4月17日(土)より東京・ユーロスペースをはじめ、全国で公開される『ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに』の舞台挨拶が公開初日に開催されることが決定した。サーロー節子、プロデューサーの竹内道、スーザン・ストリックラー監督の3人が舞台挨拶に参加する。本作は2021年1月22日に発効された核禁止条約締結を先導し、ノーベル平和賞を受賞した日本人女性・サーロー節子の平和活動を追ったドキュメンタリー。13歳で被爆し、これまで核廃絶を訴え続けてきた節子の力強い生きざまを追うとともに、同じく被爆二世であるプロデューサーの竹内が節子と出会い、自身の真実を見つける旅が並行して描かれる。日本公開初日は、核禁止条約の発効を受けて監督が追加編集した世界初公開となる映像を含めての劇場公開となる。核廃絶というゴールへ向けて世界はいままさに「終わりの始まり」というスタートラインに立った!というリアルタイム感が凝縮された映像を加えた映画を鑑賞するとともに、観客は今回の舞台挨拶で節子と同じ時間を共有。当日サーローは在住のカナダ・トロントから、竹内は本作の全国公開を前にニューヨークから来日後、実家で自主隔離中の福岡から、ストリックラー監督は在住のアメリカ・コネチカットからZoom参加となる。舞台挨拶は初日17日の10:30初回上映前、10:00からスタート。ぜひ、3人の生の声を聞いてほしい。『ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに』4月17日(土)より公開
2021年04月08日2020年クリーブランド国際映画祭でワールドプレミアされ、コロナ禍で本国劇場公開が見送られていた映画『ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに』が4月17日(土)より東京ユーロスペースほか、横浜、川崎、大阪、京都、神戸、名古屋、広島、福岡、札幌など全国主要都市の劇場で上演される。この度、2021年1月22日に核兵器禁止条約が発行されたことを受け、スーザン・ストリックラー監督が撮影した特別映像が本編に追加されたことが発表された。本作は、核禁止条約締結を先導した日本人被爆女性・サーロー節子の平和活動を追ったドキュメンタリー映画。広島女学院生徒だった13歳で被爆し、300数名ものの学友を瞬時に亡くしたサーローは、カナダ人と結婚した後、トロントに移住し国連や国政会議で被爆者としての体験を世界中の人々に語り伝え続け、条約の推進に貢献してきた。映画は彼女の力強い生きざまを追うとともに、本作のプロデューサーである被爆二世でニューヨーク在住の竹内道が、セーローと出会い自身の真実を見つける旅が並行して描かれる。2017年12月にICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)がノーベル平和賞を受賞した際には、ICANの一人として、そして何十万の被爆者の声を代表して受賞スピーチを行い一語一語力強く訴えかけたサーロー。その約3年後に核禁止条約が発効されたことは、ICNにとって大きな前身となった。そして、ストリックラー監督は4月17日(土)の日本公開に向けて、急遽1分45秒の映像を追加編集。映像は、ニューヨーク深夜の国連ビルにいるサーローの顔と、続いて「2021年1月22日、核兵器は常に非人道的、今日から違法」という文言が英語と日本語で投影されるシーンからスタートする。オーストラリア、ドイツ、エチオピア、ネパール、ベルギー、カナダ、ニューヨーク、広島など核禁条約発効を願ってきた世界中の人々が歓喜する姿、「最終目標である核廃絶まで条約批准国は増え続ける!」というサーローの力強い言葉をバックに羅列されるのは核禁条約に署名した86か国名。その86か国に日本は含まれてないという事実が余韻として残ると同時に、核廃絶というゴールへ向け、世界は今まさに「終わりの始まり」というスタートラインに立った!というリアルタイム感が、1分45秒のなかに凝縮された映像となっている。ぜひ、公開を楽しみに待ってほしい。『ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに』4月17日(土)より公開
2021年03月26日東京・渋谷のユーロスペースほかで上演されるドキュメンタリー映画『ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに』の公開日が4月17日(土)に決定した。本作は、2021年1月22日核禁止条約締結を先導した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)を代表し、2017年ノーベル平和賞を受賞した被爆者サーロー節子の平和活動を続ける姿を4年間に渡って密着取材し完成させたドキュメンタリー。サーロー節子は広島女学院生徒だった13歳で被爆し、300数名ものの学友を瞬時に亡くした。後にカナダ人と結婚、トロントに移住し国連や国政会議で被爆者としての体験を世界中の人々に語り伝え続け、条約の推進に貢献してきた。映画は節子の力強い生きざまを追うとともに、本作のプロデューサーである被爆二世でニューヨーク在住の竹内道が、節子と出会い自身の真実を見つける旅が並行して描かれる。