赤塚不二夫原作の「おそ松くん」。六つ子が繰り広げるコメディが人気の作品がこのたび「おそ松さん」としてアニメ放映している。六つ子がニートの大人になったという設定で始まった「おそ松さん」は現在インターネットと中心に大人気。この作品にあやかり、マイナビニュース会員300名に「一緒に働きたい"おそ松さん"キャラクター」についてのアンケートをとり、227名からの有効回答を得た。Q. 一緒に働きたい「おそ松さん」キャラクターを教えて下さい1位 おそ松 59.5%2位 チョロ松 18.9%3位 トド松 7.0%4位 一松 6.6%5位 十四松 4.4%6位 カラ松 3.5%■おそ松・「頼りになりそうなので」(35歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「楽しく仕事ができそう」(36歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「一番上同士、わかり合えそうなので」(32歳女性/学校・教育関連/技術職)・「何だかんだでしっかりしてそうだから」(39歳男性/情報・IT/技術職)・「職場を明るくしてくれそうだから」(50歳以上男性/金融・証券/専門職)・「職場に明るさと笑いをもたらしてくれそう。でも責任ある仕事は任せてもらえなさそう」(30歳男性/学校・教育関連/専門職)・「真面目なところもあるので、楽しく無難に働けそう」(28歳男性/情報・IT/技術職)・「なんとなく憎めないキャラがいいから」(29歳女性/学校・教育関連/専門職)・「やっぱり一番しっかりしている」(33歳女性/建設・土木/事務系専門職)■チョロ松・「つっこみが上手だから」(33歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「一番しっかりしていそうだから。きちんと仕事ができそう」(24歳女性/食品・飲料/専門職)・「かわいいところあるから」(35歳女性/医療・福祉/専門職)・「この中では一番まともなので」(35歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「この中で一番常識ありそうだから」(26歳女性/その他/秘書・アシスタント職)・「頭がいい」(27歳男性/建設・土木/事務系専門職)・「ユーモアのある職場になりそうだから」(24歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「唯一話が通じる」(39歳女性/運輸・倉庫/技術職)・「扱いやすそうだから」(28歳男性/建設・土木/事務系専門職)・「ほかはクズすぎる」(28歳男性/電力・ガス・石油/技術職)・「一緒にいて和んで楽しそう」(37歳女性/ソフトウェア/技術職)■トド松・「女性へのサポートが的確そうだから」(32歳女性/不動産/専門職)・「一番まともに仕事が出来そうだし、取引先とのトラブルの解決も上手そうだから」(26歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「かわいいから」(50歳以上/女性/機械・精密機器/事務系専門職)・「憎めないキャラで、楽な気分になれる」(50歳以上/男性/電機/技術職)・「かわいい」(26歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)・「面倒を見てあげたいから」(37歳男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「一番コミュニケーションが取れそう」(23歳女性/その他/その他)■一松・「六つ子のなかで一番冷静で常識人だから」(27歳女性/金融・証券/事務系専門職)・「ブラックな所」(45歳男性/商社・卸/販売職・サービス系)・「真面目で意思も強いから」(37歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「おとなしい」(33歳男性/金融・証券/専門職)・「面白そうだから」(41歳男性/アパレル・繊維/販売職・サービス系)■十四松・「やかましく楽しそうだから」(27歳男性/電力・ガス・石油/技術職)・「職場が明るくなって、楽しく仕事ができそうだから」(28歳男性/情報・IT/技術職)・「かわいい」(28歳女性/学校・教育関連/技術職)・「元気がある」(30歳男性/運輸・倉庫/技術職)■カラ松・「やる気がありそうだから」(26歳男性/農林・水産/技術職)・「たしか一番まとも?」