約3年11カ月ぶりとなる『HUNTER×HUNTER』の連載再開も大きな話題を集める人気漫画家・冨樫義博の画業35年を記念し、その作家性を多角的な視点で迫る展覧会『冨樫義博展 -PUZZLE-』が10月28日(金)から六本木・森アーツセンターギャラリーにて開催される。会場内は『幽☆遊☆白書』『レベルE』『HUNTER×HUNTER』の3作品を中心に、各作品の制作過程と魅力を「複雑な設定を埋め込んだ世界観」「読者を惹きつけてやまないキャラクター」「喜怒哀楽を超えた感情を生み出すストーリー」「ページをめくるたびに驚きが連続する描写力」という4つのピースを通して解析。それらを“パズル”のように組み合わせることで、漫画家・冨樫義博の作品世界をあますところなく紹介する。展示されているのは、作者直筆の漫画原稿やカラーイラスト、貴重な原画・制作資料など総数362点。キービジュアル用イラストや描きおろしイラスト、『HUNTER×HUNTER』に登場する“念能力”を解説する資料など、冨樫氏による同展初公開のイラスト・資料16点も含まれており、物語の魅力をより深く理解できる展示になっている。まず、プロローグエリアで来場者を出迎えるのは、冨樫氏の歴代作品に登場したキャラクターたち。パズルのピースとなった彼らが、その生みの親である冨樫ワールドへと誘ってくれる。冨樫氏による来場者向けメッセージも必見。こちらはプレス向け内覧会では、撮影不可だったため、ぜひとも会場で確認してほしい。プロローグエリアⓒY.T.89-90 ⓒY.T.90-94 ⓒY.T.95-97 ⓒP98-22「とにかく自分の好きなものを題材に漫画を描こう」。そう決意し、1990年から連載がスタートした『幽☆遊☆白書』は、死んでしまった主人公・浦飯幽助が、生き返る試練を乗り越えながら、仲間たちと冒険を繰り広げる出世作。展示エリアには、数々のバトルから生まれた名場面や、忘れられない名台詞を刻んだ原稿が、激しい戦いの痕跡が残る展示空間に並ぶ。エリア中央に集められた幽助・桑原・飛影・蔵馬4人の厳選アクションシーンも見逃せないポイントだ。『幽☆遊☆白書』エリアⓒY.T.90-94『幽☆遊☆白書』エリアⓒY.T.90-94劇画タッチで描かれる表情とデフォルメ調でのキャラの描き分けや、シリアスな展開の中で、時折描かれるコミカルな言動によって、キャラクターの幅が広がり、そのギャップもまた魅力になった。そんな彼らが時に人間、時に妖怪を相手にしながら、力技から頭脳戦、テレビゲームなど幅広いバトル設定で戦う設定も大きな見どころ。見開きの効果的な使い方、巧みなコマ割りによる視線の誘導、読者の時間さえ止めそうな静と動のコントラスト、あえてスッキリとさせた背景など、動きが“映える”工夫が随所に凝らされていることが、原画からしっかりと感じ取れるはずだ。『幽☆遊☆白書』エリアⓒY.T.90-94『幽☆遊☆白書』エリアⓒY.T.90-94続く『レベルE』エリアは、“バカ王子”を中心とした宇宙人と地球人の奇妙な交流を描いたSFストーリーをエピソードごとに展示。異彩を放つ隠れた名作の魅力に迫る。まるで時空が歪んだかのような展示空間を、デフォルメされた人気キャラクターが道案内してくれるのも楽しい演出だ。『レベルE』エリア ⓒY.T.95-97そして、ファン待望の連載再開が話題を集める『HUNTER×HUNTER』エリアは、ゴンたちの成長過程を追いながら、壮大かつ緻密な作品世界を、感情を震わせるエモーショナルな名場面とともに紹介。水見式のグラスと、そこからあふれ出す念能力の数々が展示エリアを彩っている。『レベルE』エリア ⓒY.T.95-97『HUNTER×HUNTER』エリアⓒP98-22『HUNTER×HUNTER』エリアⓒP98-22主人公のゴンをはじめ、キルア、クラピカ、レオリオの4人が物語の中心となるが、エピソードによっては、彼ら4人以外が主役のように描かれるケースもあるほど、登場するキャラクターは総じて存在感が強く、それが作品を際立たせる魅力にもつながっている。登場人物それぞれが、自らの目的や理念に基づいて行動しており、物語が進むにつれて、その内情や内面が明かされる点も、長年ファンを飽きさせない魅力。「読者に、そのキャラクターが今、何をしようとしているかが伝わっているかどうか」が漫画表現で最も大事だと語る冨樫氏の“解らせる”描写の数々を、生の迫力で感じてほしい。