出版事業を行っているブックマン社は、11月20日、尾木直樹氏と、ごく普通の若者たちが「生き方論」について考えた本「生きづらいのは『ゆとり世代』だから、と思っている君たちへ」を出版する。価格は1,400円。同書では、「尾木ママ」こと教育評論家の尾木直樹氏と、一般の若者で行った座談会をもとに、若者達たちが抱える「生きづらさ」の本当の在り処を探り、人生の本当の価値を考える「若い世代への生き方論」を書いている。内容は「授業」として描かれており、1時間目では、座談会出席者が「生きづらい」と感じていることについて紹介。2時間目以降では、それぞれの問題について詳しく解説し、それをどうやって解決していけばいいかを「尾木ママ」の言葉でつづっているという。なお、座談会であげられた問題は「将来の目標」や「ゆとり教育」、「子育て」、「働き方」などさまざま。20代から40代の自分は「若者世代」と思っている人だけでなく、「若者世代」を教育する立場にある人にも読んでもらいたい内容になっているとのこと。尾木直樹氏は、早稲田大学卒業後、22年間「海城高校」や公立中学校などで教師をつとめ、その後臨床教育研究所「虹」を設立。子どもと教育等に関する調査・研究活動に取り組んでいる。また、全国への講演、テレビやラジオの出演、新聞・雑誌への執筆、著書の出版など幅広く活動。最近では、テレビのバラエティ番組などにも出演し「尾木ママ」の愛称で知られている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月19日PSP用の新作ゲームソフト「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」の発売記念発表会が7月25日に東京・秋葉原のグッドスマイル&カラオケの鉄人カフェで行われた。【発表会の模様やコラボカフェ内部の写真、コラボグッズの画像を見る】「ダンガンロンパ」はサイコポップな独自のグラフィックで描かれる独特の世界観と、アクション性の高いハイスピード推理アクションで人気のゲーム。前作「ダンガンロンパ 希望の学園」はベスト版を含めて15万本を売り上げるスマッシュヒットを記録、今作は1年8か月ぶりの新作となる。はじめにスパイク・チュンソフトの寺澤善徳、アソシエイトプロデューサーの齊藤祐一郎、シナリオ担当の小高和剛、ディレクターの菅原隆行、サウンドプレステージ代表・サウンドコンポーザーの高田雅史が、今作の舞台である南国をイメージしたアロハシャツ姿で登場。舞台を南の島にした理由について、小高曰く「前作はミステリー風に言うと嵐の山荘、対して本作は絶海の孤島」とのことで、開放的な閉鎖空間という相反する舞台を設定する事で、新しい展開が開けるという狙いがあったそう。また今回はキャスティングにもかなり力を入れており、個性的なキャラクターたちと意外性のあるキャスティングが、作品の新たな魅力を引き出しているようだ。続いて、狛枝凪斗(コマエダ ナギト)役の緒方恵美、九頭龍冬彦(クズリュウ フユヒコ)役の岸尾だいすけ、ソニア・ネヴァーマインド役の荒川美穂、西園寺日寄子(サイオンジ ヒヨコ)役の三森すずこの4人の声優陣が登場。キーパーソンを演じた緒方は「キャラクターの幅を決めるのが難しく、最初は余裕がなかった、新人のように一生懸命頑張りました」と振り返り、岸尾「超高校級の極道だが、見た目が可愛いらしい感じなのでギャップに気をつけ、自由に楽しく演らせてもらえた」、荒川「王女だからわがままかなと思っていたけど、実際は素直で生真面目な可愛い女の子で、個人的に好みで楽しかった」、三森「着物の和風美少女かと思っていたら性格がひん曲がっていた(笑)、誰かを罵倒するようなセリフが言える機会はそうそうないので楽しかった」と口々に笑顔で語った。また、発売を待ち望んでいたファンへ向けて、三森「推理小説を読む感じで、早速明日からプレイしようと思っている、皆さんも推理を楽しみつつエンディングを迎えて」、荒川「このためにPSP本体を調達して備えている、ストーリーはもちろん個性豊かなキャラクターを楽しんで欲しい」、岸尾「肌身離さず持ち歩いて楽しんで。でないとモノクマにお仕置きされます(笑)」、緒方「台本を読んでいるのに“こんな風になるんだ”と驚きの連続。前作以上に本当に面白いので、ぜひやってみて」と熱く語った。最後に齊藤からタイアップカフェ「スーパーダンガンカフェ 真夏の絶望トロピカル」の開催が発表された。発売日の7月26日から8月26日の期間限定で、東京・秋葉原のグッドスマイル&カラオケの鉄人カフェにてオープン。展示物やコラボメニュー、モノクマとの撮影コーナーなどが楽しめる。メニューの中にはグッズが貰えるものもあり、ファンにはたまらないスポットになりそうだ。
