今やデートスポットの定番にもなっている美しい工場夜景。東京近郊の工場地帯の中でも間近に工場を見ることができるので、今回はそんなとっておきの場所を紹介したい。工場地帯は数多くあれど、一般の人が工場に近づいて見ることができる場所はそう多くない。でも京浜工業地帯・千鳥町は違う。敷地内に入るわけでもなく、公道から目の前に広がる大迫力のコンビナートを眺めることができるのだ。しかもマイカーがなくてもバスと徒歩で行けるのもうれしい。川崎駅から川崎マリエン前(東扇島循環)行きのバスに乗って約20分。日本触媒前のバス停で下車し、ここから市営埠頭の方に向かって歩くとすぐ目の前にコンビナート群が続々と建ち並んでいる。一番の見所は、引込み線がある工場前あたり。入り組んだパイプ群の絶妙な配置がまるで造形美のようにも見える芸術品的光景を、すぐそばで見ることができる。線路の引込み線の裏手に回れば、逆側から工場を楽しむことができる。工場が稼働している音が聞こえるほどの近さだ。5年前にこのスポットを発見し、拙著・工場写真集「工場地帯・コンビナート」(グラフィック社)でも紹介し、以後お気に入りで何度もここに来ているが、最近ではなんとここにはとバスツアーまで来ているほど。工場巡りの人気ぶりがよくわかる。そこからさらに南へ100mほど歩いたところにも、それほど大きくはないが見事な造形美を誇る工場がある。この2カ所が千鳥町で最も素晴らしい工場観賞スポットだ。夜景は実に幻想的で美しいが、それ以外の時間帯に訪れると、工場はまた別の装いを見せる。朝方は朝日のやわらかな日に照らされたコンビナートがオレンジ色に輝き、夕方になるとコンビナートが逆光でシルエットになり、終末観を感じさせる郷愁を誘う。昼間は工場の細部までもがはっきり見ることができ、その存在感の大きさに圧倒される。近未来的でありながらどこかノスタルジーを感じさせる工場巡りの魅力。ぜひ一度、この千鳥町で「工場デビュー」してみてはいかがだろうか。見学の際には敷地内に立ち入らず、働いている方々の迷惑にならないよう注意しよう。かさこ1975年生まれ。執筆と撮影もこなすカメライター(カメラ+ライター)。トラベル系、金融分野を特意とする。25歳から編集・ライターの仕事をはじめ、27歳からカメラマンの仕事も担当。世界各国、日本各地を飛び回り、取材・撮影したストックを生かし、記事の提供、執筆、写真貸出などを行う。これまでの渡航回数は42回で渡航先は29カ国。合計滞在日数は455日に及ぶ(2011年2月現在)。著書は、写真集10冊、一般書籍5冊、合計15冊(2011年2月現在)。オフィシャルサイト「かさこワールド」も立ち上げている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月12日工場地帯の夜景が美しいということをご存知だろうか。ここでは、全国数ある工場夜景スポットの中でも一、二を争う素晴らしい眺めを楽しめる四日市工場夜景を紹介する。眼前に広がる一面の工場夜景。近未来的でありながらどこかノスタルジックな雰囲気もある、まるでCGのような幻想的な眺め―。四日市工場夜景スポット一番のおすすめは、四日市港ポートビルの14階展望室「うみてらす14」だ。このビルは”工場萌え”の人たちのために建てられたのではないかと思うほど、工場を見るための絶好のロケーションに位置している。ただしこのビルから夜景を眺められるのは土曜日だけ。土曜日のみ21時まで営業しているからだ。しかしこれほどの工場夜景を眺められる場所はなかなかないので、ぜひ土曜日に四日市に足を運びたい。夜景だけでなく昼間の景色も見ごたえがあるので、昼夜2回くるといい。四日市の工場は空からだけでなく海からも楽しむことができる。4月から11月にかけて毎週金曜日に工場夜景クルーズが運航されており、船から工場夜景を眺めることができる。潮風に吹かれながら夜の海に繰り出し、ロマンティックな夜景を見るのはデートコースとしてもいいだろう。工場地帯で勤務していた方がガイドを務めてくれる。クルーズは人気があり、すぐに予約一杯になってしまうこともある。四日市観光協会オフィシャルサイト内ページから早めに申し込みしておきたい。空・海から工場を堪能したら最後は陸から眺めて締めるのがいいだろう。地上で工場を間近に見ることができるとっておきのスポットは2つ。1つは国道23号線沿いにある大正橋から川沿いの入った道。川の対岸に大協町のコンビナートが目の前に見れる。もう1つは石原地区にある工場。こちらは工場の稼働音が聞こえてくるほどすぐそばまで近づける。こんな風にいろんな角度・スポットから工場を堪能できる場所はあまりない。ちょっと変わった観光やデートコースに四日市の工場夜景ツアーを組んでみてはいかがだろうか。年間8万枚の撮影、60万字の執筆をするカメライター(カメラマン&ライター)。日本および世界各地を旅して様々なテーマで取材をしている。写真集は『工場地帯・コンビナート』(グラフィック社)など11冊、ノンフィクションは『検証・新ボランティア元年』など6冊(2012年2月現在)。オフィシャルサイト「かさこワールド」では2000年よりブログを毎日更新。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月20日ジェイティービーはこのほど、「工場見学」に関するアンケートを実施し、調査結果をまとめた。WEB上でアンケートを実施し、調査期間は2012年3月1日~3月8日。有効回答数は男性4381、女性2822、不詳112の合計7315名。調査の結果、工場見学をしたことがある人は全体の63%だった。「見学した工場はどのような工場でしたか? 」(複数回答)という質問では、「酒類・飲料工場」が74%と最も多かった。