『HUNTER×HUNTER』エリアⓒP98-22『HUNTER×HUNTER』エリアⓒP98-22尾田栄一郎らクリエイターたちからのメッセージも!また、冨樫氏の作品に時折登場し、強烈なインパクトを残している奇怪なデザインをした生き物たちが一同に会す『“奇”生物の世界』エリアもファンにはうれしい特別展示。冨樫氏の類まれないイマジネーションと嗜好性が垣間見えるのも興味深い。異空間に迷い込んだ、奇妙な感覚を存分に味わいたい。『“奇”生物の世界』エリア ⓒY.T.90-94 ⓒY.T.95-97 ⓒP98-22『“奇”生物の世界』エリア ⓒY.T.90-94 ⓒY.T.95-97 ⓒP98-22展覧会の最後を飾るのが『「冨樫義博」エリア』。初期作品の原稿、各作品のカラーイラスト、そして最新の描きおろしキービジュアルイラストを展示した、賑やかでカオスな空間からは、35年にわたる冨樫氏の画業におけるクリエイティビティの幅広さが一目瞭然。単行本表紙フォトスポットも登場し、ファンを楽しませる。また、各界のクリエイターが同展へコメントを寄せた「クリエイターメッセージ」コーナーには、尾田栄一郎、荒木飛呂彦、吾峠呼世晴、芥見下々、石田スイら超豪華な人気作家による色紙も展示されており、こちらも必見だ。なお、同展は2023年夏に大阪、2023年秋~2024年冬に福岡へと巡回する予定だ。『「冨樫義博」エリア』 ⓒY.T.90-94 ⓒY.T.95-97 ⓒP98-22 ⓒY.T.89-90 ⓒY.T.1986,1987,1988,1989『「冨樫義博」エリア』 ⓒY.T.90-94 ⓒY.T.95-97 ⓒP98-22 ⓒY.T.89-90 ⓒY.T.1986,1987,1988,1989取材・文・撮影:内田涼【開催概要】『冨樫義博展 -PUZZLE-』2022年10月28日(金)~2023年1月9日(月・祝)、森アーツセンターギャラリーにて開催※全日日時指定制
2022年10月28日人気漫画『幽☆遊☆白書』『HUNTER×HUNTER』の作者で知られる漫画家・冨樫義博氏の画業35周年を記念した展覧会「冨樫義博展 -PUZZLE-」が都内で開催されるにあたり、富樫氏が寄せた壮絶な直筆メッセージがファンの間を騒がせている。「冨樫義博展」は、漫画の原稿やカラーイラスト、合計350点以上にも及ぶ原画など日本の漫画史においても貴重な資料が公開されるという内容だ。ファンが注目したのは、公式Twitterに投稿された冨樫氏のメッセージだった。《私自身思っておりますよ。「いや話の続き描けよ。」って思われてんだろうなと。確かに2年ほど椅子に座れない状態で描けませんでしたが、従来のやり方をあきらめることで現在は何とか執筆を再開しております。皆さま、くれぐれも腰は大切に。これを書いている2週間前までお尻をふく姿勢がとれず、ウンコするたびシャワー浴びてました。あらゆる動作が常人の3~5倍時間がかかります。腰大事》「1998年から現在にわたって、『週刊少年ジャンプ』にて『HUNTER×HUNTER』の連載は続いていますが、2018年11月から長期休載に入り、現在も休載が続いています。何度も休載することから、ネット上では“冨樫仕事しろ”とネタにされてきましたが、以前から腰痛に悩まされていて、なかなか筆をとれない状態になっているのではと囁かれていました」(マンガライター)今年5月に冨樫氏はTwitterアカウントを開設し、連載再開に向けたファンの声も高まっていた中で、冨樫氏が腰の不具合に悩まされてきたことが明らかにされた。SNS上にはファンから同情と納得の声が続々と上がっている。《もう二度と「富樫はよ続き描け」なんて言わない》《今まで稼いだお金で十分余生を送れるはずなのに、続きを書いてくれるのはありがたい》《こんな腰を痛めてまで、休載しても先生がまだ描く気があるならそれでいいと思う》《私も腰痛持ちだけど、本当に腰って大切》《これは相当な重症…無理せず何とか折り合いをつけてもらって、完結を見たい》壮絶な腰の痛みと闘いながら生み出されていた「H×H」。冨樫氏が必死に描き続ける物語の続きは、きっとファンも納得できる輝きを放っているだろうーー。
