劇場版オリジナルアニメ『心が叫びたがってるんだ。』のBlu-ray&DVDに、12inchレコード「『心が叫びたがってるんだ。』Original Vocaltrack e.p」が付いた「Loppi・HMV限定セット」が2016年3月30日(水)に発売される。この「Loppi・HMV限定セット」に付属する12inchレコード「『心が叫びたがってるんだ。』Original Vocaltrack e.p」のジャケットイラストが公開された。12inchレコード「『心が叫びたがってるんだ。』Original Vocaltrack e.p」のジャケットは、『心が叫びたがってるんだ。』のキャラクターデザイン・田中将賀氏監修による描き下ろしイラストで、レコードジャケットだけの特別描き下ろし。レコード盤のレーベル面も新規にデザインされたものとなっている。「『心が叫びたがってるんだ。』Blu-ray&DVD」Loppi・HMV限定セットはBlu-ray/DVDあわせて3,000セット限定発売。価格は、Blu-ray版が10,778円(税込)で、DVD版が9,698円(税込)となる。なお、「『心が叫びたがってるんだ。』Original Vocaltrack e.p」のA面に「あこがれの舞踏会」「わたしの声」「玉子の中にはなにがある」「心が叫びだす~あなたの名前を呼ぶよ」、B面には「Over The Rainbow」「Harmonia」が収録予定となっている。(C)KOKOSAKE PROJECT
2016年02月18日2015年9月に公開されたアニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』が、第39回日本アカデミー賞の優秀アニメーション作品賞を受賞した。各部門の最優秀賞は、3月4日に発表される。本作は、長井龍雪監督、脚本の岡田麿里氏、キャラクターデザインの田中将賀氏が『とらドラ!』(08~09年)、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(以下『あの花』)シリーズに続いて、再びタッグを組んで製作されたオリジナルアニメ作品。『あの花』と同じく秩父を舞台に、幼少時のトラウマからうまく言葉が話せなくなった主人公・成瀬順(水瀬いのり)ら高校生を中心として心の傷や葛藤など、自分自身の姿に真正面から向き合いながら、人と人との絆などを描いた。昨年、全国142の劇場で公開されると、累計興行収入11億2,000万円、累計動員82万人を記録。第19回文化庁メディア芸術祭"アニメーション"部門に、審査委員会推薦作品としても選出された。TVシリーズ発ではない、完全オリジナル劇場用アニメ作品が興収10億円を超えるのは、スタジオジブリ作品(『千と千尋の神隠し』や『もののけ姫』など)、大友克洋監督作品の『スチームボーイ』、細田守監督作品(『サマーウォーズ』や『おおかみこどもの雨と雪』など)に次ぐ快挙となった。3月30日には、ブルーレイおよびDVDのリリースも決定。完全生産限定版(BDは8,500円/DVDは7,500円)と本編ディスクのみの通常版(BDは5,500円/DVDは4,500円)で発売され、限定版には、昨年放送された公開記念特番や初日舞台あいさつの模様を収録した特典ディスクや総作画監督修正集など掲載の特製ブックレット、劇場パンフレットの縮小版などが付属する(価格はいずれも、税別)。(C)KOKOSAKE PROJECT
2016年01月19日好きになった相手がシャイで草食系男子ときたら、「私が頑張ってアピールしなきゃ」と誰しもが思うと思います。草食系は恋愛に臆病で受身だと決めつけがちですが、実は彼らもちゃんとアピールしているのです。かなりわかりにくい表現ではありますが、彼なりにあなたに伝えたいと必死にアピールしています。今回は、わかりにくい彼の好きアピールをまとめてみました!■1.「最近ひまー」は遊びたいアピール「俺から「今週末空いてる?」って聞くのは難易度が高すぎる!だから、「俺暇なんだよなー」ってそれとなく伝えて心の中では「遊ぼうって誘って!」って必死に叫んでる(笑)」(21歳/学生)「相手が好きそうな映画の話題を出して「俺も気になってる」とか言って相手に誘ってもらえるように必死で話をもっていく」(20歳/学生)あなたの予定は聞いてこないくせにやたら自分の予定ばかり話したりしてきませんか?それも忙しいアピールではなく暇アピールをしてくるのが特徴です。彼はあなたからのお誘いを期待して自ら「俺今暇なんだよね」と言ってきます。聞いてもないのに彼から暇アピールをされたら、それは彼なりの好きアピールです。■2.「モテそう」は俺の好みですアピール「やっぱ相手の恋愛話は気になるし、「俺だったら好きになっちゃう」っていう意味も込めて「モテそうだね」っていうよね。」(20歳/学生)第一印象で「モテそうだね」と言われて悪い気はしませんよね。彼もあなたから好印象を得たくて「モテそうだね」と言っていたのかもしれませんよ!会ったばかりのあなたに「君、モテるでしょ?」なんて言っちゃう彼はきっとあなたが相当好みのタイプなんでしょう。■3.「俺で良ければ聞くよ?」は守ってあげたいアピール「彼女が困っているときにこそ「俺に頼りなよ」感をだして男を見せる!!草食系だからって、男心が死んでいるわけではないからね、頼ってほしいし甘えてほしい!」(22歳/学生)自分から遊びに誘えなかったり、素直な好きアピールが出来ない彼は少し頼りなく感じると思います。自覚している彼は、挽回しようとあなたが落ち込んでいるときには「俺が支えてやる」アピールを必死にしてきます。草食系男子でも「彼女を守りたい!助けたい!」という思いは健在です。うざいくらいに励ましてきたりアドバイスをしてくる彼は、あなたのことを「守りたい」と思っているよというサインかもしれません。■4.連絡が絶えないのはもっと関わりたいアピール「とりあえず、関係を濃くするためにも毎日のように連絡する(笑)普段なら面倒だからLINEとか続けないんだけどさ。」(20歳/学生)「女子か!」とツッコんでしまうほどに彼からの連絡が頻繁に届いていませんか?こまめな連絡を苦手とする女性にとっては「面倒くさい」以外の何物でもありませんよね。ですが、彼の精一杯の「もっとあなたと関わりたい」という意思の表示です。「私の事大好きかよ、可愛いやつめ」くらいの気持ちで受け止めてあげましょう。■おわりに他にも「好きな子には必ず毎日挨拶する」など地味すぎて気づかないアピール方法満載の草食系男子ですが、注意深く彼の行動を気にしてみてください。きっとあなたにだけの特別な思いが行動に隠れているかも。(佐久間優/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年01月05日『ガールズアンドパンツァー』や『SHIROBAKO』などの監督で知られる水島努氏と、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』などを手掛けた岡田麿里氏によるコラボプロジェクトが始動! 両者がタッグを組んだTVアニメ『迷家』が2016年春より放送開始となる。■TVアニメ『迷家』ストーリー概要そして、僕らは消えた。興味本位で参加した胡散臭いバスツアーで合流した若き30人の男女。ツアーの目的地は納鳴村(ななきむら)と呼ばれる存在が定かではない幻の村『納鳴村』では現世でのシガラミに縛られないユートピアの様な暮らしができる……と都市伝説のように囁かれていた。現実の世界に絶望している…退屈な日常を抜け出したい…人生をやり直したい…それぞれの思惑や心の傷を抱えた30人を乗せ、バスは山奥深くへと導かれてゆく…そして30人が行き着いたのは、朽ちつつも微かに生活の匂いが残る無人の集落だった…30人につきつけられる『納鳴村』の真実とは?スタッフ陣は、監督・水島努氏、シリーズ構成・岡田麿里氏に加え、キャラクターデザインをアニメ『艦隊これくしょん -艦これ-』の井出直美氏、音楽を『心が叫びたがってるんだ。』の横山克氏、アニメーション制作をディオメディアがそれぞれ担当する。謎が謎を呼ぶスリリングな展開! 閉鎖された村での人間模様と主人公の心の葛藤を描く、前代未聞の群像アニメ『迷家』は、2016年春の放送開始予定。詳細は公式サイトなどをチェックしてほしい。○「水島 努×岡田麿里」新プロジェクト「迷家」PV第1弾(C) diomedea・Ponycanyon/project迷家
