日本では少子化が深刻な社会問題となっており、その要因にはさまざまなものがあると言われていますが、そのうちの一つに“社会の不寛容さ”が挙げられるでしょう。とくに人口密度の高い都市部では子どもが周囲に迷惑をかける可能性が高くなるため、自然と子育て家庭への視線が厳しいものになってしまいがちです。そこで今回は、ママたちが外出中に「子育てしづらい」と感じる瞬間についてお話ししていきたいと思います!●(1)電車『地元の電車だとわりと寛容だったのですが、東京に出てからビックリしました。子どもがちょっと泣いただけで顔をしかめる人が多いし、時には「出て行けよ 」と吐き捨てる人もいて悲しい気持ちになります』(34歳女性/1児のママ)人口密度の高い都市部では、電車やバスなどの公共機関を大勢の人が利用します。そのため、子どもの泣き声や騒ぐ声が多くの人に届いてしまいます。田舎であれば寛容なことでも、都市部では厳しい視線にさらされることがあるのです。●(2)飲食店『もちろん子連れ禁止の店とか高級そうなお店などには入りませんが、最近ではファミレスでも子どもの騒ぐ声にイライラする人が多いように感じます。この前はファミレスで勉強していた学生に舌打ちされて ショックでした』(34歳女性/2児のママ)飲食店で子どもが暴れたり騒がしくしたりするのは迷惑な行為ですが、基本子連れで入店OKなファミレスでも不寛容な目で見てくる人は少なくないようです。他人に迷惑をかけるような行為をしているのであれば仕方ないですが、ちょっとしたことでも非難されるようでは、落ち着いて外出することもできませんね。●(3)ベビーカー『デパートや駅など、混んでいる場所でベビーカーを押しているといろんな人にぶつかられたり睨まれたり します。人が多い都市部ならではの現象かもしれませんが、もう少し寛容になってほしいです』(35歳女性/2児のママ)ベビーカーは子どもの安全を守るために多少大きく作られているものが多いですが、そのせいで人が混んでいる場所へ行くと流れの妨げになってしまうことがあります。そのため、デパートや駅などの混雑している場所では迷惑がられることも少なくないようです。●子育て中の外出を快適にするために都市部で子育てをしていると窮屈な思いをしてしまうことが少なくありません。そのため、できるだけストレスを抱えてしまわないように努力することが大切です。基本的には、人が混雑している場所や時間帯に外出しないこと。当たり前のことではありますが、朝夕の満員電車や休日のデパートなどの混んでいるところは避けたほうがいいです。どうしてもそういった混雑したところへ行かなければならない場合は、ベビーカーではなく抱っこ紐などを使うのも良いでしょう。また、子連れ批判の多くは“謝らない親”に原因があるとも言われています。そのため、子どもが周りに迷惑をかけている場合はきちんと謝るようにしましょう。●文/パピマミ編集部●モデル/藤本順子(風悟くん)
2017年10月18日深刻な少子化問題の打開策として政府が設立した公的機関「オトナ高校」を舞台に繰り広げられる、不器用なオトナたちの学園ドラマ「オトナ高校」。この度、10月28日(土)放送の第3話に元「SKE48」の松井玲奈が出演することが分かった。松井玲奈、「オトナ高校」第3話での役柄は?主演の三浦春馬が、チェリートこと30歳のエリート童貞・荒川英人を演じるほか、黒木メイサ、高橋克実らが出演する本作。今回松井さんが演じるのは、英人の幼なじみ・中山遥香。英人とは18年ぶりの運命の再会となるのだが…再会の場は本作ならではのぶっ飛びシチュエーション。遥香は、オトナ高校の体験実習で“恋人代行サービス”のキャストとなった英人と、客として再会してしまうのだ。そして実はこの遥香、小学校時代はコンパスで英人の背中をつついていた英人の天敵。カロリー過多で「どすこい君」というあだ名を付けられ、友だちもいなかった…という消したい過去をサラリと暴露され、愕然としながらも、脈アリ風な素振りを見せる遥香。改めて動物園デートにも誘うなど、何やらイイ感じに接近していくのだが…。三浦さんとは初共演となる松井さんは、「すごく気さくな方だなって感じました。撮影初日から私ともたくさんコミュニケーションを取ってくださいましたし、スタッフさんともたくさんお話をされていたんです」と笑顔。自身の役柄については「遥香は自分が思っていることを何でも、ポンと言えちゃう女の子。オープンなキャラクターというイメージを受けたのですが、同時に“英人が惹かれるような存在”でなければならないと思ったので、そのあたりのバランスを一番に考えながら演じました」と語る。また今回動物園での撮影があり、フラミンゴの前でも撮影したそうなのだが、実はフラミンゴはあまり好きじゃないと言う松井さん。「フォルムも鳴き声も全部が苦手で…(苦笑)だから、一緒に画面に映るということはまずないので、貴重な体験でした」とふり返り、「キャラクターたちの声をふんだんに使っている作品。実際に口に出していることに、胸に秘めた心情の声がクロスしたときのコントラスト、そこから浮かび上がる表現の豊かさが面白い極上のコメディー作品だと思います。思いっきり笑いたい人に見ていただけたら、嬉しいです!」とメッセージを寄せた。■第3話あらすじプライドを土足で踏みにじる地獄のオトナ高校生活から脱却したい一心で、英人(三浦さん)と常に二番手止まりの処女・園部真希(黒木さん)は共謀。2人で一緒に“卒業条件”である“童貞・処女の卒業”を果たした…と、真っ赤な嘘をついたものの、まんまと見破られた上に、罰として学級委員という名の雑用係に任命されてしまう…。その矢先、オトナ高校は新たな体験実習を導入。生徒たちに恋人代行サービスのキャストとなって、手つなぎデートした客のハートを掴み、業務終了後の親密交際に持ち込め、というのだ!こんなサービスを頼むような女はどうせ冴えない輩に違いない…とたかをくくりながらも、英人は55歳の童貞部長・権田勘助(高橋さん)、モテモテなのになぜか童貞の川本・カルロス・有(夕輝壽太)と共に、客との待ち合わせ場所へ。ところが、そこに現れたのは爽やかでイイ感じの女子3人。しかも、英人を指名した相手は小学校時代の同級生・中山遥香(松井さん)だった。運命ともいうべき18年ぶりの再会。だが、実はこの遥香、小学校時代はコンパスで英人の背中をつついていた、英人の天敵!カロリー過多で「どすこい君」というあだ名を付けられ、友だちもいなかった…という消したい過去をサラリと暴露され、愕然とする英人だが、成長した2人は徐々にいい雰囲気に…?やがて、英人たちは宿題として、異性を動物園デートに誘い、レポートを書くよう命じられる。権田と川本に焚きつけられた英人は、遥香を誘うことに。ところが、英人が武器とする知性で予期できる範囲など軽~く超えた方向から、猛烈な横やりが次々と入り…!「オトナ高校」は毎週土曜日23時05分~テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年10月17日こんにちは。エッセイストで経済思想史家の鈴木かつよしです。2016年の2月に『保育園落ちた日本死ね!!!』と題した匿名のブログが大きな話題を呼んだことは、パピマミ読者のみなさんにとっても記憶に新しいことと思います。政府による少子化対策が始まってから四半世紀がたとうとしていますが、一向に成果が上がらないわが国の現実は、「何か根本的な部分で勘違いをしているんじゃないか?」と思ってしまうほど深刻です。助産婦さん向けの医療専門誌である『助産雑誌』では、2014年に「あなたが有効だと思う少子化対策とは?」という質問に対する回答の調査結果を誌面で発表しましたが、それによるとひと口に「少子化対策」といっても、正社員のママ・パパと非正社員のママ・パパとでは必ずしも同じ少子化対策を求めているわけではない ことが明らかになっています。筆者は、“非正規で働くママ・パパが本当に求めているもの”に目を向けない限り今後も大きな成果は期待できないであろうという理由から、今回は彼女(彼)たちの少子化対策への本音にスポットをあてて考えてみたいと思います。●本音その1……働く女性の多くが非正規なのに正社員しか産休育休の恩恵を受けられない月刊『助産雑誌』2014年3月号・4月号では、“少子化対策に対する声”のひとつとして、次のような“子どものいない既婚女性”の本音を紹介しています。**********『働く女性の多くが派遣・パートなどの非正規雇用にもかかわらず、正規雇用者のみしか産休育休の恩恵を受けられない。共働きしなければ子どもを育てるだけの十分な資金も得られないのに、妊娠したら辞めさせられてしまう』(女性/既婚、子どもなし/31~35歳/非正規雇用=派遣・契約社員)**********たしかに2017年6月27日に厚生労働省が発表した、平成28(2016)年版の『国民生活基礎調査の概況』によると、わが国の“働く女性”の57.8%は「非正規雇用」であることがわかっています。働いている女性の6割は正社員・正職員ではない のです。にもかかわらず、ほとんどの企業で産休や育休の制度は正社員ないしそれに準ずる人にしか適用されていないというのが現実です。これでは“片手落ち”どころか、政策・制度そのものが一部の働く女性しか視野に入れていないということになってしまいます。継続的に働く意思があり勤務態度にも問題ない人であれば、非正社員であっても有給休暇と同じように働く人の権利として産休や育休の制度が適用されるようにするべきです。それすらもできないというのであれば、そのような行政は「本気で子どもたちを育てようとする気や少子化を脱しようとする気がない」と言われても仕方がないのではありませんでしょうか。●本音その2……低すぎる非正社員の賃金で“子どもを大学に行かせられるのか”が不安!『助産雑誌』同号では次のような“子どもがいる非正規雇用のママ・パパ”の本音についても掲載しています。2つご紹介させていただきます。**********『子どもをもつか、もつ場合何人産むかを考えるとき、いちばんネックになるのは「大学に行かせられるか?」だと思うし、共働きする子もち夫婦の多くが「進学の費用を蓄えるため」に働いている気がする』(既婚/子どもあり/非正規雇用=パート・アルバイト)『教育費がいちばんきつい10代の子育てに金銭的支援が少ない。子育てして、自分の財布がさみしくなれば、老後が不安。今のシステムだと次世代が年金を支えるのだから、子育てしない人が得をする。不公平感がある』(女性/既婚、子どもあり/36~40歳/非正規雇用=派遣・契約社員)**********最初の方は性別非公開ですのでパパかもしれません。パパであるにせよママであるにせよ、非正規で働く人に支払われているわが国の企業・団体からの賃金が低すぎることは間違いなく、西欧諸国などで見られる“生活可能賃金”的な概念が完全に欠如している と筆者も思います。正社員のパパやママが必要と考える少子化対策と決定的に違う点は、「少なすぎる収入の問題をどうにかしてほしい」という点でしょう。フランスなどでは「非正社員は経営側の都合でいつでも解雇されるリスクを負っている」という理由から、非正社員の方が正社員よりも時給換算では高くなる賃金を受け取っています。わが国でそこまでの先進的な考え方を求めるのは難しいにしても、フルに働いても月収が10万円台半ばという非正社員に対する賃金の現実は、「非正規は子どもを持つな」と言っているのに等しいと思います。非正規雇用の人の最低時給を生活可能水準に引き上げるとか、給付型奨学金の制度や10代の子どもを持つ非・高収入世帯への現金給付の制度を拡充するといった抜本的な少子化対策を実行していかないことには、わが国の少子化傾向に歯止めをかけることはできないでしょう。●正規雇用の人たちの意見も聞いてみましょう同誌同号に掲載された数多くのママ・パパの“本音”のうち、終わりに正規雇用の人たちの意見もご紹介しておきましょう。**********『まずは待機児童をなんとかしてもらいたいです。私は都内在住で、子どもが1歳で仕事に復帰する際は、近所の保育園は公立・民間とも全滅で、5駅先の保育園まで半年かけて通っていました』(女性/既婚、子どもあり/41~45歳/正規雇用)『子どもは社会全体で育てると言う観念がない国である。「なぜ自分たちが払った税金から助成するのか納得できない」とよく言われる。社会全体がそういう空気であり、支援うんぬんではなくて、そこがいちばんネックであると感じている。義務教育の時点でそういうことを教育する必要性を感じる』(女性/既婚、子どもあり/31~35歳/正規雇用)**********いかがでしょう。何かお気づきになりませんでしょうか。少子化対策として待機児童問題の解消を切望しているのはむしろ正規雇用層の人たち であり、非正規雇用の人たちにとってはそれ以前に「絶対的に収入が少なすぎること」「子どもを持ちたくてもまっとうに育てていけるだけの賃金が得られていないこと」「今後もその希望がないこと」こそが何よりも問題なのだということが、正規雇用の人たちのお話を聞くことによって逆に浮き彫りになったのではないでしょうか。その意味では、二番目の女性のご意見も貴重です。「努力が足りないから非正規雇用から脱することができないのだ。自業自得である」的な見解がネット上などで一定の支持を得るわが国は、少なからず病んでいると筆者も思います。筆者の年齢になってくると、どんなに元気だった人にも等しく“老い”が訪れることが実感として感じられるようになってきます。そのときに世の中が極端な少子化傾向にあったのでは、自分たちが暮らす社会の将来に希望が見えません。しかるべき立場にある人が率先して「子どもは社会全体で育てるもの」という考え方を示すべきです。二番目の正規雇用の女性がおっしゃるように、それこそが根本的な少子化対策であるような気がします。【参考文献】・『助産雑誌(2014年3月号・4月号)』●ライター/鈴木かつよし(エッセイスト)●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2017年08月15日財務省が公立の小中学校の教職員を削減するよう文科省に打ち出し、文部省が反対しているというという動きが昨年話題になりました。少子化となり、確かにクラス数が減ったり、1クラスの児童数も少なくはなっているけど、それにともなって教師も削減してもいいのでしょうか? パパとママにアンケートをしてみました。Q.教師削減問題、あなたはどう思う?1.賛成 3.9%2.どちらかといえば賛成 4.6%3.どちらかといえば反対 35.2%4.反対 43.3%5.わからない・どちらとも言えない 13.0%反対がもっとも多く43.3%という結果になりました。どちらかと言えば反対も合わせると78.5%となり、パパやママたちが教師削減に反対していることがわかります。■現場を知っていたら教師削減はできない?