女優・平愛梨(30)の妹で女優の平祐奈(17)が、DREAMS COME TRUEの楽曲にインスパイアされた小説を実写化する約12分のショートムービー『うれしいし、たのしいし、大好きかもしれない。』(12月4日よりKDDIのサービス・ビデオパスで先行配信)に起用されたことが、このほど分かった。祐奈は1998年11月12日生まれの兵庫県出身。映画『奇跡』(11年)のオーディションに合格してデビューした後、『貞子3D』(12年)、『紙の月』(14年)、『ソロモンの偽証』(15年)、『青鬼 ver.2.0』などの映画に出演。本田翼、川口春奈、広瀬すずといった人気若手女優らが起用されて毎年注目を集めているJR東日本「JR SKISKI」のイメージキャラクターに、山本舞香と共に起用された。本作は、エムオン・エンタテインメントとブックリスタが公募した、音楽と物語をつなぐ小説賞「otoCoto presents OtoBon ソングノベルズ大賞 ~音楽を感じる小説~ DREAMS COME TRUE編」の審査員を務めた入江悠監督が、同賞に触発されて制作。とある地方都市の高校の放課後を舞台に、体育館を使って自身のプロモーションビデオの撮影を計画したダンサー志望の眞美子と、その撮影を急きょ頼まれた映画研究会所属の透が、それぞれの思いを抱きながら1回限りの本番に臨む姿を描く。眞美子を演じる祐奈は「バレエを2歳の頃からやっていましたが、こんな広い空間で4分半も踊り続けるのは初めての経験」と話し、「作品の中で踊るというのは自分にとっての目標の一つだったのでうれしかった」と役者としての夢の実現に感激。続けて、「撮影には情熱的に激しく、体力の限界まで踊ることを心がけて臨みました」とも明かしながら、「映像を見て、これぞ体で表現するという事なんだ! と実感し、自分としても新たな事に出会え、いろんな事が吸収できた」と感慨を語る。一方、映画監督を夢見る透役を演じるのが、現在フジテレビ系ドラマ『オトナ女子』(毎週木曜22:00~22:54)に出演中の若手俳優・浦上晟周(16)。「映画監督を志す役ですが、僕も以前ドラマの現場で監督から演出することの面白さを聞いて、自分でも作品を撮ってみたいなと思った事があります」と振り返り、「脚本や現場の雰囲気で感じたのが、この作品は何気ない日常の一コマで、そのリアルな空気感が大事だと思ったので、できるだけ演技っぽくなく、力を抜いて演じるようにしました」と明かした。入江監督は本作の成立過程を、「DREAMS COME TRUEさんの有名な楽曲にインスパイアされた小説、にインスパイアされたショートムービー、というちょっとややこしいインスパイアのリレーのような形」と表現。「せっかくインスパイアされたのなら、普段自分が照れてしまって題材として選ばないようなことをやろう」という思いから、学校を舞台に選んだという。12分のショートムービー『うれしいし、たのしいし、大好きかもしれない。』は12月1日、音楽専門チャンネル・MUSIC ON! TVのステーションIDとしてオンエア。続けて、同月4日よりビデオパスで先行配信がスタートする。
2015年11月29日今週末、4強が決まる。『2015Jリーグヤマザキナビスコカップ』の話である。9月6日(日)、各スタジアムで準々決勝第2戦がキックオフを迎えるのだ。ヤマザキナビスコカップ 準々決勝 チケット情報ここで9月2日に行われた準々決勝第1戦を振り返りたい。FC東京×鹿島アントラーズは2-2に終わった。15分、左SB・太田宏介のクロスをFW・河野広貴がヘディングで押し込みFC東京が先制。すると43分にDF・山本脩斗の折り返しをFW・赤崎秀平がピンポイントで合わせ同点。61分にはMF・遠藤康の強烈なミドルシュートで鹿島が逆転した。鹿島の勝利と思われたが、88分に右SB・徳永悠平のクロスをFW・中島翔哉がダイレクトで合わせ同点とした。互いにオフサイド判定やシュートがポストに嫌われる惜しいシーンもあった。何よりも両軍とも最後の最後まで勝ちに行った。次の90分間も好試合の予感が漂う。柏レイソル×ヴィッセル神戸は、2-0で神戸が先勝したが、吉田達磨監督にとって想定内か。2ndステージから中2日で臨んだ神戸戦で、柏は8月30日のゲームからスタメン10名を入れ替えた。ユース出身者8名を並べた平均24.09歳のメンバーは神戸の猛攻にさらされながらも耐え抜いたが、65分にMF・石津大介にドリブルで切り込まれ先制を許すと、85分には得点ランキングトップを走る6ゴール目となるシュートを渡邉千真に決められ、ジ・エンド。第2戦は神戸が勢いを持続できるか、柏が主力を動員し盛り返すか、注目される。