2015年12月29日フランスの版画技術リトグラフの展覧会『君が叫んだその場所こそがほんとの世界の真ん中なのだ』が12月5日より開催中です。一見、美術展とは思えないこの長いタイトルは、小説『ロマンシエ』に出てくる言葉。本展は、小説の作者の原田マハ、物語の舞台であり実在するパリのリトグラフ(版画)工房のidem、そして東京ステーションギャラリーによる共同企画。小説中に登場する展覧会を、東京で実現しようというユニークな試み。ひと口に版画といっても、作り手が変わればその表情もまったく違うものに。個性的な作風が持ち味の現代アーティストのリトグラフ約130点が展示される本展は、小説を読んだ人もそうでない人も楽しめること間違いなし!ちなみに、idemはかつてムルロー工房という名前で、ピカソやシャガールが版画制作を行ったことでも知られる歴史あるリトグラフ工房。現在のオーナー、パトリス・フォレストが引き継いで「idem」という名前になってからは、アーティストとidem、あるいはアーティスト同士のコラボレーションが盛んに行われる場所に。歴史あるプレス機(版を紙に押し当てて絵柄などを刷る機械)は今も受け継がれ、大切に使われているのだとか。◇フランスを中心に活躍するピエール・ラ・ポリスの作品。日本の特撮や漫画にも影響されたという同氏ならではのインパクトのある作風が人気で、仏紙『リベラシオン』、雑誌『GQ 』などにもイラストを提供している。ピエール・ラ・ポリス『夜に光る君の巨大なステッカー』2007年40.0×62.5cmcourtesy Itemeditions,Paris◇映画監督としても知られるデヴィッド・リンチも、idemの現場でリトグラフ表現の魅力を知ったのだそう。本展では版画作品以外に、彼が制作した8分間の映像作品や他のアーティストとのコラボレーション作品も展示される。デヴィッド・リンチ『頭の修理』2010年64.0×86.0cmcourtesy of the artist/courtesy Item editions,Paris◇フランスに在住する革新的な作家に贈られるマルセル・デュシャン賞を2004年に受賞した、現代美術作家のキャロル・ベンザケン。時間や視覚のズレを表現した作品が多く、本展では和紙を用いた最新作が展示される。キャロル・ベンザケン『マグノリア』2015年78.0×53.5cmcourtesy Item editions,ParisInformation『君が叫んだその場所こそがほんとの世界の真ん中なのだ。展』東京ステーションギャラリー東京都千代田区丸の内1‐9‐1開催中~‘16年2月7日(日)10:00~18:00(金曜日は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)1月11日を除く月曜、年末年始(12月28 日~1月1日)、1月12 日休館一般1000円TEL03・3212・2485※『anan』2015年12月25日号より。
2015年12月22日気になる男性の無防備な姿や、ちょっと子供っぽいところを見ると母性本能がくすぐられますよね。しかし、男性に「カワイイ!」と言うのは注意が必要です。というのも、男性はカワイイと言われて喜ぶどころか、むしろ機嫌を損ねてしまったり、落ち込んでしまうことが多いから。いったいなぜそうなるのか、その理由を紹介いたしましょう。■1.男らしくない「甘いものが好きだからよく食べるんですけど、彼女に『なんかカワイイよね』って言われたんです。それってナヨナヨしてるって意味で言われたんですかね・・・」(20代/営業)甘いものを食べてるから男らしくない、なんてことはけっしてないのですが・・・男性は「頼りがい」や「たくましさ」など男らしくありたいと思っている人が多いため、「カワイイ=男らしくない」と捉えがちなようです。もし言うなら、「カワイイ」ではなく「ギャップがあっていいよね」など、男らしさを損なわない言い方で伝えてあげるのがよさそうですね。■2.子供っぽい「テレビのクイズ番組見て真剣に答えてたら『かわいい』って言われて恥ずかしくなりました。たしかにガキっぽかったから、反省しています」(20代/大学院生)素直さや無邪気さにキュンとくるので、たしかに子供っぽいと言えばそうなのですが・・・悪い意味で言っているわけではなくても、子供っぽいと言われてるように感じれば、男性的には嬉しくないようですね。無邪気さや素直さにキュンときたときは、「そういう素直なところが好きだよ」など、ピュアさを肯定する表現で伝えてあげましょう。■3.見下されているように感じる「よく抜けてるところがあるって言われるんで、自分でも気にしてるんです。あるとき同僚の子に『天然なところあってカワイイよね』って言われて、少しカチンときました。俺だって好きで抜けてるわけじゃないんですよ・・・」(20代/webデザイナー)ぜんぜんそんなつもりはなくても、言い方に気をつけないと、相手を下に見ているような言い方になることもあるようです。特に、プライドの高い男性相手に「カワイイ」というワードを使わないように気をつけた方がいいかもしれません。■4.恋愛対象外「好きな子とデートに行ったとき、しっかりエスコートできるように頑張ってたんです。けど、一緒に歩いてるときに道でつまずいて、恥ずかしくて顔真っ赤になってしまって・・・その子に『カワイイですね』って言われたとき、あーダサい俺はもう脈ナシだなって諦めました」(10代/大学生)カワイイって言っただけで恋愛対象外だと誤解されるなんて!?という感じですが・・・これも男性は「男らしくあるべきだ!じゃなきゃ好きになってもらえない!」と、男性ならではの価値観で考えているということですね。これは勝手に勘違いされないためにも、「そういうところがステキです」と、魅力的だということを強調して伝えましょう!■おわりにカワイイという言葉を嫌がったり、ネガティブな意味で捉える男性は少なくないので、「カワイイ!」と思ったらそのまま言うのではなく、男性が喜ぶ表現に言い換えてあげれば好感度アップになるはずですよ!(大西薫/ライター)(ハウコレ編集部)
2015年12月19日男子が欲しがるものを的確に提供できる女子って、男子に「便利な女子」みたいに思われるのかもしれません。でも、恋愛においても仕事においても、相手が欲しがっているものを的確に提供できると相手に好かれますし、コミュニケーションが円滑になるので、欲しがっているものを提供する能力は、ないよりもあったほうがいいものです。■世間では・・・男子が欲しがっているものを提供できる女子の条件として、世間でよく言われていることは、・自立している・束縛しない・母親との関係が良好たとえばこういうものです。母親との関係が良好というのは、母親との関係が良くないと情緒不安定になりがちだから、という理由でしょう。■男子ってなにを考えているの?一般論としては、ざっくりこういうことだろうと思いますが、そもそも男子がなにを欲しがっているのか分からないという女子も多いと思います。多いと思いますと言うか、そういう女子がほとんどだろうと思います。ということは、男子はなにを欲しがっているのか、素直に男子に聞くことができる女子、というのが、男子が欲しがるものを提供できる女子の条件に入ってきそうです。取材をしていても、「男子ってなにを考えているの?」とか「男子はこういうときに、なにを欲しがっているの?」と素直に聞いてくる女子は、たいてい上手に恋愛しています。もちろん著者は男を代表して生きているわけではないので、こういう女子の質問にうまく答えられたためしがありませんが。■分からないことを素直に「分からない」と言えることこういう恋愛上手な女子のことを拡大解釈すれば、分からないことを素直に分からないと言えることが、男子が欲しがるものを提供できる女子の条件ではないかと思います。今の時代にあって、とくに仕事においては、分からないことを分からないと素直に言えないでしょう。バカに思われるというのは、今の時代、とっても不利ですよね。だからなのか、分からないことは、コソコソとグーグル先生に訊くといいという風潮が高まっています。あるいは仕事ができそうなひとほど、分かった風な答えを(勝手に)導き出して、それを上司が褒めていたりします。ま、仕事においては、今はなんだって「データありき」なので、それでいいのかもしれません(いいとは思わないけれど)。でも恋愛って、男という人間をどう理解するのか?という「人間理解」が非常に重要になってくるので、分かった風な答えを女子が勝手に導いていたのでは、話が始まらなかったりしますよね。■男子だっておなじですそういうときに、素直に相手に訊くことができる女子は、恋愛において非常に有利です。「どうしてほしい?」「なにが欲しい?」こういうことを訊けるかどうかが、男子が欲しがるものを提供できる女子の条件の分かれ道でしょう。男子だっておなじです。女子が欲しがっているものを提供できる男子というのは、観察力に優れていたり、冷静さを持ちあわせていたりするものですが、最後はやっぱり、恥ずかしがらないで、女子になにが欲しいのか、素直に訊くことができる男子でしょう。■グーグル先生が教えてくれないあれこれつまり、恋愛において、対話って大事だよねということです。著者がよく取材させていいただくのは、Wワークをしているキャバ嬢のみなさんです。昼間は大手建設会社で秘書をしている女子とか、昼間はヘアメークさんとか、そういう女子です。そういう女子は、夜、おじさまたちと会話をしているので、著者が驚くほどに男子のことをよく知っています。男という生き物をよく理解しています。同い年くらいの男子としか会話をしていない女子には、想像もできないほど、男という生き物のあれやこれやを知っていたりします。グーグル先生が教えてくれないあれこれを、男子との対話を通して知ること。これが、男子が欲しがるものを提供できる女子の条件ではないかと思います。ということは、誰だって、男子が欲しがっているものを提供できる女子になれる可能性を持っているということです。(ひとみしょう/ライター)(ハウコレ編集部)
