俳優の山田裕貴、女優の有村架純が、雑誌『日経トレンディ』(日経BP社)が選ぶ「今年の顔」に選出され3日、都内で行われた「2021年ヒット商品ベスト30」「2022年ヒット予測30」先行発表会に出席した。山田は今年、映画『東京リベンジャーズ』や『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』などが公開、ドラマ『ここは今から倫理です。』(NHK)に主演、『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日本テレビ)、『特捜9』(テレビ朝日)、『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―』(カンテレ・フジテレビ)などの話題作に出演。有村は今年、映画『花束みたいな恋をした』、『るろうに剣心最終章The Final / The Beginning』、『太陽の子』などが公開、ドラマ『コントが始まる』(日本テレビ)に出演、11月20日よりスタートする『前科者 -新米保護司・阿川佳代-』(WOWOW)で主演を務めるなど存在感を示している。山田は「今年で10周年で、こういった場に呼んでもらえることが、いろんな思いがあふれてくるのと同時に本当にありがたく思います」としみじみ。「今年の顔」と聞いたときは、「ウソでしょ!」と驚いたという。「『もっと活躍している人いるよ。本当に僕ですか!?』って大笑いしてしまって、何で僕が今年の顔なんだろうって。本当に不思議で仕方がないくらい自分で自覚がなくて、ただ目の前にある作品を一個一個やってきただけなので、本当に俺でいいのかな、みたいな思いでいっぱいでしたね」と心境を明かした。有村は「自分が今年の顔に選んでいただけるとは想像していなかったのでびっくりしたんですけど、一緒に登壇できる方が山田さんということで、長年付き合いのある役者さんなので個人的にはうれしかったです」と喜び、「自分としては作品に携わるときには一つ一つ大切につむいでいきたいという思いでやっていたので、ピンと来ていないところがあるんですけど、自分だけの力じゃなく作品を見てくださった方々がいてその方々の心に残ってくれた作品たちが今年は運よくあったのかなって思います」と話した。有村のコメントを聞き、山田も「普段は『かっすん』と呼ばせていただいてるんですけど、架純ちゃんと、感慨深いものがありますね。一緒に立たせてもらっていることに」と笑顔を見せた。発表会には、「来年の顔」に選出された俳優の眞栄田郷敦も登壇した。
2021年11月03日有村架純主演、原作にはない完全オリジナル作品として描かれる映画『前科者』の公開日が来年1月28日(金)に決定。併せて、特報映像も到着した。映画の映像初公開となる今回の特報映像。仮釈放中の工藤誠(森田剛)が「人殺しでも、更生出来ると思いますか?」とつぶやくと、有村さん扮する保護司・阿川が力強く「はい」と答えるシーンからスタートする。お昼に広場でお弁当を工藤に手渡し、その横に座る笑顔の阿川や、涙を流しながら抱き合う2人の姿が映し出され、物語の中心となる2人の関係性が垣間見えるが、工藤が容疑者として浮上し、事態が一変する予感を残して映像は終了してしまう。『前科者』特報映像また、10月29日(金)からは本作のムビチケが発売されることも決定。購入特典は、阿川・工藤・滝本のオリジナルポストカード3種セットとなっている。映画版『前科者』は2022年1月28日(金)より全国にて公開。WOWOWオリジナルドラマ「前科者 -新米保護司・阿川佳代-」は11月20日(土)WOWOWにて放送・配信開始。毎週土曜日22時30分※第1話無料放送(全6話)WOWOWオンデマンドにて配信各話放送後、WOWOWオンデマンド、Amazon Prime Videoにて見逃し配信(cinemacafe.net)■関連作品:前科者 2022年1月公開予定© 2021香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会
2021年10月27日岸善幸監督が主演・有村架純と挑む希望と再生の物語『前科者』より、追加キャスト7名が発表された。佳代の元で更生し社会復帰へ近づいていたが、再び警察に追われる身となる工藤誠(森田剛)の義父・遠山史雄役にリリー・フランキー。保護司として凶悪犯罪やままならぬ現実に立ち向かう阿川佳代(有村さん)に助言をする弁護士・宮口エマ役に木村多江。工藤の前に現れる謎の男・実役を『街の上で』『くれなずめ』の若葉竜也。滝本(磯村勇斗)の上司でバディとして行動を共にするベテラン刑事・鈴木充をマキタスポーツが演じることが決定。さらに、連続ドラマ版から斉藤みどり役・石橋静河、高松直治役・北村有起哉、松山役・宇野祥平が続投することも分かった。また劇中音楽は、『Fukushima50』『新聞記者』『ヤクザと家族 The Family』などの映画音楽を担当し、『レッドクリフ』『殺人の追憶』などの音楽も手掛け、海外からの評価も高い岩代太郎が、作品を重厚かつ繊細な音楽で彩る。『前科者』は2022年1月、全国にて公開予定。WOWOWオリジナルドラマ「前科者 -新米保護司・阿川佳代-」は11月20日(土)WOWOWにて放送・配信開始。毎週土曜日22時30分※第1話無料放送(全6話)WOWOWオンデマンドにて配信各話放送後、WOWOWオンデマンド、Amazon Prime Videoにて見逃し配信(cinemacafe.net)■関連作品:前科者 2022年1月公開予定© 2021香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会
2021年10月14日有村架純が保護司を演じ、連続ドラマと映画、2つの形で映像化に挑む「前科者」。この度、ドラマ「前科者 -新米保護司・阿川佳代-」より、ポスタービジュアルと予告編が到着した。本作は、罪を犯した前科者たちの更生・社会復帰を目指し、彼らと向き合い奮闘していく保護司の姿を描いた、現在連載中の漫画「前科者」の映像化。到着したポスタービジュアルでは、有村さんが演じる主人公・佳代が、前科者を前に凛とした表情で温かい眼差しを向けている。彼らを待ち受ける苦難の道に寄り添う、という決意と覚悟を感じさせる仕上がりとなっている。ドラマは、新人保護司・佳代の奮闘と成長を描く、はじまりの物語。予告編では、有村さんのこれまで見たことのない新たな一面を覗くことができる。石橋静河、大東駿介、古川琴音らが演じる三者三様の前科者を前に、悪戦苦闘しながらも保護司として確かな光を見出していく。自転車で派手に転び、殴られても諦めず、寄り添い続ける佳代というキャラクターの魅力に注目だ。「前科者 -新米保護司・阿川佳代-」予告映像WOWOWオリジナルドラマ「前科者 -新米保護司・阿川佳代-」は11月20日より毎週土曜日22時30分~放送・配信(全6話)。各話放送後、WOWOWオンデマンド、Amazon Prime Videoにて見逃し配信。映画版『前科者』は2022年1月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2021年10月09日柳楽優弥、有村架純、三浦春馬が共演し、日本の原爆研究を軸に、戦時下に生きる若者たちの等身大の姿を描いた『映画 太陽の子』のBlu-ray&DVDが来年1月7日(金)にリリースが決定した。「ひよっこ」「青天を衝け」などを手掛けた黒崎博が監督・脚本を務めた本作は、太平洋戦争末期に存在した「F研究」と呼ばれる“日本の原爆開発”の事実を基に、時代に翻弄されながら全力で駆け抜けた若者たちの等身大の姿を描いた青春群像物語。始まりは、黒崎監督が偶然目にした、若き科学者が残した日記の断片。そこには原子の力を利用した新型爆弾の開発という大きな任務に携わるかたわら、日々の食事や恋愛など、等身大の学生の日常が記されていた。長い年月と膨大なリサーチから書き上げたシナリオは、サンダンス・インスティチュート/NHK賞2015でスペシャル・メンション賞(特別賞)を受賞。このシナリオを基に、TVドラマが昨年に放送され、ギャラクシー賞を受賞。そして2021年、TVドラマとは異なる視点と結末で描き切る完全版として映画が公開された。キャストには、極秘任務に携わる科学者の兄・修を柳楽さん、戦地で心に傷を追った軍人の弟・裕之を三浦さん、そんな兄弟2人がほのかに想いを寄せる幼なじみの世津を有村さんが演じ、さらに、田中裕子、國村隼、イッセー尾形、山本晋也と豪華俳優が集結。また音楽には、アカデミー賞5部門ノミネートの『愛を読むひと』のニコ・ミューリー、サウンドデザインに『アリー/スター誕生』のマット・ヴォウレスと、ハリウッドスタッフが参加、日米合作のビッグプロジェクトとなった。さらに、主題歌は福山雅治が担当している。今回のリリースでは、豪華版を含めた4形態で展開。豪華版には、本編ディスクのほか、三方背ケースやフォトブックレット、特典ディスク付きの仕様。特典ディスクには、撮影の舞台裏やキャスト・監督のインタビューを収めたメイキングや、各種イベント映像を収録。なお、豪華版を対象とした先着予約購入特典として、【オリジナル一筆箋】を用意。さらに、Amazonや楽天ブックスなどの店舗別予約購入特典で【L判ブロマイド3枚セット】もプレゼントされる。(cinemacafe.net)■関連作品:映画 太陽の子 2021年8月6日より全国にて公開©︎2021 ELEVEN ARTS STUDIOS / 「太陽の子」フィルムパートナーズ
2021年10月08日主演・柳楽優弥、有村架純、三浦春馬が共演した『映画 太陽の子』のBlu-rayとDVDが2022年1月7日に発売されることが決定した。太平洋戦争末期に存在した「F研究」と呼ばれる“日本の原爆研究”。本作はその事実を基にした青春グラフィティだ。監督・脚本は『青天を衝け』の黒崎博。柳楽、有村、三浦、そして田中裕子、國村隼、イッセー尾形、山本晋也、ピーター・ストーメアがキャストとして参加している。黒崎監督の「もっとほかの国の人たちとも、たくさんこの映画を共有したい」という想いから、本作はキャストのみならず、日米スタッフのタッグが実現。音楽には『愛を読むひと』のニコ・ミューリー、サウンドデザインに『アリー / スター誕生』のマット・ヴォウレスと、ハリウッドスタッフが参加。さらに主題歌を福山雅治が担当し、バラード『彼方で』で物語を彩る。発表されたBlu-rayとDVDは豪華版を含めた4形態で発売。豪華版は本編ディスクの他、三方背ケースやフォトブックレット、特典ディスク付きの仕様でまさに永久保存版だ。特典ディスクには撮影の舞台裏やキャスト・監督のインタビューなどを収めたメイキングや貴重な各種イベント映像が収録された特典映像も多く収録されるという。また豪華版を対象とした先着予約購入特典として「オリジナル一筆箋」が用意されている。さらにAmazonや楽天ブックスなどの店舗別予約購入特典で「L判ブロマイド3枚セット」もプレゼントされるので、ぜひチェックしてほしい。■リリース情報『映画 太陽の子』豪華版Blu-ray:7,480円(税込)BIXJ-0374豪華版DVD:6,380円(税込)BIBJ-3504通常版Blu-ray:5,280円(税込)BIXJ-0373通常版DVD:4,290円(税込)BIBJ-3503<Blu-ray&DVD豪華版・共通特典>【仕様・封入特典】・三方背ケース ・ブックレット【映像特典】・メイキング・イベント映像集・予告集※特典ディスクはDVDとして付属。
