お笑いタレントの東野幸治と岡村隆史が出演する日本テレビの旅番組『東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…』が、10月から水曜深夜に放送枠を移動することが30日、明らかになった。日曜午前から毎週水曜(25:29~25:59、関東ローカル)に引っ越しする。東野は「深夜の深夜に島流しにあい、もう終わりそうです!(笑) 助ける意味でも、ぜひ見てください!」と自虐的にコメントしながら、「スペイン、ギリシャ、イタリアのシシリー島に行ってみたいです」と、今後の旅先を思案。一方の岡村は「放送時間も旅する番組ですので、引き続きよろしくお願いします!」とPRしている。放送枠を移動する10月からは「シーリズ10」がスタート。高速道路を使わない「下みちの旅」で新たなゲストを迎えるほか、その道の匠を訪問する「その腕お見それしました…○の匠」も放送する。さらに、準レギュラー的存在の出川哲朗とともに、海外でのゆったり旅にも出る予定だ。
2016年08月30日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史、ココリコの田中直樹、女優の川島海荷が25日、東京・赤坂のTBSで行われた8月31日放送のバラエティ番組『アイ・アム・冒険少年 真夏の大脱出島SP』(19:56~21:54)の収録後に取材に応じた。『アイ・アム・冒険少年』は、2014年4月よりレギュラー放送され、レギュラー放送終了後も単発番組として人気を誇る地球にあふれる"驚き"を探るバラエティ。今回スペシャルは、無人島からの脱出を目指す「脱出島」企画をバージョンアップして放送する。舞台はパラオ。前回勝利したお笑い芸人のあばれる君はナイフ1本のサバイバル術のみで挑み、フィギュアスケーターの安藤美姫は超最新の防災グッズを駆使し、グラビアアイドルの中村静香はスマホ便利アプリを使いこなす。あばれる君は今回のロケで虫に刺され、顔が腫れてしまうハプニングに見舞われる。その映像を見た岡村は、「あばれる君の顔がおもしろすぎて…。みんなすごい体張っているので感動しました。あと、ええとこ刺されたなという感じがします」とコメントした。田中は、以前あばれる君が、自身のインスタグラムで顔が腫れた写真を掲載し、それがニュースになっていたのを見て「大変な仕事をやっているな」と思っていたそうで、「まさかこの番組で」と驚いた様子。川島は「アプリってこんなにすごいんだって思わせられる回だった。あばれる君の顔も、安藤さんのガッツも、パワフルな回でしたね」と語った。ロケ写真(C)TBS
2016年08月27日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史(46)が25日深夜、ニッポン放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~)に生出演。お笑いタレントの有吉弘行とフリーアナウンサーの夏目三久の熱愛報道について、双方の所属事務所は否定しているものの「怪しい」「何かしらあったと思う」とコメントした。岡村は「有吉君と夏目アナウンサーはどうなの?」と切り出し、「事実無根ってなっているけど、俺ちょっと怪しいなと思っている」と発言。「与論島に遊びに行っていて、朝ネット見たら『結婚!? 妊娠!?』ってなって、頑張ってたらええことあるんやと思ってたらだんだん雲行きが怪しくなってきて…ないのかなと思ったけどまだ引かないとこ引いてないでしょ」と話した。そして、「有吉君も完全に否定するのかなと思いきや、『狐につままれた気分』みたいなところにとどめている」と有吉のツイッターでのコメントに触れ、「否定するなら否定してほしい」と意見。「夏目さんも触れなかったし。触れないっていうのは、うちの相方の時の『否定も肯定もしません』っていうのにちょっとニュアンスが似ている気がする」と相方・矢部浩之の熱愛報道の時と似ていると語った。「どないなってるんやろう。だれか知らん?」と興味津々の岡村は、「有吉君と夏目さんやったら全然いい。ええなと思う」とお似合いだとコメント。「何もないところに煙は出ませんから、何かしらあったと思う」とし、「まだコメント的には腑に落ちない。半年後くらいに『実は…』みたいのがあるのかなと思って。今このタイミングじゃないって判断したのか。全然わからへんけど」などと憶測した。
2016年08月26日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が、18日深夜に放送されたニッポン放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~27:00)で、SMAPの解散を中居正広から、正式発表前に伝えられていたことを明かした。中居からの事前連絡は、出川哲朗も来ていたことを公表していたが、岡村は「実は僕のところにも来ていまして」と切り出し、「中居から『SMAP解散することになった』言うて、連絡があったんですよ」と説明。「なんて返したらええかも分からないから『そっかぁ、ご飯でも行こうかー』っていう話で終わっているんです」と、現状を報告した。今年1月に、解散騒動が起こった際に、中居から「命がけでSMAPは守ります。こんなことでSMAPは終わらないよ」と言われていたというが、結果として解散を決断したことについて、「何があったかは、もう本人らのところしか分からない」。今後、食事に行っても、「あんまりこっちから根掘り葉掘りするのもアレやなと思っていて、こっちからは何も言わへん。『そうなんやぁ』くらいの話はするけど、『どうなってんねん』という話はしない」と、今回の決断について、詮索(せんさく)しない考えを強調した。岡村は一方で、解散ということを自らのコンビに置き換え、「相方(矢部浩之)のこと、めっちゃ嫌いになったとしても、解散するメリットが何もないから、そのまま続けていくんでしょうけど」と持論を展開。その上で、「SMAPはやるだけのことをやって、やっぱりすごい分厚いでしょ? いろんな事件もあったし、そういうのも乗り越えて今まで来て、ファン人たちも僕ららも残念な気持ちありますし、またSMAPのコンサートとかに乱入したいなと思ってたし、それができへんようになるのはすごい残念」と、あらためて解散を惜しんだ。
2016年08月19日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が、18日深夜に放送されたニッポン放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~27:00)で、年内での解散を発表したSMAPについて、"伝説のスーパーアイドルグループになったんだ"と、現実を割り切って考えることを提案した。この日の放送は冒頭、リオ五輪の話題から入ったものの、「これは触れずにいられない」と切り出した岡村。この解散を「SMAPが戦えなかった」と表現し、昨年のフジテレビ系『FNS27時間テレビ』でのダンス共演や、かつて同局系『『めちゃ×2イケてるッ!』でコンサートに乱入したことを振り返り、「それがもうでけへんのかなと思うとすごい残念」と惜しんだ。また、自動車レースで後方の車が前方の車に気流で引っ張られる"スリップストリーム"に例えながら、お笑いとアイドルでジャンルは違うものの、「SMAPがいといてくれたら、ついて行けるような感じがしてて…」と、同じ時代を走ってきた同志としての意識を、あらためて確認。「『めちゃイケ』でもすごいお世話になったし、華を添えてもらった」と感謝した。しかし、「これは本人たちが決めたことやから、致し方ない」と、今回の決断を理解。その上で、「もうこういう風に考えませんか?"伝説のスーパーアイドルグループになったんだ"と。メンバーそれぞれが、次のステージに上がるための解散だと思うしかないんじゃないか」と、この現実を割り切って捉えることを提案した。岡村は、特に中居正広と、『めちゃイケ』で日本一周の旅企画を行ったり、同局系『FNS27時間テレビ』でともに総合司会を担当したりと、共演歴が多い。プライベートでも今年5月、熊本地震の被災地を一緒に訪れた仲で、今回の解散も、発表前に中居から知らされていたことを明かした。
