳優・豊原功補(54)だった。そこで待ち合わせをしていたのか、店の前にタクシーでやってきた小泉今日子(54)は、車内で恋人を待ち続けていた。本誌が彼らを目撃した2月4日は、小泉の54歳の誕生日。2人は東京都内にあるロシア料理店を訪れた。2人を知る舞台関係者は言う。「2年前の’18年2月に小泉は所属事務所からの独立と、妻子ある豊原との恋愛関係を公表しました。当時、すでに豊原は妻子と別居しており、小泉との交際は3年ほどでした。一般的に離婚調停では婚姻関係の破綻が認められるのは、夫婦が5年以上別居していた場合。その“5年目”を迎える今年2020年に、豊原は小泉のために“ケジメをつける”のだろうと見られていました」不倫公表で仕事が激減した豊原を支えるために、小泉は所有していた評価額3億円という自宅マンションを売却。’18年6月には、’19年末まで女優を休業して裏方に専念することも発表した。実際には休業宣言を出す前に決まっていたというNHK大河ドラマ『いだてん』には出演したが、前出の舞台関係者は言う。「今年3月には故・久世光彦さんのエッセイを小泉が朗読するというイベントも開催される予定です。満を持しての“女優復帰”のはずなのですが……」ロシア料理店で開催された小泉の誕生会に参加したのは、舞台関係者とおぼしき10人ほど。大森南朋(47)と小野ゆり子(30)夫妻もやってきたが、かつて“小泉会”のトップとして芸能界でも絶大な人脈を誇っていた彼女の誕生会としては、つつましやかな印象だ。それでも主役の小泉は、参加者をかいがいしく出迎えるなど明るい様子だった。だが豊原は憮然とした表情を崩さず、頻繁に店外に出ては煙草をくゆらせていたのだ。2人の別の知人はこう語る。「昨年、豊原さんは2人で同居していたマンションを出て、その近くに部屋を借りたと聞きました。誕生会の前に豊原さんがお金を下ろしていたのですか?彼はずっと経済的な苦境にあり、奥さんの生活費やお子さんの養育費も小泉さんに頼り切っていました。彼からすると“俺たちは一心同体だから、遠慮はしない”ということだったと思います。それが小泉さんの誕生会とはいえ、豊原さんが飲食代を払っていたとすると、2人の間に“隙間風”が吹き始めているようにも思います」散会し、店から出てきた小泉と豊原が言葉を交わすことはなかった。そして駆けつけてくれた知人たちに挨拶をする小泉を尻目に、豊原は何人かで街に繰り出していく。誕生日の夜であるにも関わらず、小泉は1人きりで帰路についたのだ。小泉にとってプライベートも“節目の年”になるはずだった2020年。恋人との“心の隙間”を埋めることはできるのか。「女性自身」2020年2月25日号 掲載
2020年02月12日『悪人』『怒り』と映像化が続くベストセラー作家・吉田修一の「犯罪小説集」を、『64 -ロクヨン-』の瀬々敬久監督が映画化した衝撃のサスペンス『楽園』。この度、綾野剛、杉咲花、佐藤浩市の撮影風景を捉えた貴重な特別メイキング映像が解禁となった。綾野さん、杉咲さん、佐藤さんが、Y字路で起こった2つの事件の容疑者の青年、傷ついた少女、追い込まれる男をそれぞれ演じている本作。今回のメイキング映像では、緊張感漂うY字路での撮影風景からスタート。綾野さんが原作者の吉田氏との対談で、「役を生きるにあたって“土地”に覚悟させられる感覚があります。僕にしてみたら、その場所は最終共演者であり、なおかつ共犯者ですから。だから僕はロケーション探しに時間を費やす作品には信頼を置けるんです」と撮影地についての重要性を語っていたが、本作でも重要な“土地”だった様子。綾野さん演じる豪士が、このY字路で起こった少女失踪事件の渦中に物憂げな表情で遠くを見つめているシーンや、瀬々監督と演出・演技についてお互いの意見を話し合う、普段はなかなか見ることのできない監督と役者の生の姿を捉えている。そして、杉咲さんが演じる紡が緊迫した表情で駆け寄ってくるシーンも本作の中では重要な場面となっており、その撮影風景は本映像でしか見ることのできない貴重なもの。また、佐藤さん演じる善次郎が限界集落で追い詰められ、不遇を味わう中、ともに暮らす愛犬レオとの撮影シーンも含まれており、本作の世界観をより深く見つめることができる映像となっている。『楽園』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:楽園(2019) 2019年10月18日より全国にて公開© 2019「楽園」製作委員会
2019年10月27日グラビアアイドルの水瀬きいが、最新イメージDVD『Keep on Loving』(4,104円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)をリリースした。2015年から2年間、レースクイーンとして人気を博していた水瀬きい。レースクイーン卒業後は女優業やモデルなどマルチに活動している。そんな彼女が初めてとなるDVDをリリース。サーキット場などで披露しなかった肢体をセクシーな衣装や水着姿を披露している。レースクイーン時代はトップクラスの人気を誇っていた水瀬だが、並み居るグラドルと比べても遜色のないスタイルの持ち主だ。Fカップバストに上からB83・W55・H80という凹凸ボディーとクビレラインが見どころで、本編ではFカップの膨らみを強調したシーンが収録されている。中でも手ブラを披露したビーチのシーンは、バストフェチにはうれしいシーン。ほか、夜のベッドのシーンでは、着用した水着が黒のオープンブラ的なもので、バストの形が確認できる。セクシーな水瀬の姿を堪能できるシーンとなっている。なお、同DVDの発売を記念したイベントが9月15日に東京・秋葉原のソフマップAKIBA 1号店 サブカル・モバイル館6F(12:00~)で開催される。
2019年09月08日シルバーウィークに京都の「神蔵寺」ではお寺でキャンプを楽しむことができるイベント「寺キャン2019」が開催されます。新感覚なキャンプで、非日常を堪能してみては。「寺キャン」って?自然、空間、楽しむをコンセプトに、都会のギラギラした空間から離れ、全身で自然を感じることができるイベントです。自然に身を置いて、キャンプをすることで、心身共に癒されます。神蔵寺「寺キャン2019」が行われる「神蔵寺」は、秋になると紅葉がとてもきれいなお寺です。お寺にある薬師如来像は重要文化財に指定されています。キャンプだけじゃない!「寺キャン」夜の暗闇に心と体を開放して、自然と一体になれる夜座や、山寺ならではの400本以上ものキャンドルを使った、candlenight、さらに、お寺の近くには「湯の花温泉」があります。自然に身を置くことで心を落ち着かせるコンテンツが盛沢山です。非日常を体験してみてお寺でキャンプができるのは、シルバーウイーク中の京都の神蔵寺だけです。この機会に斬新な非日常空間を体験してみて。イベント情報イベント名:寺キャン2019催行期間:2019年09月15日 〜 2019年09月16日住所:京都府亀岡市稗田野町佐伯岩谷ノ内院ノ芝60電話番号:077-123-5537
2019年08月29日「つい先日、小泉さんと恵比寿駅で会ったんです」と語るのは、小泉今日子(53)の古くからの知人。現在は制作会社『明後日』の社長としても活動している小泉。恵比寿駅といえば、会社の最寄り駅でもある。知人が続ける。「久々に会ったので、すごく懐かしかったのですが、驚いたのは彼女が電車で移動をしていたこと。会社の社長さんになりましたし、昔とは経済感覚なども変わってきているのかな、と思いましたね」’18年2月に、事務所からの独立と、妻子のある豊原功補(53)との恋愛関係を公表した小泉。それから1年半が経過し、2人は新たな試みに挑もうとしている。プロデューサーとして映画の製作を手がけているというのだ。ある映画プロデューサーは言う。「豊原さんも小泉さんも映画のプロデュースは初めての体験だそうですが、なかなか映画がヒットしない時代に思い切った決断だと思います。昨年は製作費300万円という低予算映画『カメラを止めるな!』が大ヒットして話題になりました。でもお2人の映画『ソワレ』は主演の1人が若手人気俳優の村上虹郎さん(22)で和歌山県内のロケも1カ月弱おこなったそうですから、製作費用は少なくとも1~2千万円はかかるのではないでしょうか」彼らは製作費や広告費を集めるために、クラウドファンディングサービスを利用している。8月5日時点で支援金は350万円を超えており、かなり反響を呼んでいるようだが、小泉と豊原の“捨て身の作戦”も功を奏したようだ。「2人で経済誌のインタビューに応じ、豊原が“創造の世界はもっと自由であるべき”など映画製作について熱く語ったのです。2人で取材に応じたのは初めてのことで、7月末に配信された記事では和歌山県の海岸で撮影されたツーショットまで公開しています」(芸能関係者)豊原はインタビューではこんな発言も。《テレビに出られなくなる、CMに起用されなくなる、生活ができなくなる、映画が撮れなくなる。無言の圧力をみんな勝手に自分の中に感じてしまっているわけです。自分自身もそういう思いをすることはあるんですが》(『Forbes JAPAN』)現在の豊原は経済的に苦境にある。小泉への不倫愛を宣言して以降、テレビドラマや映画のオファーは激減しているのだ。ある舞台関係者は語る。「いまの収入の大部分が、『明後日』から支払われている演出料や出演料で、いわば小泉さんが捻出したお金です。その収入から、奥さんの生活費やお子さんの養育費を払っているわけですが、豊原さんも金欠状態に苦しんでいるのでしょう」この関係者は、2人のこんな場面も目撃したという。「楽屋で豊原さんが、ふと『飲み物がなくなったなぁ』と、つぶやいたんです。するとすかさず小泉さんが財布から千円札を渡して『私の分もこれで買ってきて』と……。すごく自然で、お金のことは小泉さんが全部面倒をみているんだな、と思いました」金欠苦に耐えながらも、“自由な創作”を目指し、映画製作という新たな夢に向かって走り出した恋人のために、実は小泉は大きな決断を下していた。“お気に入りの我が家”を売却したのだ。以前、小泉が住んでいたのは都心の一等地に所有するマンションだった。彼女を知る音楽関係者は言う。「小泉さんが50歳の誕生日を迎えたときに、『MEKURU』という雑誌が、彼女の大特集を組みました。すっぴんで撮影に臨んだことも話題になりました。広いリビングルームにたたずむ姿や、ソファに横たわる姿が印象的でしたが、その撮影現場となったのが、彼女の自宅マンションだったのです」部屋の広さは190平方メートル!その重厚なたたずまいが外国人にも人気の物件で、地元の不動産関係者によれば「売却金額は3億円と聞いています」とのこと。この決断の理由について、前出の知人は次のように語る。「女としての意地というのでしょうか。豊原さんを妻子から引き離し、公の場で“恋人宣言”もさせてしまったわけですからね。『彼の夢は私が支える!』という思いにとらわれているのでしょう。交際を公にしたころ、小泉さんは賃貸マンションに引っ越していました。所有している物件を売却して当面の活動資金を調達することで、豊原さんの創作を支えていきたいと考えていたのでしょう」“男の夢”と“女の意地”をかけた映画は、来年公開されるという。
