さまざまな分野を縦横無尽に活躍するエイジレスな女性たち。彼女たちが好きな人・空間・コトには、ずっと探していた「キレイ」のヒントが隠されているはず。 “KIREI interview” では、そんな彼女たちのキレイの秘密を探ります。裏地 桂子さん / ギフトコンシェルジュギフトコンシェルジュとして雑誌・TVなどでもおなじみの裏地桂子さん。忙しい日々の著述業やお仕事のかたわらで、美しくあることへの気配りはもちろん、周囲への心配りも驚くほどきめ細やか。すでに8冊もの著書を発表するパワフルウーマンでありながら、常にしなやかでチャーミング。会うたびに輝きを増す彼女の「キレイ」の秘密を探ります。裏地桂子 Keiko Uraji ギフトコンシェルジュ。クリエイティブコーディネーター。草月流師範。1996年より、『Grazia』『メイプル』『和樂』などの女性誌でライター、コーディネーターとして活躍後、衣食住ライフスタイル全般に精通した知識とそのセンスを生かし、プロデュース、ブランディングなどを数多く手がけている。食通、きもの好き、京都好きでも知られ、講演会やトークショー、執筆活動にも力を入れている。著書に『わたし好みのHAPPYデザインギフト100選』(小学館)、『ほめられきもの宣言』(小学館)、『贈る心得。ご縁結びのスイーツ』(講談社)など多数。昨年10月ワニブックスより刊行した『ごきげん力 8つの育て方』も話題に。裏地桂子ホームページ www.uraji-keiko.com― 先日刊行された著書『ごきげん力』ですが、ページをめくるごとに勇気をもらうメッセージやキーワードが次々と飛び込んできて、「ああ、今この本を読んで本当によかった!」という清々しい読了感。「悩みも心配ごともたくさん。だって人間だもの」というくだりから「そうかぁ。そうよね!」と。相当前のめり気味に読ませていただきました。嬉しいわ。本当に書いているとおり「どうしていつもそんなに元気いっぱいなの?」「悩みごとなんてないでしょう?」ってよく言われるの(笑)過ぎた今だから振り返ってそう思えるのだけど、30代ってまだまだ若いのよね。とにかく体力があるし、周囲から評価もされるようにもなってキャリアもどんどん磨かれて。続いて訪れる40代は、私自身は雑誌のライターを辞めていまのキャリアへとこぎ出す大きな転機となった時期で、それこそ「いけいけどんどん」。新しいことへの挑戦が次から次へと繋がって、変化していくこと自体が楽しくて仕方がなかった時代。でも、いざ「50代」に突入するとなった時、正直想像できないことだらけだったの。明らかな体力の変化に戸惑うことも多かったし、とにかく不安だらけ。でもいちいち落ち込んでいても仕方がないないでしょう? 上を見ればきりがないし、下を見ても仕方がないのよね。そう思って、自分なりにあれこれと試行錯誤しながら「いつまでもキラキラしていたい!」という目的に向かって行き着いた解決策が、この本の主題にもなっている「ごきげんに暮らす」ことだったんです。― これまでの書籍は、贈り物や手土産のテーマや、京都好き、食通、着物などご自身の「好き」が主題でした。今回の『ごきげん力』は今までにないアプローチですよね。本書を書くに至ったきっかけは何だったのでしょう?最近よく若い女性から人生相談を受けるようになって。おしなべて感じるのは、30代は焦っている人が多い。揺れているのよね。私だってそうだったもの。だからご相談を受けるたびに思うんです。今、世の中はセルフコントロールの時代。自分のことは自分にしかわからないのだから、どんどん自分のことを知る作業を重ねるべきなのよって。でも、話を聞いているとみな大体自分で答えを決めているの。私がしてあげられるのは、背中を押してあげることなんだな~と。本書を書く原動力になったのは、自分自身が紆余曲折してたどり着いた答えを共有することで、揺れているもやもやした気持ちや悩んでいる背中を押してあげれるかも! と感じたからなんです。