ちゃんと備えてる? 3.11に見直したい防災対策&オシャレ備蓄食あの東日本大震災から、早くも4年。なかには防災意識が薄れてきている人もいるかもしれません。しかし、災害は忘れたころにやってくるもの。ちゃんと備えをしている人も、していない人も、この節目に防災アイテムを見直してみましょう。今回は、食料を中心にポイントを解説。普段使いもできるオシャレな備蓄食も紹介します。●一人暮らしの人は要注意! 自宅に食料はありますか?働く女性は忙しいもの。なかなか自炊ができない人も多いでしょう。まして一人暮らしだと外食やコンビニ食が多くなり、冷蔵庫を開けても何もない…なんてことも。これでは万が一何かあった場合、その日食べる物にも困ることになります。農林水産省は「最低3日分、できれば1週間分の食料品の備蓄」を各家庭に呼びかけています。大きな災害があっても、自宅がよほど大きな被害に遭わないかぎり、避難所で生活することはありません。つまり、「電気や水道などのライフラインが止まった」「食料が手に入りにくい」という状況で、しばらく自宅で生活することに。その状況を想定して備蓄しておきましょう。必須アイテムは、「水」「食料」「カセットコンロ(ボンベも忘れずに!)」の3つ。「わかってはいるけど、なかなか…」という人は、防災用食品にこだわらず、普段から保存性の高い食品を買い置きすることを意識して。お米、乾麺、カップ麺、シリアル、缶詰、乾物、レトルト食品、インスタント味噌汁などがあるといいですね。日頃から使いつつ買い足していけば期限切れの心配もありませんし、急な体調不良のときにも役立ちます。水は、飲用と調理用で、大人1人あたり1日3リットルが目安。1週間分を買い置きするのはスペース的になかなか難しいかもしれませんが、できるだけ多めに用意しておくと安心です。●オフィスで過ごすことも考えて、デスクにも食料を東日本大震災のとき、東京で発生した帰宅困難者は10万人を超えたと言われています。女性の体力で長距離を歩いて帰宅するのは大変ですし、いつもと治安状況の異なるなか、暗い夜道を歩いて犯罪に巻き込まれるリスクも。特別な理由がないなら無理に帰宅せず、職場で過ごす選択肢も検討しましょう。そのためにも、職場にも多少の食料品をストックしておくこと。近所のお店が品薄になったり、高層ビルのエレベーターが使えなくなったりするので、カップ麺のほか、お湯がなくても食べられる缶詰や日持ちするお菓子などがあるといいですね。また、忘れがちなのが衛生用品。歯磨きセットや生理用品は普段から置いている人もいると思いますが、そのほかにもコンタクト用品、ストッキングの替え、メイク落としシートなどを準備しておくと安心です。東日本大震災以降、企業にも食料や毛布を備蓄することが推進されています。自分の職場がどのような対策をしているか知らない人は、この機会に確認しておきましょう。●沈んだ気分も上がる「TERRA CAFE BAR」のオシャレ保存食備蓄食料は実用性がいちばんですが、大変なときこそ、美味しいものを食べて元気を取り戻すことも大切。世界の保存食を集めたセレクトショップ「TERRA CAFE BAR(テラ カフェ バール)」(東京都品川区・天王洲アイル)には、美味しくてオシャレな商品もそろっています。なかでも、スタッフ一押しという防災用食品はこの2つ!・防災食とは思えない美味しさとバリエーションの「ミリメシ」ミリタリーの「ミリ」と、ご飯の「メシ」で「ミリメシ」。その名のとおり、戦闘糧食の技術を活かしたレスキューフーズです。発熱セット、レンゲ、紙ナプキンまで入っているので、ほかに何もなくてもOK!アツアツの食事は、心まで温めてくれそうですね。メニューは、カレーライス、牛丼、シチュー、中華丼、ハンバーグとバラエティー豊かで、防災食であることを忘れてしまいそうなほど。保存期限は約3年半。価格はいずれも1080円(税込)。・パン好きガールは要チェック!「缶入りソフトパン」缶詰入りのパンはいろいろありますが、こちらは、独自の製法で焼きたての風味を缶に閉じ込めたという自慢の逸品だそう。たしかに缶詰とは思えない、しっとりとした食感には驚き!味はストロベリー、コーヒー、黒糖、ミルク、チョコレート、キャラメルの6種類あります。保存期限は味によって3年半~5年。価格はいずれも420円(税込)。店内にはほかにも燻製、塩漬け、干物、発酵食品、缶詰、フリーズドライなど多様な保存食がそろっていて、アウトドアや忙しい日のお助けアイテムとしても活躍してくれそうです。イートインスペースで人気の保存食をアレンジした週替わりランチは、自宅で保存食を活用するときの参考にも。季節のイベントも開催しているので、気になる人は足を運んでみて。「防災のため!」と肩ひじ張らず、まずは普段の生活に保存食を取り入れることから始めてみませんか?<取材・文/島田彩子取材協力/TERRA CAFE BAR(テラ カフェ バール)>
2015年03月11日NECは3月10日、豊島区において、防災カメラで撮影された群衆映像から混雑状況の把握・異変検知を行う「群衆行動解析技術」を用いたシステムを含む「豊島区総合防災システム構築業務委託」を受注したと発表した。同システムは2015年5月に稼働、6月に本格運用を予定している。「群衆行動解析技術」とは、異変につながる「群衆全体の動きの変化」を、個人を特定することなく解析する同社が開発した技術。混雑度を高精度に推定し、異常混雑や滞留者の流れの異常などを、カメラ映像を用いて検知する。新システムでは、群衆行動解析技術により、防災カメラの映像から、人と人が重なって見えるほどの混雑時も群衆の状況を高精度に解析すること、異常が発生した場所の混雑レベルや群衆の流れを速やかに解析することが可能。異常が発生した場合は自動的に職員に対しアラートを通知する。そのため、異常の発生場所や状況を即座に把握でき、支援要請や情報発信などが迅速に行えるようになるほか、混雑状況の監視に係る職員の業務負荷を軽減することも可能となる。豊島区では、1日約259万人の利用者を有する池袋駅をはじめとする主要駅周辺、幹線道路、救援センター(災害時の避難場所となる学校など)に、51台の防災カメラを設置。これらのカメラ映像を新庁舎災害対策センターにて収集し、災害時には区民による通報情報などとともに一元的に管理する。
