俳優・歌手の岩城滉一(73)が、きょう28日放送のABCテレビ・テレビ朝日系日10ドラマ『ミス・ターゲット』(毎週日曜後10時)第2話にゲスト出演する。松本まりか主演の同作は、映画『ハケンアニメ』などの脚本家・政池洋佑氏が書き下ろすオリジナル・ラブストーリー。狙った的を逃さない“ミス・ターゲット”とした暗躍してきた結婚詐欺師・すみれ(松本)が、本気の婚活を開始し、それまでの打算的な疑似恋愛と本気の恋との違いに直面しながら、奮闘していく。お金を重視するすみれが、正反対の価値観を持つ和菓子職人・宗春(上杉柊平)と恋を繰り広げるが、岩城は宗春の生き方を大きく変え、和菓子屋の道へ導いた権助役。宗春が権助の口ぐせ「あったりめぇよ!魂込もってっからな」を受け継ぐなど、物語の重要キャラクターとなっている。撮影は、岩城の73歳誕生日を前に行われ、祝福されると「いやいや忘れたいからな!誕生日」とツッコみながらも「もう73回やってるな。ありがとうございます」と笑顔。上杉の「白前掛の紐」を岩城が結び、その見せ方にこだわるなど、ダンディーな気配りは健在。好きな和菓子を聞かれ「『すあま』が一番おいしいですよ。あとね、桜餅。柏餅ではなく桜餅。桜餅の葉っぱがおいしいからね」と甘党な一面を披露するなど、盛り上げていた。岩城は、28日の『ポツンと一軒家』(毎週日曜後7:58)にも出演する。
2024年04月28日俳優の岩城滉一が主演を務める映画『ラストターン 福山健二71歳、二度目の青春』(5月10日公開)の本編映像が26日、公開された。○■健二(岩城滉一)が苦手な水泳に挑戦映画『ラストターン 福山健二71歳、二度目の青春』は、人生の最期のページを意識し始めた71歳の主人公・福山健二(岩城)が一歩を踏み出して、様々な人との交流や新たな挑戦をはじめ、第二の青春を送ろうとする姿をオリジナル脚本で描く。ごく普通に暮らし定年を迎えた71歳になる健二は、認知症だった愛妻を看取り、人生の最期を意識し始めていたが自身の物忘れに不安を覚え、市のコミュニティクラブへ参加することを決意。さらに、ずっと苦手だった水泳に挑戦するなど、新たな一歩を踏み出していく。今回公開されたのは、水泳が苦手な健二の新たな挑戦を切り取った本編映像。最愛の妻(宮崎美子)を看取り、刻々と近づく人生の最期を意識し始めた健二は、シニア向けのコミュニティクラブに参加し、同年代の橋本(田山涼成)から水泳教室に誘われる。昔から泳ぐことが苦手な健二は躊躇するが、橋本の「できない事をできるようになるのは愉快じゃないですか?」という言葉に後押しされ、参加することに。橋本と「お先にどうぞ」と押し付け合いながらゴーグルを付けて入水するも、水の中でもがいて前に進めない健二は、橋本にからかわれ「だから泳げないって言ったでしょ~!」と文句を言う。しかし、夢破れて水泳講師をする岸本香里(高月彩良)との出会いと心の触れ合いを通して、水泳を大切な「挑戦」であり「目標」だと考えはじめた健二に次第に変化が訪れる。水泳シーンについて岩城は、「うまいか下手かは別として、もともと泳げるので、逆に泳げないように泳ぐ方が難しかったですね(笑)」と回顧。さらに、「何歳になっても、どんな状況にあっても、一日一日を楽しくしっかりと生きていくことは大切だと思うんです。この映画は特に同世代の方々にも観ていただきたい」と71歳で新たな挑戦を始める健二と自身を重ねながら同作に込めた思いを語った。
2024年04月26日俳優の岩城滉一が主演を務める、映画『ラストターン 福山健二、71歳二度目の青春』(5月10日公開)の本編映像が12日、公開された。○■『ラストターン 福山健二、71歳二度目の青春』から料理シーン公開今回公開されたのは、健二(岩城)が大切に思う愛妻(宮崎美子)と、2人でキッチンに並んで料理をしたかけがえのない記憶を映し出したシーンの本編映像。湯気が立つ台所に2人で並び、テキパキと手を動かす健二と妻の佳代。「これからはね、なんでも手作りして健康に暮らしていきたいの」という佳代と、「そうだな、健康だったら何もいらないもんな」としみじみ答える健二の会話は、今まで互いを思いやり、2人で工夫しながら日々を丁寧に暮らしてきたことを窺わせる。また、岩城自身も健二を演じてから料理を手伝うようになったそうで「健二を演じてから、僕も料理を手伝うようになったんです。