― 本書ではマーカー片手に読みたくなるほど、心にすとんと落ちるキーワードがたくさん登場するのですが、なかでも「好きのあぶり出し」ということばには、膝を打つ女性たちも多いように思います。現代の荒波をくぐって前向きに生きていくには強いセルフコントロール力が必要だと思うんです。まず第一に「私って幸せ!」と思えることはものすごく大切で、そう感じることが多ければ多いほど「ごきげん力」を養うことができると思うんです。本書でも書いてますが、 “好きのあぶり出し” はマスト作業なんですよね。ものすごくシンプルな作業で、頭に思い浮かぶ「好き」なことを何でも良いから紙に書き出していくんです。このステップを踏むと、「どうすれば自分が喜ぶのか」を知ることができるでしょう? たとえ何かで落ち込んでも「そういえば私、朝からお風呂に入ってシャンパン飲むのが好きだったじゃない?」って。そうやって少し自分を甘やかしてあげると「心のリカバリー」が早いんです。― 裏地さんは会うたびに「これものすごくいいわよ!」って、コスメでもなんでも惜しみなく情報公開してくださるんですよね。なおかつその情報がものすごく信憑性があって、どれもこれもすぐ買いに走りたくなるものばかり。50数年生きてきた分、失敗もたくさん。だからその試行錯誤の末に出会った良いものはどんどん人に共有していきたいって思うんです。本に書いていることも含めて、自分が本当に良いなと思ったものはできるだけ多くの人と共有したい。すべて「お福分け」だと思ってるんです。 【後編】へ続く>> (インタビュー・文:松浦明)★裏地さんインタビュー記事【後編】では、「キレイ」になれる愛用品の数々をご紹介! 【後編】はこちら>> 『ごきげん力 8つの育て方』(ワニブックス刊)前向きになりたいと願っているのに、何か心が晴れない。いつもなにか不安に苛まれている。“揺れやすい”女性たちの心に一筋の光が差し込むような感覚で、思わず一気に読み上げたくなる一冊。「自分のご機嫌をとれるのは自分だけ」「好感度をあなどるなかれ」「言霊(ことだま)は私の守り神」「その『いつか』はいつくるの?」気になる章はどこから読んでもOK。マル高出産で子育てと仕事の両立に奮闘中の私自身(インタビュアー)も元気をいただいた一冊です。
2016年01月29日木村拓哉主演『HERO』の完成報告会見が7月5日(日)、本作の“聖地”である法務省にて開催され、木村さんをはじめ、北川景子、杉本哲太、濱田岳、正名僕蔵、吉田羊、松重豊、八嶋智人、小日向文世、角野卓造、佐藤浩市、そして鈴木雅之監督が一堂に会した。2001年に放送され、全話視聴率30%超という記録的ヒットとなり、SPドラマ、2007年の劇場版も人気を博した『HERO』。昨夏に放送された第2シーズンに続く劇場版となる本作では松たか子演じる雨宮も検事となって参戦!相変わらずの型破り検事・久利生が、ある交通事故の捜査の中で治外法権に守られた“絶対領域”である大使館に切り込んでいく。木村さんは、2001年の第1シーズンの頃から撮影でも使われている法務省での会見について「実際に、任官された方で『HERO』を見て検察官になろうと思ったという方もいて、そういう方々がここから巣立ってるとうかがい、やりがいを感じています」と喜びを語る。松さん演じる雨宮の出演はファンにとっては嬉しい限り!久利生と雨宮がどうなるのか…?楽しみなところだが、木村さんは「非常に懐かしさもあるんですが、新たな一面も確実にあり、楽しんでもらえると思います」と充実した表情で語った。北川さんは、木村さんと松さんの共演シーンについて興奮気味に解説!北川さん演じる麻木は事務官から検事になった雨宮に憧れの気持ちを持ち、久利生との過去についても鋭く切りこんでいくが、北川さんは「すごいですよ!木村さんと松さんが並んでるのを見て、ホンモノの『HERO』だよ!って思いました(笑)。TVで見ていた『HERO』を生で目の前で見て、一気に中学生にタイムスリップしたみたいで嬉しかったです」と共演者というよりは視聴者目線でまくしたてた。八嶋さん、小日向さん、正名さん、角野さんら、2001年からのオリジナルメンバーは、14年の歳月の中で変わったこと、変わらないものに言及。