坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する連載「あなたがいいならそれでいいけど」。今回のテーマは「男と女のルール」です。“ゲス不倫”なるスキャンダルが横行する中、関係を当事者が暴露するケースも。不倫や浮気は褒められたものではないが、それでも最低限のルールは必要?土田さんの見解は?***当人同士が良ければいい。それがルールになる男と女の間にルールがあるとしたら、浮気、不倫は良くないものという大前提はあると思います。世間的にもいまは完全NGですからね。それでも、不倫をする人は絶えないですよね。たとえば、女性側からすれば、相手の男性に奥さんがいてもいいと思っていたけど、時が経つにつれて、その関係性だけでは物足りなくなってくることなんて、よく聞く話。だいたい男が弱みを握られて不倫をバラされるパターンが多いように見えるけど、どちらかが悪いだの、かわいそうだの、ルール違反だのって、誰も決め付けられないはずなんです。男と女。恋人なり、夫婦なりということですけど、二人の間には二人にしか分からない、いろんな形があって、いろんな問題を抱えていますよね。そこについて、本来なら第三者がとやかく言う話じゃないと思うんですよ。相手の立場になって考えてみたら、一方を責めるようなことは言えないはずだから。たとえ、浮気をしたって、不倫をしたって、当人同士が良ければいいんです。それがルールじゃないですか?つちだ・てるゆき芸人。『にちようチャップリン』(テレビ東京日曜22:00~)、『この差って何ですか?』(TBS火曜19:00~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか出演番組多数。※『anan』2017年7月19日号より。イラスト・3rdeye文・神保亜紀子(by anan編集部)
2017年07月13日斎藤工がゴールデン連続ドラマ単独初主演作を務めた「最上の命医」が、8月に「最上の命医 2017」として特別編が放送されることが決定。斎藤さんが主人公の小児外科医・西條命を演じるほか、今回は小児外科医の世界的権威として、草刈正雄が命の前に立ちふさがるという。西條命(斎藤工)は、アメリカの最優秀若手医師賞を受賞するほどの技術を持ち、患者を救うためにはリスクを顧みず困難な手術に挑む小児外科医。一時は肝臓癌からの多発的転移で 手の施しようのない状態に陥ったが、アメリカで最先端医療の治験者となり、奇跡的に生命をつなぐことができた。いまは病院を転々としながら小さな生命を救い続けている。ある日、命は呼吸困難に陥った中学生・萩尾萌絵の応急処置を施すが、原因が妊娠高血圧症だと気づき、近くの病院に飛び込む。そこはアメリカで命と師弟関係にあった小児外科の権威・手塚義富(草刈正雄)が勤める病院だった。術後、手塚に「うちで働け」 と誘われた命は、萌絵の担当を条件に承諾する。実は萌絵のある症状が引っかかっていた。 父親不明の子を宿した14歳の萌絵を、母・一路は激しく追及する。名門中学の教頭で、幼少から厳しかった一路を恨む萌絵は、出産は一路から逃げるためと豪語。しかも、産まれてくる赤ちゃんを一路が里子に出そうとしていることを知った萌絵は…。一方、命は手塚の娘・里香と出会う。視覚に障害を持つ里香は、アメリカで障害者支援の技術を研究中だが、手塚のある変化が気になって帰国したという。「200%の準備をしてオペに挑め」という手塚の教えに背中を押されてきた命。子どもを救うことは、その子を助けるだけじゃない――。“無限の樹形図”への想いを胸に、命は次々と“奇跡”を起こしていく。2011年1月クールに連続ドラマとして放送され、昨年にドラマスペシャルとして5年ぶりに放送された「最上の命医」。自ら病に冒されながらも、消えそうな小さな生命に極限まで向き合う小児外科医・西條命を斎藤さんが演じるのはもちろん、本作には小児外科医の世界的権威・手塚義富が登場。手塚を演じるのは、大河ドラマ「真田丸」の出演が記憶に新しい草刈さんが演じる。アメリカ時代の命に、小児外科医のあるべき姿を叩きこんだ恩師でもある手塚との再会は、思いもよらない“生命を巡る対立”に発展し、不屈の小児外科医・西條命を窮地に追い込んでいくという今回。本作でも、小児医療の現実、最先端医療のリアリティをテーマに“生命”をめぐる“究極の人間ドラマ”を描く。今回の放送決定に斎藤さんは、「非常に嬉しかったです。というのも、この作品を続けたい気持ちが僕の中では強くて…」と話し、命というキャラクターについては、「最初は原作のキャラクターがあって、模索しながら、命というイメージ図を監督やプロデューサーたちと練ってきましたが、去年のスペシャルから『命はどうだろう?』ということに、“命”としての僕に意見をくださる現場の態勢になっていて。僕の中でも『命だったらどうするか』と、ひとつの人格として自分の中に命があるし、それをチームの方たちが監督はじめみんな委ねて下さって。僕にとって大事な、たぶん途切れることのない、ひとつの人格になっています」と思いを明かす。草刈さんは、「とても脚本がいいですね。僕ら役者は、なんといっても脚本なんですね。脚本で決まります。それにちょっとハマりましてね。久々にいい役を頂いて、楽しんで演じています」とコメント。そんな草刈さんについて斎藤さんは、「インテリジェントで、全てに説得力があります。たたずまいだったり、目線ひとつだったり。近づくという動作も一歩ではなく半歩、という細かいところだけでも、すごく意味深いというか。存在感がとんでもなくある方だなと改めて思いました」と印象を話し、「それでいて、ものすごく優しい方なので、今回の小児外科医という、子どもや若い命と接する人として、とてもふさわしい方とご一緒出来たと思いました」とまさに適役だと語る。一方草刈さんは斎藤さんについて「いいですね。彼は、独特の雰囲気を持っていますね。あの雰囲気はなんともいえないです」と共演した感想を語っている。また今回の見どころについては、「大きなオペが劇中に何度かありますが、世代を紡ぐ大きなオペもありますし。環境の整っていない場所で行なわれるオペで、何を優先するかという想いが、それぞれ交錯するんです。自分の命より大事にするものを見つけた人たちの想いがぎゅっと詰まっているオペのシーンなので、僕も感情が溢れてしまって。連ドラのときもありましたが、予想だにしない自分の感情が、命として今回の作品は随所に溢れてしまって。草刈さんとのシーンでも、何故かわからないけれど、感情が一気に高まってしまったシーンもありました。本当に心を動かす作品になって いると思います」(斎藤さん)、「脚本がとてもヒューマンな本になっています。ここのところ、医者モノでは珍しいのではないでしょうか。非常に感動します。演じている僕ら役者もみんなノリノリで演じています。スタッフもキャストも。幸せです」(草刈さん)とコメントしている。ドラマスペシャル「最上の命医 2017」は8月、テレビ東京系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年07月07日向井理と斎藤工がW主演を務めるWOWOW「連続ドラマW アキラとあきら」の完成披露試写会が6月26日(月)に開催。向井さん、斎藤さんに共演の石丸幹二、田中麗奈、賀来賢人が舞台挨拶に登壇した。「空飛ぶタイヤ」「下町ロケット」などで知られる池井戸潤の小説を全9話で実写化。生まれも境遇も違う階堂彬(向井)と山崎瑛(斎藤)という2人の“あきら”が運命を交錯させながら激動のバブル時代を生きていくさまを描く。過去に何度も共演経験がある向井さんと斎藤さん。斎藤さんが向井さんについて「このドラマの対比と似ているところがあって、すごくスマートでインテリジェンスで、でも温かくて男の理想です」と言えば、向井さんは「同級生ということもあり、親近感がわきます。いきなり家に来たりして、気心が知れています。同じ時代を生きてきて、深く話すことがなくとも深くわかり合っている気がします」と関係性の深さを口にする。作品に合わせて、登壇陣はそれぞれ“運命を感じた瞬間”を告白したが、斎藤さんは、向井さんが先日、出演したサッカー番組で横浜Fマリノスの大ファンだと語っていたことに触れ「僕も昔からずっと応援してました。(向井さんは)スタジアムでボールボーイもしていたそうですが、僕もそのスタジアムに行ってるので、同じ空間にいたと思います」と向井さんとの深く結ばれた“運命”を明かした。向井さんは、自身の理という名前について「理科の“理”で、理系の道に進んでいました」と自らの運命を語ったが、これにも斎藤さんがすぐに反応!現場での向井さんの様子について「スケジューリングに無駄がない。理科の実験をするには何よりも準備が大事で、ちょっとでも狂うと何時間もが無駄になるんですが、彼の仕事への姿勢が表れてて、運命そのものだと思います」と熱く語っていた。WOWOW「連続ドラマW アキラとあきら」は7月9日(日)より放送(毎週日曜22時~/全9話※1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年06月26日斎藤工は食虫植物のような俳優だ。以前、そう書いたことがある。食虫植物は、動かずじっとしていても、獲物がやって来て、それを確実に捕獲して生きていく。その植物なのに肉食という奇妙な感じを、斎藤工に重ねてみたのだ。