本のプロ3人が教えてくれた美意識を高めたい、と願う人のための本。力強く生きる女性の姿や言葉が綴られた、品格を高められる作品たち。自分の生き方や美学と向き合い、アップデートしたい人のための必読書です。花田菜々子さんおすすめ『おんなのことば』(茨木のり子)「詩中のどの言葉も、自分を律し、自分の意志で力強く生き抜けと言ってくれているようで背筋が伸び、愉快でワクワクもします。力強く明るい詩がある一方で、早くに亡くなった夫を思い出して深い愛を綴っている詩もある。両者を比べると、“本当に美しい生き方とは何か”という答えが立ち上がってくるようで、心が震えます」「自分の感受性くらい」「わたしが一番きれいだったとき」「聴く力」など、詩人・茨木のり子の名だたる詩を網羅。傲慢になる大人たちに対して警鐘を鳴らす、渾身の代表作。童話屋1500円瀧井朝世さんおすすめ『ののはな通信』(三浦しをん)「ものすごく大きな経験(恋愛)をしてしまった後に人はどう生きるのか。それが、二人の女性の生き方を通して浮かび上がってくるものがありました。たとえ離れていたとしても、大切だと思える誰かがいると、それが生きる希望になること、人はいくつになっても人生を切り開いていくことができる、ということを教えてくれます」ミッション系のお嬢様学校に通う、クールで毒舌な野々原茜(のの)と天真爛漫な牧田はな。二人は親友となるが、ののははなに友情以上の気持ちを抱くようになる。KADOKAWA1600円三浦天紗子さんおすすめ『ノーラ・ウェブスター』(コルム・トビーン、栩木伸明・訳)「専業主婦から働く母へ、ノーラが少しずつ変化していくディテールが素晴らしい。久しぶりに職場復帰をするにあたり努力で自分の存在意義を作り、夫がいい顔をしないのでやめていた歌を歌い、新しい人間関係を築き、子どものために一人で学校に乗り込む。それでも、ときおりにじむ孤独。気高く生きるお手本のような主人公です」夫を亡くし、子どもを抱えて20年ぶりに元の職場に再就職したノーラ。同僚の嫌がらせにもめげず、自己を立て直し、生きる喜びを発見していくさまを丹念に描く。新潮社2400円※『anan』2019年4月17日号より。写真・内山めぐみ取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2019年04月10日「木育(もくいく)」って、知っていますか?木育とは、「子どもをはじめとする全ての人が木と触れ合い、木に学び、木と生きる」取り組みのこと。子どもの頃から木を身近に使っていくことを通じて、人と、森や木と関わりを主体的に考えられる豊かな心を育むことを目指しています。(「木育」プロジェクトより)気軽に木育ができる施設ってどこ??最近、木育ができる施設が増えて来ています。今回は都内にある2つの施設をご紹介します。東京おもちゃ美術館木製の大型遊具や様々な種類の木のオモチャで遊ぶことができます。0~2歳までの赤ちゃん専用のスペースとして、「赤ちゃん木育広場」があります。国産スギを使用した温かみのある空間となっており、すべり台やトンネル、スギコダマ等の手触りの良い木のオモチャで、楽しく親子で遊ぶことができますよ。無印良品(渋谷西武店)「木育ルーム」と名付けられた託児所が設置されています。パパやママが買い物している間、お子さんは遊んで待っていることができます。専任のスタッフがおり、週毎に変わる、木育をテーマにしたプログラムを実施しています。無料のキッズスペース「木育広場」もありますよ!木のオモチャって何がいいの??木のオモチャの特徴って??①自然で温かみがある!!触るとなめらかで温もりがあり、使えば使うほど味わい深い色味になっていきます。プラスチック製のオモチャと比べると、木のオモチャは少し重いですよね。この適度な重さが赤ちゃんにとって、物を握ったり掴むのに最適だと言われています。②口に入れても安心・安全!!赤ちゃんは何でも口に入れたり、舐めたりしますが、木は自然素材なので人体に有害な成分が含まれていません。ママも安心して遊ばせることができます。③丈夫で長持ち!!丈夫で壊れにくいので、丁寧に扱えば弟や妹たちはもちろん、親子2代に渡って遊ぶことができます。壊れてもシンプルな作りが多いので、木工用ボンド等で直すことができます。④感性豊かに育つ!!木のオモチャはシンプルな形、色合いだからこそ、無限大の遊び方ができます!繰り返し遊ぶなかで、新しい発見をしたり、工夫したりと、豊かな想像力が育まれます。また、木が持つ特有の肌触りや香り、自然ならではの模様や色を体感することで、脳が良い刺激を受け、子どもの成長を促します!!我が家が使っている木のオモチャをご紹介!ハリネズミハリネズミがゆっくりと滑り台をカタカタ歩く姿がとても愛らしく、息子だけでなく、私も気に入っています!見てるだけで癒されます♡トレインカースロープ木の車がカタカタと音を立てて、スロープの上を走ります。息子が0歳だったときは、スロープを走り抜ける車を一生懸命追いかけて見ているだけでしたが、1歳5ヶ月となった今は、自分で車を走らせられるようになりました!最近は、サイズの大きいトミカをどうにかして走らせようと必死になっています(笑)アニマルビーズバスバス、ビーズコースター、型はめ…と、いろんな遊び方ができます。息子は何度も型はめにトライしていますが、まだ難しい様子。今は、カラフルな動物たちをテーブルに並べて遊んでいます!手押車、車手押車は、息子がヨチヨチ歩きのときに大活躍してくれました。今は、ぬいぐるみやオモチャを乗せて、運ぶのがブームです。息子が遊ばなくなった後は、部屋のインテリアとして飾っても可愛いかなぁと思っています。コルクの積み木大きめの積み木なので、手先だけでなく体全体を使って遊ぶことができます。高く積み上げている最中に崩れてしまったとしても、コルク素材なので危なくありません!落としてしまったときの音も静かですよ!発達段階に合った木のおもちゃで、楽しく遊ぼう♪木のオモチャは握りやすく、手に馴染みやすいですが、赤ちゃんは急にオモチャを放り投げることがあります!そのことを考慮に入れて、赤ちゃんの発達段階に合ったオモチャを選んであげてくださいね。木のオモチャならではの「コトコト」や「カタカタ」という優しい音に大人も癒されますよ~♫
2017年09月19日