2015年12月12日9月19日に公開されてから、全国18の都道府県で舞台あいさつが行われてきたアニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』(公開中/以下『ここさけ』)の55回目、最後を飾る「『ここさけ』舞台挨拶ファイナル」が1日、東京・TOHOシネマズ新宿にて行われ、同作の興行収入が10億円を突破したことが発表された。本作は、長井龍雪監督、脚本の岡田麿里氏、キャラクターデザインの田中将賀氏が『とらドラ!』(08~09年)、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(以下『あの花』)シリーズに続いて、再びタッグを組んで製作されたオリジナルアニメ作品。『あの花』と同じく秩父を舞台に、幼少時のトラウマからうまく言葉が話せなくなった主人公・成瀬順ら高校生を中心として心の傷や葛藤など、自分自身の姿に正面から向き合いながら、人と人との絆などを描く。最後の舞台あいさつに登壇したのは、順役の水瀬いのり、順に思いを寄せられる坂上拓実役の内山昂輝、長井監督、岡田氏、田中氏、そして本作の音楽を担当したポップバンド・クラムボンのリーダーであるミトの6人。舞台上にはくす玉が用意され、それを水瀬と長井監督が割ると、中から「10億円突破!」の文字が現れた。これに、水瀬は「本当にヒットしたって胸を張って言えるのがうれしいですし、そうした作品の役者として今ここに立っていることが本当にうれしい」と繰り返して歓喜。「これから先も誇っていきたい」と感無量の様子だった。長井監督も「(他の興収10億円を突破したオリジナルアニメ映画での)そうそうたる監督のお名前に並べるのは、ご覧いただいた皆さまのおかげです」と感謝を述べた。全国で55回行われ、その内47回の舞台あいさつに登壇した水瀬は、「怒涛の舞台あいさつ旅だったので、各地弾丸で訪れることができました。疲れたとかではなく楽しかった思い出ばかりで、個人的には今日がラストで寂しい」と感慨深げ。最後には、「今日この場に登壇していないたくさんの人たちもこの作品に関わっていて、誰1人として欠けてはできなかった作品だと思っています」「各公演でお会いできた皆さま、本当にありがとうございました」と万感の思いを告げた。この興収を記念して、14日より、劇場来場者特典として田中氏描き下ろしの「ここさけ大ヒット御礼色紙風ポートレート」の配布も決定(1人1回の鑑賞に対して1つのプレゼントで、11月14日時点で上映中、またはそれ以降に上映開始となる映画館が対象)。こちらは数量限定となる。『ここさけ』は、1日に興行収入10億1,529万3,050円、動員数74万4,901人を記録。この数字は2013年に公開され、最終興収10億4,000万円となった『劇場版 あの花』よりも12日早い10億円突破。さらに、TVシリーズ発ではない、完全オリジナル劇場用アニメ作品が興収10億円を超えるのはスタジオジブリ作品(『千と千尋の神隠し』や『もののけ姫』など)、大友克洋監督作品の『スチームボーイ』、細田守監督作品(『サマーウォーズ』や『おおかみこどもの雨と雪』など)に次いでアニメ映画史上4番目の快挙となった。(C)KOKOSAKE PROJECT
2015年11月02日9月19日より全国にて公開された劇場版オリジナルアニメーション『心が叫びたがってるんだ。』が、11月1日で興行収入10億円を突破!これは、同スタッフによる『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』よりも12日も早い記録であり、原作・原案を持たず、テレビシリーズ発でもない、完全オリジナル劇場用アニメーション作品としてはスタジオジブリ作品、大友克洋作品・細田守作品に次ぐ、史上4番目の快挙となった。お喋りを封印されてしまった女の子、順。彼女はとっても元気な女の子だったが、子供時代にうっかり話してしまった“あること”がきっかけで、家族がバラバラになってしまう。そして突然現れた、玉子の妖精に、二度と人を傷つけないようお喋りを封印されてしまう。その事件以来トラウマを抱え、目立たないように生きてきた順だったが、ある日「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命され、なんとミュージカルの主役に抜擢されてしまう…。日本中が涙した大ヒット映画『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のスタッフが再び集結し、「乃木坂46」が主題歌を担当したことでも話題を集め、公開後は好調なスタートを切り、口コミでも高評価を獲得、リピーターが続出していた本作。11月1日をもって、興行収入1,015,293,050円、動員数744,901人を記録。『あの花』よりも短い期間で10億円を突破したことから、早くも『あの花』超えが目前となった。また完全オリジナルアニメーション映画で興行収入10億円を突破した作品は、『平成狸合戦ぽんぽこ』『千と千尋の神隠し』『スチームボーイ』『バケモノの子』などこれまでに8作品。ジブリ作品、大友克洋作品・細田守作品に次ぐ、史上4番目のケースとなった。この度、公開以降、全国18都道府県で行われた本作の舞台挨拶の最後を飾る55回目となる“『ここさけ』舞台挨拶ファイナル”が11月1日(日)に実施。舞台上にはくす玉が用意されており、登壇したメインキャストの水瀬いのりと長井龍雪監督がくす玉を割ると、そこには「10億円突破!」の文字が踊り、この快挙がサプライズ発表された。10億円突破を受けて、水瀬さんは「本当にヒットしたって胸を張って言えるのが嬉しいですし、そうした作品の役者としていまここに立っていることが本当に嬉しいです。これから先も誇っていきたい出来事」と本作が名実ともに代表作になることを喜んでいるよう。また、高畑監督や宮崎監督に並んで4番目の快挙を成し遂げた長井監督は「自分の人生でくす玉を割る日が来るとは思いませんでした…!貴重な経験ありがとうございます。そうそうたる監督のお名前に並べるのは、ご覧頂いた皆さまのおかげです。本当にありがとうございます」と感謝を述べた。この10億円突破を記念して、11月14日(土)より、劇場来場者特典として数量限定の田中将賀描き下ろし「ここさけ大ヒット御礼 色紙風ポートレート」の配布が決定。まだ止みそうにない“『ここさけ』旋風”から目が離せない。『心が叫びたがってるんだ。』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:心が叫びたがってるんだ。 2015年9月19日より全国にて公開(C) KOKOSAKE PROJECT
2015年11月02日乃木坂46が10月17日(土)、長編アニメ『心が叫びたがってるんだ。』の主題歌「今、話したい誰かがいる」リリースを記念し、都内で舞台挨拶を実施。メンバーの秋元真夏、衛藤美彩、齋藤飛鳥、高山一実、深川麻衣、星野みなみ、松村沙友理が登壇した。全国を感動に包んだ『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のスタッフが再結集し、秩父を舞台に「青春群像劇」を描く本作。過去のトラウマが原因で、素直な気持ちが口にできなくなった高校2年生のヒロインが、まったく接点のなかったクラスメイト3人とともに、「地域ふれあい交流会」の演目であるミュージカル上演を実現させようと奮闘する。「あの花も大好きで、グッズを集めている。『ここさけ』Tシャツも買いました!」と熱弁するアニメファンの松村さん。それだけに今回の主題歌抜てきに「主題歌は作品の顔ですから、うれしい反面もプレッシャーもあった。でも、皆さんの期待に添える、映画にぴったりの曲になった」と強い自信を示し、「あっ、泣けてくる…」と目頭を押さえていた。もちろん、他のメンバーも「誰かに気持ちを伝えたくなる映画」(秋元さん)、「映画と一緒に私の曲も成長できれば」(衛藤さん)、「早くもう1度見たい作品。皆さんにも2度、3度見てもらえれば」(齋藤さん)、「周りへの感謝や言葉の重みを感じた」(高山さん)、「絶対泣いちゃうから、ハンカチを用意して」(星野さん)と本作が大のお気に入りの様子。また、CDジャケットは秩父で撮影されたといい、深川さんは「街全体が応援ムードに包まれていた。私たちも羊山公園など“聖地”巡礼した」と声を弾ませていた。『心が叫びたがってるんだ。』は全国で公開中。乃木坂46が歌う主題歌「今、話したい誰かがいる」は10月28日(水)に発売される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:心が叫びたがってるんだ。 2015年9月19日より全国にて公開(C) KOKOSAKE PROJECT
2015年10月18日9月19日より公開されたアニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』(公開中/以下『ここさけ』)のヒットを記念し、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(以下『あの花』)シリーズとアクセサリーブランド・THE KISSとのコラボレーショングッズが2016年2月に発売される。グッズは3種で、『ここさけ』、『あの花』のバッグチャームがそれぞれ1種類ずつ、そして、両作品がコラボレーションしたネックレスが1種類。『ここさけ』バージョンのチャームは、劇中の主要キャラクターらが通う揚羽高校の制服リボンを表したデザインで、リボンの先端部分には、玉子の妖精があしらわれている。『あの花』バージョンは、大きな花をかたどったボディの内に"超平和バスターズ"6人分の色とりどりの小さな花が連なっている。いずれも、縦35mm、横25mm、厚さ2mmの小さなサイズで、バッグなどのアクセントになる。価格は、3,780円(いずれも税込)。ネックレスのモチーフは、『ここさけ』のイメージとなっている葉と『あの花』の花びら。ファンシーブルー、アメジスト、グリーンの3色の宝石がちりばめられ、ピンクゴールドのチェーンが温かみのあるデザインになっている。本体は縦2mm、横12mmで、チェーン部分は40cm。価格は、12,960円(税込)で、プレゼントにも使えるよう特製ボックスも同梱する。これらは、両作品のアニメーション製作を担当したアニプレックス直営のネットショッピングサイト「ANIPLEX+」をはじめ各店舗、数量限定で販売。10月10日より受注を開始しており、数量に達し次第、終了となる。『心が叫びたがってるんだ。』は、長井龍雪監督、脚本の岡田麿里氏、キャラクターデザインの田中将賀氏が『とらドラ!』、『あの花』に続いて、再びタッグを組んで製作されたオリジナルアニメ作品。『あの花』と同じく秩父を舞台に、幼少時のトラウマからうまく言葉が話せなくなった主人公・成瀬順ら高校生を中心として心の傷や葛藤など、人間本来の姿に真正面から向き合いながら、人と人との絆などを描く。(C)KOKOSAKE PROJECT