というのは、彼は、申し分ないビジュアルをしている。いわゆるイケメンだ。一般的にはイケメン俳優と認識されていて、俳優として、わかりやすい演技の特性は未だ明らかにされていない。例えば、長谷川博己のように滑舌のいい発声をするわけではないし、香川照之のようにものすごく表情が豊かなわけでもない、堺雅人のように論理的に役や作品に関して分析することもあまりない(しているかもしれないが、それが一般に広く披露されることは少ない)、藤原竜也や小栗旬のように巨匠(蜷川幸雄)から学んだという後ろ盾があるわけではない。ましてや伝統芸能のように子供の頃から芝居しているわけでもない(ただ、父親が映像関係で、本人も映画がずっと好きで、映画制作に熱心であるということは語られている)。にもかかわらず、不思議な存在感で役を成立させている。現在公開中の映画『昼顔』のような恋愛ものから、シュールな世界を描いた『団地』(16年)や、時代劇コメディの『虎影』(15年)などで幅広い役を演じている。自然に役に馴染むというのが斎藤工の特性だと思ったとき、食虫植物が思い浮かんだのだった。○欲望を、無欲に演じる才能とりわけ、食虫植物の喩えが似合うと思うのが、『昼顔』の北野先生だった。2014年に放送されて話題になったドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』で斎藤工が演じたヒロインの相手役・北野先生は、いわゆる、いまどきの草食系男子的なキャラクターだった。彼の人生で最優先されるのは、生物の研究で、それ以外のことをあまり構わない。でも、結婚はしていて(女性のほうが積極的だった)、ヒロイン・紗和(上戸彩)と不倫までしてしまう。この不倫劇が盛り上がって、視聴率も後半ぐいぐい上がっていった。北野先生の、草食系のような雰囲気を漂わせながら、動物的にやることはやっているという矛盾を、ごく自然に成立させているところが、斎藤工の巧みたるところであろう。まさに食虫植物である。今回、映画になった『昼顔』を見ていて、斎藤工は食虫植物だが、北野先生は昆虫だと感じた。よく、何を考えているかわからない人のことを、「あの人、昆虫のようだ」というが、そんな感じがする。北野先生は、昆虫の研究に余年のない人物で、映画ではホタルに夢中になっている。その一点に集中して他を見ず、ぶれないところが昆虫のイメージぴったりだ。北野先生の場合、昆虫に注がれていたエネルギーが、紗和に切り替わってしまったとしか思えない。眼鏡越しの、斎藤工の瞳も、虫みたいにギョロッとしている。ドラマ『フランケンシュタインの恋』の、死者蘇生させ不死身にした研究者・深志博士を演じているときも、同じ瞳をしていることに注目したい。ドラマ版で、妻の逆鱗に触れ、法的に別れさせられた北野先生と紗和が、3年後、偶然再会、再び燃え上がるというのが映画の概要だ。北野が夢中になるホタルが映画の重要なファクターになっている。まず、再会のきっかけがホタル。そして、ホタルは一夫一婦制なのか、という子供の疑問に、北野がそうではないと答えるのも皮肉だ。人間社会では、法や愛情という概念によってセーブされているけれど、そもそもの生物のオスとメスが結びつくのは、遺伝子を残すためだ。そのため、動物や昆虫は一夫一婦制などと一匹だけに操を立ててはいられない。真面目でおとなしい北野先生が、結婚しているにもかかわらず、紗和に夢中になってしまうのも、身も蓋もないが、こう思えばナットクできる。オスとしての刹那の人生を、斎藤工は過度な自己主張なく演じきっていた。そう、斎藤工は欲望を、無欲に演じる才能がある。彼があくまで淡々と、目の前の女性を愛する姿を演じているからこそ、生き物の無常観が立ち上るのだ。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2017年06月18日上戸彩が6月10日(土)、斎藤工らと共に主演映画『昼顔』の初日舞台挨拶に登壇。斎藤さんからの言葉にこらえきれず涙を流した。主婦と教師の不倫を扱い、大きな話題を呼んだ連続ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の劇場版。ドラマから3年後を舞台に紗和と北野の再会、その後を描く。この日は上戸さん、斎藤さんに、北野の妻を演じた伊藤歩、映画からの参加となる平山浩行、西谷弘監督が登壇した。ドラマから3年を経ての映画公開となったが、上戸さんは「この3年、しんどかったし、つらかった。(紗和として)不倫であること、これだけ苦しいものを背負わないといけなかった3年でした。それでもせめて、もう1度、紗和と北野に会いたいと思った」と「決して、もう2度と。せめて、もう1度。」という映画のキャッチコピーを引用しつつ、胸の内を明かした。そんな上戸さんについて、斎藤さんは「決して短くない時間をかたわらで過ごして、上戸さんの覚悟、背負ったものがあり、紗和として十字架を背負って、この作品が成り立ってると思った」と称賛。上戸さんは、紗和について「周りにどう思われても自分を貫く女性」と語ったが、斎藤さんは「現場での上戸さんは、それとは逆で、周りに尽くす方。一番大変な立場でこの作品を背負っているにもかかわらず、疲れているスタッフにも気さくに声を掛けていた」と明かし「みんなでここにたどり着けて幸せです」と語った。上戸さんは斎藤さんの言葉に思わず声を詰まらせ「不倫というテーマに対して毎日考えさせられました。今日で紗和とお別れするのが寂しいし、『昼顔』と出会えて幸せでした。たくさんの人に愛してもらいたい映画じゃないかもしれないけど、心に残る映画になれば」と語った。上戸さんが涙をぬぐうと一斉にカメラマンのシャッターが切られたが、上戸さんは「そういうとこばっかり撮らないで…」と苦笑。斎藤さんにハンカチが手渡された上戸さんは、後ろを向いて涙をぬぐう間、「工くんが脱ぎます」とこの状況でまさかの無茶ぶり!斎藤さんもすぐさまこれに応え「脱ぎます!」と上着を脱ぎ始めるなど、こんな場面でも2人の息はピッタリ!会場はまさに笑いと感動に包まれていた。『昼顔』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:昼顔 2012年11月17日よりMOVIE ONやまがたにて公開昼顔 2017年6月10日より全国東宝系にて公開(C) 2017フジテレビジョン東宝FNS27社
2017年06月10日女優の桐谷美玲が31日、都内で行われた「ワイモバイル」新CM発表会に俳優の斎藤工、吉田鋼太郎とともに出席した。桐谷がイメージキャラクターを務める同社のCMシリーズに斎藤と吉田が新たに加入。"ズキュン"をキーワードに3人のオフィスでの日常を描いており、今回はおなじみのふてニャンもネクタイを着用し、いつもと違う装いに。桐谷は「ネクタイ姿をがすごくかわいい」とメロメロで、ふてニャンと初共演となった吉田も「撮影中おとなしくて。こんな優秀な猫ちゃんはじめて」、斎藤も「待ち時間、僕は心の中で文句を言っているんですが、ずっとじっと待っていてプロだなと。見習わないと」と感心した。イベントで3人はアーチェリーにチャレンジ。見事的を射抜くと"ご褒美"が与えられるというゲームに挑み、桐谷は、斎藤から頭ポンポンをしてもらえるという権利が与えられることに。斎藤は仕事でミスした後輩を元気づけるという設定で、「次はミスるなよ」と頭に手を添えた。桐谷は「世の中の女子はズキュンですよ。世の女性の理想。得した気分」と喜んだ。また、吉田からは壁ドンをされた桐谷。「CM撮影の時、何気ない顔していたけど、ドキドキしていた。もっと一緒にいたかった」と至近距離で告白されると、桐谷も「私もです」とうっとり。最後に思わずキスをしそうな仕草をみせ、「吸い寄せられてしまいました…。甘いささやき、たまらないですね」と照れ、壁ドンをしたことがないという吉田も「ちょっと顔が赤くなっちゃった。ドキドキしました」とはにかんだ。「私へのご褒美祭りですいません」と赤面した桐谷だったが、プライベートで"ズキュン"したことを聞かれると「最近、親友に赤ちゃんが産まれた。また会いに行けてないけど、送られてくる写真や動画がかわいくて。早く会いに行きたい」とにっこり。将来、自身も母親に「いつかなりたい」と明かし、「予定は全然ないけど、あこがれはある。夢はあるのでかなえたい」と語っていた。
