マツダは18日、イタリアのミラノにおいて4月14日~19日の期間で開催される『ミラノデザインウィーク2015』に出展し、ミラノ市内のブレラ地区において独自デザインのアートワークを展示する『Mazda Design クルマはアート』を開催すると発表した。同社デザイナーは、「クルマはアート」というスローガンのもと、人の心を動かすクルマのデザインに日々挑戦しており、動きのある造形や光のうつろい等による生命感の表現を進化させるため、クルマ以外の作品創作も行って技術や表現力の研鑽を行っている。今回の『Mazda Design クルマはアート』は、こうした過程で生まれたアートワークを展示するととも、進化したデザイン表現を適用したコンパクトクロスオーバーSUV「CX-3」や、2人乗り小型オープンスポーツカー「ロードスター」といった最新モデルの展示を行う。同社は2013年に「ミラノデザインウィーク」に初出展。2回目の出展となる今回は、『Mazda Design クルマはアート』を通じて、同社のデザイン領域における取り組みを、世界有数のデザインイベントにおいて紹介するとしている。
2015年03月18日東京メトロは2月23日、銀座線全駅のリニューアルに伴い、デザインコンペを実施していた浅草~神田間の7駅のデザインを発表した。7駅のデザインは、下町エリアとしての地域性・特徴を共通のテーマとして統一。各駅が持ち合わせている歴史的な背景や立地環境などの個性をコンセプトに表現する。新たな銀座線の駅、地下鉄への期待感が感じられるような空間づくりを目指す。工事は2015年から順次着手し、2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでにバリアフリー化などを含めリニューアルを完了させる予定となっている。各駅デザインの詳細は以下の通り。○上野駅コンセプトは「美術館のある街」。プラットホームは、モチーフとした床や壁、柱などを石を敷き詰めたような設計を施し、石造りの美術館を表現する。コンコースは、桜の木立や並木を柱や天井で表現する(2015年~2017年完成予定)。○浅草駅コンセプトは「祭りの街」。寺社の雰囲気を意識した周辺の街並みに合わせて、プラットホームはべんがら色をベースとしたダークグレーを採用するなど周辺に溶け込む色調にした。改札口などは、墨田公園桜祭り、隅田川花火大会、三社祭りをテーマとした展開にしている(2015~2019年完成予定)。○田原町駅コンセプトは「道具の街」。プラットホームは、金属の質感で道具街としての"手仕事感"を表現した。改札口はやわらかい色味の金属とガラスを採用している(2015~2017年完成予定)。○稲荷町駅コンセプトは「佇む街並み」。長屋、老舗、工房などの歴史的な建造物が多く残る地域であることから、プラットホームは切妻屋根の家並みをイメージ。改札口は温かみのある木彫の壁にする(2015~2018年完成予定)。○上野広小路駅コンセプトは「上品な横丁」。コンコースは、百貨店やジュエリー店の宝飾品が持つきらびやかさをイメージしたほか、演芸場および呉服店の魅力的な織物に多用されている紋様の華やかさなどを用いて街のにぎわいを表現している。ホームは、様々な広告や掲示物で活気ある個店のにぎわいを表現している(2015~2019年完成予定)。○末広町駅コンセプトは「電気の街」。秋葉原の北の玄関口として、光を使った演出を採用。ホームは直接照射する光と、鏡面仕上に反射する光を交錯させる。改札口は、ゲート状のデザインと躍動感ある光によるアイキャッチを設け、視認性を向上させる(2015~2018年完成予定)。○神田駅コンセプトは「昭和のオフィス街」。新しいものと古いものとが混在する神田の町並みを表現する。コンコースの壁はタイルを敷き詰めることで下町の"ほっこり感"を表現。ホームは歴史的遺構である鉄鋼框などを照明で演出する(2015~2017年完成予定)。
2015年02月24日クリエイト・レストランツ・ホールディングスが運営する「ポムポムプリンカフェ原宿店」は2月14日まで、「ポムポムプリンとマカロンのバレンタインデーウィーク」を実施している。○ポムポムプリンとその仲間たちがお出迎え同店は、サンリオのキャラクター「ポムポムプリン」をモチーフにしたキャラクターカフェ。同企画では期間限定の料理やデザート、ドリンクを提供。また、バレンタインデザインのオリジナルグッズも限定数量で販売する。さらに期間中ドリンクを注文すると、バレンタイン限定コースターをもれなく進呈する。期間限定メニューは、「ポムポムプリンとマカロンのラブラブプレートセット」が2,200円(税別)。内容は、てりやきハンバーグ&ライス、牛ほほ肉シチュー、マッシュポテト、トマトソースのオムレツからなるプレートと、ラズベリー&ホワイトチョコプリン、ドリンクとなる。ほか、「マカロンのストロベリーホットチョコレート」(600円・税別)と、「ラブ チョコレートパフェ」(1,100円・同)が用意される。カフェオリジナルグッズは、「ランチトートバック ハート」が1,700円(税別)、「バレンタイン7分袖Tシャツ」(ホワイト×レッド、ホワイト×ネイビーの2種)が3,200円(同)、「ポムポムプリン ボールチェーン」1,200円(同)などとなる。(C) 1976.2015 SANRIO CO., LTD. TOKYO.JAPAN
2015年01月31日東京都・初台の東京オペラシティアートギャラリーにて、プロダクト、グラフィック、建築など、スイスデザインの魅力を紹介する「スイスデザイン展」が開催されている。開催期間は3月29日まで(月曜と2月8日は休館)、開場時間は11:00~19:00(金土は20:00まで)、入場料は一般1,200円、大・高生1,000円、中学生以下は無料。同展は、日本とスイスの国交樹立150年にあわせて開催されている企画展で、両国の交流の始まりから近代デザインの草創期、多様な価値観とアイデアの展開する現在まで、約750点もの展示によって、スイスから発信されたさまざまなデザインを提示する。実用性と機能性を好み、伝統と最新技術を融合させながら手仕事的なぬくもりと美しさを愛するスイス人気質は、「スイスブランド」として現在に受け継がれており、鉄道や航空など「観光・交通」におけるデザイン、多様な領域におよぶスイスを代表する8ブランド(バリー、ビクトリノックス、シグ、ネフ、スウォッチなど)の取り組み、そこで受け継がれるデザイン理念などを紹介している。また、ル・コルビュジエ(1887~1965)とマックス・ビル(1908~94)という二人の巨匠の仕事や、バウハウスや抽象芸術の影響を受けて成立した「スイスタイポグラフィ」、スイスで最も権威のある「スイスデザインアワード」の近年の受賞者たちによる先端的な作品なども展示しており、その内容は多岐にわたる。なお、2月7日には柳本浩市(デザインディレクター、Glyph.代表)によるギャラリートークが開催。詳細は展覧会のWebサイトで確認してほしい。
2015年01月30日H&Mデザインアワード2015の優勝者が決定。デザイナーのサイモン・リー(XimonLee)によるコレクションが1月27日、ストックホルム・ファッション・ウィークでショー形式で披露された。同アワードではメンズウエアデザイナー初の優勝者となったリー。香港出身の24歳で、パーソンズ・スクール・オブ・デザインを卒業後、ニューヨークを中心に活動している。コレクションではプラスティックや厚紙など、有機的な要素と人工的な要素を融合。カットやシェイプにより、新しいメンズウエアのフォルムを追求した。今秋には同コレクションアイテムをベースにH&Mと共に共同開発したアイテムが発売される予定。審査員を務めたH&Mのヘッドデザイン、アン・ソフィー・ヨハンソン(Ann-Sofie Johansson)はアワードを振り返り、「サイモンのコレクションはコンテンポラリーでありながらもポエティックなムードで、素材への強い思い入れと細部への配慮が素晴らしく、審査員を魅了した」と話した。同じく審査員の「マークBY マークジェイコブス(MARC BY MARC JACOBS)」でデザインディレクターを手掛けるルエラ・バートリー(Luella Bartley)は、「彼はとても熟達したデザイナー。彼はすべてを持ち合わせていて、探求熱心。素材を発展させる技術にとても秀でており、デザインが良かった」とコレクションを高く評価している。
