俳優の安田顕が主演を務める映画『俳優 亀岡拓次』(2016年1月30日公開)に麻生久美子、染谷将太、杉田かおる、三田佳子らが出演していることが、このほど発表された。本作は、戌井昭人氏が2011年にフォイルより刊行した同名小説が原作。37歳独身で脇役メインの俳優・亀岡拓次(安田)を主人公に、うだつのあがらない仕事風景やプライベートでの出会いを描く。メガホンを取るのは、映画『ウルトラミラクルラブストーリー』(09年)などで知られる横浜聡子監督。不器用ながらも愛すべきキャラクター・亀岡の脇役人生に転機が訪れる様が映される。発表された追加キャストは、麻生、染谷、杉田、三田のほか、宇野祥平、新井浩文、浅香航大、工藤夕貴、山崎努の9名。麻生が演じるのは、亀岡がロケ先の居酒屋ムロタで出会い恋に落ちる女性・室田安曇。「監督は、前(『ウルトラミラクルラブストーリー』とロックバンド・100sによる2009年の楽曲「モノアイ」のミュージックビデオ)と変わらず妥協しない姿がとてもカッコよくてすてきで、その姿が見られただけに幸せでした」と横浜監督との3度目のタッグに喜びを見せた。安田のことは「リアリティを追求する役者さん」と分析。「お酒を飲んでいるシーンでどんどん酔っていく姿が亀岡さんにしか見えず、すてきだなと思いました」とそのリアルな演技を認めている。染谷は、インディーズ監督の横田監督役。安田とは『映画 みんな!エスパーだよ!』(2015年)で共演したが、「打ち明けるまでに約2年かかりました」と明かしつつ「シャイだけど打ち解けるととてもダンディでおちゃめなヤスケンさんが出てくる」と評した。亀岡の行きつけのスナック・キャロットのママを演じた杉田は、「とても真面目で真摯な姿勢で役に取り組んでいらっしゃるところと底抜けに明るいところが北海道の大地を彷彿とさせる素晴らしい俳優さん」と室蘭市出身の安田の二面性も指摘した。「横浜監督は、鋭い感性で、確固たる独自の世界を持っていらっしゃる」と話すのは、劇中の大女優・陽光座座長の松村夏子役の三田。横浜監督の醸し出す空気を称賛する一方、「女性らしい細やかさと柔らかさで、懐深く私の女優人生をまるごと受け止めていただけた思いがいたします」と感動をあらわにした。安田については、「よくぞ、もんでくれたわね(笑)」と意味深なコメント。加えて「オンもオフも、本当に自然体で役に集中し続けていらっしゃったのが印象的でした」と語った。このほか、劇中で亀岡の俳優仲間・宇野泰平役を宇野が、Vシネマ監督の山之上監督役を新井が、亀岡が参加した作品の主演俳優でイケメン人気俳優の貝塚トオル役を浅香が、亀岡のマネージャー役・藤井役を工藤が、大御所監督の古藤監督役を山崎がそれぞれ務めることが、決定している。(C)2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
2015年10月01日俳優の染谷将太が9月5日に、TOHOシネマズ新宿で行われた主演作『映画 みんな!エスパーだよ!』の公開記念舞台あいさつに、メガネをかけた高校生役の劇中衣装で出席。「今日は舞台にメガネを置いて帰ろうと思っていたが、皆さん次第で何かあるかもしれません」と続編に期待を寄せていた。舞台あいさつ/その他の写真若杉公徳の原作コミックを基に、2013年4月よりテレビ東京で放送され反響を呼んだ連続ドラマの劇場版。愛知県東三河を舞台に、突然超能力に目覚めた平凡な高校生・鴨川嘉郎と、彼を取り巻くエスパーたちとの戦いと友情を描いた青春妄想グラフィティで、劇場版では悪のエスパーが企てる“世界エロ化計画”を阻止しようと奮闘する。主人公の嘉郎を演じる染谷は、「まさか、こうして映画の舞台あいさつに立てるなんて。こんなに一生懸命、おバカなことをしたのは初めてだが、続けることに意味があったし、皆さんと共有できればうれしい」と映画化に感激していた。舞台あいさつには染谷をはじめ、池田エライザ、真野恵里菜、マキタスポーツ、深水元基、柾木玲弥、高橋メアリージュン、神楽坂恵、安田顕、園子温監督が登壇。劇場版の新キャストとして、ヒロインに大抜てきされた池田は、「三河弁を覚えるために、(ロケ地の愛知県)豊橋市の街をぶらついたり、駅のロータリーに2時間くらいいたりした」と役作りを振り返った。一方、園監督は「頑張ってほしいという気持ちをこめて、結構厳しく指導した。いい演技をしてくれた」と池田の演技に太鼓判を押した。ドラマ版に続き、出演した真野は「ハロプロを卒業して、最初のお仕事が『エスパー』でした。とにかく演技に正面からぶつかった作品だったので、今は感動しています」と感無量の面持ちだった。『映画 みんな!エスパーだよ!』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年09月05日『映画 みんな!エスパーだよ!』の公開記念舞台挨拶が9月5日(土)、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、園子温監督、染谷将太、池田エライザ、真野恵里菜、マキタスポーツ、深水元基、柾木玲弥、高橋メアリージュン、神楽坂恵、安田顕が登壇した。2013年4月よりテレビ東京の「ドラマ24」枠で放送された深夜ドラマを映画化。突然、他人の心の声が聞こえる超能力に目覚めた童貞高校生・鴨川嘉郎(染谷さん)は、個性豊かなエスパー仲間たちとともに、悪の超能力者が企む人類滅亡の序章“世界エロ化計画”を阻止しようとするが…。主演を務める染谷さんは、「ドラマをやっているときは、まさか映画の舞台挨拶ができるなんて思っていなかった」と映画の封切りに感無量。「こんなに一生懸命、おバカなことをやったのは人生初めて。続けることに意味があったと思うし、皆さんと共有できてうれしい。今日はメガネを舞台に置いて、帰ろうと思ったんですが、皆さん次第で何かあるかも」と続編にも期待を寄せていた。劇中では女装姿も披露しているが、「2年前、ドラマでも女装したが、そっちのほうがイケていると周りから言われて…」と肩を落とし、すかさず、マキタさんから「確かに劣化した!」とツッコミが入る場面もあった。ヒロインに抜てきされた池田さんは、「三河弁を覚えるため、(ロケ地となった愛知県の)豊橋市の街をブラついた」と役作りについてコメント。真野さんはドラマから続投し、「ハロプロを卒業して初めてのお芝居が、『みんな!エスパーだよ!』だったので、役柄に正面からぶつかった。いまは感動しています」と晴れやかに語った。『映画 みんな!エスパーだよ!』はTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 みんな!エスパーだよ! 2015年9月4日よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開(C) 若杉公徳/講談社 (C) 2015「映画 みんな!エスパーだよ!」製作委員会
2015年09月05日『映画 みんな!エスパーだよ!』の公開を前に9月3日(木)、ライヴ&トークイベントが開催!染谷将太のDJ初挑戦、新婚の深水元基のド変態コスチューム、真野恵里菜の「Yeah!めっちゃホリデイ」熱唱など盛りだくさんの内容で大きな盛り上がりを見せた。“エスパーナイト”と称されたこの前夜祭イベントに出席したのは園子温監督に、染谷将太、池田エライザ、真野恵里菜、マキタスポーツ、深水元基、柾木玲弥、高橋メアリージュン、冨手麻妙、サヘル・ローズ、今野杏南、星名美津紀、篠崎愛、清水あいり、星名利華、神楽坂恵らキャスト陣。さらにゲストとしてドラマ版のオープニングテーマ「(Where’s)THE SILENT MAJORITY?」の高橋優、エンディングテーマ「夜間飛行」の石崎ひゅーい、さらに「OL KILLER」もサプライズで登場し300人を集めた会場は熱狂に包まれた。イベントは休憩なしの3時間ぶっ続け!マキタさんが劇中の「喫茶シーホース」のエプロンを着けた劇中衣裳で“輝さん”としてMCを務め、セクハラ確定の下ネタ&TENGA大アピールを挟みつつ、進行していく。染谷さんは、人生初のDJに挑戦。自身のラップや「夜間飛行」をアレンジした楽曲などを組み合わせ、オールスタンディングの観客を煽りに煽る。ライヴではまず、真野さんが、憧れの先輩である松浦亜弥の「Yeah!めっちゃホリデイ」を完璧な振り付けで熱唱!続いて池田さんは椎名林檎の「丸の内サディスティック」、高橋さんは高橋真梨子の「for you」を情感たっぷりに歌い上げる。柾木さんは劇中の矢部のかつらを持参して参戦し、得意のボイスパーカッションを披露し会場を盛り上げる。そして、圧巻は先日、入籍を発表したばかりの深水さん。司会のマキタさん(=輝さんの衣裳)を除いて、染谷さんをはじめ、全員が特製の「エスパーナイト」Tシャツで参加する中、深水さんは劇中の“ビッグ・マグナム”の衣裳でステージに乱入!赤い仮面に女性用の黒い下着、SMボンデージ&網タイツという衣裳で腰を振り、携帯を肛門に入れるというドラマ版のエピソードを再現しようするなど、入籍発表後初めての公の場で大暴れする。マキタさんからは「(結婚相手の)親御さんはこんな仕事してるって知ってるんでしょうか?」とツッコミが入り、会場は爆笑に包まれた。キャスト陣に負けじと、高橋優さんは完全サプライズでアコースティックギターを手に登場し「(Where’s)THE SILENT MAJORITY?」を熱唱!石崎ひゅーいさんも、客席に飛び込もうかという勢いで吠えるように「夜間飛行」を歌い上げた。