2019年08月06日俳優の豊原功補と女優の小泉今日子が立ち上げた制作会社の初プロデュース作品で、村上虹郎・芋生悠が主演する映画『ソワレ』。現在、その制作応援サポーターを募集するクラウドファウンディングがMakuakeにて実施されている。2020年秋公開を目指す和歌山県を舞台にした『ソワレ』のサポーターを募集するための本プロジェクト。『ソワレ』は短編映画『春なれや』の外山文治監督作品で、村上虹郎・芋生悠主演、若きふたりの逃避行を追ったロードムービー。豊原氏、小泉氏ら数人で昨年立ち上げた、映画製作会社「新世界合同会社」の第1作目の作品となる。支援枠は3,000円~50万円まで。本プロジェクトを支援したサポーターには、ロケ地・和歌山や東京で行われる試写会に参加できる権利や、ホームページ/映画エンドロールへの名前記載、豊原氏・小泉氏によるクリエイターズトークイベントへの参加権など、様々なリターンが用意され、集まった資金は製作費およびPA(プリント+広告)費として活用していくという。豊原功補&小泉今日子、初プロデュース作に込めた映画業界への思いとは…我々は、もとより日本映画の興行システムにおける大小の差に疑問を感じておりました。よく耳にし、実感としても伴っていたのはオリジナル脚本の企画の通りづらさ、また、キャスティングにおける発想の自由度の狭さです。映画事業、ビジネスといったところをからすれば、国内でのヒットとその中での製作と回収を考えることは至極当然のことなのでしょうが、そこで後回しになるのは国内のみの需要にとどまらぬ作品の質の追求や、認知優先ではない本当に役柄に適したキャスティングの追求なのでないかと思うところがあります。しかし、独自性を打ち出し、自由度を求める企画にはなかなか資金が集まりません。結果インディペンデントの精神を持ちながら小さな映画を目指すことになります。決して悪いことではありません。目指すべき映画を作り公開して観ていただくという点では、映画作りをしている者すべてなんら変わりはありません。ただ、これからはもっとアジアや世界に広がる独自性と作家性を感じる作品を、日本のいろんな映画館でたくさんの方に観てもらえる環境になればと思うのです。日本には本当に優れた俳優や監督、技術スタッフがたくさん存在します。その一人一人にもっと多くの創造する機会、場所を作り、色とりどりの新たな映画が生まれることを願い、はじめの一歩を踏み出してみました。初プロデュースは初めて知り得ること、困難の連続を思い知りながらの日々となることとは思いますが、覚悟を持って、精一杯頑張ります。注目の若手俳優2人のキャスティング理由主人公の翔太役には、瞬時に村上虹郎くんの姿が浮かびました。外山監督とも『春なれや』という短編で組んでいた経験もあり、彼の内面から発する危うげながらも繊細かつ熱量のある躍動感はこの役に不可欠だと感じました。タカラ役の芋生悠さんは100人を超すオーデションからの抜擢となりました。監督が台本を書き上げる上で想像力を膨らませる大きな要因ともなったようです。今作の直前に作・演出した舞台での仕事が初の顔合わせでしたが、彼女の瞳の奥にある儚くも憂いのある光と、大きく飛躍する演技への底力をとても強く感じました。この二人でしか作り得ない時間が生まれるだろうととても期待しています。ストーリー東京で役者を目指す翔太は、噛み合わぬ実人生に自分を見失いそうな日々の中にいた。そんな中、小さな劇団のツテから、演劇を通したレクリエーションを行うために向かった先は、故郷の和歌山にある老人養護施設。終の住処になるであろうその施設に住む老人たちの中で、自分と変わらぬ年若いタカラは働いていたが、彼女は何か失い切って諦めたように佇んでいた。数日後、一緒に祭りに行こうと誘ったタカラを迎えに行った翔太は、そこで驚くべき光景を目にし、2人は事件を起こしてしまう。タカラの手を取り駆け出した翔太。そして2人は“かけおち”とも呼べる逃避行の旅を始めることになる――。『ソワレ』は2020年秋、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2019年07月30日「CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展」が、京都・清水寺で2019年9月1日(日)から9月8日(日)まで開催される。「CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展」は、世界文化遺産である清水寺を会場に初めて行われる、西洋近代絵画、現代美術、文学、マンガ、映画などジャンルを超えた作品を集めた展覧会。会場では、互いに影響を与え合う、日本と世界のアーティストを紹介。日本美術を通して新しい表現を見出したポール・セザンヌ、南仏でマティスに師事した猪熊弦一郎、哲学者・矢内原伊作と深く交流したアルベルト・ジャコメッティ、4半世紀以上も日本で個展を開催し続けてきたゲルハルト・リヒターなどの作品が一堂に会する。1200年もの歴史を持つ清水寺の、通常非公開のスペースが展示会場となっているのも魅力的なポイント。「成就院」の庭園を背景とした作品展示や、ゲルハルト・リヒターによる「経堂」での、映像作品の公開など、特別感の鑑賞体験をすることが可能だ。また、チケットなしで鑑賞可能なフリーゾーンがあり、入り口正面の重要文化財「西門」、そして「馬駐」では、現代アーティスト・加藤泉のインスタレーションを展示する。展覧会の総合ディレクターを務めるのは、キュレーターとしてのキャリアをもち、数多くの「アート小説」を手掛けている小説家・原田マハ。会期中は清水寺・大講堂にて、原田マハが竹中直人、山田洋次、桂南光、御立尚資など多彩なゲストを迎えるトークイベントも開催される。【詳細】「CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展」会期:2019年9月1日(日)~9月8日(日) ※会期中無休開催時間:7:00~18:00 ※最終入場は17:00会場:清水寺 成就院、経堂、西門、馬駐住所:京都市東山区清水1-294入場料:大人 1,800円、子供(小学生以下) 無料※モーニングチケット(7:00~9:00入場) 大人 1,600円、子供(小学生以下)無料※トークイベントとのセットチケット 5,000円前売券:7月4日(木)~専用サイト(公式サイトリンク)にて先行発売。※7月13日(土)~「チケットぴあ」にて発売開始。■トークイベント会場:清水寺 大講堂チケット料金:各回 3,500円 /展覧会とのセットチケット 5,000円前売券:7月4日(木)より専用サイトにて先行発売※7月13日(土)より「チケットぴあ」にて発売・竹中直人(俳優) / 原田マハ日時:9月2日(月) 16:00~(開場15:30)・山田洋次(映画監督) / 原田マハ日時:9月4日(水) 16:00~(開場15:30)・桂南光(噺家) / 原田マハ日時:9月6日(金) 14:30~(開場14:00)・御立尚資(ボストン コンサルティング グループ(BCG)前日本代表、シニア・パートナー&マネージング・ ディレクター 公益財団法人大原美術館理事) / 原田マハ日時:9月7日(土) 14:00~(開場13:30)【問い合わせ先】「CONTACT/CONNECT展」実行委員会 事務局TEL:075-351-9915(チケット販売窓口:株式会社のぞみ内)※電話応対時間:10:00~18:00※土日祝・お盆休暇除く