本当はそんなこと公にしたくないけど、女房がインスタグラムにオレが春巻きを作っている画像をアップしちゃったから、世間にバレてる(笑)」と照れながら話した。ワイルドなイメージが強い岩城だが、等身大の71歳である健二役を演じたことで大きな変化をもたらしたことを明かしている。(C)2023『ラストターン』製作委員会【編集部MEMO】映画『ラストターン 福山健二、71歳二度目の青春』は、人生の最期のページを意識し始めた71歳の主人公・福山健二(岩城)が一歩を踏み出して、様々な人との交流や新たな挑戦をはじめ、第二の青春を送ろうとする姿をオリジナル脚本で描く。ごく普通に暮らし定年を迎えた71歳になる健二は、認知症だった愛妻を看取り人生の最期を意識し始めていたが、自身の物忘れに不安を覚え、市のコミュニティクラブへ参加することを決意。さらにずっと苦手だった水泳に挑戦するなど、新たな一歩を踏み出していく。
2024年04月12日俳優の岩城滉一が主演を務める、映画『ラストターン 福山健二、71歳二度目の青春』(5月10日公開)の場面写真が4日、公開された。○■『ラストターン 福山健二、71歳二度目の青春』、新場面写真公開今回公開されたのは、認知症だった愛妻を看取り、定年をむかえ、趣味なし、友人もなしというひとり空虚な日々を過ごす健二(岩城)が、一歩踏み出したその先で出会う面々との、明るく温かい時間を映し出した場面写真。シニア向けコミュニティクラブで出会う陽気で社交的な友人・橋本勉(田山涼成)と飲みに出かけ、友好を深めていく様子や、泳げないためずっと敬遠してきた水泳にチャレンジする姿を始め、コミュニティクラブで水泳選手の夢破れて講師を続ける岸本香里(高月彩良)と出会い、水泳に向き合っていく姿など、健二のささやかながらも輝かしい“第二の青春”が切り取られている。さらに、壁にぶつかったときに健二の心の中でいつも背中を押してくれる、亡くした愛妻・佳代(宮崎美子)とのかけがえのない大切な記憶もおさめられている。(C)2023『ラストターン』製作委員会【編集部MEMO】映画『ラストターン 福山健二、71歳二度目の青春』は、人生の最期のページを意識し始めた71歳の主人公・福山健二(岩城)が一歩を踏み出して、様々な人との交流や新たな挑戦をはじめ、第二の青春を送ろうとする姿をオリジナル脚本で描く。ごく普通に暮らし定年を迎えた71歳になる健二は、認知症だった愛妻を看取り人生の最期を意識し始めていたが、自身の物忘れに不安を覚え、市のコミュニティクラブへ参加することを決意。さらにずっと苦手だった水泳に挑戦するなど、新たな一歩を踏み出していく。
2024年04月09日俳優の岩城滉一が、映画『ラストターン 福山健二、71歳二度目の青春』(2024年春公開)で主演を務めることが29日、わかった。同作は、人生の最期のページを意識し始めた71歳の主人公・福山健二(岩城)が一歩を踏み出して、様々な人との交流や新たな挑戦をはじめ、第二の青春を送ろうとする姿をオリジナル脚本で描く。今作の主人公・福山健二を演じるのは、1997年公開の『なにわ忠臣蔵』以来、26年ぶりの映画主演となる岩城。ごく普通に暮らし定年を迎えた71歳になる健二は、認知症だった愛妻を看取り人生の最期を意識し始めていたが、自身の物忘れに不安を覚え、市のコミュニティクラブへ参加することを決意。さらにずっと苦手だった水泳に挑戦するなど、新たな一歩を踏み出していく。また、健二を置いて亡くなる愛妻・福山佳代を宮崎美子、健二が通う水泳教室の講師・岸本香里を高月彩良が演じる。さらに、健二を色々なところに引っ張っていく社交的な友人・橋本勉役の田山涼成や、淵上泰史、西尾まり、三浦誠己、貫地谷しほりら実力派キャストが顔を揃える。コメントは以下の通り。○■岩城滉一――26年ぶりの映画主演として本作を選ばれた理由、実際に撮影をされて感じられたことなどをお聞かせください。お話を頂いた時に、プロデューサーから最初に言われた一言が「Webにアップされていた岩城さん夫婦の写真の、岩城さんの優しい笑顔を見てキャスティングさせて頂きました」と言って頂いて、すごく嬉しく思いましたね。プロットを読んで「残りの人生をどう過ごして行くか?」という問いかけに、とても興味を覚えお引き受けしました。