ディズニー/ピクサーの新作映画『ファインディング・ドリー』の日本語版で、エンドソングの歌唱を担当する八代亜紀が“本人役”で声の出演を務めることが発表になった。オリジナル版ではシガニー・ウィーヴァーが本人役で登場している。公開された映像『ファインディング・ニモ』では、カクレクマノミの父マーリンが、行方不明になってしまった息子ニモを探して大冒険を繰り広げる姿が描かれたが、新作はニモの親友ドリーが幼い頃にはなればなれになってしまった家族に出会うために、旅立ち、人間の世界を舞台に冒険するドラマが描かれる。このほど公開になったのは、ドリーが、八代亜紀の声に誘われて海上へと泳いでいくシーン。ピクサーのアニメーションに「こんにちは。八代亜紀です」というセリフが重なる衝撃的な映像だが、各国版で有名スターがこの部分を担当しているそうだ。「アニメーションで八代亜紀役の出演は初めてでした。八代さん!とドリーが言うセリフにはびっくりしましたね」という八代は「監督に八代亜紀の“声”のまま淡々とした感じでと言われたんです。歌ではずっと抑揚をつけるということを何十年もしていますから、抑揚がいらないと言われてとても難しかったですね」と収録を振り返った。八代はエンドソング『アンフォゲッタブル』の歌唱も担当しており、歌とナレーションでドリーの冒険を彩る。『ファインディング・ドリー』7月16日(土) 全国ロードショー
2016年07月05日歌手の八代亜紀が、ディズニー/ピクサーの最新作『ファインディング・ドリー』(7月16日公開)の日本版エンドソング「アンフォゲッタブル」を担当することが17日、発表された。八代がディズニー作品の楽曲を担当するのは、初となる。本作は、ピクサー映画の中で、国内興行収入1位となる110億円を記録した『ファインディング・ニモ』(03年)の続編。前作の1年後が舞台で、カクレクマノミ・ニモとマーリン親子の親友で、忘れんぼうのナンヨウハギのドリーが主人公となり、家族を見つける冒険に出て行く。このストーリーにちなみ、世代を超えて愛されているジャズの名曲「アンフォゲッタブル」がエンド曲として起用された。同曲は、どんなことがあっても忘れられない"いとしい人への思い"をつづり、ジャズシンガーのナット・キング・コールが歌ったことで世界的に大ヒット。娘ナタリー・コールがナットの生前に録音された歌声に声を重ねたデュエットソングが、時を超えた父娘の愛の賛歌としてリスナーの心をつかみ、第34回グラミー賞の主要3部門受賞に輝いた。この曲を歌う八代は、日本人アルバム史上最大級となる世界75カ国でジャズアルバムを配信し、海外のジャズクラブでのライブを行うなど世界のジャズシーンで活躍中。そんな八代の抜てきは、同曲に込められた深い愛と感情の機微を届けられるということから実現した。これを受けて八代は、「びっくりすると同時にとてもうれしいです! 歌ってきてよかった、46年八代亜紀をやってきてよかったです」と歓喜。また、「今回カバーしたことで、八代亜紀としての視野が広がった」と自らの成長を明かした。歌詞については、「"忘れられない"という気持ちに対して、"大丈夫だよ、忘れてないよ"と言っている言葉が大好きです」と明言。続けて、「ドリーの場合はそれが両親で、"忘れてないよね、心の中にあるよね"という親への思いなんです」と自らの解釈を披露した。さらに、八代が本作の日本語吹替版に声優として初参加していることも発表。役どころは明かされていないが、八代は「歌に加えてダブルでうれしい! 重要な部分で声の出演もしていますので、お子さんも大人の方もみなさんに見てほしいです!」とアピールした。(C)2016 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2016年06月17日お笑いコンビ・ホンジャマカの恵俊彰(51)が、7日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『メレンゲの気持ち』(毎週土曜12:00~13:30)にゲスト出演し、タレント・関根勤(62)の感動エピソードを語った。