音楽活動に加えて、役者としても映画やドラマ、舞台やミュージカルなど幅広いフィールドで活躍中の大原櫻子が6月18日(金)に東京ガーデンシアターにて、全国ツアー『大原櫻子 CONCERT TOUR 2021 “Which?“』のファイナル公演を開催。そのオフィシャルレポートが到着した。大原櫻子(写真:竹中圭樹)大原が全国ツアーを開催するのは、全編に渡ってカバー曲にチャレンジした東名阪ツアー『大原櫻子Premium Concert 2020 “ I am not I“』を挟み、2019年5〜7月にかけて行われたデビュー5周年を記念した全国ツアー「⼤原櫻⼦ 5th Anniversaryコンサート“ CAM-ON! ~FROM NOW ON!~“」以来、約2年ぶり。さらに、本ツアーは、2020年2月にリリースした4thアルバム『Passion』の楽曲を中心に構成された「P version」と、今年3月にリリースした最新アルバム『l(エル)』に紐づいた「L version」のダブルコンセプトを掲げ、各会場で1日に2つの異なる公演を行うという新たな試みに挑んだツアーとなっていた。16時開演の「P Version」は、草刈浩司(Gt)、前田逸平(Ba)、髭白健(Dr)、小名川高弘(Key)というバンドメンバーによる明るく軽快なリズムで幕を開けた。オーディエンスのクラップに迎えられた大原は、ポニーテールに赤いリボンと赤い手袋をつけた “赤”をイメージした衣装で登場。キャッチーなダンスポップ「Amazing!」「Shine On Me」で女性ダンサー二人を従えてエネルギッシュに踊り、いきなり観客の視線を釘付けにすると、最初のMCでは本ツアーを振り返り、「ほんっとに感慨深いです。最終日を迎えることができて夢のようです」と実感を込めて語った。そして、歓声が出せないオーディエンスとはペンライトやメッセージボードでコミュニケーションを図り、ファンのリクエストに応えて鶏の鳴き声も披露して場内の空気を和ませると、届きそうで届かない恋心を描いた「未完成のストーリー」ではタンバリンを叩いて盛り上げ、自身が作詞作曲を手がけた片想いソング「Special Lovers」では心地よいハイトーンを響かせた。さらに、デビューのきっかけとなった主演映画『カノジョは嘘を愛し過ぎてる』の劇中歌「明日も」はアカペラで歌った後、アコギを力強く鳴らして勢いを上げていくと、高校サッカー応援歌として制作されてヒットした2ndシングル応援歌「瞳」を観客一人一人の心に届けるように真っ直ぐに歌い上げた。初の主演ドラマ『びしょ濡れ探偵水野羽衣』の主題歌で自分を信じる強さを込めたメッセージソング「I am I」から後半戦に突入。ファンキーなR&B「Sing Sing Sing」ではダイナミックなダンスと速いパッセージの歌い回しで熱気を上昇させると、オーデェンスは<ナナナ>の大合唱の代わりにペンライトを大きく振り、事前にダンスレクチャー動画をアップしていた「REALITY SHOW」で観客が1つとなって踊って盛り上がった。しかし、ここで空気は一転。バンドのインストを挟み、一青窈が作詞したバラード「電話出て」では、白いワンピースに替えした大原が、自身の明るく元気なイメージとは正反対の低音の効いた歌声を繰り出し、心の奥底から湧き上がってきたようなダークな思いを吐露。弱々しい呟きから次第に激情へと歌声とちょっとした仕草でドラマを紡いで切迫したシリアスな空気感を醸し出し、ミュージカルなどでも活躍している彼女ならでわの表現力をアピールする一方で、会場に集まったファンに向けて、「あなたと繋がっていることがわかれば、私はどんなことがあって歌い続ける」という強い意思を表明した。最新アルバムがコンセプトの2公演目「L version」20時開演の「L version」公演は、緑黄色社会の長屋晴子が書き下ろしたアップテンポのポップロック「透ケルトン」でアグレッシブにスタート。パープルのノースリーブ姿でエレキギターをかき鳴らし、自立した女性の心をパワフルに歌った彼女は、<あなたは一人じゃない>というメッセージも込めたライブの人気曲「踊ろう」で会場に一体感をもたらすと、「こういうご時世の中、足を運んでいただきまして本当にありがとうございます」と挨拶。続けて、「今日は1番の笑顔を生み出したいと思います」と意気込みを語ったあと、「STARTLINE」では堂々とした歌いっぷりで観客を圧倒したかと思いきや、ロマンチックな大人の恋愛ソング「Love Letter」では息遣いを繊細に使いながら色香を漂わせ、デビュー映画の人気曲「ちっぽけな愛のうた」では思春期の葛藤や迷いを繊細かつ伸びやかに歌い上げるなど、楽曲ごとに声色と表情を変えていった。続くブロックでは、「miss you tonight」や「Carnival!」といったダンスナンバーで会場に集まった大勢の観客の笑顔とクラップを引き起こし、ライブならではのオーディエンスとの一体感を生み出すと、一青窈が作詞した「#やっぱもっと」では<菜の花揺れてる高台>という歌詞に合わせて、フロアがイエローのペンライトで埋め尽くされる場面もあった。そして、彼女が作詞した男性目線のラブソング「抱きしめる日まで」では、コンテンポラリーダンスに合わせて、遠く離れた君とまた会える日まで生きていくんだという思いを切々とドラマチックに歌唱。ここで、彼女はファイナル公演のみのサプライズとして、本ツアーのオープニングSEとて流していたアリシア・キーズ「Underdock」をカバー。<好きなことを諦めないで/絶対に這い上がれるから>というエールソングを真っ直ぐに前を見据えて凛とした姿勢で熱唱し、同じ時代に日々を生きるオーディエンスに生きる情熱と勇気を届けた。そして、2公演ともエンディングナンバーは彼女自身が作詞作曲した「チューリップ」であった。全く異なるセトリの中で唯一の共通曲について、彼女は「昨年、大切な友人を亡くしました。その友人へのメッセージを歌にしようと思って作った曲です」と明かし、ギターと歌だけの弾き語りで披露。最後はマイクを外して、生声のみで<今日のあなたがいちばんです>と歌い、「皆さんの明日に少しでも笑顔の花が咲きますように」というメッセージを明るく優しく伝え、会場中を温かい気持ちで満たした。全国13カ所14公演ながら、ひとつの会場でふたつの全く異なる色のツアーを並行して行い、合計28公演にも及んだダブルコンセプトツアーを見事にやり遂げた彼女は、最後のMCで「こんなに愛おしく寂しいツアーは無いんじゃないかなって思います。歌うことが大好きで、歌ってる時に幸せを感じる私ですが、プレッシャーや不安な気持ちも大きかったです。でも、毎回会場でみんなやスタッフさんが見せてくれる笑顔で乗り越えることができました」と感謝の気持ちを述べ、天に手を高く掲げて「やったー!!」と絶叫すると、観客からは賛辞のこもった割れんばかりの拍手がわき起こるなかで大団円を迎えた。(文:永堀アツオ)今回のツアーを記念して、主要ストリーミングサービスでライブセットリストを再現したプレイリストが公開された。そしてファイナル公演にスペシャルなインタビューが追加される放送が8月8日にテレ朝チャンネル1で決定。大原櫻子は今年も出演映画公開など様々な活動が今後も続いていく。大原櫻子 CONCERT TOUR 2021 “Which?”ツアーファイナル:2021年6月18日(金) 会場:東京ガーデンシアター曲目(P ver.)16:00スタート※アルバム『Passion』収録曲M1Amazing! ※M2Shine On Me ※M3未完成のストーリー ※M4Special Lovers ※M5明日もM6瞳M7I am I ※M8Sing Sing Sing ※M9REALITY SHOW ※M10電話出て ※M11チューリップ(弾き語り)(L ver.)20:00スタート※アルバム『l(エル)』収録曲M1 透ケルトン ※M2踊ろうM3STARTLINE ※M4Love Letter ※M5ちっぽけな愛のうたM6miss you tonight ※M7Carnival! ※M8#やっぱもっと ※M9抱きしめる日まで ※M10Underdock(カバー曲・アリシアキーズ)M11チューリップ(弾き語り)※【番組情報】大原櫻子 CONCERT TOUR 2021“Which?” <P&L version+Special interview >8月8日(日) 午後5:00〜テレ朝チャンネル1にて独占放送■コンサートプレイリスト大原櫻子 CONCERT TOUR 2021“Which?” P ver大原櫻子 CONCERT TOUR 2021“Which?” L ver大原櫻子 関連リンクオフィシャルサイト:オフィシャルSTAFF Twitter::オフィシャルYouTubeチャンネル:オフィシャルTikTokアカウント:
2021年06月19日上野樹里主演、時任三郎、風間俊介らの共演で贈る「監察医 朝顔」第2シーズン12話が2月1日放送。悩みを1人で抱え込む朝顔に桑原が伝えた“言葉”に賞賛の声が殺到している。上野さん演じる興雲大学法医学教室に勤める法医学者・万木朝顔(まき あさがお)と、時任さんが朝顔の父でベテラン刑事だった万木平(まき たいら)の親子と、風間さんが朝顔の夫で長野で派出所勤務をしている桑原真也をそれぞれ演じ、朝顔が監察医として解剖を通じて見つけた遺体の“生きた証”で生きている人たちの心まで救っていくさまを描きつつ、新シーズンでは万木家に訪れる様々な試練とそれを乗り越える家族の絆も丁寧に描いていく本作。朝顔、平、桑原を取り巻く人々として、朝顔の同僚の高橋涼介に中尾明慶、安岡光子に志田未来、藤堂雅史に板尾創路、医学部生の牛島翔真に望月歩。野毛山署強行犯の山倉伸彦に戸次重幸、森本琢磨を「SixTONES」森本慎太郎。桑原の姉で刑事になった忍にともさかりえ。朝顔の祖父の嶋田浩之に柄本明。朝顔の母で平の妻である里子の古い友人・奥寺美幸に大竹しのぶ。そして朝顔が法医学者になるきっかけを作った夏目茶子には山口智子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。長野でトンネル崩落事故が発生、朝顔たち興雲大学法医学教室のメンバーは派遣要請を受け現場に向かう。事故に巻き込まれていた桑原の無事がわかりほっとしたのもつかの間、忍と一緒に留守番をしていたはずのつぐみ(加藤柚凪)が行方不明になってしまう。光子や絵美から促され帰京する朝顔と桑原。山倉らも手伝い必死の捜査が続くなか、つぐみが無事発見。つぐみが多忙の朝顔を心配し平のもとに向かおうとしたことが判る…というストーリーが展開。つぐみを寝かしつけ遅い夕食を口にする朝顔が平の認知症の事や、仕事が多忙でつぐみを寂しがらせたこと、祖父・浩之が再び里子の歯について調べて欲しいと言い出したことなどを涙ながらに話し出すと、それを聞いていた桑原は「神奈川に戻る」と言い出す。朝顔は「負担をかけたくない」と答えるのだが、桑原は「俺は朝顔と毎日笑って過ごすためだけに結婚したわけじゃないよ。あなたが辛い時とか、大変な時とか、そういう時にそばにいるために結婚したんだよ」と、朝顔に自分の想いを伝える…。このセリフに「ホントに理想の旦那さん」「こんな立派な夫見たことない…結婚してくれ…」などの声が殺到。その後物語は薬物中毒で事故死した女性を巡るストーリーが展開。ボロボロになって亡くなった遺体を薬物をやる前の姿に戻して家族に返したいという朝顔の願いに、光子がどこかに電話…そして現れたのは茶子だった。まさかの“茶子復活”に「ついに茶子先生が戻って来た!」「茶子先生出てくるだけで泣いてしまった」「茶子先生を見ると元気になれます」など、放送後のタイムラインが沸いている。(笠緒)
2021年02月01日上野樹里、時任三郎、風間俊介が共演する「監察医 朝顔」第2シーズンの10話となる新春SPが1月11日オンエア。風間さん演じる桑原と、「SixTONES」森本慎太郎演じる森本刑事に注目が集まっている。法医学者の主人公とベテラン刑事の父の親子がさまざまな事件を、解剖と捜査それぞれの方法でアプローチ。遺体から見つけ出された“生きた証”が、生きている人たちの心まで救っていくさまを、月9初の2クールで描く本作。東日本大震災で母・里子(石田ひかり)が行方不明となり、興雲大学法医学教室主任教授の夏目茶子(山口智子)との出会いがきっかけで法医学者となった興雲大学の法医学教室に勤める法医学者・万木朝顔に上野さん。朝顔の父で里子の夫、ベテラン刑事だったが退職した万木平に時任さん。神奈川県警捜査一課の刑事だったが発砲事件の影響で長野に異動になった朝顔の夫・桑原真也に風間さん。また野毛山署強行犯係の係長・山倉伸彦に戸次重幸、森本琢磨に森本さん。中尾明慶、志田未来、板尾創路といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回の新春SPは全編新撮となり、朝顔が桑原と出会ったばかりの頃に起きた、特殊造形作家が心臓を強く打って亡くなった事件を巡る物語や、5年前、朝顔の妊娠中に起きた出来事。そして朝顔の出産エピソードなどが現代のシーンと回想シーンを織り交ぜながら展開。育児教室で沐浴の練習をしている際、赤ちゃんに声をかけながら洗うよう指導され、練習用の人形に“赤ちゃん言葉”で話しかけてみたり、朝顔の陣痛が始まり、慌てて電話口で「桑原朝顔の妻…」と自らを“妻”と言いかけてから慌てて「夫なんですけど」と訂正してみたり、立ち会い出産で産まれた赤ん坊を抱く朝顔に号泣しながら「本当にありがとう、お疲れ様」と声をかける…。今週も「桑原朝顔の妻、、っじゃない夫です。に全力で吹いた」「桑原くん一緒にいきんじゃうのかわいい」など、桑原の行動を多くの視聴者が微笑ましく見守った模様。「風間くん劇場ってくらい表情豊かでおもしろい」と、桑原を演じる風間さんの演技に注目したという視聴者も。一方、“お化け”を探しに平の部屋に入ったつぐみを驚かせ、いじけさせてしまった森本が、山倉とともにつぐみの足の裏をくすぐって機嫌を取ろうとするシーンには「つぐみちゃんと森本刑事が可愛すぎて朝顔の録画見直してる」「つぐみと森本刑事の絡みま~じで可愛すぎた」「森本刑事×つぐみちゃん可愛すぎだよ」「かわいい癒しをありがとうございます」などの声があがり、「桑原くん」と並び「森本刑事」と「つぐみちゃん」もトレンド入りを果たした。(笠緒)
2021年01月12日上野樹里が法医学者を演じ、時任三郎と親子役で共演する「監察医 朝顔」第2シーズンの6話が12月8日オンエア。風間俊介演じる桑原が拳銃で女性を射殺したのでは…振りかかる疑惑に、視聴者からも不安の声が相次いで寄せられている。法医学者の主人公とベテラン刑事の父が数々の事件を、解剖と捜査それぞれの方法でアプローチ。遺体から見つけ出された“生きた証”が、生きている人たちの心まで救っていくさまを描く本作。上野さんが万木朝顔を、時任さんが朝顔の父・平を、風間さんが朝顔の夫・桑原真也を演じるほか、山口智子が夏目茶子を、柄本明が朝顔の祖父・嶋田浩之を、さらに志田未来、中尾明慶、森本慎太郎(SixTONES)、板尾創路、戸次重幸、三宅弘城らも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。朝になっても帰宅せず、電話にも出ない桑原のことを心配する朝顔。テレビからは昨夜警察官が襲われ拳銃が奪われた事件が報道されている。電話で平は桑原が聞き込みや検問で徹夜なのだろうと言って朝顔を安心させる。同じころ野毛山署管内の港には神奈川県警の捜査員たちが集結。桑原と連絡を取り合っていた田村聖奈(中村里帆)が拳銃で頭を撃たれ亡くなっていた。神奈川県警管理官の瀧川雄一郎(近藤芳正)は事件現場に居合わせた桑原を呼ぶよう指示。そこに山倉(戸次さん)ら野毛山署強行犯係の面々が駆けつけたが、事件の詳細すら教えられずに帰されてしまう。聖奈射殺の疑いがかけられ、桑原は監察官の五十嵐(松角洋平)から執拗な取り調べを受けることになる。自分は聖奈の背後にいた彼女の交際相手の足を撃ったと主張する桑原だが、現場の監視カメラに交際相手の姿はなく、さらに聖奈を解剖した結果、彼女を撃ったのは桑原以外に考えられないという結果が出る…というのが今回の物語。「今日の朝顔はただただ桑原くんと朝顔が心配で仕方がない回でした」「どうか桑原くんが犯人じゃありませんように!!!」「次回で疑い晴れて解決してくれ~精神がもたん」など桑原を心配した視聴者からの悲痛な叫びがSNSに続々と投稿。同時に「桑原くんハメられたんだよね?」「取調べ室で桐谷の名前出した瞬間大声で遮ったあの刑事も何か隠してるな」「裏に警察関係の誰かが糸を引いてるんじゃないかと推理」など、桑原が陥れられたのでは?と推測する声も数多く寄せられている。(笠緒)