劇中の福山健二と僕は同じ年齢だった訳ですが、僕は今でもバイクに乗るし、レースにも出ているので、自分とのギャップもあり、健二の些細な表現に最初は違和感がありましたが、奥さん役の宮崎美子さん、そして友達役の田山涼成さんとは楽しく過ごさせて頂きました。――本作をどんな方に観ていただきたいでしょうか。やはり、同世代の方々には観て頂きたいと思いますね。70歳を過ぎても一日一日を楽しくしっかりと生きていく。先を明るく見ていく事はとても大切なことですから。――劇中で健二は水泳に挑戦しますが、事前に準備されたことなどございますか?上手いか下手かは別として、もともと泳げない訳ではなかったので、逆に泳げないように泳ぐ方が難しかったですね。○■宮崎美子認知症の役は初めてだったので、とても難しいなと思い、皆さまのご協力で施設に見学に行かせてもらったり、勉強をさせていただいたりし、何とか演じさせていただきました。実際に介護されているご家族の方から見たら、それは違うよ~と思われるところもあるとは思いますが、人それぞれ症状が違うので、やはり難しい、大変な病気だなと感じています。介護に携わるご家族も大変ですし、また、ご病気になられたご本人も普段何も家事など経験のない旦那様の事は心残りだったのではと思います。この映画は残された旦那様の理想形です。良いお友達を見つけるなど、人はいつでも、何歳になっても、誰かと、何かで関わらないと生きていけないものだと、それが出来たとき、人生の「ラストターン」が上手く決まるのではないかなと思います。○■高月彩良岸本香里は、水泳選手としての道から離れ、市民スポーツセンターで水泳講師をする女性ですが、私もかつて幼少期の頃に「プロ水泳選手になりたい」と願った事があり、一度は夢を追いかけた競技に役を通して触れられた事が、今までにない、貴重な経験でした。「ここで夢を叶えたい」と、自分の想いも投影させた作品です。共演させて頂いた岩城滉一さんは、とってもワイルドでパワフルな方なので、撮影現場は常に明るく、共にさせて頂いた時間は、華やかで刺激のある毎日でした。撮影中はたくさん声を掛けて下さり、岩城さんのおかげで私の緊張も自然と解けていきました。○■久万真路監督歳をとり老いていくことに明るい未来が見えない。年齢を重ね、経験値は上がっている筈なのに、新しいものについていけないからと、振り落とされてしまう。今の高齢者達に明るい未来が見えないのであれば、後に続く我々はどうなってしまうのか。そろそろ年寄の仲間入りする身となり、何とかもがけないものだろうか。そんな気持ちでこのシナリオを書き始めました。この作品は、人生のおしまいを感じ始めた老齢の男と、人生を賭けてきた夢に破れた若い女の交流を描きます。世代や性別は違えど、それぞれにピークを過ぎた自分を生きねばならないことに戸惑うふたりが、出逢うことで、新たな一歩が見えてくる。人様に迷惑をかけないという信条は、とても尊く崇高ですが、時として人を追い詰めてしまいます。自己責任が持てはやされ、出来ないものが悪く、助けを求める事が罪悪のようにとられてしまう現在の日本社会。弱い者がためらう事なく助けの声をあげられる世になれば、未来への不安から放たれ、今の生活を楽しく安心して生きていけるのではないでしょうか。不器用な二人の生き方を見つめる事で、そんなことを少しでも感じてもらえば大変嬉しく思います。(C)2023「ラストターン」製作委員会
2023年09月29日芸能界きっての『おしどり夫婦』として知られる、モデルの結城アンナさんと、夫で俳優の岩城滉一さん夫妻。2022年で結婚46年目を迎え、結城さんのInstagramでは、夫婦の仲むつまじい写真が公開されています。同年6月12日には、結城さんが「何千年も前の1枚」として、数十年前に撮影されたと思われる夫妻のツーショットを公開。写真に写る、若かりし頃の2人に「美男美女」「今も変わらない関係性がうらやましい」と絶賛のコメントが寄せられました。 この投稿をInstagramで見る Anna Yuki (結城アンナ)(@ayukihouse)がシェアした投稿 同年3月には、14年前に撮影した夫妻のツーショットを公開している結城さん。結城アンナ・岩城滉一、14年前の2ショット「最高の1枚」「理想の夫婦!」今回公開された写真は、14年前よりも、だいぶ昔に撮影されたものですが、2人の距離感や仲のよさはずっと変わっていないことが分かります。写真は反響を呼び、美しい2人の姿と夫婦愛にさまざまなコメントが寄せられました。・お2人とも素敵に歳を重ねられていますね。・美男美女すぎる。本当にほれぼれしちゃう。・絵になる2人とは、まさにこのこと。『おしどり夫婦』と呼ばれるだけあり、今も昔も変わらぬ夫婦愛は、多くの人を感動させたようです。[文・構成/grape編集部]