2位は「お菓子・調味料などの食品工場」で48%、3位は「自動車工場」で20%だった。実際に見学したことのある工場(企業)を聞いた質問では、1位から4位はすべてビール工場だった。「実際に工場を見学した感想は?」(複数回答)と聞くと、「製造過程がおもしろかった」との回答が72%。「試飲・試食ができた」(68%)、「お土産・記念品をもらえた」(36%)と続いた。他に「企業の歴史を学び見識が広がった」(25%)、「作り手の思いを感じることができた」(21%)との回答も多く、「工場見学が企業や商品に対する親近感や理解を深めることにつながっているものと見られる」と同社は分析している。工場見学を知った方法については、「口コミ(知人のおすすめ)」が29%、「インターネット・SNS」が28%で6割近い人が実際に工場見学を体験した人の意見を参考にしていることがわかった。一緒に行ったのは「家族」が50%でもっとも多かった。また、「町の小規模な工場や工房の見学で思いつく地域はどこですか?」との質問では都道府県別では1位東京都、2位大阪府、3位北海道、地区別では1 位東京都大田区、2位大阪府東大阪市、3位京都府京都市だった。大田区、東大阪市は町工場、京都は、西陣織や友禅などの伝統工芸をイメージする人が多いとのこと。町の小規模な工場や工房の見学について期待することについては「そこでしか見られないすぐれた技術や伝統の技を見たい」(54%)、「ものが作られていく過程を知ることができる」(54%)、「職人さんから話が聞ける」(31%)などの回答が多く、職人の技術、職人技を間近で見られることを期待する意見が多い結果となったという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月02日本物のスイーツのようなバスアイテムや、カラフルで見た目にも鮮やかなスキンケアなど、一瞬で女性を虜にする英国生まれのフレッシュハンドメイドコスメ、「LUSH(ラッシュ)」が、本社製造工場を見学できるツアーを開催しているのをご存知だろうか。その名も、「LUSH LIFE キッチン」。通称キッチンと呼ばれている製造工場の中に入り、工場見学や実際の商品の製造体験ができる。シェフ(作り手)による製造実演は、各製造ルームのシェフ達が集合し、製造実演や製造工程の一部の体験が可能。テラスの原材料展示ブースには、新鮮なフルーツや野菜、オイルなどラッシュ選りすぐりの原材料がところ狭しと並ぶ。原料に使われてるフレッシュな素材を知ることができるのも、このツアーの醍醐味のひとつ。10月より、毎月2回開催中の製造工場体験。あのユニークなネーミングで、イノベーティブな商品が生まれる瞬間を体験できる「LUSH LIFE キッチン」、これは一見の価値有りのツアーだ。お問い合わせ:ラッシュジャパン tel.0120-125-204(フリーダイヤル)【LUSH LIFE キッチン 】開催日程:毎月2回開催予定開催地:神奈川県愛甲郡愛川町中津4027番3※ LUSH(ラッシュ)HP にて毎月1日より募集開始(1月・2月は寒さを考慮し、LUSH LIFE キッチンはお休みとなり、次回募集は3月からとなります)。●工場見学プログラム内容商品作り見学/ブース展示(野外テント)/製造体験/素材となる果物・野菜などの試食/商品販売※スケジュールは、予告無く変更となる場合がございます。
2011年11月28日人気急上昇のアイドルグループ、ももいろクローバーZが11月14日、東京都・大田区の工場で、勤労感謝の日にあたる23日(水・祝)発売の新曲『労働讃歌』発売記念イベントを開催した。ももいろクローバーZの写真新曲は、労働することの喜びや誇りを歌った、労働者のための応援ソング。頭にネクタイを巻き、半袖半パンのクールビズ的なスーツで登場したももいろクローバーZの面々は、工場で働く従業員の前で、新曲を元気いっぱいに歌って盛り上げた。イベントを開催した工場は大田区の優工場に認定されている工場で、リーダーの百田夏菜子は、「宇宙に行ける部品を作っているという世界を支える工場のみなさんの前で歌わせていただいてとても光栄です。私たちも世界に通用するようなグループになりたい」と力強く話し、「目標は紅白出場! これからひとつひとつ、目の前の壁を乗り越えていきたいです」と紅白歌合戦への出場を掲げた。ももいろクローバーZは12月25日(日)さいたまスーパーアリーナでライブを開催する。
2011年11月15日クリスマス&ウインターアイテムの期間限定販売開始ラッシュは、「夢のクリスマス工場」として、クリスマス&ウインターアイテムの販売を、2012年1月末までの期間限定で開始した。クリスマス限定アイテムは2011年12月25日までとなる。ラッシュは、英国生まれのフレッシュハンドメイドコスメ。「新鮮」「手作り」「安心」「愉快」をモットーに、約200種類のスキンケア製品、ヘアケア製品、ソープ、入浴料などを取り揃える。日本法人はラッシュジャパン。クリスマス&ウインターアイテムを「大人買い」クリスマス&ウインターアイテムは、入浴料のお風呂ではじけるゲンコツ大の「バスボム」、ぶくぶく泡の「バブルバー」、しっとりミルキーな「バスメルツ」。それに、ソープ、 シャワーアイテム、リップアイテム、フェイス&ボディケア。いずれも、ユニークな色と形がたのしいアイテム揃いで、それぞれの物語に添ったやさしい香りがバスタイムを楽しく演出する。クリスマス&ウインターアイテムを「大人買い」する、「満天のクリスマス」(16,400円)は11月7日から発売される。通販限定アイテムやクリスマスのサービスもあって、見逃せない。元の記事を読む
2011年11月07日