東北大学と中央大学、岡山理科大学、名古屋大学は11月24日、有機金属中の電子の動きをレーザ光の照射によって凍結・秩序化することに成功したと発表した。同成果は、東北大学 大学院理学研究科の岩井伸一郎教授、石原純夫教授、中央大学 理工学部の米満賢治教授、岡山理科大学 大学院理学研究科の山本薫准教授、名古屋大学 大学院工学研究科の岸田英夫教授、東北大学 金属材料研究所の佐々木孝彦教授らによるもの。詳細は、英国科学雑誌「Nature Communications」に掲載された。一般に、光の照射は固体物質を加熱する。これは、物質を構成する電子や原子が光から運動エネルギーを得て、動きやすくなるためである。一方、真空中の孤立原子では、レーザ光の照射によって原子が"止まる"という現象(レーザ冷却)が知られている。レーザ冷却は、気相の原子に特有の仕組み(ドップラー冷却)によるものである。このため、光によって固体中の電子の運動を止めるためには全く異なる原理が必要となる。この固体中の電子を"止める"方法は、30年以上前に提案されていた。金属に電場を印加すれば、電子は加速され、電場の向きを反転させれば電子もそれに追随して向きを変える。また、電子が追いつけないほど素早く電場の向きを変え続けると、電子はどちらの方向へ動いたらよいのかわからなくなって、結局止まってしまうと考えられていた。電子の動きが追随できないほど素早く電場の向きを変えるためには、1秒間に百~千兆(1014~1015)回のスイッチングが必要となるが、この周波数はちょうど光の振動数に相当する。つまり、物質に光を照射すれば、電子に高周波数の交流電場をかけることができる。しかし、理論計算によればこうした高周波の電場によって電子を止めるためには、物質の破壊限界をはるかに超える強い光が必要となる。このため、物質を壊さずに電子を止めることは現実的には不可能だった。そこで、研究グループは7フェムト秒(fs)という極めて短いパルス幅の赤外(中心波長1.7μm)レーザ光を開発した。この波長の光において、7fsという時間は電場の振動の1.5周期しか含まない。また、7fsは原子が動く時間スケールよりも短いので、物質が原子の熱振動によって温度が上がったり、原子移動によって物質が壊れる暇もない。この短パルスを用いることによって、試料を壊したり、極端な高温にすることなく10MV/cmの大きな電場を印加することが可能になった。そして、典型的な有機金属の1つであり、BEDT-TTF分子とI3分子が層状に積層した電荷移動錯体である2次元有機金属(α-(BEDT-TTF)2I3)中の電子の動きをこのフェムト秒レーザ光を照射して凍結、秩序化することに成功したという。研究グループでは、より強度が大きく、よりパルス幅の短い光の開発を行っている。この新しい光によって、将来、物質の中の多数の電子を止めるだけでなく、好きな方向に動かしたり、並び方を変えたりすることによって、物質の色、電気抵抗、磁性を瞬時に自在にデザインすることが可能になることが期待できるとコメントしている。
2014年11月26日ソニーは11月19日、4,096×2,160ドットの有機ELパネルを搭載した30型マスターモニター「BVM-X300」を発表した。2015年2月の発売予定で、希望小売価格は3,880,000円。BVM-X300は放送局や映像制作プロダクションに向けた業務用モニター。業界で初めて、4K対応の30型有機ELパネルを搭載し、より忠実な黒の再現性や100万:1以上の高コントラスト、優れた応答性を提供する。表示可能な色域は、デジタルシネマ要求仕様の「DCI-P」を完全に包含するほか、次世代放送の映像制作規格「ITU-R BT.2020」のほとんどをカバーする。
2014年11月19日大阪大学(阪大)は11月10日、有機半導体の表面では結晶内部と大きく異なる構造が実現していることを明らかにしたと発表した。同成果は、同大大学院 基礎工学研究科の若林裕助准教授らによるもの。東京大学の竹谷純一教授、堀田知佐准教授、理化学研究所の是常隆上級研究員らと共同で行われた。詳細は、「Nature Communications」に掲載された。有機半導体は安価、軽量なデバイス素材として、有機ELディスプレイなどで、すでに実用化されている。通常のシリコンの代わりに有機半導体を使ってトランジスタを作った場合、有機半導体の表面近傍数ナノメートルを電気が流れるが、このような表面付近の狭い領域で分子がどのように並んでいるかはほとんど知られていなかった。研究グループでは、高エネルギー加速器研究機構(KEK) 放射光科学研究施設 フォトンファクトリー(PF)の放射光を用い、ホログラフィの考え方を応用した特殊な解析法によって、表面付近の分子の並び方が結晶内部と大きく異なる例を発見した。さらに、この変化によって電気伝導性も表面と内部で差が出ることを理論計算によって確認したという。今回発見されたような自発的に生じる表面構造は、自己修復機能を持つ極薄膜が半導体表面に形成されることを示している。このため、利用する分子を選び、分子一層レベルで伝導性を制御することで、精密かつ安定な微細デバイス製造技術に繋がることが期待されるとコメントしている。