2015年03月11日NTTは3月9日、ICTを活用した防災・危機管理ソリューションとして、自治体の災害・危機管理対策本部に向けた「危機管理情報マネジメント支援システム」、Twitterを活用した「防災アプリ」、「災害対策用可搬型バックアップ電源」を開発したと発表した。「危機管理情報マネジメント支援システム」は、自治体の危機管理室(EOC: Emergency Operations Center)の危機対応を支援するため、国際標準に基づく危機管理情報マネジメントフロー(自治体の災害対応ノウハウ)をシステムに組み込み、各種システムと連携・集約した情報を一元管理し、総覧できるようにするもの。Operational Planning "P"によるナビゲーション(Plan画面)、非定型業務の管理(Do画面)、状況認識の統一(See画面)の3つの画面から構成される。「まちアプリ」は、災害時も平時も両方で活用できる機能が盛り込まれており、普段からアプリに触れることで、円滑な住民同士の自助・共助を実現する。例えば、平時から防災を意識してもらうため、公共機関が提供する近隣エリアの浸水シミュレーションやハザードマップが閲覧できるほか、「観光アプリ」として、話題になっているスポットや地域の話題・イベント情報などを閲覧できる。災害時は、Twitterでつぶやかれたツイートから被災状況などに関する情報だけを抽出し、避難時の支援を求めるつぶやきや、内水氾濫の発生を知らせるつぶやきなどの投稿を地図上にマッピングする。「災害対策用可搬端バックアップ電源」は、エネルギーマネジメントの機能を持つ「制御ユニット」(約8kg)と蓄電池の機能を持つ「蓄電ユニット」(約20kg)から構成される。蓄電ユニットの中には、13個の蓄電池(1個当たり1.5kg程度)が収容されています。被災地などへ配備する時には、13の蓄電池を複数人で分担して運搬し、現地で組み立てて運用することが可能。同社が昨年に開発した即時通信回復機能を備えた「アタッシュケース型ICT BOX」とセットで被災地に持ち込むことにより、避難所や災害対策本部などの通信を2~5日間確保するという。
2015年03月10日東京都都市整備局は3月6日、広域交通ネットワーク計画の中間まとめを発表した。都はこれまで国や鉄道事業者等と連携し、平成12年の運輸政策審議会答申第18号に位置付けられた路線の実現に取り組んできている。平成27年までに開業することが適当であるとされている路線は16路線あるが、すべてが開業あるいは事業中の状況にあるという。一方、それら以外の路線は事業主体や事業採算性等の課題があり、都内の全路線が未着手となっている。今回、都は整備効果が高いことが見込まれるとして、東京8号線延伸、東京12号線延伸、多摩都市モノレール延伸(箱根ヶ崎方面)、多摩都市モノレール延伸(町田方面)、JR東日本羽田アクセス線の5路線について、整備効果などを示した。東京8号線延伸(豊洲-住吉)の整備効果は、東西線の高い混雑率の緩和に大きく寄与するとともに、周辺の既存路線と結節することで、臨海部から東京区部東部を南北方向につなぐネットワークが強化され、利便性が大きく向上するという。東京12号線延伸(光が丘~大泉学園町)は、区部周辺部に存在する鉄道利用が必ずしも便利でない地域内を結ぶことで、沿線の利便性の向上に資するという。多摩都市モノレール延伸(箱根ヶ崎方面)と多摩都市モノレール延伸(町田方面)は、多摩地域で、鉄道利用が必ずしも便利でない地域内を結ぶことで、沿線の利便性の向上が図られるとともに、多摩地域の活力の向上をもたらすという。JR東日本羽田アクセス線は、空港アクセス旅客の利用が多く見込まれることから、既存の空港アクセス路線に新たな路線が加わることで、羽田空港への安定的な輸送を確保することができるという。今後、次期答申の全体像や具体的な路線に関する議論など、交通政策審議会における検討状況を見ながら、平成27年度に都の考え方を取りまとめ、国に提出する予定となっている。
2015年03月09日東京都都市整備局は3月3日、2019年度内に運行開始を予定している都心と臨海副都心とを結ぶBRTの基本計画に向けた中間報告を行った。報告書では、BRTの運行の考え方やルート案などがまとめられている。勝どき、晴海、豊洲、有明、国際展示場の各地域における交通の課題を解決すること、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を機に高まる交通需要に対応することを踏まえ、BRTの運行が予定されている。ルート案は、オリンピック・パラリンピックの選手村の開発時期を基準にまとめられている。開業当初から選手村再開発までは「幹線ルート」「シャトルルート」「フィーダー輸送」の3ルートが予定されている。幹線ルートは、(虎ノ門バスターミナル/東京駅)~新橋駅~国際展示場駅~東京テレポートの経路となっている。虎ノ門バスターミナルが完成した時点で延伸の予定。シャトルルートは、(虎ノ門バスターミナル)~新橋駅~勝どきの経路となっている。同ルートは鉄道駅より離れた豊海町・勝どき5・6丁目の需要へ対応するもの。フィーダー輸送は、(虎ノ門バスターミナル)~新橋駅~晴海地区の経路となっている。今後、需要に応じて、豊洲駅方面への運行が検討される。選手村再開発後は、シャトルルートが2つに増え、「選手村シャトル」が追加される予定。選手村シャトルの経路は、(虎ノ門バスターミナル)~新橋駅~選手村となっている。車両については、BRTに高い安全性と快適性を備えるため、内閣府が進める「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」における「自動走行システム分野」で開発が予定される車両の自動制御技術が積極的に取り入れられる予定。車両のトータルデザインは、多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科との官学共同研究の下、検討が進められている。研究では、BRTのイメージを多くの人に持ってもらうため、同学科の学生が色や字体などの組み合わせによるイメージの見本を作成している。
