日本の3人組ロックバンドTHE PREDATORSが9月23日(水・祝)より全国ツアーを開催する。【チケット情報はこちら】同ツアーは、8月26日(水)にリリースする3年振りとなるニューアルバム『ROCK’N’ROLL PANDEMIC』を携えて実施。10月9日(金)東京・Zepp Tokyoまで、8会場で行われる。THE PREDATORSは2005年に結成された、the pillowsの山中さわお、GLAY のJIRO、Scars Boroughの高橋宏貴からなる3人組ロックバンド。最新作を含め、これまでに5作のアルバムをリリースしている。チケットの一般発売は8月29日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、チケットぴあではプレイガイド最速でぴあ特別先行受付を実施中。受付は7月16日(木)午前11時まで。■THE PREDATORS「ROCK’N’ROLL PANDEMIC TOUR」9月23日(水・祝) TSUTAYA O-EAST(東京都)出演:Scars Borough / THE BOHEMIANS9月25日(金) 仙台Rensa(宮城県)9月27日(日) ペニーレーン24(北海道)9月30日(水) CRAZYMAMA KINGDOM(岡山県)10月2日(金) DRUM LOGOS(福岡県)10月4日(日) なんばHatch(大阪府)10月6日(火) ダイアモンドホール(愛知県)10月9日(金) Zepp Tokyo (東京都)■5th album『ROCK’N’ROLL PANDEMIC』2015年8月26日(水)発売【CD+DVD】(初回生産限定盤)BUMP-046 / 2,600円(税別)【CD Only】BUMP-047 / 2,000円(税別)
2015年07月15日3人組オルタナティブロックバンド、シュリスペイロフが5月20日(水)に4年ぶりのフルアルバム『その周辺』をリリース。メンバーの3人に話を聞いた。【チケット情報はこちら】シュリスペイロフは1999年に札幌で結成。高校の同級生だった宮本英一(vo、g)とブチョー(ds)で組んだバンドに、メンバー募集に応募してきた野口寛喜(b)が加わった。当時、ライブハウスに出演する方法がわからず5年間もの間、スタジオで宮本が作るオリジナル曲を合わせ続けたという。「自分たちのクオリティが同世代の中でどれくらいか比べるところがなかった。モチベーションはもっと高いところにあった。ライブをやりたいと思ってライブハウスに出てるバンドを観たら大したことなくて”やれるな”と思った。誰もやってないような曲をやりたいと考えて曲を作ってたけどそこまで辿り着けてはいなくて、5年間、才能あるのかな?ないのかな?って気にしてましたね」(宮本)。『ダイバー』という曲が出来たときに手ごたえをつかんだ彼らはその後も札幌で活動を続け、インディー、メジャーでCDをリリース。次の作品が出せる環境がなくなったときにthe pillowsの山中さわおに、主宰するDELICIOUS LABELに「入れないですか?」と直訴したという。「当時一番わかって下さる方がさわおさんだったので、あそこだったら自由にやらせてくれるかなと思って」(宮本)。晴れて移籍を果たした彼らは札幌から東京に居を移し、2014年4月に5曲入りミニアルバム『turtle』をリリース。「当時33歳。バンドの辞め時と言えば辞め時(笑)。そのタイミングで東京に来たので覚悟みたいなものはあった」(宮本)という。5月20日(水)にリリースするフルアルバム『その周辺』。抜群の演奏力、緻密さと偶然のバランスが絶妙なアレンジ、独創性あふれるオルタナ・サウンドはクセになる中毒性を孕む。「面白いベースを弾きたいというのは常々ある。このアルバムでへんてこな部分も含めていろいろできた」(野口)と仕上がりにはメンバーも自信をのぞかせる。今後の夢を訊くと「東京に来て大きなステージに立たせてもらえるようになったけど、まだ自分たちが主役じゃないので、その規模で自分たちを観に来て一緒に楽しめるような環境になりたいですね」(ブチョー)と意気込んだ。(取材・文/浅野保志)■アルバム『その周辺』5月20日(水)発売2,500円(税込)