2014年11月13日サクラホテルが経営する24時間営業の「サクラカフェ池袋」は、青森県にある東北牧場と協力し、完全有機栽培で育てたトマトをふんだんに盛り込んだチーズフォンデューやコラーゲン入り薬膳鍋を、秋冬期間限定の新コースメニューとして提供開始した。○チーズフォンデューやコラーゲン入り薬膳鍋を提供「トマトチーズフォンデューコース」は、盛夏にとれた東北農場の完熟、完全無農薬のトマトを使用した同店オリジナルメニュー。そのほか、前菜やパスタなどを含む、飲み放題付きのコースとなる。料金は4,800円(税込)。「コラーゲン入り薬膳鍋【パクテー】コース」は、コラーゲン入りの薬膳鍋、そのほか前菜やパスタなどを含む飲み放題付きのコース。鍋に白飯を入れてクッパのように楽しむこともできる。料金は3,800円(税込)。各コースは4名以上から予約可能。ディナータイム18時~22時15分(L.O.)のみでの提供となる。また、同店では外国人宿泊が9割ということもあり、定期的に顧客との共同レシピ開発を行い、世界中の家庭料理を提供。ヨーロッパ・中東・南米・アジアなど、世界中から集めたビールも好評だという。同店の所在地は、東京都豊島区池袋2-40-7 サクラホテル池袋 別館1階。営業時間は24時間。
2014年11月11日「みかんの生せっけん」で毎日の洗顔を楽しく株式会社UYEKIは、生タイプの洗顔石けん「美香柑(ビコウカン)みかんの生せっけん」を2014年11月1日(土)に発売しました。「美香柑みかんの生せっけん」は、同社が「毎日の習慣だからこそ、肌にやさしく、香りにこだわった楽しい洗顔を提供したい」と開発された商品です。配合されている植物エキスは全て生産地特定の無農薬・有機栽培使用しているみかんは、無農薬・有機栽培で育てられた愛媛県の極早生温州みかんの果皮エキスを配合。天然のみかんの香りを閉じ込めることで、容器を開けるたびにみずみずしい“みかん”の香りに満たされます。ビワ、ユズ、トマト、キュウリなど、同製品に配合されているその他の植物エキスも、全て生産地特定の無農薬・有機栽培で育てられたものばかり。せっけんは泡立てやすい「生タイプ」また、やわらかい「生タイプ」の石けんとなっているため、泡立てやすく、濃密で弾力のある泡が特徴となっています。同商品は、美香柑オンラインショップ(【参考】リンクを参照)にて購入が可能です。【商品概要】・商 品 名 : 美香柑みかんの生せっけん(販売名 : ビコウカンフェイスソープN)・容量、価格 : 120g 3,980円(税込) , 50g 2,480円(税込)(引用:プレスリリースより)(画像はプレスリリースより)【参考】・美香柑オンラインショップ・株式会社UYEKI プレスリリース/PR TIMES
2014年11月04日NECソリューションイノベータは10月29日、「果菜栽培向け営農指導支援システム」販売を開始すると発表した。「果菜栽培向け営農指導支援システム」は、多数の農家に栽培技術や経営の指導を行う営農指導員の業務を効率化し、果実や野菜の園地・農地での現場指導を充実させるというもの。農業協同組合や大規模農業生産法人に向けて販売する。営農指導の現場では、農家が現地での生産指導を期待する一方、指導員は事務作業に時間をとられ、現地での指導時間を十分に確保できていない。同システムは、味や見栄えなどの品質が売価に影響する果菜を対象とし、園地情報や生育状況、出荷評価データなど営農指導に必要な情報をクラウドで一元管理してデータを可視化する。これによって事務作業の効率化だけでなく、データを活用した生産指導も可能となるという。なお、「果菜栽培向け営農指導支援システム」は11月20日、11月21日に東京国際フォーラムで東京国際フォーラムにて開催される「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2014」において展示される予定。同社は、同システムの他、水産養殖物の陸上飼育をICTで支援する「NEC 養殖管理ポータル」など一次産業を支援するサービスを開発、「これからも強い農林水産業づくりに貢献するソリューションを提供していく」とコメントしている。
2014年10月29日カネカは10月9日、約5万時間の寿命と色変化の小さい有機EL照明デバイスを開発したと発表した。有機得EL照明デバイスにおいて世界最高水準の寿命になるという。一般的なLED照明の推定寿命は約4万時間とされているのに対し、これまでの同社の有機EL照明デバイスは推定寿命が約1万7000時間で、寿命の短さが課題となっていた。今回、白色を構成する数種類の異なる波長の発光層の劣化挙動に着目し、材料や積層構成などのデバイス構造や厚みなどの製膜条件を最適化することで、寿命の大幅な延長を実現したと共に、色の変化量を抑制することに成功した。同社は今回開発したデバイスを美術館・博物館、レストランなどの商業店舗、ホテルや病室用照明、高級住宅用のデザイン照明など、有機EL照明の特長がいきる国内および欧米の市場へ積極的に販促展開することにより、2020年には売り上げ500億円を目指すという。
