歌舞伎俳優の市川團十郎白猿、長男の市川新之助が25日、都内で行われた『市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿襲名披露 八代目市川新之助初舞台 二月御園座大歌舞伎』(来年2月1日~17日)の合同取材会に出席した。同公演で、團十郎は「吉野山」の佐藤忠信実は源九郎狐と「勧進帳」の武蔵坊弁慶を演じ、新之助は「外郎売」の外郎売実は曽我五郎を演じる。團十郎は「見やすい演目を並べさせていただいて、歌舞伎を初めて見る方でも、歌舞伎をよくご存じの方でも楽しめるような構成に、昼の部も夜の部もしています」と紹介した。襲名から約1年。新之助は「新之助と呼ばれることがあまりなくて、まだあまり実感がないのかなと思います。サインをたまに練習するんですけど、そういう時は『新之助だな』と思う時があります」と述べ、團十郎も「私もあまり実感ないんですけど、同じで、サインを書く時に『團十郎なんだな』と思ったりします」と話して笑いを誘った。團十郎はまた、「1年前の自分と今の自分を比較すると、團十郎という名前に慣れてきたのかなと思います。少しずつ、まだ海老の殻のついている團十郎ですが、團十郎なのかもしれないなと自分でも思うところがちょっと出てきた。周りも『團十郎』と呼ぶようになってきたので、ちょっとずつ團十郎になっている実感はあります。ですから荷が重いです」と話していた。
2023年12月25日歌舞伎俳優の市川團十郎白猿、長男の市川新之助が25日、都内で行われた『市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿襲名披露 八代目市川新之助初舞台 二月御園座大歌舞伎』(来年2月1日~17日)の合同取材会に出席した。同公演で、團十郎は「吉野山」の佐藤忠信実は源九郎狐と「勧進帳」の武蔵坊弁慶を演じ、新之助は「外郎売」の外郎売実は曽我五郎を演じる。團十郎は「見やすい演目を並べさせていただいて、歌舞伎を初めて見る方でも、歌舞伎をよくご存じの方でも楽しめるような構成に、昼の部も夜の部もしています」と紹介。新之助は「『外郎売』は新之助の襲名でもやらせていただいて、すごく好きなんですけど、その『外郎売』をまたやれる。名古屋で舞台をやるのは初めてなので、すごく緊張するんですけど、名古屋の方々にもいろんな演目を楽しんでほしいと思っています」と語った。新之助は、初舞台から約1年が経ったが、「新之助と呼ばれることがあまりなくて、まだあまり実感がないのかなと思います。サインをたまに練習するんですけど、そういう時は『新之助だな』と思う時があります」と心境を語った。團十郎は、新之助の成長について「めざましく進歩したなと。『外郎売』を1年間引っ提げて各地で披露してきた結果、積み重ねてきた日々がちゃんと実となってお客様にも通ずるような芸風に少しずつなってきている」と評価。「本人もやる気がある。だからといって私はあーだこーだ言わないタイプなので、環境を作って見守って。あまりプレッシャーをかけすぎると感じちゃうので、伸びやかに修正点を注文しながら、また一歩階段を上ってもらいたいと思っています」と話していた。
2023年12月25日2023年12月8日、以前は市川海老蔵の名で知られていた、歌舞伎俳優の市川團十郎さんがInstagramを更新。舞踊家の市川ぼたんとして芸能事務所に所属する、長女の写真を公開しました。京都府京都市にある劇場『南座』にて、ぼたんさんと、同じく歌舞伎俳優の市川新之助を襲名した、長男の堀越勸玄さんとともに出演している、團十郎さん。同日、團十郎さんは「お散歩。勸玄はお部屋なり」というひと言とともに、ぼたんさんの写真を公開しました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Ichikawa Ebizo 十一代目市川海老蔵(@ebizoichikawa.ebizoichikawa)がシェアした投稿 満面の笑みで楽しそうに走る、ぼたんさん。スラリと伸びた足や整った顔立ちは、2017年に亡くなった團十郎さんの妻でタレントの、小林麻央さんを彷彿とさせます。團十郎さんが公開した、ぼたんさんの写真に、麻央さんの姿を重ねた人は多い様子。「麻央さんが走っているように見えて、涙が出ました」「麻央さんの生き写しですね」「立派に成長していて、胸がジーンとした」などの声が相次いで寄せられました。ぼたんさんは、同日現在まだ12歳。これからいろいろな経験を経て成長する姿を、團十郎さんはもちろん、麻央さんも天国で見守っていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年12月09日2023年11月23日、歌舞伎俳優の市川團十郎さんがInstagramを更新。長男で同じく歌舞伎俳優である、市川新之助さんの写真をアップしたところ、大きな反響が寄せられました。新之助さんは、同日、東京都内で行われた新潟のブランド米『新之助』の新米お手渡しイベントに出席。来場者100名一人ひとりに、新米を手渡したといいます。※写真は複数枚あります。左右にスライドしてご覧ください。 この投稿をInstagramで見る Ichikawa Ebizo 十一代目市川海老蔵(@ebizoichikawa.ebizoichikawa)がシェアした投稿 10歳でありながら、1人でイベントに出席し、立派に務めを果たしていた新之助さん。幼い頃のあどけなさが抜け、その凛とした美しい佇まいと表情は、2017年に亡くなった母親の小林麻央さんを彷彿とさせます。投稿には新之助さんの成長に、驚きの声などが多数寄せられていました。・かわいかったカンカンがこんなに大きくなったなんて!すごくかっこよくなりましたね。・しっかり目を見て渡していてえらい。3枚目は麻央さんにそっくりです。・麻央さんに似ていると思ってたけど、團十郎さんにも似てきた。パパとママのいいと取り!團十郎さんは、投稿に「どんな気持ちだったのかを、聞くのが楽しみです」とコメントをつづっており、きっと後で新之助さんからイベントの感想を聞いて親子で会話をしたのでしょう。未来の歌舞伎界を背負う存在として、注目が高まっている、新之助さん。今後の活躍を応援したいですね![文・構成/grape編集部]
2023年11月24日2023年5月18日、自宅で倒れていたところを発見され、歌舞伎俳優の四代目市川猿之助(本名:喜熨斗孝彦)氏ら3人が救急搬送される事件が発生。後に、搬送された猿之助氏の両親は死亡が確認され、猿之助氏は自殺ほう助の容疑で逮捕されています。同年11月17日、猿之助氏の判決公判が東京都千代田区の東京地裁で開かれ、懲役3年、執行猶予5年の判決がいい渡されました。市川猿之助氏、判決を受けコメント同日、猿之助氏の判決を受け、松竹株式会社はウェブサイトを更新。亡くなった猿之助氏の両親へ哀悼の念を表し、「いかなる事情があったとしても、市川猿之助が行った判断は決して許されるものではなく、大きな過ちであった」と、会社としての考えを述べました。続いて猿之助氏の今後については、「まずは1人の人間として、両親のぶんまでしっかりとこの後の人生を歩んでほしい」と述べ、歌舞伎俳優としての予定が白紙であることを明かしています。また、同社はウェブサイトに猿之助氏のコメントも掲載しました。本日、裁判所から、懲役3年執行猶予5年の判決の言い渡しを受けました。失意のどん底で決意したこととはいえ、常に自分を見守ってくれた父と母を巻き込んでしまったこと、そして、歌舞伎界を含め、多くの皆様に治癒し難い傷を負わせてしまったことに対し、言い表せない罪を感じています。自分の記事が世に出るとき、そのこと自体により、四代目猿之助を継承した自分が「猿之助」という名前のみならず歌舞伎界という大きな伝統と文化に対し深い傷を与えてしまうこと、また成長を歩み続けている猿之助一門のみんなを暗闇の中に放り出すこと、その現実の大きさから自死を選んでしまいました。どん底の中で生き長らえることを選ばなかった自分の弱さを責めるしかありません。たとえ生活の場を失ったとしても、次の日を信じて静かに待つべきでした。生きることを諦める気持ちになったとき、自死を成し遂げることだけを考えていました。自分の精神状態の異常性すら理解できない状況に陥っていました。「あなただけ行かせるわけにはいかない。」という両親の言葉も自然に受け止めてしまっていました。来世に向かう両親の身支度をし、そして、自分の終止符へと向かいました。自分一人で抱え込まず、周囲の人に自分の不安や絶望を相談するべきでした。ただ、当時の自分は、自分の立場もあり、他の人には自分の気持ちは理解できないだろうと考え、また、周囲に弱みを見せることもできませんでした。事件の日から今日まで生きてきました。毎日、あの日のことを思い返してきました。私だけが生き延びてしまった、父と母に申し訳ない、そういったことを考えていました。事件後も、死んでしまいたい、明日命が終わっていないか、と思うこともありました。しかし、周囲や病院関係者の助けのおかげで、事件のときほど真に迫った自死の思いが生じることはありませんでした。「最後に何か言いたいことはありますか。」という裁判官の言葉に対し、「自分にできることがあればやらせていただきたい。」と答えました。今後は、生かされた自分に、これから何ができるか考えていきます。これからは、一人で抱え込まずに、自分の弱さも自覚し、周囲の方々に相談し、助けていただきながら、一日一日一生懸命に生きていこうと考えています。本当にご迷惑をおかけしました。松竹株式会社は、猿之助氏と時間をかけて話し合い、責任をしっかりと受け止めた上で、今後について模索していくとのこと。また、事件の発端とされているハラスメント行為の報道については、現時点で事実確認はないものの、通報窓口の利用者を拡大するなど、会社として改善を進めていくといいます。[文・構成/grape編集部]