2015年10月13日9月19日に公開されてから今月5日までで興行収入6億6,000万円を突破したアニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』(公開中/以下『ここさけ』)で、主題歌を務めた乃木坂46メンバーが同作の感想を語るスペシャル映像が6日、公開された。本作は、長井龍雪監督、脚本の岡田麿里氏、キャラクターデザインの田中将賀氏が、『とらドラ!』『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』(以下『あの花』)に続いて再びタッグを組んで製作されたオリジナルアニメ作品。『あの花』と同じく秩父を舞台に、幼少時のトラウマからうまく言葉が話せなくなった主人公・成瀬順ら高校生を中心として心の傷や葛藤など、人間本来の姿に真正面から向き合いながら、人と人との絆などを描く。9月30日に、本作を鑑賞しながら涙するメンバーを映したCMがウェブで先行公開されたが(TVでのオンエアは3日よりスタート)、今回はメンバーのうち15人が上映会に出席。鑑賞後に、それぞれが感動のコメントを寄せた映像が完成した。映画の名場面も随所に挿入され、各々が語るシーンの要所を約3分半にわたって垣間見ることができる仕上がりになっている。主題歌となった「今、話したい誰かがいる」でダブルセンターを務める西野七瀬と白石麻衣はそれぞれ、「言葉がしゃべれなくなっちゃって、それでも舞台やりたい、主役は私がやりたいと(順が)手を挙げた姿がなんか、すごい…」「閉じ込めるよりは、何かを伝えるためにちゃんと声にして言った方が良いのかなと」とうまく話せないながらも懸命に表現しようと奮闘する順に刺激を受けた様子。9月24日にフジテレビ系で放送された本作の舞台をめぐる特番に出演した深川麻衣は、「友情だったり恋の甘酸っぱさも約2時間にギュッと詰め込まれていて」と青春群像劇の側面も持つ本作を評している。松村沙友理は「生きてて言葉の重要性をすごく感じてて…言葉は傷つけるけどやはり言葉で伝えなきゃいけないなと」と受け止めたようで、齋藤飛鳥も「言葉がきっかけでトラブルにあったことがあった」と吐露。それゆえに「感情移入してしまってボロボロ泣いちゃって…」と自身の経験からの感動を表した。言葉の大切さを実感したという感想が見られる中、「奇麗事だけじゃなくてリアルなところまで描かれていて、今アイドルやっている中で思っていることとリンクするところがあってすごく考えさせられました」という衛藤美彩。中田花奈も「一言一言で感じ取られ方が違うなとか思う機会が多いので、アイドルだと…アイドルとしてやってきたところがリンクして感情移入しました」と口をそろえ、アイドルならではの共感を示す声もあがった。また本作は、11月1日に封切りとなるアメリカとカナダを皮切りに、メキシコ、香港、マカオ、韓国、ドイツ、オーストラリアでの公開も決定。計70館以上での劇場上映が決定している。このほか、現時点ではまだ上映が決まっていない各国からのオファーも届いており、『劇場版 あの花』(2013年)を超えるスピードでの海外展開が見込まれている。(C)KOKOSAKE PROJECT
2015年10月06日日本中が涙した大ヒット映画『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のスタッフが贈る、劇場版オリジナルアニメーション『心が叫びたがってるんだ。』。公開後は好調なスタートを切り、さらにリピーターも続出、口コミでも高評価を得ている本作を、主題歌を担当する「乃木坂46」のメンバーが観賞。その様子と感動のコメントをおさめたスペシャル映像が公開された。お喋りを封印されてしまった女の子、順。彼女はとっても元気な女の子だったが、子供時代にうっかり話してしまった<ある事>がきっかけで、家族がバラバラになってしまう。そして突然現れた、玉子の妖精に、二度と人を傷つけないようお喋りを封印されてしまう。その事件以来トラウマを抱え、目立たないように生きてきた順だったが、ある日「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命され、なんとミュージカルの主役に抜擢されてしまう…。ミュージカルが舞台の本作。それ故に「コーラスで歌う曲を最後に」というスタッフの思いから、青春感や疾走感、歌詞が持つせつなさが本作とピッタリな「乃木坂46」へのオファーが実現。新曲「今、話したい誰かがいる」が主題歌としてエンドロールを飾ることとなった。今回公開された映像は、「乃木坂46」メンバーのうち15人が本作を鑑賞し、涙も乾かぬまま、ひとりひとりが感想をコメントしている様子を収録。言葉の大切さを実感したという感想が多くみられるが、アイドルとしての心情、迷いを吐露するなど、普段見られない一面も垣間見える。彼女たちの涙を誘う本編映像も交え、本作の見どころも楽しめるファン必見映像となっている。「生きてて言葉の重要性をすごく感じてて…言葉は傷つけるけどやはり言葉で伝えなきゃいけないなと」(松村沙友理)、「言葉がきっかけでトラブルがあったことがあったので、すごく感情移入してしまってボロボロ泣いちゃって…」(齋藤飛鳥)、「閉じ込めるよりは何かを伝えるためにちゃんと声にして言った方がいいのかなと」(白石麻衣)、「きれいごとだけじゃなくてリアルなところまで描かれていて、いまアイドルやっている中で思っていることとリンクするところがあってすごく考えさせられました」(衛藤美彩)、「言葉がしゃべれなくなっちゃて、それでも舞台やりたい、主役は私がやりたいと手を挙げた姿がなんか、すごい…」(西野七瀬)と、それぞれに率直な思いを語った。11月1日(現地時間)からは、アメリカとカナダを皮切りに、メキシコ、香港、マカオ、韓国、ドイツ、オーストリアでの公開が決定。計70館以上での劇場上映が予定されており、『あの花』を超えるスピード&ボリュームで海外展開が行なわれるようだ。『心が叫びたがってるんだ。』は現在公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:心が叫びたがってるんだ。 2015年9月19日より全国にて公開(C) KOKOSAKE PROJECT
2015年10月06日飛行機のタラップを一歩一歩降りる。「ただいまー!!」と心の中で叫ぶ私を、熱帯地域特有の生暖かい風が「おかえりー!」と言って包み込んでくれたように感じた。ここはインドネシア・スマトラ島北部に位置する、メダン空港。今回私が目指しているニアス島までは、メダン空港で乗継ぐ必要があるのだ。空港の建物に入ると、さっそく「日本人、こっち来い」と個室に呼び込まれ、小銭をだまし取ろうとする空港の税関職員……。インドネシアからスタートして2年もの間バックパックの旅を続けている私は、それを笑顔でかわせるくらいの余裕があった。「懐かしいな」とすら感じる、この空港職員の感じ……。そう、私は世界一周を終えて、再びインドネシアに戻ってきたのだ。「ただいま!インドネシア!!」人口の約75%がイスラム教徒であるインドネシア。空港にはイスラム教徒がお祈りをする前に手足を洗う場所が設置してある。もちろん礼拝用の小部屋も用意されている。……とそこで昼寝をしているインドネシア人。このゆるさ、インドネシアが私を魅了するポイントの一つである。(笑)さて、メダン空港を経由して一路、スマトラ島沖に位置する小さな島「ニアス島」へ。ニアス島もまた、日本人には有名かつ人気のある、ライト(※サーファー本人から右に割れる波)のパーフェクトバレルの割れるサーフポイントである。ニアス島にあるグヌンシトリ空港へはメダン空港から小型飛行機で約1時間。そこからラグンドゥリとう村まで車で3時間。ボディボードを背負った私を見て、すぐにラグンドゥリの宿の主人や、タクシーの運転手が声をかけてくる。友人に勧められた宿に宿泊を予定していた私は、現地の人とタクシーをシェアすることにした。ラグンドゥリまでの道のりの中、日本の「日の丸」のマークが付いた橋をいくつか見かけた。「日本の国旗みたいなマークが付いてる」と言ったわたしに、タクシーをシェアしていた現地人が教えてくれた。「日本の政府がお金を出して、橋を再建してくれたんだ。その橋には日本の国旗が目印としてついている。」ここニアス島はインドネシアの中でも最貧地域の一つといわれ、2004年のスマトラ沖地震、2005年のニアス北沖地震では2000人にもおよぶ犠牲者が出ている。地震によって大きなダメージを受けたニアス島。そこで日本のODAによって、いくつかの橋が再建されたとのことだった。「だから日本人には感謝しているんだ。」と屈託のない笑顔を見せてくれた。一気にニアスと私の距離が縮まった気がした。初めての土地なはずなのに、車の窓から見える景色もどこか懐かしく感じられる。街を越え、車はさらに何もない道を進んでいく。一つの小さな村についた。ここがラグンドゥリだ。ここまで来ると、荷台にプラスチックの椅子を乗せた軽トラックがバス代わり。言うまでもなくこの道がメインストリートである。メインストリートから数十メートル。そこには真っ青な海が広がっていた。目の前にはサーファーの姿も見える。しかもファンウェーブなのに、人が少ない!!海沿いに並ぶ、友人に勧められた宿に宿泊。部屋から綺麗な海がみられるだけでなく、起きてすぐに波チェックができるのがいい。だが、それだけではなかった。ここには驚くべき景色が待っていたのである。後編へ続く。(Photo & text: 響子)サーフィンコラム「インドネシアの波に魅せられて……」その他の記事を読む>
