昨年、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでの上演を映像化した『オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン』のブルーレイ&DVDがまもなく発売。これにあわせて本公演でファントム役を演じたラミン・カリムルーとクリスティーヌ役のシエラ・ボーゲスが来日し、1月19日(木)に劇団四季版「オペラ座の怪人」に出演する高井治、苫田亜沙子、鈴木涼太と共に舞台挨拶を行なった。この日は2,500件もの応募の中から選ばれた300人の観客が来場してのDVD上映会となったが、幕が上がると美しいセットの中にラミンとシエラが。2人は劇中の「The Phantom of the Opera」を生で熱唱。楽曲の途中に“劇団四季”版で怪人を演じる高井さんも加わり、日英の怪人の夢の競演が実現した。ラミンは本作の魅力を「音楽とストーリー、美術の完璧な結婚」と表現。短い時間ながらも日本でこうして舞台に立てたことについて「ここをホームとするみなさんが、温かく迎えてくださいまして光栄です。家族の一員になったような思いです」と感慨深げな表情を見せた。シエラも「地球の裏側でこうして25周年を祝福できることが嬉しい」と、この世界的なロングラン・ミュージカルがもたらした“絆”に言及した。本場のキャストとの対面に高井さん、苫田さん、鈴木さんも満面の笑み。これまで1,500回以上にわたって日本で怪人役を演じてきた高井さんは「いつも自分を試される役であり、重圧と戦いながらやってきました」とこの役の重みを明かす。ラミンはそんな高井さんと共演し「短い時間の共演でしたが、インスピレーションをいただきました。ありがとうございます」と感謝の思いを伝えた。『オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン』ブルーレイ&DVDは1月25日(水)より発売。<セル>「オペラ座の怪人25周年記念公演inロンドン豪華BOXセット(初回生産限定)」[ブルーレイ]価格:7,980円(税込)「オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン」[ブルーレイ]価格:4,980円(税込)「オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン」[DVD]価格:4,480円(税込)発売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント発売日:1月25日(水)公式サイト: © 2011 The Really Useful Group Limited. All Rights Reserved.Artwork © 2011 Universal Studios. All Rights Reserved.■関連作品:オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン 2011年10月21日より、TOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開■関連記事:ミュージカル最大の祭典をスクリーンで!『オペラ座の怪人 25周年記念公演』ブルーレイ試写会に20組40名様ご招待
2012年01月19日長野県軽井沢を拠点に森や野鳥といった自然の道先案内人をしてくれるピッキオ。冬から春にかけては、クロスカントリーやスノーシュー(西洋かんじき)で森を散策する『雪の森ハイキング』ツアーを開催している。徒歩では困難な雪の上も、クロスカントリースキーやスノーシューを使えば泳ぐようにスイスイ進める。普段は行けないような場所まで、森のことを熟知したガイドが案内してくれるので、きっと野生の生き物たちとの思いがけない出会いが待っているはず。例えば冬になると遥かシベリアからやってくるという渡り鳥。森の奥に佇む樹齢何百年という巨大なトチノキ。雪の上に残されたかわいらしいウサギの足跡。キツネの足跡を見かけることもあるらしい。『雪の森ハイキング』は小学生から参加可能なので、親子で自然に触れてみたい人には絶好の機会だ。ピッキオでは「森本来の姿を未来の森に」という理念の下、自然の不思議を解き明かすさまざまなエコツアーを行っている。日々の喧騒を離れ、冷たく澄んだ空気の中で冬の自然を満喫しよう。お問い合わせ:ピッキオ 公式サイト ~動物の足跡を追って白銀の世界へ~ 雪原ピクニック開催日:12月23日(金・祝)~2012年3月15日(木)時間:13:00~16:00 小学生~大人(小学生は保護者同伴)料金:\7,000(スキーまたはスノーシューレンタル代込)
