俳優の山崎賢人(崎=たつさき)が28日、都内で行われた『サントリー生ビール』新CM発表会に登場した。今年パワーアップしていきたいことを問われた山崎は「これまでアクション作品を多くやっているのですが、今年もやるので、アクションスキルをパワーアップアップさせて、いろんな形で表現できるようにしていきたい」とさらに高い目標を掲げた。そして普段のトレーニングについても聞かれ「筋トレもしてますし、体を細かく動かす練習もしています」と明かした。また、山崎は「ずっとやりたかったキャンプを今年できた」と笑顔で明かし、「料理を作るのが醍醐味だと思うのですが、料理を普段しないので、料理スキルもアップさせたい」と意気込みを語った。新CM「雨が上がる」編は、4月1日から全国で順次放送される。イベントにはほか、同CMに出演する俳優の上白石萌音、お笑いコンビ・オズワルド(畠中悠、伊藤俊介)、今回のCMソング「川の流れのように」の歌唱も担当するアイナ・ジ・エンドが登場した。
2024年03月28日理想の肌を追求し大金を投資して実感「皮膚の変態」と自ら名乗るほど美容好きのアパレル経営者・大野真理子さんが執筆した初の書籍「『皮膚の変態』が本気で選んだ270品悩みに『効く』コスメ」(税込 1,760円)が、2月12日に講談社から発売された。大野さんは20代半ばで大人ニキビに悩まされ、これまで都心にマンションを購入できるほど数多くの化粧品に投資しては試し、理想の肌を追求してきた。根っからの美容好きでもあったことから、SNSで「皮膚の変態」としてコスメ情報を発信すると大人気に。自身の経験から、ホロワーからの肌悩みにも寄り添い真摯に応え、的確にアドバイスする姿が多くの人から共感を得ている。悩みに本当に効くスキンケアアイテムの決定版同書は、そんな大野さんが実体験に基づいて「本当に効く」と感じたコスメを紹介する実用的な一冊。内容は全7章+おまけで構成され、第1章 5大悩み「毛穴・美白・たるみ・乾燥・ニキビ」に効くコスメ、第2章 24時間美容漬け「皮膚の変態」の鬼ルーティン、第3章 「こんな時、どうする?」など。大野さんは、「皮膚の変態」を頼る人には最大限の知識と情報を届けたいとしている。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:報道用資料
2024年02月16日現在上映中の映画『ゴールデンカムイ』より、山崎賢人のアクション練習映像が公開された。山崎さんが演じているのは、日露戦争でめざましい武功をあげ、その闘いぶりから“不死身の杉元”と呼ばれる元軍人・杉元佐一。今作では元軍人の杉元を演じるに当たり、約10kg体重を増量。真冬の川に飛び込むシーンや深夜の氷点下の中、馬そりに引きずられるシーンをスタントなしで演じた。そんな彼の努力が垣間見えるアクションの練習映像が公開。空手や日本の武道に基づいた動きや、軍事練習にも励み、インタビューにて「模擬銃を買って、家でも銃を手に馴染ませるようにした」と語っていた通り、役作りに真摯に取り組んだ様子が映し出されている。また、馬そり上での二階堂役の柳俊太郎と激しいアクションを繰り広げるなど、練習ながらも手に汗握る映像となっている。なお本映像は、『キングダム』「今際の国のアリス」シリーズなどでもタッグを組んできたアクション監督・下村勇二自らが編集を担当している。2月13日までの公開25日間で観客動員数142万人、興行収入20.8億円を突破した本作。アクションが存分に堪能できる4DXは、明日16日(金)上映がスタートとなる。4DXでは、壮絶な二〇三高地をよりリアルに、猛き動物たちの強さをより近くに、大迫力のアクションシーンを最大級に体感することができる。『ゴールデンカムイ』は全国にて公開中。※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールデンカムイ 2024年1月19日より全国にて公開©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2024年02月15日岸谷香のデビュー40周年のタイミングで開催される主催イベント『岸谷香感謝祭2024』のゲストは、トータス松本と永井真理子というバラエティーに富んだ組み合わせとなった。3人とも同学年という共通点がある。今回も、このイベントでしか観られないスペシャルな共演が実現するだろう。ここでは、岸谷と永井との対談をお届けする。このふたりは同学年である以外にも、いくつかの共通点がある。80年代末から90年代前半にかけての大きなムーブメントを乗り越えてきたこと、子育てのために約10年にわたる休止期間を経て、音楽活動を再開していること、『ポップン・ルージュ』というラジオ番組で、それぞれ曜日違いのパーソナリティーを務めていたことなどだ。当時の懐かしい話、音楽の再開の仕方、さらには『感謝祭』のアイデアまで、さまざまな話題に話が及んだ。――おふたりは同学年なんですね。永井そう、同学年なんですよ。生まれた年は私のほうが1年早いんですけどね。岸谷えっ、そうなの?ごめんなさい(笑)。私、ずっと自分が年上だと思ってた。80年代の時のイメージがあったから。永井私、あの頃って、子供みたいだったもんね。岸谷そう(笑)。ショートカットで、いつもタートルでジーンズで。そのイメージが強かったからね。そうか、同学年なんだ。永井そうなの。一緒なんですよ。――2024年の「感謝際」のもうひとりのゲストであるトータス松本さんも同学年なんですよね。永井そうか。岸谷この学年って、「ROOT 66」にちなんで、「66年の会」というのがあって、みんなで集まって、ライブをやっているんだけど、私は67年生まれだから、入ってないのね。永井私、66年生まれだけど、呼ばれたことがないよ。――ほぼ男性ミュージシャンの集まりのようです。岸谷66年生まれのミュージシャン、たくさんいるのよ。永井でも丙午(ひのえうま)だから、女性の人口は少ないんだよね。“この年に生まれた女が強い”と言われている世代だから、産むのを控える傾向があったから。でも実は女性アーティストは、多いんですよ。渡辺美里さん、中村あゆみさん、みんな一緒だよ。岸谷そうか、でもみんな、強そうだよね(笑)。――おふたりは同学年という以外にも、いろいろな共通点があります。80年代末から90年代にかけての大きなムーブメントを経験し、ともに武道館など大きなステージに数多く立っています。また、子育てもあり、10年ほどブランクがあったうえで、音楽活動を再開していることも共通します。岸谷ラジオも共通点ですね。『ポップン・ルージュ』という同じ番組をやっていて、真理ちゃんが月曜日、私が水曜日だったんですよ。永井そうそう。――まず、永井さんを『感謝祭』に誘った経緯を教えていただけますか?岸谷ふたりの共通の友人であるチエちゃん(長井千恵子さん)というギタリストがいて、昔から真理ちゃんと一緒にやっていたんだよね。永井やってた。20年くらい前からかな。岸谷それで、チエちゃんに会うと、いつも「真理ちゃんがね」という話はよくしていました。だから私もつい、「真理ちゃん」ってなれなれしく言っちゃうんだけど。チエちゃんを通してのつきあいで、真理ちゃんとは個人的に遊んだりはしてなかったけれど、同じラジオ番組だったから、横のつながりはあったんですよ。たまに特番があって、月曜から金曜までのパーソナリティーが全員集まったりしていたのね。永井そうそう。岸谷当時のラジオ番組は活気があったから、どこかで飲んでいて、「今日って、月曜日だから真理ちゃんの日じゃない?」って言って、酔っ払ったまま菓子折りを持って、真理ちゃんの番組に顔を出したり(笑)。そんなことができる番組だったんですよ。それで89年から90年まで一緒にすごしてきて、久しぶりに再会したのも、チエちゃんを通じてだったよね。永井そう。岸谷「真理ちゃんがオーストラリアに移住して、日本に戻ってきて、音楽を再開するにあたって、聞きたいことがあるみたいよ」「香ちゃんがボイトレどうやっているのか、知りたいみたいよ」って、チエちゃんが話していたのね。それで、3人で会ったんだよね。永井それがもう6年前のことだよね。私が復帰したころのことです。岸谷その時は、「イベントやフェスで会ったら楽しいよね。じゃあまたどこかで」って、バイバイしました。『感謝祭』が恒例になってきて、ふたりゲストがいるなら、ひとりは女性がいいなあと思っていたのね。それも一緒にいろいろやってくれる人が良くて、「ここをこう変えてもいい?」って言ったときに、一緒に楽しんでくれる人がいいなあって。それで温めていた隠し球にお願いしました(笑)。――永井さんは岸谷さんの誘いをどう感じましたか?永井とてもうれしくて。最初、チエちゃんを通じて聞いたんですよ。それでチエちゃんのLINEに、「うれしい!」「めちゃくゃ光栄!」って書きこみました。逆に、「こっちこそお願いします」って返事したのかな。岸谷いいお返事をいただけて、こちらこそ、ありがたかったです。私たちのファンって、長年応援してくだっている方も結構いらっしゃるので、そういう方にはツボなんじゃないかな。永井私も発表したときに、ファンの方が大喜びで。“あのラジオが流れていた頃の青春が蘇ってくる”そんな気持ちになったみたいなのね。岸谷私はその『ポップン・ルージュ』の時の作家の方ともまたご縁もあって、『オールナイト・ニッポン』の作家もやってもらっているのね。だから新しい試みとして、ラジオ的な演出をやるのもおもしろいかなって考えています。会話だけ、当時のラジオ風にしてみるとか。一瞬、観に来た人たちが、ラジオを聞いている感覚になるのもありかなって。永井それはおもしろそう!――当時のラジオを聞いていた人にも感涙のイベントになりそうです。永井きっと喜び、そして泣いちゃうと思います(笑)。岸谷もしかしたら、スタッフが当時のジングル音源とか、持っているかもしれない。「月曜日の永井真理子です」「水曜日の奥居香です」って、そんなことを言いながら、ジングルを使ってもいいし。永井それは最高にいい!(笑)岸谷曲紹介をラジオ風にやるのもおもしろいかも。話をしていると、いろいろアイデアが湧いてきます。やっぱり、当時の本物がふたりいるって素晴らしい!(笑)『感謝祭』って、お招きするアーティストの方にも楽しんでもらうのが大きなテーマなので、気楽に楽しんでください。永井良かった!おおいに楽しませてもらいます。うれしいです。――話が戻ってしまいますが、80年代にそういう形で出会って、お互いについて、どんな印象を持っていたのですか?岸谷しつこいようだけど、真理ちゃんと言えば、ショートカットで黒いタートル、ジーンズのイメージ(笑)。白いTシャツもあったね。黒いタートルか白いTシャツ。永井そうそう、あれは全部自前なの(笑)。――永井さんから見た岸谷さんは?永井もうピカピカしていましたね。そして、プリプリしていました(笑)。忘れられないのは、テレビで共演させていただいたことがあって、大きな楽屋で一緒になったときのこと。香ちゃんは覚えてないと思うけれど、「あっ、プリプリさんがいる!」と思って、楽屋のすみっこのほうで固まっていました。面と向かっては見られないんですが、鏡越しに見えちゃうわけですよ、そのピカピカが(笑)。ドキドキしちゃって、挨拶もうまくできなかった。岸谷えー、なんで?同い年でしょう。永井いやいやいや、先輩です。だって1年、プリプリのほうがデビューも早かったしね。で、鏡越しに見ていると、「なんだか、テレビを観ているみたいだぞ」って、「ダイアモンドだね~♪」ってつい口ずさみそうになって、ダメだ、今は本人がいるぞって(笑)。岸谷真理ちゃんはヨーグルトのCMやってたでしょ。永井やってた(笑)。岸谷そういうのを断片的に覚えているんだよね。――80年代末から90年代前半には、それぞれ大きなムーブメントを体験された共通点もあります。“ガールポップ”という言葉も生まれました。当時のそうした流れをどう感じていましたか?岸谷“ガールポップ”という言葉は強烈に覚えていますね。私たちはバンドだったから、その“ガールポップ”の仲間に入っていたのか、入れてもらってなかったのか、ちょっとイメージはわからないんだけど、真理ちゃんとか、あと、千里ちゃん(森高千里さん)とか、谷村有美ちゃんとか、女性アーティストがたくさん出てきた時代でもあったよね。