2019年07月11日世代随一の実力派・村上虹郎を主演に、インディーズ映画で最注目の新星・芋生悠をヒロインに迎えた映画『ソワレ』が始動。豊原功補、小泉今日子らによる「新世界合同会社」が初プロデュースを手掛ける。本作は、役者を目指し上京した若者・岩松翔太が、生まれ育った海辺の街の高齢者施設で演劇を教えることになり、そこで働く山下タカラと、ある事件をきっかけに先の見えない逃避行を始める――というストーリー。主人公の翔太を演じるのは、外山文治監督とは短編映画『春なれや』以来二度目のタッグとなる村上虹郎。また、同じくタカラはインディーズ映画界の新星・芋生悠(いもうはるか)が100人以上のオーディションから大抜擢。地元住民らでつくる「御坊日高映画プロジェクト実行委員」らのサポートで7月5日にクランクイン、7月末にアップ、そして秋の完成を目指していく。短編『此の岸のこと』(’10)が「モナコ国際映画祭2011」で最優秀作品賞など5冠を達成し、長編デビューとなった『燦燦―さんさん―』(’13)で「モントリオール世界映画祭2014」から正式招待を受けた外山文治監督が、和歌山市出身のプロデューサー・前田和紀氏の依頼で幾度となく和歌山を訪れ、オリジナル台本を執筆、当地の名所・道成寺にまつわる「安珍清姫伝説」なども取り込み、夏の御坊市、日高エリア、そして和歌山市を横断するロケを敢行する。タイトルの“ソワレsoiree”とはフランス語で「陽が暮れた後の時間」「夜会」、または劇場用語で「夜公演」のこと。本作に関してプロデューサーの豊原氏は「誰もが心の奥底に秘める癒えることのない傷や大切な想いを“一夜かぎりのソワレ(夜会)に閉じ込め、次のまた新しい朝を迎え歩き出す」というメッセージがあると本作への意気込みを語っている。また、撮影中の7月18日よりMakuakeによるクラウドファウンディングがスタート。現場のリポートや動画、和歌山情報などを発信しながら、この映画のサポーターを募っていきたいという。村上さんは既にインスタグラムのフォロワーが17万人。彼の発する言動やビジュアル、関わる作品は多くの人々の関心の中にあり、芋生さんはインディーズ映画を中心に活動しているが、彼女の将来に期待を寄せる人はこれからも増えていくはず。そして外山監督は、まだ三十代ながら『此の岸のこと』『春なれや』『わさび』など短編集の上演はユーロスペース動員数で記録を出すほど。海外での受賞経験もあり、その才能は少しずつ認知されてきている。この若き表現者たちを見守り、育てることもクラウドファンディングの意味を広げていくことになる。豊原功補:プロデューサーコメント外山監督の人の営みに対する深い観察眼を感じさせる『此の岸のこと』に強い感動を覚え、その時からすでに何かに導かれるように新世界の立ち上げ、プロデュースへと至った気がします。唸るような繊細さと躍動を併せ持つ村上虹郎、儚げでありつつも芯のある瞳の奥へと惹きつける芋生悠、この二人の疾走する生命の瞬間を捉えさせたらどうなるのかと、とても胸がざわつく思いです。その構図の力強い背景となる和歌山と我々を繋げてくださった前田プロデューサー、そして全スタッフとともに、新しい扉を開くべくこの映画に挑みます。たくさんの人々の心に届けばと願っています。クラウドファンドの実施も決定し、広く皆様のご参加を募ります。応援宜しくお願い致します。小泉今日子:アソシエイトプロデューサーコメント『此の岸のこと』に感銘を受け、僭越ながら外山文治監督の存在を世に知らしめたいと思った。その思いが長年の夢だった映像作品のプロデュースという挑戦へと背中を押してくれました。縁も所縁もない和歌山県と我々を引き合わせてくれたもう1人のプロデューサー前田和紀さん(和歌山県出身)と共に全力でこの夏を駆け抜けたいと思っています。村上虹郎さんと芋生悠さん。実存と幻想を行き来するような2人の眼差しや透明感はいつか失われるかもしれない儚さの元に醸し出されるものかもしれません。そんな今の2人をそのままこの映画に閉じ込められたらと思います。主人公・岩松翔太役/村上虹郎コメント皆さまお元気ですか村上です。待望の外山監督長編作です。きっと僕等が体感したことのない色やリズムによって未知なる感情とその旋律に出逢えることと予言致します。乞うご期待。主人公・タカラ役/芋生悠コメントソワレの主演をやるということは自分の人生においても大きな出来事になると感じています。W主演の村上虹郎さんは、目の前にするとより一層凄みを感じます。絶対にこの人には嘘をつきたくないと思う何かがあります。心を裸に。一緒に演じられるのが楽しみです。監督の外山文治さんは、リアルにそこに存在するかのような人物を描き確かに映画にされます。ソワレは現実と映画の結びつきの核みたいな存在になるんじゃないかと。台本から読み取った愛を信じて監督ついて行きたいです。そしてプロデューサーの豊原功補さん小泉今日子さんへの信頼もあり、いい環境の中で映画がつくれることに感謝しています。ソワレの未来は何も見えないですが、今は今ここにある全てを捧げられたらと。和歌山の土地のエネルギーと現地の皆様のお力添えをお借りして最後まで生き抜きます。脚本・監督/外山文治コメントこれまで流行に背を向けて、「生活者」の心の在りようを撮り続けてきました。時代が大きく変化し、作品主義・作家主義を今いちど掲げられる時に、この度の機会とご縁を頂くことができましたことを大変嬉しく思います。舞台となる和歌山県の魅力と、村上虹郎と芋生悠という若いふたりの放熱を余すところなく撮ることを約束し、プロデューサー陣の志を羅針盤に、ささやかながらも一石を投じるような骨太な映画を目指して歩を進める所存です。『ソワレ』は2020年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年07月04日Tシャツにスパッツというラフな格好で、無造作に髪を束ねたすっぴんの女性。5月中旬の午後4時ごろ、自ら車を運転して都内のスタジオにやってきたのは、小泉今日子(53)だった。しばらくしてスタジオから出て来た小泉は、車から差し入れのお茶が大量に入った重そうな段ボールを1人で運び出す。さらにスクリーンのような機材も搬入するなど、孤軍奮闘していた。この日、5月25日から東京・紀伊國屋ホールで始まる舞台『後家安とその妹』の稽古が行われていた。企画・脚本・演出・出演の4役を務めるのは、恋人で俳優の豊原功補(53)だ。小泉は、この舞台を企画した制作会社『明後日』の社長でもある。小泉が甲斐甲斐しく裏方仕事に立ち働いているのをよそに、豊原は何度かスタジオから外に出てきたものの、タバコを美味しそうに一服するだけだった――。昨年2月、小泉は所属事務所から独立し、妻子ある豊原との恋愛関係を公表した。同時に豊原も会見を開き、小泉との恋愛関係を認めるコメントを発表。以降、2人は公然と愛を育んできた。しかしあれから1年3カ月の月日が経ち、2人の蜜月に陰りが見えてきたという。「昨年末から小泉さんの“お節介焼き”が原因でよくケンカするようになったようです。彼女は裏方として豊原さんの出演する舞台をプロデュースしてきましたが、今回の舞台に向けてお互いの考えがぶつかり合い激しい言い争いになったんだとか。2人は私生活でもパートナーなので、24時間365日ベッタリ一緒。さらに小泉さんが豊原さんの仕事以外のことにも口を挟んでくることが増えたそうです。そんな生活が続き、豊原さんが『いい加減にしてくれ!』と猛反発。束縛のキツさに耐えられなくなってきたようです」(舞台関係者)そんな大ゲンカのすえ「2人は最近、同棲を解消した」と親しい知人が明かす。「今年に入ってから、豊原さんは小泉さんの自宅マンションを出ていき、近くに“仕事部屋”と称して新しいマンションを借りたと聞いています」愛の巣を“飛び出した恋人”を仕事場まで追いかけてきた小泉。だが、その献身ぶりはまだまだ“序の口”で――。稽古を終えて2人がスタジオから出てきたのは、午後7時半過ぎ。小泉が車に乗り込んでエンジンをかけ、しばらくすると豊原が助手席へ。小泉の運転で発車すると、20分ほど走ってコインパーキングに停車した。車から降り立った2人が向かった先は、帰り道にある老舗焼き肉店だった。席につくと、小泉はウーロン茶、豊原はマッコリを注文。2人で仲良くサラダを分け合っている。注文した肉がテーブルに並べられ、豊原がせっせと焼いていく。いっぽう小泉はほとんど焼き肉に手をつけず「あの映画、観た。悪くなかったけど……」と、映画や小説などの話題を振っていた。食事が終わると、2人でタバコを一服。そんな沈黙の時間も自然で、長年連れ添った夫婦のような雰囲気だ。会計時は、当然のように小泉が財布を出す。小泉がレジで支払いをしている間、豊原はトイレに立っていた。約2時間後、店を出た2人は、また車に乗りコインパーキングを発車。帰りも運転するため、小泉は食事中もアルコールを我慢していたのだろう。小泉の自宅方面に向かうが、途中の交差点で車は止まり、豊原だけが降りる。そして一軒のマンションに入って行った。豊原を送り届けた小泉は、かつて豊原との同棲が報じられ、本誌もたびたび豊原の出入りを確認していた自宅マンションへと1人で帰宅。豊原のマンションは、小泉の自宅から徒歩10分ほどの距離だった。運転手や荷物の搬入などをマネージャーのようにこなし、食事代も小泉持ち。これだけ尽くしているにも関わらず、豊原は別居生活を選んだのだった。こんな状態でも小泉が豊原との関係を続けるのには“ある計画”があるからだという。「豊原さんはあと1年ほどで奥さんとの別居生活5年目を迎えます。一般的に、離婚調停で婚姻関係の破綻が認められるのは、5年以上の別居ケースが多いんです。小泉さんは本格的に女優復帰する20年までに、豊原さんが“何らかの決着”をつけることを望んでいるといいます」(前出・知人)焼き肉店での楽しげな様子とは一転、豊原の出て行った自宅に独りで帰っていく小泉の背中は、どこか寂しげに見えた。その切ない痛みも“略奪愛の代償”なのだろうか――。
