広末涼子が、がんでこの世を去った安武千恵さんに扮し、5歳の娘・はなちゃん、夫・信吾の家族との日々をつづったブログを基にしたエッセイを映画化した『はなちゃんのみそ汁』。先週12月19日(土)に、舞台となった福岡にて本作の初日舞台挨拶が行われ、主題歌を担当した一青窈が第一子の出産後初めてイベントに登場、主題歌「満点星」を生披露した。関連書籍やTVドラマ化、教科書への採用など社会現象を巻き起こした、ある家族の日常が満を持して映画化された本作。結婚、妊娠、出産と人生の転機をがんと闘い、食を大切に生きてきた主人公・千恵を演じるのは、自身も3児の母である広末さん。明るくひたむきに支える夫・信吾を滝藤賢一。はなは、演技経験ゼロの新星・赤松えみなちゃんが初々しく演じている。この日、先行公開の初日を迎えた福岡では、広末さん、滝藤さん、一青さんと阿久根知昭監督が舞台挨拶に登壇。鑑賞を終えたばかりで感動冷めやらぬ中、一青さんによる主題歌「満点星」にのせて広末さんらが登場すると、家族連れなどで満席状態の会場からは割れんばかりの拍手が沸き起こった。まず、広末さんは「家族や命の温かさを感じさせてもらえる映画になったのではないかな、と思っています。初日を迎えて、皆さんの温かい笑顔を見ることができて、本当に幸せです。この映画に関われてよかったな、と思います」と初日の喜びを口にする。また、滝藤さんは「安武信吾を演じました、滝藤賢一、ばい。福岡の皆さんと迎えられたことがとってもうれしい、ばい」と博多弁風にあいさつ、客席からは爆笑が起こった。さらに、広末さん演じる千恵の姉役で出演し、出産後これが初イベントとなった一青さんは、「この映画に携わっていた間中、妊娠、そしていま、出産したあとで、私にとってはものすごい人生の大きな変換期をこの映画と過ごすことができました。それを見てくださったことがすごく私の中でうれしい」とコメントした。本作について、広末さんは「本当にどのシーンも大切なエピソードがいっぱい詰まっていて」と前置きし、「急に涙を誘われたり、また笑わされたり、そしたらまた次ちょっと切なくされたり。それがすごく日常的というか、淡々とした日常の中の小さな大切なことを教えてくれるから、すべてのエピソードが愛しくて大切です」と噛みしめるように思いを語る。思い入れのあるロケ地は、実際の安武さんが勤務する西日本新聞社だという滝藤さんは、「僕のファーストシーンで、広末さんと芝居するのも初めてだったので思い入れがありますね。実際の場所でやれるって気持ちが違いますよね」とふり返った。すると、なんと一青さんがサプライズで「満点星」を初めて生披露!本作のために書き下ろしたという主題歌を丁寧に歌い上げて会場中を魅了し、映画の余韻も相まってか、涙を拭う人の姿も見られた。隣で聞いていた広末さんも口ずさみ、体を揺らしながら聴き入っていたが、曲が終わると「滝藤さんが汗を拭いているのか涙を拭いているのか分からなくて」とツッコミが。滝藤さんは「もちろん涙です。生で聴けると思わなかったんで、鳥肌が立ってきました」と、また笑いを誘った。歌い終えた一青さんは、「生まれてくれてありがとうという気持ちを毎日実感しながら、自分の音楽と対峙しているんです。それが実際歌詞に書けて、これから歌い続けていけることが自分にとってもすごくうれしいです」とその思いを明かし、阿久根監督も「この曲を作っていただいて映画の魅力がさらに増したと思います。ありがとうございます」とコメントした。さらに広末さんは、「この映画の力というか、もしつらいことがあったり困難があっても、きっと打ち勝てると思わされる力強い歌声」と大絶賛を送り、続けて「この映画もみなさんの勇気につながったらうれしいなと改めて感じさせられました」と語り、舞台挨拶は温かな感動に包まれ、終了した。『はなちゃんのみそ汁』はテアトル新宿&福岡県内にて先行公開中、2016年1月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月21日ブログからドラマにもなった、感情を揺さぶられるテーマの映画『はなちゃんのみそ汁』。女性の強さや深さを表現するためになるべく涙は見せたくなかったという、主演・広末涼子さんの思いとは?* **「とても難しいテーマですし、実際にあったお話なので結末もわかっていたのですが、最初から自分の中で変わらなかったのが“ただの辛い闘病記にはしたくない”ということでした。映画として楽しめること、そして生きることの素晴らしさが伝わる作品にしたくて、この役を明るく演じ切ろうと決めました。なので、悲しいだけじゃなく、“笑って泣ける”作品になっていると思います」とはいえ、撮影中にはどうしても感情が抑えきれず、涙が溢れそうになったこともあったそう。「そんな時はすごく反省しました。がんが再発しても、常に笑顔を大切にしていた千恵さんのことを思うと、自分が泣いている場合じゃないなって。彼女ならきっと娘のはなちゃんや夫の信吾さん、残される家族のことをいちばんに考えたと思いますし、それが母親とての強さであり、やさしさなんだと改めて感じました」撮影が行われたのは今年の3月。広末さん自身、一人の母親として現場で感じることもあったそう。「命と向き合うことについて、改めて考えることが多かったです。特に現場にいる時は、生きていることがとにかくありがたくて、毎日が感謝の連続でした。今回の撮影は時間も限られていたので体力的にもハードだったのですが、『千恵さんの頑張りに比べたら、こんなの全然平気だ』と思って、精一杯頑張って乗り切りました。この作品を通して自分自身もひと回り成長できたと感じています」◇ひろすえ・りょうこ1980年7月18日生まれ。高知県出身。デビューは1995年。『鉄道員』『おくりびと』『ゼロの焦点』など、数々の映画に出演。主演を務めるのは2013年の映画『桜、ふたたびの加奈子』以来、約2年半ぶりとなる。ニット¥28,000(SAYAKADAVIS/TOMORROWLAND TEL:03・5456・1063)ピアス¥18,000(COCOSHNIC TEL:03・3497・1309)◇『はなちゃんのみそ汁』がんでこの世を去った千恵、33歳。彼女が家族との日々を綴ったブログをもとに、2012年に出版された同名エッセイを映画化。12月19日(土)テアトル新宿&福岡県内先行公開。2016年1月9日(土)より全国拡大公開スタート。※『anan』2015年11月11日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・平野真智子(NOMA)ヘア&メイク・山下景子(KOHL)取材、文・瀬尾麻美