2017年05月31日KAAT神奈川芸術劇場の芸術監督・白井晃が贈る近代戯曲シリーズ。最新作には、イギリスの女性作家、ヴァージニア・ウルフの『オーランドー』を原作とした戯曲が選ばれた。主人公のオーランドーを演じるのは多部未華子だ。時代や国境、性別をも超えながら生きていくオーランドーという不可思議な存在に何を見出し、その世界をどう構築していくか。互いに“いつか一緒に”と望んでいたというふたりだからこそ、できることがありそうだ。【チケット情報はこちら】多部が白井と仕事してみたいと思ったのには、白井演出の数々の作品に出演している山本耕史が関わっている。「6年くらい前に出会ったときから山本さんにはずっと『絶対に白井さんと一緒にやったほうがいい』と言われていて。昨日も『稽古時間は長いけど学べることが多いから』というメールが来ました(笑)」と多部は打ち明ける。それに対して「最近は短くなった」と苦笑しながらも、「でも、稽古をやっただけいいものになります」と断言して舞台づくりへの情熱を覗かせる白井もまた、多部とのセッションを望んでいたという。「これは僕が勝手に思っていることですが、多部さんは自分が内包しているものを役に照らし合わせて演じている印象があるんですね。どういう人物かと考えてデコラティブに作っていくのではなく。だから役の中に多部さんが見える。そこがいいなと思っていました」それだけに今回も、オーランドーという主人公に多部がシンクロすることで生まれてくるものに、白井は期待を寄せている。「これは実に演劇的な仕掛けのある戯曲で、オーランドーが出会う様々な人を、小日向文世さんをはじめとするおじさん俳優たちが(笑)、演じ分けていくことになるんですけど。その“いかにも芝居です”というアンチリアリズムな構図の中で、人を愛するってどういうことなんだろう、人が生きる衝動って何なんだろうと、オーランドーが考えたり葛藤したりしていくことが多部さんの中にも起こって、最終的には人物が生身のリアルなものとして見えてくるのではないかと思ってるんです。時代も国も、男とか女とかも通り越して、私は私、今ここに生きている私が愛おしいと思えてくるような。そんなことを僕は多部さんの中に見ているのかもしれません」。多部は、男でもあり女でもあり、16世紀から21世紀にわたって生きているオーランドーを「どう捉えていいのかまだわからない」と正直に言う。が、「とはいえ同じ人間だから、何か自分の思いをリンクさせられるはず」と力強い。演劇ならではの“嘘”が“真実”を見せてくれるに違いない。舞台『オーランドー』は9月23日(土)から10月9日(月)まで神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 ホールで、10月26日(木)から29日(日)まで、東京・新国立劇場中劇場で上演。なお、一般発売に先がけてプレイガイド最速先行いち早プレリザーブを実施。受付は5月29日(月)午前11時より。取材・文:大内弓子◆衣裳協力(多部未華子)PERMANENT MODERNSretsisJILLSTUARTGUSUCUMA
2017年05月26日上戸彩と斎藤工が出演する映画『昼顔』(6月10日公開)のドラマ振り返り映像が20日、公開された。同作は2014年夏に放送された連続ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』の続編。”平日昼顔妻”として社会現象にもなった主人公・紗和(上戸)と、不倫相手の高校教師・北野(斎藤)は、ドラマ版の最終回で引き裂かれたが、映画で再び出会ってしまうこととなる。2人がきつく抱きしめ合うビジュアルや、予告映像が話題となった同作だが、今回は原点となるドラマ版の振り返り映像を公開。2人の出会いや、流行語にもなった”昼顔妻”誕生の瞬間など、惹かれ合う過程を凝縮し、映画公開前に名シーンを復習できる映像となっている。(C)2017フジテレビジョン東宝FNS27社
2017年04月20日女優の米倉涼子、俳優の斎藤工が4日、都内で行われた「キューピーコーワ新商品発表会」に出席した。興和は、キューピーコーワシリーズから栄養ドリンク剤「キューピーコーワαドリンク」を4月5日に新発売。それに伴い、イメージキャラクターに米倉涼子と斎藤工を起用した新CM「疲れを知らない人」編が4月7日から全国で放映がスタート予定で、2人が真っ白な世界で全力に走り続けるという内容になっている。新CMについて米倉は「私はアウトドアはあまりしないので、あれ(CM)は本当に大変だったんです。10回も走ったので、その夜は歩けなくなりました。走るのが苦手なんですが、走るシーンが多くて……何でこういうことになってるんだろうといつも思っています」と苦労を語り、斎藤は「僕も撮影は1日中走り、そこから1週間身体が起き上がろうとしませんでした」と振り返った。続けて、「ただキューピーコーワαドリンクを飲ませいただいた撮影だったので、何とか乗り切ることができました」と話して、関係者を喜ばせた。CMのキーワードでもある「ネバーギブアップ」にちなみ、発表会の最後には米倉涼子が引いたお題を斎藤がチャレンジするというコーナーを実施。1回目の早口言葉に挑戦した斎藤は見事にクリアするも、2回目の瓦10枚割りでは手を出血しながら1枚残して失敗。斎藤の姿を目の当たりにした米倉は「酷いよね。こんなことやるイベントある?」とかばいながら、「格好良すぎるよ! もう200点!」と斎藤の頑張りを賞賛していた。
2017年04月04日「“サンシャイン斎藤”ね、まだ引っ張りますか?(笑)。最近、僕を芸人さんだと思われている方が多いのか、『何か、やりたい企画がありませんか?』って言っていただくことが増えて。ありがたいのですが、ハードルが上がるのも困ったな、と」 こう語るのは、年末のバラエティ番組でお笑い芸人・サンシャイン池崎のモノマネを披露した斎藤工(35)。その絶叫する姿が強烈で、爆笑と話題を呼んだ。 「振り返ると、僕って、振り子式に生きてきたなぁと思うんです。たまたま不倫を題材にした作品で演じた役の印象が大きいだけ。昔から僕を知っている人は“セクシー”っていう今の世間の代表的なイメージに笑っちゃうみたい。僕の本質は、全然二枚目ではないですから。でも一方で、そう見られることは悪くないと思う自分もいて。それでまた、逆の方向に振って人を驚かしてみたり、次はどうしようか?って考えたり」 そんな斎藤が、イケてない高校生を演じるのが、公開間近のオムニバス映画『ブルーハーツが聴こえる』(4月8日より全国ロードショー)のなかの一作『ラブレター』。現在はプロの脚本家として活躍しているが、高校時代は“おデブ”だったという主人公(斎藤)が、初恋の相手を救おうとするファンタジーだ。 「自分自身の学生時代を振り返ると、初恋らしい恋の経験は、まったくなかった。強いて言うなら、中学時代、1学年上に憧れの先輩がいました。同級生にはない大人っぽさがあって、オリエンタルなムードがある方で。恋愛感情みたいなものを抱いていたけれど、告白することもなかった。僕の中学時代の写真を見ると、マッチの燃えかすみたいなんです。スポーツ刈りだったし、全然イケてなくて。華々しい学生生活を送ってきたと思ったら、大間違いです!」 劇中の主人公同様、斎藤自身も映画製作に情熱を燃やす存在。この夏には36歳を迎えるが、今後の活動の予定は? 「僕、来年から3年間、大殺界に入るんです。引っ越し、結婚、新しいことは年内に動かなきゃ!と。まず、これまで構想していたことを形にしたいと思っていて、その一つが、途上国の子どもたちに映画を見せるプロジェクト『移動映画館』。つい先ほど、先日訪れたマダガスカルの子どもたちからの手紙を読んでボロボロ泣いちゃいました。海外で上映できる作品がなかなかないという現状もありますし、有志たちと一緒に自分の手で映画を製作できたらいいですね」
2017年04月03日トレンディエンジェルの斎藤司さん(38)が先日出演したテレビ番組で、かねてより交際していた30代の一般女性と破局していたことを告白。「ちょっといろいろあって、お別れされちゃった。結婚しないから、愛想をつかされちゃって」と結婚を考えていたが、自らが原因で別れを告げられたことを示唆しました。 斎藤さんといえば、昨年8月に人妻との浮気が発覚。それでも彼を許し、支え尽くして来た彼女。同年12月には斎藤さんがプロポーズを決意していたようですが、それも仕事の都合で流れてしまい今回の破局につながったようです。 売れない芸人を長くに渡り支え、そして迎えた結婚適齢期に結婚をじらす彼。ついつい女性側の肩を持ちたくなる悲劇のような話です。ただ一般的に“結婚する気はないわけじゃないけれど、ついつい先延ばしにして、最悪なかったことにしちゃう男性”は多いものです。 それは「タイミング」が合わなかったと言い切って良いものか。女の敵のような、優しいけれど辛い彼らにはどんな共通点があるのでしょう。 ■流されやすく自分の人生が心配でたまらない 結婚する気はあるけど決めきれない。そんなタイプの男性に共通するのが、「心配性で流されやすい」という性格です。 そもそも後先考えないタイプなら、結婚くらい決断できるもの。それを先延ばしにするということは、自分の人生に対して良くも悪くも責任感が強い。それゆえ慎重に周りの意見を聞き、結果として結婚を見送ってしまうのでしょう。 結婚を考える→でも仕事は?将来は?男として責任を果たせるか?→心配になって周りに相談→今は仕事が頑張りどきだ!結婚なんてロクなもんじゃない!結婚はいつだってできる!と言われる→やっぱり結婚はもう少し先にしよう→彼女がブチ切れ→最初に戻るか破局する こんなループを3回くらい繰り返している男性は、なにも売れっ子芸人だけではありません。 ちなみにこのタイプの男性は、彼女が妊娠すると高確率で結婚して意外といいパパになったりします。そういう意味では悪い男とは言い切れないのですが、結婚願望のある女性からしたらやっぱりヤキモキさせられる存在です。 ■結局「なんだかんだモテる」というのが諸悪の根源 この手のタイプに共通するのが、なんだかんだいってモテるという点です。「なんだかんだ」とつけたのはモテモテでギラギラしているのではなく、どこか落ち着きや安定感を女性に感じさせるため身近な女性からの人望が厚い。そのため手を伸ばせば新しい彼女もすぐできそうだということです。 斎藤さんにこれを当てはめると、ギラギラしているかはわかりませんが、浮気をするくらいの売れっ子芸人。