(32歳女性/その他/事務系専門職)・「楽しく仕事ができそう」(23歳女性/医療・福祉/秘書・アシスタント職)■総評六つ子は全員ニートという設定だが、一緒に働きたいメンバーで一番人気だったのは長男である「おそ松」だった。やはり長男ということで、「頼りになりそう」「しっかりしている」という意見が多かった。ツッコミ役を務めることの多い「チョロ松」も人気。常識人という点が一緒に働きたいポイントとなった。少し変わっているのが「トド松」で、こちらは「面倒を見てあげたい」「コミュニケーションがとれそう」と、末っ子ならではの理由。ブラックな「一松」、明るい「十四松」、やる気だけはある「カラ松」も、それぞれの個性をふまえた回答が集まった。ちなみに「黄松くん。私にわかるのはせいぜい音松君くらい」(45歳男性/その他/クリエイティブ職)といった意見もあったが、音松くんはSMAPが1992年に演じていたコントのキャラクター。黄松を演じていたのは草なぎ剛だった。調査時期: 2015年11月20日~11月23日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性109名 女性118名 合計227名調査方法: インターネットログイン式アンケート※画像はイメージであり、本文とは関係ありません
2015年11月30日ナムコは12月4日~2016年1月31日、テレビアニメ放送中の『おそ松さん』とのコラボイベント「おそ松さん in ナンジャタウン」をテーマパーク「ナンジャタウン」(東京都・池袋)で開催する。期間中は、おそ松さんのキャラクターをモチーフにしたフードやデザート全13種が楽しめる。また、1品購入ごとにオリジナルブロマイドが1枚プレゼントされる。メニューは「松野家長男☆おそ松兄さん餃子」(830円)、「カラ松ガールズに捧ぐ☆カラ松の肉食系・肉! 餃子」(880円)、「にゃーちゃん萌え☆チョロ松のグリーンカレー餃子」(780円)、「ニャンコが友達☆寂しがり屋の一松クレープ」(750円)、「ウオラァァァァァァァ! 全力で泳ぐ☆十四松ちらし餃子」(750円)、「僕とデートしない? キュートな末っ子☆トド松パフェ」(780円)など。また、おみくじ屋台「井矢見(いやみ)神社おみくじルーレット」もオープン。イヤミのボイスで接客する屋台で、破魔矢がモチーフになったルーレットを回し、出た目の景品がハズレなしでもらえる。1回400円。営業時間は平日13時~20時、土日祝及び12月4日、12月26日~2016年1月11日10時~20時を予定。ねこ耳姿のイケメンver.イラストを含む、イベント限定の描き下ろしイラストを使用したグッズの販売も行われる。さらに、パネル展示やフォトスポット、クレーン機、フォトシール機も登場。イベント用に録り下ろしたキャラクターボイスが流れるという。○大阪、名古屋でサテライトイベントも「namco 大阪日本橋店」(大阪府大阪市)で12月4日~2016年1月31日、「namco名古屋駅前店」で12月4日~2016年1月11日、「おそ松さん in ナンジャタウンサテライト」も同時開催。両店では、オリジナルグッズの販売、ミニゲーム屋台、クレーン機が用意される。○「井矢見神社おみくじルーレット」景品○フォトシール機○描き下ろしイラスト※価格はすべて税込(C)赤塚不二夫/おそ松さん制作委員会(C)2015 NAMCO All rights reserve
2015年11月20日ギャグ漫画『おそ松くん』の6つ子たちが成長した姿を描いた、話題のテレビアニメ『おそ松さん』(テレビ東京系)。今回はマイナビニュース会員のうち「『おそ松さん』を見ている」という女性150人に、6つ子の中で最も好きなキャラクターを聞いてみた。Q.『おそ松さんに』登場する松野家の6つ子の中で最も好きなのは誰ですか?1位 おそ松 39.3%2位 チョロ松 24.7%3位 トド松 16.7%4位 カラ松 8.0%5位 一松 6.0%6位 十四松 5.3%Q.それはどうしてですか?