2015年11月05日WOWOWで10月16日(21:30~)に放送される舞台『ライブ・スペクタクル NARUTO -ナルト-』で、主人公・うずまきナルトを演じた俳優の松岡広大のほか、共演の佐藤流司、伊藤優衣の3人が報道陣の取材に応じ、作品への想いを語った。同舞台は、全世界で累計発行部数2億部を突破した、岸本斉史による人気コミックスが原作。いたずら好きの忍者・ナルト(松岡)の活躍や派手なアクションや、仲間との友情と師弟や家族の絆が感動的に描かれる。松岡は「主人公だけではなく、すべての登場人物に感情移入ができる作品。素晴らしい原作を生身の人間が演じることで、感情とセリフがリンクした、舞台ならではの臨場感を楽しんでいただけたら」と見どころを語った。松岡が座長を務めるのは、今回が初めて。初の座長という重責から、公演の初期段階に「スランプに陥っていた」と明かす。ナルトのライバル・うちはサスケを演じた佐藤も「(松岡)広大は、一生懸命になるあまりに周囲が見えてない時期があった」と振り返る。スランプを打ち破るきっかけになったのは、ある悪戯。その頃、松岡は自分でおにぎりを持って稽古場に来ていたが、松岡の眼を盗んで、チョコレートが仕込まれたのだという。松岡は「(カカシを演じる)君沢ユウキさんが、僕にリラックスしてもらいたいと思って仕組んだことでした」と話す。これを機に松岡は開眼する。「問題は自分1人で抱え込まず、素晴らしい仲間を信頼して、それぞれに任せておけばよい」と気付けた。「仲間のおかげで僕も立っていられる。他人に対する感謝や、人が側にいてくれるありがたさを学びました」としっかりと前を見つめた。一方で佐藤は「芝居で怒りを爆発させ続けていたら、逆におだやかな性格になれた気がする」と自身の変化を告白。また、ヒロイン・春野サクラ役の伊藤は「サクラという役を通して、うわべだけではなく、自分の本当の気持ちを話す大切さを学びました」と胸を張った。この舞台をきっかけに、3人それぞれが自分たちなりの成長を果たしたことが明らかになった。WOWOWでは、海外公演を含む全62公演のうち、5月に上演された千秋楽のライブビューイングを再編集。今年8月に発売された同舞台のDVDにも収められていない映像を、ハイビジョンによる高画質でおくる。(C)岸本斉史 スコット/集英社(C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会2015
2015年10月09日アパレルブランド「NATURAL BEAUTY BASIC(ナチュラル ビューティ ベーシック」は、16歳でパリコレデビューを果たした人気モデル松岡モナを起用し、“今着たい”全30スタイリングを打ち出すスペシャルサイトを10月2日(金)よりオープン。スペシャルサイトでは、松岡さんのコンテンツを中心に、「JJ」、「AneCan」、「sweet」、「美人百花」など人気ファッション雑誌モデルによるスタイリングや、毎日更新される「NATURAL BEAUTY BASIC」の店舗スタッフによるよりリアルスタイリングなど、トレンドを押さえた最旬のスタイリングコンテンツが楽しめるので、秋のファッションコーディネートの参考になること間違いなし。今シーズンのトレンドカラーは、キャメルやレッド。松岡さんがクールでスタイリッシュな表情で着こなす「NATURAL BEAUTY BASIC」の今らしいアイテムを使った30スタイリングは必見。また店頭でも松岡さんの着こなし例を見られるタブロイドを配布するなどのプロモーションが展開されるので併せてチェックしてみてはいかが。(text:Miwa Ogata)
2015年10月02日ソニーマーケティングは、ハイレゾ対応のヘッドホン「h.ear」と「ウォークマン A」シリーズの新イメージキャラクターに、松岡モナさんらを起用することを発表。9月8日よりスペシャルWebサイトにて、4名が出演するコンセプトムービー「圧縮しない、この快感。」を公開した。コンセプトムービーでは、ハイレゾ音源がもたらす「ゾクゾクする」快感や、いつもの音楽が劇的に変わる悦びを4名の表情でみせる。モノクロ映像の中に鮮やかなカラーの「h.ear」と「ウォークマン」が映える。映像で流れる楽曲には、スタイリッシュな世界観を盛り上げるエンタメジャズバンド、カルメラの『犬、逃げた。』を用いた。10月10日からは、全国の家電量販店、ソニービルおよびソニーストアにて、「Hi-Res Tasting Spot」キャンペーンを展開。イメージキャラクター4名が選んだ楽曲を含め、数十曲のハイレゾ楽曲が試聴できるコーナーを設置する。
2015年09月09日広末涼子が主演を務め、滝藤賢一、一青窈など豪華キャストが出演し、ベストセラーとなった実話エッセイを映画化する『はなちゃんのみそ汁』。このほど、本作が12月19日(土)よりテアトル新宿&福岡にて先行公開、2016年1月9日(土)より全国公開となることが決定。温かいまなざしで愛娘を見つめる広末さんの姿が印象的な、ポスタービジュアルが解禁となった。ある日、乳がんを宣告された千恵(広末さん)。見えない不安に怯える千恵に、恋人の信吾(滝藤さん)は優しく寄り添いプロポーズ、2人は晴れて夫婦となる。やがて、抗がん剤治療の影響で卵巣機能が低下し、出産をあきらめていた千恵に、妊娠が判明。だが、出産するということは、がんの再発リスクが高まり、自らの命が危険にさらされることを意味していた。周りの支えで命を懸けて産むことを決意し、はなを無事出産した千恵。しかし、再び病魔が彼女を襲う。「私がいなくなっても、はなが暮らしていけるように…」。千恵はまだ幼い娘に、鰹節を削り、だしをちゃんととって作るみそ汁から、料理や家事の大切さを教えていく――。原作は、がんのためこの世を去った33歳の千恵さんと5歳の娘と夫、そんな家族の日々をつづったブログを基にした同名エッセイ。