2023年11月17日昔、学校で同じクラスだった人や、親しかったものの気付けば連絡を取らなくなってしまった旧友は、あなたにもいるのではないでしょうか。世間は意外と狭いもの。年月が経ってから偶然にも再会し、お互いに驚く…という展開は、時々起こりますよね。以前は市川海老蔵の名で知られていた、歌舞伎俳優の十三代目・市川團十郎白猿(いちかわ・だんじゅうろう・はくえん)さんも、そういった経験をしたようです。市川團十郎白猿、ホテルで手渡された手紙に感動2023年11月14日、市川さんはブログに「ホテルに!?え!?」という、動揺が伝わってくるタイトルの記事を投稿しました。この日、市川さんは京都府京都市の南座に出演。襲名披露公演で使用される、祝幕のお披露目イベントを行いました。イベント後、市川さんはホテルに移動し、おいしい食事を堪能したのですが…そこで、驚くべき出来事が起こったのだとか。豪華なフルーツの盛り合わせとともに、市川さんが受け取ったのは、1通の手紙でした。なんと手紙の送り主は、このホテルの料理長であり、市川さんの元同級生!意外な場所での同級生との再会を受け、市川さんは「泣ける…ありがとう。フルーツ、おいしく頂きます」というコメントとともに、この写真を投稿しました。翌朝、市川さんは料理長とのツーショット写真も公開。きっと昨晩の手紙を受け、市川さんから声をかけたのでしょう。同級生が、料理長としておいしい食事を振る舞っていることを知り、市川さんも嬉しそうな表情を浮かべています。ほほ笑ましいエピソードに、ファンからは「そんなことがあるだなんて…!」「すごい、まさに奇跡の再会!」といった声が続出。きっとこのホテルで口にした料理は、市川さんにとって最高のものであったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年11月16日歌舞伎俳優の市川染五郎が、「第40回ベストジーニスト2023」の次世代部門に選出され9日、都内で行われた授賞式に出席した。市川は「このたびはこのような賞をいただきありがとうございます」と感謝。「今回受賞させていただくにあたって役者という職業とデニムというファッションアイテムと、共通点がないかなと考えまして、デニムも着れば着るほど体に馴染んだり味が出てくる。役者という職業もいろんな経験をさせていただいて、そこから何を吸収するか、何をどういう風に自分の中に染み込ませるか」と役者とデニムの共通点を挙げ、「ジーンズのように自分に自分の芸が馴染むぐらいまで、そこを目指して役者という職業を追求していきたいなと今回受賞させていただいて改めて感じることができたいい機会になりました」と語った。日本ジーンズ協議会が主催する「ベストジーニスト」は、最もジーンズが似合う有名人を選出する賞。SNS調査による投票形式によって決定する「一般選出部門」は、菅田将暉と池田美優が2年連続で選ばれた。また「協議会選出部門」は松重豊、飯豊まりえ、和田明日香が、「協議会選出部門 グローバル特別賞」は富樫勇樹、「次世代部門」は市川染五郎、莉子、VTuberの叶、さらに、「協議会選出 特別貢献賞」に三越伊勢丹が選出された。
2023年11月09日歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が10月11日(水)、都内で会見を行い、京の年中行事『吉例顔見世興行』(12月1日~24日)として、京都・南座で十三代目市川團十郎白猿襲名披露と、八代目市川新之助初舞台の公演を行う『當る辰歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎』について、思いを語った。昼の部では、新之助の南座初舞台となる『外郎売(ういろううり)』、襲名披露狂言として團十郎とぼたんが親子共演する『男伊達花廓(おとこだてはなのよしわら』などを上演。夜の部には、襲名披露『口上』と襲名披露狂言の『助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)』といった演目が並ぶ。團十郎は、2022年10月31日の『顔寄せ手打式』(東京・歌舞伎座)を経て、十三代市川團十郎白猿を襲名し、「市川團十郎」という大名跡が9年ぶりに復活。その後、22年11月から24年10月まで、襲名披露興行を随時行っている。襲名から約1年が経過し、「ちょっと慣れてきました」と心境を明かし、「自分の中で意識が変わってきましたが、歌舞伎の中での認識といえば、“團十郎”の重みは子どもの頃から知っておりますし、そういう意味では、まだなりきれてはいないかなと思います。徐々に、ですね」と話していた。團十郎が南座に出演するのは8年ぶり。團十郎のまねき看板が掲げられるのは11年ぶりとなり「どこか自分ごとではないような、なつかしい感覚で楽しみですね」と期待を寄せる。『助六』では、女形の三浦屋揚巻を中村壱太郎、中村児太郎がダブルキャストで、そして、髭の意休を市川男女蔵が、いずれも初役で勤めることが決まり「次の世代に手渡すことにフォーカスし、未来への希望を念頭に白羽の矢を立てた」と配役に込めた“継承”の思いも語った。長男・新之助の初舞台、長女・ぼたんとの親子共演が話題にあがると、思わず目を細める場面も。ぼたんについては「女の子でも歌舞伎で活躍できるという希望を持ちながらも、同時に現実を見る力も備わっている」とし、「自然と女優業に興味が沸くんじゃないでしょうか。人間関係の築き方、気の配り方や接し方で、私が勝てるところはない」とべた褒め。新之助は「特化した人物に育っている」と語り、昨年史上最年少で『外郎売』を演じたことに対し、「見事な成長を遂げていたし、彼にとって大きな成長だったと思う」と背中を押していた。取材・撮影・文:内田涼<公演概要>京の年中行事當る辰歳『吉例顔見世興行』東西合同大歌舞伎 市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿襲名披露 八代目市川新之助初舞台【昼の部】一、「『双蝶々曲輪日記』角力場」出演濡髪長五郎:中村鴈治郎放駒長吉:中村隼人山崎屋与五郎:市川染五郎藤屋吾妻:中村壱太郎二、「歌舞伎十八番の内『外郎売』八代目市川新之助初舞台相勤め申し候」改訂:野口達二出演外郎売実は曽我五郎:市川新之助大磯の虎:中村扇雀化粧坂少将:片岡孝太郎小林朝比奈:市川男女蔵小林妹舞鶴:中村雀右衛門工藤祐経:中村梅玉三、「男伊達花廓」出演五郎蔵:市川團十郎禿:市川ぼたん四、「壽三升景清 歌舞伎十八番の内『景清』」脚本:松岡亮演出・振付:藤間勘十郎出演悪七兵衛景清:市川團十郎阿古屋:中村雀右衛門岩永左衛門:市川右團次花菱屋女房おさく:市村萬次郎秩父庄司重忠:中村梅玉【夜の部】一、「『仮名手本忠臣蔵』衹園一力茶屋の場」出演大星由良之助:片岡仁左衛門遊女おかる:片岡孝太郎赤垣源蔵:片岡進之介寺岡平右衛門:中村芝翫二、「十三代目市川團十郎白猿 八代目市川新之助 襲名披露 口上」出演:市川團十郎、市川新之助 / 片岡仁左衛門、中村梅玉 ほか三、「歌舞伎十八番の内『助六由縁江戸桜』河東節十寸見会御連中」出演花川戸助六:市川團十郎三浦屋揚巻:中村壱太郎(1~12日)、中村児太郎(14~24日)三浦屋白玉:中村児太郎(1~12日)、中村壱太郎(14~24日)髭の意休:市川男女蔵朝顔仙平:中村歌昇福山かつぎ:中村隼人曽我満江:市川門之助遣手お辰:市村萬次郎くわんぺら門兵衛:中村芝翫白酒売新兵衛:中村扇雀通人里暁:中村鴈治郎口上:市川染五郎後見:市川右團次2023年12月1日(金)~24日(日)会場:京都府・南座公式サイト