今ではどの学校にもある支援学級の対応や、部活動など教師の負担は増えているように感じているにもかかわらず、的外れな教師削減という方針。これには親たちも現場をわかっていなさすぎと怒りと呆れる声が。「机上の空論だけでなく、まずは現場を見てから考えてほしい。昔と違いグレーゾーンの子どもたちが増えて大変な状況です」(鹿児島県 30代女性)「課題のある子ども、保護者への対応、事務仕事の増加、土日の部活動など現場はいっぱいいっぱい。これ以上削減したらどうなるのか」(三重県 40代女性)「少子化で子どもの人数が減るから教師も減らすという考えは安易すぎる。役人はもっと学校の実態を知ってほしいですね」(東京都 40代男性)■ママ達の本音! 教師削減よるやるべきこと総務省が決めたというけど、まずは教師の削減よりお偉いさんたちの人数と給料を減らしたらいいのではという意見もありました。少子化対策と言いながら、子どもにいいとは思えない環境にしているのは国のほうですよね? 「教師削減よりもお役所であぐらをかいて高い給料をもらってる方々を削減したらよろしいのでは」(宮崎県 30代女性)「なぜ自分たちの収入を削減することを考えないのでしょうか? これじゃ、ますます少子化がすすむのでは? 本当にいつも悪循環で安易な提案」(東京都 40代女性)■子どもたちにとっていい教育とは水泳の授業があっても泳げるようにはならない、音楽では音符を読めるようにならないなど学校教育でできないことが増えてきていると感じる今のパパママ世代。さらに家で採点までする宿題が多いなど、共働きの家庭には負担になっているそうです。「大幅削減をする理由がわかりません。教員が多すぎるからでしょうか? 今、授業だけでは泳げない子どもが以前に比べて増えているように感じます。宿題も習い事も増えて、家庭の負担が大きくなっています。削減してどのように変えていくのかがわかりません」(茨城県 40代女性)Q.教師削減問題、あなたはどう思う?アンケート回答数:6658件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年07月28日こんにちは、金融ライターの齋藤惠です。1歳の息子の母親でもあります。少子化が進んでいると言われる日本では、一方で子ども一人当たりにかかる教育費用が増加傾向にあります。私も息子に幼少のうちから習い事をさせたいと思っていますし、 学校選びも学費を考慮することなく本人の希望する進路へ進ませてあげたいという気持ちが強いです。しかし現実的な面を考えると、「今からどれほど貯めれば間に合うんだろう……」と不安になることも。もし同じ悩みを持っているパパママがいるのなら、わが家も実践しているジュニアNISA はいかがでしょうか?教育費用を準備する方法はたくさんありますが、ひとつの手として考えてみてください。●ひたすら貯蓄! だけでは不十分かも……!?先にも述べた通り、日本では教育費用が年々高くなっている のが現状です。今後もますます少子化が進み教育産業が縮小化すれば、子ども一人にかかるお金が割高になっていくことが予想されます。さらに今やマイナス金利時代……。銀行にお金を預けてもほとんど利息がつかない状態でひたすら貯金をするのみの教育費対策では、10年後20年後に物価や学費が高騰したとき不十分 かもしれません。ジュニアNISAは立派な投資ですのでリスクもありますが、これからはリスク管理をしながら教育費用を準備するという新しい考え方が必要なのではないでしょうか?●ジュニアNISAを有効活用するコツわが家でも子どもが生まれた翌々月からジュニアNISAを始めました。主な理由は3つあります。(1)貯蓄だけでは教育費用は貯まらないと思った。(2)原則18歳までは引き出せないので、強制的にお金が貯まる。(3)NISA(非課税制度)によってより多くのお金を教育費に充てられる。さらに、私たちはジュニアNISAが投資商品であることを考え、長期的な視野で運用を行うべきだと思い、定額の積立式 を採用することにしました。具体的には毎月1,000円を指定日に引き落として、投資信託銘柄を購入しています。今は仕事や家事に手いっぱいになりがちな時期でもありますので、どうしても毎日相場のチェックをしていられません。定額の積立式なら相場に一喜一憂することなく、一定の金額でそのとき買える分のみの投資にとどめることができる ので、リスク対策にもなりますから、「投資には興味があるけれど、運用と管理を続ける自信がない」という人におすすめです。●ジュニアNISAで気を付けることは?ジュニアNISAで気を付けるべきことは大きく2つあります。(1)投資商品であることを忘れないこと。(2)18歳まで払戻しができないことを考えて購入すること。ジュニアNISAで購入できるのは全てがリスク性の投資商品 です。まずはその点を常に頭に入れておかなければいけません。市場や銘柄の状況によっては元本割れの可能性もありますから、ジュニアNISAに充てる資金は教育費用の一部にとどめるようにするのが賢明でしょう。また、18歳までお金が手元に戻らないことも十分理解しておきましょう。厳密には払い戻しもできるのですが、その場合には過去の利益が課税対象になってしまうので、せっかくNISAを利用した意味がなくなってしまいます。----------以上、注意すべき点もありますが、より手堅く教育資金を増やす手段としてジュニアNISAという選択肢も有効だと思います。ぜひ検討してみてくださいね!【参考リンク】・2016年からはじまるジュニアNISAとは | SBI証券()・ジュニアNISAとは | SMBC日興証券()●ライター/齋藤惠(金融コンシェルジュ)●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年06月26日少子化対策で先を行くフランスが取り入れている「世帯課税方式」。この税制は、子どもの人数が多い世帯ほど所得税が下がるというものです。日本でも導入に向けての検討がされていますが、実際のパパやママはこの少子化対策についてどう思うのかを聞いてみました。Q.子どもの人数による所得税の減税、どう思う?1.効果が大きいと思う 30.2%2.少し効果があると思う 37.0%3.効果がないと思う 21.6%4.わからない 11.2%少し効果があると思うと回答した人が37.0%とトップ、効果が大きいと思ういう回答も次に多かったことから、パパやママは賛成の人が多数派なようです。子どもが1人と子どもが4人いるのでは、家計の負担も大きく違うことを知っている親だからこその意見ですね。■子だくさん家族にとってはうれしい!子ども1人が成人するまでに3000万円かかると言われている現代。2人で6000万円、3人なら90000万円と考えると、子どもの人数によって少しでも優遇されるのであれば助かるというのが本音のようです。「子どもの人数による減税は大賛成です。希望としは所得制限をかけないでほしい。子育てにかかる負担は平等なので」(神奈川県 40代女性)「子どもが4人いる私にとってはありがたい話です」(佐賀県 30代女性)「子どもが多いので助かります。ただ、今ですらたまに心無い人が手当目当てとか言ってくるので、ますます減税対策とか言われそう。本当に子どもがほしいだけなんですが」(島根県 30代女性)■所得税減税よりも親世代が望むこと所得税減税にはもちろん賛成。でも少子化対策になるかというと疑問という声もあがりました。子どもひとりひとりが最低限の教育を無償で受けられるような制度を親たちは求めているようです。「所得税減税より教育にお金がかからないようにしてほしい」(鳥取県 40代女性)「高校を卒業するまでは収入に関係なく学費や医療費を完全無料にすれば、多少少子化対策になると思います」(兵庫県 40代女性)「所得税を下げてくれるのもありがたいけど、保育料や学費の減免対象を広げてほしい! 我が家も毎月大変です」(静岡県 30代女性)■なんの不安なく子育てできる社会に少子化だから女性は子どもを産もうという割には、保育園には入れないし、保育園と近隣住民とのトラブルも絶えない日本。減税や手当てというよりも、もっと根本的に子育てするのに不安がない社会になってほしいという声もありました。「もっと現実的に不安なく子育てできる支援が必要だと思います。せめて保育料無料や塾や習い事をしなくてもいいくらい義務教育の質を上げてもらえれば、ぶっちゃけ手当てなんてなくてもいいと思いくらい。子どもを産めっていうのに、子どもがいると迷惑がる社会、そんな世の中に不安しかないに決まってるでしょ」(東京都 30代女性)Q.子どもの人数による所得税の減税、どう思う?アンケート回答数:7228件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年05月08日保育所不足、待機児童問題、少子化問題の解決をめざすために2015年4月からスタートしている『子ども・子育て支援新制度』ですが、この制度によって具体的には何がどう変わったのでしょうか? 保育料や認定区分、認定こども園などの施設、制度の問題点などについて、改めて詳しく解説します。そもそも『子ども・子育て支援新制度』って何? 『子ども・子育て支援新制度』とは、「『量』と『質』の両面から子育てを社会全体で支え」るためにつくられた制度です(内閣府『子ども・子育て支援新制度 なるほどBOOK』より引用)。2012年に成立した「子ども・子育て支援法」「認定こども園法の一部改正」「子ども・子育て支援法及び認定こども園法の一部改正法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」という子ども・子育て関連3法をベースとして、2015年4月から施行されました。基本的に、実施する主体は市町村です。国は財政面でそれをサポートしています。そのため、自治体によって支援や事業の内容はことなります。また、2016年度からは子育て支援をする企業へのサポート(企業内保育施設への補助金など)もプラスされました。2014年度から8%に引き上げられた消費税の増収分が、この制度の財源にあてられています。「社会全体で支える」というのはそういうわけです。新制度のポイント1:1号~3号認定とは? ここからは、より身近な視点から新制度のポイントを解説します。ママたちにとってどんな影響があり、何がどう変わったのでしょうか? まずは新制度でスタートした「認定区分」について。お子さんが通える施設や保育料・保育時間にも関わるので、しっかり理解しておきましょう。新制度では、幼稚園や保育所などを利用したい場合、お住まいの市町村から「利用認定」を受ける必要があります。認定は、お子さんの年齢と保護者の状況によって以下のように「1号・2号・3号」に分けられています。・1号(教育標準時間認定):保育を必要とする事由のない、3~5歳の子ども・2号(保育認定):保育を必要とする事由のある、3~5歳の子ども・3号(保育認定):保育を必要とする事由のある、0~2歳の子どもこのうち、「保育を必要とする事由」とは、保護者自身の就労・求職活動・就学・疾病、妊娠・出産(産前産後2ヶ月)、同居親族の介護などのことです。新制度のポイント2:保育時間について「保育認定」である2号と3号は、保護者の状況によって保育時間が2つに区分されます。基本的には、両親ともにフルタイム勤務の場合「保育標準時間」認定となり、1日最長11時間まで追加料金なしで利用できます。両親もしくはどちらかがパートタイム勤務の場合は「保育短時間」認定となり、1日最長8時間までの利用となります。ただし、たとえば11時間の範囲内であっても、利用する保育所が設定している「通常保育時間」(施設によりますが、7時30分~18時くらいが一般的)の範囲を超える場合は、別途「延長保育料」を支払う必要があるので注意してください。詳しくはそれぞれの施設や市町村に確認しましょう。新制度のポイント3:認定こども園と地域型保育お子さんを預ける施設については、新制度の目玉として「認定こども園制度の改善」と「地域型保育の新設」の2つが挙げられます。■認定こども園とは? 認定こども園とは、保育所と幼稚園を一体化した施設です。2006年からスタートしていましたが、幼稚園と保育所で管轄省庁や財源がバラバラであるなど制度面で問題が多く、当初期待されたほど普及しませんでした。そこで今回の新制度では、認可・指導を一本化するなど制度面を改善しました。保護者にとっても、たとえば「保育認定」を受けたお子さんについては園ごとの個別申し込みではなく、認可保育所と同じように市町村を通じ一括で申し込めるなど、仕組みがわかりやすくなっています。■地域型保育とは? 「地域型保育」とは、0~2歳のお子さんを対象とした、保育所よりも小規模(20人未満)の施設のことです。こうした施設はこれまで認可外扱いでしたが、新制度では認可施設となりました。具体的には、「保育ママ(家庭的保育)」「小規模保育」「事業所内保育」「居宅訪問型保育」の4タイプがあります。新制度のポイント4:認定区分と利用できる施設の関係は? 新制度では、ポイント1の認定区分によって、利用できる施設が決まっています。・1号認定:幼稚園または認定こども園(1日4時間程度)・2号認定:保育所または認定こども園(夕方までの保育のほか、園によっては延長保育も)・3号認定:保育所または認定こども園または地域型保育(夕方までの保育のほか、園によっては延長保育も)ただし、共働き世帯でも幼稚園に通わせたい場合は1号認定を受けることができます。また、新制度に移行しない私立幼稚園やプレスクールなどは認定を受ける必要がありません。新制度のポイント5:保育料はどう変わった? 新制度導入後耳にしたのが「保育料が上がった」という不満の声です。実際のところ、保育料は上がったのでしょうか?結論からいうと、ほとんどの場合、大きな値上がりにはなっていません。それではなぜ「上がった感」があったのかというと、これには保育料の計算方法が変わったことが関係しています。新制度では、世帯の所得額に応じて国が定めた上限金額の範囲内で、市町村が保育料を定めています。2014年度までは世帯の「前年の所得税額」を基準に算定していましたが、2015年度からは「住民税の所得割課税額」が基準になりました。住民税は前年の所得をベースとしてその年の6月に確定するので、新制度が導入された2015年度は9月に保育料の切り替えがありました。4月~8月までは2013年の所得を基準とし、9月以降は2014年度の所得を基準にした保育料となったわけです。そのため、新制度開始から8月までの間は「保育料が高い!」と感じた方が多かったのかもしれません。新制度では低所得(年収360万円未満相当)の世帯やひとり親世帯、多子世帯への負担軽減もあります。たとえば2号・3号認定なら、第1子が未就学児の場合は所得額に関係なく第2子の保育料が半額、第3子以降は無料になります。低所得のひとり親世帯は、第1子の保育料が半額、第2子以降は無料です。また、幼稚園については、これまでは園ごとに一律の保育料を支払ったあとで「就園奨励費」という所得に応じた給付がおこなわれる仕組みでした。これが新制度に移行した園では、保育料そのものが市町村ごとに定める所得に応じた負担額に変更されています。子ども・子育て支援新制度の問題点とは? 施行から2年が経った『子ども・子育て支援新制度』ですが、いくつか問題点もあります。最大の問題点は、新制度下でも待機児童問題がいまだに深刻なことでしょう。2016年には『新語・流行語大賞』の候補に「保育園落ちた日本死ね」がノミネートされ話題になりました。待機児童問題の原因としては、慢性的な保育所不足にくわえて、新制度での解決策として期待されていた認定こども園や地域型保育が、当初の想定ほど増えていないことなどが挙げられます。さらに前提として、保育士不足という問題があります。施設を増やしたところで、保育士が足りないのです。新制度でも「職員の賃金改善」として3~4%の上乗せが実施されましたが、まだまだ十分とはいえません。2017年4月からは政府がさらに2%の賃金上乗せを実施するなど、ようやく「保育士の待遇改善」に本腰が入れられるようになってきたのが現状です。東京都では、2017年4月からさらに月額21,000円の賃金の上乗せを実施するなど、対策を進めています。まずは子育て世代が新制度をしっかり理解して『子ども・子育て支援新制度』にはこのように課題があるものの、行政が子育て支援政策に力を入れつつあることは事実です。新制度は市町村が主導するため、地域差が出やすいという問題点がありますが、市町村は私たちの声を反映しやすい身近な存在でもあります。まずは私たち子育て世代がこうした制度や取り組みをしっかり理解して、意思表示をしていくことが大切でしょう。【参照サイト】 制度の概要|内閣府 子ども・子育て支援新制度 なるほどBOOK(平成28年4月改訂版)|内閣府 認定こども園に関するQ&A|内閣府
