現在放送中の「同期のサクラ」に出演する橋本愛が、柚月裕子の「パレートの誤算」を原作としたドラマ「パレートの誤算 ~ケースワーカー殺人事件」で連続ドラマW初主演することが分かった。不本意ながら嘱託という形で市役所の福祉課に務める牧野聡美は、ある日突然、生活保護利用者と直接向き合うケースワーカーの仕事を命じられる。不安を抱く聡美のことを、ベテランの山川は「やりがいのある仕事だ」と励ましてくれた。ところが後日、その山川があるアパートの火事のあと他殺体で発見される。あれほど利用者から慕われていた山川がなぜ?周囲で山川が何らかの不正に関わっていたのではないかという疑念が膨らんでいく中、聡美は町を覆う不正の影と生活保護をめぐる様々な人々の人生模様に巻き込まれていく――。原作は、映画化もされた「孤狼の血」で脚光を浴び、いま注目の作家・柚月裕子の「パレートの誤算」。『美しい星』『ここは退屈迎えに来て』の橋本さんが演じるのは、市役所の新人嘱託職員として、本来の希望ではない福祉課で働く主人公・牧野聡美。信頼していたベテランケースワーカーが焼死体で発見されたことから、福祉や市政、医療を取り巻く町の闇に巻き込まれていく人物だ。本作への出演に関して橋本さんは「主演という立場だからこそできること、やらなければいけないこと、だからと言って気負わない方がいいこと、その全てに向き合って、作品をより良いものにすることに集中したいと思います」と意気込み。また、脚本には運命的なものを感じたそうで「作品内に出てくる、働き蟻の法則及びパレートの法則についての文章を読んだ時です。私は高校生くらいのときに、自分の目で人や社会を見つめて、ある法則を見つけました。それを自分の中で、『2:8の法則』と名付けていたのです。内容にいくらかの誤差はあれど、本質的にはかなり近いものが既にこの世界には提唱されていたのだと、度肝を抜かれました。そもそもそれらの法則を知らなかったことは置いといて(笑)、これは自分がやるべきものかもしれない、と吸い込まれるような気持ちでした」とコメントしている。橋本さんの言う“パレートの法則”とは、イタリアの経済学者が唱えた経験則で、組織では全体の約2割の人間が大部分の利益をもたらしているが、そこで有用と思われる2割にあたる人間を外したところ、残りの8割の中から2割の人間が新たに利益を生み始めるというもの。今作のタイトル中の「誤算」には、「パレートの法則を曲解すれば、社会から生活保護受給者は決していなくならないということになるかもしれないが、いつでも誰もが“8割”側に転落する可能性を秘めている。そして、そこから這い上がる人も多くいる。だから弱者を弱者と単純に切り捨ててはならない」という警鐘が込められているという。原作者の柚月氏は、橋本さんについて「主人公の牧野聡美は、ケースワーカーという仕事に最初は消極的ですが、芯が強く行動的な女性です。たおやかで凛とした佇まいの橋本愛さんが、熱い聡美をどのように演じてくださるのかとても楽しみです」と期待し、「ドラマは小説よりも、聡美と小野寺の関係が丁寧に描かれています。協力しあったかと思えば反発しあったり。事件の捜査とともに変化していくふたりの関係性も、ドラマの見どころのひとつだと思います」と語っており、原作ファンも必見のようだ。連続ドラマW「パレートの誤算 ~ケースワーカー殺人事件」は2020年3月、WOWOWプライムにて放送予定(全5話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2019年11月26日「(田中裕子さんが演じる)母親に抱きしめられたとき、僕の中にふわっと匂いが入ってきたんです。子どものころに親に抱きしめられたときの圧倒的な安心感というか、理屈じゃない、本能的に惹かれる匂い。もちろん自分の母親の匂いとは違いますが、田中さんに抱きしめられたときに母親のことを思い出しました」そう語るのは、映画『ひとよ』(11月8日全国ロードショー)で3兄弟の長男・稲村大樹を演じた鈴木亮平(36)。15年前、母親が起こした殺人事件のせいで、それぞれにひずみを抱えて生きてきた子どもたち。母との久しぶりの再会に困惑する。「この作品って、誰の視点から見るかによって見た人の感想がまったく違うんです。母親目線で見ている人は、『子どもたちは、なんで母親のことをわかってやらないの?』と言いますけど、僕自身は、最後まで『この人、わかんない!』と大樹の視点で見てしまう。いろんな発見があるのは面白いですね」次男・雄二を演じる佐藤健とはドラマ『天皇の料理番』(’15年)以来の兄弟役だ。「今回の健は、結構やさぐれた役ですが、ふだんの彼も少し似たような空気感があるんです。世の中を斜に構えて見ているようなところとか、雄二に重なるところもあって、自然に兄弟になれました」
2019年11月11日《麗子像》などで知られる岸田劉生の没後90年を記念した大回顧展『岸田劉生展』が開幕。10月20日(日)まで東京ステーションギャラリーで開催された後、山口県立美術館(11月2日〜12月22日)、名古屋市美術館(2020年1月8日〜3月1日)に巡回する。日本の近代美術を代表する画家、岸田劉生(1891〜1929)。没後90年を迎えて開催される同展では、初期から最晩年までの厳選された名品が一堂に会する。監修の山田諭氏(京都市美術館学芸員)によると、「日本の近代美術が常にフランスの近代美術を後追いしていた時代に、劉生はただひとり、自己の価値判断によって、自己の歩む道を選択し、自己の絵画を展開していった」と言う。劉生のほとんどの作品は、画面に残されたサインや日記から制作年月日が明らかになっており、同展ではほぼ制作年代順に作品を展示。そうすることで、劉生がどの時期に、どのような刺激を受けて、自身の画風を意識的に変転していったのか、その歩みを理解できるようになっている。第1章では、独学で水彩画を制作していた劉生が、黒田清輝が主催する研究所で本格的に油彩を学び、雑誌『白樺』からゴッホやゴーギャン、マチスら後期印象派の画家たちから衝撃を受けた時代の作品を紹介する。東京ステーションギャラリー()
2019年09月04日4月7日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」で歴代アシスタントの集合するVTRが放送され、ともに同局アナウンサーだった青木裕子アナ(36)と田中みな実アナ(32)の“不仲ぶり”が明らかになった。以前、同番組でよく共演していた青木アナと田中アナ。MCをつとめる爆笑問題の太田光(53)は「最初、青木がもう田中みな実と全然合わなくてバッチバチなんだよ。田中みな実がスタジオに来るって言ったら、青木は来ないって言い出すしね。それを俺が仲裁してるって。俺はいったい何の立場なんだよ!」と暴露したのだ。相方の田中裕二(54)は「すごかったね~」と太田に同意。田中アナは「青木さんがメイクルームで一切顔を合わせてくれない。目を合わせてくれない」と振り返ると、青木アナは「ホントに嫌だった」とあっさり不仲を認めた。「青木アナも田中アナもフリーになって大人になったのか、2人でキスして仲直りしたことを暴露。なんとか“オチ”をつけましたが、現在のアシスタントをつとめる山本里菜アナ(24)はどん引きでした……」(芸能記者)青木アナや田中アナをはじめ、同局ではこれまでに小林麻耶アナ(39)や小林悠アナ(33)らが続々と退社。今年に入ってからも吉田明世アナ(30)や宇垣美里アナ(27)が相次いで退社し、フリーに転身していた。「退社したのは将来のエース候補ばかり。アナウンス部の中の雰囲気がギスギスしているとも報じられていました。今回の放送をみて『やっぱり……」という声も上がっていました」(TBS関係者)当時と比べて、職場の環境が変わっていればいいのだが……。
2019年04月07日ミュージシャンの世武裕子が、29日に都内で行われた『Yahoo!検索大賞2018』プレ・イベントに出席し、ロックバンド・Mr.Childrenに対して感謝の気持ちを述べた。「Yahoo!検索」のデータをもとに、前年と比べ検索数が急上昇した人物、作品、製品を発表・表彰する同大賞。12月5日の開催に先がけて、プレイベントでは「流行語部門賞」と、検索データから現在のトレンドや今後の傾向を分析した「Yahoo!検索トレンドマップ2018」から「ネクストブレイク」が発表された。ミュージシャン篇の「ネクストブレイク」として選出された世武は、「なんで私が選ばれているんだろうと思ったんですけれど」と本音を漏らしつつ、「映画のサントラを8本やったりとか、Mr.Childrenさんの影響力もあったりとか、広島カープ戦で国歌斉唱したりとか、色々やっていたので、おかげさまでありがとうございます」と感謝した。世武は現在開催中の、Mr.Childrenのツアー「Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸」にキーボードで参加している。ヤフーの検索トレンドアナリスト・池宮伸次氏は「自身のTwitterをやられていて、Mr.Childrenのツアーに参加される発表をしたタイミングで検索が非常に伸びました。さらに年間通して非常に検索されており、10月のニューアルバム発売の際にも、検索が伸びました」と分析した。また、世武は「普段仕事をやっていく中で、出会う人から影響されるというか、尊敬するところがあります。一緒に仕事していると、立ち振る舞いや哲学など、深いところまで見ることができるので育てられています」と明かし、「ネットとかでは、リスナーの方とコミュニケーションをとれるような場になればと思っていたので、うれしいです」と受賞を喜んだ。「ネクストブレイク」のお笑い芸人篇はジソンシン、アイドル篇はKissBeeが選出され、「流行語部門賞」には「大迫半端ないって」が決定した。