2022年06月12日2022年3月14日、モデルの結城アンナさんが、夫で俳優の岩城滉一さんとのツーショットを、自身のInstagramに投稿しました。そのツーショットは、2008年に撮影されたもの。14年前の、2人のラブラブな姿をご覧ください! この投稿をInstagramで見る Anna Yuki (結城アンナ)(@ayukihouse)がシェアした投稿 娘のリクエスト"たまには昔の写真をアップすれば"で探し出した2008年の1枚。14年前…あっという間に過ぎてしまった。ayukihouseーより引用2人は、2021年に結婚45周年を迎えています。笑い合う姿からは、互いへの愛がひしひしと感じられますね!結城さんは、過去にも岩城さんとのツーショットを自身のInstagramに投稿しています。 この投稿をInstagramで見る Anna Yuki (結城アンナ)(@ayukihouse)がシェアした投稿 年を重ねても、2人の笑顔から伝わる幸せな雰囲気は変わりません。14年前のツーショットには「素敵すぎる」「今も変わらず仲がよくて癒されます」などの声が寄せられました。・昔から2人の大ファンです!!当時のお写真も、現在の2人もとても素敵。・理想の夫婦!本当に絵になる2人です。・いやもう、2人の表情が最高すぎます。・とてもいい写真。惚れぼれとしました…。お互いを想い合う結城さんと岩城さんの姿を見ていると、幸せのおすそ分けをしてもらったような、温かい気持ちになりますね。[文・構成/grape編集部]
2022年03月15日京都市中京区にある新風館 POP UP SPACE“SPOT”で11月3日(水)~8日(月)の6日間、日本画家・高橋文子氏の個展「鴨川の王」(後援・京都府)を開催します。本個展では、第39回上野の森美術館大賞展入選作品『3000万年の歩み』をはじめ、動物たちの強く生きる姿とその魅力がつまった日本画20点を展示します。一般社団法人ジャパンプロモーション(所在地:東京都渋谷区 代表理事:生島 儀尊)では、日本の芸術文化界の「今」を担う人々のグローバルな活動をサポートすることを目的とし、国内外のイベントや展覧会運営などを行っています。その一環として、高橋文子氏の個展「鴨川の王」をバックアップします。高橋文子個展『鴨川の王』高橋文子(たかはし・あやこ)氏は、東京都在住の日本画家。オオサンショウウオや古代ザメ、シーラカンスなど、地球上の動物たち、とりわけ水棲生物をモチーフにした作品を発表してきました。「鴨川の王」と題する本個展は、京都府の後援をうけ、オオサンショウウオが生息する鴨川からほど近い「新風館」で開催します。■京都市のランドマーク的存在「新風館」新風館( )の前身は大正15年(1926年)に完成した旧京都中央電話局。外観をそのままに2001年にオープン。設計は近代モダニズムの先駆者と呼ばれた吉田鉄郎氏。1983年には京都市指定・登録文化財一号に登録されています。2020年のリニューアルの際には建築家・隈研吾氏も一部監修。館内では地元FM局による公開録音やライブイベント、展示会が開催されるなど、街のランドマーク的な存在となっています。■開催概要企画展名:鴨川の王出展作家:高橋文子会期 :11月3日(水)~8日(月)の6日間時間 :午前11時~午後8時(最終日のみ午後6時まで)会場 :新風館 POP UP SPACE“SPOT”( )作品点数:『3000万年の歩み』をはじめ20点後援 :京都府※高橋文子氏の「高」の表記機種依存文字に該当するため、通常の「高」で代用しておりますが、「はしご高」が正式になります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月21日子どもの頃から自然や動物に興味を持ち、触れ合いながら育ってきた青柳文子さん。いつの間にか根付いたサステナブルなマインドは「みんなの小さな行動が大きなアクションになる」と、日々の生活に生かされていました。