5人組グループ・SUPER EIGHTの大倉忠義が出演するバックオフィス支援クラウドERPシステム『ジョブカン』新ビジュアルが公開された。大倉演じる“理想の上司”のビジュアルを使用した「ジョブカンオリジナルQUOカード」が当たる「すべての“働く”を応援キャンペーン」を開始。テーマは「新しい働き方」で、前回に引き続き会社員に扮した大倉が、さまざまなシチュエーションで働く姿を表現している。新ビジュアルは現在ジョブカンポータルサイトおよび、ジョブカン勤怠管理公式サイト、ジョブカンワークフロー公式サイトで公開されている。
2024年04月25日「SUPER EIGHTの大倉忠義さんが、STARTO社に所属している関西3グループ合同の新ユニットをプロデュースするそうです」(芸能関係者)SUPER EIGHTのメンバーで、関西ジュニアのプロデューサーも務めている大倉忠義(38)。そんな彼が計画する“関ジャニ連合”とはーー。「SUPER EIGHT、WEST.、なにわ男子に所属している19人でユニットを結成すると聞いています。デビューを5月に控えているAぇ! groupも将来的に加入する予定だとか。すでに楽曲のリリースと、MVの公開は決定しており、夏には関西最大級の会場でのライブも計画されているそうです」(音楽関係者)多忙を極める大倉が、“旧関西ジャニーズ”をもり立てようと尽力するのには理由がーー。前出の芸能関係者が明かす。「大倉さんは関西ジャニーズJr.だったころに、なかなか芽が出ず、長い下積み時代を過ごしました。関西全体としても、東京と比べてチャンスの少ない状況に憤りもあったそうです。当時、東京のジャニーズJr.から嵐となった松本潤さん(40)や、二宮和也さん(40)は大人気でした。そんな状況から、キンキに続く2つ目の関西グループの一員としてデビューし、現在の地位を確立。いまだに“東京には負けられない”という思いが強いようです」“大阪夏の陣”が始まろうとするなか、好敵手の存在もーー。「ライブの演出を担当している松本さんとは、“西の大倉、東の松潤”と称されることもあり、4月に開催されたSTARTO社のドームフェスではタッグを組んでいました。2人の演出法には違いがあるそうです。松本さんはお客さんを楽しませることを第一にしている一方で、大倉さんはタレント一人一人の個性を引き出すことをモットーにしているといいます」(前出・音楽関係者)■「関ジャニ連合を日本一のグループに」’20年7月放送の『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)で松潤は大倉の演出を「ラフな魅力を意識している。ある意味、それは嵐に対するカウンター」と評していた。「大倉さんは松本さんの演出するドームライブに足を運ぶなどして、演出を学んできました。そして今回、一人一人の個性が強い“関ジャニ連合”を率いて輝かせることで、“日本一のグループにする”と意気込んでいます」(前出・芸能関係者)3月5日、自身のXで、「まだまだ色んな才能が眠っています。引き続き僕たちの会社の応援よろしくお願いします」と綴っていた大倉。先輩・松潤も驚く“下剋上”の伝説を作れるだろうかーー。
2024年04月22日監督・塚原あゆ子、脚本・野木亜紀子の最強タッグによる、ドラマ『アンナチュラル』(2018年)と『MIU404』(20年)の世界線と交差する(シェアードユニバース)、完全オリジナル映画『ラストマイル』(夏公開)。これまでに発表されている、満島ひかりと岡田将生とともに連続爆破事件解決に巻き込まれる6人のキャストが解禁となった。さらに、『アンナチュラル』から大倉孝二、『MIU404』から酒向芳の出演も明らかになった。『アンナチュラル』の法医学ミステリー、『MIU404』の機捜エンタテイメントに続く、新作『ラストマイル』は、塚原監督いわく「夜にポチッと注文した荷物が、貴方に届くまで」の物語。ネットや流通システムの隠れた姿を映し出すノンストップ・サスペンスエンタテインメント。11月、流通業界最大のイベントのひとつ、「ブラックフライデー」の前夜、世界規模のショッピングサイトの関東センターから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。やがてそれは日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展していく。誰が、何のために事件を仕掛けたのか。残りの爆弾は幾つで、今どこにあるのか。世界的な巨大ショッピングサイトを舞台に物語は展開し、起こった事件の先にどんな世界がつながりあうのか…。事件の舞台となるショッピングサイトの関東センター長・舟渡(ふなど)エレナ役を満島。エレナに振り回されながらも事件解決に奔走する同センター・チームマネージャー・梨本孔(なしもと・こう)役を岡田が演じる。今回解禁となったの次の6人。サイト商品の運搬を担う運送会社・羊急便の関東局局長・八木竜平役に阿部サダヲ。エレナの上司で日本支社の統括本部長・五十嵐道元役にディーン・フジオカ。羊急便の委託ドライバー・佐野昭役に火野正平。勤めていた会社が倒産したことで、父・昭と一緒に配達員をすることになる佐野亘役に宇野祥平。2人の子供をもつシングルマザー・松本里帆役に安藤玉恵。そして、警視庁警備部爆発物処理班の班長・小田島を丸山智己が演じる。そして、エレナと孔が巻き込まれる連続爆破事件の捜査を担当するのは、『アンナチュラル』でUDIラボに解剖依頼をしていた“西武蔵野署”の刑事・毛利忠治(大倉)。そして、『MIU404』にてパワハラ全開で“機捜”に対して厳しく接していた、昔気質の捜査一課所属の刑事・刈谷貴教(酒向)。日本を震撼させる重大事案の発生により、捜査一課の刈谷と西武蔵野署の毛利が、バディを組んで『ラストマイル』に参戦する。大倉が演じる毛利は、『MIU404』にも出演しており、今回で塚原×野木の手がける3作品すべてに登場。シェアードユニバース作品を体現しているキャラクターの1人となる。ドラマと変わらない2人のキャラや絶妙な掛け合いに注目だ。■新井順子プロデューサーからのコメント『アンナチュラル』『MIU404』2本の連続ドラマを経て、このチームで映画に挑戦したいと企画が動きだしたのは3年ほど前でした。 台本を読んで企画に賛同してくれたキャストの皆さんは、パンチ力があり、画面支配力があり見ごたえ抜群です!ブラックフライデー前夜から始まる、連続爆破事件に、それぞれの人物がどのように関わっていくのか。さらに、その事件を捜査する刑事役として、『アンナチュラル』から毛利刑事、『MIU404』から刈谷刑事にも参加いただきました。本作の事件の行方を、ぜひ、劇場で目撃してください。
2024年04月05日脚本・野木亜紀子、監督・塚原あゆ子がドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の世界線上で新たに描く満島ひかり、岡田将生出演の『ラストマイル』から連続爆破事件解決に巻き込まれる総勢6名のキャストが解禁となった。11月、流通業界最大のイベントのひとつ、「ブラックフライデー」の前夜。世界規模のショッピングサイトの関東センターから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。やがて、それは日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展していく――。爆破事件の舞台となるショッピングサイトの関東センター長の主人公・舟渡エレナを演じるのが、満島さん。さらに、満島さん演じるエレナに振り回されながらも共に事件解決に奔走する同センター・チームマネージャー、梨本孔を岡田さんが演じる。昨年12月の映画化発表の際には、「塚原×野木=最強の布陣!!」「この世界線に満島・岡田コンビの投入は大正解過ぎる!」「夏が待ちきれない!」など、本作への期待のコメントが数多く寄せられ、この完全オリジナル作品に多くの注目が集まった。塚原×野木が生み出した「アンナチュラル」「MIU404」とも繋がるシェアードユニバースの世界に、塚原組初参加の2人が新たな命を吹き込む。そんな本作から今回解禁となったのは、ブラックフライデー前夜に突如起こった連続爆破事件に巻き込まれることになった6名のキャラクター&キャスト陣。サイト商品の運搬を担う運送会社・羊急便の関東局局長・八木竜平役を、阿部サダヲ。エレナの上司で日本支社の統括本部長・五十嵐道元役をディーン・フジオカ。羊急便の委託ドライバー・佐野昭役に火野正平。勤めていた会社が倒産したことで、父・昭と一緒に配達員をすることになる・佐野亘役に宇野祥平。2人の子をもつシングルマザー・松本里帆役に安藤玉恵。そして、警視庁警備部爆発物処理班の班長・小田島を丸山智己が演じる。さらに、「アンナチュラル」から大倉孝二、「MIU404」から酒向芳が本作『ラストマイル』に出演決定。今回、エレナと孔が巻き込まれる連続爆破事件の捜査を担当するのは、大倉さん演じる「アンナチュラル」でUDIラボに解剖依頼をしていた“西武蔵野署”の刑事・毛利忠治。そして、酒向さん演じる「MIU404」にてパワハラ全開で“機捜”に対して厳しく接する、昔気質の捜査一課所属の刑事・刈谷貴教がバディを組む。大倉さんが演じる毛利は、「アンナチュラル」「MIU404」にも出演しており、今回で塚原×野木の手掛ける3作品全てに登場している、まさに≪シェアードユニバース作品≫を体現するキャラクターの1人となる。大倉孝二本ユニバースの新井順子プロデューサーは、「『アンナチュラル』『MIU404』2本の連続ドラマを経て、このチームで映画に挑戦したいと企画が動きだしたのは3年ほど前でした。台本を読んで企画に賛同してくれたキャストの皆さんは、パンチ力があり、画面支配力があり見ごたえ抜群です!」と絶賛。「事件を捜査する刑事役として、『アンナチュラル』から毛利刑事、『MIU404』から刈谷刑事にも参加いただきました。本作の事件の行方を、是非、劇場で目撃してください」と期待を煽っている。『ラストマイル』は2024年夏、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ラストマイル 2024夏、全国東宝系にて公開予定©2024「ラストマイル」製作委員会
2024年04月05日モデルでタレントの“みちょぱ”こと池田美優(25)が4日までに自身のインスタグラムを更新。ハワイで式を挙げたことを報告した。またモデルで夫の大倉士門(31)も、自身のインスタグラムで報告した。池田は投稿の写真で、大倉とのウェディング姿を披露。2人寄り添い、池田は左手の薬指のリングを掲げ満面の笑みを見せた。池田は「結婚して1年5ヶ月が経ち、やっと結婚式を挙げることができました しかもハワイという最高すぎる場所で」と報告。「正直、1年半経って新婚ほやほや感が無かったし ファーストミートの時もあんまり実感湧かなかったのに いざ式始まってパーティまでめちゃくちゃ泣いてめちゃくちゃ笑ってた」と心境を明かし、「大好きな家族と友達たちもわざわざハワイまで来てくれて本当に100点満点すぎる日になりました」と幸せいっぱいの様子でコメントした。一方大倉は、ケーキカットのシーンを投稿。「もうどこからどう言っていいかわからへんけど、みーと出会って10年以上経つのに、まだこんな新鮮な気持ちになれること。本当に最高な人たちに愛されすぎてること。俺はすごく恵まれてるなーーって」と幸せいっぱいの心境を吐露。「結婚式は、もうなんかすごい色んな感情が入り混じりまくって涙でボロボロでした。笑」などと明かした。2人の投稿に「2人のショット、素敵すぎるよ」「超お似合い」「お2人の更なる活躍を祈っています」など祝福の声が寄せられた。