2020年12月08日上野樹里が主演し、時任三郎と父娘役、風間俊介と夫婦役で共演する「監察医 朝顔」新シーズン第5話が11月30日放送。風間さん演じる桑原が連絡を取り合う“聖奈”とは!?衝撃的なラストと今後の展開にSNSが騒然となっている。興雲大学の法医学教室で誰よりも懸命に、真摯に、遺体に向き合う法医学者の万木朝顔(まき あさがお)を上野さんが演じる本作。朝顔の父で刑事をしながら妻の里子を探し続ける万木平(まき たいら)に時任さん。朝顔の夫となり娘・つぐみを共に育てていく、神奈川県警捜査一課の桑原真也に風間さん。朝顔ら法医学教室の“心強い姉”夏目茶子に山口智子。里子の父で朝顔の祖父となる嶋田浩之に柄本明。興雲大学の法医学者となった安岡光子に志田未来。検査技師の高橋涼介に中尾明慶。光子らと同じく法歯学者の藤堂絵美に平岩紙。法医学者の藤堂雅史に板尾創路。野毛山署強行犯係の係長・山倉伸彦に戸次重幸。刑事の森本琢磨に森本慎太郎。検視官の伊東純に三宅弘樹。桑原の姉で野毛山署強行犯係に配属された忍にともさかりえ。検視官の丸屋大作に杉本哲太といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回はつぐみと一緒に祖父・浩之が暮らす仙ノ浦を訪れていた朝顔が、ある遺体を解剖すべきかどうか判断してほしいという連絡が入る。遺体は8年前に脳梗塞で倒れてから寝たきりだった71歳の甲田雅子で、第一発見者はずっと一人で雅子の介護をしてきた娘の奈々子(池津祥子)だった。その頃、興雲大学では就寝中に強風で飛ばされてきた看板が窓ガラスを突き破り、割れたガラスが刺さって死亡したと思われる宍戸慶介の解剖が始まろうとしていた。死因は太ももに刺さったガラスを自ら引き抜いたことによる失血死と思われたが、胸の傷が気になる平は、事故がどうか疑っていた…というのが今回のストーリー。2つの解剖が並行して進むなか、桑原は前回のラストでスマホに連絡をよこした田村聖奈(中村里帆)とカフェで会っていた…。朝顔が娘と仙ノ浦に行っている間にの“密会”に「これが聖奈なの!?」「その女性はいったいだれなの?!」「まじで浮気してるんかあ!まじなのかあー!!」などの声が続出。視聴者が騒然とするなか、ラストでは雨の中、桑原が聖奈に銃を向け引き金を引くという展開に。「潜入捜査かなんかだったのか?」「朝顔ってこんなドラマだったっけ?!」などSNSがパニックとなる中、「今日の朝顔は3時間分濃縮したみたいだった」「朝顔一家が巻き込まれる事件はやめて…あの家族にはいつまでも幸せでいてほしいんだよ」「朝顔家族に不穏な空気はいらないよ みんな穏やかで幸せで笑っててよ」と、万木家の今後を不安視する悲痛な声もタイムラインにあふれている。(笠緒)
2020年11月30日大原櫻子がデジタルシングル『透ケルトン』を11月25日(水)にリリースすることが発表された。9月に一青窈が作詞を務めた『#やっぱもっと』をリリースし、12月からは舞台『両国花錦闘士』に出演するなど多岐に渡る活動を展開する大原。今後の活動が期待される存在のひとりだ。新たにリリースされる『透ケルトン』はロックバンド・緑黄色社会のボーカル&ギターの長屋晴子が作詞・作曲している。彼女が他アーティストへ楽曲提供するのは初のこと。製作は大原側から曲を依頼をしたという。偶然にも同じ年齢だったという両者による話し合いは、とてもスムーズだった様子。これについて、大原は「緑黄色社会さんの曲で長屋さんの作詞作曲を見たり聴いたりした時に、長屋さんから生まれる言葉やメロディが、わたしの求めているパズルのピースと合った感覚がしました。同じ意味の言葉が世の中にたくさん転がっている中で、どの言葉をチョイスして発信するかはその人とセンス。長屋さんの持ってるそのセンスに惹かれました」とオファーの理由についてコメント。さらに「最初に『透ケルトン』を聞いた時、これだ!歌いたい!とビビッときて声に出した自分がいました。第一印象は『好き!』ですね。特に歌はじまりは少しドキッとする感じがあって好きです。あと、自分の殻を破りたいって願いをエネルギッシュに歌える歌詞がとにかく好きです!」と楽曲を絶賛している。また『透ケルトン』が11月14日(土)放送のJ-WAVE(81.3FM)「RADIO DONUTS」にて初オンエアされる。■リリース情報大原櫻子『透ケルトン』11月25日(水)配信スタート作詞・作曲:長屋晴子編曲:中村圭作
2020年11月11日夏のある日、同じ高速バスに乗り合わせた3組の男女とその運転手。4つの物語が動き出す……。2011年、世田谷パブリックシアターのプロデュースにより、桑原裕子の戯曲を青木豪が演出する形で上演された『往転(オウテン)』。岸田國士戯曲賞、鶴屋南北戯曲賞の最終候補ともなったこの作品が、桑原自身による新演出で再演される。どこにでもいるごく普通の人々が抱える生きづらさ、その人たちがふと踏み外す危うさをドラマティックに描く桑原。今作にも4題の物語にさまざまな“普通の人”が登場する。リストラされた男とかつての愛人だった女性が、彼女の母の遺骨を渡す旅をする『アンチェイン・マイ・ハート』。ともに桃農家を経営する双子の兄の婚約者を名乗る女性と、それに戸惑う弟を描く『桃』。自宅の二階から飛び降りた女性が病院で同室になった男性と交流する『いきたい』。息子の友人と偶然バス停で出会い、同じ目的地へ向かう女性の話『横転』。同じバスに乗る彼らの人生の断片が描かれるうち、それぞれが抱えていたものが明らかになってゆく。今回の公演は、桑原が所属する劇団・KAKUTAによるプロデュース公演「Monkey Biz」の第1弾で、初演にも参加していた峯村リエや、入江雅人、小島聖、米村亮太朗、長村航希、岡まゆみをゲストに迎える。初演は東日本大震災後まもなくの上演だった。あれから8年経ったいま、当時とはまた違った閉塞感が漂う中でこの作品は私たちに何を投げかけるだろうか。2月20日(木)から3月1日(日)まで東京・本多劇場にて上演。文:釣木文恵
2020年02月18日中川晃教、加藤和樹、大原櫻子、そして海宝直人が、WOWOWで生中継される「第73回トニー賞授賞式」でスタジオ生パフォーマンスを披露することが分かった。今年もWOWOWでは、アメリカ・ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催される演劇・ミュージカルにおける世界最高峰のトニー賞授賞式の模様を生中継。1年のブロードウェイを総括するアワードだが、授賞式の見どころは、賞レースの行方だけではない。舞台上で展開される、豪華スターの競演による圧巻のパフォーマンスも大きな注目シーン。そこでWOWOWが放送する日本のスタジオからも、注目俳優たちによる生歌唱パフォーマンスが決定!今秋よりスタートする新作ミュージカル、大怪盗・怪人二十面相と名探偵・明智小五郎が華麗に対決する「怪人と探偵」から、メインキャストの中川晃教、加藤和樹、大原櫻子が「微笑みの影」(杉本雄治作曲、森雪之丞作詞、島健編曲)を初披露する。また、「レ・ミゼラブル」でマリウスを演じるほか、「アラジン」「ライオンキング」など数々のミュージカルで主演を務めるミュージカル俳優・海宝直人も、主演ミュージカル「ノートルダムの鐘」より、「陽ざしの中へ」を披露する。「生中継!第73回トニー賞授賞式」は6月10日(月)8時~WOWOWプライム(二/同時通訳)にて放送。ミュージカル「怪人と探偵」は9月14日(土)~KAAT神奈川芸術劇場<ホール>、10月3日(木)~兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて上演。「海宝直人 CONCERT 2019 『I hope.』 in TOKYO」は8月10日(土)、11日(日)Bunkamuraオーチャードホールにて上演。(cinemacafe.net)
2019年05月31日●『カノ嘘』を観て「うわー……」大原櫻子の取材に備えて、今さらながらデビュー作を観た。2013年に公開された『カノジョは嘘を愛しすぎてる』は、主演を佐藤健が務め、その相手役となるヒロインをオーディションで選ぶという意欲作だった。大原は5,000人の中からその才能を見出されてスクリーンデビュー。瑞々しい演技の中で際立つ美声に、鳥肌が立った方も多いのではないか。戸田恵梨香とダブル主演を務める映画『あの日のオルガン』(2月22日公開)は、彼女の真骨頂である「歌」が鍵となる作品だ。戦時下の日本を舞台に、子どもたちの命を守るために日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話が描かれ、保母たちのリーダーで責任感の強い板倉楓役を戸田が、天真爛漫で音楽好きの保母・野々宮光枝役を大原が演じている。『カノ嘘』から約5年。“映画の歌声”は、どのような進化を遂げているのか。俳優・女優のターニングポイントに焦点を当てるインタビュー連載「役者の岐路」の第7回。「歌も芝居」と語る大原櫻子の根底には、「ゴールを作らない」生き方と職業観があった。○■ピアノは弾けてもオルガンは「格闘」――映画化決定のニュースで、「楽しんで演じられると思います」というコメントを出されていましたね。戦時中ですが、子どもたちの笑顔も多い作品なので、変に重くなりすぎないように。光枝の天真爛漫さが周囲を明るくする場面もあるので、楽しい撮影になると感じていました。それから直感で、光枝の役柄がすごく自分に合っているんじゃないかなと。この腕白さとか、楓さんに怒られている感じとか、自分にもあったような気がします。結構、人に迷惑をかけて「ごめんなさい!」と謝ることもありましたので、似ているところが比較的多いかなと(笑)。――「自分に近いような遠い役」ということも書かれていましたね。光枝は、何事もピュアに感情が出るタイプ。その喜怒哀楽の激しさは、自分にはありません。撮影期間中は、つらいときもありました。というのも、オルガンを弾かなければいけなくて。この映画は撮り終わって音を乗せたりするようなことは、一切ないんですよ。生音で撮影することが前提だったので、そのオルガンの難しさと格闘しました。ピアノは弾けるんですけど、オルガンは足を常にパタパタさせて空気を入れないと音が鳴らなくなっちゃうんですよ。ピアノとは全く別の楽器に触れている感覚でした。