永井そうだね。わりとソロの人が多かったのかな。岸谷華やかな時代というか、“ガールポップ”のイベントもあったよね。永井イベントもあったし、雑誌もあった。私としては、かなりボーイッシュだったので、「“ガールポップ”に入っていいんですか」みたいな感覚だったんだけどね。岸谷確かに髪は短かったけど、そこまでボーイッシュでもなかったというか、そんなに強そうでもなかったよね。永井うん。ちっちゃかったしね(笑)。岸谷真理ちゃんは、“ガールポップ”の象徴みたいなイメージがあるよね。私たちは、バンドのイメージが強かったんだと思うけど。あと、当時はイカ天から始まって、バンドブームもあったから。永井いろいろなブームが入り混じっていたと思います。――そうしたムーブメントの中で、おふたりともとても忙しいハードな日々を送っていたと思います。どのようにして、自分のペースを作り、乗り越えてきたのでしょうか?永井忙しかったでしょう?岸谷忙しかったと思うけど、若かったし、どっちかというと、“やった~! お客さんが増えたぞ”みたいな気持ちのほうが強かった気がする。会場がどんどん大きくなっていったことについても、まだ子供だし、怖い物知らずなところがあった気がする。不安もそんなになかったんじゃないかな。今とは時代が違うし。今は忙しくなると、メンタルが辛くなって、お休みするアーティストもたくさんいると聞くけれど、私たちの時代って、そっちに行かなかったんですよ。むしろ、「忙しくなってきた。やったぜ!」みたいな。永井それはバンドだからというのはあると思う。岸谷真理ちゃん、しんどかった?永井私はソロだから、まわりから、「もっとこっちがいいんじゃないか」「いや、あっちがいいんじゃないか」っていろいろと言われることがたくさんあるわけ。岸谷そうなんだ。永井そう。バンドは全部自分たちで作品を作るじゃない?で、「これしかないし」って言えるじゃない。でもソロだと、いくらでも味付けの仕方はあるわけで。だから、気がつくと、“えっ、こんな番組、私できないよ”みたいなことがあふれてしまって、気持ちがバーンと落ちてしまう時があったのね。“私は本当に自分を出せているのかな。苦しい苦しい苦しい”って。岸谷そっか。そこはやっぱりソロとバンドの違いなのかもしれないね。バンドだと、5人一緒になって、誰かの悪口を言って、発散することもできたしね。「なんだよ、アレ!」みたいな(笑)。永井私の場合は、そういうことを言ったら、逆に「いや、今は頑張りなさい」「走りながら悩みなさい」みたいな。岸谷ええっ!そうだったんだ。永井当時は葛藤があったけれど、そういう時があったから、今は何がやりたいとかやりたくないとか、しっかり選択できるようになったんだよね。あの時は若かったがゆえの苦しさでもあったし、今はそうした経験も良かったのかなと思っている。岸谷真理ちゃんにとってはハードな時代だったかもしれないけれど、当時は世の中もバブルだったし、なんでもかんでもキラキラしていた気がする。番組に出れば、誰か知っている人がいて、気安くしゃべっていたし。私としてつらい時があったとしたら、バンド内で、音楽の方向性について意見の違いが出た時かな。永井バンドはそこは難しいところだね。岸谷一長一短なんだよね。外部に対しては、みんなで一緒になって、悪口も言えるけれど、バンドの内部で意見が割れたときは、深刻だったし、解散することになったわけだし。そういう意味では、真理ちゃんは今も昔も永井真理子だよね。私の場合は、バンドだったのがひとりになり、休憩があって、またひとりだし、名前も変えちゃったしね。だから“ゼロから再出発”という感覚があった気がする。永井私はハタから見ていて、そういうところがかっこいいなと思っていた。ちゃんと名前も変えて、新しくゼロからスタートしているんだな、素敵だなって。岸谷あまり深く考えずに、子供ができた時に、名前も変えちゃったのね。離婚したらどうするんだろうと、ふと思ったんだけど、どうせプリンセス プリンセスじゃないんだったら、奥居香じゃなくたっていいやぐらいに考えていたというか。それはそれで良かったのかなと思いながら、今に至っています。永井ふたつ違う形で音楽ができるってことだしね。岸谷求められるものはそんなに変わらないというか、昔のものを求められることも多いんだよね。とは言え、やりたいことはぶっちぎってやっていこうと思っている。母親になると、少し視点が変わってくるから、昔のようなラブソングは書けなくなるのね。 書いてるつもりでも愛情の対象がずれてきたりするし、描くものが変化してきているし。でもそれは自分の中の自然の変化だからね。もう前とは名前も違うし、許してね、みたいな。そこは楽だったかもしれない。逆に真理ちゃんはずっと永井真理子だから、大変なところもあったんじゃない?永井いや、そんなにはないかな。――おふたりとも、子育てで10年ほど音楽活動を休止していたという共通点もあります。以前、岸谷さんが「自分の中からドレミファソラシドが消えた気がする」とおっしゃっていました。永井さんはお休みの間、音楽との関係は、どんな感じでしたか?永井私は真っ白になりました(笑)。とくに私はオーストラリアに行っちゃったし、子育てもしたかったし、1回真っ白になって、今までのことを見つめ直そうかなと思ったんですね。でも、海外に行くと、まったく日本の音楽を聴かなくなるから、自分は何者だったのかもわからなくなっちゃうの。岸谷そうだったんだ。永井立ち位置もわからなくなるし、自分なんか全然必要がないものなのかな、本当にステージに立っていた人間なのかなってところまで、いっちゃった。岸谷へぇー。永井気持ちが離れすぎちゃって。だから、そこからまた音楽に戻るエネルギーがなかなか湧いてこなかった。岸谷確かにエネルギーがいるよね。永井すごいいるでしょ。特にお休みした後なんかは、なかなか戻れない。だから、10年以上あいちゃった。――その間は、音楽を聴いたり、楽器にふれたりというのは?永井普通に一般人として、ラジオから聴こえる音楽にふれたりはしてました。洋楽だけですけど。これ、かっこいいなとか、そういう感じ。岸谷なぜオーストラリアだったの?永井本当はアメリカとかイギリスとか、音楽がいっぱいあるところに行きたかったんだけど、子供を抱えていくから、子供のいちばん過ごしやすいところがいいわけで、オーストラリアがいちばん受け入れ体制があったの。子供に優しくて、教育もとても良かったから。岸谷言葉は?永井言葉は全然わからなかったので、辞書を抱えて勉強した。岸谷学校に行ったの?永井子供はオーストラリアの地元に学校に行って、私も英語学校に通ったよ。全然うまくならなかったけどね。向こうで英語で仕事をしていれば、うまくなるけど、家の中では日本語を話しているから、一向にうまくならない(笑)。――休止期間があったことについて、岸谷さんはどう思っていますか?岸谷子育てをして、音楽から丸々離れちゃったことを、私は良かったなと思っています。1回違うことをすることで、リフレッシュするというか。私たちって、さんざん子育てやったわけじゃない?永井やったやった(笑)。お弁当を作って、学校に送ってね。岸谷“もう後悔はない”“うんざりしたよ”“疲れたよ”っていうくらい、子育てしたじゃない?そうやって子育てをやりきって、“はい、もうお終い!”ってとこまでやったから、「そろそろお母さんも好きなことをやっていい?」ってことで、音楽に戻ってこれたところはあるのね。永井それはとてもいいね。だったら、迷いなんてないよね。岸谷だから逆に、子供を産んですぐ仕事をしている子を見ると、“もったいないなあ”と思うことがあります。“初めて子供が立った瞬間を見逃しちゃうじゃん”って。永井私も休んでいる間は、完全におかあさんだけやっている日々でした。学校の送り迎えをしたり、お弁当を作ったり、子供のスポーツの試合に行って応援したり。――それぞれ音楽活動を再開するきっかけを教えてください。岸谷大きなきっかけになったのは、プリンセス プリンセスの再結成ですけど、その前に、夫が年に1回、AAAというエイズチャリティーのコンサートを武道館でやっていて、そこに参加していたことも大きかったと思っています。子育て中とはいえ、チャリティーだし、1日ぐらい出かけてもいいのかなって、年一だけで武道館に歌いにいってたのね。その時にイントロを聴いても、普通に歌い出せない瞬間があったの。ドレミファソラシドを確認したいなって。それまでは“パブロフの犬”じゃないけど、イントロが鳴ったら、黙っていても、歌が勝手に出てくるみたいな感じだったのね。それがシンガーだと思っていたんだけど、ドレミファソラシドを探さなきゃって思ったときに、私は本当に音楽家じゃなくなったんだなって悲しくなっちゃって。それで、リハビリみたいなことをバンドと始めたのが、音楽を再開するきっかけ。永井ああ、そうなんだ。震災がきっかけなのかと思っていた。岸谷震災がきっかけでもあるんだけどね。年1くらいで集まって、リハビリと称してライブをやっていたからこそ、震災が起こったときに、“自分たちのできることをやるために、プリンセス プリンセスを再結成しよう”って、決断できたんだと思う。真っ白なままだったら、あんなふうにはやれてなかったと思う。だって、かつてやったことのなかった東京ドームまでやったんだから、すごい道のりじゃない?永井そうだね。少しずつやることって大切だね。岸谷本当にそうなの。“3歩進んで2歩下がる”を繰り返して、“気づいたら5歩ぐらいは進んでた”っていうところで再結成を決めたのね。で、再結成して活動していったら、やっぱり音楽って楽しいなあって、改めて感じたのね。永井音楽を休んでた時間があるから、余計にやりたくなったんだよね、きっと。だから、休んでいた間もすごくいい時間だったんだと思う。岸谷真理ちゃんは再結成とか、そういうことではないじゃない?ボイストレーナーの先生を紹介した時が、音楽を再会する時期だったと思うけれど、なんでまたやろうと思ったの?永井あの時はちょうどデビュー30周年を迎える年で、年齢も50歳になる年だったのね。かと言って、声も体力も、今まで休んでいたところから、急にやれるようになるわけはないじゃない?岸谷どちらかというと、あちこちガタがくる年頃だしね(笑)。永井そうそう。でもそのタイミングで不思議と、今までお付き合いのあったミュージシャンとかファンの人が、“なにかまた始まるんじゃないか”って、私の背中をワイワイ押してくれたのね。私はそういうつもりじゃなかったんだけど、まわりが私の気持ちを底上げしてくれて、だんだんその気になってきたんだよ。逆にこれが最後のジャンプなのかもしれない、もしかしたらエネルギーが吹き上がるかもしれないと思って、香ちゃんにボイトレの先生を紹介してもらったの。でも、紹介してもらって良かった。岸谷本当に?永井本当に良かった。私、女性が年齢とともに高い音域が出なくなることを知らなくて、自分の声がちゃんと出なくなって、もう終わったと思っていたのね。発声を変えていかなきゃいけないということも知らなかったから、すごく悩んだんだけど、ボイトレの先生から喉の筋肉を鍛えることを教えていただいて、半年かけて、ライブをやったのね。岸谷オーストラリアは引き払ったの?永井そう。岸谷じゃあ行くのも転機だけど、引き払って戻って来るのも転機だね。永井そうなの。日本に帰ってきてから、2、3年あってから、音楽活動を再開したんだけど、自分でもよく始めたなと思う。10年休んでいたから、復帰するのに10年かかると思っていた。休んでいる期間が長ければ長いほど、若い時とは違うから、リハビリも長くかかるかなって。岸谷私も同じボイトレの先生に習っていて、最近も結構かよっているんだけど、我々の年代、女性は更年期もあるし、いろんなことが変わるじゃない。だから昔に戻ろうとしなくなったかな。永井あ、そうそう。それはある。岸谷だから、新しいプチシニア世代の自分になればいい、みたいなことは思った。永井それは私も思っている。岸谷昔のようにはできないわけだし、昔のようにやれたところで、やりたいことはそれじゃないかもしれないなって思う。休んでいた分、変身していいんだよねって。永井そう。私もまた新しく始められる気がした。声もやっぱり、少し下に下がったのね。でも上が減った分、下が広がったので、音域の広さ自体はそんなに変わっていないの。今の声って、嫌いじゃなくて。