2015年01月29日「アシックス(ASICS)」から、フルマラソン完走を目指すランナーに向けたランニングシューズの東京マラソンをイメージした限定デザイン「GEL-KAYANO 21 TOKYO(ゲルカヤノ 21 トウキョウ)」が2015年1月16日(金)より発売される。クッション性や安定性を重視したアシックスを代表する高機能モデルの「GEL-KAYANO 21」をベースに、東京マラソンをイメージした特別仕様で、中敷きに東京マラソンのコースがデザインされている他、かかと部や靴紐などに大会をあらわす文字や開催年、ロゴマークがあしらわれている。すでに2014年12月19日(金)より東京マラソン財団公式クラブ「ONE TOKYO」ウェブサイトにて先行予約を開始しており、アシックスオンラインストア、直営店「アシックスストア」国内各店、「小田急ハルク アシックスショップ新宿」、「東京マラソンEXPO2015」(東京ビックサイト:2015年2月19日(木)から21日(土))アシックスブースでも販売される予定。メンズ、レディス共に価格は15,500円(税抜)で、合わせて2,300足の限定発売となる。【アイテム概要】■GEL-KAYANO 21 TOKYO 東京マラソンイメージ限定デザイン価格:15,500円(税抜)カラー:フラッシュイエローxシルバー発売日:2015年1月16日(金)▼品番メンズ:TJG15Pレディス:TJG65P▼サイズ展開メンズ:24.5~29.0cm(0.5cm刻み)レディス:22.5~26.0cm(0.5cm刻み)<取り扱い店舗>・アシックスオンラインストア・直営店「アシックスストア」国内各店・「小田急ハルク アシックスショップ新宿」・「東京マラソンEXPO2015」(東京ビックサイト:2015年2月19日(木)から21日(土))アシックスブース【問い合わせ先】■アシックスジャパン株式会社お客様相談室電話番号: 0120-068-806元の記事を読む
2015年01月14日東京都・銀座のデザインギャラリー1953(松屋銀座7階)は27日より、25人のアーティストによる「ラーメンどんぶり」と「レンゲ」の展覧会、「美濃のラーメンどんぶり展」を開始している。会期は2015年1月26日まで。開場時間は10:00~20:00(最終日17:00閉場)。入場無料。日本デザインコミッティーと美濃のやきもの研究会が共催する同展では、企画趣旨に賛同した25人のアーティストによるグラフィックデザインが施された美濃の「ラーメンどんぶり」と「レンゲ」を展示する。美濃で作られる陶器の中には、織部焼や志野焼のように茶陶として珍重され、文化財指定を受けるものも数多くあるが、残念ながら「誰もがよく知っている」、「日常の器」ではない。しかし同時に、今や老若男女を問わず多くの人がごく日常的に口にしている、「国民食」と言ってもいいラーメンの器であるどんぶりの90%が美濃で生産されていることはほとんど知られていない。そうした現状を受け、多くの人が手にした経験がある身近な「ラーメンどんぶり」をテーマにした展示をすることで、美濃のやきものへの親しみや関心を持ってもらうことを目的として同展は開催される。さらに、器によって味わいや食べる時の心理まで変わると意識することで、おのずと日常の食卓で使う器についても同じように意識を払い、選ぶ楽しさを感じるようになるのではないかという狙いも提起されている。この展覧会への出品者は、秋山具義、浅葉克己、アラン・チャン、石上純也、片桐 仁(ラーメンズ)、唐長・千田誠次、菊地敦己、北川一成、佐藤晃一、佐藤卓、佐野研二郎、ジョナサン・バーンブルック、祖父江慎、田名網敬一、束芋、天明屋尚、土井善晴、仲條正義、永井一史、永井一正、服部一成、松永真、皆川明、森田恭通、横尾忠則といった総勢25人。なお、同展で紹介されるラーメンどんぶりとレンゲは、2015年の4月以降に販売が予定されている。詳細は4月以降にWebサイトで紹介されるとのこと。
2014年12月27日シューズブランド「リーガル(REGAL)」は、2014年12月10日から25日まで、キャンペーン「REGAL クリスマスウィーク」を開催する。期間中、全国のリーガル専門店「リーガルシューズ(REGAL SHOES)」で、税込1万円以上の靴を1足購入する毎に、2014年版 リーガルオリジナルテディベア「ブーティ」(数量限定)、もしくはリーガルクラブポイント1万ポイントがプレゼントされる。複数点購入の場合は、購入した数だけプレゼントを受け取ることが出来る。リーガルはブランドと同じアメリカ生まれのテディベアを18年前から顧客へのギフト用に製作。以後継続して登場しており、コレクションしているファンも多い。毎年毛並みや色が変わり、衣装もディテールまで拘ったつくり。毎年流行のファッションを纏っている。今年はグレーのTシャツに迷彩柄のパンツ、そして「R」のロゴ入りエプロンというコーディネート。尚、1997年の公募により、男の子は「ブーティ(BOOTEE)」と命名されている。リーガルシューズは、1961年に日本に上陸したリーガルブランドのメンズドレスシューズ、カジュアルシューズ、ウィメンズシューズを取り扱う専門店。各店には、「フィッティングモデレーター」と呼ばれる独自の資格を取得したスタッフが在籍しており、最適なフィッティングのシューズを提案する。
2014年12月09日アドビ システムズは、モバイルアプリのUIデザインに関わる人向けのイベント「ADC MEETUP Night - Mobile App UI Design」を開催する。開催日時は12月17日 19:00~21:30(18:30開場)。会場は東京都・渋谷のloftwork Lab。参加費は無料(定員40名/事前登録制)。同イベントの第1部では、スマートフォンやタブレットなどのモバイルアプリのUIデザインをテーマにした、ふたつのセッションを実施する。セッション1では、日本語入力アプリ「Simeji」の開発者でもある「Baidu」の矢野りん氏による「いまさら訊けないフラットデザイン」、セッション2ではWeb制作会社「Goodpatch」の三橋正典氏による「プロトタイプのススメ(仮)」が予定されている。また、イベントの第2部では、アドビが主催するアプリコンテスト「Adobe AppBox Awards 2014」の受賞作品の発表や、Creative Cloudメンバーシップ1年分などが当たる抽選会が実施されるということだ。なお、参加希望者は同イベントの特設ページより申し込みの手続きを行うことができる。
2014年12月02日ソニー銀行は17日、外貨預金の為替コストを1週間引き下げる「外貨預金スペシャルウィーク」を開始した。今月のスペシャルウィークでは、17日からの1週間、円から米ドル購入時の為替コストを通常15銭から8銭に引き下げた。○今月は円から外貨預金(米ドル)購入時の為替コストを8銭とする期間:11月17日(月)午前8:00~11月22日(土)午前5:55内容:期間中、円から外貨預金(米ドル)購入にかかる為替コストを通常15銭から8銭に引き下げる。売却にかかる為替コストは対象外
2014年11月17日旧万世橋駅の鉄道遺構をリノベーションし、2013年9月にオープンした商業施設「マーチエキュート神田万世橋」が、2014年度グッドデザイン特別賞の「グッドデザイン・未来づくりデザイン賞」を受賞した。日本デザイン振興会が11月4日に発表した。旧万世橋駅は1912(明治45)年に中央線のターミナル駅として開業。中央線が東京駅まで延伸した後、1943年に営業を休止したが、その後も赤レンガ高架橋や旧ホーム部、階段は残されたままとなっていた。「マーチエキュート神田万世橋」はこの遺構をできる限り残し、必要最低限の補修を加えるのみで駅開業当時の姿を再現。新たに設置する素材もシンプルで力強いものを使用し、全体の景観を損なわないように配慮したという。空調をはじめ、通常は天井に配置する設備も床置きとし、既存のアーチ曲線を引き立たせた空間としている。神田川に沿った北側の壁は全面ガラスサッシに替え、外部にデッキを設けることで、川との一体感を創出している。今回の受賞にあたり、グッドデザイン賞の担当審査員は、「長らく使われることなく放置されていた旧万世橋駅が、単なる改築にとどまることなく魅力的な商業施設として再生され、『サロン』が正に生み出されている点が素晴らしい。市民からも好感を持って受け入れられている点も高く評価したい」とのコメントを発表している。