最後に参加者全員がメインステージに集ったが、ここでサプライズとして、この日、23歳の誕生日を迎えた染谷さんのためにバースデイケーキが運び込まれ、会場全体で祝福!感謝しきりの染谷さんをよそに、なぜか園監督がケーキを勝手に食べ始めるという乱行を見せるなど、最後の最後まで大きな盛り上がりを見せた。『映画 みんな!エスパーだよ!』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年09月04日染谷将太が8月19日(水)、dTVドラマ「みんな!エスパーだよ!欲望だらけのラブ・ウォーズ」の配信記念イベントに出席。夏にちなんだ心理テストを受け、“盛り上げ役”と診断されると、「人生で盛り上げたこと、一度もないですね…」と不服そうな表情だった。都内で行われたイベントには染谷さんをはじめ、共演する真野恵里菜、マキタスポーツ、深水元基、小島梨里杏、神楽坂恵、綾部真弥監督が涼しげな浴衣姿で出席。心理テストの結果に加えて、イベントの一部始終を観察した心理学者が「このなかで超能力を悪用しそうなのは、真野さん。外見は可愛らしいが、内面は男気がある」と分析すると、マキタさんは「ホラ、その通り!」と激しく同意。当の真野さんは、超ミニ浴衣から美脚をのぞかせつつ、「そうですかねえ…」とトボけて見せた。劇場版『映画 みんな!エスパーだよ!』の公開を前に、同日より配信がスタートしたdTVオリジナルドラマ。人を酔っ払いに変えてしまう能力(泥酔睡眠ドランク)を持つエスパーの出現で、街が大パニックに陥る…。染谷さんは「ひとりひとりのキャラクターがいとおしく思えるドラマ。その勢いを胸に、劇場に来てもらえれば、ぶっ飛んだ青春が待っている」とドラマ&映画をアピール。真野さんは「相変わらず、みんなバカやっています」と話していた。『映画 みんな!エスパーだよ!』は9月4日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 みんな!エスパーだよ! 2015年9月4日よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開(C) 若杉公徳/講談社 (C) 2015「映画 みんな!エスパーだよ!」製作委員会
2015年08月20日『先生と迷い猫』の完成披露試写会が8月10日(月)、都内で行われ、『太陽』以来9年ぶりに映画主演を務めるイッセー尾形をはじめ、共演する染谷将太、北乃きい、ピエール瀧、もたいまさこ、岸本加世子、深川栄洋監督が出席した。校長を定年退職した森衣恭一は、毎日妻の仏壇の前にやって来る野良猫ミイをうとましく思うが、いざミイが姿を見せなくなると、行方が気になってしまう。早速ミイ探しを始めると、自分と同じようにミイを探す人々に出会い「いなくなってからでは伝えられない気持ち」に気付く。埼玉県の岩槻で実際にあった地域猫捜索の様子を記したノンフィクションを原案に、オリジナルストーリーで映画化した。イッセーさんは「いつまでも終わらなければいいと思うほど、楽しい現場だった。改めて個性豊かな皆さんとご一緒できたと思うし、上質で穏やかな作品が仕上がった」と手応え。染谷さんとの共演シーンについて、「早いリズムで生きる人物を演じたので、監督のオーダー通りに演じたが、イッセーさんのペースを乱してしまって…」(染谷さん)、「本当、ペースを乱されて(笑)、『お芝居なんだからさあ…』とアタフタしてしまった。でも、ペース乱されるのも、心地いいですね」(イッセーさん)。大先輩からの“お説教”に、染谷さんはタジタジだった。本作の“主演猫”であり、NHK朝ドラ「あまちゃん」、「ヨルタモリ」など人気番組にも出演している三毛猫ドロップが登場すると、登壇者も客席も思わずホッコリ。「ドロップちゃんはすべてのシーンで一発OK。ドロップちゃん待ちもNGもなかった。本当に天才!」(岸本さん)、「さすが朝ドラ女優!」(ピエールさん)、「ぜひ人肌ならぬ、猫肌を感じて」(もたいさん)とメロメロだった。『先生と迷い猫』は、10月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:先生と迷い猫 2015年10月10日より全国にて公開(C) 2015「先生と迷い猫」製作委員会
2015年08月10日園子温が監督、染谷将太が主演を務める『映画 みんな!エスパーだよ!』。このほど、9月4日(金)の公開前日の9月3日(木)に、キャスト、監督、そして、本作の世界観を彩るアーティストが集結する公開前夜祭「エスパーナイト」が開催されることが決定した。突然人の心の声が聞こえるようになった鴨川嘉郎は、運命の出会いを夢見る高校2年生、童貞。時を同じくして、悪のエスパーによる人類滅亡の序章“世界エロ化計画”が始まる。超能力研究者の浅見教授は、嘉郎と同じく超能力に目覚めたエスパーたちを招集する。能力覚醒の驚愕の事実と、迫りくる世界危機の阻止を命じるのだった。ところが、テレパシー、テレキネシス、テレポーテーション、透視といった彼らのすごい能力は、エロいことにしか機能しない。果たしてこれで、世界の危機を救えるのか…?ヤングマガジンで連載され人気を博し、2013年4月よりテレビ東京の「ドラマ24」枠で連続ドラマ化され、大きな話題を呼んだ若杉公徳の原作漫画の映画化『映画 みんな!エスパーだよ!』。このほど開催が決定した前夜祭イベント「エスパーナイト」には、園子温監督をはじめ、染谷将太、池田エライザ、真野恵里菜、マキタスポーツ、柾木玲弥、神楽坂恵といった主要キャストをはじめ、映画版オリジナルキャラクターをセクシーに演じた高橋メアリージュン、冨手麻妙、サヘル・ローズ、今野杏南、星名美津紀、篠崎愛、清水あいり、星名利華ら豪華キャストが勢ぞろいして登場することが決定。さらに、マキタスポーツによるスペシャルユニット「永野輝光&マキタスポーツpresents Fly or Die」や、テレビシリーズのエンディングテーマを担当した石崎ひゅーいのLIVE参戦も明らかに!また、追加ゲストアーティスト参加の可能性もまだあるという。当日は入場者プレゼントやオリジナルグッズの販売を予定。豪華キャスト&アーティストによるトークにライブと、かなりの盛り上がりを見せることは必須。映画から派生した異色のイベントとしても、大きな注目を集めそうだ。『映画 みんな!エスパーだよ!』公開記念「エスパーナイト」は9月3日(木)18:30より新代田FEVERにて開催。『映画 みんな!エスパーだよ!』は9月4日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月27日鬼才・園子温監督が染谷将太を主演に迎えて贈る青春妄想グラフティ『映画 みんな!エスパーだよ!』。ちょっぴりエッチな描写で男女問わず大きな支持を集めた連続ドラマの劇場版となる本作から、この度、ヒロインの池田エライザや真野恵里菜のパンチラシーンなどを捉えた劇中ビジュアルが一挙公開された。突然人の心の声が聞こえるようになった鴨川嘉郎(染谷将太)は、運命の出会いを夢見る高校2年生、童貞。時を同じくして、悪のエスパーによる人類滅亡の序章“世界エロ化計画”が始まる。超能力研究者の浅見教授(安田顕)は、嘉郎と同じく超能力に目覚めたエスパーたちを招集する。能力覚醒の驚愕の事実と、迫りくる世界危機の阻止を命じるのだった。ところが、テレパシー、テレキネシス、テレポーテーション、透視といった彼らのすごい能力は、エロいことにしか機能しない。果たしてこれで、世界の危機を救えるのか…?今回公開された劇中ビジュアルには、嘉郎(染谷将太)と幼馴染のヤンキー女子高生・平野美由紀(池田エライザ)、テレキネシス能力を持つ喫茶店マスター・永野輝光(マキタスポーツ)、嘉郎と同じ高校に通うエスパー・榎本洋介(深水元基)、矢部直也(柾木玲弥)、超能力を研究する大学教授で紗英の父・浅見隆広役(安田顕)、助手の秋山多香子(神楽坂恵)と、“チームエスパー”が集結!また、映画版オリジナルキャラクター、嘉郎の高校に新任してくる新任英語教師・ポルナレフ愛子(高橋メアリージュン)がセクシーな衣装に身を包み、笑みを浮かべたりと、ドラマファンを裏切らずスケールアップした仕上がりに。さらに、嘉郎が片思いするクラスメート、浅見紗英(真野恵里菜)のパンチラやセクシー美女集団に囲まれるインパクトあるビジュアルも到着。果たして染谷さん含むエスパーたちは世界を救うことができるのか…?彼らの“童貞人生”をかけた熱き戦いを劇場で目撃して。『映画 みんな!エスパーだよ!』は9月4日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月15日『リアル鬼ごっこ』『ラブ&ピース』と監督作が続く、鬼才・園子温が監督・脚本を務め、染谷将太が主演を務めた青春妄想グラフティ『映画 みんな!エスパーだよ!』。本作の予告編がついに完成し、先日発表された岡村靖幸の書き下ろし主題歌も解禁となった。愛知県東三河を舞台に、突如として超能力に目覚めた平凡な高校生、鴨川嘉郎(染谷将太)と、彼を取り巻くエスパーたちとの戦いと友情を、バカバカしく、ちょっぴりエッチに描きだした連続ドラマが大きな支持を集めた本作。映画版では、嘉郎の幼馴染のヤンキー女子高生、平野美由紀役にオーディションで選ばれた池田エライザが抜擢。TVシリーズに引き続き、嘉郎が片思いするクラスメート、浅見紗英役を真野恵里菜、テレキネシス能力を持つ喫茶店マスター、永野輝光役をマキタスポーツ、嘉郎と同じ高校に通うエスパー、榎本洋介役を深水元基、矢部直也役を柾木玲弥が、超能力を研究する大学教授で紗英の父、浅見隆広役を安田顕、助手の秋山多香子役を神楽坂恵が続投。