2014年10月09日サンワダイレクトは17日、室内で簡単に野菜を育てられる水耕栽培器「グリーンファーム CUBE UH-CB01GW」を発売した。直販サイト「サンワダイレクト」での限定販売で、価格は税込9,800円となっている。UH-CB01GWは、室内で野菜を育てられる、土いらずの水耕栽培器。UH-CB01GWが野菜の生育に最適な時間で点灯するよう、LED照明をコントロールする。ユーザーは種をまき、運転ボタンを押したら、時々注水するのみでよい。LED照明の発する熱を逃し、ケース内に新鮮な空気を送り込むファンも搭載。野菜は種まきから約30日で収穫できる。根の成長具合を観察できるように、苗床パネルは1カ所、苗ごと持ち上げられるようになっている。サイズはW225×D225×H285.5mm、養液(付属の液体肥料を使用)満水時の重量は約4kg。レタスや葉物野菜は4株、ベビーリーフやハーブ類なら9株を栽培可能だ。育てた野菜を収穫し終わったら、苗床パネルを洗浄・乾燥させ、繰り返し使える。スイートバジルの種子が付属。なお、種子キットは専用のもののみに対応する。
2014年09月24日透明感のある酸味と甘みが特徴の甘夏。陽射しや大地からのエネルギーがぎゅっと詰まった有機栽培の柑橘を手にして味わうと、細胞ひとつひとつが生き返るような気分になりますよね。そんな甘夏の香りがスキンケアしている間中ふわりと香る、成熟した大人の肌のためのトーンアップスキンケアが国産オーガニックコスメの「アムリターラ」から登場しました。甘夏アロマと2種のハーブで透明感化粧水や美容液の水分は、ビタミンCをたっぷり含んだ愛媛県の無農薬の甘夏の蒸留水。そのほか肌の明るさを引き出す成分として福岡県うきは市の自社農園で育てた2種類のハーブ、ホワイトローズマリーとローマンカモミールが配合されています。そしてここからが、オーガニックコスメ界で“アンチエイジングの鬼”との異名を持つアムリターラ代表/開発者 勝田小百合さんらしいこだわりの成分チョイス。純度の高いアスタキサンチンを配合ヘマトコッカス藻というオレンジ色の藻から、化学溶剤などを含まない炭酸ガスで抽出したピュアなアスタキサンチンを高濃度で配合。ビタミンEの1,000倍といわれる抗酸化力を誇るアスタキサンチンを体内に摂りこんだ鮭が、激しい運動量で川を登り無事に産卵できるのもこの抗酸化パワーのおかげといわれているほどなのです。皮膚に紫外線が当たると、“一重項酸素(いちじゅうこうさんそ)”という酸化力の高い活性酸素が皮下に発生し、これが加齢による自然老化とは違う、いわゆる“光老化”の原因であることがわかっています。藻が紫外線から身を守るために体内で作っていた抗酸化カロテノイド色素、アスタキサンチンはこの一重項酸素の消去能力がズバ抜けて優れているそう。あの抗酸化フルーツでさらなる効果このアスタキサンチンのほかには、人気が定着した抗酸化の果実、アサイーの約3.7倍もの抗酸化力を誇る注目のベリー、南米のチリで採れるマキベリーのエキスも配合。トロみのある化粧水や美容液をなじませただけでも肌がもちっとして、薄くクリームを重ねた翌朝は、確かにくすみやしわっぽさのない、驚くほどぷるっとした弾力感。弱った肌や不調な肌も強くしながら私自身そうなのですが、疲れ気味の時は、美白ケアや濃厚なアンチエジングケアが刺激に感じてしまうことが多い、「どちらかというと肌は弱いほう」という方でも、このアムリターラの3アイテムなら、使うほどに明るくエイジレスな肌を培っていけそうです。
2014年08月19日(画像はプレスリリースより)キレイになりたい女性のための野菜ジュース有機栽培や特別栽培などの安心食材を提供しているオイシックス株式会社は、キレイになりたい女性をターゲットとした野菜ジュース「Vegeel for Woman(ベジール フォー ウーマン)」を2014年7月16日(水)より販売します。Oisix(オイシックス)では、以前から販売しているオリジナル野菜ジュース「Vegeel(ベジール)」が15秒に1本の割合で売れているほど人気であるのを受け、Oisixのユーザーの9割が女性であることから、女性向けの新しい「Vegeel」を開発しました。食塩・砂糖・保存料は不使用!「Vegeel for Woman」は、食塩・砂糖・保存料不使用で、15種類の野菜と、5種類のフルーツを配合。さらに鉄分・コラーゲンを加え、健康的に美しくなりたい女性にピッタリの野菜ジュースになっています。また、野菜やフルーツを「あらごし」にしてあるため、まるで手作りスムージーのようなしっかりとした飲み応えがあるのが特徴です。<商品情報>商品名: Vegeel for Woman(ベジール フォー ウーマン)規格 :1箱(125ml×30本)※単品販売は予定しておりません。価格 : 6,000円(税抜)(引用:プレスリリースより)【参考】・オイシックス株式会社 プレスリリース/PR TIMES・Vegeel for Woman 販売ページ