2019年05月21日昨年、『友罪』を映画化した瀬々敬久監督が同じ原作者、薬丸岳の小説を今度はWOWOWで連続ドラマ化した『連続ドラマW 悪党 ~加害者追跡調査~』。瀬々がそこで主演に迎えたのはやはり昨年『菊とギロチン』で初めて顔を合わせた東出昌大だった。東出が演じるのは元警察官の探偵、佐伯修一。幼い頃、姉を殺されるという忌まわしい過去を抱えながら生きる彼が、探偵事務所所長、小暮正人(松重豊)の許で犯罪加害者たちの現在を様々に調査するうち、自身のトラウマの元凶に近づいていく。加害者たちの内面に接するうち、被害者家族の内面が変化するという特異な作品構造は、瀬々&東出だからこそ生まれたハーモニーとヒューマニティが支えている。映画と変わらぬ質で、映画以上のボリュームを届けてくれるWOWOWドラマならではのリッチな再タッグ。瀬々と東出のふたりに本作についてたっぷり語ってもらった。――どんな作品になったのでしょうか。東出瀬々監督が、(主人公の)佐伯は復讐の鬼ではあるけれど、日常の空気も出していきたいと。ハードボイルド(の世界)は、見栄を切るようなところがあるじゃないですか。そういうキャラクターとして見せることはできるんですけど、それだけに限定されちゃうと、せっかく瀬々監督とやる意味がないんじゃないかと、僕も思いました。瀬々探偵である主人公がいろんな人々に事情を聴いて、事件の真相が分かっていく構造なんですが、演じる人たちの力によってエモーションが渦巻く作品になったなと思います。――おふたりは昨年公開された『菊とギロチン』で初めて顔を合わせましたよね。お互いに、どんな監督、どんな俳優だと思っていますか。東出俳優部を信じて、大海原に投げ出す。行ってこい!と背中を押してくださる。それが根底にある演出。瀬々組らしいなと。そして、さっきも言ったように、ハードボイルド一色になりすぎない。人間だから、もがいている様にリアリティがあって。その濁流の中にひと筋の光明が見えた瞬間に、救いが生まれる。そういう作品が、そういうお芝居が好きである。そこは瀬々監督ならではだなと思いますね。瀬々東出くんの役は、いろいろな人たちとぶつかって最後、トラウマみたいなところを打ち壊して、先に進んでいかねばならない。それがトータルの構成。そこにおいて自分の中で印象的だったのは、あるとき、東出くんがトラウマを乗り越えたようなパフォーマンスをするわけです。東出そんなこと、しました?瀬々ほら、第六話(最終話)のラスト近くのシーンで。東出ああ!瀬々そこに至るまではノープランで挑んでいるわけです。「こうやってほしい」ということもあまり言ってませんからね。つまり、自由演技。それを手持ち(カメラ)で撮る。俳優、東出昌大がそんなふうに挑んでいく、ある種のドキュメンタリー的な部分もあったなと。撮っていて刺激的でしたね。それと、東出くんは他者とのコール&レスポンスがすごいなと。(相手の芝居を)受けて投げ返すんですね。そうすると、東出さんと一緒に俳優も輝くし、東出くん自身も輝く。その化学反応が場の中で行われていく。たとえば、人と人とが向かい合っているだけで、感情と感情とが積み重なって、どんどん高みにいく。それはすごく感じましたね。――東出さんご自身も、芝居のコール&レスポンスは意識していますか?東出何か表現をしようというのではなく、“表現をしない”という方が僕は魅力的だなと思っているんです。そうありたいなと思っているんですけど、どうしても雑念が生まれて、こうしたらこう見えるんじゃないか、とか考えてしまうことはあります。何も考えないでできるってすごいなと思うんです。でも今回は何も考えないでできる先輩方も大勢いらっしゃいましたし、『菊とギロチン』から一緒だった寛一郎も、狙いにいかないで“何もしない”をする、というのを眼の前でしてくれたりしたので。そういう共演者のみなさんの力を借りて、佐伯は存在できたと思うし、そういうお芝居をもらって変わっていく佐伯でしたね。――松重豊さんとの共演はいかがでしたか?東出本当にお上手な方だなと。木暮はちょっととぼけたところのあるキャラクターなので、そういうお芝居が続いたんですけど、橋の上で面と向かうシーンがあって。こちらの目の奥を見て、眼と眼が合う初めてのお芝居があったんですが、そのとき、ちゃんと(芝居の上で)“心臓を殴りに来てくれた”んです。そういう熱があった。それを佐伯として受け止めたんです。それにしても松重さんは(役者として)尊敬の意味も含めて、ほんとズルいし、上手いなと思います。瀬々何回か出てもらっていますが、松重さんは天使の面と悪魔の面がある。東出そうそう。瀬々芝居(の相手)をしていたらよく分かると思うんですけど、天使のようにいいことを言ってくれるときもあるし、悪魔のように「お前、こっちに来いよ」みたいなときもある。東出“笑ゥせぇるすまん”的な(笑)。瀬々そうそう(笑)。そういう両面性があるから、不可思議な存在なんですよね。捉えどころがないというか。そのへんは松重さんならではの魅力というか。そういう俳優さんって、日本にはあまりいないと思うんです。それが今回の木暮という人物像にも表れていて。佐伯に悪魔のように囁くこともあれば、守護天使のように「頑張れよ」と言ってくれるときもある。そのあたりの二律背反した存在感が面白いなと思いました。松重さん特有のあり方ですよね。――タイトルの『悪党』に趣を感じます。悪党という言葉は“完全な悪”を感じさせません。どこか人間的なものを感じます。なぜ、このタイトルなのか。また、“悪党”という言葉からイメージするものはなんでしょうか。瀬々“悪党”って、中世的だと思うんですね。バサラとか。中世って、悪が悪だけではなく、善悪両方あるみたいな感じで捉えていた時代だと思うんです。そういうイメージがこの『悪党』というタイトルにはある。各登場人物もそうなっていると思うんです。悪が悪になりきれていないというか。そういう視点で(原作者の)薬丸(岳)さんは世界を見ているのだなと。東出事前に(犯罪者関係の)いろいろな本を読むにつけ、悪党って、どうやって存在するのか。それを考えたんです。やっぱり家庭環境に原因があったんじゃないのか。幼い子供が、そのまま、どうしようもない悪党になることはない。悪党とは何なんだろう?この作品の間は常々考えていました。答えは出ないし、答えが出なかったから、薬丸さんもこういう小説を書いたと思うんです。答えは出ないけど、考え続ける。このドラマもそういう作品になっているんじゃないかと思っています。取材・文:相田冬二撮影:稲澤朝博『連続ドラマW 悪党 ~加害者追跡調査~』(全6話)WOWOWプライムにて毎週日曜夜10時より放送中第1話は公式サイトにて無料配信中『連続ドラマW 悪党 ~加害者追跡調査~』特集
2019年05月13日奥入瀬渓流ホテルの新アクティビティ青森県・奥入瀬渓流沿いのリゾートホテル「星野リゾート奥入瀬渓流ホテル」では、新アクティビティ「目隠しさんぽ」を、2019年8月1日から9月15日までの期間限定で開催します。奥入瀬渓流の新しい楽しみ方「目隠しさんぽ」では、アイマスクで目隠しをした状態で奥入瀬渓流沿いを散策。視覚がシャットダウンされることで、その他の感覚(聴覚、触覚、嗅覚)が研ぎ澄まされ、奥入瀬渓流の自然をより近くに感じることができます。道中はネイチャーガイドが同行し、奥入瀬渓流新たな楽しみ方を提案してくれます。小鳥の鳴き声や風の音に耳を傾けたり、樹木や岩に触れたり、草花や水の匂いを感じたりと、普段とはひと味違った渓流散策を楽しむことができるでしょう。料金は3,240円。参加希望日前日の20時までに予約が必要です。夏季限定のアクティビティをお見逃し無く。(画像はプレスリリースより)【参考】※星野リゾートのプレスリリース
2019年05月06日「星野リゾート奥入瀬渓流ホテル」の新レストラン2019年7月10日、「星野リゾート奥入瀬渓流ホテル」に、宿泊者限定の新たなフレンチレストラン「Sonore(ソノール)」がオープンします。シェフ自慢のグランドキュイジーヌ同店では自然豊かな奥入瀬渓流を望みながら、本格的な「グランドキュイジーヌ」を堪能することができます。伝統的なフランス料理に現代のアレンジをほどこした、創意工夫あふれるフルコースです。コースの中には地元青森県の銘菓「南部せんべい」を組み合わせたメニューも。遊び心も垣間見える、シェフ自慢のオリジナル料理が並びます。渓流を望む非日常な空間食前酒と前菜は、渓流のせせらぎを間近に感じられるテラス席でスタート。世界各国の銘醸ワインも用意されています。夕暮れ時の穏やかな風景を楽しんだ後は、屋内のダイニングへ移動。ゆっくりとメインのコース料理を味わえます。料金は1名15,000円(税・サービス別)です。(画像はプレスリリースより)【参考】※星野リゾートのプレスリリース
2019年05月05日アイドルグループ・嵐の大野智が出演する、久光製薬「アレグラFX」の新TVCM、「アレグラ寺の和尚」編と 「雑巾がけ@アレグラ寺」編が12日より順次放映される。大野がアレグラ人のリーダー・サトシーラ、桜庭和志がサクラーバに扮し、花粉に苦しむ地球人を救うという同シリーズも7シーズン目に。「アレグラ寺の和尚」編では、サトシーラとサクラーバが 花粉をもっと知るために日本の「おてーらー(お寺)」の門をたたき、夏木マリ扮するアレグラ寺の住職・真理和尚から、花粉の飛び方や人生の教訓を教わる。さらに「雑巾がけ@アレグラ寺」編では、サトシーラとサクラーバがアレグラ寺に入門し、真理和尚の指導のもと、兄弟弟子らとともに日々修行に励む。夏木は2016年の「アレグラFX」 CMで、アレグラ人ボス・ マリーグラとして登場しており、3 年ぶりの「アレグラFX」CM出演となる。実際に寺の境内でロケが行われ、夏木が「帰ってまいりました。人間としてね!」と挨拶すると、大野や監督、スタッフからも笑いが起こる。「雑巾がけ@アレグラ寺」編の撮影では、リハーサルや本番、さらに横からや正面、寄り(アップ)のカットなど複数のカメラポジションごと、セリフひと言ひと言ごとに、計20回にわたって実際に雑巾がけが行われた。監督からは「大変かもしれないけれど、もうちょっと顔を上げてください!」といった演出指示も飛び、実際に縁側はピカピカになっていた。