2022年07月06日『幽☆遊☆白書』や『HUNTER×HUNTER』などの作品で知られる漫画家・冨樫義博。その作家性を多角的な視点で迫る展覧会『冨樫義博展 -PUZZLE-』が10月28日(金)より森アーツセンターギャラリーにて開催される。開催決定にあたり、『幽☆遊☆白書』『レベルE』『HUNTER×HUNTER』の人気キャラクター全15体を描きおろした展覧会キービジュアル&直筆メッセージが公開された。冨樫義博氏直筆メッセージⓒ冨樫義博 2022年同展では、作者直筆の漫画原稿やカラーイラストなど、総数 350 点以上の貴重な原画・制作資料などを公開。 複雑な設定を埋め込んだ世界観、読者を惹きつけてやまないキャラクター、喜怒哀楽を超えた感情を生み出すストーリー、ページをめくるたびに驚きが連続する描写力など、漫画家・冨樫義博の作品世界をあますところなく紹介する。漫画の中に多くのルールを課し、ロジックを組み立て、時に自らそれを壊し、また組み立てる…。まさに「パズル」を組み立てるような制作過程を経て生み出される作品は、読者のみならず多くのクリエイターたちをも魅了してきた。そのピースの数々を会場で目の当たりにしてみたい。『幽☆遊☆白書』アイコンⓒ冨樫義博 1990-94年『レベルE』アイコンⓒ冨樫義博 1995-97年『HUNTER×HUNTER』アイコンⓒP98-22【開催概要】『冨樫義博展 -PUZZLE-』会期:2022年10月28日(金)~2023年1月9日(月・祝)会 場:森アーツセンターギャラリー時間:10:00~20:00(最終入場は19:30まで)※会期中無休、全日日時指定制公式サイト: ★大阪、福岡に巡回予定
2022年07月04日かんき出版はこのほど、『あなたの味覚にピタッと合う味ダイエット』(1,296円・税込)を全国の書店・オンライン書店など(一部除く)で発売した。同書の著者である庄島義博氏は現在、ボディチューニング(身体調整)のスペシャリストとしてモデルやタレント、アスリートのサポートをしている。庄島氏が提唱する「合う味ダイエット」とは、自分に合う味を取れば、何もしなくても勝手に体はやせていくというもの。タレントの高橋みなみさんも推薦するダイエット方法だという。庄島氏がこの理論を発見したのは、自身が柔道の試合に出場していたとき。柔道は試合前には10kg以上の減量をして挑むが、試合中に力が入るときと入らないときがあるとのこと。その疑問を突き詰めるうち、食べ物の「味」がポイントであることがわかったという。庄島氏の場合は、試合前にレモンなどの酸味を食べると調子がいいが、甘味がプラスされると力が入らなかったとのこと。検証を進めるうち、人それぞれに合う味があることを発見した庄島氏。クライアントの血液検査の結果から、「味」が体にもたらす影響や効果を研究し、3万人もの人々が効果を実感する「合う味ダイエット」のメソッドを完成させた。同書では、自分に合う「やせる味」の見つけ方を紹介。「テイストチューニング」は甘味、塩味、酸味、苦味の4つの味の食べ物を用意し、それぞれの味を食べてから簡単な動きをするというものだが、同じ動きでも簡単にできる味もあればできない味もあり、味によって差が出ることがわかるという。そのほか、ダイエット効果を高める「食べ方」11ステップ、タイプ別アドバイスなどを掲載した。付録として、外食や飲み会などで役立つ「味覚別・合う味メニュー早見表」も収録している。
2018年01月14日「あなたの味覚にピタッと合う味ダイエット」1月5日、自分自身に合う味覚を見つけてやせる「あなたの味覚にピタッと合う味ダイエット」が発売された。著者は、合う味ダイエットFSEMトレーナー、パーソナルトレーナー、HAS株式会社代表取締役の庄島義博氏である。庄島義博氏はこれまで3万人以上のダイエットとボディメイクのサポートを行っており、同書は元AKB48の高橋みなみさんが推薦。A5判で104ページ、かんき出版より1,296円(税込)で発売中である。外での食事に「味覚別・合う味メニュー早見表」食べた物を記録する「レコーディング・ダイエット」や朝にバナナを食べるダイエット、激しい運動で自身を追い込んでいくダイエット、糖質制限など、これまで数々のダイエット方法がブームになったが、その成果を実感できない人は多い。新刊「あなたの味覚にピタッと合う味ダイエット」では、基本的な味を甘味、塩味、酸味、苦味の4つに分け、自分自身に合う「やせる味」の見つけ方を紹介。付録として外食時のメニューの選び方「味覚別・合う味メニュー早見表」も収録されている。(画像はかんき出版のサイトより)【参考】※あなたの味覚にピタッと合う味ダイエット