2018年11月29日’98年のメジャーデビューから今年で20年を迎えた人気アイドルグループ「モーニング娘。」中澤裕子(45)はその第1期メンバーで、記念すべき初代リーダーを務めた。そんな彼女はいま、東京から遠く離れ、福岡で暮らしている。彼の地でレギュラー番組を6本も抱える売れっ子ぶり。最近では彼女のことを「福岡の女帝」と呼ぶ口さがない業界関係者もいるほどだ。「福岡に来たのは、そもそも主人の仕事の都合なんです」(中澤・以下同)中澤は’12年4月、1歳年上の会社経営者と結婚した。「本社は東京ですけど、主人の会社は福岡にもオフィスがあって。『今後は福岡を拠点に九州、アジアへ事業展開したい』と、結婚前から聞かされていて。でも、私は芸能人、『東京を離れるのは絶対無理』と断っていたんですが……」モー娘。創設メンバーのなか、唯一の20代にして、社会人経験者。グループのまとめ役だった。ときには厳しく叱りもした。若いメンバーから「姐さん」と呼ばれ恐れられ、いつしかこわもてなイメージが世に浸透していった。本人も「あのころ私は人じゃなかった、魂が鬼」と苦笑するほどだ。バナナが大嫌いで後輩にもバナナを食べさせない、移動車の座席は中澤がいちばん前という暗黙のルールが存在、知らずに座った後輩を無言でにらみつけ席を変わらせた、自分の前を歩くメンバーにドスの利いた声で「邪魔!」と一喝……怖い“武勇伝”は枚挙にいとまがない。そのことを本人にぶつけると「ふふっ」と、不敵な笑みを浮かべつつ「関西弁が一因かも」と話す。「なっち(安倍なつみ)がよく話す楽屋エピソードに、靴を脱ぎ散らかしたメンバーを叱る私が怖すぎた、というのがあるんですけど、それもきっと、関西弁だから。標準語と違ってきつく聞こえるじゃないですか、『ちゃんと靴、並べ!!』って。え、いま聞いても怖いですか(笑)。誰かが言ってましたけどね、『裕ちゃんが怖すぎて円形脱毛症になった』って。それ聞いたときは『いやいや、私だってとっくに、10円ハゲになってるから!』って。そんなこと、当時は誰にも言わなかったですけど」それはデビュー間もないころのこと。それぐらい、当時の彼女はいっぱいいっぱいだったという。「感情をコントロールできなくなって鬼のようになってた。なんか、常にピリピリ、イライラして。そこに関しては、本当に『ごめんなさい』ですね。別にね、車の席順なんて誰がどこに座ってもいいんです。バナナだって……かわいそうに辻(希美)なんか、わざわざ廊下でこっそりバナナ食べてたって(苦笑)」今年、デビューから20年を経た中澤。21年目以降の目標を訪ねると「自分の名前の付いた番組を、福岡で持ちたい」と言い切った。「いまはね、冗談で言ってくださる方がいて、こちらで活躍されてるほかのタレントさんに申し訳ない気持ちでいっぱいなんですけど。いつかは、名実ともに『福岡の女帝』になりたいですね」
2018年11月04日元モーニング娘。の中澤裕子(45)が8日、オフィシャルブログを更新し、ファンからの温かい声に感謝した。同じく元モーニング娘。の吉澤ひとみ(33)が自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ・酒気帯び運転)の疑いで逮捕されたことを受け、8日、中澤はブログで「擁護出来ることは何一つ御座いません」と吉澤に厳しく非難し、被害者やファンへの思いを吐露。この投稿には200件以上のコメントが寄せられ、「ゆうちゃん思いつめないでね」「これからも裕ちゃんのファンでいます」といった励ましや同情の声が寄せられていた。そして12日、中澤は「お言葉を胸に」と題して再びブログを更新。「皆様からのお言葉、ひとつひとつしっかり読ませて頂きました。皆様からのお言葉に力を頂きました。沢山色々な事を考えました」と心境を伝え、「私は大丈夫です。自分が出来る事、しなければいけない事をマイペースにこれからも頑張っていきます。いつか いつか 皆様の想いを伝えられますように、、、本当にありがとうございました」と感謝の言葉で結んでいる。
2018年09月12日今回の「やさしいママのひみつ」は、インスタグラマーの敏森裕子さん。豊かな自然に囲まれ、家族で仲良く、インテリアや食事を楽しむ暮らしが人気。初の著書を出版したばかりの、2人のお子さんのママです。敏森裕子さん息子さん:そうたくん(7歳) 娘さん:ほのかちゃん(5歳)兵庫県在住。夫の実家の隣に三角屋根の小さな家を建て、家族でインテリアや雑貨作りを楽しむ。古民家カフェ風のインテリアや、日々の暮らしを紹介するインスタグラムが人気で、フォロワー数は7万人を超える。初の著書 『ゆうこさんちの手づくり暮らし 三角屋根の小さなおうちでのんびり過ごす家族時間』 (オーバーラップ刊)を上梓したばかり。Instagram: @slow.life.works いつも居心地いい家を保ちつつ、笑顔で子育てや家事をするために、敏森さんが大切にしていることとは? お話をたっぷり伺いました。インスタグラムで話題、これが敏森家の食卓早速、敏森さんの平日のスケジュールを見てみましょう。 6:00 : 起床。旦那さんのお弁当づくり、朝ごはんの準備 6:30 : 家族が起床。朝ごはん 7:30 : 旦那さん出勤。 子どもたちは小学校、保育園へ。洗濯、片付けなど 12:00 : 昼ごはん。買い物、用事を済ませる 15:00 : 子どもたち帰宅。おやつ。そうたくんの宿題を見る 17:00 : 子どもたちと晩ごはんの準備 18:00 : 夕食 19:00 : 子どもたちお風呂 20:30 : 旦那さん帰宅 21:00 : 子どもたち就寝 22:00 : 旦那さんとコーヒータイム 23:00 : 就寝毎日規則正しく、子どもとじっくり向き合う。まさに理想的な暮らしをしている敏森さん。最近はメールでの取材を受けることも多く、お子さんたちが学校に行っている間や就寝後の時間にパソコン作業を済ませることが多いのだそう。「家族との時間は大切にしたいですね。主人は普段は帰りが遅く、みんなで夕食を取れないので、残業のない水曜日と土日だけは、家族が全員揃って夕食ができるちょっと特別な日。鍋やピザ、グラタンなど、熱々で食べたいものを作って、4人で食卓を囲みます。一人ずつトレイに入れるのもいいのですが、テーブルの真ん中にどんと鍋を置いて食べるのも楽しいんですよね」インスタグラムでフォロワー数が増えるきっかけにもなった、敏森家のごはんの写真。お義父さん手作りのカフェトレイに綺麗に並べられたごはんや、ちゃぶ台にぎっしり並んだおいしそうなごはんの写真は、カフェごはんのよう。見ているだけでお腹が空いてきます。「実家で作った野菜など、食材は豊か。豪華なことはできないけど、楽しい食卓にしたいと思っています。カレーなどありきたりなものしか作れないのですが、お気に入り器を使っておいしそうに見せる工夫をしています。おにぎりもちょっと小さめに握って、小さく切った海苔を巻いて竹カゴに入れると、おいしそうに見えるんですよ」もともと「食事作り」は苦手だったもともと苦手だったという食事づくり。頑張るようになったのは、子どもたちにたくさん食べてほしいという想いからでした。最初から作るのは大変なものは、キットを使ったり、適度に手抜きしつつ楽しんでいるそう。 「頑張りすぎるとしんどくなるから、ちょっと丁寧くらいがちょうどいい。でもこだわりたいところだけは、手抜きしない。お味噌汁はきちんとだしを取って、いい味噌を使ったり、お米は自家精米を圧力鍋で炊いて、おひつで保存しています。息子は特に味に敏感なので、冷凍やレトルトを使うと『母ちゃんが作ったものじゃない』ってわかるんですよね。だからこそ、料理を褒めてくれると嬉しいんです」そんなふうに料理を楽しむ敏森さんに触発され、子どもたちも料理が大好き。2人とも2歳からマイ包丁を持ち、毎日晩ごはんの準備のお手伝いをしているのだとか。「お手伝いを始めたことで、好きじゃなかった野菜もだいぶ食べられるようになりました。お手伝いは楽しく、遊び感覚で。特に料理はおままごとの延長という感じで、『やる人!』と言うと『はーい!』って自分たちから来るくらい。そこで、 “自分でやったのが早い” とか “汚れるから” とか、怒ったりしないで見守るのが大事。ほめて、やる気を出させています」「包丁の怪我はいまの所ないけれど、いつになってもヒヤヒヤはします。子どもたちはハンバーグやカツ、コロッケを作るのが好きですね。一人だと手が団子状態になるけど、分担したら早い。息子は慣れた手つきなので、私も助かります。娘はおじいちゃんが建てたレストランで、シェフになるのが夢。私も働かせてくれるそうです(笑)」「収納が苦手」を克服するための、オープン収納キッチンの収納には、同じ容器に入れられた調味料がきれいに収納されていて、すべてにラベルがついているなど、敏森さんの家には真似したい収納テクニックがたくさん。「見栄えもいいし、お手伝いしてもらうときも子どもたちが分かりやすい。私は収納がすごく苦手なので、あえて見せるような収納にして、家事に対する意識をあげようと思っています。引き出しの中にも木を敷いて見栄えをよくしたら、きれいにするモチベーションが上がり、押し込み収納をしなくなりました」洗面所の入り口にあるスペースには、さまざまな色の引き出し風の木箱が。中には、敏森さん夫妻の洋服が収納されています。「お出かけ着以外はここに。動線的にも便利で、洗濯を畳んでから収納もしやすい。奥行きがあるので、奥に置いた木箱と前後に入れ替えるだけで、衣替えも完了。オープンクローゼットにすることで、苦手な収納を克服したいと思っています」また、“お店屋さん” が好きなほのかちゃんのリクエストで作ったキッズクローゼット。お店のようにディスプレイができるので、子どもたちも自分で片付けたり、コーディネートができるようになったそう。「壁にはお義父さんとみんなで珪藻土を塗りました。お義父さんが作った木箱を組み替えて、好きなように模様替えもできます」お義父さんの「手づくり家具」が家族をつなぐ敏森さん宅に並ぶものは、ほとんどがお義父さんの手づくり家具。さらに庭のテラスや子どもたちの砂場やブランコ、屋根付きの洗濯スペースまですべて手がける本格派。木のぬくもりに溢れています。「この辺りは公園がないので、『おじいちゃんが作っちゃろ』って。お義父さんの趣味がDIYで、器用でセンスもいい。お金をかけずに自分の暮らしにあったものを作ってくれるので、ありがたいです。普段からおじいちゃんが作業している姿を子どもたちも見ているというのも、いい環境だなと思います」「作ってもらうときは、写真でイメージを伝えたり、絵を描いたりします。1回では思った通りにはならないので、家族で相談しながら何回も作り直すこともあります。そしてやっと納得がいくものが出来上がります。新しいけど、どこか懐かしくてほっこりする家具に囲まれて、居心地のいいお家づくりができたらいいなと思っています。お願いして作ってもらった家具や雑貨が、雑誌などで紹介されたり、イベントですぐに売れるのは、お義父さんもやっぱり嬉しいだろうと思います。