2015年03月05日多摩動物公園では、レッサーパンダの子供たち3頭が順調に成長している。○子パンダたちの"ひとりだち"の準備が着々と進行中レッサーパンダの子供たちは、2014年6月22日と7月5日に同園で生まれたオス3頭。生後半年を過ぎ、体もおとなの3分の2ほどに成長、主食のタケやリンゴなども問題なく食べるようになった。そこで、ふたたび母親たち(アズキとララ)の繁殖をうながすため、2015年1月末に親から完全に離し、子供たちだけの生活をスタート。アズキの子供の「ヤンヤン」と「フーフー」は兄弟でいられるからか、母親から離しても鳴くこともなく、落ち着いている様子だった。一方、ララの子供の「ライライ」は、1頭になると甲高い声で鳴き続け、とても不安になっている様子だったという。同園では、いずれこの3頭を同居させて公開したいと考えていたが、ライライは一人っ子のためか、まわりに合わせるといった行動が取れないところがある。飼育担当者によれば、急に一緒にすると、ヤンヤンとフーフー兄弟がライライをいじめてしまう可能性あるため、同居は少しずつ進めて行くつもりだったという。まずは顔合わせのために、3頭を隣り合った2部屋に入れたところ、ライライが鳴くのをやめて落ちついた様子だったので、予定よりもかなり早く、母親から離した3日後に放飼場で3頭を一緒にした。同居開始からすでに3週間ほど経ったが、追いかけっこやレスリングなど、3頭で元気に転げまわって遊んでいる。放飼場だけでなく寝室でも一緒に過ごしており、台の上でくっついて寝ている姿がよく見られる。飼育担当者は、「"ひとりだち"はもう少し先になりそうですが、どうぞ3頭の成長をあたたかく見守ってください」とコメントしている。同園の所在地は、東京都日野市程久保7-1-1。
2015年03月04日多摩動物公園は2月5日~6月9日の期間、「ネコ展──TAMA ZOOのネコたち」を開催している。場所は、多摩動物公園 ウォッチングセンター 展示ホール(東京都日野市程久保7-1-1)。○多摩動物公園に到着!!同展は、同園内で飼育しているネコ科の動物たちにスポットを当てた企画展。解説パネルや標本展示などを用いて、ネコ科動物の体のつくりや行動、動物園での飼育について紹介するものとなる。ネコ科動物に対して、より知識と関心を深めることができるという。ということで今回、実際に多摩動物公園に足を運んでみた。駅から徒歩1分もしない場所にあり、なおかつ入り口には大きな象があったのですぐにわかった。○トラ発見!多摩動物公園に到着して地図を見た瞬間、最初に思ったのは「広すぎる」ということだった。非常に広大な同園。こんなに大きな動物園を訪れたのは初めての経験だった。先にネコ科動物を見てから、その後にほかの動物達を見て回ろうと思っていたが、これは素直に順路に従ったほうが良さそうだ。最初に出あったネコ科動物は、トラだ。木でできた台のにおいを嗅いだ後、口を半開きにしていた。まるでフレーメン反応のようである。こちらが我が家の猫のフレーメン反応の瞬間を撮影した写真だ。恥ずかしいので、何のにおいを嗅いだのかはふせておくが、非常に似た表情をしている。ガラス越しに、かなり近くまで接近してきたこちらのトラさん。もちろん猫に似ている部分もたくさんあるのだが、とにもかくにもまぁ大きいのだ。猛獣ならではの威厳を漂わせていた。○ユキヒョウもいるさて、お次はユキヒョウだ。この日はたまたま檻の端でこの子がくつろいでいたので、かなり近くで見ることができた。筆者が訪れた際、この子が一声鳴いたのだが、古い扉を無理やり開けたときに出る音にそっくりで驚いた。その後、小さく口を開け、ムッと閉じていた。そんなしぐさも猫にそっくりだ。こちらがうちの猫の様子。下のキバをちらりと見せた後、ムッと同じく口を閉じる。模様も体格もかなり異なっているが、やはり、同じネコ科。たくさん共通点がある。近くまでユキヒョウが立ち上がり近寄ってきた。この角度から見るとかなり目つきも鋭く、見ほれるほど美しい。が、角度が変わり横顔を見てみると途端に幼い印象を覚える。これは猫の特徴でもあるかもしれない。我が家の猫の横顔もご覧の通りだ。正面から見ると成猫のガッシリした顔つきだが、横顔は少しだけ幼く見える。この日はご機嫌だったのか、ユキヒョウはゴロゴロと地面の上で寝転がっていた。とても気持ち良さそうに目をつむっている。我が家の猫もこれと同じ仕草をすることがある。うれしいことがあった時などに、床にゴロゴロと転がるのだ。こちらの写真は、買ってもらったばかりのオモチャが嬉しすぎて恍惚の表情でスリスリしているシーンだ。ユキヒョウのお尻を撮影することにも成功した。模様こそ、文字通りヒョウ柄なのだが、お尻の構造は素人目に見てもかなり猫と近いものがある。こちらがうちの猫のお尻だ。モフモフで非常に愛らしい。○迫力満点のライオン!!そしていよいよ、百獣の王ライオンに会いに行くことにする。同園では、ライオンだけはこのように、バスの中から見ることができるのだ。まるでサファリパークのように、かなり接近してライオンたちを眺めることができる。バスの窓の箇所にはお肉が固定されているので、それを目当てにライオンたちがバスに近づいてくるのだ。じっとバスが来るのを見つめるメスライオン。その後ろ姿は猫にそっくりだ。こちらが猫の後ろ姿。人形用のベッドを自分のベッドとして買ってもらったうちの猫。これは何だろうとしげしげとチェックしていた。さて、筆者も早速バスに乗ってみることにする。平日の昼間に取材をしたので、バスの中は比較的空いていた。バスがやってきたのを確認したメスライオン。お肉目当てに窓ガラスに近寄り……。キバと舌を上手に使い、固定されたお肉をもぎとっていく。ライオンの舌は、意外にもかなり美しいピンク色をしている。もう少し……何というか……血のように赤い色をしているかと思っていた。ちなみに猫の舌はこのような色をしている。肉をそぎとるため、犬よりもずっと舌の表面がザラザラしている。色はライオンに比べると少し彩度が高いかもしれない。ウシの骨が鎖で固定されていた。もうこちらの骨はライオンたちにかみ砕かれて、一部しか残っていなかった。一生懸命肉を食べるメスライオン。この時チラリと見えた肉球があまりに大きくて萌えポイントだった。色は味わい深いダークブラウン。猫の肉球はこんな感じ。猫の毛色によって肉球の色は変動するが、うちのサバトラ白の猫はピンクと黒のアポロチョコ型だ。