AIG系2生保の買収米国のプルデンシャル・ファイナンシャル(以下プルデンシャル)と、アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)は、2月1日に日本のAIGスター生命とAIGエジソン生命の株式譲渡が完了したと発表した。取得総額は約48億ドルにのぼり、うちおよそ42億ドルが現金で、約6億ドルは買収先の負債の引受けとなっている。またプルデンシャルの発表によれば、スター生命とエジソン生命の顧客は、これによって契約に影響を受けることはない。買収された両生命は、今後プルデンシャルの日本における生保事業体の1つ、ジブラルタ生命の子会社となって事業を行っていく。2012年に統合・合併予定現行の計画では、両生命の銀行窓販業務を除く事業は、監督官庁の許認可を得たうえで、2012年第1四半期(1~3月)中に、ジブラルタ生命と統合・合併する予定となっている。合併の完了までは現在の商号が使用される。また今回の取引が完了したことに伴い、2月1日付でエジソン生命の代表取締役社長に、プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命の代表取締役副会長である、松澤 泰(まつざわとおる)氏が就任した。スター生命は変わらない。最高経営責任者の言葉今回の発表に際し、米プルデンシャルの会長兼最高経営責任者ジョン R. ストレングフェルド氏は、下記のようなコメントを述べている。本取引が成功裏に完了したことで、今後はグループとしての相乗効果を最大限発揮させながら、日本においてスケールメリットを享受することでもたらされる質の高いサービスと競争力をさらに強化していきます。
2011年02月05日資産の配分AIGエジソン生命が、生命保険の1つである変額保険(特別勘定)の運用レポートを発表した。これは平成22年12月末の現況で、それによると、同社は現在約50億円の資産を、下記のように配分している。国内株式36.2%国内債券26.3%外国株式17.8%外国債券14.3%預貯金等4.7%その他0.8%※画像はイメージ国内株式は優良企業中心同社が保有している国内株式銘柄は、1番多いのが三菱UFJフィナンシャル・グループの組入比率4.53%。その後にホンダ、日本電信電話、NTTドコモ、三菱商事と続く。安定した銘柄を多く組み入れているようだ。国内債券は国債が52.7%、事業債47.3%の割合となった。外国株式では、北米の株が61.5%を占め、欧州が31.2%、アジア・オセアニアが6.9%と続いた。外国債券はUS$が60.7%、EURO債が39.3%などとなった。同レポートでは、12月の日本国内株式について、下記のように語られている。世界的な景気回復への期待感は強く、日経平均株価は底堅い推移を見せ、結局、前月比2.94%上昇の10,228円で月末を迎えました。
2011年01月27日金融オンラインサービス利用状況クロス・マーケティングは14日、各種金融オンラインサービスの利用状況などについて調査結果を公表した。これによると、男性・社会人、女性・社会人、専業主婦のいずれの世代においても自動車保険のオンラインサービスについて今後の利用意向が高いということが分かった。認知度、利用意向ともに自動車保険が高く調査はインターネットリサーチで行い、有効回答は2700。全国の28歳~45歳、56歳~64歳の男女有職者と専業主婦が対象だ。金融オンラインサービスの認知度は、全体では「自動車保険」が最も高く、「株式」、「生命保険」が続いた。利用状況に関しては、「株式」が最も多く「定期預金・定期貯金」、「自動車保険」と続く。インターネットでの利用意向については、「利用したい」「まぁ利用したい」を合わせると、「定期預金・定期貯金」が最も高く、次いで「自動車保険」、「火災保険」、「生命保険」と続いた。
2010年09月18日