2017年04月14日少子化の一因ともいわれる、出産費用の問題。こんなにお金がかかるのかと驚き、ふたりめをためらっているママもいるかもしれませんね。しかし、健康保険をはじめ、さまざまな助成制度があるのをご存じでしょうか。プレママをフォローする制度もあるので要チェックです!■出産する前にもらえる助成制度●里帰り出産の場合臨月が近づく前に実家へ帰り、里帰り出産をする人も多いのではないでしょうか。妊婦には検診費の助成制度がありますが、住まいの自治体にある病院を利用することを前提としており、里帰り中には利用できない可能性も。しかし、国内の医療機関を利用していれば、里帰り出産でも検診内容によって3,000~1万円程度の助成を受けられる場合があります。また自治体によっては里帰り先でかかった健診代を戻してくれる場合もあります。条件は自治体によってまちまちですので、里帰り出産を検討している場合は、事前に確認しておくと安心です。●切迫早産、帝王切開の場合また、切迫早産や帝王切開などで高額な医療費が発生した場合も、自己負担の限度額を超えた分が戻ってくる制度として「高額療養費制度」があります。この条件は収入や年齢によって異なるので、注意が必要です。この「高額療養費制度」は、あとから還付されるものですが、切迫早産などであらかじめ入院することがわかっている場合には「限度額適用認定証」をもらっておくと、窓口での支払いが自己負担限度額までとなります。■出産後にもらえるお金出産したらもらえるお金としては、「出産育児一時金」があります。出産育児一時金は、健康保険または国民健康保険に加入していれば、受け取り資格が発生します。支給額は1人あたり42万円なので、双子の場合は84万円が支給されるのです。共働き夫婦で、別々の健康保険組合に加入している場合は、どちらか一方のみ支給されます。ダブルで84万円受給できるわけではないのでご注意を。<支給方法>・組合などから直接病院へ支払う出産関連費用が42万円未満の場合は、あとから申請することで差額を受け取ることができます。たとえば、病院へ支払う額が30万円だったら、残り12万円を受け取ることができます。・病院に支払った後、領収書を添えて申請するこの制度は、出産を希望する家庭には広く知られていますが、「夫婦だけの時間をもう少し楽しみたい」と思っているときに妊娠した場合などは、意外と知らなかったりするもの。妊娠が発覚したら、まずは自治体などに助成制度の有無について問い合わせるといいでしょう。■還付金が戻ってくるもの厚生労働省の発表によれば、出産費用の妊婦の合計負担額は49万9,615円(厚生労働省「正常分娩分の平均的な出産費用について」(平成27年度・病院、診療所、助産所の合計)。このため出産育児一時金の42万円あれば、大部分はカバーできるかもしれません。しかし、実際には地域差などがあり、それ以上に費用がかかる場合も。そんなときは、確定申告をして「医療費控除」を受けましょう。一家の医療費が10万円を超えた場合は、その分を収入から差し引いた額を所得として申告できます。ただし、申告時には一時金の42万円や、医療保険からの入院給付金、高額療養費で戻ってくる分はカウントできません。実際に戻ってくるお金は、医療費控除に所得税率をかけたものになり、申告額が全額戻ってくるわけではありません。でも医療費控除を申告すると、住民税も軽減されるメリットもあるのです。医療費には、病院での診察・治療費だけでなく、ドラッグストアで購入した薬や病院への交通費も含まれますので、出産の有無にかかわらず、領収書をキープしておくことをおすすめします。■産後にもらえる助成金出産にかかる費用は少なくないとはいえ、一時的なものです。しかし、子どもが生まれればそれからずっと、何かとお金がかかるもの。それが二人目を躊躇(ちゅうちょ)する原因ともいわれています。子どもに対する制度としては、「児童手当」があります。中学3年生までの子がいれば、1人当たり月5,000~1.5万円が支給されます。さらに、自治体によって対象者や助成範囲が異なりますが、乳幼児の医療費助成制度もあります。これらを上手に活用することで、家計の負担を軽減できるでしょう。また、二人目が生まれれば、自転車も幼児が2人乗れるタイプにする必要がありますが、この無償貸与または購入費の助成を行う自治体も。たとえば、兵庫県川西市では、中古の電動アシスト付き幼児二人同乗用自転車を無償で譲渡する制度があります。このように、自治体ごとに子育てファミリーを応援するユニークな制度が設けられています。意外と知られていない制度も多いので、情報収集は欠かせません。子育てにはお金がかかりますが、それだけを理由に出産をあきらめることは、本当にもったいない気がします。会社によっては、出産祝い金が支給されることもありますし、まずは助成制度を調べてみませんか? ※2017年2月現在の情報です。最新情報は各自治体・団体のWEBサイトでご確認ください
2017年03月02日こんにちは。ママライターのamuです。出歩けばどこもにぎやかな子どもたちの声が聞こえ、後輩たちは出産ラッシュ。どこが少子化なの?と思ってしまいますが、厚生労働省が公表した推計によると、2016年生まれの子どもの数は過去最少の98万1千人 で、 ついに100万人を割り込む見通しだそうです。先日、20代後半から30代の女友達と少子化について話す機会がありました。少子化が深刻化した原因について意見がたくさん出たので、まとめてみたいと思います。●労働環境『派遣など、不安定な非正規雇用により安心して子どもが産めない。産休も取れないし。男性も、終身雇用が約束されていない、リストラの不安がある、年金だって当てにならないじゃなかなか踏み切れないと思う』(20代女性/IT系企業勤務)『労働時間が長すぎる。疲れすぎて、遊ぶ暇も出会う暇もない』(20代女性/経営コンサルタント)『新卒の給料が安すぎるからでは?若い人の給料を上げないと、結婚しない人は増えるばかり。男友達に子どもが欲しいか聞いたら、もう30代なのに「欲しいけど、実際養っていけるか不安だから、いつになるかわからない」と言っていた』(30代女性/小1女の子のママ)就労時間が長いことで、パパが子育てや家事を手伝えない→夫婦で過ごす時間すらない→お互いを必要としなくなる→夫婦仲が冷めていく などの悪循環も。●娯楽の多様化『スマホでなんでもできる。買える。テーマパーク、ショッピングモール、レストランなどとにかくお金がかかる魅力的な娯楽が増えた。一人でも楽しいし、お金を自分一人で使いたいと思う人が増えても仕方ない』(30代女性/幼稚園勤務)『習い事も昔とは比べものにならないほどあり、レベルも高いから、不公平なく兄弟でと思うと……。それに、習い事をさせられるそこそこの高給取りだと、税金をがっぽり取られ補助が対象外になるというシステムもおかしい。中の上家庭が、いろいろ考えたすえに一人っ子にするケース もあるみたい』(30代女性/小4女の子のママ)『夜遊びできる場所が多すぎ』(30代女性/小1女の子のママ)『コンビニや定食屋、惣菜屋が24時間開いていたら奥さんはいらないという男性も増えてしまう。便利も考えもの』(20代女性/事務職)●男性の草食化絶食系男子などという言葉もあるくらい、恋愛に重点を置かない男性は増えている ようです。『アニメやアイドルで満足してしまう男性が増えたっていうのもある』(20代女性/花屋勤務)昔みたいに強制的にお見合い結婚させてほしい、お膳立てしてほしい、もともとお見合い向きだった人は絶対今の時代結婚できないとの声もありました。●子育てしにくい社会『まず産院が少ない。いつもすごく待たされる』(30代/小1男の子のママ)保育園が少なく、待機児童が多いのも問題になっていますよね。また、物騒な事件も多く、習い事の送り迎えは必須です。電車内でベビーカーを畳まないと白い目で見られる、ママ友いじめや過剰な「ママ友」という言葉に対するネガキャン、母親はこうあるべきという縛りも多く、家事をしながら働いているのに飲みにすら行けないというように、子育てを楽しそうと思えない という独身女性の声もありました。●学費が高い『安いはずの国立大学の年間学費でさえ、以前の倍になっているらしい。子ども一人を育てるのに年収500万は必要と言われたら、昔みたいに5人兄弟なんて絶対無理だと思う』(30代/幼稚園児ママ)私立高校無償化の流れがきていますが、子どもにはいつでも思わぬ出費があり、何人も産むのは難しい世の中 だと思ってしまいます。塾へ行かなくてもいいように、義務教育中にもっと多くを学べるカリキュラムの導入を願います!●核家族の増加同居が当たり前だった時代から、テレビドラマや「マザコン」「鬼嫁」などの言葉の影響か、同居どころか二世帯住宅も減っているように思います。家賃がかかる、祖父母に預けて働けない、などの背景は大きそう。●出産がつらい『出産がトラウマで、先延ばししているうちに一人っ子に。無痛分娩が主流になったらいいのに』(30代女性/小4男の子のママ)無痛といえど最初の陣痛は感じるそうですが、それでも相当軽減できると思うともっと広まってほしいと思いますね。娘や孫の世代に私たちの面倒や尻拭いを押しつけたくない し、少子高齢化は食い止めたいところですよね。●ライター/amu(ママライター)●モデル/杉村智子(まさとくん)
2017年02月10日芸能ジャーナリストの松本佳子氏が16日、フジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)に生出演し、年内で解散するアイドルグループ・SMAPの冠番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系 毎週月曜22:00~22:54)の最終回の収録について言及した。MCの坂上忍が、今月26日に放送される『SMAP×SMAP』の最終回について「収録は終わったの?」と質問すると、松本氏は「歌の部分は終わったと聞いている。かなり感動的だったということなんですよね」と返答。「メンバーも、これが5人で歌うのが最後だと思ったら、こみ上げてくるものがあったようです」と語った。また、大みそかの紅白歌合戦にSMAPが出演する可能性について、「現状では0%と言われていますが、私は出るのではないかとみています」と予想。「紅白は国民的なお祭りの番組ですし、今後5人がソロになってやっていくにしても、芸能界でやっていく以上、ファンを大事にするという思いも込めて、歌わなくても5人並ぶ可能性はまだあるのでは」との見方を示し、「NHKさんも前日までスタンバイしているという体制をとっているようなので」と加えた。
2016年12月16日日本では少子化や高齢化が問題となっていますが、未婚率の上昇も問題視されています。この10年で35歳〜39歳のアラフォーの未婚率は男女ともに約5%前後上昇しています。最近の調査では、35歳まで独身だった女性が結婚できる確率は約1%という衝撃的な数字まで出ています。なぜ結婚できないアラフォー女性が増えているのでしょうか。今回は、周囲に結婚できないアラフォーの友達がいる既婚女性たちに、なぜ彼女たちが結婚できないのかを分析してもらいました!目次(1)理想が高い(2)お酒でストレス発散(3)そこそこ美人(4)部屋が汚い●(1)理想が高い『私の友達の場合はとにかく理想が高い。本人は普通なんて言ってるけど、彼女の普通は年収600万でスラッとした体型で優しい性格の男性。そんな男まずいないし、いたとしても絶対釣り合わんだろ って心の中で突っ込んでます』(36歳女性/2児のママ)本人にとっては“普通”でも、周りから見たらかなりハードルが高い理想を抱いているアラフォー女性っていますよね。これには厄介な原因があって、若いうちは同年代の男性の平均年収が低く、重要な役職にも就いていないことが多いので、あまりハードルを高くしすぎず結婚できるのですが、年齢が上がるにつれ同年代の男性の平均年収も高くなっていきます。そのため、“普通”の基準がどんどん上がっていく ことになり、結果的に高望みという形になるのです。もし仮に年収600万の男性がいたとしても、20代の女性と30代の女性を選ぶとき、多くの男性は20代の女性を選びますから、そもそも自分の年齢が30を越えていることにハンデを感じなければいけないわけです。それなのに、若いころのように「自分の年代にあった収入の人を……」と考えていると、どんどん若い人たちに追い抜かれていってしまいます。●(2)お酒でストレス発散『1か月に1回子どもを実家に預けられるので、独身アラフォーの友達と飲みに行くのですが、その友達は毎日のようにお酒を飲んでストレス発散しているようです。やれ仕事で理不尽なことがあった、やれ理想の恋人が現れない、などストレスをお酒にぶつけて飲んでいる感じ です。これじゃあ男も寄り付かんだろって思います』(39歳女性/2児のママ)これも独身アラフォーあるあるですね。