留学や旅をして学んだサステナブルな暮らし。SNSなどでサステナブルな情報を集めてメッセージを発信している青柳文子さん。今の考え方に至るまでのルーツを聞いてみた。「何か大きな転機があったというよりは、生きてきた中で環境問題に触れる機会がすごく多かったんです。小さい頃から動物好きで、絶滅危惧種の動物が1枚に1種類ずつ描かれた100枚のレターパッドがすごく可愛くて大事に使っていたんですが、1枚使うごとに、ああ、この動物が地球からいなくなっちゃうんだ…と悲しくなっていたのを覚えています。中学は大分の学校に通っていたんですが、教育方針が合わないと感じて、自ら北海道の農村留学を希望。1年間のファームステイは、早朝5時から羊や馬などの世話をしてから学校に行き、帰ってきたらまた掃除や餌やり、農作業などをして生活をするという結構厳しい毎日で。そこで、自分は今までどれだけ甘ったれた生活をしてきたんだろう、生きるということは自然や動物たち、地球との共存なんだと気づき、人生を一から学び直した気持ちになりました」大人になってからは、エコビレッジを訪ね歩いたりもしている。「熊本にある自給自足生活のコミュニティに宿泊した時に、家も食べ物も自分たちで作って生活するという小さな循環が成り立っていることに感動しました。そこで“パーマカルチャー”という言葉を知ったんですが、動物をこう飼育すると、動物の糞がこのルートで雨に流されて畑の肥料になって野菜が育つ…というような、持続可能な文化や生活、社会のシステムをデザインする人がいるということにも驚きました。でも『都市部で実践するのは難しい気がする』と話したら、東京でシティリペアの活動をしている共生革命家のソーヤー海さんという方の存在を教えてくれて。同時期にパーマカルチャーを都会で実践する“アーバン・パーマカルチャー”が行われているオレゴン州のポートランドにも足を運びました。街ごとDIYの精神が根付いているポートランドには、ヴィンテージ物の商いをしている人も多く、古着をセンスよく大事に着ながら生きている人たちがたくさんいて。旅を通して、日本にはないカルチャーを学ぶことができました」ゴミを減らすなど日々できることから。5年前に結婚し、その後、出産した青柳さん。子育てをする中でも疑問や気づきは多い。「家族が増えると一人暮らしの時よりもゴミの量が格段に増えたし、使用済みのおむつをいちいちポリ袋に入れて捨てなければならないことにも疑問を感じる毎日。日本人は清潔感を好むあまり、他人に気を使いすぎているルールが多く、ムダを生んでいる気がしています。生まれた環境の文化を当たり前として、疑問に思わないことにも違和感がある。そこで、できる範囲で生活を見直し始めようと思いました。たとえば消耗品は自然を汚さない成分やなるべく自然に還るものに。食器は生分解する固形洗剤とヘチマたわしで洗ったり、シャンプーなどもエコな成分を選んだり。ラップは繰り返し使えて有害物質の出ないみつろうラップに替え、汚れた皿を拭いたり鼻をかんだりするのには、古布を四角く切ったものを使います。これは北海道のファームステイで学んだ方法で、我が家はティッシュペーパーも一切使っていません。そこまでするのは自然や動物が大好きだから。地球から美しい自然や可愛い動物が絶滅してしまうのが悲しいんです」特にここ数年は東京に暮らしていても気候変動を肌で感じる、と嘆く。「ゴミが増えてCO2が大量に排出されることで環境破壊が進み、自然災害や森林火災が増えたり、東京では雪の日が減り春が来るのも早い。大丈夫かなって、本能的に不安になります。そんな中で影響を受けた本が『ゼロ・ウェイスト・ホーム』。ゴミを減らして環境に優しいシンプルな生活をするための実践的なアイデアが書かれているんですが、生活がシンプルになると、管理する時間が減って余裕が生まれるんですよね。そうすると誰かに何かをしたくなり、今度は相手からもお返しがきて、ハッピーさえも循環していくという考え方も素敵でした。私もゴミを減らしたことで、暮らしがレベルアップしていると感じています。最近は再生可能エネルギーの電力会社にパワーシフトもしました。小さなことでもみんなで少しずつ行動して大きなアクションに繋げることが、地球のためになると信じています」FUMIKO AOYAGI大分県出身。モデルや女優として幅広く活躍中。SDGsをテーマにしたイベント等に出演するなど、ライフスタイルにも注目が集まる。カーディガン¥46,200(muller of yoshiokubo TEL:03・6303・3048)ニットワンピース¥70,400レーストップ¥63,800ブラトップ¥13,200(以上PEIENpeienwang0824@gmail.com)4連リング¥33,000(sussus. susyuuu2000@hotmail.co.jp)※『anan』2021年4月7日号より。写真・大野隼男スタイリスト・大島 陸取材、文・若山あや(by anan編集部)
