くらし情報『東京都・銀座「小熊」、年間数頭しか出回らない"幻の和牛"「見島牛」を提供』

2016年1月25日 10:22

東京都・銀座「小熊」、年間数頭しか出回らない"幻の和牛"「見島牛」を提供

東京都・銀座「小熊」、年間数頭しか出回らない"幻の和牛"「見島牛」を提供
日本料理「小熊(こぐま)」(東京都中央区銀座)は2月1日より、国の天然記念物に指定されている「見島牛(みしまうし)」を使用したメニューの提供を開始する。

○入手困難な"幻の牛肉"を、肉本来の旨みを堪能できる焼き物で

「見島牛」は、山口県萩市の見島で飼育されてきた西洋種の影響を受けていない日本在来牛。現存する日本在来牛は、ほかには鹿児島県のトカラ列島北端の「口之島牛(くちのしまうし)」だけで、「見島牛」は日本最古の在来牛となる。

日本海の離島の厳しい自然環境の中で、古くから農耕用の役用牛として飼われており、エネルギーを筋肉中に蓄える性質を高めてきたという。それにより、色濃い赤身部分に鮮やかなサシの入った天然の霜降り肉となる。また、黒毛和種の魅力である良質な肉質は、「見島牛」のような在来種から受け継がれたものともされている。

「見島牛」は1928年(昭和3年)には国の天然記念物に指定された。もともと体が小さく食用肉があまりとれない上に、天然記念物に指定されたことで出荷数も制限されており、昨年に食用として出荷されたのはわずか2~3頭のみ。
非常に希少で入手困難な正に"幻の牛肉"となっている。

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