常に明るくひたむきに生きる安武一家の姿が日本中で大きな話題を呼び、関連書籍の出版やTVドラマ化、教科書への採用など社会現象を巻き起こした作品が、ついに映画でも登場する。結婚、妊娠、出産という人生の転機をがんと共に生き、食の大切さを娘に伝えようとした千恵を演じるのは、先日、3児の母となった広末さん。また、明るくひたむきに彼女を支える夫・信吾を滝藤さん、千恵の姉役を一青さんが務め、はな役には、1,000人超の応募者から選ばれた演技経験ゼロの新星・赤松えみなが抜擢された。監督&脚本は、ギネス認定された“世界最高齢の映画初主演女優”赤木春恵に岩松了、加瀬亮らが出演し、2013年キネマ旬報ベストテン日本映画第1位に輝いた『ペコロスの母に会いに行く』で脚本を手がけた阿久根知昭。本作で初のメガホンを握る。完成したポスタービジュアルには、広末さん演じる千恵と、えみなちゃん演じる娘・はながキッチンで手を取り、にこやかに向かい合う姿が。残り少ない命を覚悟した千恵が、自分がいなくなってもはなが元気に暮らしていけるようにと、鰹節を削るところから始めるみそ汁づくりを通して、“ちゃんと作ってちゃんと食べる”というメッセージを伝える重要なシーンを切り取っている。温かいまなざしで、娘を愛おしそうに見つめる表情が印象的な広末さん。本作で描き出される、おいしくてあったかくて、かけがえのない日々を象徴するビジュアルに仕上がっている。『はなちゃんのみそ汁』は12月19日(土)よりテアトル新宿&福岡にて先行公開、2016年1月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月03日ベストセラーエッセイを広末涼子主演で映画化する『はなちゃんのみそ汁』のポスタービジュアルが解禁された。本作は12月19日(土)よりテアトル新宿・福岡で先行公開される。その他の画像原作のエッセイは、結婚、妊娠、出産という人生の転機を、がんと闘いながら過ごした安武千恵さんとその家族によるブログが基になっている。千恵さんはエッセイで、自分がいなくなっても家族が元気に暮らしていけるように“ちゃんと作る、ちゃんと食べる”という食の大切さを、みそ汁づくりなどの料理を通して伝えており、2012年に書籍化されると、関連書籍の発売やテレビドラマ化、教科書への採用など大きな反響を呼んだ。ポスタービジュアルは、千恵役の広末が、娘のはなちゃん(赤松えみな)に台所で、みそ汁づくりを教える重要なワンシーンを捉えたもの。残り少ない命を覚悟した千恵は、“生きる力”を身につけてほしいと、鰹節を削ってみそ汁を作ること、そしてある“約束”を5歳のはなちゃんと交わす。映画では、夫の信吾役を滝藤賢一、千恵の姉役を一青窈が演じ、『ペコロスの母に会いに行く』で脚本を担当した阿久根知昭が、監督と脚本を務める。公開に先がけ、9月12日(土)より“オリジナル万能手ぬぐい”付のムビチケカード(1400円/税別)が各上映館にて発売される。『はなちゃんのみそ汁』12月19日(土)よりテアトル新宿&福岡先行公開2016年1月9日(土)より全国拡大公開
2015年09月03日「もっと熱くなれよ!」――"熱すぎる男"としておなじみ、元プロテニスプレーヤーの松岡修造さん。男女問わず人気を集めるのはなぜなのだろうか。今回はその"顔"に焦点を当てて、"顔"の専門家である池袋絵意知さんに聞いてみた。* * * * *○子どものように目がきれい1つ目の理由は目がきれいなことです。瞳も白目もきれいで、黒目と白目のコントラストがハッキリしています。これは心身共にコンディションが良く、精神的にも肉体的にも健康であることを表します。白目は子どもほど白く、年齢を重ねるごとにくすみや黄ばみがでてくるのですが、松岡さんは47歳とは思えないほど透明感があります。目ヂカラがある元気な目で、今の生活が充実していて運気もいいことがわかります。運は人から人に伝わるものなので、みな松岡さんのお顔から運気と元気をもらおうと、意識的あるいは無意識下で「松岡さんを見たい」となっているのでしょう。○真顔でも目が笑っている2つ目の理由は、真顔でも目が笑っているようなポジティブフェイス。目はしっかりと前を見据え、口は締まりながらも半笑いのように口角が上がっています。これは成功する人特有の顔相です。ポジティブな思考・ポジティブな言動がポジティブな運命をつくり、ポジティブな顔をつくっていて、ナポレオン・ヒル博士の成功哲学『思考は現実化する』を具現化した人と言えるでしょう。そして、陽明学の「知行合一(ちこうごういつ)」にならい「行動を伴わない知識は未完成である」とばかりに自分の知識を実践してみせ、人にもそれを伝えようとしています。そのポジティブな情熱が多くの人を引きつけているのです。○喜怒哀楽が豊かな表情3つ目は豊かな表情。どんなにポジティブな思考をしていたからといって、人生はうれしいことばかり続くわけではありません。世界的なテニスプレーヤーとして活躍し、錦織圭選手に抜かれるまでは、ウィンブルドン選手権での日本人最多の勝利を記録した松岡さんでも時には負けて悔し涙を流し、時には怒り、時には悲しみ、それらをバネにすべての出来事を楽しもうとしてきたから今があるのです。喜怒哀楽の感情を表に出すからこそ人間的な魅力も伝わるし、人々を感動させることができるのです。○常にいい汗をかいているテカテカした肌4つ目は顔が輝いていること。松岡さんのお顔はいつもテカっています。運勢的にはカサカサな肌よりは脂ギッシュでもテカテカした肌のほうがいいのですが、松岡さんは脂のベタベタさはなくきれいなテカリです。良い食事をとり、良い睡眠をとり、良い運動をし、常にいい汗をかいているからこそのいいテカリ。また、顔のテカリは新陳代謝の良さの表れで、細胞がどんどん入れ替わる人には、新しい気が入ってきやすく、だから運をつかみやすいのです。輝く顔には、運も人も集まるんですよ。<著者プロフィール>池袋 絵意知(いけぶくろ・えいち)観相家、顔研究家、顔面評論家。出版社と人材総合サービスで営業を経験した後、顔研究の道に。古来からの観相学だけでなく、自然人類学や心理学の研究を取り入れるなど多角的な方面から顔を研究し、独自の顔面観相術「ふくろう流観相学」を確立する。著書に『顔面仕事術』『最強モテ顔講座』など。顔相鑑定士&顔研究家&顔面評論家:池袋絵意知 公式ブログ