2015年05月19日4月25日(土)・26日(日)に宮城・みちのく公園北地区エコキャンプみちのくで開催されるフェス「ARABAKI ROCK FEST.15」。同フェスで行われるセッション企画の詳細が発表された。【チケット情報はこちら】初日の4月25日(土)に行なわれる「GTGGTR祭2015」はGRAPEVINEとシアターブルックによるセッション企画。今回、ムッシュかまやつ、和田唱(TRICERATOPS)、川内太鼓、夢弦会(津軽三味線)、西馬音内盆踊りの5組が出演する。2日目の26日(日)に行なわれる「THE COLLECTORS SUPER TRIBUTE -愛ある世界- produced by 山中さわお(the pillows)」はTHE COLLECTORSを敬愛するミュージシャンが集結。the pillowsの山中さわおプロデュースのもと、THE COLLECTORSの楽曲をセッションで披露する企画。出演アーティストは奥田民生、加山雄三、草野マサムネ&田村明浩(スピッツ)、TOSHI-LOW(BRAHMAN、OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND)、吉井和哉などが発表されている。同フェスの前日4月24日(金)と、翌日27日(月)には、前夜祭と後夜祭イベントも開催。前夜祭には初恋の嵐とSCOOBIE DOなどが出演。また、後夜祭には加山雄三が2013年の同フェス出演をきっかけに結成したバンド、THE King ALL STARSと、4人組ロックバンド、アルカラが出演。前夜祭、後夜祭イベントのチケットは発売中。■ARABAKI ROCK FEST.15日程4月25日(土)・26日(日)会場:みちのく公園北地区エコキャンプみちのく(宮城県)■荒吐宵祭前夜「初恋の嵐×ARABAKI PROJECT Presents『対バンの嵐』」日時:4月24日(金)開場18:30 / 開演19:00会場:SENDAI CLUB JUNK BOX(宮城県)出演:【LIVE】初恋の嵐 / SCOOBIE DO【DJ】グレートマエカワ(フラワーカンパニーズ) / 柴田隆浩(忘れらんねえよ)■荒吐宵祭 後夜 「THE King ALL STARS×アルカラ」日時:4月27日(月)開場18:00 / 開演19:00会場:仙台Rensa (宮城県)出演:THE King ALL STARS / アルカラ
2015年04月15日the pillowsが11月30日茨城・水戸ライトハウスより、新作を携えた全国ツアー「moondust tour」をスタートさせた。【チケット情報はこちら】今年結成25周年を迎えたthe pillowsが新作『ムーンダスト』をリリースしたのが10月22日。前作リリースとツアー後に活動休止、山中さわおのソロアルバムのリリースとツアーがあったため、新作を携えたツアーは約2年半ぶりだ。「久しぶりじゃないか、みんな元気かい?」。お決まりのMCに怒号にも近い歓声が起こると「声でっけえな」と嬉しそうな山中。「ツアー初日、初々しい僕たちを、仕上がっていない俺たちをまんまと観に来たな(笑)」と続け、新作からのナンバーを中心に熱いロックンロールを繰り出す。ライブ初披露の新曲もCDよりさらにエモーショナルに歌い上げ、場内のボルテージを一気に上げていく。MCで山中は「今年は俺たち25周年って言ってやってきたけど、ここ水戸ライトハウスも25周年だそうです。(当日収録に入っていた)スペースシャワーTVも25周年ですよね」と縁を感じる初日に触れ、「25年やっても”まだまだだな”と思うのは昨日、新宿の服屋さんに入ったとき、大学生くらいの男の子ふたりとすれ違ったら”あっ、今のthe pillowsのボーカルだ、まじか”みたいな(笑)。そっか、まださわおさんって定着しないんだ」と自虐的なエピソードを披露。演奏されるセットリストも新作からの曲を核に、これまでのキャリアの中からフィットするナンバーを織り交ぜて、躍動感と感動が湧き上がる構成。積み重ねてきた年輪と、25年を経て未だロックに魅せられた少年のような瑞々しさが同居するステージは実に希少だ。