休憩時間があったらスタッフルームに行って、練習していました。――そういえば、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』をご自身でご覧になった時、「こんな演技してたっけ」と後悔も感じたそうですね。その後に出演した作品で変わっていくものですか。感想は変わらないです。いつも、「うわー……」って思ってます。『カノ嘘』に関しては「うおー……」です。これ、文字で伝わりませんよね(笑)。『カノ嘘』の時は、何にも知らない状態ですから。マイクの付け方すら分からず、演技って何? みたいな感じだったので。●「あんた、人生で傷ついたことないでしょ!」で傷心――でも、共通する部分もありますよね? 大原さんが歌うと、演技とはまた違う引き込む力があるというか。演じるのと、演じながら歌うのに違いはありますか?自分の歌で、演じていない時はありません。私はシンガーソングライターではないので、脚本をいただいて歌っている感覚です。映画では、光枝が歌っている感覚なので歌いやすかったです。撮影では、歌にあまり焦点を当てていませんでした。歌も芝居なので。監督からは「間違えても使うから」と言われていたんですよ。間違える覚悟で歌ったら、一発でOKでした(笑)。――スタッフには、山田組でお馴染みの方が揃っていたそうですね。撮影部の近森眞史さん、実は大学の先生なんですよ(笑)。卒業制作の審査員だったんです。こうしてご一緒するのは、今回が初めてでした。録音部にも日芸出身の方がいらっしゃいます。ちなみに、撮影中に卒業を迎えました。出席したかったけど、仕方がないですね(笑)。――戸田恵梨香さん演じる楓は、管理職的な立場から、光枝やほかの先生を厳しく束ねる役目でした。どのような方でしたか?初対面で「戸田さんでよかった!」と思いましたし、すごく単純な話、気が合うと思いました。光枝と楓は真逆だけど、子どもを愛する心はふたりの共通点です。心が通じていく中では気が合わなかったらつらいものがあると思うんですけど、とってもすばらしい先輩でした。――インスタには監督と3人で会食した時の写真がアップされていましたね。監督の頭をかじって、とても楽しそうでした(笑)。映画の話もたくさんしました(笑)。やっぱりこの映画は、ただの娯楽として観てほしい作品ではなくて。今の時代と重なるというか、時代は違いますが、どこかリンクしているところがあって、今だからこそ伝えたいメッセージも含まれています。○■「悔しかったし、ムカついたし、悲しかった」――楓は、戦時下でも「文化的生活」を維持することを目指します。この「文化的生活」について、どのような印象を抱いていますか?光枝を表していると思います。今の大人が忘れがちなこと、というか。この時代の女性たちの生き方が強く、大人に見えるのは、「文化的生活」をとても大切にしているからではないかと思います。でも、光枝自身はそういう言葉をあまり深く考えてないので、演じる上でも意識しないようにしていました。――今回、大原さんのターニングポイントをうかがいたいのですが、『Quick Japan』(2017年8月発売号)には、決定的に変わった瞬間は「まだない」と書かれていました。あえて挙げるとするのであれば、「ソロデビュー」と『水球ヤンキース』(14・フジ系)だと。そこから変わってます。1年前に小川絵梨子さん演出の『ファン・ホーム』という舞台に出させていただきました。これは、大きな転機になりましたね。小川さんから、稽古中に同じシーンも何回もやらされて、「なんで私のシーンばかり」と思っていたら、「あんた、人生で傷ついたことないでしょ!」と言われたんです。正直、あの時は「は?何も知らないくせに」と(笑)。でも、すごく見抜く方で、本当にその通りだったんですよね。私は本当に恵まれているので……。ある意味、そこですっごく傷つきました。悔しかったし、ムカついたし、悲しかった。でも、そこでガラッと芝居が変わって、私の中の壁を壊していただいた言葉でした。●父の金言「明日歌えるだけで、幸せと思いなさい」――そこまで踏み込まれたことはなかったんですか?そんなになかったと思います。あったとしても……小川絵梨子さんほどの言葉は投げかけられなかった。だって、芝居を見て、私の人生のことを言うんですよ?家族を傷つけられた気持ちになって、 「何を知ってんだ!」と腹が立って。でも、愛情があるからこそ、そこまで言ってくれたんですよね。――言われてすぐに思い直せたんですか。実は、稽古中にインフルエンザにかかりまして、お休みをいただいたんです。休んだらすっごく元気になって、めちゃくちゃ芝居が良くなったんです。そこですごく褒められて、私も一皮むけた気がして。ひょっとして、ただ疲れていただけなのかなとか言ってたんですけど(笑)、言われて1~2週間後ぐらいには小川さんの言葉を思い出しました。――大原さんが感謝していること、小川さんには伝わってますかね。たぶん、ネットもあまり見ない方なので……でもいいんです。私が大好きなので(笑)。会うといつもハグからはじまるんです。○■「悲しいとか悔しいとかでは、あまり泣かない」――それから、『Quick Japan』のインタビューでは、大原家には「どんな出来事があっても大きなものとして捉えない」「ゴールを作らない」という考え方があると。『カノ嘘』の出演が決まった時、とびきりうれしかったと同時に、別にそれがゴールじゃないから、「やったー!」という感じではないんですよ。私の中では「勝ち」「負け」で終わるものではないし、「正解」か「不正解」かなんてやってみないと分からない。『カノ嘘』にお客さんが全然入らないとか、撮影中に大怪我してしまうとか、いろいろなことが起こる可能性がある。だから、「ゴールを作らない」と常に考えています。――今も変わらないんですか?変わりません。だから、光枝ほど感情がそこまで表に出ないんだと思います。泣かないですもん。感動して泣くことはあっても、悲しいとか、悔しいとかでは、あまり泣かないですね。――ゴールをあえて作らない中で、大原さんは何のために働いてますか? 職業観は人それぞれ違うと思いますけど。それこそ重たい話になるかもしれないですが……『カノ嘘』のオーディションが目前に迫っている時、父に「緊張する」と弱音を吐いていたんです。すると、父が「地球のどこかでは戦争をしている国もあるんだよ。明日歌えるだけで、幸せと思いなさい。緊張している場合じゃない」と。そう言われてから、生きているだけで幸せなんだ、甘えちゃいけないんだと思うようになりました。それがずっと残っているので、いつも「がんばろう!」じゃなくて、「感謝しなくちゃいけない!」という思いになるんです。1つ1つの仕事に、感謝しなければいけない。きれいごとに聞こえるかもしれませんけど、実際にそう思っています。――ミュージカル『アニー』を見て、この業界を目指したそうですね。憧れを抱いたあの日から芽生えた、「歌う幸せ」や「演じる幸せ」さえあれば続けられると。そうですね。私がライブ大好きなのは、お客さんの笑顔を生で見れるから。あの笑顔は、普通じゃ見れないですよ。なんでそんな笑顔を私に向けてくれるの! というぐらい、キラキラしてるんですよ。すごく幸せなことです。――『あの日のオルガン』は、運命的な作品ですね。だからこそ、台本を読んだ瞬間に「絶対にやりたい」と思いました。どなたが出演するかも何も知らされていなかったんですが、迷いはありませんでした。■プロフィール大原櫻子1996年1月10日生まれ。東京都出身。A型。2013年、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』のヒロインオーディションで5,000人の中から選ばれ、スクリーンデビュー。演技は未経験ながら、日本映画批評家大賞新人賞を受賞した。また、2014年11月には、歌手としてシングル「サンキュー」でソロデビューを果たし、翌年には第66回NHK紅白歌合戦に初めて出場。そのほか、『水球ヤンキース』(14・フジ系)、『恋仲』(15・フジ系)、『好きな人がいること』(16・フジ系)などのドラマ、『舞妓はレディ』(14)、『チア☆ダン』(17)などの映画に出演。数々の舞台にも挑み、2018年には『新感線☆RS「メタルマクベス」disc2』でマクベス夫人を好演した。(C)2018「あの日のオルガン」製作委員会
2019年02月22日歌手で女優の大原櫻子が3月6日に発売するベストアルバム『CAM ON!~5th Anniversary Best~』のジャケット写真が15日、公開された。デザインは本人が気になるというパープルカラーを基調とし、大原は「無機質なような、おしゃれなような、、最近、中途半端な瞬間に美しさを感じるので、自分の中でそれをテーマに撮っていただきました」と説明。「無防備さと恥じらいが共存したような写真が出来たなと思います」と感想を伝えている。また、初回限定盤や通常盤の仕様名が「ねじねじ」「うねうね」「くるくる」という謎めいたネーミングになったのは、ジャケット写真で本人が着用しているピアスとアートワークが由来になっているという。そのほか、先着予約・購入特典のA2ポスタービジュアル(6種)も発表。先日公開されたアーティスト写真とそれに連なる写真で構成され、白のジャケットにスケルトンパンツの組み合わせが印象的なビジュアルとなっている。