寂しさのあまりお酒に手を出してしまい、それが習慣化してストレスは全部お酒で解決するという女性は結構います。現状に焦っているのをお酒で発散させてしまうと、異性との出会いへのモチベーションがなかなか高まりません。とくに自宅で飲んでいる人は、男性と出会うチャンスも失ってしまいます からとても非効率なやり方です。どうせ飲むなら、せめてバーやオシャレな居酒屋などで飲むようにしたいものです。●(3)そこそこ美人『私の友人に結構美人なのに結婚できない人がいます。本人は彼氏を取っ替え引っ替えしてるので、「結婚“できない”じゃなくて“しない”」と言いますが、私には“できない”の方に思えて仕方ありません。このまま歳を重ねたら誰も相手しなくなる から早く結婚したほうがいいと思うのですが……』(35歳女性/子どもなし)そこそこ美人なのに、アラフォーになっても結婚できていない女性ってよく見かけますよね。彼女たちが結婚できない大きな理由は、“余裕”にあるようです。30を越えてもそこそこ男性にモテるので、「いつでも結婚できる」と楽観的な考えを持ってしまいます。しかし、この方もおっしゃっているように、どんな美人も年齢には勝てません 。いずれ男たちにチヤホヤされなくなります。そうなったときに結婚を望んでも、振り向いてくれる男性はいません。また、もう一つの理由として、過去の彼氏たちのスペックが高すぎた、というのも挙げられます。10代20代のときに皆が憧れるような男性と付き合っていたせいで、すっかり「私には“良い男”が似合う」と思い込んでしまい、それをアラフォーになっても持ち続けてしまっているのです。●(4)部屋が汚い『遊びにいくたびに部屋が散らかりまくっている友達がいるんですが、「こりゃ結婚できないな」と思ってしまいます。若いうちなら一緒に生活したときに家事ができなくても許されるけど、アラフォーでこれはキツいなって 』(37歳女性/子なし)アラフォーは働き盛りなので仕事も多忙になりがちですが、それでも部屋が荒れ放題で自炊も全くやっていないという女性には引いてしまいますよね。アラフォーの女性を交際相手に選ぶ男性は、少なくとも”最低限の家事能力”を求めていますから、それがない女性には魅力を感じることができません。「同棲してからちゃんとしよう」と思っていても、30後半まで引きずり続けた“サボりグセ”はなかなか治りませんから、すぐに発覚してオサラバということになります。----------いかがでしたか?結婚できないアラフォー女性は自覚がないことが多いですから、周囲のアドバイスが大切だったりします。もし周りに「明らかに結婚できないのはこれが原因でしょ」という友達がいれば、優しく指摘してあげましょう。●文/パピマミ編集部
2016年10月02日こんにちは、金融コンシャルジュの齋藤惠です。平成28年8月に発表された『平成29年度 内閣府税制改正要望』で、少子化問題の解決策として遠距離恋愛のカップルを税金面でサポートする という政策が発表されました。斬新な政策ではありますが、そもそも遠距離恋愛中のカップルは普段のデートなどにどれくらいお金がかかっているのでしょうか?リアルな本音を聞いてみました!●遠距離恋愛カップルの金銭事情●質問1:恋愛中にどれくらいお金がかかりましたか?『車でお互いの住む町まで通っていました。お金は主に高速代、ガソリン代、後はホテルなどで毎回2~3万円 ほどかかりました』(20代男性/遠距離歴2年)『新幹線で2時間ほどの遠距離でした。交通費だけで5万円、ほかに映画などを見たりして平均7~8万 は使っていたと思います。とにかく「会いたい」気持ちが一番だったので、節約とか考えていなかったです……』(30代女性/遠距離歴2年)『現在、海外に住んでいる彼と遠距離しています。飛行機代が安くても6万 。高いと8万もかかってしまいます』(20代女性/恋距離歴1年)●質問2:遠距離デートの金銭面で工夫したことは?『食事に贅沢できなくて、デートなのにいつも自炊 をしていました。当時は質素だったけど、今では良い思い出です』(20代女性/遠距離歴2年)『デート後は彼の家に泊まって、宿泊費はかけません』(20代女性/遠距離歴3年)『彼は寮生活、私は実家暮らしをして生活費を浮かせていたので、貯金以外はデート代に回すことができました』(20代女性/遠距離歴5年)『正社員で働いて、加えてバイト も入れてデート代を稼いでいました。毎週カツカツでした……』(30代男性/遠距離歴3年)●工夫したデートで、お互いの気持ちを確かめ合えるメリットもやはり遠距離恋愛はとてもお金がかかるものなんですね。交通費だけで最高8万円もかかってしまうと、年間のデート代は一体いくらになるのか……。しかし、インタビューした皆さんに聞いてみると、金銭的にきびしい中でも、それぞれに工夫して会える時間を楽しんでいました。また、お互いに協力して節約し合うことで、絆や愛情を深めることができた人もいるようです。遠距離恋愛は大変なことばかりじゃないようですね。今後は政府によって、遠方に住むカップルが結婚をするための転居費などがサポートされることが検討されているようです。ぜひ、有効な政策を打ち出していただき、遠距離恋愛中のカップルの結婚を後押ししてほしいものですね。【参考リンク】・平成29年度内閣府税制改正要望(PDF) | 内閣府()●ライター/齋藤惠(金融コンシェルジュ)●モデル/藤沢リキヤ、福永桃子
2016年09月26日少子高齢化やIT技術の発達により、私たちが生きる社会はめまぐるしいスピードで変わっています。今は普通に存在する職業が、数年後、数十年後にはなくなってしまったり、全く違ったものになってしまうかもしれません。ここでは、そんな「近い未来に消えてしまうかもしれない職業」をご紹介します。就活を控える大学生は、一度目を通しておく価値ありですよ。■圧倒的な人口減で……教育関連少子高齢化による人口減少が進む日本。2014年の国交省の発表によると、2050年には、人口は約9700万人に減少すると考えられています。この試算によれば、全国の6割以上の地域において、人口が2010年時点のおよそ半分ほどになるのだとか。ここまで人口が減ってしまうと、国内の産業全体が打撃を受けるのは当然です。しかし、その中でも特に大きなダメージを受けるのは、教師や塾講師、保育士といった子ども関連の仕事。少子化が問題になっている今よりも子どもの数が減っているわけですから、それに関連した働き口が減るのも自然と言えば自然なことです。今後は先生であっても、某予備校教師のような個性的なキャラづくりが求められる日も近いかもしれません。授業のわかりやすさや子どもとの信頼関係だけでなく、「他の先生にはない強み」をアピールしていく必要がありそうです。■テクノロジーの発達で失職するかも日々進化していくテクノロジー。作業の効率化が図られ、人間の行っていた作業が機械に代替されるようになってきました。例えばアマゾンや楽天などの大手通販は、倉庫にロボットを活用することで人件費を削減しています。また、監視カメラやセンサーの発達により、交番も年々減少しているそう!さらに、男の子の憧れる職業である電車の運転手も、センサーやGPSによる無人運転が実現すれば、将来は必要なくなるのではとの声も。自動車の自動運転技術も話題になっているだけに、ありえない話ではなさそうです。そんなに機械の仕事が増えるなら、プログラマーになればいいのでは?と思いますよね。しかし、プログラミングそのものが機械化される可能性もあるのだとか。機械にとって代わられないようにするには、「人の手でしかできないスキル」を身につける必要がありそうです。■インフラだから安心……はできない!私たちの生活に欠かせない、電気やガス・水道などのインフラ事業。なくなることはありませんが、だからといって安泰とも言いきれません。すでに電気の自由化が行われ、2017年にはガスも自由化が始まります。これにより、新規事業者の参入による価格競争がはじまるでしょう。今は自由化が決まっていない分野でも、この先そのような動きがあるかもしれません。まだ電力自由化は始まって1年と経っていないため、その競争結果についてはもう少し長い目で見る必要がありそうです。しかし、競争が激化すればそれだけ生き残るのも大変。インフラ業界だから安定しているだろうと就職を決めるのは、少々危険かもしれません。■専業主婦はすでに過去のモデル不況が長く続き、少子高齢化で働ける人の数も減っています。一昔前は、そこそこの企業に入りさえすればあとは年功序列で安泰でしたが、今は有名大学を出てもそんな保証はありません。家長である男性の給料だけで家計を支えていくのは難しい時代に入っています。実際に、日本の全世帯数における共働き夫婦の割合は約60%という数字が出ています。先行き不透明なこの時代、夫婦二人で収入を得ていれば、パートナーが急に働けなくなったときもリスクヘッジになりますよね。また、「年金の支給年度の引き上げは避けられない」との声も。老後の資金準備のために共働きを選択する夫婦もいるようです。一部の裕福な家庭を除いては、もはや専業主婦でいるのは夢のような時代なのですね。専業主婦を目標に人生設計をしている女子は、一度考え直してみる必要がありそう。■今は当たり前にある職業も、なくなる可能性がある就職活動を迎える大学生にとって、職業の将来性を考えるのは大切なこと。やりがいやワークライフバランスなども大事ですが、業界・職種を長期的な目で見ることも欠かせません。ただ就職するだけでなく、積極的にスキルや資格を習得していくこともおすすめです。「ようやく就職できたのに、こんなはずじゃなかった」なんてことにならないように、業界や職種の未来にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
2016年09月22日こんにちは、ママライターのあしださきです。厚生労働省が2016年5月に発表した2015年の人口動態統計によると、1人の女性が生涯に産む子どもの人数を推計した合計特殊出生率が1.46%となり、2年ぶりの上昇をしたそうです。しかしながら、この数値は少子化に歯止めがかかるほどの伸び率ではなく、依然として日本は少子高齢化社会へ突き進んでいる状態です。少子化、少子化と叫ばれていますが、お子さんをお持ちの皆さんは果たしてそれを実感するような出来事に出会ったことはありますか?個人的には、「本当に少子化なのか」と疑うほどに子どもをめぐる環境に不便さを感じてしまうことが多いのです。そこで今回は、子育てをしていて直面した「日本ちょっとおかしいだろ!」というエピソードを3つご紹介していきたいと思います。目次1 妊娠中から“保活”!? 何が「一億総活躍社会」だ!2 初診で分娩予約しないと間に合わない! 産みたくても産む病院がない現実3 幼稚園の未就園児クラスの申し込みで、炎天下の屋外に並ぶ!?●妊娠中から“保活”!? 何が「一億総活躍社会」だ!『20代は男性に負けないように頑張って仕事をしてきた。その甲斐あって、ある程度の責任ある役職を任されるまでになった。30代で結婚し子どもを授かり、家族が増える喜びを感じる暇もなく、あの“保活”というものと戦わなければならなくなった。私の住んでいる地域は待機児童数が多く、働く母親たちは早いうちから子どもの預け先を確保すべく血眼になって保育園を探しているという。私も妊娠中から“保活”に参戦 。こんな社会、おかしいだろ!女性が当たり前に仕事をしながら子育てができないなんて、やはり日本は諸外国に比べて遅れていると思う。一億総活躍社会とか、首相の言葉もしらじらしくて笑える』(30代/大手証券会社勤務・1児の母)“保活”という言葉自体、本来なら必要ないものです。そもそも住んでいる地域の公立小学校や中学校のように、規定の年齢に達したら希望するすべての子どもが入学可能になるようなシステム が望ましいのではないでしょうか。入学者の人数が多い年もあれば少ない年もあります。しかし、多いからといって公立小学校で入学を断られることはありませんよね。多ければクラスを増やして対応してくれます。保育園にも同じような体制を期待するのはおかしいことでしょうか?●初診で分娩予約しないと間に合わない! 産みたくても産む病院がない現実『本当に「ありえない」と思ったのは私がお世話になった産婦人科の病院の話。妊娠検査薬で陽性反応が出て、うれしい気持ちで訪れた産婦人科の病院。近所では人気のある個人病院で、新しくてキレイな病院の設備やマタニティヨガなどのオプション、出産で入院中にエステなどのサービスが受けられることなどが評判です。初診で朝から待つこと2時間!ようやく先生の診察を受けるも、ものの5分で終了。「おめでとうございます」と言われる代わりに、「分娩予約はなさいますか? 」と聞かれた。戸惑っていると、「今現在、分娩予約が可能なギリギリの人数なので、仮にでも予約で枠を押さえておかないと、当院での出産は難しい」と説明されました。まだ、これから順調に育ってくれるかどうかも分からない時期に予約しないと間に合わないなんて……と驚きました。もちろん予約して帰りました。知り合いに聞くと、この地域の他の病院でも同じような状況で、のんびりしていると分娩できる病院が見つからず、わざわざ遠くの地域まで行かなくてはならなくなるらしい。その後も検診で病院に行く日は半日が潰れてしまうほど、病院はいつも混み合っていました。本当に少子化なの? こんなに産婦人科が混んでいるのに?と疑問だらけです』(20代/1歳の女の子の母親)本当にこれは問題だと思います。出産したくても、病院に断られてしまったという声は私の周りでも多く聞かれました。第1子を地元で里帰り出産しようと考えていた友人は、このレースに出遅れてしまいました。地元の産院に手当たり次第電話をかけてもすべて断られ、結局里帰り出産を諦めました。これでは、日本の女性が2人、3人と出産したいと思えるはずもありません。また、すぐに病院の予約がいっぱいになってしまうのはどうしてなのでしょうか。どこが少子化なのだと思ってしまいます。●幼稚園の未就園児クラスの申し込みで、炎天下の屋外に並ぶ!?『夫の転勤で引っ越してきたばかりの土地で、来年度入園予定の息子の幼稚園探しが始まりました。近所の評判が良いという幼稚園に問い合わせ入園希望の旨を伝えると、「来年度入園予定の未就園児クラスへの申し込みが春にあり、すでにスタートしていますが近々、二次募集があるのでそちらへの申し込みをしてください」とのこと。近年はどの幼稚園も入園の1年前から“プレ幼稚園”と称して未就園児を集めているところが多いと聞きます。しかも、それに入っておかないと本入園の願書提出時に徹夜で並ばなくてはならない ほど、残りの枠が少ないのだそう。私のように途中から参戦するものにとっては非常に不利な制度 です。例えば、定員が60名の幼稚園で未就園児クラスの子どもが40名、仮に全員入園するとして、残り20名のうち“卒園児や在園児の兄妹枠”なるものがあるため、急に引っ越してきて願書を提出しようとするものは、残り僅かな(10名あるかないか)枠を争うため、徹夜で並ぶような異常事態が発生しているということなのです。いよいよ、予告されていた二次募集が始まり、未就園児クラスへの申し込み当日。14時から受付開始にも関わらず、午前中から数名並んでいる……。定員は10名ということで焦りを感じ、私も子どもと12時頃から並ぶことにした。残暑が厳しく、気温は30度をゆうに越えていました。大人でもつらいのですが、日陰に置いたベビーカーでの2時間は本当に子どもに申し訳なかった です。「子どものために良い環境を」と願うのが親心ですが、実際子どもにこんなにツラい思いを強いてまで幼稚園の申し込みをしなければならない現実。どうにかならないものでしょうか』(30代/3歳の女の子の母)これも非常にシビアな問題ですね。幼稚園の入園も“保活”同様熾烈な争いが繰り広げられている地域があるのが現実です。そもそも、なぜ徹夜してまで願書を提出する必要があるのでしょうか? 徹夜で並んでいる間、子どもを見る大人がいない家庭はどうしたらよいのでしょう?両親の仕事の都合や、家庭環境もさまざまですが、そんな中で不公平があってはならないと思います。仕方なく“便利屋”を雇って並んでもらうという話も聞いたことがあります。こうなると、いかにコストをかけられるかの勝負みたいで、意味が分かりません。----------いかがでしたか?「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きてんだ!」というドラマの某刑事の名台詞が聞こえてきそうな、この現実のエピソード。日本を動かしている、霞ヶ関の会議室の皆さま方にこの声が届くことはあるのでしょうか。日本の女性が子どもをたくさん産み育てていくことや、今より社会でもっと活躍していける社会になることは理想で、まだまだ遠い場所にあるような気がします。一歩でも近づくためにはリアルな当事者の目線が不可欠であると思う毎日です。【参考リンク】・平成27年度人口動態統計月報年計(概数)の概況 | 厚生労働省(PDF)()●ライター/あしださき(元モデル)