2014年11月07日●「デザインの庭」がコンセプトの会場構成日本デザイン振興会主催による「グッドデザイン賞」の最新の受賞作品すべてが展示される「グッドデザインエキシビション 2014」(G展)が、東京都・東京ミッドタウンにて11月4日まで開催されている。ここでは、同展の会場の様子をレポートする。グッドデザイン賞は、1957年に通商産業省(現・経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」。50年以上の長きにわたり、デザインが優れた作品に送られている、日本で唯一の総合的デザイン評価・ 推奨の仕組みだ。「グッドデザインエキシビション 2014」(G展)では、当年度のグッドデザイン賞を受賞した1,258件すべてが展示されると共に一般投票が実施されている。この後、審査委員によって審査が行われたのち、11月4日に「グッドデザイン大賞」ほか特別賞各賞が選出・発表される流れとなっている。審査委員は、深澤直人、佐藤 卓、廣田尚子、渡辺弘明、山本秀夫、柴田文江、櫛勝彦、橋田規子、安次富隆、朝倉重徳、山田晃三、古谷誠章、安田幸一、永井一史、暦本純一、南雲勝志など、デザイナーのみならず建築家や学者、ジャーナリスト、企業経営者など、多様な分野の最前線で活躍する71名が務める。○「大賞候補」と「ベスト100」が勢ぞろいG展のメイン会場となる第1会場(東京ミッドタウン・ホール/ミッドタウン・イーストB1F)には、10月1日に発表された今年度グッドデザイン賞の中で、あらゆるジャンルを通じて審査委員から特に高い評価を得た100点である「グッドデザイン・ベスト100」を展示。軽乗用車「コペン」(ダイハツ)や普通乗用車「デミオ」(マツダ)といった自動車をはじめ、グランドピアノ「CX シリーズ」(ヤマハ)や無印良品のキッチン家電やミシン「OEKAKI 50」(アイシン精機)、電子体温計「MC-682」(オムロン)などが展示されているほか、映像作品「Sound of Honda - Ayrton Senna 1989」(本田技研)やデジタルものづくりサービス「rinkak(リンカク)」などの紹介がなされている。同会場内でひときわ注目を浴びていたのが、「グッドデザイン大賞」候補である9作品だ。デジタルカメラ「dp Quattroシリーズ」は、dp1 Quattroとdp2 Quattroに加えて、未発売の dp3 Quattroの実機が展示されるなど、来場者が実際に手にとって試すことが可能だ(ただし、展示機で撮影したデータの持ち帰りは不可)。また、「産業用ロボット/ 医療医薬用ロボット VS050 SII」(デンソーウェーブ)が実際に稼働する様子に、思わず足を止めた来場者も多かった。○"デザインの庭"を散策するように展示作品を鑑賞今年の「グッドデザインエキシビション 2014」(G展)の会場アートディレクションは谷川じゅんじ(JTQ)が手がけたもので、その空間コンセプトは"デザインの庭"。今回から新たに採用したオリジナルの展示什器と照明により会場全体を構成し、来場者はまるでデザインの庭を散策するように、展示作品を鑑賞できるようになっている。オリジナルの展示什器には、素材に環境負荷が少ない強化段ボールを採用。これは、宮城県・石巻市の加工業者が、東日本大震災での経験もふまえ、仮設物としての加工のしやすさや耐久性、リサイクル性を考慮して制作されているということだ。また、この会場はホールAとホールBの2つのホールが使用され、その間のスペースに本年度、全受賞デザイン1,258点がまとめて紹介されている。さらに、同会場のエントランスにある総合受付の裏手には、来場者によるグッドデザイン大賞投票コーナーを設置。ホールに展示されている9つの大賞候補から支持するデザインに投票できる(期間中1回のみ)。その横には、受賞年鑑と赤いロゴが美しい大賞トロフィーも展示されている。グッドデザイン大賞が手にするトロフィーがどんなものなのか、興味のある人は投票コーナーに左側にある透明ケースの中に注目しよう。●家電からインタフェースまで、多様な「グッドデザイン」が集結○受賞対象のデザインを領域別に展示第2会場(東京ミッドタウン・カンファレンス/ミッドタウン・タワー4F)と第3会場(東京ミッドタウン・デザインハブ/ミッドタウン・タワー5F)は、受賞対象のデザインを領域別に展示するエリア。第2会場では日用品やキッチン用品、育児・介護用品、などの生活関連アイテムをはじめ、家電、音響機器、インテリア、住宅設備、活動といった生活のデザイン、個人・家庭向けの情報機器やメディアなどのデザイン、オフィスや流通、販売、教育、研究といった産業・公共のデザインが展示されている。デザインの美しいものはもちろんのこと、工夫やアイデアの詰まった製品が並ぶ。一方、第3会場ではサービスやシステム、インタフェースのデザインや、生活・産業・公共の空間や建築、土木、設備などのサービスやシステムなどを紹介するパネルがズラリと並ぶほか、2008年から始まったタイ王国商務省 貿易振興局主催による「デザインエクセレンスアワード2014」の紹介コーナーも設けられている。○企画展示PRブース「デザインコミュニケーション」第4会場(アトリウム/ガレリアB1F)と第5会場(キャノピースクエア/プラザ1F)は、デザインに力を入れた取り組みを展開する企業やデザイン系の大学、地域による展示PRエリア。来場者と出展者とが、直接コミュニケーションを図ることができる。第4会場では、フィリップスエレクトロニクスジャパンによる「フィリップス hue(ヒュー)とスマートフォンで簡単に部屋を模様替えしよう」や、大阪芸術大学の「デザイン+デザインプロデュースの実践」、三菱電機の「デザインの行き先は、人」など、出展者ごとにテーマを設けたブースを展開。第5会場では、ダイハツが2台の新型コペン(オープンカー)を、ヤマハとヤマハ発動機はオートマチックコミューター「トリシティ」、電子ピアノ「P-255」や「クラビノーバ CLP-500シリーズ」、電子オルガン「エレクトーン STAGEAバイタライズユニット」を展示し、生演奏も楽しめる。○特設会場では、優れたデザインの家具を展示また、特設会場(ガレリア3F、サントリー美術館横・渡り廊下)では、本年度のグッドデザイン賞からスタートした「日本の家具」を国内外にプロモーションするプロジェクトである「グッドデザイン・ジャパニーズファニチャーセレクション2014」として、日本の家具メーカーまたは日本人デザイナーがデザインした家具で、グッドデザイン賞審査委員が優れているとして選出したデザインの家具15点が展示されている。なお、会場では館内10カ所に置かれたスタンプを押してエコバッグの柄を完成させるスタンプラリー企画も展開。台紙となるエコバッグはB1F プラザインフォメーションにて11:00~19:00に配布されている(1日先着300名、なくなり次第終了)。会期は残りわずかとなったが、ぜひ自身の目で今、国内で認められた「よいデザイン」の物事に触れてみてほしい。
2014年11月03日日本デザイン振興会は31日より、グッドデザイン賞の受賞展示イベント「グッドデザインエキシビション 2014」(G展)を開催する。開催期間は11月4日まで、開場時間は11:00~20:00(11月4日は18:00まで)。会場は東京ミッドタウン・ホールほか同施設内各所。入場料は一般1,000円、中学生以下は無料。チケットは5日間有効。「グッドデザインエキシビション 2014」(G展)は、最新のグッドデザイン賞受賞デザイン全点の紹介を中心として展開されるイベント。今回は、10月1日に発表された今年度グッドデザイン賞の中で、あらゆるジャンルを通じて特に高い評価を得た100点である「グッドデザイン・ベスト100」の特別出展、企業や学校などのデザインの取り組みに着目した「デザインコミュニケーション」出展や、急速に発展するアジアのデザインの紹介などを予定している。また、今年度から新たにオリジナルの展示什器と照明を採用し、会場全体を構成。会場アートディレクションは谷川じゅんじ(JTQ)が手がけており、空間コンセプトは「デザインの庭」。来場者はまるでデザインの庭を散策するように、展示作品を鑑賞することができるということだ。オリジナル展示ユニットには、環境負荷が少ない強化段ボールを採用。宮城県・石巻市の加工業者が、東日本大震災での経験もふまえ、仮設物としての加工のしやすさ・耐久性やリサイクル性を考慮して制作したとのこと。なお、会場ではグッドデザイン大賞候補9点の出展および来場者による大賞投票コーナーを設置。館内10カ所に置かれたスタンプを押してエコバッグの柄を完成させるスタンプラリー、子供向けのワークショップ(11月1日~3日に開催/事前申込制)など、来場者参加形の企画も用意されている。