2019年02月15日2月22日公開の映画『あの日のオルガン』のプレミア上映会イベントが4日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、ダブル主演の戸田恵梨香と大原櫻子をはじめ、佐久間由衣、三浦透子、堀田真由、平松恵美子監督が出席した。太平洋戦争末期を舞台にした本作は、子どもたちの命を守るために日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話を描いた物語。主役の保母たちのリーダーで責任感の強い板倉楓役には戸田恵梨香、もう一人の主役である天真爛漫で音楽好きの保母・野々宮光枝役には大原櫻子が熱演しており、ダブル主演の2人は本作で初共演を果たした。戸田が劇中で演じた板倉楓は、"怒りの乙女"とも呼ばれるなど保育園のリーダー的存在。「"怒りの乙女"と言われてますが、普段の自分は心の中で沸々と思って何かと戦って挑むことがないので、実際にお芝居する時は怒りを表現することは非常に難しい作業でしたね」と感想を。もうひとりの主人公である野々宮光枝を演じた大原は「私は童顔って言われるので、保母さんなんて大丈夫かなと思いましたが、光枝は子どもたちと同じ目線だったので撮影中もカメラが回っていない時も常に子どもたちと遊んでいました。大変なこともありましたが、とても楽しく演じられました」と振り返った。壇上に上がった女優陣は、劇中で保母を演じており、撮影前には実際に保育園で1日実習体験をして撮影に臨んだという。戸田は「とにかく体力がいりますよ。ひたすら鬼ごっこをしてましたが、公園まで走ってたどり着き、走って鬼ごっこをし、終わってから走って保育園に戻るという(笑)。私は子供に見つからないように隠れてました(笑)。(保母さんは)こんなにも体力がいるんだということを学びましたね」と保母さんの大変さを実感した様子だった。イベントの最後には、劇中で保育園児を演じた子役たちも登壇。やっちゃん(大久保靖子)役の中島琴音ちゃんに対して戸田は「大女優になりたいです。どうしたら大女優になれますか? と聞かれたんですけど、私は大女優じゃないから分からないと答えました。どんな女優さんになりたいの? と聞いたら、戸田恵梨香さんと大原櫻子さんだと。すごく気を遣ってくれているなと(笑)。子供ってすごいと思ったのが印象に残っていますね」と撮影エピソードを。そんな子どもたちを戸田が撮影中に叱ったと暴露した大原は「怒った姿を現場で見たことがなかったので、一瞬止まってその時に楓さんだと思いましたね。でも格好良かったです!」と戸田を称賛していた。映画『あの日のオルガン』は、2月22日より全国公開。
2019年02月05日戸田恵梨香と大原櫻子がW主演する、太平洋戦争末期の日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話を描いた『あの日のオルガン』。この度、戸田さんや大原さんら保母が子どもたちの笑顔を守るために奮闘する、本作の本予告映像が到着した。今回到着した映像では、保母たちのリーダー・板倉楓(戸田さん)と、野々宮光枝(大原さん)ら保母たちが、子どもたちと過ごす様子が描かれる。また映像には逞しくふるまう一方、「もう疲れたんです」とうなだれる楓、そしてミュージカル作品にも出演する大原さんの美しい歌声も…。しっかり者の楓と天真爛漫の光枝、対象的な2人の姿に思わす笑みがこぼれ、子どもたちのために奮闘する姿にグッとくる映像となっている。なお本作の主題歌は、『おおかみこどもの雨と雪』の主題歌でも注目を集め、医師としての顔も持つアン・サリーが歌う「満月の夕(2018ver.)」に決定。1995年の阪神・淡路大震災を題材に制作された「満月の夕」のカバー曲だ。アン・サリーは「有史以来、戦争や自然災害、老い、病、死など繰り返される苦しみは絶えることがありません。しかし、荒れ野の中でも力強く芽吹く草花があるように、口を衝いてどうしても歌わずにはいられないうたがありました。『満月の夕』は、多くの人々の再生への支えとなっていることを、歌うたびに実感しています」とコメントを寄せている。『あの日のオルガン』は2019年2月22日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:あの日のオルガン 2019年2月、新宿ピカデリーほか全国にて公開©映画『あの日のオルガン』製作委員会
2018年12月06日女優の戸田恵梨香と大原櫻子が主演を務める映画『あの日のオルガン』(2月22日公開)の本予告映像が6日、公開された。同作は太平洋戦争末期、日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話を描く。保母たちのリーダーで責任感の強い板倉楓(戸田)、天真爛漫で音楽が好きな保母・野々宮光枝(大原)らが、53人の園児たちと疎開生活をスタートさせ、幾多の困難を乗り越えていく。さらに1,000人を超えるオーディションを経て保母役に選ばれたのは、佐久間由衣、三浦透子、堀田真由、福地桃子、白石糸、奥村佳恵といった、全員が様々な話題作に出演し、これからの活躍が期待される女優たち。また、林家正蔵、夏川結衣、田中直樹、橋爪功ら日本を代表する俳優たちが脇を固める。メガホンをとるのは『ひまわりと子犬の7日間』の監督であり、長年山田洋次監督との共同脚本、助監督を務めてきた平松恵美子。さらに、日本アカデミー賞での受賞経験を多数持つ日本映画界を代表する豪華スタッフが作品を支える。予告映像では、リーダーとして逞しく振舞う一方で「もう疲れたんです……」とうなだれた様子をみせる戸田の姿、また対象的に「私たちいつ寝るんですか……!」と訴えかけるお茶目な姿や童謡「この道」を佐久間と共に美しく口ずさむ大原の様子などが映し出される。また、映像に乗せて『おおかみこどもの雨と雪』の主題歌でも注目を集めた、シンガーソングライターのアン・サリーによる主題歌「満月の夕(2018ver.)」も公開。アン・サリーは「有史以来、戦争や自然災害、老い、病、死など繰り返される苦しみは絶えることがありません。しかし、荒れ野の中でも力強く芽吹く草花があるように、口を衝いてどうしても歌わずにはいられないうたがありました。『満月の夕』は、多くの人々の再生への支えとなっていることを、歌うたびに実感しています」とコメントを寄せた。
2018年12月06日歌手で女優の大原櫻子(22)が、9月30日をもって所属事務所との契約が満了になることが23日、公式サイトを通じて発表された。これにより、公式サイト、スタッフ公式ツイッター、オフィシャルフェイスブックが9月30日に、ファンクラブ、オフィシャルWEBショップが9月28日16時に閉鎖される。今後の活動や新ファンクラブについては、ビクターエンタテインメントの大原櫻子ホームページ、インスタグラムを通じて伝えられる。なお、9月・10月に公演予定の『ONWARD presents 新感線☆RS「メタルマクベス」disc2 Produced by TBS』への出演、2019年2月公開の映画『あの日のオルガン』の出演についての変更はないという。大原はインスタグラムのストーリーにメッセージを投稿。「応援してくださっているみなさまへ」に続き、「突然のご報告、ご心配おかけしてすみません」「9/30以降の活動については、ビクターのtwitterとサイトおよび私のインスタグラムで随時公表します!引退とかじゃないからね笑 安心してね~」と呼び掛けている。