ガンバ大阪×名古屋グランパスは、1-1ながら、勝ちゲームを落としたG大阪と引き分けに持ち込んだ名古屋の構図となった。日本代表のFW・宇佐美貴史、DF・丹羽大輝、米倉恒貴、GK・東口順昭とともに、FW・パトリック、MF・遠藤保仁、左SB・藤春廣輝も欠いたG大阪だが、6分にMF・二川孝広のゴールで早々に先制しながらも、試合を決めるチャンスをフイにした。永井謙佑、ノヴァコヴィッチ、小松屋知哉とアタッカー陣不在の名古屋は劣勢だったが、途中出場したFW・野田隆之介が76分に同点弾を決めたのだった。第2戦はメンバー構成とともに、決定力が勝敗を分ける。アルビレックス新潟×浦和レッズは5-0と新潟が大爆発。新潟はFW・指宿洋史の2ゴールなどで、リーグ戦1勝4分19敗、カップ戦1勝3敗と対浦和の相性の悪さを払拭した。準決勝進出は新潟がほぼ手中に収めたが、浦和としては4失点を喫した横浜F・マリノス戦に続く2試合連続の守備崩壊の悪循環を第2戦で立て直したいところ。『ナビスコカップ』準々決勝第2戦は、舞台を変えて9月6日(日)キックオフ。チケット発売中。
2015年09月04日注目のイットガールが登場する連載。第10回のゲストは、「カロリーメイト」のCMでも話題になった女優・平祐奈さん。デビューは小学生の頃。是枝裕和監督の映画『奇跡』のオーディションに家族が応募したことがきっかけだった。「バレエやフィギュアを習っていて表現することが好きだったし、お姉ちゃんの影響もあり演技に興味はありました。小学生でデビューするとは思っていませんでしたが…」。“お姉ちゃん”とは、女優の平愛梨さん。6人きょうだいで、祐奈さんは末っ子。「兄と姉はみんな人生のお手本。でも家族全員O型で自由人だから、集まると大変。話と笑いが止まらず、口が開きっぱなしになります(笑)」◇たいら・ゆうな1998年生まれ。ヒロイン役で出演している映画『青鬼ver.2.0』が公開中。CM「カロリーメイト」「JAバンク兵庫」にも出演。ブログは◇休日は映画観賞。月10本くらい観ます。「特に好きなのは『ローマの休日』。オードリー・ヘップバーンが素敵!」◇一眼レフのカメラで風景を撮るのが好き。「これはお正月のレインボーブリッジ。朝焼けがきれいだったんです」◇ハマっていることは御朱印集め!「仕事で京都によく行くので、空いた時間に神社やお寺を巡っています」※『anan』2015年7月15日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2015年07月09日声優の悠木碧が、モンブランやコーヒーゼリーなどの"お菓子擬人化"に挑戦したフォトブック『悠木碧フォトブック Sugary Fairy~季節のスイーツを添えて~』(主婦の友社)が、24日に発売される。『魔法少女まどか☆マギカ』の主人公・鹿目まどかや、『妖怪ウォッチ』の未空イナホ、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』の比企谷小町など、数々の人気アニメで声優を務めてきた悠木は、2011年度の第6回声優アワードでは歴代最年少の19歳で主演女優賞を受賞。アニメ公開を控える『ワンパンマン』で主要キャラクター・戦慄のタツマキ役も決定するなど、声優としてさらなる活躍が期待されている。今回発売されるフォトブックは、雑誌『声優グランプリ』(主婦の友社)で2013年5月号から開始された連載「悠木碧のSugary Fairy」を書籍化したもの。「甘~いお菓子を擬人化したら…」というテーマのもと、さまざまなテイストの衣装に身を包み、わたあめ、ローズジャム、コーヒーゼリーなどの"お菓子の妖精"になりきった悠木を、29パターンも見ることができるという。『悠木碧フォトブック Sugary Fairy~季節のスイーツを添えて~』は、6月24日発売。B5判96ページの仕様で、定価は3,000円(税別)となる。
2015年06月23日ワコムは2月10日、「CGアーティスト森田悠揮ZBrushテクニックセミナー」をデジタルハリウッド駿河台ホールにて開催した。セミナーにはCGアーティスト森田悠揮氏とPixologic社COOのハイミ氏、マーケティング担当のトマ氏が登壇。オークの山田有祐氏が司会を務めた。森田氏の実演に会場が沸いたセミナーの様子をレポートする。○デジタルライブスカルプティングを披露同セミナーは、3Dモデリング制作を行っている人から3Dモデリング制作に興味がある人までの幅広い層を対象に行われた。「ZBrush」はゲームや映像作品の3Dモデリング制作に使われているデジタルスカルプティングソフトウェア。今回のセミナーに登壇した森田氏は、「CG Student Awards 2013」にて、世界第3位を受賞。