「もっと肉はないのか」としばらく窓をスンスンと嗅いでいたこちらのライオン。もう肉がないとわかると悲しそうな顔をしていた。そんなところも猫にそっくり。我が家の猫も、ご飯を食べ終わった後は「フッスー」と鼻息をもらし、このような表情をするのだった。また、こちらのライオンの横顔を撮影することに成功。先ほどのユキヒョウよりは、少し面長であることがわかる。顔の大きさの割りに耳が小さく可愛らしいのも特徴だ。猫の横顔はこんな感じ。顔の大きさに対して耳がわりと大きいのがお分かりだろうか。顔もまん丸で実に愛らしい。○チーターも!!そしてお次は地上最速の動物、チーターだ。これまでトラやライオンなどを見てきたので、いきなりチーターを見てしまうとそのあまりの体の細さに少々驚く。お座りしたシーンを真正面から見るとこのような感じだ。あまりに細い。トッポ3本分くらいしかないのではと疑ってしまうくらい細かった。猛獣であることは重々承知であるが、美しい毛皮を持つ大きめの猫では……と一瞬錯覚してしまう筆者であった。チーターがこちらをフイと向く。驚くべきことに、顔の横幅と肩幅がそう変わらないのだ。しなやかで細く美しいチーターの体のラインを堪能することができた。ちなみに猫が同じポーズをするとこんな感じ。……わかっているので頼むから「太いですね」とは言わないでほしい。これでも適正体重を維持している立派なダイエット成功坊やなのだ。骨が太いのでむっちりして見えるだけなのだ。○サーバルさて、最後に会いに行ったネコ科動物は、こちら。サーバルだ。これまで会ってきたネコ科に比べると、グッと小柄で可愛らしい印象を受ける。近くに寄って見てみても、メインクーンやノルウェージャンフォーレストキャットなどの大型猫でもこれくらいの大きさの猫はいるのでは、と思うほど、小さな体をしていた。後頭部の撮影にも無事成功。耳が少し大きめなのが特徴だ。耳の先には、色をつけ忘れたのだろうか、黒の色が乗っていない部分があり、これがまた可愛らしさを沿えている。猫の後頭部はこちら。サーバルに比べると、横幅があるのが違う点だろう。サーバルはどうなのか知らないが、猫の後頭部は非常に良いにおいがする。「猫の後頭部の匂い」という香水があれば絶対に売れると確信している。そして、可愛らしいご尊顔も拝見。少し目じりが下がっているせいか、「ショボン」とした表情のように見える。猫のショボン顔がこちら。いつも弟猫にオヤツを奪われてしまう兄猫。この日は、オヤツを取られないよう、階段をダッシュで上り、むしゃむしゃと食べ……ようとしたその瞬間、口を開いた拍子にオヤツを落としてしまったのだった。落ちたオヤツは弟猫に奪われ……。その様子を上から見ているシーンがこちらだ。○ネコ展のパネルさてさて実際の生きたネコ科動物達との出会いを楽しんだ後は、パネル展に足を運ぶ。こちらはそれぞれのネコ科動物の肉球スタンプだ。同じネコ科なのに、大分形が違うのが興味深い。こちらはネコ科動物の模型である。先ほどのサーバルも真ん中に設置されている。比べて見るとかなり体格に差があることがわかる。こちらは手の模型だ。中に筆者の手を入れてみると、レバーがあり、そのレバーを引くとにゅう……と爪が出てくる。ネコ科動物たちがどのようにして爪を出し入れしているのか、実際に体験しながら学ぶことができる。こちらはてっきりネコ科動物の赤ちゃんの人形かと思ったが……。近寄って見てみると、残念ながら生後まもなく亡くなってしまった実際の赤ちゃんたちの剥製なのだった。自然界では赤ちゃん達が無事に大人になれる確率は非常に低く、パネル展ではそれぞれのネコ科動物の死亡率についての説明があった。こちらもトラの赤ちゃんの剥製だ。まだこの程度の大きさだと、実際の猫と同じくらいで留まっている。パネル展の奥には、ネコ科動物の人気投票が実施されていた(2月11日から22日まで)。筆者が訪れたこの日は、ユキヒョウに多くの票が集まっていた。2月25日に出された同園の発表によると投票総数は2,402票で、トップはユキヒョウ(702票)。続いてライオン(511票)、サーバル(440票)、チーター(408票)、トラ(341票)の順だったとのこと。なお、ネコ科人気投票の結果は公式ホームページにて閲覧できる。いかがだっただろうか。迫力満点のネコ科動物に会える多摩動物公園のネコ展。是非一度、訪れてみてはいかがだろうか。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2015年03月02日東京臨海ホールディングス、ソフトバンクモバイルは23日、臨海副都心地区で提供している無線LANサービス「東京お台場 FreeWiFi」において、利用エリアの拡大と新規登録サイトの多言語化を行うと発表した。これにより、「ゆりかもめ」の8駅で新たに利用できるほか、中国語(繁・簡)と韓国語での利用登録が可能となる。「東京お台場 FreeWiFi」は、2013年11月より提供されている、国内外からの観光客に向けた公衆無線LANサービス。誰でも利用することができるが、ソフトバンクユーザーであれば、「ソフトバンク Wi-Fi スポット」として利用可能。1日の利用時間は最大で6時間となっている。利用するには、メールアドレスの登録が必要となる。登録はエリア内でも可能だが、「東京お台場.net」より事前に登録することもできる。新規登録は、これまで日本語と英語のみに対応していたが、25日より中国語(繁・簡)と韓国語でも登録が可能となる。SSIDは「FreeWiF_ODAIBA」。エリアが拡大する「ゆりかもめ」の駅は「新橋」、「お台場海浜公園」、「台場」、「船の科学館」、「青海」、「国際展示場正門」、「有明」、「豊洲」の8駅。23日より順次サービスが提供される。それぞれの駅のサービス開始日は以下の通り。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月23日多摩動物公園では、同園Webサイトにて、寒さに耐える「冬のライオンの一日」を紹介している。○冬の寒さに耐えているライオンたちの姿を紹介暦では「立春」や雨水で季節の変化を知る時期となったが、実際にはまだまだ寒さの厳しい日々が続いている。同園のライオン園で寒風に耐えるライオンたちも、手足を伸ばし日差しを浴びる日を心待ちにしている。