当然モテていることでしょう。そう思うと影で支えてくれた“アゲマン彼女”だとしても、結婚を焦る側面は負担になって別れにつながったのかもしれません。 ■対処法は頭の上がらない存在から詰み切ってもらうこと 優しいんだか辛いんだかわからない男性。筆者は体には優しいけれど入れすぎると辛い「しょうが男子」と勝手に呼んでいます。しょうがのような二面性を持った彼に結婚を決意させる効果的な方法はないのか。 1つは子どもを身ごもってのデキ婚を狙うこととお伝えしましたが、それは色々リスクが高い。そうではない場合の方法として有効なのが、彼にとって頭の上がらない存在から結婚を詰んでもらうという少々荒っぽいやり方です。 人によってその対象はさまざまですが、例えば実父や信頼できる上司から「そろそろ結婚しないと相手の女性に失礼だろう」と怒られたらシュンとなって結婚を決める男性が多いです。 子どもができるのも、ある意味逆らえない存在から「準備できてるけど、はっきりしろよ」とせっつかれるのと同じ。このしょうが男子には責任感がないわけじゃないので、状況が傾けば意外と男気や責任感を発揮して“いい夫、いいパパ”になる傾向があります。 トレエン斎藤さんの元彼女は、女性自身が以前取材したところによると“看護師で料理上手”。斎藤さんのM-1優勝時も影でカツ丼を作り、「勝つように」と彼を支えてきた内助の功ができる女性です。 斎藤さんは芸人としての将来不安を考えて「今は無理と結婚を手放したようです。ただこれだけ結婚をネタとして引っ張って彼女の良さが表に出たのに別れてしまうのは、正直キャラクター的にマイナスです。 そんな斎藤さんを見ていてかぶるのが、お笑い芸人ナインティナインの矢部浩之さん(45)。そういえば長年付き合ったひとみちゃんという彼女と別れ、その後少ししてアナウンサーの彼女と結婚したような……。 矢部さん家族が幸せそうなところを見ると、長年付き合った彼女と結婚しない選択が悪ではないとは思います。ただ持ちギャグのように「ペッペッペー!」と結婚届けを書いてくれたほうが、世の女性たちの好感度は上がったかもしれません。
2017年03月24日4月8日公開の映画『ブルーハーツが聴こえる』の公開直前プレミア上映会舞台あいさつが15日、東京・新宿バルト9で行われ、尾野真千子、市原隼人、斎藤工、豊川悦司、飯塚健監督、井口昇監督、清水崇監督、工藤伸一監督、李相日監督が出席した。本作は、パンクバンド・THE BLUE HEARTSの曲をテーマに、6人の監督が自由な解釈で映像化したオムニバス映画。同バンドが発信し続けた恋愛や友情、喪失や再生といった人生の普遍的な営みや感情の機微を歌にしたように、明日への一歩をそっと後押しするような珠玉の物語を名曲とともに描く。飯塚健監督の『ハンマー(48億のブルース)』に出演した尾野真千子は、劇中で彼氏の浮気を目撃して心を落ち着かせることができないアラサー女性を好演。「共感できると思います。飯塚監督は流石だな~と思いました」と女性の心理を的確に描写した飯塚監督を絶賛し、「本読みの時に(共演者の)皆さんや監督と話し合い、練習を重ねて本番で『じゃあこういう感じで動いてみよう』という感じでした。意外と仲がいい感じで、今でも1カ月に何回か飲みますね」と共演者と交流が続いているという。李相日監督とは2006年公開の映画『フラガール』以来のタッグで、『1001のバイオリン』に出演した豊川悦司は、福島原発の元作業員・達也役。「本当に緊張感の連続でした。毎回OKを出してくれない監督で有名ですから(笑)」と李監督の厳しさを明かしつつも「原発事故を扱っていて、最初脚本を読んだら映画でしかできない話だと思いました。現実に達也さんのような方はたくさんいらっしゃるので、普段以上に緊張感を持って演じさせてもらいました。ただ、正直こういう形の企画が来るとは思いませんでしたね」と本音も漏らした。斎藤工が出演した井口昇監督の『ラブレター』は、井口監督の初恋エピソードが詰まった青春ファンタジー。それにちなみ、「自身の初恋は?」という質問に斎藤は「高校の頃はエッチなことばかり考えていて、『ホットドッグプレス』を愛読していました」と笑いを誘い、「(高校が)男子校だったので、映画の中のヒロインに恋したりして。ブレッソンの『スリ』に出ていたマリカ・グリーンや『月曜日のユカ』の加賀まりこさんに恋してました。だから井口さんの気持ちはわかりましたね」と話していた。映画『ブルーハーツが聴こえる』は、4月8日より全国公開。
2017年03月16日「ウッチャンナンチャン」の内村光良がコアラ役を務めるほか、長澤まさみ、「トレンディエンジェル」斎藤司、MISIA、山寺宏一、宮野真守ら豪華キャスト陣が出演することで話題の『SING/シング』。この度、先日の谷山紀章の映像に続き、声優・坂本真綾の歌唱シーン&インタビュー映像が到着した。動物だけが暮らす、どこか人間世界と似た世界――。取り壊し寸前の劇場支配人バスター(コアラ)は、かつての栄光を取り戻すため世界最高の歌のオーディションを開催することに。主要候補は6名。極度のアガリ症のシャイなティーンエイジャーのミーナ(ゾウ)、ギャングファミリーを抜け出し歌手を夢見るジョニー(ゴリラ)、我が道を貫くパンクロックなティーンエイジャーのアッシュ(ヤマアラシ)、25匹の子ブタたちの育児に追われる主婦のロジータ(ブタ)、貪欲で高慢な自己チューのマイク(ハツカネズミ)、常にパーティー気分の陽気なグンター(ブタ)。人生を変えるチャンスを掴むため、彼らはオーディションに参加する――!『ミニオンズ』『ペット』と立て続けに大ヒット作を生み出すユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・エンターテインメントが贈るアニメーション映画最新作『SING/シング』が、ついに今月17日(金)より日本公開となる。第74回ゴールデングローブ賞2部門にノミネートした本作は、マシュー・マコノヒー、 リース・ウィザースプーン、スカーレット・ヨハンソン、トリー・ケリーといった豪華スターが夢の共演を果たし、歌声を披露することで世界中から注目を集めており、さらに本編で流れる楽曲には、フランク・シナトラ、ビヨンセ、テイラー・スウィフト、レディー・ガガ、スティーヴィー・ワンダーなど、そうそうたるアーティストたちのヒットソングや名曲がたくさん使用されているのも見どころの一つだ。すでに、全世界で続々と公開されている本作は、世界各国で初登場1位を獲得するなど大ヒット。中でもここ日本は、特別に全編吹き替え版の制作が許された唯一の国。先日行われたジャパンプレミアには、そんな豪華吹き替えキャストたちが登場し、会場は大盛り上がりになっていた。そして今回は、その豪華吹き替えキャストの中から、女優や歌手としても大活躍している実力派声優、坂本さんの特別映像が到着!本作で坂本さんが演じているのは、25匹の子を持つ母親であるロジータ(ブタ)役。専業主婦ロジータは、母親でも妻でもない”自分”を取り戻すためにバスターが開催する歌のコンテストに挑むことを決意、のちに「トレンディエンジェル」斎藤さんが演じるグンター(ブタ)のパートナーにもなる役柄。映像では、審査員であるバスターとミス・クローリーを目の前に、緊張した面持ちでケイティ・ペリーの「ファイヤーワーク」を熱唱したシーンが収録。その伸び伸びとした歌声は、バスターも好印象の様子。英語歌詞であるにも関わらず、見事な発音と高い歌唱力で歌い上げる坂本さん。ぜひスクリーンでも確認したい、要注目なシーン。8歳で子役デビューし、声優として25年以上も第一線で活躍。近年では、女優としての活動も本格化し、ミュージカル「レ・ミゼラブル」ではエポニーヌ役を演じるなど、マルチな才能を発揮し続けている坂本さん。映像のインタビュー内では、出演オファーを受けたときのことについて「テイラー・スウィフトの『シェイク・イット・オフ』と聞いて、元々すごく好きで普段から聴いている曲だったので嬉しいなと思ったのが第一印象でした。あと、デュエットする役の方が斎藤さんだと伺って、すごい楽しみだなぁと思って、ぜひ!と思いました(笑)」と明かす。また本作の物語にちなんで、坂本さんの“人生が変わったステージ”について問われると、自身が菊田一夫演劇賞を受賞したミュージカル・ロマンス「ダディ・ロング・レッグズ -足ながおじさんより-」のオーディションを受けたときのことに触れ、「外国の演出家の前で日本語のお芝居をするところを観てもらうオーディションだったんですが、日本語で分かってもらえるのかなと思いつつ一生懸命演じたら、演出家の方がボロボロ泣いてくださって、それで合格の運びになって…言葉じゃなくて気持ちって繋がるんだなって嬉しくなったし、自分のお芝居を信じて頑張ろうと思えました」と貴重なエピソードも告白。そして最後には「懐かしい曲も出てくるし、最新の楽曲も出てくるので、きっとどこかには必ずみんなお気に入りの曲が出てくると思います。楽しくなっちゃったら劇場でも歌っちゃっていいんじゃないかなと思います!ぜひ観てください!」とコメントした。『SING/シング』は3月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:SING/シング 2017年3月17日より全国にて公開。(C) Universal Studios.