八嶋さんが「小日向さんの毛が薄くなったり、僕のウザさが増したり、正名さんは当時は警備員役で、実際に警備員のバイトをしてたけど、いまや売れっ子になった」と言えば、小日向さんも「(以前の作品の時は)まだ毛が結構あった。確かに僕も、角野さんも減ったんですね」と寂しそうに語り、角野さんも「変わりましたね。以前は垂らすくらいはあったけど…」と漏らし、会場は爆笑に包まれる。一方で小日向さんは「年を取って、前の作品を見返すと、久利生公平がキラキラしてて愛おしくなる。でも木村拓哉も14年分、年を取ったけど、あの時のキラキラは全く失われてません!」と断言。角野さんは、鍋島次席検事役の児玉清さんが2011年に亡くなったことに触れ「僕の机の上には、僕と児玉さんのツーショット写真があって、いつも児玉さんから『頑張れよ』と言われているような気がしました。児玉さんもまだまだ『HERO』の一員です」と語っていた。『HERO』は7月18日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月05日SMAPキムタクこと木村拓哉氏出演の春の新ドラマ、「アイムホーム」が4月16日よりスタート! 盛りだくさんの新作の中で中国人もこのドラマに注目している。中国版ツイッター「ウェイボー」からその期待の声を拾ってみた。○春の新作ドラマ、期待は木村拓哉と堺雅人ウェイボーでも「春の日本ドラマのテーマは木村拓哉vs堺雅人」という声が上がるように、春の日本ドラマで注目されているのは木村拓哉氏の「アイムホーム」と堺雅人氏の「Dr.倫太郎」だ。出演するドラマが高視聴率をたたき出したことで「キムタク神話」もささやかれた木村拓哉氏と「半沢直樹」で新・視聴率男の名を得た堺雅人氏、どちらが視聴率で勝利するのか。確かに気になるところだ。木村拓哉氏は中国で「木村大神」という愛称を得ている。「大神」とは神のような人物のことを指す呼び方だ。「神」と戦わねばならない堺雅人氏の愛称はというと「雅人叔」。愛称的には堺雅人がいささか不利なようにも見える。○「木村拓哉という名のウイルスに罹っている」「初めて見た日本のドラマは木村大神のものだった」というコメントもあるように、木村拓哉氏は長きにわたって中国でも愛されてきた俳優だ。「これまで神のドラマはどれも見ているけど、彼を見るとテンションが上がる。きっと私は木村拓哉という名のウイルスに罹っているんだと思う」「木村大神は経典! 永遠に越えるものはない! 」というように、すでに崇拝の域に達しているような声も。また、「すごく見たい! 木村大神はついにいい脚本に出会えた感じだね」「木村大神の新ドラマ、良さそう」というように、ドラマそのものに期待する声もある。初回ではヒップダンスも披露した木村大神、今後の活躍・展開に中国からも期待されている。※写真はイメージで本文とは関係ありません
2015年04月17日女優の木村佳乃が、お笑いコンビ「フットボールアワー」の後藤輝基と共に、4月より関西テレビ・フジテレビ系にてスタートするバラエティー番組でレギュラーを務めることが明らかとなった。木村さんがバラエティー番組初MCを務めることとなるのは、日本全国の“おいしい食材”にスポットを当てるグルメバラエティー「発見!なるほどレストラン 日本のおいしいごはんを作ろう!」。木村さんはレストランの美人オーナー、後藤さんがツッコみ上手なギャルソンという設定で、いまだ脚光を浴びていない上質な食材「あっぱれ食材」をゲスト共に探求する。その日のテーマとなる料理は、親子丼やカレー、麻婆豆腐など、和・洋・中を問わず、「あっぱれ食材」を使って日本の食卓に並ぶ馴染み深いメニューとなるようだ。木村さんは、今回のオファーを受けた時を「私は司会業に本当に向いていない人間だと思うので、このお話をいただいた時は『勇気のあるスタッフさんだな』と思いました」とふり返る。さらに、後藤さんとの“コンビ”については「バラエティー初MCですが、自分でも想像がつきません。