2015年10月04日9月19日公開から11日間で興行収入5億円を突破したアニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』(公開中/以下『ここさけ』)の主題歌を務めた乃木坂46出演のCMが、9月30日よりWEBで先行公開された。本作は、長井龍雪監督、脚本の岡田麿里氏、キャラクターデザインの田中将賀氏が『とらドラ!』、『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』(以下『あの花』)に続いて、再びタッグを組んで製作されたオリジナルアニメ作品。『あの花』と同じく秩父を舞台に、心の傷、葛藤、切なさなど、自分自身の本来の姿に真正面から向き合いながら、人と人との絆などを描く。CM収録には、主題歌「今、話したい誰かがいる」でダブルセンターを務める西野七瀬、白石麻衣をはじめ、9月24日にフジテレビ系で放送された『ここさけ』の舞台をめぐる特番に出演した深川麻衣らが出席。完成したCMでは、まず西野と深川が笑顔で「泣きそうになったよね」「うるっと」と話した後、鑑賞中のメンバーらの涙が頬をつたう姿やティッシュペーパーを口にあてがい感動する様が映される。続けて、「こんなに泣けると思っていなかった」「メチャ泣きました」「すごい暖かい映画だなって」と、それぞれの思いが聞かれる。試写が始まるやいなや、大量のティッシュボックスが運び込まれるなど、物語前半から涙するメンバーが続出。CM撮影後も"誰かと話したい、伝えたい"というテーマを自身に重ね、"言葉"の大切さを実感したという感想も多く語られたという。なお、このCMのテレビでのオンエアは、3日よりスタートする。同時に、公開3週目、4週目の来場者特典の詳細も発表。今回は、田中氏による、主要キャラクター4人がそれぞれ、クラスメイトと一緒に描かれたミニ色紙風のウェルカムポートレートがプレゼントされる。3日から9日までの3週目には仁藤菜月と田崎大樹の2種のうち1種を、10日から16日までの4週目には成瀬順と坂上拓実の2種のうち1種を配布。各種類とも期間内でもなくなり次第終了となる。『心が叫びたがってるんだ。』は、初週5日間で約23万5,000人を動員し興行収入3億円を記録。その後も数字を伸ばし、29日までの累計動員は37万4,484人、累計興収は5億1,449万200円に到達した。これは興収10億円を記録した『劇場版 あの花』(2013年)より、1日速いペースとなる。Twitter上では「アニメに興味がないという人も見に行って後悔しない映画」などの声が集まっており、リピーターも増え続けるなど盛り上がりを見せている。(C)KOKOSAKE PROJECT
2015年10月01日キャラクターケーキ専門店「あにしゅが」(運営:つかさ製菓)では、9月19日より劇場公開された映画『心が叫びたがってるんだ。』の2015年限定クリスマスケーキを発売する。ケーキ(デコレーションケーキ5号 / 直径約15cm)には本作の主人公・成瀬順が可愛く描かれており、さらに特典として直径約19cmのクリスマスプレート(陶器製)が付属する。予約受付は10月1日の20時からで、配送は12月19日(土)~12月24日(木)の期間。価格は4,980円(税込)となる。予約および詳細は、キャラクターケーキ専門店「あにしゅが」の特設サイトをチェックしてほしい。(C)KOKOSAKE PROJECT
2015年10月01日興行収入10億円突破の大ヒットを記録した『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のスタッフが手がけるオリジナルアニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』の初日舞台あいさつが9月19日に、東京・新宿バルト9で行われ、スタッフと声優陣が勢ぞろいした。舞台あいさつ/その他の写真幼少期のトラウマを抱え、本当の想いを心の中に閉じ込めて生きている高校2年生の成瀬順が、音楽や仲間たちとの出会いをきっかけに、自分自身と殻を打ち破ろうと奮起する姿を感動的に描き出す。舞台あいさつには長井龍雪監督、脚本を手がけた岡田麿里、キャラクター・デザインと総作画監督の田中将賀、水瀬いのり(成瀬順役)、内山昂輝(坂上拓実役)、雨宮天(仁藤菜月役)、細谷佳正(田崎大樹役)、吉田羊(順の母親・成瀬泉役)が登壇した。オーディションで主演を勝ち取った水瀬は「声を出せないヒロインを、どんなお芝居で表現するか不安もありましたが、自分が思う順を演じ切ることができた。自分の成長にもつながり、本当に幸せ」とついに迎えた公開初日に感無量のコメントだった。内山は「この作品に参加させていただくことを、この人から初めて聞いたんですよ」と壇上の細谷を名指し。当の細谷は「フライングし過ぎましたね。でも、内山さんは共演したい人のナンバーワンだったので、うれしくて言っちゃいました」とお茶目な一面をのぞかせた。また、雨宮は「ミュージカルのシーンがあると聞き、不安や緊張があった」と振り返った。今回、アニメ声優に初挑戦した吉田は「勝手がわからない世界ですし、すごく難しかったですね。声優さんは本当に尊いお仕事」としみじみ。「普段は感情を積み重ねる、いわば足し算の演技なんですが、今回は感情を抑える引き算の演技だった」と語った。『心が叫びたがってるんだ。』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年09月19日9月19日(土)の公開を控える『心が叫びたがってるんだ。』の舞台挨拶日程の追加がこのほど決定。さらにサウンドトラックの発売や、9月24日(木)に放送される特番のゲストに「乃木坂46」の西野七瀬と深川麻衣が出演することが決定した。お喋りを封印されてしまった女の子、順。彼女はとっても元気な女の子だったが、子供時代にうっかり話してしまった<ある事>がきっかけで、家族がバラバラになってしまう。そして突然現れた、玉子の妖精に、二度と人を傷つけないようにお喋りを封印されてしまう。その事件以来トラウマを抱え、目立たないように生きてきた順だったが、ある日「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命され、なんとミュージカルの主役に抜擢されてしまう…。観客動員数77万人、興行収入10億円を突破し、興行収入ランキング7週連続トップ10入りを果たした『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のスタッフが贈る最新作『心が叫びたがってるんだ。』。既に、公開週と公開第2週に14劇場での舞台挨拶が決定していたが、全国各地からの要望に応え、9月20日(日)に長井龍雪監督、脚本の岡田麿里、キャラクターデザイン・総作画監督の田中将賀が、それぞれの出身地である新潟県、埼玉県、広島県にて舞台挨拶を実施することがこのほど決定した。さらに、9月19日(土)、20日(日)、26日(土)、27日(日)の4日間の舞台挨拶上映回の来場者に、キャラクターデザイン・総作画監督を務めた田中将賀描き下ろしポートレートがプレゼントされることが急遽決定。また、10月からは主演の水瀬いのりの「順の全国舞台挨拶旅」がスタート。単独で九州、北陸、北海道、東北、北関東の8劇場での舞台挨拶が予定されている。また、「クラムボン」のベーシスト・ミトと横山克が手掛ける本作のサウンドトラックが本日発売。初回仕様限定特典は三方背ケース仕様で、店舗別購入者特典も用意されている。そして、9月24日27:25よりフジテレビにて放送される本作の特番に「乃木坂46」の西野さんと深川さんの出演が決定。10月28日(水)に発売される「乃木坂46」が歌う本作の主題歌「今、話したい誰かがいる」の『ここさけ』版の発売も決定。全4種類のうち1枚のキャラクターカードがランダムに封入されるという。『あの花』の大ヒットを経て、音楽、テレビとさまざまな方面からさらに注目を集めるであろう本作。『ここさけ』ブームが沸き起こるか、大いに期待したい。『心が叫びたがってるんだ。』は、9月19日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:心が叫びたがってるんだ。 2015年9月19日より全国にて公開(C) KOKOSAKE PROJECT
2015年09月16日コンビニエンスストアや書店、ホビーショップなどを中心に展開している"ハズレなしのキャラクターくじ"「一番くじ」より『一番くじV 心が叫びたがってるんだ。』が9月19日より映画館、一部のホビーショップなどで順次発売される(※取扱いのない店舗あり)。価格は1回350円(税込)。今回の一番くじは「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のスタッフが制作した感動青春群像劇「心が叫びたがってるんだ。」を題材にしたアイテム1等~3等の3等級全10種+ラストワン賞をラインナップ。1等には「教室ver.ビッグキャラマイド」(全1種)、2等には「シーンver.ビッグキャラマイド」(全1種)を用意している。どちらも新規描き下ろしA3サイズとなっている。3等は3枚1セットの「しおり」(全8種)が登場。お店で最後のくじ券を引くとその場でもらえるラストワン賞には、1等をキラキラ加工した「ラストワンver.ビッグキャラマイド」が登場。また、ダブルチャンスキャンペーンも同時に展開され「スペシャルver.ビッグキャラマイド」が合計20個当たる。(C)KOKOSAKE PROJECT