2014年07月20日京都大学は7月14日、不斉有機分子触媒の新技術として、ラジカル反応を促進・制御する不斉有機硫黄ラジカル触媒を実現したと発表した。同成果は、同大 理学研究科の橋本卓也助教、川又優博士課程学生、丸岡啓二教授らによるもの。詳細は、英国化学誌「Nature Chemistry」に掲載された。農薬や医薬品などに使われる分子は、実際には立体的な構造をしており、その空間的な広がり方が薬としての作用に決定的な役割を果たす。構造が単純で安価な分子から医薬品などに使えるような、複雑で付加価値の高い分子を作るには、そのような空間的配置をコントロールしながら、分子と分子を繋げることのできる不斉触媒を用いることが効果的である。このような触媒としては、金属を活性中心に持つものが多用されているが、資源量・環境毒性などが懸念されている。そこで、持続型・環境調和型の不斉触媒として、炭素・窒素・酸素といった地球上どこにでもある元素を巧みに利用したメタルフリー有機分子触媒が注目され、目覚ましい発展を遂げている。しかし、この十数年、盛んに研究されてきた不斉有機分子触媒は簡単なイオン反応という形式でしか分子を繋ぐことができず、原料に使える分子・作られる分子(成物)ともに金属触媒の汎用性には遠くおよんでいない。今回、研究グループでは、この現状を打開する手段として、従来の不斉有機分子触媒では利用されてこなかった、ラジカルという化学種を使うことに着目した。具体的には、有機分子である有機硫黄ラジカルに、不斉触媒としての機能を持たせラジカル反応をコントロールしながら、分子を繋ぐという技術の開発である。ラジカル反応は、イオン反応と相補性のある反応形式で、アクリル樹脂のような日用品に含まれる高分子を作る際に使われている。また、ラジカルは元来高い反応性を示す化学種であることから、医薬品など複雑な立体を持つ低分子の合成に使う研究はほとんど行われていなかった。中でも、有機硫黄ラジカルは不安定な化学種であり、安定なジスルフィドという分子に光(紫外線)を当てて、硫黄と硫黄の結合を均一開裂させることで発生させる。しかし、光の照射を止めると、ジスルフィドに戻ってしまうため、この有機硫黄ラジカルを触媒として使うには反応を行っている間、光を当て続ける必要がある。通常の実験では光源として水銀ランプを用いているが、環境調和の観点から太陽光を利用することもできるという。将来的には、この研究を拡張していくことで、不斉有機分子触媒がより汎用性の高い有機合成ツールになると期待される。しかし、現状では未熟な技術であるので、触媒の単純化、触媒量の低減、触媒概念の一般化を検討し、さまざまな化合物の効率的供給ができる技術になるよう、研究を推し進める。また、今回の研究で得られた知見を基に、有機分子触媒と太陽光を組み合わせた新しい環境調和型不斉触媒の発展にも努めていきたいとコメントしている。
2014年07月15日東京工業大学(東工大)は6月19日、有機結晶が光で融解するメカニズムを放射光X線による結晶構造観察で突き止めたと発表した。同成果は、同大大学院 理工学研究科の星野学研究員、腰原伸也教授らによるもの。産業技術総合研究所(産総研)の則包恭央主任研究員、阿澄玲子グループ長、高エネルギー加速器研究機構(KEK)の足立伸一教授と共同で行われた。詳細は、米国化学会誌「Journal of the American Chemical Society」のオンライン版に掲載された。今回、対象とした長鎖アルキル基を有したアゾベンゼン誘導体が、"アゾベンゼンが整列した領域"と"長鎖アルキル基が結晶内で激しく運動している領域"の2領域が共存した特異な結晶構造をしていることを明らかにした。さらに、この結晶に紫外光を照射すると、アゾベンゼンが光異性化反応を起こして整列が壊れ、結晶中にもかかわらず液体のように激しく運動している長鎖アルキル基の領域と均一化されることで、融解が起こることを解明した。この結晶構造観察は、放射光X線を利用した単結晶X線構造解析であり、実験室系では得られないX線回折データを高精度に集めることによって実現したという。通常、結晶を融解させるには室温以上に加熱する必要があるが、光照射という簡便な手段で結晶融解を実現できる技術を利用すれば、有機材料の成形・加工の生産コストを大幅に削減できる。今回の研究は、光照射による融解技術を産業化するための分子材料設計方針を提供するものであると説明している。