2016年08月19日みきもと凛の大ヒット少女漫画を中川大志、飯豊まりえという旬の2人を主演に迎えて実写化する『きょうのキラ君』。このほど、新キャストとして葉山奨之、平祐奈、岡田浩暉、三浦理恵子、安田顕の出演が解禁され、葉山さんと平さん、原作者のみきもとさんのコメントが到着した。誰もが憧れるクラスの人気者“キラ”こと吉良ゆいじ(中川大志)に恋をした、“ニノ”こと岡村ニノン(飯豊まりえ)。他人と関わることが苦手なニノだったが、キラの秘密を知ったことから2人は急接近!初めての気持ちにとまどいながら、ある重大な“秘密”を抱えたキラを笑顔にしようと奮闘するニノの初めての恋の行方は?同級生の矢部(葉山奨之)、キラの幼馴染の澪(平祐奈)も加わって、かけがえのない“365日”がはじまる…。原作は、別冊フレンドで連載され、累計150万部突破の大ヒットを記録した少女漫画。2014年に実写化されスマッシュヒットを記録した「近キョリ恋愛」や、「午前0時、キスしに来てよ」のみきもと凜が世に送りだした、切なく純愛なストーリーとして高い支持を得ている。先日発表された、中川さん、飯豊さんというフレッシュな主演2人の組み合わせに注目が集まる本作の新キャストが、このほど解禁。ニノとキラのクラスメイトであり、陽気でクラスのムードメーカー的存在で、誰よりもピュアな矢部和弘役を務めるのは、『青空エール』や『アズミ・ハルコは行方不明』、ドラマ「死幣-DEATH CASH-」の葉山奨之。また、キラの幼馴染みで、美人でクールなドS女子・矢作澪役を、葉山さんと同じく映画『青空エール』、松坂桃李×菅田将暉の『キセキ-あの日のソビト-』への出演が決定しており、タレントで女優の平愛梨を姉に持つ平祐奈が演じることが明らかになった。さらに、ニノを見守る父親・岡村隆弘役には、『俳優 亀岡拓次』『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』、ドラマ「重版出来!」まで、幅広い演技で魅せる人気俳優・安田顕、母親・岡村かのん役に三浦理恵子、キラの父親役に岡田浩暉の出演も決定。実力派俳優たちが甘酸っぱいラブストーリーをあたたかい愛情で支える。新キャスト発表とともに解禁された、それぞれの役柄の場面写真での、優しい笑顔をみせる葉山さん、クールな眼差しの平さん、そして心配性な父親役を演じる安田さんの“困り顔パパ”姿は必見!フレッシュで個性的な顔ぶれで贈る、2017年・大注目の“キュン泣きラブストーリー”を、いまから楽しみにしていて。<以下、キャストコメント>■葉山奨之オファーをいただいて、矢部みたいな役をやりたいと思っていたところだったので、すごくタイミング良く嬉しかったです!!そんな矢部を演じるうえで一番気を付けたのは、“矢部が持つピュアな心”です。だからこそ、とにかく1人で暴走してスベろうと思いました。4人で仲良く、切磋琢磨して作った作品なので、撮影が終わった時は達成感と寂しさがありました。また機会があればキラ君の続編やりたいです。キラとニノンの関係性はもちろんのこと、澪ちゃんと矢部の恋愛も描かれてるのでそこにも注目していただけると嬉しいです。矢部の面白さが炸裂しているので映画館で笑ってください! もしかしたら矢部のカッコいいところが観れるかもしません!■平祐奈オファーをいただいたときは、マンガ原作の映画に挑戦したいと思っていたのでとても嬉しかったです。澪ちゃんはクールでドSという自分には新しい役どころだったので、バッグの持ち方や、腕の組み方などを意識して演じました。撮影は、同年代のキャストで日々、和気藹々としていて、芝居の勉強にもなり、いい刺激を受けました。この映画は、心温まるキラキラ青春物語になっています。エンドロールまで、是非注目してください!■原作者・みきもと凛残念だけど愛されキャラな矢部とドSな澪を葉山さんと平さんが見事なコンビネーションで演じてくださっていてお2人が画面に出るだけで口元が緩みました。すっかりお2人のファンです。また、キラ、ニノの両親を演じてくださった安田さん、三浦さん、岡田さんは物語に深みを与えてくださり表情の演技に感動しました。中でも安田さんは元から大好きな役者さんでしたので、出てくださったことが未だに信じられません。映画版のみんなも素敵で愛おしいです!『きょうのキラ君』は2017年2月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月08日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が、6日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『めちゃ2イケてるッ!』(毎週土曜19:57~20:54)で、極楽とんぼの山本圭壱が不祥事を起こして芸能活動休止となった10年前の心境を打ち明けた。山本は、7月30日放送のスペシャルで10年ぶりに地上波復帰。『めちゃイケ』メンバーと再会し、岡村や、相方の加藤浩次から思いをぶつけられた。そして、加藤と共に出演者やスタッフ、視聴者に謝罪。さらに、秋から極楽とんぼとして全国ツアーを実施することが加藤の口から発表された。この日の放送では、「事件10年後の激白…山本圭壱とのそれぞれの真実…」と題して、前回のオンエアに入り切らなかった『めちゃイケ』メンバーの山本への思いを紹介。岡村は、自身と同じボケ担当の山本が番組を去り、「山本さんいなくなって面白くなくなったって言われるのが1番嫌だったし、『やったろかい!』って思ったけど、いてくれたらどれだけ楽やったろう」と正直な思いを明かし、「(ボケ)1人はチョー疲れるぜ! byたかし」というコメントも映し出された。岡村は、2010年に長期休養を決めたときのエピソードも披露。「僕が半年休む直前に山本さんから『大丈夫か? しっかり休め』というショートメールが届いた」と明かし、「どうしていいか自分でもわからん状態で、山さんに意見を聞きたくて電話した」を振り返った。その電話で、「(テレビで)俺できてないやろ」と言ったら、山本は「1回休んだ方がいいんじゃないか」と助言。さらに、岡村が「宮崎行こうかな」と言うと、山本は「来い来い」と受け入れ、「動きづらかったら陸から行けるから手配してやるし、お前がゆっくり休める部屋くらい確保できるから」と約束してくれたという。「『もし何かあったらよろしく頼むね』って言ったら、『わかった、任せとけ』って」と振り返る岡村。「頼もしいところもあったし、連絡もらったことも感謝していたし」と山本への思いを語った。
2016年08月06日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史(46)が28日深夜、ニッポン放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~27:00)に生出演。22日に日本での配信が開始となったスマートフォン向けゲームアプリ『ポケモンGO』について語った。岡村は「とりあえずやっとかなあかんから、やりましたよ『ポケモンGO』」と話し出し、「大阪行く新幹線の中で配信開始になって慌ててダウンロードした」と説明。大阪のテレビ局の中で最初のポケモンをゲットしたそうで、「球投げたら"やったー!"って。これかーって思って」とうれしそうに話した。そして、「今のところレベル9。夜な夜な歩いてますねん。昼間やとポケモンやってると思われたら恥ずかしいと思って、夜うろうろ散歩しながらやっている」と告白。「こんなに『ポケモンGO』が話題になって、『やっている人を侮蔑します』って聞いたことない言葉でケンカし出して」と世間の盛り上がりに触れ、「別にええんちゃうの、やってもやらんでも個人の自由やしと思って、あとからやるのも恥ずかしいと思ったので真っ先にやった」と語った。この日も1時間くらい早めに車で家を出て、途中で車を止めて遊んだそうで、「こんだけ話題になっているから一応かじっとかななと思って、早めに家を出て遠いところのコンビニに行ったりしながらいろいろ集めてますね」とすっかり夢中の様子。「説明不十分なところがあるからよくわかりませんけど、まあまあ僕の中で盛り上がってるんですよね」と話した。また、「ゲームもいいんですけど、出会いのアプリ、マッチングのアプリができてくれへんかな」と期待。「合コンやらカジュアルお見合いに行って、しゃべらなくてもお互いスマホをかざすだけでマッチングができたり、球投げたら向こうが受けてくれて"やったー!"みたいになって、そのままホテルとかに消えていける…」と思い浮かべているアプリの内容を明かした。