2019年02月07日東京のカフェ「キャンバス トウキョウ(CANVAS TOKYO)」と「インク バイ キャンバス トウキョウ(ink. by CANVAS TOKYO)」は、京都・酬恩庵 一休寺と紅葉を楽しむイベント「キャンバス・トゥ・キョウト・イン・イッキュウジ」を2018年11月1日(木)から11月25日(日)まで開催する。また、第2弾として11月16日(金)から25日(日)まで、京都・酬恩庵 一休寺の境内に期間限定カフェをオープンする。京都・酬恩庵 一休寺は、JR東海「そうだKYOTO、いこう」キャンペーンにも選ばれた、人気の観光スポット。秋の季節には、赤く色づいたもみじなど、優美な紅葉を楽しむことができる。第1弾:紅葉を模ったカラードリンク&お団子型ドーナツ第1弾は、東京で秋を楽しめるよう紅葉イメージしたドリンクと和スイーツを提案。「インク バイ キャンバス トウキョウ」人気のカラーラテは、もみじをモチーフにしたコラボレーションデザインにバージョンアップ。まん丸のドーナツを並べた団子型ドーナツは、黒胡麻、抹茶、紫芋、きな粉など和風フレーバーや、ベリーベリーやミルキーなどスイートな味わいで登場する。キャンバス トウキョウでは、抹茶団子ドーナツとほうじ茶ラテのセットも登場。両店舗とも入り口にはオリジナルの暖簾を設置し、都会の真ん中で、秋の京都一休寺の紅葉を疑似体験できる特別な空間を作り出す。第2弾:「おみくじ」付きドリンク&手摘み抹茶のラテ第2弾では、一休寺境内の大雲軒にカフェスペースを設け、オリジナル焙煎の一休寺ブレンドのコーヒーやラテ、一杯ずつ点ててから提供する京都の抹茶農家「孫右ヱ門」の手摘み抹茶を使用した抹茶ラテなどと共に、キャンバス トゥ キョウト限定の和菓子を「もみもみじセット」として数量限定で提供する。店内は、座禅の際に使用するクッションを現代風にアレンジしたZAFU(ざふ)を並べ、創業184年香老舗林龍昇堂のお香を焚くなど、伝統とモダンを融合させた新しいスタイルで空間を演出する。また、ドリンクカップのスリーブには、一休禅師の言葉を添えたオリジナル「おみくじ」を。カップ片手に紅葉と写真を撮るなど、一休寺で秋の紅葉を満喫して。【詳細】「キャンバス トゥ キョウト イン イッキュウジ」■第1弾期間:2018年11月1日(木)~11月25日(日)実施店舗:・キャンバス トウキョウ住所:京都 渋谷区広尾5丁目19-6TEL:03-6432-5700・インク バイ キャンバス トウキョウ住所:東京都渋谷区代官山町11-12 日進ヒルズ代官山1FTEL:03‐6432‐5701<メニュー例>・キャンバス トウキョウCAFÉ LATTE SET 800円+税HOUJICHA LATTE SET 830円+税HOUJICHA CHOCOLATE SET 880円+税・インク バイ キャンバス トウキョウMATCHA SET 1,070円+税BLACK INK SET 920円+税PURPLE MIST SET 850円+税RED VELVET SET 950円+税YELLOW STAR SET 850円+税FLAT WHITE SET 820円+税■第2弾期間:11月16日(金)~25日(日)実施場所:酬恩庵 一休寺住所:京都府京田辺市薪里ノ内102番地拝観料 : 大人 500円(中学生以上)、小人 250円<メニュー例>「もみもみじ セット」・IKKYU COFFEE set 1,100円+税(一休寺オリジナルブレンド)・IKKYU LATTE set 1,200円+税(一休寺オリジナルブレンド)・MATCHA LATTE set 1,400円+税
2018年11月01日ダンボール箱を1人で抱え、劇場から車へと運ぶ小泉今日子(52)。10月8日、豊原功補(53)が演出、小泉がプロデューサーを務めた舞台『またここか』が千秋楽を迎えた。観客が帰った劇場で、小泉は後片づけをしていたのだ。車に段ボールを積み込むと、豊原と同棲中と報じられたマンションまで車を運転。荷物を下ろすと休む間もなくタクシーで打ち上げ会場の居酒屋へ。豊原や役者陣、スタッフも加わり、打ち上げは翌朝の6時まで続いた。2月に事務所からの独立と、妻子ある豊原さんとの恋愛関係を公表した小泉。『またここか』は、その豊原との“共作”だ。6月に“女優休業”を宣言した小泉は、制作会社『明後日』の社長として裏方に徹している。力仕事から事務処理までこなす小泉には、欠かせないものがあるという。「最近の小泉さんはいつも、首から老眼鏡を下げています。16歳でデビューしたキョンキョンもいまや52歳。脚本や会社の書類にもしっかり目を通すために、老眼鏡は欠かせなかったのでしょう」(演劇関係者)劇場のロビーでは、豊原との“堂々ツーショット”で観客を出迎えていた小泉。上演後にはこんな場面もあったという。「キョンキョンは業界人の方から名刺を差し出されると、首から下げた老眼鏡をさっとかけました。そして名刺を受け取ると、丁寧にお礼を言っていましたよ」(公演を観た男性)デビューから36年にして、事務仕事をこなすようになった小泉。「文字が小さすぎて読めない!」と心の中で叫びながら、老眼鏡をかけているのかもしれない――。
2018年10月18日満面の笑みで観客一人ひとりに頭を下げる小泉今日子(52)。小泉は自ら、舞台の感想が書かれたアンケートを回収し、記念撮影にも応じるなど忙しく歩き回る。同じロビーには、満足げな表情を浮かべながら観客と談笑する豊原功補(53)の姿が――。10月8日、豊原が演出を務める舞台『またここか』が千秋楽を迎えた。プロデューサーとしてこの公演を支えたのが、小泉だった。「小泉さんは2月に、事務所からの独立と、妻子ある豊原さんとの恋愛関係を公表しました。その豊原さんとの“共作”ですから、特別な思いもあったのではないでしょうか。脚本は豊原さんと長年親交のある坂元裕二さん(51)による書き下ろし。大勢の芸能人も観劇に訪れ、千秋楽まで連日のように満席となる大盛況でした」(演劇関係者)6月に“女優休業”を宣言した小泉は、制作会社『明後日』の社長として裏方に徹している。演劇関係者が、その驚くべき変貌ぶりを語る。「いまはマネージャーもいないので、小泉さん本人が問い合わせの電話や取材の対応にあたっています。豊原さんと車に乗るときも小泉さんがハンドルを握っています。稽古場では役者たちが帰った後、いつも小泉さんが黙々とモップ掛けをしていました。周囲の人が手伝おうとしても『私の仕事だから』と、1人で“掃除係”を続けていたそうです」稽古場では豊原が役者を厳しく指導するなか、小泉はスタジオの隅で静かに見守っていたという。「豊原さん自身はこれまで、たった1回しか舞台演出の経験がありません。しかし役者に対しては、納得いくまで何時間も同じシーンを練習させたり、声を荒げたりすることも少なくなかったといいます。小泉さんは叱られる役者たちを励ましながら、少しでも稽古場の雰囲気が明るくなるように気遣いを欠かさなかったそうです」(前出・演劇関係者)小泉は9月21日に公開された主演映画『食べる女』のプロモーション活動にもほとんど不参加。小泉が豊原を全力サポートしていた一方で、豊原は演出の仕事に専念するため、俳優業をセーブしているという。インタビューでも「身体と精神がフルに活動できるのはあと10年、15年だと思うと、今やりたいことをしなければという思いです」と語っているのだ(9月28日『朝日新聞デジタル』)。「小泉さんとの交際も舞台での共演がきっかけですし、豊原さんが演劇に打ち込みたい気持ちも理解できます。しかし、豊原さんはいまだに現在の奥さんとの離婚も成立していない状態です。そんな豊原さんとの不倫関係を続ける小泉さんは、世間から猛バッシングを受け続けています。仕事を選り好みして自分の“やりたいこと”をする前に、まず“やるべきこと”をすべきではないでしょうか。それにもかかわらずインタビューで“俺様”ぶりを宣言する豊原さんに、小泉さんがこれ以上振り回されなければいいのですが……」(前出・演劇関係者)すべては敬愛する彼のため……。女優を捨てて雑用係に徹するキョンキョンだったが、その瞳は変わらず輝いていた――。
2018年10月17日2月に豊原功補(53)との不倫関係を公表した小泉今日子(52)。自身がプロデュースする舞台『またここか』の会場で、不倫公表以来はじめて豊原との堂々2ショットを披露した。WEB女性自身は10月1日、2ショット写真とともに仲むつまじい2人の様子を報じた。この記事に対して、Yahoo!ニュースでは2500を超えるコメントが殺到。その多くが《堂々と不倫してるなんてどうかしてる》《人として許されない》といった、小泉への激しい非難だった。しかし小泉自身はそんな世間の声にはまったく動じていないようで、毎公演ロビーで観客を出迎えているという。「お芝居にも感動したのですが、間近でキョンキョンを見れたのも嬉しかったです。キョンキョンは業界人の方から名刺を差し出されると、さっと老眼鏡をかけていました。そして名刺を受け取ると、丁寧にお礼を言っていましたよ」(公演を観た男性)会場で観客を“おもてなし”しているのは、小泉だけではない。演出の豊原はもちろん、脚本の坂元裕二(51)まで毎公演のように姿を見せている。「坂元さんは公演に合わせて発売される著書600冊にサインを入れ、自らロビーで手売りしています。脚本家がそこまでして公演を盛り上げるのは珍しいこと。『東京ラブストーリー』や『カルテット』で知られる坂元さんも、テレビドラマの仕事からしばらく離れることを宣言しています。同様の決断をした小泉さんや豊原さんを全力で応援したいのでしょう」(演劇関係者)会場入り口には風間杜夫(69)、松たか子(41)、くりぃむしちゅー有田哲平(47)などから贈られた花が。多数の芸能人も観劇に訪れている。「初日にはYOUさん(54)と加瀬亮さん(43)の姿が目撃されています。さらには松雪泰子さん(45)、のんさん(25)、荒川良々さん(44)、AKB48の峯岸みなみさん(25)、演出家の岩松了さん(66)ら多彩な面々が会場に足を運んでいるようです。芸能界やテレビ業界の不自由さを知っているからこそ、新しい道を模索する小泉さんと豊原さんのコンビに期待を寄せる芸能人も多いのでしょう」(前出・演劇関係者)猛バッシングを受けながらも、多数の芸能人を味方につけた小泉。たった200席の小さな劇場から、キョンキョンの逆襲が始まるーー。