最初の頃は、隣に住んでいるのでやっぱり少し気を使っていたのですが、インテリアを通して、距離が縮まっていい関係になれた気がします」 頑張りすぎず、“ちょっと丁寧に暮らす”いまの古民家風スタイルのインテリアに行き着くまで、北欧風、カントリー風、男前スタイルと紆余曲折があったという敏森さん。「インテリアが好きで、サイトや雑誌を見て研究していました。自分で買った家具だとなかなかインテリアをがらりと変えづらいけど、リメイクしてもらえるからスタイルを変えやすかったというのもあります。机の脚を白から茶色に変えたり、細くしたりと、ところどころ昔の名残もあるんです。いまのスタイルに行き着いたのは、男前インテリアにしていた頃、息子から『なんで日本なのに、英語ばっかりなの?』と言われたのがきっかけ。それで和風のものを取り入れるようになって、和食器が好きになりました。家族は私が好きなものを分かってくれているので、客観的に見て、子どもも『こっちのほうがいいんじゃない?』と意見を言ってくれますね」家族が落ち着けるインテリアは、「古民家カフェ」をイメージ。「近所にはお店も少なく、少し離れたカフェにいっても子連れではゆっくりできないので、お家をカフェっぽくできたらと思うようになりました。家族みんなが、居心地よくできるように気をつけています。料理もそうですが、ちょっと丁寧に暮らすというのが目標。しんどくなりすぎないようにしていますね」3年前から始めたインスタグラムは、そんな敏森さんが、頑張りすぎない程度に家事や子育てをするのに、欠かせないものになっているそう。「インスタグラムは海外の人も利用しているから参考になるし、みなさんの“おうちごはん” なども垣間見ることができて、とても楽しいですよね。私もごはんの投稿をし始めてから、フォロワーさんが増えたと思います。見てくれる人にも楽しんでもらえるよう、料理、インテリア、収納、子どものことなど、同じ内容が続かないように意識しています」「食卓のスタイリングは、最初に器を並べてから、料理を盛り付けています。お皿のバランスを見て、これをここに入れようって決めますね。同じメニューでも、できるだけ器を変えるようにもしています。こうすると写真的にもバランスが取れますが、それよりも家族が毎日違う気分で、食事を楽しめるという方が大きいです。食事を引き立てる器だから、あまりごちゃごちゃしないよう、統一感は意識しています」家族の大切なものは、“やさしくしっかり” 洗いたい家族が楽しむおいしいごはんには “かわいい器” が欠かせないという敏森さん。食器棚にはお気に入りの作家さんによる器がずらりと並んでいます。「和食器、特に信楽焼が好きで、似たテイストのものが集まってきました。器好きのきっかけとなったのが、作家のrutawa.rawajifuさん。ただの目玉焼きとレタスだけでも、見栄えがします」お気に入りのお皿を少しずつ揃えた食卓は、好みのテイストが同じだからか、全員分揃っていなくても様になります。「それは、よく言われます。家族分、同じ器を揃えて、重ねて収納することが多いと思うのですが、バラバラでも見て楽しいのがいい。子どもたちも “母ちゃんの大事なもの” とわかっているから、作家さんの器も丁寧に扱えて、一度も割ったことはないですね。以前は100均の食器なども使っていたのですが、お気にいりの作家さんの器に出合ってから少しずつ買い揃え、今では気兼ねなく使えるようになりました」とはいえ「食器洗い」は、まだお子さんには任せられないのだそう。「子どもたちは『食器洗いもお手伝いしたい!』と言ってくれるのですが、でもやっぱり作家さんの器の洗い物はまだ心配(笑)。我が家は木製の食器なども含め、食洗機にかけられないのものが多く、ほとんどが手洗いです。私は乾燥肌なので、ぱっくり割れもしょっちゅう。毎日の食器洗いには悩んでいました」そんな敏森さんに試していただいたのは、食品グレードの植物原料から作られた、手肌にもやさしいサラヤの ヤシノミシリーズ の 「ヤシノミ洗剤」 。色や香りが付いているものが多いなか、無香料、無着色なので肌が弱い方やお子さんでも安心です。1971年に誕生した、「サラヤ」のヤシノミシリーズは “人と地球にやさしい” がコンセプト。右から食器用の「ヤシノミ洗剤」、「ヤシノミ洗たく洗剤」、「ヤシノミ柔軟剤」。洗たく洗剤と柔軟剤は、この4月にパッケージと容量が変わり、リニューアルしました。 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 「使ってみて、すぐに刺激がないのがわかり、すごく良かったです。子どもたちがもう少し大きくなってから、食器洗いを手伝ってもらう時にも安心。肌にも環境にもやさしいので、今後も使いたいですね」洗浄成分の濃度を16%にすることにより、手肌へのやさしさと洗浄力を実現。 「ヤシノミ洗剤」本体(ポンプ付き 500ml/400円)、詰め替え(480ml。270円)※オープン価格また、ヤシノミシリーズの「洗たく洗剤」も体験。洗剤には特にこだわりはなく、よく落ちると謳われるものを使っていたといいますが…。皮脂汚れをすっきりきれいに落とす高い洗浄力と、優れたすすぎ性を実現。新パッケージで大容量となり、ますます便利に。洗たく洗剤には珍しい “無色透明の輝き” は「人と地球にやさしい」というコンセプトを守り抜いた高品質の証。 ヤシノミ洗たく洗剤(600ml、オープン価格) 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 「冬場は寒すぎて外で干すと凍ってしまうので、すべて部屋干し。だから部屋干し用の洗剤を使っていました。部屋干しは臭いが気になりますが、柔軟剤の匂いは強すぎて苦手。だから柔軟剤は使っていなかったんです。柔軟剤独特の香料や、洗濯ものの “生乾き臭” を気にせず、部屋干しできるのは本当にいいですね。無香料のものがあると知らなかったのでうれしいです。柔軟剤を使うようになって、洗濯ものが柔らかくなり、子どもたちも喜んでいます」左:ふんわり無香仕上がりで、肌にやさしい柔軟剤。体調不良やアレルギーなど、様々な弊害が問題視されるようになった合成香料は一切無配合。繊維に余計な香りを残しません。「ヤシノミ柔軟剤」本体(600ml、オープン価格) 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 外で気持ちよく干せるこれからの季節は、ほのかちゃんも時折お手伝いしてくれるそう。身近にある自然の恩恵を受けて、のびのびと子育てをする敏森さん。安心してお子さんたちにお手伝いしてもらいながら、家族にも環境にもやさしく、毎日の家事を楽しめそうです。家族で楽しむ、田舎でしか体験できないこと「この場所の景色が好き」という敏森さん。星の美しさが有名で、夏には一面ひまわり畑になるのだそう。「昔から田舎が好きで、三角屋根の小さな家に住むのが夢でした。地元が近いこともあり、主人の実家の隣にあった小屋を壊して、家を建てました。おじいちゃんおばあちゃんと密接に暮らせるのも、子どもたちにとっては良い体験ですよね。適度な距離感を持って、言いたいことも言える関係。お正月や餅つきなど、季節の行事は一緒に過ごしたり、ひいおばあちゃんが元気な頃は、畑仕事もいっしょに手伝っていました」車がないと生活ができなかったり、冬は寒いなど不便もありますが、それ以上に、それぞれの季節を楽しむことができるといいます。「そうたのクラスは4人、ほのかのクラスは3人だけと、子どもの数がとても少ないんです。大変なことといえば役員がすぐに回ってくることくらい(笑)。でもその分、一人一人を大事にしてくれて、先生もよく見てくれています。地域の人もすごく優しくしてくれるし、田舎ならではの暖かいところがある。近くにカフェやお店もないし、子どもが遊べる場所も少ないけど、だからこそ家で楽しめるようにしています」子どもたちにはのびのびと育ってほしい、と敏森さん。「自然の遊びを大切に、一緒に季節や行事を楽しみたいですね。虫採りや川遊びとか、田舎しかできないことを家族みんなで楽しむ。インスタグラムを通して趣味の合う友人ができ、一緒にスイカ割りをしたり、この場所ならではの遊びを喜んでくれるのも嬉しいですね。子育てはあまり感情的に怒らないよう心がけているけど、どうしても怒ってしまったときは、すぐに謝ります。お互いに、『ありがとう』と『ごめんね』はすぐにいうのがルール。ごめんねと言ってすぐにリセットします」好きなものに囲まれた、お気に入りのインテリアで、家づくり、食事、そして田舎暮らしを家族みんなで楽しむ敏森さん。苦手なことにも前向きに取り組む姿勢や、家族の力を借りながら実現する、 “ちょっと丁寧な暮らし” が、多くの人々の共感を得ているのかもしれません。ヤシノミ洗たく洗剤&柔軟剤が大容量になって新パッケージでリニューアル!【洗たく洗剤】※少ない量でしっかり洗える濃縮タイプだから、たっぷり60回分・肌にも衣類にもやさしい <無香料・無着色・無添加> ・すすぎ1回で、洗剤残りなし <節水・節電・時短>・高い洗浄力で、ニオイの原因菌99.99%除去・高い生分解性で地球にもやさしい・皮膚刺激テスト済み(*) 「ヤシノミ洗たく洗剤」の やさしさのヒミツはこちら >> 【柔軟剤】※少ない量でふっくら仕上る濃縮タイプだから、たっぷり60回分・肌にも衣類にもやさしい <無香料・無着色・無添加> ・ふんわりなめらか&しっかり吸水・静電気をふせいで、まとわりつきを防止・残留刺激&皮膚刺激テスト済み(*) 「ヤシノミ柔軟剤」の やさしさのヒミツはこちら >> *すべての方に皮膚刺激が起きないというわけではありません子どもたちの未来のために“人と地球にやさしい”ヤシノミ生活をヤシノミシリーズは、ヤシノミ由来の植物性。人と地球へのやさしさを考えて、香料や着色料などは一切無添加。無色透明の輝きがその証です。洗った後の排水もすべて微生物によって分解され、すばやく地球にかえります。洗っても、洗っても、安心。今日の汚れをあしたの未来に残さない。そんな “人と地球にやさしい” ヤシノミ生活を、あなたもはじめてみませんか? 楽天でヤシノミシリーズを買う amazonでヤシノミシリーズを買う ロハコでヤシノミシリーズを買う 【売上1%で、ボルネオ環境保全を支援】ヤシノミシリーズの売上1%はマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」を通じて、ボルネオの野生動植物の保護と生息域の確保に使われています。【RSPO認証を取得】ヤシノミシリーズをはじめとするサラヤ製品では、違法労働や違法伐採によって作られた植物油ではなく、環境と人権に配慮したRSPO認証油の生産を支援しています。 無香料、無添加のヤシノミシリーズとは 取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし[PR] サラヤ株式会社