2024年04月04日離婚経験者は語る「義理のお母さんの言うことが絶対」大倉士門さんとみちょぱさんは2022年10月に結婚を発表。SNSでラブラブな夫婦ショットを公開することもあります。同番組で「無理して妻に合わせていること」を明かした大倉さん。大倉さんとみちょぱさんは結婚前から同棲していましたが、同棲スタートのとき、みちょぱさんの母親が同じ物件の違う部屋に引っ越してきたそう。さらに結婚後に夫婦で新居へ引っ越すと、そこでも別の部屋にみちょぱ母が住んでいる……という、かなりの「近居」状態に困惑しているようです。これに結婚17年目の杉浦太陽さんは「お母さんが(近くに)いた方が絶対楽だよ」と実体験からアドバイス。杉浦さんと辻希美さんは結婚当初、都心部に住んでいて夫婦喧嘩も多かったそうですが、辻さんの地元である板橋区に引っ越して義実家との距離が近くなってからは喧嘩が激減。義母のサポートにより辻さんのストレスが軽減され、夫婦関係が良好になったようです。しかし、大倉さんとしては今後誕生するかもしれない子どもと両家の親の関係に懸念が……。自分の母親が遠距離に住んでいて孫になかなか会えないのに対し、義母は近居で頻繁に会えるのは不公平だと思ってしまうといいます。このままでは「シズカ(大倉さんの母親)が5(%)で、キョウコ(みちょぱさんの母親)が95(%)」になってしまうと危惧する大倉さん。すると、スピードワゴンの井戸田潤さんが「義理のお母さんの言うことが絶対」「前回(の結婚)はそれで失敗したから」と、元妻・安達祐実さんとの離婚経験を踏まえて助言。これには大倉さんも「(井戸田さんの言葉は)重みがある」と納得せざるをえないようでした。孫と祖父母の交流頻度、必須ルールは?カップルが結婚して一緒に生活するとなると、ある程度のルールや目的を決める必要が出てきます。そもそも別の人間である二人の意見のすり合わせ自体が容易ではないのに、そこに両家の親が介入してくると、事態が複雑化しかねません。このとき大事なことは、自分の親の言うことをそのままパートナーに伝えないということ。たとえば「早く子供を」「近くに住んでほしい」などの親からの要望をそのまま受け止め、「~~って言ってるよ」と伝えられても、パートナーは困ってしまうでしょう。親の言い分を伝えるだけの伝書鳩になるのではなく、必ず夫婦で「相談する」という姿勢が大切です。また、「うちの家族はこうだったから」と自分の経験や要望をパートナーに押し付けるのはNG。もちろん育った環境や実家の親・きょうだいは大切な存在ですが、それよりも尊重しなければならないのは自分が選んだパートナーです。子育て中は親からのサポートを受けることもありますが、その場合も夫や妻の意向を確認しておくことを忘れないでください。孫との交流頻度などについて、妻の親(または夫の親)だけでなく、両方の親が平等に交流できるようにしたいと考えるのはいいことですが、そうした場合によくみられるのが妻(または夫)のみが自分の親・義親それぞれと連絡をとってスケジュールを調整しなければならないなど、片方の負担が大きくなってしまうケースです。両方の親を大切にしたいと考えるなら、最低限「自分の親との連絡は必ず自分がとる」などのルールを作ると良いでしょう。参照:【〇×形式で考える】両家の親との関係、どっちが正解?『不機嫌な妻 無関心な夫』Vol.9
2024年02月14日昨年10月22日に結婚したモデルのみちょぱこと池田美優と大倉士門が17日、都内で行われた「Amazon ブラックフライデー」記者発表会に出席した。Amazonは、幅広い商品を提供する年末のビッグセール「Amazon ブラックフライデー」を、11月24日から12月1日までの8日間開催する。会見には、結婚1周年を迎えたばかりのみちょぱと大倉が登場した。司会者から結婚1周年を祝福されると、2人は「ありがとうございます」と感謝。日々の買物について聞かれ、みちょぱが「日用品とかもAmazonだよね」と言うと、大倉も「Amazonさんにお世話になっています」と話した。また、料理の話題になり、大倉が「料理頑張ってくれているんですよ」と言うと、みちょぱは「最近月1くらいでやるようになったよね。鍋とか簡単なものを含めた……お好み焼きとか」と照れ笑いを見せながら説明。さらに大倉が「料理めっちゃ上手なんですよ」と褒めると、みちょぱは「失敗はしないですけど、なかなかやるタイミングがなくて」と話していた。
2023年11月17日昨年10月22日に結婚したモデルのみちょぱこと池田美優と大倉士門が17日、都内で行われた「Amazon ブラックフライデー」記者発表会に出席した。Amazonは、幅広い商品を提供する年末のビッグセール「Amazon ブラックフライデー」を、11月24日から12月1日までの8日間開催する。会見には、結婚1周年を迎えたばかりのみちょぱと大倉が登場した。司会者から結婚1周年を祝福されると、2人は「ありがとうございます」と感謝。日々の買物について聞かれ、みちょぱが「日用品とかもAmazonだよね」と言うと、大倉も「Amazonさんにお世話になっています」と話した。みちょぱは「柔軟剤とかトイレットペーパーとか生活に使うものはけっこくすぐ。私がストック癖があるので、ストックが切れると補充するというのを勝手にやっていることが多い」とストック癖を告白。大倉が「ストック棚があるんですよ」と明かすと、みちょぱは「落ち着かないんですよ、ストックがないと」と話していた。大倉はペット用品をよくAmazonで購入しているという。「陸ガメが6匹います」と言い、高級なカメだという話になると、「家族なので、高価とかは関係ないです」と話していた。
2023年11月17日東京・虎ノ門の大倉集古館では、企画展「大倉組商会150周年偉人たちの邂逅 ─近現代の書と言葉─」を、2023年11月15日(水)から2024年1月14日(日)まで開催する。詩作や書の贈答によって結ばれた交流明治6年(1873年)、のちに十五財閥のひとつへと成長することになる大倉組商会が設立された。創設者の大倉喜八郎(おおくら きはちろう)とその子・喜七郎(きしちろう)は、実業家として活躍する一方で文化にも深い関心を抱き、大倉集古館の設立とその維持に関わっている。喜八郎と喜七郎は、公私の繋がりを大切にしており、詩の贈答を行い、また文雅の会を催して自ら作品を手がけている。企画展「大倉組商会150周年偉人たちの邂逅 ─近現代の書と言葉─」では、喜八郎と喜七郎の書の作品に加えて、彼らが交流を持った日中の偉人による作品を紹介する。本展では、愛新覚羅溥儀をはじめとする中国の人々による書軸、伊藤博文や渋沢栄一など近代日本で活躍した人々の書を展示。また、喜八郎が愛好した本阿弥光悦による作品も目にすることができる。展覧会概要企画展「大倉組商会150周年偉人たちの邂逅 ─近現代の書と言葉─」会期:2023年11月15日(水)〜2024年1月14日(日) 一部作品の巻替えや展示替えあり会場:大倉集古館住所:東京都港区虎ノ門2-10-3(オークラ東京前)開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜日(祝休日の場合は開館し、翌平日に休館。ただし1月1日(月・祝)・2(火)は開館)、12月29日(金)〜31日(日)入館料:一般 1,000円、高校・大学 800円、中学生以下 無料※同会期中のリピーターは200円引き※20名以上の団体は各100円引き※障がい者手帳、被爆者手帳の提示者および同伴者1名は無料※着物(和装)で来館者は200円引き(割引の併用不可)【問い合わせ先】大倉集古館TEL:03-5575-5711
2023年09月26日ムロツヨシが芸能事務所のマネージャー、法律事務所のパラリーガルに扮する新ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」に、安達祐実、大倉孝二、本多力、菅野莉央が出演することが決定した。本作は、芸能事務所の元敏腕マネージャー・蔵前勉(ムロさん)が、人気女優・笠原梨乃(吉瀬美智子)に突然解雇を言い渡されたことをきっかけに、新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)に振り回されながらもパラリーガルとして奮闘する、育成型リーガルエンターテインメントドラマ。安達さんが演じるのは、蔵前の元マネージャー仲間・安藤カオリ。単刀直入な物言いで勝ち気な性格だが、蔵前の悩みを聞いて励ましてくれる良き相談相手。2人の過去には、ある秘密が…。ムロさんとは本作が初共演となる安達さんは、「主演がムロさんだとお聞きして、是非一緒にお芝居してみたい!と思いました。現場でも、感動したり圧倒されたりしながら、楽しく共演させていただいています」と話し、「蔵前さんとカオリの“大人な関係”も楽しんでいただけるとうれしいです」と視聴者へメッセージ。大倉さんが演じるのは、杏のライバルとして争っていくベテラン弁護士・海堂俊介。1話では、杏が原告代理人、海堂が被告代理人として争う。そして、海堂の上司は杏に関係のある人間で…。「敏腕弁護士という役柄に大変な不安がありました」と言う大倉さんだが、「もう、敏腕にとらわれずに頑張ろうと開き直ってやらせてもらっています」とコメントしている。また、蔵前が梨乃のドリンクを買うために毎朝立ち寄るコーヒーショップの店長役で本多さん、天野法律事務所の弁護士・大神楓役で菅野さんも出演。本多さんは「舞台では何年も一緒にやってるムロさんと、映像の現場でガッツリお芝居するのが楽しくて、終わるのが悲しいからNG出そうかと思いました。楽しいけどむちゃくちゃ汗かいてます。身体も脳みそも汗だくでした。そんな空気を味わってもらえたらうれしいです」と呼びかけ、菅野さんは「弁護士さんに挑戦するのは初めてなのでワクワクしています」と語っている。なお今夜、21時台には、本作の新しい15秒バージョンのティザー映像が公開される。「うちの弁護士は手がかかる」は10月13日より毎週金曜日21時~フジテレビにて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年09月22日劇場版『緊急取調室 THE FINAL』(6月16日公開)の完成報告会見が15日に都内で行われ、主演の天海祐希をはじめ、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雄、でんでん、小日向文世、常廣丈太監督が登壇した。2014年から4シーズンにわたり放送されたテレビ朝日系ドラマ『緊急取調室』。叩き上げの取調官・真壁有希子(天海)が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる刑事ドラマで、初の劇場版となる今作でシリーズ完結を迎える。劇場版の公開が間近に迫っていることを受け、天海は「最後が映画ということで、皆さんに観て頂ける日が近づいてきていることにワクワク、ビクビクしている日々です」と吐露。シーズン1から映画化を夢見ていたキャスト陣だが、最後を迎えることに「寂しい」と口をそろえる。天海は「私が(キントリが)終わると決めたわけじゃないですからね(笑)!」と場を和ませつつ、「いい形で残るのが今ということ。私自身も映画として形に残せるのは嬉しいことなんですが、寂しくないと言えば嘘になります。(演じている私たち以上に)寂しがって下さっている方がたくさんいらっしゃると思うので、一番いい『キントリ』を観てくださいと胸を張って言いたいです」と力強くアピールした。常廣監督の演出を「結構粘る」と振り返った小日向は、「だんだんカット数が増えてくると天海さんが『もういいんじゃない?』と……。監督も笑いながら、カット数は増えていくんですよ(笑)」と両者のせめぎ合いを告白。天海も「撮ったよ? 私の顔はもういいです!って(言ってました)」と当時のやり取りを思い出し、監督は「でも主役なんで……」とタジタジだった。また、「キントリメンバーはどんな存在?」と聞かれた天海は「親戚」と回答。「ちょっと期間が空くと会いたいなと思って、みんなで集合をかけ合って、みんなでご飯を食べたりします」とプライベートでの交流に触れ、絆の強さを感じさせる。一方、「座長・天海祐希はどんな人?」の質問には、田中が「皆さんご存じのように男らしい真っすぐな人」と一言。「頼りになる先輩のような存在で、人生の岐路に立ったら、天海さんに相談すると思います」と信頼感をにじませた。天海の存在感について、「佐々木小次郎の生まれ変わりなのでは?」と切り出したのは小日向。「モニターを観たときに、背中に刀が見えたことがあって。美しくて凛々しくて武士に見えた。小次郎の生まれ変わり。怖いくらい!」と興奮気味に話し、笑いを誘う。これには天海も「えぇ~」と困惑の表情を浮かべながらも、「ずっと(怖いって)言ってるじゃないですか!」と返すなど、キントリメンバーの変わらない一体感を印象付けた。