2015年08月20日きょうご紹介したいのは、『解くだけで人生が変わる!修造ドリル』(松岡修造著、アスコム)。テニスプレーヤーを経て、現在は各メディアで活躍する松岡修造さんが、「素晴らしい自分」に変わるための独自の方法を明かした一冊です。ユニークなのは、松岡さん流の習慣をドリル形式で身につけることができる点。各メッセージの●●●部分を埋めていくと、メッセージが浮かび上がるわけです。とだけ書くとギャグかと誤解されてしまうかもしれませんが、そのメッセージはとても真面目で理にかなったもの。日本の気温を上げるともいわれる「松岡キャラ」の根底に根づく、真剣な思いを感じ取ることができます。数字に関係した、いくつかの例をご紹介しましょう。■1:「切り替える」ための方法[問題]:イライラしたら半径1メートルにマイ●●●[答え]:イライラしたら半径1メートルにマイシールドメンタルが弱かったという松岡さんは現役時代、「感情的になったら自分の周囲に円を描き、その内側にいる姿をイメージしなさい」といわれたことがあるそうです。しかし基本的には同意できたものの、「それをそのまま取り入れると、メンタルトレーニングに支配されてしまう」とも感じたのだとか。つまり、それだと「やらされている感」が強くなってしまうということです。そこで考えたのは、「どうすればおもしろく続けられるか」ということ。自分流にアレンジすると長く続けられるし、効果も高いと思ったからだとか。その結果として思いついたのが、「マイシールド」。これは、SF作品に出てくる「身を守る薄い膜」のようなもの。感情的になりかけたら、自分を中心とする半径1メートルにマイシールドを張る。そうすれば外部との関係性は完全に遮断されるので、あとは感情的になりかけた自分自身をコントロールするだけだという考え方です。■2:「感謝する」ための方法[問題]:1日●●●回の「ありがとう」[答え]:1日100回の「ありがとう」うまくいかないとき、松岡さんにとっていちばんの武器になるのが「ありがとう」だそうです。前向きにさせてくれるだけでなく、心を落ち着かせてくれるから。だから、「ありがとう」をいつも心からいいたいと、常に目指しているそうです。そのために、最低でも1日100回の「ありがとう」をいうことから始めたというのですから驚きです。ちなみに、口に出してもいいし、心のなかで思ってもOK。習慣になったいまでは、100回でも足りないと感じるといいます。なぜなら、感謝すべきことはたくさんあるから。感謝すべきことが見つからないなら、特に理由がなくても「ありがとう」といおうと松岡さんは勧めています。最初は「どうして感謝するんだ?」と違和感を抱くかもしれないけれど、少なくとも「ありがとう」と思えば悪い方向には行かないはず。松岡さん自身が実践し、そう実感しているというのですから納得できます。✳このようにメッセージはシンプルで、説得力に満ちたものばかり。空いた時間にパラパラとめくってみれば、より心地よく生きるためのヒントを見つけることができそうです。(文/印南敦史)【参考】※松岡修造(2015)『解くだけで人生が変わる!修造ドリル』アスコム
2015年07月14日松岡修造が主人公を務める「ファブリーズ」TV-CM「熱血家族シリーズ」。松岡さんと平岩紙が演じる夫婦と育ち盛りの子どもたちが繰り広げるテンポのよい会話とストーリーが魅力の本シリーズのゲストに、映画『あぶない刑事』や「ふたがしら」など女優としても活躍の幅を広げている菜々緒が出演することが判明した。6月12日(金)より放送スタートとなる菜々緒さん出演の「ファブリーズメン 勘違いする男」篇のテーマは“男の勘違い”。夏場の電車に汗だくで乗り込んできた岡富士男(松岡さん)が、隣に乗り合わせていた美女(菜々緒さん)と目が合ったことから、心の中で「わ、隣の人、めちゃキレイ!俺のこと、見てます!?」と有頂天に。実は菜々緒さんは、「汗くっさいの気づいてます?」という視線を送っていただけだったというストーリーだ。松岡さんと菜々緒さんは今回が初共演。松岡さんが「俺のこと見てます!?」と勘違いし、菜々緒さんが「隣の人、なんでこんなに汗かいてんの?」と汗臭いスーツと顔を交互に見ながら、二人の目が合う場面での撮影シーンでは、それぞれの台詞は心の声ということで、しばらく松岡さんと菜々緒さんが見つめあう状況に…。あまりにも長い沈黙と照れくさい状況に耐えられなくなった松岡さんが、突然「ある~日」と、童謡「森のくまさん」を歌いだすと、それを受けて「森の中♪」と菜々緒さんが歌をつなぐ一幕も。監督のカットの声がかかると、慌てて「僕の暴走に付き合っていただいてすみません」と声をかける松岡さんに、菜々緒さんは「大丈夫です。楽しかったです!」と人懐っこい笑顔で応える場面もあり、現場は終始穏やかな空気に包まれていたよう。さらに、松岡さん自ら、急遽「僕が菜々緒さんにインタビューします!」と熱血インタビューを繰り広げる展開に。「今回の撮影で、僕のウザさは分かりましたか?」という松岡さんの問いかけに困惑した菜々緒さんが「私、ウザイなんて思ったことないですよ(笑)!」と否定をするも松岡さんは「ホントのこと言いなさい」となかなか信じていない様子。「いつも場の雰囲気を明るく盛り上げてくださって、素晴らしい方だなと率直に思いました」と菜々緒さんが松岡さんの印象を述べると、「菜々緒さん、それが一番の“勘違い”です(笑)。ただ、僕自身は非常に幸せな一日を過ごさせてもらいました」とコメント。撮影中も菜々緒さんとの“接近シーン”での撮影に「非常に幸せな瞬間でした」と感想を漏らし、男性スタッフから羨望の眼差しを送られていたようだ。「ファブリーズメン 勘違いする男」篇は6月12日(金)より全国にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月11日女優の松岡茉優が4月7日(火)、都内で行われた出演作『ストレイヤーズ・クロニクル』の完成披露試写会に出席。現在20歳の松岡さんは、「あと5年は高校生役をやりたいので、ひざのケアを大切にして、きれいなひざをキープしたい」と宣言した。完成披露試写会には松岡さんをはじめ、主演の岡田将生、成海璃子、白石隼也、高月彩良、清水尋也、鈴木伸之、柳俊太郎、瀬戸利樹、黒島結菜という10代~20代前半のフレッシュなキャスト陣が勢ぞろい。