俳優・結城洋平による結城企画第一回公演『ブックセンターきけろ』 が11月下北沢・Geki地下Libertyにて上演される。「劇団プレステージ」で10年間活躍した後、2年間フリーの役者として経験を積んできた結城が、今回脚本・演出として迎えたのは「ヨーロッパ企画イエティ」の脚本・演出を務める大歳倫弘。出演者には「ナイロン100℃」の眼鏡太郎、劇団「ゴジゲン」の目次立樹を迎え、結城自身も出演する。結城と大歳に本作について話を聞いた。【チケット情報はこちら】結城は、大歳をはじめ、出演者やスタッフを「“ボーボー”と燃える真っ赤な炎というより“メラメラ”と燃える青い炎の持ち主」と表現する。そんな彼らと作品を創り上げるにあたり、「2年間で自分がやりたい事をたくさん発見しました。それを形にしていきたく、結城企画を立ち上げました。今まで糧になっているもの、2年間でインプットしたものを、この企画でアウトプットしていきたいと思っています」(結城)一方、大歳は結城のことを「見た目もシュっとしてスマートですが、なぜかバッチリな二枚目に見えない不思議な人です。多分、心が二枚目じゃないのかな、と(笑)。でも、信念というか人としての芯はすごく強くて、頼もしい人だと思いました」(大歳)東京のはずれにある、まるで延命措置をされたようなさびれた本屋「ブックセンターきけろ」を舞台に、そこで働く賞味期限が迫った3人の男たちが、自分の人生を変えるかもしれない1冊の本と出会うところから始まる……。作品づくりの様子を聞くと、最初の打ち合わせで結城から大歳へ無茶なお願いがあったとか。「一番にお伝えしたのは、みんな持っているのに目に見えない脳みその中の“記憶”をテーマにやりたい、ということでした。脳内スペクタクルを形にしてほしいという無茶なお願いにも関わらず、次に会った時には、世の中に対して少し穿った見方をする大歳さん独特の感覚で、さっそく形にしていただきました。本屋というミニマムな場所から、人生を変えるかもしれない広い世界への期待感に、今はたまらなくワクワクしています。」(結城)タイトルについて大歳は「ローマ時代に活躍したキケロという哲学者の名前からお借りしています。この人が弁論をするときに使っていたある技術が、このお芝居の軸になります。“きけろ”という響きもかわいいですし、そのかわいさと哲学者の難しい感じとのギャップに惹かれ、なんとしてもタイトルに使いたくなりました」「稽古場では男4人。少人数だからこそ稽古で作り上げた濃密な世界とエネルギーを全身全霊で表現できれば」と語る結城からも、メラメラする青い炎を感じた。この秋、彼らが創る舞台をこの目で確かめたい。公演は11月11日(金)から13日(日)まで下北沢・Geki地下Libertyにて。なお、チケットぴあでは先行抽選プレリザーブを9月20日(火)午前11時まで受付中。
2016年09月15日川端康成の不朽の名作が、松雪泰子の一人二役に橋本愛、成海璃子の豪華競演で現代に蘇る映画『古都』。このほど、本作のエンディング曲に決まった新山詩織が歌う「糸」(作詞作曲・中島みゆき)に乗せた特報映像が解禁となった。京都・室町に先祖代々続く佐田呉服店を継いだ佐田千重子(松雪泰子)は20年間、同じ場所で変わらない生活を送っていた。古くから付き合いのある職人が次々廃業する変わりゆく時代の中で店をどうしていくのか、室町に生まれた宿命を娘の舞(橋本愛)に背負わせていいものか、葛藤の中で生きていた。大学生の舞も、就職活動をする友人との会話にも入りきれず、店を継ぐべきなのか迷っていた。一方、京都のはずれ、北山杉の里で林業を営む中田苗子(松雪泰子/2役)。苗子は千重子の生き別れた双子の妹で、彼女もまた深刻な経営悪化に陥っている。苗子の娘の結衣(成海璃子)はその美術の才能を活かし、北山杉を使い何か新しいことができないかとパリに留学。また、舞も日本文化を披露するイベントに参加するためにパリへ向かうことに。いま、京都の伝統に生きる2組の母娘の人生が、初めて交差する――。本作は、1962年に新潮社より刊行された川端康成の名作を、原作では描かれなかった大人になった主人公たちの物語として映像化。松雪さんが双子の姉妹を一人二役で演じ、若手実力派の橋本さんと成海さんがそれぞれの娘役に、さらに双子美女タレントの蒼あんな&蒼れいな、葉山奨之、栗塚旭、伊原剛志、奥田瑛二といったキャストたちが脇を固めている。