2018年08月23日大原櫻子さんの最新アルバム『Enjoy』は、まさに夏に聴きたいアルバム。「久しぶりにはっちゃけたアルバムを作りたくて」という彼女の言葉通り、ポップで踊れて盛り上がれるサマーチューンがキラキラと流れてくる。「私は歌よりも先にダンスをはじめ、長く親しんできたので、ライブでみんなと一緒に踊れる曲を作りたいなーと思っていました。完成したものを聴き、タイトルの『Enjoy』通りの世界が作れたと思います。それとラストの曲『Joy & Joy』は、今までの私の作品にはない洋楽風の曲。私のイメージとはだいぶ違う曲だったので、チャレンジでもあり、大事な作品になりました」去年の作品は21歳になった彼女の心境を反映して、しっとりしたミディアムバラードが多かった。しかし本作で聴かせてくれるアクティブなパフォーマンスには、大原さんの新たなトライアルを感じるはず。「アルバムが発売される翌日から全国ツアーがはじまるので、ライブで皆さんをどんなふうにのせようか、いま考えています。前回までのライブは、歌詞を伝えることを大事にしてきたけど、今年は激しくいきますよ。汗をかいて体で楽しんで、さあエンジョイしようぜ、って(笑)」シングル『さよなら』で大原さん初の失恋ソングを提供した、いきものがかりの水野良樹の新曲や、彼女自身が歌詞を手がけた「いとしのギーモ」など新しい名曲も生まれた。「いろんな表情を見せられる色とりどりの一枚。新しい私の一面を感じてもらえたらうれしいな」レコーディング前は、舞台公演と映画撮影が数か月続き、すべて終わってからアルバム制作に入った。映画は太平洋戦争中の物語、舞台はレズビアンの役、とかなりシビアな役柄でもあった。「役者のときは音楽には全くノータッチです。役者の仕事はある種、闇に入るというか孤独な作業なので、音楽とは気持ちが全然違うんですよね。終わったらリセットする時間を持たないと、音楽に入れない感じなんです。でも芝居でセリフを大事にするように、歌の言葉も伝えることを常に考えていますし、ひとりで集中して聴かせる生のライブで培った度胸は、演技にもすごく生きています。その両方が揃ってこその私、だと思っています」おおはら・さくらこ映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』のヒロインに選ばれ、女優&シンガーとして2013年にデビュー。7月20日まで全国ツアー中。9月15日から舞台『メタルマクベス』の再演に出演予定。3rd Album『Enjoy』【初回限定盤A CD+DVD】¥4,500「ツキアカリ」など14曲収録。特典DVDにはMVほか、貴重なフォトセッション映像などを収録。【初回限定盤B CD+BOOKLET】¥4,000【通常盤CD】¥3,000(Victor Entertainment)※『anan』2018年7月4日号より。写真・小笠原真紀文・北條尚子(by anan編集部)
2018年07月02日戸田恵梨香と大原櫻子が、長年、山田洋次監督作品で共同脚本や助監督を務めてきた平松恵美子監督のもと映画『あの日のオルガン』でW主演。太平洋戦争下、東京大空襲の戦火を逃れた“疎開保育園”の実話を映画化する。■あらすじ太平洋戦争末期、警報が鳴っては防空壕に避難する生活が続く1944年、東京・品川の戸越保育所では、保母たちが保育所の疎開を模索していた。まだ幼い園児たちを手放す不安、迫りくる空襲から子どもたちだけでも助けたい、と意見の分かれる親たちを保母たちが必死に説得する中、埼玉に受け入れ先の寺がみつかる。だが、荒れ寺での疎開生活をスタートした若い保母たちと幼い園児たちを待っていたのは、毎日わき出てくる問題との戦いの日々。それでも若き保母たちは子どもたちと向き合い、毎日ひたむきに励ましあいながら奮闘する。そんな彼女たちにも、やがて空襲の影が迫り…。戦争が激化する中、幾多の困難をたくましく前向きに乗り越え、ユーモアの力を持って突き進んだ、知られざるヒロインたちの奮闘を描いた真実の物語を描く本作。保母たちのリーダー板倉楓役には、『SPEC』シリーズや『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズといったエンターテインメント作品で幅広い役柄に挑戦してきた戸田恵梨香。等身大の年齢の重ね方が同性からの人気を集める戸田さんが、満を持して戦時中を描いた作品でメインキャストに挑戦する。また、もう1人の主人公、保母の野々宮光枝役には、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』でスクリーンデビューを飾り、歌手として紅白歌合戦に出場するなど、女優として歌手としてフィールドを広げる大原櫻子。歌と演技の両方を生かせるミュージカルにも挑戦している大原さんが、天真爛漫で音楽好きな保母を演じる。メガホンを取るのは、『ひまわりと子犬の7日間』で監督を務め、山田監督の『小さいおうち』『母と暮せば』『家族はつらいよ』などで共同脚本、助監督を務めてきた平松恵美子。このたび、3月のクランクインに向け、W主演の戸田さん、大原さん、平松監督から意気込みあふれるコメントが到着している。園児を守り抜いた知られざる女性たちを「力強く懸命に演じたい」と戸田さん戸田恵梨香板倉楓役子どもたちを必死に守り抜いた保母さんたちは、いまでは考えられないほどのプレッシャーと苦労だったに違いなく…この作品に参加することを私自身大きな責任と感じています。向き合うことが大変恐ろしくも感じますが、強く生きた女性の姿を力強く懸命に演じたいと思います。大原櫻子野々宮光枝役実話をベースにした今回の題材。戦時中の話なので、その時代を勉強して撮影に臨みたいと思います。私は元々子どもが大好きで、最初お話をいただいたときは、素直に嬉しかったです。保母さんは並大抵の苦労ではできないお仕事ですが、光枝のキャラクターは楽しんで演じられると思います。平松恵美子監督・脚本太平洋戦争中の学童疎開は有名だが、未就学児の集団疎開については殆ど知られていない。しかもそれを言い出し、何十人もの子どもたちと疎開を実行したのが二十歳そこそこの若い保母たちだったことは尚更だろう。幼い子どもたちの命を守るために起こしたこの行動は、彼女たちの戦争に対する精一杯の抵抗ではなかったか。隠れた英雄である保母を戸田恵梨香さん、大原櫻子さんたちと創り上げていくことは胸躍る体験となるに違いない。『あの日のオルガン』は2019年陽春、新宿ピカデリーほか全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2018年02月13日女優で歌手・大原櫻子が、秦基博の作詞作曲・プロデュースで7thシングル「マイ フェイバリット ジュエル」を8月9日にリリースすることが22日、発表された。大原がアーティストとコラボレーションするのは、今回が初となる。もともと秦の楽曲「ひまわりの約束」が好きで番組共演時には同曲でコラボ。その後も共演機会があり、密かに縁を感じていたという。秦のライブパフォーマンスを生で観たいと思い、昨年6月に東京国際フォーラムで行われたワンマンライブ、数カ月後の横浜アリーナ公演にも足を運んだ。そうした交流がきっかけとなり、秦の書き下ろしによる楽曲制作がスタートする。メロディーが届いたのは昨年末。今年に入って大原の仮歌入りの音源が秦に送られ、タイトルやサビの部分で象徴的なキーワードとなっている「ジュエル」は、2人で直前まで意見交換を重ねた。歌入れ最終日には秦も駆けつけ、細かなニュアンスを伝えながら録り直す場面もあったという。大原は、「今回このような形でコラボさせていただけること、大変嬉しく思います。初めてメロディを聴いた時、爽やかで優しさに溢れている曲だなぁと感じていました。二度、秦さんのライブにお邪魔させていただいたことがあり、その時、しばしば感じた空気感をこの曲からも感じました。私の歌の成分から、その要素を出したいと思い、レコーディングに臨みました。聴いてもらったとき、その要素を匂わせられていたら嬉しいなと思います」とコメント。一方の秦は今回の楽曲について、「大原さんの歌声にあるポジティブで明朗な響きと憂いや寂しさの滲む情感をイメージしながら『マイ フェイバリット ジュエル』を書きました」と説明し、「大胆さと繊細さを綯い交ぜにしながら、日常に息づく大原さんの歌を楽しんで頂ければと思います」と呼び掛けている。
2017年06月22日芸能人の権利を守る「日本エンターテイナーライツ協会」発足の記者会見が6月9日(金)、都内にて行われた。協会に賛同していると出席した元「SKE48」の桑原みずきは、「いまSKEでなくなったからこそ、肩書きを使いたいという変な大人が寄ってくることもあったり、いい話をちらつかせて最終的に連絡が取れなくなって逃げられたこともありました。仕事を受けたこと自体、後悔しました」と、悩んだ過去を赤裸々に明かした。だからこそ、「そのときに相談できていたらと思うので、こういう団体があれば救える人が多いかなと思います」と、発足への思いを語った。「日本エンターテイナーライツ協会」は3本の活動内容を掲げている。ひとつ目には「芸能人らの権利を守る」こと、ふたつ目は「芸能人らのセカンドキャリア形成を支援する」こと、3つ目は「芸能人らの地位を向上させる」こと。その背景には、「個」(芸能人)が「組織」(事務所、マスコミ)と向き合うことを支援し、悪徳事務所を減らし、芸能人の私生活を守り、芸能界を健全化することがある。現在、俳優として活動している今野悠夫は、これまでたくさんの困った声を聞いたと話す。「第一にセクシャルな問題。キャスティングで体の関係を強要して、『僕と寝ると芝居がうまくなる』とか。第二に金銭的なもの。劇場公開作品のメインキャストにも関わらずギャラ、交通費なしということがあります」と、驚きの内部事情を告発。さらに、今野さん自身が関わったという事例を第三の被害とし、「暴力的な背景。些細な意見の食い違いで『お前を殺すぞ』と1週間殺害予告がありました」と、芸能人の地位の向上について訴えた。佐藤大和弁護士は、「事務所側と対立構造を取りたいのではなく、芸能人側の社会人としての経験・知識を支援して、セカンドキャリアを支援したい」とその旨を説明するも、記者陣からは、「とはいえ、対立にも思える姿勢と事務所側に取られるのは怖くないのか?」という質問が飛んだ。すると、桑原さんは、「にらんできますかね?正しく生きている人は賛同してくれると思うので、私は全然怖くないです」と堂々と発言していた。すでに芸能人からの問い合わせが数十件きているとのこと。現在、8月に第1回の勉強会を企画しているほか、今後もセミナーや勉強会を継続的に実施していく予定だ。そのほか、記者会見には弁護士の望月宣武、向原栄大朗、安井飛鳥、河西邦剛、音楽家のしほりが出席した。(cinamacafe.net)