さらに、映画版オリジナルキャラクターとして、高校の新任英語教師、ポルナレフ愛子役を高橋メアリージュンが大胆&セクシーに演じている。解禁となった予告編では、突如、超能力に目覚めた嘉郎らチームエスパーたちが勢ぞろい。能力覚醒の条件は、「性行為未経験者であること」「街に光が差した間、性的にエクスタシーを感じたこと」…。そんな彼らの前に、最凶の能力を持つエスパーたちが出現し、エスパーVS.エスパーによる最終戦争が勃発することに。憧れの紗英を守るべく、嘉郎の勇ましい姿が映し出されるが、映像のラストでは、水着・下着姿の美女たちとともに妖艶な笑みを浮かべる紗英の姿が!ポルナレフ愛子の不敵な微笑も気になる!果たして、チームエスパーは世界の危機を救えるのか?そして嘉郎は運命の彼女と出会い、想いを通わせることができるのか?エスパーたちの“童貞人生”をかけた熱き戦いに期待が高まる映像となっている。また、映像を彩る、岡村さんが初めて映画のために書き下ろした主題歌「ラブメッセージ」は、ポップでキャッチーなメロディーが印象的。園監督が直接、岡村さんにオファーしただけあり、真っ先に楽曲を聞いた監督は「なんて素敵な愛のエスパー力!いっぱいいっぱい魔法がつまってて、幸せパワーアップしちゃう!」と絶賛。本楽曲は岡村さんにとっても記念すべき30枚目のシングルとなり、映画公開直前の9月2日にリリースが決定している。『映画 みんな!エスパーだよ!』は9月4日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月09日染谷将太が主演、園子温が監督を務める『映画 みんな!エスパーだよ!』の予告編が公開された。本作は若杉公徳の原作コミックを基に、2013年4月よりテレビ東京で放送され反響を呼んだ連続ドラマの劇場版だ。その他の画像本作は、愛知県東三河を舞台に、突如として超能力に目覚めた平凡な高校生・鴨川嘉郎と、彼を取り巻くエスパーたちとの戦いと友情をバカバカしく、ちょっとエッチに描いた青春妄想グラフィティ。テレビシリーズに続き、嘉郎の片思い相手のクラスメイト・浅見紗英を真野恵里菜、テレキネシス能力を持つ喫茶店マスター・永野輝光をマキタスポーツ、超能力を研究する大学教授で紗英の父・浅見隆広を安田顕、助手の秋山多香子を神楽坂恵が演じる。さらに、嘉郎の幼馴染のヤンキー女子高生・平野美由紀を、オーディションで抜擢された池田エライザが、映画版オリジナルキャラクターの新任英語教師・ポルナレフ愛子を高橋メアリージュンが大胆に演じる。劇場版では、チームエスパーたちと最強の能力を持つエスパーの激しいバトルが勃発。予告編には、世界の脅威となるエスパーと戦うべく立ち上がった嘉郎の勇ましい姿が映し出され、激闘を予感させる。最後には、水着・下着姿の美女たちとともに不適な笑みを浮かべる紗英が、チームエスパーたちに歩み寄るシーンで終わり、不吉な展開を予感をさせる。果たして、嘉郎たちは世界を救えるのだろうか?さらに岡村靖幸による主題歌『ラブメッセージ』が初披露された。園監督からの直接オファーにより書き下ろしたメロディが、コミカルで過激な映画をより一層盛り上げている。岡村は「青春!学園!ちょっぴりエッチ!まるで僕のような映画の主題歌が出来て楽しかったです。この曲を聴いて、トキメキを感じてくれたら、嬉しいです」と言い、真っ先に楽曲を聞いたという園監督は「なんて素敵な愛のエスパー力!いっぱいいっぱい魔法がつまってて、幸せパワーアップしちゃう!」とコメントを寄せている。パワーアップしたエスパー対決と、劇場版だからこそできる“超展開”に期待したい。『映画 みんな!エスパーだよ!』公開表記
2015年07月09日俳優の岡田将生が18日、都内で行われた映画『ストレイヤーズ・クロニクル』のジャパンプレミアに、染谷将太らとともに登壇した。同作は、『デスノート』や『GANTZ』の制作チームと、新時代の俳優たちが放つアクション超大作。ある極秘期間によって生み出された"進化した"2組の特殊能力者たちが、宿命によって引き合わされ、希望を未来につなごうとする者たちと、絶望的な未来を破壊しようとする者たちの壮絶な戦いと、人間ドラマを濃密に描く。アクションに初挑戦したという岡田は「ぶつかり合ういいアクションができたんじゃないかなと思います」と満足気な様子で語り、撮影現場の雰囲気については「僕たちが演じたスバルチームと、染谷君たちが演じたアゲハチームに分かれているんですけど、僕たちは本当に明るく、毎日楽しく撮影しました」と明かした。さらに、3秒先が見えるという特殊能力を使える役を演じた岡田に、"実際にそういう能力があったら便利ですね"と質問が飛ぶと「あんまり便利じゃないですよね。もうちょい先を見たかった(笑)。10秒くらいあったら違ったけど、(3秒だと)僕はのんびり屋さんなので、僕の反射神経だと反応ができないですね」と語り、会場を沸かせた。一方、染谷は「こちらのチームはストイックでしたね…。あまり会話がなかったです」と明かし、「でも、沸々とした怒りのあるチームだったので、ピッタリだったんじゃないかと思います」とフォロー。役で車いすに乗っている時間が長かったという染谷は「9.9割くらい乗っていますね(笑)。皆さん、本当にアクションが素晴らしくて、すごくカッコいいなあって見ていました」と恐縮していた。また、イベントでは岡田と染谷が、主題歌「ロマンスがありあまる」にちなみ、6月18日を"ロマンスがいっぱい"の日とし、劇中の特殊能力者同士の激しいバトルで登場する壁を破壊してしまうほどの衝撃を放つ"超壁ドン=壁ドカン!"を生披露。岡田は「人生初の壁ドンが染谷君でよかったです」、染谷は「一生の思い出ですね」と笑顔を見せ、詰めかけたファンから黄色い声援を浴びた。映画『ストレイヤーズ・クロニクル』は6月27日(土)より新宿ピカデリーほかで全国ロードショー。このほか、同ジャパンプレミアには白石隼也、清水尋也、鈴木伸之、桝俊太郎、瀬戸利樹、瀬々敬久監督が登壇した。
2015年06月19日特殊能力を持って生まれた少年少女の戦いを描いた『ストレイヤーズ・クロニクル』のジャパンプレミアが6月18日(木)に行われ、岡田将生と染谷将太が特殊能力を使った(!?)壁ドン、その名も“壁ドカン”に挑戦した。「いままで壁ドンなんて、やったことない」と大照れの岡田さん。それでも瀬々敬久監督よる熱心な演技指導によって、岡田さんと染谷さんの距離は徐々に縮まり、「愛してるよ」(岡田さん)、「僕も…」(染谷さん)とBLばりのセリフも飛び出した。ついに、岡田さんが染谷さんを追いつめ、壁ドンすると、見事に壁がドカンと崩れ落ち、女性ファンからは黄色い歓声!「初めての壁ドンの相手が染谷で良かった」(岡田さん)、「一生の思い出になりました」(染谷さん)とお互い、清々しい表情を浮かべていた。本多孝好の同名ベストセラー小説を原作に、能力者ゆえの葛藤や“仲間たち”との絆を描いたSFアクション。東京国際フォーラムで開催されたジャパンプレミアには岡田さん&染谷さん、瀬々監督に加えて、共演する白石隼也、清水尋也、鈴木伸之、柳俊太郎、瀬戸利樹が勢ぞろい。会場には約1,000人が駆けつけた。岡田さん、白石さん、清水さん、瀬戸さんは「希望を未来につなごうとする者たち」=チームスバルに属しており、「僕らは明るく仲良くやらせていただきました」(岡田さん)。同じチームの共演者同士で食事に行く機会もあったのだとか。一方、染谷さん、鈴木さん、柳さんは「絶望的な未来を破壊しようとする者たち」=チームアゲハのメンバーを演じ、「こちら側は特に会話はありませんでした。ふつふつと怒りを燃やすチームなので…。強いて言えば、ストイックでしたね」(染谷さん)と、チームスバルとは正反対の雰囲気だったようだ。『ストレイヤーズ・クロニクル』は6月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ストレイヤーズ・クロニクル 2015年6月27日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 本多孝好/集英社 (C) 2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会
2015年06月18日これほどの大物たちをただ一人で撮れる写真家は、今後現れないかもしれません。 写真の6人をはじめ、赤塚不二夫、ビートたけし、三宅一生…はたまた、染谷将太ら若手まで。雑誌『ダ・ヴィンチ』の連載企画として撮り続け、いまやなんと200人以上。荒木経惟の写真人生にはもちろん、日本芸能史にも残る写真集『男 ―アラーキーの裸ノ顔―』が誕生しました。本展では、撮り下ろしを含めた全207点を展示。日本を代表する写真家による、日本を代表する男たちの肖像を、お見逃しなく。 ◇information 荒木経惟写真展『男 ―アラーキーの裸ノ顔―』表参道ヒルズ 本館 B3F スペース オー東京都渋谷区神宮前4‐12‐104月24日(金)~5月6日(水)11:00~21:00(4月26日は~20:00、5月6日は~18:00)TEL:03・3497・0310(総合インフォメーション)入場無料 ※『anan』2015年4月29日・5月6日号より