松岡さんは、現役高校生の高月さんと並んで登壇したせいか、「やっぱり現役のひざは違う」とポツリ…。そこで前述の“ひざのケア”発言が飛び出したようだ。また、20歳になった実感として、松岡さんは「年金手帳が届いた。意外と薄くて、無くしてしまいそう」とニッコリ。この日の試写会は、観客が全員女子高生で「女の子のいい匂いがする。すごく興奮しています」と大はしゃぎだった。本作は極秘実験で生み出された「突然変異を促して人間の能力を極限まで発達させた子どもたち」「遺伝子操作で動物や昆虫の能力を持つ子どもたち」という2つの特殊能力者グループが、成長後、宿命によって引き合され、「希望を未来につなごうとする者たち」「絶望的な未来を破壊しようとする者たち」として、壮絶なバトルを繰り広げるSFアクション。本多孝好の同名ベストセラー小説を原作に、アクションに加えて、能力者ゆえの葛藤や“仲間”との絆といった人間ドラマをディープに描く。『ヘヴンズストーリー』『アントキノイノチ』の瀬々敬久監督がメガホンをとった。この日は世界最速となった本作にちなみ、「この春から始めたいこと」というお題で登壇者10人が思い思いにトーク。「高校3年で、制服もあと1年なので、制服ディズニーを楽しみたい」(高月さん)、「昨日から高1になって、学校に携帯を持って行けるのが嬉しい」(清水さん)、「この春から大学生なので、人見知りを克服して、自分から声をかけたい」(黒島さん)、「二十歳になるので、選挙に行きたい」(瀬戸さん)、「半年に一度は滝行」(柳さん)。さらに「料理に挑戦したい」(鈴木さん)、「友だちが少ないので、今年は積極的に友だち作りをしたい」(白石さん)、「さみしがり屋なので、何でも一人でできるようになる」(成海さん)と決意表明が続くなか、この日の最年長である岡田さんは「ゴルフかな…」と少々ふわっとした回答。すぐさま、自分で「おじさんかっ」とツッコミを入れていた。『ストレイヤーズ・クロニクル』は6月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月07日映画『桐島、部活やめるってよ』、NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」などで知られる新星女優・松岡茉優が、初のレギュラーパーソナリティに挑戦するラジオ新番組「松岡茉優ト文化的交流」が3月31日(火)よりスタートすることが決定した。「あまちゃん」以降も、真木よう子主演ドラマ「問題のあるレストラン」での好演、今年2月末にはゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015にて「ニューウェーブ女優部門」を受賞。さらに、バラエティ番組などでその自由奔放なキャラクターで独自のトークを展開し男女ともに人気を集めている松岡さん。今回始まる新番組「松岡茉優ト文化的交流」は、文化放送の平日夜に放送される中高生をターゲットにしたワイド番組「レコメン!」内の15分番組となる。松岡さんがラジオならではのファンとの交流をテーマに番組は展開するそうで、今日あった事や松岡さんに聞いてみたいことを募集し答える「ふつおた」コーナーを始め、リスナーのお悩みに対し、松岡さんが一応相談に乗ってみるという「松岡、止めはしない」コーナーの、そして時にはリスナーに直接電話することも予定しているという。ちなみに、番組タイトルは本人が命名したそうだ。「ラジオを聴くと集中してしまい、駅を乗り過ごすので、電車の中では聴けません」というエピソードを持つほどのラジオ好きだという松岡さん。今回の番組については「皆さんとあまり交流することが少ない性分ですので、相談的な事をしたり、ちょっと電話したり、 是非いろんな方といろんな交流をして素敵な番組になればいいなと思っています」とコメントを寄せている。「松岡茉優ト文化的交流」は3月31日(火)スタート/毎週火曜・23時30分~23時45分頃放送。(text:cinemacafe.net)
2015年03月17日広島ホームテレビはこのほど、同局の人気番組「鯉のはなシアター」を収録した「鯉のはなシアター VOL.2」が、4月24日にポニーキャニオンから発売されることを明らかにした。同番組は、市民球団として地元の広島市民に愛され続けている広島東洋カープの長い歴史の中から、感動のストーリーを見つけて紹介する深夜番組。今回、発売するVOL.2では、近年活躍した選手のエピソードや、ファンから反響の多かった放送回を厳選して収録した。「病魔と闘い続けウイニングボールを掴んだ男(水谷実雄)」「明日に向かって吹け! 鯉のメロディー(中川静夫・石田隆夫・前原日出夫)」「赤ゴジラが支え 支えられた鯉夫婦との絆(嶋重宣)」「エース佐々岡を創り上げた母子の約束(佐々岡真司)」「光に満ちた213勝投手 陰の人間秘話(北別府学)」など。特典映像として、「北別府学 公開収録時のトーク映像」や「水谷実雄&前田智徳の師弟関係 未公開インタビュー」、「支配人・桝本壮志の楽屋トーク」も収めた。初回購入特典として、オリジナルステッカー(予定)も用意する。価格は3,024円(税込)。広島ホームテレビ ぽるぽる SHOP、全国主要書店、カープグッズショップで販売する。現在、先行予約を受け付けている。