2023年10月11日2023年10月・11月に、「十三代目 市川團十郎白猿 襲名披露巡業」公演が全国20ヶ所にて開催となる。それに先駆け出演の市川團十郎による取材会が都内某所にて実施された。演目として『毛抜』を選んだ理由について「市川團十郎家の襲名公演ですので、歌舞伎十八番もしくは新歌舞伎十八番をご披露するというのが一般的。秋巡業の演目の候補としては『鳴神』、『毛抜』があがるなか、決め手となったのは一人で芝居をするところが多い点です。『鳴神』は荒事の要素は多いですが、女方と二人で芝居を進めていくことが多く、市川團十郎が中心の『毛抜』の方が襲名披露巡業としては面白いのではないかと思いました。『毛抜』には紋切り型という幕外の型があり、ご当地によって幕外の景色を変えたいという思いもあり、『毛抜』に決めさせていただきました。『毛抜』はもともと二代目市川團十郎が行った「雷神不動北山櫻」という作品。そこから七代目市川團十郎によって『鳴神』、『毛抜』、『不動』が歌舞伎十八番に選定されますがその形は途絶え、二代目市川左團次が色気ある作品に作り替えたのが今日伝わっている『毛抜』であり、『鳴神』。今やっている『毛抜』は派生して出来ている部分も大きくあり、二代目市川團十郎が演じていたものをそのまま演じている『助六』と違い、『毛抜』は原型がどうだったかは正直分からない。その中で『毛抜』の粂寺弾正は愛嬌とおおらかさ、その中にひけらかさない知的の強さ、歌舞伎十八番の「剛の者」というすべてのエッセンスがないと出来ない、歌舞伎十八番の中でもハードルの高い役のひとつ。」と語る。また、「歌舞伎十八番は荒事の印象があるかもしれませんが、お家騒動を解決していくLGBTQの壁をも超えた主人公が奮闘していくところに、新しい視点でも見ていただける作品なのではないかと思います。」と見どころについても触れ、「自分自身、襲名披露巡業のみならず他の興行を含めても各地に一番足を運んでいる役者だと思います。首都圏の近郊や遠方にいらっしゃる方々に届けられるよう巡業に力を注いで生きてきました。今回各地の方々にお目にかかれるということで、團十郎として今後ともよろしくお願いいたします、というご挨拶と、今まで海老蔵としてありがとうございました、という感謝を伝えられる興行になれば良いなと思う。」と締めた。チケットは好評発売中。
2023年10月10日高砂熱学工業株式会社(東京都新宿区新宿6-27-30、社長:小島 和人/以下、当社)は、俳優の八木莉可子さんを起用した新CM「環境クリエイターズ」篇を2023年10月5日(木)より全国(一部地域除く)で放映を開始いたしました。当社は2023年5月にパーパス「環境革新で、地球の未来をきりひらく。」を発表しました。今回のCMでは、そのパーパスの実現に向けてさまざまな社会課題の解決に挑戦する社員=環境クリエイターの姿やその想いを、八木莉可子さんが透き通った清らかな空気のような存在として表現しています。八木さんの視線の先には様々な環境クリエイターが登場します。その姿は、生活者の目の届かないところにあり、見ることができません。しかし、高砂熱学の生みだす空気を通じて感じることができることを伝えています。高砂熱学CM「環境クリエイターズ」篇 30秒 【CMの見どころ】清らかな空気と美しい環境に包まれた「空調空間」は、巨大なモニターを設置した、LEDスタジオで撮影されました。八木さんの背景に映る景色は合成ではなく、風景が映し出された大きな液晶モニターの前に八木さんが立ち、演じていただきました。また、CM楽曲は、手嶌葵さんの歌う高砂熱学オリジナルソング。作曲家の村松崇継さんと作詞家のいしわたり淳治さんに制作いただきました。(※近日、楽曲タイトルとともに、フルコーラス版と合わせて発表予定)目にはみえないけれど、いつもそばにいて人々の生活を見守っている。そんな「環境クリエイター」高砂熱学の存在を、カタチにしていただきました。八木莉可子さんと高砂熱学の「空気」が織りなす美しい世界を、手嶌葵さんの清らかな歌声とともにお楽しみください。【CMカット】見ることができない高砂熱学の生みだす空気を感じている八木さん清らかな空気と美しい環境に包まれた「空調空間」様々な領域で活躍する高砂熱学の「環境クリエイター」が登場します【俳優・アーティストプロフィール】俳優:八木莉可子2001年7月7日滋賀県生まれ。2015年エイジアクロスモデルオーディション「#THE NEXT」でグランプリを受賞し、14歳でデビュー。2016年ポカリスエットのイメージキャラクターに起用される。Netflixドラマ「First Love 初恋」他、NHK総合夜ドラ枠「おとなりに銀河」ではヒロインとして出演を果たし、俳優として活躍の場を広げる傍ら、様々なブランド広告イメージに起用されるなど今最も注目されている俳優である。<八木莉可子さんコメント>高砂熱学さんのCMのお話を最初にいただいたとき、私たちのくらしをつつみ、支えてくれている「空気調和」という存在の大切さや、その技術で様々な環境課題に取り組まれている人々がいることを初めて知りました。今回のCMでは、環境クリエイターが創り出す価値やその想いがまっすぐに伝わるように、精一杯演じさせていただきました。このCMを通して、視聴者のみなさんにもそのことを感じてもらえたらとても嬉しく思います。歌手:手嶌葵福岡県出身。「The Rose」を歌ったデモCDをきっかけに、2006年公開のジブリ映画「ゲド戦記」の挿入歌「テルーの唄」でデビュー。2011年には映画「コクリコ坂から」の主題歌を担当。その後、2016年に「明日への手紙」がTVドラマ主題歌に起用され大きな話題となり、2021年には、高視聴率となったTVドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」の主題歌として「ただいま」が起用されている。その聴き手の心を揺さぶるその類稀なる歌声は、デビュー以来、数々の主題歌やCMソングに求められ続けており、国内に限らず海外公演も積極的に展開している。>手嶌葵オフィシャルホームページ 作曲:村松崇継静岡県出身。国立音楽大学作曲学科卒業。作曲家として映画・テレビドラマの音楽やCM、舞台・ミュージカルの音楽を数多く手がける。日本アカデミー賞優秀音楽賞を3度受賞。様々なジャンルのアーティストへ楽曲を提供する一方で、自らもピアニストとしてソロアルバムを発表、コンサート・ライブ等でオリジナル楽曲を中心とした演奏活動を行う。> 村松崇継オフィシャルホームページ 作詞:いしわたり淳治1977年生まれ、青森県出身 作詞家/音楽プロデューサー/作家。1997年にロックバンドSUPERCARのメンバーとしてデビューし、全楽曲の作詞を担当する。2005年のバンド解散後は、Superfly、Little Glee Monster、矢沢永吉らの作詞、チャットモンチー、9mm Parabellum bullet、flumpool、ねごと、NICO Touches the Walls、GLIM SPANKYらのプロデュースを手がける。現在までに700曲以上の楽曲制作に携わり、数々の映画、ドラマ、アニメの主題歌も制作。【CM概要】■名称 : 高砂熱学 CM「環境クリエイターズ」篇 30秒■出演 : 八木 莉可子■楽曲 : 手嶌 葵(高砂熱学オリジナル楽曲)■放映開始日 : 2023年10月5日(木)~■放送エリア : 全国(一部地域除く)■CM特設サイト: ■スタッフリスト・クリエイティブディレクター プランナー/コピーライター 山田 尚武 株式会社電通・プランナー/コピーライター 若杉 幸祐 株式会社電通・ビジネスプロデューサー 中田 智夫 株式会社電通・ビジネスプロデューサー 河内 宏太 株式会社電通・クリエイティブプロデューサー 廣塚 正巳 株式会社電通クリエーティブフォース・プロデューサー 高野 鉄也 株式会社21インコーポレーション・プロダクションマネージャー 中田 恵里伽 株式会社21インコーポレーション・プロダクションマネージャー 根本 馨 株式会社21インコーポレーション・演出 脇田 歩 株式会社21インコーポレーション・撮影 渡邊 研司 フリーランス・照明 梶 真樹人 株式会社Cocolo・美術 大野 博史 フリーランス・特機 堀川 翔生 ドラゴンフォース株式会社・ドローンオペレーター 磯 匡敏 株式会社エナジーパワー・LEDテクニカルプロデューサー 東田 高典 ヒビノ株式会社・ヘア(八木莉可子) 佐藤 知子 mod's hair・メイク(八木莉可子) NAO YOSHIDA フリーランス・スタイリスト(八木莉可子) 皆川bon美絵 株式会社the few・ヘアメイク・スタイリスト(サブキャスト) TATSU 株式会社AURA・キャスティング(八木莉可子) 村瀬 耕平 株式会社電通キャスティングアンドエンタテインメント・キャスティング(八木莉可子) 二所宮 將太 株式会社ホイッスル・キャスティング(サブキャスト) 船引 宏修 株式会社イー・スピリット・音楽制作プロデューサー 伊藤 秀紀 有限会社秀音楽事務所・ミキサー 大野 鉄平 株式会社オムニバス・ジャパン・カラリスト 根本 恒 株式会社KASSEN・オフライン編集 中田 勇一郎 フリーランス・オンライン編集 村田 元 株式会社オムニバス・ジャパン 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月05日クリエイティブミクスチャーユニットNIKO NIKO TAN TAN(ニコニコタンタン)が、ぷにぷに電機をフィーチャリングゲストに迎えた新曲「可可 feat. ぷにぷに電機」を9月20日(水) に配信リリースすることを発表した。