2021年10月08日俳優の有村架純と志尊淳が出演するドキュメンタリー映画『人と仕事』(10月8日公開)の映像が2日、公開された。同作はスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画したドキュメンタリー映画。コロナに打ちひしがれた日本の職場で「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる保育士、介護士などの人々、その他、声なき仕事人達の現状をレポートする。監督は、大学在学中にドキュメンタリーを制作しその腕前を森達也監督らから激唱された森ガキ侑大が務め、2人の俳優が、一仕事人として現代社会と向き合い、仕事の意味を再発見していく。今回公開となった本編映像では、農家を訪れた有村と志尊が、和気あいあいとした雰囲気で実際に落花生の収穫を体験し、自身の仕事とも重ねながら農家の方の声に耳を傾ける場面が映っている。ジャージ姿に軍手をした有村と志尊は、農家の方から収穫方法を教わり、旬を迎えて沢山の実がついている落花生を土の中から掘り出していく。落花生が土の中で育つことに「落花生って土から……?」と驚く2人だったが、初めて見る収穫時の落花生に「うわーすごい!」「そんなにデカいんだ!」と興奮気味の笑顔がこぼれる。2人で「よいしょー」と声をかけ合いながら大きな落花生の株を引き抜くように収穫し、それを腕いっぱいに抱えた有村も「なんか嬉しい、これ!」と収穫作業を楽しむ。続いて房についた落花生の実をカゴに仕分けていく行程に移ると、真剣な表情で黙々と作業を進める2人。一見時間がかかる地味な作業だが、有村は「自分たちの仕事と似てるな」と農家と俳優という異なる仕事に共通点を見つけ、志尊も「自分と向き合う感じ」と自身の仕事に通じる部分を発見していく。さらに作業をしながらも、「4月に緊急事態宣言が出てしまって、たまねぎの卸し先がなくなってしまって処分したとか、市場に出しても1円とか、給食がなくなってしまって……」とコロナ禍で大打撃を受けてしまった農家のリアルな声にも耳を傾ける2人の姿が映し出された。また本編映像に合わせ、落花生の収穫を体験する有村・志尊の姿を捉えた場面写真も公開された。
2021年10月02日女優の有村架純が出演する、はごろもフーズ「シーチキン」の新CM「シーチキン食堂2021『おみそ汁』」編が、1日より放送される。新CMの舞台は、住宅街と商店街の真ん中にひっそりたたずむ、「シーチキン食堂」というのれんがかかった一軒のお店。 有村はその食堂の女将としてエプロン姿で登場する。おみそ汁を食べたお客さんの「なんで味がこんなに深いのかしら」という問いに、「ひみつです!」と微笑む有村。そして最後は、「また来ます」と店をあとにするお客さんを「お待ちしております」と見送る。シーチキンに関する思い出について、有村は「シーチキンは、私の生まれたときから家庭にあったもので、母親がこれを使ってよく料理をしてくれました」と回顧。「シーチキンの他に山菜やポン酢、バターが入った母親お手製の和風パスタは、私もよく作っています」と明かした。
2021年10月01日俳優の磯村勇斗が、有村架純主演の映画『前科者』(2022年1月公開)に出演することが28日、明らかになった。同作は原作・香川まさひと、作画・月島冬二による同名漫画の実写化作。コンビニでアルバイトをしながら保護司という仕事に就く真っ直ぐな主人公・阿川佳代(有村)が、罪を犯した「前科者」達の更生・社会復帰を目指し、彼/彼女らと向き合い奮闘していく。劇場公開に先駆け、11月にはWOWOWにてドラマの放送・配信を予定。映画版では、佳代の元で更生し社会復帰へ近づいていたがある日忽然と姿を消し再び警察に追われる身となる男・工藤誠役として6年ぶりの映画出演となる森田剛が発表されている。この度、本作の映画追加キャストに磯村勇斗が決定。磯村が今回演じるのは、若手刑事の滝本真司で、更生間近に忽然と姿を消した男・工藤を追う中で中学時代の同級生だった佳代と再会。2人は被害者や遺族の想いを胸に犯罪者を追う者と、加害者の更生を願い寄り添い続ける者として対峙するが、それにはとある過去が関わっていた。有村と磯村は、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』以来の共演となる。○磯村勇斗 コメント本作の脚本を読んで、保護司というあまり知られていない職業にスポットを当てていて、その内容に胸を打たれました。有村架純さんとは、いつかまた一緒に作品作りをしたいと思っていたので、今回映画で再び共演でき、うれしかったです。滝本真司は、怒りとか苦しみとか憎しみとか様々な感情や過去の出来事を心の中に押し殺しながら、刑事として犯罪に対峙する人物です。岸監督とお話をして、そういった真司のバックボーンを強いまなざしで表現しました。岸監督とは初めてご一緒させて頂きましたが、ずっとドキュメンタリーを撮られてきた方ならではの、長回しや一発本番などの演出が緊張感もありながら、たまらなく楽しかったです。「緊張の中で生まれるものを見てみたい」とおっしゃられていて、集中力のいる刺激的な現場でした。○岸善幸監督 コメント磯村さんの役は、連続殺人犯を追う刑事滝本真司。物語の中では、保護司の阿川佳代(有村架純さん)と前科者工藤誠(森田剛さん)の対極にいるような人物です。過去の経験が色濃く反映された役で、とても複雑で、セリフだけでなく表情や身体の表現がとても重要でした。普段は淡々としている磯村さんですが、撮影では期待をはるかに超えた滝本真司に豹変してくれました。必見の価値ありです。ぜひご覧ください。○キャスティング担当 おおずさわこコメント磯村さんとは映画『ヤクザと家族 The Family』(21年公開)で初めてご一緒したのですが、彼は≪眼差しによる演技≫が抜群に上手い役者だと感じました。そして彼のその魅力は長年ご一緒している岸監督の作品でも大いに活きるのではと思い、本作の滝本真司役のキャスティングの際に提案させて頂きました。ちょうど岸監督も『ヤクザと家族』を試写で観てくださっていて、磯村くんに相性の良さを感じていたことで今回の起用となり、狙い通り本作でもその魅力を遺憾なく発揮してくださいました。ぜひ劇場で磯村さん演じる滝本真司の複雑な心情を、様々なその≪眼差し≫から感じ取っていただければと思います。(C)2021香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会
2021年09月28日有村架純と志尊淳が出演するドキュメンタリー映画『人と仕事』(10月8日公開)の場面写真が25日、公開された。同作はスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画したドキュメンタリー映画。コロナに打ちひしがれた日本の職場で「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる保育士、介護士などの人々、その他、声なき仕事人達の現状をレポートする。監督は、大学在学中にドキュメンタリーを制作しその腕前を森達也監督らから激唱された森ガキ侑大が務め、2人の俳優が、一仕事人として現代社会と向き合い、仕事の意味を再発見していく。今回解禁された場面写真は有村と志尊が農家や児童相談所といった、「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる人々の職場を訪れ、彼らの仕事を取材・体験しているというもの。「エッセンシャルワーカー」という言葉はこのコロナ禍において広く浸透した言葉で、医療や福祉、保育に第一次産業などを始め、人々の生活の根幹を支える職業に従事する人々のこと。そして「エッセンシャルワーカー」の言葉と共に新しく拡がった「リモートワーク」だが、エッセンシャルワーカーの多くはリモートでは出来ない、人と対面・触れ合うことで成立する仕事をしている人が多い。コロナ禍の影響で心身的にも、金銭的にも打撃を受けたエッセンシャルワーカー。本作では有村と志尊が、様々な職種のエッセンシャルワーカーの職場を訪れ、取材し、その仕事を体験している様子が描かれている。ある農家の元を訪れた2人は、実際に作物の収穫を体験。人々の生活の基盤である「食」を支える農家の仕事を、実際に体験した有村と志尊の姿が映し出されている。この日は落花生の収穫とその仕分け作業を体験し、コロナ禍が農家という仕事に与えた影響についても取材する。緊急事態宣言の発出の影響で出荷先などが無くなってしまい、苦しい経営状況に立たされた農家のリアルな声を聞いた。また、有村は都内の児童相談所を取材。2020年、警察からの児童虐待通告は全国で過去最多を記録し、背景にはコロナ禍による環境の変化をきっかけとする家族間不和があると、取材先の職員も語っている。児童相談所という仕事についての話も聞いた有村は「様々な人の心の感情と向き合うことになる児童相談所の仕事は、心を表現する役者という仕事にも通ずる部分がある」と、取材の中で語った。本作では一般に定義されているエッセンシャルワーカーだけでなく、人と触れ合うことで成立する職業に従事する人も取材している。そんな中、志尊はこのコロナ禍で差別や偏見を向けられた「夜の街」でホストクラブの経営者を取材。コロナ禍よりも前から偏見や差別の目で見られることが多かった夜の仕事に従事する人々が、このコロナ禍において何を感じているのか、その生の声に真摯に耳を傾ける志尊の姿が映し出されている。さらに今回紹介した職業の他にも本作では介護福祉士や保育士など様々な職種のエッセンシャルワーカーを取材した。(c)2021『人と仕事』製作委員会