2015年09月16日9月19日に公開される劇場アニメ『心が叫びたがってるんだ。』の完成披露試写会が29日、埼玉県・秩父ミューズパークの野外ステージで行われた。この日の完成披露試写会には、主人公・成瀬順役の水瀬いのり、坂上拓実役の内山昂輝、仁藤菜月役の雨宮天、長井龍雪監督、脚本家の岡田麿里氏に加え、9月21日に放送される『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の実写ドラマ(フジテレビ系21時~)に出演するじんたん役の村上虹郎、めんま役の浜辺美波がサプライズゲストとして駆けつけた。前作『あの花』の感動から2年。現在の心境を聞かれた長井監督は、「『あの花』テレビシリーズが終わった時に同じ会場でイベントがあったんですが、その時は座って見ていたステージに、今このような形で立てて光栄です」と万感の思いを込める。岡田氏も「新しい作品を見てもらうことができて幸せです」と、会場に集まった約2,000人のファンに感謝を述べていた。また、順の母親・成瀬泉役として女優の吉田羊が出演することも話題となっている本作だが、長井監督は吉田の演技について「本当に素晴らしかった。初アフレコと聞いていたので最初は少し不安もありましたが、実際聞いてみて、芝居をやられている方はこんなにも応用が利くのかと思いました」と絶賛。岡田氏も「作品を深くしていただいた」と、その仕上がりに満足している様子だった。完成したばかりの『あの花』実写ドラマの予告映像も上映され、村上と浜辺がファンに向けてドラマの見どころを語ったほか、浜辺は完成披露試写会の当日、雨宮は前日が誕生日ということで、それぞれに長井監督から花束が贈られる場面も。舞台あいさつの最後には、タイトル『心が叫びたがってるんだ。』にかけて、各自が本作の見どころを叫び、会場を盛り上げた。しかし、舞台あいさつ後に行われた本編の上映は、機材トラブルのため途中でやむなく中止。運営側は、対応として来場者全員に劇場鑑賞券を配布し、花火の打ち上げに関しては予定通りに行われた。本作は、長井監督、脚本の岡田氏、キャラクターデザインの田中将賀氏が『とらドラ!』『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』に続いて再びタッグを組み、『あの花』と同じく秩父を舞台にして、心の傷、葛藤、切なさなど、人間本来の姿に真正面から向き合いながら、人と人との絆が描かれる。(C)KOKOSAKE PROJECT
2015年09月01日アイドルグループ・乃木坂46が、9月19日に公開される劇場アニメ『心が叫びたがってるんだ。』の主題歌を担当することが明らかになった。主題歌のタイトルは「今、話したい誰かがいる」。同グループ13枚目のシングルとなる同曲は、乃木坂46初となるダブルセンター体制で展開されることでも話題に。センターに抜てきされた人気メンバーの西野七瀬と白石麻衣を中心に、秋元康氏が描き下ろした青春のさわやかさと切なさを感じさせる楽曲を歌い上げている。「とにかく乃木坂46らしい楽曲になったと思います」と話す西野は、「冒頭の歌詞にある『一人でいるのが、1番楽だった』というフレーズが、自分やまいやん(白石麻衣)と重ね合わせ、共通する部分だと感じました」と、歌詞に共感しながら歌っていたことを明かした。一方の白石も、「ピアノから入るイントロや、サビに向かってメロディーが元気になる所など、乃木坂46らしい楽曲」と自信を見せ、「ストーリーが読み取れるリアルな歌詞が、映画とまさにリンクしていると感じました。映画と共に大ヒットを目指します!」と意気込みを語っている。シングル「今、話したい誰かがいる」は、2015年10月28日に発売。現在公開されている『心が叫びたがってるんだ。』の本予告でも、その一部を聴くことができる。映画『心が叫びたがってるんだ。』は、長井龍雪監督、脚本の岡田麿里氏、キャラクターデザインの田中将賀氏が『とらドラ!』『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』に続いて再びタッグを組み、『あの花』と同じく秩父を舞台にして、心の傷、葛藤、切なさなど、人間本来の姿に真正面から向き合いながら、人と人との絆が描かれる。映画では、成瀬順役を声優の水瀬いのり、坂上拓実を内山昂輝、仁藤菜月を雨宮天、田崎大樹を細谷佳正、順の母・成瀬泉を女優の吉田羊が演じている。(C)KOKOSAKE PROJECT
2015年09月01日日本中が涙した大ヒットアニメ『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のスタッフが再集結した劇場版オリジナルアニメーション『心が叫びたがってるんだ。』から、ファン待望の本予告が解禁。主題歌に決定した乃木坂46の新曲「今、話したい誰かがいる」に乗せて、声優初挑戦の女優・吉田羊の演技ボイスも初披露された。観客動員数77万人、興行収入10億円突破、興行収入ランキング7週連続トップ10入りという快挙を足し遂げた『あの花』の長井龍雪がメガホンを取り、脚本の岡田麿里、キャラクターデザインの田中将賀が再びタッグを組み、心の傷、葛藤、誰かを想う切なさや人と人との絆を描写し、秩父を舞台に新たな「青春群像劇」を生み出す本作。今回解禁された本予告は、「もう二度と…喋っちゃだめ…」という、主人公の少女・成瀬順の母親の衝撃的な台詞から始まる。何気ないお喋りで家族がバラバラになってしまった順は、突然現れた“玉子の妖精”に二度と人を傷つけないよう言葉を封印される。そして、高校2年生になった順は、担任から「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命されるも、出し物のミュージカルに「無理に決まっている、歌とかミュージカルとか謎すぎる」とクラスの誰も乗り気ではない様子。が、順は自分は喋ることはできなくても歌なら声を発することができると気づき始め、拓実からも「伝えたいことがあるなら歌ってみるのもありなんじゃね?」と背中を押され、心に閉じ込めてきた“本当の気持ち”を歌うと決心。拓実に「(携帯メールに綴った)私の言葉を歌にしてください」と頼む姿が映しだされる。そんな一生懸命に気持ちを伝えようとする順の姿を見て、大樹や菜月も次第に変わり始め、クラスメートたちもミュージカルに前向きに取り組むようになっていく。しかし、交流会当日、どうしても順に舞台に立ってほしいとクラスメートに訴え、順を探す拓実の姿が…。「みんな待ってるよ」と手を差し伸べる拓実に、順は新たな一歩を踏み出せるのか?また、アニメ声優に初挑戦する吉田さんが演じる、成瀬順の母親(成瀬泉)の声も本邦初公開!喋ることができなくなってしまった順をもどかしく思い、心の底では心配しながらも、つい辛く当たってしまう苦悩する母親の熱演ぶりが伺える。映像のバックに流れるのは、ベートーヴェンの「悲愴」のメロディを「クラムボン」のミトが編曲・演奏し、本作の脚本・岡田氏が書き下ろした劇中歌「心が叫びだす」と、主題歌に決定した「乃木坂46」の新曲「今、話したい誰かがいる」。作曲家・秋元康による完全書き下ろしの本楽曲は、“本当の気持ち” “ずっと、ずっと、伝えたかった。”という本作のテーマとシンクロするピッタリの曲に仕上がっている。観る者の心を掴み、青春のさわやかさや切なさを感じさせる豪華な楽曲メドレーが、人と人との絆を描いた物語への期待感をますます高める本予告をぜひご覧あれ。『心が叫びたがってるんだ。』は9月19日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月01日日本中が涙した大ヒットアニメ『劇場版あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のスタッフが贈る、劇場版オリジナルアニメーション『心が叫びたがってるんだ。』。この度、「乃木坂46」が本作の主題歌を務めることが、8月31日(月)の明治神宮野球場公演で発表された。併せてダブルセンターを務める西野七瀬と白石麻衣から喜びのコメントが到着した。幼い頃、何気なく発した言葉によって、家族がバラバラになってしまった少女・成瀬順。そして突然現れた“玉子の妖精”に、二度と人を傷つけないようお喋りを封印され、言葉を発するとお腹が痛くなる呪いをかけられる。それ以来トラウマを抱え、目立たないように生きてきた順だったが、ある日「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命され、なんとミュージカルの主役に抜擢されてしまう…。監督に長井龍雪、脚本に岡田麿里、キャラクターデザインに田中将賀と『あの花』のスタッフが、秩父を舞台に心の傷、葛藤、誰かを想う切なさ描く。今回、「青春群像劇」というイメージがピッタリと重なる「乃木坂46」へ主題歌をオファーしたところ、秋元康氏による完全書き下ろし楽曲の提供が決まったという。本作では、ミュージカルシーンなど誰もが聴いたことのある名曲が散りばめられている。そんな劇中歌とともに、主題歌となる「乃木坂46」の新曲「今、話したい誰かがいる」は、“本当の気持ち”、“ずっと、ずっと、伝えたかった。”という本作のテーマとシンクロする。本作の主題歌に決定したことについて白石さんは「私達の新曲『今、話したい誰かがいる』は、ピアノから入るイントロやサビに向かってメロディが元気になる所など、『乃木坂46』らしい楽曲に仕上がったと思います。そしてストーリーが読み取れるリアルな歌詞が、映画『心が叫びたがってるんだ。』とまさにリンクしていると感じました」とコメント。西野さんは「冒頭の歌詞にある『1人でいるのが、1番楽だった』というフレーズが、自分やまいやん(白石麻衣)と重ね合わせ、共通する部分だと感じました」と想い入れの強い楽曲になったことを明かした。「乃木坂46」が歌う本作の主題歌「今、話したい誰かがいる」は、10月28日(水)より発売される。『心が叫びたがってるんだ。』は9月19日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月31日2015年7月より放送開始となったTVアニメ『がっこうぐらし!』が、横浜・八景島シーパラダイス×ナゾメイトとのコラボイベント「がっこうぐらし! どきどき遠足!」を開催する。■「がっこうぐらし! どきどき遠足!」イベント概要あなたは調査隊の一人として、救急キット確保のため横浜・八景島シーパラダイスへとやってきた。数々の困難を乗り越えながら、島内に保管されている救急キットを見つけ出し、回収しなければならない。はたしてあなたは、無事救急キットを手に入れることはできるのだろうか!?ナゾメイトはキャラクターと一緒に謎解きをしながら、世界の作品を楽しめるイベント。今回は『がっこうぐらし!』の世界で生き延びた人間となり、横浜・八景島シーパラダイスで捜索を行うこととなる。生き残った人々がほとんどいない中、無事目的を果たせるかどうかはあなた次第。与えられた情報を分析し、任務を達成しよう。イベントの開催期間は2015年9月5日(土)~13日(日)。料金は、前売参加券が1,300円(税込)で、当日参加券が1,600円(税込)。チケットの購入場所などイベントの詳細は、アニメ公式サイトやイベント特設サイトをチェックしてほしい。(C) Nitroplus/海法紀光・千葉サドル・芳文社/がっこうぐらし!製作委員会