また、メンバー紹介の時、茨城出身の佐藤シンイチロウ(ds)が20年ほど前に共演したバンドが、関西出身なのに岩手で”岩手のみんな、帰ってきました。岩手は第二の故郷です”と言ったことにびっくりしたと語り「残念ながらthe pillowsは大衆に媚びないのでそういうことを今まで言ってこなかったけど、今日は言ってみようかな。茨城は僕の第二の...、あれっ、第一の...」と言いかけ、山中に「ややこしいわ、唯一の、でしょう」とツッコまれ、会場の笑いを誘った。アンコールに2度応え、満足そうな笑顔を浮かべた山中は、「今日はね、初日だし、初日はいつもフワフワしてるところを見せてる。だけど”今日の俺は違う!”と思ったら違わなかった(笑)。ここから俺たち元気に、仲良く(笑)、ツアー回ってくるよ。ツアー中、また新曲作るよ。ありがとう、楽しかった」と締めくくった。ツアーは来年3月28日(土)東京・Zepp Tokyoまで続く。また同ツアーでは、アルバム『ムーンダスト』を購入か、来年1月21日(水)に発売される結成25周年記念ライブの模様を収めたDVD・Blu-ray作品を予約すると、その場で「オリジナルクリアファイル」が貰えるキャンペーンを実施。参加予定の方はご確認を。取材・文:浅野保志(ぴあ)
2014年12月01日11月26日(水)にTHE COLLECTORSのギタリスト、古市コータローが、約20年ぶりとなるソロアルバム『Heartbreaker』をリリースする。1986年の結成以来、日本のロックシーンに多大な影響を与えてきたモッズ・バンド、THE COLLECTORS。古市コータローはそのギタリストとして圧倒的な存在感を放ってきた。今回、1995年以来となるアルバム制作にあたり、彼の交友関係の広さを示す超豪華なミュージシャンが集まった。プロデューサーに盟友・浅田信一を起用。そのほか、東日本大震災以降、継続的に開催しているチャリティ・イベント「緊急ナイト」で古市と共に緊急バンドを結成したThe Birthdayのクハラカズユキ、the pillowsサポートの務めており、2014年はTHE COLLECTORSツアーにも参加した鈴木淳、the pillowsの山中さわお、GOING UNDER GROUNDの松本素生、TRICERATOPSの吉田佳史らが参加。THE COLLECTOERSの楽曲とはひと味違った作品に仕上がっている。12月には全国5公演のアコースティック・ツアーも敢行するが、こちらの公演はすでにソールドアウト。2015年1月18日(日)にはバンド編成のライブが東京・CLUB QUATTROで開催されるので、気になる方はご確認を。チケットの一般発売は11月29日(土)午前10時より。■「古市コータロー solo band live"Heartbreaker"」日時:2015年01月18日(日)開場16:00 /開演 17:00会場:CLUB QUATTRO(東京都)料金:スタンディング 4,000円 ※ドリンク代別途必要■アルバム『Heartbreaker』11月26日(水)発売WGCD-0022,600円
2014年11月17日11月3日、東京・東京キネマ倶楽部でTHE BOHEMIANSの全国ツアー「AUTUMN ROYAL BUM TOUR 2014~僕の復活~」のファイナルが行なわれた。the pillowsの山中さわおが主宰する「DELICIOUS LABEL」に移籍し8月にアルバム『BUM』をリリースした彼ら。9月23日新宿red clothからスタートしたツアーは全国10会場で行われ、熱狂の渦に巻き込んできた。ファイナルが行なわれた東京キネマ倶楽部はレトロで昭和のフレーバーたっぷりでTHE BOHEMIANSの妖艶でグラマラスな雰囲気にぴったりだ。びしっとスーツでキメた山中さわおが60~70年代のアメリカのTVショーのような呼び込みをまくし立て「変幻自在のロックンロール・バンド、ザ・ボヘミア~ンズっ!」とシャウトすると、場内のボルテージは一気にヒートアップ。メンバーひとりひとりがステージ上にあるサブステージの鮮やかな幕から登場する粋な演出でライブ・スタート。