2021年09月25日『新聞記者』などのスターサンズ・河村光庸プロデューサーによる、有村架純と志尊淳出演のドキュメンタリー『人と仕事』より、新たな場面写真が解禁となった。有村架純と志尊淳の2人の俳優が、「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる人々に取材し、声なき仕事人達の現状をレポートする本作。『さんかく窓の外側は夜』の森ガキ侑大が監督をつとめ、コロナ禍と仕事を通して、現代社会と向き合い、私たちが生きていく上で切っても切り離せない仕事の価値を、改めて見出していく。この度解禁されたのは、有村さんと志尊さんがコロナ禍で打撃を受けたエッセンシャルワーカーの職場を取材・体験する新たな場面写真。ある農家の元を訪れた2人は、実際に作物の収穫を体験。人々の生活の基盤である「食」を支える農家の仕事を、実際に体験した姿が写し出されている。この日は落花生の収穫とその仕分け作業を体験した。2人は作業を体験するだけでなく、このコロナ禍が農家という仕事に与えた影響についても取材。緊急事態宣言の発出の影響で出荷先などが無くなってしまい、苦しい経営状況に立たされた農家のリアルな声を聞いた。また、有村さんは都内の児童相談所を取材。2020年、警察からの児童虐待通告は全国で過去最多を記録。その背景にはコロナ禍による環境の変化をきっかけとする家族間不和があると、取材先の職員も語っている。また、児童相談所という仕事についての話も聞いた有村さん。「様々な人の心の感情と向き合うことになる児童相談所の仕事は、心を表現する役者という仕事にも通ずる部分がある」と、取材の中で語った。本作では一般に定義されているエッセンシャルワーカーだけでなく、人と触れ合うことで成立する職業に従事する人も取材しており、志尊さんは、このコロナ禍で差別や偏見の目を向けられた「夜の街」でホストクラブの経営者を取材。夜の仕事に従事する人々が、このコロナ禍において何を感じているのか、その生の声に真摯に耳を傾ける。ほかにも本編では、介護福祉士や保育士など様々な職種のエッセンシャルワーカーを取材しており、2人は取材や体験を通して自分たちの生活の根底を支えていたエッセンシャルワーカーが、いまどんな想いで仕事をしているのかを聞くことになる。そんな取材の中で有村さんと志尊さんは一体どんなことを感じたのか…。2人の想いに耳を傾けるとともに、「仕事」について個々に見つめ直したくなる、いま必見のドキュメンタリーとなっている。『人と仕事』は10月8日(金)より全国にて3週間限定公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:人と仕事 2021年10月8日より3週間限定上映©︎2021『人と仕事』製作委員会
2021年09月25日ドキュメンタリー映画『人と仕事』の完成報告トークイベントが昨日9月16日(木)に神楽座にて行われ、有村架純、志尊淳、森ガキ侑大監督が登壇し、映画への思いを語った。今回ドキュメンタリー映画初挑戦となった有村さんは「右も左も分からないまま、前にだけ進んでいく状況だったけど、無事に森ガキ監督をはじめ、皆さんがこの映画を作ってくれまして、この日を迎えられました」と語り、志尊さんも「このようなご時世ですが、このような完成披露の場を設けていただき、ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします」と挨拶。当初、保育士を題材にした劇映画の製作が予定されていたが、それが頓挫し、その後キャスト・スタッフをそのままに、今回のドキュメンタリー映画への製作へとシフトした。有村さんは「こう言った状況になって、日々順応しなきゃいけない覚悟はあるけど、撮影できなくなったのはショックだし、自分も心の準備はしてたけど、それをドキュメンタリーにって言われたときに、自分の中でどう咀嚼しながら進めるのかって、不安でした」とシフトチェンジ当時の心境を明かす。また志尊さんは「作品を絶やしたくない。作品を絶やさないためにも精一杯取り組みたい」とオファー時の熱い思いを語った。一方、森ガキ監督は「これ成立するのかなってドキドキしてて」と手探りで迷いながらの撮影だったという。本作で2人は、コロナ禍によって苦境に立たされたエッセンシャルワーカーに取材、その仕事を実際に体験した。インタビュアーに挑戦するにあたり、有村さんは「自分の好奇心だったり相手に興味を持つことを大事にして、そこから話を広げられたらいいなって思った。寄り添いたい気持ちだけでした」とふり返り、志尊さんは「人と人との会話なので、テンポ間が大事だと思いました。あとは自分がされて嬉しいことをしようと思いましたね。それぞれの職業の方を調べて、相手のことを知ろうとしました」とコメント。保育士の体験をふり返って有村さんは「とても楽しい時間を過ごさせていただいて、子供と触れ合ってすごいエネルギーをもらって元気になって帰った」と話しながらも、「毎日朝からお子さんが帰られるまで、帰ってからの事務作業までされていると、より大変なんだろうな。好きって気持ちがないと仕事は続けられないなって思いました」と楽しいだけではない、仕事について感じたことを語った。そして緊張した場面については、「皆さんに会う時は緊張します。喋りはそんなに得意じゃないので、監督にも心配事言いながら。皆さんと喋る時は緊張してました」(有村さん)、「渋谷でゲリラで行こうって森ガキ監督となったんですけど、映ってませんけど10人くらいに無視されて、もう心が痛くて。そういう気持ちで、街頭インタビューされてる方っているんだろうなっていうことがわかりました」(志尊さん)とそれぞれ告白。劇中には、有村さんと志尊さんの2人に完全に託され、エッセンシャルワーカーへの取材や体験を通して感じたこと語り合うシーンが登場。監督は「どうすれば2人が本音を語ってくれるのかなって。そこでカメラだけを置いて、ハラハラしながら2人に託した。その時に2人が真摯に映画に向き合ってる姿を見たときに河村さんと、新しい映画ができたかもねって話をしました」と自信を見せる。一方で志尊さんは「森ガキ監督からは『全然カットカットする』と言われたんですよ。それなら本音でぶつかってみてもいいかなと思ったんですけど、観たらもうガッツリ使われていて笑」と笑いを交え、有村さんも「結構使ってんなって思いました笑」と同意していた。『人と仕事』は10月8日(金)より3週間限定劇場上映。(cinemacafe.net)■関連作品:人と仕事 2021年10月8日より3週間限定上映©︎2021『人と仕事』製作委員会
2021年09月17日ドキュメンタリー映画『人と仕事』(10月8日公開)のトークイベントが16日に都内で行われ、有村架純、志尊淳、森ガキ侑大監督が登場した。同作はスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画したドキュメンタリー映画。有村と志尊が出演する映画『保育士T』の制作が頓挫したことから生まれた作品で、コロナに打ちひしがれた日本の職場で「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる保育士、介護士などの人々、その他、声なき仕事人達の現状をレポートする。監督は、大学在学中にドキュメンタリーを制作しその腕前を森達也監督らから激唱された森ガキ侑大が務め、2人の俳優が、一仕事人として現代社会と向き合い、仕事の意味を再発見していく。作品には、監督がカメラを置いて出て行き、有村と志尊が本当に2人だけで話している様子も収められた。森ガキ監督は「カメラを向けるとどこか構えてしまうし、本当の2人をもうちょっと見てみたかった。どういう方法だったら2人が緊張せずに本音を語ってくれるのかなと考えて、カメラだけを置いて、実験的にハラハラしながらも2人に託した」と意図を説明する。志尊は「森ガキさんが『もう、ほぼ使わない。記録用だから2人でぶっちゃけトークして! もう全然カットするカットする! 何話してもいいから!』みたいな感じで、それだったら色々本音でぶつかれるかなと思ってぶつかったら、すんごい使われました」と苦笑。有村も「『けっこう使ってるなあ』と思いました」と同意しつつ、「作品をやっていると現場の待ち時間だったりで志尊さんともたくさんコミュニケーションをとることができたんでしょうけど、このドキュメンタリー映画に関しては数回しか直接お会いしてない。短い時間の中で本音で喋るってハードルが高いんじゃないかなと思ったんですけど、1回扉を開けて話してみたら私も言葉が出てきて」と効果的だった様子。「もしかしたら志尊さんは『こんなこと思ってんのかよ』と思っていたかもしれないけど」と言いつつも、納得しているようだった。
2021年09月16日「スーパー銭湯アイドル」の純烈。主演映画「スーパー戦闘純烈ジャー」も大好評公開中!そんな純烈のリーダー、酒井一圭さんのリーダー術について話して頂いた前編に続き、後編では酒井式美容法や人間関係、お悩み相談などを訊いています。ミドル世代に訊く 『純烈』リーダー・酒井一圭さん【後編】 いろいろ聞いてみました♪ : 後編撮影/杉山大道(MONTAGE-T)世代が違っても、等身大でしゃべること。茶の間の会話をステージと客席でしている感じ。今や『純烈』のファン層は幅広く、祖父祖母から親、子供と3世代にわたっています。そんな世代の違いも気にせず、自然体でコミュニケーションをとる酒井さんは「40代の男性として、等身大でしゃべる」と言います。人生相談の話や、奥様と合わないけれども、その合わないことが面白いと思うこと、酒井式美容法などについて訊いています。インタビュー前編は下記リンクをご確認ください。ミドル世代に訊く 『純烈』リーダー・酒井一圭さん【前編】リーダー術とは何なのか : 撮影/杉山大道(MONTAGE-T)撮影/杉山大道(MONTAGE-T)【お問合せ・発行元】株式会社ダンク 住所:東京都台東区台東1丁目7-1 邦洋秋葉原ビル2F担当者:藤原TEL:03-3834-9087E-mail: k-fujiwara@komakusa-pub.jp 「ダンラク」我われダンクの編集者がお届けする楽しくて少しためになるWEBサイトダンクが楽しく『ダンラク』。今後も取材やコラムなど更新していきます。 ダンラク:(元「プルリー」)仕事の合間のちょい読みマガジン : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月14日森田剛が、有村架純が保護司役に挑む映画『前科者』に出演することが決定。有村さん演じる主人公が寄り添う、罪を犯した“前科者”を演じる。この度、原作にはない完全オリジナル作品として描かれる映画の追加キャストに森田剛が決定。『ヒメアノ~ル』以来、約6年ぶりに映画出演となる森田さんが演じるのは、職場のいじめが原因で同僚を殺めてしまった男・工藤誠。工藤は出所後、有村さん演じる阿川佳代の元で更生し社会復帰へ近づいていたが、ある日、忽然と姿を消し、再び警察に追われる身となってしまう。「トラウマを背負って戦っている人たちを描いている物語」本作のオファーを受けた際、森田さんは「本作の脚本を読ませていただいた時に、自分に何かできるのではないかと直感的に惹かれました」と率直に話し、また、脚本を読み「今回演じた工藤誠を始め、何らかのトラウマを背負って戦っている人たちを描いている物語で嘘が無い脚本だと思いましたし、一人でも嘘があると成立しないとも思いました」とコメント。「少なからず、自分自身もそういう思いを持って生きているのを感じているので、すごく難しくもありますが、勝負をしてみたいと思い、出演をさせていただくことになりました」と作品への意欲を明かす。そして有村さんとの共演シーンでは、「台本にない部分で気持ちがつながった演技ができました。自分の中でも大切にしていたシーンだったので、集中して出し切れたなと思っています」と手応えを込めてふり返った。主人公の保護司・阿川佳代役の有村架純また、岸善幸監督は森田さんの演技について「この映画にとって、罪を犯してしまった人間の存在感がとても重要だと考えていました。森田さんの設計する誠は気弱で優しく、常に罪悪感を背負っていました。それは本作品にとって大きな力となりました」と語る。さらに本作へ森田さんを起用した理由を、WOWOW 加茂義隆プロデューサーは「俳優・森田剛の魅力に取り憑かれ、いつか一緒に作品を作りたいと長く強く思い続けていました。本作の企画中に観劇した舞台『FORTUNE』に心打たれ、工藤誠役は森田剛しかいないと確信しました」と話す。解禁された映画版の第1弾ビジュアルは、保護司と前科者、過去と未来を対比するものとなっており、この物語、そして社会への向き合い方にも一石を投じるような内容となっている。映画『前科者』は2022年1月、全国にて公開。WOWOWオリジナルドラマ「前科者 -新米保護司・阿川佳代-」は11月20日より毎週土曜22時30分より放送・配信(第1話無料放送/全6話)。各話放送後、WOWOWオンデマンド・Amazon Prime Videoにて見逃し配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:前科者 2022年公開予定