2015年03月13日日本橋三越本店が本格的な春のアイテムを各階でフィーチャーするキャンペーン「はなばな祭―花のテロワール―」を全館規模で開催している。3月3日まで。同店では、“新しい季節を迎える高揚感”や、“日本の美意識やカルチャー”“自然への感謝”を来店客に五感で感じることができるよう、全館を花で装飾し、春のムードを創出している。同キャンペーンのメインビジュアルは、フラワーアーティストの東信と、東京を拠点に活動するクリエーティブユニット「カッペス(KAPPES)」がコラボレーションし、現代的なジャパンクリエーションのイメージを誕生させた。日本の伝統的素材で作られた花器と、江戸園芸や盆栽などの植物をフォトコラージュの様式で展開しながら一つの植物を描くと同時に、トリミングや接写の組み合わせにより、花器と植物の最も美しい瞬間を個や群で構成しているビジュアルに仕上がっている。会期中は、花のライフスタイルマガジン『花時間』がキャスティングしたフラワーアーティストの永塚慎一や久保数政らの作品が各階のメインスポットに展示される他、同店ファッションフロアを中心に、約400体のマネキンがフラワーヘッドドレスやフラワーハットで装飾される。また、花をテーマに店内各所でプロの音楽によるサプライズミニコンサートも開催。「ヤマハ(YAMAHA)」とのコラボレーションでは、フルートやバイオリン、ギターなどの楽器の演奏を体験したり、最新のオーディオ機器を楽しむこともできる。同店7階「はじまりのカフェ」では、インストアコンサート(22日、25日、28日、3月1日)や管楽器・弦楽器体験会(3月1日)、アコースティックギター体験会(28日)が開催される。同店5階のデイリー和食器の売り場では、「花器自在 ―くらしの中に流れる花と器のJAZZ―」と題し、好きな器を花器に見立て自由に花を活けるコーナーが設けられ、陶芸家・新見麻紗子の水鉢(4万7,000円)、金属造形作家・角居康宏のシリンドロ(2万円)が販売される。アトリエ ルクール主宰の加藤弘恵によるワークショップ(28日14時から、16時から/器・材料費込み5,000円)も開催され、型にとらわれない、自由にセンス良く花を活けるちょっとしたコツや、手入れの方法を学ぶことができる。
2015年02月22日2015年1月、京都にある彫刻家・名和晃平が主宰するプラットフォーム「サンドイッチ(SANDWICH)」でファッション撮影が行われた。モデルは松岡モナ。フォトグラファー・鈴木親が、名和制作の全高約4.8mに及ぶ、松岡をモチーフにしたアート作品と共に生身の彼女を次々にシューティングしていった。2014年最も活躍した日本人モデルであろう、松岡。撮影を終えたばかりの彼女にモデルという仕事を聞いた。ここ数年の躍進は目覚ましい。転機は二つある。「モデル事務所『イマージュ(image)』に所属したことと、伊勢丹新宿店リモデルのミューズに選ばれたこと」という。「2年前の伊勢丹リモデルビジュアル撮影で、カメラマンの篠山紀信さんと初めて出会いました。紀信さんは、変態おじさん(笑)。だけと、女性の魅力を引き出すのはすごく上手。1カット数枚しか撮らないので、すごくスピーディーな撮影なんです。でも、完成した作品を見た時、短い時間だったけど実は構図などすごく考えて撮影していたことに気づかされました」と当時を振り返る。イマージュに入ってからは、海外での仕事が増えた。そして、海外ブランドのコレクションショーに出られる16歳になった2014年春夏シーズンでは、「ケンゾー(KENZO)」「シャネル(CHANEL)」「ミュウミュウ(MIUMIU)」など、名だたるブランドのランウエイを歩くことになる。凛々しく大舞台をウォーキングする彼女を、まさに世界中の人が目にすることとなったのだ。コレクションシーズンが始まると1ヶ月に渡り、オーディション、キャットウォークと、移動を繰り返しながら各国を回るハードなスケジュールが続く。プロのモデルとして、慣れない土地での食事やスキンケア、モデルなりの体型維持には気をつけているという。普段から肌の保湿を欠かさず、食事もオーガニックなものを取ったりしているそうだ。「最近はケールを食べるようになりました。青山のTHREE CAFEにあるケールのサラダもお気に入りだし、ファーマーズマーケットで見つけた野菜を使って自分で料理することもありますね」■自分に負けないことモデルの仕事は「ショーに行くまでの準備期間が大事」と語る彼女。ランウエイショーはわずか15分ほどの間に50近いルックが現れる。モデル1人ひとりにとっては、一瞬ともいえるウォーキングの瞬間。その一刻における緊張感は計り知れない。どうメンタルをコントロールしているのだろう?「私の大好きな人が見ているから、という思いが強くしてくれます。例えば、アナ・ウィンターの目に触れる機会だし、他にも有名な編集者やカメラマンとかいろんな人が見に来る場だから、その人達が見ていると思うことで頑張れる」とを強い意志を垣間見せる。そんな彼女が表現者として憧れる女性は、「小学生の頃から水原希子さんが憧れです。それから、シャルロット・ゲンズブールも尊敬しています。また、最近一緒に撮影をした沢尻エリカさんも大好きになりました。人間らしくて、自分を持っている素敵な女性で、自然体で話せたことが嬉しかった」と撮影時のエピソードを交えて話してくれた。これからの活躍がますます楽しみな松岡。彼女自身も「自分がどれだけ自分に負けないかが楽しみ」とにこやかに、しかし確かな口調で話してくれた。「時間があればどんどん新しいことをやってみたい。将来色んな仕事ができるように、そのための勉強です」と締めくくった。
2015年02月14日橋本愛が2月14日(土)、主演映画『リトル・フォレスト 冬・春』の初日舞台挨拶で、共演者であり親友の松岡茉優の20歳の誕生日のために“サプライズプレゼント作戦”を敢行し、松岡さんは思わず涙を見せた。五十嵐大介の漫画を原作に、一度は東京で生活したが、故郷へと戻ってきた主人公・いち子が四季に合わせて自給自足の生活を営むさまを描いており、昨年公開された『夏・秋』に続く完結編となる。舞台挨拶には橋本さん、松岡さんに加え、三浦貴大、温水洋一、桐島かれん、森淳一監督も登壇した。つい先日、ベルリン国際映画祭での上映も行われ、森監督と橋本さんが現地に赴いたが、森監督は「(舞台となった)岩手の郷土料理にも興味を持っていただいたり、(桐島さんと橋本さんの)親子関係も国は違えど理解できると言っていただき、通じるものがあるんだと知ってホッとしました」と手応えを語る。橋本さんも「丁寧に感想を言っていただきました。日本の特色を色濃く映し出していて、(自然の)美しさや厳しさ、ひとりの女性が生きていく強さが国境を超えて伝わったのではないかと感じて嬉しかったです」と笑顔で語る。三浦さんは、橋本さんと2歳違いの幼なじみ役を演じたが「どう見ても2コ下には見えないですね…。すいません、もうすぐ30になるんですけど…」と申し訳なさそうに漏らし、会場は笑いに包まれた。