2017年06月09日モデルで女優の新川優愛(23)が15日、自身のブログを更新し、出演中の観月ありさ主演のフジテレビ系ドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(毎週日曜21:00~)の現場で行っている体幹トレーニング姿を公開した。このドラマは、日本に数人しかいないという骨格標本を組み立てるプロ標本士・九条櫻子(観月)が、法医学・自然人類学の豊富な知識、鋭い観察眼や洞察力、想像力を駆使して難事件を次々と解決していくミステリー。博物館学芸員補の志倉愛理を新川優愛が演じている。新川は、第4話が放送された翌日に「オフショット」と題してブログを更新。「4話まで放送しました。撮影自体は先に進んでいて4話を撮り終わったのは少し前なので放送を見ながら『懐かしい~』『このシーン面白かったな~』って思い出しています」と撮影を振り返った。さらに、「合間には、共演者やスタッフの皆さんとお話ししたり、次のシーンの相談をしたり、…バランスボールをしたり。笑みんなで体幹を鍛えております!」と撮影の合間の様子を明かし、バランスボールで体幹トレーニングを楽しんでいる自身の写真を公開。「そんなオフショットでした!ではまた」と締めくくった。
2017年05月16日大原櫻子が初めて主演を務める舞台『Little Voice(リトル・ヴォイス)』(5月15日(月)開幕)。舞台初日を目前に控えた某日、稽古場を取材した。舞台『Little Voice(リトル・ヴォイス)』チケット情報稽古場の中央にはヒロイン リトル・ヴォイスの家のセット。ブラウン管のテレビやラジカセ、ダイヤル式の電話など、どこか懐かしい匂いだ。中央には階段があり、2階に上がって左側がリトル・ヴォイスの部屋。レコードが飾られており、彼女がこの小空間で音楽に慣れ親しんだのが想像できる。この日は粗通し稽古。大原櫻子が演じるリトル・ヴォイスは喋らない、動かない、ひたすら内に籠る静の芝居。普段、明朗で笑顔の多い大原が、芝居に入ると別人のように暗い顔で大人しくなる。リトル・ヴォイスとは逆に、安蘭けいが演じる母親のマリーは暴れ放題。突拍子のないセリフや行動が多く、どうリアルに見せるのか、難しい役どころだ。安蘭は、火事の後のシーンでのウィスキー瓶の扱い方を演出の日澤雄介と話し合っていた。手に持つのは不自然と思った安蘭は、おもむろに瓶を足でつついて乱暴に転がしてみる。「その方法もありだね!」と日澤。マリーがダメ母なら、その彼氏のセイ・レイも極めつけのクズ男。高橋和也は、演出家から「もっと野心でギラギラしていい」と言われ、威圧感が数段パワーアップ。隣人のセイディ(池谷のぶえ)は、この家族のつなぎ役的な存在であり、何ともいい味を出している。ミスター・ブー(鳥山昌克)は観客と役者を繋ぐコメディリリーフ。そして、リトル・ヴォイスに心を寄せるビリー(山本涼介)は唯一の癒し。リトル・ヴォイスとビリーのシーンは甘酸っぱさに溢れている。ひたすらリトル・ヴォイス可哀想…と思って見ていたら、2回目のショウシーンで圧倒された。リトル・ヴォイスは歌真似を始めると、表情がガラリと変わる。シャーリー・バッシーの曲では力強さが漲り、マリリン・モンローになると舌ったらずに甘く、エディット・ピアフは低音をたっぷりと、ジュディ・ガーランドの「Get Happy」に至っては、セクシーに舞い歌う。この辺り、大原のスケール感がたっぷりと味わえることだろう。リトル・ヴォイスの才能開花で栄光を掴める!と周りの大人たちが喜んでいた矢先、嫌々歌わされたリトル・ヴォイスは心を病む。狂乱のシーンでは怒涛のごとく歌真似が繰り広げられ、この上ない凄まじさ。現実と脳内が入り混じり、混乱する様子が迫りくる。このクライマックスは衝撃そのもの、ぜひ目撃していただきたい。公演は5月15日(月)から28日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて。チケット発売中。取材・文:三浦真紀
2017年05月11日大原櫻子の初主演舞台『Little Voice(リトル・ヴォイス)』が5月15日(月)から東京・天王洲 銀河劇場で上演される。大原が演じるリトル・ヴォイスは無口な少女で、父の遺した古いレコードを聴くうちに、マリリン・モンローやジュディ・ガーランド、エディット・ピアフなど女性シンガーの歌声をそのまま覚え、その才能を見出される…。初めての歌唱披露の後、大原に話を聞いた。舞台『Little Voice(リトル・ヴォイス)』チケット情報歌がそっくりで驚きましたが、どのように練習なさっていますか。「音源を聴き、また自分の声を録音して聴き比べながら、練習しています。マリリン・モンローとジュディ・ガーランドはビブラートがとても細かく、そこを意識して歌っています。ビリー・ホリディは声の太さが違い、独特のリズム感が難しい。声の出し方も、先生から『喉が痛い時に声を出す感じ』と教えていただきました。考えてみたら、デビュー前はよく歌を聴き、カラオケでいろんな方の歌を歌っていました。すると自然と歌い方が似てしまう。真似から入り、憧れが真似になり自分のものになるのだな、と。DREAMS COME TRUEさんや絢香さんなど、影響を受けました」英語の原題はThe Rise and Fall of Little Voice。歌を認められる栄光と母との確執、まさにRise and Fallの物語。「物語の後、彼女がどうなるのかを想像させる話だと思います。ハッピーエンドではない分、心に刻まれる物語でしょう。特にリトル・ヴォイスの母親は娘を罵倒する、本当にひどい人。でもリトル・ヴォイスは、私にはこの母親しかいないし、母親には私しかいないとわかっている。この複雑な関係が彼女の人生に影を落とします」中でも狂気に見舞われて歌いまくるシーンと、クラブでのショーシーンは見所ですね。「彼女は歌でしか表現できないことが、狂気のシーンからわかるんですよ。今は歌を真似することに集中していますが、役として感情を乗せながらそれぞれのシンガーそっくりに歌うには、もうひと段階上がらないと。ショーでは、シャーリー・バッシーの「Gold Finger」と「Big Spender」を歌います。川崎悦子先生の振付による踊りがとてもカッコよくて。カッコいいからこそ、きちんと踊りたいです」最後に、メッセージをどうぞ。「毎回、作品に入る時には「挑戦」と言いますが、今回こそ人生最大の挑戦。深くて普遍的な物語だと思うので、多くの方に共感していただけると思います。お芝居好きな方はもちろん、音楽をやっている方も楽しんでいただけるはず。今までの私とは違う顔をお見せできると思いますので、ぜひ足をお運びください!」東京公演は5月15日(月)から28日(日)まで。チケット発売中。取材・文:三浦真紀
2017年04月24日昨年ロサンゼルスで行われた単独公演の成功などで、ますます注目を集めているピアニストの桑原あい。リリースされたばかりのアルバム「Somehow,Someday,Somewhere」は、なんとエレクトリックベースにウィル・リー、ドラムスにスティーヴ・ガッドという超一流のメンバーを迎えたスペシャル盤。オリジナル楽曲に加え、バーンスタインやビル・エヴァンスなどもカバーしたラインナップで、素晴らしくグルーヴィーな仕上がりとなっている。4月2日(日)~3日(月)と7日(金)~9日(日)に行われる桑原のライブ『Ai Kuwabara Shinjuku Pit Inn 5days "5 Souls"』では、石若駿(ドラムス)や菊地成孔(サックス)ら、こちらも名だたるプレイヤーが日替わりで登場する。『Ai Kuwabara Shinjuku Pit Inn 5days "5 Souls"』チケット情報「ウィルとスティーヴは、知り合った時から『いつか一緒にやろうね』と言ってくれていたんですけど、まさか私がと思っていたんです。でも“本当に一緒にやりたい人は誰?”と考えた時、やっぱりふたりの名前が浮かんできた」という桑原。ニューヨークでのレコーディングは、リラックスした空気で進んだとか。「目を見なくても、音がピッタリ合ってしまうのが不思議でした。全員が余計な力を抜いて、ただ音楽のことだけを感じた結果、そうなったとでもいうような。だから私のピアノも、これまでで一番ナチュラルな音が出ていると思います」と桑原は語る。「たとえばスティーヴのカウントオフなんて、テンポが譜面とは違うんですよ(笑)。でもなぜかそれが心地よくて、そのまま演ってみたらやっぱり正解だったということも多かったです」と桑原は振り返る。