今の自分の言いたいことには、そっちの声のほうが合ってるっていうか。若い時にはピーピーした声が若い時の気持ちに合うのかなって。だったら、逆もいいのかもって思う。岸谷コンスタントに続けている人も、それなりにつらい時もいっぱいあるだろうしね。私たちはたまたま与えられた“子育て”という最高の理由があったから、気分を変えて、また戻ってこれたところはあるかもしれない。永井そういうところはあるね。岸谷私は子育て中は、外国のアーティストをまったく聴かなかったのね。来日しても観にいく時間がないから、2000年から10年、15年は洋楽の知識もぽっかり空いている。『感謝祭』で一緒にやるバンド、Unlock the girlsの若い子たちに教えてもらって、新たに今いろいろ聴いているところなの。それはそれでとてもいいものだなって。永井そうなんだ、すごい!しかもまた下の世代から教わるのが新鮮だね。岸谷バンドの子たちって、みんな89年生まれだから、私たちの当時の活動なんて、知らないのよ。だから曲の解釈も全然違うし、そこがおもしろいなって感じている。真理ちゃんの「ミラクル・ガール」もあの子たちだったら、全然違う解釈になるし、楽しくできたらいいなって思っています。永井あっ、それは私も楽しい。一緒に何か新鮮なものを作っていきたいな。岸谷結構極端にやるかもよ。永井極端にやってほしい(笑)。きっと観ている方も楽しいと思う。岸谷『感謝祭』はいつも、バンドの子たちとみんなで練りに練って、「これ、イエスと言ってもらえるかなあ」っていいながら、あれこれアレンジするのが楽しいんだよ。永井楽しみ。なんだかうれしいプレゼントみたい(笑)。――永井さんは久々に音楽活動を再開して、日本の音楽シーンについて感じたことはありますか?永井もう完全に浦島太郎状態ですね。全然わかりません。音楽のことも芸能界のこともわからないので、ポカーンです(笑)。岸谷日本のJ-POPだって独特の発展の仕方だしね。浦島太郎、わかる。日本に住んでいたって浦島太郎だよ。永井音楽は変わったと思いました。配信が主になったしね。私たちのころはCDしかなくて、下手したらアナログの時代だから。岸谷『感謝祭』の時にいつも思うのは、私たちの世代を知っていて、しかもこの世代を観ることをうれしく思ってくれる人が観にくるわけじゃない?今って、個人でチョイスする時代だから、こういう音楽が好き、ああいう音楽が好きって、チョイスして、そのグループの中ではよく知っているけれど、他のグループに行くと、誰もしらないという時代でしょ。だから『感謝祭』も、80年代の匂いやラジオを一緒に楽しくやっていた時代の匂いを楽しみたい人が来ると思うのね。そういう人たちに喜んでもらえるように、しっかり考えたい。永井そこにバンドのメンバーの若い子たちも入ってくるから、おもしろいよね。岸谷しかも、そこにトータス松本さんも参加するんだから、楽しいよね。トータスさんは、同学年だけど、デビューした時期が遅いから、私たちの世代のアーティストではないわけじゃない?――ウルフルズの「バンザイ」がヒットした頃って、おふたりとも活動を休止する時期ですもんね。永井そうなの。だから私は共演したことがないです。岸谷トータスさんとイベントで一緒になった時に、「『Diamonds』をバイトで皿洗いしながら、聴いていた」って言うから、「えっ、年は一緒じゃない?」って言ったら、「デビューが遅かったんだよ」って。あ、そうなんだと思ったことを覚えている。永井私は初めてお会いするんですよね。岸谷私もそんなに共演したことはないんだけど、トータスさんって、存在感があるし、私がやっている音楽とはちょっとジャンルも違うし、そういうところも楽しみ。あと、同い年でありながら、先輩風も吹かせられるしね(笑)。永井そっか。それは楽しみすぎる。――トータスさんが今回の『感謝祭』に参加される経緯は?岸谷トータスさんとは、今年3月に両国国技館で開催されたギターの弾き語りのイベント『J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2023 supported by 奥村組』で一緒になったのね。参加者全員が土俵のあるセンターステージで弾き語りをするイベントで、出番が最初のほうだったの。自分のステージが終わって、メイクも落として帰ろうかなという時に、トータスさんがやってきたので、「久しぶり~」って挨拶したんですね。その時に、「私はこういうイベントをやっているんだけど、良かったら出てよ?」って言ったら、「えっ、なんか目が怖いな」って。「怖くないよ、優しいよ。出てよ」って言ったら、「いいよ」って言ったんですよ。「今、いいよって言ったよね」って。それで本当に出てもらうことになりました。いい男だな、素敵な人だなと思って感激しました。同級生だけど、同級生じゃないみたいな不思議な感じ。――先ほどもラジオの話が出ましたが、『感謝祭』について、現時点で考えていることはありますか?岸谷今考え中ですね。真理ちゃんは女の子バンドとやったことはあるの?永井女の子バンドでは3年前くらいに『女祭』という企画イベントでやったことがある。若い子たちと一緒に。岸谷そっか。とにかく女の子バンドで一緒にやったら楽しいこと、考えます。まずともかくラジオがらみだね。永井懐かしいものとか、歌おうかな。岸谷曲に関してはご相談だけど、みんなが知っている曲は盛り上がるから、それもやって、一緒にやったら楽しい曲とか、考えます。――最後に観にくる人にメッセージをいただけますか?岸谷2020年からだから、『感謝祭』も5年目になるのかな。毎年、「今年は最高だったな。これ以上おもしろいことできるかな?」って思うんですけど、やりたいこと、やれることって、アーティストの数だけあって、ゲストが違うと、毎回カラーも変わるから、その中に入っていくのがすごく楽しいんですよね。今回は本当に同世代で、一緒に時代を駆け抜けた真理ちゃんだから、そこにヒントがある気がします。こうやって会って話しているだけで、どんどんアイデアが出てきているし。今後、ある時からちょっと気持ち悪いファンみたいに、ずっと真理ちゃんのことを考えるモードに入る予定です。寝ても覚めても、夢の中でも、ずっと真理ちゃんのことを考えて、アイデアを練ると思います。永井そうかそうか。私はまず、その仲間に入れていただけて、うれしいな。だから、できることはなんでもやります。岸谷言ったな(笑)。永井言ったよ。でも大丈夫(笑)。岸谷じゃあ、当時の私物のTシャツとジーンズ、持ってきてください(笑)。永井入るかな。っていうか、もう持ってないし(笑)。岸谷でも真理ちゃんはルックスの強烈な印象もあるし、例えば、みんなで真似したらおもしろいよね(笑)。みんなでお揃いのデニムとか、何か考えよう。私も衣装、探さなきゃ(笑)。Text:長谷川誠Photo:吉田圭子<公演情報>『岸谷香感謝祭2024』公演日:2024年2月23日(金・祝) 16:45開場/17:30開演会場:EX THEATER ROPPONGI出演:岸谷香/Unlock the girls/トータス松本(ウルフルズ) /永井真理子料金:全席指定9,000円※ドリンク代別途必要★チケット情報はこちら()関連リンク岸谷香 オフィシャルサイト:永井真理子 オフィシャルサイト:
2023年12月23日俳優・山崎賢人の自身8作目となるカレンダー「山崎賢人カレンダー2024」が、12月19日(火)発売。この度、その撮影の裏側を撮り収めたメイキング映像が公開された。今年は、7月に主演映画『キングダム 運命の炎』が公開され、今年公開された邦画実写映画興行収入No.1を獲得。来年は、シリーズ第4弾となる最新作『キングダム 大将軍の帰還』をはじめ、『ゴールデンカムイ』、『陰陽師0』など次々と主演作が公開を控える山崎さん。来年のカレンダーは、山崎賢人×モノクロームがテーマ。企画段階から山崎さんが打ち合わせに参加し、撮影コンセプト、スタイリング、シチュエーション、さらに、写真セレクトや全体の構成に至るまで、全体的なクリエイティブ面にも携わり、自身のアイディアを詰め込んだこだわりの一冊となっている。写真自体をモノクロで撮影しており、スタイリングは、スパンコール、スウェード、ファー、レザー、ニットなど素材感にこだわった衣装をセレクト。29歳リアルな等身大の魅力を余すことなく切り取った。クールでアンニュイな色気を纏った表情や、スタイリッシュでエレガント、かつアダルティなオーラを醸し出す大人な雰囲気、エモーショナルでアーティスティックなセンスが際立つ目を引くカレンダービジュアルに対し、今回公開された映像では、ナチュラルな彩りのある現実世界とクールなモノクロの世界の2つが交差する中で表現される、山崎さんの直感的で繊細な表情や自然体で飾らないありのままの姿が収められている。また発売を記念して、発売当日から12月31日(日)まで、東京 HMV&BOOKS SHIBUYA、大阪 HMV&BOOKS SHINSAIBASHIでカレンダーの特設コーナーが展開。同2店舗では、購入者対象特典として、会場限定オリジナルポストカードがプレゼント。ビジュアルに使用されたカットは、幻想的な青みが漂う空をバックに繊細な眼差しで佇む姿が印象的な一枚だ。「山崎賢人カレンダー2024」発売日:2023年12月19日(火)価 格:2,750円(本体2,500円+税)サイズ:B5サイズ リング式卓上タイプページ数:13ページ(表紙1枚+カレンダー12ページ)ISBN:978-4-910528-41-0発行:SDP※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」(シネマカフェ編集部)
2023年12月19日1987年、1stシングル「Oh, ムーンライト」でデビューした永井真理子の30年ぶりとなる写真集「Meteor Shower 2017~2023」の発売が開始された。2006年に活動を休止。本格的に活動を再開した2017年から現在までの思い出が詰まった写真集だ。また、11月12日(日)まで新代田POOTLEにて『大人の学園祭』と題したイベントを開催中。12月9日(土)にはワンマンライブ『永井真理子ファン感謝祭2023』の開催も予定されている。<永井真理子コメント>6年分の思い出をこの写真集に詰めました。オフショットも多数、当時の思いやメッセージも掲載しました。たくさんの方に届きますように……。表紙画像購入はライブ会場、オフィシャル通販サイト「M’s STORE」にて。A4サイズ/168ページ(本文164ページ)/ソフトカバー3,800円(税込)【M’s STORE】<ライブ情報>永井真理子ファン感謝祭20232023年12月9日(土)【1st Stage】 OPEN 15:30 / START 16:00【2nd Stage】OPEN 18:30 / START 19:00出演:永井真理子 with HYSTERIC MAMA(林真史/Key、松本淳/Ds、エンリケ/Ba、COZZi/Gt)会場:Veats Shibuya(東京都渋谷区宇田川町33‐1 グランド東京渋谷ビル)チケット料金:6,000円(税込/ドリンク代別/オールスタンディング/整理番号付)※参加者全員に「2024年カレンダー」プレゼント※1st Stage と 2nd Stage のセットリストは多少変わります★チケット一般発売は11月11日(土)11:00より<イベント情報>永井真理子「大人の学園祭」会期:2023年11月12日(日)まで会場:新代田POOTLE(新代田 LIVEHOUSE FEVER内)内容:写真展示、動画投影、グッズ販売、永井真理子考案のフード、スイーツ、ドリンクなど販売関連リンク永井真理子オフィシャルサイト:永井真理子X(旧Twitter):永井真理子オフィシャル通販サイト:永井真理子YouTube:
2023年11月07日ミュージシャンの山崎まさよし(51)が10月23日、水戸で行われた公演のチケット払い戻しを行うと発表した。そんななか、ネットでは当日の山崎の“異様さ”に心配する声が相次いでいる。21日、水戸市民会館 グロービスホールで『YAMAZAKI MASAYOSHI“ONE KNIGHT STAND TOUR 2023”』を行った山崎。この公演について23日、山崎の公式サイトで所属事務所「株式会社オフィスオーガスタ」は《当初予定していた内容と異なる公演となりましたため、ご希望のお客さまにおかれましては、チケット払い戻しの対応をさせていただきます》とし、《この度は、みなさまにご迷惑とご心配をお掛けしましたこと、深くお詫び申し上げます》と謝罪した。“当初予定していた内容と異なる公演”とは、どういうことか。実はこのライブ、終演直後からSNSで物議を醸していたのだ。「一部X(旧Twitter)アカウントによると、この日のライブは歌よりもトークをメインにした構成でした。ところが山崎さんのトークにたどたどしい部分があったため、ライブが進むにつれてヤジが飛ぶこととなり、なかには『もっと歌ってほしい。そうでなければお金を返して』と涙ながらに訴えるお客の姿が……。実際、途中退席するお客もいたといいます。結局、山崎さんが歌ったのは2時間で8曲。ただ公演中、山崎さんが『歌うことは体力的に疲れる』などと漏らす場面もあったそうです」(音楽関係者)これまで精力的にライブをこなしてきた山崎の「歌うことは疲れる」発言――。『ONE KNIGHT STAND TOUR 2023』でも10か所を巡る予定となっているが、そんな山崎に起こった“異変”に、Xでは山崎を心配する声がこう上がっている。《山崎まさよしのライブの件、私は10年来のファンクラブの会員ですが、山崎まさよしが「ライブがしんどい」とか言うタイプでないことをよく知ってるだけに今回のことは意外、というか心配です》《山崎まさよし普通に心配だよ、大丈夫かな…》《山崎まさよしさんのライブの話題が物議を醸してるようだけど、どこか体調が悪いんじゃ。体調というより心がお疲れとか。人間だもの》
2023年10月24日展覧会「映画監督 山崎貴の世界」が、長野・松本市美術館で2023年7月15日(土)から10月29日(日)まで開催される。映画監督・山崎貴の作品を紹介山崎貴は、2000年に『ジュブナイル』で監督デビューを果たした、長野県松本市出身の映画監督。CGによる高度なビジュアルを駆使した映像表現、“VFX(ビジュアル・エフェクツ/視覚効果)”の第一人者と言われている人物だ。2005年に発表した映画『ALWAYS 三丁目の夕日』では、東京タワーの建設や東京オリンピックが行われた昭和30年代をVFXで表現し、第29回日本アカデミー賞最優秀作品賞・監督賞をはじめ、13部門中12部門を受賞。多方面から話題を集めた。その後も『SPACE BATTLESHIP ヤマト』『永遠の0』『DESTINY 鎌倉ものがたり』などにおいて、CG合成とは思えない緻密な映像で多くの人々を魅了。共同監督を務めた『STAND BY ME ドラえもん』では、3DCGアニメーションの分野でも高い評価を獲得した。デビュー作~最新作まで「映画監督 山崎貴の世界」は、そんな山崎貴のデビュー作から最新作までを紹介する展覧会。『ジュブナイル』や『永遠の0』の絵コンテ、『アルキメデスの大戦』のために作った平山案戦艦の模型をはじめ、デザイン画、出演者の衣裳、実物大のセット、VFXの制作過程、完成映像などを通じて、山崎貴がつくりあげてきた映像の魅力に迫る。【詳細】展覧会「映画監督 山崎貴の世界」期間:2023年7月15日(土)~10月29日(日)※月曜休館(祝日の場合翌平日)、ただし8月中は無休会場:松本市美術館 企画展示室住所:長野県松本市中央4-2-22開館時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)観覧料:大人1,300円、大学高校生900円前売券:大人1,100円、大学高校生700円※20名以上の団体は200円引き。※大学高校生は、観覧当日、学生証の呈示が必要。※本展観覧券では松本市美術館3階コレクション展示室と記念展示室は鑑賞できない。別途、コレクション展示の観覧券が必要。※前売券の取り扱いは7月14日(金)まで。【問い合わせ先】松本市美術館TEL:0263-39-7400
2023年07月10日俳優の山崎賢人が出演する、明治「ザバス MILK PROTEIN」シリーズの新CM「運動したら、ザバス。」編が19日より放送される。新CMは、「ザバスが運動時のみんなのマストアイテムになってほしい」という思いを込めた『運動したら、ザバス。』というキーメッセージとともに、山崎がランニングや腹筋トレーニング後にザバスを飲むシーンが映し出される。腹筋シーンでは、身体をひねりながらの腹筋トレーニング・ツイストサイクリングへのチャレンジに最初は苦戦を強いられるも、トレーナーのレクチャーを受け、「ちょっと頑張ってみます!」と意気込む山崎。改めて撮影が始まると、完璧なフォームで力強いトレーニング姿を見せた。○■山崎賢人インタビュー――撮影を終えた率直な感想をお聞かせください。前回のCMは、自宅でのトレーニング内容が腕立て伏せだったのですが、今回はツイストの腹筋だったので大変でした。CMの短い秒数の中に収まるように、スピードを速くする必要があり難しかったですが、楽しかったです!――今回のCMには、『運動したらザバス』というメッセージがあります。山崎さんがこの夏ザバスを飲む前にしたい運動はなんでしょうか。基本的にカラダを動かしたり、スポーツをしたりどんなときでも飲みたいのですが、運動をしなくても普通に生活しているだけで、たんぱく質は中々不足しがちなので、いつでも飲みたいですね。自分は作品でアクションをしたりするので、撮影の後だったり、普段からウエイトトレーニングもしているので、その直後にザバスを飲みたいと思います。――夏に向けたカラダづくりで山崎さんが意識していることはありますか。夏バテしたり、食欲が落ちちゃったりしがちだと思うんですけど、「ザバス MILK PROTEIN」はドリンクタイプなので飲みやすいと思います。どんなときでもきちんとたんぱく質をプロテインで補給して夏を乗り過ごしたいなと思います。夏は薄着になり、筋肉やカラダがよく見えると思うので、ちゃんと鍛えて、ガンガン飲んでいきたいと思います。――CMの最後には山崎さんが振り向きざまに「さあ、あなたも」と語りかけるシーンがありました。実際にどのような方々に今回の『運動したら、ザバス』というメッセージをおすすめしたいでしょうか。運動しているすべてのみなさんに、飲んでいただきたいです。今年の夏は『運動したら、ザバス。』ですね。――最後にCMをご覧になる視聴者の皆様に一言お願いいたします。みなさんこんにちは、山崎賢人です。僕が出演する新しいCMがスタートします。夏に向けたカラダづくりには、『運動したら、ザバス。』CM内でのトレーニング姿にもぜひご注目ください!
2023年06月19日荻上直子監督のオリジナル最新作となる映画『波紋』から、筒井真理子演じる主人公・依子がハマる新興宗教“緑命会”の舞いをとらえた本編映像が振り付け動画とともに公開された。この度解禁された動画は、依子が夫・修(光石研)の未承認ガン治療薬にお金を出す見返りに、自身が信仰する新興宗教“緑命会”の勉強会に参加させたシーン。キムラ緑子演じるリーダーを筆頭に、心穏やかに祈りをささげると、10数人の信者たちが一様に珍妙な振り付けで歌い踊り出す。異様な風景に戸惑いながらも、おどおどと踊る修。この“緑命会の舞”は、単純ながら動きの組み合わせが珍妙で、信者たちが真面目に舞い踊る姿はどこかおかしみがあると、本編鑑賞後もなぜか頭に残ってしまうと評判のシーン。そして初日舞台挨拶では、荻上監督が普段笑わない江口のりこが爆笑していたという裏話も明かしていた。この踊りの振り付けを担当したのは、荻上直子監督の映画『めがね』の「メルシー体操」の振付も担当した伊藤千枝。音楽を担当したのは、ロサンゼルスでの学生時代を荻上監督と共に過ごし、学生フィルムから関わり、以来、『バーバー吉野』『恋は五・七・五!』『トイレット』などの音楽を担当する井出博子。本作のテイストはいままでの荻上作品とは一線を画すものではあるが、荻上監督自身がこれまで描き出してきた、必死に生きているからこその人間のおかしみや、深い観察眼からくるユーモアは形を変えながら本作にも登場している。『波紋』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:波紋 2023年5月26日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2022 映画「波紋」フィルムパートナーズ
2023年06月05日俳優の山崎育三郎が、ミュージカル『トッツィー』の主演を務めることが31日、明らかになった。同作は、ダスティン・ホフマン主演で1982年に公開された映画『トッツィー』のミュージカル化作。売れない中年男優が知恵を巡らせて女装したところ、一躍大人気スターになってしまうというアメリカン・ジョークたっぷりの大ヒット映画が、時と場所を現代のブロードウェイの舞台に置き換えたミュージカル・コメディとして生まれ変わり、2019年のトニー賞ミュージカル部門で計11部門にノミネートされ、最優秀脚本賞および最優秀主演男優賞に輝いた。音楽・歌詞のデヴィッド・ヤズベック、脚本のロバート・ホーン、演出のスコット・エリス、振付:デニス・ジョーンズといった、現代のブロードウェイで活躍する、超一流の作家とクリエイティブが集結して作られたミュージカルが、日本初上陸を果たす。主演の山崎は、演技へのこだわりと熱意は人一倍だが、演出家やスタッフと揉めてしまう俳優のマイケル・ドーシーを演じる。女性になりきって”ドロシー・マイケルズ”と名乗り、ミュージカルのオーディションを受けたところ、一躍人気スターになってしまうという役どころだ。同作について、山崎は「またひとつ大きな挑戦が始まると思いワクワクしました。これまで出演したミュージカル作品の中で、最も音域が広く、マイケルとドロシーの演じ分けも役者としてのやりがいを感じます。特にドロシーになってからの楽曲は、女性のソプラノの音域が必要になるので、数年前から女性キーを出すためのヴォイストレーニングを始め、オーディションでは英語の歌詞で挑みました」と準備を重ねていたという。実際に役になりきっての撮影では「撮影現場には男性スタッフさんが沢山いらっしゃるんですけど、男性の目線がいつもと違うといいますか。自分を見る目が凄い(笑)。なんだかこの格好をするとすごく自信が持てて、胸を張ってステージに立てそうな、なんだか開放的な気持ちになれました。そこにドロシーになるヒントを感じましたね」と新たな視点もあったそうで、「40代の色っぽい女性、少しふくよかな身体のラインも衣裳デザインチームに表現していただきました。赤いドレスが、また情熱的な気持ちにさせます」と語った。また、作品のテーマについては「ミュージカル・コメディなので、とにかく笑えて、見終わったあと本当に楽しかった! 幸せ! 最高のミュージカルを観た!という気持ちになれると思います。それに加えて、現代の多様性、いろんな形がある中で、人を受け入れること、みんなそれぞれ様々な形があるということ、そして年齢に関係なく自分が一歩踏み出せばいつからだって変われる、新しい自分に出会える、そういう大きなテーマがあります。素晴らしい脚本、演出、音楽、振付、衣裳、セット、これぞブロードウェイミュージカル! ミュージカルの醍醐味が全てが詰まった作品です」と表す山崎。「2024年1月、ドロシーが皆さまをメロメロにします。最高の年のスタートを一緒にきりましょう。ミュージカル『トッツィー』、劇場でお待ちしております。Chu!」とアピールした。東京公演は2024年1月に日生劇場で行われ、2024年2・3月に大阪・名古屋・福岡・岡山での上演も予定している。