2011年12月28日この冬限定、ハーゲンダッツ『オペラ』は、11月28日(月)より期間限定で登場。アーモンドの香りの生地に、ファナッシュやシロップを塗り重ねた、パリを代表するケーキ”オペラ”を表現した逸品。バタークリームアイスクリームとアーモンドが香る生地を重ね、つややかなチョコレートソースと金箔で仕上げられている。パリのオペラ座の舞台をイメージした、パッケージも新鮮な『オペラ』。よりラグジュアリーなひとときを演出してくれる、この冬だけの味わいに酔いしれてみては?お問い合わせ: ハーゲンダッツ ジャパンホームページ
2011年11月27日劇団四季のミュージカル『オペラ座の怪人』東京公演が、10月1日に電通四季劇場[海]にて開幕した。開幕に先立ち前日の9月30日には、舞台稽古が公開された。劇団四季『オペラ座の怪人』チケット情報物語は不可解な事件が多発する19世紀のパリ・オペラ座が舞台。劇場の地下深くに住む怪人の、歌姫・クリスティーヌに対する愛憎が巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバーによる美しいメロディによって紡がれていく。初演は1986年ロンドン、今年は作品誕生から25周年のアニバーサリー・イヤーとなる。日本では劇団四季が1988年より上演しているが、東京公演は4年半ぶり。全世界での観客動員数は1億3千万人を超える本作、日本でもこれまで9都市で上演され560万人以上の入場者数を誇っている。本番同様の緊張感を持って行われた公開舞台稽古には、ファントム役・大山大輔、クリスティーヌ役・笠松はるらが出演。これまでオペラの舞台に立っていた大山は、張りのあるバリトンを響かせ堂々とファントムを演じた。その大山は「『オペラ座の怪人』はまもなく、ロンドン初演から25周年という節目を迎えます。この記念すべき年に、怪人役を務めさせていただけることを大変光栄に思います。真摯に役と向き合い、作品の感動をお届けしたい」とコメントを発表。また笠松も「世界を魅了し続けるこの作品を、ぜひこの機会に多くの方にご堪能いただきたい」と話した。チケットは2012年1月31日(火)分まで発売中。
2011年10月04日村上春樹の大ベストセラーを映画化した『ノルウェイの森』の主題歌に、タイトルの由来にもなっているザ・ビートルズの「ノルウェーの森」の原盤が使用されることが決まった。世界配給の日本映画で、ビートルズの原盤が主題歌として提供されるのは初めてのこととなる。1987年に刊行されて以来、日本のみならず世界中で出版されている村上さんの代表作を映画化した本作。原作では、学生運動が盛り上がりを見せていた時代、主人公であるワタナベと彼の死んだ親友の恋人であった直子、同じ大学に通う緑らを中心に、若者たちの喪失や再生、青春の苦悩が綴られる。デビュー作『青いパパイヤの香り』以来、常に質の高い作品を送り出しているトラン・アン・ユン監督の下、松山ケンイチ、菊地凛子、玉山鉄二といった俳優陣で映画化されることが2008年に発表され、注目を集めてきた。原作の「ノルウェイの森」というタイトルは、ザ・ビートルズが1965年に発表した名盤「ラバー・ソウル」に収められている「ノルウェーの森」に由来しており、劇中でも登場人物が同曲を弾き語りで演奏するなど、作品の中で重要な役割を果たしている。一見、同曲を主題歌で使用することは当然のことのように思えるが、さにあらず。ビートルズの楽曲の原盤をこうした形で使用するのは容易ではなく、撮影前の段階から交渉は難航。本作の小川真司プロデューサーは、一時、原盤ではなく「ノルウェーの森」のカヴァー曲を主題歌にすることも検討したというが、同曲を仮あてした編集を見て、やはり原盤以外にありえないと思い直し、1年以上の交渉を経てようやく使用許諾を得たとのこと。