2015年05月06日監督・園子温、主演・染谷将太で映画化が決定している若杉公徳原作の『映画 みんな!エスパーだよ!』の第2弾キャストが解禁、ヒロイン役に池田エライザが出演することがわかった。「みんな!エスパーだよ!」は、ヤングマガジンで連載された若杉公徳の人気漫画。愛知県東三河を舞台に、突如として超能力に目覚めた平凡な高校生・鴨川嘉郎と、彼を取り巻くエスパーたちとの戦いと友情をバカバカしく、そして、ちょっとエッチな青春SFコメディだ。2013年4月よりテレビ東京の「ドラマ24」枠で連続ドラマ化され、若者を中心に大きな注目を集め、テレビドラマの権威、ギャラクシー賞で2013年7月の月間賞、2013年度年間賞奨励賞<ドラマ部門>をW受賞する快挙を成し遂げた。先日発表となった映画化決定のニュースでは、園子温が監督、主演を染谷将太が務めることが決定していたが、このほど発表された第2弾発表では、本作のヒロイン、主人公の幼馴染であるヤンキー女子高生エスパー・平野美由紀役を、池田エライザが演じることが明らかとなった。池田エライザは、雑誌CanCam専属モデルであり、現在19歳。自身のtwitterフォロワー数は15万人を超え、自撮り写真撮影時に彼女がとるポーズは「エライザポーズ」と呼ばれ、若い女性の間でブームとなり各メディアでも取り上げられるなど、今、同世代から最も支持を集めるカリスマモデル。演技経験は過去、映画2作への出演のみだったが、この度、オーディションで見出され、見事ヒロインに大抜擢された。彼女が演じる平野美由紀は、嘉郎と同じテレパシー能力に目覚めた女子高生。オーディションをおこなった園子温監督は、池田エライザを「池田エライザはとってもエラい存在感と、とってもエロい存在感!池田エロイザでもある!エラくてエロい彼女は、今後とっても業界を揺るがすとてつもない存在になるだろうと、今のうちに言っておく」と大絶賛している。これまでにも、『愛のむきだし』の満島ひかり、『ヒミズ』の二階堂ふみと、後に映画界で大きな存在となる多くの新人女優の才能を開花させてきた園の演出が、彼女をどう輝かせるのかに注目が集まる。さらに、テレビシリーズに引き続き、嘉郎が片思いするクラスメート・浅見紗英役を真野恵里菜、テレキネシス能力を持つ喫茶店マスター・永野輝光役をマキタスポーツ、嘉郎と同じ高校に通うエスパー・榎本洋介役を深水元基、矢部直也役を柾木玲弥が、超能力を研究する大学教授で紗英の父・浅見隆広役を安田顕、その助手の秋山多香子役を神楽坂恵が演じることも決定している。テレビシリーズからのファンも安心のラインナップだ。そして、今回発表されたキャストよりコメントが届いている。<池田エライザ>エロイザ…もといエライザです。私は演技経験が少ないので…と甘えたいところですが…そんな甘える隙のないこの作品に出演できることが素直に嬉しいです。かなり振り切った原作ですから、かなり振り切ったエロイザになるしかないという斬新すぎる使命感を携えながら自由にクソ真面目に撮影に励みたいと思います。楽しみます、楽しめるのかな?きっと楽しいはずです。楽はできませんが。とりあえず 池田エロイザ 解禁。します。<真野恵里菜>連ドラ~スペシャルドラマ、そしてついに劇場版!!まさか、映画になると思ってなかったので喜びと驚きでいっぱいです。テレビで劇場版のスポットが流れていますが、まだどんな内容になるのか私も知りません(笑)とにかく、この作品は園監督と染谷さんに身を任せて劇場版も体当たりで頑張ります。皆様、楽しみに待っていてください!<マキタスポーツ>TVドラマ史上空前のバカバカしさを誇ったあのドラマが劇場版になるという…世界的名監督の誉れ高き”園子温”氏のことだから、映画百年の歴史の中でも名を残す挑戦的な内容になることだろう。俳優マキタスポーツはその名誉な場に携われることに感動しつつ、今後の身の振り方についてマネージャーと相談中だ。<安田顕>大好きな作品、現場、役柄にまた会えるのがとても楽しみです。『映画みんな!エスパーだよ!』は、2015年4月下旬に愛知県豊橋市でのクランクインを予定、9月よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月25日4月25日(土)、『寄生獣 完結編』が全国334館(422スクリーン)で封切られ、東京・TOHOシネマズスカラ座で初日舞台挨拶が行われた。主演の染谷将太をはじめ、深津絵里、橋本愛、新井浩文、ピエール瀧、山崎貴監督が登壇し、超大作の“完結”に感無量の面持ちだった。公開を前に全国5か所(北海道、仙台、大阪、広島、福岡)でキャンペーンに奔走した染谷さんと山崎監督。実は、「この作品は胸がキュンとする青春映画だとアピールしようぜ」という山崎監督のアイデアで、取材を受ける際も「胸キュン映画」だと繰り返し強調していたのだとか。「いまふり返ると、ちょっと胸キュン、胸キュン言い過ぎたかなと反省もありますが、皆さんも女性のお友だちには『寄生獣って胸キュンできる映画だよ』という方向で宣伝してもらえれば。きっとうっかり見に来てくれるはず」(山崎監督)、「まさか、『寄生獣』で胸キュンって言う…。でも実際『キュンときた』と言ってくださる女性のライターさんも多いので」(染谷さん)。そんなふたりの“PR戦略”にヒロイン役の橋本さんは、「今日はたくさん女性のお客様が来てくれて嬉しいです。そんなに怖くもないし、グロテスクじゃないから身構えずに見ていただきたいですし、もっと青春映画だとアピールしていきたい」と共鳴した様子で、「胸キュンできるし、ぜひ劇場に癒されに来てください」と声を弾ませていた。人間の脳に寄生し、人間を捕食する“パラサイト”との壮絶なバトルを繰り広げる岩明均の傑作漫画を2部作で完全実写化。ついに公開された『完結編』では、主人公・新一(染谷さん)が右腕に寄生した相棒・ミギーとともに、人類の存亡をかけた最終局面で愛する里美(橋本さん)を守ろうと奮闘する。昨年11月に公開された『寄生獣』は、公開初週に国内映画ランキングの1位に輝き、観客動員150万人を突破した。『寄生獣 完結編』は全国東宝系にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会寄生獣完結編 2015年4月25日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「寄生獣」製作委員会
2015年04月25日『寄生獣 完結編』の完成披露試写会が4月13日(月)に開催され、主演の染谷将太をはじめ、深津絵里、阿部サダヲ、橋本愛、新井浩文、ピエール瀧、山崎貴監督が上映前の舞台挨拶に出席した。岩明均の伝説的人気漫画を前後編の二部作で映画化。ある日突然、人間社会に入り込み、人の脳に寄生し、人間をエサとして喰らう“パラサイト”と人間の最終決戦を描き出す。登壇陣はレッドカーペットを歩いて登場!途中で主人公の新一の右手に寄生した“ミギー”の目玉をデザインしたボールを客席に投げ込むパフォーマンスで会場をわかせる。染谷さんは「本当に本当にすごいことになってます!5か月以上かけて撮影して、編集、VFXの作業があり、やっと完成しましたが、見て感動しました。すごいことが行われており、見たことのないドラマが繰り広げられています」と充実した表情を見せる。深津さんも「撮影現場でそんな作品になるのかと想像がつかないシーンも多かったんですが、想像をはるかに超えていて驚きました」と染谷さんの言葉に同意する。阿部さんは、ミギーの声を担当しているが、こうしたイベントに出席するのは前後編を通じてこの日が初めて。喜びを語ると共に「前編を映画館で見たんですが、最後に(エンドロールで)キャストの名前が出るところで、3番目くらいに僕の名前が出たら、後ろのお客さんが『出てた?』って言ってた(苦笑)」とショックを告白。ちなみに阿部さんは、声で参加しているだけでなく、モーションキャプチャ技術で、ミギーの動きや表情に関しても実際に阿部さんの動きが取り入れられている。これを司会者が「阿部さんは声だけでなく出演もしている」と誤解されかねない言い方で説明したため、阿部さんや山崎監督も困惑!「僕も知らないところでカメオ出演をしてたのかと思った(笑)」(山崎監督)、「信じやすいので、実際に自分が出ているような気がしてきた(笑)」(阿部さん)と語り、笑いを誘っていた。橋本さんは、本作でワイヤーアクションに初挑戦しており「11メートルの上空から落ちるアクションをやりました!」と楽しそうに語る。山崎監督は「結構な高さから後ろ向きに落ちるので心配した」と語るが、橋本さん本人は「高いところ大好きです。…バカみたいですよね(笑)」とあっけらかんとした様子で語っていた。染谷さんと新井さんは、山崎監督の『永遠のゼロ』を含め、これまでにも複数の作品で共演しているが、今回の現場でどんな会話をしたのか?新井さんは「ウチも(周囲から)『死んだ魚の目をしてる』って言われるけど、絶対に染谷の方がそうだよな?ということは言いました」と明かす。染谷さんはその会話を振り返りつつ“死んだ魚の目”と言われることに対し「人生で言われ続けていて、なんとも思わない…(笑)」と語り、会場は驚きと笑いに包まれていた。新井さんと同じく後編からの出演となるピエールさん演じる三木の見どころは、不気味な笑顔だが「笑いながら染谷さんを追いかけるのは楽しかったです」とニッコリ。山崎監督は、ピエールさんの微笑みについて「『ニヤニヤしてくれ』と言ったんですが、(表情を見て)怖ぇー!気持ち悪ぃ!いいなぁと思ってやってもらいました。ここまで気持ち悪くする必要があるのか?と思いつつ(笑)」と予想以上の怖さだったと絶賛!完成作を見た阿部さんは同じくピエールさんの表情について「バラエティ番組のADのような、無理に笑ってるみたいで怖い!」と語り、深津さんも「衝撃的です」と称賛を送っていた。『寄生獣 完結編』は4月25日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会寄生獣完結編 2015年4月25日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「寄生獣」製作委員会