同番組が5月28日の放送で1000回目を迎えることを記念して、5月は「1000回記念月間」と題して、毎週豪華ゲストが登場。7日はその第1弾企画「人気MCスペシャル」で、恵のほか、ヒロミ(51)、小堺一機(60)がゲスト出演。その中でそれぞれのMC論の話題になり、恵が披露したのは関根のエピソードだった。関根の言葉で印象に残っているのが、「僕は嫌いな人を作らないようにしています」。かつて生放送で共演した際、そんな関根が珍しくほかの共演者について「本当はあの人のこと、あまり良い印象じゃない」と恵に吐露したことがあった。しかし、続けて関根が言ったのは「でもね、1カ月かけて好きになるから」。その言葉通り、共演者の好きな映画や本などを話題に積極的に関根の方から話し掛け、今では心を許し合うほどの仲になっているという。恵は、感慨深げに「すごく勉強になりました」と当時を思い返していた。5月14日は、歴代MCが大集合。芦田愛菜、若槻千夏、ももいろクローバーZ・百田夏菜子らがゲスト出演する。
2016年05月07日実に40年以上「日本の心」を歌い続けてきた八代亜紀さん。流行歌手と呼ばれていたデビュー当時、プロであればどんなジャンルも歌えるのが当たり前だったそう。ジャンルが細分化された現在も、演歌にとどまらずジャズやロック、ポップスなどあらゆる音楽を「八代節」で歌い上げる彼女が、初のブルースアルバム『哀歌 -aiuta-』をリリース。プロデューサーに寺岡呼人さんを迎え、日米の名曲カバーだけでなく世代の異なる個性豊かなミュージシャンが新曲を提供した充実の内容だ。ブルースの魂が八代さんに脈々と息づいていることを感じさせてくれる、濃密なインタビューをどうぞ!――まずは、なぜこのタイミングにブルースアルバムをリリースしようと思ったのでしょう。八代:日本人である私にとってのブルースは、浪曲なんです。浪曲はひとりでセリフを言ったり歌ったりするんですけど、寝るときいつも父に聴かされて、その声音というか音の魂を感じて2歳のアキちゃんは意味もわからないのに「カワイショウだね」って泣いていたんですって。今の時代は、仕事がないといっても選んでいるだけで、本当はいっぱいあるでしょう?私たちの若い頃は仕事を選べなかったし、両親が若い頃はもっとそうだった。日本が戦争に負けてものすごく貧しかったけど、どん底から少しずつ豊かになっていったから、些細なことにも幸せを感じたんですって。今はなんでも揃っているけれど、幸せもつらさも感じにくいと思うの。だからこそ、八代亜紀の歌うブルースを伝えたいんですよね。――小さい頃から歌がお好きだったそうですが、人前で歌うのは苦手だったそうですね。八代:本当に嫌いでした!歌うときって顔を歪めたりするでしょう。それを見られるのが嫌だったの。週に1回、近所のおじいちゃん、おばあちゃんが私の歌を聴きに、座布団を持ってうちへ集まってきたんだけど、子どもながらにそれが苦痛でね。渋っていると、父がだんだん怖い顔になってくるんです。さすがにもう怒られるっていう瞬間、母に10円玉を「はいっ!」って渡されてね。それが私のギャラ(笑)。だけどやっぱり顔を見られるのは嫌だから、ふすまの向こうで歌ってました。――歌うことが楽しさに変わるきっかけは、あったのでしょうか。八代:その後、父が独立して会社を作り、お金の工面で苦労するようになりました。「従業員の給料を優先して、余ったお金がうちのだからな」と母に話している姿をよく見かけ、なんとかして父を助けなければと思ったんです。それで憧れだったジュリー・ロンドンのプロフィールが「クラブシンガー」となっていたから、一流はクラブで歌うのだと思い込み、私もそうならなきゃ!と決心したの。