2023年05月31日荻上直子監督のもと、主演・筒井真理子ほか光石研、磯村勇斗、柄本明、キムラ緑子、木野花、安藤玉恵、江口のりこ、平岩紙ら錚々たる面々が顔を揃えた『波紋』。この度、筒井さん演じる須藤家の母・依子と、津田絵理奈が演じるひとり息子の彼女・珠美との一触即発な本編映像と場面写真が解禁された。この度解禁された場面写真は、息子の拓哉(磯村勇斗)が連れてきた彼女・珠美(津田絵理奈)と母・依子(筒井真理子)のもの。依子は、息子・拓哉の久しぶりの帰省を楽しみにしていたが、彼は耳の聞こえない彼女・珠美を連れて帰ってくる。聞くと息子よりも6歳も年上だという。普段、誰にでも優しくありたいと切磋琢磨している依子だが、拓哉に自分は仕事があるから珠美を東京案内に連れていってほしいと頼まれ、依子のイライラは募る…。解禁された本編映像では、依子が珠美に「拓哉と別れてくれる? お願いします」と伝える。しかし珠美はそんな依子を笑いながら「もしお母さんに別れろと言われたら必ず知らせてくれって。そんな母親とは縁を切って2度と実家には帰らないって。どうします? 今の話、たくちゃんに話しますか?」と反論する。珠美を演じた津田さんは、先天性の聴覚障がいを持つ女優で、2004年週刊朝日の表紙を飾りデビュー。NHK「みんなの手話」のレギュラーのほか、映画・ドラマ・舞台で活躍。2008年にはNHKで特集番組が組まれ、2016年には主演した短編映画『君のとなりで』で第18回長岡インディーズムービーコンペティション女優賞を受賞。本作の中でも観客に鮮烈な印象を残している。オーディションから津田さんを起用した荻上監督は、「津田さんの気の強い部分が、珠美の役に生きていると思います」とその魅力を語っている。『波紋』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:波紋 2023年5月26日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2022 映画「波紋」フィルムパートナーズ
2023年05月30日主演に筒井真理子を迎えた、荻上直子監督のオリジナル最新作にして監督自身が歴代最高の脚本と自負する絶望エンタテインメント『波紋』。この度、筒井さん演じる主人公・依子が信奉する新興宗教“緑命会”の本編映像が初解禁。また、場面写真も解禁となった。解禁となったのは、依子が縋る“緑命会”での勉強会で意味不明な言葉と不可思議な踊りを踊る映像。代表の橋本昌子(キムラ緑子)の「切磋琢磨いたしましょう」という言葉を皮切りに「内なる潜在エナジー」「森と水の精霊」などの単語が飛び交い、お祈りする信者たち。そしてお祈りの後は、全員で歌いながら踊るシーンも。“緑命会”とはどんな新興宗教なのか。気になる本編映像となった。さらに場面写真7点が解禁。筒井さん演じる依子が、自分の父の介護を押し付けたまま失踪し、突如帰って来たと思いきや、がん治療に必要な高額の費用を助けて欲しいとすがってくる夫・修(光石研)に水晶で殴りかかろうする場面。降りかかる辛苦に自分ではどうにもできず、湧き起こる黒い感情を、“緑命会”という新興宗教に縋るように代表の橋本昌子に相談したり、信者と仲睦まじく活動に没頭するシーンが露わになる。また、宗教だけでなく同じスーパーのパート先の清掃員・水木(木野花)に深刻そうに相談するなど、夫の修以外に依子に降りかかる辛苦は何があるのか。そしてそんな依子が不気味に笑みを浮かべ自転車を漕ぐシーンも...。荻上監督がたくさんのブラックユーモアを込めた本作を知れる場面写真となっている。『波紋』は5月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:波紋 2023年5月26日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2022 映画「波紋」フィルムパートナーズ
2023年04月15日筒井真理子が主演、光石研、磯村勇斗らが共演する荻上直子監督のオリジナル最新作『波紋』の公開日が5月26日(金)に決定。監督自身が歴代最高の脚本と自負する、“絶望エンタテインメント”から本予告映像&本ビジュアルが解禁となった。この度解禁された本予告映像は、日々の家事や介護に追われる、いわゆるごく普通の主婦である依子(筒井真理子)の元から、夫・修(光石研)が突然失踪するシーンから始まる。十数年後、信仰する新興宗教が崇める「緑命水」という水の力と、庭の枯山水に波紋を描くという日課を心の拠り所とし穏やかな日々を取り戻していた依子の元に、失踪した夫が帰ってくる…。自分の父の介護を押しつけたまま失踪し、「実はがんなんだよ」と死んだ義父の遺産をあてにする夫。また息子の拓哉(磯村勇斗)が彼女を結婚相手として連れてくるシーンなど、依子の日常が崩れていく様子が描かれる。より新興宗教に傾倒する依子に「インチキなんだよ!」と怒鳴る夫に対し、「あなたがしたこと、なかったことにはならないから」と詰め寄る依子。言い合う2人の足元に広がる波紋は、不穏で禍々しい展開を予感させる。やがて依子の甲高い笑い声とともに、パート仲間の水木(木野花)の「やっちまおう」という台詞やゴミで荒れた部屋、踊り狂う依子、さらに登場人物たちの奇妙な笑顔のシーンが次々と畳み掛けられる。また併せて解禁された本ビジュアルは、背景に広がる赤と、依子の喪服、枯山水のモノトーンの対比が印象的。揺れるタイトル文字が、依子の周囲で起こる絶望が波紋のように広がる様子を表している。『波紋』は5月26日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:波紋 2023年初夏、全国にて公開予定©2022 映画「波紋」フィルムパートナーズ
2023年03月22日山崎賢人と土屋太鳳がW主演を務めるNetflixシリーズ『今際の国のアリス』シーズン2の配信記念イベントが23日、都内で行われ、山崎、土屋、三吉彩花、桜田通、朝比奈彩、恒松祐里、磯村勇斗、青柳翔、仲里依紗、佐藤信介監督が登壇した。昨日22日に配信開始となった本作は、2020年12月に配信され世界的に大ヒットした『今際の国のアリス』の続編。元の世界に帰るために“今際の国”の謎を追いかけるアリス(山崎)とウサギ(土屋)が黒幕と出会い、前作を上回る難易度の“げぇむ”に挑んでいく。山崎は「やっと配信になったんだなとすごくうれしく思っています」と喜び、「撮影は1年前なので、それだけ時間をかけて作り上げたシーズン2が、シーズン1もすごい反響いただいて、今回どのように広がっていくのかワクワクしています」と語った。また、演じたアリスの強みについて「アリスはゲームが好きなので、生死をかけた今際の国での“げぇむ”も、ゲームとして置き換えて考えるというのが根本にあると思うので、“げぇむ”を作った人の視点になったら、敵の視点になったらとか考えるのはアリスならではなのかなと思いますし、大切な仲間を失ってしまったり、新たな大切な存在を守りたいというのも強みなのかなと思います」と述べ、自身との共通点を聞かれると、「はい、似ています。大切な人を守りたいなとは思いますね」と照れながら答えた。
2022年12月23日東京都板橋区の「板橋区立文化会館」(東京都板橋区大山東町)の大ホールにて、2023年1月21日(土)に「千住 真理子 ヴァイオリン・リサイタル ピアノ:山洞 智 スペシャル・ゲスト:千住 明 with SENJU LAB Ensemble」を開催いたします。詳細: 前半は、ピアニストとしては独奏以外でも、とくに室内楽分野で国内外のトップアーティストの共演者として絶大な信頼を寄せられている山洞 智の伴奏での演奏。後半は、ゲストに千住 真理子の実兄であり作曲家の千住 明と、彼が率いる「SENJU LAB Ensemble」を迎え、千住 明 作曲・編曲竿品を中心にお届けする特別公演です。「SENJU LAB」とは、「美術と音楽をアートする」をコンセプトに、世界屈指の総合藝術大学である東京藝術大学の全ての学生や卒業生を対象にした千住 明が主宰する創作ワークショップグループ。今回は、弦楽アンサンブル編成「SENJU LAB Ensemble」として出演。千住 真理子と「SENJU LAB Ensemble」は今回が初共演となります。常に第一線で活躍する千住 真理子が奏でる美しいヴァイオリンの音色を、ピアノと弦楽アンサンブルとともにお楽しみいただける公演です。千住 真理子 ヴァイオリン・リサイタル チラシ(おもて)■開催概要【企画名】千住 真理子 ヴァイオリン・リサイタル ピアノ:山洞 智スペシャル・ゲスト:千住 明 with SENJU LAB Ensemble【日時】 2023年1月21日(土)14時00分開演(13時30分開場)【場所】 板橋区立文化会館 大ホール(板橋区大山東町51-1)【出演】 千住 真理子、山洞 智、千住 明、SENJU LAB Ensemble【料金】 全席指定(各税込)S席一般 6,500円 S席板橋区民 6,000円A席一般 6,000円 A席板橋区民 5,500円※未就学児入場不可【申込】 板橋区立文化会館チケットセンター窓口(9時00分~20時00分)電話 03-3579-5666オンライン (会員登録無料)Live Pocket Ticket(非接触型チケット) チケットぴあ (Pコード:225-953)【主催】 板橋区立文化会館指定管理者■本プログラムに関するお問い合わせ(一般の方)板橋区立文化会館チケットセンター電話 03-3579-5666(9時~20時)板橋区立文化会館URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月13日女優の筒井真理子が、映画『波紋』(2023年初夏公開)の主演を務めることが29日、明らかになった。同作は荻上直子監督による最新作。毎朝庭に作った枯山水の手入れをする須藤依子(筒井真理子)は、“緑命会”という水を信仰する新興宗教に傾倒し、日々の祈りと勉強会に勤しみながら穏やかに暮らしていた。しかしある日、長いこと失踪したままだった夫、修(光石研)が突然帰ってくる。筒井は主人公・須藤依子を演じ、失踪した須藤依子の夫・修には光石研。そんな2人の息子役・拓哉を磯村勇斗が演じる。また依子を取り巻く人々として、“緑命会”という新興宗教の代表を努める橋本昌子役にキムラ緑子、信者である小笠原ひとみ役の江口のりこ、伊藤節子役の平岩紙が絶妙に笑いを呼ぶキャラクターを体現している。さらに依子のパート先のスーパーで迷惑な客・門倉太郎役を柄本明、依子と同じスーパーのパート先の清掃員・水木役を木野花、依子の隣人・渡辺美佐江役を安藤玉恵と、日本を代表する俳優陣が揃った。そして本作のメガホンを取るのは、長編映画デビュー作『バーバー吉野』(04)でベルリン国際映画祭児童映画部門特別賞を受賞した荻上直子監督。日本を代表する荻上監督が「人生最高の脚本」と自負し、ずっと温めてきたオリジナル作品となる。この度写真と特報映像も公開。映像は依子が憎悪を剥き出しにした表情で夫・修に対する恨みを表すシーンから始まる。そして夫・修が「俺、さっさと死ぬわ」という一言から一変し、声を上げて甲高く笑い、ラストの「絶望を、笑え」という言葉が衝撃を与える。○筒井真理子 コメント最近は“壊れてゆく女性”の役が続いていたので、荻上監督の作風から想像するとご一緒させて頂ける機会はないかと思っていました。ですのでとても嬉しかったです。脚本を読んだ時、監督が醸し出す穏やかな空気の中に潜む日常の些細な棘、ビターな社会風刺が溶け合っていて目を見張りました。演出も人間の細部を見抜く力が的確で、身をゆだねることができ安心でした。いまは先の見えない不穏なものに覆われているような時代ですが、是非この映画を観て絶望に絡めとられず前を進む気持ちになっていただけたらと思います。○光石研 コメント久しぶりに荻上組へ参加させて頂き、凄く嬉しかったです。監督は以前と変わらず、穏やかに粘り強く、俳優に寄り添い演出をしてくださり、安心して身を委ねる事が出来ました。脚本に関してはただ一言、「女性は怖し」。60年間、女性は聖母マリアだと信じて生きてきましたが、音を立てて崩れて落ちました。○磯村勇斗 コメントはじめに脚本を読んだ時、ひしひしと波紋のように迫り来る心理的恐怖を感じました。特に、筒井真理子さん演じる母、須藤依子を中心に、家族や取り巻く人物達のやり取りは、怖いのだが、思わず笑ってしまうところが多く、荻上監督の描く世界は面白いなと、一気に引き込まれました。そして今作では、手話が必要な役でした。新たな言語に触れる機会を頂き、現場でも一つ一つ丁寧に確認しながら作り上げていきました。早くこの作品が皆様のところに届くのが楽しみです。○荻上直子監督 コメントその日は、雨が降っていた。駅に向かう途中にある、とある新興宗教施設の前を通りかかったとき、ふと目にした光景。