今回届いた特報映像では、松雪さん演じる呉服屋の姉・佐田千重子と京都伝統の北山杉の里で働く妹・中田苗子、千恵子の娘役の橋本さんが舞う姿や、笛子の娘役の成海さんが創作に打ち込む姿がとらえられている。その映像を彩るのは、4月期“月9”ドラマ「ラヴソング」で注目を集めたシンガーソングライター・新山詩織が歌い上げる「糸」。同曲はこれまで、小林武史の「BANK BAND」や福山雅治、森山直太朗、JUJU、クリス・ハート、EXILE ATSUSHIなど数々のアーティストにカバーされ、世代を超えて人々を魅了してきた名曲だ。新山さんの優しく繊細な歌声は、映画の描く日本が誇る圧倒的な京都の美しさ、凛とした“日本の精神”に見事にマッチ。日本の素晴らしさを再認識する物語を紡ぐ後押しをしてくれる。<新山詩織コメント>今回、映画『古都』のエンディング曲を歌わせて頂くことになり本当に光栄です。いまを精一杯紡ぎながら生きる人たちに、この「糸」という楽曲が寄り添ってくれるのではないかと思っています。<Yuki Saito監督コメント>『古都』の脚本執筆中に中島みゆきさんの「糸」を聴いたときに、歌詞が一字一句違いなく本作のテーマとシンクロして鳥肌が立ち、エンディング曲にしたいと思いました。次世代へ伝統をどう継承していくか?がテーマなので、若いシンガーに歌っていただきたいと思い、新山詩織さんの繊細で切なくも、未来に希望を感じる優しい声に“一耳惚れ”して、現代版「糸」を歌って欲しいとお願いしました。『古都』は11月26日(土)より京都先行公開、12月3日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月05日シングルマザーとして奮闘するタレントの新山千春、スザンヌが、18日に放送されるTBS系バラエティ『直撃!コロシアム!!ズバッと!TVSP』(19:00~20:57)に出演する。ニュースキャスターの辛坊治郎がメインMC、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太がサブMCを務める同番組は、さまざまな肩書の一般人と直接対峙し、多くの問題を抱える現代ニッポンの実態を直撃するアカデミック・バラエティ。現代を懸命に生きる人々の話を聞くことで、この国と、この国に暮らす人々のリアルを浮かび上がらせるようにする。今回のテーマは、全国に約108万人いると言われているシングルマザー。さまざまな問題を抱える怒れるシングルマザー50人がスタジオに集結し、現代日本の社会制度について激論を繰り広げ、新山千春やスザンヌ、室井佑月ら芸能人シングルマザーも登場する。そんなシングルマザーの話を聞き、元衆院議員でタレントの東国原英夫は「どげんかせんといかん!」と声を上げ、養育費を払わない男に辛坊治郎も怒る。(C)TBS
2016年04月18日●日常に溶け込むリストバンドドコモ・ヘルスケアは、リストバンド型活動量計「ムーヴバンド3」を25日に発売する。歩数、消費カロリー、移動距離、アクティブ時間、睡眠時間といった”からだデータ”を高い精度で計測できるのが特徴だ。本稿では10日に都内で開催された記者説明会の模様をお伝えする。○一般の方にこそ使って欲しい!ムーヴバンド3は、オムロン ヘルスケアの計測テクノロジーを採用したリストバンド型の活動量計。対応アプリ「WM(わたしムーヴ)アプリ」と同期することで、活動や睡眠の状態をグラフにしてスマートフォン上で確認できる。24時間快適に身につけられる軽量設計で、生活防水にも対応。バンド部分には肌触りの良いシリコン素材を使用している。重量は約17g。対応OSはAndroid 4.4以降、iOS 8以降。連続動作時間は約5日間。カラバリはシルバー/ブラック/シャンパンゴールドの3色で展開する。説明会の冒頭、ドコモ・ヘルスケアの和泉正幸 代表取締役社長が登壇して挨拶した。ムーヴバンド3は、シリーズ3作目となる製品。累計6万台を販売した従来製品をベースに、ユーザーの要望を取り入れて改良を重ねたという。ターゲット層について、和泉社長は「活動量計というとアスリートの方や、健康志向の強い方の使うものというイメージがあるが、ムーヴバンド3は一般の方に日常生活の中で使って欲しい」と説明する。そのため新製品ではこれまで以上にデザイン、素材、軽さ、着け心地にこだわった。スーツにもカジュアルにもなじむ、シンプルなデザインという位置付けだ。製品が日常生活に及ぼす影響について、同氏は「日々の活動を”見える化”すると、自然と普段から身体に良い行動を心がけるようになる。