友人に連れられて行った地元のキャバレーで年齢をごまかして歌って、フロア中に私のハスキーな歌声が広がった途端、騒がしかったお客さんやお姉さんたちがスッと立ち上がって、フロアに出てきてダンスを始めたの。キャバレーで歌い始めて、3日目で父にはバレましたけどね。「不良はいらん」とものすごく叱られて勘当されました。それで東京へ出てきたの。――それでも歌手になりたい気持ちは揺るぎませんでしたか?八代:そうね、でも追い出されてしまったから、父に私が本気だと証明しなければいけないという意地もありました。母が段取りしてくれて、東京のいとこ夫婦のところに居候しながら音楽学院に通い、レコードデビューする寸前までいってダメになったこともありました。4年経って銀座のクラブで歌うようになるんだけど、その間、父は電話にも出てくれませんでした。アキは勘当されたのに、悲しんでいるどころか、東京でルンルンしてるって思っていたみたい。――銀座のクラブで歌うのは、まさに憧れだったわけですよね。八代:銀座で歌っていると、いろんな人がやって来て「レコードを出しなさい」と言われるのだけど、「クラブシンガーは一流だから!」と全然相手にしなくて、すごく生意気だったの。そしたらね、お店で働いていたお姉さんたちが「アキちゃんの歌を毎日ただで聴けるのは本当に嬉しいけれど、世の中にはつらい思いを抱えている歌のなかのような女性がたくさんいるの。レコードを出さないと、その人たちに歌は届かないんだよ」と言ってくれて、ハッと我に返ったんです。それでレコードを出すには芸名を考えなければということで、八代亜紀が生まれました。地方回りをして、スーパーの前とかで箱の上にマイクを置いて歌い、レコードを手売りするようなキャンペーンを2年間やりました。父がそのことを知って、アキは本気だったとようやく認めてくれて、私を支えるために母と一緒に東京へ出てきてくれたんです。――八代亜紀として軌道に乗ることができたのは、ご両親の支えがあったからこそなんですね。八代:昭和47年の暮れに、東京の小さな一軒家で両親とおこたに入りながら、「来年はどうなるんだろうね」って話をしていたの。ラジオもテレビの仕事も一本も決まっていなかったし、48年のスケジュールは真っ白だったから。だけど「私、頑張るからね、絶対に売れるよ!」と言って、新しい年のカレンダーの12月31日のところに「紅白歌合戦出場」とそっと書き込みました。そしたら年が明けて2月に発売した『なみだ恋』という曲が大ヒットして、スケジュールが真っ黒になったの。――唯一の“予定”だった紅白歌合戦出場も実現したわけですね。八代:だからね、自分のなかでけじめをつけるべきときっていうのは、誰にでもちゃんとあるの。10代だろうが50 代だろうが、年齢は関係なくね。大事なのは自分で決めて行動すること。そしたら、違う道が必ず拓けるから。それを私は若い人に強く言いたい。人生はブルースなんですよ。◇やしろ・あき熊本県八代市出身。1971年デビュー。1973年に出世作『なみだ恋』を発売。『愛の終着駅』『舟唄』『雨の慕情』など多数のヒット曲を持つ。2012年にはジャズアルバム『夜のアルバム』をリリース。邦人アルバム史上最大級となる世界75か国で配信された。◇自身にとって初のブルースアルバムとなる『哀歌 -aiuta-』が発売中。日本の「歌謡ブルース」とアメリカの「BLUES」の名曲カバーに加え、THE BAWDIES、横山剣(CRAZY KEN BAND)、中村 中が楽曲を提供。プロデューサーは寺岡呼人。まさに老若男女がしみじみと味わうことのできる、名盤に仕上がっている。※『anan』2015年11月25日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・兵藤育子