稀代のロックスター、平田ぱんだ(vo)は全身のシルエット、ふてぶてしさと美しさが同居する表情、パントマイムの要素も絡めたパフォーマンスが秀逸。千葉オライリー(と無法の世界)(ds)と星川ドントレットミーダウン(b)の繰り出すグルーヴは実に心地よく、本間ドミノ(key)のピアノもドラマチック。そしてビートりょう(g)のギターはぱんだと共にこのバンドの華やかさを牽引している。新作からのナンバーに定番の曲をうまく織り交ぜ、ゴージャスなロックンロール・ショーはイントロが始まるたびに悲鳴にも似た歓声が沸き起こる。本編は『おぉ!スザンナ』、『ロックンロール』の2曲で終了。その後アンコールで3曲、ダブルアンコールに応えても興奮が冷めやらぬ中、メンバーがドラムセットの前に集まり作戦会議。the pillowsのトリビュート盤に参加したナンバー『NoSubstance』を繰り出し、2時間に渡る贅沢な宴はその幕を閉じた。この日の模様はDVD収録されており、追ってその情報も発表される予定だ。彼らの潜在能力はまだまだこんなもんじゃないと思わせる、魅力満載のステージ。もっともっと大きなステージで演奏する5人を、目撃する日も遠くなさそうだ。取材・文浅野保志
2014年11月05日the pillowsが10月4日、東京・TOKYO DOME CITY HALLで結成25周年記念ライブを開催した。1989年9月16日結成の彼らにとって今年は数週間遅れての誕生会。客電が落ち、スクリーンには山中さわお(vo、g)、真鍋吉明(g)、佐藤シンイチロウ(ds)の幼少の頃からの写真やバンドの変遷を辿る写真で構成された映像が流された。MCで山中は「今朝、目を覚ましたら25年経ってました」と、5年前の武道館での名MCをなぞり、「と、アニバーサリーの決め台詞を言いたかったけれども、今日は10月4日です」と続けて笑いを誘う。「思い返せば20周年は武道館という大舞台のプレッシャーにうっかり世の中に感謝してしまったけれども(笑)、本来オレはそういう人間ではない!」とさわお節は全開だ。メンバー紹介では、サポートの鈴木淳(b)が「今日のオレは君たちと同じように”いちBUSTERS”として、みんなと一緒に祝おうと思います」とコメント。佐藤はシンバルメーカーZildjianと契約したことを明かし「みんなもなにか25年と2週間やるとご褒美がもらえるかもよ」と語り、真鍋は「私、真鍋吉明、人生半分the pillowsです」と語って感慨深そう。山中は「the pillowsは自分たちが納得のいく景色を観れるようになるまでは遠回りしたようにもみえる。でも遠回りじゃない。オレたちは近道をしなかっただけだ。もしもう一度、人生をやり直せるとしてもオレたちは必ず同じ道を選んでみせる」と語り場内のボルテージは最高潮に。2度のアンコールにもBUSTERSの気持ちは収まらない。山中は「いや~もうクタクタだ。40代、50代のバンドにトリプルアンコールはキツいでしょ」と笑いながら『Advice』で気持ちに応えた。この日の模様は、来年1月21日(水)に映像作品で発売。10月22日(水)には新作『ムーンダスト』が発売され、11月30日(日)よりツアーも敢行される。取材・文:浅野保志(ぴあ)【セットリスト】1. スケアクロウ2. Midnight Down3. I think I can4. HAPPY BIVOUAC5. アナザーモーニング6. バビロン 天使の詩7. I know you8. サリバンになりたい9. RUSH10. 日々のうた11. 確かめに行こう12. About A Rock’n’Roll Band13. ターミナル・ヘヴンズ・ロック14. ぼくは かけら15. Funny Bunny16. GOOD DREAMS17. クオーター莫逆の友18. ストレンジカメレオン19. TRIP DANCER20. Please Mr. Lostman21. この世の果てまで22. ハイブリッド レインボウ23. No substanceEN.1 ハッピー・バースデーEN.2 LITTLE BUSTERSEN.3 Ready Steady Go!EN.4 Advice