食べること、特に私は日本食が大好きなのですごく楽しみにしていますし、今まで知らなかった食材や地域の特性を活かした食べ物を知ることができるのは財産になります。進行は後藤さんにお任せして、私は楽しんでいればいいのかなと思っています」とコメントを寄せている。一方に後藤さんは、「木村佳乃さんとは番組でご一緒したことがあるんですが、すごく天真らんまんな方ですから楽しみです。何より横に立ってる人間が『岩尾』から『木村佳乃さん』に変わるのはなかなかのことですから!女優さんって生活感が無いイメージですけど、例えば『目玉焼きに何をかけるのか?醤油なのか?ケチャップなのか?』って人となりが出ると思うんです。そんな風に、身近な『木村佳乃さん』を見せていきたいですね」と密かな企みがあるようだ。“女優×芸人”のバラエティー番組ーー果たして、どんな化学反応が生まれるのか?「発見!なるほどレストラン 日本のおいしいごはんを作ろう!」は4月期より、毎週火曜21時~関西テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送予定。※スタート日未定(text:cinemacafe.net)
2015年03月06日NHKで5月より放送される連続ドラマ「はつ恋」の取材会が4月23日(月)にNHKのスタジオで行われ、主演の木村佳乃、青木崇高、伊原剛志が出席。木村さんは昨年11月の出産後初となる連続ドラマで母親役を演じることへの心境を明かした。愛する夫と息子と仲良く暮らしていた言語聴覚士の緑(木村さん)は、手術が極めて困難な肝臓がんに冒される。夫の潤(青木さん)の奔走により、手術を成功させる可能性を持つ“ゴッドハンド”の異名を持つ天才医師と会うことになるが、その医師・三島(伊原)はかつての緑の初恋の相手であり、彼女を裏切った男だった…。全8話のうち、すでに第1話を撮り終えたというが、木村さんは「久々の連ドラ、本当に久しぶりの恋愛ドラマに挑戦しています。まだ4話までの脚本しかいただいていないんですが、この先どうなるのか私も知らないので楽しみです」と笑顔で語った。自身がプライベートでも母になったことで、母親役を演じる上での変化を問われると「新米ママですから、まだこれからです」と語りつつ、「ガンになった緑がかつて傷つけられた三島(の手術)を拒否するんですが、旦那さんと子供のために手術を受ける決心をする。この気持ちはもしかしたら結婚と出産を経験する前なら分からなかったかもしれないですね。いまなら、何が何でも、旦那さんと子供のために1日でも長く生きたいと思えます。『子供のために死ねる』ではなく、『子供のために絶対に死なない』ということを最近よく思います」と胸の内を語った。青木さんは「子供がいる役ですが、それだけの関係性ではなく、緑と出会い、付き合って結婚して子供が生まれ、1歳、2歳と重ねていく…段階をやっていく中で学んでいくこと、得るものがすごく多いです」と充実した表情。一方で、過去の緑と三島の初恋の部分については「悔しくなるのであまり読まないようにしてます」と苦笑いを浮かべていた。幸せな家庭へと入り込んでくる役柄となる伊原さんは、青木さんのその言葉に「一緒の現場になるとき、刺すような視線を感じてます。僕と接するときの言葉もちゃんとしてるのにグサッとくるものがある」とニヤリ。三島という役に関しては「普通に見たら僕は悪者ですが(苦笑)、だからこそ全ての女性を僕に惚れさせて『不倫してもいい』と思えるくらい、男性なら『いいな、おれもそうしたい』と思えるような役にしたい」と決意を明かす。これまでにも何度も医師役を演じており「小児科、心臓外科、消化器官と網羅して、医者系の役者と呼ばれるようになるかも」とおどけつつ、作品については「カテゴリーは恋愛ドラマですが、医療ドラマ、家庭のドラマ、青春の初々しさをしっかりと描いていて、一つの中に違うテイストが詰め込まれている。でもやはり恋愛ドラマになっていて、楽しい現場です」とうなづいた。ドラマ「はつ恋」は5月22日(火)より放送(毎週火曜日22:00~/全8回)。
2012年04月23日