セミナーでは、ZBrushとペンタブレットを使ったデジタルライブスカルプティングを披露した。また、実演と平行してZBrushの開発元であるPixologic社のハイミ氏とトマ氏がソフトウェアを解説し、質疑応答も実施。会場には液晶ペンタブレット「Cintiq」シリーズのフラッグシップモデル「Cintiq 27HD」を中心とした液晶ペンタブレットを展示し、その場で体験できるようになっており、セミナー終演後には、実際に試してみる参加者の姿も見られた。○「爬虫類っぽい」クリーチャーを作成セミナー冒頭で進行の山田氏が尋ねたところ、来場者の中でZBrushを使っているのは4~5割程度。森田氏はセミナーが行われる1時間半~2時間の間にクリーチャーの頭部を作ると話し、実演が開始された。森田氏が作るのは「爬虫類っぽい」クリーチャーということで、トカゲを意識しながら作ると説明。普段はクリーチャーであれば何の動物をベースに作るかを考え、大量の資料を見て、動物の構図を頭にたたき込んでからさっと作るようにしているとのこと。最初の段階では印象だけを重視しているので、ディテールにはあまり凝らずに進めるのだという。目の周りが決まるとそれ以外の部分も決まるということで、目の周りから重点的に作っていた。会場からの「自分で絵を描くのか」という質問に対しては、デッサンを本格的に習ったことはないが、デッサンは観察力をつけるためにあるため、観察力さえあればできなくても大丈夫だとの回答をしていた。○ZBrush 4R7をPixologic社が紹介森田氏による作業の中盤には、Pixologic社によるZBrushの説明が行われた。ZBrushの特徴は、紙とペンがあれば何かが描けるのと同じように、ZBrushがあれば経験がなくても制作を始められるということだ。「粘土をこねるように作業を進められる」と例えていた。産業分野ではゲーム、映画、マーケットデザインのイラストレーション、製品製作前のコンセプト段階でのアート、テレビコマーシャルなどさまざまな場面で使われており、利用者に合わせて幅広く活用できるという。ハイミ氏とトマ氏は、今回の来日で2月8日に行われたワンダーフェスティバルに参加し、「日本では漫画文化が強い」と実感したとのこと。このほどリリースされた「ZBrush 4R7」についても、いち早く詳細を紹介。ZBrushの特徴のひとつに「ZBrushだけですべての作業が完結できること」があるが、4R7ではそれがさらに強化されたという。○最終的な質感をイメージして作業を進行Pixologic社が「ZBrush 4R7」の説明をしている間に、森田氏の実演も進行。大まかな形が完成。続くディテールでは、質感を考えて作業を進めるという。今回のクリーチャーについては、ぬるっとした首の皮にし、ヒダや顔のシワをつけていた。最終的な質感をイメージしていると作業が早く進むのだという。その様子を見ていたハイミ氏は、球からアウトラインを作っていったことに注目し、「作業をやっていく中で調整を重ねてドラゴン(クリーチャー)ができあがっていった」と話した。トマ氏は作業の早さがZBrushならではであると強調。山田氏は、「デジタルでは、良くも悪くもとことんディテールを突き詰められる」とデジタルならではの特徴を読み取って説明していた。○液晶ペンタブレットは「アナログで制作しているみたい」セミナーの後半では、山田氏が事前アンケートの結果を紹介。会場にいるZBrushユーザーではペンタブレットを使っている人が多いという内容だった。それについて、最近液晶ペンタブレットを買ったという森田氏は、「アナログで制作しているみたいで慣れるとすごく使いやすい。5時間で慣れてしまった」と話した。購入したのは「Cintiq 13HD」だという。メインのディスプレイとミラーリングして使っているという山田氏は、「Cintiq 13HDなら原型を作る感覚のまま、フィギュアを作る感じに近いので良い選択だった」と振り返っていた。そしていよいよ森田氏のクリーチャーが完成。ハイミ氏は「2時間以内で作った作品ではハイクオリティ」と評価していた。森田氏はもともとはモデラー志望ではなく、いろいろなものを作っていたのだという。しかし、クリーチャーを作るのが楽しく、生き物が好きだったことから、現在ではクリーチャーの仕事が9割を占めるようになったそうだ。また森田氏は、日頃から使えそうな質感や造形を頭にストックしておくことの大切さを強調。現存の動物から使える要素を探して、イマジネーションに取り入れておく。実際の作業においては、シルエットが決まれば完成形も見えるため、ディテールにとらわれずに形を突き詰めて、最終的に良い物をつくることを心がけるように意識していると話し、セミナーは幕を閉じた。