2014年10月07日4月5日(土)東京日本青年館。結成25周年記念企画の第二弾は、1989年結成時のリーダーだった上田ケンジ(b)が3年で脱退し、山中さわお(vo、g)、真鍋吉明(g)、佐藤シンイチロウ(ds)がそれでもバンドを続ける決意をして、鹿島達也(b)をサポートに迎えた”第二期”の曲で構成された東阪名のホール・ツアーだ。なにしろこの時期の楽曲は、鹿島がサウンド面でリードしたジャズ・テイストのアレンジが特徴で、山中いわく「頑張りすぎてた」という細部にわたって緻密なサウンドは、現在まで続く“第三期”のオルタナで豪快なテイストとは一線を画すため、その後のライブではほとんど演奏されていない。鹿島のあとを受けて”第三期”以降を支え続ける鈴木淳(b)と、カミナリグモのghoma(key)を迎えた5人編成でのステージだ。立見会場を本拠地にTシャツにジーンズといういでたちで臨む彼らにとって、ホール会場でスーツを身にまとった今回は実に新鮮。冒頭のMCで山中は「この拭い去れない違和感をいかに早く取っ払って楽しむか、それが一番のテーマです」と語って笑いを誘う。“第二期”当時、リーダーを失い、周囲のセールス的な期待と格闘しながら、自分たちらしさを模索してた彼らの曲は名曲揃いでありながら、その後のバンドの変遷もあって、ファンには二度と演奏されないのでは?と思われていた。本人たちも「考えられないくらいリハーサルを積んでようやく体に染み込んだ」と語るほど。「もう少し売れてもよかったかなというラブソングを」と前置きして披露された「ガールフレンド」が秀逸だった。拳を突き上げ、体を揺らして聴くのが普通なBUSTERS(the pillowsファンの名称)も、食い入るように聴き入っていた。改めてthe pillowsの奥行きの深さに恐れ入った2時間だった。the pillows ツアー情報ステージの去り際、新曲のレコーディングを進めていること、秋にはツアーで届けることを伝えてくれた。6月から7月にかけてトリビュート・アルバムに参加したバンドを迎えてのツアー「ROCK AND SYMPATHY」も4月12日(土)から前売り開始となるので要チェックだ。取材・文/浅野保志【セットリスト】the pillows 25th Anniversary NEVER ENDING SRORY“Do You Remember The 2nd Movement?”1.LIBERTY/2.恋のスパイに気をつけろ/3.Sha-la-la-lla/4.モノクロームラバーズ/5.エンゼルフィッシュ/6.Sunday/7.ガールフレンド/8.僕でいられるように/9.公園~黄昏のワルツ~/10.TONIGHT/11.Future/12.アムネジアの日記/13.開かない扉の前で/14.THE KILLING FIELD/15.Tiny Boat/16.DAYDREAM WONDER/17.Bye Bye Sweet Pain/18.Movement/En.1 1.屋上に昇って/2.NAKED SHUFFLE/En.2 1.TOY DOLL/2.Primer Beat
2014年04月07日3月10日(月)東京・下北沢440でカミナリグモのツアー東京公演が開催された。この日の公演は全国5か所を巡るツアー「OURSONGWITHNONAME」の初日。ゲストのベースとドラムを迎えたバンド編成のライブも好評だった彼らだが最近は上野啓示(g、vo)、成瀬篤志-ghoma-(key)のメンバーふたりですべてを演奏するステージを追求していて、そのスタイルも確実に定着しつつある。数ヶ月前に購入したという新しいフルアコ・タイプのエレキ・ギターを抱え、哀愁を帯びたボーカルで切々と歌う上野。ギターとキーボード以外のあらゆるサウンドをサンプリングやフットペダルを器用に操りながら音世界を丹念に彩るghoma。活動12年目を迎えた彼らが初期の名曲『春のうた』にちなんで新旧交えた春らしい楽曲を披露していく。上野は「春は好きですか?僕は野球が開幕するこの時期のドキドキ感が好き」と語り、アットホームで居心地の良い時間が流れていく。