2021年04月02日名作家具から、見た目も機能も優れた日用品まで、“欲しい”が詰まった部屋を探検!お部屋のスタイリングを手掛けたのはインテリアスタイリストの作原文子さんです。[NICOLLE]スツール人間工学に基づいた設計で、座った時の快適さと外でも使える強度が特徴。背もたれの付いた“ニコルチェア”もあり。「フランスでは、家庭でも使われていて、日常にデザインが息づいていることを感じます」。ニコルスツール(45cm) ¥30,000(FER TRAVAILTEL:03・5477・6730)[niko and …]スケートボードチェアスケートボードモチーフのチェアを、オブジェ感覚でプラス。写真のブラックの他、明るい木目のナチュラルとの2色展開。「軽いので、移動しやすいのも特徴です。遊び心のあるデザインが部屋のアクセントに」。¥6,800(niko and … TOKYOTEL:03・5778・3304)[ジャスパー・モリソン]コルク ファミリースツールコルクを用いたスツールで、他に2つの形が。スツールとしてだけでなく、サイドテーブルとしても使える。「温かみのある素材とユニークな形で、ほどよい存在感があります。低いテーブルにも合わせやすい」。¥46,000(VitraTEL:0120・924・725)[アクタス]ラグマットデンマークのメーカー・FABULAのラグ。ノルディック調デザインが、モダンに落とし込まれている。「黒いラインで、部屋が引き締まった印象に。黒い家具とも相性が良く、統一感が出ます」。ハラルド(140×200cm) ¥44,000※5月中旬発売(アクタスTEL:03・5269・3207)[マジス]シェルフドイツ生まれのデザイナー、コンスタンティン・グルチッチのシェルフ。支柱や棚板を組み合わせ可能。「本や雑誌を見せながら収納できる棚板もあります。軽やかで圧迫感がないのもいいところ」。「TYKE」支柱と棚板のセットで¥102,000(マジスジャパンTEL:03・3405・6050)[DAZOR]フロアライト置いたまま明かりの向きを調整できて、女性も使いやすいフロアライト。「写真は青みがかった“dove gray”というカラー。アイボリーがかった甘めの色みの“almond”も素敵です」。¥45,000(パシフィックファニチャーサービスTEL:03・3710・9865)[パシフィックファニチャーサービス]2シーターソファ3タイプある同社のソファのうち最も奥行きが深いタイプで、ゆったりと腰かけられる。「どんな部屋にも合うベーシックな形で、生地も選べます。多くの時間を過ごすソファこそ、上質なものを選んでみては」。¥240,000(パシフィックファニチャーサービス)ピート・ヘイン・イークの「SCRAPWOOD PILING コーヒーテーブル」¥500,000クッションカバー、ストライプ¥13,000オリーブ¥6,200シェルフ4段目のBE@RBRICKのアロマオーナメント¥7,800(以上シボネ青山TEL:03・3475・8017 )ブランケット「ラーナXXL」¥18,000(コンテックス タオルガーデン青山TEL:03・6712・5978)ランタン¥6,000(P.F.S.