2014年06月23日(画像はプレスリリースより)安心食品を提供するOisixが販売有機栽培された農産物などの食品宅配をインターネットで提供しているオイシックス株式会社は、美しくなりたい女性のためのチョコバー「DREAM Chocolate Tropical by Ines Ligron(ドリーム チョコレート トロピカル バイ イネス リグロン)」を2014年6月19日(木)から「Oisix(おいしっくす)」で販売します。ミス・ユニバースを育てたイネス氏とのコラボ商品当チョコバーは、商品名にもなっている、元ミス・ユニバース・ジャパンのナショナル・ディレクターであるInes Ligron(イネス リグロン)氏とのコラボ商品です。ミス・ユニバース日本代表を世界大会優勝にまでのし上げた、まさに「世界レベルの美人」を作ったイネス氏がプロデュースするチョコバーは、「乳製品不使用」「グルテンフリー」を実現し、1本あたり68kcalと、ダイエット中でも罪悪感なく食べることができる商品です。また、チョコバーの中にマンゴーとパイナップルのドライフルーツを加えることにより、夏らしいトロピカルな味わいとなっています。ダイエットは「食べない」でなく「食べるものを選ぶ」イネス氏の「食べないでダイエットをする女性がいますが、賢く食べるものを選びさえすれば、間食もあなたの美容に繋がるのです。」という言葉は、ダイエッターには嬉しい言葉。イネス氏が考え出した「美しくなるチョコバー」、一度試してみては?【参考】・オイシックス株式会社 プレスリリース/PR TIMES・Oisix
2014年06月06日三菱化学は3月24日、大成建設と共同で、有機薄膜太陽電池を用いた発電する建物外壁ユニットを開発し、大成建設が都市型ゼロエネルギービル(Zero Energy Building:ZEB)の実現に向け、建設を進めている建物へ導入し、実証試験を開始すると発表した。近年、建物の省エネや災害時における機能維持に関する要求が高まっており、快適性を損なわずに消費エネルギー量を削減し、その上で必要なエネルギーを再生可能エネルギーなどで賄うことで年間の消費エネルギーを限りなくゼロにするZEBの実現へ向けた取り組みが加速している。太陽光発電は、その要素技術において重要な再生可能エネルギーだが、パネルの設置面積が限られる都市部の建物においては、より多くの発電量を確保するために、屋根や屋上面への設置に加え、壁や窓などの側面を有効活用することが必須となる。しかし、建物の外壁へ設置するためには、サイズや色など建物に求められるデザインに対応できるフレキシブル性や軽量性、また、建物の長寿命化に伴う機器更新の容易さなどが必要となり、本格的な建物の外壁対応型太陽光発電パネルは今まで実用化されていなかった。今回、両社が開発した有機薄膜太陽電池外壁ユニットは、薄くて軽く、色の自由度を持ち合わせ意匠性が高い三菱化学の有機薄膜太陽電池を使用し、建物外装に関する設計・施工において多くの実績とノウハウを有する大成建設の技術を用いることで、クリーンで持続可能なエネルギーを供給しつつ、建物の多様な階高やスパンへの適応、多様な色の選定が可能な意匠性、軽量性、将来の機器更新の容易性などを併せ持つ本格的な発電する外壁ユニットとなっている。今後、大成建設の技術センター(横浜市戸塚区)内に建設中のZEB実証棟へ、同有機薄膜太陽電池外壁ユニットを導入し、実用化に向けた実証を進めていくとしている。
2014年03月25日有機や特別栽培の農産物などの食品宅配をインターネットで提供する「Oisix」を運営するオイシックスはこのほど、コネクシオおよび凸版印刷との協業のもと、法人企業向けに旬の野菜セットなどのさまざまなセットから自由に商品を選べる「Oisixギフトカード」の販売を開始した。今回発行するOisixギフトカードは、法人企業向けのノベルティとして販売され、3800円のエクセレントと5500円のプレミアムの2種類がある(いずれも非課税) 。これまでも「Oisix」の商品を法人企業がノベルティとして活用するケースがあったが、届け日の確認や、不在・転居に対する対応など、企業に煩雑な手間が発生していたという。Oisixギフトカードは、「Oisix」のWebサイト上で好きなセットと届け日を選択することができ、従来の手間が省ける。同サービスにおいて、コネクシオはカード発行者となり、カード発送業務、販売促進業務などを担当する。また、コネクシオは凸版印刷が富士通エフ・アイ・ピーと提供する「ギフトカード ASP サービス」を利用するとともに、凸版印刷との協業により、ギフトカード発行拡大施策などの提案も行うという。
2014年02月28日ユーイングは、室内で野菜の水耕栽培が楽しめる家庭用水耕栽培器「Green Farm」の姉妹品として、「Green Farm Cube」と「Green Farm TRI-TOWER」の2機種を新発売する。○30日で新鮮野菜を収穫できる同商品は清潔な半密閉構造のケースに、育てたい種子と水・液体肥料・栽培スポンジをセットするだけで準備は完了。あとは運転ボタンを押すだけで、野菜の栽培がスタートする。日光の代わりとなる省電力の白色LED照明とケース内に新鮮な空気を取り入れるファンを搭載しているので、毎日水やりをしなくても野菜を約30日で育てられる。栽培できる野菜は、レタスやルッコラ、スイートバジル、ミニトマトなど、合計23種類(レタス・葉もの野菜系10種類、ベビーリーフ系7種類、ハーブ系5種類、ミニトマト1種類)。