2018年01月13日かんき出版は、『あなたの味覚にピタッと合う味ダイエット』(著:庄島義博、税込1296円)を全国の書店・オンライン書店等(一部除く)で発売開始しました。■「味覚」がダイエットに関係する!?「レコーディング・ダイエット」「朝バナナダイエット」「ビリーズブートキャンプ」「ロングブレスダイエット」「体幹トレーニング」「糖質制限ダイエット」……。あらゆるダイエット法を試してきたけれどぜんぜん痩せない!とお嘆きの皆さん。それは、そのダイエットが「あなたに合っていなかったから」かもしれません。一人ひとりの体質は、まさに千差万別。ですが、全員に共通するものが「食」です。人の体は食べたものによってつくられていることは紛れもない事実。ボディラインは、“骨格”と“姿勢”と、“筋肉”と“脂肪”が織りなすラインであり、中でも要になるのは「筋力」です。あなたのダイエットがうまくいかない理由、ボディラインが思ったように美しくならない理由は、「ボディラインを崩すもの(筋力が弱くなるもの)を食べている」からではないでしょうか。自分の筋力をつくってくれる食べ物は何か。それを知るカギとなるのが「味覚」なのです。■3万人が成功した「合う味ダイエット」とは自分に「合う味」をとれば、何もしなくても勝手にやせていく。現在、ボディチューニング(身体調整)のスペシャリストとしてモデルをはじめ、アーティストやタレント、アスリートのサポートをしている著者がそれに気づいたのは、自身が柔道の試合に出場していたときでした。柔道は減量競技。試合前には10キロ以上の過酷な減量をし、毎回同じ状態で畳にあがるのに、試合中に力が入るときと入らないときがある。その疑問を突き詰めていったとき、行きついたのが、栄養ではなく「味」だったのです。著者の場合は、試合前にレモンなどの酸味を食べておくと力が入るし、疲れにくい。しかし、はちみつ漬け(甘味がプラス)になると体が重くなり、力が入らない。こうして、自分に合う味、合わない味があるということがわかってからは、体重のコントロールがしやすくなり、試合でも勝てるようになりました。しかし、ここに大きな落とし穴があったのです。トレーナーとしてクライアントを指導するときに、レモンをすすめたところ、同じようにやせて調子が良くなる人もいれば、太り始めた人もいたのです。そこでようやく、人それぞれに合う味があるのだ、と気がつきました。そこで、クライアントに血液検査をしてもらい、血液中の栄養成分を調べてもらうなどしながら「味」が体にもたらす影響や効果を研究していったのです。そうして、現在では3万人もの人々が効果を実感する「合う味ダイエット」のメソッドをつくりあげました。■食べた味によって体の動きが変わる!本書では、自分に合う「やせる味」の見つけ方やさらにダイエット効果を高める「食べ方」11ステップ、タイプ別アドバイスなどを掲載。付録に、外食や飲み会で選ぶべき食材がわかる「味覚別・合う味メニュー早見表」も収録しています。特に、すぐに効果がわかって面白いのが、自分に合う味を知るための「テイストチューニング」。甘味、塩味、酸味、苦味の4つの味の食べ物を用意し、それぞれの味を食べてから、簡単な動きをします。すると、同じ動きでも簡単にできたりできなかったり、手や足の上がる位置が大きく変わったりと、如実に差が出るのです。食べたものがすぐに体の状態に影響するということが実感できます。タレントの高橋みなみさんも推薦する「合う味ダイエット」をぜひ試してみてください。著者庄島義博(しょうじまよしひろ)さんプロフィール合う味ダイエットFSEMトレーナー。パーソナルトレーナー。HAS株式会社代表取締役。日本味感学協会(JMA)代表理事。体に関わるさまざまなバランス調整を得意とするボディチューニング(身体調整)のスペシャリストとして、ダイエットやボディメイクを指導するとともに、全国各地で後進育成スクール、技術提供セミナー、講演会、国内外で企業研修を行う。研修は1年先まで予約でいっぱいなほどの人気ぶりとなる。パーソナルトレーナー歴14年、30000時間を超える指導経験に基づいた「やせたいけど、好きなものを食べたい! 」そんなわがままを叶える、合う味ダイエットの考案者。(お問い合わせ先)かんき出版ホームページお問い合わせ
2018年01月13日