2016年09月12日こんにちは。日本の少子化対策には“家族力”の強化が鍵だと常々考えているライターりょんぺいです。さて、もうすぐ春、お子さんの新しい環境が始まる季節です。この機会にお子さんの学習環境を一工夫したい!そうお考えの方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、家族の中心にホワイトボードを設置する魅力についてご紹介します。●“書くこと”の大切さ住宅総合コンサルティング会社を設立し、お子さんがいる住まいを研究している四十万靖さんも、著書『頭のよい子の家にはなぜホワイトボードがあるのか』の中で、有名進学校に通ったり、家庭学習の習慣がしっかりついていたりするお子さんの特徴に“家族間のコミュニケーションがとれている”ことを挙げています。「わが家はみんなおしゃべりでコミュニケーションは取れているから必要ないわ」そうお考えの方こそ知っていただきたいのが、ホワイトボードならではの“書く”という作業の効果 です。四十万さんは前述の著書でも、“書くこと”は“話すこと”に比べ、視覚で伝えることができ、書いたものが残るのでしばらくたってから伝えたかったことの意図を改めて理解できる、より効果的なコミュニケーションであると述べています。他にも、自分で書くという動作を伴った文章は、反射的に出てしまった言葉にはない、熟考した言葉を相手に伝えることになるので、思いやりの心を育むことができると筆者は考えています。この“書くこと”のコミュニケーションをらくがきのような感覚でサッと行動にうつせることが家族の中心にホワイトボードを活用するメリットとなります。リビングや冷蔵庫の扉など家族全員が目にする場所にホワイトボードを置くだけで今まで以上に家族のコミュニケーションが取れるようになります 。筆者も長男が小学校に入学することをきっかけに、ダイニングテーブルの横の壁に90×120cmのホワイトボードを設置いたしました。きっかけは、それまで使っていたホワイトボードタイプのカレンダーに書くことが多くなったため、いっそ大きなホワイトボードを設置しようと考えたからでした。子どもの学力向上に効果があるか……については正直なところ具体的な効果はまだ見えません。ただ、家族のコミュニケーションアップという点では著しい効果をいくつも感じることができましたのでご紹介します。●ホワイトボードを家族で使うメリット5つ●(1)家族の情報ステーションになるホワイトボードの一角に家族のスケジュールを記入するカレンダーを掛けることで、スケジュールの共有のほかに持ち物やTO DOリストを一緒にホワイトボードに記載し、家族全員で共有 できます。今週中に用意しなければいけないものなど、子ども自身が書くこともできるので、実際に書き出すことで忘れ物防止に大きな力を発揮してくれます。●(2)これどういうこと? という説明がしやすい例えば海の中にあるトンネルを説明するとき、言葉だけでは伝えづらくてもホワイトボードでサッと図解 できます。「紙と鉛筆ある?」という中断がなくなり、ダイニングテーブルでの会話の延長で説明できるので子どもの興味を引き立てることができます。●(3)きょうだい同士で教え合える上の子が下の子に先生気分でひらがなの書き順を説明することもできます。人に教えるには自分もしっかり理解できていることが前提ですし、教わる側がわかりやすいような配慮をしながら説明しているのが伺えます。また、教わる側も紙に書いて説明されるよりもホワイトボードを見ながら説明を聞くと素直に聞いているように感じます。●(4)子どもが作った作品を飾ることができるマグネットが取り付けられるホワイトボードでは、壁に穴をあけることなく すぐに作品を飾ることができます。常に目につくところに飾ることができるので子どもの満足度も高まります。●(5)残業の父親とのコミュニケーションホワイトボードを設置して一番良かったのがこちらです。残業で子どもが起きている時間に帰宅できない父親に「おかえりなさい」と子どもが書き、その下に「ただいま」と父親が書くことができます。朝起きて父親からメッセージの返答を読んだときの子どもの表情は穏やかでした。置き手紙でも同じことですが、ホワイトボードの手軽さ が双方無理なく続けられるヒケツとなっているようです。----------視覚と動作を伴い、家族間のコミュニケーションを取れるツールとして絶大な力を発揮してくれるホワイトボード。ご家族だけの使い方を見つけるのも面白そうですね。お子さんの学習環境や家族のコミュニケーションについて考えるきっかけ、参考になると幸いです。【参考文献】・『頭のよい子の家にはなぜホワイトボードがあるのか』四十万靖・著●ライター/りょんぺい(ママライター)
2016年02月28日NHKは2月20日、「私たちのこれから Our future #超少子化」と題したNHKスペシャルを放送した。番組では日本におけるこれまでの少子化対策、それに海外や地方自治体の先進的な事例を紹介。「保育園義務教育化」を主張している社会学者の古市憲寿さんなど8人の論客と一般参加者が「少子化」をテーマに議論した。○"若者の草食化"で総括できる問題ではない番組でははじめに、日本における合計特殊出生率の変遷について紹介。第1次ベビーブーム期にあたる1949年には4.32%だった出生率が、1989年には1.57%に減少している。これは「1.57ショック」と呼ばれ、国は当時から「女性の社会進出が進む中、仕事と育児を両立できる環境が不十分」な点をその原因と分析していたが、具体的な対策は打たれなかったという。その後、経済状況の悪化から非正規労働者が増え、結婚しない若者も増加。男性の非正規雇用が与える少子化への影響が叫ばれていたが、「大きな課題になっていかなかった」と分析されている。2005年の出生率は1.26%まで低下。このまま少子高齢化が進めば、2.3人の労働者が1人の高齢者を支える現在の状況はさらに悪化し、2040年には1.5人の労働者で1人の高齢者を支えなければならなくなってしまうと警鐘を鳴らした。議論に参加していた67歳の一般男性は、少子化の一因とされている未婚率の高さについて「男の男らしさがなくなり、優しさばっかりで、なんとかしようという気概がない」と、その理由を分析。これに対し社会学者の古市憲寿さんは、「若者の草食化と言われがちだが、そこだけじゃない。社会的、経済的な事情で結婚・出産に踏み切れないという人は多いと思う」と主張した。また家族社会学を専門としている中京大学の松田茂樹 教授は、「結婚や子育てはある程度の負担がかかる。しかしそれだけ負担をかけても、報いるものが少なくなってきたというのが現在。子どもを多くうみ育てたほうが、経済的にも非経済的にもよくなっていくというのがない社会であるというのが、通底する問題だと思います」と述べた。○「子育て支援税」があってもいい次に紹介されたのが、近年めざましい出生率の回復を果たしたフランスの家族政策だ。番組によれば、子どもをうめばうむほど、その家庭の減税額は増えていき、子どもが20歳になるまでの減税額は1人で600万円、2人で1,900万円、3人では3,900万円にのぼるという。さらに出産手当、基礎手当、新学期手当などの行政による補助も豊富で、2人目以降は家族手当と呼ばれる補助も新たに追加される。これについて、日本総研の池本美香 主任研究員は、「多く子どもがうまれても、離婚したり仕事を失ったりしても、国がお金を出してくれるという安心感がある。国民が"全ての子どもには平等に育つ権利がある"ということに合意しているからだ」と述べた。続けて番組では、出生率2.81%を達成した岡山県奈義町の取り組みにも触れ、医療費、保育料、住宅支援など、同町の幅広い子育て支援が功を奏したと解説した。議論は、「もし国全体でこのような政策を行う場合、国民がどれだけ負担を許容できるか」というテーマに発展。松田教授は「子育て世帯だけでなく、シニアにも同じように負担していただく"子育て支援税"があってもいい。世論の合意は不可能ではないと思う」と主張した。これに対し、政策研究大学院大学の松谷明彦 名誉教授は「国民的なコンセンサスが得られるかどうか疑問だ」と指摘。一方、古市さんは日本の社会保障のあり方を、義務教育の年齢を下げ、幼児教育を充実させる「事前配分」に変えるべきだと提案した。「事前配分」とは、格差がうまれる前の子どものうちに、国民から集めたお金やサービスを配分しようという考え方。現在の政府の施策は、低所得者や生活保護者に対しての補助など、大人になってからうまれた格差を埋めるための支援が中心だ。古市さんによれば、「事前配分の方が社会にとってお得」で、例えばアメリカで行われた研究では、貧困家庭の子どもに教育を施すと、将来一定以上の収入を得る人が増え、より多くの税金が納められることが証明されているという。このあと「少子化対策に新たな負担はあり? なし?」というテーマで、視聴者を対象としたデジタル放送上の投票が行われたが、「あり」と回答した人は82.6%にのぼった。○仕事、家事、出産育児、介護を全部やるのは無理番組のタイトルにハッシュタグが付けられていることもあり、Twitter上ではさまざまな意見が寄せられた。「子どもは家族が育てるものではなく国家で育てるもの」「高齢者にわたっているお金を子育て世帯にまわすべき」「妊娠、出産、育児の費用がかかりすぎでそれを補う施策は絶対に必要」といったように、子どもに対する施策により多くの税金を使ってもいいのでは、という声が多かった。加えて「現金給付ではなくて、教育の無償化をすべき」「共働き前提の社会にするなら保育園を増やすべき」など、その使い道に対しても議論があった。さらに子育て中の親からは、「女性の社会進出と同じくらい男性が家庭進出すればいい」「社会進出、家事、出産・育児、親の介護を女性に全部やれというのは無理」「保育園にも入れず、夫も育児に参加できず、仕事しながら子育てなんてできない」といったような、現状の苦しさを訴える声もあがった。番組の最後では論客の多くが、"育児を社会で支えていく"という考えの大切さを訴えていた。少子化対策は待ったなし。国や社会全体の本気度が試されているようだ。※写真と本文は関係ありません
2016年02月22日先進国はアメリカをのぞいて、人口減少と少子化に苦しんでいます。少子化だけで考えても、平成25年の日本における合計特殊出生率は1.43、2012年のデータでは、ドイツは1.38、アメリカは1.88という状況です。国際経済評論家の長谷川慶太郎さんとジャーナリストの田原総一郎さんが、オリンピックイヤーの日本社会を予言した『2020年世界はこうなる』(SBクリエイティブ)では、出生率改善のために、子育てにまつわる優遇制度を手厚くするべきだと論じています。子育てしやすい社会のため、保育園数の確保は必要不可欠。そのためには保育士の給料の改善と、保育士および介護士にロボットを大量投入して財政資金で補助するという、驚きのアイデアも提案されています。さらに未婚者の増加について、「国から結婚お祝い金を出すべきだ」という話も飛び出しますが、それもまったくトンデモない話ではないかもしれません。ところで日本が効果的な少子化対策をできずにいる一方、50年かけて人口が増加した国があります。それはフランス。なぜフランスは自然の人口増加が達成できたのでしょうか。著者のひとり、長谷川慶太郎さんに伺いました。■フランスの2人目が産みたくなる制度とはそもそも、フランスが少子化対策に力を入れた理由とはなんだったのでしょうか。長谷川さんによると、「フランス政府は1930年代、ドイツとの対抗上、人口増加政策を導入しなければならないという政治判断に至り、育児奨励策を導入しました。戦後はその伝統を一段と発展させるべく一連の制度を確立する努力を重ねて今日に至っています。同国の出生率は2008年に2.01となった後、現在まで2を維持しています。政府が国民に対して手厚くきめの細かい家族手当を実施していることが、その理由です」とのこと。つまり、フランスは「ドイツに負けたくない」精神が出生率増加につながったのです。また、フランスは家族手当の制度が充実しており、その数は30種類以上あります。それも出生率増加に大きく関係しています。「第2子以降は所得制限なしで20歳になるまで家族手当を給付するほか、子どもが3歳になるまで育児休暇か、労働時間の短縮が認められ、第2子の育児休業手当は3歳まで受給されます。さらに、ベビーシッターを利用する際には補助金も支給されるのです。この政策は、2人目の子どもを産むかどうかで、強烈なインパクトをもたらしたのではないかと思います。日本でも同様な政策が講じられれば、出生率は上昇するのではないでしょうか」(長谷川さん)日本の児童手当の制度は1971年にスタートしましたが、フランスの家族手当は1932年にスタート。