ビートルズのカヴァー曲が映画に使用されることは多々あるが、彼らの演奏による原盤の使用許可が出るのは非常に稀なことで、日本での窓口であるEMI MUSIC JAPANのシニアプロデューサーである藤村美智子さんも「1999年にザ・ビートルズの制作担当になって以来、様々なビートルズ楽曲使用に関するオファーをいただきましたが、実現したことも、実現に近づいたことさえもなかったので今回の主題歌使用に許諾が出たことは、正直大変驚きました」と驚きを隠さない。さらに藤村さんは「交渉を始めた時点で、(本国)EMI-UKの担当者は既に原作を読んでいたようで、“『ノルウェイの森』は素晴らしい作品だ”とコメントしていたので、村上春樹さん、そして彼の小説の素晴らしさがイギリスでも知られているのだと思ったのを記憶しています。楽曲使用の許諾にもきっと大きな影響があったのではないでしょうか?」とも語っている。トラン・アン・ユン監督は「原作における『ノルウェーの森』という曲の重要性から、原盤を起用するのは必然的な事でした。映画をご覧になった観客が、たったいま体験したドラマの余韻に浸るための空間作りが出来るように、特定の場所にこの曲を使用しました」とファンの期待をあおる。小川プロデューサーも「まだ村上さんから映画の許諾をいただく前、一番最初にトラン監督にメールを送ったときに、原作映画化の許諾と同じぐらいビートルズの原盤を使うのは難しいよ、と書いたのを覚えています。自分の中ではそれぐらい、この曲と原作が分かちがたい印象を持っていたので実現できてよかったと思っています。原作では冒頭でビートルズの曲が流れ、主人公のワタナベはそれまでの出来事の全てをふり返り、時の流れを思い起こします。映画で生のビートルズのメロディを聞くと、原作の大人になったワタナベのかき乱されるような感情を実感できると思います」と監督同様、自信をうかがわせるコメント。果たしてどのシーンでどのように使用されているのか――?そのシーンがもたらすのは寂寥感か?青春の苦味か?それとも…。映画『ノルウェイの森』は12月11日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ノルウェイの森 2010年12月11日より全国東宝系にて公開© 2010「ノルウェイの森」村上春樹/アスミック・エース、フジテレビジョン■関連記事:高良健吾初のフォトブックが発売撮影現場&箱根プライベート旅行の様子も!あのシーンも原作の種田そのまま!『ソラニン』高良健吾の落書き顔公開2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!2010年、最も活躍する俳優は?『かいじゅうたちのいるところ』Tシャツを3名様プレゼント“堕天使”ジョシュ・ハートネットが語る『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』
2010年07月14日すっかり定着した「森ガール」。「森にいそうな」と言われる外見の彼女たちが好んで訪れる街が、東京で言えば、「吉祥寺」、「下北沢」そして「谷根千」(やねせん)。この「谷根千」、名前は何となく聞いたことあるけど……まったくイメージできないという人も多いのではないだろうか?「谷中」、「根津」、「千駄木」の頭文字を取って、「谷根千」と呼ばれるこの一帯には、古くからの路地や、落ち着いた寺町の雰囲気、そして下町情緒が残っているらしい。そんな谷根千界隈の魅力を、谷根千情報を多数掲載する「上野経済新聞」の記者であり、自身も千駄木に住む田村さんに聞きました。「下町というカテゴリでは浅草がありますが、浅草のように観光地化された感じとは異なり、ナチュラルなところが谷根千の魅力なんです」――一言で言うと谷根千ってどういう街なんでしょうか?「昔のいいものを守るというDNAが生きている街ですね。お店を見ていても、あまりもうけようという気持ちもない(笑)。経済性よりもほかのものを優先しようとしているお店が多いです」――そんな田村さんが知る、森ガール的なオススメのお店は?「雑貨屋では『プフレーゲライヒト』の文房具や、店舗面積が2畳半しかない陶器やアクセサリーを扱う『森商店』、昔ながらの日用品を取り扱う『松野屋』なんかがオススメです。