昼前から15時頃にかけて、ライオン園の北側東寄り(橋側)の壁沿いが日だまりになり、北風も遮られるので、ライオンたちはこの最高の場所に集まり始める。成獣のメスと子どもたちのグループや雌雄のペアが集まってくるが、仲よくみんな一カ所で「ひなたぼっこ」をするわけではない。群れの中の微妙な関係によって群れから外れる個体、闘争心を内に秘めて群れから距離を保つ個体、体を寄せてのんびりする個体などまちまちで、ライオン社会も大変な様子がうかがえる。陽も西に傾く頃、最終のライオンバスを見送ると、ライオンたちは小放飼場を抜けて室内に入る。室内に入って30分ほど経つと、昼間の緊張から解放されたように横になるライオンが目立ち始める。冬を迎え、寒さの厳しいこの季節、背中合わせになったり抱き合ったり、相手の腹の上に足を投げ出したりして、ほほえましい姿でお互いにくっつきながら眠りに入るという。昼間はメスとペアを組み、近寄って来るペアや他のライオンたちを蹴散らかしていたオス個体も、室内では仲よく「団子三兄弟」の状態で寝息を立てている。そして翌朝8時30分には、ライオンバス始発に合わせて飼育係の作業開始。新たな一日の始まりとなる。同園の所在地は、東京都日野市程久保7-1-1。
2015年02月12日多摩動物公園にこのほど、2羽のワライカワセミが来園した。○朝夕に軽快な笑い声を聞かせてくれるワライカワセミが来園朝夕に軽快な笑い声を聞かせてくれるワライカワセミが8年ぶりに、しかも2羽、同園に来園した。1羽は2014年11月8日、秋田市大森山動物園から来園。13歳のメスで、足環が赤いので名前は「紅(ベニ)」となる。さらに半月が過ぎた12月23日、将来の「紅」との繁殖相手としてもう1羽、上野動物園から来園。こちらは2014年6月に孵化したオスで、足環が桃色なので「ロゼ」とした。まずはお見合いのため、格子で仕切られた隣の部屋に入れたところ、すぐに「紅」が近づいてきて鳴き始めた。声に反応した「ロゼ」も鳴き返し、長い間おたがいに鳴き交わしていた。見合い開始からわずか5日で同居させてみたが、やはり相性が非常によかったようで、同居後、何の問題もないという。同園南園飼育展示係・高岡英正氏は、「ワライカワセミは1歳で性成熟に達するので、もしかすると今春、繁殖行動が見られるかもしれません。13歳の年齢差。ぜひ『超! 年の差カップル』を見に来てください」と話している。同園の所在地は、東京都日野市程久保7-1-1。
2015年01月27日多摩動物公園は2月10日、「動物脱出対策訓練」を実施する。○ユキヒョウの脱出事故を想定し、脱出動物の捕獲訓練など実施災害などの緊急事態に備えた「動物脱出対策訓練」は年に1度、同園と上野動物園で交互に行なっている重要な訓練。2015年は、多摩動物公園での開催となる。今回は、ユキヒョウの脱出事故を想定し、来園者の避難誘導および脱出動物の捕獲訓練などを、警察署や消防署の協力のもとで行う。なお、訓練時間中は来園者の訓練エリアへの立ち入りを制限する。訓練予定は、「地震により倒木があり、ユキヒョウ舎の運動場ネットが破れ、1頭が脱出」→「園長が非常配備態勢発令、対策本部設置。避難誘導、警察署・消防署へ連絡。場内の安全確認と応急処置」→「脱出したユキヒョウはレッサーパンダ舎付近へ逃走」→「さらにコアラ売店前付近へ逃走し、捕獲作業中の捕獲隊員1名がユキヒョウと接触。救護を要請」→「その後インドサイ舎方面へ逃走。さらに正門方面へ」→「昆虫坂下でユキヒョウは捕獣網に阻まれ、捕獣網内をうろつく」→「動物病院車が到着。麻酔銃(実物ではない)を発射。麻酔効果を確認し、捕獲!」という流れとなる。実施日時は、2月10日 14時~14時45分(小雨決行)。天候や動物などの状況により、変更や中止になる場合がある。場所は、多摩動物公園 アジア園ユキヒョウ舎から正門付近一帯(東京都日野市程久保7-1-1)。
2015年01月26日葛西臨海水族園は1月30日~2月1日、「深海」をテーマにした特別ボトルウォッチング「深海ラボ」を開催する。○貴重な深海生物の生きた個体や標本を紹介同イベントのテーマは、「深海」という環境とそこに暮らす生物。同園が採集した貴重な深海生物の生きた個体や標本を紹介する。水槽で生きた個体や、ボトルに入った標本をじっくり観察でき、スタッフがわかりやすく解説する。紹介する標本は、ラブカ、ミツクリザメ、メンダコ、アカグツなど。一部の標本には、実際に触ることもできる。なお標本は変更になる場合もある。また、特殊な水槽を使った加圧実験、深さ1,000メートルの水温の擬似体験、深海生物採集や輸送のための特殊装置も公開。普段なかなか見ることのできない深海生物を間近に観察できるチャンスとなるという。開催日時は、1月30日~2月1日 10時30分~12時。場所は、葛西臨海水族園 本館2階レクチャールーム(東京都江戸川区臨海町6-2-3)。その他、詳細は同園Webページを参照のこと。
2015年01月19日東京都渋谷区の代々木公園イベント広場で、アジアの音楽を楽しめる「ピーマイミュージックフェスティバル2015」が開催される。開催日時は1月24日~25日、10時~19時まで。入場無料。○新しい年への祈りを込める「ピーマイ」はタイ、ラオス語で「新年」を意味し、旧正月に続く神聖な仏教儀式として国全体で祝われているという。同イベントでは、この「ピーマイ」にちなんだイベントや音楽コンサートを開催。また、フリーマーケットも行われる予定とのこと。
2015年01月16日日比谷花壇と日本愛妻家協会は1月28日、日比谷公園(東京都千代田区)の大噴水前で、「日比谷公園の中心で妻に愛を叫ぶ 男の帰宅花作戦 2015~男は花を持って家に帰ろう」(略称: ヒビチュー)を開催。参加する男性(既婚・未婚問わない)・夫婦を募集している。このイベントは「愛妻の日」(1月31日)を前に、男性に特設ステージの上から妻の名前もしくは妻への感謝の言葉・愛の言葉を大声で叫んでもらうもの。今年で8年目。参加者には、愛妻の日テーマフラワーである"永遠の愛"を花言葉に持つチューリップの花束と、割引特典付き「日比谷花壇特製 愛妻家宣言証」「日本愛妻家協会×日比谷花壇 特製ハグマット」がプレゼントされる。時間は17時~18時。参加希望者はイベント公式サイトの「叫び参加申し込みフォーム」から事前にエントリーし、当日参加受付に17時集合のこと。観覧自由。プレゼントは数に限りがある。未来の妻に向けた愛の言葉の叫びも可。