2015年04月13日染谷将太、綾野剛ら個性派俳優陣が集結したロック映画『ソレダケ/that’s it』。2013年5月27日に急逝した吉村秀樹率いるロックバンド「ブラッドサースティー・ブッチャーズ」とのコラボレーションに端を発した企画を映画化した本作からこのほど、疾走感と激しさを凝縮した予告編が公開された。戸籍を奪われ、アンダーグランド暮らしから抜け出せずにもがいている大黒砂真男(染谷将太)。この底辺から抜け出す最後の手段として、裏社会の調達屋、恵比寿大吉(渋川清彦)のコインロッカーを破壊し金の入った財布を奪うが、予期せずハードディスクを発見する。その中には家出人、ホームレス、破産者、風俗嬢たち…地下な人々のビジネス売買用個人情報がぎっしり詰まっていた。大黒はハードディスクを隠すが、恵比寿に追われあえなく監禁。しかし、そこには風俗嬢、南無阿弥(水野絵梨奈)が拘束され横たわっていた。大黒と阿弥は何とか脱出し都会の片隅に身を寄せ、ダークサイドに生きる知人、猪神楽彦(村上淳)に助けを請うが、闇の追っ手が2人を再び監禁、謎の極悪ギャングのボス千手完(綾野剛)による拷問の中で、大黒の過去にまつわる宿命の謎が明かされる…。本作は、『生きてるものはいないのか』『シャニダールの花』など独特の世界観を持つ鬼才・石井岳龍監督が14年ぶりに手掛けるロック映画。全篇に「ブラッドサースティ・ブッチャーズ」(以下、ブッチャーズ)の楽曲が使われ、現代の日本映画界を牽引する染谷さん、綾野さんを始め、本格女優としての確実な一歩を踏み出した元「E-girls」の水野絵梨奈、渋川清彦、村上淳が集結。豪華キャスト陣が石井監督のロック映画ならではの濃く、危なく、そして激しい熱演を繰り広げる。今回公開されたと予告編は、アンダーグラウンドでもがきながらも這い上がろうとする染谷さん演じる大黒と水野さん演じる阿弥の台詞を軸に、「ブッチャーズ」の楽曲「10月/october」と「アンニュイ」で構成。特に「アンニュイ」は本映画制作のきっかけとなった「ブッチャーズ」のアルバム「youth(青春)」に収録の曲で、原作の無い、石井監督による完全オリジナルなストーリーにおいて、重要なインスピレーションにもなった曲である。また、この予告編を手掛けたのは、長年「ブッチャーズ」のライブを撮り続け、2011年にその「ブッチャーズ」のドキュメンタリー映画『kocorono』を発表した川口潤監督。この予告編制作に際し「その姿をくらませてもなお、人を動かす吉村秀樹の影響力(ルビ:パワー)、恐るべし」と語っている。『ソレダケ/that’s it』は5月27日(水)よりシネマート新宿にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月11日俳優・染谷将太が『生きてるものはいないのか』『シャニダールの花』を手がける石井岳龍監督と3度目のタッグを組む『ソレダケ/that’s it』。2013年5月27日に急逝した吉村秀樹率いるロックバンド「ブラッドサースティー・ブッチャーズ」とのコラボレーションに端を発した企画を映画化した本作をこの度、公開初日の5月27日(水)、ライブハウスにて音楽ライヴ用の音響セッティングを使い、大音響の中で映画を視聴することができる“爆音上映”が決定した。戸籍を奪われ、アンダーグランド暮らしから抜け出せずにもがいている大黒砂真男(染谷将太)。この底辺から抜け出す最後の手段として、裏社会の調達屋、恵比寿大吉(渋川清彦)のコインロッカーを破壊し金の入った財布を奪うが、予期せずハードディスクを発見する。その中には家出人、ホームレス、破産者、風俗嬢たち、地下な人々のビジネス売買用個人情報がぎっしり詰まっていた。大黒はハードディスクを隠すが、恵比寿に追われあえなく監禁される。しかし、そこには風俗嬢、南無阿弥(水野絵梨奈)が拘束され横たわっていた。大黒と阿弥は何とか脱出し都会の片隅に身を寄せ、ダークサイドに生きる知人、猪神楽彦(村上淳)に助けを請うが、闇の追っ手が2人を再び監禁、謎の極悪ギャングのボス千手完(綾野剛)による拷問の中で、大黒の過去にまつわる宿命の謎が明かされる…。本作の公開日は「ブラッドサースティー・ブッチャーズ」のリーダーであり本作の原点である吉村秀樹の3回忌。その命日にあたる5月27日に、「ブッチャーズ」の主戦場であったライヴハウスで公開初日を迎えたいということで、このイベントが開催されることになった。徹底的にこだわった音は、5.1chを遥かに凌ぐ、爆音3chバズーカ音響と呼ばれたサウンドシステムを起用。その覚醒的サウンドシステムを駆使した本作の上映をライブハウスで体験できるのはこの日が最初で最後となる。さらに、上映を盛り上げるべく主演の染谷さんを始め、水野絵梨奈、渋川清彦、村上淳のキャスト4人と石井監督が登壇するとのこと。吉村氏を含めキャスト、監督の“映画に対する情熱”が一堂に会する超レアなイベントとなりそうだ。「吉村秀樹トリビュート 映画『ソレダケ/that’sit』05.27爆音上映@TSUTAYA O-EAST Supported by boid 」は5月27日(水)17:00より開演。映画『ソレダケ/that’s it』は5月27日よりシネマート新宿にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月09日『生きてるものはいないのか』『シャニダールの花』を手がける石井岳龍監督が、染谷将太を主演に迎えて贈る『ソレダケ/that’s it』。この度、本作に出演するキャストが揃ったポスタービジュアルが公開された。戸籍を奪われ、アンダーグランド暮らしから抜け出せずにもがいている大黒砂真男(染谷将太)。この底辺から抜け出す最後の手段として、裏社会の調達屋、恵比寿大吉(渋川清彦)のコインロッカーを破壊し金の入った財布を奪うが、予期せずハードディスクを発見する…。その中には家出人、ホームレス、破産者、風俗嬢たち、地下な人々のビジネス売買用個人情報がぎっしり詰まっていた。大黒はハードディスクを隠すが、恵比寿に追われあえなく監禁される。しかし、そこには風俗嬢、南無阿弥(水野絵梨奈)が拘束され横たわっていた。大黒と阿弥は何とか脱出し都会の片隅に身を寄せ、ダークサイドに生きる知人、猪神楽彦(村上淳)に助けを請うが、闇の追っ手が2人を再び監禁、謎の極悪ギャングのボス千手完(綾野剛)による拷問の中で、大黒の過去にまつわる宿命の謎が明かされる…。2013年5月27日に急逝した吉村秀樹率いるロックバンド「bloodthirsty butchers」とのコラボレーションに端を発した企画を映画化した本作。主演に染谷さん、適役に綾野剛が出演するほか、元「E-girls」の水野絵梨奈、渋川清彦、村上淳ら個性派俳優陣が集結している。今回公開されたビジュアルは、染谷さんの何かを叫ぶ表情が印象的な荒削りでパンチの効いたもの。「はじめて逃げない俺が生まれるんだ。行くんだよ、その先に。」のキャッチコピーは本編の染谷さん演じる大黒砂真男のセリフから、そしてキャスト陣の下にあるボディコピー「何度でも食らってやる よけかた知らないから」は、「ブッチャーズ」の「12月/december」の歌詞から引用されている。本作のプロデューサーは、「『狂い咲きサンダーロード』や『爆裂都市』のモノトーンでインパクトある雰囲気をちょっとだけ意識しつつ、シンプルなんだけど歪で違和感が伝わるものにしたいと思いました。コラージュでなく、場面写真1点で映画の熱量、激しさ、疾走感が伝わる感じです」とコメントを寄せている。『ソレダケ/that’s it』は5月27日(水)よりシネマート新宿にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月02日俳優の染谷将太が主演を務め、2013年4月に放送されたドラマ『みんな!エスパーだよ!』(テレビ東京系)が、今年9月の公開に向けて映画化されることが17日、明らかになった。『みんな!エスパーだよ!』は漫画家・若杉公徳の同名漫画を原作に、『ヒミズ』(2012年)、『地獄でなぜ悪い』(2013年)などで知られる園子温監督が脚本と監督を担当したドラマ。愛知県東三河を舞台に、突如として超能力に目覚めた高校生・鴨川嘉郎(染谷)と彼を取り巻くエスパーたちとの戦いと友情を「バカバカしく、そして、ちょっとエッチ」に描写した。ギャラクシー賞で2013年7月の月間賞、2013年度年間賞奨励賞(ドラマ部門)をW受賞したことでも話題となった。そして今回、『映画 みんな!エスパーだよ!』としてスクリーンに登場することが決定。園監督はドラマ版について、「ロケハンから衣装、キャスティングまで総監督的な位置でやらせていただき、できることなら全話撮影したかったのですが、仕事の都合上、たくさんの監督に何話かお任せすることになったのが自分の中では残念でした」と複数の監督が担当したことに触れ、「映画版では全て自分で監督できることを嬉しく思っています。頑張りますので、宜しくお願いいたします」と気合十分で挑む。園監督作の『ヒミズ』で、ヴェネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞し、一躍脚光を浴びた染谷。映画化決定を受けて、「果たして一体どっちの方向にスケールアップされるのか、僕自身、今からドキドキしています」と心境を語り、「きっと皆さんが想像されているよりずっと壮大で、ずっと面白く、ずっとアクションが凄くて、ちょっとだけエッチな超感動作になると思います」と期待を寄せている。また、現在休載中の原作が『ヤングマガジン』の16号(3月16日発売)から新章がスタートするほか、春にはテレビ東京でスピンオフ特番『みんな!エスパーだよ!番外編 ~エスパー、都へ行く~』が放送されるなど、映画公開に向けて各方面から盛り上げていく。