2015年11月18日八代亜紀が10月28日(水)に新作アルバム『哀歌 -aiuta-』を発売。その発売を記念して、12月には東京国際フォーラム・ホールCにてコンサートも開催する。八代亜紀 コンサートチケット情報自身初のブルースアルバムとなる『哀歌 -aiuta-』は、寺岡呼人がプロデューサーを務め、THE BAWDIES、横山剣、中村 中らが楽曲を提供し、アレンジを村田陽一が手掛け、今までのブルースのイメージにあった「歌謡ブルース」「演歌」とは違う、モダンなブルースとなっている。八代は『哀歌 -aiuta-』リリースにあたり、以下のコメントを寄せた。ご近所さんが座布団を持って我が家に聴きに集まる程の名手であった父の吟う浪曲を子守唄がわりに聴いて育ちました。「声音の変化」「フレーズの抑揚」「ブレスの緩急」そして「言霊」。こういったものが渾然一体となってまだ物心もつかない私の幼心の琴線にも確実に届いていました。切ない母子ものを聴きながら意味も分からずに「おとうさん、悲しいね」と感想を言っていたそうです。そんな幼時体験を持つ私にとって「浪曲は日本のブルースである」という持論を持つに至ったのは極自然な流れでした。初めてブルースを聴いた時にもあの時と全く同じ衝撃を経験しました。そしてそれは今聴いても変わることはありません。即ち普遍的な「悼み」「哀しみ」は時代、言葉、場所といったギャップを問わないということなのでしょう。今回の「哀歌」でも求めたものは「普遍」。洋邦各年代のカバー、そして21世紀の今を切り取る新作ブルース。12通りの「哀」が詰まった『哀歌 -aiuta-』の完成です。豪華なクリエイティブチームと彼女の唯一無ニの声が融合して出来た「八代亜紀のブルース」。その魅力を堪能できる公演は、2015年12月19日(土)、東京国際フォーラム・ホールCにて。チケットの一般発売は11月21日(土)。チケットぴあでは、一般発売に先駆けて先行先着プリセールを10月28日(水)12:00より受付開始。
2015年10月27日音楽家・大沢伸一とボンジュールレコード(bonjour records)のバイヤー・上村真俊によるDJデュオ・オフザロッカー(OFF THE ROCKER)が、最新MIX-CD「SOFA DISCO 15FW」のリリースパーティー「SOFA DISCO」を9月12日に代々木Village Music Barにて開催する。“ソファーで聴くダンスミュージック”がコンセプトの「SOFA DISCO」。シリーズ1、2は代官山の高感度セレクトショップ・ボンジュール レコード(bonjour records)で累計売り上げ約800万枚を記録するヒット作となっている。第3弾となる今回は、オフザロッカーのオリジナルトラックに加え、ジョルジオ・モロダー(Giorgio Moroder)の「Right Here, Right Now feat.Kylie Minogue」のリミックスや、国内外の新進気鋭アーティストの新曲を中心にミックスしたCDと、UN-MIXのトラックを収録したCDの2枚組み。東京・代々木で12日に行われるイベントは、オフザロッカーの他、YOSA、DJ RUBY、K (Play decibel)、FLASH BUG (Mistsuharu Kitago + Kazuma Takahashi)をセレクターに迎えて開催。なお、10月3日には、大阪・東心斎橋のseven HOUSEでも開催を予定している。【イベント情報】SOFA DISCO会場:代々木Village Music Bar住所:東京都渋谷区代々木1-28-9会期:9月12日時間:20:00~料金:男性2.000円、女性1,000円(1ショット+1ドリンク付き)