2018年04月17日アリシア・ヴィキャンデルが主演を務める『トゥームレイダー ファースト・ミッション』。この度、本作の日本語吹き替え版キャストに、甲斐田裕子、中村悠一、諏訪部順一が決定し、あわせてキャラクター紹介映像とスポット映像が到着した。アリシア演じる主人公ララ・クロフトの声を担当するのは、ガル・ガドットが演じたワンダーウーマンや、アン・ハサウェイ、レイチェル・ワイズらの吹き替えを多く務める甲斐田裕子。到着したキャラクター紹介映像では、「実は私、ゲームでもララの声を演じていた事があるので、今回また彼女を演じられることを、とてもうれしく思っています!」とコメント。またララについて「ほんとにかっこいい女の子なんです!」と説明し、「皆さん、ぜひ映画館でララと共に手に汗握る冒険を楽しんで下さいね!」とメッセージを寄せている。また、ララと共に壮大なアドベンチャーに出るルー・レン(ダニエル・ウー)には、「機動戦士ガンダム00」「マクロスF」「曇天に笑う」などアニメ作品はもちろん、クリス・エヴァンスやリアム・ヘムズワースらの吹き替えも担当する中村悠一。映像で中村さんは、「ララとルー・レン、いいコンビだと思います。彼らの壮大な冒険、ぜひ、劇場でお楽しみください!」と、主人公と自身の担当キャラクターの相性がぴったりだとアピール。そして、ララを狙うマサイアス・ヴォ―ゲル(ウォルトン・ゴギンズ)には、「坂道のアポロン」桂木淳一役や「ユーリ!!! on ICE」ヴィクトル・ニキフォロフ役、吹き替えでは『ジャスティス・リーグ』のサイボーグ(ビクター・ストーン)で知られる諏訪部順一に決定。諏訪部さんは、「ララが父親の遺したメッセージにより探し出そうとしている秘宝。それをヴォーゲルは、何とかして先に見つけ出そうとします。その理由とは一体!?」と自身が演じるキャラについて少し明かしている。『トゥームレイダー ファースト・ミッション』は3月21日(水・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:トゥームレイダー ファースト・ミッション 2018年3月21日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
2018年03月06日岸田哲平によるHi-STANDARD初の写真集「SUNNY DAYS」の刊行を記念して、全国7都市を巡回する写真展を3月より開催。同展の開催に先がけて、「“SUNNY DAYS” POP-UP STORE -渋谷で3日間限定の写真集最速先行販売-」と題し、東京・渋谷 GALLERY XBY PARCOで3日間限定のプレミアイベントを開催する事が決定した。【チケット情報はこちら】また、このたび写真展の全会期と会場が発表された。3月16日(金)から26日(月)まで、広島・広島パルコ本館6FPARCO FACTORYを皮切りに、全国7都市で開催される。渋谷での同イベントでは写真集の先行販売が行われるほか、池袋パルコ本館7FPARCO MUSEUMで6月29日(金)から7月16日(月・祝)まで行われる写真展東京会場の入場チケットも販売される。■“SUNNY DAYS” POP-UP STORE -渋谷で3日間限定の写真集最速先行販売-日時:3月9日(金)~3月11日(日)11:00-20:00会場:GALLERY X BY PARCO(渋谷区宇田川町13-17)料金:無料■TEPPEI KISHIDA × Hi-STANDARD 写真展 “SUNNY DAYS”3月16日(金)~3月26日(月)広島パルコ本館6FPARCO FACTORY(広島県)4月13日(金)~4月22日(日)万代シテイビルボードプレイス3Fイベントスペース(新潟県)4月27日(金)~5月7日(月)心斎橋オーパ9Fhmv museum特設会場(大阪府)5月11日(金)~5月20日(日)仙台パルコ本館5FPARCO SPACE 5(宮城県)5月24日(木)~6月3日(日)名古屋パルコ南館8F特設会場(愛知県)6月8日(金)~6月24日(日)福岡パルコ本館8FPARCO FACTORY(福岡県)6月29日(金)~7月16日(月・祝)池袋パルコ本館7FPARCO MUSEUM(東京都)料金:1,000円 (特典付き:展覧会オリジナルパス)※新潟のみ500円※未就学児無料■“SUNNY DAYS” Hi-STANDARDPhotographsof TEPPEI KISHIDA判型:A4(297×210mm)製本:上製本頁数:224P予価:4000円(税別)
2018年03月01日デビュー25周年を迎えたCharaのニューアルバム「Sympathy」の1曲目に収録されている、岸田繁(くるり)プロデュースの「Tiny Dancer」のミュージックビデオが解禁。最近、歌手活動も話題の女優・満島ひかりが出演していることが分かった。「Tiny Dancer」は、歌詞をCharaさんが、作曲&サウンドプロデュースを岸田さんが手掛けた楽曲。2年ほど前からCharaさんが大事に温めてきた歌詞テーマが、岸田さんの手によってようやく曲として完成した、彼女にとって思い入れのある1曲となる。満島さんは「学生のころからCharaさんの愛に満ちたオーラが大好きでした」と明かしており、1年半前、満島さんのラジオ番組にCharaさんがゲスト出演したことをきっかけに親交を深めてきたという。今回のCharaさんのアルバムでは、「Sympathy」とのタイトル通り、Charaさんと共感・共鳴したゲストミュージシャンやクリエイターを多数迎えており、本MVに満島さんが出演という、まさに“共鳴”コラボが実現した。また、今回監督を務めたのは、映像作家や写真家として話題の広告やMVなどを手がける山田智和。山田監督もCharaさんと以前から親交があり、今回は、自らこの楽曲の映像化に志願。もともと映像化を予定していなかった中、監督の熱意によって制作がスタートした。撮影は7月中旬に都内のハウススタジオで行われ、山田監督は「愛したことは真実私が置いていく物は、小さな態度心を揺さぶるようなあなたへの愛だけ」と歌われる歌詞、岸田さんが奏でる繊細な音を丁寧に辿りながら撮影。半年間共に過ごした彼女(満島さん)が、「真実」という花言葉を持つ白い菊を置いて部屋から消えてしまうストーリーを、山田監督自らがカメラを回し、満島さんと直接向き合いながら映像に収めていった。このミュージックビデオに関して、Charaさんは「私は2人のクリエイターの男女の共鳴を楽しみにしていました。ひかりちゃんが引き受けてくれてよかった」とコメント。山田監督も撮影を終え、「まるで音楽を作るように、満島さんとそこにある光を集める作業はとても幸福な時間でした。思えば誰かに頼まれて作ったわけでもなく、Charaさんの楽曲に共鳴してできた純粋な映像です」と告白。女優、音楽家、映像作家、それぞれが共鳴し合って実現した、それぞれの魅力あふれる豪華なコラボレーション映像を、ここから確かめてみて。<満島ひかり コメント>すてきに完成して良かったです。山田監督から届いたコンセプトには、男の人の幻想みたいな女の子が描かれていてはじめは、どうしたもんかと思ったのが正直なところでした。だけど会ってお話をした時の、山田さんのピュアな想いにどきどきしてきて私は、学生の頃からCharaさんの愛に満ちたオーラが大好きでした。映画の中のヒロインや、愛を唄う女性たちに憧れていました。あの頃の、ピュアなどきどきにまた掴まれた1日の撮影だったけど、苦しいも悲しいも楽しいも愛おしいもあって「僕は、たのしかった」と終わりに言ってくれた監督の顔が、いい顔でした。Charaさんへ送る、私たちからの「小さな態度」です(照れ)いつもありがとうございます満島ひかり<Chara コメント>ひかりちゃんへはじまりは、山田監督がこの曲の映像を撮りたいって言ってくれたんだけどそれならば、全てお任せしようと思ったのは彼、私のライブで写真撮ってた時泣いてたんだよね(あ、これ言っていいのかな)失恋しちゃったのかな。その彼が、満島ひかりに手紙を書きたいんですよねって(出演依頼の想いのラブレターかな)って言ってて私は2人のクリエイターの男女の共鳴を楽しみにしていました。ひかりちゃんが引き受けてくれてよかった。この映像、ひかりちゃんが監督だったのかもね山田はカメラマン恋愛する女の子は皆、誰でも監督と主演女優なのかなって思った心の表情豊かになるよこれをみた人はみんなありがとうLovexxxCharaP.Sもう一回見る!こんな彼女いたら毎日楽しいだろうなーーって思ったのは私だけかしら「Tiny Dancer」ミュージックビデオはChara Official YouTube Channelにて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年07月25日フリーアナウンサーの青木裕子が10日、都内のスタジオで行われた海外ドラマ『MACGYVER/マクガイバー』のアフレコ取材に出席した。同作は、秘密組織のエージェントである主人公・マクガイバーが、元軍人で相棒のジャックや天才ハッカーのライリーらと共に、一筋縄ではいかない難事件を解決に導いていくアクションドラマ。1980年代にヒットしたドラマ「冒険野郎マクガイバー」のリメイク版となっており、昨年9月より本国アメリカで放送。日本では海外ドラマ専門チャンネル・スーパー!ドラマTVにて、6月14日より独占放送がスタートする。青木はマクガイバーの恋人で、ミステリアスな一流分析官のニッキ・カーペンターを演じる。海外ドラマの吹き替え声優は今回で初挑戦となり「私にこんなお仕事がくるとは思っていなかった」と起用に驚きつつ、「もともとアナウンサーなので声を使ったお仕事に興味があったのでうれしかった」と喜んだ。自宅では台本を読み込んで練習を積んだというが、本国の俳優に合わせながらの演技は「とても難しくて。自分で思っているようにしゃべれない。なかなか合うものではなかった」とアフレコに苦労し、自己評価も低めの「50点」。それでも「初体験で楽しかったです。また機会があればやらせていただきたい」と語った。主人公のマクガイバーは肥料や消化器、鉄の棒やアルミ箔といったその場で調達した物を使って即席の武器を作り上げる“理系のヒーロー”。青木も「こういう方がそばにいたら頼もしそう。一緒にいる相手として理想的」と話したが、夫でお笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之は「1番最初にやられてしまうタイプ。真逆です」と苦笑。それでも「夫は穏やかで癒し系」と笑顔でノロケていた。青木がゲスト声優として登場する回は、6月中に放送される予定。