○おそ松・「人気者だから」(30歳女性/神奈川県/通信/事務系専門職)・「主人公だし、一番共感できるから」(27歳女性/埼玉県/金融・証券/事務系専門)・「一番目立っているから」(32歳女性/兵庫県/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「憎めなくていいキャラクターだから」(32歳女性/東京都/食品・飲料/事務系専門職)・「あほはかわいい」(42歳女性/大阪府/建設・土木/事務系専門職)・「素直だから」(37歳女性/三重県/医療・福祉/専門職)・「予想外のことを考える」(47歳女性/岩手県/医療・福祉/専門職)・「あそこまで成長しないとはお見事です」(31歳女性/滋賀県/その他/その他)・「奇跡のバカとか最高のほめ言葉だと思うので」(24歳女性/東京都/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「長男だから」(29歳女性/奈良県/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)○チョロ松・「つっこみが面白いので」(29歳女性/埼玉県/医療・福祉/専門職)・「言うことが正しい」(35歳女性/東京都/医療・福祉/専門職)・「いつも頑張っている感じがする」(32歳女性/千葉県/その他/事務系専門職)・「常識人なのに振り回されてしまっているのがかわいいから」(26歳女性/東京都/金属・鉄鋼・化学/営業職)・「一番セリフが多くて印象に残るから」(31歳女性/東京都/商社・卸/事務系専門職)・「声優が神谷浩史さんだから」(33歳女性/広島県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)○トド松・「にゃんこ口がかわいいから」(25歳女性/福岡県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「かわいらしさが母性をくすぐる」(27歳女性/茨城県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「あざとかわいいから」(23歳女性/広島県/その他/その他)・「なんでも許せるかわいさ」(25歳女性/東京都/マスコミ・広告/秘書・アシスタント職)・「世渡り上手だから」(26歳女性/愛知県/その他/秘書・アシスタント職)・「まさに末っ子ってこうだなあって思ってた」(27歳女性/埼玉県/金融・証券/営業職)○カラ松・「見た目がかわいい、好きだから」(29歳女性/神奈川県/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)・「空回りっぷりがおもしろかった」(26歳女性/石川県/生保・損保/事務系専門職)・「クールなところが好き」(20歳女性/東京都/医療・福祉/専門職)・「クール最高」(33歳女性/北海道/不動産/事務系専門職)・「頭よさそう」(25歳女性/北海道/不動産/事務系専門職)○一松・「ネコ好きで気が合いそうだから」(37歳女性/東京都/商社・卸/事務系専門職)・「何となくほっとけない感じがするから」(32歳女性/千葉県/不動産/専門職)・「自分にだけは甘えてほしい」(24歳女性/神奈川県/生保・損保/事務系専門職)・「闇を抱えてそうなキャラクターが好きなので」(27歳女性/東京都/情報・IT/事務系専門職)・「なんとなく自分に似ている気がして親近感がある」(25歳女性/神奈川県/農林・水産/専門職)○十四松・「異常にバカなところ」(32歳女性/東京都/その他/その他)・「バカ過ぎていい」(28歳女性/愛知県/小売店/秘書・アシスタント職)・「狂った感じが愛くるしい優しいし、みんなから愛されている」(23歳女性/東京都/通信/事務系専門職)・「見ていて楽しい気分になれる」(39歳女性/東京都/アパレル・繊維/販売職・サービス系)・「明るい性格が好き」(23歳女性/三重県/医薬品・化粧品/秘書・アシスタント職)6つ子それぞれに「かわいい」「声が好き」のコメントが目立った今回のアンケート。最も人気を集めたのは、長男のおそ松だった。「小学校6年生のメンタルのまま成長してしまった奇跡のバカ」(公式サイトより)というところに惹かれている人も多く、「あそこまで成長しないとはお見事です」「奇跡のバカとか最高のほめ言葉だと思うので」「あほはかわいい」などのコメントが寄せられた。「メジャー」「主人公だから」「中心人物」「長男だから」といった声も。次いで三男のチョロ松は、常識人でつっこみ役であるところに人気が集中。「言うことが正しい」「常識がある」「つっこみがおもしろい」「いないとまとまらない」「まとも」などの意見があった。