2015年09月09日8月11日(火)に東京・明治神宮外苑で催される神宮外苑花火大会に歌手の八代亜紀、福原美穂、ロックバンドの怒髪天、お笑い芸人の千鳥、NON STYLEなどの出演が決定した。八代らは、神宮軟式球場で行われるプログラム「「LIGHT UP NIPPONどっかん祭」in神宮軟式球場」に出演、ライブを披露する。同プログラムは、東日本大震災被災地の10数か所で、8月11日19時に鎮魂と復興の祈りを込めた花火を一斉にうちあげる活動「LIGHT UP NIPPON」と同花火大会のコラボ企画。同花火大会とコラボレーションするのは、今回が初の試みだ。毎年、豪華アーティストと花火の競演でも話題を呼ぶ同花火大会。すでに、神宮球場に歌手の山川豊、水森かおり、氷川きよし、女性アイドルグループのアンジュルム、K-POPエンタテインメントグループ・Apeaceなどの出演が発表されている。また、神宮軟式球場には、女性アイドルグループ・でんぱ組.inc、AKB48の岩佐美咲などが出演。■神宮外苑花火大会8月11日(火)打上時間:午後7時30分~午後8時30分有料席会場:神宮球場/秩父宮ラグビー場/神宮軟式球場/東京体育館敷地内追加出演者:神宮球場:【OPENING ACT】妄想キャリブレーション / Pottya / KOBerrieS♪神宮軟式球場:【「LIGHT UP NIPPONどっかん祭」in神宮軟式球場】八代亜紀 / 怒髪天 / 福原美穂 / 千鳥 / NON STYLE / 森三中・黒沢&鬼奴 / 佐久間一行MC:宮川大輔【OPENING ACT】チャッキーズ∞インフィニティ / CANDY GO!GO! / Honey Squash / チャメっ娘☆WITCHES
2015年07月22日電子書店パピレスが運営し、コミックから小説、実用書、雑誌、グラビアと幅広いジャンルの電子書籍を取りそろえている電子貸本サイト「Renta!」。特にコミックは、少年漫画、少女漫画、ティーンズラブ、レディース、青年漫画、4コマ、萌え、サブカル、ボーイズラブなど最も豊富なラインナップを誇っているが、今回はボーイズラブ漫画の4月の月間ランキングの中から、注目作品をピックアップして紹介していこう。○テンカウント極度の潔癖性である社長秘書・城谷忠臣は、ひょんなことから心療内科に勤める無愛想な臨床心理士・黒瀬陸に出会う。城谷の潔癖性を“勝手に”治そうとする黒瀬の条件は“友達として助言させてほしい”ということ……そんな不思議なイントロダクションから始まるのが宝井理人の『テンカウント』。城谷の潔癖性を克服するために個人的なカウンセリングで始まったのは“できないこと10項目をひとつずつクリアしていく”という治療法。“ドアノブに触る”“私物を人に触られる”“本屋で買い物をする”といった“治療”を進めていく。徐々にお互いの性格を確かめていくうちに、城谷に“黒瀬君といたら少しだけ普通のひとになったみたいに錯覚する”という気持ちが沸き起こる……。お互いがそれぞれを気にし始める心理描写でグイグイと読ませる。絵柄もキレイなので、ボーイズラブを読んだことがない方にもおすすめの作品。果たして2人の“テンカウント”が済んだときに何が起こるのか?○それでも、やさしい恋をするボーイズラブ界を揺るがせたという噂の、ヨネダコウデビュー作『どうしても触れたくない』のスピンオフ作品『それでも、やさしい恋をする』。ゲイの出口晴海は打算的に男を物色している。しかし今回好きになってしまったのは、年下の飲み仲間でノンケの小野田良。しかしそのノンケのはずの小野田が共通の知り合いである、ゲイという噂の嶋俊亜紀に恋してしまう……。しかし3年後、ついに出口は小野田に告白することになる……。前作で名脇役だった小野田を中心にしたラブストーリーは、大した山場もなく、いわゆる普通のサラリーマンの仕事とともに淡々と展開が進んでいく。『どうしても触れたくない』のエピソードを交えつつ、交差するように時系列が進んでいくが、戸惑いなく読み進めることができる。ラブシーンも随所に登場するものの、ストレートな読者が読んでも読後感は悪くないだろう。あくまでも日常を淡々と描く、そんな作者の手腕によるところが大きいのかもしれない。先の展開も必ず気になる秀作。