本楽曲は、NIKO NIKO TAN TAN今年初のコラボ作品。ぷにぷに電機の甘美な歌声とOCHAN(Vo)のフロウが溶け合う、オリエンタル且つメロウなサウンドが印象的で、どこか怪しげな雰囲気漂う魅惑的な楽曲に仕上がっている。歌詞は、ぷにぷに電機とOCHANによる共作となっており、互いにイメージを重ね言葉を紡ぎ合いながら本作に辿り着いたという。併せて、楽曲の一部を聴くことが出来るティザー映像も公開された。さらに、9月17日(日) 東京・恵比寿LIQUIDROOMにて開催されるワンマンライブに、ぷにぷに電機、Chi- from カメレオン・ライム・ウーピーパイの2組がゲスト出演することが決定した。「可可 feat. ぷにぷに電機」ティザー映像<配信情報>Digital Single「可可 feat. ぷにぷに電機」9月20日(水) 配信リリース「可可 feat. ぷにぷに電機」配信ジャケット配信リンク:<ライブ情報>『NIKO NIKO TAN TAN 2ND ONE-MAN TOUR [ lol ]』9月17日(日) 東京・恵比寿LIQUIDROOMOPEN 17:00 / START 18:00GUEST:ぷにぷに電機 / Chi- from カメレオン・ライム・ウーピーパイ9月24日(日) 大阪・club JOULEOPEN 17:00 / START18:00チケットはこちら:関連リンクNIKO NIKO TAN TAN Official HP:::::
2023年09月10日八木莉可子が、向井理が主演を務める音楽青春コメディ「パリピ孔明」にてアイドル役に挑戦。八木さんらが演じる「AZALEA」のビジュアルとともに、代表曲「No Future But Go To Future」歌唱映像も初解禁された。本作は、中国三国時代の名軍師・諸葛孔明(向井理)が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す月見英子(上白石萌歌)のために、魔法のような作戦を考えては、彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていくサクセスストーリー。「女王蜂」のアヴちゃん、森崎ウィン、宮世琉弥の音楽情報に続き、今回はアイドルユニット「AZALEA(あざりえ)」について明らかになった。八木莉可子「とにかく音楽オタクの七海に近づけるように」Netflixシリーズ「First Love初恋」で満島ひかり演じる主人公の学生時代を演じ話題を呼んだ八木さんは本作でアイドル役に挑戦。既報の通り、八木さんは路上ライブで英子と出会うシンガー・久遠七海(くおん・ななみ)役として出演。だが、七海は、実はアイドルユニット「AZALEA」のベースボーカルというもう1つの顔を持っていた。「AZALEA」は、元は3人組のバンドユニットだったが、ある音楽プロデューサーとの出会いをきっかけに仮面アイドルユニットとして活動することに。すると、瞬く間に熱狂的ファンが付き人気を博す。八木さんは、「AZALEA」としての出演について、「最初はやはり不安が大きかったです。今回、ギターとベースとダンスと歌に挑戦したのですが、ダンスは以前CM撮影で挑戦したことがあるだけで、それ以外は全くの未経験でした」とコメント。「ほとんどの共演者の方が音楽やダンスの経験がある中で、演奏したり、踊ったりするのが私で大丈夫だろうか、という気持ちが素直に言うとありました」と吐露。また、「私自身は、音楽に挑戦するのは初めてだったので、とにかく音楽オタクの七海に近づけるように、ボイトレと楽器の練習を頑張りました」と役作りを明かした。なお、八木さん以外の「AZALEA」のメンバーはオーディションで選ばれ、一夏役に女優、声優、グラビアと幅広く活動する葵うたの、双葉役に秋元康プロデュースのアイドルバンド「ザ・コインロッカーズ」の元メンバー・森ふた葉が抜てきされた。人気音楽プロデューサー&振付師が手がける本作の書き下ろしの新曲映像も初解禁今回は、八木さんらが演じる「AZALEA」の代表曲「No Future But Go To Future」の歌唱映像も初解禁。本作のために書き下ろされた新曲で、作詞・作曲は、浜崎あゆみや「DREAMS COME TRUE」「SMAP」「私立恵比寿中学」など多数のアーティストのサウンドプロデュースを手がけるCMJKが担当。ダンスの振り付けは、米津玄師やMISIA、また、「<NHK>2020応援ソング プロジェクト」の楽曲として制作された「パプリカ」の振り付けを手がけたダンサー・振付師の辻本知彦が担当。音楽界のヒットメーカーとのコラボによる本楽曲は、ポップで耳に残るループ・ソング。ダンスは、無機質なロボットダンスに加え、サビに入るとシンプルな振り付けで、音楽に乗りやすいリズムのステップが特徴的なポップなダンスになった。八木さんは、「歌詞はもちろん、何より『AZALEA』の3人はこの歌が大好きだと思います。キャッチーなダンスと歌詞もステキなので、是非、たくさんの方々に注目してもらえるとうれしいです!」とメッセージを寄せている。「パリピ孔明」は9月27日より毎週水曜22時~フジテレビ系にて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年09月04日女優の八木莉可子が出演する、I-ne・DROASのASMR動画「泥のまどろみスパ DRO-ASMR」が、1日に公開された。同動画は、昨年11月に公開され、96万回再生を突破したASMR動画の続編。ブランドアンバサダーを務める八木が、大自然に囲まれた泥スパ空間へ訪れ、スパを体験。そのシャンプーを泡立てる音、頭皮と髪を優しく洗い上げる音、シャワーで髪をすすぐ時の水音、ときおり聞こえてくる虫の鳴き声や草木や風の音などをASMRとして収録している。また、22歳の誕生日が近かった八木にバースデーサプライズを行なった様子などを収めたメイキング動画も公開された。○■八木莉可子 インタビュー――DRO-ASMR動画の撮影の感想を教えてください。普段YouTubeなどでASMRを見たり聞いたりしていたので、それが実際に体験できたことが嬉しかったです。また、実際にシャンプーしてもらっているときの音やクレイ(泥)を混ぜる音の心地よさが心に残っています!――泥のイメージは今までと変わりましたか?変わりました! 私は泥の中からきれいに咲く蓮の花が好きだったり、もともと泥というものに対して素敵なイメージを持っていました。今日の体験で、泥にはもっと色々な使い方があることが分かり、泥の魅力をより知ることができたのではないかなと思っています。――22歳の抱負を漢字一文字で教えてください。22歳の抱負は「身」です! この漢字にした理由は、21歳は自分の中でいろいろな変化があった気がしたからです。お仕事に対して、お芝居で色々な役をさせていただいたり、この身一つで挑戦するイメージが湧いた年でした。また、今年はちゃんと自分の体も大事にしてあげたい、という思いもあります。先ほど体験させていただいたようなクレイスパでリラックスしたり、自分を大事にしてあげよう! っていう気持ちも込めて「身」を選びました。
2023年09月01日女優の八木莉可子が出演する、I-ne・DROASのスペシャルムービー「【八木莉可子】加工なしのクオリティに驚愕。顔から泥をかぶる初めての体験。DROAS CM+メイキング」が、公開される。スペシャルムービーは、八木が出演する同ブランドのCM「新 DROAS つまるところ、泥が良い。」編の撮影の裏側やインタビューをダイジェスト化した映像。「初のシャンプーCM 出演で、初めて顔から泥をかぶるという初体験」をした八木が、沢山の「はじめて」と出会いながら終始笑顔で撮影を楽しむ姿が映し出されている。撮影では、泥の地層が広がる海スパを表現するために、屋内のスタジオに水を浅く張った特別仕様のプールを設置。プールの中で同じ姿勢を保ちながら座っていた八木の足が痺れてしまい、1人で立ち上がれなくなるというハプニングも見られた。■八木莉可子インタビュー――初のシャンプーCMの撮影はいかがでしたか?シャンプーのCMに出させてもらうのはずっと自分の夢でもあったので、純粋に嬉しかったです。小さいプールみたいな所に浸かりながら撮影していたんですが、普段そんな経験はできないのでワクワクしました!泥を頭からかぶる撮影の時に(泥が)ひんやりしたので、自分ではビクッ! としていないか不安でした。上手く撮影ができてよかったです。――最近体験した“初めてのこと”は何ですか?最近一人暮らしのお家に初めて大学の友達が遊びに来てくれたことです。一緒に家でタコパをして、すごく楽しくて嬉しかったです。――泥にまつわる思い出を教えてください。幼稚園の頃に泥団子をきれいに作ることにすごくハマっていて……、参観日にお母さんが見に来てくれた時、お花で色水を作っている人がいっぱいいる中、私はずっと泥団子を1人で作っていたらしいんです(笑)。いっぱいコレクションしていたのを覚えています。――一番印象的な夏の思い出は何ですか? また、今年の夏にやってみたいことはありますか?中学の頃に入っていたテニス部で、真夏の暑い中、外で練習していたのが一番印象に残っています。大変ではあったのですが、必死にやっていたなと、今思い返してみるとすごく良い思い出です。今年の夏にやってみたいことは、最近(手持ち)花火をずっとやっていなくて、ぜひ友達と一緒に花火をやりたいと思います!――DROASのお気に入りポイントはどこですか?私はピンク(ダメージリペアシリーズ)が一番お気に入りです! 香りがとても好きで、朝起きた時まで髪に良い香りが残っている点がお気に入りのポイントです。ボディソープもすごく自分の肌に合っていて、もちもちになると思います。
