くらし情報『春秋航空日本の覆面取材で見えた国内LCCの今--ボーイング機運航にも理由あり』

2014年12月16日 07:00

春秋航空日本の覆面取材で見えた国内LCCの今--ボーイング機運航にも理由あり

春秋航空日本の覆面取材で見えた国内LCCの今--ボーイング機運航にも理由あり
●低価格・手荷物無料・使いやすさなど、後発LCCを生かしたサービス
今夏、国内で4社目となる低コスト航空会社(LCC)が運航を始めた。春秋航空日本(スプリングジャパン)である。就航路線は成田~佐賀/広島/高松。成田空港は国内最多の4社が集中する"LCC銀座"だが、後発のスプリングジャパンはどんなサービスを提供してくれるのだろうか。

結論から言えば、この新しい国内LCCは後発であることを逆にメリットに変えていた。他のLCCの成功と失敗から学び、それを自社便に反映していたのである。そもそも、佐賀や広島といった他社が就航していない路線を中心に運航している点に独自性があるわけだが、日本のLCCは諸外国に比べてサービスのレベルが高くなってきている。スプリングジャパンのサービスには、それが強く感じられたのだ。


○電話が通じやすく銀行振り込みもOK

予約段階からサービスは特徴的だった。搭乗した成田~佐賀線の運賃は、キャンペーンの「ラッキースプリング」を除けば最安の「スプリング運賃」で片道5,700円。成田~広島/高松線もほぼ同じ料金設定だ。土日にはこれより1,000円~3,000円前後高くなることもあるが、いずれにしろ文句なしに安い。

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