末っ子のトド松への声には、「母性本能をくすぐる」「あざとかわいい」「なんでも許せるかわいさ」など、特に「かわいい」というものが多く並んだ。次男のカラ松には、「クール」という声多数。「しっかりしてそう」「落ち着きがある」「賢い」「頭がよさそう」などのコメントも。四男の一松に寄せられたのは、「何となくほっとけない」「闇を抱えてそう」「自分にだけは甘えてほしい」の声。ネコ好きなところもポイントが高いようだ。五男の十四松には、「狂った感じが愛くるしい優しいし、みんなから愛されている」「見ていて楽しい気分になれる」などのコメントがあった。調査時期: 2015年11月9日~17日調査対象: マイナビニュース会員(アニメ『おそ松さん』を見ている女性限定)調査数: 150人調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年11月18日マキタスポーツと池松壮亮がW主演を務める映画『この世で俺/僕だけ』が1月31日(土)に公開を迎え、都内劇場でマキタさんと池松さん、月川翔監督の3人が舞台挨拶を行なった。サエない中年男と悪になりきれない不良高校生が偶然の出会いを経てある事件に巻き込まれ、やがて思うがままに暴走するに至るまでを描くエンタテインメント作品。「LOUIS VUITTON Journeys Awards 2009」で審査員を務めたウォン・カーウァイ、ソフィア・コッポラらから激賞された月川監督がメガホンをとり、異色の2人組のせめぎ合いを描き出す。マキタさんは撮影中の苦労を問われると「全然、なかったですね」とすました顔で答えたが、その後、すぐに「ありました。全編が苦労と言えば苦労でした」と訂正。「2年前の今頃の撮影で寒かったです。月川さんはモニターを見ながら『ククク』って意地悪な顔で笑ってた…」と恨み節も。劇中、何度も何度も池松さんに投げ飛ばされるシーンもある。月川監督は「マキタさんの必死な姿が見たくてイジメ抜いた」とドSな笑みを浮かべて充実感をにじませるが、マキタさんは「受け身をとりますけど、おじさんなので。この業界、労災とかないんでね…」とボヤいていた。池松さんは先日、発表された「第57回ブルーリボン賞」で助演男優賞を受賞した。司会者がこの件に言及し、客席からは祝福の拍手がわき起こったが、なぜかここでマキタさんが「ありがとうございます」と感謝。さらに司会者が池松さんに、マキタさんとの共演の感想を尋ねると、なぜかここでもマキタさんが「そうですねぇ…」と強引に割り込み、このマキタさんのハイテンションに池松さんは「マキタさん、今日すごいですね」と若干、引き気味…?改めて池松さんはマキタさんについて「普通の役者さんと向き合うより怖い。“生身”なので怖いです」とマキタさんと対峙して感じた普通とは違う“感覚”に言及する。本作は、一昨年に撮影され、2年を経てようやく公開を迎えたが、池松さんは「2年もかかったのは申し訳ない気もしています」と語りつつも、感慨深げ。「一昨年撮影した作品で公開されていないのがこれだけだったので、こうして公開されてひとつ、何かが終わった感じです。またここからもう1回、頑張ろうと思います」と晴れ晴れとした表情で語った。『この世で俺/僕だけ』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年02月02日女優の松たか子が、第1子を妊娠したことを公式HP上で11月27日(木)に発表した。直筆で書かれた文面を「ご報告」と題してアップした松さん。「私事ですが、ご報告があります。」と前置きし、「このたび、新たな命を授かることができました。私達夫婦は今、深いよろこびでいっぱいです。」と夫・佐橋佳幸(音楽プロデューサー)と喜びを噛みしめている様子。さらに「出産は来春を予定しております。仕事に関しましては、出来る限りのベストを尽くすつもりでおりますので、どうぞ、静かに見守っていただければ幸いです。」とし、「最後になりましたが、ご理解 ご協力いただいている関係者の皆様に、心からの感謝をお伝えしたいと思います。」と結んでいる。今年、大ヒットしたディズニー映画『アナと雪の女王』の日本語吹き替え版を担当したことで、改めて歌唱力の高さが注目された松さん。今年のNHK紅白歌合戦に出場か?と一部で報道されていたが、実現には至らなかった。今回の発表で「合点がいった!」という人も多いのではないだろうか。松さんの今後の出演作としては、木村拓哉・主演の人気ドラマの映画化『HERO』(公開:2015年7月18日)で雨宮舞子役としてスペシャルゲストで、さらに松尾スズキが監督を務める松田龍平・主演作『ジヌよさらば~かむろば村へ~』(公開:2015年春)などがすでに発表されている。(text:cinemacafe.net)