2014年10月31日良品計画が運営する無印良品は31日から11月13日まで、東京都港区の東京ミッドタウン店舗にて、2014年度グッドデザイン賞受賞作品の展示、販売を行う。○MUJIの理念、生活シーンに馴染む商品が受賞同社の商品は、2014年度グッドデザイン賞において、14商品受賞が受賞。うち、5商品はBEST100に選出され、1商品はロングライフデザイン賞を受賞した。BEST100入賞の活動および商品は「Found MUJIの活動」「キッチン家電シリーズ」「空気清浄機」「羽毛掛ふとん・トライアングルキルト」「縦の家」。ロングライフデザイン賞は「体にフィットするソファ」となった。「Found MUJIの活動」とは、世界中に足を運んでリサーチし、無印良品の考えのもと、様々な日用品を見つけ、探し出す活動で2003年にスタート。これまで日本を含めて、20カ国以上で商品を見つけ、提案を行っている。「キッチン家電シリーズ」は、鍋や食器のようにキッチンやダイニングを取り巻く環境に調和する、暮らしの道具としての姿を目指したとのこと。シンプルな機能でわかりやすく、"長く愛着を持って使い続けられる家電が欲しい"と言う生活者の声に応えたという。価格は、4,900円から15万円(税込)。「空気清浄機」は、「最少で最大を」を理念に掲げる家電メーカー、バルミューダと共同開発。「デュアルカウンターファン」と「360°集塵脱臭フィルター」で循環気流を生み出し、浮遊物質を集塵・脱臭する単機能・高性能の空気清浄機となる。価格は、3万9,000円(税込)。「羽毛掛ふとん・トライアングルキルト」は、三重大台ケ原山系の超軟水で羽毛を洗い、臭いの原因となる脂肪分や余分な汚れを洗い落とした。特殊な立体キルトの構造は体に添いやすく、あたたかさが逃げにくいのが特徴としている。規格はシングルサイズからキングサイズ。価格は、2万9,000円から4万9,000円(税込)となる。「縦の家」は、都市部の住宅密集地でも"広く明るく暖かく"暮らすための技術と、新しい発想で誕生。都市型住宅の概念を一新したという。スキップフロアによりスペースを縦・斜めに使い、三階建てという概念に縛られない、縦横無尽に広がる空間を実現した。価格は2,070万円から2,558万円(税込)。なお、同商品は東京ミッドタウンでの販売は行わない。「体にフィットするソファ」は、くつろぎのかたちに合わせて、自由に変形するソファ。 改良を続けながら、10年以上、無印良品の顔として販売し続けているロングセラー商品とのこと。価格は1万2,600円(本体・税込)。カバーは別売りとなる。
2014年10月27日NTTドコモは、11月3日まで神宮外苑で開催されているデザインイベント「東京デザイナーズウィーク2014(TOKYO DESIGNERS WEEK 2014)」にイベントブース「カタチとナリタチ(Form & Origin)」を出展した。細長く伸びた展示スペースに、ベルトコンベアーのような可動式のインスタレーションが設けられている。ベルトコンベアーには、等間隔に193枚のプレートが並び、その上にNTTドコモの最新スマートフォン3機種や、それに呼応する有機的・幾何学的な造形が並ぶ。NTTドコモ プロダクト部の滝本真氏はこのブースデザインについて、「普段、何気なく触れているスマートフォンの形には、それぞれコンセプトがあり、色、手触り、持ちやすさなどが試行錯誤されて生まれているという“成り立ち”を感じさせるものを考えました」と話す。ベルトコンベアーの途中には数ヶ所、黒いボックスが設けられている。数分おきにベルトコンベアーが可動し始めると同時に、フラッシュ照明が瞬き、そのボックス内を通過するスマートフォンがパラパラ漫画のように形を変化させていく様を目にすることができる。現れては消える形状は、機種それぞれに込められたコンセプトを表現したものだ。樹脂製のフレームにより水のような透明感を持つスマートフォンには、水紋や水の弾ける様子を。手触り、テクスチャーにバリエーションのあるスマートフォンには、多様な幾何学形体を。硬質な印象の角ばったスマートフォンには、鉱石が切り出されたような様子など、3Dプリンターによる複雑な造形が、端末それぞれの個性とテーマを際立たせている。また、黒いボックスの前に立つと、水の形状を見ている時には水音のようなオリジナルサウンドが流れるなど、視覚と合わせて聴覚でも感じられる仕掛けが組み込まれ、先端技術の詰まったスマートフォンを当たり前のように使用している現代において、そのプロダクトとしての価値をアナログな手法で、シンプルに見つめ直す場が生み出された。滝本氏は、「止まっている時に一つひとつの機種をじっくり見ていただき、動き出したら映像的なインスタレーションと音楽で、コンセプトを感覚的に体感してもらえたらいいですね。来場者が見て楽しむと同時に、そのカタチとナリタチについても知っていただくきっかけになれば」と話した。【イベント情報】東京デザイナーズウィーク2014会場:明治神宮外苑絵画館前住所:東京都新宿区霞ヶ丘町2-3会期:10月25日から11月3日まで時間:11:00から21:00(最終日は20:00まで)料金:一般3,000円大学生2,000円高校生1,500円中学生1,000円
2014年10月26日東京・六本木の東京ミッドタウンで秋のデザインイベント「東京ミッドタウン デザインタッチ(Tokyo Midtown DESIGN TOUCH)2014」が10月17日から始まった。11月3日まで。本イベントは、「デザインを五感で楽しむ」をコンセプトに、東京ミッドタウン各所で様々なデザインやアート、コラボレーション企画が展開される催し。今年のテーマは「デザインのスイッチ」だ。身近にあるモノやコトにプラスするだけで日常が素敵になる「デザインのスイッチ」を刺激する、多彩なコンテンツが実施される。メイン会場となる芝生広場「スワリの森」にずらりと登場したのは、科学とデザインが生んだちょっと変わったイスたち。本会場は「科学の楽しさをすべての人に」を合い言葉に掲げる創造集団・ガリレオ工房の科学的な観点を下に、クリエーティブディレクター・古屋遥がディレクションを行った。古屋自身でデザインした、真っ赤なハートモチーフが目を引く「ハートバランス!イス」は重力に着目して制作されたイスだ。2人で心地良く座るには絶妙なバランスが必要で、お互いのコミュニケーションをより深めるという意図が込められている。アーティストの鈴木康広がデザインした「日本列島のベンチ」は座ることで実際の日本列島の方角・傾度が分かるベンチ。太陽の動きや、北海道から九州まで緩やかに弧を描いていることまでが体感出来る。その他、「座ってあたためるイス」や「自分のからだを持ち上げるイス」など、個性豊かな全12脚がそろう。開催日の17日に会場へ訪れた古屋氏は、「普段デザインに触れる機会の少ない方のデザインスイッチを押したいから、日常で誰もが行う“座る”という行為に着目した。なんの先入観もなく座って、そこで初めて気が付く驚きや楽しみを体感してほしい」と話す。そのスワリの森に併設された「森の学校」では、期間中の土・日曜日に様々なクリエーターを講師に招く「青空教室」が開校。原研哉の「スイッチの入れ方」講義や、デザイナー山懸良太の「表現する服、着られる服」など、濃厚な90分の授業が用意されている。各回定員制となっており、いずれも無料(一部参加費あり)。現在、ウェブマガジン「六本木未来会議」にて予約を受け付け中。また、毎日11時から18時(※雨天中止)の間には開館される「森の学校の図書館」が開館する。こちらでは、総勢50名のクリエーターが選んだ“デザインのスイッチを押してくれる”1冊を誰でも自由に芝生でゆっくりと読書を楽しむことが出来る。更に、東京ミッドタウン内にあるアトリウムスペースでは、17日から26日までの期間、「ミラノサローネ」で活躍する日本人に焦点を当てた「サローネ イン ロッポンギ」も開催。今年はデザイナー吉岡徳仁の新作「SPARKLE」を用いた「SPARKLE LOUNGE」を披露し、誰でも自由に吉岡の作品に触れられる憩いの場を提供する。その他、「東京ミッドタウンアワード2014」の受賞作品展示スペースや、8名の建築家による「MAKE HOUSE―木造住宅の新しい原型展―」など、様々なクリエーティビティーを刺激するコンテンツがラインアップ。会場にて配布されるイベントガイドを片手にミッドタウンで芸術の秋を満喫するのはいかがだろう?【イベント情報】Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2014場所:東京ミッドタウン住所:東京都港区赤坂9-7-1会期:10月17日から11月3日