2015年02月17日ヤングマガジンで連載され、2013年4月より俳優・染谷将太を主演にテレビ東京の「ドラマ24」枠で連続ドラマ化され、大きな話題を呼んだ「みんな!エスパーだよ!」。この度、本作の映画化が決定し、監督を務める園子温と染谷さんから喜びのコメントが到着した。本作は、愛知県東三河を舞台に、突如として超能力に目覚めた平凡な高校生・鴨川嘉郎と、彼を取り巻くエスパーたちとの戦いと友情をバカバカしく、そして、ちょっとエッチな青春SFコメディ。若者を中心に大きな注目を集め、テレビドラマの権威、ギャラクシー賞で2013年7月の月間賞、2013年度年間賞奨励賞<ドラマ部門>をW受賞する快挙を成し遂げた。松山ケンイチを主演に映画化された『デトロイト・メタル・シティ』を代表作にもつ若杉公徳が手がけた原作を基に描いた本作。『ヒミズ』『TOKYO TRIBE』と世に贈り出し、2015年には『ラブ&ピース』『新宿スワン』『リアル鬼ごっこ』などが話題作が控えている園監督がメガホンをとる。園監督は今回の映画化について、「『映画みんな!エスパーだよ!』を監督することになりました。テレビシリーズでは、ロケハンから衣装、キャスティングまで総監督的な位置でやらせていただき、できることなら全話撮影したかったのですが、仕事の都合上、たくさんの監督に何話かお任せすることになったのが自分の中では残念でしたので、映画版では全て自分で監督できることを嬉しく思っています」と喜びを語った。そして、『ヒミズ』で日本人初となるヴェネチア国際映画祭で新人俳優賞を受賞し、『寄生獣』や『さよなら歌舞伎町』、『ストレイヤーズ・クロニクル』などに出演する染谷さんは今回も鴨川嘉郎を好演。「『みんな!エスパーだよ!』が、遂に映画化!ということで、果たして一体どっちの方向にスケールアップされるのか、僕自身、いまからドキドキしています。きっとみなさんが想像されているよりずっと壮大で、ずっと面白く、ずっとアクションが凄くて、ちょっとだけエッチな超感動作になると思います。『映画 みんな!エスパーだよ!』、どうぞご期待だに!」とコメントを寄せた。また、本作の公開を前に、現在休載中の原作が3月16日(月)発売のヤングマガジン16号より新章開始されるほか、春にはテレビ東京にてスピンオフ特番「みんな!エスパーだよ!番外編~エスパー、都へ行く~」が放送されるなど、これからも注目を集めそうだ。『映画 みんな!エスパーだよ!』は9月よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月17日染谷将太主演、前田敦子共演の『さよなら歌舞伎町』が公開中だ。新宿歌舞伎町を舞台に、不器用に生きる人々の1日を映し出す群像劇だ。染谷と前田が演じるのは倦怠期のカップル。『ヴァイブレータ』『やわらかい生活』の廣木隆一監督、脚本の荒井晴彦コンビによるオリジナルの新作とあって、映画ファンからの期待も高い本作に、初共演の染谷と前田も「(出演を)断る理由がなかった」と声を揃えた。その他の画像染谷はラブホテルの店長・徹、前田はプロミュージシャンを目指す徹の彼女・沙耶に扮する。染谷は「絶対におもしろいはずだと思いました。廣木監督と荒井さんの作品ですからね。歌舞伎町が題材だというのも魅力的に思えました。お話しをいただいたときはまだ脚本ができていなかったんですけど、やりたいとすぐにお返事しましたね。出来上がった脚本は愛に溢れていました」と振り返る。前田も「呼んでいただいた時点で、出たいとしか思わなかったです」と同様の答え。さらに「廣木監督の作品にはいろんなタイプがありますが、ピンク映画出身だということは知らなかったんです。それを知ったとき、監督の出発点に近い作品に出られるなんてとさらに嬉しかったです」と続けた。共演の情報が公になった際、「あっちゃんの恋人役!?なんでお前なんだ!と言われました(染谷)」、「現役・元を問わず、AKBのメンバーが羨ましがっていました(前田)」と、周囲にとても羨ましがられたというふたり。共演を経て、「すごくフラットな方で、リラックスしてやらせていただきました」と染谷。前田も「染谷さんがそういうスタンスで、すごく嬉しかった。きっちり話し合いをしなくちゃいけなかったらどうしようと思っていたので(笑)」とここでも意見を一致させた。そして完成した作品に「同世代の女の子にも勧めていきたい(前田)」、「どこか愛おしいと感じさせる人々のお話し。最後には心が温まって清々しい気持ちで家路に着ける映画だと思います(染谷)」と胸を張った。『さよなら歌舞伎町』公開中※取材・文・写真:望月ふみ
2015年01月27日映画『さよなら歌舞伎町』が1月24日(土)に公開を迎え、舞台となった歌舞伎町にほど近い、テアトル新宿にて主演の染谷将太をはじめ、前田敦子、南果歩、松重豊、イ・ウンウ、樋井明日香、我妻三輪子、河井青葉、宮崎吐夢、廣木隆一監督が揃って舞台挨拶を行なった。「一流のホテルマン」と周囲に偽っているラブホテルの店長とやや倦怠期に入ったその恋人、ラブホテルに集い、去っていくそれぞれに事情を抱えた客たち――。彼らの悲喜こもごものドラマを描き出す。本作は実際に歌舞伎町のラブホテルで、しかも通常営業中に撮影が行われており、だからこそのハプニングもあったよう。染谷さんは「従業員の控室にいて、表に出ていくというのがあって、バっと出ていったら本物のお客さんと出くわしました。制服を着てたので(あくまで従業員としての接客態度で)『失礼しました』と大人しく帰ってきました(笑)」と明かす。前田さんは、染谷さんの恋人役を演じたが、印象に残ったシーンとして「新大久保駅前で自転車で2人乗りをするところが、清々しくて楽しかったです」と笑顔でふり返った。前田さんを後ろに乗せて走った染谷さんは「転んだらファンに殺される!と緊張してこいでました(苦笑)」と肉体的な負担よりも“心労”を口にした。樋井さんは染谷さんの妹役だったが、染谷さんとの共演シーンについて、最後の最後で面と向かって芝居をする場面になり「(染谷さんは)まつ毛が長いなということしか…(笑)。魅力的なまつ毛でした」と語り、これには染谷さんも「何て言えばいいのか…」と困惑気味。廣木監督が2人が兄妹役ということで「2人ともまつ毛が長い」と説明すると、樋井さんはさらに「私はクルンとしたまつ毛ですが、染谷さんは逆さまつ毛で…」とあくまでまつ毛トークを続行し、染谷さんは「もういいんじゃないですか、まつ毛は…」と苦笑し、会場は笑いに包まれた。本作は韓国、台湾、香港、イタリアでの公開も決定!廣木監督は「新宿のラブホテルの話が世界に広がっていくのはどうなんでしょう…?」と苦笑しつつも、「嬉しい限りです」と喜びを語り、会場は温かい拍手に包まれた。『さよなら歌舞伎町』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さよなら歌舞伎町 2015年1月24日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2014『さよなら歌舞伎町』製作委員会
2015年01月25日映画『さよなら歌舞伎町』が1月24日に公開を迎え、廣木隆一監督をはじめ、染谷将太、前田敦子、南果歩、松重豊、イ・ウンウ、樋井明日香、我妻三輪子、河井青葉、宮崎吐夢が舞台あいさつで一堂に会した。『さよなら歌舞伎町』舞台挨拶その他の写真歌舞伎町のラブホテルに集う人々の悲喜こもごもを切り取った群像劇。周囲には一流ホテルのホテルマンと偽っているラブホテル店長を演じた主演の染谷は、初回上映を観終わったばかりの観客を前に「楽しんでいただけたと思います」と自信のコメント。「僕は観終わって、最後に心が温かくなりました」と語る。実際に営業中の歌舞伎町のラブホテルで撮影が行われたが、撮影中の印象に残った出来事を尋ねると「従業員の控室から表に出ていくところで、バッと出ていったら本物のお客さんと出くわして、制服を着ているので『失礼いたしました』とおとなしく帰ってきました(笑)」と明かし笑いを誘った。前田は染谷の恋人役を演じたが、印象的なシーンとして新大久保駅前で自転車で染谷とふたり乗りをするシーンを挙げ「清々しくて楽しかったです」と笑顔で語る。染谷の方は、前田を後ろに乗せるとあって「転んだら全国のファンに殺される!と緊張してこいでました…(笑)」と振り返った。同じく自転車のふたり乗りシーンが印象的なのは松重が演じる逃亡犯と、南が演じる彼を支えるパートナーのカップルのエピソード。松重は「52歳になってラブストーリーのひとつを担わせていただきすごく嬉しいです。いままで、ひどいことばかりやって来たので…(苦笑)」と感無量の面持ち。こちらのカップルは女性の南が自転車をこぐ役目だったが、南は「松重さんは大きいので安定が悪い」とボヤきつつ「ぶっ飛ばしました(笑)!生きるか死ぬかの火事場のバカ力で」とニンマリ。松重は舞台公演中のため、途中退席となったが「逃亡犯なので(笑)」とそそくさと足早に劇場を後にし、会場は笑いに包まれた。この日、韓国、香港、台湾、イタリアでも本作の公開が決定したことが発表されたが、廣木監督は「新宿のラブホテルの話が世界に広がっていくのはどうなんだろう…」と首を傾げつつ、祝福の拍手に笑顔を見せた。『さよなら歌舞伎町』公開中