支給額や支給期間も、日本とはくらべものにならないぐらい充実しています。現在のフランスの高出生率を支えているのが、この家族手当なのです。家族手当は20歳未満の児童は第二子から支給され、123ユーロ、第三子は158ユーロ、そしてさらに11歳以上の子に対して34ユーロ、16歳以上の子に対して61ユーロの加算があります。しかも所得制限はなく、どのような収入の人にも無条件で支給されるのです。■育休期間短縮の代わりに給料5割アップ!日本では1人目を出産しても、保育園や職場復帰の問題で、2人目出産を躊躇する「2人目の壁」が存在するといわれています。一方、フランスでは育休制度も充実しており、子どもが3歳になるまで取得することが可能。親が終日休む育児休業と、労働時間を短縮する時短勤務のどちらかを選ぶことができます。また第三子については休業時間を1年に短縮するかわりに、賃金制度を5割増しにする制度が導入されました。手厚い給付と並んで、柔軟な休業制度がフランスの家族政策の特徴となっています。さらにフランスには、子どもを大切にする文化があります。チケット売り場やレジなどでどんなに長い行列ができていても、子連れは先頭にまわしてもらえるのです。公共交通機関では小さな子どもを連れている場合、席を譲ってもらえることがほとんど。手厚い政策だけでなく、国民の間に誰に強制されたわけでもない子供を優先してあげる文化が根づいているため、多くの人が「子どもを産んでみよう」「この国で育ててみよう」と思えるのです。人口を国力と考え、公立保育園も午前8時半から午後4時半まで、無料で預かってくれます。保育アシスタントも利用されており、3歳未満の子どもを自宅で預かってくれる制度があります。保育料は年間1万ユーロかかりますが、こちらも公的な補助を受けることができます。そして、文化面で見てみると、シングルマザーや事実婚の許容など、多様な家族のあり方が認められています。未婚の母も多く、いろいろな価値観が浸透しているのです。多様な家族のあり方を許容しているからこそ、子どもを産みたいと思った時にすぐ産める環境が整っている、といえるでしょう。*日本でも徐々にステップファミリーが増えてきており、多様な家族のあり方が浸透してきました。2020年には、日本もフランスのような家族のあり方が増えてくるかもしれません。長谷川さんは『2020年世界はこうなる』のなかで、日本以外の国についても今後どうなるのかを予測しています。世界の将来が気になるかたは、必読です。(文/渡邉ハム太郎)【取材協力】※長谷川慶太郎・・・国際エコノミスト。1927年京都生まれ。1953年大阪大学工学部卒業。新聞記者、雑誌編集者、証券アナリストを経て、1963年に独立。1983年に出版した『世界が日本を見倣う日』(東洋経済新報社)で、第3回石橋湛山賞を受賞した。【参考】※長谷川慶太郎・田原総一郎(2015)『2020年世界はこうなる』SBクリエイティブ※人口動態統計-厚生労働省※平成26年版少子化社会対策白書-内閣府※パパの育児休暇69%がとれたら嬉しい-1 more baby応援団
2016年02月11日トム・ハーディが、ツイッター上で彼を批判するつぶやきを連投したジャーナリストに対して自身のウェブサイトで公開書簡を発表したことが「The Guardian」にて報じられた。トムは出演作『レヴェナント:蘇えりし者』のプロモーションで、アメリカのエンタメ系ウェブサイト「HitFix」のドリュー・マクウィニー記者のインタビューを受けるはずだったが、記者は4時間待たされたうえに取材はキャンセルになった。すると記者は18日(現地時間)にツイッターの自身のアカウントで「トム・ハーディはジャンケット取材を受けるのをやめるべきだ。彼には向いてない。彼のせいで誰も仕事ができなくなる。最低だ」「分かったよ。映画スターでいるのは大変だね。僕の仕事を台無しにしてくれてありがとう。あんたはとってもデリケートなお花だから」などと怒りのツイートを連発した。これを受けて、トムは22日(現地時間)に“公式に非公式”を掲げる自身のウェブサイト「TomHardy.org」に記者に宛てた返事を掲載した。「君の間違った怒りを取り消すというメールをありがとう。待たされたうえにインタビューできなかったことについては謝ります」と始まる書簡でトムは「待たされている人がいることは知らなかった」としたうえで、関係者が記者に対して「インタビューがキャンセルになったとは言っていない。スケジュールに遅れが生じていると伝えただけだ」と説明。待っていればインタビューすることができたはずで、キャンセルしたのは自分ではないと明言した。トムは「君がツイッターでわめき散らしたことを、次に会う機会に面と向かって言ってみろと言いたいところだが、君にそんな勇気があるとは思えない」と怒りをのぞかせつつ、「誤解を招いたことについては謝りたい。クールじゃなかった。君のツイートもそうだったけど、それはまた別の話だ」として「何度もバカ呼ばわりしてくれてありがとう。トミーxxx」と締めくくった。一方、記者は24日(現地時間)に「僕はトム・ハーディとメールのやりとりをしたことは一度もない」とトムの書簡の内容の一部を否定している。(text:Yuki Tominaga)
2015年12月25日世界各国で少子化が問題になっていますが、それでも世界規模では人口は増え続けています。いま、世界の人口はおよそ73億人。しかし『The Guardian』によると、2050年には97億人に達するという予測が国連で発表されたそうです。いったい、世界でなにが起こっているのでしょうか。■世界の人口増加率は1970年代に低下10年前の人口増加率は1年に1.24%でしたが、現在は1.18%に落ちています。それでも、1年に8,300万人も人口が増えている計算です。世界の人口増加率は1960年代にピークを迎え、1970年代から下がり始めました。国連の調査によると、増加率が緩やかになった原因は、世界的な出生率の低下にあるとか。出生率とは、女性が生涯で産む子どもの人数の平均値。世界でいちばん出生率が高いアフリカでも、その人数は減っていたそうです。しかし、それでもすでに人口が多い国では、人口は増え続けています。インド、ナイジェリア、パキスタン、など9つの国の人口増加率は、2050年までに世界の半分の人口増加率をカバーするだろうと国連は予測しています。■人口増加は先進国の少子化より深刻世界の人口は、2030年までに84~86億人、2050年までに94~100億人、そして2100年までには100~125億人になるだろうと予想されています。アフリカは2050年までに28の地域で人口が倍になり、これからの35年間で世界の半分以上の人口増加を担うだろうといわれています。ナイジェリアは2050年には世界で3番目に人口が多い国になり、アメリカの人口を超える予想です。アフリカは途上国が多いため、2050年以降は人口が増加する唯一の地域になりそうです。世界の人口におけるアフリカの割合は、2100年までに現在の25%から39%にまで増える見込みです。それと入れ替わるように、アジアは2050年までに54%、2100年までに44%に減ると予想されています。今後、実際に出生率がどうなるかは断定できないとはいえ、アフリカが世界の人口のカギになるのは間違いなさそうです。■世界の人口増加は貧困にもつながる調査を行った研究者のひとりであるジョン・ウィルモスさんは、アフリカでの人口増加は、さまざまな問題も抱えていると語っています。「人口が増加するにつれ、貧困や格差、飢餓や栄養失調、公衆衛生などの問題の解決が必要になってきます。これらは国の発展に欠かせません」ウィルモスさんによると、1970年代以降の人口減少は、全世界で均一に起きているわけではありません。アフリカは人口増加が早い地域ですが、子どもの死亡率の低下により、以前ほどたくさん産む必要がなくなってきました。現在人口14億人で世界トップを誇る中国は、7年後にはインドに抜かれるだろうといわれています。インドは2030年以降も、何十年かは人口が増え続ける見込みですが、中国は減っていくと考えられています。ヨーロッパは、唯一人口が減り続けている地域です。7億3800万人の人口は、2100年までに6億4600万人にまで減少すると予測されています。■世界各国で高齢化が社会問題となるヨーロッパの国々や北アメリカなど、世界のおよそ半分にあたる46%の国では、出生率は2.1人以下になっています。インド、インドネシア、パキスタンなど、46%の国では出生率は2.1~5人、ナイジェリアやコンゴ共和国などの国々では5人以上です。出生率が5人以上の国はほとんどがアフリカにあります。出生率の低下は高齢化ももたらします。現在ヨーロッパの60歳以上の人口の割合は24%ですが、これが2050年までには34%になるといわれています。また、ラテンアメリカの国々でも現在の倍の25%に、そして若い世代が一番多いアフリカでも、5%から9%に増えると予想されています。調査では「特に発展途上国で、健康と家族計画についての知識を広めることが必要」としています。2015年の調査では途上国の34%の女性が避妊しておらず、22%以上が望まない妊娠をしていました。避妊についての正しい知識がないことも、アフリカの人口増加に影響しているようです。いずれにしてもエネルギー問題同様に、人口問題についてはこれから考えていかなければなりません。(文/スケルトンワークス)【参考】※Global population set to hit 9.7 billion people by 2050 despite fall in fertility―the guardian
2015年08月14日少子化が叫ばれ続ける昨今。国立社会保障・人口問題研究所が行った2005年の調査によると、初婚同士の夫婦が予定する平均的な子どもの数は2.11人。そして、結婚期間15~19年の夫婦が実際に育てる子どもの数は2.09人だそうです。兄と弟、姉と妹。親としてはどちらも大切にしたいし、どちらの子にも「自分は愛されている」と感じてほしいと願うものの、つい能力をくらべてしまうのが人情。「お兄ちゃんはこの時期には言葉がしゃべれたのに……」「弟のほうがお兄ちゃんより早く立てた」などの比較は、子どもからすれば大きなお世話です。ところで、そんな比較や偏見にサヨナラできるママ・パパ必見の研究結果が、イリノイ大学の調査で明らかになりました!■第一子の賢さは他の兄弟に比べてわずか1ポイント!全米37万7,000人以上の高校生を対象とし、生まれた順序と能力の関連性を調べたなかでは最大規模といわれる調査。実施したのは、イリノイ大学のブレント・ロバート教授と現ヒューストン大学心理学教授ロディカ・ダミアン氏です。「性格研究ジャーナル」で発表されたその結果は「たしかに長男・長女は妹や弟よりIQが高い」というもの。ただしその差はわずか1ポイント……!そもそもIQの平均値は100で、85~115の間に約68%の人が集まり、70~130の間に約95%の人が収まるという、とっても大雑把な数値。1ポイントの差があったところで、劇的に頭がよいということになるはずがありません。調査に携わったダミアン氏も「この結果は統計的には有意だが、ほとんど差のない無意味なもの」と説明しています。■「第一子は一貫して外交的」との結果が出た理由今回の分析では、性格的にも第一子と第二子とでは一貫した差があることが明らかになりました。わかったのは、第二子にくらべて第一子は外向的で感じがよく、細かなことは気にしない優等生的な傾向があるということ。しかしIQ同様に、この差は相関0.02とごくわずかなものでした。ロバート教授が「ある薬が1,000人のうち1人(0.001%)を救えるとすれば、そのデータは無視できません。でも性格については、相関0.02という値は気にするようなものではありません」と説明していることからも、生まれた順番が性格に影響を及ぼすことはありえないということがわかります。それでは、どうして兄弟姉妹で性格に差があるのでしょう。調査では、家族の経済的状況や子どもの数、兄弟の年齢差など、結果を歪める可能性がある要素も検証したとのこと。たとえば、子どもの数が少ない傾向にある裕福な家庭では、先に生まれた長男・長女のほうがより恵まれた環境に身を置くことができ、それがIQや人格に影響を与えることにもなるのだそうです。また「家族内の大きな問題は、第一子が常に大人びてしまうことです」とロバート教授。親は第一子に対し、第二子が産まれるまでは一人っ子状態で愛情を注ぎ、なにごとにも慎重になるので、第一子はしっかりしたいい子に育ちやすくなるのだとか。つまり、育て方で性格が形成されていくのです。今回の調査で実証されたIQや性格の「ないにも等しい差」を見れば、兄弟で育児を変える必要がないことは明らか。「お兄ちゃん・お姉ちゃんの方が大切にされている」と第二子に理不尽な思いをさせないためにも、できるだけ第一子と差のない育児を心がけたいものですね。(文/渋谷ふみ)【参考】※Study finds no meaningful association between birth order and personality or IQ-News Medical※国立社会保障・人口問題研究所(第13回出生動向基本調査)
2015年07月28日政府は6月22日、2015年版「少子化社会対策白書」を閣議決定した。その中には、未婚で恋人がいない20代の男女4割が「恋人が欲しくない」と回答した意識調査も盛り込まれた。調査は、内閣府による「結婚・家族形成に関する意識調査」。2014年12月5日~2015年1月16日、全国の20歳~39歳の男女7,000人を対象に郵送で実施、2,643人の有効回答を得た。○「恋人が欲しい」は60.8%未婚者、かつ現在恋人がいない人(761人)を対象に「恋人が欲しいですか」と聞いたところ、「はい」が60.8%、「いいえ」が37.6%という結果になった。「はい」(恋人が欲しい)は男女間で大きな差はみられないが、ともに30代の方が20代よりも割合が高い。男女とも20代は、約4割が「いいえ」(恋人が欲しくない)と回答している。○交際経験、年収、ひとり暮らし経験、コミュ力で比較さらに、「恋人が欲しいですか」という質問を交際経験、本人の年収、離家経験(自分の親と別居して生活したことがあるかどうか)、コミュニケーション力別に比較した。交際経験別にみると、「恋人が欲しい」という人は「交際経験あり」では69.7%であるのに対し、「交際経験なし」では47.0%にとどまった。離家経験の有無別にみると、「離家経験あり」(65.0%)の方が「離家経験なし」(56.6%)よりも、「恋人が欲しい」とする割合が8.4ポイント高い。コミュニケーション力別では、女性の「社交性・高」で「恋人が欲しい」が77.1%と高いのに対し、「社交性・低」は51.5%、男性では「自己効力感・高」で「恋人が欲しい」が74.3%と高いのに対し、「自己効力感・低」が52.1%と女性は社交性の高低、男性は自己効力感の高低による差異が大きい。○恋人が欲しくない理由は?未婚者かつ現在恋人が欲しいと思わない人に、「今、恋人が欲しいと思わない理由を教えてください」と選択肢の中から選んでもらった。全体では「恋愛が面倒」が46.2%で最も高く、次いで「自分の趣味に力を入れたい」が45.1%、「仕事や勉強に力を入れたい」が32.9%と続く。「恋愛に興味がない」は、28.0%。男女とも、20代では「自分の趣味に力を入れたい」(男性51.6%、女性49.5%)が、30代では「恋愛が面倒」(男性47.3%、女性51.2%)が、それぞれ5割前後と最も高かった。○交際への不安は?また、未婚者かつ現在恋人がいない人に「恋人として交際する上での不安は何ですか」として選択肢の中から選んでもらった。全体では、「そもそも出会いの場所がない」(55.5%)が最も高く、次いで「自分は魅力がないのではないかと思う」(34.2%)、「自分が恋愛感情を抱くことができるのか不安だ」(20.5%)が続く。男性では、「気になる人がいても、どのように声をかけてよいかわからない」「どうしたら親しい人と恋人になれるのかわからない」「恋愛交際の進め方がわからない」といった項目がそれぞれ20%超で比較的高い。女性では、「自分が恋愛感情を抱くことができるのか不安だ」(24.9%)が比較的高い。