2023年08月08日連続テレビ小説「舞いあがれ!」のスピンオフドラマ、FMシアター「歌をなくした夏」が、八木莉可子と川島潤哉を迎え、放送することが決定した。歌人の卵・秋月史子(八木莉可子)は、コンビニと喫茶店のバイトをしながら、第一歌集の出版を目指している。最近、歌が作れなくて悩む史子の前に、妙な少女(毎田暖乃)が現れ、何かとからんでくる。編集者のリュー北條(川島潤哉)は、史子が新しい歌を作れるように、楽しい記憶を聞き出そうとするが、史子が思い出すのは父との悲しい記憶。しかし、そこには史子が気づいていなかった父の思いがあった――。登場するのは、短歌賞の佳作を受賞した歌人の卵・秋月史子と、くせ者編集者・リュー北條。ある少女との出会いが、孤独からしか短歌は生まれないと思っていた史子に変化をもたらす。そこにリュー北條も関わってくるという、テンポのよい掛け合い、史子の新しい短歌が楽しめる。「再び演じることになってとてもうれしいです」と今回の出演を喜んだ八木さんは、「注目してほしいところはたくさんあるのですが、(脚本の)桑原さんがすごくすてきな短歌を作ってくださいましたので、ぜひ最後まで聞いていただけたらなと思います」とアピール。川島さんも「今回は秋月さんを中心に魅力的なキャラクターがそろっていて、いい意味で別の話です。楽しみにしていてください」とコメント。「舞いあがれ!」のヒロイン・岩倉舞を演じた福原遥は、今回の放送に関して「秋月さんにまた会えること、そして、優しさであふれている桑原さんの世界観にまた戻れることが、今からとても楽しみで仕方ありません」と語り、歌人・梅津貴司を演じた赤楚衛二は「本編でも彼女はこれからどんな人生を歩んだのか気になっていました。秋月さんのいろいろな想いを紡いだ短歌をまた聞けると思うと楽しみです」と放送に期待を寄せている。なお、FMシアターへの福原さん、赤楚さん2人の出演予定はない。連続テレビ小説「舞いあがれ!」スピンオフドラマFMシアター「歌をなくした夏」は8月26日(土)22時~FM・全国放送。※放送後1週間NHK「らじる★らじる」で聞き逃し配信(シネマカフェ編集部)
2023年07月07日6月27日、自殺ほう助の疑いで逮捕された、歌舞伎俳優の市川猿之助容疑者(47)。猿之助容疑者は、5月18日に東京目黒区の自宅で、父親の市川段四郎さん(76)と母の喜熨斗延子さん(75)とともに倒れているのが見つかり、両親は死亡が確認された。猿之助容疑者は、母の延子さんに対して睡眠薬を服用させ、自殺を手助けした疑いがもたれている。各メディアによると、猿之助容疑者は逮捕前の任意の事情聴取で「週刊誌報道があり、家族会議でみんなでさよならすることにした」「なるべく苦しまずに死ぬ方法として、睡眠薬を飲んで眠ったあとにビニール袋を被せることにした」などと話をしていたという。事件当日には、「女性セブン」で猿之助に関するパワハラとセクハラ疑惑が報じられていた。実の母にビニール袋をかぶせ、命を絶つ手助けをする。息子としての猿之助容疑者の胸中はどのようなものだったのかーー。母の延子さんはとても愛情深い人だったという。「一人息子である猿之助さんを”カメちゃん”と呼んで溺愛していました。梨園の妻としてもよく気をまわし、評判はとてもよかったです。歌舞伎に対し誇りを持っていたのでしょう」(歌舞伎関係者)同時に、とても厳しい人だったという。猿之助は過去のインタビューで、母の鋭い指導をこう振り返っている。《踊りで体の使い方を間違えるとそれは恐ろしいことになる。足の割り方が悪いとバーン!》《バーン!は日によって物差しでありセンスであり革のベルトになる》《舞台の批評が一番怖い。「何だ、アレは!」。この一言で終わり。居ないときでもどっかで見られているような気がする。母は永遠に怖い》(’05年7月20日「スポーツニッポン」)「延子さんは日本舞踊の坂東流の名取だったこともあり、特に芸には厳しかったようです。きちんと踊らないと『ごまかすな!』と叱声がとんでいたそう。それでも、猿之助さんにとって延子さんが自慢の母であったことは間違いないでしょう。それだけに、どうしてこのようなことになってしまったのか……。ほかの手段はなかったのかと思ってしまいます」(前出・歌舞伎関係者)当初、「前日に死んで生まれ変わろうと家族で話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ」と語っていた猿之助容疑者。真相解明を待つほかないが、厳しかった母はもう帰ってこないーー。
2023年06月28日2023年5月18日、自宅で倒れていたところを発見された、歌舞伎俳優の四代目市川猿之助(本名:喜熨斗孝彦)氏が、救急搬送されました。マネージャーが発見した際、自宅では猿之助氏の両親もその場で倒れており、後に両親は死亡が確認されています。同年6月27日には、母親に対する自殺ほう助の容疑で、警視庁は猿之助氏を逮捕。今後、父親であり、歌舞伎俳優である市川段四郎さんへの自殺ほう助容疑でも捜査を進めていくとのことです。市川猿之助氏の逮捕を受け、所属事務所がコメント猿之助氏が逮捕された日、所属事務所である株式会社ケイファクトリーはウェブサイトにコメントを掲載。ファンや関係者に向けて「多大なるご迷惑、ご心配をおかけしておりますこと改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪の言葉を述べ、今後についてこのようにつづりました。現在、本人は警察の取調べを受けていると認識しております。このような事態に至りましたことを重く受け止め、今後も当局の捜査に協力して参ります。また、司法による最終的な判断がなされるまで、所属契約に関する見解について申し上げることは差し控えさせて頂きます。マスコミ各社様、SNSを含む個人の記者様への改めてのお願いでございます。市川猿之助の自宅及び、ご親族の方へのご取材はお控えいただきたく、皆様のご理解賜りますようお願い申し上げます。尚、この件に関する弊社所属俳優のコメントは差し控えさせていただきます。株式会社 ケイファクトリーーより引用また、松竹株式会社は「司法による最終的な判断がなされるまではコメントを差し控え、今後の捜査等を見守りたい」とコメント。今回の事件が家族内のものであるため、両社ともに、会社としての見解を述べるのは控える模様です。[文・構成/grape編集部]
2023年06月27日2023年6月26日、歌舞伎俳優の四代目市川猿之助氏(本名・喜熨斗(きのし)孝彦)について、警視庁が母親に対する自殺ほう助の容疑で逮捕状を取ったことが、捜査関係者への取材で明らかになりました。産経ニュースによると、市川猿之助氏は同年5月18日、東京都目黒区の自宅にて、父親で歌舞伎俳優の市川段四郎さんと母親とともに倒れているのが見つかり、両親は死亡が確認されました。自殺ほう助罪とは、刑法202条にあたる規定で、すでに自殺を決意している者に対し、自殺行為の手助けをすることです。市川猿之助氏の今後の動向に、多くの人が注目しています。【2023年6月27日10時46分追記】母親の自殺を手助けした自殺ほう助の容疑で、市川猿之助氏が逮捕されたことが、2023年6月27日にメディアで報じられました。[文・構成/grape編集部]