2015年01月24日染谷将太と前田敦子が共演する映画『さよなら歌舞伎町』のキャストと監督による初日舞台あいさつが、1月24日(土)に新宿、池袋、川崎で開催される。その他の画像本作は、新宿・歌舞伎町のラブホテルにやってきた年齢も職業もばらばらなワケありな男女の1日を描いた群像劇。『ヴァイブレータ』『やわらかい生活』の廣木隆一監督と脚本家の荒井晴彦が3度目のタッグを組み、染谷と前田のほか、南果歩、松重豊、大森南朋、村上淳、忍成修吾、田口トモロヲ、イ・ウンウらが出演する。初日舞台あいさつは、テアトル新宿、シネ・リーブル池袋、TOHOシネマズ川崎で実施され、染谷、前田、南果歩、廣木監督らが登壇する。チケットは、プレリザーブ(先行抽選)が受付中。一般発売は、1月17日(土)午前10時より発売される。なお本イベントは15歳以上の観客が参加できる。『さよなら歌舞伎町』初日舞台挨拶1月24日(土)■会場:テアトル新宿9:40の回上映後/12:50の回上映前登壇者(予定):染谷将太、前田敦子、南果歩、イ・ウンウ、樋井明日香、我妻三輪子、河井青葉、宮崎吐夢、廣木隆一監督■会場:シネ・リーブル池袋12:40の回上映後■会場:TOHOシネマズ川崎15:05の回上映後登壇者(予定):染谷将太、前田敦子、南果歩、廣木隆一監督料金:2000円(税込)プレリザーブ:受付中~1月16日(金)11:00AMまでチケット発売:1月17日(土)10:00AMより
2015年01月13日先日、女優の菊地凜子との入籍を発表したばかりの染谷将太が1月8日(木)、外国人特派員協会(東京・有楽町)にて行われた、主演映画『さよなら歌舞伎町』の記者会見に共演の前田敦子、廣木隆一監督と共に出席した。一流ホテルマンと周囲には偽っている歌舞伎町のラブホテルの店長を務める青年、その彼女でミュージシャンを目指す少女を始め、様々な思いや人生を抱えて歌舞伎町に暮らす人々のドラマを描き出していく。染谷さんが結婚後、初めて公の場に登場するとあって、会場には普段の同所での映画の上映、記者会見とは比べ物にならないほどの多くの報道陣が詰めかけた。あらかじめ、質疑応答では映画に関する質問のみと決められていたが、冒頭の挨拶のところで廣木監督が「これだけマスコミが集まっているのは…染谷が結婚したから(笑)。おめでとうございます」と祝福。染谷さんは少し照れくさそうに「このたび、結婚したので、これからは些細な幸せを大切に、まだ子どもはいませんが、家長として頑張っていきたいと思います」と語った。染谷さんと前田さんは本作で、倦怠期を迎えつつある同棲中のカップルを演じたが今後、激しいセックス描写があるような作品のオファーがあったら?という質問に染谷さんは「過去にもそういうラブシーンをやったことはありますし、台本を読んで感動して『これはやりたい』と思ったらやるかも」と回答。前田さんも「同じです。自分をそういう風に作品で求めていただけるなら、作品のためなら全然、抵抗はないですね」と語った。2人のキャスティングに関し、廣木監督は「染谷は昔から気になる役者で、僕らと話していても雰囲気、オーラを消すので、それが不思議でした。脚本の荒井晴彦さんの知り合いの役者を通じて電話をして、たまたま(スケジュールが)2週間空いていたので『その2週間ちょうだい』と直々にお願いしました。前田さんは『AKB48』のときから強さと弱さの両極をもっている人なんだろうと思ってました。現場でも(すぐ目の前に)カメラがあっても動じない強さがあるのを感じたし、でもその裏にある弱さが魅力だとも思いました。中間がない感じが好きで、人間的でいいなと思いました」と起用の経緯と魅力について語った。劇中、新大久保でのシーンで、反韓デモの様子が描かれているが、廣木監督は「新大久保でヘイトスピーチがあったことは事実ですので、それは日本的には恥ずかしい部分であると思いますが、現実に行なわれている部分であり、映画の中で外すことはできないと思った」とあえてこのシーンを盛り込んだ意図を説明した。様々な形で“愛”を描く本作だが、「愛を信じるか?」という質問に、染谷さんは「いろんな愛があると思いますが、人間に生まれて、“人間愛”という言葉が好きなので信じます」と語る。前田さんも「いろんな人に支えられていて、特にこの仕事ではそれを感じるので、愛は大切だと感じています」とうなずいた。『さよなら歌舞伎町』は1月24日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さよなら歌舞伎町 2015年1月24日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2014『さよなら歌舞伎町』製作委員会
2015年01月09日現在公開中の実写版『寄生獣』で主演を務める染谷将太(22)が、1月1日、ハリウッドでも活躍する女優・菊地凜子(33)と入籍したことを自身の公式サイトにて発表した。「突然のご報告になりますが、この度、私染谷将太は菊地凜子さんと入籍したことをここにご報告させて頂きます」という文書には「これからは家族としてお互いを支え合いながら強い信念を持ち作品を残していきたいと思います」と綴られている。22歳にして映画出演は50本以上という染谷さんは昨年に続き、今年も大活躍。実写版『寄生獣 完結編』『ストレイヤーズ・クロニクル』『バクマン。』など話題作の公開が控えている。そして『バベル』『ノルウェイの森』に出演、ギレルモ・デル・トロ監督の『パシフィック・リム』ではヒロインを演じた菊地さんは、昨年WOWOW「連続ドラマW」にて放送された宮沢りえ主演の「グーグーだって猫である」や、今年3月に全米にて公開される『Kumiko, the Treasure Hunter』(原題)で主演を務めるなど世界中から注目を集めている。昨年12月から西島秀俊や、向井理&国仲涼子の結婚、さらに米倉涼子とおめでたいニュースが続く中、東出昌大&杏が“元日婚”を発表するなど、若手最旬俳優陣の結婚も相次いだ2014年の年末。年明け早々、これまた若手俳優の結婚というおめでたいニュースが舞い込み、もはや「次は一体誰が結婚するのか?」と戦々恐々とする波乱の幕開けを迎えた2015年。今年は、新米旦那様たちが伴侶を得てどう活躍するのか、期待して待ちたい。(text:cinemacafe.net)
2015年01月01日染谷将太を主演に、“日本マンガ史上最高傑作”といわれた人気マンガを実写映画化した『寄生獣』。まもなく観客動員数100万人を達成する本作が、大ヒットを記念して12月18日(木)に渋谷のPARCOスペイン坂広場にてクリスマス直前イベントを開催。主演の染谷さんを始め、共演の橋本愛、監督の山崎貴、そしてスペシャルゲストとしてアントニオ猪木が登壇し、道行く人々は大きな歓声をあげた。前後編の2部作で描かれる、『寄生獣』シリーズ。人間の脳を乗っ取り、人間を捕食する“パラサイト”が飛来したことをきっかけに巻き起こる壮絶な物語。原作では、パラサイトは徐々に人間社会で脅威的な存在となり、やがてパラサイトと人間との争いが始まる。そんな中、右腕だけパラサイトに寄生され、パラサイトと人間の中立的な存在となった主人公・新一(と彼の右腕のパラサイト“ミギー”)が様々な困難を乗り越えてパラサイトに立ち向かっていく姿が描かれる――。12月も中盤に差し掛かり、日が落ちた渋谷の気温は6度…イベントに登壇した染谷さんらも、ブルブルと身を震わせながら登場した。クリスマスにちなんで、3人はサンタ帽をかぶっての登場となったが、染谷さんは「さっき『あまりにも似合わない』って(橋本)愛ちゃんに爆笑されました」と苦笑する。一方、同じくサンタ帽に真っ赤なワンピースを合わせたファッションで登場した橋本さんは、山崎監督から「すっごく似合ってる。ずっとそれで生きていったらいいよ」と冗談めかされると、「やめてください…(いま)頑張ってますから」とこちらも苦笑を浮かべていた。そんな3人に負けず劣らず…いや、3人を凌駕するインパクトで登場したのが、新一の右腕に寄生するパラサイト“ミギー”。「フォルムだけ見れば、クリスマスツリー型です」という山崎監督からのお墨付きもあってか、この日はクリスマスツリーさながらに飾りを巻きつけての登場となった。イベント中には、“ミギーのイルミネーション点灯式”という斬新な企画も行われ、ミギーがピカピカと輝く体を揺らすと、染谷さんは「お前もがんばってんだな…」と戦友の勇姿(?)に称えていた。そんな寒空の下、和気藹々とトークが繰り広げられたが、突如おなじみの入場曲と共に猪木さんが入場!登壇早々に「元気ですか~!」と気合いの雄叫びをあげると、会場は大盛り上がりとなった。染谷さんら『寄生獣』メンバーは、猪木さんとは初対面。橋本さんは「こんなに近くでお見受けできて光栄です。大きいですね」と喜びを語っていた。そして4人で「1、2、3、ダ~!」と拳を突き上げると、会場は再び大きな歓声が上がった。最後に、まもなく年末年始とあって「来年の抱負」をそれぞれが発表。染谷さんは「来年は『完結編』がありますからね。