2015年01月09日多摩動物公園では、オオゴマダラの蛹をあしらったクリスマスツリーを12月23日までの期間限定で展示している。オオゴマダラは沖縄に生息する蝶で、その蛹は金色に輝いてとても美しい。蛹は、普段より同園の昆虫園で観察できるが、今年は蛹が自ら出した糸を利用してクリスマス飾りとして展示するという。同園ではこの他にもカブトムシなどの昆虫で彩られたツリーや、園内の鳥たちが産んだ卵の殻で飾ったツリーなど、多摩動物公園ならではのツリーを展示している。クリスマス期間の展示・イベント情報は、東京ズーネットにて。
2014年12月22日葛西臨海水族園は11月28日より南米チリに出張し、生物採集を実施している。○南米チリで、生きたピコロコを入手チリ北部のコキンボでの生物採集と輸送を無事に終え南部のプエルトモンへ移動、採集を開始した。乾燥した砂漠のようなコキンボの気候に対して、プエルトモンは森林が広がり、島と川そして湖が点在しており、どこか懐かしい日本の一風景を見ているようだという。チリという国が南北に細長く、様々な気候があるということがよくわかる風景となっている。プエルトモンに移動し、最初に巨大なフジツボの仲間、ピコロコを手に入れるため市場を訪れた。アンヘルモという町の市場にて、生きているピコロコを入手。生きたピコロコは、同園の「世界の海」エリアの「チリ沿岸」水槽で観覧できる。また、同園開園25周年のスペシャル企画、動画で送る「『25』の生き物」でも、ピコロコを紹介している。同園の所在地は、東京都江戸川区臨海町6-2-3。
2014年12月17日葛西臨海水族園では11月6日より、イワトビペンギンの展示を再開した。○集団で飛び跳ねながら移動する姿を観ることができるイワトビペンギンは、両足をそろえて岩の上をピョンピョン飛び跳ねて移動する姿から、「岩地で跳ぶペンギン」という意味で、英語では「ロックホッパーペンギン」と呼ばれている。日本語でも同じく「イワトビペンギン」という名前が付けられた。イワトビペンギンは南極周辺に生息しているため、暑さに弱い。そのため、毎年春から秋まで非公開エリアの冷房室で過ごしていた。今回は寒い季節となったため、展示の再開となった。野生のイワトビペンギンは、繁殖期になると海岸の岩場から陸地に上がってくる。岩場の上を素早く移動するため、跳んで移動すると考えられている。その様子を確実に見るには「ペンギンのえさの時間」がオススメという。ただし、一緒に飼育しているフンボルトペンギンの勢いにイワトビペンギンが負けてしまうため、裏側に連れていって餌を与えている。裏側で給餌しているためその様子は観ることできないが、集団で飛び跳ねながら移動するイワトビペンギンは一見の価値がある。ペンギンの餌の時間は1日2回、10時30分と15時から約10分間となる。同園の所在地は、東京都江戸川区臨海町6-2-3。
2014年12月17日多摩動物公園では、12月4日より1月27日にかけて、「干支展」を開催する。○来年の干支「ヒツジ」とその先祖「ムフロン」多摩動物公園は、「ヒツジの祖先ムフロンと家畜のヒツジ。もっと知ろう!ヒツジのこと」をテーマとして、年末年始にかけ「干支展」を開催する。園内で来年の干支「ヒツジ」とその先祖「ムフロン」についてパネル等の展示を行う。ウォッチングセンター内展示ホールでは、家畜としてのヒツジについてその利用方法や、祖先であるムフロンの生態について紹介。ムフロンの頭骨標本やヒツジの原毛も展示される。さらに撮影スポットが用意され、ムフロンの写真と一緒に記念写真を撮ることができる。アジア園 ムフロン舎前では、実際にムフロンを見ながらその特徴について解説パネルを読むことができる。イベント詳細は、東京ズーネットにて。
2014年12月10日東京都渋谷区の代々木公園ケヤキ並木で、タイの文化に触れる「タイ・ナショナルデー・フェスティバル」が開催される。開催日時は12月6日~7日、10時~19時まで。入場無料。○タイやバリの伝統舞踊の数々も披露同イベントは、現・タイ国王であるプミポン国王(ラーマ9世)の誕生日「ナショナルデー」をきっかけに、タイと日本の国際交流を深めるため開催される。期間中、「タイやきそば」や「バジルごはん」、「パッカパオ(ひき肉のオイスターソース炒め)」などを出品するタイフードの店舗が出店されるほか、タイを始めインドネシア、バリなどの伝統舞踊を披露するステージイベントを実施。さらにタイ映画、音楽のワークショップも行われるとのこと。
2014年12月05日東京都渋谷区の代々木公園イベント広場で、世界のグルメや音楽、文化に触れられるクリスマスイベント「ワールドクリスマスフェスティバル2014」が開催される。開催期間は12月20日~23日。入場無料。○音楽で世界のクリスマスの雰囲気を体験同イベントでは、世界各国のクリスマスにちなんだ音楽が披露されるほか、伝統料理などが出品される。開催時間は10時~19時まで。また、フリーマーケットも同時開催するとのこと。なお、詳細は決定次第、ワールドミュージックインターネット放送協会のホームページで公開される予定。
2014年12月05日東京都渋谷区の代々木公園イベント広場で12月27日、世界の音楽と芸術を楽しめる「ワールドミュージック&アートフェスティバル2014」が開催される。入場無料。○世界の伝統音楽と芸術にひたれる1日アセアン+3芸術家協会協会主催の同イベントでは、世界各国の音楽や舞踊を楽しめるとともに、芸術にも触れ合うことができる。開催時間は10時~19時まで。当日は、フリーマーケットも同時開催される予定とのこと。なお、詳細は決定次第、ワールドミュージックインターネット放送協会のホームページで公開される予定。
2014年12月05日葛西臨海水族園では、12月25日まで「ToxinAnimals-知らないとまずい生物」を開催している。○毒持ち生物について学ぼう「ToxinAnimals-知らないとまずい生物」は、大人向けの平日限定クイズラリー。毒を持っている危険な生物についてのクイズに挑戦し、それらの持つ「毒」と「敵から身を守る術」について楽しみながら学んでいく。登場するのは、おなじみのマダコをはじめ、ソハールサージャンフィッシュ、イイジマフクロウニ、マアナゴ、アカハライモリ。クイズを解くことで、毒を持つ意外な生物たちの生態を知ることができる。開催時間は9時30分より16時30分まで。イベント詳細は、東京ズーネットにて。