偶然にも広島女学院の卒業生であった二人の距離が縮まり、節子に励まされて、道は自分の家族の被爆の歴史に目を向け始め、広島赤十字病院初代院長時に被爆した祖父や入市被爆した母の語らなかった体験を少しずつ発見し被爆二世としての自身を見つめなおしていく。映画内で節子が語る被爆体験は、リアルで凄惨を極める。日本人の私たちでさえ改めて核の恐ろしさ、原爆の非人道性に恐怖と怒りを新たにするが、核を政治的均衡、国際間パワーゲームの道具として認識している多くの欧米人の心を動かしたのは、こうした節子の悲しくも生々しい言葉だったのだ。一方、日本人は今週3月11日(木)で東日本大震災そして福島原発事故から節目の10年を迎える。津波による悲劇を風化させてはならないと同時に、そのあと修復未だ半ばの原発事故による放射能汚染の恐怖も、決して忘れてはならない。まさに「今こそ観なければならない」ドキュメンタリー映画である『ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに』を、ぜひ劇場で見届けてほしい。『ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに』4月17日(土)より公開
2021年03月09日2017年にノーベル平和賞を受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)で活動してきた被爆者であるサーロー節子に4年間密着取材を行ったドキュメンタリー映画『ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに』が、本日1月22日(金)に核兵器禁止条約が発効されることを受け、4月よりユーロスペースをはじめ全国で順次公開されることが決定した。1945年8月6日に広島市へ原子爆弾が投下され、わずか13歳で被爆し、300数名もの学友を瞬時に亡くしたサーロー節子。彼女は後にカナダ人と結婚し、移住先のトロントで全世界に向けて平和活動を続けてきた。本作ではその活動を4年間に渡って密着取材し、サーローの原点と軌跡を探る。同時に、プロデューサーである被爆2世でニューヨーク在住の竹内道が、サーローと出会い自身の真実を見つける旅が並行して描かれる本作。ふたりは偶然にも広島女学院の卒業生であり、竹内は節子に励まされ、自分の家族の被爆の歴史に目を向け始めて、広島赤十字病院初代院長時に被爆した祖父や入市被爆した母の語らなかった体験を少しずつ発見し、被爆二世としての自身を見つめなおしていく。監督は竹内と共同プロデュースも出がけるスーザン・ストリックラー。サーローと竹内のふたりの人生を重ねあわせる構成について「政治的ではなく個人の物語として描くことで、核廃絶運動には誰でも何かのきっかけがあれば関われることがより伝わる」と語っている。原爆投下から70年が経った2015年、ニューヨーク国連本部におけるNPT(核不拡散条約)会議の会場から撮影を開始。その後、広島、トロント、オスロとのサーローの活動の場をカメラは追いかけながら世界を駆け巡る。そして、核兵器を初めて非人道的で違法とする国際条約「核兵器禁止条約批准国」が、2020年10月24日に50か国に達し,本日1月22日に条約が発効されることになった。この条約締結を先導したICANは、2017年ノーベル平和賞を受賞。サーローはICAN発足当時から、国連や国政会議で被爆者としての体験を語り伝え続け、条約の推進に貢献してきた。映画内でサーローが語る被爆体験は、リアルで凄惨を極める。唯一の被爆国に生まれた日本人として、多くの欧米人の心を動かしたサーローの言葉に耳を傾けてほしい。『ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに』2021年4月より、順次公開
2021年01月22日2020年はベートーヴェン誕生から250周年。これまでその正体がわからなかった、“不滅の恋人”をアントニー・ブレンターノとし、ベートーヴェンの姿に迫る音楽劇、『Op.110 ベートーヴェン「不滅の恋人」への手紙』が東京・よみうり大手町ホールにて開幕した。本作は「エリザベート」などウィーン作品を日本上演する際のコーディネーター等も務める小熊節子が原案を担当。演出には現代日本を代表する演出家・栗山民也、脚本はDISCOVER WORLD THEATRE「罪と罰」で翻訳を務めた木内宏昌。舞台『Op.110 ベートーヴェン「不滅の恋人」への手紙』の公演チケット情報ベートーヴェンが多数の手紙をしたためながら、出すことがなかった「不滅の恋人」への手紙。その宛先が、アントニー・ブレンターノとしたのが今作だ。アントニーは裕福な貴族家庭に生まれ、ベートーヴェンとは結婚前に出会う。ベートーヴェンの音楽に魅せられるも、父親から実業家フランツ・ブレンターノとの結婚を決められてしまう。その二人が数年を経てまた出会い、かくしてアントニーはベートーヴェンの不滅の恋人となったのか……ということが語られていく。17歳でのベートーヴェンとの出会いと禁断の恋、そして別れとその後の姿までが描かれるアントニー・ブレンターノを演じるのは一路真輝。少女から、様々な出来事を経て一人で立つ女性の姿を、繊細に演じている。