「ねぎらって欲しいタイプなので…」と前置きして、上野はライトやセットのスイッチングも足で操作してることを告白、ghomaもサウンド面で”頑張っている”裏事情もアピールして笑いを誘う。中盤で、今年の2月にリリースされたthepillowsのトリビュート盤に収録された『開かない扉の前で』を演奏するにあたり、上野は「17歳のときにこの曲と出会い、今、こんな機会を得て夢のよう」と気持ちを吐露。会場に駆けつけていたthepillows 山中さわおの前で丁寧に心を込めて歌い上げた。終盤では「実は春が嫌いでした」と切り出した上野は、取り残されたような疎外感を感じていた春が嫌いで、でもここ2年くらいは悪くないと思えるようになったと語った。「今年1年、ふたりでできることに精一杯、挑戦していく」と決心し、8月には初めてのホール公演ワンマンに臨むことも発表。同期して多彩な音を重ねる楽曲も聴き応えがあったが、ギターとキーボードと歌と、ふたりが刻むビートと想いが込められたナンバーにこそ大きな成長と可能性を感じた。アンコールでは『開かない扉の前で』のアンサーソングとして作ったと前置きして新曲『サバイバルナイフ』を披露。8月公演のチケット購入者には、この音源がプレゼントされる。ぜひとも今のふたりが紡ぐ独特の音世界を生で体感して欲しい。(取材・文:浅野保志)■『BEYOND THE LOCKED DOOR! 』-ツアーファイナル-カミナリグモ ワンマンライブ日時:8月24日(日)開場17:00/開演17:30会場:TOKYO FMホール(東京都)料金:前売3300円小学生以下2000円(ドリンク持ち込み可。ただし飲水はロビーのみ。)※来場者特典として未発表音源『サバイバルナイフ』とスペシャルパンフレットをプレゼント
2014年03月11日the pillowsの山中さわおが、ソロとしては初のバンドスタイルで全国ツアーを行う事が決定した。ツアータイトルは「Buzzy Roars Tour」。山中はカミナリグモやLOVE LOVE LOVEといった若手バンドとの対バンツアーを行ったり、今年の7月にはCHEMICAL BUMP SHOW!!の一環としてお笑い芸人タイムマシーン3号と一緒に、お笑いと音楽を融合したツアーを開催しているが、ソロとしてバンドスタイルで回る全国ツアーは今回が初となる。来年の1月16日(水)にはソロとして初のシングル『Answer』をリリースする山中。これまではソロ作品では英語詞にこだわっていたが、今作では初めて日本語詞に挑戦し新たな一面を見せているとの事。こちらもツアーと合わせて、気になる方はご確認を。■山中さわお Buzzy Roars Tour3月30日(土)高円寺HIGH(東京都)4月7日(日)渋谷CLUB QUATTRO(東京都)4月10日(水)京都MUSE(京都府)4月12日(金)広島CLUB QUATTRO(広島県)4月14日(日)博多DRUM Be-1(福岡県)4月16日(火)松山サロンキティ(愛媛県)4月18日(木)松江AZTiC canova(島根県)4月20日(土)岡山IMAGE(岡山県)4月22日(月)浜松窓枠(静岡県)5月3日(金・祝)高崎club FLEEZ(群馬県)5月8日(水)郡山CLUB#9(福島県)5月10日(金)青森Quarter(青森県)5月12日(日)札幌PENNYLANE 24(北海道)5月14日(火)仙台CLUB JUNK BOX(宮城県)5月18日(土)新潟CLUB RIVERST(新潟県)5月20日(月)長野LIVE HOUSE J(長野県)5月22日(水)金沢vanvan V4(石川県)5月24日(金)大阪BIG CAT(大阪府)5月26日(日)名古屋CLUB QUATTRO(愛知県)5月28日(火)水戸ライトハウス(茨城県)6月2日(日)Shibuya O-EAST(東京都)