2015年02月17日徳永英明が6月6日(土)埼玉・川口総合文化センターリリアメインホールより全国ツアーを開催する。【チケット情報はこちら】同ツアーは1月21日(水)にリリースされるカバーアルバム『VOCALIST 6』を引っ提げて開催。11月24日(火)の大阪・オリックス劇場まで43公演行なわれる。チケットぴあでは、1月19日(月)午前11時までプレイガイド最速となるいち早プレリザーブを受付中。対象は6月13日(土)千葉公演、20日(土)・21日(日)東京公演、7月11日(土)・12日(日)神奈川公演、10月31日(土)・11月1日(日)埼玉公演、11月14日(土)・15日(日)東京公演。■徳永英明コンサートツアー 20156月6日(土)・7日(日)川口総合文化センターリリアメインホール(埼玉県)6月13日(土)市川市文化会館(千葉県)6月14日(日)新潟県民会館(千葉県)6月20日(土)・21日(日)東京国際フォーラム ホールA(東京都)6月27日(土)・28日(日)秋田県民会館(秋田県)7月4日(土)・5日(日)神戸国際会館 こくさいホール(兵庫県)7月11日(土)・12日(日)神奈川県民ホール(神奈川県)7月19日(日)オーバード・ホール(富山県)7月20日(月・祝)フェニックス・プラザ(福井県)8月22日(土)・23日(日)名古屋国際会議場センチュリーホール(愛知県)8月29日(土)・30日(日)仙台サンプラザホール(宮城県)9月5日(土)アルファあなぶきホール(香川県)9月6日(日)松山市民会館(愛媛県)9月12日(土)広島文化学園HBGホール(広島県)9月13日(日)倉敷市民会館(岡山県)9月19日(土)・20日(日)名古屋国際会議場センチュリーホール(愛知県)9月26日(土)・27日(日)福岡サンパレス(福岡県)10月3日(土)・4日(日)フェスティバルホール(大阪府)10月10日(土)まつもと市民芸術館(長野県)10月12日(月・祝)金沢歌劇座(石川県)10月17日(土)・18日(日)ニトリ文化ホール(北海道)10月24日(土)青森市文化会館 リンクステーションホール青森(青森県)10月25日(日)岩手県民会館 大ホール(岩手県)10月31日(土)・11月1日(日)大宮ソニックシティ(埼玉県)11月7日(土)宗像ユリックス(福岡県)11月8日(日)熊本市民会館崇城大学市民ホール(熊本県)11月14日(土)・15日(日)東京国際フォーラム ホールA(東京都)11月21日(土)・22日(日)・24日(火)オリックス劇場(大阪府)
2015年01月16日「子供の頃から、建築家になりたいと思っていた」高橋は、中学校の3年生頃に、ファッションに出合う。反抗期と共に、自分のお小遣いで自ら服を買い始めるが、ちょうどその時期は裏原ブーム、“おしゃれな友達”と人気のあったショップを回っていた。さらに、メンズファッション雑誌の裏原マップを見て、奥の奥まで行こうと友達を誘う。ところが、周りはそこまでする気がなかった。「他の人よりファッションが好き、という気持ちが強いことがわかりました」と、高橋。ぼろぼろのデニムにも自分でヤスリをかけたり、染料を買って染めたりして、手を加えていた。その“好き”は、衣服だけではなく、ジョン・ロブなどの革靴ブームにも影響され、靴職人にも興味を抱くことに。“手でものを作ることが好きな”少年が、将来ファッションデザイナーになることを、無意識に思い描いていたとしても不思議はない。しかし、“ファッションにはまった”少年が、それを仕事とするまでには、まだいくつかの出会いと経験、そして時間が必要だった。高校2年の時、進路を考えるようになった高橋は、建築家という選択肢もありつつ、受験を避けて、中学・高校からそのまま推薦で大学へ。そこで、1年生の時は、油絵や彫刻などの美術から、プロダクト、インテリア、テキスタイルなどのデザインに至るまで、幅広いフィールドから10種類のクラスをとることができた。高橋の旺盛な好奇心を満たすだけではなく、視野を広げることに大いに役だったことは想像に難くない。2年生になると、専攻を決めなくてはならなくなり、テキスタイルデザインを選ぶことに。そのきっかけの一つが、「ミシン屋さんに行って、シャツの縫い方を教えてもらった時に、『これからはテキスタイルの時代』と言われたわけですよ」という。その人が、どういう根拠からアドバイスをしたかは知るよしもないが、的を射ていたことは確かだ。だが、ファッションだけでなく、「同時にインテリアも捨てきれない。両方できるのではという思いもあった」という。若いということは、さまざまな可能性に満ち溢れていることでもある。ファッションデザインに絞られていくには、まだ時間が掛かる。「芸術論の授業をとって、現代アートにも出合い、特にミニマルアートやコンセプチュアルアートにはまりました」。その頃はパリコレにも興味を持ち、好きになったフセイン・チャラヤンの作品について、「蘊蓄(うんちく)を並べていた」という。そういう高橋に、先生からうってつけの大学があると勧められ、2年生の時、大学の国際教育プログラムでテキスタイルコースがあるロンドンのカレッジに留学することになる。3/4に続く。