パーツセンターTEL:03・3719・8935)マーシャルのスピーカー「KILBURN」¥34,800(ネイビーズTEL:03・6434・1541)窓際に置いたカール・オーボックの人の形のオブジェ¥50,000コーヒーテーブル上とシェルフ4段目のstudio prepaのガラスボウル各¥28,000シェルフに掛けたパチンコ¥3,800瓶に入れたFREDERICS & MAEのアロー各¥15,000壁に付けたcommuneのライト¥60,000ヒースセラミックスの、マグカップ¥6,500プレート¥5,000BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSK のコーヒーキャニスター¥2,800時計¥12,000(以上PlaymountainTEL:03・5775・6747)グローブ¥2,100(FreshService/FreshService headquartersTEL:03・5775・4755)窓際に立て掛けた写真集『LOST IN L.A.』¥7,650(ビブリオファイルTEL:03・3582・2707)メタルシェルフの上に置いたオリーブカラーのFuel Can Pro 10L¥3,280ウォータージェリーカン10L¥5,800(共にDETAIL INC. TEL:03・5724・7012)メタルシェルフ上に重ねたバケツ各¥1,600(アクメファニチャー 自由が丘店TEL:03・5731・9715)トートバッグ、S¥800L¥1,200(共にPUEBCOTEL:050・3452・6766)テーブル 参考カラー(BallisticsTEL:03・5766・5615)スクールチェア¥24,000(FER TRAVAIL)イームズチェア「DCM」¥110,000(ハーマンミラー ストアTEL:03・3201・1820)ボトル入りの紅茶¥4,200(TEA TIME TAILOR/alpha PRTEL:03・5413・3546)メタルシェルフ 薄型¥22,600深型¥27,300この組み合わせのトータルで¥82,900(P.F.S.パーツセンター)その他はスタイリスト私物協力・TITLES作原文子日本のインテリアスタイリストの草分けだった岩立通子さんに師事。心地よく・楽しく・自分らしい空間をつくるスタイリングで、男女問わず根強いファンをもつ。『FIGARO Japon』『Casa BRUTUS』など雑誌のほか、ショップや企画展示会のディスプレイ、自身のプロジェクト「マウンテンモーニング」でも活躍。※『anan』2019年3月6日号より。写真・白川青史スタイリスト・作原文子(by anan編集部)
2019年03月03日「おとなの大映祭」が2017年6月24日(土)より、角川シネマ新宿他にて開催される。市川雷蔵、勝新太郎、船越英二、京マチ子、山本富士子、若尾文子、中村玉緒、渥美マリ他昭和を代表する映画俳優を数多く輩出した映画会社・大映株式会社。その設立75周年を記念した「おとなの大映祭」では「おとな」をテーマにした作品群がラインナップする。セレクションは、大映作品を彩った数多くの中から、女性が主人公の「女優主演」の作品に特化。日本の映画史を彩る女優達の艶やかで美しい姿を存分に楽しむことができる作品群に、旧映画への造詣の深さにかかわらず映画ファンなら惹きこまれてしまうだろう。今回の映画祭のほか、12月には「大映女優祭」、2018年春には「大映男優祭」も開催予定。大映作品を心ゆくまで堪能できる一年になりそうだ。【開催概要】「おとなの大映祭」公開日:2017年6月24日(土)~公開劇場:角川シネマ新宿ほか順次公開作品数:ラインナップ21本ラインナップ詳細:・若尾文子『卍』『十代の性典』『不倫』・江波杏子「女賭博師」シリーズ 5本・関根恵子(高橋惠子)「レモンセックス」路線作品3作・渥美マリ「軟体動物」シリーズ2作■谷崎潤一郎原作「痴人の愛」1949年度版:京マチ子×宇野重吉×森雅之1960年度版:叶順子×船越英二×田宮二郎1967年度版:安田(大楠)道代×小沢昭一×田村正和
2017年04月30日インテリアスタイリスト・作原文子が主宰するユニット、マウンテン モーニング(MOUNTAIN MORNING)のポップアップショップ「GLAMPING BLUE by MOUNTAIN MORNING」が3月30日より伊勢丹新宿店 5階=センターパーク/ザ・ステージ#5にオープンした。昨年12月に行われた同店でのポップアップ「マウンテン モーニング“ホワイト”」に続く今回のテーマは、瀬戸内海の“ブルー”をイメージした春のグランピングキャンプスタイル。家具、生活雑貨、写真、アート、瀬戸内メイドの商品を盛り込んだ優雅で楽しいキャンプスタイルを提案する。