2012年12月12日島根県の安来市商工会では、島根の戦国武将「山中鹿介(やまなかしかのすけ)」にあやかった「祈月札」を発売している。これから何かに挑戦する人が、逆境に負けない勇気を授かるためのお札だ。「祈月札(きづきふだ)」は三日月に見立てた木札(縦4.5センチ、横3センチ)と、願い事を書く用紙「願い文」がセットになっている。販売価格は300円。JR安来駅の「安来市観光交流プラザ観光案内所」および、「三日月公園」内の「ふれあい館」、「広瀬絣センター」で発売中。祈月札の願掛け方法は以下の通り。・月山富田城跡の鹿介像の前で、三日月型の木札を手に挟み、三笠山に向かって受験や商売繁盛、恋愛運などを祈る ・願い文に思いを記し、千畳平の「尼子神社」の願い箱に収める ・三日月型の「木札」は肌身離さずに身に付け、祈りが通じたら尼子神社に返納する 山中鹿介は自らが仕える主君、尼子氏が毛利氏の攻撃によって衰退するなか、三日月に向かい、「願わくは、我に七難八苦を与えたまえ」と祈り、尼子再興を固く決心したと言われている。そして度重なる戦を乗り越え、幾たびか再興に成功した。詳細は安来市商工会ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月06日11月14日にthe pillowsがアルバム『トライアル』を携えて敢行した全国ツアー「TRIAL TOUR」のファイナルZepp Tokyo公演の模様を完全収録した『REAL TRIAL 2012.06.16 at Zepp Tokyo“TRIAL TOUR” 』のDVDとBlu-rayがリリースされた。Blu-ray盤は、the pillowsの映像アイテムとしては初のリリースとなる。【公演情報はこちら】アルバム『トライアル』発表時に「ぴあ」のインタビューでフロントマン・山中さわおは「最後の一滴じゃないかなっていうくらい“搾り出した感”があるアルバム。“もう作れないんじゃないか”っていう強迫観念が今までで一番あった」と語ってくれたが、そのスリリングなダイナミズムはツアーを重ねるごとに高まり、この日のファイナルで最高潮のパフォーマンスとなった。ツアーに参加した人も惜しくも観逃した人も、ぜひとも満喫してほしい作品だ。映像特典として「山中さわお カラオケ100点へのトライアル!」も収録。その結果はいかに?そして山中さわお初のソロ・シングル『Answer』が2013年1月16日(水)にリリースされることも決定した。これまで2枚のソロ・アルバムを発表している山中だが、本作はソングライターとして改めて自分を見つけなおし、自分とは何か、アーティストとして世界とどう繋がるか、を力強く表明する1曲になるとのこと。その到着を楽しみに待ちたい。12月31日(月)に開催される「the pillows presents “COUNTDOWN BUMP SHOW!! 2012→2013”」のチケットは発売中。また、2013年の山中さわおの活動にも注目したい。■the pillows presents “COUNTDOWN BUMP SHOW!! 2012→2013”日程:12月31日(月)open18:30 / start 19:30会場:Shibuya O-EAST(東京都)料金:3,800(ドリンク代別)出演: the pillows(カウントダウン) /怒髪天/noodles / BUGY CRAXONE / POP CHOCOLAT / gold sounds and more…
2012年11月16日島根県の東端に位置する、どじょうすくいとヤスキハガネの町、安来市。現在この安来市で宝探しイベント「山中鹿介の埋蔵金を探せ!」を開催中だ。期間は12月31日(月)まで。時は戦国時代、毛利家との攻防の中でひときわ偉才を放った武将がいた。山中鹿介幸盛だ。三笠山の上に光る三日月に向かい「願わくば我に七難八苦を与え給え」と祈り続けた。この鹿介の勇姿とともに地元に残るのが、鹿介の埋蔵金伝説。かつて山陰・山陽11カ国を治めた尼子氏の巨大な軍用金を城下のどこかに埋めたとされる。そんな伝説のある尼子の里、安来市広瀬町を歩き回りながら、謎を解き、キーワードを探すのが「山中鹿介の埋蔵金を探せ!」だ。回答を応募すると、正解者に抽選で特産品が贈られる。参加方法は簡単だ。まず「山中鹿介の埋蔵金を探せ!」パンフレットを安来のどじょう報からダウンロード。パンフレットの物語を読んで、物語に登場する古文書に関係のある場所をめざして、「まちあるき」へ。