ムーヴバンド3では睡眠の質や長さも記録できる。健康にこだわる、健康に意識が向く、そんな日常生活に変わっていく」とアピールした。続いて、ドコモ・ヘルスケア サービス企画部の新山洋平氏が登壇して販売戦略を語った。Apple Watchなどの腕時計型の端末、ムーヴバンドのようなリストバンド型の活動量計など、市場にはウェアラブル端末が増えつつある。しかしどの製品も、一般の消費者に普及したというレベルには達していないのが現状だ。何故だろうか。新山氏は、この理由について「難しそう、面倒くさそう」「”いかにも”感が嫌」「うっとうしくなる」という意識が、消費者側にあると指摘。「腕時計さえ付けない人が増えている。ハードルは高い」と続ける。そこで違和感なく日常に溶け込み、長く使い続けられる製品づくりを心がけた。ムーヴバンド3がターゲットにするのは「最近、体調や健康が気になってきた」という40~50代の男性。またサブターゲットには若い女性を想定し、シャンパンゴールドなどのカラバリを用意した。新山氏は「日々の生活の質が、少しずつ変わっていく。そういったことが実感していただけるのではないか」と自信を見せた。●医師も勧める「ムーヴバンド3」○ムーヴバンド3で規則正しい睡眠習慣をこのあと、ムーヴバンド3のCM出演者3名と、東京睡眠医学センターの遠藤拓郎医師が壇上でトークセッションを行った。CM出演者の栗原文義さんは、茅ヶ崎市でバルーンショップを経営している45歳。妻と5歳の娘がいる。ムーヴバンド3について、栗原さんは「装着しているのを忘れるほど軽い。活動量をデータで確認し記録できるので、普段から意識して歩くようになった」とコメントした。また、奥さんで会社員の栗原恵子さんは「夫と歩数や睡眠時間を競うようになった。健康な生活を心がけたいが、スポーツを日常生活に取り入れるのはハードルが高い。ムーブバンド3なら、自分のできる範囲で運動や睡眠に気を付けることができる。これから生活習慣を見直していきたい」と魅力を語っていた。同じくCMに出演しているジャーナリストの仲野博文さんは「普段、スーツで様々な場所に出かけている。ムーブバンド3ならグレー、紺系のスーツにもマッチする。仕事柄、生活のリズムが崩れがちだけれど、ムーブバンド3をつけてからは睡眠時間を確保しよう、という意識に変わった。今後もこれを着けながら、自分の身体のリズムをつかんでいきたい」と笑顔を見せた。睡眠に詳しい、東京睡眠医学センター センター長の遠藤拓郎医師は「ストレスがかかる仕事に従事していると、ストレスホルモンの”コルチゾール”がたくさん出る。夜中に目が覚めてしまうのは、これが原因。ムーブバンド3なら、睡眠の質がデータで分かる。良い睡眠をとるためには、規則正しい睡眠習慣が大事。ムーブバンド3でライフログをとり、1カ月のうちに良い睡眠が何回あったか、確認してほしい。まずは2週間、ムーブバンド3をつけて規則正しい生活を送ること。睡眠の質が上がれば、仕事の質が上がり、楽しい日常生活が送れる」とアドバイスしていた。
2016年03月10日弱冠19歳にして、今や“ギター女子”の代表格の一人にも数えられる新山詩織さん。2ndアルバムとなる『ハローグッバイ』は、これまでのキャリアすべてを網羅したバラエティに富んだ作品となっています。“ギター女子”といえば、アコースティックギター片手に演奏するというスタイルではありますが、この作品では明らかに「バンド」という形態を意識し、ギター以外の楽器の魅力も表現されています。それらの楽曲に乗る、切なさと若さと危うさが同居した独特の歌声により、新山さんにしか作り得ない世界観が完成しました。若いのに深さがあり、切ないのに明るさもある……さまざまな形容詞が入り混じった、良い意味で混沌としたサウンドメイキングは、このキャリアではなかなか表現しきれないものですが、新山さんはこの難儀な課題をさらっと解決しています。アルバムリリース後には東名阪ツアーも決定、ますます勢いに乗る“ギター女子”新山詩織さんから目が離せません。リリース情報:『ハローグッバイ/新山詩織』(2015.6.17発売/¥3000(tax out)/JBCZ9017)※初回限定盤(¥3700(tax out)/JBCZ9016/DVD付)も同時発売※ツアー情報/新山詩織2ndライブツアー『ハローグッバイ』2015年7月11日~2015年7月18日(3公演)
2015年06月23日