2017年05月11日2015年に発売され、瞬く間にベストセラーとなった柚月裕子の小説「孤狼の血」が、この度、東映にて映画化されることが決定。日本映画界を代表するスタッフ・キャストが集結し映画化に挑むという。原作は、醜悪なテーマを正統派のサスペンスに仕上げた「臨床真理」でデビューを飾り、同作で 「このミステリーがすごい!」大賞を受賞。上川隆也主演でドラマ化もされた「検事の本懐」では第15回大藪春彦賞を受賞するなど、丁寧な筆致で人間の機微を描きだす、いま最も注目されるミステリー作家・柚月氏の小説。「孤狼の血」物語の舞台は、暴対法成立以前の広島・呉原市。暴力団系列の金融会社社員失踪事件をきっかけに捜査する警察。暴力団組織間の激しい抗争を描いている故、“警察小説 ×『仁義なき戦い』”と評されている作品だ。柚月氏が「『仁義なき戦い』なくしては生まれなかった作品。女が入ろうとしても入れない世界だからこそ格好いいというか、憧れました」と語る本作は、「第69回日本推理作家協会賞」受賞、「本の雑誌が選ぶ2015年度ベスト10」第2位、「このミステリーがすごい!」(2016年度版)第3位、さらに「第154回直木賞」にノミネートされるなど話題を独占。原作の魅力に取りつかれた読者からは、「アウトローがアウトローとして生きることを許された時代を背景に、もうひとつの正義に涙!」など絶賛の声があがっている。今回の映画化に際し、昨今の地上波、日本映画ではお目にかかることのできない熱き男たちの“カタルシス” と“ヴァイオレンス”は、観る者の魂をエモーショナルに揺さぶるに違いない。(cinemacafe.net)
2017年03月08日ドラマスペシャル「探偵少女アリサの事件簿」のキャスト登壇イベントが1月15日(日)、都内にて開催され、主演の本田望結、共演の名取裕子と田中圭が出席。名取さんと田中さんが本田さんの印象を語った。同作は、「家政婦のミタ」など人気作に出演するほか、フィギュアスケート選手としても活躍する本田さんが、探偵の両親を持ち、小学生ながらも天才的な推理力と洞察力を発揮するお嬢様・綾羅木有紗を愛らしいルックスで演じる。物語の舞台は孤島の屋敷。休暇のために屋敷にやってきた有紗と叔母の綾羅木瑤子(大河内奈々子)だったが、その夜瑤子は屋敷内で死体となって発見される。嵐で交通も通信手段も遮断された中、犯人の候補となるのは屋敷に閉じ込められた宿泊客と家政婦。市議会議員、弁護士、経営コンサルタントといった何の共通点もない客たちが互いに疑心暗鬼に。そして、次の殺人が起こる。名取さんが家政婦として働く奥野智美を演じ、田中さんは便利屋を営む男性・橘良太役。ドラマ初主演となる本田さんは、「初めての主役をさせていただいて、ドキドキや嬉しい気持ちもあったのですが」といい、「名取さんも田中圭さんもすごく優しくて、毎日、毎日、勉強させてもらうことがありました。また、アクションシーンや、飛んだり跳ねたりのようなシーンもありました。そこもぜひご覧ください」と笑顔を弾けさせた。小学6年生の本田さんは、毎朝3km走り、学校へ行き、フィギュアスケートの練習をするという生活を送っているそう。また、イベント前日には「中学受験」をしたとのこと。本田さんは、「フィギュアスケートでも、学校でも、お芝居でも、ここからがスタートというような気持ちで新しくやりたいなと思います。『自分らしく』ということが今年の目標です。自分にしかできないことができたらいいなと思います。もちろん、誰でもできることができていないとダメという気持ちもありますが、自分にしかできないことをみなさんに教えていただいたので、それを生かして、自分にしかできないことに今年、挑戦できたらなと思います」と抱負を言葉にした。また、本田さんは、撮影の合間に名取さんに食事に連れて行ってもらい、「女優魂のお話をさせてもらいました」とエピソードを紹介した。名取さんは、本田さんがセリフを完璧に憶え、感情もテストの段階で本番同様に入っていたことを指摘。「まず集中力が違う」、「演技構成点、技術点ともに満点という感じです。完璧です」と本田さんを絶賛した。「スケーターとしてトレーニングもして、勉強もできるのです。それで、セリフも完璧なのです。だから、体を壊してしまうのではないかと、本当にそれは心配です。いいコンディションで、一番よく本番を乗り切ることが大事なことだよと気になったのですが」と心配したそうだが、「女優としても、スケーターとしても、世界を臨める人ってそういないでしょ。それを、両方持っているわけでしょ」と熱く語った。「少女から大人になっていく一瞬の揺らめきを作品の中に残すことができて、これからも、スケーターであり、女優であり、世界に進もうとする。世界の宝、日本の宝。ぜひ、がんばっていただきたいと思います」と惜しみないエールを贈った。また、名取さんは、自身が12歳だったころを「『お年玉いくらもらえるかな』とか、『何々を食べたい』とかしか考えていなかったです」と回顧。「こんなに自分のやることが決まって、ものすごい努力をしている12歳なんて、神がかっていますよね。神ってるよね。自分の12歳のころの何も考えていなかったことを思い出すとちょっと恥ずかしいですね(笑)」とも。田中さんは、本田さんとの共演を、「お芝居中に見せる大人の表情、普段から子どもっぽくもないのですが、たまに見せてくれる望結ちゃんの子どもらしさ、かわいらしさとかも、有紗を通していっぱい見ることができて、ドキドキしたり、癒されたり、心がすごく動く楽しい現場でした」とふり返った。この日のイベントは、スケートリンク内に設置された特設ステージで開催され、人生で一度もスケート靴を履いたことがないという田中さんが、スケートに挑戦する企画が行われた。インストラクター役の本田さんに手を引かれながら見事な滑りを披露した田中さんは、「天使に引かれているようでした。本当にかわいい」と本田さんの愛らしさにメロメロの様子だった。ドラマスペシャル「探偵少女アリサの事件簿」は1月28日より21時~テレビ朝日にて放送。(竹内みちまろ)
2017年01月15日小山登美夫ギャラリーがディレクションする渋谷ヒカリエの8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryにて、12月21日より陶芸家・岡崎裕子の展覧会がスタートする。岡崎裕子は、株式会社イッセイミヤケに広報として勤務した後、茨城県笠間市の陶芸家・森田榮一氏に弟子入りし、5年の修業期間を経て陶芸家となった、やや異色の経歴の持ち主。草花や虫、季節の移ろいをモチーフにした作品が多く、日常の生活に馴染みつつ、優美でモダンな雰囲気を持つ点が特徴的だ。小山登美夫ギャラリーでの3度目の個展となる今回は、今までの作品にも度々あしらわれてきた花のモチーフをさらに追求し、「幼い頃に見た花の記憶を辿りながら、指紋が残るほどしっかりと一枚一枚自分の指で作った」というPETAL(花びら)がより立体的に施され、200枚もの花びらをまとった鉢や、花に舞う蝶のような、白地に金彩を施した器など約200点が展示される。作家自身、「器の中に広がる世界に、体中で飛び込んで行くような、とても楽しく不思議な経験だった」と語り、その言葉を体現するように生き生きと立ち上がる花びらが、ドレスを飾る繊細なレースのように器を彩っている。初日の21日は作家も在廊し、19時からはアーティストトークも行われる。【展覧会情報】岡崎裕子展「PETAL 花びらの器」場所:8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階会期:12月21日~2017年1月9日(12月31日は18:00までの短縮営業、2017年1月1日は休廊)時間:11:00~20:00入場無料
2016年12月19日安藤裕子が6月16日(火)に東京・LIQUIDROOMでライブツアー「安藤裕子 LIVE 2015 『あなたが寝てる間に』」の追加公演を開催する事が決定した。【チケット情報はこちら】3月から4月にかけて4公演行われたツアー「安藤裕子 LIVE 2015 『あなたが寝てる間に』」。同ツアーでは今年の1月にリリースされた最新アルバム『あなたが寝てる間に』の楽曲を中心に披露。今回の追加公演では、同アルバムの楽曲に加え、7月29日(水)リリースのシングルが披露される予定。同曲はスキマスイッチが書き下ろし曲を提供することで話題となっている。チケット一般発売は5月31日(日)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、オフィシャル先行を実施。受付は5月15日(金)午後6時から24日(日)午後11時59分まで。■安藤裕子 LIVE 2015 「あなたが寝てる間に」追加公演6月16日(火)LIQUIDROOM(東京都)開場 18:45 / 開演 19:30料金: スタンディング 5800円 ※ドリンク代別途必要