2021年09月13日有村架純と志尊淳が、コロナ禍の現代社会と向き合うドキュメンタリー映画『人と仕事』より、2人が子どもたちと触れ合う場面写真が公開された。有村さんと志尊さんが、そのままの自分として様々な職業に従事している人々のもとに赴き、体験し、演技ではないありのままの言葉や表情で、感じたこと、考えたことをレポートしていく本作。元々、保育士をモデルにした劇映画の企画から始まっていた本作。しかし、それが頓挫し、今回のドキュメンタリー企画が始動。2人は劇映画の中の“役”として保育士を演じるのではなく、コロナ禍で打ちひしがれた現実社会で「一仕事人」として保育士の仕事を体験した。今回の場面写真では、リモートでは出来ない、そこにいなければできない仕事に従事する“エッセンシャルワーカー”である保育士の仕事を体験する2人の姿を写し出す。有村さんは、子どもたちの手を引きながらお散歩を、志尊さんは、教室内で子どもたちと椅子取りゲームをする様子が切り取られている。なお本作では、保育士だけではなく、ほかの職業も体験し、いまの世の中を体感していく。『人と仕事』は10月8日(金)より3週間限定劇場上映。(cinemacafe.net)■関連作品:人と仕事 2021年10月8日より3週間限定上映©︎2021『人と仕事』製作委員会
2021年09月12日有村架純と志尊淳が2日、ドキュメンタリー映画『人と仕事』(10月8日公開)にコメントを寄せた。同作はスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画したドキュメンタリー映画。コロナに打ちひしがれた日本の職場で「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる保育士、介護士などの人々、その他、声なき仕事人達の現状をレポートする。監督は、大学在学中にドキュメンタリーを制作しその腕前を森達也監督らから激唱された森ガキ侑大が務め、2人の俳優が、一仕事人として現代社会と向き合い、仕事の意味を再発見していく。有村と志尊はこれまで数多くの大ヒット映画に出演してきた、日本を代表する俳優だが、実はドキュメンタリー映画への出演は本作が初めて。役としてではなく「一仕事人」として、現代社会と向き合う姿が映し出されている。元々は有村と志尊が出演し、森ガキ侑大監督で、保育士をモデルにした劇映画『保育士T』を2020年春に制作する予定だった。しかし、2020年4月7日に第1回目の緊急事態宣言が発出されたことで、撮影協力を得ることができなくなり、企画が頓挫してしまった。そこで河村光庸エグゼクティブプロデューサーが「有村さんと志尊さんで、今の世の中を写し出すドキュメンタリーを作る」という企画を立案。その心意気に有村、志尊も呼応したことこの映画は誕生した。コメントとあわせて、本作のメインビジュアルも解禁。コロナ禍で大きな打撃を受けたある農家に2人が取材に訪れた時の一幕をとらえ、実際に仕事を体験する中で、リモートワークができない農家という職業に従事する人の想いを真剣な眼差しで聞いている姿が映し出されている。「リモートでは出来ない、そこにいなければできない仕事」、エッセンシャルワーカーの人々の姿を、自分たちの仕事=俳優業に重ねて行く2人。普段のテレビやマスコミでは見られない、まさに等身大の現代人としての姿が描かれている。○有村架純 コメント世界中が大きな混乱を迎えて1年半。常に私たちは、今日、明日、何が起こるかわからない毎日の中生きてきました。自分の仕事は、様々な職種、人物を生きること。常に皆様が就いておられるお仕事と密に関係していて、"お仕事"そのものが自分の人生に影響を与えている存在です。なくてはならないものです。私もこの作品を観て、仕事という価値や意味を、少しずつ咀嚼しているところです。協力してくださった皆様には心から感謝しております。そして、その皆様の想いが、たくさんの方に届くことを願っております。○志尊淳 コメント全文劇映画『保育士T』のクランクインに向けて半年以上前から役者としての準備をしていました。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発出され、大変な事だとは理解しつつも、まさか作品が撮れなくなる事態になってしまう世の中を想像していませんでした。したくありませんでした。この一年、皆さんの楽しみや大事な行事が失われました。それでも表現者として、一人間として、届けられるものはあるのではないか。制作の皆さんの〝諦めないで、伝えられる事を〟と探求する姿に胸を打たれ、志尊淳として参加させて頂きました。今の世の中に対する想い、境遇は多種多様です。それぞれの価値観です。そんな中、一人一人のお話を聞かせて頂き、心に触れて、色々な想いが湧き上がってきました。知ること、感じることの大きさを肌で感じました。皆さんと共有したいです。(C)2021『人と仕事』製作委員会
2021年09月02日森ガキ侑大監督によるドキュメンタリー映画『人と仕事』より、本作に出演する有村架純と志尊淳からコメントが到着した。ドキュメンタリー映画への出演は、本作が初めてとなる有村さんと志尊さん。本作では、役としてではなく、“一仕事人”として現代社会と向き合う姿が映し出される。公開にあたり、有村さんは「自分の仕事は、様々な職種、人物を生きること。常に皆様が就いておられるお仕事と密に関係していて、"お仕事"そのものが自分の人生に影響を与えている存在です。なくてはならないものです。私もこの作品を観て、仕事という価値や意味を、少しずつ咀嚼しているところです」と語り、「協力してくださった皆様には心から感謝しております。そして、その皆様の想いが、たくさんの方に届くことを願っております」とコメント。元々、保育士をモデルにした映画が製作予定だったが、それが頓挫。映画製作を断念せざるを得ない状況から生み出されたのが本作。「まさか作品が撮れなくなる事態になってしまう世の中を想像していませんでした。したくありませんでした」と思いを明かした志尊さんは、「この一年、皆さんの楽しみや大事な行事が失われました。それでも表現者として、一人間として、届けられるものはあるのではないか。制作の皆さんの“諦めないで、伝えられる事を”と探求する姿に胸を打たれ、志尊淳として参加させて頂きました」と今回参加にあたっての気持ちを吐露。そして「今の世の中に対する想い、境遇は多種多様です。それぞれの価値観です。そんな中、一人一人のお話を聞かせて頂き、心に触れて、色々な想いが湧き上がってきました。知ること、感じることの大きさを肌で感じました。皆さんと共有したいです」とメッセージを寄せている。さらに、本作のメインビジュアルも到着。大きな打撃を受けたある農家に取材に訪れたときの写真となっており、実際に仕事を体験する中で、リモートワークができない農家という職業に従事する人の思いを真剣な眼差しで聞く2人の姿が写し出されている。『人と仕事』は10月8日(金)より全国にて3週間限定劇場上映。(cinemacafe.net)■関連作品:人と仕事 2021年10月8日より3週間限定上映©︎2021『人と仕事』製作委員会
2021年09月02日映画『人と仕事』が、10月8日(金)より全国3週間限定で上映される。この度、本作に出演している有村架純、志尊淳のコメントとメインビジュアルが公開された。本作を企画したのは『新聞記者』(2019年)、『パンケーキを毒見する』(2021年)など、話題作を世に送り出しているスターサンズ・河村光庸プロデューサー。彼が有村架純と志尊淳を迎え、コロナに打ちひしがれた日本の職場で「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる保育士、介護士などの人々、その他、声なき仕事人たちの現状をレポートする。監督は、大学在学中にドキュメンタリーを制作し、その腕前を、森達也監督(『i-新聞記者ドキュメント-』(2019年))ほかから激唱された『さんかく窓の外側は夜』の森ガキ侑大。有村と志尊は決して役ではなく、いち仕事人として現代社会と向き合い、仕事の意味を再発見し、人々が生きて行く上で切っても切り離せない仕事の価値を改めて見出す。もともと2020年、このタッグで劇映画を制作予定だったが、緊急事態宣言が発出されたことで撮影協力が中々得られず、撮影1カ月前にして中止せざるを得ない状況へ。しかし河村プロデューサーならではのアイデアにより、コロナ禍で浮き彫りになってきた「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる人々、また市井の人々の声なき声を聞き、今の世の中を体感する、全く新しいドキュメンタリー企画が始動することとなった。公開されたメインビジュアルで切り取られているのは、コロナ禍で大きな打撃を受けたある農家に有村と志尊が取材に訪れた時の一幕だ。実際に仕事を体験する中で、リモートワークができない農家という職業に従事する人の想いを、真剣な眼差しで聞いている姿が映し出されている。また9月3日(金)より本作のムビチケ前売券(オンライン)が発売となる。特典となるバーチャル背景は、有村と志尊が映し出されている本作のメインビジュアルに映画のタイトルと公開表記を加えたものと、現代社会を支える働く人々を配置した画像に「一生懸命、リモートワーク中!」の吹き出しが付けられた画像の2種類だ。「リモートでは出来ない、そこにいなければできない仕事」、エッセンシャルワーカーの人々の姿を、自分たちの仕事=俳優業に重ねるふたり。普段のテレビやマスコミでは見られない、まさに等身大の現代人としての姿が描かれる本作。引き続き続報に期待してほしい。<有村架純・コメント>世界中が大きな混乱を迎えて1年半。常に私たちは、今日、明日、何が起こるかわからない毎日の中生きてきました。自分の仕事は、様々な職種、人物を生きること。常に皆様が就いておられるお仕事と密に関係していて、"お仕事"そのものが自分の人生に影響を与えている存在です。なくてはならないものです。私もこの作品を観て、仕事という価値や意味を、少しずつ咀嚼しているところです。協力してくださった皆様には心から感謝しております。そして、その皆様の想いが、たくさんの方に届くことを願っております。<志尊淳・コメント>劇映画『保育士T』のクランクインに向けて半年以上前から役者としての準備をしていました。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発出され、大変な事だとは理解しつつも、まさか作品が撮れなくなる事態になってしまう世の中を想像していませんでした。したくありませんでした。この1年、皆さんの楽しみや大事な行事が失われました。それでも表現者として、いち人間として、届けられるものはあるのではないか。制作の皆さんの〝諦めないで、伝えられる事を〟と探求する姿に胸を打たれ、志尊淳として参加させて頂きました。今の世の中に対する想い、境遇は多種多様です。それぞれの価値観です。そんな中、1人1人のお話を聞かせて頂き、心に触れて、色々な想いが湧き上がってきました。知ること、感じることの大きさを肌で感じました。皆さんと共有したいです。『人と仕事』10月8日(金)より全国3週間限定上映