なおミニトマトはGreen Farm TRI-TOWER最上段での育成専用で、種まきから収穫まで、約3カ月かかるとのこと。○「私の小さな野菜畑」と「どっさり収穫できる三段畑」コンパクトモデルの「Green Farm Cube(グリーンファーム キューブ)」は、"私の小さな野菜畑"がテーマ。選べる3つのカラー(ホワイト、レッド、グリーン)で、インテリア感覚で野菜を楽しめるモデルとなっている。幅225×奥行225×高さ285.5mm。「Green Farm TRI-TOWER(グリーンファーム トライタワー)」は、どっさり収穫できる三段畑。自家栽培をとことん楽しめる、大容量&多品種育成モデル。カラーはブラック。いずれも価格はオープン。詳細は「Green Farm」Webサイトで案内している。
2014年02月28日同成果は、山形大 有機エレクトロニクス研究センターの時任卓越研究教授、宇部興産 有機機能材料研究所のグループによるもの。詳細は、3月14日に山形県米沢市で開催される「高分子学会 有機エレクトロニクス研究会 第3回異業種交流会」、および3月17日~20日に青山学院大学 相模原キャンパスで開催される「第61回応用物理学会春季学術講演会」にて発表される。プラスチックフィルム上に回路を印刷して電子デバイスを作製するプリンテッドエレクトロニクス技術は、タッチパネルの配線などで実用化が始まりつつある。今後は、より複雑な電子デバイスである半導体集積回路に同技術を応用することが期待されており、高性能な導電インク、絶縁樹脂、半導体インクなどの材料開発が活発に行われている。半導体は、p型半導体とn型半導体を組み合わせることで電気の流れをコントロールすることができ、集積回路にはこれら2種類の半導体が使われている。これまで、有機溶媒に溶かすことができ、印刷法に適用可能な、移動度が高いp型有機半導体は数多く報告されてきたが、n型有機半導体はほとんど報告がなかった。これは、n型有機半導体が、大気中の水や酸素に対して化学的に弱いことが原因で、電子デバイスに用いても高い電気特性を維持することが難しかったためである。今回、課題となっていたn型有機半導体の安定性を大幅に改善し、有機溶媒に溶けやすい性質と、高い電気特性を両立することに成功した。同材料を用いることでp型、n型両方の半導体が揃い、低価格で低消費電力な有機集積回路の実現が可能となり、ウェアラブル、モバイル、フレキシブルといった用途に使われる新しい電子デバイスの開発への寄与が期待できるとしている。具体的には、山形大学の高性能半導体に関する材料設計の知見、および印刷法による電子デバイス作製・評価技術と、宇部興産の有機合成に関する知見と技術を活かし、共同で大気中での安定性と溶解性、高い電気特性を兼ね備える有機半導体の分子設計の検討を進め、材料合成、高純度化、トランジスタ素子作製、素子性能評価およびトランジスタ素子構造の最適化を行った。これにより、3cm2/Vs以上の高い電子移動度が得られた。さらに、従来のn型有機半導体では、大気中の水、酸素によって有機半導体層の中での電子移動が妨げられやすいことが問題となっていたが、水、酸素による電子伝導への影響を大きく低減することを目的に、分子全体に強い電子受容性(電子の受け取り易さ)を付与することで、従来のn型有機半導体では実現が困難だった高い安定性を実現している。現在、同材料を有機集積回路に応用するためのトランジスタ素子の構造の最適化と、CMOS回路などの試作の検討と並行して、さらに移動度と溶解性を改善するなど、より使いやすい有機半導体とする目的で分子構造の改良を進めている。加えて、この有機半導体を用いたインクジェット印刷などによる印刷集積回路の試作に取り組み、同技術を応用して、有機トランジスタを用いたRFIDタグ、フレキシブル生体センサやフレキシブルディスプレイなどの開発を進めていくとしている。なお、宇部興産は、同n型有機半導体材料のサンプル提供を開始する。
2014年02月19日有機や特別栽培農産物をインターネットで受注し宅配するオイシックスは、映画「おしん」の公開を記念して、「がんばるおしんに食べさせたい ご褒美大根めしセット」を、9月26日から3週間の期間限定で発売する。同商品は、映画で貧しい生活を送るおしんの食事として登場した「大根めし」を、オイシックスが再現したもの。シンプルな「大根めし」のほか、こだわり食材を使った「がんばるおしんに食べさせたい ご褒美大根めし」まで、バラエティ豊かな4種類の「大根めし」をラインアップする。今回のキャンペーンでは、4種類の「大根めし」を再現できる食材3,800円相当を、期間中、初回利用者限定で1,980円で提供する。受付期間は10月17日8時まで。販売価格は1,980円。内容はレシピを再現できる食材を含む11種類の食材、大根、釜揚げしらす ツインパック、新鮮たまご(4個)、越前白山鶏 モモ(クール)、篠崎さんの有機栽培小松菜、にんじん、ミニトマト、かぼっコリー、アロマイタケ、ぶどう、飛騨高原milk、計3,800円相当分。