2015年05月14日お笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之の妻で元TBSアナウンサーの青木裕子が12月21日(日)、東京都内書店で著書「母、妻、ときどき青木裕子」の出版記念イベントを行った。今年3月に産まれた長男・稜君の育児に奮闘中の青木さんは「産まれてすぐは矢部さんに似ていると言われたけれど、段々と私に似てきた」と最近の愛息子の様子を紹介しながら、「女の人が凄く好き。そんなところがパパ似かな?男の人が遊びに来ると泣いちゃうけれど、女の人が遊びに来るとニコニコしちゃっている」と性格面は矢部さんの血を引いていることを明かしていた。その矢部さんとは、妊娠中にとある事でかなりの夫婦喧嘩が勃発したそう。「主人も息子が産まれる前はチャラチャラしていて、その一環です」とふり返った青木さんは、「女性問題が発覚して、私は家出をしました」と衝撃告白。矢部さんからは謝罪があったそうで「今も喧嘩はあるけれど、家出はないですね」と夫婦円満をアピールしていた。反省した矢部さんは女好きから一転、子煩悩に。「私が仕事の時は息子と2人で過ごしてくれるようになった。前は気が気じゃなかったけれど、今は安心感がある。ボールで遊んでくれたりしている」とニッコリ。この日も青木さんの替わりに子守を担当しているそうで「『いってらっしゃい、頑張ってきてね』と言ってくれて、息子も泣いてなくて不思議そうな顔をしていました」とそのパパぶりを紹介。2人目の予定について聞かれると「子どもが1歳になった時に、2人目がほしいと思っています。矢部さんも今度は女の子がほしいみたい」と具体的で、終始幸せオーラを漂わせていた。同書は、青木さんが妊娠に気付いてから書き綴っていた日記と共に、ロングインタビューやプライベート写真、撮りおろし写真などをまとめたもので、夫・矢部さんへの想いや母になった喜びや子育ての戸惑いなどが収められている。(text:cinemacafe.net)
2014年12月22日アーティストの金谷裕子は初の作品集『**YXICOOO**(イキシクー)』(3,300円)を11月21日に発売。それを記念した展覧会を11月14日から30日まで開催する。金谷裕子はペインティングやコラージュ、アニメーション、インスタレーション、刺繍、コラージュなど、様々な手法で色彩豊かな作品を発表しているアーティスト。14年には「ナイキ(NIKE)」の新プロジェクト“タイツ・オブ・ザ・モーメント”を手掛けた他、「エトロ(ETRO)」など、様々なブランドとコラボレーション、木村カエラ、PUFFYなどのミュージシャンのジャケットも手がけている。個展「YXICOOO(イキシクー)」には、金谷が過去10年に渡って製作してきた作品が結集している。さらに、ラフなスタイルでスケッチされた原画や、作品の一部を具体化させた立体作品も展示される予定。まるで教会か古城に迷い込んだかのような、繊細な装飾美が織りなす非日常的な体験が楽しめそうだ。なお、16日には14時からワークショップ「色のパワーと繋がるワークショップ~塗り絵編」が開催される。これは、金谷デザインの模様がプリントされた画用紙を、参加者が持ち込んだ色鉛筆で彩色するというもの。自分の持つ色彩感覚を再認識するとともに、その色が持つパワーを取りこもうという試みだ。さらに、30日にはゲストに伊藤桂司と筒井奈々を招き、15時からトークイベントが開催される。参加費はワークショップが2,000円、トークイベントが1,000円。【イベント情報】金谷裕子「YXICOOO(イキシクー)」会場:AL住所:東京都渋谷区恵比寿南3-7-17会期:11月14日から11月30日時間:12:00から19:00(30日は17:00まで)料金:無料
2014年11月10日●余裕がなかった久しぶりの現場「湿疹が出たことも」歌手の安藤裕子が、映画『ぶどうのなみだ』(10月4日北海道先行公開/10月11日全国公開)で約14年ぶりに女優復帰する。2003年の歌手デビュー後としては初の本格的な演技。小規模公開ながら興行収入3.8億円のヒットを記録した『しあわせのパン』(2012年)のスタッフが再集結し、再び大泉洋を主演に据えて本作が完成した。舞台は北海道・空知地方のワイナリー。兄・アオ(大泉洋)はワイン造りに励み、弟・ロク(染谷将太)は父が遺した小麦畑を受け継いで静かな生活を送っていた。かつて家族の反対を押し切って東京に出たアオ。夢破れて5年前から故郷に戻り、亡き父が植えた1本の葡萄の木のそばに畑を作って、"黒いダイヤ"と呼ばれる葡萄「ピノ・ノワール」の醸造を繰り返していたが、理想の味に巡り合えないでいた。そんなある日、突然現れた女性・エリカ(安藤裕子)が新しい風を吹き込んでいく。ぶどうのなみだ――それは厳しい冬を乗り越えて春を迎えた葡萄の木が、雪解け水を吸い上げ、小さな枝から落とすひとしずく。この映画は、人生で時に出会う悲しい涙も「それはきっと、あなたがいつか幸せになるためのひとしずく」と優しく語りかけてくれる。今から14年前、『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系)というドラマが放送された。TOKIOの長瀬智也が主演を務め、渡辺謙など豪華俳優陣がずらり。その中に、安藤裕子もいた。彼女が演じたのは、ボウリング場の店員・カオル役。出番は少なかったが、劇中で池袋西口公園を「IWGP」と名付け、後に山下智久演じるシュンと恋仲になるなど、重要な役を務めた。しかし、安藤はそこから14年もの間、演技の仕事から遠ざかってしまう。その間には何があったのか。なぜ今、そして、なぜこの作品で女優復帰を決心したのか。彼女の真意を探った。――今まで観た映画で最も「乾杯!」をする作品でした。食事のシーンは、すべて北海道産の材料が使われているそうですね。エリカは食事を作って振る舞う役柄だったので、お料理が目の前にたくさんありました。合間や撮影シーンも含めて、私がいちばん多くつまんでるんじゃないかと(笑)。基本的には何でもおいしい。余ったスープもランチとかで振る舞ってくださったりすると「うわぁ、体休まるわ~」って思いますし。私がいちばん「わー!」って驚いたのは、ベーコンの塊。それをざく切りにして、フォークで刺して食べたんですが。あの自然のもとで食べるからおいしいのか、ただそれ自体がおいしいからなのか。分からないまま食べていました(笑)。――リラックスして撮影に臨む雰囲気が伝わります。いえ! 余裕はなかったです(笑)。だけど、おいしい物はおいしいですから、瞬間的に。周囲のスタッフもどうにか撮り終えようとして、走り回っていますし。ただ、わりと私は食いしん坊なので、カットがかかっても食べちゃうようなところがあります。大泉(洋)さんはみんなで集まって食事をするシーンに入ってこないんですが、染谷(将太)くん、田口(トモロヲ)さん、前野(朋哉)くん、りりィさんとかは、わりと一緒にいて。一番最初の食事のシーンが田口さんと一緒だったので話す機会もけっこうありました。――エリカは本作のヒロイン。登場シーンも多かったですね。特に印象に残ったのは、染谷さんにパンケーキ作りをお願いするシーン。はにかみながらの言い回しは、演技とは思えないほどリアルで。とても魅力的でした。本当ですか(笑)!? あれは…撮影がはじまったばかりの頃で、あれが染谷くんとの最初のシーンだったと思います。だから、結構自分の中でまだ「恥ずかしい」と思いながらやっちゃったところはありました。私、素で笑っちゃってたんじゃないかな(笑)。ただ、エリカはけっこうな男前で「私が何でもやったるわい!」みたいな感じで生きている人だから、お願いごと自体がちょっと気恥ずかしいみたいな部分もやっぱりあるのかなと思います。ちょっと、かわいらしいセリフですしね。染谷くんが耳に差した麦の穂を指さす仕草も照れ隠し。私自身もちょっと恥ずかしい気持ちもあって、ちょっとオーバーリアクションになっています。――やはりそうでしたか(笑)。14年ぶりの本格演技と聞きました。映画の現場はエキストラ的な役で覗き見する程度のことで、こんな役をいただいてちゃんと演技をするのは初めてのことでした。――今回の作品では、とてもそういうふうには見えませんでした。いろいろとご苦労はされていたわけですね。めちゃくちゃご苦労していましたよ(笑)。湿疹が出たこともありましたし。エリカの登場シーンが多かったので、ちゃんとできるか不安もあって。ただ、監督が撮影に入る前に演技指導を数日してくださって、そこでエリカという人間の基本的な部分や気持ちの動きを大まかに入れていただきました。撮影に入って現場の動きになじむまで怖かったですけど、想像したよりはつらくない作業だったと思います。――もっと他の作品でも安藤さんを見てみたいと思いました。撮影を終えて、演技に対して今はどのような印象を抱いていますか。もともと映画のお仕事をやりたいと思っていた時期だったので、お話を頂いた時はビンゴ。すぐに「やる! やる!」という感じでした。映画を作りたいという思いもあるんですけど、出てみたい作品は「戦争」や「時代劇」。そういう作品に登場する過去の人間にすごく憧れがあるんです。今回、演じるというのは「その人の人生を頂くこと」でもある気がしました。エリカは私にとって結構遠い部分もありましたけど、自分の奥に眠っていた感覚とか、していない体験をプレゼントしてもらったような。そんな感じがしました。――過去の人間…例えば、歴史上の人物だったら誰を演じてみたいですか。そうか! 歴史上の人物にもなれるってことか(笑)。でも、難しいですよね。歴史上の人物はみんなが持つ印象が強いじゃないですか。それは難しそうな気がしますね。漫画のキャラクターも原作を超えるのがすごく大変そうなんですが、超えられるものならやってみると面白いかもしれません。●「息苦しい世界としか思ってなかった」――先ほど「もともと映画の仕事をやりたい時期だった」と。何かきっかけがあったのでしょうか。私が小学校5年生の時から親らしく育ててくれたのは、おばあちゃんだったんですけど、東日本大震災の後から急に弱って血を吐いて入院して。地震が起こる度に血を吐いて、1カ月あまりで亡くなってしまいました。その時、私にはちょうど子どもができていたんですが…素直に喜べなかったんです。私が子どもを授かった代わりに、おばあちゃんが死んでしまったの? みたいな。そして、テレビの画面越しには多くの方が亡くなっている…。そこから"精神"について1年ぐらい…もっとかな、自分自身で考える時間だったんですよ。震災から1年後ぐらいに「グッド・バイ」という曲を書いたんですが…感覚的に「いずれみんな死ぬんだ」という結論に至りました。自分の中でややこしく考えていても、「人は生まれて死ぬ」ただそれだけなんだと、考えが1周してしまって。死ぬまでに何ができるんだろう。後悔はしたくないと。――もともと、この世界に入るのも映画業界に興味を持ったのがきっかけだそうですね。最初は映画の専門学校に入ろうと思っていたんですが、願書を出す時期に怖くなってしまったんです。1つの専門分野に足を踏み入れて、興味が湧かなかった時に「どうしよう! 帰れない!」ってなっちゃいそうで。それで普通の大学に入ってみたんですけど…入ってみたら想像と全然違っていて。