2014年10月18日マツダは東京ミッドタウン(東京・六本木)で開催中のデザインイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2014」に出展し、2台の新型「デミオ」を展示している。「SKYACTIV技術」と新デザインテーマ「魂動 - Soul of Motion」を全面的に採用した新型「デミオ」は、国産コンパクトカーのクラス概念を打破するデザインとテクノロジーをリーズナブルな価格(ガソリン車135万~191万1,600円、ディーゼル車178万2,000~219万2,400円)で実現し、各方面から高い評価を得ている。「2014-2015 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したほか、今年度の「グッドデザイン・ベスト100」にも選出された。「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2014」は、「デザインのスイッチ」をテーマに、デザインの現在(いま)を発信する大型イベント。マツダのブースは、「Mazda Design Atelier」の名称で東京ミッドタウンのキャノピー・スクエアに設置され、クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」を搭載した2台の新型「デミオ」が展示された。「魂動」デザインにちなんだ展示もあり、マツダのデザイン哲学を体感できるブースとなっている。「Mazda Design Atelier」は10月26日まで出展。期間中の10月18・19・25・26日には、マツダのクレイモデラーによるクレイオブジェ(クルマのデザインなど工業製品の試作用の粘土で製作したオブジェ)製作の実演会・体験会も実施される(各日13時・15時からの2回開催)。カーデザインの開発過程を実際に見て体験してもらうべく、クレイオブジェの製作作業を実演し、来場者も製作の一端を体験できる機会を提供するという。なお、新型「デミオ」のディーゼルエンジン搭載車については、2WD車が10月23日に発売され、4WD車は12月から販売開始予定とされている。ガソリン車は2WD車が現在販売中で、4WD車は12月から販売開始される予定だ。
2014年10月18日日本デザイン振興会は、2014年「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞した賞品をはじめ、近年この賞を受賞した商品を紹介するイベント「ロングライフデザインエキシビション2014」(G展)を開催する。会期は10月31日~11月3日。開場時間は11:00~20:00。会場は東京都・渋谷ヒカリエ8階「8/」、および明治通り沿いShinQs1階入り口前イベントスペース。入場無料。「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」は、10年以上にわたって生産と販売が続けられ、長い間人々から支持されているデザインに贈られる賞。このたび開催されるイベントでは、そうした身近にあって高い価値をもった「長く愛され続けるデザイン」の良さを広く知らせるべく、最新の2014年度に受賞した25点の商品と、主に2010年度以降に受賞した商品を中心に、日用品や文房具、趣味の道具などのべ90点以上が出展されるという。また、渋谷ヒカリエ 明治通り沿いShinQs1階入り口前イベントスペースでは、アメリカの人気アウトドアブランド・コールマンが、同賞を受賞したキャンプ用品などをセレクトし、デザインにこだわったキャンピングスタイルのプレゼンテーションが行われる。そのほか、10月31日、11月1日、11月3日の3日間は、渋谷ヒカリエ8階の「8/ 」内特設ステージにおいて、同賞を受賞した商品を手がけたデザイナーをゲストに招いたトークセッションを開催。ゲストや開催時刻などについては、「グッドデザインエキシビション2014(G展)」の公式WEBサイトで発表されるとのこと。なお、各回とも定員30人程度で、当日先着順となっている。
2014年10月17日東京都港区赤坂の東京ミッドタウン各所で、デザインの現在を発信する秋のデザインイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH(デザインタッチ)2014」が行われる。開催日時は10月17日~11月3日まで。○ピクニック気分で楽しめる「青空教室」も同イベントは「デザインを五感で楽しむ」をマスターコンセプトに、2007年より毎年開催しているもの。デザインに深い関心のある人から、初めてデザインイベントに参加する来場者まで楽しめるような各種催しを展開し、昨年は延べ約143万人の来場者で賑わいをみせたという。今年は、座ると色が変化するなど、たくさんのユニークなイスが芝生広場に勢揃いする「スワリの森」(10月17日~11月3日)や、都心の森を舞台に、ピクニックから宇宙との通信まで、個性豊かな特別授業が開かれる「青空教室」(10月17日~11月3日)、日本の新しいクリエイターを発掘・応援する「Tokyo Midtown Award」(10月17日~11月9日)などを展開。また、トップクリエイターたちがデザイン特別講座を開く「デザインタッチカンファレンス」(10月26日のみ)や、大規模な国際家具見本市「ミラノサローネ」で活躍する日本人デザイナーや企業に焦点を当てる「サローネインロッポンギ」(10月17日~26日)、自動車メーカー、マツダの自動車を展示しその哲学を体感できる「マツダデザイン展示」なども用意される。そのほか、「時感旅行」をコンセプトとして開発されたEPD Wrist Wear「Smart Canvas(スマートキャンバス)」を体感できる「映像インスタレーション」(10月17日~11月3日)、世界各地から集めた、こだわりのアイテムを扱う東京ミッドタウン各ショップが商品を展示する「デザインのスイッチ:これからのライフスタイル展」(10月17日~11月4日)などのイベントも行われるとのこと。
2014年10月16日10月10日(金)~12日(日)の3日間、スウェーデン大使館で、スウェーデンのキッズブランドを集めた親子イベント「スウェーデン・キッズ・ウィーク 2014」を開催する。スウェーデンは、しばしば日本の育児事情や社会福祉制度などとも比較され、男女ともに育児への積極的な参加を支える社会制度が充実している福祉大国であることが知られている。また豊かな自然は、国民全員のものであり、子どもの頃から自然を享受することを権利として持つ(自然享受権)国でもある。こうした社会背景や風土を土台にして、子どもの安心・安全を大切にする企業文化を持つ育児用品ブランドがいくつも生まれてきたという。「スウェーデン・キッズ・ウィーク」では、抱っこ紐やバウンサーが日本でも人気の「ベビービョルン」や木製おもちゃブランド「ブリオ」、子ども専用アウトドアウェアブランド「イスビョン」、北欧デザイナーによるホームテキスタイルブランド「クリッパン」、そしてルーフラックやサイクルキャリアなどを扱う「スーリー」など、世界中で愛されているスタイリッシュで機能的なスウェーデンブランドがスウェーデン大使館に大集結。出展ブランドの商品を実際に見て、触って、体験できる。そのほか、スウェーデンカフェ、おもちゃ作り体験、“ブンネ”の演奏体験、アニメ上映、そして絵本の読み聞かせなど、親子で楽しめる楽しいプログラムが盛りだくさん。参加は無料だが、専用ウェブサイトより事前登録が必要なのでお出かけになる前にチェックを。(text:Miwa Ogata)
2014年10月07日東京メトロは創立10周年記念行事の一環として、小学生を対象としたラッピング車両デザインコンテストを実施する。「わたしたちの『もっとうれしい東京』」をテーマに、東京や東京メトロの未来の姿をモチーフとしたデザインを募集する。小学生(2014年4月時点で小学校に在籍している児童)なら、全国どこに住んでいても応募可能。東京メトロによれば、「『こんな未来にしたいな、こんな電車を走らせたいな…』という未来へのワクワクする気持ちを描いてご応募ください」とのこと。募集期間は11月24日まで(当日消印有効)。東京メトロ各駅設置のチラシ内の専用応募用紙、または東京メトロ10周年スペシャルサイトからダウンロードした専用応募用紙に必要事項を明記し、郵送にて応募することとなっている。応募は1人1点まで。FAXやメールなどでの応募は不可となる。絵本作家・絵本編集者らの審査により、グランプリ1点と準グランプリ(最大6点)、および入賞作品を選出。グランプリ作品は銀座線1000系1編成にラッピングし、表彰式や出発式を行う。準グランプリと入賞作品は車内中吊りに掲出される。東京メトロ10周年スペシャルサイトにも全受賞作品を掲載する。