2016年07月29日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史(46)が28日深夜、ニッポン放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~27:00)に生出演。極楽とんぼの山本圭壱(48)が10年ぶりに地上波テレビ復帰する30日放送のフジテレビ系『めちゃ×2イケてるッ!』スペシャルの収録の様子を明かした。岡村は「今週末、『めちゃイケ』スペシャルがあるんですけど、極楽とんぼの山本さんが出るということでバタバタしていた」と切り出し、「超極秘の中でロケやってたんです。ずーっと極秘にしておいて、ギリギリで発表できたらいいなという厳戒態勢のなかロケやってたんですけど…即バレ!」と話した。宮崎や東京でロケを行ったそうで、その際にロケバスだとわからないような車を使ったり、宮崎にメンバーが来たことがバレないように、宮崎空港を使わず鹿児島から行き、帰りも北九州の方まで車で行くなど、徹底していたと説明。そして、「そんな厳戒態勢で最後のネタを撮って、よしこのままオンエアまで黙っておこうと思ってたら、2日後くらいにすぐ出た」と情報が漏れ、犯人探しになったけれど結局どこから漏れたかわからなかったという。山本の出演について「『めちゃイケ』の宿題というか、これを1回クリアにしてしまわないと次行かれへんということでとりあえず今回やりましたけど」と話し、「現場では、怒号を飛び交うロケでした」と収録の様子を告白。「最後はおもしろおかしくできてるはずなんですけど、久しぶりに熱い…みんないろんな感情がある、『めちゃイケ』メンバーもそう、極楽とんぼの加藤さんもそう、いろんな感情ばぶつかりあって…」と振り返った。さらに、「10年ぶりに極楽とんぼを見ましたけど、どうなんでしょうね。今の若い子は極楽とんぼ時代のことをわかってないですから、今の若い子はどう受け止めて、世間の人はどう思うのかわからないですけど」とコメント。その上で、「まあ見てくださいよ。で、どうかお茶の間のみなさんで判断してみてください」と呼びかけ、「ただただ、いろんな感情が入り乱れて、泣く人もいますし怒る人もいますし、最後ケンカにもなりますし、そんなロケでしたので見てもらえたらありがたい」と思いを伝えた。
2016年07月29日1月期放送のフジテレビ月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で主演を務めた有村架純が、「AAA」の西島隆弘のソロプロジェクト・Nissy名義の楽曲のミュージックビデオに恋人役で出演。その可愛いらしいダンスに「胸キュン!」の声続出で、MV公開3日間で早くも大きな注目が集まっている。Nissyの6枚目のシングル「まだ君は知らない MY PRETTIEST GIRL」と、同シングルに収録の「ハプニング」の2曲のMVは、1つの繋がった恋愛ストーリーとなっており、「ハプニング」では2人の出会いから恋人になるまで、「まだ君は知らないMY PRETTIEST GIRL」では恋人から結婚式までが描かれている。これはNissyの意図があったそうで、「2つの楽曲で1つのストーリーを作ってみようという話を監督とし、どういったストーリーがこの2つの歌詞や楽曲に込められた思いと一緒に作れるかなど話し合い、ハプニングで出会った2人が、ハプニングに次ぐハプニングを乗り越えて、お互いにMY PRETTIEST GIRL、YOUR PRETTIEST GIRL、になるという意味合いを込めて、2人は幸せになる。そんなストーリーを純粋に、ピュアに制作しました」と明かした。7月22日にはYoutubeにて2曲のMVが公開され、3日間で100万再生を突破。中でも「まだ君は知らないMY PRETTIEST GIRL」では、Nissyと有村さんが“ピンキーダンス”と呼ばれる小指が印象的な可愛いダンスを披露!SNS上では「ダンスが可愛すぎ!踊ってみたい!」「2人とも可愛い!!またこの2人が見れるのは嬉しい!!」「にっしーと有村架純ダンスかわい!」と大反響。動画サイトやtwitterでは早くもちょっぴりレトロな衣装も可愛いと2人を真似した、いわゆる“踊ってみた”動画もアップされているという。「ハプニング」も同様にみんなで踊れるダンスを披露しているので要チェック!「まだ君は知らない MY PRETTIEST GIRL」と「ハプニング」が収録されたシングルは8月24日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2016年07月26日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史(45)が23日深夜、ニッポン放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~27:00)に生出演。9日に放送された同番組で女優の平愛梨とサッカー日本代表の長友佑都選手の交際について「うまいこといかへんと思う」と発言したことについて、平から抗議を受けたと明かした。仕事で平と一緒になったという岡村は、「『ラジオで言ったでしょ!』って抗議受けた」と告白。「でもせやんか。家族愛も強いし、いろんな家族連れてきて大変になってくる」「潔癖やし」と言うと「そんなことないです」と否定したという。そして、以前、旅番組で平と共にキューバを訪れた岡村が、「キューバで帽子かぶれへんかったやん」と指摘すると、「違います。地べたに置いてあった帽子をかぶせられたから」とそれも否定。岡村は「地べたに置いてあったっていうのは勘違い。上の方が触られている可能性があるから下のやつをとってあげた。それを地べたと言われたのは心外」と話した。また、そのキューバロケの際、出発するときに空港で平が泣いていたのを見ていた岡村は、「1人でイタリアに行ったのはウソだと思った」と告白。そのことについても「1人で行ってないやろ」と本人に聞くと、「3回のうち1回は1人で行きました」と言われ、1回は本当に1人で行っていたことがわかったという。「愛の力って全然ちゃうねんな。海外とか行ったことない人が愛の力でイタリアまで1人で行く。頼もしいな」と感心し、「自分も海外に好きな人ができればと思うけど、そんなことまあないからね」と話す岡村。そして、「一応謝っといた」と言い、「心の中では祝福しているよ。『うまくいかへんちゃうかな』ってネタで言うてるだけで、心から応援してる」と伝えたことを明かした。
2016年06月24日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史(45)が2日深夜、ニッポン放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~27:00)に生出演。太もも・腰に痛みを感じ病院で検査したところ、帯状疱疹と診断されたことを明かした。岡村は「月曜日に太ももがイテテテッて。なんやろうな、筋肉痛かなみたいな感じで」と5月30日に異変を感じ、「寝ようと思ってもイテテテッみたいのが続いていた」と説明。31日は「太もものビリビリが腰の方に。電気走るようになった」と言い、6月1日になると「ずっとビンビンビンッて。神経おかしくなって、坐骨神経痛かヘルニアかなと思った」とさらに悪化し、1日夜は「痛くて眠れない」ほどになったという。2日に病院へ行き、レントゲンとCTを撮るも異常はなく、エコー検査のためにベッドに横になってズボンをずらした時にブツブツが発見され、調べたら「帯状疱疹」であることが判明。それが痛みの原因だったようで、医者からは「免疫力が落ちている。疲れがたまっているんじゃないですか」と言われたと明かした。病院では痛み止めをもらうも効かず、「何もしない時はズキズキする」と岡村。そんな状態にも関わらず、「仕事している時だけなんともない」と言い、この日のラジオも心配していたというが「しゃべったらなんともない。大丈夫そう」と問題なく進め、「一番の鎮痛剤はお仕事」と話した。もしもの場合に備え、助っ人としてお笑いコンビ・さらば青春の光も待機。岡村が緊急事態に陥ることはなかったが、途中で2人も加わり、にぎやかにトークを繰り広げた。