2023年05月15日天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雅、でんでん、小日向文世らドラマレギュラーキャスト続投でついに完結となる『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』に、市川猿之助と佐々木蔵之介が参加することが分かった。猿之助さんが演じるのは、注目の被疑者=内閣総理大臣・長内洋次郎。これまで取調室でキントリが相対した被疑者は、約100人。様々な手強いキャラクターが登場してきたが、今回はシリーズラストを飾るにふさわしい、最大の強敵ともいえる内閣総理大臣。昨年5月にクランクインした本作に、6月上旬より参加した猿之助さんは、警察官僚、SPに囲まれ移動するシーンの撮影に挑み、キントリキャストと顔を合わせた。その際の猿之助さんの所作や演技を見た天海さんは、「キントリの物語の中の内閣総理大臣と、歌舞伎界を任っていくポジションがリンクするところがあって、手を挙げるだけの所作でも総理でした」と話し、田中さんと「総理が来た!」と話したという。また、その総理を突如襲撃する暴漢・森下弘道を演じるのが佐々木さん。事件の鍵を握り、キントリチームを翻弄する謎多き被疑者だ。共演経験が多い天海さんと佐々木さん。そのため、ドラマ撮影時に誰よりもゲストに寄り添い、率先して演技をしやすい空気を作っていた天海さんが、佐々木さんに対しては「どんなボールも投げてくれるし、受けてくれる安心感があって、お互いやりたい放題やっていました(笑)」と取調べシーンの撮影秘話を笑顔で語る。長内は、戦後初の40代の総理としてカリスマ性やリーダーシップ、的確な判断力を発揮し高支持率を得るリーダー。日本列島を襲う災害が発生する中、官邸に「緊急災害対策本部」が設置されるが、長内はこの重要な会議に遅れて到着。関係閣僚から非難の声も上がる中、長内は指示系統を官邸に集中させる「広域支援即応措置法」を発令し、被害を最小限に抑えることに成功。各地の復旧が続く中、長内総理の前に突如現れた暴漢・森下による総理襲撃が発生。森下の取調べのため、キントリメンバーが再集結することに。猿之助さんは「シリーズ初の劇場版ということで緊張いたしましたが、天海さんの優しさに包まれた現場は、とても居心地の良い現場で、素敵な共演者、スタッフの皆様に支えられ、撮影に臨むことができました」とふり返り、「ぜひ映画館へ足をお運びいただき、素晴らしいチームでお送りする、"キントリ"の世界をお楽しみください」と呼びかける。佐々木さんは「私の役柄については…話すな、と言われておりますが、少しだけ。取調べられました!!楽しかったです!!キントリの現場の何が羨ましいかって、どのシーンも最後に必ず天海さんが場を締めてくれるので、特におじさん役者の皆さまが、勝手自由なんです。寛いでいられるんです。一緒になって私までも。まさか取調室があんなに居心地の良い空間だとは思いもよらなかったです」とコメントしている。『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』は6月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 緊急取調室 THE FINAL 2023年6月16日より全国にて公開©2023 劇場版「緊急取調室 THE FINAL」製作委員会
2023年04月04日NODA・MAPの新作公演がいよいよ始動!高橋一生、松たか子の顔合わせだけでも鉄板だが、さらに多部未華子、秋山菜津子、大倉孝二、大鶴佐助、山崎一と、いつものごとく豪華なキャストが勢揃いだ。もちろん作・演出の野田秀樹も出演する新作公演、その中身は……!?高橋、松、野田の御三方から少しでもヒントを得るべく粘っても、「分かっちゃったら、つまらないでしょ」(by 野田)と、今回もやはり秘密のヴェールは厚かった。笑い満載の会話からニュアンスを嗅ぎ取っていただき、想像を膨らませていただくための“ほぼ実録”インタビューをどうぞ。潰れかかった遊園地が舞台の劇中劇「のような」お話――現段階で私たちが知らされているのはタイトルのみ。ぜひ出来る限りの情報を語っていただけたらと思います。野田一昨年の『フェイクスピア』が終わった後ぐらいから、少しずつ構想を重ねていった感じですかね。役者さんにもちょっと前に少しだけ台本を渡して。台本はいつもよりは時間的に早く、今のところは出来ています。ま、タイトルから想像していただくのが一番よろしいかと思います(笑)。NODA・MAP第26回公演『兎、波を走る』キービジュアル――『兎、波を走る』を調べると、諺としてふたつの意味が出て来るのですが。野田あ、諺は関係ないです。『不思議の国のアリス』の世界です、ってことでいいんですかね? まずはね。高橋はい。野田そういうことです。そこに、潰れかかった遊園地みたいなのがありまして、そこの廃れた舞台で劇中劇が行われる……のかな、どうなのかな〜っていう感じですよね?高橋はい。野田劇中劇にはなってないけど、劇中劇のようなお話、そんな感じですかね。――今回も作品のためのワークショップをされたとか。野田そうですね。結構皆が来てくれたので、とても有意義な時間でした。いろんなことを試すことが出来たっていうかな。試すと同時に、役者さんも自由にいろいろやってくれて、面白いアイデアをいただきました。――高橋さん、松さんに台本を読んだ印象をお聞きしたいです。野田渡した部分を読むだけだとちょっと分からないので、少しだけ、どういう方向に向かっていくかという話はさせてもらいました。高橋どうでしょう。アリス…の話…なんですね…。(一同笑)寓話的な話ととらえると、すぐに出て来るのはアニメのイメージでしょうか。よくよく解体してみると、寓話って怖い、ちょっとゾクッとするところがあって、いったいどういう思考の人が書いているんだろう…ということを、野田さんからいただいた台本に照らし合わせながら読みました。松そうですね、私も、アリス……なんだあって。(一同笑)野田こういうところで話すには「アリスの話なんです」って言って、お客さんを導入していただくのがいいのかな〜と思って。ま、アリスの話じゃないですもんね!高橋ハハハハ!松……ないけど、アリスを使うんだ…っていうのかな。野田ま、実はアリスだけではなくて、ある著名な劇作家たちとか、そういう世界もありますよね。松ワークショップで別のキャラクターが飛んでいるのも見ましたし(笑)、試みとしていろいろ、それも使える……というか用いるんだな、へえ〜!って思っている状態です。野田あのね、昨日ワークショップでやっていたヤツ、あれよかったと思うよ。高橋そうですか?野田うん、ト書きの部分とうまく融合できるな〜と思って。本人が走ってるのは、やっぱりいいよな。高橋そうですね!野田あ、すいません、ちょっと業務連絡でした。(一同笑)忘れられてしまうことを作品として残す――ここまででまったくつかめていませんが……ストーリーを追ってはいけない?野田ストーリーは……。高橋追えるんじゃないでしょうか。野田まあ追えるでしょうね。アリスの世界ですから。ただ、アリスの世界が、アリスの話のように進まないので……っていうようなことかな。――高橋さんがおっしゃったように、寓話のような世界だけれど、見ていくうちに私たちが生きる現実世界とリンクするとか。高橋……そうだと、思います。そういうふうに視点を少しだけシフトしながら観る方もいらっしゃるのではないかとは思います。松そういったアリスのようなおとぎ話の世界もあり、現実世界ももちろん出て来るんですけど、私個人にとっては現実なんだけど、知らない世界だったり…。現実にあるということを、信じろ!って言わないと分からないくらいの現実が、まだあるな、という感覚。それを突きつけられると、うわ〜それを現実と思わなきゃいけない!?って持っていかれちゃうので…。どこまでファンタジーで、どこまで現実で…というのが、私は読んだだけではまだ分からないことがいっぱいで、すごく頭の整理がつかない感じでワークショップを終えたので(笑)、台本はいったんスタッフの方にお返ししました。もう持っているのが怖くて、「一回ちょっと出直します!」みたいな気持ちで、とりあえず返そうと。ちょっとまだ受け止め切れない…、そんなふうに感じて、楽しいワークショップを終えました(笑)。野田フフフ、この話がどこに行き着くかはもうふたりとも知っているけど、そこはいま言えないから言葉が濁っちゃうんだよね。松そう!ワークショップの終わりに全体に向けて「台本のお取り扱いに気を付けてください」みたいなことを言われて、持っているのが怖いからもういいや〜と思って(笑)。野田落としちゃったりしたら?松落とさないけど(笑)。早く完成形をいただくために一回、お返ししたんです。野田中途半端じゃダメだよ、ってことですね。プレッシャー(笑)。松いや、やっぱり今回、今まで以上に緊張感はあるのかなと。だから、本当に気をつけなきゃ!と思った時に自然とそうなりました。その言葉は、持っておくにはちょっと私には大きくて。――おふたりの役柄や、ほかにどんな人物が登場するのか、伺ってもいいですか?松私はアリスじゃないです。野田松さんはアリスに近しい関係の役ですね。で、高橋さんは○○○ということになっています。高橋はい、…ということになっています。野田ほかにふたりの劇作家とか、いろいろと出て来ますけど。でもね、観る日に知ってほしいかな。――今回の作品を構想したきっかけとは?野田まず、「これを書いてもいいものだろうか」っていうのがひとつあって。それで本や資料をいろいろ読んで、どうかな〜と。非常に口籠もってしまうんだけど。――「これ」というのは、例えば『フェイクスピア』におけるボイスレコーダーのようなものでしょうか。野田そことはまたちょっと違うな。今度のものは、そういうものではないんです。年齢もあると思うのですが、自分が書いておくことで少しでも残るのであれば、後々それを読む人にとっていいんじゃないかなと思ったんですね。少なくとも、あらゆるものが忘れられてしまうよりは。だからここ半年くらいは毎日そのことを考えていて、「俺はこの世できっと、当事者の人くらい考えているな」と言えるだけの自信はありますね。しかも、朝起きた時からず〜っとそのことばかり考えているので。それを意識しているか、していないかはちょっと大きいような気がする…といったものかな。私の中でね。皆が知っていることではあるんだけど。高橋そうですね。――幕が開いたら、ああ、あのことか!と皆が分かることでしょうか。野田それはこれからの書きようではあるけれども、分かるようには書いています。――今のお話の「忘れられぬよう、書き残さなければ」といった使命感のようなものは、なぜ出て来たのでしょうか。野田やっぱり歳を取ったからかな。作品って残るんだよな、ってことをあらためて考えて。例えとしていいのか分からないけれど、(十八代目、中村)勘三郎さんのお葬式の時に坂東三津五郎さんが弔辞で「役者は辛い、本人がいなくなったら全部なくなってしまうから」ということをおっしゃっていて、そうか、でも俺は少しだけ違う立場にいるなと思ったんですね。