いち子の親友役を演じた松岡さんはNHKの朝ドラ「あまちゃん」、日本アカデミー賞作品賞受賞の映画『桐島、部活やめるってよ』など話題作で橋本さんと共演してきたが「橋本愛とは15、16歳で出会って3回目の共演ですが、やっと笑い合って同じシーンをやれる役をいただきました。2人が岩手で暮らしたらこんな感じです」と嬉しそうに語った。そして、舞台挨拶の途中で、完全サプライズで2日後の2月16日(月)に20歳の誕生日を迎える松岡さんのために用意された特製のケーキが登場!映画にちなんで、チョコレートを畑の土に見立て、ニンジンなどの野菜が育つ農園風にデザインされたもの。松岡さんは「この映画は橋本愛が踏ん張っている作品なので、(自身への祝福に)まさかなと思って、いま『愛、誕生日いつだっけ?』と確認してしまいました(笑)」と驚いた様子。さらに橋本さんは「まだ出会って4年なのに、ずっと昔からの親友のようでした。(松岡さんは)立派なので、やっと成人なんだと驚いています(笑)。茉優が近くにいてくれたから頑張れたことがたくさんありました。一緒に素敵な大人、女性、役者になりましょう。大好きです!」とエールを込めた手紙を朗読し、がっしりと松岡さんを抱擁!松岡さんは「松岡、ハタチになりました!」と笑顔を見せつつ、感激のあまり何度も目元をぬぐい、客席からも祝福の温かい拍手が沸き起こった。『リトル・フォレスト 冬・春』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトル・フォレスト夏・秋 2014年8月30日より全国にて公開(C) 「リトル・フォレスト」製作委員会リトル・フォレスト冬・春 2015年2月14日全国より全国にて公開(C) 「リトル・フォレスト」製作委員会
2015年02月14日死にゆく女性とその夫、そして幼い娘の実話に基づく映画『はなちゃんのみそ汁』の撮影を前に12月4日(木)、記者会見が行われ、主演の広末涼子に滝藤賢一、主題歌を手がける一青窈、阿久根知昭監督、そして本作のモデルとなった安武はなさんと父親の信吾さんが出席した。乳がんを患い余命いくばくもない母親が幼い娘に何を遺せるかを考えた末、みそ汁作りを通して愛情と生きていく強さを伝える。安武信吾さんと娘のはなちゃん、そして亡くなった千恵さんの共著という形で出版され、13万部を超えるベストセラーとなった原作が映画化される。広末さんは「脚本を読んでたくさん笑い泣きしました」と述懐。これまでにドキュメンタリー番組が作られ、ドラマ化もされているが、広末さんはドキュメンタリーを見ていたそうで、今回のオファーに「二つ返事で『出演したいです』と伝えました」と語る。試行錯誤の末に書かれた脚本については、改めて「声を出して笑いそうなのに、涙が止まらなくて…。飛行機で読んで、(涙目を落ち着かせるために)空港で保冷剤を買いました(笑)。でも『悲しい』『苦しい』『つらい』ではない涙だと感じました」と語った。母としてひとりの女性として、千恵さんの姿に共感する部分も多かったようで「食事を大事にし、笑いを大事にし、そして娘のはなちゃんを大事にするという三本柱があるから、地に足がついている」と語る。撮影はこれからであり、はなちゃん役のオーディションは現在も進行中だが「ドラマとも原作とも違う映画になる予感がしています。絶対にいい映画になります。泣かせるでも考えさせるでもなく、笑い泣きする温かい映画をみんなで作りたいです」と意気込みを口にした。はなちゃんは、現在もお母さんから教わったみそ汁を毎朝、作っているそうだが、この日は登壇陣と報道陣のためにわざわざみそ汁を作り振る舞ってくれた。みそも手作りで「かつおぶしと昆布でだしを取って、油揚げとワカメと豆腐を入れました」とやや緊張した表情で語ったが、広末さんや滝藤さんの「おいしい!」「すごい」という絶賛の声に嬉しそうな笑みを浮かべていた。亡くなった母の役を演じる広末さんと初めて対面し「お母さんは広末さんみたいに、そんなに美人じゃないけど…笑顔がとても似ていると思います」と少し照れくさそうに語る。広末さんは「勝手に抱きしめたくなっちゃいました!」と愛情あふれる眼差しではなちゃんを見つめていた。千恵さんが生前、大好きだったという「ハナミズキ」を歌う一青さんは本作のために新たに主題歌を手がける上、広末さんの姉の役で出演もする。「はなちゃんと一緒に話して(曲のイメージを)膨らませていきたい」と語る。また自身の母親の看病が満足に出来なかったという悔いが心の中にあるそうで「(映画の中で)千恵を目いっぱい看病したいです」と言葉に力を込めた。『はなちゃんのみそ汁』は2015年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月04日東京糸井重里事務所は、Webサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の多目的スペース「HOBONICHIのTOBICHI」にて、新創刊のライフスタイル雑誌「つるとはな」1誌のみを扱う期間限定ショップ「ひとつの雑誌だけを売る本屋さん」をオープンする。開店日時は10月22日~26日 11:00~20:00。本レポートでは、オープンに先がけて行われた創刊記者発表会で語られた内容をお届けする。「つるとはな」は、マガジンハウスのライフスタイル雑誌「ku:nel」創刊を手がけた岡戸絹枝氏が編集長を務め、新潮社で「考える人」と「芸術新潮」の編集長を兼任していた松家仁之氏が編集制作を務めるライフスタイル雑誌。両名が出版社を退職し、フリーランスになったこと、そしてジャンルは違えど"人に話を聞いて作る雑誌"を手がけていたことなどからタッグを組み、そこに元日本コカ・コーラヴァイスプレジデントの佐藤真氏が加わって、雑誌と同名の会社を立ち上げて創刊に至った。誌名は、岡戸氏と共に「ku:nel」の創刊を手がけた編集者・ 鈴木るみこ氏の祖母、そして岡戸氏の祖母の名前から取ったのだという。アートディレクターは、「ku:nel」を手がけた有山達也氏が担当している。創刊号に関しては、雑誌広告は三越伊勢丹1社のみで、「この雑誌でしか読めない広告」を実現するため、宣伝部と協業して作り込んだコンテンツが掲載されるとのこと。出版取次は介さず、同社が直接やりとりした書店やAmazonなどのWeb流通、そして「ほぼ日刊イトイ新聞」での販売を実施する。