2023年06月27日5月18日午前、東京・目黒区にある自宅の半地下で倒れているのを発見された歌舞伎俳優の市川猿之助(47)。自宅2階ではあおむけに倒れている父の市川段四郎さんと母親も発見されたが、その後2人の死亡が確認された。各報道によると、猿之助のそばには本人名義で書かれた知人宛の遺書と見られるメッセージが残されていたことから、警視庁は自殺を図ったものと見ている。緊急搬送された猿之助は一命を取り留め、19日までに退院したという。また19日に行われた司法解剖の結果、両親の死因について警視庁は向精神薬中毒の疑いがあることを明らかにした。事件の背景については今後行われるであろう猿之助への聴取を待つほかないが、向精神薬中毒という報道に、衝撃を受ける人々が相次いだ。果たして、向精神薬中毒とは一体どのようなものなのか。大阪の心療内科科クリニック「岡田クリニック」の岡田尊司院長に話を聞いた。まず、「向精神薬」といっても様々な種類があるという。「向精神薬には、大きく分けると3つの種類があって、1つ目は睡眠薬や抗不安薬と言われるタイプ。この2つは大体似たような成分で、ベンゾジアゼピン系のお薬のことが多く、マイナートランキライザーと言われています。2つ目はより強力な精神安定剤、いわゆるメジャートランキライザーというもの。3つ目はこの2つ以外の抗うつ薬、気分安定薬等に分類できます。睡眠薬や抗不安薬の場合は、不眠や不安、軽い鬱の症状にも使えます。精神科、心療内科をはじめ、内科の先生も処方したりするので割と身近なものですね。一方で、メジャートランキライザーといわれる安定剤は、精神病圏の状態に使う薬で、より沈静効果が強力です。通常は、精神科や心療内科にかかってないと処方されません」(以下、カッコ内はすべて岡田院長)向精神薬中毒で死にいたるケースについて、岡田院長は言う。「一般の睡眠薬や抗不安薬は安全性が非常に高いため、100錠以上飲んでも死ぬとは限りません。ただ、高齢者等でもともと呼吸する力が弱まっていたり、呼吸不全があったりすると、そうとも言えません」一般的に、中毒で死に至る量の向精神薬を所持することはあるのだろうか?「睡眠薬は処方する日数制限があり、1カ月以上は処方できない決まりがあります。例えば30錠などが一つの制限としてあって、そこを守って処方しているきちんとした病院でしたら、大量に処方されるということはありません」■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)
2023年05月20日歌舞伎俳優の市川猿之助が18日午前に救急搬送されたことを受け、所属事務所のケイファクトリーは同日、公式サイトを通じてコメントを発表した。同社は、「現在市川猿之助に関する報道がなされており、お客様をはじめ関係者の皆さまに多大なるご迷惑、ご心配をおかけいたしますこと深くお詫び申し上げます」と謝罪。猿之助の状態などについては、「本日(5/1819:00)時点で、弊社として詳細な情報を把握いたしておりません」とし、「警察ならびに病院にて対応をいただいているものと認識しており、各方面からの情報把握に努めているところでございます」と現在の状況を報告した。そして、「その他猿之助に付随する報道に関しましては弊社並びに、弊社所属俳優のコメントは差し控えさせていただきます。皆様のご理解賜りますようお願い申し上げます」と結んでいる。
2023年05月18日2023年5月18日午前、歌舞伎役者の市川猿之助さんが、自宅で倒れているところをマネージャーに発見され、救急搬送されました。産経ニュースによると、猿之助さんのほか、猿之助さんの両親もその場で倒れているのを発見され、母親の死亡が確認されたといいます。なお、猿之助さんは搬送時に意識があったといい、警視庁が状況を調べています。[文・構成/grape編集部]
2023年05月18日●女形に楽しさ「舞台中、普段の性格も柔らかく」俳優・香川照之(市川中車)の長男で歌舞伎俳優の市川團子が、明治座創業百五十周年記念『市川猿之助奮闘歌舞伎公演』(東京・明治座、5月3日~28日)の夜の部「三代猿之助四十八撰の内『御贔屓繋馬』(ごひいきつなぎうま)」に百足のお百役で出演する。2012年に8歳で初舞台を踏んでから約11年。大学生活を送りながら歌舞伎俳優として着実に成長を遂げている團子に、同舞台への意気込みや歌舞伎への情熱、そして、目標とする祖父・市川猿翁と親戚でもある猿之助への思いを聞いた。『御贔屓繋馬』は、四世鶴屋南北の原作を三代目市川猿之助(現・市川猿翁)と奈河彰輔が筆を執り、1984年4月に明治座で初演し、大評判を呼んだ作品。今回は物語を洗い直し凝縮した形で届ける。大喜利所作事『蜘蛛の絲宿直噺』では猿之助が女童、小姓、番頭新造、太鼓持、傾城、土蜘蛛の精の6役を早替わりで踊り分け、“奮闘公演”に相応しい変化舞踊を披露する。――明治座創業百五十周年記念『市川猿之助奮闘歌舞伎公演』への出演が決まったときの心境からお聞かせください。『新・三国志』や『弥次喜多』に出させていただく機会が多く、それも本当にありがたいのですが、古典を学びたいと思っていたので、古典の作品に出演させていただけるというのはうれしかったです。――古典で学びたいと思った理由は?新作やスーパー歌舞伎『新・三国志』はセリフが現代調だったりして、先輩方は古典が身についていらっしゃるので現代調で言っても歌舞伎になるのですが、自分はまだ全然できていないので基礎である古典をしっかり学びたいと思いました。――明治座に抱いているイメージを教えてください。小学5年生のときに『四天王楓江戸隈』という作品に鬼童丸という役で出演させていただき、そのときに立ち回りが本当に楽しかったというのを覚えています。今回が2回目となりますが、また明治座さんに出させていただくのは本当にうれしいです。――『御贔屓繋馬』の魅力をどのように感じていますか?明治座さんでおじいさま(猿翁)がされた初演の映像も見させていただいたのですが、とにかく面白いという印象です。(主人公の)良門が復活するときに衣装から火や煙が出たり、視覚的にも楽しいですし、セットもすごくきれいです。そして、僕が演じる百足のお百はスパイで、村娘に扮して敵方に潜入するという役なのですが、僕だけでなく物語のほぼすべての人が“実は”という役で、スパイ合戦が繰り広げられます。この人はこうだったのだとひも解かれていくのも面白いですし、立ち回りも面白くパワフルな舞台だと思います。――今回の公演で特に楽しみにしていることを教えてください。女形を務めさせていただきますが、去年初めて女形をさせていただいたので、とにかく頑張って食らいつきたいと思っています。そして、“実は”という役を演じるのは初めてなので、その“実は”という要素をしっかり演じられるように、頑張ります。――女形はいかがですか? やりがいなどお聞かせください。楽しいです! 初めて女性に扮し、不思議な感覚になりました。――女形を演じて新たな気づきや変化などありましたか?すごく不思議なのですが、舞台中、普段の性格も柔らかくなっていたようで、家族や周りの人に言われてびっくりしました。言葉は変わりませんが、ちょっとした仕草が女性らしく柔らかくなっていたみたいです。――もしかしたらまた今回も?なるかもしれません(笑)●大切にしている猿之助の言葉「高1のときに…」――これまでも何度も共演されていますが、猿之助さんは團子さんにとってどんな存在ですか?“憧れ”と“かっこいい”が大きいです。『三国志』ではお父様の役(関羽)を演じられていて、後ろをついて歩く場面があったのですが、背中がとにかくかっこよかったです。――自分もこうなりたい! というように憧れている部分を教えてください。すごすぎてまだ何もわかりません(笑)。じいじと猿之助さんの2人が僕の中で一番の憧れなので、そんな役者になれるように必死に食らいついていきたいと思っています。――猿之助さんに言われたことや教えてもらったことで大事にしていることはありますか?高校1年生のときに猿之助さんと出演させていただいた『連獅子』で、「1日2個のことを直せば、25回公演があるから50個のことを直せる」とおっしゃってくださって、それは大事にしています。また、この前出演した作品の立ち回りのときに、僕は立ち回りは型だと思っていたのですが、猿之助さんは「そうではなく感覚でやるものだ。型も大事だけど、戦っているんだからもっと切羽詰まっているわけだし、それに縛られすぎたらよくない」とおっしゃっていて、とても勉強になりました。――今回の共演でもまた学びがありそうですね。長い時間共演するシーンが多いので、同じ場面で猿之助さんを見られるということが一番の楽しみです。猿之助さんの座頭を見るのも初めてで、目が見えない方をどう演じるのか、いろんなことを学ばせていただきたいです。――2012年に初舞台を踏まれていてから11年。ここまで活動されてきて歌舞伎俳優という職業に対して今どのような思いかお聞かせください。ずっと“好き”“楽しい”という感情です。――一番楽しいと感じる瞬間は?全部です! お稽古も本番も楽しいです。もちろん大変だなとか難しいという感情もありますが、常に楽しいという感情があります。――その楽しさは、経験を重ねるごとに増しているのでしょうか?楽しさはずっと一緒ですね。ずっと変わらず歌舞伎が好きなのだと思います。――團子さんが感じている歌舞伎の魅力とは?魅力は無数にあって未熟者なので到底語れませんが、音楽が楽しい、踊りも楽しい、そしてパワフルなところが大好きです。――若い團子さんを見て歌舞伎に興味を持つ若い方もいると思いますが、ご自身の活動によって歌舞伎界がこうなっていったらいいなという思いはありますか?全世代の方に見てみようかなと思っていただける役者に、いつかなりたいです。●祖父・猿翁の映像が活力源待ち受けも「じいじ」――歌舞伎のことがずっと好きだということですが、この11年で特にご自身にとって大きな経験になった転機を教えてください。