2015年08月17日9月19日に公開される劇場アニメ『心が叫びたがってるんだ。』の本編映像を交えた、オリジナル劇場マナーCMがWEBで公開された。本作は、長井龍雪監督、脚本の岡田麿里氏、キャラクターデザインの田中将賀氏らが『とらドラ!』、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2013年)に続いて再びタッグを組んで制作。公開された劇場マナーCMでは、『あの花』に登場しためんま(CV.本間芽衣子)のナレーションで、青春映画の楽しみ方を4つのポイントから紹介している。ポイントではそれぞれ『ここさけ』本編の映像が使用されており、その2「好きなひとを誘って映画を観ましょう!! ※力づくはダメですよ。」では、主人公・成瀬順が坂上拓実を力ずくで引っ張るシーンが映し出されるなど、テーマに合った場面が登場。その3「上映中はお静かに!! 静かしないと"玉子"の妖精に言葉を封印されるかもしれません。」では、女優の吉田羊が声を担当する母親・成瀬泉と順とのやりとりが初披露されている。この劇場マナーCMは、8月7日から東京・新宿バルト9、東京・TOHOシネマズ新宿をはじめ、本作の上映予定の全国映画館で順次上映される。さらに、TOHOシネマズ限定で幕あいに上映されるオリジナルショートアニメ"アニメガタリ"と『ここさけ』のコラボも決定。大学のアニメ同好会を舞台に、アニメに疎い新入生のマヤが、アニメオタクの西麻布先輩、エリカから毎回マニアックなアニメ知識の洗礼を受ける同シリーズだが、『ここさけ』で主人公の順を演じている水瀬いのりがマヤの声を担当しており、水瀬が一人二役を演じることも話題に。『ここさけ』とコラボした"アニメガタリ"は、8月22日からTOHOシネマズ新宿で上映される。また8月29日には、秩父を舞台にした本作だけに、秩父ミューズパークの野外ステージで完成披露試写会を開催することも発表。心の中の思いをハッシュタグ「#ここさけ」とともにTwitterに投稿する「みんな、心が叫びたがってるんだ。投稿キャンペーン」の応募者(応募締め切りは8月16日)の中から抽選で500組1,000名が参加でき、イベントには長井監督、脚本の岡田氏をはじめ、成瀬順役の水瀬いのり、坂上拓実役の内山昂輝、仁藤菜月役の雨宮天らの参加が予定されている。(C)KOKOSAKE PROJECT
2015年08月11日観客動員数77万人、興行収入10億円を突破し、興行収入ランキング7週連続トップ10入りという快挙を果たした『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』。同作のスタッフが贈る、劇場版オリジナルアニメーション『心が叫びたがってるんだ。』で、女優の吉田羊がアニメ声優に初挑戦していることが明らかとなった。幼い頃、何気なく発した言葉によって、家族がバラバラになってしまった少女・成瀬順。そして突然現れた“玉子の妖精”に、二度と人を傷つけないようお喋りを封印され、言葉を発するとお腹が痛くなるという呪いをかけられる。それ以来、トラウマを抱え、心を閉ざし、唯一のコミュニケーション手段は、携帯メールのみとなってしまった。高校2年生になった順はある日、担任から「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命される。担任の思惑によって、交流会の出し物はミュージカルに決定する――。大ヒットを記録した『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』で名実ともにヒットメーカーとなった監督・長井龍雪、脚本・岡田麿里、キャラクターデザイン・田中将賀の3人が再集結した本作。吉田さんが演じるのは、本作の主人公・順の母親の成瀬泉役。子ども時代にうっかり話してしまった<ある事>がきっかけで家族がバラバラになってしまい、以来しゃべることができなくなってしまった順をもどかしく思い、心の底では心配しながらも、ついつらく当たってしまう、という複雑な思いをもった役どころだ。映画『ビリギャル』でも主人公の母親役を演じた吉田さんだが、今回は実写ではなくアニメーション作品。吉田さんの起用理由について、長井監督は「『ここさけ』は心の奥底に秘めた想いを伝えたいと思っている人々の物語で、“言葉”というものが重要なキーワードになっています。かねてより吉田さんのお芝居を拝見していて、非常に言葉を大切にされている方だなと感じておりました。吉田さんが、泉という役をどんな風に演じるのか見てみたいと思い、今回オファーさせていただきました」と語っている。アフレコ初挑戦となった吉田さんは「すごく難しかったです!」と明かすも、「声だけで感情を表現するという作業が、見てると簡単そうに見えても、やってみるとすごくそれが難しくって私にとってはすごくいい経験となりました」と収録をふり返った。「あの日言えなかった言葉、言い残したことは大なり小なりみなさんの心にあるんじゃないでしょうか。言葉は伝えてこそ、伝えなければそれは思ってないのと同じ事。映画をみて少しでも心を開いていただいて、言葉を伝える勇気を持ってくれたら嬉しいなと思います」と期待を込めて語った吉田さん。吉田さんは“声”で泉という役どころをどう演じるのか?注目が集まりそうだ。『心が叫びたがってるんだ。』は9月19日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月05日女優の吉田羊が、9月19日に公開される劇場アニメ『心が叫びたがってるんだ。』で声優に初挑戦することが明らかになった。フジテレビ系ドラマ『HERO』で"できる女性検事"を演じ、一躍注目を集めた吉田。最近では、有村架純が主演を務めた映画『ビリギャル』(2015年)や大塚製薬「ポカリスエット」のテレビCMなどの母親役での出演も増える彼女が、今回はアニメで主人公の母親を演じる。吉田が担当する成瀬泉は、子供時代にうっかり話してしまった"ある事"がきっかけで家族がバラバラになってしまい、以来しゃべることができなくなってしまった主人公・順を心の底では心配しながらも、ついつらく当たってしまう――という複雑な想いを持った役どころ。声優初挑戦となる吉田は、その意気込みと、役柄の印象について語っている。「アニメーションへのアフレコに正直憧れていたので、今回お話をいただいたときうれしかったです」と振り返る吉田は、「主人公が高校生であるにも関わらず、自分のこととして身近に共感することができました」と物語の印象を語る。そして「思春期特有の言葉にならないもどかしさですとか、言葉選びを間違って人を傷つけてしまったり、それによってまた自分が傷ついたり、そういう景色が、大人である私の中にもきっとあるからだったんだろうなと思いました。ですので、幅広い世代の方に楽しんでいただけるのではないかと思います」と、作品が主人公たちと同年代以外の観客の心にも響く内容になっていることに自信をのぞかせた。順の母親という役どころについては「主人公の順が言葉を失う大きなきっかけを作った人物ではあるなと思います」と本作の核心に言及。「その彼女が言葉を失ったこと、しゃべれないことを心配しながらも、距離が縮まないことがもどかしくって、実はこのお母さんもまた心に秘めた言葉をうまく出せずにいる一人なのかなと読みました」と泉の心情を読み解き、「順にかける言葉は大体きつい言葉が多いのですが、それは愛情の裏返しで、本当は順をとても愛していて、距離を縮めたいと思っている気持ちはぶれずにいたい」という姿勢で演じたという。また、今回初めて臨んだアフレコでは「すごく難しかったです!」と苦戦した模様。吉田は事前に絵だけのVTRを見て、「『あれ、これ壊れてるのかな?』と音量を最大にした」というエピソードを明かし、その後も「『そうか声が入っていないのか』と気づき、次には画面に役名が出てきて点滅していて、『これはなんだろう』と思って途中まで見ていたら、これが私のしゃべるタイミングなんだとわかりました。それぐらい勝手がわからない新しい世界でした」と戸惑いは続いたようだった。実写とアニメーションの演出の違いについては「リアクションと言われる演出が難しかったです。『ふり向き』とか『曖昧なあいさつ』などです」と説明。「普通に生きてたら、ふり向きで"はっ"とか言わないじゃないですか。でもそれをあえて音にすることで振り向いたということをわからせる。振り向く瞬間にその人がどういう思いでいるのかをわからせるという作業がすごく新鮮でした」とアニメならではの演技で発見もあったという。成瀬順、坂上拓実、仁藤菜月、田崎大樹たち高校生の青春群像劇を描く本作。自身の高校時代について吉田は「この4人の中には、間違いなく入ってなかったですね! 本当に地味な高校生でしたので(笑)」と意外な過去を告白。「一回だけ高校3年生のときに体育祭の応援団長をやったことがあるという、ちょっとだけ輝かしい歴史がありますが、それ以外は地味で……。成績も中の中でした。普通の平凡な女子高生でしたので、こういう風に委員を任せられたり誰かの先に立って仕事をしたりしなかったので、この4人を正直ちょっとうらやましいなと思って見ていました」とコメントしている。映画『心が叫びたがってるんだ。』は、長井龍雪監督、脚本の岡田麿里氏、キャラクターデザインの田中将賀氏が『とらドラ!』『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』に続いて再びタッグを組み、『あの花』と同じく秩父を舞台にして、心の傷、葛藤、切なさなど、人間本来の姿に真正面から向き合いながら、人と人との絆が描かれる。映画では、成瀬順役を声優の水瀬いのり、坂上拓実を内山昂輝、仁藤菜月を雨宮天、田崎大樹を細谷佳正が演じている。(C)KOKOSAKE PROJECT