2014年11月27日映画『愛の渦』やドラマ「MOZU」など、その繊細な演技と“脱ぎっぷり”で女性たちの心を鷲掴みにする池松壮亮、そして「an・an」の夏の恒例「愛とSEX」特集で大胆ショットを披露したばかりの市川由衣。そんな彼らをメインキャストに迎えて贈る、映画『海を感じる時』から今回、2人があられもなく乱れる姿が収められた、本作の幻の予告編映像が到着した。原作は1978年当時、文壇を揺るがしたと言われる18歳の女子高生の処女作。多感な少女期の心の戸惑いを鮮やかにとらえた衝撃的な内容の映像化とあって、早くも話題を集めている。本作の主人公は、ある高校の新聞部の恵美子(市川由衣)とその先輩・洋(池松壮亮)。授業をサボって部室にいた恵美子は、ある日、洋と顔を合わせる。突然、洋は恵美子にキスを迫るが、「決して君が好きな訳じゃない。ただ、キスがしてみたい」と告げる。衝動的に体をあずける恵美子だったが、あくまで洋は「女の人の体に興味があっただけ」で「君じゃなくてもよかった」と言い放つ。それでも愛を知らない恵美子は洋を求め、大切にされないと分かっていても会うたびに自ら体を差し出していく。恵美子は、そんな関係に寂しさを募らせながらも、次第に“女”として目覚めていく自分に気付いていく…。今回、公開されたのは先日公開された予告編に、新たに超過激シーンが追加された幻のバージョン。その大胆なラブシーンが原因で、劇場では上映NGとなったある意味で貴重な予告編だ。この映像では、市川さん演じる恵美子が学生時代から憧れていた先輩・洋に無理やり制服を脱がされ、次第に体を差し出していくという生々しいシーンや、行きずりの男からSMのようなプレイを受ける衝撃のシーンまで、まさに体当たりの演技が目白押しだ。女優魂を燃やしながら、艶る市川さんだが「台本を初めて読んだときは、この女ウザい!としか思えなかった」のだとか。しかし、そんな強烈なインパクトを放つヒロインを見事に演じ切り、完成した作品を観て、当時の想いを堪えきれずに思わず涙したそうだ。いくら女優とはいえ、肌を露わに男たちと乱れる…想像するだに過酷な難役だ。そんな市川さんを振り回し、その絶望的なまでに深い情動と暗き心の淵に次第に飲み込まれていく洋役の池松さんの怪演も圧巻だ。そんな2人がもがきながら、求め合う姿を映像から覗いてみて。『海を感じる時』は9月13日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海を感じる時 2014年9月13日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2014「海を感じる時」製作委員会
2014年08月11日松たか子主演のミュージカル『ジェーン・エア』が10月6日、東京・日生劇場で開幕した。シャーロット・ブロンテの傑作小説を舞台化した本作は2000年に演出家ジョン・ケアードの手によりブロードウェイで初演。2009年にはケアード自ら新演出に挑み、日本初演され、今年3年ぶりに再演される。初日前日の10月5日、公開稽古が行われ、松と共演の橋本さとしが会見に応じた。ミュージカル『ジェーン・エア』チケット情報会見で松は「再演ですけれど新たな要素も入っていますので、倍エネルギーを使う稽古でした」と振り返り、「(演出・ケアードの)リクエストに応えられたらいいなという思いで、稽古を積み重ねてきました。変わったということで身構える余裕はないです。再演だから楽しいだけではいけないですね」と気を引き締めていた。緊張した様子の松だが、3年前と変わったところを訊かれると「3歳くらい歳を取ったところ」と笑いを取る場面も。それを受けて橋本は「僕はウエストが3年前に比べて大きくなりましたね。脂身たっぷりの脂の乗ったいい感じでお届けできれば」とさらに笑わせていた。『ジェーン・エア』は孤児ジェーンが辛い日々に耐え、家庭教師として雇われた屋敷の主人ロチェスターと、紆余曲折の末に結ばれる純粋な愛の物語。舞台ではウエディングドレス姿も披露する松だが「(劇中)ほとんど黒い衣裳なので白いドレスは恥ずかしい」とはにかむ。ラブシーンについてふたりは「ラブラブした感じじゃないんですよね。僕は個人的にやってみたいんですけど(笑)。美しいラブシーンになれば」(橋本)、「ふたりで寄り添ったり、向き合ったりというシーンは少ないんですけど、やっと心が打ち解けて愛し合ったときの、静かなんだけれどそれまで抱えていた(ロチェスターへの)想いを想像しながら観て欲しい」(松)とそれぞれ語った。公演は東京・日生劇場で10月28日(日)まで。その後、福岡・博多座で11月2日(金)から18日(日)まで上演される。チケットは発売中。