役者は肉体がなくなったら終わってしまうけれど、自分はそれとは違うところで芝居と向き合っているのだろうなと。そんな気はしていますね。預けた言葉をちゃんと肉化してくれる――松さんはNODA・MAPは今回が6作目の出演で、高橋さんは『フェイクスピア』に続く2作目です。ワークショップに参加された際に、今回の作品に関して、何かこれまでの野田作品と違った新たな感触などはあったのでしょうか。松いや、まだ分からないです。でも一生くんを始めキャストの方たちは…、大鶴佐助くんとは初めてご一緒するんですけど、すごい人たちが集まったカンパニーで、どうしよう〜と(笑)。個人的にお芝居を観たときに「うわ、すごいな!」って一回は思わされた人たちだらけなんですよ。その中でこのお芝居に向かっていけるのは、とても幸せですね。だから、あとはいつも通りにただただ必死になるでしょうし、私はそれしか出来ないので。野田さんの言葉を埋もれさせないために頑張ろうと思います。高橋『フェイクスピア』では作っている過程も含めて、これまでにない充実感があったんです。野田さんは俳優でもあるから、お芝居を作る過程の楽しみ方が、演出のみされる方とは決定的に違うんじゃないかなと僕は感じていて。演者としても、演出としてもその場にいてくださる中で、まずは自由に芝居を見てくれる。僕にとっては心強かったなという感覚があったので、今回もお話をいただけてとても嬉しかったです。――『フェイクスピア』に続く今回で、「また来たか!」みたいな衝撃がありましたか?高橋おお!という感じで、「また」ではないですね。違うものではあるんですけれど、現実と地続きになる世界観を感じることが多くなって来ている気がするんです。寓話的というか……、それがファンタジーなのかディストピアなのか、分かりませんが、そういうものがだんだん近づいて来てしまっている、その表裏のようなものが曖昧になって来ている感じはするんです。とくにこの3年で。それで今、野田さんが言っていた、アリスとしての世界と現実が続いてしまう瞬間が、劇構造の中に組み込まれたりするのかな、と思っています。――なんとなく、先ほど松さんがおっしゃった「現実と思わなきゃいけない」怖さの感覚と繋がって来たような気が。やっぱり何かドカンと衝撃的なものが提示される、そんな予感がしますね。野田今回のワークショップで、ちょっとひとシーンやってみた後の、たかちゃん(松)の顔が「やめてよ〜」っていう顔で(笑)。松フフフフ。野田一生は、今回のワークショップで初めて見たでしょ?高橋初めて見ました。野田あれやると、大体みんな同じ顔になるのよ。…って謎だらけでスミマセンね。でもここで言ってしまって書かれてしまうと、見た人がその瞬間に、本当に感じられないだろうから。高橋そうですよね。だから、こういう取材は難しいです。――はい、ここまでのお話で想像しながら本番を待ちます。野田さんに、本作にこのおふたりを誘った理由を教えていただきたいです。野田だって、ふたりとも素晴らしいじゃないですか。預けた言葉をちゃんと肉化してくれる、その力があるふたりです。あと共通するところがあるとすれば、役者ってどうしても自分の目線からだけ入るけれど、ふたりともに作品全体を見ることが出来る役者さんですよね。出しゃばらないで、ちゃんと世界を作る人たち。……って自分がそう、俺は出しゃばってナンボの役者だから、なんだけど(笑)。一生は『フェイクスピア』の時に圧倒的な身体能力を見せてくれて、今回のワークショップでもやっぱりすごいなと思ったし。身体性は、たかちゃんも強い、こう見えて……って言っちゃいけない。(一同笑)松たか子が出る時はいつも、「お〜い」とか「あ〜」とか、悲鳴のような長〜い声が出るように書いてる。松ハハハ!野田去年の『Q』でも「お〜い」って台詞を、そこまで長くしなくてよかったのに、負けず嫌いだから「お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いっ」って(笑)。松え、そうだったんですか!? そう言ってくだされば…(笑)。野田いやいや、あれは助かってるんです。舞台装置を外さないといけないから、「お〜い」が長いとありがたい。高橋そんな裏話が(笑)。野田ま、たかちゃんが持っている声の高さ、伸びというのは、自分が表現をしたい世界のものだからね。――昨夏の高橋一生さんの一人芝居(『2020』)のパンフレットに、野田さんが高橋さんのことを「不安をいつも持っている」と談話を寄せていました。勝手ながら、高橋さんにはつねに冷静沈着、どこか飄々とされている印象を抱いていたので意外に感じたのですが。野田不安というのは持っていないとダメでしょう。たかちゃんだって、不安だから台本を突っ返しちゃうわけだ。松ハハハ!野田不安のない人は、信用出来ない。自信満々で表現している人で、いい表現者はいないんじゃないですか。高橋そうかもしれません。お客さんに見せるものは違うかもしれないけれど。野田そう、本番の舞台で台詞をオロオロ読んでいたりしたら、それはまた別の不安だから(笑)。モノ作りの過程で「自分がこれをどういうふうにやれるかな」といったことだね。舞台初共演のふたり。お互いの印象は・・・?――高橋さんと松さんは舞台では初共演ですね。お互いにどんな魅力を持った俳優と見ていらっしゃるのか、その印象と期待をお話しいただきたいです。松私は今回の初共演が本当に楽しみで。『フェイクスピア』を観た時に、物語自体の衝撃はもちろんありましたが、お芝居としてものすごく感動したんですね。目が覚めたと言いますか。ここにまた戻りたいな! と思わせてくれた、その舞台に彼が出ていて。初めてのNODA・MAPでああいうふうに舞台の真ん中に立つ俳優さん、素敵だなと思って、野田さんに変なメールを送ったんです(笑)。「私なんかが真ん中で長台詞とか言うのはおかしい気がする!一生くんがいいですよ!」みたいな(笑)。なんて言いますか…、「頑張ってます!」じゃない主役でいてくれたことに感動して。もちろんすごく頑張っていたと思いますけど。本当にご一緒出来るのが楽しみでしたし、すでに若干、迷惑をかけ始めていますが(笑)、かけないようにしたいと思います。野田たかちゃんからああいう、作品に関するメールが来ること、まずないからね。高橋そういう感想って、俳優同士では送ってはいけない暗黙の了解でもあるのかなと思うくらいあまりないんです。けれど松さんはすぐに連絡をくださって。そのリアクションを受けて、僕は感動しました。あ、こんなふうに思ってくれる人が同業者でもいるんだと。以前にドラマでご一緒した時も、ちゃんと“そこにいてくれる”、素敵な女優さんだなと感じて。さっき野田さんが「出しゃばらない」とおっしゃっていたように、主張するのではなく、空間に、そこにいる人。一緒に芝居をしていてとても楽しかった記憶があるので、また野田さんの作品でご一緒出来て本当に嬉しいです。さっき褒めていただいただけに、「……あ、コイツの力じゃなかったな」って思われないようにしなきゃなと。松ハハハ!不安同士が、すごくビクビクしながら挑んでいきます(笑)。――本番当日まで、謎は謎のままに。それでも最後にひとつだけ、観終わったあと、どんな気持ちになりそうでしょうか。野田多部ちゃん(多部未華子)との取材の時に、やっぱり同じような質問が来て「台本を読むかぎり、重くて、ハアアア〜!」って多部ちゃんが(笑)。つまりその「ハアアア〜〜〜!」というようなことじゃないかなと思います(笑)。取材・文:上野紀子撮影:You Ishiiスタイリスト:伊賀大介(band)ヘアメイク:赤松絵利(ESPER)<公演情報>NODA・MAP第26回公演『兎、波を走る』【東京公演】2023年6月17日(土)~7月30日(日)会場:東京芸術劇場プレイハウス一般発売日:5月28日(日) 10:00【大阪公演】2023年8月3日(木)~8月13日(日)会場:新歌舞伎座一般発売日:7月8日(土) 10:00【博多公演】2023年8月17日(木)~8月27日(日) 博多座一般発売日:7月8日(土) 10:00チケット情報:・MAP公式ホームページ★【よくばり❣ぴあニスト】限定NODA・MAP第26回公演『兎、波を走る』大阪公演のアプリユーザー向け先行抽選を実施中!受付期間:6月25日(日) 23:59まで詳細は こちら() から
2023年03月17日10月22日に“みちょぱ”こと池田美優と結婚したモデルでタレントの大倉士門が13日、都内で実施された「JOODAN 」ブランドイメージキャラクター就任&コラボ新商品発表会にMCとして登場。クリスマスの予定について語った。今回はイメージキャラクターとして武尊がクローズアップされるも、報道陣から突然水を向けられた大倉は「怖いな……」とつぶやきつつ、質問されたクリスマスの予定に回答。「僕のクリスマスは……えっと……実はクリスマスやクリスマス・イブは、交際して7年くらい経つんですけど、『2人でクリスマス空けようね』みたいなことをしたことがない。でも新婚初のクリスマス、クリスマス・イブということで、2人で空けております」と照れ笑い。とはいえ「ただイブはちょっと僕が、今は仕事を断っている場合じゃないぞ、ということで仕事を入れてしまった。クリスマスの日は2人で、初めてちゃんと過ごそうかなと思っています」と話した。横で大倉の答えを聞いていた武尊は、「幸せになってしまって……」とニンマリ笑みをこぼしていた。CBD Airスティック「JOODAN」は、スイスのオーガニックヘンプから抽出した天然由来成分CBD(カンナビジオール)を23%配合するヘルスケア商品。今回は武尊がプロデュースした新フレーバー「メープルマンゴー」「マスカットティ」が新登場。12月13日より公式サイトで予約注文を受け付け、2023年1月17日より順次出荷する。
2022年12月13日ジョンソン&ジャクソンによる新作公演『どうやらビターソウル』の模様が12月9日(金) より配信されることが決定した。ジョンソン&ジャクソンは、俳優の大倉孝二と脚本家・演出家のブルー&スカイが共同主宰し、2014年に旗揚げしたユニット。今年11月に東京・ザ・スズナリと大阪・ABCホールで上演された『どうやらビターソウル』は、主宰の2名に加え、佐藤真弓、ノゾエ征爾、渡辺真起子、といったキャストが集結。渡辺真起子扮する一流スターの“ユキコ”が、ある出来事をきっかけに25年前同じ夢を抱いていたかつての仲間たちに会いにゆく……という展開の中で容赦無く畳み掛けられるくだらなさ、切なさ、絶妙な空気感など、ジョンソン&ジャクソンにしかない不思議な味わいにあふれた作品となっている。今回の配信では、特典映像として2020年に中止となった幻の『ジョンソン&ジャクソンの梅まつり in ユーロライブ』の劇中で流す予定だった映像作品の一部と、ジョンソン&ジャクソンのふたりによるちょっとしたおまけ映像を観ることができる。なお配信映像のパッケージ化の予定は現時点ではないという。撮影:宮本雅通<配信情報>ジョンソン&ジャクソン『どうやらビターソウル』オンデマンド配信配信日時:12月9日(金) 19:00~※12月18日(日) 23:59までアーカイブありジョンソン&ジャクソン『どうやらビターソウル』メインビジュアル配信内容:本編+幻の「梅まつり」予習にして復習ミニ動画【チケット情報】イベント割適用価格:2,800円(税込)※通常価格:3,500円(税込)チケット発売期間:12月18日(日) 21:00までキューブ オフィシャルサイト:
2022年11月28日モデルのみちょぱこと池田美優と大倉士門が22日、それぞれ自身のSNSを更新し、同日に結婚したことを発表した。2人は同じ文面をSNSに投稿。「この度、私たち大倉士門と池田美優は本日2022年10月22日に結婚しました!」と報告した。続けて、「顔が似ているとよく言われる上に仲が良すぎる私たちなので、この先もシワシワになるまで笑い合って楽しい家庭を築いていけたらと思います。今後とも夫婦共々、変わらずにお仕事を頑張っていくのでよろしくお願い致します!」とつづった。昨年3月に交際が報じられ2人。みちょぱはTBS系情報番組『サンデー・ジャポン』に出演した際、交際を認め、「ちょっと離れていた期間もあるので、それ含めてだと5年半くらいはずっと一緒にいる。テレビ出る前から」と説明。さらに結婚について「私は全然してもいいと思っています」「お互い『早く結婚したいね』って話は…」と話していた。