それぞれの場所でキーとなる数字を探し出し、文字盤にあてはめ、見つけ出した文字を応募用紙に空欄に書き込んで文章を完成させればOK。参加費は無料。この街歩きを手助けしてくれるのが「尼子の里まちあるきMAP」で、市内の主要観光施設で手に入れることができるほか、同サイトからもダウンロードできる。探し出した回答を応募用紙に記入の上、広瀬絣センター、安来商工会(平日のみ)、観光交流プラザ(JR安来駅隣)に設置してある応募箱に投函。応募者全員に「山中鹿介シール」がプレゼント(ただし、なくなり次第終了)されるほか、正解者の中から抽選で20名に山中鹿介Tシャツや城下町広瀬の特産品がプレゼントされる。なお、応募締め切りは来年1月15日(火)まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月04日the pillowsの山中さわお、GLAYのJIRO、Scars Borough/ELLEGARDENの高橋宏貴による3ピースバンドTHE PREDATORSが今年の夏に2年ぶりのミニアルバム『Monster in my head』のリリースを決定した。そして最新のアーティスト写真も初公開。詳細はまだ発表されてはいないが、7曲入りでMVも3曲収録と豪華なパッケージでリリースされる。あわせて9月20日(木)の渋谷CLUB QUATTROからファイナルの10月12日(金)のZepp Tokyoまで8か所9公演の『Monster in my head TOUR』を行うことも決定。今回のTOURではプレデターズとしては初めての広島公演も行う。同バンドはすでに8月10日(金)・11日(土)に北海道・石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージにて行われる夏フェス、RISING SUN ROCK FESTIVAL 2012 in EZOへの参戦も決定しており、the pillowsやGLAY、そしてScars Boroughとはまた違った熱いLIVEが期待できる。そして2年ぶりの再始動に合わせてTHE PREDATORSの公式Facebookページも立ち上がった。こちらもご注目を。全国ツアーのチケット一般発売は8月25日(土)より。一般発売に先がけてホームページ先行も実施、5月15日(火)12:00から5月21日(月)23:00まで受付。■THE PREDATORS 2012 TOUR “Monster in your head”9/20(木) 渋谷CLUB QUATTRO9/25(火) 仙台Rensa9/27(木)・9/28(金) 札幌ペニーレーン2410/3(水) 名古屋クラブダイアモンドホール10/5(金) 広島クラブクアトロ10/7(日) 福岡DRUM LOGOS10/9(火) 大阪なんばHatch10/12(金) 東京Zepp Tokyo
2012年05月10日富士汽船株式会社は、3月24日(土)より富士五湖の一つの山中湖で、遊覧船「白鳥の湖」の運航を開始する。遊覧船「白鳥の湖」は、「日本一の富士の麓 山中湖に 日本一美しい白鳥を浮かばせよう」をコンセプトに、子どもからお年寄りまで老若男女を問わず楽しめるよう従来の「プリンセス・オデット号」をリニューアルしたもの。なお、デザインは、昨年デビューした水陸両用バス「山中湖のカバ」を手掛けたデザイナー水戸岡鋭治氏によるものだ。船内は、木目を生かした生地仕上げのナラ材を使用し、やわらかな曲線を基調とした温かみのあるデザインが施されている。また、景色を楽しむための双眼鏡や船長気分を味わえるハンドル付の子供展望席など、山中湖を楽しむためのアイデアをふんだんに盛り込まれている。美しい山中湖と雄大な富士山の絶景を愛でながら、湖上クルージングのひとときをゆっくりと楽しんでみてはいかがだろうか。【白鳥の湖 運行概要】運行期間:平成24年3月24日(土)~運行回数:9~12回 ※季節によって変更あり乗車時間:一周 約35分乗船定員:180名発着場所:旭日丘桟橋、山中桟橋定休日:なし料金:大人900円、小人450円お問い合わせ:富士汽船株式会社 0555-62-0130(受付時間7:30~18:30)
2012年03月15日