2021年09月02日有村架純を主演に迎え、映画と連続ドラマで映像化に挑む小学館「ビッグコミックオリジナル」連載中の「前科者」。この度、WOWOWオリジナルドラマ「前科者 -新米保護司・阿川佳代-」の特報映像が公開、先に解禁されている石橋静河、大東駿介、古川琴音らに加え、北村有起哉、宇野祥平ら連続ドラマ版を彩る豪華俳優陣が明らかになった。罪を犯した「前科者」たちの更生・社会復帰を目指し、奮闘する保護司の姿を描いた社会派ヒューマンドラマとなる本作。2022年に劇場公開される映画版に先駆けて放送・配信される連続ドラマでは、有村さん演じる新人保護司・阿川佳代が様々な「前科者」と向き合い成長する様を描き、映画では佳代が保護司として現在進行形の凶悪犯罪と向き合う社会派サスペンスとして制作される。この度解禁されたのは、連続ドラマ版の特報映像。保護司になったばかりの主人公・阿川佳代が保護観察対象者を出迎えるシーンから始まり、その対象者となる“前科者”たちの嘆きや悲しみ、怒りを受け止め、彼らの更生のために奮闘する姿を切り取っている。恐喝および傷害罪で仮釈放中の斉藤みどり(石橋静河)、殺人罪で服役していた石川二朗(大東駿介)、覚醒剤取締法違反で執行猶予となった田村多実子(古川琴音)。三者三様の「前科者」たちのために、怒って、泣いて、走る佳代。ままならぬ現実と向き合う主人公を待ち受けるものとは…。実力派俳優陣の競演が紡ぐ濃厚な社会派ヒューマンドラマを期待させる映像となっている。佳代を優しく、ときに厳しく監督・指導する保護観察官・高松直治役を演じるのは『ヤクザと家族 The Family』『すばらしき世界』など出演作品で強烈な印象を残す北村有起哉。さらに佳代のアルバイト先であるコンビニの店長で、時に保護司の仕事を優先させて没頭する佳代に文句を言いつつも、誰よりも温かく見守る松山を演じるのは、『罪の声』で「第30回日本映画批評家大賞」や「第75回毎日映画コンクール」で助演男優賞を受賞し、その渾身の演技が絶賛された宇野祥平。2人の名バイプレイヤーが有村さん演じる佳代を支えていく。さらに前科者を取り巻く登場人物たちを、柄本時生、大西信満、富田健太郎、橋本さとし、徳永えり、秋山菜津子といった実力派が演じる。WOWOWオリジナルドラマ「前科者 -新米保護司・阿川佳代-」は11月20日より毎週土曜22時30分より放送・配信(第1話無料放送)。各話放送後、WOWOWオンデマンド・Amazon Prime Videoにて見逃し配信。映画版は2022年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2021年09月01日『新聞記者』や『パンケーキを毒見する』など、話題作を世に送り出しているスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画、有村架純と志尊淳を迎え、「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる保育士、介護士などの人々や、そのほか、なかなか声を上げられない仕事人たちの現状をレポートする『人と仕事』が10月8日(金)より公開決定。その予告映像とポスタービジュアルが到着した。2020年、もともとは有村さんと志尊さんのタッグで劇映画を製作予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大により、緊急事態宣言が発出されたことで撮影協力が中々得られず、撮影1か月前にして中止せざるを得ない状況へ。しかし、世の中に一石を投じ続ける河村プロデューサーならではのアイディアにより、コロナ禍で浮き彫りになってきた「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる人々、また市井の人々の声を聞き、いまの世の中を体感する、全く新しいドキュメンタリー企画が始動することとなった。有村さん、志尊さんはそのままの“自分”としてスクリーンに登場。保育士や農業といった職業に従事している方々のもとに赴き、体験し、演技ではない、ありのままの言葉や表情で、現代社会の陰影を浮彫りにしていく。やがて、それは次第に、自分自身の仕事を改めて見つめるきっかけにもなっていく。役ではなく、一仕事人として、現代社会と向き合う2人の姿には共感必至。コロナにより映画製作を断念せざるを得ない状況から生み出された、私たちが生きる“今”を描いたヒューマンストーリー。監督は、大学在学中にドキュメンタリーを制作し、その腕前を、森達也監督(『i-新聞記者ドキュメント-』)ほかから激唱された、『さんかく窓の外側は夜』の森ガキ侑大。「17年後にまさか、ドキュメンタリー映画を制作するとは思いもしなかった」と語る森ガキ監督は、「こんな時だから作る理由があると僕は直感で感じました。気がついたら一瞬のうちにカメラをまわして世の中を駆けずり回っていた。多くの人の心を揺さぶる事ができればと思っております」と語る。解禁された予告映像では、普段は人で賑わっている東京・渋谷スクランブル交差点の、以前の賑やかさを失い、静まりかえった光景が映し出されるところから始まる。有村さんが「初めてみんなの活動が止まる。恐ろしかったですね」と当時の思いを吐露し、志尊さんは「地球終わっちゃうんじゃないかな。怖かったです。何が起こるんだろう、これから…いつ終わるんだろう」と先の見えない恐怖を語る。志尊さんはコロナ禍を、人々がどう捉えているのかを聞くために街へ赴き、とある看護学生の女性と出会う。「出歩いちゃダメですって言われないの?」と聞く志尊さんに、彼女は「言われます。学校がやっているわけだから行かなきゃ…」と現状を切々と語る。同じように有村さんも、コロナ禍でシングルマザーとして孤独に奮闘する母親や、児童相談所の職員へインタビューを行い、何が起こっているのかを聞き、「人」と「仕事」の在り方について考える。保育士や介護福祉士、農家など、「リモートでは出来ない、そこにいなければできない仕事」の価値を再認識していく有村さんと志尊さんは、そんな「エッセンシャルワーカー」の人々の姿を、次第に自分達の仕事・俳優業と重ねていく。様々な人と仕事への眼差しがもたらす、2人の変化と見つけ出した答えに注目だ。同時に解禁となったポスタービジュアルは、市井で働く人々のリアルな姿を、様々な角度から切り取った写真が並べられている。また有村さん、志尊さんがインタビューに答えている様子からは、テレビやマスコミではあまり伝えられない、まさに等身大の現代人の姿を描く様子がうかがえる。河村プロデューサーは、「特に生身の『人』でしかできない『仕事』をつかさどるエッセンシャルワーカーには、コロナで生み出された『負』の全てが背負わされるのです。自粛による壊滅的な打撃を受けたり、分断や差別に晒されたり、リモートワーカーとエッセンシャルワーカーの格差は拡大し、たった今の社会の分断は勿論のこと、人間社会の大いなる矛盾を浮き彫りにしました。この映画は、仕事をしている『人』誰もにやさしく寄り添っていこうとチャレンジをしています」とコメントを寄せている。『人と仕事』が10月8日(金)より全国にて3週間限定劇場上映。(text:cinemacafe.net)
2021年08月26日有村架純と志尊淳がドキュメンタリー映画『人と仕事』(10月8日公開)に出演することが26日、明らかになった。同作はスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画したドキュメンタリー映画。コロナに打ちひしがれた日本の職場で「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる保育士、介護士などの人々、その他、声なき仕事人達の現状をレポートする。監督は、大学在学中にドキュメンタリーを制作しその腕前を森達也監督らから激唱された森ガキ侑大が務め、2人の俳優が、一仕事人として現代社会と向き合い、仕事の意味を再発見していく。元々は2020年にこのタッグで劇映画を制作予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大により、緊急事態宣言が発出されたことで撮影協力が中々得られず、撮影1カ月前にして中止せざるを得ない状況へ。しかしコロナ禍で浮き彫りになってきた「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる人々、また市井の人々の声なき声を聞き、今の世の中を体感する、全く新しいドキュメンタリー企画が始動することとなった。有村、志尊はそのままの“自分”としてスクリーンに登場。保育士や農業といった職業に従事している方々のもとに赴き、体験し、演技ではないありのままの言葉や表情で、現代社会の陰影を浮彫りにしていく。次第に自分自身の仕事を改めて見つめるきっかけとなっていき、役ではなく一仕事人として現代社会と向き合う2人の姿が映し出されていく。この度解禁された予告映像では、普段は人で賑わっている東京・渋谷スクランブル交差点の静まりかえった光景から始まる。有村が「初めてみんなの活動が止まる。恐ろしかったですね」と当時の思いを吐露し、志尊は「地球終わっちゃうんじゃないかな。怖かったです。何が起こるんだろう、これから……いつ終わるんだろう」と先の見えない恐怖を語る。また志尊はコロナ禍という状況を人々がどう捉えているのかを聞く為に街へ赴き、とある看護学生の女性と出会う。「出歩いちゃダメですって言われないの?」と聞く志尊に、彼女は「言われます。学校がやっているわけだから行かなきゃ……」と今置かれている現状を切々と語る。同じように有村も、コロナ禍でシングルマザーとして孤独に奮闘する母親や、児童相談所の職員へインタビューを行い、今何が起こっているのかを聞き、急速に変化した社会で「人」と「仕事」の在り方について考える。