施設の前の傘立てには、数千本の傘が詰まっていた。傘の数と同じだけの人々が、この新興宗教を拠り所にしている。何かを信じていないと生きていくのが不安な人々がこんなにもいるという現実に、私は立ちすくんだ。施設から出てきた小綺麗な格好の女性たちが気になった。この時の光景が、物語を創作するきっかけになる。日本におけるジェンダーギャップ指数(146ヵ国中116位)が示しているように、我が国では男性中心の社会がいまだに続いている。多くの家庭では依然として夫は外に働きに出て、妻は家庭を守るという家父長制の伝統を引き継いでいる。主人公は義父の介護をしているが、彼女にとっては心から出たものではなく、世間体を気にしての義務であったと思う。日本では今なお女は良き妻、良き母でいればいい、という同調圧力は根強く顕在し、女たちを縛っている。果たして、女たちはこのまま黙っていればいいのだろうか?突然訪れた夫の失踪。主人公は自分で問題を解決するのではなく、現実逃避の道を選ぶ。新興宗教へ救いを求め、のめり込む彼女の姿は、日本女性の生きづらさを象徴する。くしくも、本映画の製作中に起きた安部元首相暗殺事件によりクローズアップされた「統一教会」の問題だが、教会にはまり大金を貢いでしまった犯人の母と主人公の姿は悲しく重なる。荒れ果てた心を鎮めるために、枯山水の庭園を整える毎日を送っていた彼女だが、ついにはそんな自分を嘲笑し、大切な庭を崩していく。自分が思い描く人生からかけ離れていく中、さまざまな体験を通して周りの人々と関わり、そして夫の死によって、抑圧してきた自分自身から解放される。リセットされた彼女の人生は、自由へと目覚めていく。私は、この国で女であるということが、息苦しくてたまらない。それでも、そんな現状をなんとかしようともがき、映画を作る。たくさんのブラックユーモアを込めて。(C)2022 映画「波紋」フィルムパートナーズ
2022年11月29日ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」にレギュラー出演する筒井真理子が主演する、『川っぺりムコリッタ』『かもめ食堂』の荻上直子監督のオリジナル最新作『波紋』が2023年初夏に公開決定。光石研、磯村勇斗ら共演者も登場する特報映像が解禁となった。須藤依子は、今朝も1ミリ違わず砂に波紋を描いている。庭に作った枯山水の手入れは、依子の毎朝の習慣であった。“緑命会”という水を信仰する新興宗教に傾倒し、日々の祈りと勉強会に勤しみながら、依子はひとり穏やかに暮らしていた。ある日、長いこと失踪したままだった夫、修が突然帰ってくるまでは――。主人公・須藤依子を演じるのは、筒井真理子。2016年、映画『淵に立つ』で第38回ヨコハマ映画祭 主演女優賞、第31回高崎映画祭 最優秀主演女優賞、第71回毎日映画コンクール 女優優主演賞と主演女優賞3冠を達成。2019年、映画『よこがお』で第70回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。演技の幅が広く、気品ある女性の役から悪役までその圧倒的な存在と演技力で国内外問わず注目され、現在放送中のドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」の岸本拓朗の母・陸子役でも強烈な印象を残している。筒井真理子失踪する依子の夫、修を演じるのは、光石研。荻上監督の映画『めがね』(07)に出演し、『アウトレイジビヨンド』(12)やNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」(10)などの冷徹なヤクザ役からよき父親役まで、多様なキャラクターを見事に演じる日本を代表する名俳優。光石研そんな2人の息子役・拓哉を演じるのは、磯村勇斗。『ヤクザと家族 The Family』(21)『劇場版 きのう何食べた?』(21)で第45回日本アカデミー新人俳優賞を受賞。『PLAN75』『前科者』『ビリーバーズ』『さかなのこ』(いずれも22)など、様々な役に完璧になりきる演技力の高さから活躍の場を広げている。磯村勇斗また依子を取り巻く人々には、“緑命会”という新興宗教の代表を努める橋本昌子役にキムラ緑子、信者である小笠原ひとみ役の江口のりこと伊藤節子役の平岩紙が絶妙に笑いを呼ぶキャラクターを体現。依子のパート先のスーパーで迷惑な客・門倉太郎役を柄本明、依子と同じスーパーのパート先の清掃員・水木役を木野花、依子の隣人・渡辺美佐江役を安藤玉恵など、日本を代表する俳優陣が揃った。監督は、長編映画デビュー作『バーバー吉野』(04)でベルリン国際映画祭児童映画部門特別賞を受賞した荻上直子。『かもめ食堂』(06)の大ヒットにより、日本映画の新しいジャンルを築き、『めがね』はベルリン国際映画祭でザルツゲーバー賞を受賞。2011年には、第61回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞、2017年に『彼らが本気で編むときは、』で日本初のベルリン国際映画祭テディ審査員特別賞を受賞し、2022年には『川っぺりムコリッタ』が公開。そんな日本を代表する荻上監督がずっと温めてきたオリジナル作品『波紋』に対し、「私の中にある意地悪で邪悪な部分を全部投入したような映画になりました」とコメントしている。この度、解禁されたスチール写真は、美しく高貴な紫色のタイトルに反し、キャストの面々はモノトーン。まるで依子を中心にこれから起こる様々な絶望が波紋のように広がる様子を表現。また特報映像では、依子(筒井真理子)が憎悪を剥き出しにした表情で夫・修(光石研)に対する恨みを表すシーンから始まる。そして夫・修の「俺、さっさと死ぬわ」というひと言から一変し、声を上げて甲高く笑うシーンがとても印象的である映像に。ラストの「絶望を、笑え」という言葉が衝撃を与えている。震災、老々介護、新興宗教、障がい者差別…。世の中に起こっている得体の知れない闇は須藤家に縮図となって現れ、全てを押し殺した依子の感情が発露されるとき、映画は絶望からエンターテインメントへと昇華していく。磯村勇斗は手話に挑戦キャスト&監督よりコメント到着筒井さんは、「最近は“壊れてゆく女性”の役が続いていたので、荻上監督の作風から想像するとご一緒させて頂ける機会はないかと思っていました。ですのでとても嬉しかったです。脚本を読んだ時、監督が醸し出す穏やかな空気の中に潜む日常の些細な棘、ビターな社会風刺が溶け合っていて目を見張りました。演出も人間の細部を見抜く力が的確で、身をゆだねることができ安心でした」とコメント。「いまは先の見えない不穏なものに覆われているような時代ですが、是非この映画を観て絶望に絡めとられず前を進む気持ちになっていただけたら」と語る。「久しぶりに荻上組へ参加させて頂き、凄く嬉しかった」という光石さんは、「監督は以前と変わらず、穏やかに粘り強く、俳優に寄り添い演出をしてくださり、安心して身を委ねる事が出来ました」と、やはり荻上監督への信頼を語った。磯村さんは「筒井真理子さん演じる母、須藤依子を中心に、家族や取り巻く人物達のやり取りは、怖いのだが、思わず笑ってしまうところが多く、荻上監督の描く世界は面白いなと、一気に引き込まれました」と語り、「今作では、手話が必要な役でした。新たな言語に触れる機会を頂き、現場でも一つ一つ丁寧に確認しながら作り上げていきました」と明かした。荻上直子監督<コメント全文>その日は、雨が降っていた。駅に向かう途中にある、とある新興宗教施設の前を通りかかったとき、ふと目にした光景。施設の前の傘立てには、数千本の傘が詰まっていた。傘の数と同じだけの人々が、この新興宗教を拠り所にしている。何かを信じていないと生きていくのが不安な人々がこんなにもいるという現実に、私は立ちすくんだ。施設から出てきた小綺麗な格好の女性たちが気になった。この時の光景が、物語を創作するきっかけになる。日本におけるジェンダーギャップ指数(146ヵ国中116位)が示しているように、我が国では男性中心の社会がいまだに続いている。多くの家庭では依然として夫は外に働きに出て、妻は家庭を守るという家父長制の伝統を引き継いでいる。主人公は義父の介護をしているが、彼女にとっては心から出たものではなく、世間体を気にしての義務であったと思う。日本では今なお女は良き妻、良き母でいればいい、という同調圧力は根強く顕在し、女たちを縛っている。果たして、女たちはこのまま黙っていればいいのだろうか?突然訪れた夫の失踪。主人公は自分で問題を解決するのではなく、現実逃避の道を選ぶ。新興宗教へ救いを求め、のめり込む彼女の姿は、日本女性の生きづらさを象徴する。くしくも、本映画の製作中に起きた安倍元首相暗殺事件によりクローズアップされた「統一教会」の問題だが、教会にはまり大金を貢いでしまった犯人の母と主人公の姿は悲しく重なる。荒れ果てた心を鎮めるために、枯山水の庭園を整える毎日を送っていた彼女だが、ついにはそんな自分を嘲笑し、大切な庭を崩していく。自分が思い描く人生からかけ離れていく中、さまざまな体験を通して周りの人々と関わり、そして夫の死によって、抑圧してきた自分自身から解放される。リセットされた彼女の人生は、自由へと目覚めていく。私は、この国で女であるということが、息苦しくてたまらない。それでも、そんな現状をなんとかしようともがき、映画を作る。たくさんのブラックユーモアを込めて。『波紋』は2023年初夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:波紋 2023年初夏、全国にて公開予定©2022 映画「波紋」フィルムパートナーズ
2022年11月29日俳優の山崎育三郎が4月22日から開催する全国ツアー「山崎育三郎 LIVE TOUR 2022 -ROUTE 36-」のメインビジュアルが26日、公開された。自身5度目の全国ツアーとなる今回は、4月22日の神奈川・相模女子大学グリーンホール公演を皮切りに、7月3日の東京国際フォーラム ホールA公演まで過去最大規模の全17都市18公演で開催予定。ツアーサブタイトルの「ROUTE 36」は、山崎がこれまで歩んできた道のりを辿るという意味が込められており、ダンス、芝居の要素を取り入れたストーリー仕立てでミュージカルのようにオリジナル楽曲、ミュージカル楽曲を届ける。物語を紡ぐストーリーテラーとして人形劇俳優の平常(たいら じょう)が出演。今回公開されたメインビジュアルでは、揺るぎない信念を貫き、夢や目標を達成させるといった意味を持つ「ターコイズグリーン」をテーマカラーに、今ツアーにかける山崎の思いを表現している。