2012年07月27日コーエーテクモゲームスの女性向け恋愛コンテンツ「ネオロマンス」シリーズの最新イベント『ネオロマンスフェスタ12』が、7月23日・24日の2日間にわたり神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールにて、「フェスタ」としては約1年半ぶりに開催された。【「ネオロマンス」シリーズ作品の画像を見る】23日昼の部には『アンジェリーク』シリーズから杉田智和(フランシス役)、森川智之(エルンスト役)、成田剣(アリオス役)、『遙かなる時空の中で』から阿部敦(チナミ役)、立花慎之介(小松帯刀役)、竹本英史(福地桜智役)、『金色のコルダ』シリーズから伊藤健太郎(土浦梁太郎役)、福山潤(志水桂一役)、岸尾だいすけ(柚木梓馬役)、日野聡(衛藤桐也役)、石川英郎(金澤紘人役)が出演。森川によるオープニングライブ(エルンスト『QUESTION』)で華々しく幕を開け、約2時間半にわたり充実のステージが繰り広げられた。朗読ドラマでは、『アンジェリーク』に竹本が、『金色のコルダ』に杉田と阿部が、『遙かなる時空の中で』に福山がエキストラキャラクターとして登場し、大いに盛り上げた。キャラクターソングのライブは、福地桜智『想春夢』、土浦梁太郎『AIRSTREAM』、チナミ『燎原火』、金澤紘人『Reverie』、衛藤桐也『I CAN MAKE IT』、小松帯刀『落葉記』が披露された。バラエティーコーナー『ネオロマンス×夏休み NGワード DE トークバトル』では、キャストが杉田チームと成田チームに分かれ、一方がお題に沿って3分会話する間、もう片方はNGワードを誘発する質問をして多く言わせたほうが勝ちというゲームが行われた。3つのNGワードのうち1つは、キャストが考案して客席の拍手で決められた。杉田チームのお題は「夏休みの思い出」で、成田チームの攻撃を上手にかわしながら会話するも、NGワード“ない”を4回発言。対する成田チームのお題「夏に食べたいもの」のNGワードは“僕はねぇ(成田さん専用)”に決まったため成田に攻撃が集中し、他のメンバーは全く発言できないままあっけなく終了。結局、成田の“僕はねぇ”発言は3回で、成田チームの辛勝となった。新作紹介では、「ネオロマンス」シリーズからモバゲー初登場となる『100万人の金色のコルダ』の新キャラクターが明らかに。現在モバゲーにて事前登録受付中で、2011年夏に配信開始され、今後スマートフォンブラウザにも対応予定。また、『なかよし』で連載中の人気コミックをゲーム化する『MISS PRINCESS ミスプリ!』は、キャストと発売日が発表された(2011年11月予定)。詳細は公式サイトへ。アンコールでは、東日本大震災の影響により中止となったイベント「遙か祭2011 ~桜花恋模様~」が10月29日・30日に、さらに「ネオロマンス・ライヴ 2011 Autumn」が9月17日・18日に、いずれもパシフィコ横浜 国立大ホールにて開催されることが発表された。最後にテーマソング『Promised Rainbow』を会場一体となって歌い上げ、大歓声に包まれイベントは幕を閉じた。
2011年08月05日教育評論家の“尾木ママ”こと尾木直樹がファンタジー映画『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』の親善大使に就任。5月26日(木)、映画にちなんで共に親善大使となる子ブタのモモちゃんと共に就任式に臨み、映画をアピールした。問題を抱えた家庭にどこからともなく現れ、不思議な魔法でみんなを笑顔にして回る魔法使いナニー・マクフィーの活躍を描くファンタジーで、エマ・トンプソンをはじめマギー・ギレンホール、ユアン・マクレガー、レイフ・ファインズら豪華キャストが集結。子供たちに向けた5つのレッスンを展開する。尾木さんが提唱する“叱らない子育て論”は、映画の趣旨にピッタリということで、尾木ママの大使就任が実現。尾木さんは、魔法使いの衣裳で、自らが名付け親となった子ブタのモモちゃんを抱っこして登場し、ナニー・マクフィーならぬ“尾木ママクフィー”として大使に任命された。映画の中の5つのレッスンについて尾木さんは「日本の復活に大事なことを全て教えてくれる」と大絶賛。これまでにも尾木さんの元には、映画のキャンペーンへの依頼が多く届いていたそうだが、教育評論家という立場を鑑みて全て固辞してきた。だが、本作に関しては自身が提唱する教育論とぴったり重なるということで就任を快諾したという。この日も尾木さんは、自身の“叱らない教育論”を展開。「ママが子供に振り回されて、叱ったり、ペナルティを与えようとして、うまくいかなかったのが戦後の日本の教育。映画では魔法をかけますが、言葉やまなざしで十分に魔法の代わりになります」。さらに、具体的な子供たちへの声のかけ方として「『早く早く』、『やめなさい』、『大丈夫?』と声を掛けるのはやめた方がいい。逆に『ありがとう』という言葉をよく使い、叱りそうになったらまず『どうしたの?』と優しく聞いてあげるといい。子育ては“愛とロマン”です!」と魔法使いの衣裳のまま熱弁をふるった。さらに、震災の被災に遭った子供たちについても「聞く耳を持つことが大事。受け止めてくれる人がいる、ということが子供たちにとっては大切なことになる」と今後のケアの重要性を訴えた。この日は初めての公務として、映画館に飾られるポスターにサイン。さらに、モモちゃんと一緒に仲良く色紙に手形を押し、映画をアピールした。『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』は7月2日(土)より有楽町スバル座ほか全国にて順次公開。■関連作品:ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ 2011年7月2日より有楽町スバル座ほか全国にて順次公開© 2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
2011年05月26日