2018年10月04日東京・六本木のサントリー美術館で『京都・醍醐寺―真言密教の宇宙―』展がはじまりました。同展の仏像大使に就任したイラストレーターのみうらじゅんさんと、作家のいとうせいこうさんがプレス内覧会に出席。展覧会の見どころや楽しみ方を語ってくれました!どんな展覧会?【女子的アートナビ】vol. 127『京都・醍醐寺―真言密教の宇宙―』展では、874年に開山した京都・醍醐寺に伝わる約15万点の名宝のなかから厳選された国宝・重要文化財など約100件を紹介。会場内には美しい仏像をはじめ、絵画や書跡など貴重な寺宝が並んでいます。また、醍醐寺は豊臣秀吉が行った「醍醐の花見」をはじめ、創建時から天皇や有力武士などとの深い関わりがあることでも知られています。そんなお寺が所蔵する為政者たちゆかりの品々を見ながら、歴史についても知ることができる展覧会です。“密教”って?作品を見る前に押さえておきたいワードが、“真言密教”。真言密教とは、平安時代のはじめ、弘法大師空海が中国で学び日本に伝えた仏教の教えのことです。同展担当学芸員の佐々木康之さんによると、真言密教のお寺として開かれた醍醐寺では、儀式など“祈りの実践”を重視していたとのこと。そのため、祈りの場に欠かすことのできない仏像などが多くつくられたそうです。会場では、2メートル近くある国宝《薬師如来および両脇侍像》などの仏像をはじめ、曼荼羅(まんだら)などの仏画、儀式で使われる仏具など、密教美術の名品を見ることができます。仏像大使が登場!プレス内覧会では、仏像大使に就任したみうらじゅんさんといとうせいこうさんが出席。まずは重要文化財の《五大明王像》前でフォトセッションが行われました。この仏像群は、平安時代につくられたもの。いとうさんによると、これらの仏像は「ライオンみたいな目玉をしていたりして、醍醐寺オリジナルという感じ。ふつうの五大明王とはだいぶ違う」とのこと。五大明王のなかでも特におふたりが気に入っているのが『大威徳明王(だいいとくみょうおう)』。この仏像の前で、いとうさんは「牛ちゃんがめちゃかわいい。ふつうはあんなにかわいくないんですよ」と大興奮。みうらさんも「そうそう」と激しく同意していました。「密教界のお宝が相当あります!」その後、囲み取材に応じたおふたりは「ここには密教界のお宝が相当ある」といい、特に空海の書を絶賛。「だいたい空海のものって『伝』と書いてあって偽物が多いけど、ここのは本物ですから。なかなか見られないですよ」と力説していました。また、360度展示になっている重要文化財の《如意輪観音坐像》についても、「あの如意輪はすごくきれいです」「めちゃめちゃいい。バランスがいいよね」と大絶賛。仏像大使として熱くPRしていました。「ぼくらは物欲担当…」ちなみに、おふたりは展覧会グッズの監修も担当。「ぼくら “物欲” 担当ですから。仏様の “仏欲” ではなくモノのほうね」といいながらオリジナルグッズを紹介。特にオススメは「光仏」というプロジェクターライト(税込¥700)。壁などにこのライトを当てると美しいお不動さんの光が写し出され、悪いものを打ち払うための効果があるかもしれない……とのことです。密教美術というと難しそうなイメージがあるかもしれませんが、仏像の豊かな表情や造形美を見ているだけでも十分楽しめます。さらに、作品解説を読んだり音声ガイドを聞いたりすれば、より深く楽しめるはず。まずは会場に足を運んでみてくださいね。Information会期:~11月11日(日)※会期中、作品保護のため一部作品の展示替えがあります。時間:10:00〜18:00(金・土および10月7日[日]は20:00まで開館)※入館は閉館の30分前まで休館:火曜日(ただし11月6日は18時まで開館/shop×cafeは会期中無休)会場:サントリー美術館料金:一般¥1,500/大学生・高校生¥1,000/中学生以下無料
2018年10月01日「ありがとうございました~!」劇場のロビーで、甲斐甲斐しく観客を出迎える小泉今日子(52)。その隣には豊原功補(53)が――。豊原功補が演出を務める舞台『またここか』が、9月28日からDDD青山クロスシアターで上演されている。脚本は『東京ラブストーリー』や『カルテット』で知られる坂元裕二(51)。そしてプロデューサーは、この公演を企画した株式会社『明後日』の社長・小泉今日子だ。「坂元さんが脚本を書かれたドラマが好きでこの舞台も観に来たのですが、劇場に入ったらキョンキョンがいたのでビックリしました。キョンキョンは上演前も上演後も豊原さんのすぐ隣にいて、2人そろってお客さんにあいさつしていましたよ」(公演を観た女性)小泉は2月に事務所からの独立、妻子ある豊原との恋愛関係を公表し注目を浴びた。さらに6月には2年間の女優休業を宣言。現在は舞台制作などの”裏方”としての活動に専念している。「豊原さんとの“共作”は2度目ですが、事務所独立と豊原さんとの不倫関係を公表してから初めての公演ですから、小泉さんがこの作品にこめる思いも並々ならぬものがあったでしょう。彼女はプロデューサーとして、若手や小劇場の実力派にも声をかけてキャスティングしたようです。今はマネージャーもおらず、取材依頼の電話も小泉さん自身が対応しています。ときには稽古場のモップかけまでやっているそうですよ」(演劇関係者)小泉みずから雑用までこなし、豊原との共同作業で作り上げた『またここか』。Twitter上では《感情をぐわんと持っていかれる》《全ての役者さんから熱いものを感じて胸がじーんとなった》と、絶賛の声が上がっている。「前売り券は早々に売り切れ、急遽増席が決まったほどの盛況ぶりです。初日にはタレントのYOUさん(54)が、わざわざ当日券を買い求めて見に来ていたようです。上演は10月8日までですが、全公演満席になるのではないでしょうか」(前出・演劇関係者)豊原は現在の妻との離婚がまだ成立していないとみられるが、小泉との堂々としたツーショットはもはや夫婦のよう。『またここか』の成功は、2人の絆をさらに強固なものにすることだろう――。
2018年10月01日現在公開中の映画『食べる女』より、小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、鈴木京香が数々の料理を味わい尽くす、“女の宴シーン”を切り取った本編映像が公開された。小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香と豪華女優陣の共演で話題の本作は、年齢、職業、恋愛に対する考え方や人生における価値観と何もかもが異なる8人の女性が、おいしいものを心置きなく、好きなだけ食べる“女の本音満載の宴”を通して、現代に生きる女たちの“いま”を描いた作品だ。また、本作は冒頭から印象的な食のシーンで始まっており、「自分の食べたいものを食べて自分を元気にし、よい恋愛をするためにもまずは自分自身が“おいしい女”になろう」というメッセージが今作には込められている。この度到着したのは、小泉さん演じる雑文筆家・敦子(トン子)の家“モチの家”に、沢尻さん演じる担当編集者・圭子(ドド)と、前田さん演じるドドの飲み仲間の多実子、そして鈴木さん演じるトン子の幼なじみ・美冬が集まって食事をするシーンの映像だ。本作の見どころの一つとなっているのが、おいしそうな料理たち。撮影現場での印象について聞かれると、キャストたちは必ず「料理がおいしかった」と答えるほどで、登場する全50品以上の料理は、全て現場で実食できるように作られているのだという。本映像では、「手のひらを太陽に」を歌いながら、トン子と美冬が料理するシーンから始まり、ドドがつまみ食いしたり、多実子が献立を読み上げながらにやけたり…。そして、鮮やかで美味しそうな料理たちが運ばれると、豪華女優陣が次々に平らげ、見る方も気持ちの良い映像となっている。またこのシーンは、レシピの考案者である原作者・筒井ともみから、「もっとタイトルの意味を思い出してぱくぱく食べて!」と指示が入ったそうで、それに応え、女優陣は料理を手づかみで食べたり、料理も次々に頬張るなど、生野慈朗監督も思わず感嘆の声を漏らすほどの食べっぷりを披露している。『食べる女』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:食べる女 2018年9月21日より全国にて公開© 2018「食べる女」倶楽部
2018年09月30日小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香という豪華女優陣で贈る映画『食べる女』。公開前夜の9月20日(木)、二子玉川蔦屋家電にて、原作者・脚本・プロデュースを務める筒井ともみによる「おいしいレシピとおいしいトーク」イベントが開催。映画化に至るまでや撮影中の裏話が語られ、劇中に登場した料理の実食も行われた。筒井氏が自身の短編集「食べる女 決定版」を自ら脚本化した本作。映画オリジナルの設定を盛り込みながら、それぞれに悩み抱え、自分にとっての本当の幸せは何なのかを模索し、見つけていく現代女性たちを描き出した。■最初は「セックス・アンド・ザ・シティ」のようなものを作ってとこの日、登場した筒井氏は、料理はもちろん、映画を楽しみにしている観客を前に、プロデュースを務めた本作の舞台裏を語った。なぜ「“食”と“性”をテーマで作品を書こうと思ったのか?」と問われると、「最初、出版社からお話をいただいたときは、高級レストランで展開するラブアフェアなラブストーリーをお願いされたんです」と告白。「だけど、私はそういった高級レストランも好きじゃないし、実直な食べ物と普通に、だけどチャーミングに生きている女性たちの物語を描くことにしました。そして私は食もセックスもどちらも大事なもので、同じフィールドの中のものだと思っています。なので今回“食”と“セックス”をテーマにした作品を作り上げました」と、物語の出発点を語った。そんな経緯を経て映画化に至った本作だが、その道のりは簡単ではなかったと筒井氏は言う。「最初は『セックス・アンド・ザ・シティ』のようなものを作ってと言われたんです。だけれど私はそういった作品は好きではないので、今回のような脚本を書いたのですが、『話が分かりづらい』と言われて、思うように実写化に至らなかった」そうで、現在になってようやく「いい意味で“リアルな女たち”を描く映画ができたと思います」と明かした。■主演は、絶対に小泉今日子で!さらに、原作を書き上げていた10年以上前から、主演は“絶対に小泉今日子”がいいと思っていたと語る筒井氏。「小泉さんとは『センセイの鞄』という作品で初めて出会った」という。老齢の恩師と“居酒屋デート”する女性を描いた川上弘美の原作を筒井氏が脚色し、WOWOWが2003年にドラマ化、久世光彦監督の晩年の代表作としても知られる作品だ。その時に「とてもきっぱりした方だし、小泉さん自身がとても“おいしそうな方”だなと思ったんです。それに私の描きたい世界にピッタリだと思っていたので、主演は絶対に小泉さんがいいなと思っていました」と明かし、映画の脚本が完成してから映画化に至るまで約2年間、小泉さんにラブコールを送り続けたと語った。