保育士や介護福祉士、農家など「リモートでは出来ない、そこにいなければできない仕事」の価値を再認識していく有村と志尊は、そんな「エッセンシャルワーカー」の人々の姿を、次第に自分達の仕事である俳優業と重ねていく。2人がインタビューを通して見つけ出した答えについて、期待が膨らむ予告編となっている。同時に解禁となったポスタービジュアルは、市井で働く人々のリアルな姿を様々な角度から切り取った写真と、有村、志尊がインタビューに答えている様子が並べられた。○森ガキ侑大監督 コメント大学時代に初めてドキュメンタリーを作った際に、もう二度とドキュメンタリーは作らないだろうと確信したのを覚えている。やはり、現実は悲惨でこの世の中には卑怯で劣悪な物事で溢れかえっている。なので、ドキュメンタリーを作っていてとにかく精神的に辛かった。だから、自分は現実から目を背けて生きていく方がよっぽど良いと思ってから17年後にまさか、ドキュメンタリー映画を制作するとは思いもしなかった。ドキュメンタリーを制作した事で自分は社会との接点をようやく見つけられたかもしれないと感じる事ができた。こんな時だから作る理由があると僕は直感で感じました。気がついたら一瞬のうちにカメラをまわして世の中を駆けずり回っていた。多くの人の心を揺さぶる事ができればと思っております。○企画・制作・エグゼクティブプロデューサー:河村光庸 コメント新型コロナウイルスの世界的感染はとどまることを知りません。当初私はそのリスクは全ての人々に均等にあり、集団の判断が優先される今、現代日本人に欠けている「個の自立」が多くの人々に自然に植え付けられていくのでは‥‥‥と思っていました。しかしその思いは見事に幻想に終わりました。「個の自立」は「自助」にねじ曲げられ、人々は「自己責任」を強いられ、結果、「個」の分断が引き起こされ「社会の分断」へと拍車がかけられたのです。そして、そのことは、別のかたちで、いわゆる人の人たるいとなみ『仕事(職業)』に顕著に表れていきます。「エッセンシャルワーカー」と「リモートワーカー」。特に生身の「人」でしかできない「仕事」をつかさどるエッセンシャルワーカーには、コロナで生み出された「負」の全てが背負わされるのです。自粛による壊滅的な打撃を受けたり、分断や差別に晒されたり、リモートワーカーとエッセンシャルワーカーの格差は拡大し、たった今の社会の分断は勿論のこと、人間社会の大いなる矛盾を浮き彫りにしました。この映画は、仕事をしている「人」誰もにやさしく寄り添っていこうとチャレンジをしています。そして、この困難の中、人と仕事の本質を垣間見、時代の変化を実感していただけたらと願っております。(C)2021『人と仕事』製作委員会
2021年08月26日『映画 太陽の子』の全米公開が11月12日(金)に決定。インターナショナル版予告とポスター、合わせて新ビジュアルが公開された。主演・柳楽優弥、有村架純、三浦春馬の豪華共演で、”日本の原爆研究”を背景に、時代に翻弄されながらも全力で駆け抜けた若者たちの、等身大の姿を描いた青春グラフィティ『映画 太陽の子』が現在全国で公開中。太平洋戦争末期に「F研究」と呼ばれる“日本の原爆研究”が存在したという事実を基に、3人の若者たちの青春を描く。本作の監督・脚本は『青天を衝け』など多くの話題作を手がける名手・黒崎博。彼が10年間大切に温め続けたこの企画に共鳴し、主演の3人の加え、田中裕子、國村隼、イッセー尾形、山本晋也、そしてピーター・ストーメアが参加。音楽にはアカデミー賞(R)5部門ノミネートの『愛を読むひと』のニコ・ミューリー、サウンドデザインに『アリー/スター誕生』のマット・ヴォウレスと、ハリウッドスタッフが続々と参加。さらに主題歌を、製作陣の熱い想いを受け止めた福山雅治が担当し、心に沁みるバラード「彼方で」で物語を深く彩る。この度、そんな本作の全米公開が11月12日(金)に決定。ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコなどでの公開を予定している。併せてインターナショナル版予告とビジュアルも公開となった。科学の行く末にあるものが希望なのか絶望なのか、緊迫感あふれる映像になっている。全米公開が決定したことを受けてプロデューサーの森コウは、「製作当初から多くのアメリカの方に見ていただきたいという気持ちがあり、今は公開が本当に待ち遠しいです。手応えは既に感じていて、賞レースに絡む可能性を高く持っていると思います。アメリカ人の原子爆弾の捉え方は日本とは全然違うものですが、意識としては同じくとても高いもので、間違いなく興味を引くものだと思っています。しかし、最も重要なのはその興味の部分ではなく、実際に作品をご覧いただいて、ストーリーや俳優のみなさんの演技がアメリカでどう評価されるのか。そこに期待しています。」とコメントを寄せた。また公開2週目を迎え、新たなビジュアルが登場。激動の時代の中で、“原爆研究”の密命を受けた科学者の石村修(柳楽優弥)は、研究の葛藤を秘めながら決意を感じさせる表情を見せ、石村兄弟が密かに思いを寄せる思われ人・朝倉世津(有村架純)は優しいほほえみにわずかな切なさを感じさせ、戦地から帰郷し束の間の休息に心を休める弟の石村博之(三浦春馬)は、空を仰ぎ遠くを見つめる。各キャラクターそれぞれの想いと迫りくる時代のうねりが交錯し、胸に迫ってくる新ビジュアルとなった。なお、このビジュアルが使用されたA5サイズのポストカードが8月21日(土)より全国の公開劇場にて、本作を鑑賞する観客へ、数量限定での配布が決定している。配布劇場についての詳細は、作品公式ホームページをチェックしてほしい。『映画 太陽の子』インターナショナル版予告『映画 太陽の子』公開中
2021年08月17日主演・柳楽優弥、有村架純、三浦春馬の豪華共演で、”日本の原爆研究”を背景に、時代に翻弄されながらも全力で駆け抜けた若者たちの、等身大の姿を描いた青春グラフィティ『映画 太陽の子』。この映画の公開を記念したスペシャルトークイベントが8月14日、8月15日の2DAYSで開催された。8月14日のイベントには『青天を衝け』など多くの話題作を手がける黒崎博監督とプロデューサーの森コウが登壇。全国公開が始まって丁度一週間目のイベントということで、登場した黒崎は「緊張感が続いている。明日は終戦記念日(14日時点の発言のため)。この時期に観てもらえるのは、色々な意味を持っていると感じている」、プロデューサーの森は「元々、8月6日を越えたら、改めてここがスタートという気持ち。緊張感を持っている」と、それぞれの思いを明かし、トークイベントがスタートした。企画のきっかけは、黒崎が広島の図書館で出会った若い科学者の日記からだったことは多くの場で語られているが、出来上がった脚本について、森は、「凄くセンシティブな内容。作った後どうなるんだろうか、ということを考えると日本国内では躊躇することが多いなと危惧した。だからこそ2019年だからこそ、海外との共同制作でできるのではと、進めた」と、内容の扱いの難しさと実現のための過程を振り返る。キャスティングについても公開前から評判になっているが、オファーに至ったきっかけや理由を改めて質問。黒崎は、「柳楽さんは、『ディストラクション・ベイビーズ』で黙って人に殴りかかってくる役、『変態仮面』(HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス)の柳楽さんも、素晴らしいですよね、撮影前後で何回も観ました(笑)。この振れ幅は素晴らしいなって」と、柳楽の演技力にかねてから注目していたことを明かす。また「有村さんは、(佇まいが)柔らかく、人間を決めつけない。田中裕子さんが作ってくれる現場の空気は、静かな、その時間を暮らしている空気を流してくれる。田中さんと演じることは、いい意味で緊張感があるけれど、それを受け止めてくれていたから、有村さんでよかった」とコメント。「三浦さんは、『真夜中の五分前』の佇まいが素敵だったことと、あとは舞台。オファー前後だったかと思うが、「キンキーブーツ」や「罪と罰」を観て、身体の動きに感情を乗せてしまうんだ、と感動した」と、卓越した表現力を改めて認識したという。本編シーンについては、修(柳楽優弥)が大きなおにぎりを黙々と食べるシーンが話題にあがった。撮影について黒崎は「リハーサルも段取り取だけで、“よーいどん”で演じてもらっただけ。とにかくおにぎりを食べましょうと、と進めた。(撮影は山の上で)生で撮った虫や鳥の音も入っていて、(生命が)生きているから音に満ちている、世界は同じように生きている、戦争に関係なく命に満ちているということを主人公にフォーカスしようとした」と話す。まさに物語の展開を握る鮮烈なシーンとなっており、ぜひ劇場で見届けてほしい。視聴者からは「科学と戦争の倫理についてはどう思うか」と質問が。森は「科学者が戦争を起こしているわけではない。科学者が進めていることの先にあることは、誰がその発明を利用するかで変わってきてしまう。科学者たちのモチベーション、それが必ずしも結びつくものではなく、戦争というのは科学とは別の理由で起こる。自分が劇中で、一番好きなセリフがあって、世津(有村架純)ら3人が縁側で話すシーンで、自分が働いている工場で手伝っている幼い女の子たちに将来のことを聞くと、“お嫁さんになってぎょうさん子ども作ってお国に捧げる”と言われたことを振り返って、『間違っている。大人たちが決めたこと、社会が彼女たちにそう言わせている』と反発する。ここが当時考えなければいけなかったことなんだな、と。まさに、社会を作っている大人たちに責任があると思う。」と答える。また黒崎は「答えがないものなので、だから難しく、だからこの映画を作りたいと思ったという面もある。原爆開発が、戦争を早く終わらせた側面も結果としてあるが、それを勝った側と負けた側に分けてジャッジしてしまうと、どうしても、どちらか偏った結論に落ち着いてしまう。何が正解かわからないのものだから、日米合作にしたかったのもその理由で、勝者と敗者のストーリーにはしたくなく、それを飛び越えた視点に持っていきたかった。だからこの映画は独特で、誰かが勝った、間違えていた、とかを突き詰めていくものはない。それを選んだのは、どちらかを描いてしまえば、必ず“描けなくなったもの”があったから。だから、そこがこの映画の出発点だった」と続け、それぞれ、答えを出すのではなく、映画が持つ問いかけに対して、想像力を持って受け止めてほしいと、今観るべき作品として、熱い思いを語った。さらに終戦記念日の8月15日に開催されたイベントには、プロデューサーの浜野高宏も急遽飛び入り参加。本作の製作秘話、“8月の今”観るべき意味にも迫り、熱いトークが繰り広げられた。初公開のメイキング映像として最初に紹介されたのは、有村演じる世津が工場での労働で炉に石炭を入れるシーンの様子。この日が有村にとっては撮影初日となったが、森は「ものすごく暑い日だったんですが、有村さんの初日ということで現場もすごく緊張感がありました。(炉の)火はガスで燃やしていて、そこに石炭を入れていくんですが、閉めきっての撮影ですごい温度で、そこにいるだけでクラクラしちゃうくらいでした。