2017年03月14日村井良大、中川晃教らが出演するミュージカル『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』が4月より東京・シアタークリエほかで上演される。原作はチャールズ・M・シュルツのコミック『ピーナッツ』。誰もが知る人気キャラ、チャーリー・ブラウンやスヌーピーたちが歌いダンスする楽しい作品だが、あなどるなかれ、れっきとしたブロードウェイ産ミュージカルで、しかも今年で誕生から50年という由緒ある作品だ。開幕を約1か月後に控えた3月6日には、“顔寄せ”と呼ばれるキャスト・スタッフが一堂に会する場がもたれ、作品は本格始動。その模様をレポートする。チケット情報はコチラかつて坂本九や小堺一機、市村正親といった名優たちも出演したことのある作品だが、日本では16年ぶりの上演。演出を手掛ける小林香は「コメディ・ミュージカルであり、ずっとニコニコが続く。春爛漫の4月にぴったり」とその魅力を語る。同時に「子ども向けミュージカルなのではと誤解されることが多いのですが、この作品は、かつて子どもだったことのある大人が、大人になった今も忘れたくないと思っているものを、子どもの目を通して伝えているミュージカル。大人になればなるほど、この作品の良さがわかる。子どもも楽しめて、大人も楽しめる作品というのは難しい。手ごわいですが、みんなで一丸となって、心して立ち向かっていきましょう」とカンパニーにはっぱをかけた。小林が「キャストは6人。少人数ですが、才能豊かな、可能性に溢れる皆さんが集まった」と自信を見せる注目のメンバーは、チャーリー・ブラウンに村井良大、ルーシーに高垣彩陽、サリーに田野優花(AKB48)、ライナスに古田一紀、シュローダーに東山光明、そしてスヌーピーに中川晃教。主役の村井は「本当に素敵な作品なので、この6人で力を合わせて、素敵な舞台にしましょう」と意気込みを。また先ごろ、第24回読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞したばかりの中川は「この作品のお話を最初に頂いたとき、真っ先に「あのスヌーピーだよね!?絶対やる!」と言いました。そして集まったこの6人の顔を見て、最高のものが生まれる予感しかありません」と話した。中川の言葉どおり、顔寄せ後に引き続き行われた稽古では、おなじみのキャラクターの可愛らしい日常の喜びや悩みを、キャスト陣が生き生きとした表情で紡ぎ出していく。まだ稽古初期段階で、動きのついていない状態であり、もちろん衣裳もつけていない。だがだんだんと村井の顔がチャーリー・ブラウンの困り顔に、中川の顔がスヌーピーの得意げな顔に見えてくる。ミュージカル界きっての美声・中川の本気の「ワン!」も飛び出した。すでに稽古場は笑顔がたえないハピネスな空間だったが、ここからさらに稽古を重ね、4月には幸せの花束のような作品が登場するのだろう。期待して待とう。公演は4月9日(日)から25日(火)まで東京・シアタークリエにて。その後、福岡、大阪、愛知でも上演される。チケットは発売中。なおチケットぴあ演劇専門サイト「げきぴあ」では本作の稽古場レポートを随時更新予定。
2017年03月14日斎藤工の初の長編監督作『blank13』が3月3日(金)に「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」において上映され、斎藤さん、本作に出演している村上淳らが舞台挨拶に登壇した。実話を基に、高橋一生、リリー・フランキーらを迎えて8日間で撮影された本作。13年前に失踪し、余命3か月で家族の前に姿を現し、死んだ父親との空白の13年間が、葬儀の場での参列者たちの思い出話によって、埋められていくさまが、笑いを交えつつ描き出される。数年前の同映画祭で斎藤さんが監督した短編映画の上映が行われた際は、小さな会場が人であふれたが、今回はメイン会場が用意されたにもかかわらず、超満員!朝の6時から並んでいたファンもおり、北海道だけでなく、関東、関西から駆け付けたという人も多数。斎藤さんは熱烈な歓迎への喜びと感謝を口にしつつ「極寒の中、並んでいただき、体調を崩されないかと心配でした」と優しい気遣いを見せる。ちなみに斎藤さんは、同映画祭で審査員を務めた経験もあり、数年前からすっかり“常連”に。映画祭のディープな楽しみ方を知り尽くしているようで「予想しないことが偶発的に起こるのがいい。昨日は、気が付いたら一般の家庭でカレーを食べてました。ごちそうさまです。おいしかったです(笑)」と明かす。映画祭初参加の村上さんは「日本中の映画祭を回ったけど(ゆうばりは)素晴らしい!」と語り、特に学生ボランティアスタッフに対し「ありがとう!今後の映画界を支えるのは君たちです」と語った。斎藤さんは、初めて長編監督を務めるにあたり、名前のクレジットを「齊藤工」としているが、これは覚悟の表れ?斎藤さん自身は「特に(意味は)ないけど、本籍の表記で…」と笑っていたが、村上さんは“監督・齊藤工”について「現場で潔い」「日本映画にまたすごい監督が現れた」と称賛。「(プライベートでも現場でも)両方とも男前で悔しい(笑)」と語り、昨年末に斎藤さんが「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!大晦日年越しスペシャル」で見せ、体を張ったネタを披露し、お茶の間を騒然とさせた“サンシャイン斎藤”についても「見ました!悔しい!」と、硬軟を絶妙に使い分け、カッコ悪い姿さえも見せてしまうスタイルへの嫉妬さえのぞかせていた。一方、斎藤さんは「僕らは村淳世代!」と村上さんへの憧れを隠さない。映画では、村上さんは弔問客のひとりを演じており、圧倒的な存在感を放つが、斎藤さんは「実は、淳さんのシーンですが、僕が渡した台本には、セリフは1行も書かれていません」と驚きの告白。村上さんのアドリブに全てを託し「丸投げした」とのこと。村上さんは「信頼されていると感じて嬉しかった」と語るが、監督であると同時にキャストとしてどうシーンにも出演している斎藤さんは「僕が笑ってしまって使えないシーンもありました」と明かした。この日は、高橋一生が演じた主人公のモデルであり、「めちゃ×2イケてるッ! 」などの構成作家にも名を連ねる、はしもとこうじも登壇。はしもとさんは、自らの実体験をふり返りつつ「ただのギャンブル好きのろくでもないオヤジでしたが、こんないい映画にしていただけて…」と感謝の思いを口にしていた。この日は、観客との質疑応答も行われたが、憧れの斎藤工を前に言葉が出ないファンに斎藤さんが「手を上げてくれただけで嬉しいです。ハグしたいくらい」とセクシー神対応で、最後まで会場の大部分を占める女性ファンをメロメロにさせていた。協力:ゆうばり国際ファンタスティック映画祭実行委員会(text:cinemacafe.net)
2017年03月03日俳優としての人気はもちろんのこと、最近ではバラエティ番組での体を張ったパフォーマンスが話題となり、活動の幅とファン層を広げている俳優・斎藤工。この度、彼の新たな魅力が詰まった2作品が3月2日(木)より開催される「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」にて最速上映されることが決定。斎藤さん自身も本映画祭で舞台挨拶に登壇するという。『高台家の人々』『シン・ゴジラ』『映画妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』など幅広い役柄で活躍する斎藤さんの、次なる活躍の場として注目されているのが映画監督。かねてより映画好きとしても知られる斎藤さんだが、今回、『blank13』で満を持して「齊藤工」名義で長編映画監督デビュー。本作は、13年間失踪していた余命わずかな父親をめぐる実話を基にした家族の物語で、高橋一生を主演迎え、リリー・フランキー、松岡茉優など豪華キャストが出演することでも話題だ。さらに彼の飛躍はとどまるところを知らず、新進気鋭のアニメーション作家・秦俊子が手掛けた人形アニメーション『パカリアン』では、声優にも挑戦。物語は、地球に不時着したロメロスが、人間の脅威に怯えながらも戦って難を逃れようとする姿を、キュートな人形で描いた独特なトーンのアニメーション。 斎藤さんが演じるのは、アルパカにそっくりな容姿をした宇宙人調査員・ロメロス役。まさかの役柄に、どんな演技を披露しているのが気になるところだ。この2作品は、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」で最速上映が決定しており、斎藤さんも映画祭での舞台挨拶が予定されている。斎藤さんはこれまでも“ゆうばり映画祭”に参加したことがあり、思い入れも相当なもの。斎藤さんを堪能するのにぴったりな本映画祭で、どこよりも早く、斎藤さんゆかりの注目作品をチェックしてみて。「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」は3月2日(木)~6日(月)の期間で開催。(cinemacafe.net)