2022年10月22日俳優の大倉孝二と、脚本家で演出家のブルー&スカイによるユニット「ジョンソン&ジャクソン」が、4年ぶり4度目となる新作『どうやらビターソウル』の上演を決定。そこで大倉とブルーに話を訊いた。実は彼ら、2年前にもイベントを企画。しかしコロナ禍の影響で中止に追い込まれていた。それだけに待望の上演かと思いきや、大倉から発せられたのは「いざやる時になるといつも嫌になっちゃうんです(笑)」という意外なひと言。「苦労を思い出すんだよね」とブルーが返すと、「俺の憂鬱さはあなたが書かないからだからね!」と大倉が反論。「だって共作じゃない?」とブルーが言うや否や、「それ勝手に決めたのあなただから!」と大倉。こんなやり取りが数分続いたが、それもジョンソン&ジャクソンらしさだと思えば微笑ましくもある。なんだかんだと彼らがユニットを続ける理由は、大倉の「ブルー&スカイという作家の作品に出たい」という願望と、「くだらないことがやりたい」というふたり共通の想いから。大倉は「だから僕ら、やりたいストーリーがあるとか、描きたいものがあるとか、そんなものは皆無なわけです。今回も一本のストーリーものではありますが、くだらないことをやるためにストーリーを考えるという、それこそ意味のないことをやっていて。だから苦しいんですよね」と笑う。「ただ今までよりちょっと大人っぽくしたいとは思っていて」とブルーが言うように、ゲストには「猫のホテル」の佐藤真弓、「はえぎわ」のノゾエ征爾、渡辺真起子という、40~50代の巧者が名を連ねる。中でも異色なのは、やはり渡辺の起用。「ずっと素敵な俳優さんだなと思っていたんです。でもまさか出てくれるわけがないし、ダメ元で聞いてもらったら、すぐ出てくれると返事をいただいて、逆にどうしようと焦っています」と大倉が苦笑いを浮かべると、ブルーも「プレッシャーが……」と言葉を詰まらせる。だが「でも渡辺さんみたいな方がくだらない芝居をやるからこそ、そのギャップの大きさが、笑いに繋がると思います」と自信も覗かせた。終始大倉からブルーへのツッコミは続いたが、大倉が誰よりもブルーのファンであることは、彼のこの言葉からも明白。「こんな稀有な作家がいることを、やっぱりもっとみんなに知って欲しいんですよね。それがジョンソン&ジャクソンを続けている、大きな動機のひとつなので。まぁナンセンスしか書けないですけど(笑)」。取材・文:野上瑠美子
2022年10月17日坂口健太郎&杏W主演「競争の番人」第7話が8月22日オンエア。大倉孝二演じる風見の“上司ぶり”に「頼りたくなっちゃう」「キャップの株が激上がり」などの反応多数。小勝負の過去について改めて注目する声も上がっている。「元彼の遺言状」のドラマ化も記憶に新しい新川帆立の最新作を原作に、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる公正取引委員会にスポットを当てた物語が展開する本作。公取委の第六審査・審査官として働く小勝負勉を坂口さんが、刑事だったが公取委への異動を命じられた第六審査・新人職員の白熊楓を杏さんがそれぞれ演じるほか、第六審査主査の桃園千代子に小池栄子。第六審査キャップの風見慎一に大倉孝二。父が検事の六角洸介に加藤清史郎。第六審査長の本庄聡子に寺島しのぶ。小勝負と東大時代の同期でもある検察官の緑川瑛子に大西礼芳。国土交通省事務次官の藤堂清正に小日向文世といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。楓は風見から一人で調査案件を担当してみないかと言われる。調査案件は大手通販サイト・三ツ星マーケットの自社オリジナルブランド「アンカレント」の再販売価格維持。白熊が風見とネット通販会社を回るとブランド事業部長の黒崎美佐子(雛形あきこ)の名で値引きを禁止するメールが届いていた。白熊と風見たちは三ツ星マーケットに立入検査を行う。美佐子はメールの差し出しなどを認め社長の山辺(姜暢雄)も調査に協力的で、案件は簡単に解決したかに見えた。しかし三ツ星マーケットには再販売価格維持以外に隠していることがあった…。それはサイトのランキング操作。ランキングはいつもアンカレントが上位を占めていて、アンカレントより売上のあるブランドでもランキングでは下位に表示されていた…というのが今回の物語。当初の調査でランキング操作に気づけなかったことで「警察でもミスして、公取でも失敗して、私ほんと何やってんだろ」と落ち込む楓に、風見は「白熊さんらしく頑張ればいい」と励ます。「私らしくってなんですか」と聞き返す楓に、風見は「色々考えないで、いつもみたいに突っ走れ」とアドバイスし、かすかに口ごもりながらも「何かあったら責任は僕が取るから」と宣言する…。この風見のセリフに「キャップ、頼りたくなっちゃういい人」「キャップの言葉、身に沁みます……」「良い上司すぎて、彼氏より小勝負よりキャップの株が激上がりしてしまう」などの反応多数。その後舞台は半年後に。緑川が「ラクター建設」に関する案件の資料を見せると小勝負の顔色が変わる。その供述調書には“小勝負誠”という名前と談合に加担という記述が。さらに本庄聡子の名も…。「来週、小勝負さんの過去が明かされる?」「小勝負勉のあの目、表情。過去は?本庄さんとの関わりは…」「小勝負の過去も気になる…クライマックスまで見逃せんぞ」など、終盤に向けて小勝負の過去についても大きな注目が集まっている模様だ。【第8話あらすじ】15年前、公取の四国支所にいた本庄は建設工事の談合疑惑に取り組む。ゼネコン大手の一角「ラクター建設」の関与が疑われるが有力な情報は得られずにいた。ラクター建設の木下健一(石井正則)から話を聞いた本庄は、木下が目を話した隙に周囲を見回し、小さな建設会社「小勝負建設」の調査資料を発見する…「競争の番人」は毎週月曜21:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年08月22日「和歌山県の高野山で、TOKIOの松岡昌宏さん(45)を目撃しました。すぐそばにはNEWSの小山慶一郎さん(38)や、関ジャニ∞の大倉忠義さん(37)、KAT-TUNの亀梨和也さん(36)の姿も。テレビ番組の撮影かと思ったのですが、撮影クルーの姿はありませんでしたね」(高野山を訪れていた墓参りの人)7月下旬に、和歌山県内でジャニーズのタレントたちが勢ぞろいしていた。いったい何がーー。「高野山にはジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川さん(享年87)のお墓と、その姉のメリー喜多川さん(享年93)のお墓があるのです。今回はそのお墓参りのために皆さんで行っていたそうですよ」(芸能関係者)松岡が墓参する運びとなった理由を芸能関係者は続ける。「もともと松岡さんはヤンマースタジアム長居で開催された関ジャニ∞のライブを観覧するため大阪を訪れていたそうです。そういったこともあり、墓参を決めたといいます。お墓参りには大倉さんや、亀梨さん、小山さんも行ったのだとか。4人でジャニーさんたちとの思い出話に花を咲かせたのでしょう。松岡さんは両親のような存在であった2人のお墓にジャニーズの仲間たちと一緒に、手を合わせに行けたことを喜んでいたと聞いています」松岡はジャニーさんへ格別の思いがあると音楽関係者は言う。「ジャニーズ事務所に入所してすぐのころに『レッスンしたくない。とにかく今すぐ光GENJIに入りたい!』と言うなど、松岡さんはジャニーさんにいろいろと迷惑をかけたと後悔しているそうです。そしてそんな松岡さんを優しく受け入れて育ててくれたジャニーさんに恩を感じています」今年1月8日に配信されたスポーツ報知のインタビューでも、《彼(ジャニーさん)から『ユー、やりなよ』と言われて、恋い焦がれた芸能界に入って180度人生が変わった。恩人であり、僕の足長おじさん。あの人との出会いが全てで、感謝しかない》と語っていた松岡。“涙の墓参”で松岡は“天国の両親”と何を語り合ったのだろうか――。
2022年08月12日坂口健太郎&杏W主演「競争の番人」第4話が8月1日放送。大倉孝二演じる風見のセリフの途中でいきなり画面が真っ暗に…この演出が話題になる一方、自分が取り逃がした相手につい熱くなってしまう白熊には「刑事への未練が残りすぎ」といった指摘も送られている。これまでドラマとして描かれることがなかった、独占禁止法の違反行為を取り締まる公正取引委員会を舞台にした本作。公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”審査官の天才、小勝負勉役で坂口さんが。犯人と取り逃がしたことで公取委への異動を命じられた元刑事で第六審査新人職員の白熊楓役で杏さんがそれぞれ出演、W主演を務めている。共演には第六審査主査で人心掌握術に長ける桃園千代子役に小池栄子。部下に翻弄される第六審査キャップの風見慎一役に大倉さん。育ちの良いお坊ちゃんな審査官・六角洸介役に加藤清史郎。第六審査を新たに立ち上げた第六審査長の本庄聡子役に寺島しのぶ。小勝負とは東大時代の同期で公取委に出向している検察官の緑川瑛子役に大西礼芳。小勝負と因縁がある様子の国土交通省事務次官・藤堂清正役に小日向文世といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ダイロクは世界的電機メーカー・アレス電機の優越的地位の濫用、いわゆる下請けいじめを調べることに。白熊はアレス電機役員に知った顔の男がいることに気づく。それは白熊が強盗殺人事件の捜査中に現場で取り逃がした柴野竜平(岡田義徳)だった。警察は事件の捜査を中止しており、白熊は今度こそ柴野を捕まえることが出来るかもと意気込むが、今は公取委の身なので捜査はできない。本庄は柴野は下請けいじめの中心人物と目されているが、強盗殺人という重大事件に関わっている可能性があると分かった以上、公取委での調査はできないと話す…というのが4話のストーリー。アレス電機の件について打ち合わせするダイロクのメンバーたちに、自分の息子が出場する中学の軟式野球大会のチラシを配る風見。息子が強豪校でレギュラーになったことを軽く自慢しつつ、ダイロクメンバーたちに応援に来るよう暗に求める。驚く白熊らを前に風見が「仲間と力を合わせて正々堂々と競い合う。スポーツって最…」と話していると、突然映像が切れてしまう…一瞬の間を置いて“数日後”とテロップが表示され…。この演出に「テレビの電源が急に切れたのかと思った」「風見さんのお子さん自慢が途中でカットされたw」「みんな聞いてないのを台詞カット&暗転で表現するの好き」「上司が部下に息子の野球の応援を強制するのは「優越的地位の濫用」じゃないのかww」などの声が。一方、公取に現れた柴野に対し、刑事口調で「答えなさい!」と怒鳴りつけてしまう白熊には「白熊ちゃん、公取に来たばかりとはいえ刑事への未練が残りすぎてるんだよな」「白熊ちゃん気持ちはわかるけど、組織人としての職分に自覚を持たないとね…公取として戦わなきゃ」といった反応が上がる一方、「白熊の真っ直ぐさに大丈夫かと心配になりながら、やっぱり爽快さがあります」といった声も送られている。【第5話あらすじ】アレス電機への検査が行われようとした時、ダイロクに洸介の父で検事の敦夫(羽場裕一)と駒場直樹(小松和重)が現れて検査に待ったをかける。柴野に横領の疑いがあるため検察の捜査を優先させて欲しいと言う。敦夫の言うことを聞くしかないと半ば諦め気味の風見だが、本庄聡子(寺島しのぶ)は検察の捜査の邪魔はしないと断わる…。