有村さんはすごくストイックで、そんなに言葉は多くないけど、ポイントですごく鋭いことを言う、頭の良い方で、女優としての深さを感じました。この暑さの中で、監督は必死の表情を引き出すために長回しをするんですけど、有村さんは何度やっても『暑い』とか『苦しい』といった言葉をひと言も言わないんですね。感服しました」と絶賛する。黒崎は「そもそも撮影のスケジュールは助監督が組むのですが、最初に何を撮るかってすごく大事なんです。(助監督の組んだスケジュールを見て)なるほど、ここからやるのかというスタッフの意思を感じました。実際に(本編で)使うのは30秒くらいなんですけど、10~15分くらいずっとやってて、『よーい、どん』でお芝居を始めて、だんだんお芝居をしているという感覚がなくなって、『手が痛い』とか『暑い』とか『息ができない』とかを通り越して出てくる表情があるんですね。有村さんはそれをわかってくれているから、2分を超えたあたりから『これ来たな…』と思っていたと思います(苦笑)。カットがかかったときは、鼻まで煤で真っ黒でしたが、当時は小学生からみんな、当たり前にそれをやっていたんですね。せめて最初にこういうテイクがあってもいいんじゃないかと思ってやっていました」と意図を明かし、それを理解した上で見事にやり切った有村への感謝と敬意を口にした。続くメイキング映像では、柳楽演じる修が数式を延々と書き続けるシーンを紹介。黒崎は柳楽が劇中で着用しているメガネについて言及。「キャラクターを決めていく中でいろいろ試して決めました。このメガネに白衣の扮装をすると柳楽さんにスーッと役が降りてくる瞬間があるのを僕も感じていました」と語る。さらに柳楽について「目がとてもよくて、鋭いけど優しいピュアな目をしていて、それを撮りたかった」とこの数式のシーンを入れた意図を明かしたが「申し訳ないことに、このシーンは撮影当日の朝、思いつきました」と告白。現場の物理監修の協力者に数式の作成をお願いし「ごめん、これ全部覚えて」と柳楽をはじめとする研究チームのメンバーに撮影直前に紙を渡したと明かし、客席は驚きに包まれていた。そして最後に紹介されたのが、三浦演じる裕之と修、そして世津が久々に家で顔を合わせ、兄弟で食卓を囲むシーン。映像からは和気あいあいとした現場の雰囲気が伝わってくる。森は「柳楽さんと三浦さんはこの映画の中では腹違いの兄弟ですが、元々、二人は小さい頃からオーディションで会ったりして、お互いに知ってるんですね。この映画の中では、いい感じの兄弟でありながらライバル心もあったりする絶妙な関係性なんですが、それは日々、二人だけで構築していったものです。もっと二人を一緒に見たかったなって思います…」と言葉を詰まらせる。このシーンについて話を振られた黒崎だが、涙で言葉が出てこず、その様子に客席からもすすり泣く声が。浜野は「この作品の舞台になった夏もきっと暑かったと思います。周りでは人がいっぱい死んで、さらに原爆で大変な思いをしている人たちがたくさんいて…ということを主役の3人は一生懸命考えたんじゃないかと思います。それを監督がまとめていってこういう映画ができました。我々としてはそれをちゃんと未来に繋いでいく――いろんなことを考え、懸命に演じてくれた3人がいて、残してくれた作品があって、それを僕らが伝えて、観てくださる方々がいて、それをまた次の人に繋いでいくということになったらいいなと思って作った映画です」と改めて本作に込めた想いを口にする。黒崎は言葉を詰まらせながら「このシーンは、和やかに見えて、実はすごい緊張感がありました。(裕之が)帰ってきて初めてご飯を食べているところで、どれくらいの温度感でやったらいいのかをみんなが探り合っているんですね。僕も、あの時の演出家としての緊張感はいまでも覚えているんですが、春馬くんが現場に振りまくエネルギーが毎回、こういう(明るい)感じで、それにすごく救われたし、役とピッタリなんですよね。映画の中で弟の裕之に兄貴が引っ張られていきますが、まさにその通りで、柳楽くんもそこに心地よく身を委ねて演じていたし、有村さんも2人の様子を静かに見ながらリアクションしていくという、いいコラボレーションが生まれた現場でした。『いい兄弟だなぁ…』と思いました」と撮影の日々に思いを馳せていた。森は最後に「8月15日の終戦記念日ということで、先日、柳楽くんがすごく良い言葉を言っていて、僕もその言葉がずっと胸に突き刺さって、改めて共有させていただきたいと思うのですが、8月6日の広島、9日の長崎…忘れちゃいけないことがあると思います。僕らはここに出てきたキャラクターたちをこうして作品に投影させたので、みなさんずっと覚えていって下さればと思います。そうすれば彼(三浦さん)の思いも報われると思うので…」と声を詰まらせながら呼びかけ、会場は温かい拍手に包まれた。未来について考え続けることが大切になっている今、ぜひ映画本編を鑑賞して、それぞれが考えるきっかけを見つけてほしい、という願いもこめて2DAYSイベントは終了した。【『映画 太陽の子』スペシャルトークイベント 概要】(1) 配信トークイベント日時:8月14日(土) 20:00~21:00配信プラットフォーム:共感シアター( )登壇者:黒崎博(『映画 太陽の子』監督)、森コウ(『映画 太陽の子』プロデューサー)(2)トークイベント「太陽の子部屋」日時:8月15日(日) 12:30~13:00場所:渋谷HUMAXシネマ(渋谷区宇田川町20−15)登壇者:黒崎博(『映画 太陽の子』監督)、森コウ(『映画 太陽の子』プロデューサー)、浜野高宏(『映画 太陽の子』プロデューサー)『映画 太陽の子』公開中
2021年08月16日柳楽優弥、有村架純、三浦春馬が豪華共演、“日本の原爆研究”を背景に、時代に翻弄されながらも全力で駆け抜けた若者たちを演じる青春グラフィティ『映画 太陽の子』。柳楽さん演じる主人公の科学者・修たち3人が、激動の時代の中でそれぞれの未来に向かって進もうとする姿を描いているが、中でも最も先進的で、誰よりも“未来”を見据えていたのは有村さんが演じた世津という女性だった。修(柳楽優弥)、幼なじみの世津(有村架純)、修の弟・裕之(三浦春馬)で戦争が終わったあとの話をしている時、世津は、自分が働いている紡績工場で手伝いをしてくれている子どもが「早く結婚して、たくさん子どもを産んで、お国のためにささげたい」と無邪気に将来の夢を話していたことに触れ、「そんなのおかしい、絶対おかしい。周りの大人たちがそう言わせている」と語気を強めに悔しそうにするシーンがある。そして、「戦争が終わったら、私は仕事する。教師になる。戦争が終わって子どもたちが学校行けるようになったら、今、疎開している先生たちが戻ってくるまで、誰が子ども達の面倒を見るの?戦争が終わった後、必要になるのは、人。そのために必要なのは、教育!」と、戦後を見据え、なすべきことを明らかにする。そんな世津の言葉は、戦時下に限らず、現代にもつながっていて私たちの胸に響いてくる。価値観を押し付けられ、それに従うだけになってしまわないように、“自分で選択する”ために知ること・学ぶことの機会がいかに大切かというメッセージとなっている。黒崎博監督は、有村さんにこの役を演じてほしいと当初から思っていたそうで、「未来を見据えているのが、世津という人物で、この物語のなかで大切な存在。当時、男性が強くて女性が虐げられているいう文化だったと思うが、原始的に“生きてないとだめでしょう”と、世津(に代表される)女性が言ってくれることが、人間にとって強いことなのではないかと思った。当たり前に大事なことをまっすぐに言ってくれる女優さんが僕にとっては必要で、それが有村架純さんだった」と話している。今回は、そんな有村さんの現場での様子をとらえたメイキング写真も到着。世津という役に真摯に向き合っている様子が伝わってくる。『映画 太陽の子』は全国にて公開中。“未来を見つめ、自分で選択する力”を女性たちの映画から…閉塞感を感じることも多いいま、世津のように未来を見つめ、“自分で選択する”ことの大切さを考えるきっかけになる、映画が続々公開されている。過去、ある事件によって約束された未来をふいに奪われたことから、ある企てをする『プロミシング・ヤング・ウーマン』(公開中)。妊娠した少女とそのいとこが、中絶に両親の同意が必要ないニューヨークへと向かう、勇敢な旅路を描いた『17歳の瞳に映る世界』(公開中)。地中海に面する北アフリカの国モロッコを舞台に、それぞれ孤独を抱える2人の女性がパン作りを通して心を通わせていく姿を、豊かな色彩と光で描いた『モロッコ、彼女たちの朝』(8月13日公開)。修道院に通う主人公のセリアが、友人たちとの新たな経験を通して思春期への扉を開け、家族を、そして自分自身を知っていく様を描いた『スクールガールズ』(9月17日公開)など、どれもいまの社会を振り返り、未来を見つめるための気づきや力を与えてくれる作品となっている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 太陽の子 2021年8月6日より全国にて公開©︎2021 ELEVEN ARTS STUDIOS / 「太陽の子」フィルムパートナーズ
2021年08月12日主演・柳楽優弥、有村架純、三浦春馬の豪華共演で、”日本の原爆研究”を背景に、時代に翻弄されながらも全力で駆け抜けた若者たちの等身大の姿を描いた青春グラフィティ『映画 太陽の子』ついに今週、 8月6日(金)に公開となる。太平洋戦争末期に存在した「F 研究」と呼ばれる“日本の原爆研究”。 その事実を基に、3人の若者たちの青春を描く本作の監督・脚本は『青天を衝け』など多くの話題作を手がける名手・黒崎博。彼が10年間大切に温め続けたこの企画に共鳴し、柳楽優弥、有村架純、三浦春馬、田中裕子、國村隼、イッセー尾形、山本晋也、そしてピーター・ストーメアが参加。音楽にはアカデミー賞(R)5部門ノミネートの『愛を読むひと』のニコ・ミューリー、サウンドデザインに『アリー / スター誕生』のマット・ヴォウレスと、ハリウッドスタッフが続々と参加。さらに主題歌を、製作陣の熱い想いを受け止めた福山雅治が担当し、心に沁みるバラード「彼方で」で物語を深く彩る。本作と同様、時代に翻弄されながらも懸命に生きる若者の姿を描いたという点で共通点があるのは、2016年に大ヒットした『この世界の片隅に』だ。18歳で嫁いだ主人公・すずが、戦時下の困難の中にあっても工夫を凝らして心豊かに生きる姿を描いた『この世界の片隅に』。実は『映画 太陽の子』も激動の時代の中、“若者たちの青春姿”が印象的だ。まず共通するのは戦争映画というと戦地での戦闘シーンや、空襲を受けるシーンなど、極限状態に追い込まれ暗く重たい描写が多いが、本作は幼馴染み3人が海に出かけるシーンや縁側で“未来”について語るシーンもあり、当時も今の私たちと何ら変わらない日常がそこにあったこと、そしてその日常がどれほど愛おしいものか、気づかせてくれる点である。また、『この世界の片隅に』で印象的なシーンの一つが料理のシーン。少ない配給の中、野草を使ったり、お米をかさ増しする炊き方を実践したりと、すずが様々な工夫を凝らしながら笑顔で食事を作る姿に、思わず胸がほっこりする和やかなシーンとなっている。同じように、日々の暮らしの営みを丁寧に描くことを大事にしていた『映画 太陽の子』。だからこそ、幼馴染みの世津と修の母・フミがばら寿司を作ったり、おにぎりを握ったりするシーンは、その一つ一つがどれくらいこの物語にとって大事か、スタッフもキャストも理解しており、特にフードコーディネーターの宮田清美は、当時の配給で何が手に入ったのか、白米と玄米との配合なども丹念にリサーチした。少ない食材で子どもたちのためにどこまで考えるか、当時の母親たちと同じように考え抜き工夫を凝らした料理のシーンは、心温まること間違いなしだ。さらに『この世界の片隅に』の主人公・すずの好きなものといえば、絵を描くこと。迷子になった時ですら道に絵を描いてしまうほどだが、戦時下でも好きなものに夢中になる姿や、すずの絵を通じて家族や姪っ子との関係を深める様子は、より一層、すずの存在を身近に感じることができる。一方、『映画 太陽の子』の主人公・修が夢中になってしまうものは“実験”。軍から新型兵器開発の極秘任務を受けた京都帝国大学の学生で、原子物理学を志す科学者である修は、周囲から「実験バカ」と呼ばれるほど情熱的に研究に没頭してしまう。その姿は狂気すら感じるが、修というキャラクターから目が離せずにはいられない。足早く『映画 太陽の子』を鑑賞した『この世界の片隅に』のプロデューサー・真木太郎も、本作で描かれている“日常”に注目。「戦時下という非日常のなかの日常。しかも大事な大事な青春期。だからこそ感じて欲しい日常の大切さ。そうでないと3人の主人公が報われない。ぜひ3人に寄り添ってください」とコメントを寄せている。『映画 太陽の子』8月6日(金)より公開