2017年02月12日上戸彩と斎藤工が出演する映画『昼顔』(6月10日公開)のポスターと特報がこの度公開され、インターネット上で話題を呼んでいる。同作は2014年夏に放送された連続ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』の続編。”平日昼顔妻”として社会現象にもなった主人公・紗和(上戸)と、不倫相手の高校教師・北野(斎藤)は、ドラマ版の最終回で引き裂かれたが、映画で再び出会ってしまうこととなる。斎藤の出世作ともなった同作だが、映画版のポスターも大きく話題となった。上戸の上気したような表情と、上戸を包み込む斎藤のたくましい肉体、そして絡み合った手というビジュアルがTwitterなどのSNSで好評を呼んでいる。SNSでは「色気がしんどすぎる」「えっろ……」「これは絶対観に行く」「ポスター欲しい!!」と大絶賛。一方で、斉藤が2016年の大晦日に出演した、日本テレビ系バラエティ番組『ダウンタウンガキの使いやあらへんで!!』特番『絶対に笑ってはいけない科学博士24時!』で披露した”サンシャイン池崎”キャラの影響も。「ポスターにサンシャイン池崎の言葉を足したい」「さすが全てのセクシーの生みの親」「イエェェェーイ!」「空前絶後のポスター」とネタにされながら愛されていた。
2017年01月31日俳優・斎藤工が、ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)2017-18年秋冬メンズコレクションでランウェイに登場。パリ・ファッション・ウィークにモデルとして参加した。現在、俳優として活躍の場を広げている斎藤だが、実は学生時代は雑誌『MEN’S NON-NO』や『POPEYE』にモデルとして参加し、ファッションシーンで輝く姿を見せていた。2017年1月19日(木)に行われた、ヨウジヤマモト2017-18年秋冬ランウェイショーでは、斎藤のモデルとしての顔に再び出会える。登場はホワイトのロングコートを纏ったルック。ブラックシャツに黒いレザーブーツ、そこにエプロンのようなドレス風ウェアをレイヤードした複雑なスタイリングを披露している。さらにショー後半では、迷彩模様を全面に描いたロングコートに、ハットを重ねたスタイルで再びランウェイに舞い降りた。なお、斎藤は女優・上戸彩との共演作『昼顔』映画版の公開を2017年初夏に予定している。2016年にはタエ アシダ(TAE ASHIDA)デビュー25周年を記念するショートフィルムの監督を務め、動画作品の制作にも携わる姿もみせていた。
2017年01月23日俳優の斎藤工(35)が、12日に放送された日本テレビ系情報番組『PON!』(毎週月~木10:25~11:30)にVTR出演し、お笑い芸人・サンシャイン池崎(35)との共通点について語った。昨年大みそかに放送された『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の特番『絶対に笑ってはいけない科学博士24時!』で、「サンシャイン斎藤」として池崎のパロディネタを全力で披露した斎藤。10日、東京・赤城神社で行われた、映画『アサシン クリード』(3月3日公開)大ヒット祈願イベントに出演した際には、どこへ行っても「サンシャイン斎藤」キャラを求められると語っていた。同イベントの斎藤を、池崎の事務所の後輩であるモノマネ芸人・丸山礼(19)が直撃。『ガキ使』に出演した理由を聞かれた斎藤は「大ファンな番組。世代的にもドンピシャ」と話し、「リスペクトを込めて、やるならば番宣っぽく参加するのではなく」「タマ(命)を取りに行く気持ちがないと失礼と思った」と当時の覚悟を振り返った。また、本番に備えて練習を重ねたと言い、「本当は倍くらいあったんですよ」「放送では短くなっていたみたいで」と説明。「池崎さんと同い年なんです」「本人は結構大人しい方」と語り、丸山の「オフの池崎さんは死んだ目をしています」という証言に笑いながら「僕も死んだ目をしています」と明かした。「他人とは思えないくらい」シンパシーを感じているという斎藤。「僕は池崎なんじゃないか?」「斎藤はどっちだ?」と自問し、「僕は池崎なのかもしれない」と結んで笑いを誘っていた。
2017年01月12日斎藤工が1月10日(火)、日本語吹き替え版の声優を務める映画『アサシン クリード』のヒット祈願イベントに登場。遺伝子操作で祖先の記憶を追体験する主人公にちなんで、最新技術で1か月かけて解析された斎藤さんの遺伝子情報が明かされた。マイケル・ファスベンダーを主演に迎えた本作。死刑囚のカラムは、DNAに眠る自身の祖先で、ルネサンス期の伝説のアサシンであったアギラールの記憶を追体験させられることに。過去と現在を行き来する中で、カラムもまたアギラールと同じくアサシンとして覚醒し…。斎藤さんは、紋付き袴姿で登場し、報道陣が見守る中、ニ拝二拍手一拝で参拝を行なった。酉年の2017年、斎藤さんは年男ということで「飛躍の1年にしたい」と語るが、紋付き袴については「15年前に成人したんですけど、そこから全く成長してない…」と苦笑を浮かべていた。映画は、世界的な人気ゲームの映像化で、主演のマイケル・ファスベンダーが、自らプロデューサーも務めて製作した意欲作。斎藤さんは、その吹き替えを担当したが「彼こそ本当の妖艶なセクシー俳優。そのセクシーさだけを取沙汰されるけど、実力もものすごくある方で、僕みたいな粗品じゃない!近づけるようにと演じました」と語る。この日は、1か月前に採取された斎藤さんのDNAの解析結果が発表されたが、そのDNAサンプル採取について斎藤さんは「怪しかった!」と述懐。「『唾液を出してくれ』と言われて…僕はお茶は出さなかったけど…(笑)」ときわどいジョークで笑いを誘う。映画の舞台の15世紀に合わせて「15世紀の戦国時代の日本で生きていた斎藤さんの祖先のタイプは?」というテーマで、斎藤さんのDNAを解析した結果、「注意力・集中力・記憶力」「調和・開放力」そして何より、「支配力」が強いという傾向から「将軍タイプ」との分析が…。斎藤さん自身は「歩兵タイプ。2列目で竹やりを持っているタイプ」と評していたが、まさかの結果に驚いたようだが「意外と、クラスの人気者が芸能界に入るんじゃなく、反動もあって、目立たないタイプがそうなる。将軍もそうで、(典型的な将軍ぽい)タイプではない人がなるのかも。“小軍”じゃないですか(笑)?」と不思議そうに首をかしげていた。新年の抱負を求められると「農業に手を出す」と宣言。「キノコとかを栽培したい。菌類の繁殖を…。肉厚なシイタケを育てたい」と俳優業以外の農業分野への進出の野望を口にする。斎藤さんと言えば、年末の高視聴率番組「絶対に笑ってはいけない科学博士24時!」で、サンシャイン斎藤としてハイテンションな姿を披露し、話題を呼んだが、これに関しても、先ほどのDNA分析のときと同様に「クラスでおとなしい子がキレたら怖いのが現れてる。“反動”のエネルギーって強い」と独特の解釈を口にする。出演については「見たことない自分に出会えるんじゃないか?」という期待があったそうだが「ハイリスク・ローリターンでした(笑)」とふり返っていた。『アサシン クリード』は3月3日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月10日俳優の斎藤工が10日、東京・赤城神社で行われた、映画『アサシン クリード』(3月3日公開)大ヒット祈願イベントに登場した。同作は全世界で販売される同名ゲームを実写化。マイケル・ファスベンダー演じる死刑囚のカラム・リンチが、遺伝子操作により、DNAに眠る15世紀の祖先の記憶を追体験していく。斎藤は、日本語吹き替え版で主人公のカラム・リンチを演じる。映画同様、DNAの鑑定を受けた斎藤は、祖先が「将軍タイプ」だと診断されると驚きの様子に。「支配欲がこんなに高い人は、日本の人口の中にも8%くらいしかいない」と解説されると、「真逆ですけどね。業界に支配されて」とジョークをとばした。また、2017年は「農業」と抱負を一言。不安定な芸能界のため「キノコを作りたい。しいたけですね、主に」と意欲を示した。そして、「日のあたらないところで何かを生み出すのがあってると思います」と自分について語っていた。2016年の大晦日には、日本テレビ系バラエティ番組『ダウンタウンガキの使いやあらへんで!!』特番である『絶対に笑ってはいけない科学博士24時!』に出演。お笑い芸人・サンシャイン池崎がセクシー増強装置で変身したという設定の「サンシャイン斎藤」を演じ、そのテンションの高さで話題となった。現在どこへ行ってもサンシャイン斎藤キャラを求められるため、斎藤は「ハイリスク、ローリターンでした」と振り返る。普段の斎藤とのテンションの違いに「クラスでおとなしい子が切れたら怖いじゃないですか。そういう一つの表れですね」と解説し、サンシャイン池崎さんも実際お会いしたら非常におとなしい方で、この世界、反動というエネルギーはかなり強いんじゃないかなと思って」と語った。