2012年10月09日妻が企て、夫が女を騙す!松たか子×阿部サダヲが、夫婦で結婚詐欺。 衝撃の≪ラブストーリー≫、『夢売るふたり』。今回、キャストの松たか子、阿部サダオ、監督の西川美和に行った試写会の模様をお届けする。舞台上の紐を引くと、松、阿部、監督がそれぞれ「男とは」「女とは」「愛とは」について考えた内容が登場する垂れ幕トークも実施した。●松さん、阿部さんをキャスティングしたきっかけは?監督:映画賞か何かに(作品が)かかった時に初めてご挨拶させていただいたのですが。そこでは女優さんたちがキラキラしている中で、松さんはひっそりと座っていらっしゃって。その時、こういう言い方するの失礼かもしれないんですが、“あ、この人普通だなぁ”と思って。完全なサラブレッドなのに、普通、って、女優さんでは珍しいなと思って。今回は“普通の人”、市井の人を描きたくて、松さんがそういう役を演じられるのかなと。あとは、内容がグロテスクな話なので、これを演じてもらう女優さんには、“品”というものが絶対必要だな、そうでないとグチャグチャになっちゃうな、と思っていたので。今回は松さんにお願いしようと思いました。阿部さんは、ずっと一緒にお仕事をさせていただきたいな、何かきっかけさえあれば…と思って狙ってたんです(笑)。お二人の組み合わせを、私も見たことないし、どういう雰囲気になるのかイメージがつかない部分もあったので。そこが化学反応を起こしてくれるとおもしろいなと思いました。お二人とも好きな役者さんだったので、このたびキャスティングしたという次第です。●松さんと阿部さんの初共演について松:とても楽しかったです。お芝居をしていることを“楽しい”と思えるのは幸せだな、と思えましたので、好きな俳優さん(が共演)でよかったなと。自分の目が確かだったな(笑)、狂いはなかったと思いました。阿部:共演する前の松さんのイメージは、ほんと完璧な人、欠点の無い人、という女優さんで。監督が「OK!」って言ったら「うん、わかってる」「そうでしょ」みたいな(笑)。そういう人かなと思っていたのですが、お会いしたら全然そんなことはなくて。監督からOK がかかっても「今ので良いでしょうか」と。普通…というか、さっきも入場時に転びかけてたり。普通より…下でもいいぐらい?(笑)でも芝居は本当に素晴らしい女優さんです。●『ゆれる』『ディア・ドクター』は男性目線の映画でしたが。今回女性目線で描きたかったものは?監督:女性のみっともないところ。誰も見たことのないというか、厳密にはそんなことないんだろうけど、なかなかスポットを当てられない、女の、同性からもスポットライトを当ててもらえないような、都会の片隅で一人、自分の生きる道を模索している女性というのを描いてみたいなと思いました。女の人の生活ってどんどん多様になっている、それだけに悩みも複雑で。30 代とかになってくると、色んな複雑な思いを抱き、あがきながら、歩んで行くしかない、っていう。そういう、大人の女性の“生きづらさ”を描いてみようかなというのが今回ありました。●撮影中、印象に残っているエピソード松:最初のシーンの撮影が夜のパートだったので、撮影は夜になってから明るくなるまでの勝負だったんです。普通の人が寝静まった頃に働き出して、普通の人が働き出す頃に終わる、みたいな。こう、昼夜逆転みたいな生活をしてみて、夜のお仕事の人たちの生活が少しわかった気がしました。●本当にたくさんの女優さんとの絡みがありましたが。阿部:絡み…(笑)。それぞれの個性がおもしろかったですね。みなさんそれぞれ、(劇中では)職業がバラバラで、松さん(里子)が見つけてきた人もいれば、僕(貫也)が見つけてきた人もいるんですけれど、その人たちの役への入り方がすばらしいと思いました。上映前なのでどこまで言っていいかわからなかったので、また今度…(笑)。監督:阿部さんはどの女の人と一緒にいても楽しそうでした。松さんは―…なんだろう、この人(笑)。