2016年06月03日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史(45)が、19日深夜放送のニッポン放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~27:00)に出演。13日に放送されたTBS系『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』でタレント・ベッキー(32)の相手役を務めたSMAP・中居正広(43)を絶賛した。104日ぶりのテレビ復帰となった『金スマ』で、ベッキーは中居を相手に、ゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音(27)との不倫を認め、涙ながらに謝罪。川谷や、川谷の元妻への思いなどを赤裸々に語った。岡村は、相手役を務めた中居について「すごい。聞き方も上手だし、引き出してあげる力や、しゃべりやすい環境をつくってあげるとか…。引き受けるってなった時にかなりの労力もいったでしょうし」と絶賛。プライベートで会った時にベッキーの話を何一つしなかったことも明かし、「実際見たらすごいよ! あんなことできる人ほんまにいないと思う」とたたえた。そして、中居の将来について「最終的には瀬戸内寂聴みたいなことしていると思う」と予想し、「しくじった人や失敗した人がもう一度テレビ復帰しようと思った時には、あの囲炉裏の前で中居がバンダナ巻いて話を聞く。そういうスタイルができた」と断言。「中居の今後はだいたい決まっていった。ほんまに瀬戸内寂聴…中居寂聴みたいなポジショニングをとるのかな。それくらいしゃべりやすり環境づくり。なかなかできたもんじゃない」と褒めちぎった。さらに、ベッキーに続き、清原和博被告も『金スマ』で謝罪するのではないかという予想の声が上がっていることについて、「それこそ時期尚早と思った」と前置きした上で、「中居と清原の関係性があるから、ない話でもない」とコメント。「復帰するかわかりませんけど、何かあった時に中居に話を聞いてもらおうかって、関係性からしてもそうなりかねへん」との考えを示した。
2016年05月20日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史(45)が、19日深夜放送のニッポン放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~27:00)に出演。13日に放送されたTBS系『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』でゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音(27)との不倫を認め、謝罪したタレントのベッキー(32)に言及した。オンタイムではなく、録画したものを見たという岡村は、「まぁすごかったですね」と感想を語り出し、「意外としれっとレベッカ(ベッキーの本名)が出てくる。こんなしれっと出てくるんだと。『この方に来ていただいてます』ってレベッカ出てきて、普通に農業のやつで料理したりする」と、「ひとり農業」のロケの途中から参加したベッキーについて話した。そして、「初めて言いますけど…僕は実はプライベートではずっとレベッカって呼んでるんです」と普段は本名を使っていることを明かし、「中居(正広)がベツキーと言うように、僕はレベッカと呼ばせていただきます」と宣言。川谷とベッキーのLINEの流出がいまだに引っかかるという岡村は、「文春に載る前に言っておこうと思って」と語った。また、中居を相手に騒動の真相を正直に打ち明けたことについて、「あそこまで言わなアカンねんね」と衝撃を受けたようで、「一つわかったことは、不倫は絶対アカン! それがバレたりしたらテレビでボッコボコにされる…フルボッコにされることがわかった」とコメント。「不倫はせん! 不倫はせん!」「僕は不倫はしません!」と繰り返し、「結婚もしてないのに」と笑いを誘った。さらに、1月の会見で本当のことを言えばよかったという意見について、「おそらく言えなかったんですよ。いろんな事情があって、スポンサーに対しても認めるわけには…」と岡村なりの解釈を伝え、言えるときがきたから言ったのだと予想。「ベッキー周りの人もちょっとヘタクソというか、もうちょっと考えてあげられなかったのかなとも思う」とも言い、「ちゃんとすべてが…奥様に謝罪して許してもらってからインタビューするってなればよかったのに、謝罪する前に撮ってるとなると抗議文送った送ってないになる」と指摘した。
2016年05月20日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が、フジテレビ系ドラマ『ラヴソング』(毎週月曜21:00~21:54)のゲスト出演オファーを受けたことが18日、明らかになった。今回は、同局系バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(毎週土曜19:57~20:54)で岡村が演じるキャラクター・E村Pに出演オファーが。早速、撮影現場に乗り込み、同作に出演する菅田将暉に「俺にオファーが来たんですよ! いっちょ、やってやるか! やることはしっかりやります!」と意気込みを見せる。出演依頼が来たシーンは、23日放送の第7話で、主演の福山雅治演じる神代広平と、ヒロインの藤原さくら演じる佐野さくらが作詞作曲した「好きよ好きよ好きよ」を披露する場面。E村Pはライブハウスに訪れた業界人という役どころだが、福山からは「(出演オファーしたことは)聞いてましたが、冗談かと思ってました」と言われてしまう。岡村が月9ドラマに出演するとなると、SMAP・中居正広主演作の『ブラザーズ』(98年)、『婚カツ!』(09年)に続き3回目だが、このシリーズを見ていた菅田は「これ、すごく良くないパターンですよね?」と不安の様子。この模様は、21日の『めちゃイケ』で放送される。
2016年05月18日昨年12月に第1子となる男児を出産したお笑いタレントのなるみが、9日放送の『なるみ・岡村の過ぎるTV』(ABC 毎週月曜 23:17~ ※関西ローカル)でおよそ5カ月ぶりに産休から復帰することが6日、わかった。なるみの出演は昨年の12月27日放送分以来。収録では、番組のメーンをともに務めるナインティナインの岡村隆史に復帰は知らされておらず、なるみがサプライズでスタジオに現れて岡村を驚かせた。岡村は「鳥肌が立った!」と度肝を抜かれながらも、「お帰りなさい!」と歓迎し、復帰を喜んだ。また、なるみが「赤ちゃんに会いたい?」と岡村に持ちかけ、ベビーカーに乗せた長男をテレビで初めてお披露目する一幕も。このベビーカーは岡村が出産祝いとして番組内でプレゼントしたもので、なるみは「『これがあのベビーカー』と赤ちゃんよりも注目された」と笑わせた。そんな「ベビーカーのおじさん」こと岡村が、赤ちゃんの抱っこやベビーカー押しに挑戦。緊張のあまり固まってしまうなど慣れない扱いに戸惑いつつも、赤ちゃんのかわいさに「ずっと見てられる」とデレデレの様子だった。そのほか番組では、なるみが人生初の出産と育児について明かすトークを展開。未来の妻の出産には「立ち会いたい」と望む岡村を「耐えられるかなぁ」と不安にさせる壮絶な出産体験や、子育てに奮闘するママのリアルな実感などを語る。(C)ABC