2017年01月10日お笑いコンビ・トレンディエンジェルの斎藤司がこのほど、テレビ朝日系のバラエティ特番『年越しクイズサバイバー2016』(31日18:00~25:00)の収録に参加。ブレイクを果たした多忙の1年で、「やっぱり適度に休みを取らないと…俺も人間だったんだな」と痛感したことを語った。今年で3年連続となる同特番は、くりぃむしちゅー率いる芸能人チーム50人と、林先生率いる知識人チーム25人が早押し合戦でクイズを繰り広げるもの。斎藤は、昨年に引き続き芸能人チームとして参戦し、収録を終えて「お祭りモードでテンションが上がりました! 年越しカウントダウンパーティーのすごさを、この年齢で感じました(笑)」と満足の様子を語った。また、今年を振り返り、「これ以上ないくらいに充実の1年だった」と言いつつも、「やっぱり適度に休みを取らないと…俺も人間だったんだなと痛感した1年でした(笑)」と苦笑いする。来年については「一つひとつの仕事を大事に、最終目標のスーパースターを目指していきます」と宣言。スーパースターとは、ジャスティン・ビーバーやG-DRAGONらを指しているそうだが、「同期のオリエンタルラジオの活動にも刺激を受けますし、来年は『常識を疑え』という心構えでやっていきいます」と抱負を語っている。
2016年12月24日俳優の斎藤工がハリウッド映画の吹替え声優に初挑戦することが21日、明らかになった。『アサシン クリード』(2017年公開)で、俳優のマイケル・ファスベンダーが演じる主人公の声を担当する。本作は、全世界でシリーズ累計9,600万本以上を売り上げた人気ゲームを、主人公などキャラクターが異なる新しいストーリーで実写化したミステリー・アクション映画。死刑囚のカラム・リンチは、遺伝子操作でDNAに眠る祖先の記憶を追体験させられることに。彼の祖先は、ルネサンス期スペイン時代を生きた伝説のアサシンであるアギラールで、秘宝"エデンの果実"の在りかを知る最後の人物だった。カラムは現在と過去を行き来するうちに、アギラールたちと対立するテンプル騎士団の真の姿を知り、アギラール同様の能力を獲得してアサシンとして覚醒していく。このたび、ファスベンダー演じる主人公カラム・リンチの日本語吹替え版声優を、斎藤が務めることが決定。斎藤は「もともと声の仕事に興味があって、ファスベンダーの吹替を担当させていただけるのかということで、うれしかったです」と喜び、「ファスベンダーの年齢の声色に合わせたり、マリオンやファスベンダーの皮膚レベルの動きを感じながら芝居を受け取り、反射する意識を持ちました。感情を大事にするしかないと思って取り組みましたね」とアフレコを振り返った。また、ファスベンダーに会えたらどんな話をしたいか聞かれると、「作品のプロデュースに自身も参加されており、作品への想いを感じました。そのクリエイティビティを参考にさせていただきたいので、日本映画についてアドバイスが欲しいですね」と希望。さらに、主人公が現在と過去を行き来しながら多くの謎に挑んでいく本作にちなんで、過去に戻って解きたい謎を聞かれると、「江戸に興味があって、今じゃ考えられない程窮屈であるように見えるけど、物質的な物で精神的にははるかに裕福だと思うし、そういう時代をのぞきたい」と語った。ファスベンダーから斎藤に対するコメントも到着。斎藤さんへの印象として、「とてもハンサムでセクシーなのもわかるよ!」とべた褒めしている。(C) 2016 Twentieth Century Fox and Ubisoft Motion Pictures. AllRights Reserved.
2016年12月22日お笑いタレントの土田晃之(44)が16日、フジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)に生出演。年内で解散するアイドルグループ・SMAPの紅白出場を熱望した。土田は「年末の最後の大きな歌のイベントは紅白。そこで5人そろっている姿を見たい」と希望。「木村(拓哉)くんと中居(正広)くんは同じ年なのでずっと見ている。こんな国民的アイドルっていない。アイドルって寿命短いのに、40過ぎても一緒にやってるなんて考えられない」と語り、「このまま終わるのはやっぱ嫌なので、最後に見たいです」と逆転出演を願った。また、SMAPの大ファンでコンサートにも何度も行っているというグラビアアイドルでタレントの橋本マナミも「生で5人の勇士の姿を見たい」と切望。さらに、「一ファンとしては、そこで解散を撤回してほしい」と発言すると、土田が「それはないです」と冷静にツッコんだ。11月24日に行われた「第67回紅白歌合戦」出場発表記者会見では、出場者一覧にSMAPの名前はなかったが、同局制作部エンターテインメント番組部チーフ・プロデューサーの矢島良氏は「引き続きお願いを続けたい」「気持ちとしては最後の最後まで」と交渉を続けると話していた。
2016年12月16日お笑いコンビ・トレンディエンジェルの斎藤司(37)が、4日に放送されたTBS系情報番組『アッコにおまかせ!』(毎週日曜11:45~12:54)に出演し、自身の持ちネタ「斎藤さんだぞ」が「『現代用語の基礎知識』選 2016ユーキャン新語・流行語大賞」でトップテン入りしなかったことについて抗議した。「斎藤さんだぞ」はノミネート入りを果たしながらも惜しくも受賞とならず、年間大賞は「神ってる」に。同番組で「トップテン入りできず」と取り上げられると、「おかしいよ! おかしいよ!」と何度も声を上げ、「誰よりも流行ってたよ!」と不満をあらわにした。斎藤は過去に選ばれた芸人の露出が減っていることを気にしつつ、「やっぱり選ばれたかった」と本音をポロリ。授賞式が行われている時には原宿にいたそうで、後ろを歩いていた女子高生からは「絶対に『斎藤さんだぞ』の方が流行っていた」と聞こえ、内心では「そうだ! そうだ!」と叫んでいたという。また、当日のスケジュールが埋まっていたため、授賞式には相方・たかし(30)が参加する予定だった。たかしは、「一応前日に鏡の前で、"斎藤さんだぞ"を何回か練習しました」と明かして笑いを誘っていた。
2016年12月04日俳優・斎藤工が1日、都内で行われた桧家ホールディングスの全館空調システム「Z空調(ゼックウチョウ)」新CM発表会に登場した。斎藤は同商品のイメージキャラクターとなり、TVCM「Z空調登場」編(15秒・30秒)、「トリップ(冬)」編(30秒)が9日より関東、および東日本一部地域で放送される。斎藤はCMキャラクター「ゼックウチョウ」として、マスクを身につけ登場。"謎の男"として現れたが、「お手元の資料に既に情報が載っていることに先ほど気づきました」と苦笑した。キャラクターのイメージ作成にも積極的に関わった斎藤は「映画のダークヒーローみたいな感じで演じました」と意図を説明。具体的には「ゾロ(マスク・オブ・ゾロ)とか」と例を挙げ、「ラテンの、日中出て来るよりは、夜そっと浮上するようなイメージ」と語った。2016年を振り返った斎藤は、自身が監督を務める映画『blank 13』(2017年公開予定)に触れ、「映画好きでこの世界に飛び込んだ少年だった自分の夢は、気がついたら叶っているかな」と、"絶好調"な様子。さらに斎藤は、「気づいたらKinKi KidsさんのCDジャケット(「薔薇と太陽」)を撮らせていただいたり」と活動について語り、「クリエイティブな方をやりたくてこの世界に入ったので、そういう意味では叶った夢がたくさんあった1年だった」と喜びを表した。2016年を一言で表すと、自身の名前の漢字である「工(こう)」と一言。斎藤は「自分の『工』という字は、工作の工、図工の工」と明かし、「祖母が、ものを手作りでつくってほしいという意味でつけてくれたので」と、この1年の活動に満足している様子を見せた。また、CMではダジャレも披露する斎藤だが「オヤジギャグは守らなければいけない文化」と持論を展開。「昔は斜めに見ていたところもあったんですけど、続くと文化になるので、僕の世代がそれを引き継がなければいけない」と強く宣言した。
2016年12月01日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「抜け感」。適度なナチュラルさ、決めすぎない「引き算」のファッションやメイクから派生したことば。メンタル面や恋愛でも、バランスのとれた言動がとれる人はモテる、とも。男子100人へ「抜け感のある女性はアリですか?」というアンケートによるとアリが7割超!さて土田さんのご意見は?***“抜け感のある女性”といったら、かっこいい、おしゃれというイメージなんでしょうね。経験豊富ですべてが完璧だからこその、抜け感。よっぽどのバランス感覚がないと出せませんからね。特に女性は、このフレーズに憧れるんじゃないかな。ただ、男目線だと、遊んでいる女性と見えてしまうかも。どう見たって、できるオンナ、モテるオンナなんですから。僕はちょっと苦手なタイプ…。たしかに、さりげない抜け感って、かっこいいとは思うんです。ただ、嘘っぽいというか、あざとさを感じなくもないんですよね。SNS なんかにある、「たまたまアップした写真がすっぴんで~」とか、「朝起きたてのボサボサヘアで~」みたいな投稿、いかにも意図してないように見せているけど…。わざと、私イケてますオーラを演出しているとしか思えません。絶対ブローで寝グセ感出していますよね?…つい勘ぐりたくなる性分なもので。まぁ、抜け感は、だらしなく見えたら意味がない。逆に、演出が過剰になればお寒く見えるので、ほどほどに~。◇つちだ・てるゆき芸人。『じわじわチャップリン』(テレビ東京土曜23:55~)、『この差って何ですか?』(TBS火曜19:00~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか、出演番組多数。※『anan』2016年11月16日号より。イラスト・3rdeye文・神保亜紀子