松野屋では、田植え用の長靴を売っているのですが、去年12月から500足以上売れたのだそう。ファッションとして利用されているようですね」――田植え用の長靴がファッションですか?「谷根千は周囲の街と比較してもファッション性が高いんです。『classico』の洋服は代官山で販売していてもおかしくない商品ばかりだし、オーダーメードシャツの『doudou』もスタイリッシュですね。また、散策客に人気のグルメでは、ベーグルの専門店『旅ベーグル』や、フランスで人気のお菓子フロランタンの専門店『アトリエ・ド・フロレンティーナ』が人気です」ところで、森ガールと言えばデジタルカメラと言われるほど、彼女たちのデジカメ携帯率は高いです。田村さんも「オリンパス・ペンや、昔のニコンを持ち歩いている森ガールはとても多いです」と話す。ブログやSNSへ投稿するため、雰囲気のいい写真を撮り続けている森ガールたち。昭和の風景そのままの路地や、のんびりと道を行く猫、戦前からの建物など、写真映えのする風景が多いことが、森ガールたちを引きつけてやまない秘密なのかもしれません。「古い民家や井戸なんかも残っていたり、谷根千はよくわからない所がまだまだ多いんです。そういう意味でとても探索しがいがある街でしょうね。ガイドブックを持たずに探索してみてください!」戦禍を免れたことで、区画整理されていない路地では道に迷うこともしばしば。その雰囲気が森に迷い込む森ガールには魅力なのかもしれません。森ガールも、森ガールが好きだという男性も、森ガールなんて興味ないよ、という人も、週末の街歩きスポットとして谷根千を楽しんでみてはいかがでしょう。(萩原雄太/かもめマシーン×プレスラボ)【関連リンク】上野経済新聞田村さんが記者を務める、上野のみならず谷根千の情報も充実したサイトです。【コラム】森ガールVS盛りガール(盛り髪ギャル)あなたはどっちに共感する?【コラム】男子の疑問!ガールズトークってどんな話をしているの?【コラム】こっそり聞いた「女の子がベッドの下に隠しているもの」
2010年07月06日エッセイスト、タレントとして活躍する阿川佐和子による小説「スープ・オペラ」の映画化が決定し、今秋、公開されることになった。阿川さんの小説が映画化されるのは今回が初めて。自分を育ててくれた叔母が突然駆け落ちしてしまい、1人残された35歳の独身女・ルイとそこに転がり込んできた2人の男の、ひとつ屋根の下で始まる奇妙な共同生活の物語。“スープ”でつながる切ない恋を描く。主演は、映画、ドラマ、舞台などで活躍し、『実録・連合赤軍−あさま山荘への道程』、『ノン子36歳 (家事手伝い)』など、一作ごとに新境地を開き続ける坂井真紀。共演に、『愛のむきだし』で映画初主演を果たした西島隆弘(AAA)、アート系作品からエンターテイメント大作まで幅広い活躍をみせる藤竜也を迎える。映画化について、原作者の阿川さんは「私がいちばん大事にしたいと思っていた空気、この風変わりな登場人物たちを取り巻くいとおしい空気が、映画になって、こんな魅力溢れる家のなかで、光や音や色と共に甦りました」とその喜びを語る。坂井さんは「私自身ある程度の長さの人生を歩んでいるのにおかしな話ですが、この映画で、“孤独”というものと初めて向き合ったかのような体験をしました。それは、きっと、ルイの心が“裸”だからなんだろうなと演じている中で思いました」と主人公・ルイの魅力を語るとともに、初体験を告白。「“裸”と言いましても、その言葉が持つ開けっぴろげな印象とはまた別のベクトルのものです。光を感じ、風を感じ、美味しいスープを頂き、人の温もりに触れ、テクテクといつもの道を、“裸”の心が歩く、色気もなく、欲もなく、ぼんやりと(笑)。『まったく、人生というやつは』と思いながら何が起こるのだろうと、毎日ドキドキしてました」と弁解しつつ(?)“孤独”と向き合いながらも撮影を楽しんでいたことを明かした。『スープ・オペラ』は今秋、シネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:スープ・オペラ 2010年秋、シネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開© スープの会
2010年05月27日