2013年09月03日佐々木蔵之介、溝端淳平、平幹二朗が出演する舞台、 二兎社『こんばんは、父さん』の制作発表が9月4日行われ、出演の3人と作・演出の永井愛が会見に登場した。二兎社「こんばんは、父さん」チケット情報物語の登場人物は男性3人のみ。たたき上げで財をなしたが、今では全てを失い借金とりから追われる70代の「父」を平が、その父と長年音信不通だった40代の「息子」を佐々木が演じる。溝端は父と関わりを持つ20代の若者役だ。会見で佐々木は「平さんは大先輩で(山の)頂のような方。しかもぼくのお父さんという役。半分平さんの血がぼくの中に入っている、DNAを受け継いでいると考えると、どうしたらいいのかなと思いますが、遠慮なく胸に飛び込んで父の愛に包まれようと思ってます」と抱負を語った。溝端はさらに恐縮した様子で「雲の上のような大先輩の平さん、蔵之介さんと共演させていただけて、本当にぼくでいいのかと、そわそわ緊張しています。永井さんから愛のあるダメ出しをしてもらい、しっかり成長していきたい」と話し、意欲を見せた。平は台本を読んで「ぼくにはとても痛い作品でした」と語り、女優の佐久間良子と離婚後、息子で俳優の平岳大と離れていたことを思い出し「10年近く自分の息子に会えなかった時期があったので、(役の父の)痛みがよくわかります。会えなかった息子の立場も痛いほどわかるので、そのへんを頼りに役作りをしていこうと思っています」とコメントした。「3人の男性がひょんなことをキッカケに自分の人生を振り返る芝居を書きたいと思っていた」と話す永井。これまで多くの印象的な女性像を描いてきた永井にとって、男だけの3人芝居は初の試みとなる。また、この公演は永井が主宰する二兎社と公立劇場5館が共同で制作する。5館は作品づくりをサポートし、制作資金の確保を二兎社と共に計画する。共同制作する劇場は、埼玉・富士見市民文化会館キラリふじみ、愛知・パティオ池鯉鮒(知立市文化会館)、愛知・豊橋市民文化会館、岩手・盛岡市文化振興事業団(盛岡劇場)、福岡・北九州芸術劇場の5館。公演は10月13日(土)のキラリふじみを皮切りに、3か月にわたり全国15か所で巡演する。東京公演は10月26日(金)から11月7日(水)まで、東京・世田谷パブリックシアターにて上演。チケットは一部を除き発売中。
2012年09月06日セクシーに歌ってほしい!ハスキーな声で、優しく包み込むような歌い方が魅力的な徳永英明さん。どんな曲でも、「徳永色」に歌いこなしてしまうところがすごいですよね。今回は、「徳永英明に歌ってほしい2009~2011年の名曲」について、20代の女性にアンケートしました!>>男性編も見るQ.徳永英明に歌ってほしい2009~2011年の名曲を教えてください(複数回答)1位『また君に恋してる』(坂本冬美)13.6%2位『ありがとう』(いきものがかり)11.0%3位『はつ恋』(福山雅治)9.7%4位『トイレの神様』(植村花菜)8.5%5位『会いたくて 会いたくて』(西野カナ)8.0%■『また君に恋してる』(坂本冬美)を歌ってほしい!……・「徳永さんはしっとり系が特に似合うと思う」(28歳/商社・卸/事務系専門職)・「色っぽい曲だけど、男性が歌ってもきっとセクシーだと思う」(24歳/団体・公益法人・官公庁)・「坂本冬美さんとは違う意味で、哀愁のただよう曲に変化するのではと思う」(29歳/金融・証券/専門職)・「女性の声とは違った色気が感じられそう」(25歳/運輸・倉庫/事務系専門職)・「まったく違うテイストの歌に変わりそうで、聴いてみたい!」(29歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)■『ありがとう』(いきものがかり)を歌ってほしい!……・「大好きな曲だし、徳永さんの声質に合っていそう」(28歳/建設・土木/販売職・サービス系)・「いい曲なので、徳永さんの澄んだ声で歌ってほしいと思う」(27歳/医療・福祉/事務系専門職)・「すごーくしっとりした応援歌になりそう」(25歳/電機/事務系専門職)■『はつ恋』(福山雅治)を歌ってほしい!