阿部:たぶん、間違いなく言えるのは“お蕎麦が好き”なことですね。監督:何人ものスタッフが「松さんと蕎麦に行った」と自慢していましたね。しかも蕎麦、食べるの早いんですよ。阿部:蕎麦食べる以外も、現場入りも、着替えも、何でも早かった。歌舞伎の早着替えかっていうくらい(笑)。松:好きです、ええ。浅草など下町がロケ地だったので、蕎麦屋を見つけては一人で入ったりしていました。(ここで、「男とは」「女とは」「愛とは」のそれぞれの回答を書いた垂れ幕が下がる)松:【男とは。と聞かれても答えに困るものである】本当に思いつかなくて…。あまりにも困っていたら夫が考えてくれたんですが、その内容が「(男とは)歌舞伎の家の娘に聞くな」っていうもので、ちょっと波紋を呼びそうだったので(笑)。本当にわからなくて、白旗を上げてしまいました!すみません!阿部:【女とは。うちのネコみたいである】僕も松さんみたいに書きたかった。その勇気がなかった。いいなぁ…。そのとおりだと思う。だから、こんな答えになってしまったんですが(笑)。わかんない、ってことです。飼ってるんだか飼っていないんだか、なついているんだかいないんだかもわからない。なついていると思ったら、急にいなくなるし、なんだかよくわからないけど怒ってるっぽいときもあるし…。女の人っぽいなと思って。まぁうちのネコ、オスなんだけど。(会場笑い)監督:【愛とは。と、語るやつほど、我愛(いと)しなり】まぁ、そんなもんです。むつかしいというか、色んな愛の形のひとつです、この二人が演じたのは。こういうつながり方でも、夫婦ってあるんだな、と。●これから観るみなさんへ一言ずつ監督:お二人いつもゆったりと、全然緊張していないような雰囲気で現場にもいらしていたんですけれども。お芝居は…完璧でしたね。もう何も言うことがないぐらい、二人とも素晴らしいお芝居をしてくださって。それ(芝居)に対しての心構えも、しっかり準備されてきたなぁと感じました。全力で役に対して向き合ってくれて、非常に血の通った作品になったと思いました。是非楽しんでいってください。阿部:自分がこれまで役者をやってきて、今までやったことがない役、やったことがない表情を引き出していただいたと思います。初めてなんです、こういう役。観終わった後に話したいんですが、観た後に色んな意見があっていいというか、一人一人全員違うんじゃないかっていうぐらいで。本当におもしろいですよね。今日、一緒に観に来た人と、三夜ぐらい話し合っていただけるんじゃないかっていうぐらい(笑)不思議な映画だと思います。また二、三回観て意見が変わってもいいなとも思います。松:色んな見方ができる作品だと思います。自分以外の人の意見に寛容な気持ちで物語を楽しんでいってください。作品情報『夢売るふたり』R-15作品 公式サイト 主演:松たか子、阿部サダヲ監督:西川美和配給:アスミック・エース(C)2012「夢売るふたり」製作委員会9月8日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2012年07月18日松たか子主演のミュージカル『ジェーン・エア』の制作発表会見が7月5日に行われ、松と共演の橋本さとしが登壇した。『ジェーン・エア』チケット情報本公演は、シャーロット・ブロンテが書いた傑作ロマンスを2000年に英国人演出家のジョン・ケアードがブロードウェイでミュージカル化し、2009年に日本で初演された舞台の再演。19世紀のイギリスを舞台に、ひとりの女性が様々な困難を乗り越え、時代に立ち向かいながら強く逞しく、愛に生きた姿を描く。主人公のジェーン・エア役は松、ジェーンが家庭教師として住み込んだ家の主人で、やがて愛し合うようになるロチェスター役は橋本と、初演と変わらぬふたりが務める。作品の魅力について松は「ジェーンという女性は、はじめから完璧な人ではなくて、悔いや迷いを感じながら生きて、恋愛をして、自分の気持ちが揺らぎながらも一生懸命に生きようとする人。自分の足で立とうとする姿は、時代を超えて訴えかけるものがあると思います」とコメント。橋本は「シンプルで美しく、無駄なものがない舞台です。絵画のような美しさの中に入って浸っていただきたい」とアピールしていた。3年ぶりの再演について松は「初演の時は楽しかったんですけど、ほんとに必至で。最後のほうは這ってゴールにたどり着いたという記憶があって。今回再演のチャンスをいただけたので、楽しんで演じ、歌えるようになりたい」と抱負を述べた。