また田代万里生が演じるのはベートーヴェンの弟子であり、後年その伝記を書くことになる若き音楽家フェルディナント・リース。今作のストーリーテラーでもあり、田代ならではの伸びやかな歌唱も見どころだ。また今作の大きな特徴ともいえるのが、タイトルにもあるベートーヴェン自身は出ないこと。彼の姿を映すのは登場人物たちの回想。アントニー、フェルディナントだけでなく、例えばベートーヴェンの弟子であり、彼を愛したジョゼフィーネ(演・前田亜季)、肖像画を描いたシュティラー画伯(演・石田圭祐)らとの会話、回想を元に、ベートーヴェンがどのような人であったかを舞台上に浮かび上がらせている。舞台の真ん中には一台のピアノが置かれ、音楽家・新垣隆が生演奏を行う。生演奏の力強さ、また役者たちのセリフのリフレインや、歌唱と合わさって生まれる機微も、改めて舞台だからこその喜びを感じさせてくれる。ぜひ今年だからこそ、劇場に響く歓喜の歌を体感してほしい。公演は12月26日(土)まで、東京・よみうり大手町ホールにて開催。チケットぴあでは座席指定券を、各公演開演時間まで販売中。
2020年12月15日5月7日放送の『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ系)で、4月19日に出資法違反で逮捕された山辺節子容疑者(62)の“常識外れな若作り”が取り上げられた。 50人以上の男性から少なくとも7億円以上をだまし取ったとみられている山辺容疑者。渡航先のタイで拘束され、日本に送還されて逮捕に至った。そして、だまし取ったとされる金額の大きさに加えて注目されているのが、“62歳の聖子ちゃん”と呼ばれる山辺容疑者の若作り。 なかでも話題を呼んでいるのが、その露出度の高いファッションだ。逮捕時の服装は、肩と生脚を露出したシャツにショートパンツというもの。 還暦を迎えているとは到底思えない過激なファッションに「痛々しい!」という批判的な意見が多いが――。 講談社の藤谷英志氏は「(山辺容疑者のファッションは)かなり計算高いなと思ったんです。というのが、露出しているのが“肩”と“太もも”じゃないですか。で、肩と太ももって一番シワとかが出にくいんですよ」と分析。さらに「二の腕は年がでやすいんです。だからちゃんと隠している」と続けると、スタジオでは「ほんとだ~!」と納得の声があがった。 医療ジャーナリストの森田豊医師も藤谷氏の見解に同調。森田医師によると、「最も魅力的な露出度は全身の40%」なのだという。肌の露出度が40%の女性は、全く露出をしていない女性に比べて約2倍モテるという研究結果があるらしい。そして、この“露出度の黄金比”が山辺容疑者にピッタリ当てはまる、というから驚きだ。 計算高いのは犯行の手口だけではないらしい――。
2017年05月08日日本料理「小熊(こぐま)」(東京都中央区銀座)は2月1日より、国の天然記念物に指定されている「見島牛(みしまうし)」を使用したメニューの提供を開始する。○入手困難な"幻の牛肉"を、肉本来の旨みを堪能できる焼き物で「見島牛」は、山口県萩市の見島で飼育されてきた西洋種の影響を受けていない日本在来牛。現存する日本在来牛は、ほかには鹿児島県のトカラ列島北端の「口之島牛(くちのしまうし)」だけで、「見島牛」は日本最古の在来牛となる。日本海の離島の厳しい自然環境の中で、古くから農耕用の役用牛として飼われており、エネルギーを筋肉中に蓄える性質を高めてきたという。それにより、色濃い赤身部分に鮮やかなサシの入った天然の霜降り肉となる。また、黒毛和種の魅力である良質な肉質は、「見島牛」のような在来種から受け継がれたものともされている。「見島牛」は1928年(昭和3年)には国の天然記念物に指定された。もともと体が小さく食用肉があまりとれない上に、天然記念物に指定されたことで出荷数も制限されており、昨年に食用として出荷されたのはわずか2~3頭のみ。非常に希少で入手困難な正に"幻の牛肉"となっている。また今回、「見島牛」とオランダ原産の"乳牛の女王"「ホルスタイン」のそれぞれの長所を生かした交配種、山口県萩市の特産品「見蘭牛」も提供する。「見島牛」「見蘭牛」ともに、繊細な肉本来の味わいと自然のコクがダイレクトに伝わる炭火焼で提供。肉の表面をやけどさせないよう、ゆっくりじっくりと火を通していく。それにより、内側までしっかり火は通っているのに、しっとりジューシーな食感に仕上がっている。味付けはシンプルに、胡椒とバリ島の塩のみで、これまでに味わったことのない、肉そのものの持つ奥深い旨みを楽しめるとのこと。さらに同店には、ワインソムリエと日本酒利酒師が常駐しており、「見島牛」「見蘭牛」に合わせた酒を紹介する。ワインは、アメリカ・カリフォルニアのナパヴァレーの「Dominus(ドミナス)」。酸味と渋味が絶妙なバランスのフルボディで、ブラックチェリーなどのエレガントな果実味が肉と相性抜群。日本酒は、「風の森ALPHA TYPE4(アルファータイプ4)」がおすすめ。微発泡感がありながら、口当たりはやさしく、爽やかなバニラ系の香りが肉の味を引き立てるという。同店のコース価格(税別・夜のみサービス料10%)は、昼・1万円(前日までに要予約)。夜・葵2万2,000円、雅3万円(希望相談可)。「見島牛」「見蘭牛」は特別料金となり、予約時にオーダーする。なお、提供できる数量に限りがあるため、予約時に問い合わせのこと。
2016年01月25日