2021年08月03日「この度、有村昆と丸岡いずみは、協議離婚したことをここにご報告させて頂きます」こうコメントを発表したのは映画コメンテーターの有村昆(45)とフリーアナウンサーの丸岡いずみ(49)だ。7月29日、離婚を発表した2人。各メディアによると「私的な事で、多くの方にご心配をおかけしてしまいましたが、何卒ご理解頂き、今後とも温かく見守って頂けたら幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます」とコメントを結んだという。有村と丸岡は12年8月に結婚し、18年1月には代理母出産により男児が誕生している。しかし今年5月、『FRIDAYデジタル』によって有村の“浮気未遂”が発覚。さらに彼が女性を口説く際、性行為にちなんだクイズを出題したり、昼間から「アヒージョって言葉の響きがエロい」と言ったりしていたと報じられ顰蹙を買っていた。有村はその後、全てのレギュラー番組を降板。そして芸能活動を当面の間、自粛するとも発表した。それから約2ヵ月半後、離婚する形となった。ネットニュースに「有村昆 離婚」との言葉が躍るなか、意外な反応が。というのも、ナンセンスなラップ芸でお馴染みのユニット・ジョイマンを連想する人たちが続出したのだ。彼らはこうツイートしている。《有村昆離婚てジョイマンみがある》《有村昆離婚のジョイマン感》《有村昆離婚ってジョイマンのネタにありそうだな》《有村昆離婚てそんな、ジョイマンじゃないんだから》本家であるジョイマン・高木晋哉(40)もTwitterで《有村昆 離婚》と早速呟いている。しかもその投稿は、なんと「有村昆 離婚」の第一報が報じられてから約20分後のこと。その素早さにネットでは《「有村昆離婚か〜」って、なんかジョイマンみたいだなと思ったらすでに呟かれていた》《ジョイマン高木「有村昆 離婚」ってツイートしようと思ってたのに先されてた》と驚く声が。また《有村昆の離婚をジョイマンから知らされた》《ジョイマン高木さんの“有村昆 離婚”ツイートネタではなくガチやった》《ホントのことだったのですね。調べちゃいました》と高木のツイートで有村の離婚を知った人たちもいたようだ。高木のリプライ欄には《離婚、もめたら遺恨》《不謹慎 ご乱心》《いずみ 離婚済》といった“大喜利”ツイートも並ぶ事態に。さらに同日、大島優子(32)が林遣都(30)との結婚を発表したためTwitterでは《優子けっこーん?》《優子が結婚、有村昆離婚って言うとってもジョイマンな日でしたね》との声も上がっている。高木のツイートは大きな反響を呼び、投稿から約7時間で2万もの“いいね”を記録。相方である池谷和志(40)の「なんだコイツ〜!」ツイートにも期待できそう?
2021年07月30日女優の有村架純が所属する芸能事務所フラームが27日、スタッフの公式ツイッターを通じ、同日に発売された週刊誌の熱愛報道を否定した。スタッフは「有村架純’s staff」のTwitterで、「事務所から皆様へ」と投稿。「いつも有村架純への温かい応援をいただきまして、ありがとうございます」の書き出しから、「本日発売の週刊誌の記事に関しまして、全くの事実無根であり、法的措置を取る予定でございます」と表明した。さらに、「相撲界の方とは全く面識はなく、連絡を取ったことも、コメントをしたこともございません」と補足し、「このような事実無根の記事で、有村架純の行動や気持ちが虚偽に伝えられてしまうことに対し、所属事務所としましては強く抗議いたします」と主張。「これからも、変わらぬご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます」と締めくくった。27日発売の週刊誌『女性自身』では、「新小結・明生と『かわいがり愛』」の見出しで、「相撲界関係者」の証言をもとに2人の“交際情報”を報じている。
2021年07月27日有村架純と松本穂香が、伊藤園「お~いお茶」の新CM「真夏の火入れ大作戦」でCM初共演。朝ドラ「ひよっこ」などでも共演した同じ所属事務所の先輩、後輩である2人それぞれのキャラクターを活かした、絶妙な掛け合いが見どころとなっている。新CM「真夏の火入れ大作戦」は2分47秒もの長尺映像で、映画『さんかく窓の外側は夜』なども手掛けるCMディレクターの森ガキ侑大が監督。主なターゲットとしている20代~30代の若年層にむけ、これまで伝えきれなかったお茶の魅力を、コミカルかつ熱量あふれる形で描いている。有村さんは、2015年より「お~いお茶」のCMに出演しており、プライベートでも茶道をならっているそう。そして松本さんは、2021年6月に実施した#茶レンジャー募集キャンペーンの第1弾「#茶畑エクスプレス」のCMにも出演している。今回の撮影は、梅雨時期のある古民家の和室にて行われた。現場に登場した有村さんはしなやかにお辞儀をしながら、松本さんは明るくハキハキとした表情で挨拶する様子が印象的。2人共、リハーサル時から監督の指示を忠実に表現し、本番もスムーズにOKカットを重ねていった。冒頭のシーンでは、有村さんがペットボトルを手に持ちながら「お~いお茶」と言う様子があまりにも可愛らしく、現場では各所で思わず笑みがこぼれる様子が。その直後、松本さんが「茶レンジャーですから!」と言い切るシーンでは、強い意志を感じさせる力強い眼差しがとても印象的で、その迫真の演技にすぐにOKカットとなった。松本穂香、有村架純の「癒し効果がはんぱなくて」事務所の先輩と後輩の間柄である2人は、撮影の合間も楽しそうに談笑し、松本さんが有村さんにアドバイスを求める様子はまるで姉妹のようだったそう。「ドラマでは2回共演させていただいているので、もうお馴染みっていう感じで何も緊張することなく、いつも通りの私とまつもっちゃんの雰囲気で進めていけたかなと思います。楽しかったです」と有村さんは言うと、「緊張していました」と松本さん。「(一緒に)CM撮影したのが初めてで。上京したての時に架純さんの撮影の現場とか見学させてもらったりしていたので、不思議な気持ちがしました。(有村さんは)癒し効果がはんぱなくて、犬の可愛さと同じものを感じていました。(今まで)話せなかったこととかも合間で聞いていただいたりして。私の中では前よりも近づけたかなと思っています」とコメント。CMでは「まつもっちゃん」「架純さん」だったが、普段の呼び名について尋ねると、有村さんは「私はまつもっちゃんです」と応じ、松本さんは「今はまだ悩み中。有村さんって言ってみたり、架純さんって言ってみたり。いないところでは架純ちゃんって言ってみたり(笑)」と打ち明ける。また、2人がいま“チャレンジ”したいことについて、松本さんは「英語とか。やろうと思わないとできないこと」と回答。有村さんは「何も考えない時間を過ごすとするなら、編み物が最適なのかなって最近思うようになって」と明かし、「無心で出来そうじゃないですか。だから始めてみたいなという気持ちはほのかにあります」と語っていた。伊藤園 お~いお茶Web-CM「真夏の火入れ大作戦」編は公開中。(text:cinemacafe.net)
2021年07月26日女優の有村架純と松本穂香が、26日に公開された伊藤園「お〜いお茶」の新CM「真夏の火入れ大作戦」でCM初共演を果たした。手作業で茶葉を選別し、火入れする松本を有村が見守るCM。想いが強すぎるあまり、松本がお茶の葉の神様になりきってしまう一幕も。松本がお茶の葉を「あーん」と有村の口元に運ぶシーンや、完成した興奮で倒れてしまう熱演ぶりに注目だ。同じ所属事務所の先輩、後輩で、プライベートでも仲の良い2人。撮影の合間には楽しそうに談笑したり、松本が有村にアドバイスを求めたりと、姉妹のような姿を見せた。そんな2人のコメントは以下の通り。――CM初共演でしたが、撮影はいかがでしたか。有村:ドラマでは2回共演させていただいているので、もうお馴染みっていう感じで何も緊張することなく、いつも通りの私とまつもっちゃんの雰囲気で進めていけたかなと思います。楽しかったです。松本:緊張していました。お会いするのも? 久々っていうのもありましたし、(一緒に)CM撮影したのが初めてで。上京したての時に架純さんの撮影の現場とか見学させてもらったりしていたので、不思議な気持ちがしました。(有村さんは)癒し効果が半端なくて、犬のかわいさと同じものを感じていました。(今まで)話せなかったこととかも合間で聞いていただいたりして。私の中では前よりも近づけたかなと思っています。――CMでは“まつもっちゃん”“架純さん”でしたが、普段の呼び名は何ですか?有村:私はまつもっちゃんです。松本:今はまだ悩み中。有村さんって言ってみたり、架純さんって言ってみたり。いないところでは架純ちゃんって言ってみたり(笑)。――2人が真夏にやりたいことは何ですか?有村:スイカが好きなんでスイカを食べたいです。暑いのが苦手なんですね。だからまず外には出られないんです。そうするとスイカ食べるくらいしかない(笑)。線香花火とかいいかもね。松本:バーベキューとか……川で。川に行きたいです。――2人が今“チャレンジ”したいことはありますか?松本:英語とか。やろうと思わないとできないこととか。有村:何も考えない時間を過ごすとするなら、編み物が最適なのかなって最近思うようになって。美術とか絵を書いたりとか本当に苦手なので、自分には向いてないと思ってたんですけど、無心で出来そうじゃないですか。だから始めてみたいなという気持ちはほのかにあります。
2021年07月26日