新潟っ子ならド定番。新潟のソウルフード「イタリアン」ってなんだ?
新潟っ子なら誰もが知っているB級グルメといえば何が思いつくだろうか。
老いも若きも好んで食べているというその名も「イタリアン」。
イタリア風の食べ物なのか、何なのか。
早速調査してみた。
「イタリアン」といえば一般的にはイタリアの郷土料理のことだと思うもの。
しかし、ここ新潟ではそれが通用しない。
この地でイタリアンといえば県民の誰もが知っているB級グルメを意味する。
新潟ではどのくらい、このB級グルメが浸透しているのか、早速調査のために燕三条駅に降り立った。
改札を出てすぐ、目の前を歩く30代くらいの人たち数人に声をかけてみる。
すると返ってきた返事は口を揃えたように「小さい頃おやつとして食べた」「学校帰りによく食べた」という声。
どうやら、非常に親しまれている味のようだ。
おやつとして食べていたとするなら、イタリアンはお菓子なのだろうか。
あるいはイタリアンと呼ばれるくらいだけに、パスタのような主食なのかもしれない。
いつごろ食べていたのかといった内容からは、この食べ物がまったく想像ができない。
道を歩くカップルに「イタリアンって何?」とたずねると、「紅ショウガが白い!」