おじいさまが『三国志』をやられた20年前のビデオとの出会いは転機になりました。おじいさまも言われていますが、主人公の関羽とおじいさまの人生は共通する部分があり、関羽が未来を語る場面は、おじいさまの夢を語っている場面でもあって、キラキラした目で語る姿がすごく好きで感動しました。子供のときも「かっこいい」と思って見ていましたが、2年前に僕も『新・三国志』に出演させていただくことになってよりそのシーンを見て感動し、その語りのシーンが活力源になっています。――けっこうな頻度で映像を見ているのでしょうか。見ます。いつも見ると「頑張らなきゃ!」と。心を燃やしてくださる活力源です。――今、映像を見せていただいた際に、スマホの待ち受け画面が歌舞伎の写真になっているのがちらっと見えましたが、ご自身ですか?これはじいじです。この写真は今年になってからですが、待ち受けはいつも、かっこいいなと思ったじいじの写真にしていて、本当に憧れです。――おじいさまの言葉で大切にしているものはありますか?「勇なるかな勇なるかな、勇にあらずして何をもって行わんや」という言葉をおじいさまが好きで、その言葉を書いた色紙を3、4年前にくださったのですが、これは何を行うにしてもまず勇気が必要であるという意味で、「僕も勇気を持ってやろう」と力をもらっています。――たくさんのパワーの源がありますね。そうですね!――大学ではどのようなことを学んでいるのでしょうか。芸術を学ぶ学科で、東洋のことだけでなく西洋の音楽や美術、演劇なども学んでいて、どれも面白いのですが、いろんなことを学んでいる中で僕はやはり歌舞伎が一番好きだと再確認しました。――本当に歌舞伎を愛していらっしゃるのですね。11年続けてこられて、別の道を考えてことはないですか?ないです。――今後、歌舞伎俳優としてどのようになっていきたいと思い描いていますか?じいじと猿之助さんが僕の理想なので、その背中を見てなんとか追いかけて、頑張り抜きたいという気持ちです。――最後にファンの方にメッセージをお願いします。『御贔屓繋馬』は、お話の内容がわかりやすく、早替わり、宙乗り、立廻りもありパワフルで楽しいお舞台です! 初めて歌舞伎を見る方や若い世代の方にも楽しんでいただける作品になっています。是非ご覧ください!■市川團子(いちかわ・だんこ)2004年1月16日生まれ、東京都出身。香川照之(市川中車)の長男。屋号 澤瀉屋。2012年、6・7月新橋演舞場『ヤマトタケル』で五代目市川團子を名乗り初舞台。2013年、国立劇場10月歌舞伎公演『春興鏡獅子』胡蝶にて、国立劇場賞特別賞を受賞。学業と芸道を両立させながら、さまざまな舞台に挑戦している。
2023年05月03日新開場十周年を迎える歌舞伎座の5月公演「團菊祭五月大歌舞伎」昼の部、「十二世市川團十郎十年祭」と銘打ち上演される『若き日の信長』に出演する市川團十郎が4月13日、都内で会見を行った。織田信長の青年時代の孤独や苦悩にスポットを当て、作家の大佛次郎氏が、團十郎の祖父 十一世團十郎のために書き下ろし、52年に初演。当代の團十郎に受け継がれ、成田屋が大切にしてきた作品が、父・十二世團十郎の追善として上演される。襲名後初めて織田上総之介信長を勤める團十郎は、「祖父の代表作であり、父から教わった作品でもあるので、十年祭にふさわしいのではないかということで上演させていただくことになりました。幼い頃から、親近感もある」と強い思い入れ。「祖父や父の時代には、早過ぎた作品とも言えて、考えが深まった今の人にこそ理解される作品だと思う」と令和の時代に上演する意義を強調した。また、信長像については「うつけもの、野武士と散々な言われようだったが、それは周りの人間が自分の物差しでしか測れなかったから」と分析。「大成する前というのは何かやろうとすると『やめておけよ』『うまくいかないよ』と言う人たちが多いけれど、そういう環境でも進んでいくのが、信長の魅力」と熱弁した。父・十二世團十郎への思いを問われると、「最近、しょっちゅう思い出します」と明かし、「『勧進帳』の弁慶を習った時のことや、『助六由縁江戸桜』のことも。21、22歳当時の自分には『ここはこうだよ』と言われても、理解できなかったこともあったが、今45歳になって、こういうことを言っていたのかとシンクロしています」と胸中を明かした。NHK大河ドラマ『おんな城主直虎』など、映像作品でも信長を演じた経験があり、「時代とともに常に変化する信長は、やはり稀有な存在」。最近では、映画『レジェンド&バタフライ』の木村拓哉をはじめ、反町隆史、染谷将太、岡田准一らも信長役に挑んでおり、「皆さん、自分の信長を追うんだなと思います。信長って“これ”というイメージはなくて、演じる俳優が望む信長になれる可能性がある人物」と、演者の視点からもその魅力を語った。取材・文・撮影:内田涼<公演情報>歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」2023年5月2日(火)初日~5月27日(土)千秋楽休演・10日(水)、17日(水)会場:東京・歌舞伎座チケットは4月14日(金)10:00より一般発売:
2023年04月13日女優の八木莉可子が出演する、I-ne・DROASの新WEB CM「スキンケアシリーズ誕生 角栓リセット」編が、公式サイトで公開された。新WEB CMには、ブランドアンバサダーを務める八木が純白の衣装に身を包んで登場。泥の地層に横たわりながら、「つまるところ、泥が良い」というセリフとともに笑顔を見せる。
2023年03月20日女優の八木莉可子が出演する、I-ne・DROASの新WEB CM「新 DROAS つまるところ、泥が良い。」編が、1日から公開される。新WEB CMでは、ブランドアンバサダーに就任した八木が、泥の地層が広がる海スパに登場。八木が海に浸かっていると空から泥が降り注ぎ、ヘッドスパを受けているようにシャンプーされ、うっとりとした表情を見せる。コメントは以下の通り。■八木莉可子この度、DROASの新アンバサダーを務めさせていただくことになりました。シャンプーのCMに出演させていただくことは、ずっと自分の夢でもあったので、純粋に嬉しいなと思いながら撮影させていただきました。また、DROASのシャンプーの使用感が気に入っています。特にピンクのパッケージのエクストラダメージリペアがおすすめです。香りもとても好きで、朝起きた時まで髪に良い香りが残っている点もお気に入りのポイントです。
2023年03月01日佐野勇斗主演のドラマ「おとなりに銀河」に、「First Love 初恋」「舞いあがれ!」の八木莉可子が出演することが分かった。雨隠ギドによる同名漫画をドラマ化した本作。佐野さんが売れない漫画家・久我一郎を演じ、八木さん演じる流れ星の民の姫と出会い、婚約から始まる優しい恋の物語を描く。八木さんは、本作について「ファンタジー要素やコメディ要素も含みつつ、全体を包むのは、暖かく、やさしい世界のお話」と語り、「1日の終わりに、観てくださった方をクスッと笑わせて、そしてあたたかい気持ちで包み込む、そんな作品になれたら嬉しいです」とコメントを寄せている。<八木莉可子(五色しおり役)コメント>『おとなりに銀河』はファンタジー要素やコメディ要素も含みつつ、全体を包むのは、暖かく、やさしい世界のお話です。そして撮影現場も、作品と同じくらい暖かさとやさしさの溢れた現場となっています。ど緊張していた私は、本当にしおりの気分で、現場の皆さんの優しさに助けられながら毎日撮影させて頂いています。1日の終わりに、観てくださった方をクスッと笑わせて、そしてあたたかい気持ちで包み込む、そんな作品になれたら嬉しいです。「おとなりに銀河」は4月3日(月)よりNHKにて放送開始。※毎週月-木曜日22時45分~(各話15分/全32回)(text:cinemacafe.net)
2023年02月21日女優の八木莉可子が出演する、ファミリーマートの新CM「ファミチキ サワークリーム&オニオン味 コラボ」編が、14日より放送される。新CMでは、八木が「プリングルズ」のキャラクター・Mr.Pに扮し、髭を付けて登場。巨大な筒状のパッケージから飛び出し、同商品を食べて「これ、あの味じゃん!」と味の再現度に驚く。「今までで一番というくらい、撮影中ファミチキを食べたのですが、ぐるぐる回りながらたくさん食べました」と撮影を振り返った八木。新CMの見どころについても、「髭をつけたり、プリングルズのキャラクターのように動けるように」と意識したという。また、発売日がバレンタインデーということを受けて、「チョコが苦手という人もいるので、私だったら学校帰りに友達と一緒に食べたいです」と新しい楽しみ方を提案。「家の近くにもファミマがあり、高校生がファミチキを帰りに食べている姿をよく見かけて、『ありがとうございます』と思いながら見ていたりするので、自分も大学帰りに友達と食べたいです」とコメントした。