2015年06月23日東京を中心に、国内外の食文化、レストラン事情をレポートしている、レストランジャーナリスト・犬養裕美子さんがお薦めのレストランをご紹介。今回は、『春風駘蕩(しゅんぷうたいとう』)のサングリアです。* **「食前に何かお飲みになりますか?」と聞かれて、戸惑うことがある。食前酒の女王はシャンパーニュかそれを使ったカクテル。でも、ちょっとした店だと1杯1500円前後は当たり前。なので、見栄を張る必要がないなら、食事にも合う白ワインで逃げるが、それじゃテーブルに華がない。そこで最近はサングリアを選ぶことにしている。サングリアはスペインの食前酒。赤ワインにオレンジや苺などのフルーツを加え、シナモンで香りを引き締める。甘酸っぱさと、コクのバランスがとっても絶妙。1杯500円から700円と御手頃なのもうれしい。マイ・ベストは、麹町『春風駘蕩』の自家製サングリアだ。この小難しい店名は、“しゅんぷうたいとう”と読む。意味は“春風のようにゆったりと”。2011年11月に大塚将央シェフとあゆみさん夫妻が始めた日本ワインとタパスのバルだ。サングリアはあゆみさんのレシピ。「実はベースはチリや南アフリカ共和国の赤ワイン。ここに日本のワインをブレンドしています」。パンチのある果実味に控えめな酸味。気がつくと2杯目を飲んでいることも珍しくない。その理由は気が利いたお通しがあるから。鶏のコンソメにプチトマトとチーズの串刺し。どうやらサングリアの旨い店は“正直な店”らしい。◇サングリアは¥580。この日のお通し(¥500)は鶏のコンソメと岩手県葛巻高原牧場産モッツァレッラチーズのカプレーゼ風。夏には冷たいスープのことも。◇春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)東京都千代田区麹町3-12-9キャナル麹町2FTEL:03・3263・181618:00~23:00LO(土曜~22:00LO)日・祝日、第2土曜休休日ごとに地方のワインメーカーをたずね、リスト70種のうち半分は足を運んでいるという。※『anan』2015年6月24日号より。写真・清水奈緒取材、文・犬養裕美子
2015年06月19日NPO法人地域活性化支援センターは5月27日、第9回恋人の聖地「プロポーズの言葉コンテスト2015」授賞式を開催、受賞作品を発表した。このコンテストは「少子化対策への貢献」を目的に、毎年6月第1日曜日のプロポーズの日(今年は6月1日)にちなんで行われている。今後結婚を予定している人、現在独身の人対象の「これからプロポーズの部」、すでに結婚している人対象の「今だから伝えたいプロポーズの部」、授賞式の会場でプロポーズしたい人対象の「今! ここでプロポーズの部」の3部門。今年は応募総数3,116点だった。○最優秀賞は「いまは不良債権だけど……」最優秀賞は、「いまは不良債権だけど、そのうち当たりの宝くじになるかもしれんけん……。もらって!」(大阪府大阪市/山本千晶さん/女性/未婚/会社員)。プロポーズの場所は、会社からの帰り道。山本さんは、「エリートサラリーマンの彼と、しがないOLの私。いつもダメ出しを食らってばかりだけど、ライターになりたいという私の夢を応援してくるのも彼だけなのです。いつか彼を見返して、ゴージャスなディナーに連れて行ってあげたい……。投資してもらうなら、彼しかあり得ません!!!」とエピソードを披露した。そのほか特別賞として、「まだまだ未熟な僕だけど、やっとあなたを幸せにする準備ができました。結婚してください」(兵庫県神戸市/平山大地さん/男性/未婚/会社員)、「僕のパンツを洗って下さい!」(長野県塩尻市/品川直美さん/女性/既婚/パート・アルバイト)の2作品が選ばれた。「恋人の聖地親善大使」に任命され、コンテストのゲスト審査員として招かれた元AKB48の板野友美さんは、「みなさんの素敵な言葉をたくさん聞いて、私も幸せな気持ちになりました。これからもみなさんの恋を応援できたらいいなと思います」と話した。また同日、モデルの大石参月さんも授賞式に出席し、「ウェディング推進大使」に任命された。なお、これまでの最優秀賞受賞「プロポーズの言葉」は下記の通り。第1回(2007年)/「今ならもれなく一生幸せ保証付きでお買い得です!」第2回(2008年)/「途中参加のパパだけど、本当のパパにして下さい」第3回(2009年)/「大台ぞろ目記念で、お嫁にもらってください!」第4回(2010年)/「ボクに毎朝、お味噌汁をつくらせてください」第5回(2011年)/「水や電気は不足しても私の愛は不足しないよ」第6回(2012年)/「ふぅ~やっと、就活おわったよ。でも、第一希望じゃなかったんだ、本当は…。あなたに永久就職させてください」第7回(2013年)/「大船に乗ったつもりで私についてきて下さい!」第8回(2014年)/「赤い糸の25年保証、契約更新してもいいかな?」
2015年05月27日少子化が深刻な社会問題として顕在化している昨今、特に産婦人科や小児科の病院においては、来院・入院される患者は年々減少傾向にある。そのため、各病院では独自の医療サービを模索している。吉祥寺の水口病院は「すべてはゲストと家族の笑顔のために」というミッションを掲げ、一般的な病院とは一線を画す試みを行っている。また、同院が掲げている『3つのお約束』には、(1)良質・適切な医療 、(2)心のこもったケア(ホスピタリティ)、 (3)アメニティの充実がある。そのため、同院を訪れる患者や産前産後を過ごす女性に対して単なる医療サービスだけではなく、応接・ケアなどのホスピタリティや内装を含めたアメニティの充実に日々努めている。たとえば、診察の呼出時に受付からマイクで名前を呼び出すという病院でよく見られるシチュエーションにおいても、同院はアメニティの充実や空間演出の観点から相応しくないと考えた。そこで、導入を決めたのがiPadを利用しての診察時の呼出であった。○長時間の待合解消のためiPad導入を検討同院では産科だけではなく小児科も備えている。そのため、特に土曜日ともなると夫や幼児を連れての来院が多くなり、どうしても相当な待ち時間が発生してしまう。同院全体のアメニティ向上などを担うグレースセクションの生田 かおり氏は次のように語る。「当院は吉祥寺という土地柄もあって、待ち時間に公園などへ散歩に出かけたいという希望をお持ちの方がいらっしゃいました。ただ、院内にいなければ診察の呼出を受けることはできません。一方で、当院の掲げるアメニティの充実という面において、マイクで頻繁にゲストの方を呼び出すことは空間演出上そぐわないというマイナスの側面もありました。そこで、解決策として考えたのがiPadを用いた呼出です。iPadでゲストをお呼出できるアプリを使えば、画面をご確認いただくことで『あと5分で診察だな』などと待ち時間が分かる仕組みを採用しました。操作に不慣れなナースであっても3タップでゲストへ連絡できるように簡素なアプリケーションを導入しています」(生田氏)iPadの導入を検討し始めたのが2014年12月、今まで来院者には番号札を渡していたのを、iPadに置き換えたのが2015年2月なので非常にスピーディーな切替であった。導入に際しては来院者がiPadの操作に困る場面が多いのではと懸念していたが、特に大きな混乱はなくスムーズに導入できたと生田氏は語る。また、iPadの操作に戸惑う患者がいても、同院のコンシェルジュがサポートを行うためストレスなくiPadを利用できるようになる。○電子カタログの利用で、通院患者の安心感向上へまた、同院では呼出機能に加えソフトバンクが提供する電子カタログのアプリケーション「ビジュアモール スマートカタログ」(以下、スマートカタログ)も有効活用している。スマートカタログは院内の多様な医療サービスの情報提供や医師や看護師、産後のケアを行う助産師などのスタッフを紹介するためのツールとして利用している。生田氏と同じくグレースセクションに所属する小熊智子氏によると「当院では4Dエコーやレディースドックなどさまざまな医療サービスを行っています。ただし、そういった情報を院内の掲示板や壁に紙のチラシとして貼り付けることは景観的に当医院に相応しくないと考えていました。一方、医療機関として情報提供を来院者へ確実に行う義務があります。スマートカタログであれば、さまざまなチラシを院内に掲載しなくてもゲストへ情報配信を行えます。また、予想以上の効果があったのが医師などスタッフの情報をゲストにお伝えできる点です。診察室に入るまでどんな医師や看護師が自分をケアしてくれるのか分からないのはやはり不安ですよね。ただ、スマートカタログを利用することで医師などの顔写真や医療についてのコメントなどを待合の間に知ることができます。人柄まで知れますので、ゲストの安心感につながっており非常に好評です。結果として、外来されるゲストの予約数も全体的にアップしました」と語る。また、ユニークなサービスとして同院では出産後に院内で過ごすゲスト(入院患者)のために、アフタヌーンティーの提供を行っている。その際に使用するロイヤルコペンハーゲンなどの上質なティーカップ&ソーサーやマドレーヌなどの菓子類、こだわりの食器やカトラリー、テーブルウェアなどをiPadで紹介している。さらには、スマートカタログ以外にも待合中の幼児はiPadでYouTubeのアニメなどを楽しめるため、家族で来院した際にも診察室で静かに待つようになったという副次的な効果も出ている。iPad導入によって、思わぬメリットがもたらされたと小熊氏はコメントする。○さらなるiPad活用で院内の方々にも良質な医療サービスを提供iPadのさらなる活用方法について、たとえば、空間演出の一環として院内に置いてある雑誌を撤廃し、代わりにiPad上で誌面を楽しめる仕組みを導入したり、乳児の沐浴指導の動画を掲載したりなどを考えているという。さらなる展開としては、外来患者へ受付時にiPadを渡し利用してもらうだけではなく、院内で過ごす女性の部屋に1台ずつiPadを配布し、アフタヌーンティーサービスだけに止まらず、医療サービスのアンケート回答用にiPadを利用してもらうなど用途を拡大していく予定だと小熊氏は語る。新たな女性医療サービスを追求する同院において、様々なシチュエーションでのiPad活用が今後も検討されていく。
2015年05月20日日本の少子化問題は、深刻だ。1950年3,000万人だった15歳未満の子供は、1,633万人(2014年)、とほぼ半減。前年と比較しても、約16万人減少しているのだ。こうした少子化の流れは、売り手市場だった教育現場にも大きな変化をもたらし始めた。岡山の私立中高一貫校、岡山中学校・高等学校は、生徒と教師にタブレットを導入。授業でタブレットを利用するだけでなく、生徒の出欠や学習履歴などをデータ化、生徒・教師・保護者の三者間で共有するなど、これまでにない教育スタイルをスタートさせている。○タブレットで生徒・教師間のコミュニケーションを双方向に「従来の講義形式の授業では、教師から一方的な情報伝達になりがちです。生徒は授業中ほとんどの時間をノートテイクに費やし、視線は黒板と机上を行き来するだけ。教師との双方向のコミュニケーションが発生しにくい点が課題でした。また、出欠やテストの結果、保護者への連絡といった情報が紙で別々に管理しなければならず、教師も生徒も手間がかかるし、情報伝達の連携ミスも発生します。我々としては、授業中に生徒の顔が上がって教師と双方向のコミュニケーションが生まれるような新しい学習方法を取り入れ、教師と生徒で情報を共有できるようにしたい、という想いがありました。そこで、大阪で開催されたICT導入研修に参加したのですが、近畿大学附属高校の先進的な取り組みを知り、具体的なイメージを持つことができました。その後、近畿大学附属高校でタブレットを用いた授業や情報共有の仕組みを見学させて頂き、導入検討に入りました」(明楽氏)岡山中学校・岡山高等学校は、システムの切り替えを機に、2014年4月に中学3年生と全教師にタブレットを配布し、全教室にプロジェクターを設置した。「私は英語の授業を担当しています。以前は下を向いてする生徒がほとんどでしたが、いまは授業で使う資料は事前に生徒と共有し、授業中は私のタブレットをプロジェクターに接続して黒板に投影しているので、生徒全員の顔が前に向くようになりました。また、生徒のノートテイクが不要になったことで、常に生徒の表情を見ながら授業できるようになりました。このような結果、授業中のコミュニケーションが双方向になり、明らかに授業の質が変わったと実感しています。また、タブレットで動画を見ながら、みんなで英語の歌を歌って発音の練習をするなど、授業の幅に広がりが生まれています」(安永氏)○生徒の出欠や学習履歴の一元管理・共有を実現授業中の資料をはじめ、生徒と教師の情報共有は、ベネッセコーポレーションとソフトバンクの合弁会社Classi(クラッシー)のWebサービス『授業・学校支援サービス』を活用している。新しい教育スタイルの導入により、教師の働き方も大きく変わったと明楽氏は続ける。「以前は、教師が生徒の出欠をとる際、教室で欠席者を紙に書き、教員室に戻ってからPCに入力する、といった二度手間が生じていましたが、いまは教室で入力するだけで完了します。出欠だけでなく、テスト結果、クラブ活動の履歴など、生徒の情報が一元管理されています。こうした情報は全教師に共有されており、週末の野球部の試合で活躍した生徒に、あまり接点のない教師が週明けに声掛けするなど、これまでにはない効果も生まれています。