……・「大人の色気が出そうで聴いてみたい」(26歳/食品・飲料/営業職)・「はかない声とはつ恋の歌詞が合いそう」(22歳/医療・福祉/専門職)・「切なく歌い上げてほしい」(24歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)■『トイレの神様』植村花菜)を歌ってほしい!……・「ものすごく情感豊かに歌い上げてくれそう」(28歳/電機/技術職)・「バラードが似合うと思う」(28歳/ソフトウェア/秘書・アシスタント職)・「彼が歌ってくれたらすごく感情移入できそう」(28歳/不動産/秘書・アシスタント職)■『会いたくて 会いたくて』(西野カナ)を歌ってほしい!……・「あのハスキーボイスで歌われたら余計に切なくなりそう」(26歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「『若い女性の恋愛』をどう歌うのか、聴いてみたい」(27歳/そのほか/販売職・サービス系)・「メロディーと徳永英明の声が合ってる気がする」(24歳/そのほか/事務系専門職)総評ランクインした中で4曲が女性ボーカルの歌でした。しかもバラード!しっとりした、どちらかといえば高音のメロディーが徳永英明さんに合うというイメージが、定着しているようですね。その中で異色だったのは、3位にランクインした福山雅治さんの『はつ恋』。男性編でも、3位に入っており、男女問わず歌って欲しいようです。また、どちらかといえば、福山さんは低音の声が魅力的。その福山さんの歌を、徳永さんがどうアレンジするのか、確かに聴いてみたいですね!どちらが歌っても、その大人の色気にクラクラしそう……。5位の「会いたくて 会いたくて」は女性編のみランクイン。恋する女性の気持ちを代弁するかのような切ない歌詞を、徳永さんのハスキーボイスで歌ってほしいと答えてくれた方が多かったです。今回のアンケートでは、ランクインした以外でも、EXILE、少女時代、ジャニーズ事務所所属のアイドルの歌など、さまざまな曲が挙がりました。さまざまな曲を歌って欲しいと思われる徳永英明さん。今後、どんな歌を歌ってくれるのか、楽しみですね!(文・ペンダコ)調査時期:2011年7月14日~7月25日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性562名(そのほかと回答した102名を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】カラオケで女性が歌いこなせるとポイントが上がる日本のアーティスト【ランキング女性編】カラオケで鉄板のラブソング持ち歌【ランキング女性編】カラオケで歌うと必ず盛り上がるアニソン完全版(画像などあり)を見る
2011年10月11日やっぱり歌ってほしいバラード数々の名曲をカバーしたアルバム『VOCALIST』のシリーズが大人気の徳永英明さん。女性の歌をしっとりと歌いこなす歌唱力はすばらしいですよね。今回は、「徳永英明に歌ってほしい名曲」を、2009年~2011年に発売されたものに限定してアンケート。20代の男性に伺いました!>>女性編も見るQ.徳永英明に歌ってほしい2009~2011年の名曲を教えてください(複数回答)1位『トイレの神様』(植村花菜)13.7%2位『ありがとう』(いきものがかり)9.4%3位『はつ恋』(福山雅治)8.7%4位『また君に恋してる』(坂本冬美)7.5%4位『流星』(コブクロ)7.5%5位『Everyday、カチューシャ』(AKB48)7.4%■『トイレの神様』(植村花菜)を歌ってほしい!……・「しんみりとしたバラード系が似合うイメージがある」(28歳/印刷・紙パルプ/事務系専門職)・「徳永さんの歌い方に曲が合っていると思う」(25歳/そのほか)・「感動する歌がうまいと思う」(28歳/小売店/事務系専門職)・「女性の女性らしい歌を歌うのが上手」(29歳/印刷・紙パルプ/営業職)・「やっぱ切ない系の曲が似合う」(27歳/建設・土木/技術職)■『ありがとう』(いきものがかり)を歌ってほしい!……・「バラードっぽくやさしく歌ってもらえそう」(26歳/金融・証券/販売職・サービス系)・「どんなふうに歌い上げるのか興味がある」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「あの声で歌えば、また違った良さが生まれると思う」(24歳/マスコミ・広告/広告職)■『はつ恋』(福山雅治)を歌ってほしい!……・「あの高音で違った世界観を聴いてみたい」(26歳/マスコミ・広告/営業職)・「どっちがうまいか個性を比較したい」(29歳/食品・飲料/営業職)・「情感を込めて歌ってくれそう」(27歳/商社・卸/事務系専門職)■『また君に恋してる』(坂本冬美)を歌ってほしい!