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年09月27日高保温を大事にした、スキンケアシリーズイデアインターナショナルのテラクオーレから、「カモミールシリーズ」を4月13日に新発売する。バイオダイナミックの有機栽培の農法で、大事に栽培されたカモミールを使用している。シリーズの内容は「カモミール ディープモイスト アクアクリーム」と、「カモミール クレンジングミルク」と、「カモミール ポイントクレンジングウォーター」の3つの商品だ。パッケージは、カモミールの花びらと、イタリアの広大な台地をイメージさせるかのような、白色と茶色を基調とした、シンプルなデザインだ。(プレスリリース より)肌の保湿を大事にした、スキンケアシリーズの成分「カモミール ディープモイスト アクアクリーム」は、あらゆる面から、保湿について考えたフェイスクリームだ。うるおいのある肌を保つために、ハウチワ豆と、カモミールや、ワイルドタイムを絶妙に調合している。また、カモミールエキスや、2種類のセラミドと、2種類のオーガニックローズオイルと、ローズエキスを調合することで、さらに深い、うるおいを保つことができる。また植物エキスと、オーガニックオイルを調合することで、長い時間、肌のうるおいを保つことができる。また(ポイントメイク落とし)「カモミール ポイントクレンジング ウォーター」は、目元や口元の汚れを、きれいに取り除き、ハマメリス葉水や、アロエベラの葉エキスが、肌を引き締めて、うるおいのある肌に仕上げてくれる。そして、ダブル洗顔の必要がない、強い洗浄力の「カモミール クレンジングミルク」は、オーガニックのオリーブ油や、ブドウ種子油が汚れを取り除き、イモーテルエキスや、カモミールエキスとブッチャーブルームの根エキスが、しっとりとした肌に導いてくれる。オーガニックのハーブの良さを感じることができるだろう。元の記事を読む
2013年04月02日阪神電気鉄道は16日、はちみつの生産と商品化を手がける「阪神電車みつばちプロジェクト」の商品化第二弾として、有機野菜宅配を手がける大阪愛農食品センターと共同開発した有機JAS認定のドレッシング「六甲山アカシアはちみつと有機野菜の魔法のドレッシング 颪(おろし)」を阪神梅田本店及び「颪」特設webサイトで発売を開始した。この「颪」ドレッシングは、「お客さまの食卓に魔法を」をコンセプトに、「美味しく」「安心に」「楽しく」の三つのキーワードで開発したドレッシングで、天然はちみつの甘さと有機野菜が持つ力強い味を絶妙なバランスで引き出しているという。使用しているはちみつ、農産物等は天然由来の素材のみを使用し、添加物や保存料は一切使用していない。農林水産省の有機JAS認証において「有機加工食品」の認証を受けており、安心して食べられるほか、サラダはもちろん、肉料理、魚料理及びパスタのソースとしても使えるなど使い勝手が良く、「第二の塩麹」とも言える一品とのこと。同プロジェクトで商品化した製品は、昨年10月6日に六甲山上で発売を開始した「六甲山ミツバチ やまみつ」瓶詰め商品が発売後約1か月で完売するなど、高い人気を集めているという。同社では、今後も遊休地を活用したはちみつの生産を行い、採取したはちみつを使った新しい商品を考案・販売していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年01月18日雪国まいたけは、バングラデシュ人民共和国でもやし種子である緑豆の大規模栽培に成功し、収穫した緑豆を10日に初輸入した。同社では、栽培地の多様化によって緑豆を安定的に確保すると共に、バングラデシュのBOP層(年間所得3,000ドル以下)の所得向上を目指し、2011年7月に日本企業として初めて合弁会社「Grameen Yukiguni Maitake Ltd.」を設立。貧困層が多い同国の農村地区において、緑豆栽培を通じ、貧困や環境などの社会的課題をビジネスを通じて解決する、ソーシャルビジネスの実現に取り組んできたという。同社にとっては、バングラデシュにおいて自社管理下で緑豆を栽培することにより、農業・土壌汚染などのリスクが排除され安全で高品質な緑豆を安定的に確保することが可能となる。また、同国の農民にとっては、高品質の緑豆を栽培するための技術を習得することで、単位あたりの緑豆の収穫量・品質を向上させることができ、結果として所得の向上につながる。現在は、約7,500人の契約農民が雇用されており、今後も雇用数が伸びることが期待されるという。収穫した緑豆の6割は合弁会社が日本向けに輸出し、同社が購入するが、残りの4割は同国の農民に低価格で販売され、現地の人々の栄養改善にも貢献する。さらに、合弁会社の利益はすべてバングラデシュのソーシャルビジネスの推進や貧困層の農民支援に活用される予定となっている。日本に向けて輸出された緑豆は、来春には、もやし商品となって発売される。