作原文子自らスタイリングしたポップアップスペースにずらっとそろえられたのは、BROWN’S Cafe&Beansのオリジナルブレンドコーヒー豆、Marshall Headphonesのスピーカー、GOOD NEIGHBORS' FINE FOODSの食料品などを始めとするキャンプのお供に最適なアイテム。その他、瀬戸内は香川の食器メーカーGOLD CRAFTのプライウッドプレート、祐天寺のヴィンテージショップVOIRY STOREのトートバッグやエプロン、リチャードジノリのテーブルウエア、HELLY HANSENの数量限定レインブルゾンとコート、STUSSY Livin’ GENERAL STOREのスタッキングマグ、“瀬戸内ブルー”のWHYTROPHYのロゼットなど、マウンテン モーニングのために生まれた別注アイテムも販売。また、昨年好評だったマルニ木工とコラボレーションしたHIROSHIMAアームチェア×PENDLETONの新宿伊勢丹エディションも再登場した。そして本ポップアップのポスターとフライヤーに使用されている海の写真は、写真家・森本菜穂子が穏やかな瀬戸内海を撮り下ろしたもの。スペース内では、森本菜穂子、山本哲也が“瀬戸内”を題材に撮り下ろした写真の展示と、ポストカードセットも販売をしている。「GLAMPING BLUE by MOUNTAIN MORNING」の期間は4月12日までなのでお早めに。
2016年04月03日3月23日(水)・24日(木)・25日(金)の3日間、東京ステーションシティにてお仕事前に東京駅八重洲口のグランルーフ2Fデッキで朝の空気を感じながら心と体をリフレッシュするイベント「MORNING YOGA in Tokyo Station」が開催される。多くの人が行き交う東京駅。2013年9月に完成した八重洲口のグラントウキョウノースタワーとサウスタワーをつなぐペデストリアンデッキや店舗などで構成される複合施設「グランルーフ」の2Fデッキには、風と緑を感じる開放的な空間があることを知らない人も多いのでは?今回のモーニングヨガは、このスペースを活かして爽やかな気分で一日をスタートさせる新イベントとなる。担当インストラクターは、モデルとしてNYでも活躍している成松阿留奈氏、コンテンポラリーダンスを経験後、ヨガインストラクターとなった岩城文子氏、hatayogaやYIN YOGAなど幅広い指導枠を得意とする谷野智子氏が登場。プログラムは各日45分で、7時15分からスタート。着替え・クロークスペースには、近隣にある「THE JEXER TOKYO Annex」を6時半より開放する。定員は各日70名で男性も参加可能。参加費は1,000円。ヨガマットも用意されているので、気軽に参加してみてはいかが?(text:cinemacafe.net)
2016年03月06日青文字系ファッション誌を中心に幅広く活躍する人気モデルの青柳文子と三戸なつめが、2015年の手帳『日々』と『14ヶ月の住人たち』をそれぞれプロデュース。スケジュールを管理するだけではなく、ライフスタイルやファッションにも注目が集まる2人ならではの個性が色濃く反映されたコンテンツが充実している。価格は税別1500円で、11月1日からの発売。TSUTAYA限定版(同2000円)も登場する。<写真>表紙から雰囲気たっぷり!青柳&三戸プロデュースの手帳一覧青柳がデザインした『日々』は、毎日の“いいね”を書き記していくスタイルが特徴。女優としても活躍する彼女らしく、全国の映画館情報一覧が掲載されているほか、自分用に書きこめる日本全国地図、青柳自身のコメントが手描きされた「青柳文子地図」も必見。一方、三戸がプロデュースした『14ヶ月の住人たち』には、彼女が描く14人のキャラクターが登場。フリーページも充実しており、お絵かきをしたり、月ごとに目標を書いたりと、アイデア次第で使い方は無限大。三戸がよく足を運ぶという、大阪のなんば・アメリカ村エリア、東京の原宿・渋谷エリア、高円寺などのほか、地元である奈良のお店を紹介した「なつめMAP」も掲載されており、ファンにはたまらない1冊となっている。いつも手元に置いている手帳は、使い方で個性が現れるもの。思ったことを一言で残すもよし、おいしかったものを記録するのもよし、来年はこの手帳を活用して2人のように“自分らしい”オシャレを目指してみては?
2014年10月31日