……・「しっとりしてて、聴きごたえがありそう」(27歳/そのほか/事務系専門職)・「一番声に合いそう」(28歳/ソフトウェア/技術職)・「情緒がありそう」(29歳/金融・証券/営業職)■『流星』(コブクロ)を歌ってほしい!……・「とても好きないい歌だから」(28歳/学校・教育関連/専門職)・「しっとりした雰囲気が合うから」(28歳/生保・損保/事務系専門職)・「高い声が合いそう」(29歳/団体・公益法人・官公庁/経営・コンサルタント)総評1位から4位は、バラードの名曲が並びました。5位内にランクインした中、4つの曲が女性ボーカル。徳永さんのカバーアルバム『VOCALIST』に収録されている曲が、すべて、女性ミュージシャンや女性ボーカルの曲だということも大きいのかもしれません。その中で1位に輝いたのは、子どもからお年寄りまで、多くの人を感動させた植村花菜さんの『トイレの神様』。関西弁まじりの歌詞をどんなふうに心を込めて歌ってくれるのか、ぜひ聴いてみたいですよね。3位と4位には男性ボーカルの曲がランクイン。どちらもしっとりしたバラードの名曲。透明感のある徳永さんの声ともすごくマッチしそうです。おもしろかったのは、5位にAKB48の「Everyday、カチューシャ」が入ったこと。徳永英明さんの雰囲気に合うかどうかは別として、確かに、聴いてみたい気がします。次のカバーアルバムでは、どのような曲を歌ってくれるのでしょうか。楽しみですね!(文・ペンダコ)調査時期:2011年7月14日~7月25日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性224名(そのほかと回答した61名を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】カラオケで女性が歌いこなせるとポイントが上がる日本のアーティスト【ランキング男性編】カラオケで鉄板のラブソング持ち歌【ランキング男性編】カラオケで歌うと必ず盛り上がるアニソン完全版(画像などあり)を見る
2011年10月11日「医療モノということで、“カッコよく”見えてしまうイメージを抱いていたんですが、ここで描かれているのは、ひとりひとりが背負っている人生なんです」――。吉沢悠は、出演作『孤高のメス』をこう表現する。この言葉にこの映画の魅力、そして演技者としての彼の揺るぎないスタンスが表われている。ベストセラー医療小説を実写化した本作。吉沢さんは「自らの素の感情を役柄に重ね合わせながら演じた」と言葉に力を込めた。この“人間ドラマ”に彼はどのような思いで向き合ったのか――?映画の公開を前に話を聞いた。物語の始まりは1989年、とある地方の市民病院に当麻鉄彦(堤真一)という名の外科医が赴任するところから始まる。大学病院に依存し、満足な手術ひとつ行えない腐敗した環境を当麻はその腕で、変えていく。当麻が変えたのは何より、そこで働く人々の意識。吉沢さん演じる青木はまさに、彼との出会いによって自らの生き方を省み、そして変わっていく若き医師である。「大学病院の古い体質があって、その下で働く青木はいろんな思いを抱えつつ、“権威”という壁にぶつかる。当麻との出会いで大きく変わっていくこの人物をしっかりと演じ切れないことにはこの作品のテイストが観る人に伝わらない。そのプレッシャーはありました。と、同時に青木が感じる葛藤は、ひとりの俳優として僕にとっては感じたことのある思いでした。それを生かして演じ切ることができれば楽しいだろうな、という相反する複雑な気持ちでした」。90年代末から2000年代の前半に掛けて、次々と話題のドラマ、映画に出演し、主演も数多くこなしてきた吉沢さんが芸能活動を休止したのは2005年。奇しくも本作で演じた青木と同様にアメリカに渡り、帰国後、俳優としての活動を再開した。役柄に自らを重ねた、という部分についてさらに深く尋ねた。「自分なりの信念を持って俳優という仕事をやっていましたが、やればやるほどに『いまのままでいいのか?』というクエスチョンがついて回るようになった。それはまさに、約束された道を見失った青木そのもの。前半部分の彼に、その当時、自分が抱いていた感情を乗せました。それからアメリカに渡って何より感じたのは、俳優として現場に立てるということは、決して当たり前のことではないのだということ。そう感じたときに無性に俳優をやりたい、演じたいって思えてきたんです。帰国して初めての仕事が映画だったんですが、あのときは本当に嬉しかった。それはまさに、青木が当麻先生を手伝いたくて帰国するときと同じ気持ちでした」。