女子大だったので何もかも世界が違いました。しゃべってる言葉もフランス語か! と思うくらい意味がわからないこともありましたし(笑)。私、小学校4年生くらいまでいじめられっ子みたいな感じだったんですけど、大学に入ったら私の魂がそのレベルくらいまで戻ってしまっていました。お昼もベーグルを買って、一人で本を読みながら黙々と食べて(笑)。ここにいても、文章を学べる授業以外に得られるものはないなと思って、大学入ってすぐに「映画の仕事に就かねば!」と思うようになりました。――それは撮る側として? それとも役者?撮る側になりたかったです。恥ずかしくて人には見せられなかったんですけど、高校の時に小説を書いていました。絵も昔から描いていたので、書く文章も先に映像が頭の中に浮かんで、それを形にしたいという思いがありました。高校生の夏休みにホームビデオ風の映像をみんなと撮ったことがあって、そこで初めて物づくりの楽しみを人と共有できたんです。それまでの物づくりは、私の個人的な作業。人とそうやって、ワクワク、キャーキャーしながら何かを作れる、そういう楽しさがありました。それを仕事にしたいとは思うようになったんですが、何をしたいのか分からなかったんですよね。脚本家? 演出? でも、専門学校の願書には「脚本家コース」「演出家コース」とか決まってしまっているので、どこに送っていいのか分かりませんでした。――そこから2000年に放送されたドラマ『池袋ウエストゲートパーク』にはどういうきっかけで出演することになるのでしょうか。大学在学中に父の知り合いで制作会社で働いている人がいたんですが、映画会社に入る方法を聞いたら「そんなに甘いものじゃない」と諭されて。まだ大学生だったこともあって、「まずは出演する方で現場をのぞいてみたら」と勧められて、いろいろなオーディションを受けるようになりました。あの現場は本当にラッキーで入れたんですよ。何本かオーディションを受けている中で、あるスタッフさんが落とされた私のことを気に入ってくださっていて。ドラマの立ち上げの時に「面白い子がいるから」と呼んでいただいたんです。――出演後の反響もすごかったのでは。そうですね。そんなに登場シーンが多いわけじゃなかったんですが、物語の世界観が特殊だったので反響もすごかったですね。池袋の本物のギャングたちが、私たちを仲間だと思うみたいで、撮影で池袋に行くとめっちゃ話しかけられるんですよ(笑)。すごい友達みたいな感覚で。普段怖くて近づけないお兄さんたちが、すごく優しく話しかけてくれるから、とても愛されている作品なんだなと思いました。――そこから14年の空白期間があります。もっと別の作品に出たいとは思わなかったのでしょうか。その理由をお聞かせください。しばらくは思わなかったですね。大学の時にそういう仕事をしたのは興味本位みたいなところもありましたし、制作の現場をのぞいてみたいという思いもありましたし。あとは自分には向いてないんだと確認するような時間だったと思います。当時の私はまだ二十歳ぐらいの女の子。宣材写真を撮る時に似合わない服を着せられて、「笑って」って言われて…私、めちゃくちゃ根暗だったので、笑えないなぁとか思っていると周囲から「なんだ、あの子」と思われているような気がして。息苦しい世界としか思っているにすぎなかったので…私にとっては「音楽が出口」になっていった時期。私は自分が作り出すものを形にして、ただ誰かに認めてほしかった。それを映画という世界に望んだけど……制作の現場を見たら自分の根性ではできなさそうだなと思いましたし、演技をすることもできないから怖くて仕方なかったし……でも歌を歌っている時だけがみんな笑顔で「いいね! いいね!」って言ってくれて。ライブをやらせてくれたり、スタジオを貸してくれたり、だんだん大人の仲間も増えて、いつしか仕事にもなって。そこからの歌手としての10年は「安藤裕子」という音楽を作るのに精いっぱいの時間でした。映画のお誘いも時々あって、うれしかったですけど自分の中で出る意味が見いだせなくて。だから、結局はタイミングなんだと思います。私は今、なんでも「やりたい♪ やりたい♪」というモード。今回こういうお話をいただいて本当にうれしかったです。(C)2014「ぶどうのなみだ」製作委員会■プロフィール安藤裕子1977年生まれ。神奈川県出身。2003年にシンガーソングライターとしてメジャーデビュー。2005年、月桂冠のCMソングに採用された「のうぜんかつら(リプライズ)」で多くの人に知られる存在となり、2010年リリースの5thアルバム『JAPANESE POP』が、ミュージックマガジン年間ベストアルバムJ-POP部門1位を受賞。CDジャケットやコンサートグッズのデザイン、Music Videoの監督も手がけ、自身の作品のアートワークをすべてこなしている。歌手としてデビュー後は、本作が本格的な演技初挑戦となる。
2014年09月29日東日本大震災後の福島に暮らす家族の喪失と再生を映し出した、松山ケンイチの主演最新作『家路』の予告編が解禁。松山さんと共に、内野聖陽、田中裕子、安藤サクラといった実力派が結集した90秒の映像が公開された。震災の影響によって、 “帰れない場所”になってしまった故郷・福島。先祖代々受け継いできた土地を失い、鬱々と過ごす兄(内野さん)、胸の奥に諦めと深い悲しみを抱えた母(田中さん)。生きてきた土地を離れ、先の見えない日々を過ごす彼らの元へ、20年近く前に故郷を出たまま、音信不通だった弟(松山さん)が突然帰郷した。そんな弟に戸惑う兄。弟は警戒区域に指定されている生家に住み、たった一人で苗を育て、無人となった田んぼに苗を植えていた…。過去の出来事に葛藤を抱えながらも、故郷で生きることを決めた弟が、バラバラになった家族の心を再び結びつけていく様を、豪華実力派キャストで描く本作。監督はドキュメンタリー監督として「ギャラクシー大賞」を始め、数々の受賞歴を持つ久保田直。脚本は、田中さん主演の『いつか読書する日』で脚本を務めた青木研次によるオリジナル。“故郷を失う”という不条理で絶望的な状況を体験し、喪失感と葛藤を乗り越えて希望に向かって歩き始める家族の物語。震災から3年目を迎える3月を前に、日本の原風景がいまだに残る福島で撮影された本作を、まずは予告編から確かめてみて。『家路』は2014年3月1日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(上原礼子(cinema名義))■関連作品:家路 2014年春、全国にて公開
2013年12月24日さて連載も今回で最後になりました。『ホームレスになってしまった芸能人、岸田健作のゼロからのスタート〜ホームレス芸NO人の一歩〜』皆様のお役に立てていたでしょうか?すぐに目に見えるくらいの大きな変化があったり、幸運を呼ぶような事があったりするわけじゃないけど、心の内面を少し変えるだけで価値観や物の見方は変わってくると思います。生きてると本当に色々な事がある。でもその分、心のキャパスティーが広くなる。たまに逆境はチャンスだなんて言葉を耳にするけど、僕はこの逆境を自分から突っ込んでいったのかもしれない。もちろん家庭環境、仕事環境と自分の身近な環境で仕方のない状況もあったけど。岸田健作がホームレス経験があったとメディアに出た時に一番多かった声はやはり『ホームレスする必要があったのか?大人なんだからバイトでも誰かの家に泊めてもらう事でも実家でもあったんじゃないか?』この意見は多かった。でも僕が思ったのは『大人だからホームレスになったんだ』あくまでも僕が思う『大人』ですけどね、大人とゆう名の成長かな。成長したかったんです。自分はそれまで、人に頼りすぎてた。物事を知らなすぎたんです。その度合いは恐らく信じられないくらい(笑)アルバイトの仕方がわからないって言ったら『嘘!?』と言われるくらいなので、例えば僕も電車に乗った事がない大人の方が『電車の乗り方わからない』と言ったら『嘘!?』と思ってしまう。それと一緒です。人の価値観や経験は人それぞれなので一概には言えないと思います。ただ僕の場合『一般常識』があまりに欠けすぎてたので、勉強しなおす必要があったし、それはもう全てを0に戻し1から、『人のありがたみ』『お金のありがたみ』『食べ物のありがたみ』『夢や希望を持つありがたみそして『生きる事のありがたみ』を体で感じるため『ホームレス』を選んだ。ホームレスとゆうか『マネー&ドリーム&フード&ヒューマン&サンキュー&ホームレス』ですな。もちろん笑えるような経験ではなかったです。それはホームレスをあがっても。とにかく過酷で寂しい。だけどそれをも上まわる宝を手にできた。それはお金でも家でも食べ物でもない。『夢と希望』です。なんだか熱血教師みたいな言葉になっちゃうけど『夢と希望』があれば何でもできる。何でも乗り越えるパワーが湧いてくる。僕はそう感じる事が出来ました。人間は死ぬために生まれてきたんじゃない。みんなそれぞれ『生きる目的』を持ってそれに向かって生きる生まれてきたんだと思う。全てのマイナスをプラスに取る必要はないけど逆境や試練は目的地に近づくチャンスなんじゃないかな。ちょうど今このコラムを書いてる翌日には自分のバンド『RoViN』の1stと2ndのCD発売日であり、記念ライブがある。そんな前日にこのコラムを書いてるとゆうのがなんだか偶然に思えない。僕がホームレスをあがったキッカケは『バンドと音楽とダンスで表現したい』とゆう新たな想いと夢と希望を抱いたからです。もちろんまだまだですし、本当に1からやってきてようやく夢への小さな一歩が人前で形になる瞬間です。でも僕はこのために生きてきた。頑張ってきた。そう言える。というわけで全10回にわたる連載コラムでしたが岸田健作とゆうタレントではなく、1男性の環境の変化と心の変化、そしてそれにより『充実』を手に今を生きています。とゆうのをつづってきました。読んでいる方々の心に何かが残り、良い変化になるキッカケになり明日の景色が変わってもらえたら幸せです。長い間お付き合いしてくださいましてありがとうございました。今後とも岸田健作を宜しくお願い致します。(岸田健作)【連載】ホームレスになってしまった芸能人、岸田健作のゼロからのスタート ■01.ホームレス芸NO人の一歩 ■02.礼儀とルールと人との交流 ■03.物事の0 ■04.水が変えてくれたこと ■05.壁は1つ1つしか越えられない ■06.ぼんやりとした夢への向かい方 ■07.ホームレス経験中のできごと ■08.芸能人だから… ■09.言葉を手に入れた ■10.最終回