2022年02月26日関内ホール主催による『千住 真理子ヴァイオリンリサイタル』が2022年4月16日 (土)に関内ホール大ホール(神奈川県横浜市)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて2022年1月15日(土)より発売開始予定です。カンフェティにて2022年1月15日(土)10:00よりチケット発売開始予定 公式ホームページ 音楽活動のみならず、ラジオ、テレビへの出演や、ボランティア活動、執筆など幅広いジャンルで活躍している。2020年にはデビュー45周年を迎え、ますます意欲的に活動している人気・知名度ともNo.1の千住真理子の世界をたっぷりとご堪能ください。【予定曲目】J.S.バッハ:G線上のアリアヴィターリ:シャコンヌベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第5番「春」ヘ長調 作品24クライスラー:愛の喜びクライスラー:愛の悲しみリムスキー・コルサコフ / クライスラー編:アラビアの歌 ~交響組曲「シェヘラザード」よりリムスキー・コルサコフ / クライスラー編:インドの歌 ~歌劇「サトコ」よりファリャ / クライスラー編:スペイン舞曲 ~歌劇「はかなき人生」よりフォスター / ハイフェッツ編:金髪のジェニーロシア民謡:黒い瞳モンティ:チャルダッシュ※曲目が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。プロフィール【 千住 真理子Mariko Senju (Violin) 】2歳半よりヴァイオリンを始める。全日本学生音楽コンクール小学生の部全国1位。NHK交響楽団と共演し12歳でデビュー。日本音楽コンクールに最年少15歳で優勝、レウカディア賞受賞。パガニーニ国際コンクールに最年少で入賞。2002年秋、ストラディヴァリウス「デュランティ」との運命的な出会いを果たし、話題となる。2020年は近年発見されたイザイの未完のソナタを新たに録音し、その楽曲を加えたイザイ無伴奏ソナタ全曲「心の叫び」を再リリース。春には「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol.2」をリリースした。またデビュー45周年を迎え、各地で記念演奏会を行う。2021年7月に最新アルバム「蛍の光~ピースフル・メロディ」をリリース。コンサート活動以外にも、講演会やラジオのパーソナリティを務めるなど、多岐に亘り活躍。また、チャリティーコンサート等、社会活動にも関心を寄せている。著書は「聞いて、ヴァイオリンの詩」(時事通信社、文藝春秋社文春文庫)母との共著「母と娘の協奏曲」(時事通信社)など多数。・千住真理子オフィシャル・ホームページ 公演概要公演名:『千住真理子ヴァイオリンリサイタル』公演期間:2022年4月16日 (土)13:00開場/14:00開演会場:関内ホール大ホール(神奈川県横浜市中区住吉町4丁目42-1)■出演者千住真理子(ヴァイオリン) / 丸山滋(ピアノ)■主催関内ホール管理運営共同事業体■チケット料金全席指定:4,000円(税込)※未就学児入場不可 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月04日俳優の山崎育三郎が、2022年4月22日から5度目の全国ツアー「山崎育三郎 LIVE TOUR 2022 -ROUTE 36-」を開催することが11日、わかった。同ツアーは、2022年4月22日の神奈川・相模女子大学グリーンホール公演を皮切りに、7月3日の東京国際フォーラム ホールA公演まで過去最大規模の全17都市18公演を行う。ツアーサブタイトルの「ROUTE 36」は、山崎がこれまで歩んできた道のりを辿るという意味が込められており、オリジナル楽曲、ミュージカル楽曲ほか、ダンス、芝居の要素を取り入れた山崎のベスト盤ツアーとなる。公式ファンクラブサイトでは、11日よりチケット先行予約をスタートする。■山崎育三郎インタビュー――過去最大規模の全国ツアーで初めて開催する地域もあります。5回目のツアー開催に向けて、楽しみにされていること、意気込みを聞かせてください。来年2022年は寅年で年男、36歳を迎えます。1998年12歳でミュージカルデビュー、2010年24歳のとき帝国劇場で初主演、寅年が人生の大きな分岐点となってきました。2022年36歳を迎え、ここで一度立ち止まってこれまでの人生を振り返り、集大成となるコンサートをお届けします。そして、今回過去最大規模の全国ツアーとなるので、会場で皆さんに直接歌を届けられる事がとても嬉しいです。36歳山崎育三郎の全てが詰まった作品になると思います。――2021年を振り返ってみて、どのような1年になりましたか?2021年は、挑むことを恐れず前へ前へ突き進むことが出来ました。連続ドラマ、ミュージカル、CDリリース、フルオーケストラ全国ツアー、大河ドラマ、映画、番組MC、新作舞台、そして、全国高等学校野球選手権大会開会式での歌唱。ジャンルを越えた様々な表現の場を与えて頂き、常に大きな壁と向き合いながらも、一つ一つ大切に挑むことが出来ました。とくに憧れの甲子園の舞台に歌手として立てた事は一生の宝です。――2022年は、どのような年にしたいですか?今、目の前にあるものに全力で集中して挑む。それだけです。――ROUTE 36というサブタイトルについて教えてください。今回は、僕が歩んできたこれまでの道のりを、絶大な信頼を寄せる宗本康兵さん率いる豪華バンドメンバー、そしてパフォーマーにはミュージカル俳優の仲間達、歌、ダンス、芝居、まさにミュージカル要素満載でお届けする、エンターテインメントコンサートになります。――会場に足を運ぶ方に向けて、最後にメッセージをお願いします。ジャンルを越えた様々な作品を通して出会った皆さんと直接会いたい。僕にとってLiveは、等身大の自分の想いを直接伝えられる唯一の場所です。今回のステージは、歌手であり役者である僕が作り上げる集大成の作品「ROUTE 36」。2022年のコンサートも新たなサプライズをお届けします。こんな時代だからこそ直接伝えたい想いがあります。是非会場でお待ちしています。
2021年12月11日俳優・山崎賢人の6作目となるカレンダー『山崎賢人カレンダー2022』(11月12日発売 SDP 2,750円)の会場限定特典ポストカードが27日、公開された。同作の発売を記念して、11月12日から東京・SHIBUYA TSUTAYAと大阪・TSUTAYA EBISUBASHIに特設コーナーを設置。会場で対象商品を2,500円以上購入すると、特典ポストカードが贈呈される。同特典は眼鏡姿が印象的なカットを使用しており、すでに公開されている特典カットとはまた違った雰囲気を楽しめる。また、今回のカレンダーのために山崎本人が描き下ろした、オリジナルイラストがプリントされたTシャツの発売も決定した。(C)SDP
2021年09月27日俳優の山崎賢人が、11月12日に自身6作目となるカレンダー『山崎賢人カレンダー2022』(SDP 2,750円)を発売する。山崎本人がプロデュースを手掛け、企画段階から参加し、スタッフと打合せを重ねて撮影に挑んだ今作。とあるテーマに基づき、全ページが異なるシチュエーションと衣装で構成されたカレンダーに。被写体の内面をありのままに写し出す人物撮影を得意とする写真家、ティム・ギャロ氏と、山崎のアイデアが融合して完成した。今回、写真集発売の発表とあわせて、表紙カット&特典カット3点が公開。表紙カットは、飾らないナチュラルな表情を捉え、透明感のある1枚となっている。そして、特典カットは、レザーのライダースに身を包んだカットやタトゥーアートを施したカット、素に近い表情を見せているカットなど、普段見ることのできない様々な表情が切り取られ、見応えのあるものに仕上がっている。また購入特典として、STARDUST SHOPPERS、楽天ブックス、HMV&BOOKS online/HMV店舗/ローソン店頭Loppiで、それぞれ絵柄の異なるポストカードが封入される制作スタッフも「本人のアイデアが詰まった本作を、まずは謎解き感覚で楽しんでほしい」と語るなど、山崎がこだわった今回のカレンダーのコンセプトとは一体何なのかに注目だ。(C)SDP
2021年09月03日山崎育三郎が、6月15日の東京 Bunkamura オーチャードホールを皮切りにコンサートツアー『billboard classics 山崎育三郎Premium Symphonic Concert Tour 2021 -SFIDA-』をスタートさせた。今回のツアーで山崎はフルオーケストラとのコラボレーションコンサートに初挑戦しており、初日公演ではオリジナル楽曲やミュージカル楽曲、ドラマで披露した楽曲などを流れるように披露していき、会場は観客からの拍手で沸き上がった。ステージ上のMCでは、新曲「誰が為」を8月にリリースすることが発表された。同曲は、あらゆるスポーツや吹奏楽など頑張る学生に向けたエールソングで、森山直太朗氏の作詞共作者でもある詩人の御徒町凧氏が作詞を担当している。さらに、山崎と昨年の甲子園出場が決まっていたにも関わらず、新型コロナウィルスの影響で中止になり試合が出来なくなってしまった元高校球児が対談を行った際のリアルな言葉も取り入れられている。<リリース情報>山崎育三郎「誰が為」2021年8月リリース作詞:御徒町凧作曲:宗本康兵<ツアー情報>billboard classics 山崎育三郎Premium Symphonic Concert Tour 2021 -SFIDA-※終了分は割愛【名古屋】愛知県芸術劇場 大ホール7月4日(日) 開場 16:00 / 開演 17:00【福岡】福岡サンパレス ホテル&ホール7月8日(木) 開場 17:30 / 開演 18:30【西宮】兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール8月7日(土) 開場 16:00 / 開演 17:008月8日(日) 開場 13:00 / 開演 14:00【札幌】札幌文化芸術劇場 hitaru8月19日(木) 開場 17:30 / 開演 18:30【東京】東京芸術劇場 コンサートホール9月2日(木) 開場 17:30 / 開演 18:309月3日(金) 開場 17:30 / 開演 18:30公演HP:関連リンク山崎育三郎 オフィシャルサイト:山崎育三郎 ユニバーサルミュージックサイト:山崎育三郎 Instagram:山崎育三郎 Twitter:山崎育三郎 オフィシャルFC Twitter:山崎育三郎 ファンクラブサイト:山崎育三郎 TikTok:
2021年06月16日Y’s(ワイズ)から、書家・木下真理子の「書」に着想したジェンダーレスなカプセルコレクション「Y’s カリグラフィー コレクション(Calligraphy Collection)」が登場。2021年4月21日(水)より東京・京都・広島・静岡・福岡で順次開催される限定ストアをメインに販売される。一部のY’sストアでも5月12日(水)より展開。木下真理子の「書」がモチーフ木下真理子は、古来より受け継がれてきた伝統文化としての「書」を探求しながら、現代的な方法論で「書」の本質へアプローチする書家。禅の思想「不立文字(ふりゅうもんじ)」などにインスピレーションを得た作品を代表作に持つ。「書」がドレープでたゆたうブラウスやドレス「Y’s カリグラフィー コレクション」では、そんな木下の作品をモチーフにしたバックボタンブラウスやドレス、ビッグシルエットシャツ、ワイドボトムなどを展開。「書」を、単なる“文字”としてではなく、物の表面に現れる形や模様“文(あや)”として捉えて、洋服に落とし込んだ。「書」の“かすれ”や“にじみ”がブラウスやドレスのドレープでたゆたう、躍動感あふれるクリエーションに仕上がっている。「Y’s カリグラフィー コレクション」の証として、全アイテムに木下が描いた「Y’s」のタグを採用。また、限定数のアイテムには木下の「書」の現物を裁断・再構築して作った「不立文字」シリーズの作品パーツが取り付けられている。一点ものシャツドレスもまた、木下真理子が筆で「書」を描いた布地を、そのまま洋服に仕立てた一点ものシャツドレスも販売。4月21日(水)、伊勢丹新宿店 期間限定ストアのオープンとともに、その姿を披露している。【アイテム詳細】Y’s Calligraphy Collection販売店舗:期間限定ストア、および一部Y’sストア※一部Y’sストアでは2021年5月12日(水)より展開予定。詳細は近くの店舗へ問い合わせ。※全国のY’sストアで限定アイテムの電話受注が可能。詳細は近くの店舗へ問い合わせ。アイテム例:・バックボタンブラウス 74,800円(税込)・ブラックドレス 143,000円(税込)・一点ものシャツドレス 550,000円(税込)【期間限定ストア】・東京:4月21日(水)~5月25日(火) ※会期延長場所:伊勢丹新宿店 本館1階 プロモーション(東京都新宿区新宿3-14-1)TEL:03-3350-8079(Y’s 伊勢丹新宿店)※5月31日(月)までY’s Calligraphy Collectionを三越伊勢丹オンラインストアでも購入可能。一点物シャツドレスを除いた全アイテム。・広島:5月11日(火)~ 5月24日(月)場所:広島三越 3階 ステージ(広島県広島市中区胡町5-1)TEL:082-242-7488(Y’s 広島三越)・静岡:5月12日(水)~5月18日(火)場所:静岡伊勢丹 2階=ステージ#2(静岡県静岡市葵区呉服町1-7)TEL:054-653-5610(Y’s/Yohji Yamamoto 静岡伊勢丹店)・福岡:5月12日(水)~5月18日(火)場所:岩田屋本店 本館3階 プロモーションスペース(福岡県福岡市中央区天神2-5-35)TEL:092-732-9632(Y’s 岩田屋本店)■プレゼント企画内容:木下が書いた「Y’s」がプリントされたハンカチを、Y’s Calligraphy Collection を22,000円(税込)以上購入者へ、先着順でプレゼント。限定数のため、各限定ストアで無くなり次第終了。【問い合わせ先】ワイズプレスルームTEL:03-5463-1540