復帰後、彼が出演した映画は『夕凪の街 桜の国』、『逃亡くそたわけ−21才の夏』、『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』に本作と物語性と共に、社会への強いメッセージを感じさせるところがあるが…。「決して、それを意識して作品を選んでいるわけではないです。ただ、例えばニューヨークにいる頃、『自分は日本のことを何も知らない』と強く感じて、帰ったら広島に行きたいと思うようになった。そうしたら(広島を舞台に被爆を扱った)映画『夕凪の街 桜の国』のお話をいただいた。不思議なめぐり合わせは感じますね(笑)。常に、観る人に何か良い影響を少しでも与えられたら、という思いはあります。そうした思いがこういう良い循環を生んでいるのかも」。そうした流れに身を投じる中で、映画というメディアへの熱い思いが自身の内側からも沸々とわいて来ていると明かす。「映画人の熱…独特の温度の高さへの憧れは以前以上に強く感じます。周りが見えなくなるような強い思いで、わが子を育てるようにみんなが映画に夢中になっているあの環境は、本当に気持ち良いんです。30歳を過ぎて、ここにいられることが幸せだな、と感じるようになりましたね」。最後に「今後演じてみたい役は?」という質問に「もちろん、当麻先生のような役もやってみたいですね」と語り、「それから…」と、生瀬勝久が演じた、自らの保身しか考えない大学病院の医師・野本の名を挙げ、少し興奮気味にこう続ける。「生瀬さんが仰ってたんです。『俺は、野本という役を“悪”として演じたわけじゃない。一人の人間として演じた結果がこうだったんだ』って。それを聞いて、ああいう役をいつか演じられるようになりたいな、と思いました。僕自身今回、野本という存在に生かしてもらってるんです。そんな深みを演じられるようになりたいです」。(photo:Ryusuke Suzuki)■関連作品:孤高のメス 2010年6月5日より全国にて公開© 2010「孤高のメス」製作委員会■関連記事:堤真一天才外科医役に都はるみのこぶしを聴いて特訓目の前の命を救うため、禁断のオペに挑む『孤高のメス』試写会に15組30名様をご招待小栗旬初監督作引っさげ北海道に!ゆうばり国際映画祭ラインナップに注目来年の東映は『ゼブラーマン2』セクシー衣裳から『桜田門外ノ変』まで注目作ズラリ!堤真一、大組織の悪しき体制と闘う熱血医師に「ヒーローではない、医師を演じたい」
2010年06月23日女優の徳永えりが5月11日(火)、東京・千代田区のよみうりホールで行われた出演映画『春との旅』の舞台挨拶に出席。共演した大ベテラン、仲代達矢から誕生日を祝う言葉を贈られ、感動の涙を流した。この9日(日)に22歳になったばかり。大ベテランの仲代さんは、徳永さんに花束を手渡し、ギュッと抱擁すると「まだまだ若い女優さんで、これからいろいろ経験すると思いますが、あくまで初志を貫いて。その辺の薄っぺらい女優にならないで。志を高く持って」。小林政広監督も「最初の志を完結し、いい女優になって」と心のこもったエール。徳永さんは「ビックリしました」と感極まって涙をポロリ。「本当にまだまだだなと思っています。まだまだ足りない。でもあせらず一歩一歩進んで、仲代さんのような素敵な女優になりたい」と涙を拭い声を詰まらせながら、飛躍を誓った。本作は、最後の居場所を探して旅に出た元漁師の忠男(仲代さん)と新たな一歩を踏み出したその孫娘・春(徳永さん)の二人旅を綴る物語で、仲代さんが9年ぶりに映画主演を務めた。今後の生きる道について司会から聞かれた仲代さんは「77年も生きたからもういいんです」と軽妙に語りつつ、「この映画もそうですが、人間をテーマに、人間とは、生きるとは、ということを命ある限り俳優として追究していきたい。残り少ない人生を頑張ります」と穏やかな表情で語った。一方、小林監督は、「この映画にお客さんが入れば、また映画を作るチャンスがある。だからみなさんの気持ちで、僕の生きる道があるか決まります」と飄々とした口調。観客の笑いを誘っていた。『春との旅』は5月22日(土)より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:春との旅 2010年5月22日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2010『春との旅』フィルムパートナーズ/ラテルナ/モンキータウンプロダクション■関連記事:史上初!奈良・薬師寺で映画奉納式『春との旅』仲代達矢「60年間で初めて」寄り添いながら、2人は旅をする――『春との旅』試写会に25組50名様ご招待仲代達矢、黒澤明を引き合いに『春との旅』小林政広監督を「天才」と大絶賛
2010年05月11日