■キャスティングの理由は「全員がくいしんぼうで大食い」また、本作には小泉さん以外にも、沢尻さん、前田さん、鈴木さんらが集結したことも大きな話題となっているが、キャスティングはすんなりと決まったという。「スタッフ・キャスト誰に聞いても楽しかったと言われるようないい雰囲気の現場でした。それに全員がくいしんぼうで大食いなんですよ。そこもよかったかなと思います」と筒井氏も笑顔で語る。この女優陣が勢ぞろいした食事会のシーンの雰囲気を聞かれると、 「その場で私が実際に料理を作ることはありませんでしたが、温かいものは食べる人のことを考えてベストのタイミングで出せるようにしていました。だから女優陣のみなさんもカットがかかっても食べ続けていて(笑)。みなさん残すことなく、きれいに食べてくださったんですよ」との逸話も。「ある日の現場で、菜の花の昆布締めが出ていたんですが、私は普段から料理と自分の間に極力、距離を作りたくて、手で食べられるものは手で食べるんです。そして撮影現場でもみなさんに『手で食べて!』と言っていました。その演技もとてもよくて、みなさん、まさに“おいしい女”でしたね」 と現場の舞台裏も明かしてくれた。■「おいしい」筒井氏の料理と言葉に思わず箸が進むまた、自身も食べることが大好きで、料理は毎日作り、献立も毎日自分で考えていると語る筒井氏。そうして料理の話で盛り上がる中、実際に筒井氏がこの日のために作った品々が参加者の前へ。用意されたのは劇中にも登場し、実際に小泉さんらキャストも食している「手羽先の岩塩焼き」「牛ひきと春雨の煮込み」「だだちゃ豆ごはん」の3品。早速、筒井氏のこだわりだという大皿に盛られた料理を、思わず身を乗り出して覗き込む参加者たち。筒井氏自身が取り分けた、これらの料理を口にした会場からは思わず「おいしい」という言葉が漏れていた。もともとあるレシピを、自分で作りながらアレンジをしていくという筒井氏だが、作品を作り上げるうえでも「他人が発したある一言を掘り下げて作品に活かすこともある」と言う。しかし、一番のいい素材は「自分自身」と断言、「そこが作品の人物を作り上げるうえで核になります」とコメントした。最後に、筒井氏は本作のキーとなる“満月”にかけ、「今年の十五夜は24日で、映画公開後の3日後にやってきます。十五夜は月に願い事をする日ですけれども、世間も普段はこの時期 ハロウィーンでにぎわっていますが、そういった雰囲気今年は少ないように感じます。今年は災害が多い年だったからでしょうか。そんな年だからこそ、みなさんもこの映画を観て、月に何かお願い事をしてもらえればなと思います」と締めくくり、“おいしい”イベントは終了した。『食べる女』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:食べる女 2018年9月21日より全国にて公開© 2018「食べる女」倶楽部
2018年09月21日9月21日公開の映画『食べる女』の完成披露舞台あいさつが30日、東京・丸の内TOEIで行われ、小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香、原作・脚本の筒井ともみ、生野慈朗監督が出席した。筒井ともみ原作の短編集『食べる女 決定版』を、ドラマ『男女7人夏物語』(TBS系)などの生野慈朗監督が映画化した本作。年齢や職業、価値観も異なる8人の女たちが、おいしいものを心置きなく好きなだけ食べる"女の本音満載の宴"を通して、"自分を味わいつくす"ことの大切さを描く。主演の小泉は「この映画の撮影で美味しいものをたくさん食べて、教わったレシピを家で作ったりしました。生活やちょっとした時間が豊かになったなと改めて感じています」と話し、「どんな職業や場所に行っても女の人がとても輝いてお仕事をしていると思います。男の人が元気がない時は、女の人が引っ張って行ってもいい世の中になっている気もします。女たちよ! 美味しいモノを食べて頑張りましょう!」と女性たちにエールを送った。そんな小泉について沢尻は「本当に小泉さんと共演してうれしかったです。いい刺激になったし、素敵すぎて現場でこんなに楽しいことってないんですけど、(撮影が終わっても)戻らないしご飯もあってみんなで喋っているんです。女子会のようなテンションで素敵な現場でした」と振り返り、前田も「きょんさんに会えるだけでうれしかったです。実際にお会いして包容力があるというか、ずっと目で追っちゃう方で、撮影していない時も何しているのかと探している自分がいました。本当に幸せでしたね」とすっかりファン目線のようだった。舞台あいさつの後半には、観客の質問をキャスト陣が答えるQ&Aのコーナーも。「みなさんみたいに素敵な女性になりたいです。どうすれば素敵な女性に近づけますか?」という質問に小泉は「私は今50代ですが、過ぎてきたことは分かるので、何もないより間違えても何かあった方がいいと思います。引っ込み思案で何もしなかった後悔より、"やっちまったな"と後悔した方が人は成長すると思いますよ」とアドバイス。その意見に同調した沢尻も「私も人生で悩むことがいっぱいあるし、恋愛や仕事で悩んだりと、皆さんと変わりません。皆さんが知っている通り失敗もしてきています」と自虐的なコメントで笑いを誘いつつ、「それも経験だし、乗り越えれば人って強くなれると思いますよ」と回答すると、会場から拍手が巻き起こった。映画『食べる女』は、9月21日より全国公開。
2018年08月31日小泉今日子、沢尻エリカ、広瀬アリスらが演じる、年齢・職業・価値観も様々な8人の女たちの日常を通して、「食」と「性」の本来のあり方を描いていく『食べる女』。この度、本作の予告編が到着した。今回到着した美味しそうな料理が映し出される予告編では、自分のマンションを買い、仕事をバリバリこなす沢尻さん演じる小麦田圭子(通称:ドド)が、「男なんていらない!」と豪語したり、広瀬さん演じる本津あかりは、求められると断れない自分を思わず、「私ってひき肉みたい」とたとえたり…。ほかにも、足りないと感じていた彼氏に「結婚しよう」と言われ、安定と情熱的な恋愛の間で揺れ動く白子多実子(前田敦子)、夫に不倫されてしまうマチ(シャーロット・ケイト・フォックス)、夫と別居中の2児の母・ツヤコ(壇蜜)など、それぞれの悩みを持つ女優陣が登場。トン子(小泉今日子)の「満ち足りた時も、淋しい時も、ちゃんとおいしいごはんを食べよう。心も体も、きっと元気になるから」という言葉で贈られるメッセージ。最近、“心の中がハラペコ”な全ての女性へ。日々に寄り添いそっと応援するような、本作の雰囲気楽しめる映像となっている。『食べる女』は9月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:食べる女 2018年9月21日より全国にて公開© 2018「食べる女」倶楽部
2018年08月21日「悪人」「怒り」など、多数の著書が映像化されるベストセラー作家・吉田修一の「犯罪小説集」が、『64-ロクヨン-』『友罪』の瀬々敬久監督により『楽園』のタイトルで映画化されることが決定。綾野剛、杉咲花、佐藤浩市という豪華俳優陣が出演する。■あらすじ青田に囲まれたY字路。ある夏の日、幼女誘拐事件が起こった。未解決のまま、住民の胸には罪悪感だけがしこりのように残り、事件直前まで被害者と一緒にいた仲良しの紡は心に深い傷を負う。12年後、高校を卒業した紡(杉咲花)は、街のホームセンターで働いていた。祭りの前日、準備で集まった公民館で紡は豪士(綾野剛)と出会い、孤独な豪士に対して感情が芽生える。そして祭りの日、12年前と同じY字路で再び、2つの悲劇が起こる。少女が行方不明となり、町営住宅で暮らす豪士が容疑者として疑われた。追い詰められ、街へと逃れるが、そこで豪士は驚愕の行動に出る。そしてY字路に続く集落、愛犬と暮らす養蜂家の善次郎(佐藤浩市)は、村おこしの事業を進めていたが、話のこじれから非難を受け、村八分状態に。善次郎は狂気に陥り、恐るべき事件へと発展する――。被害者の親友だった少女、容疑者の青年、そして限界集落で暮らす男。なぜ、人は罪を犯すのか?なぜ自分だけ生き残ってしまったのか?それぞれの人生が交錯するとき、物語は衝撃のラストへと導かれることに。■綾野剛×杉咲花×佐藤浩市、犯罪者と彼らを取り巻く人々の業と哀しみとは――原作者の吉田氏自身、「こんなにも物語をコントロールできず、彼らの感情に呑み込まれそうになったのは初めて」と明かす、新たな最高傑作といわれる短篇集「犯罪小説集」を映画化。母親と共にリサイクル品販売をする主人公・中村豪士役には、演じる役柄の幅広さとその演技力が高く評価される人気実力派俳優・綾野剛。『怒り』でも好演を見せた綾野さんが、本作では容疑者の孤独な青年という難しい役どころに挑戦する。12年前の未解決幼女誘拐事件の被害者と事件直前まで一緒にいた湯川紡(つむぎ)には、TV・映画で幅広く活躍し、急成長を遂げている杉咲花。心に負った深い傷を抱えながら、もがき生きる少女を熱演。そして、父親の介護のため村へと戻り、愛犬レオと暮らす養蜂家・善次郎には、その存在感で作品世界を支える日本を代表する俳優・佐藤浩市。狂気へと転落していく男の心情を安定の演技力で表現する。■キャスト&原作者&監督コメント綾野剛「愛おしく抱きしめながら過ごしたい」ただただ、そこに存在すること。映るのではなく、居る。それだけです。杉咲さん、浩市さん、お2人との大切な時間を、愛おしく抱きしめながら過ごしたいと思います。杉咲花「映画の中の一筋の光になりますように」綾野さんとは、これまで何度か映画の授賞式などでお会いする機会があり、その度に「いつか一緒にやろうね」と声を掛けてくださっていたので、今回ついにご一緒させていただけることをとても嬉しく思います。そして4年前、映画の世界にほぼ初めて足を踏み入れたあの頃の私に、格好良くて優しいお人柄で、その背中で、色々なことを教えてくださった尊敬する佐藤さんとまたご一緒させていただけること、心から幸せに思います。紡は難しい役ですが、どうか彼女がこの映画の中の一筋の光になりますように。