2014年10月03日日本オリンピック委員会は10月6日、東京都、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と共同で、「1964東京オリンピック・パラリンピック50周年記念ウィーク」を開催する。開催期間は10月12日まで。10月6日には、「メモリアル展示/オープニングセレモニー」を開催。1964東京オリンピック・パラリンピックの貴重な品々やポスター等の制作物を展示する。初日にはオリンピアン・パラリンピアンをゲストに迎え、オープニングセレモニーも実施する。時間は12時~12時30分(予定)。会場は、丸の内オアゾOO広場(おおひろば)。10月7~9日には、1964年から50年間の「スポーツの力」をテーマに、50年を3つの年代に分け、歴代オリンピアン等による「アスリートトークショー」を行う。7日は君原健二さん(陸上競技)、8日は大林素子さん(バレーボール)、鈴木大地さん(水泳・競泳)、高橋尚子さん(陸上競技)、9日には入江陵介さん(水泳・競泳)が登場する。時間は18時~。会場は丸の内オアゾOO広場。10月10日には、3日間のアスリートトークショーを振り返りながら、オリンピアン・パラリンピアンが50年間の「スポーツの力」について語る「スペシャルトークショー(1964to2020)」を開催する。第1部出演者は、上村愛子さん(スキー・フリースタイル)、大林素子さん(バレーボール)、荻原次晴さん(スキー・ノルディック複合)、ほか。第2部出演者は、阿部一二三さん(柔道)、安西飛呂さん(陸上競技)、一ノ瀬メイさん(水泳・競泳)、入江陵介さん(水泳・競泳)、江村美咲さん(フェンシング)、小谷実可子さん(水泳・シンクロナイズドスイミング)、ほか。スペシャルトークショーの時間は、14時~16時。会場は東京商工会議所 東商ホール。10月11日には、メモリアルイベントを実施。1964東京オリンピックの開会式をオマージュした一般参加型イベント「メモリアルマーチ(1964人の大行進)&メモリアルラン」を行う。出演者は、有森裕子さん(陸上競技)、瀬古利彦さん(陸上競技)、苫米地美智子さん(カーリング)ほか。時間は、メモリアルマーチ(1964人の大行進)が9時30分~10時10分(予定)、メモリアルラン・記念撮影が10時30分~12時(予定)。会場は駒沢オリンピック公園総合運動場、駒沢公園 ジョギングコース。なお、10月10日のスペシャルトークショーでは50組100名、10月11日のメモリアルイベントでは1964名の参加者を一般募集している。募集に関する詳細は、「1964東京オリンピック・パラリンピック50周年記念ウィーク特設サイト」で案内している。
2014年10月02日東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、2020年に開催される「東京オリンピック・パラリンピック」の大会エンブレムのデザイン募集に関して、同委員会の公式Webサイト上にてエントリー受付を開始した。エントリー受付の期日は10月10日 12:00まで。審査対象となる制作物の受付期間は11月4日~11日 12:00正午(必着)。このたびの募集は、最初にWebサイト上にてエントリー手続きを行った後、審査に必要な制作物を指定された期間内に提出するフローとなっている。応募資格は、「東京ADC賞」、「TDC賞」、「JAGDA新人賞」、「亀倉雄策賞」、「ニューヨークADC賞」、「D&AD賞」、「ONE SHOW DESIGN」といったデザインアワードのうち、過去にふたつ以上を受賞しているデザイナー・グラフィックデザイナー・アートディレクター。ただし、佳作・ショートリスト・インブックの場合は応募対象外。一方、同一の賞を2回以上受賞している人は対象内となる。加えて、デザイナー個人としての応募が必須で、事務所・会社名義での応募は不可。そのほか、日本語でのコミュニケーションが可能な人(通訳によるコミュニケーションも可)、日本国内での行事・打ち合わせなどに参加可能な人とされている。審査員は、グラフィックデザイン領域からは永井一正、浅葉克己、細谷巖、平野敬子、長嶋りかこといった面々が名を連ね、CMを中心に広告分野で活躍する高崎卓馬、インテリアデザイン領域で国際的に活動を続ける片山正通、インタラクティブ/デジタルアート領域からはライゾマティクスの真鍋大度らが参加している。また、エンブレムが採用されたデザイナーに対する賞金・エンブレム制作および著作権譲渡対価は100万円(税込)。副賞として、2020年東京オリンピック競技大会・パラリンピック競技大会開会式へ招待される。そのほかの入選作品(8名程度)には、賞金・エンブレム制作および著作権譲渡対価として10万円(税込)が支払われるということだ。エンブレムデザインに際する条件や提出物の内容といった詳細については、デザイン募集の要項ページを参照してほしい。
2014年09月19日ゴールデンウィークは暦の上で立夏を迎えます。早いもので初夏です。気候も暖かくなり、肉体的には比較的に過ごしやすい初夏ですが、人によっては精神的に不安定になりやすい季節でもあります。そこでキレイを保つための養生法を、東洋医学をベースに薬膳師マダム晴子がご紹介致します。■天気の良い日は散歩に出かけよう。初夏は一年で最も穏やかで過ごしやすい季節。散歩に出かけるにはぴったりです。精神の安定のためにも、ゆっくりマイペースに自然の中を散歩することをおすすめします。紫外線が強い時期でもあるので、UVカットや日傘は忘れないでくださいね。また、低気圧が近づいている時などは大気が不安定になります。激しい気候変動を起こしている時は、自律神経やホルモンバランスにも影響がありますので、部屋で音楽などを聞いて過ごしましょう。■朝と夜は重ね着して体を冷やさないようにしよう。立夏になると日中は真夏日になる日もあります。Tシャツで過ごせるほど気温も上昇し、つい夏服をひっぱり出してしまいますが、まだまだ朝と夜は気温が下がり肌寒くなります。体温調節ができるように重ね着できる綿の衣類を持ち歩くようにしましょう。■夜は遅く寝て、朝は早く起きる。そして昼寝をしよう。夏の養生法の代表的なものとしてとりあげられるのは、睡眠のとり方のタイミングです。夏は日が長くなってくるので、夜は遅めにベッドに入り、朝は日の出とともに早起きしましょう。睡眠時間が短くなった分を、日中のお昼寝を短時間とることでカバーしましょう。■酸味のあるものを食べよう。外出して散歩をしていると、軽く汗ばむ季節です。汗を補うために、酸味のあるものをいただきましょう。その代表的なものは果物です。汗をかいたらオレンジジュースやグレープフルーツジュースなどの果汁100%ジュースを飲んで渇きと疲れを癒しましょう。食事の中に一品、きゅうりなどの酢の物を加えることでも体調管理することができます。■心を穏やかに保ち、怒らないようにしましょう。初夏の養生法で一番大切なことは、こころのバランスを上手に保つことです。まずは何事にも腹を立てたり、キレたりしないように心掛けることが肝心です。怒らないで精神的なバランスを保つことで、短時間でも夜ぐっすり眠れるようになりますし、のんびりした気持ちで散歩を楽しむこともできます。そうすることで梅雨時や真夏にくるイライラを初夏の段階から防ぐことができます。■おわりにいかがでしたか?初夏の養生は、心の養生です。精神的にも肉体的にも安定した初夏を過ごすことで、次にやってくる梅雨時や真夏に心身のバランスを崩さないしなやかな心と体を手に入れることができます。精神的なバランスを上手に保ち、笑顔で過ごすことが美人の秘訣です。ぜひ試してみてください。(マダム晴子/ハウコレ)