○やじるし下衆、屑、変態、ドM、鬼畜、社畜、ラブコメ、切ない系などボーイズラブ界の鬼才と称される“はらだ”ワールド全開の短編集『やじるし』。新歓コンパで慣れない飲み会と酒に圧倒されていた名もないゲイと、彼に声をかけてくれた見るからに好青年だが同級生を装った名もないクズ男の物語「やじるし」。幼いころの事故がトラウマとなり倒錯した世界に入るこむシュンとユウマの物語「ひきずる音」。愛情に飢えているかわいそうな子とそれと見つけ襲う変態教師の物語「歪みはじめ」。残業中ゲイビデオを見ているところを見知らぬ男に発見されてしまうお笑いお化け系「れいの男」など……そのどれもがあまりにも倒錯しており、時にカジュアルに時にハードに展開する性描写も“鬼才”著者の持ち味。一度はまり込んだら抜け出せない、王道のボーイズラブをさまざまな“ジャンル”で楽しめる作品といってよさそうだ。1位は桜日梯子の『抱かれたい男1位に脅されています。』、2位に雨宮かようの『ハジメくんとふたりのえっちな先輩のとろとろラブ』、3、5位はスカーレット・ベリ子の両作品などがランクインしている。なお4月のボーイズラブ漫画ランキングは以下の通り。文:大口八太郎
2015年05月12日フリーアナウンサーの宮本隆治、歌手の八代亜紀、吉幾三、川中美幸が13日、都内スタジオで行われた、BSスカパー!の特別番組『宮本隆治の歌謡ポップス☆一番星コンサート』の公開収録に参加した。同番組は、音楽情報バラエティー番組『宮本隆治の歌謡ポップス☆一番星~演歌・歌謡曲情報バラエティ~』の特別番組。ゲストの八代、吉、川中によるトークコーナーのほか、生バンドの歌唱ステージを披露する内容で、番組は、3月29日18時からBSスカパー!で先行放送、5月上旬に歌謡ポップスチャンネルで90分の完全版を放送する。番組収録前、報道陣の取材に応じた八代は、「人生の贈りもの」、「心をつなぐ10円玉」を披露するにあたり、「今、どうしても歌いたい曲。言葉が素敵なので、じっくり見て聞いてくれればうれしい」とアピール。一方、コラボレーションを含む7曲を歌唱する吉は、「3曲がギリギリ……」とこぼしながらも、「カラオケじゃなく生バンドという音楽番組はなかなか無い。こういう番組は続けて欲しいし、この3人で毎週出てもいい」と番組初のコンサート形式が楽しみな様子だった。また、番組司会を約2年半務めている宮本アナは、「司会生命をかけて、誰も知らない素顔を引き出したい」と意欲満々。フリー転身前のNHK時代には、『紅白歌合戦』や『のど自慢』など歌番組の司会を担当してきた宮本アナだが、八代は以前からの印象を、「表も裏も面白い人」と称してにっこり。「生放送が終わると面白いって言われてましたけど(笑)。私は額縁ですから、中の絵を引き立たせることに徹します」と照れ笑いする宮本アナに、川中は、「額縁の方が高い時もある」と突っ込んで笑いを誘っていた。
2015年02月14日バドミントン・潮田玲子&Jリーガー増嶋竜也のアスリート愛7日、写真週刊誌フライデーが8日発売の紙面でバドミントンのロンドン五輪女子代表、潮田玲子(28)J1の増嶋竜也(27)のお泊まり愛を明らかにした。「フライデー」によると、潮田の自宅で2日間の“お泊まり愛”や、潮田の愛犬の“お散歩デート”を報じているという。お笑いの「たむけん」がTELで確認8日、朝日TV「おはよう朝日です」に出演しているたむらけんじが、この日の朝、親しくしている増嶋に直接TELを入れて確認したところ、二人の交際を認めていたとコメント。今年に入って交際スタートしたという二人の事務所は、本人に任せてあるとして交際を否定をしていないことから、美男美女のアスリートカップルが誕生したと考えられる。増嶋竜也2011年より柏レイソル所属でディフェンダーといして活躍。千葉県出身、市立船橋高校卒業。その甘いマスクから女性ファンが多いという。元の記事を読む
2012年06月11日