「競争の番人」は毎週月曜21:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年08月01日ジョンソン&ジャクソン『どうやらビターソウル』が、11月9日から20日にかけて東京・ザ・スズナリ、11月25日から27日にかけて大阪・ABCホールで上演されることが決定した。ジョンソン&ジャクソンは、俳優の大倉孝二と脚本家・演出家のブルー&スカイが共同主宰し、2014年に旗揚げしたユニット。「くだらない、何の役にもたたない芝居作りを澄み切った思いで目指す」と標榜し、2014年『窓に映るエレジー』を皮切りに、2016年『夜にて』、2018年『ニューレッスン』と、大倉とブルー&スカイの脚本・演出・出演の共同作業でコンスタントに上演。公演ごとに2人に馴染み深い多彩な出演者を迎え、ジョンソン&ジャクソンにしか表現できない、何とも味わい深い“くだらなさ”を追求した作品を創作してきた。4年ぶりの新作公演となる今回の上演では、主宰の2名に加え、『夜にて』に続き2度目のジョンソン&ジャクソン参加となる佐藤真弓、「劇団はえぎわ」の主宰であり脚本家・演出家・俳優のノゾエ征爾、映像での活躍はもとより錚々たる演出家の舞台作品に多数出演する渡辺真起子の参加が決定。併せて大倉がイラストを手がけた本公演の宣伝ビジュアルが公開された。チケットは、キューブのメルマガ会員「cubit club plus」を対象とした最速先行受付が8月5日正午よりスタート。一般発売は、東京・大阪ともに10月1日を予定している。■大倉孝二 コメントジョンソン&ジャクソン「どうやらビターソウル」やらせていただくことになりました。2年前の前回公演「梅まつり」が新型コロナの影響により中止となったので、4年振りの公演となります。未だコロナ禍にあり、上演の可不可も含め笑えない状況は続きますが、“いつまでやってんだ”“観る方の身にもなってくれ”、実際には言われない程度に、そんなものを作れればと思います、今回も。■ブルー&スカイ コメント躍起になれる何かしらもここしばらくなく、どんどん全身全霊が醜さと異臭を増しているように思われる昨今の自分ですが、そんな折に久しぶりのジョンソン&ジャクソン公演です。待望の、躍起になれる何かしら!今こそ“役にたたない演劇”の力で少しはマシなみてくれになりたいです。あとミントっぽい香りも漂わせられればと。今回「どうやらビターソウル」に出演してくださる皆さんへの感謝とときめきとともに、意味をやっつける作業、楽しみたいです。■ノゾエ征爾 コメントなぜ私が呼んでいただけたのか。とても大きなハテナを抱えているのでありますが、先日近所のスーパーから出てくると、道行く大倉さんとバッタリ。「今ちょうどブルーさんと打ち合わせしてたんだけど何も浮かびませんでしたっ」とだけ言って去りゆかれました。その時に、2秒ほど大倉さんの視線が私の額に止まっていた。ハテナが2つに増えたところで、これはきっと楽しいことになると、ハテナが飽和しきった先の景色はさぞ絶景。■佐藤真弓 コメントナンセンス王子様おふたりの国に再びお邪魔することになりました!やったー!ニヤニヤが止まりません。渡辺さん、ノゾエさんも加わり想像の斜め上をいく世界が繰り広げられるのでしょうね。脳みその柔軟体操入念に、ひとまずカレーでスパイスを注入して備えます!■渡辺真起子 コメント何がどうなって、何処へどのように立ち向かって行くのか、まるでわからない。これは大冒険になるんだろうなと、ワクワクしながら、ビクビクしています。お声をかけて頂き、誠に光栄です。なので参加させて頂きます。って答えたら、本当ですか?って、あれ?私、ついていってもいいんでしょうかー!では、皆様、どうぞ宜しくおたのもうします。<公演情報>ジョンソン&ジャクソン『どうやらビターソウル』東京公演:11月9日(水) 〜20日(日) ザ・スズナリ大阪公演:11月25日(金)〜27日(日) ABCホールジョンソン&ジャクソン『どうやらビターソウル』公演ビジュアル※開場は開演の30分前です。未就学児童の入場はご遠慮ください。※車椅子でのご来場はチケットをご購入の上、来場日の3日前(土日祝は除く)までにキューブにご連絡ください。※新型コロナウイルス感染拡大予防のため、ご来場前に必ずキューブHPにてご観劇に際してのお願いをご確認ください。作・演出:ジョンソン&ジャクソン出演:大倉孝二ブルー&スカイノゾエ征爾佐藤真弓渡辺真起子宣伝イラスト:大倉孝二宣伝美術:坂村健次【チケット情報】前売・当日:5,600円(全席指定 / 税込)学生割引券:3,300円(チケットぴあ前売のみ / 税込)学生割引券は当日の開場時間から受付にて学生証提示の上、指定席券と引き換えます。座席はお選びいただけません。■「cubit club plus」チケット最速先行受付受付期間:8月5日(金) 12:00〜8月18日(木) 12:00詳細はこちら:■一般発売:10月1日(土)チケット購入リンク:主催・お問い合わせ:キューブTEL:03-5485-2252(平日12:00〜17:00)
2022年07月22日4月29日、関ジャニ∞の大倉忠義(36)が公式ファンクラブを通じて右低音障害型難聴と両側耳鳴りのため一定期間休養することを発表した。1年程前から耳鳴りの症状を感じていたという大倉。4月以降症状が悪化したことから受診したところ、前出の難聴と耳鳴りの診断を受けたという。大倉は《少しおかしいな…と思いながら騙し騙しやってきたところ仕事に集中出来ないほど耳がおかしくなってることに気付きました。病院に行くと、ストレスが原因だそうです》と明かした。関ジャニ∞としてはもちろん、後輩グループ・なにわ男子や関西ジャニーズJr.のプロデューサーとしても精力的に活動してきた大倉。昨年9月にはTwitterを開設し、後輩の活動を広めることにも力を注いでいた。いっぽうで、“やらかし”と呼ばれる一部ファンからの執拗な付きまといに長年悩まされ続けてきた。「2018年に会員制携帯サイト『ジャニーズweb』で、一部の過激なファンから付きまとわれたりカバンに物を入れられたりといったストーカー行為に遭っていることを明かしました。プライベートで食事をしていた際にもファンが隣のテーブルに着席していたことがあったそうで、《普通の人に戻る方がよっぽどらくだろう。そろそろ限界だ》と苦悩をつづっていました」(芸能関係者)苦痛を吐露していた大倉。それでも“やらかし”の暴走が止まることはなかった。「昨年5月には、大倉さんが舞台稽古をしていた稽古場にまで一部のファンが現れたといい、《アイドルが平穏に暮らせる世界ってあってもいいと思わないかい?》と苦言を呈していました。関ジャニ∞の送迎車にはGPSが付けられていたこともあったそうです。今回の休養との直接の関係は明かしていませんが、度重なるファンの暴走にかなりストレスを感じていたと思います」(前出・芸能関係者)5月9日から新番組『関ジャニ∞のあとはご自由に』(フジテレビ系・関東ローカル)もスタートする。いまはただ、大倉の快復を祈るばかりだ。
2022年04月30日モデルでタレントの大倉士門が31日、東京・渋谷ヒカリエホールで行われた十代のための体験型ティーンズフェス「超超十代 -ULTRA TEENS FES- 2022@TOKYO」に出演した。今年で7年目を迎える「超十代」。今回は“超超十代は「超十代」を超える”をコンセプトに、東京・渋谷から発信。十代に人気のアーティストによるライブパフォーマンスや、十代に影響力のあるモデルやYouTuberが多数出演するほか、人気ファッションブランドによるファッションショーなどを展開する。イベントは3部構成となっており、オープニングトークで、1stステージのMCを務める大倉と、3rdステージのMCを務めるYouTuberの“くれまぐ”ことくれいじーまぐねっとが登場。大倉は、1stステージのMCとして後からもう1人登場すると言い、「みちょぱではないです」と交際しているモデルでタレントの“みちょぱ”こと池田美優の名前を出して笑いを誘った。また、2ndステージのMCは、みちょぱ、藤田ニコル、越智ゆらの3人だと説明。くれいじーまぐねっとから「にやけないでくださいよ」といじられると、「にやけるよ。なんで2nd俺入ってないのかな」と残念がっていた。
2022年03月31日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が主演を務める映画『窮鼠はチーズの夢を見る』(20)が、dTVで配信スタートした。『失恋ショコラティエ』等で知られる水城せとな氏による人気漫画『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を実写映画化した同作。『リバーズ・エッジ』(18)や『劇場』(20)など、若者たちの不器用な恋愛や生き様を真摯に描いてきた行定勲氏が監督を務めた。学生時代から受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた大伴恭一(大倉)はある日、後輩の今ヶ瀬渉(成田凌)と7年ぶりに再会し、「カラダと引き換えに」不倫の事実を隠すことを提示される。「昔からずっと好きだった」と想いを告げられ、今ヶ瀬の一途なアプローチに振り回されていくうちに、恭一は胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていく――。(C)水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2022年02月18日「以前は周囲によく恋バナをしていた広瀬さんですが、最近はめっきりしなくなったそうです。大倉さんとの関係を秘密にするためだったのでしょう」(芸能関係者)10日にスポーツ紙で広瀬アリス(27)との交際が報じられた関ジャニ∞の大倉忠義(36)。昨年1月クールに主演した連ドラ『知ってるワイフ』(フジテレビ系)での共演をきっかけに広瀬と親交を深め、約半年前から交際に発展したという。「報道後、2人の事務所は交際について否定せず。広瀬さんも13日に出席したイベントで『大倉さんとお幸せですか?』という質問に対して、笑顔で『ありがとうございます』と返答していました」(前出・芸能関係者)新春をにぎわすビッグカップルの誕生だが、交際前は“お似合い”ではなかったようで……。2人をよく知るテレビ局関係者は言う。「昨年1月に番宣で出演したバラエティ番組で広瀬さんが恋愛観を語った際、大倉さんについて『話が合わなくて無理です』とバッサリ斬っていました。『知ってるワイフ』の撮影現場でも、空き時間に2人が話し込むことはほとんどなく、別々にゲームをして過ごしていたそうです」そんな2人だが、共通点をきっかけに距離を縮めていったという。「恐妻家の夫役ということもあり、撮影中に大倉さんはあえて広瀬さんと積極的に話さないようにしていたそうです。しかし、撮影終了後に2人ともお酒好き、インドア派と同じ趣味を持っていることから話が盛り上がり、親交を深めていったといいます。また広瀬さんが約4年間交際していたバスケットボール選手と’20年末に破局したことも、大倉さんには正直に伝えていたそうです」(前出・芸能関係者)さらに前出のテレビ局関係者は、2人が交際に発展した背景に、広瀬の“鋼メンタル”が大きく影響していると語る。「広瀬さんは“趣味はエゴサーチ”と公言し、SNSでの自身への批判を“私のことを見てくれている”と考えるようにしているそうです。もともとはネガティブな性格なそうですが、悪いことをエネルギーに変換していくことで前向きに過ごせているそうです。いっぽう大倉さんは、“立ち直れないほどの悪口がある”からとエゴサーチはしないといいます。なんでもポジティブに対処していく広瀬さんの性格が新鮮で魅力的に映ったのではないでしょうか」“恋愛対象外”から大逆転交際に至った2人。その絆は鋼よりかたいかも?