2021年04月19日今年デビュー25周年を迎えた山崎まさよしが、12月18日に企画アルバム『山崎×CM』を配信限定リリースすることを発表した。今作は2018年にリリースされ好評を博した、過去の映画タイアップ曲をまとめたアルバム『山崎×映画』の続編にあたるもので、今まで山崎が担当したCMタイアップ曲の中からセレクト。併せて公開されたジャケット写真もシリーズを踏襲したデザインに仕上がっている。収録曲は、現在『ロマンシング サガ リ・ユニバース』 2nd Anniversary Campaign TV CM『ロマサガRS ロマサガファンに。篇』に山崎本人が出演し話題となっている代表曲「One more time, One more chance」や、デビュー曲「月明かりに照らされて」「アドレナリン」「回想電車」など全7曲。25年間のCMタイアップ曲を振り返る内容となっている。また、最新EP『ONE DAY』収録曲「Updraft」がオーディオテクニカ『Power of Sound Project』企業ブランドCMソングに決定。スキマスイッチ大橋卓弥、秦 基博がゲストコーラスとして参加したスペシャルアレンジ版「Updraft (Power of Sound ver.)」として今回のアルバムで初音源化される。リリース情報山崎まさよし『山崎×CM』2020年12月18日(金) 配信スタートDL価格:バンドル917円、単曲255円配信リンク:※12月18日 00:00より有効【収録曲】1. 月明かりに照らされて ※<セゾン>カードインターナショナル TV-CFイメージソング(1995年)2. アドレナリン ※株式会社イシダ CMソング(1997年)3. ガムシャラ バタフライ ※日産「パルサー」 TVCMソング(1997年)4. Flowers ※日本ペイント「日本ペイントの部屋」篇CMソング(2020年)5. 回想電車 ※近畿日本鉄道『語りたくなる、伊勢志摩。』CMソング(2019年)6. Updraft (Power of Sound ver.) ※オーディオテクニカ『Power of Sound Project』企業ブランドCMソング(2020年)7. One more time, One more chance ※日清食品 どん兵衛『どんぎつねがいない篇』CMソング(2017年)、『ロマンシング サガ リ・ユニバース』 2nd Anniversary Campaign TV CM『ロマサガRS ロマサガファンに。篇』CMソング(2020年)ライブ情報『山崎まさよし Live Online “ONE KNIGHT STAND 2020″』※バースデー配信ライブ12月23日(水) 20:00スタートチケット情報はコチラ:『J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2020 RETURNS supported by 奥村組』両国国技館12月27日(日) 12:30開場 / 14:00開演(20:00頃終演予定)W / 森山直太朗、スガ シカオ、ハナレグミ、橋本絵莉子、竹内アンナ、樽木栄一郎、真心ブラザーズ(全8組・順不同)関連リンクオフィシャルサイト:オフィシャル Youtube チャンネル:オフィシャル Instagram:オフィシャル Twitter: MUSIC オフィシャルサイト:
2020年12月13日俳優の山崎賢人が27日に発売する『山崎賢人2021年カレンダー』(KADOKAWA 2,500円税別)の、オリジナルグッズ画像と購入者対象限定ポストカードの絵柄が公開された。本作のテーマは“自然”で、水、火、空、植物等の自然要素をモチーフにした撮影やナチュラルな表情をとらえたカットまで、多彩な山崎賢人が詰まった卓上リングタイプのカレンダー。このたび、発売を記念してトートバッグ(1,500円税別。グレー・白の2色展開)とマスクケース(1,300円税別)の制作が発表され、マスクケースには目を閉じた山崎に虹がかかったような、儚さや透明感を感じられるカットが使用されている。全国5都市9店舗にて、特設コーナーの設置も決定。対象商品2,500円(税別)以上の購入者に、タワーレコードではひまわりを腰に刺したカット、TSUTAYAでは白いシャツでこちらを見つめるカットと、絵柄が異なる限定ポストカードが進呈される。
2020年11月04日歌手の山崎まさよしが、7月12日20時から無料生配信ライブ『山崎まさよしLive Online ~Thanksa million~supported by uP!!!』を開催する。エンタメサイト・uP!!!とAugusta Campは、コラボ配信企画を実施。その第1弾として、今年で22年目を迎える野外ライブイベント「Augusta Camp」で特に人気の高い6年分の過去ライブ映像を、7月6日から11日まで「uP!!!特別ダイジェスト版」として1日1本無料配信する。また、第2弾は、今年9月にデビュー25周年を迎える山崎が「たくさんの感謝の気持ちを込めて」ライブを生配信。これを記念して、「山崎まさよしサイン入りグッズ」がauスマートパスプレミアム会員の中から抽選で3名にプレゼントされる。各映像は、auスマートパスプレミアム会員、またはauIDを無料作成するとuP!!!にて視聴可能。山崎は、YouTubeにアップされたティザー映像を通じて、「約4カ月半ぶりのライブとなりますので楽しみです」と喜びを伝え、「ぜひご覧ください」と呼びかけている。
2020年06月29日俳優の山崎育三郎が、ストリーミングサービスを利用した生配信ライブ『山崎育三郎 Special Live “YOU & I” 〜 ねぇ、僕だよ? みんなのプリンス 〜』を開催することが26日、明らかになった。現在放送中の連続テレビ小説『エール』(NHK総合 月曜~土曜8:00〜)では、オペラ「ドン・ジョバンニ」や「故郷」を美声で披露するプリンス・佐藤久志役を熱演、今夏スタートのドラマ『私たちはどうかしている』(日本テレビ系 毎週水曜22:00〜)では、ミステリアスな多喜川薫役を演じる山崎。新型コロナウイルスの影響により、主演予定だったミュージカル『エリザベート』公演も中止となってしまったが、7月18日日に初の生配信ライブを開催する。マチネ(15:00〜)とソワレ(19:00〜)で内容を変え、“エール”を込めたライブを届けるという。チケット代は各2,500円(税込)で、オフィシャルファンクラブ会員限定で撮りおろしの「特典ライブフォト」と「動画メッセージ」が見れる特設ページも公開される。○山崎育三郎 コメント今回の新型コロナウイルスの影響で、僕自身もミュージカル、コンサート、ディナーショー、イベント、様々なエンターテインメントが次々と中止になり、ステージ上で歌を歌う機会を多く失いました。どうにか今の状況の中で歌を届けたいという思いから、初めて生配信でのライブをやらせて頂くことになりました。ピアニストには多彩なアレンジと繊細かつドラマティックな演奏スタイルを持つ、宗本康兵さんによるグランドピアノでの生演奏。セットリストには、出演ミュージカル作品の楽曲、ディズニー楽曲、オリジナル楽曲、更に今回は朝ドラ『エール』が放送休止期間に入ってしまうため、佐藤久志がドラマで歌っている楽曲など、幅広い音楽を届けたいと思います。オンライン上で、皆さんからのコメントを読み上げ、リクエストに応えて即興で歌うシーンも考えています。
2020年06月26日作家の林真理子さん(66)は、本誌連載『血流講座』でおなじみの順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生(59)と10年来の友人。そんな2人の対談では、新型コロナウイルス対策から、さまざまなダイエット法を試してきた林さんの悩みに、先生が適切な答えをーー。小林「作家としてお忙しい林さんですが、体調管理はどうされていますか」林「実は先生に教えていただいた食物繊維と乳酸菌を毎日取ることを続けてみたら、お肌の調子がよくなり、髪にもハリが。あとお通じも順調になったんです」小林「腸が健康になって、しっかり働いているようですね。体の隅々まで栄養が行き届いている証拠ですよ」林「ただ最近は、新型コロナウイルスの影響で、楽しみにしていた歌舞伎、オペラが中止で、大相撲は無観客に。私の講演会やイベントも全部、延期。講演で食べているわけではありませんが減収にはなるし、買い物ひとつでも、心ざわつくことが多くて……」小林「とにかく今の時期は正しい情報を知って、それを守ることが求められています。換気が悪くて狭い閉鎖空間で、大人数で集まらないこと。密閉、密集、密接の『3密』を避けることを徹底するのが大事ですね」林「コロナ対策もさることながら、小林先生に、相談があるんです。実は昨年から会食が重なり、暴飲暴食を続けていたら、女性としてどうかというレベルまで体重が増加。それから食事を我慢するなどすごく頑張ったのに毎日200グラムずつ増えていくので、体重を量るのをやめてしまいました。体重計が怖くて……」小林「食事に加えて、痩せ体質を作るには体を動かすことも重要ですが、林さんはどんな運動をされていますか?」林「週2回ジムに通って軽い筋トレやストレッチを中心にしていました」小林「今はジムにも行きづらいと思いますが、家でもいいので運動を続けることは大事です。林さんは仕事上、座りっぱなしが多いと思いますが、長時間座っている人ほどがん、糖尿病や心筋梗塞などのリスクが高くなることがわかっています。仕事の合間にウオーキングするのもオススメですよ」林「スーパーの帰りに遠回りしたり、用もないのに隣町まで歩いたりしています」小林「ウオーキングが流行していますが、正しい歩き方をしないでただ漫然と歩いているだけではあまり効果は期待できません。たとえば僕は、胸を張って腕を後ろにしっかり振り切ることを意識しています。腕を振ることで大股になるし、そうすることで、腸を支えている腸腰筋が動きます。腸の働きを促すだけでなく、美しい姿勢を維持できる。あと、階段の上り下りをするのが効果的な運動です」林「私も階段は意識して使うようにしています。地下鉄に乗るときもエスカレーターを使わずに階段を上り下りしていますが『おばちゃん頑張っている』と冷ややかな目で見られたら嫌だなと。考えすぎかもしれませんけど」小林「階段は無料のジムです。階段を見つけたらラッキーだと思うようにしてください」林「さっそくやってみます。とにかく今は免疫力を上げるのが大事ですからね」小林「林さんの近刊『綴る女』(中央公論社新社)を読ませてもらいましたが、宮尾登美子さんの波瀾万丈の人生に心躍らされたし、彼女の生きざまに感動しました。そのように心揺さぶられる感情によって、幸せホルモンといわれるセロトニンやドーパミンが分泌され、免疫力も上がると考えられています。今、自粛ムードが広まっている中、家で私の『グーパー体操』(『寝たきりでもできる!死ぬまでボケない小林式グーパー体操』〈光文社〉小林弘幸著)をするのもいいですが、読書もいいことだとあらためて思いました」林「家にこもってスマホをいじっていると鬱々した気分になりますからね。とくにSNSの情報にはデタラメが多くて……」小林「この新型コロナウイルスの流行もいずれ終息します。どんよりした気分で過ごすよりも少しでも、心を豊かにさせて、前向きに生きることが大事です」林「終息後には、テレワークが発達したり、働き方が改善されたりとさまざまな変化が起こるでしょうね。家族の触れ合いの大切さが見直されたりするのもいいことだと思います。先生とお会いしたら、元気な気分になれました」小林「こちらこそありがとうございました」「女性自身」2020年4月21日号 掲載
2020年04月10日