2012年08月02日6月挙式の姿をついにお披露目元モーニング娘。のメンバーで、歌手であり、タレントである中澤裕子が11日、自身のオフィシャルブログで、6月にとりおこなったハワイでの挙式の際のウェディングドレス姿を公開した。純白のティアードも美しいウェディングドレスに身を包み、ブーケを抱えた姿は、スイートでやはりいつもとは違う特別な美しさ。教会前で撮影した屋外写真でも、幸せいっぱいの雰囲気が伝わってくる。反響も続々自分だけのためにつくってもらったオリジナルのこのウェディングドレスは宝物、と本人も大満足の様子。先日出演したテレビのバラエティトーク番組「踊るさんま御殿」では、全身アニマル、ヒョウ柄の浴衣で出演したことにも触れ、ひさびさに「戦闘モード」をみせてみたと語っているが、プライベートでは、そんな「戦闘モード」はゼロで幸せいっぱいな日々だとか。世間的なイメージの、強い“姉御”キャラとは異なる、彼女の一面もうかがえる。ブログ記事には、「(公開を)心待ちにしていました。素敵です」「裕ちゃん綺麗です」「末永くお幸せに」「ウェディング姿載せてくれてありがとうございます」など、幸せオーラいっぱいの姿に祝福と絶賛のコメントが多数寄せられている。元の記事を読む
2012年07月14日動画を中心に配信するWEBメディア「LUXURY TV」(ラグジュアリー・ティー・ヴィー)を運営するプロッツはこのほど、岸田一郎氏プロデュースの製品を紹介・販売するオンラインショップ「LUXURY TV Shop」を、中国・銀聯(ぎんれん)カードのECサイト「銀聯在線商城」日本館にオープンした。「LUXURY TV」は2009年にスタート、編集長を務めるのは、雑誌「LEON」「Begin」など、創刊編集長として数々の男性誌を立ち上げ、成功に導いてきたメディアプロデューサー岸田一郎氏だ。ラグジュアリーブランドの最新作をはじめ、ニューオープンのレストランやバーなど、動画でわかりやすく紹介している。その「LUXURY TV Shop」が出店するのは、中国国内では初めて高収入層をターゲットとしたB to CのECサイト「銀聯在線商城(ギンレンザイセンショウジョウ)」だ。高品質、国際化、総合性を特色とし、日本館、アメリカ館、台湾館に続き、ヨーロッパ館をはじめとした世界20カ国以上の専門館がオープン予定だ。初回の販売は、人気の高い「モテリング」「シルバーバックル&リバーシブルレザーベルト」「ナンバープレート紐ブレス」「ラフダイヤモンド2連ブレスレット」など計8商品を予定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月11日ハワイで挙式・披露宴を元モーニング娘。のメンバーで、女優として、タレントとして活躍する中澤裕子。4月にIT関連企業の社長と結婚したことが報じられたが、正式な挙式や披露宴についてはこれまで未定だった。しかし、11日明らかになったところによると。6月にも米ハワイにて挙式と披露宴を行う予定だという。出席者は親族と親しい友人のみに限り、アットホームな雰囲気で催されるとみられる。舞台も絶好調中澤は現在、東京・天王洲の銀河劇場におけるミュージカル「ボクは、十二単に恋をする」に出演しており、10日はこの舞台の初日でもあった。現代版の源氏物語を舞台化した作品で、パートナーとなった夫にもぜひ見に来てほしいと思っているとか。さっそく幸せいっぱいの感をのぞかせ、のろける場面もあったようだ。“ねえさん”として慕われた中澤のウェディング姿にも注目が集まりそう。より美しくなって、今後も彼女らしく活躍してくれることを願いたい。元の記事を読む
2012年05月13日10代目いいとも青年隊【With-T】としてタレントデビューして以来、さまざまなドラマ・バラエティ・舞台・ラジオなど に出演してきた岸田健作。そんな彼がつい先日、ワイドショーをにぎわせた。その理由は……、彼がホームレスをしていた過去を週刊誌に打ち明けたからだった。彼がホームレスになった理由……それは、ウーマンエキサイトユーザーも共感するだろう、いくつかのストーリーがちりばめられていた。『今を生きたい』そんな方に向けたストーリー。夢や希望に気づきにくい今だからこそみてほしい。今回から約半年間、毎月第一・第三木曜に彼の衝撃の数年とこれからをひも解いていこう。***次のページから本編へ***僕がまだ10代の頃、『ニート』という言葉はなかった。学校のクラスメイトたちだって、頭がいい悪い関係なく、皆なにかしら『夢』や『希望』を持っていて、それをガムシャラに追っている人が多かった。その頃は、『リストラ』や『就職難』、そんな言葉もあまり耳にしなかった。そんな時代だった。今では、テレビをつければ、『不況、不況』と取り立たされ、その結果として『ニート』『リストラ』『就職難』という言葉もよく聞くようになった。ニュースでやっているような『リストラ・就職難』をたったひとりの僕が変えられるわけもないのだけれど、タレントという職業につき、今を生きる『岸田健作』という1人の男が、『ホームレス』になってしまったという経験から、なにかみなさんの心に伝わる“なにか”を届けられたらと思いこうやって、ここに記そうと思った。僕は18歳で『笑っていいとも!青年隊』として芸能界デビューし、今日に至る。しかしその間、一度芸能の世界を自ら退いた。それと同時に、僕は『ホームレス』になった。芸に能力がある人。それが『芸能人』。芸能人でありながらも僕にはその『芸』がなかった。そう……『芸NO人』。18歳までは普通高校に通う高校生で、卒業と共に芸能界入りした僕は、『芸』だけがないのではなく、『生きた』ということもなかったのかもしれない。なんとなく勉強し、なんとなく年をとる。そんな生活を送っていた僕に、突然きた芸能界の話。それもやはり、自分からが目指して進んだのではなく、『やってきた』のだった。つまり僕は、『夢』や『希望』、『理想』を持って生きたことがいままでなかった。なんとなくの人生は送っていた。糧もなかった。目的がないから、それを達成するために必要なものさえなかった。例えば、『腕時計が欲しい』→『アルバイトしてお金を貯めるよう!』そんなことさえなかった。うーん、これは例えにならないかな。もっといえば、最低限の生活が家にいることで保障されていたから、それ以上を特に望むわけでもない僕は、アルバイトの経験さえもなかった。小遣い稼ぎでダンスのインストラクターはやっていたけれど、それは、飲み会や遊びに消えていった。そんな学生生活から卒業と同時に芸能界へ行ったのだ。そこでも『目的』という仕事は用意されていて、『生活』という保障もあった。今考えると本当に裕福な人生だ。ただ、なにか小さい不安とゆうモヤがあって、それが年々大きくなっていったのだ。芸能界にいながら、自分には『芸』がない事。そんな自分が果たして、このままこの場所にいていいのだろうか。芸能人である前に社会人として、もっと言うなら人として右も左もわからない状態のまま、周りの方々と環境の支えだけで僕はそこに立っていたのだ。25歳を越え、20代後半にさしかかった時……、僕は決心した。なにもかもリセットして『0』から始めようと。『1』ではなく『0』から。冒頭で書いた通り僕には生きる糧がなかった。だからこそ、本当に『0』からスタートしようと。もし本当にぼくには生きる糧がないのなら、生きる意味がないのではないかなって。生かされているのではなく、『生きたかった』。芸能界を離れ、僕は誰にも言わず1人、ボストンバックと手ぬぐいタオル、毛布にスエットを持ち、代々木公園に向かった。そして、その日からホームレス生活を始めたのだ。お腹が空いた→ご飯が食べたい→ご飯を手に入れたい→お金が必要→お金を手に入れたい→どうやって手に入れる?こんな小さなことでも、僕にとって、それは初めてできた『目的』だった。今まではお腹がすけば、なにかしら家にあった。しかし今はないのだ。お金も、必要な分がなくなれば、小遣い稼ぎをしなくてはならない。そんなことで、ひとつひとつの目的を達成できていたけれど、物事を根本を自分ひとりで解決できていたわけじゃなかった。お金は必要な分がなくなれば小遣い稼ぎする、そんなの今までと同じ…ではなかった。そんなレベルではなく、生きる上で家賃や光熱費や食費など、必ず必要になってくるものに対して、自らで生んだお金を使ったことがなかった。なんだか、とても低レベルな話してるようだけれど、このくらい最低限なところまで自分を戻さないとダメだった。『0』から『1』へ。『1』から『2』へ。『2』から『3』へ。そうやって物事を理解と経験した上で、ひとつひとつ進みたかった。『芸』を志すために、『芸』を探し、その『芸』を磨くことが目的だったのだけれど、それと同時に僕には生きるための『生き方』を探すことも必要だったのだ。前置きが長くなったけれど、そんな僕「岸田 健作」がこのコラムでホームレスの経験により身に付けた『生きる術』を書いていこうと思う。― 続く ―(次回の更新は、3月15日。お楽しみに。)
2012年03月01日中澤裕子、IT関連企業社長とスピード婚!元モーニング娘の中澤裕子(38)が、今年8月から交際していた同年齢のIT関連企業社長と、交際4カ月の早さで来春の結婚を決めた事が明らかになった。中澤のお相手は、なかなかのイケメンで福岡県在住のIT関連企業社長。主にケーブルテレビ関連のコンピューターソフトを手がけ、月の半分は全国を駆けめぐるという。上京した際には中澤のマンションに泊まり愛を深めてきた。やっと、行き遅れキャラを返上同じ初代メンバーの石黒や飯田圭織(30)は早々と嫁ぎ、辻希美(24)は既に2人のママになり、藤本美貴(26)は現在妊娠6カ月、最もかわいがっていた矢口真里(28)も今年5月に結婚。そんな中、姉ご肌で最年長の中澤は、自虐的な行き遅れキャラが板についていたが、ついに返上するときが来た。2人は今夏、共通の友人の紹介で知り合い、10月に写真誌「FRIDAY」の報道で熱愛が発覚。そして交際4カ月のスピード婚約となった。待望の挙式は来春に中澤のドリームモーニング娘の活動が来年3月10日の東京・日本武道館公演で一段落するので、年明けにも互いの親に紹介し、早ければ来春に挙式し、披露宴は開かず、夫が住む福岡で新婚生活をスタートさせる予定だ。初代モーニング娘の代表として末永く幸せな家庭を築いて欲しい。元の記事を読む
2011年12月07日