2015年08月05日WOWOWが贈る社会派ヒューマンドラマ「連続ドラマWしんがり~山一證券最後の聖戦~」。その主演に、WOWOWドラマではおよそ4年振りとなる江口洋介を迎え、萩原聖人、林遣都、真飛聖、勝村政信ら個性豊かな演技派俳優の共演が実現。また、迷走する巨大企業の内情を描いた映画『沈まぬ太陽』でメガホンを取った若松節朗が、監督を務めることが分かった。1997年4月。山一證券の常務取締役・梶井(江口洋介)は、業務監理本部(ギョウカン)本部長に就任する。ギョウカンとは社内監査を行なう部署だが、社内では左遷社員が追いやられる“場末”と呼ばれていた。そんな梶井の異動初日に、大蔵省証券取引等監視委員会(SESC)の調査が入ることに。当時の金融業界は、総会屋への利益供与問題で大きく揺れていた。梶井は、営業考査部部長・花瀬(佐藤B作)やその部下・中西(矢島健一)、秘書の蒲生(真飛聖)に社内調査を指示。そんな中、監査部の瀧本(萩原聖人)と吉岡(林遣都)は、渦中の総会屋との関係を示す資料を見つけてしまう。一方、会長の有原(岸部一徳)らはSESCの調査に対し余裕の表情を見せるが、副社長の片瀬(光石研)だけは不安な表情。梶井や同期の林(勝村政信)もまた、上層部が何かを隠しているのではないかという疑念を抱く――。本作は、ジャーナリストで元読売新聞記者・清武英利のノンフィクション「しんがり 山一證券 最後の12人」(講談社刊)を原作に、当時、日本を震撼させた山一證券の自主廃業をドラマ化。誰もが予想だにしなかった巨大金融企業の破綻は、日本経済に大きな打撃を与えただけでなく、終身雇用の終わりを告げる事件ともなった。自主廃業の要因となった2,600億円の簿外債務は、いつ、どのように生まれ、どのように隠し続けられたのか。最後まで“沈没船”となったこの会社に踏みとどまり、真相究明と顧客への清算業務を続けた社員たちこそが、社内から“場末”と呼ばれ、煙たがられた部署の者たちだった。理不尽な会社の不正への怒りを胸に、すべての社員、顧客、そして家族のため、使命感で自らを奮い立たせた、“しんがり”たちを描く本作で、主演を務めるのは、『天空の蜂』『人生の約束』など数々の映画やドラマで活躍する江口洋介。WOWOWドラマでは「連続ドラマWパンドラIII 革命前夜」(’11)以来、およそ4年振りの主演となる。江口さんは、「最初に原作を読ませていただいて、12人の社員の方々が成し遂げたことの凄さに感銘を受けました」と、まず原作の印象に触れ、「山一證券の破綻を追ったドキュメンタリーではなく、人々の心に響く作品になるようにどうすればよいのか、スタッフと話しながら一歩ずつ制作しています」とコメント。自身が演じた梶井達彦というキャラクターについては、「梶井のような上司や政治家がいたら社会は変わるだろうな、という他人任せな考え方自体が違うのではないかと思います。お互いのバイブレーションや情熱をぶつけ合って、共に高めあっていく。そのことが出来たから、エリートでもなく特別でもない普通の社員たちが大企業消滅の真相究明と清算業務を成し遂げられた…そこに面白さがあるように思います」と分析。その深い人間関係は「『人の山一』と呼ばれた山一證券には、そもそも存在していたものだと思うので、その人間味のある感じがドラマで表現できたらと思います。梶井も仲間に助けられ、ここまでたどり着いたのです。変わり者だった男が仲間と出会い、人間らしくなって、それを息子も感じ取っていくのだと思います」と、梶井という人物に触れた。「梶井のように自分のことを顧みず、会社の不正を暴いていく、というのは会社愛でもあり、仕事に対しての責任、愛情、プライドがもの凄くあるように感じます。それは逆にいうと幸せなことかもしれない。それによって人は強くなると思います。不正を暴くというのは正義ではなく、情熱や愛情が人を動かしていくのだ、というのが根底にあることを感じとっていただけたらと思います」と語り、言葉に思いを込めた。さらに、若松監督は、「特出した強いリーダーが仲間を引き連れて上層部の不正に立ち向かうシンプルな題材です。山一證券の倒産は社会に強い衝撃を与えました。その事件を借りて男たちが激しく葛藤する姿はバブル崩壊時を懐かしみ、また爽快です。知らなかったノンフィクションの醍醐味は相当に面白いです。自主廃業、倒産という結末が待ち構える中、“しんがり”と呼ばれた数人の仲間たちにはかなりの困難がありますが、ドラマはどんどんヒートアップして面白い。巨象に立ち向う蟻たち社員の生き様に感動していただけると思います。どうぞご期待下さい」と語り、「江口洋介なくして語れない、そのくらい彼に演じていただけて光栄です」と、主演の江口さんの熱演に、手応えを覗かせている。「連続ドラマWしんがり~山一證券最後の聖戦~」は9月20日(日)22:00~よりWOWOWにて放送開始(全6話、※第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年07月14日俳優の江口洋介が、9月20日にスタートするWOWOWの連続ドラマ『しんがり~山一證券 最後の聖戦』(全6話、毎週日曜22:00~)に主演することが14日、明らかになった。同作は、プロ野球・読売巨人軍の球団代表を解任され、現在はジャーナリストとして活動する清武英利氏のノンフィクション小説が原作。四大証券の一角を占めるも、2,600億円の帳簿外債務が原因で突然自主廃業した山一證券で、最期まで真相究明と顧客への清算業務を続けた"しんがり"たちを描く作品だ。江口が演じるのは、この"しんがり"たちのリーダー・梶井。山一證券の常務取締役として、社内監査を行う業務監理本部の本部長に就任するが、異動初日に、大蔵省証券取引等監視委員会(SESC)の調査が入るという事件が起きる。この調査に、会長の有原(岸部一徳)らは、余裕の表情だが、副社長の片瀬(光石研)だけは不安な表情を浮かべており、梶井や同期の林(勝村政信)は、上層部が何かを隠しているのではないかという疑念を抱く。梶井は、営業考査部部長・花瀬(佐藤B作)や、その部下・中西(矢島健一)、秘書の蒲生(真飛聖)に調査を指示。そんな中、監査部の瀧本(萩原聖人)と吉岡(林遣都)が、渦中の総会屋との関係を示す資料を見つける――。原作の清武氏が「ドラマに向いていないと思っていた」と語っていた作品だが、江口は「ドラマ向きではないものを、どういう風にドラマらしくしていけばよいのか。山一證券の破綻を追ったドキュメンタリーではなく、人々の心に響く作品になるようにどうすればよいのか、スタッフと話しながら一歩ずつ制作しています」と、地道な努力を語る。その上で、江口は「不正を暴くというのは正義ではなく、情熱や愛情が人を動かしていくのだ、というのが根底にあることを感じとっていただけたら」とメッセージを寄せている。演出を担当する若松節朗監督は「このドラマは江口洋介なくして語れない」と、江口の演技を絶賛。岡野真紀子プロデューサーも、江口を「天性の明るさと爽快感を持ち、人を魅了するパワーと説得力を持っています。そして、母性のような父性のような、無条件の温かさを持っている」と評価し、主人公・梶井の役は「江口洋介さん以外には思い浮かびませんでした」と、理想通りのキャスティングに喜びを語っている。(C)WOWOW
2015年07月14日9月19日に公開されるアニメーション映画『心が叫びたがってるんだ。』の特報動画第2弾が公開された。本作は、長井龍雪監督、脚本の岡田麿里氏、キャラクターデザインの田中将賀氏が『とらドラ!』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』に続いて再びタッグを組み、『あの花』と同じく秩父を舞台とした青春群像劇。心の傷、葛藤、切なさなど、人間本来の姿に真正面から向き合いながら、人と人との絆が描かれる。今回公開された動画では、主人公の成瀬順の幼少期が明らかに。順がおしゃべりを封印されてしまう原因となったエピソードを垣間見ることができる。順は、全く接点のない3人のクラスメイト――本音を言わずやる気のない少年・坂上拓実、甲子園を期待されながらヒジの故障で挫折した元エース・田崎大樹、恋に悩むチアリーダー部の優等生・仁藤菜月とともに「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命される。交流会の出し物に決定したミュージカルに誰も乗り気ではない中、順の気持ちに気づいた拓実だけは、「伝えたいことがあるなら歌ってみるのもありなんじゃね?」と順の背中をそっと押す言葉をかけていく。さらに動画では、ベートーヴェンの名曲「悲愴」を、脚本の岡田氏が作詞し、クラムボンのミトが演奏と編曲、TWEEDEESの清浦夏実が歌唱を行うスペシャルソングをBGMとして使用。本編のストーリーに寄せた歌詞で、誰もが知るあの名曲が新たによみがえっている。また、8月29日には作品の舞台である埼玉県秩父市で完成披露試写会を開催することが決定。本編上映のほかに、キャスト、スタッフによる舞台あいさつも予定しているという。(C)KOKOSAKE PROJECT
2015年07月08日