さらに教師同士の連絡も以前はメールで行っていましたが、グループ機能でコミュニケーションするようなっています。教師間SNSのような使い方ですね」(明楽氏)岡山中学・高等学校では、タブレットを授業中だけでなく、家庭に持ち帰って活用している。タブレット操作に慣れてもらうという効果だけでなく、保護者が家庭で生徒の状況を把握確認できるというメリットもある。「以前は三者面談などでしか生徒の状況を保護者の方にお伝えする機会がなかったのですが、いまでは教師がタブレットで入力した生徒の状況を保護者の方が家庭で確認できるようになりました。授業の出欠や提出物の提出状況、クラブ活動など、常に生徒の状況を可視化できるため、以前ありがちだった保護者の方が状況を把握していなかった、ということがなくなりました。保護者の方からもっとも評価を頂いているのは、こうした生徒の情報がリアルタイムでわかる部分ですね」(明楽氏)下記の動画は、岡山中学・高等学校での実際のタブレット活用の様子だ。タブレットの活用頻度が進めば、一方でデメリットも出てきそうだ。たとえば、生徒が家庭にタブレットを持ち帰るとなると、ゲームやLineなどのアプリケーションで遊んでしまうような懸念はなかったのだろうか?「確かに当初は生徒が遊びに使ってしまうのではないか、という懸念はありましたが、モバイル デバイス マネジメント(MDM)を導入すれば、許可されたアプリケーション以外は利用できないですし、インターネットの閲覧ページを制限できると分かりました。実際にそうしたトラブルは起きていないですね」(明楽氏)○タブレット配布を拡大し、全校導入を目指す今後はどのような教育展開を考えているのだろうか?「2015年9月新中学3年の学年にもタブレットを配布し、新しい教育スタイルを展開していきます。教師側は約1年に及ぶ経験がありますし、子供はタブレットの操作に慣れるのが早いので、効率向上の成果はすぐに表れると確信しています。また、今後は高校も含め、全校でのタブレット活用を視野に入れています。タブレットを含む新しい教育スタイルは、従来の教育環境で課題となっていた多くの部分を改善できる、理にかなったシステムだと思います。少子化により、教育環境の改善が求められる中、今後はこうした新しい教育スタイルがスタンダードになっていくのではないかと考えています」(明楽氏)売り手市場から買い手市場へと変わる教育業界。学校や学習塾淘汰の波は、新しい教育スタイルの普及を進めていくのかもしれない。
2015年04月01日みなさんは今、少子化がどれぐらい深刻な問題か、ご存知ですか?実は、2014年の出産率は過去最低を記録。また、ありとあらゆるところで少子化対策が行われています。中には、社内恋愛を応援してくれる企業も!例えば、サイボウズというグループウェアを提供している会社は、社内恋愛も社内結婚も多いことで有名です。でも、同じ会社にパートナーがいると、何かと面倒なことも多いですよね。合わなくて別れることになったら、片方は辞めないといけません。それに、仮に結婚することになっても、子作りとなるとまた別の問題が絡んできます。果たして、世の女性陣は社内恋愛を後押ししてくれる会社だったら、子供も産みたくなるものなのでしょうか?ちょっと気になり、30代の女性100人にアンケート調査を実施。すると、女性が社内恋愛より会社に切実に求めているものが明らかになりました!■9割の女性は「社内恋愛を推奨されても子供産まない」91%の女性は、「社内恋愛OKでも出産はまた別の問題」と回答しました。寄せられたコメントを見ても、社内恋愛は少子化対策には一切つながらなさそうな感じ。「社内恋愛が推奨されたところで、バックにある所得格差や待機児童、育休などの問題が解消されない限りは無理」「産後もしっかり雇用を保証してくれないと、難しいです」「社内恋愛しても、子供は産みたくならない」「ほしくても作れないと思う」「そもそも男性社員がいないから、ありえない」「うちの会社は年寄りばかりなので、結婚したくない」う~ん、現実はやっぱり厳しいですよね。今は、共働きが当たり前の時代。それもあって、ほとんどの女性が夫が同僚だと同じ会社で働きながら出産・育児は微妙だと思っていることがわかりました。■それでも約1割の女性は社内恋愛に期待したがっていたただ、上記のようなマイナス意見が多い中、プラスに考えている女性は9%いました。しかし、そのためには次のような条件が必要でした。「会社に理解があれば……」「産みたいけど、賃金が改善しないと難しいですね」「二人の給料が上がらなければどうしようもない」そうなんですね。結局は子育ての大変さを会社が理解してくれること、つまり制度あってこそなんですよね。次にお金。やっぱりお金がないと、ベビーシッターにも頼めません。つまり女性は、いくら会社が社内恋愛OKにしてくれても、そもそも色々な環境が待遇が整っていなければ子供は産みにくい、というのが正直な本音のようです。というわけで、もし今後もっと少子化対策に取り組む会社が増えてきたら、女性が「働きながら子供が産みたい!」と思えるような環境作りから取り組んでほしいですね。みなさんはどう思いますか?(文/Jeana)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年12月8日(月)調査対象:全国30代の女性100名
2015年01月24日ポプラ社は12月1日、新書『専業主婦になりたい女たち』(白河桃子 著/税込842円)を発売した。著者は、少子化ジャーナリスト、作家、相模女子大客員教授で経産省「女性が輝く社会のあり方委員会」委員の白河桃子氏。専業主婦という安定ほど、危険なものはない――!? 同書では、若い女性のなかに広がる"専業主婦願望"の実態、専業主婦のリアル、"フツウの幸せ"の大きな代償について説く。「20代女子の"隠れ専業主婦願望"のワケ」「専業主婦の"ギリギリハッピー"リアルライフ」「"年収600万円以上"の独身男子は、"専業主婦希望"をどう思っている!?」「夫のリストラ、離婚、給料カット……絶対に知っておくべき、"専業主婦"の落とし穴」「専業主婦が消える日」の5章構成。「実は、『いつかは専業主婦』願望女子、『もと専業主婦』が多い」「昔は当たり前、今は『なれないからこそあこがれ』の専業主婦」「子育てが終わった後、老後は貧困!? 使い捨てにされる良妻賢母という資源」「あなたの娘はもう『専業主婦』にしてくれる男は見つけられません」「婚活の限界は『養ってほしい女性の数に対し、養える男性の数が足りないこと』」など、専業主婦の国・日本の実態がレポートされる。
2014年12月15日先日、東京都が子どもの声を騒音から外すかどうか検討していると発表しました。えっ、子どもの声が騒音!?そんな規制があったことの方に驚きです。それで少子化対策とか言ってるんだから、役人の考えることは矛盾に満ちていますね。もっと取り締まるべき騒音があるだろうに。電車に赤ちゃんが乗ってきたと顔をしかめる前に、まずは自分の言動をチェックしてみませんか。わたしたちこそ騒音の元凶になっているかもしれないのですから。あなたが公害になっている!?オンナの発する騒音がすごい持論ですが、子どもの声よりも、よっぽど世の女性の声の方が公害です。だって女性陣の大好物といえば、ゴシップ、陰口、愚痴、悪口。これぞまさにノイズ!女子会は本音の話ができる有意義な会であると、依然として人気が高いようですが、本当に有意義なのでしょうか?そこで語られる他人の悪口を聞いて、何か得たことがありますか?気の合う女友達と会っては、上司の悪口を言ってみたり、女友達の愚痴をこぼしてみたり。日ごろのストレスを発散するだけと、軽い気持ちで悪口を言っていませんか。でも繰り返していると、悪口以外の会話ができなくなりますよ。だって、わたし自身がそうでしたから。ノイズは心も体も蝕む公害です悪口は心にフィルターをかけます。実際のモノを見ずに、固定観念で物事を決め付けてしまう強力なフィルターです。だから大切なことも見逃してしまいます。悪口を言っている瞬間は、気分が高揚して確かに気持ち良いのですが、だからといって嫌なことがなくなるわけではありません。わたしの場合、女子会の翌日に仕事が元気に頑張れたかというと、その逆でした。上司も仕事も嫌いになる一方だったし、友達もどんどん少なくなりました。わたしはそうやって、大事なことを見逃し、失ってきたのだと思います。ノイズを発しているうちに、大切な会話や人を逃してしまったのです。ディスって優位に立ったつもりでも、実は自分の心が蝕ばまれているだけでした。東京都が乗り出して頃には、時すでに遅し! 今すぐ止めて、そのノイズ習慣あの頃のことを悔やんでも取り返しはつかないけれど、気づいたときが変わり時です。自分がノイズをカットすれば、他人もノイズを発しなくなります。わたしたちが思うよりも、世の中はもっと善意に満ちているし、フィルターのない世界はもっと輝いて見えるはず。そんなに甘いこと言ってちゃダメ?でも、そう思った方が、人生は楽しいじゃないですか。Photo by Pinterest
2014年10月22日厚生労働省から2013年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産むとされる子供の数)が前年を0.02ポイント上回る1.43と発表されました。30代になって産む団塊ジュニア世代が増えているため2年連続上昇傾向だそうですが、この水準では少子化に歯止めがかかっているとは言えません。いつかは結婚して、子どもを産みたいと思っている人は多いはずなのに、なにが問題なのでしょうか?自分の将来のためにも、いま既に結婚している人たちが子どもをについてどんな風に考えているのか見てみましょう。タマホーム株式会社が昨年立ち上げた 「1 more Baby応援団」 ※が、結婚14年以下の既婚者を対象に行った「夫婦の出産意識調査2014」の結果からは、少子化にならざるをえない日本の状況が透けて見えるようです。※日本の少子化問題を捉え、「もうひとりほしい」という家族の想いを応援する機運を社会全体に広げていくことを目指している運動体まず、子供は何人欲しいですか?という質問には、約半数の47.0%が「2人」と回答、続いて「3人」(26.8%)となり、「2人以上」と答えた人は全体の76.7%という結果に。やっぱり多くの人が2人以上子どもがいる家庭を望んでいるのですね。その一方で、「2人目の壁」※は存在すると思うかという質問に、なんと70.8%の人が存在すると思うと回答。2人目が欲しいと思っても、そこにハードルがあると感じている人が多いようです。※生活費や教育費に関連した家計の見通しや、仕事等の環境、年齢等を考慮し、第二子以降の出産をためらうこと「2人目の壁」を感じる理由を尋ねた結果、最も多かったのは「経済的な理由」で9割近い88.5%となりました。それ以外には、「年齢的な理由」(46.6%)、第一子の子育てで手いっぱい」(42.7%)と続きます。「2人目の壁」を解消するためには「経済的なサポート」(86.2%)が最多でした。確かに出産後もいまと同じ収入が得られるか考えると不安になりますし、教育費にはとてもお金がかかることは独身でも耳に入ってきていますよね。ただ、「2人目の壁」を解消するための課題は、ママの就業別で異なるようです。「経済的なサポート」が80%以上で最多なことは変わらないのですが、フルタイムで働くママでは「休職・復職のしやすさ」(73.9%)、「ワークライフバランス」(58.3%)が続き、専業主婦ママの場合は、「保育施設の充実」(49.0%)「育児ストレスなどに対応するコミュニティ」(48.8%)が課題となっているようです。結婚後、そして出産後、どのような働き方、ライフスタイルを送るかは、事前にしっかりと考えておいたほうがいいのかもしれませんね。また「2人目がほしい」理由の多くは「子どものため」。また、実際に第二子以降を産んだ方の「きっかけ」の最多も第一子の影響でした。お金よりも子どもへの想いが、壁を乗り越える原動力となっているようです。第二子以上を持つ既婚者に「出産したことに満足しているか」を尋ねた質問では、実に98.2%の方が「とても/やや満足している」と回答。また「家族の幸福感」について100点満点で自己評価してもらったところ、子どもがふたり以上いる家庭のほうがやや高い傾向が見られました。住む場所について「子育てのしやすさ」をどこに感じるかを尋ねたところ、最も回答を集めたのは「公園など自然の遊び場」(63.9%)、続いて「ショッピング施設が近くにある」(40.3%)、「住民が優しい」(38.1%)という結果に。そして居住者に「現在お住まいの県は子育てがしやすいと思いますか?」という質問で得られた県別評価ランキング1位は「富山県」。2位以降も福岡県、鳥取県…と続き、上位には東京や大阪などの首都圏は入ってないようです。実際に子どもを2人以上産んで育てる大変さを感じてもいるのが、多くの既婚者の方の実感なのかもしれません。それでも、多くの子どもを産んでいる人の幸福感が高いというのはうれしい結果ですね。もし子供が欲しいと思っているなら、いつ産むか、どんな働き方をするかなど理想の家族像とキャリアプランを思い描いておくのは大事なことです。そのためにはパートナー(結婚相手)には何を望むのか、早めに考えておくといいですよ!・公式サイト 「1 more Baby応援団」
2014年06月06日人生で5度目の結婚を果たしたビッグダディことコダカラー・清志(49)。18人の子供を持ち、まだまだ衰えないその肉食ぶりは、まさに少子化社会の神!占い好きな私としては、どんな星のもとに生まれているのか気になって仕方ありません!!ということで、簡単にホロスコープがわかる誕生日パレットで占ってみました。(※ホロスコープとは、簡単にいうと生まれた場所から見た星座と惑星の配置のこと。)みんなが「私は〇〇座」と言っている、いわゆる太陽星座以外にも、実は月の星座や金星の星座などがあって、それらを総合して個性を読み解いていくのです♪さて、いかにも個性が強そうなダディのホロスコープは、というと…【林下清志】1965年4月8日岩手県生まれ太陽・金星・水星が牡羊座(笑)牡羊座といえば、思い立ったらすぐに行動!エネルギーの塊みたいなイメージですが、・基本的な行動パターンを表す太陽星座・愛情を表す金星星座・コミュニケーションや知性を表す水星星座この3つが牡羊座にあるダディは、まさに肉食男子!!また、感情や本来の気質を表す月星座が、多産宮・蟹座なんて、まさに子だくさんの家庭を持つ運命にあったのですね~(納得)ホロスコープを見て、なるほど~と笑っちゃいました。生まれながらのコダカラーぶり、今後もますます目が離せません!(文=編集A)ホロスコープでわかるあなたの生まれ持った性格とは?>>誕生日占いパレットで調べる画像:『ダディから君へ』(林下清志/著大洋図書)
2014年04月14日