2014年12月02日多摩動物公園にこのほど、サーバルのメス「ユリ」が来園した。○1歳になったばかりの、若いサーバルが来園「ユリ」は10月27日、羽村市動物公園から多摩動物公園にやって来たメスのサーバル。11月9日に1歳になったばかりの、まだ若い個体となる。来園した「ユリ」は、まずは動物病院で「検疫」を実施。これは今回に限った話ではなく、園の外からやって来た動物には「検疫期間」というものを設け、血液や糞を調べて伝染病などにかかっていないかを調べる。検疫期間は11月8日で終了、サーバル舎に入ることとなった。じつは「ユリ」は、現在同園で飼育しているサーバルの中でも最高齢個体である「シオン」(メス)の孫にあたる。同園北園飼育展示係・野本寛二氏によれば、サーバル舎に入った「ユリ」は、やはり慣れない環境で落ち着かないためか、最初のうちは鉄扉のそばの隅に隠れ、顔を半分だけ出してこちらを窺う姿が目立った。人の行き来を気にするようだったため、部屋の前に目隠しを置いたところ、隠れる場所を鉄扉のそばから目隠しに近い場所に変えてみたりもしていた。しかし「ユリ」はまだ幼く、好奇心には勝てないのか、係員が作業をしていると、その腰にぶら下がっている鍵の束を興味深げに見に来ることもあったという。数日たつと物陰に隠れる頻度も減ってきたため、休園日を利用して運動場に初めて出してみたそうだ。ユリはしばらく部屋から顔だけ出して外を窺うと、運動場のにおいを嗅ぎながら少しずつ行動半径を広げていった。時折通りすぎる車や園内放送の音が聞こえるとあわてて部屋に戻るものの、安全とわかると、運動場の茂みの中に入ってウトウトしている様子も見られたという。野本氏は、「こうした行動を繰り返していくうちに運動場にも慣れていくはずです。現在はまだ練習中なので、運動場に出すローテーションには組み込まれていません。正式デビューするまでもう少し時間がかかると思いますが、もしユリの姿を見かけることがあったらそっと応援してください」とコメントしている。同園の所在地は、東京都日野市程久保7-1-1。
2014年11月28日東京都台東区の上野恩賜公園・噴水広場で、三重県伊賀市の忍者イベント「伊賀上野NINJAフェスタin上野恩賜公園」が開催される。開催日時は11月22日~24日10時~16時まで。○上野公園に"本場"の伊賀忍者が登場期間中は、伊賀忍者の正当な技を受け継ぐ「伊賀忍者特殊軍団阿修羅」による演武や、忍者衣装のマジシャンによるマジック、キッズ忍者たちのダンスパフォーマンスショー、さらに現代の「くの一」、藤崎ルキノさんらによるライブなどのステージイベントを開催。優勝者に伊賀特産品がプレゼントされる「伊賀上野NINJAフェスタ○×クイズ」、伊賀のご当地キャラクター「いが☆グリオ」によるショーも実施される。また、忍者気分で手裏剣打ちの体験が出来る「手裏剣体験コーナー」を設置。上野公園に隠された忍者クイズを解き明かす「忍者の謎解き!クイズラリー大作戦!」では、期間中各日先着200組に忍者衣装を無料で貸し出すので、忍者ファッションに身を包んでクイズラリーを楽しめるという。そのほか、昔ながらの肥育方法で飼育した黒毛和種の処女牛「伊賀牛」の牛肉や、独特のわび・さびが特徴の陶器「伊賀焼」、ソフトな味わいが特徴の「伊賀酒」、演劇用や鑑賞用、子ども向けなどの「忍者グッズ」など、伊賀ならではの商品が販売されるとのこと。
2014年11月21日葛西臨海水族園では現在、「世界の海」エリアの「深海の生物3」水槽にて、ミツクリザメを展示している。○「ゴブリンシャーク(悪鬼のサメ)」を展示ミツクリザメは駿河湾清水沖の水深約100メートルで捕獲され、11月1日 16時、同園に搬入された。底刺し網によって捕獲された個体となる。11月2日 13時時点では、水槽内をゆっくりと安定した状態で泳いでいる姿が確認できる。今回公開した個体は全長約1.2メートルで、ミツクリザメは成長すると全長約3.5メートルになる。世界各地の深海に暮らしているが(水深約1,200メートルまでの水域に生息)、生態などもまだ詳細はわかっていないという。日本以外では捕獲例が少ないが、東京湾、相模湾、駿河湾では多くのミツクリザメが捕獲されている。ミツクリザメの特徴は何といっても、そのあごの構造にある。普段は普通のサメと似た顔つきだが、両あごを大きく突き出すことができ、その際は異様な顔つきに変わる。英語では「ゴブリンシャーク(悪鬼のサメ)」と呼ばれており、最近の深海魚ブームで取り上げられ、テレビなどで紹介されることも多い魚となっている。同園では何度かミツクリザメを飼育してきたが、長期の飼育には成功しておらず、2007年4月の2週間が最長記録。同園では、今回の個体は状態が大変よいようなので、長期飼育に向けて観察を続け、餌の捕らえ方など知られざる生態の解明に努める、としている。なおミツクリザメの飼育は大変難しく、この魚の展示については突然の死亡で展示終了となる可能性が十分ある。死亡の際には、東京ズーネット公式Webページにて告知を行う。同園では、来園を希望する場合には、当該ページにて生存の確認をすることを推奨している。同園の所在地は、東京都江戸川区臨海町6-2-3。