2022年01月20日1月10日、広瀬アリス(27)に関ジャニ∞の大倉忠義(36)との熱愛が報じられた。「スポニチアネックス」によると、昨年1月期に放送された『知ってるワイフ』(フジテレビ系)で共演した広瀬と大倉は、ドラマ終了後の夏頃から交際をスタートさせたという。「ドラマでは夫婦役を演じたものの、冒頭からケンカが絶えず大倉さん演じる元春が広瀬さん演じる澪を見限ってしまいます。“妻が変われば幸せになれる”と思っていた元春は、ひょんなことから過去にタイムスリップ。その世界では違う女性と結婚したものの、独身時代の澪と再会してしまいます。多難な状況でも再び惹かれ合っていくストーリーは、多くの女性視聴者の心を掴みました」(テレビ誌ライター)そんな“ワケあり夫婦”を熱演した広瀬と大倉の交際報道に、ネット上では「お似合い」との声が相次いでいる。《お似合いすぎる!ドラマからいいと思ってたよ!》《ドラマが大好きなので、ドラマから現実の交際に繋がるととてもドキドキして嬉しい気持ちになります》《アリスちゃんって気さくで話上手で誰とでも仲良くやっていけるタイプでとても好印象。笑いが絶えずとても仲良い2人が想像できる!素敵カップル!》各スポーツ紙によると、広瀬の所属事務所は「プライベートなことは本人に任せています」とコメント。大倉の所属事務所も「コメントすることはございません」と、交際を否定しなかったという。■恋愛対象外から恋仲へ発展!昨年5月に結婚を発表した星野源(40)と新垣結衣(33)のように、ドラマ共演をきっかけに交際に発展した広瀬と大倉。冒頭の「スポニチアネックス」の報道によると、酒好きな2人は食事を通じて会話をする中で、互いのことを深く知り惹かれ合ったという。だが大倉との共演当初、恋愛をする余裕はなかったという広瀬。本誌は昨年2月、広瀬が多忙を理由にバスケットボール日本代表・田中大貴選手(30)と破局したことを報じている。「新型コロナによる自粛期間もありスケジュールもタイトだったことから、広瀬さんは『知ってるワイフ』で役者としての感覚を取り戻すのに苦労したといいます。大倉さんとも『一緒に良い作品を作ろう!』と励まし合っていたそうですが、撮影期間中に深くコミュニケーションを取ることは少なかったようです」(ドラマ関係者)さらに広瀬にとって、大倉は“恋愛対象外”だったのだ。ドラマ放送期間中だった昨年1月20日、『TOKIOカケル』(フジテレビ系列)に出演した広瀬は恋愛観を披露。恋愛対象は「10歳上まで」と明かしたものの、共演中の大倉については「私のちょうど10歳上なのですが、話が合わなくて無理でした」と話していた。しかし2人にはいくつかの共通点があり、互いを知ることによって“好きなタイプ”もマッチしたという。「広瀬さんと大倉さんは共にお酒好きであり、インドア派といった共通点もあります。そんな広瀬さんですが、付き合うなら“お互いの話をじっくり聞き合える人”と語っていました。一方、大倉さんも過去に好きなタイプを聞かれ、『話の聞き上手な女性』と答えていました。今では『なにわ男子』をプロデュースする立場となり、親身になって後輩の話に耳を傾ける人だと聞いています。互いに知り合って日が浅い頃は、広瀬さんは“話が合わない”と感じたようですが、交流を深め合ったことで互いに相手が『聞き上手』だとわかったのでしょう」(芸能関係者)芸能界のビッグカップル誕生に、世間が沸いている。
2022年01月11日コメディ、とはいえ大声で笑うのとは少し違う。クスッもしくはククッくらいか。シニカルなのになんだかオカシくて、くだらないのにちょっと粋。ナイロン100°Cの新作舞台『イモンドの勝負』は、作・演出のケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)さん曰く「ナンセンスの、或いは、不条理の極北に行ってみる覚悟」。となれば欠かせないのは、大倉孝二さんの存在だ。「僕にとってはくだらないことが一番。やれる場があるってありがたいです」「日々台本が少しずつ上がってきて、そこを稽古していってる訳ですけど…。やりながらも、いまだどんな芝居になるのかわからないんです。たぶん意図的に、シーンごとに笑いの質とか芝居の質が違っていて訳がわからない。ただ間違いなくコメディではある…というか、ほぼ意味なんてない内容になるのではないかと」劇団員の大倉さんからすれば、これぞ真骨頂というところだろうか。「僕はもともとKERAさんのナンセンスが好きで入ってきたんで。昨今は別の作風のものもやっていますが、僕にとってはくだらないことが一番で、この歳になってもそれをやれる場があるってありがたいです」近年は、名バイプレイヤーとして、ドラマや映画でも重要な役柄を任されることが増えている。しかし、大倉さん自身は「くだらないこともしていないと、自分の中で整合性がとれないんです」と苦笑する。「ちょっとしたセリフにKERAさんがつけてくれた演出が、たまらなく面白いときがあるんです。唐突に訳のわからないセリフを言ったり、行動したり。全然理屈に合わないし、理由もないけど、そういう場面を見るのもやるのもすごく楽しい」つい先頃には、放送中の大河ドラマ『青天を衝け』での、渋沢栄一を新政府に請うため熱弁をふるう、大倉さん扮する大隈重信の軽妙かつ説得力のある演技が注目を集めた。しかし、当の本人は複雑な表情。「自分ではいまだにうまくできないって思ってしまうんです。大隈も、現場で監督さんの意向にできるだけ沿うようにとやっていましたが、うまくできないなって思っていたんです。それが予想外に評判がよくて、むしろ戸惑いの方が大きいです」自分自身に対してもシニカルな人なのだ。それでも舞台、そしてコメディへの思いは強い。「今回の作品は、このまま訳のわからない方向に突き進んでいくんだと思います。お客さんがゲラゲラ笑えるものになるかは、あまり保証できないんですけど(笑)、喜んでもらえたらいいなと思います。でも、そうならなかったとしても、それがナイロンのあり方だと思うんです。KERAさんと劇団員、客演陣にとって、後悔のない作り方ができればそれが一番かな」『イモンドの勝負』11月20日(土)~12月12日(日)下北沢・本多劇場作・演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ出演/大倉孝二、みのすけ、犬山イヌコ、三宅弘城、峯村リエ、赤堀雅秋、山内圭哉、池谷のぶえほか全席指定7600円ほかキューブ TEL:03・5485・2252(平日12:00~18:00)兵庫、広島、北九州公演あり。おおくら・こうじ1974年7月18日生まれ、東京都出身。ナイロン100°C所属。最近の出演作にドラマ『コタローは1人暮らし』、舞台『マシーン日記』など。ドラマ『青天を衝け』(NHK)出演中。シャツ¥25,300パンツ¥18,700(共にサノバチーズ TEL:03・6427・1986)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年11月24日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・JOE(JOE TOKYO/TRAVOLTA)ヘア&メイク・山本絵里子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年11月23日11月20日、東京・下北沢 本多劇場にて、ナイロン100℃ 47th SESSION『イモンドの勝負』が開幕。ナイロン100℃主宰、作・演出のケラリーノ・サンドロヴィッチと主演を務める大倉孝二の初日開幕コメントと舞台写真が到着した。ナイロン100℃の本公演は3年ぶり。本来ならば昨年末にも新作公演が予定されていたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け中止となり、2018年の『睾丸』以来の公演となる。大倉孝二、みのすけ、犬山イヌコ、峯村リエ、三宅弘城他、多方面で活躍中の劇団員が出演し、さらに赤堀雅秋、山内圭哉、池谷のぶえという重量級の実力を持つ客演陣が参加。ナイロン100℃のホームグラウンドと言える本多劇場での公演とあり、上演前から演劇ファンの期待値が高い公演だ。大倉孝二演ずる主人公“タモツ”を取り巻く不可思議な出来事、まとわりつく不条理を体験してゆくうちに、観客は迷路のような異空間へと誘われていく。ねじれたりはずれたりする会話のやりとりに笑ったかと思えば、足元が揺らぐような世界観の跳躍に戸惑う。その先にはどんな光景があるのだろうか。“今まで見たこともない芝居”を体験するに違いない。近年の、ナイロン100℃『ちょっと、待ってください』や、KERA×古田新太のタッグ企画シリーズ、ケムリ研究室『砂の女』等、多様な不条理やナンセンスへのアプローチを経て、今回の公演では、今のケラリーノ・サンドロヴィッチにしか表現し得ない、そしてまさにナイロン100℃にしか成し得ない“ナンセンスの新境地”に踏み込んだのかもしれない。公演は、12月12日まで下北沢 本多劇場で上演後、兵庫、広島、北九州を巡演予定。本多劇場公演では、完売日以外、公演直前でも購入可能な当日引換券をチケットぴあにてオンライン販売している。劇場窓口での当日券販売は実施しない。詳しくは公式サイトで確認してほしい。<作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチコメント>今回は「お客さんに合わせる」ということを全く考えずに創った作品です。自分としてはとても満足しています。私の満足しているものに、偶然満足してくれるお客さんが多いことを祈ります。コメディはどうしてもウケてなんぼ、のようなところがありますが、笑い声にならない可笑しさというものも沢山あります。本作はそんな可笑しさもてんこ盛りにしたつもりです。僕も還暦近くなりました。平均年齢が50歳を超える座組でこうした舞台をやる意義を感じています。若い人が同じ台本でやってもこうはなるまいと。劇団での創作でこそ生まれ得た強度を頼もしく思った初日でした。<大倉孝二 コメント>初日はまだお客様の反応がどうか感じる余裕も全然無く必死にやっているだけですが、相変わらずナイロン100℃は大変だな、という感じです。もうちょっと精度を上げていきたいと思いますので、是非劇場にお越しください。ご来場のお客様もありがとうございました。大倉でした。【公演概要】ナイロン 100℃ 47th SESSION『イモンドの勝負』作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ出演:大倉孝二 /みのすけ 犬山イヌコ 三宅弘城 峯村リエ松永玲子 長田奈麻 廣川三憲 喜安浩平 吉増裕士 猪俣三四郎 /赤堀雅秋 山内圭哉 池谷のぶえ●東京公演 2021年11月20日(土)〜12月12日(日) 下北沢 本多劇場チケット料金:7,600円(前売・当日共 / 全席指定 / 税込)学生割引券:5,000 円(チケットぴあ前売のみ取扱 / 税込)●兵庫公演 2021年12月18日(土)〜12月19日(日) @兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール●広島公演 2021年12月21日(火) @JMSアステールプラザ 大ホール●北九州公演 2021年12月25日(土)〜26日(日) @北九州芸術劇場 中劇場チケット情報: ナイロン100℃オフィシャルサイト: キューブオフィシャルサイト:
2021年11月22日関ジャニ∞の大倉忠義が企画・プロデュース、関西ジャニーズJr.が出演・構成・演出を担当する舞台『THE BEGINNING ~笑劇~』が、2022年1月31日から東京グローブ座で上演される。新たな時代とうねりを巻き起こすべく「THE BEGINNING」プロジェクトを立ち上げた関西ジャニーズJr.。12月19日から大阪・オリックス劇場で開催される「関西ジャニーズJr. LIVE 2021-2022 THE BEGINNING~狼煙~」を皮切りに、関西ジャニーズJr.の息吹を様々なイベントを通じて届けていく。今回発表された同公演には、Aぇ! groupの小島健・佐野晶哉、Lil かんさいの嶋崎斗亜・當間琉巧、AmBitiousの岡佑吏が出演する。さらに、小島を中心に「小島組」として、構成から演出まで全て自分たちで行い、関西ジャニーズJr.だからこそできる“エンタメ力”を武器に、自分たちのチカラで台本作成。貪欲に笑いを突き詰めて死に物狂いで汗をかく、彼らにとっても挑戦の舞台となる。東京公演は2022年1月31日~2月20日に東京グローブ座、大阪公演は2月23日~3月6日にサンケイホールブリーゼにて上演される。コメントは以下の通り。■大倉忠義(関ジャニ∞)関西というお笑い文化が根付いた街で育った子達の中でも個性的な才能をどうにか形にできないかと企画させていただきました! 構成から、演出に至るまでを彼ら自身で作り上げています。今までに見た事のない舞台であるのは間違いありませんが、もし理解できなかった場合は小島組に素直に言ってあげてください。きっと彼は言うでしょう。「時代が追いついてないんだ」と……ね? 変でしょう?■小島健(Aぇ! group)小島組の小島健です!突然ですが、僕の夢が1つ叶いました。その夢とは、小島組として、舞台をさせていただくことが決定したことです! 今回、タイトルにもなっている「笑劇」では、この時代の中で小島組が、このメンバーで演出、お芝居、お笑い、感動など沢山のことに挑戦し、皆さんに人生最大級の「衝撃!」を与えたいです。全ての始まりは大倉くんが「こじけん、なんかしたいことある?」と聞いてくださったことから始まって、まさかこんなにすごいことになるとは思ってませんでした! この記事を見て少しでも、気になったり、気にならない方も見にきてください! 最高の時間をお届けします。小島組一同、「笑劇」にてみなさんをお待ちしております!■佐野晶哉(Aぇ! group)4年ほど前に関西Jr.のコンサートで披露した2分のコントでも悲鳴が起きてた小島ワールドのコントが1本の舞台になります! 小島ファンの1人として、ほんとに嬉しいし、ほんとに楽しみです。古くからの小島組の1人として僕は、出演するしかないでしょ!打ち合わせ中、大倉くんやスタッフさん10人くらいが、ポカーンとしてる時があります。稽古中も、小島さんだけ爆笑して、他4人ポカーンとしてる時があります。そんな空気感が大好きです!(笑)。見たことがない舞台になってると思います。こんな大きなチャンスを作っていただき、本当にありがとうございます。小島組ワールドを堪能して不思議な気持ちになって帰ってもらえますように。僕も、とにかく楽しみます!■嶋崎斗亜(Lil かんさい)こういった今まで見たことのない新しい舞台に出演させていただけるのをとても嬉しく思います。今回、脚本・構成・演出のベースを小島くんが考えてくれて、それに5人でスパイスを加えて、より面白くして行く、という、自分達で作り上げてる感じが新しい感覚でとても楽しいです。お笑いが中心ですが、泣けたり、胸熱な展開もあります! 自分達の力を振り絞って全部のお客さんの笑顔を引き出せたらなと思います!■當間琉巧(Lil かんさい)今回はサブタイトルが「笑劇」ということで、お笑いに挑戦する舞台なので、日々新鮮なものをお客さんにお届けできるように頑張りたいと思います! Aぇ!group、AmBitious、Lilかんさい。グループを越えた舞台になっているので楽しみにして欲しいです!■岡佑吏(AmBitious)今回、「THE BEGINNING~笑劇~」に出演することになりました。このお知らせを聞いた時、とても嬉しかったです! 僕自身まだまだ未熟ですが、この舞台を通じて大成長できるように、精一杯頑張ります! そして5人のユーモア、熱量をお客さんに伝えられるように、今までにない最高の舞台を作っていきたいです!
2021年11月10日ケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下KERA)率いる劇団「ナイロン100℃」が約3年ぶりの新作上演、しかも劇団のホームグラウンドとも言うべき下北沢・本多劇場と聞いて、期待に胸が高まった演劇ファンは多いはず。そこで、作・演出を務めるKERAと主演・大倉孝二のふたりに公演への思いを聞いた。「今回はもう、コメディでなくなってもいいかという覚悟で臨むつもりです」――出演者の最初に大倉さんの名前がありますが、大倉さんが演じられるキャラクターが中心の物語と想像していいでしょうか。ケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)今のところ、大倉が完全な主役ですね。主人公が何らかの勝負をして勝ち進んでいく、しいて言えばスポ根的な要素を考えています。まだ決まっていないことばかりだけれど、気が変わらない限り、そうだと思います。――「イモンド」というのは人名ですか?KERAまだ秘密です。――大倉さんは今回の座組を見て、どう思いましたか?大倉知っている人しかいないんでねえ。強者ぞろいで、本気を出したら本当に厄介(笑)。すごく疲れそうですね。――3年ぶりの劇団新作ですが、おふたりにとって劇団とはどのような場所でしょうか。大倉最初は活動のほとんどが劇団公演でしたし、自分の活動そのもの。今は演劇だけでなくテレビや映画に出させてもらっているので、改めて自分の血筋を確かめる場、里帰りのようなものになっていますね。KERA最近は、劇団公演も数年に1回になりましたからね。当たり前ですけど、自分が集めた人たちなので、前提として自分の作劇にとって戦力になってくれる役者ばかりが集まってます。外部での1か月の稽古ではできないことをできる集団であることが、大きな違い。それに何十年も苦楽を共にしてきたので、同志意識みたいなものもありますね。――その長いおつき合いの中で、印象的なエピソードを教えていただけますか。KERA大倉と出会った頃の印象は「でっかいヤツだ」。オーディションでドアに頭をぶつけて帰って行ったっていうのが、彼との原風景です。大倉(劇団は)仲が良くてずっと一緒にやっている、というものでもないですからね。僕はどちらかというと、KERAさんだけじゃなく先輩たちに怒られた思い出が多いですよ。KERAみんな上履きを用意しているのに、裸足で歩いて怒られたりしてた。大倉素足でトイレに入って、KERAさんに怒られましたもんね。今思えば、僕もそんなヤツ嫌だわ(笑)。――客演で赤堀雅秋さん、山内圭哉さん、池谷のぶえさんも出演されますね。KERA赤堀くんは一番未知数です。役者としての引き出しはわかっているつもりだけど、ナンセンスをやっている姿は観たことがない。楽しみですね。圭哉と池谷はナンセンス的なスキルもあるし、何でもできる。充分な戦力になってくれる客演陣ですし、劇団員も触発されるでしょうね。――今回はナンセンスコメディということですが。KERA僕はもともと、ナンセンスな笑いをやりたくて芝居を始めた人間。近年は古田新太くん、大倉、犬山(イヌコ)たちとそういう芝居をやりましたが、劇団では久しくやっていなかった。今回、自分を突き動かすものがあった訳でもないし、原点に返るとか強い意志があった訳でもないけど、定期的にトレーニングしないとナンセンスって書けなくなるんです。だから久し振りにね、やってみようかと。――ナンセンスコメディを創るというのは、すごく難しい作業ではないかと思います。どのように進めていらっしゃるのでしょう。また大倉さんはそれを体現するために、どのように挑んでいらっしゃるのでしょうか。KERAナンセンスって、常識的な世界の中におかしな人がいるのではなく、世界観自体が狂っている。書き手としては、まず、その狂っている世界観を自分の基準値とするところから始まります。しかも、ある沸点以上に達してしまうとナンセンスではあっても笑いにならなくなってしまう。例えば筒井康隆の小説は、初期のナンセンスな短編は笑いにつながるけれど、後期の長編はむしろ前衛性や実験性が際立つ。同じナンセンスでも年齢と共に書きたいものや書けるものは変わりますしね。我々はコメディという制限の中で言うとナンセンスの極北までいったと思います。その後、ブルー&スカイや地蔵中毒といったナンセンスを主体にした舞台を創る奇特な人たちが出てきた。でもやっぱり、彼らと僕では違いますから。僕の場合、物語を構築していく創り方ではなく、「何かが狂った世界の中で、何が面白いか」を探って、それを物語としてでっち上げていくっていう創り方をしています。今回はもう、コメディでなくなってもいいかという覚悟で臨むつもりです。大倉僕は「どうやったら面白くなるか」以外、特に考えることはないですね。脈絡がないので突然訳のわからない境地に達しないといけないから、だいぶしんどい。でも、それが面白いんだと思います。――「だいぶしんどい」というのはなぜ?大倉悪ふざけというのは、興が乗った時にやるものですよね。でも全然興が乗っていない時に、しかも毎日、いい歳をしてやらなきゃいけない。若い頃は、自分を盛り上げたり、周りもワイワイ盛り上がってから出ていく、なんて時もありました。今は病院の待合室みたいにしーんとした楽屋から、みんなのっそり出ていく。それで突然ふざける。それがしんどくもあり、楽しくもあるんでしょうね。取材・文:金井まゆみ撮影:江隈麗志ナイロン100℃『イモンドの勝負』チケット情報
2021年10月16日