2016年11月15日中川晃教、平野綾、橋本さとし、濱田めぐみが90分間ノンストップ&全編歌で届けるミュージカル『マーダー・バラッド』が、11月3日(木・祝)に開幕する。オフ・ブロードウェイ、韓国で大ヒットした注目作の日本初演。その公開稽古に潜入した。ミュージカル『マーダー・バラッド』チケット情報物語の舞台はニューヨーク。燃えるような恋に落ちたトム(中川)とサラ(平野)だったが、トムがサラに飽き、一方的に別れを告げ終わってしまう。失恋で酒におぼれるサラを救ったのは詩の博士号を持つマイケル(橋本)。ふたりは恋に落ち、結婚。高級住宅街に家を買い、娘も誕生し、絵に描いたようなしあわせな毎日を送る。だがサラはいつしか繰り返しの毎日に疲れ、トムがオープンしたクラブを訪ねてしまう…。再会し、越えてはならない一線を越えるふたり。そんな彼らを見つめるバーテンダー(濱田)。やがてマイケルがふたりの関係に気がつき、殺人事件へと発展する――。お酒が並んだカウンター、テーブル&椅子が並ぶ舞台。セット転換もなく、4人がほぼ出演しっぱなしで全41曲、ノンストップで紡いでいくという贅沢な作品。一曲一曲に込められたストーリーも濃厚で、4人はときに恋焦がれ、ときに嫉妬に狂い、過激でセクシーな芝居も交えながら、燃えるように愛憎の一部始終を伝えていく。また、狂言回しのようなポジションの濱田は、舞台上でただただ彼らのやりとりを見つめている。物語を進めていく3人からふと濱田に目を移すと、ゾッとするような表情で彼らを睨んでいることが多々あり、その理由は最後にわかるが、得体の知れない存在として舞台上の空気を揺らしていた。「殺人事件」ということで別世界の物語をイメージしていたが、実際は日常の生々しい感情が描かれた作品だった。観る人の“今”によって感想も変わってくるだろうと思う。登場人物それぞれの視点で観劇すると、違う発見もありそうだ。また、舞台の両サイドには、クラブの一部のようにして設けられている“ステージシート”があり、なんと同じ舞台上で観劇できる。今回はこのステージシートからの取材となったが、身体が当たりそうなほどの距離で、彼らの歌はもちろん息遣い、熱気までダイレクトに届く。ぜひ楽しみにしてほしい。公演は、11月3日(木・祝)から6日(日)まで兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、11月11日(金)から27日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて。取材・文:中川實穗
2016年10月31日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「ナシ評価」。初対面でアピールしすぎるせいか、マイナスの評価をされて「この女性はナシ」と判断されてしまうこと。男子100人に「ナシ評価されがちな女性はアリですか?」とアンケートでたずねたところ、56%がアリ、44%がナシという結果に。初対面でのアピールを、何でもオープンに話してくれる、とポジティブに受け取った人が意外にも多い。イヤミじゃなければ好印象!一方、この「ナシ評価」に対する土田さんの意見は?***初対面の印象って、とても重要。なぜか2回目の誘いがないとか、デートに発展しないことを疑問に思っているのなら、きっと第一印象で“ナシ”とされたから、でしょう。やみくもに“ナシ”とされているわけでなく、絶対に何かやらかしているはずなんです。やたら趣味の話をしたり、自分から彼氏遍歴を話したり、ノリがいいふうに見せたり。私は、私は…っていう自分アピールばかりで、相手を「つうか、アンタ誰?」って気持ちにさせちゃっていませんかね。客観的に自分を見ることができていないし、かなりのKY 。これじゃ、次も誘おうなんて気持ちにはならないし、人は寄ってきませんよ。モテる女性って、まず空気が読めるし、その場に見合った立ち振る舞いが計算できる人。たとえ容姿がそこそこだって、それを立派な武器にすることができるんです。どちらかというと、話題を振ってもらえるような振る舞いを心がけてみては?まず、アピールは封印!あまりしゃしゃり出ず、控えめぐらいでいれば、自然と相手から興味を持ってもらえるはず!◇つちだ・てるゆき芸人。『じわじわチャップリン』(テレビ東京土曜23:55~)、『この差って何ですか?』(TBS 火曜19:00 ~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか、出演番組多数。※『anan』2016年11月2日号より。イラスト・3rdeye文・神保亜紀子
2016年10月30日斎藤工と板谷由夏が出演するWOWOWの映画紹介番組「WOWOW映画工房」が開催中の東京国際映画祭にて開催され、3本の日本未公開映画が上映されると共に斎藤さん、板谷さんが熱いトークを展開!2人がダース・ベイダーの似顔絵を描くというコーナーでは思わぬ惨事が…。「WOWOW 映画工房×ジャパンプレミア feat.スター・ウォーズ in東京国際映画祭」と銘打って行われたこちらの企画。『スター・ウォーズ』に関する映画1本と、日本未公開の作品2本が“ジャパンプレミア”として日本の観客の前で初めて上映されたが、オールナイトに3本上映という強行スケジュールにもかかわらず多くの人々が劇場に足を運んだ。『スター・ウォーズ』に関わる作品として上映されたのは、ダース・ベイダーの“中の人”を演じてきたデヴィッド・プラウズに焦点を当てたドキュメンタリー映画『I AM YOUR FATHER』。斎藤さんはこの映画を観て、プラウズの存在について「日本人にとっても他人事じゃない!戦隊ものやライダーの“ショッカー”の中の人の存在とダブる!『スター・ウォーズ』がここまでヒットしたがゆえに、あることに巻き込まれていくのが描かれている。映画の裏側をここまで見せていいの?という作品」と熱く語り、板谷さんも「赤裸々に話してて、“中の人”は全身全霊でお芝居しているんだけど、だけれども…という作品」とうなずく。ここで、『スター・ウォーズ』も観たことがなくダース・ベイダーも知らないという観客のために、斎藤さんと板谷さんが30秒で似顔絵に挑戦!板谷さんは「子どもたちが『スター・ウォーズ』マニア。ライトセーバーが無駄に8本も家にある」と語り自信をのぞかせていたが、出来上がったのは何とも微妙なダース・ベイダー…。斎藤さんや司会の映画評論家の中井圭から「こういうおばあちゃん、巣鴨にいる」「むしろタイムボカンシリーズ?」などという声が上がり、斎藤さんは「表現者として信じられない」と厳しい評価!その斎藤さんの絵も、板谷さんよりもさらに「?」な出来栄えで「東大寺の門にいそう」などという声が上がり、人気俳優2人の絵心の悲惨さがあらわになった。ちなみに、その後、別の上映作で英国の疑似ドキュメンタリー『スティーヴとロブのグルメトリップ』に出演するスティーヴ・クーガンとロブ・ブライドンの似顔絵を描くという、汚名返上のチャンスが与えられたが、ここでできた絵はなぜか先ほどのベイダー卿と瓜二つという始末で会場は爆笑…いや失笑に包まれた。ちなみに、『I AM YOUR FATHER』『スティーヴとロブのグルメトリップ』に加え、もう1本上映されたの映画はペネロペ・クルスが主演・製作を務めた意欲作『あなたのママになるために』。乳がんの告知を受けた母親を主人公にした作品だが板谷さんは同世代の女優、そして母として強く感じるものがあったよう。斎藤さんも「普段、『泣けます』とか『号泣必至』と観る前に謳うのは良くないと思うんですが、これは嗚咽でした」と語り、劇中のペネロペのヌードについても「内側からの熱意をぶつけるってこういうこと。本質的な意味で“体当たり”とはこういうことだと震えました」と絶賛した。同時に、これほどの作品が日本で劇場公開されないという映画界の現状についても憂いていた。観客から寄せられた質問に答えるコーナーでは、「家で映画を観るときのお伴」というお題に、斎藤さんは「最近、1日仕事して家に帰ると脚がパンパンで…。脚に効くむくみを取るマッサージャーをします」と語り、板谷さんから「OLか!」と突っ込まれていた。(text:cinemacafe.net)
2016年10月29日