2014年11月06日日立製作所は、独立行政法人防災科学技術研究所の「防災情報システム」を構築し、稼働を開始したと発表した。同研究所はこのシステムを利用して、自然災害に関するさまざまなデータをもとに大規模シミュレーション解析を行い、地震、津波、火山噴火、地すべり、風水害、雪氷災害などの自然災害に関する研究を行うとともに、これらの研究結果などをWebサービスとして随時公開していくという。このシステムは、大規模シミュレーションシステムと公開系クラウドシステムによって構成され、日立のテクニカルサーバ「HA8000-tc/HT210」を中核としており、複数のサーバ間でファイルを共有し、高速なデータ転送による並列処理を可能とする、日立独自開発の分散共有ファイルシステム「Hitachi Striping File System」により、データ処理の高速化を実現しているという。さらに、日立のユニファイドストレージ「Hitachi Unified Storage 100 シリーズ」を採用し、合計約3.3PBの大容量ストレージ環境を実現している。システムのうち、大規模シミュレーションシステムは、従来システムの約21倍となる298.9 TFLOPSの総合理論演算性能を実現。 また、公開系クラウドシステムは、「日立クラウド基盤導入ソリューションPowered by Apache CloudStack」を適用し、研究者が研究結果などを公開する際は、ポータル画面から簡単な操作によってWebサーバやストレージなどの必要なITリソースを準備することができ、オンデマンドで利用できるという。また、災害時などWebサービスにアクセスが集中する際には、Webサーバにリソースを優先的に割り当てることが可能で、さらに、従来設置していた多数の物理サーバを集約し、一元管理できるため、セキュリティレベルが統一され、効率的なシステム運用が可能となる。
2014年11月05日葛西臨海水族園は10月16日より、「東京の海」エリアにて、ギヤマンクラゲを展示している。○"ガラス細工"のように美しいクラゲを展示ギヤマンクラゲは関東より北に分布し、冬から春によく見られる。成長すると傘の大きさは直径5センチほど、長い触手は32本ほどになる。「ギヤマン」とはガラス製品やガラス細工のことで、オランダ語の「diamant(ダイヤモンドの意)」に由来する。その名の通り、透明で非常に美しいクラゲとして知られている。今回展示しているのは、6月に館山湾で採集した個体から繁殖した子供たち。同園飼育展示係・村松茉由子氏によれば、採集してから約2週間後、飼育している水槽の壁やガラス面に糸くずのようなものがついているのに気づいたという。これはポリプといい、卵が孵化してイソギンチャクのような姿に変化したもので、根元の部分が互いにつながっている。ポリプは分裂や出芽(根元から自分と同じ姿のポリプができる)を繰り返し、増え続け、水槽一面に広がっていった。さらに約2週間後、傘の直径が1ミリほどの小さなクラゲが水槽の中を泳いでいるのを発見。そこでポリプをよく見ると、イソギンチャクのような部分の根元にクラゲの元となる「クラゲ芽」ができており、今にも泳ぎだしそうなクラゲがたくさんついていたという。その後、ポリプから次々とクラゲが泳ぎだし、5個体の親から今までに1,000個体以上の子供が生まれた。ギヤマンクラゲの特徴でもある長い触手は、生まれた当初は非常に短く、成長するとだんだん長くなる。村松氏は、長い触手は絡まりやすく、水流が強すぎるとさらに絡まり、弱すぎると沈んでしまうため、ちょうどいい強さの水流に調節するのに苦労したという。同氏は、「多くの方にギヤマンクラゲの美しい姿を見ていただくために、できるだけ長く展示を続けられるようがんばります」と語っている。同園の所在地は、東京都江戸川区臨海町6-2-3。
2014年11月05日東京都のお台場(東京臨海副都心エリア)および丸の内・有楽町エリアで、踊りの祭典「ドリーム夜さ来い祭り」が行われる。開催期間は11月1日~2日。時間は1日が12時~21時、2日が10時~21時まで。○6,000名の踊り子が登場!同イベントは「世界の夢をつなぐ東京の祭りへ!」をコンセプトに、約80チーム・6,000名の踊り子が登場する大規模な踊りの祭典。昨年はニューヨーク・タイムズスクエアでも実施され、日本の祭りからグローバルな祭りへと進化を続けているという。13回目を迎える今年は踊りに加え、米沢ラーメン・仙台牛タン・横手焼そばをはじめとした東北の味を楽しめる「公式フードコーナー・物産展」や「世界の食のフードコーナー」を設置。また、ロック、ポップス、JAZZなど、さまざまなジャンルのバンド、グループが1日を通して演奏を繰り広げる「ドリームミュージックステージ」も開催される。一部会場では、当日受け付けの飛び入り参加チーム「ドリーム夜さ来い正調連」を開催両日に展開。演舞直前に、高知の「正調よさこい鳴子踊り」の講習会を同会場で実施するので、誰でも参加できるとのこと。
2014年10月28日東京都渋谷区の代々木公園けやき並木で、ベジフード(植物性食品)の食事・食品限定の祭り「東京ベジフードフェスタ2014」が行われる。開催日時は11月29日~30日の10時~16時30分。○食事・販売商品は全て「ベジフード」同イベントは、動物性食品(肉・魚・卵・乳製品)を一切使わない植物性食品の魅力やおいしさ、メリットなどを伝えるため実施される。期間中は、有機・無農薬栽培の野菜・果物の販売や、天然酵母パン、オーガニックコットン・雑貨、人気のマクロビオティックやローフードなど、環境と人に優しい商品を扱う店舗が出店。加えて、さまざまな企画をそろえたワークショップやゲストのトークショーなどが開催される。提供される料理は、本物の肉のような触感を持ち、低カロリーなのが特徴のベジバーガーや、豆腐や豆乳を使ったスイーツ、野菜の持ち味を生かしたドリンク、おにぎりやフィンガーフードなど。なお会場には、子ども連れの家族連れでも気軽に立ち寄れるよう、キッズブースや授乳室を完備しているとのこと。
2014年10月28日東京都渋谷区の代々木公園イベント広場で、スペインの雰囲気を味わえる「フィエスタ・デ・エスパーニャ2014」が行われる。開催日時は11月29日~30日の10時~20時。○5,000人規模の恋活パーティーも同イベントは、昨年の日本スペイン交流400周年を契機に、日本におけるスペイン文化の認知度向上・理解促進をはかるためはじまったもの。期間中は、スペイン料理やスペインワインなどを販売する「飲食」30ブース、「ケータリングカー」6ブース、スペイン雑貨や食材、アパレルなどを販売する「物販・展示」10ブース、パエリア1品のみを販売する「パエリアコンクール」10ブースの出店を予定するなど、今年はより規模を拡大して行われるという。そのほか、日本・スペイン両国で活躍するフラメンコのトップアーティストによるステージをはじめ、バンド演奏や、ベネンシアドールの実演などのパフォーマンスを行う「ステージイベント」も実施。著名講師によるスペインワインセミナーやフラメンコ体験、こども向けサッカー教室、5,000人規模の恋活パーティーなど、さまざまな催しが用意されている。
2014年10月28日