2016年05月06日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史(45)、ココリコの田中直樹(44)、女優の川島海荷(22)が17日、東京・赤坂のTBSで、5月に2週連続で放送されるバラエティ番組『アイ・アム・冒険少年』の収録後に取材に応じた。2014年4月よりレギュラー放送され、レギュラー放送終了後も単発番組として人気を誇る同番組は、地球にあふれる"驚き"を探るバラエティ。5月4日(20:00~22:00)、11日(19:00~22:00)の2週連続で放送される今回も、さまざまな冒険ゲストが世界中でロケに挑み、この日の収録ではロケのVTRを見ながらトークを展開した。収録後の取材では、MCの岡村、田中、川島がそれぞれイチオシのVTRを挙げ、岡村は、タイで巨大エイとキングコブラの捕獲に挑戦した照英のロケを、「凶暴さや太さ、長さ、匂いまで、動物のすべての情報を伝えてくれた。教材になるレベルのレポート力」と絶賛。「そりゃ熱出るわ」と体調不良で収録不参加だったことをいじり、笑いを誘った。田中は、照英と街中で偶然会ったことを明かし、「会った時の笑顔が忘れられない。納得いくロケができて、あとはスタジオを残すのみのタイミングで…。本当にスタジオを楽しみにしているっておっしゃっていたので」とその時の様子を説明。岡村は「伝えたいことがいっぱいあったんでしょうね。明日みんなに伝えられるってなったときに40度の熱が出るって…残念でした」と思いやった。川島は、インスタグラムで日本人最高の30万人のフォロワーを誇る渡辺直美が、オーストラリアでさまざまな動物たちとの2ショット撮影に挑戦したロケをイチオシに選び、「私もインスタをやっているので興味深い」とコメント。田中は、ドローンを自在に操る技術を持つ芸人・谷+1。が、その技術を生かして世界遺産に登録されている絶景を撮影したロケを絶賛し、「歴史的に残っていくような映像が撮れたと思う。素晴らしかった」とたたえた。そのほか、あばれる君と菊池亜美はフィリピンの無人島からの脱出、コロコロチキチキペッパーズのナダルは日本人初となる火口バンジージャンプ、トレンディエンジェルはノルウェーの絶景ポイントでの新ネタ披露に挑戦。ジャングルポケットの斉藤慎二は、南アフリカのサバンナでゾウを相手に体当たりで検証するなど、それぞれ驚きのロケに挑んだ。
2016年04月17日ナインティナインの岡村隆史が13日放送のバラエティー番組『ナイトinナイト水曜日 今ちゃんの「実は…」』(ABC 毎週水曜 23:17~ ※関西ローカル)に出演し、司会の今田耕司らに意外な願望を告白する。岡村は、自身が司会を務める番組『なるみ・岡村の過ぎるTV』が11日よりABCテレビ夜のバラエティー枠「ナイトinナイト」の月曜日に移行するのをPRすべく、今田をはじめ、月亭八方、小籔千豊らが居並ぶスタジオに乱入。出演者が最近のエピソードなどを明かすオープニングトークで「実は最近、○願望がすごい」と話し、その願望を叶えるあるアイテムにハマっていることを打ち明けた。だが、「人に見られるのが恥ずかしい」と、そのアイテムを楽しむのは1人になれる愛車の中だけ。さらには「店員さんに『これがいいですよ』とか変なのを勧められて、おもしろい方向に持っていかれるのがイヤ」とネット通販で購入したことを明かし、今田から「もうスターやねんから、堂々と好きなことしぃや!」とあきれられた。そんなスターらしからぬ行動を案じた小籔に「僕の知ってる店に連れて行きます」と誘われるも、岡村は「あとで店の人にクスクス笑われるだけや!」と拒否。持ち前の心配性をさく裂させるトークで爆笑をさらっていた。また、岡村が『過ぎるTV』へのゲスト出演を今田にオファーする一幕も。「ロケならええよ」と快諾した今田は、岡村が店で買うのを恐れる問題のアイテムを「2人で買いに行くロケをやろう!」と提案し、岡村との2ショットロケの実現にノリノリの様子を見せていた。そのほかトークでは、公私共に親しい今田だからこそ知る秘話が暴露されるなど、岡村の知られざる素顔が明かされる。(C)ABC
2016年04月08日好きな人への想いが募り、恋の世界に陶酔する主人公。そんな危うい恋心を表現してくださったのは、西島隆弘さん。“恋煩い”とは、辞書によると「恋の悩みによって病気のようになった状態。恋の病」とある。好きな人のことを想うだけで胸が苦しくなったり、他のことが手につかなくなる…。そんな複雑な恋心を表現してくれた西島隆弘さん。「恋煩いって、“相手のことが好きで仕方がない”ってことだと思うんですけど、誰かに恋している時の顔って、自分では見られないじゃないですか。だって、好きな人が目の前にいる時に鏡なんて見ないでしょう?(笑)それなのに、ドラマや映画の登場人物を見た時に『あ、恋している時って私もこういう顔してるのかも』ってリアルに感じるのは、実は妄想に近いんじゃないかなって。だからこそ、そこをいかに自然に見せていくかというのが、僕にとっての芝居なのかもしれないです」インタビュー冒頭から、興味深い持論を展開してくれた西島さん。俳優としては、放送中の連ドラ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』が、約2年ぶりのドラマ出演となる。演じるのは、有村架純さん演じる主人公の杉原音に想いを寄せる青年・井吹朝陽。「朝陽は、自分の恋愛以前に“父親との確執”という大きな問題を抱えています。それだけに、最初はごく軽い気持ちのはずだった音への恋心がこれからどう発展していくかは、僕らにとっても未知数で。ある意味、いちばん複雑なのは朝陽なのかもしれません」ところで、そんな西島さんご自身は“煩ってしまう”ほどの恋愛に憧れる気持ちはありますか?「10代の頃はあったかもしれないけど…もうさすがにそんな暇はないですね(笑)。想う気持ちの量は当時と変わらなかったとしても、それに費やす時間は確実に凝縮されていった気がします。僕も大人になった、ということなのかも」◇にしじま・たかひろ1986年9月30日生まれ。北海道出身。パフォーマンスグループAAAのメンバー。『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)は月曜21時~放送。3/24よりmu-moショップにて1st Album『HOCUS POCUS』リリース予定。※『anan』2016年2月3日号より。写真・佐藤航嗣(TRON management)スタイリスト・菱沼将人(Deep-End)ヘア&メイク・椎津 恵取材、文・瀬尾麻美
2016年01月28日シンガーソングライターの岡村靖幸が園子温監督作『映画 みんな!エスパーだよ!』(4日公開)のために書き下ろした主題歌「ラブメッセージ」のミュージックビデオ(以下MV)が1日、公開された。公開されたMV(ショートバージョン)は、同映画の映像を使用。ヒロインの美由紀(池田エライザ)が土砂降りの雨の中、下着が透けて見える制服姿で、舞台にもなった愛知県東三河の豊橋市のマスコットキャラクター・トヨッキーに駆けて寄って行くシーンから始まる。歌詞に合わせて浅見紗英(真野恵里菜)が笑顔を見せた束の間、スカートの内から下着が見えてしまい、鴨川嘉郎(染谷将太)が抑えきれずに興奮してしまう姿なども映されている。主題歌発表の際に「青春!学園!ちょっぴりエッチ!まるで僕のような映画の主題歌が出来て楽しかったです。この曲を聴いて、トキメキを感じてくれたら、嬉しいです」とコメントを寄せていた岡村。そのキャリア史上初めて、映画のために書き下ろした同曲を収録したシングルは、2日にリリースされることが決定している。なお、これは岡村にとって30枚目のシングルとなる。『映画 みんな!エスパーだよ!』は、漫画家・若杉公徳の同名作品を原作に、2013年4月よりテレビ東京で連続ドラマ化された『みんな!エスパーだよ!』の劇場版。映画では、主人公・嘉郎らエスパーたちが能力に目覚めた理由が明らかになるとともに、チームエスパーが迫りくる世界危機に立ち向かう姿が描かれる。(C)若杉公徳/講談社(C)2015「映画 みんな!エスパーだよ!」製作委員会