2023年02月13日恵泉女学園大学(東京都多摩市)では2月と3月に面接のみ、他大学との併願が可能な総合型選抜(AO入試後期)を実施する。総合型選抜入試日程【AO入試後期】併願可Ⅰ:試験日2月16日(木)出願期間12月15日(木)~2月12日(日) 15:00までⅡ:試験日3月2日(木)出願期間12月15日(木)~2月26日(日) 15:00までⅢ:試験日3月17日(金)出願期間3月1日(水)~3月14日(火) 15:00までAO入試後期4つの方式【一般型】課題を事前配信面接(志望理由等と課題探究に関する質問)で選考【検定型】対象の検定を取得している方が受験可能面接(志望理由等)で選考◎対象の検定・資格試験英語検定各種: CEFR A2 以上 ※1その他の外国語検定各種: CEFR A2 以上 ※2国連英検: C級 以上日本語検定: 3 級以上日本漢字能力検定:準 2 級以上歴史能力検定: 3 級以上世界遺産検定: 3 級以上CSR 検定: 3 級以上日本農業技術検定: 3 級 以上日商 簿記検定 3 級 以上全商 簿記検定 2 級 以上ニュース時事能力検定 3 級以上IT パスポート検定※1 CEFRと各種英語検定との対照表。たとえば、CEFR A2は英検準2級にほぼ対応します。※2 韓国語はTOPIK2級以上、ハングル検定は4級以上。実用タイ語検定は4級以上。その他の言語はお問い合わせください。【授業体験型】オープンキャンパスなどで指定の授業を体験し、理解度シートを提出※高校生対象韓国語講座も対象修了証を授与された方が受験可能面接(志望理由等)で選考【SDGs型】3日間のSDGs スクールに参加し、修了証を授与された方が受験可能面接(志望理由等)で選考恵泉のAO入試が大きく変わります!! | 恵泉女学園大学 : 入試要項はこちら2023年度 恵泉女学園大学 入学試験要項【推薦】:恵泉女学園大学 : 特典恵泉女学園大学のオープンキャンパス・学校見学(WEBも含む)に参加で入学検定料が割引に。(30000円→10000円)アクセス京王多摩センター、小田急多摩センター、多摩都市モノレール多摩センター駅よりスクールバス(無料)で約10分 恵泉女学園大学について東京都多摩市にある女子大学人文学部(日本語日本文化学科・英語コミュニケーション学科)人間社会学部(国際社会学科・社会園芸学科)の2学部4学科がある。学園創立当初から、他の学校では見られない「聖書」「国際」「園芸」を正課に取り入れてきた恵泉女学園。人間の基本的なあり方を学び、広い視野をもつ自立した女性の育成を願った創立者・河井 道の信念は、恵泉女学園の誕生から90年近くたった今日でも、脈々と受け継がれている。地図 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月23日2023年1月15日、声優の小松未可子さんが第1子の出産を報告しました。およそ2年前の2020年5月に、同じく声優の前野智昭さんとの結婚を発表した、小松さん。2022年8月には第1子の妊娠を報告しています。小松さんの投稿によると、出産後は幸い母子共に健やかとのこと。出産を振り返り、このように想いをつづりました。お産は本当に未知数なことばかりで、凄まじい経験でした。命が産まれるというエネルギーは自分の想像を遥かに超えた大きさで。目の前の命はまだとってもとっても小さな体で。まだ出会ったことのない感情で、たくさん満たしてくれました。母として、人として、共に成長していけたらと思います。mikako_komatsuーより引用※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 小松未可子(@mikako_komatsu)がシェアした投稿 生まれたばかりの小さな我が子の手足に触れる、小松さん。そして赤ちゃんは、小松さんに返事をするかのように指を握っています。公開された写真と動画に表情は写っていませんが、その姿からはあふれんばかりの幸せが伝わってきますね。また、父親になった夫の前野さんも、自身のTwitterアカウントで感謝の言葉を述べています。ご報告です。 pic.twitter.com/QqJidDvmQX — 前野智昭 (@Tomoaki___Maeno) January 15, 2023 結婚発表時、人気声優同士の結婚として多くの人から注目された、小松さんと前野さん夫婦。新たなおめでたい報告に、ネットからは「素敵な動画でこっちまで涙が出た」「今後もお幸せに!」といった祝福の声が相次いでいます。小松さんは声優としてだけでなく、今後は前野さんとともに1人の親としても活躍していくのでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年01月15日福原遥がヒロインを務める現在放送中のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の新たな出演者が発表。鶴見辰吾や駿河太郎らほか、八木莉可子が朝ドラ初出演を果たし、福原さん演じる舞が東大阪で出会う人々を演じる。本作は、1990年代から現在を舞台にヒロイン・岩倉舞が東大阪と長崎・五島列島で様々な人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生のドラマ。今回、父・浩太(高橋克典)の急死により決断の時を迎えている舞が新たに東大阪で出会う人々が明らかになった。鶴見辰吾/荒金正人 (あらがね・まさと)重工業の国内トップクラスである「菱崎重工」の重役。新人の頃、舞の父親の浩太と長崎の職場で一緒に働いていた。<コメント>福原遥さんは、まっすぐに吸い込まれるような瞳で岩倉舞を演じます。それに引き込まれて、周りの多くの人たちが彼女を応援してしまう。私の役もそのひとりです。舞の父、浩太の元同僚の荒金を演じます。浩太を演じる高橋克典さんは、幾度となく共演してきた同い年の信頼できる俳優仲間です。おかげで、本当に克典さんのお嬢さんに接しているような感覚で演じられます。それは、この年齢まで俳優を続けてきたからこそ味わえるおもしろさだと感じています。八木莉可子/秋月史子 (あきづき・ふみこ) ※連続テレビ小説初出演梅津貴司(赤楚衛二)の短歌に出会い心を打たれ、古本屋・デラシネを探し出して貴司に会いに来る。苦労人で、自らも外見からは想像できない短歌を詠む。<コメント>朝ドラに出させていただくのは初めてで、本当に緊張していたのですが、福原遥さんをはじめ、「舞いあがれ!」チームの皆さんが本当に優しく、あったかく迎えてくださり、胸がいっぱいの気持ちでクランクイン させていただきました。自分自身、普段短歌を詠んだりするので、滋賀県出身な事も含め、史子とは共通点 が多くうれしかったです。芯の強さとピュアさを兼ね備えた史子を、どうかみなさまにも愛していただけたらすごくうれしいな、と感じています。川島潤哉/リュー北條 (ほうじょう)中堅出版社のうさんくさい短歌担当編集者。梅津貴司の才能を出版の売り上げに生かそうと、貴司に難題を注文して不安にさせる。<コメント>朝ドラに関わらせていただくたびに、一日わずか15分というお話が少しずつ紡がれながら一つの大きな作品になり、またそうした作品が何十年にもわたって連綿と作られ続けているというすごみをひしひしと感じます。このビジュアルと、「リュー北條」なる役名を冠した私が何を言ってももはや、とは思いますが、そん な怪しげな彼が物語の後半にどんな影響を与えるのかを楽しみながら、演じられればと考えております。駿河太郎/安川龍平 (やすかわ・りゅうへい)東大阪市の町おこしを担当する職員。舞が大学時代に在籍した人力飛行機サークル「なにわバードマン」の OB。<コメント>大阪放送局の朝ドラは「カーネーション」以来だったので、懐かしのメンバーにもお会いでき楽しく撮影させてもらいました。安川は舞の所属していた「なにわバードマン」伝説の先輩であり、人力飛行機を設計したことを誇りに思っている人物。どんなカッコいい人がやるのかと思っていたら、まさかの僕でした。いい意味で皆さんの期待を裏切れればと思います。東大阪をよくしていこうという情熱が画面を通して伝わればうれしいです。久保田磨希/我妻花江 (わがつま・はなえ)東大阪で板金加工を専門とする工場の女性社長。エネルギッシュでなんでもはっきり言う性格。ものづくりへの情熱にあふれている。<コメント>「この人とやったら、なんかおもろいことができそう」。我妻が舞ちゃんに感じた第一印象です。私もそん な人間になりたいなと、今回の台本を読んで心からそう思いました。大阪で芝居を始めた私はいろんなことを大阪で学びました。その時にご一緒していたスタッフの方たちとも再びまた一緒に物語を作れる「朝ドラ」への出演は本当にうれしくて、真摯に芝居に向き合っているごほうびだと思っています。どっぷり東大阪の人間になります。連続テレビ小説「舞いあがれ!」は月曜~土曜8時よりNHK総合ほかにて放送中(※土曜は1週間の振り返り)。(text:cinemacafe.net)
2023年01月11日