2014年05月01日ついにゴールデンウィークがやってきました。皆さんどのような過ごし方をしますか? 旅行などに出かける人も多いと思いますが、ゴールデンウィーク中はどこも混雑しているのが難点ですよね。そこで、今年のゴールデンウィークはのんびりと自分の家で日本全国をドライブした気分を味わってみませんか。5月31日まで期間限定で公開される、連続80時間の日本縦断ドライブムービーWEBサイト 「ONE SKY,ONE ROAD」 なら、家にいながら、日本中をドライブ旅行する気分が味わえるはず。これは、パナソニックのポータブルカーナビゲーション「ゴリラ・アイ」に搭載された新機能のドライブカメラを活用し、鹿児島県佐多岬から北海道宗谷岬まで、日本縦断4,500kmを走破した記録。驚きをカタチにするWonders! by Panasonicの活動の一環です。ドライブレコーダーといえば、万一の事故対策用のカメラというイメージですよね。けれども、「ゴリラ・アイ」は、「カーナビ+ドライブカメラ」という新発想で、「風景」や「思いがけない出会い」を記録するという新しいドライビング・エンタテインメントを提案。この企画によって、ドライブ気分で日本各地をめぐる楽しさを日本のみならず世界中の多くの人が知ることができそう。サイトは、4つのムービーを楽しむことができます。ひとつは、鹿児島県佐多岬から日南フェニックスロード、瀬戸大橋、富士見大通り、渋谷文化村通り、日光いろは坂など、北海道の宗谷岬までの80時間にも及ぶフルタイムムービー。まさに日本縦断4,500kmをあますことなく収録したムービーです。ゴールデンウィークでたっぷり時間があるときに、行ってみたいところをチョイスしながら楽しんでは?約2分間に編集した高速ダイジェストムービーでは、次々に変わっていく景色に、日本列島の大きさや、各地の美しい風景を感じられそう。さらに映像と地図を同時再生したマップ連動再生ムービーや、8日間の走行中に起きたハプニングなどを集めたドキュメント映像のメイキングムービーが楽しめます。撮影スタッフによると、撮影期間中には日本へ大寒波が到来し、雪のため道路の閉鎖や凍結などさまざまなハプニングに見舞われながらの撮影を続けた末にたどりついた最終日の宗谷岬では、晴天に恵まれ、海の向こうに樺太を望むことができ感無量だったとか。日本国内でも足を運んだことのない地域や、行ってみたいところは、まだまだたくさんあるはず。この「ONE SKY,ONE ROAD」で、その風景を一度目にしてみては?ゴールデンウィークを彼氏とのんびり楽しく過ごしたいなら、家で「ONE SKY,ONE ROAD」を見ながらまったりドライブデート、オススメです。・パナソニック 公式サイト 「ONE SKY,ONE ROAD」は こちら から
2014年04月28日ゴールデンウィークのご予定は決まりましたか?早いうちから予約しておかないとどこへも行けないということに・・・・・・。今回は、どこに行くと恋の出会いがあるのか、12星座別にお教えします。■地のエレメンツは恋の出会いがいっぱいゴールデンウィーク期間は太陽が牡牛座を通過中なので、牡牛座の方は毎年運勢好調で一歩リード。山や高原など高いところにでかけるのがおすすめ。星降る夜に恋の願いをかけるとそれが叶いそうです。都会派のあなたは、展望台やホテルの高層階の部屋などでもOK。山羊座もレジャー運&恋愛運絶好調。行く先々で恋の出会いが待ち受けているといっても過言ではありません。乙女座には海外旅行がおすすめです。南の島にいってマリンスポーツを楽しんだり、テーマパークや遊園地にでかけて思い切りエンジョイしたり・・・。鉄壁の乙女座のガードも、ちょっぴり緩んで恋の受け入れ態勢ができそう。■水のエレメンツは友達が恋のかけ橋に蟹座は友情運がとてもいいのでみんなでわいわいグループ旅行がおすすめ。男女混合にすればその中からカップル誕生の可能性も大いにあり。幸運の星木星が入宮中で強運なので、ライバルの多い男性のハートもみごと射とめられそう。蠍座は仲のいい友達とふたり旅がラッキー。二人でパワースポットにでかけましょう。恋の願掛けをすると結婚につながるような恋の出会いがありそう。魚座は近郊への小旅行に数多く出かける方がいいことあり。日帰り旅行やドライブもおすすめ。意中の男性を誘ってみると二人の関係が一歩前進の予感。■火のエレメンツの幸運のキーワードはリピーター牡羊座はちょっとリッチな旅行が恋へとつながります。いいところに泊まったり、いい物を食べたりすると玉の輿にのれるかも。獅子座はリピーターになることが幸運の鍵。何度もいっていると部屋をアップグレードしてもらえたりしそう。ポピュラーな観光地が楽しめます。射手座は仕事や勉強に役立つような場所へ。同じ職場や学校の人とばったりあったらご縁ありと思った方がいいかも。■風のエレメンツは意外な展開に水瓶座は帰省したり、家族旅行にでかけたりすると異性からの評価アップ。意中の彼の地元にいくのもよさそう。知り合いにあったとき、彼がちゃんと紹介してくれたら、脈あり。天秤座は友達や家族など同行者のいきたいところにつきあうのがラッキー。自分では選ばないようなところほどいいことありなので断らないこと。友達の知り合いと合流して、恋がめばえる可能性も。ただし、友達がその人に気があるかどうかはちゃんと確かめて。双子座は予定していても、いけなくなったりする恐れ。無理して強行してもいいことなし。リベンジの機会はありますから、とりあえず延期しましょう。無事いけた場合は秘郷の温泉などがおすすめです。■おわりに長いお休みも、何もしないまま終わってしまうことが多いあなた、恋の女神は家まで訪ねてきてはくれません。旅行にいかなくても、出会いを求めてあちこち飛び回ることが成功の秘訣です。(小泉茉莉花/ハウコレ)
2014年04月20日三越伊勢丹の基幹3店(伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、銀座三越)で、「三越伊勢丹デザインウィーク2013(ISETAN MITSUKOSHI DESIGN WEEK 2013)」が23日よりスタートした。注目は、伊勢丹新宿店のメイン企画で、「マルニ木工」と「ミナ ペルホネン(mina perhonen)」の初コラボレーションとなる「ふしとカケラ」(本館1階ザ・ステージ)。深澤直人がデザインしたマルニ木工のアームチェア「HIROSHIMA」に、ミネ ペルホネンの余り布でパッチワークした生地や、使い込む内に擦れたところから別の色が現れ経年変化が楽しめる新作ファブリックを使用したオリジナルチェアが登場。100脚限定生産とレアな逸品を目掛けて開店前より行列ができていた。イベントでは「HIROSHIMA」の座面の形をしたミナ ペルホネンの限定バッグも3種用意。会期は29日まで。本館5階リビングフロアでは、「マリメッコ(Marimekko)」の限定品や廃盤になったファブリック、食器、ステーショナリーなどがそろうマーケット「マリカウッパ(MARIKAUPPA)」がオープン。新作「ウエザー・ダイアリー(Weather Diary)」の食器を始め、人気のプケッティ柄を使用した伊勢丹限定カラーアイテムが数量限定で登場。会期前より問い合わせが殺到しているという。その他、北欧デンマーク家具の代名詞ともいえる「フリッツ・ハンセン(Fritz Hansen)」のセブンチェアに英国ファブリックブランド「デザイナーズギルド(DESIGNERS GUILD)」の生地を張ったコラボチェアや、家具デザイナー・尾方新一の「ビーン・スツール(BEAN STOOL)」、陶芸家ルーシー・リーに影響を受けた若手陶芸家(青木良太、田村一、竹村良訓、田中信彦)をフィーチャーした「ライフ・イズ・アート(LIFE is ART)」、漫画『へうげもの』とコラボし茶道具を集めた「Chanoyu Oribe-tique」など多彩なイベントが開催されている。また、日本橋三越本店では、絵本作家・いちかわともこが手書きで描いた限定のマトリョーシカが29日まで展開。銀座三越ではifs未来研究所所長・川島蓉子による空想デパート「川島屋未来百貨店」がオープンしている。三越伊勢丹では「HAND MADE BY/FOR ME(私による私のためのハンドメイド)」をテーマに、11月5日までの会期中、全30を超えるイベントが予定されている。