2015年09月01日独特な詞世界と音楽性でカリスマ的人気を誇るミュージシャンの岡村靖幸さん。最近は『GINZA』の対談連載で“名インタビュアー”としても活躍中。今年50歳の節目を迎える彼に聞く大人の男とは?* **――昔はどんな大人に憧れました?美食のためだけに一人旅をする人。――池波正太郎的な。そう。それが究極の大人っぽさだと思ってた。だから、僕も以前はそれに近いことはやってたんです。一人でフラッと本を一冊持って遠方まで旨い蕎麦を食べに行く、とかね。でも、最近はまったくやらないんですよ。――え、なぜですか?誰かと一緒に食べたいんです。人と一緒に食べたほうが楽しいし美味しい。そう思うようになったのはここ4~5年のこと。音楽だけに没頭せず、いろんな人と積極的に会うことで社交的になり、酒を飲めるようになったのが大きい。飲みながら食事をする楽しさを知って。酒を嗜むことを覚えて、コミュニケーションが広がったんです。――つまり、音楽以外の、インタビューや対談の仕事で他業種の人と会うことで、「大人」になった部分もあると。いろんな大人のカタチを知ることができるし、確実に自分の血肉にはなってると思う。以前、坂本龍一さんと対談したときに、大人になればなるほどエゴイスティックになれないという話をしていたのが印象に残っていて。人はみんなエゴイスティックな生き物なんですが、年齢を重ねると自分の欲の限りを尽くすことがだんだんできなくなるんです。サシの入った肉が苦手になってくるというか(笑)。単純にそれを食す体力がなくなってくるからなんですが、そういう自分を受け止めることが大人になるということなんだと。いい意味で。ピカピカに磨かれた部分だけではなく、錆びている部分に味わいを感じられるようになるのが豊かなことだと思うんです。◇おかむら・やすゆき1965年生まれ。シンガーソングライターダンサー。園子温監督『映画 みんな! エスパーだよ!』の主題歌『ラブメッセージ』は9月2日発売!◇岡村靖幸オフィシャルHPokamurayasuyuki.info※『anan』2015年7月29日号より。写真・藤原江理奈スタイリスト・島津由行ヘア&メイク・マスダ ハルミ(M-FLAGS)文・辛島いづみ
2015年07月24日染谷将太を主演に迎えて贈る、奇才・園子温監督の新作映画『みんな!エスパーだよ!』。このほど、“岡村ちゃん”こと孤高のシンガーソングライター・岡村靖幸が本作の主題歌を担当することが発表された。本作は、ヤングマガジンで人気を博した若杉公徳の同名コミックの映画化作品。愛知県東三河を舞台に、突如として超能力に目覚めた平凡な高校生・鴨川嘉郎(染谷将太)と、彼を取り巻くエスパーたちとの戦いと友情をバカバカしく描いた青春SFコメディだ。今回、本作の主題歌を書き下ろすこととなった岡村靖幸。自身、映画の主題歌および楽曲書き下ろしは初めてのこととなる。今回の起用のきっかけは、園監督から直接オファーがあったことが始まりだったよう。そうして完成した新曲のタイトルは「ラブメッセージ」(※シングルリリースは9月2日)、記念すべき30枚目のシングルとなる。今回の起用について、岡村靖幸は「青春! 学園! ちょっぴりエッチ! まるで僕のような映画の主題歌が出来て楽しかったです。この曲を聴いて、トキメキを感じてくれたら、嬉しいです」と喜びのコメントを寄せている。今年の夏には「フジロックフェスティバル」にも出演が発表され、10月からはツアーも決定している岡村靖幸のさらなる活躍に注目だ。【リリース情報】岡村靖幸ニューシングル「ラブメッセージ」発売:9月2日価格:1,300円(税込)発売元:V4 Record販売元:スペースシャワーネットワーク
2015年06月24日シンガー・ソングライターの岡村靖幸が、『映画 みんな!エスパーだよ!』(9月4日公開)の主題歌を担当することが19日、明らかになった。岡村が映画の主題歌および楽曲を書き下ろすのは初となる。1986年のデビュー以降、独自の世界観と音楽で、幅広い世代から支持を集めてきた岡村。今年はフジロックフェスティバル’15への出演も控えるなど、いまなお精力的に活動を続けている。今回の映画主題歌への参加は、本作を手がける園子温監督が直接オファーしたことから実現した。新曲のタイトルは、「ラブメッセージ」に決定。映画本編のアナザーストーリーのような世界観に仕上がっているという。岡村は、「青春!学園!ちょっぴりエッチ!まるで僕のような映画の主題歌ができて楽しかった」と映画とのコラボを喜び、「この曲を聴いて、トキメキを感じてくれたら、うれしいです」とコメントを寄せた。同曲は、岡村にとって記念すべき30枚目のシングルとして、9月2日にリリースされる。『映画 みんな!エスパーだよ!』は、漫画家・若杉公徳の同名漫画を原作に、2013年4月よりテレビ東京で連続ドラマ化された『みんな!エスパーだよ!』の劇場版。映画では主人公・嘉郎(染谷将太)らチームエスパー以外にも、超能力に目覚めた者が多数存在することが明らかとなる。染谷をはじめ、真野恵里菜、池田エライザ、マキタスポーツ、安田顕、高橋メアリージュン、サヘル・ローズ、今野杏南、星名美津紀、篠崎愛、冨手麻妙、清水あいり、星名利華らが出演する。(C)2015「映画 みんな!エスパーだよ!」製作委員会
2015年06月19日「ナインティナイン」の岡村隆史が日本語版吹き替え声優を務めることで話題の映画『LIFE!』。本作で監督&主演を務めたベン・スティラーから正式なお墨付けも受けている岡村さんが、恋愛にちょっぴり奥手で不器用な主人公を通して、その恋愛観を語った。主人公は地味で平凡、ただし風変わりな空想癖をもつ男・ウォルター(ベン・スティラー)。家と職場の往復で、何ひとつ変わりばえのしない日々を繰り返しながら、雑誌「LIFE」の写真管理部に勤めていた。ある日、「LIFE」最終号の表紙を飾る大切な写真がないことに気がついた彼は、冒険家でカメラマンのショーン(ショーン・ペン)を探す旅に出ることに――。目の前の仕事や家族の事情という日常にいつの間にか押し流され、夢を追いかけることを諦め、行動も起こさず、無難にやり過ごす日々を送っているウォルターは、誰もが「あるある」と思い当たるようなキャラクター。岡村さんは、「ウォルターは真面目で、さえない、モテない、みたいな感じなんですけど、実は潜在能力は高いんです。やってこなかっただけで、実は、やったら、色んなものを吸収して、生き方とか全てカッコよく見えるのになって」と自身が声で演じたウォルターについて分析する。さらに不器用で臆病な性格が災いし、片思い中の女性・シェリルに話しかけることもできないウォルターについて、「特に女性に対して、自分に自信が持てないところとかが、似ている」と明かし、「彼女と一緒にスキューバダイビングに潜るんだとかっていう空想はすごいです」と共感しきり。自身も「空想ばっかりしています (笑)」と打ち明けた。「この映画『LIFE!』のメッセージは、“自分の殻から抜け出す”こと」と言う岡村さん。本作は「その最初の一歩をポンって押してくれるような、そんな映画ちゃうかなと思うんです。その一歩を出したら、多分すぐ二歩目が出てしまう」。そして、映画の中で大きな一歩を踏み出したウォルターに背中を押されたかのように、「この映画を観てから、ちょっと英会話やってみようかなと思いました」というエピソードも明かしてくれた。そんなウォルターへの強い思い入れを語る岡村さんには、ベン自身が「岡村さんなら必ず、日本のみなさんに作品のメッセージを伝えてくださるでしょう!」と太鼓判を押したほど。ウォルターが暗いオフィスを飛び出し、未知なる外界へと向かう旅で自分自身の可能性を再発見していく姿に、岡村さんも一歩踏み出す勇気をもらえたようだ。『LIFE!』は3月19日(水) よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(上原礼子(cinema名義))■関連作品:LIFE! 2014年3月19日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開(C) 2013 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.