もはやそれが抱負です」と語り、橋本さんは「来年19歳になるので、最後の10代を楽しみたいという心持ちです」と笑顔を浮かべていた。『寄生獣』は公開中、『寄生獣 完結編』は2015年4月25日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2014年12月18日「微妙なラインを狙う」。それは山崎貴監督が自身の映画作りのスタンスについて染谷将太に語った言葉だという。「誰もが楽しめる映画にしなくちゃいけないけど、その中にちゃんと『含ませたい』――」。染谷さんは山崎監督の発言の真意をこう説明する。エンターテイメント性とテーマ性のせめぎ合いの先に生まれる感動。それが『永遠の0』『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズなどを単なる興行的な大ヒットで終わらせない、心に残る作品にしてきた山崎監督の映画作りの極意と言えそうだ。もちろん監督が狙う“微妙なライン”がリアリティや感動を持ちうるかは、俳優陣の演技に依るところが大きい。映画『寄生獣』において、主演という立場でその重責を担ったのが染谷将太。そして、彼が演じた物語の中で移ろい、徐々に変化していく主人公の輪郭を浮き彫りにする“リトマス試験紙”とも言える立場のヒロインを演じたのが橋本愛だ。原作は「伝説的」という枕詞が決して大げさではない岩明均の人気漫画。長く映画化の権利がハリウッドのスタジオに保持されていたこと、そして、それが実現に至らなかったことからも原作の魅力、そして映像化の難しさがうかがえる。突然、社会に入り込んできた、人間の脳に寄生し人間を食料にして生きる謎の生物たち。新一は間一髪、脳を奪われるのを回避するが右手に寄生されてしまう。“ミギー”を自称するこの奇妙な“侵略者”と共存しつつ、社会に潜む寄生生物たちと戦うことに…。連載が開始されたのは染谷さん、橋本さんが生まれる以前のこと。当然、2人とも連載当時の“熱”など知る由もないのだが、今回のオファーを受けて原作を読んで、文字通り、世代を超えて愛される理由を実感したようだ。染谷さんは言う。「人が食べられてしまうという作品は、ゾンビものなども含めたくさんありますけど、面白いと思ったのは根源にしっかりしたテーマが根付いているところと、ごく日常のレベルで誰しもが経験するような人間の関係性の中に寄生生物(パラサイト)が混ざり込んでいるという部分。首から上だけが寄生されていて、一見、普通の人間のようで、人が人を食べているように見えるというのも、ビジュアルとテーマが合っていて、よくできているなと思いました」。予告編映像でも、原作の冒頭と同様に「人間の数が半分になったら、燃やされる森の数も半分で済むのだろうか?」「人間の数が100分の1になったら、垂れ流される毒も100分の1になるのだろうか?」という独白が挿入されるが、橋本さんは、矛盾や愚かさを抱えて生きる人類の側面を描いている部分に言及する。「人間が愚かだという部分、そして、それを許容した人間賛歌として描いている二面性があって、こうしたテーマを、壮大なエンターテイメントの中に落とし込んでいて、すごいことを言ってるなと思いました」。それは、映画の中にもしっかりと刻み込まれている。橋本さんは、5割ほどCGが入った状態のラッシュ映像を目にしたときの衝撃を口にする。「まだ未完成の状態だったんですが、こっちはどうしても新一くんの心情に寄りながら観ているので、パラサイトの側を“悪者”と感じるんですが、随所でパラサイトの行動や言葉で自分が揺らいでいき『そうかもしれない…』と思わされて、同じところに留まり続けることが出来なかったんです」。右手に寄生する“ミギー”との共存、すなわち人間とパラサイトが混じり合った状態で生きる中で、肉体だけでなく精神的にも変化していく新一。人間臭さを見せたかと思えば、観る者がゾッとするような言動を見せることも。染谷さんは「その部分は全体を通じても重要で繊細なところだった」と述懐する。「自分の中で軸として大事にしていたのは“怒り”と“哀しみ”。この2つの感情からの衝動で生まれる行動が多かったので、これはしっかりと持ち続けようと。逆に変化していく部分は、シーンごとにどの程度のさじ加減で見せるのか?狂気のようなものを出すならどれくらい出すのか?やり過ぎれば主人公の新一が魅力的ではなくなるので、慎重に話し合いながら探り探り作り上げていきました」。一方、橋本さんが演じた里美は新一の幼なじみであり、新一の変化に最も敏感に反応する人間のひとり。新一とのシーンが中心となったが、どのような点に意識して里美を演じたのか?「この映画の中で、平穏なシーンは冒頭の2シーンくらいしかなくて、後はどんどん、おかしくなっていくんです(笑)。だから、そこで2人の平穏な日常と関係性を分かりやすく伝えることを意識しました。里美は終始、人間としての愛情、人間特有の感情を持ち続けている人物で、監督はそこをすごく大切にしてくださり『そこは生々しくきちんと見せたい』と言ってくださったので、その言葉に付いていこうと思いました。難しくて行き詰っても、監督があきらめずに求め続けてくださいました」。そして、なんと言っても本作の大きなカギを握るのは、豪華キャスト陣が演じるパラサイトの存在と新一と彼らの対峙。今回の前編だけでも、深津絵里、東出昌大、池内万作らがパラサイトとして登場し、さらに後編でも浅野忠信ら錚々たる顔ぶれが待ち構えている。2人が撮影時、もしくは完成した作品を観て、最も恐怖を覚えたパラサイトは誰?そんな問いに染谷さんは頭を悩ませつつ、深津さん演じる田宮良子を挙げた。「今回一番、深く関わったのが田宮だったんですが、パラサイトだから表情がないんですが、なんて言うか…怖いんですよね(苦笑)。パラサイトの中にもパラサイトなりの感情がうごめいていて、それを深津さんは完璧に作り上げてそこに立っていて、表情が変わらないのに腹の内が何となく見えてくるようで…。ただ、深津さんだけでなく、それぞれ個性があって違うんですよ。あんなに優しいお母さんだった余(貴美子)さんが、同じ人が演じていると思えないくらい怖くなったり、東出くんのパラサイトも気持ち悪いし(笑)!僕は一人ずつと対峙しバトルする役だったので、飽きなかったですね。“今日のパラサイト”という感じで、みなさん魅力的でした(笑)」。そして、橋本さんからはこの問いの答えの中で、奇しくも冒頭に山崎監督の言葉として染谷さんが語ってくれた“微妙なライン”という言葉を思わせる単語が口をついた。「完成した映画を観て、一番ゾッとしたのが北村(一輝/広川=パラサイトのネットワークの首謀者で、市長選に出馬する)さんが演説をしているシーン。壇上のカットをひと目見ただけでヤバい!って思いました。まさに“曖昧なライン”が見えてくるようで、感動すら覚えました」。キャスト陣とスタッフが原作から受け継ぎ、果敢に挑戦し作り上げた“微妙で曖昧な”ライン――。現代の観客がどのように受け止めるのかが楽しみだ。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2014年12月03日映画『寄生獣』が11月29日(土)に公開を迎え、主演の染谷将太を始め、深津絵里、橋本愛、東出昌大、余貴美子、山崎貴監督が初回上映後の舞台挨拶に揃って登壇した。1990年代に大きな話題を呼んだ人気漫画を実写化。謎の生物に人々が“寄生”され、喰われていく中で、右手を寄生生物に乗っ取られて共存するハメになった主人公・新一が、彼を消そうとする寄生生物たちと戦いを繰り広げる。染谷さんは公開を迎え「本当に長い戦いだったので、みなさんにお見せできて幸せです」と感慨深げ。約5か月におよぶ撮影で全国を巡ったが、新一の右腕に寄生する“ミギー”はCGのため「孤独な戦いだった」とも。それでも、撮影を通じて右手を使った演技が求められ「終わったときは晴れ晴れとして『やっと取れた』という感じで軽くなったんですが、その途端に“ミギー・ロス”になりました、かわいいので。ネットで(ミギーの)おもちゃを買い占めたりしました」と明かし、笑いを誘う。山崎監督はホッとしたのも束の間、『完結編』となる後編が来年の公開となるが「まだCG全然できてない」と苦笑い。おめでたい公開初日の席で登壇陣から「(本作を)見終わって『早く後編を見せろ』と思った」(染谷さん)、「(自身が演じた田宮は後編で)さらに顔が割れていると思います!」(深津さん)などと、後編の完成をせっつかれていた。橋本さんは、この登壇陣の中で唯一、寄生されていない人間だが「私も顔が割れてみたかった」と明かし、「特典映像とかで(笑)!」と本編すらまだまだ作業が山積みの監督にお願い!余さんは染谷さんの母親を演じたが、親子役はこれが二度目とのことで「(手で腰あたりの高さを指しつつ)こんなに小さい頃から知ってるけど、相変わらず不敵な笑みを浮かべていました」と指摘し笑いを誘う。偶然だが余さんは、橋本さん、東出さんとも親子を演じた経験があり「そう言えば、何を考えているか分からない感じがみんな、パラサイトにピッタリ!人間離れしてるところがある」と劇中で寄生されていない橋本さんまでひっくるめて、全員“パラサイト”扱いし、会場は笑いに包まれた。観客、そしてキャスト陣の『完結編』への期待を一身に背負う山崎監督は改めて「大変です」と苦笑しつつも、「もっとすごいことになります!染谷も深津さんもエライ目に遭います」とニヤリ。会場は期待を込めた温かい拍手に包まれた。『寄生獣』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2014年11月29日