また演じる役どころと自身との共通点を訊かれると「家庭教師にはなれません。人に教える仕事は一生無理」と松が答えると、橋本は「愛とかそういうものに抵抗を持っている男なんですけど、僕自身は愛がないと生きていけない“愛依存症”です」とそれぞれ語った。演出のジョン・ケアードから再演に際し、「この偉大なラブストーリーを松さん、橋本さんと一緒に創作した時間は、日本での演劇経験の中でもっとも幸せな記憶として心に刻まれています」とふたりを絶賛するコメントが届いた。これを受けて橋本は「世界で一番一緒に仕事をしたいと思っていた演出家」と言いながらも、英語が話せないため稽古場以外では「近づいてきたら逃げちゃう」と話し、前回、稽古場から偶然ジョンを車で送ることになった時、車内で一言も話さず気まずかったというエピソードを披露、記者の笑いを誘っていた。共演は初演メンバーの寿ひずる、旺なつき、山崎直子、小西遼生、福井貴一 、壤晴彦に、新たに阿知波悟美、辛島小恵が加わる。公演は10月6日(土)から28日(日)まで東京・日生劇場のほか、福岡・博多座でも上演される。東京公演のチケットは7月29日(日)10時より一般発売開始。なお、チケットぴあでは7月8日(日)11時までインターネット先行抽選・プレリザーブを受付中。
2012年07月06日松たか子が6月5日(土)、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇PLEX2で行われた主演映画『告白』の初日舞台挨拶で、観客の作品に対する好反応とサプライズのバースデイ祝いに、感極まって涙した。同作で松さんは、3歳の娘・愛美を殺した13歳の教え子2人に復讐を仕掛ける女教師・森口を熱演。衝撃的な内容に、公開前からインターネットのポータルサイトの映画コーナーなどで試写を観た人の賛否が分かれるなど物議を醸している。この日も上映後の舞台挨拶とあって観客に作品への賛否を問うアンケートを実施したところ、ほぼ全員が「よかった」を示す告白ミニボードを掲げる好反応。松さんは「ゾワッとしました。嬉しいです!」と驚きながら喜びの声を上げた。続いて配給元の東宝から、ハリウッドのメジャーを含む映画会社3社からリメイクのオファーが来たことが発表に。実現した際の、中島哲也監督が考える希望のキャスティングとその理由も発表され、松さんの役は「ニコール・キッドマン。ってことは松さんは日本のニコール・キッドマンってこと」の文字がスクリーンに映し出されると、松さんは思わず「誰にも言われないし、いま初めて言われましたし、何でこんな嘘つくんですか!」と猛抗議。中島監督は「こんな大々的に発表されると思わなくて、飲み屋で適当に答えたんですけど…」と頭を掻いた。ちなみに木村佳乃さん演じる犯人の少年2人のうちのひとり、の過保護過ぎる母親役にはサラ・ジェシカ・パーカー、岡田将生演じる森口の同僚の熱血体育教師にはダニエル・ラドクリフという希望だった。さらに今月10日に迎える33歳の誕生日を祝うバースデーケーキがサプライズで登場。木村さん、岡田さんから大きな花束を手渡され、会場からの「おめでとう!」の声を浴びた松さんは、「『告白』が完成してこの日が迎えられて本当に嬉しい。本当に大変な撮影だったので。松なんかどうでもいいって方もいらっしゃると思うんですけど(誕生日を)祝っていただいて恐縮しています。ホント、完成してよかった。みんなに感謝します」と涙声で話し、瞳を潤ませていた。東宝によると、同作が海外5か国(アメリカ、カナダ、スウェーデン、スペイン、韓国)7映画祭から正式招待されたこと、世界配給(アイルランド、台湾、香港)も決定。また、この日の14時時点での動員数が、最終興収23.6億円を記録した同監督作『パコと魔法の絵本』の対比109%を記録。「20億円越えは確実」と言い、同監督作品では過去最高のヒットを見込んでいる。『告白』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ■関連記事:松たか子VS中島監督告白イベントで激論抗争勃発!?中島映画の“ミューズ”土屋アンナが豪快トーク「台詞覚えらんないの!」松たか子衝撃“告白”第2弾は「鼻血出ちゃった」「担任の先生になってほしい俳優」ランキング男女とも混戦…1位はやはり、この人!ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5担任の先生になってほしい俳優といえば?
2010年06月06日