2014年03月11日岡村製作所は、モバイルPCサポートユニット「Shift」の販売を2月中旬から開始すると発表した。Shiftは、ノートPCで作業をする際の身体的負担を減らす新発想のチェアとテーブルをセットにした製品。慶應義塾大学の山崎 信寿名誉教授の研究結果をもとに設計されており、作業時の姿勢を改善することで、首 / 手 / 腰 / 脚の負担を軽減するという。ノートPCを使う際は、首が前に出て猫背になったり、浅く腰掛けてからだが大きく後傾したりすることが多いが、これらの態勢は体に負担がかかる。Shiftはこのような姿勢を防ぎ、体重が適度に分散した負担のない姿勢で作業できるようになっている。同社によると、Shiftは従来製品と比較して接触面積が背もたれで平均11%、座面で平均8%増加したという。また筋肉にかかる負担も、首が25%、肩が9%、腰が26%とそれぞれ減少し、足のむくみも改善したとのこと。価格はチェアが8万5000円で、テーブルが6万5000円から(いずれも税別)。
2014年02月10日岡村靖幸がLIVE TOUR 2012「スポーツ」の東京・NHKホール公演を10月12日に行った。今回のツアーは9月17日に名古屋、10月6日に大阪と行われ、東京公演はこの日が初。開演を待ちきれないファンの熱気で、幕開け前から大きな盛り上がりを見せていた。開演時刻を少し過ぎ、ファンにはお馴染みのイントロが流れると、岡村ちゃんの登場を前に観客は全員総立ち。「早く岡村ちゃんが見たい!」というオーディエンスの気持ちを分かった上で「ジラす」心憎い演出があったのち、本人が登場すると会場からは割れんばかりの歓声と悲鳴が。従えた二人の女性ダンサーのキレも然る事ながら、岡村ちゃん本人のダンスのキレも、前回の大々的なライブツアーの時に比べて増しているように感じた。ファンにとっては気になるボーカルも終始ピッチが狂う事無く、岡村ちゃんお馴染みの奇天烈な煽りや発声も存分にあり、熱心なファンほど「お帰り!岡村ちゃん」の想いを実感できた事だろう。楽曲は昨年リリースした『エチケット』のアレンジによるものが多かったが、中にはまた新しいアレンジの人気曲などもあったりして、アルバムを聴き込んだ人でも楽しめる形になっていた。また、他アーティストへの提供曲のセルフカバーなどもあり、1曲ごとに「次は何をやってくれるのだろう」という客席の期待感を煽る作りであった。セットリストも最後まで消化不良なく、やってほしい曲から「え?これやってくれるの?」という曲まで、ライトなファンからコアなファンまで楽しめる選曲になっていた。岡村本人からのMCらしいMCはなかったが、バンドメンバーから伝えられる彼の近況もあり、また曲の終わりに言う短い「ありがとうございました」だけで、ファンは十分過ぎるほどの感動を与えられた。なお、これまでの3公演は全てホールでの開催であったが、本日10月15日、16日(火)に東京・SHIBUYA-AXで行われる公演はライブハウス公演となるため、この日とはまた違った演出で楽しませてくれそうだ。なお、10月15日(月)本日分の当日券は、会場にて17:00より1F立見¥7500(税込)ドリンク代別で若干数販売予定。
2012年10月15日岡村製作所は8月31日、セレクト型デスクシリーズ「Raum(ラウム)」を発売した。「Raum」は、曲線を活かした柔らかく優しいフォルムが特徴の学習机。別売のカラー前板セット(8,400円)を追加すれば、デスクとワゴンの引き出し前板を好みのカラーに交換できる。前板のカラーはパールブルー・パールピンク・ネイビーブルーの3色。デスク周りを子どものお気に入りの空間にすることで、心地よく楽しい学習環境を作り出し、自らデスクに向かう力を育てるという。また、成長とともに変化する嗜好に柔軟に対応できるよう、高学年時には前板を外してシンプルなデスクに戻せる。デスクの奥行きは580mmで、リビング・ダイニングでも使いやすいサイズ。デスク天板に上棚を設置せず、代わりに可動の仕切り板を使うことで、教科書や辞書の整理が可能とのこと。LEDタイプが9万7,440円。蛍光灯タイプが8万4,000円。オプションとしてサイドシェルフ(2万1,000円)、スタッキングシェルフ(2万1,000円)も設定する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日岡村靖幸が開催する秋の東名阪ホールツアー「スポーツ」の追加公演が決定した。【アーティスト情報はこちら】今回追加されたのは10月15日(月)・16日(火)に東京・SHIBUYA-AXで行われる2公演。今回のツアーは他の会場が全てホール会場のため、ライブハウスでの開催となるSHIBUYA-AXでの追加公演は、また違った雰囲気になりそうだ。なお、9月1日(土)のチケットの一般発売に先がけて、公式HP先行予約を実施中。期間は8月2日(木)午前12時まで。岡村ちゃんのグルーブ感をスタンディングならではの臨場感で味わいたい方は、SHIBUYA-AXに集合!■岡村靖幸 LIVE TOUR 2012「スポーツ」追加公演10月15日(月)東京都 SHIBUYA-AXOPEN 18:00 / START 19:0010月16日(火)東京都 SHIBUYA-AXOPEN 18:00 / START 19:00
2012年07月30日岡村靖幸が秋の東名阪ホールツアー「スポーツ」を開催する。【公演情報はこちら】最近は一青窈やMEG、BaseBallBearなど他アーティストにも積極的に楽曲提供やプロデュースを行っている岡村靖幸。今回行われる公演は全てホール会場となっており、ライブハウスで行われた前回のツアーとはまた違った構成になりそうだ。日程は9月17日(月・祝)名古屋市公会堂、10月6日(土) 大阪国際会議場メインホール、10月12日(金)NHKホールの3公演となっている。チケット一般発売に先がけて、チケットぴあでは最速抽選いち早プレリザーブを実施中。7月11日(水) 11:00まで。また、プレリザーブも7月11日(水)11:00から7月17日(火)11:00まで実施。あわせてご確認を。■岡村靖幸LIVE TOUR2012「スポーツ」9月17日(月・祝)名古屋市公会堂10月6日(土)大阪国際会議場メインホール10月12日(金)NHKホール