2013年10月23日お正月以来会っていないお母さんが、東京観光も兼ねて、ゴールデンウィークに東京に遊びに来るという。たまには親孝行しなくては、ということで、プランを練っているところ。築地で美味しいお寿司を食べたり、スカイツリーを見て浅草観光したりするのもいいけど、せっかくだから、二人でとっておきの時間を過ごしたいなと思っていたら、とってもいい情報が。毎年行われているというクラシックの音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭(LFJ)2013」が、丸の内でちょうどゴールデンウィークの5月3日から5日に行われているという。これは、もともとフランスで始まったクラシックの音楽祭。日本でも開催が始まったのは2005年。それから毎年、有料、無料含め朝から晩までたくさんの公演が行われる上、1公演45分という聴きやすさもあって、これまででのべ526万人もの観客を魅了しているそう。今年のテーマは「パリ、至福のとき」。19世紀後半から現代まで、パリを彩ったフランス、スペインの作曲家たちの色彩あふれ、情熱みなぎる150年間の音楽のパノラマが繰り広げられるという。公式サイトを見てはみたものの、クラシックにうとい私。3日間で有料公演だけでも約130公演もあるとなると、何を選べばいいか迷ってしまう。タイムテーブルを見たりして、いろいろと迷っていたときに開いた「アーティストから探す」というページ。案の定、知っている人はいなかったのだけれど、曲目に「タイスの瞑想曲」を発見! これは聴いたことがある。名手の誉れ高いヴァイオリニスト、オーギュスタン・デュメイヴァイオリニストのオーギュスタン・デュメイという人は、「フランコ・ベルギー楽派の正統な継承者」と評される世界的奏者だそうで、1979年にカラヤン指揮ベルリン・フィルのソリストに抜擢されたとか。クラシックにうとい私でも、カラヤンとかベルリン・フィルぐらいなら耳にしたことはあるから、何かすごそうな人というのはわかる。ぜひ、聴いてみよう。古き佳き時代のパリの雰囲気を母にも楽しんでもらえそう。公演時間は、5月3日の19時15分からだから時間も食事を終えた後にゆったり聴くにはちょうどよさそう。聴き慣れなくてよく知らないクラシックを何時間も聴くのはちょっと大変だけど、45分なら十分楽しめそう。きっとロマンチックなひとときになるはず。ただ、もしかしたらお母さんは曲を知らないかもしれないから、事前に聴いておいてもらえるといいかも。「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」は、そのためにも抜かりがなくて、スマホで予習用のアプリがあったり、携帯で聴けたり、タワーレコードのサイトにも特設ページが用意されてからとっても便利。クラシックを多くの人に楽しんでもらいたいという気持ちが伝わってくるみたいで、何だかうれしい。お母さんにもちゃんと伝えておかないと。せっかくだから楽しんでもらいたい。昼間は、二人で東京をあちこち回って、お買い物をしたり観光を楽しんだりした後は、ゆっくりとクラシックを堪能して、それから丸の内のおしゃれなお店で美味しいお酒を飲むのはどうかしら。コンサートの感想をお互い話したりしながら。デートプランとしては最高だと思うんだけど、お母さん喜んでくれるかな。・ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 公式サイト
2013年04月25日4月に入り、春も爛漫、お出かけにぴったりな季節になりました。そろそろゴールデンウィークの過ごし方を考え始めている方もいるのではないでしょうか。旅行などで遠出をするのも楽しみのひとつですが、親しいお友達と一緒に美味しいスイーツとお酒でゆったりとしたひとときを味わうのはいかがでしょうか。ラグジュアリーなホテル空間で、人気店の限定スイーツと、今注目のお酒のマリアージュを満喫できる大人のイベント「スイーツマリアージュin東京2013」がゴールデンウィーク(5月3日・4日)に開催されます。このイベントのポイントは、なんといっても、「お酒入りのスイーツ」や「お酒に合う大人のスイーツ」など、この日にしか味わえないオリジナルスイーツを楽しめること。さらに、カクテルやワイン、ウィスキーから日本酒にいたるまで、今話題の人気のお酒とスイーツとの新たなマリアージュ(相性の良い組み合わせ)を体験できます。登場するスイーツは、約20店舗の人気スイーツ店から50種類にも及ぶ厳選されたものばかり。これだけのスイーツが一同に会す機会など、そう滅多にあるものではありません。スイーツ好きにはたまらない企画です。出品するスイーツ店は、特に女性に人気の野菜スイーツ専門店「パティスリーポタジエ」や、自由ヶ丘の名店「モンサンクレール」、テレビ番組「ソロモン流」にも登場した「ショコラティエパレドオール」、旬の果物で常に高い人気を誇る「タカノフルーツパーラー新宿本店」など。もちろん、イベント会場となる「ホテル椿山荘東京」のホテルスイーツも登場します。ほかにも「オリジンーヌ・カカオ」「自由が丘ロール屋」「ソルレヴァンテ」「マキシム・ド・パリ」「テオブロマ」「パティスリーレザネフォール」「キャトーズ・ジュイエ」「レ・アントルメ国立」「パティスリーノリエット」「銀座マルキーズ」「パティスリーナオキ」「ボンスイーツ&スマイル」「箱根ホテル小涌園」といった名店からも出品されます。これらの50種類のスイーツから3種類を選び、好きなお酒と一緒に楽しめます。ノンアルコール飲料、ソフトドリンク、コーヒー・紅茶もあるので、お酒があまり強くない人も安心ですね。お酒は「新山崎」や「響」、カシスやカンパリなどのカクテルで女性にも評判の、サントリーの人気商品が揃います。例えばカクテルにはフルーツ系のスイーツ、ウィスキーやワインにはショコラ系の濃厚なスイーツ、日本酒にはシフォンケーキやチーズケーキ…などなど。プロがお勧めする豊富なマリアージュの種類から、自分だけの新たな出会いを発見してみてはいかがでしょうか。そんな大人のためのGWイベント会場となるのは、2013年1月に生まれ変わったばかりの「ホテル椿山荘東京」。「椿山荘」は、今から130数年前、明治の元勲、山縣有朋公が「つばきやま」の地名に基づき、目白の高台に築いた「椿山荘」という庭園に始まります。小川が流れ、四季の花々が咲き誇る、まるで森のような庭園は、三重塔や稲荷神社もあり、都会にいながらにして旅気分を味わえる別世界で、都会の喧騒をすっかり忘れさせてくれそうです。さわやかな風を感じながらイベント前後にお散歩すれば、ゴールデンウィークの特別な一日になることでしょう。イベントは両日とも3部制で、11時、15時、19時から始まり、各々2時間ずつ。スイーツ3種類にドリンク2杯(19時からの3部のみ3杯)にお土産がつきます。約50種類ものスイーツから3種類を選ぶのは、おおいに迷ってしまいそうですね。(各スイーツには限りがあるので、選べない場合もあり)さらに、ホテル宿泊券や温泉券等が当たる「スイーツ抽選会」他、お楽しみ企画も充実して、チケットは3,500円(3部のみ4,000円)。スイーツとお酒だけを考えてもとてもお得です。「ホテル椿山荘東京」という特別な空間で、厳選されたスイーツとお酒とのマリアージュをゆったりと味わい、極上のひとときを過ごせます。ケーキバイキングでたくさんのケーキをお腹いっぱい食べるのも女子のお楽しみですが、ときには厳選されたケーキと美味しいお酒とのマリアージュをゆったりと味わいながら、「ホテル椿山荘東京」という特別な空間で、極上のひとときを味わってみませんか。これぞまさに大人の女性の楽しみですね。各プレイガイドでチケットは既に発売中なので、ゴールデンウィークの予定を考え中なら今すぐお友達を誘ってみては? 日本の美意識で世界をもてなす新生「ホテル椿山荘東京」の優雅なアプローチを通り抜ければ、スイーツとお酒に酔いしれる時間が待っています。■スイーツマリアージュ in 東京 2013 公式サイト 日時:5月3日、4日 第一部11:00~13:00、第二部15:00~17:00、第三部19:00~21:00会場:ホテル椿山荘東京 プラザ5階オリオン 会場はこちら チケット:各プレイガイドで発売中 第一部、第二部 ¥3,500、第三部のみ¥4,000 チケットはこちら
2013年04月05日多摩美術大学は3月2日・3日に、グラフィックデザイン学科の卒業制作作品展「NUDE」を、恵比寿ガーデンプレイスで開催する。グラフィックデザイン学科は、4年間を通しデザインの基盤である多様なビジュアルコミュニケーションを学ぶ学科。同展では4年間の集大成として、イラストレーションやタイポグラフィ、写真などのグラフィック・映像・立体作品、また、ブックデザインやブランディング、パッケージなどと多岐にわたる作品を展示する。同展は恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンホール/ルームで開催。3月2日は10時~19時、3月3日は10時~17時まで。入場料は無料。詳細は卒業制作作品展「NUDE」公式サイトで案内している。同サイト「プログラム」ページでは、映像作品のダイジェスト版を公開中。当日は会場1階のガーデンルームにて映像作品を鑑賞できる。また、Facebookページでも情報を発信している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年02月23日