初めての瀬々組、心して臨みたいと思います!佐藤浩市「人間の脆さ、怖さに目を向けていきたい」人種、宗教、個人で心の折れ方バランスの崩れ方は多様です、人の数だけある。他人がそれを解りたいと思うのは日常の生活に余計な不安を取り除きたい、安心に暮らしていきたいという当然の思いです。しかし最後のスイッチが何処に在るのか?それは壊れていくその人自身にも分からない。作者の吉田さんも監督の瀬々さんも、そして僕自身も、最後に背中を押されるその瞬間の人間の脆さ、怖さに目を向けていきたい。『楽園』はそれを体現する作品です。原作:吉田修一「どのような『人間』のドラマを見せてくれるのか」私が描いた「犯罪」と、瀬々監督が思い描く「楽園」が、スクリーンの中でどのように響き合い、どのような「人間」のドラマを見せてくれるのか、今から楽しみでなりません。原作となる2つの短編から飛躍した大きな物語が、そこに生まれることを信じております。監督・脚本:瀬々敬久「今までにない犯罪と人生の映画になる」人はどこかに楽園を探して生きているような気がする。一方で、日常は犯罪事件で覆われ、人々はそれを見聞きし、生活している。罪を犯す人も、それをワイドショーで追う自分らも、実はどこかで楽園を探しているのではないか。吉田さんの「犯罪小説集」を初めて読んだ時、そんな印象を与えられた。長年のファンである吉田さんの小説は、今回も犯罪を通して、生きる意味を問うていたのだ。何とか映画にしたいと思った。短編集を1本の長編映画の脚本にするには様々な格闘があったが、何とか形に出来たと思う。さらに俳優たちの参加。綾野剛さんの持つ繊細さと危うさ、杉咲花さんの凛とした純粋さ、映画に生々しい力を与えてくれると思う。そして今回は佐藤浩市さんに静謐な狂気を。そんな震える魂を共に描き、今までにない犯罪と人生の映画になることを目指し、現場に臨もうと思っています。罪を犯した人間と、取り巻く人々の業と哀しみを真っ向から描く本作。犯罪をめぐる“喪失”と“再生”を描く慟哭のヒューマン・サスペンスに、期待していて。『楽園』は2019年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年08月21日小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香という豪華女優陣の共演が話題を呼んでいる『食べる女』から、“おいしい女”たちが勢揃いする場面写真が初解禁となった。職業や年齢もばらばらな8人の女性たちの日常を、<食>と<性>をテーマに赤裸々に描いた本作。脚本は、原作者の筒井ともみ自身が担当した。先日特報が公開となったばかりだが、今回は見逃せない場面写真が初公開された。物語を彩る女性陣のほか、ユースケ・サンタマリア、勝地涼、小池徹平、間宮祥太朗といった彼女たちと出会う男性キャストの姿も見られる。卵かけご飯を頬張る主人公・トン子(小泉今日子)や、通称・マチ(シャーロット・ケイト・フォックス)に料理を教える美冬(鈴木京香)、ドド子(沢尻エリカ)とサラリーマンのタナベ(ユースケ・サンタマリア)のツーショットなど、物語のキーとなる場面写真の数々。なかでも、“モチの家”と呼ばれるトン子の家に集う女性たちは、この作品を象徴するワンシーンのようにも思える。恋愛と人生に迷った彼女たちは“食べる”ことを通し、様々な男性たちといったいどんな関係を築いていくのか。続報に期待していて。『食べる女』は9月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:食べる女 2018年9月21日より全国にて公開© 2018「食べる女」倶楽部
2018年07月06日主演の小泉今日子をはじめ、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優ら豪華女優陣が出演する映画『食べる女』の公開日が、このほど9月21日(金)に決定。特報映像とティザービジュアルが解禁された。本作は、「食」と「性」をテーマに“自分を味わいつくす“ことの大切さを、年齢・職業・価値観も様々な8人の女たちの日常を通して描いた筒井ともみの「食べる女決定版」の短編集を、筒井氏自身が脚本化した作品。到着した特報映像では、小泉さんを始め、恋に仕事に悩みながらも、本来の自分を取り戻そうとする等身大の女性たちを演じる、沢尻さん、前田さん、広瀬さん、山田さん、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香と豪華女優陣が次々に“卵かけごはん”を食べるシーンが収録されている。そして、小泉さん演じる敦子(トン子)が、「人ってね、おいしいゴハン食べてる時と、愛しいセックスしてる時が一番、暴力とか差別とか争い事から遠くなる」と語り掛けている。さらに併せて、「例えばセックスも味覚だと思う。」というセンセーショナルなコピーと共に、卵が割れた瞬間を捉えたインパクト強めなティザービジュアルも公開された。『食べる女』は9月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:食べる女 2018年9月21日より全国にて公開© 2018「食べる女」倶楽部
2018年06月29日小室圭さんの母・佳代さん(51)、小泉今日子(52)、斉藤由貴(51)……、昨年から今年にかけてニュースの中心となった女性たちだ。 この女性たちの共通点は1966年、60年に一度の“丙午(ひのえうま)”に生まれているということ。昔は「丙午年に生まれの女性は気性が激しく、夫の命を縮める」という迷信もあった。 “ひのえウーマン”の性格について、占術家、エミール・シェラザードさんに聞いた。 「甲・乙・丙……の十干と、子・丑・寅……の十二支を組み合わせると60種類になります。そのなかで最も激しい組み合わせが丙午なのです。この年に生まれた女性はエネルギーにあふれています。丙午の女性たちは、外見も華やかですが、心の中にも燃えたぎるものを持っているのです。言い伝えでは、恋人に会いたい一心で、自宅に放火し死刑になった八百屋お七も丙午生まれだったそうです」 小室佳代さんは昨年12月に、元婚約者の男性との金銭トラブルが浮上し、いまもその行方が注目されている。 「元婚約者男性は複数の週刊誌に対して、小室家の内部事情を暴露し続けています。眞子さまのお母さまである紀子さま(51)は、佳代さんがそういった男性と交際をしていたこと自体も問題視し、結婚に対して難色を示されるようになったそうです」(宮内庁関係者) 実は紀子さまも’66年9月生まれ。 「残念ながら、丙午生まれ同士の相性は、かなり悪いのです。それでも異性であれば緩和されるのですが、女性同士となると衝突は宿命ともいえます。不仲説の根強い鈴木保奈美さん(51)と安田成美さん(51)も丙午生まれですね」(前出・エミールさん) ’66年12月生まれの女優・伊藤かずえ(51)は本誌にこんなコメントを寄せてくれた。 「子供のころから、60年に一度の珍しい年に生まれたと聞かされていました。この年は出生数が少ないようですが、むしろ高校受験のときにはほかの学年より人数が少ないぶん『受かりやすくてラッキー!』なんて思っていました。私自身、6歳のころに憧れた俳優という仕事をほとんど休むことなく続けているので、自分で決めた道を突き進む性格は丙午の特徴なのかもしれませんね」 ’66年生まれの出生数は、前年と比べて25パーセント少なかった。’65年12月生まれで、自分と年齢が近い“ひのえウーマン”たちに注目し続けてきた元衆議院議員でジャーナリストの井戸まさえさん(52)は言う。 「’66年の出生数が少ないのは、悪い迷信による被害を子供たちが受けないように、女性たちが産むことを避けたのかもしれません。しかし逆に言えば、そういった迷信にとらわれない親のもとに生まれたのが“ひのえウーマン”です。合理的な親の教育を受けたことが、彼女たちが既成の価値観にとらわれない生き方をしていることの一因なのでしょう」 今後も、“ひのえウーマン”たちから目が離せない!
2018年03月15日「やっぱりキョンキョンはすごいよね!」「ほかの女優とは生き方が違うからなのかな……」 3月上旬の夜、東京・下北沢の劇場の外には小泉今日子(52)の“出待ち”をしている一団がいた。 小泉は3月14日まで舞台『毒おんな』に出演し、「首都圏連続不審死事件」の木嶋佳苗被告をモデルにした“毒婦”役に挑んだ。春間近とはいえ冷え込みも厳しかったが、舞台の興奮が冷めないためか小泉を待つファンたちのテンションは高い。彼女と同世代の女性たちも多かった。 2月に長年所属した事務所からの独立と、妻子がいる俳優・豊原功補(52)との不倫愛を公表した小泉。「自分の罪は自分で背負って生きていきたい」と、宣言したことも印象的だったが、彼女の“自分を曲げない生き方”を支持するファンたちも大勢いるようだ。 舞台『毒おんな』を手がけたのは、俳優で演出家の外波山文明氏(71)。彼は新宿ゴールデン街でバーを経営しているが、小泉もそのバーの常連の1人だという。 「“酒豪”としても知られている小泉さんですが、最近では外波山さんのバーで飲んでいる姿がよく目撃されています。恋人の豊原さんといっしょに来ることもあるそうです」(出版関係者) 演劇と酒に造詣が深い外波山氏は、小泉にとっては“ゴールデン街の父”ともいうべき存在。人生について相談することも多いのだという。バーの常連客は言う。 「豊原さんとの交際を公表することは彼女にとって一大決心が必要でしたが、事前に外波山さんには報告していたそうです。しかし彼女は豊原さんとの再婚のことは、すでにあきらめているようです。外波山さんには、こんなことを話していたと聞いています。『(豊原との)交際については、もう彼の奥さんとも話がついている。でも彼は子供がいるので、奥さんとは当分離婚することはないし、彼と再婚することもないと思う』」 不倫公表で批判も受けたが、すでに吹っ切れた様子だという小泉。女優としても新境地を拓けるか――。
2018年03月14日