2012年07月06日部屋に入ってくるなり、明るくハキハキと挨拶する西島隆弘。パフォーマンスグループ「AAA」の一員として活躍する一方、園子温、蜷川幸雄といった錚々たる面々を惹きつける魅力を持った俳優である。人懐こい笑顔は『シグナル~月曜日のルカ~』で演じる心優しい青年・宮瀬恵介と同じ表情で、演じる役を自分に引き寄せていくタイプかと一瞬思うが、話を聞いていると、その第一印象は良い意味で裏切られていく。柔らかさの中にしっかりとした芯があるのだ。「僕の中に甘さとか弱さが無いんですよね、たぶん」西島さんが演じる恵介は夏休みに東京から帰省し、地元の古い映画館「銀映館」でアルバイトする大学生。そこで彼は映写技師のルカと出会う。ある事件をきっかけに3年間一歩も外に出ていない彼女と謎の男・レイジの存在によって、秘められた過去の全容が次第に明らかになる青春恋愛ミステリーを手がけたのは『時をかける少女』の谷口正晃監督だ。監督は西島さんの映画デビュー作、園子温監督の『愛のむきだし』を観て「恵介がいると思った」と語ったそうだが、本人は恵介と自分は似ていないという。「僕の中に甘さとか弱さが無いんですよね、たぶん」。それは今年1月に出演した舞台「下谷万年町物語」の演出家・蜷川幸雄にも指摘された。「蜷川さんに44公演中の中日辺りで『お前、芝居は完璧なんだけどさ、甘さが無いよね』って言われたんですよ。グサッと刺さりました。『男の甘さが無いと色気は無いよな』と(笑)。悔しくて、うち(AAA)のメンバーと飲んだときに聞いたんです。『俺、甘さ無いかな?』って。そしたら『無いっていうか、厳しいよね』と言われた。自分にも人にも厳しいって。僕の中ではそれが甘えなんです。自分が苦労してるとき、相手に同じ気持ち、僕のつらさを味わってほしい」と、むしろ高良健吾が演じたレイジのようなことを言い出す。「甘えですよね、完全に。人を許すキャパをもっと大きく持たなきゃ駄目ってこと。恵介にはそれがあるんでしょうね。自分の意見や感情よりも先に、ルカを尊重して許す。自分のエゴは相手に伝えない子です。そこが僕と違う」。谷口監督からはシンプルな芝居を求められ、そこに苦労したという。「『愛のむきだし』でも見受けられたと思うんですけど、僕、お芝居を始めたのは舞台からなので、演技が“濃い”というか。だから、シンプルってどういうことだろう?と。自分の中では壁というか、挑戦でした」。キャラクターとして強すぎない、フワッとした輪郭の恵介像を形にしていくために、東京の街を歩き回った。「カフェとか行って、学生服着てる子たちの会話を隣で聞いたりとか(笑)、その程度ですけど(笑)。勝手に自分で『あ、この人かな』とか思いながら観察してました」と笑う。既存の作品で誰かが演じた自然さではなく、現実の世界にあるリアルさを探した。「谷口さんもそこを求めていたので。変装ってわけじゃないですけど、目しか出てないみたいな格好で歩いていたので、何回か警察の人に職務質問されました」と苦笑する。撮影現場での「西島先生」の顔ヒロインのルカを演じた三根梓はこれがデビュー作。演技をするのも初めてという、正真正銘の新人だ。彼女は撮影現場で「西島先生」と呼んで、彼を頼りにしていた。「いや、芝居に関しては何も言ってないです、質問されない限りは。ただ、仕事をすること自体が初めてだったらしいので、現場での居方ですね。挨拶とか、スタッフに感謝することとか。自分のためにメイクしてくれて、衣裳を用意して、カメラを回してくれる。その人たちと1か月一緒にいるなら『おはようございます』、『ありがとうございました』、『お疲れさまでした』を言うのは人として当たり前のこと。それをまず学ぶべきものだと思うんです。彼女の根本にある優しさや、初々しさを失わないでほしいなと思ったので」。全く演技経験のない相手との共演は舞台で経験があり、「抵抗はなかったです」と言う。「ただ、映画は舞台と違って稽古がない。撮影前に谷口さんとリハーサルはしていたそうですが、現場に入ったらそれはまた違う話なので。本人もすごく苦戦してました。そこで多少のアドバイスというか、導くことはしてました」。撮影は去年の夏。AAAとして音楽フェスティバルへの出演もあり、新潟や長野の撮影現場とフェス会場を1日2往復する強行スケジュールの日もあったという。そんな多忙の中でも後輩を引っ張ってあげようと考えたのは『愛のむきだし』の現場が「戦場のようだったので(笑)」。誰の助けもなく、「もう我が道を行くしかなかった。逆にそれは僕の中でプラスになったんで、めちゃめちゃ楽しかったんです。でも、三根さんは女性だし、彼女にとって現場が楽しいものであることが作品の良さにつながるんじゃないかと思って、いろいろちょっかい出したりとか(笑)、なるべくコミュニケーションをとってあげました」。それでもやはり、慣れないうちは台詞を言うにも力んだり、あらぬ方向を見たりしていたという。「梓なのかルカなのかの違いだけであって、普段の会話とお芝居も変わらないんだよって話をして。彼女と恵介が成長していく姿を描くんだから、自分の中で思う純粋な動きをすればいいだけなんだよって話はしました」。完璧なアドバイス。思わず、「西島先生って呼んでいいですか?」と尋ねると、「いやいや」と照れて、「僕もそこはマスターしてないので。今後ずっと芝居をやっていくうえでの課題です。三根さんだけじゃなく、自分にも言い聞かせているんです」と謙虚に語る。「切り替えるというより、その世界に入るっていう感じかな」ルカをめぐって対決するレイジを演じた高良健吾との共演も「楽しかったです」とふり返る。「高良くんも『愛のむきだし』を観てくれていて、『共演したいと思ってたときにこの作品が決まって、すごい良かったです』と言ってくれました」。あるシーンを撮った後、2人でアイスを食べながら、こんな会話をしたという。「『西島さん、ドライ、テスト、本番、全部芝居違いますね』『ごめん。やりづらかった?』『いや、僕もそういう芝居の仕方なんで、すげー面白いし、楽しいっす』って。打ち上げのときも『いつか2人でバッチバチに対決する芝居したいね』って話してました」。撮影とライヴを往き来する目まぐるしい環境でも「気持ちが途切れることはない」と言う。「作品を問わず、撮影中に抱えたものをそのままAAAの現場に持ち込んじゃう。でも、ライヴが始まると、そっちのモードに入るんですよ。切り替えるというより、その世界に入るっていう感じかな」。その言葉に仕事への真摯な姿勢がうかがえる。共に歩んできたメンバーが言うように、自分に厳しい人なのだ。その厳しさから強さが生まれ、気後れするような大物との仕事にも物怖じしない度胸になる。「でも最初は手が震えますね。怖いです、やっぱり。でも、これほどの人と並ばなきゃいけないんだ、と思うと、もう何とも思わなくなります。この人たちと並んで芝居しないとバカにされる、と思った瞬間に震えが止まりますね」。緊張を糧に成長する。その強靱さがまぶしく、清々しい。(photo:Naoki Kurozu/text:Yuki Tominaga)■関連作品:シグナル~月曜日のルカ~ 2012年6月9日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012「シグナル」製作委員会
2012年06月06日