誌名の由来、そして「人生の先輩に聞く」というサブコピーから分かるように、創刊メンバーから見て"先輩"と呼べるような年代の人々にインタビューを行い、その生き方を描く記事を掲載する。創刊号にインタビューが掲載されている料理家のホルトハウス房子氏は80歳、パートナーのレイモンド氏は95歳だ。このほか、イタリア文学者・須賀敦子氏の生前友人に宛てた手紙を発見後初めて公開するなど、文学研究者やファンにとって大きなトピックも用意されている。立ち位置としてはいわゆる「シニア層」ターゲットの雑誌であるように思われるが、マーケティング的な観点から"シニア層の関心事"と設定されているような、老後の預金や健康などを扱うものではないという。「つるとはな」という雑誌について、松家氏は「編集長・岡戸絹枝自身が抱く、"これからどうやって年を取っていけばいいのだろう"という関心から生まれたもの」なのだと解説した。この出版不況にあって新たに雑誌を創刊することに対して、松家氏は「紙のメディアにはまだ役割があります。少なくとも今後20~30年はあると思いますし、紙のメディアの方が頑張れば、50年にも及ぶかと思います。電源がなくても読めますし、紙が持つ質感やビジュアル、ぱらぱらと「めくる」マテリアルとしての魅力は失われていません」と断言。「出版界の人間が(紙のメディアを)過小評価し、自信を失いすぎている」とも付け加えた上で、「もっと面白いコンテンツを作ることで、読者を動かすことはできるという確信のようなものはあります」と語った。紙の可能性を語る一方、Webの力にも期待しているということで、同社のサイトには書店からの問い合わせ窓口を設置。販路を広げながら、ゆくゆくは書籍を発行する予定もあるとコメントした。なお、期間限定ショップでは、10月24日に岡戸氏と松家氏、そして「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰の糸井重里氏の3名によるトークイベントを開催。一般入場はすでに締め切られているが、「ほぼ日刊イトイ新聞」上にてテキスト中継が行われるという。ショップに関する詳細は「TOBICHI」のWebページにて確認してほしい。
2014年10月22日タレントの松岡修造が英国「BBC EARTH」最新作『ネイチャー』の応援隊長に就任!すでに“熱い”TVスポットが話題を集める中、4月22日(火)に都内の小学校で、子どもたちを前に“熱血”特別授業を行った。さて、修造さんがポーズをマネしている動物は?この日は東京・中央区京橋築地小学校に通う小学4~6年生、約170人が映画本編を鑑賞。その直後、サプライズで修造さんが姿を現すと、子どもたちは大歓声を上げ、早速会場となった体育館の温度が急上昇!ソチ五輪の雪不足の“張本人”とされた(?)修造さんが本領を発揮した。映画は世界屈指の技術を誇り、数多くの傑作自然ドキュメンタリーを生み出す「BBC EARTH」が初めて4K3D撮影に取り組んだ最新作。アフリカ中央部に広がる謎めいた森、世界最大の火山でできた燃え盛る地下世界、世界最古の砂漠に流れる異国の砂など、地球上の7つのエリアを“体感”できる。修造さんは迫力の3Dに負けじと“前へ、前へ”と子どもたちに体当たりでぶつかり「映像が飛び出たりとか、近いとかだけじゃなく、奥行きがあって完全に自分が(映像の)中にいる感じがしなかった?」と熱弁。「これがいまの3Dの良さなんだ」とアピールしていた。ちなみに、修造さんがポーズをマネしている動物は、劇中に登場するシャベルカナヘビ(標準和名:アンチエタヒラタカナヘビ)。灼熱の真昼の砂の上を移動できる特技を持ち、手足を交互に上げる火傷防止の“灼熱のダンス”がチャームポイントだ。修造さんも本家に負けじと、手足を交互に上げ下げし「ここは暑いなあ」と汗を流していた。『ネイチャー』は5月2日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(内田涼(cinema名義))■関連作品:ネイチャー 2014年5月2日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開(C) BBC Earth Productions (Africa) Limited and Reliance Prodco EK LLC 2014
2014年04月22日現在公開中の大ヒットミュージカルを映画化した『レ・ミゼラブル』のTVスポットに、舞台版『レ・ミゼラブル』の大ファンという松岡修造が出演。映画化された本作を熱く語っている映像が公開される。その他の写真本作は、世界43か国で上演され、1985年初演以来、27年間ロングラン上演を続け6千万人を超える動員数を記録した大ヒット同名ミュージカルを映画化。19世紀フランス、ひと切れのパンを盗んだために19年もの間、牢獄生活を送ったジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)を主人公に、激動の時代を生きた人々の姿を描いた一大巨編だ。『英国王のスピーチ』でアカデミー賞監督賞を受賞したトム・フーパー監督がメガホンを執り、ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライドらなど豪華キャストが顔を揃える。ジャックマンが、先ごろ発表されたゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされたほか、作品賞(コメディ・ミュージカル部門)、助演女優賞、主題歌賞の4部門に選出され、さらに話題を集めている。このほど公開されるTVスポット映像では、元プロテニスプレーヤーで、自他ともに認める“熱い男”として、現在はスポーツキャスターやタレントとして活躍中の松岡修造が本作を熱く語っている。松岡は、「僕は、映画でここまで心を動かされたのは初めてです。この映画は明日へ向かう、生きる力があります。もう“感動”というものを超えてしまっていますね」と目頭を熱くしながらコメント。舞台ファンをもうならせた本作のTVスポット映像は、12月27日(木)より地上波にてオンエア予定(一部地域を除く)。『レ・ミゼラブル』公開中文:塚野清香
2012年12月26日