また、来年度は、さらに規模を拡大して栽培を行う予定であり、日本にとっては緑豆の安定確保につながり、バングラデシュではより多くの農民が同取り組みの恩恵を受けることが期待されるとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日エコソリューションズは、有機EL照明デバイス(パネル・モジュール)において、従来の電球色(3,000K)に加え、昼白色(5,000K)と白色(4,000K)を追加発売する。厚さ約2mmの薄型「有機EL照明パネル」は、出光興産との合弁会社であるパナソニック出光OLED照明社が、7月20日より発売。パネルに制御回路を内蔵した使いやすい「有機EL照明モジュール」は、エコソリューションズが8月中旬より発売する。寿命は1万時間(光束維持率70%)。パネルは厚さ約2mm、モジュールは厚さ約9mm、最大枠幅約11mm機器に組みやすい薄型・狭枠設計であるほか、「スライドイン」構造により、パネル交換が容易となっている。効率は、白熱電球を超えるパネル単体で26~30lm/W、モジュールで17lm/W。日本市場でニーズの高い昼白色を含む3色(昼白色、白色、電球色)での展開により、用途に応じた選択が可能になる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月20日阪神ステーションネットは15日より、阪神電気鉄道の鉄道高架下の工場「阪神野菜栽培所」で無農薬栽培されたレタスをフレッシュジュースとして販売開始する。阪神野菜栽培所は、阪神電車が都市部の高架下土地の活用策として大物~杭瀬駅間の高架下に開設された。完全人工光型の植物工場で、水耕式無農薬栽培を行っている。今回発売されるのは、同工場で栽培されたレタスのほかにアボガドとグレープフルーツを使ったスムージー感覚のフレッシュジュース。ビタミンやミネラルが豊富で、食欲がなくなりがちな夏の時期にもおいしく栄養補給ができるという。価格はRサイズが300円、Lサイズが350円。阪神梅田駅、阪急西宮ガーデンズ、なんばウォークの3カ所にある「ジュースデリマメカ」各店で販売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月14日100%京都産・100%有機栽培の「宇治抹茶」を素材にクラシエホームプロダクツは、100%京都産・100%有機栽培の「宇治抹茶」を練り込んだ「潤肌日和美肌洗顔せっけん(練り込み抹茶)」(100gオープンプライス)を、3月12日より全国のドラッグストア、スーパーマーケット等にて発売する。*画像はニュースリリースより抹茶の洗浄機能(吸着効果)や香り、色を生かす製法「潤肌日和美肌洗顔せっけん(練り込み抹茶)」は、肌の黒ずみ・くすみの原因となる毛穴の奥につまった汚れや古い角質をしっかり吸着し、濃厚でクリーミィな泡でさっぱりと洗い上げ、透明感のある美しい素肌へ導く洗顔せっけん。100%京都産・100%有機栽培の「宇治抹茶」を使用し、抹茶の洗浄機能(吸着効果)や香り、色を生かすため、水やアルコールなどでの希釈や抽出をせず、素材(抹茶)そのものをせっけんに練り込み、加温や冷却を加えずより自然な状態で加工する「ナチュラルペースト製法」で製作したという。美容液成分「ヒアルロン酸」、「コラーゲン」配合により、素肌のうるおいを守り、洗い上がり後もつっぱらない。元の記事を読む
2012年02月22日15日に日米同時公開され、大ヒット上映中の『ハリー・ポッターと謎のプリンス』。その快進撃の陰で、大麻所持で逮捕されたキャストの1人が裁判で大麻栽培の事実を認めた。シリーズを通して、主人公・ハリーと敵対するドラコ・マルフォイの子分、ヴィンセント・クラッブを演じているジェイミー・ウェイレットだ。21歳のウェイレットは4月に大麻とナイフ所持で逮捕され、ロンドンにある母親宅の家宅捜査の際にベッドルームから大麻が10鉢押収された。大麻栽培の罪に対しては、最長14年間の実刑判決が下される場合もあるが、21日に開かれた審問でウェイレットに言い渡されたのは120時間の地域奉仕活動を行うことだった。警察の捜査に協力的だったこと、売るためではなく自分で吸うためだけに栽培していた点が考慮された温情判決になったようだ。(text:Yuki Tominaga)7月16日、ロンドン・ウェストミンスターの治安判事裁判所に出向いたジェイミー。© Rex Features/AFLO■関連作品:ハリー・ポッターと謎のプリンス 2009年7月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.■関連記事:100億見えた!『ハリポタ』6日間で22億円全世界でもオープニング新記録樹立体感!ロンドン新名所グニャリ… 『ハリー・ポッター』3D版はナンボのもんか?あのハリーのライバル来日決定!『ハリー・ポッター』初日3億円突破で好スタート『ハリー・ポッター』プロデューサーが激白。シリーズを同じ俳優で続ける意味と成長少年から大人へ…男・ハリーの成長ぶりが随所に『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
2009年07月22日