そのエッセンスは各曲に浸透し、寺山修司の言葉をタイトルにした『All life will end someday,only the sea will remain』、桑原がフェンダーローズを弾く『Extremely Loud But Incredibly Far』など、アルバムには匂い立つような楽曲が並ぶ。話は前後するが、以前は「極限まで自分を追い込んで曲を作るタイプだった」という桑原。3年前には長いスランプに陥ったが、日本を代表して出演したモントルー・ジャズフェスティバルで出会ったのが、あのクインシー・ジョーンズだ。「『いま出せる、あなたの音楽をやりなさい』と言ってくれて、思わず即興を演ってしまいました」と桑原は笑う。クインシーは演奏を終えた桑原にハグをして、何を悩んでいるのか聞いてくれた。憑き物が落ちたようにふっきれた桑原が、帰りの飛行機の中で一気に書き上げたのが、名曲『The Back(背中)』だ。「帰って行くクインシーの広い背中を見ていたら、大切なものが見えなくなっていた自分が恥ずかしくなりました。私はもっと音楽に、貪欲になっていいんだなって」と桑原はかみしめるように語る。次のフェーズに踏み出した彼女の、新たな魅力が詰まった『5 Souls』。彼女の“今”を、ピットインという密な空間でたっぷりと味わいたい。取材・文佐藤さくら
2017年03月16日映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』主演の広瀬すずと主題歌を歌う大原櫻子の親友コンビが、3月7日(火)に行われたイベントにそろって出席。大原さんの生歌を聴いた広瀬さんは、感激のあまり涙を流した。福井県の福井商業高校のチアダンス部が、全米制覇を果たした実話を映画化した本作。この日は、100組200名の“親友ペア”が会場に招待され、親友にまつわるトークが展開した。広瀬さんと大原さんは、高校サッカー選手権で広瀬さんが“応援マネージャー”を務め、大原さんが応援歌を歌った縁で知り合い、その後、共通の友人を介して食事に行き、意気投合していまではすっかり大親友になったという。この日のイベントの前日も「ずっと一緒にいて、デトックスで砂風呂に行って2人で癒されてた」(大原さん)とのことで、広瀬さんも「メールは毎日してる」とニッコリ。「愛し合ってます(笑)!」という大原さんの言葉に会場は歓声に包まれる。この日は、事前に観客から寄せられた質問に2人が答えたが「もし同じ相手を好きになったら?」という質問に広瀬さんは「好きな人のいいところがお互いに分かるから、それを言い合う。『そこいいよね~!』とか(笑)」と恋のライバルではなく、好きな相手の存在さえも親友同士の会話の“ネタ”のよう…? 「それで終わり(笑)?完結しないじゃん」という大原さんのツッコミに「だって、そんなこと言い合える相手っていないじゃん!」とやはり、恋よりも親友の方が大切なよう。また、2人の親友度を試すクイズでは「次に一緒に行きたいところは?」という問いに、見事、2人とも「台湾」と同じ答えを導き出し、ハイタッチ!大原さんは「さっきまで(広瀬さんが)『ラーメン食べたい』って行ってたから、(台湾とラーメン屋の)どっちだろうって思った」と安堵の表情を浮かべていた。今回の映画で主題歌を大原さんが歌うことを知った瞬間について尋ねると、広瀬さんは「事務所の社長から『(主題歌は)さくちゃんだよ』と聞いて、悲鳴を上げました。アーティストの人と出会うことってなかなかないけど、その親友が主演映画で主題歌を歌うって理想的! 本当に嬉しくて、さくちゃんが知ってるかどうかを考えずにすぐに電話しました!」と興奮の面持ちで語った。この日は、観客の前で大原さんが、その主題歌「ひらり」を初めて披露。2番のサビ部分からはサプライズで観客も一緒になって熱唱したが、歌い終わると最前列で聴いていた広瀬さんは、すぐに大原さんの元に駆け寄り抱擁!「大号泣なんだけど(笑)!!幸せだなぁって思いでした。みんなとの絆を一気に思い出して、しかも歌ってるのがさくちゃんで…涙腺が崩壊しました!」と涙をぬぐいながら熱く語り、会場は感動に包まれていた。『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』は3月11日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~ 2017年3月24日より全国東宝系にて公開(C) 2017 映画「チア☆ダン」製作委員会
2017年03月07日3月7日(火)、女優・広瀬すずによる「LINE LIVE」第4回目の配信が行われ、プライベートで交流の深い大原櫻子がゲストで登場した。終了後、シネマカフェの独占取材に答えた2人は、感想について「楽しかった!」と顔を見合わせ大きな笑顔。初めてのLINE LIVE参戦となった大原さんは、「視聴者の人としゃべれるのが、すごく楽しかったです。なんか普段のすずっぽかったよね?いつも通りの感じだった!」と、広瀬さんに微笑みかけた。広瀬さんによる「LINE LIVE」は、映画『チア☆ダン ~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』の公開を記念してLINE公式アカウントが開設され、始まったもの。第1回目はゲストに中条あやみを、第2回目は福原遥を、第3回目は広瀬さん単独での配信を行い、すでに視聴者が65万人を突破するという人気コンテンツになっている。第4回目は、『チア☆ダン』の主題歌「ひらり」、劇中の挿入歌「青い季節」を担当する大原さんが出演した。この日、配信前のリハーサル中からじゃれ合い、息の合った様子を発揮していた2人。普段から、「似ている」と言われることにちなみ、「この角度が似ているよね?」と横顔をスマートフォンに映し、本番前に角度を確認し合っていた。配信中にも仲のよさの話に触れ、「昨日も一緒にいたしね」、「モロッコハマム(に行った)!」と、言い合った。「昨日のテンション、2人で引きずっている」、「別れ際、12時間後にねって言った」と、非常に蜜月の関係のようだ。質問コーナーでは、「3:実は広瀬すずは○○なんです!」について、大原さんが告白。「(広瀬さんは)大食いだと思う。去年、すずと京都旅行に行って、ごはんが多いから『あまり食べすぎないでね』って伝えていたのに、着いた途端に部屋にあるおせんべい3袋を食べて(笑)。その後旅館のコース、みたらし団子を3本くらい食べてた。驚異的な胃袋だなって」と大原さんが暴露すると、広瀬さんは「てへっ」と小首をかしげたかわいいポーズを取った。視聴者からも驚きの声とともに、「何でそんな細いの?」と質問が飛ぶと、広瀬さんは「細くないの、隠しているの(笑)」と、照れ笑い。終了間際には、富士フィルム「チェキ」で2人を撮影し視聴者プレゼントをするという、うれしい企画も行われた。『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』は3月11日(土)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~ 2017年3月24日より全国東宝系にて公開(C) 2017 映画「チア☆ダン」製作委員会
2017年03月07日2月9日(木)に放送されるFRESH!&ニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」のゲストに桑原由気、高井舞香、水間友美が出演する。番組レギュラーの高野麻里佳、秦佐和子と同じ事務所の3人。今回、高野が残念ながら体調不良で欠席のため、ピンチヒッターも兼ねての出演となる。番組の登場は今回で2度目。お笑いが大好きで、一発芸を多数持っているという桑原は、前回放送でも一発芸を披露。不発に終わった後、番組司会の放送作家・美濃部達宏から、「ブリッジ」と呼ばれる締めの言葉やポーズを作った方が良いとアドバイスを受け、その場で「はぁ~い!!」というブリッジが生まれた。その後、そのブリッジを使っているのか、それとも新たなブリッジを生み出したのかなど、近況についてトークする。ゲーム対決では、番組側から視聴者へ究極の2択クイズを出題し、その回答を出演者が予想するクイズや、出演者がイラスト伝言ゲームをして、誰が一番ゴールから遠ざけたかを視聴者に聞くなど、視聴者参加型のものを用意。会員放送の「セリフ読み」コーナーでは、「視聴者をキュン死させる!」というテーマで、お題に対し、出演者が精一杯のキュンキュン台詞を考え、演じる。各出演者の演技に対し、視聴者が「キュン」「キュンキュン」とコメントし、一番多かった人が勝つという、こちらも視聴者参加型のコーナーとなっている。「アニメぴあちゃんねる」は2月9日(木)午後8時より放送。なお、視聴者を対象に桑原由気、高井舞香、水間友美、3人のサイン入り色紙をプレゼント。詳細は下記リンクよりご確認を。■アニメぴあちゃんねる日時:2月9日(木)午後8時~午後10時出演:タカオユキ / 秦佐和子 / 美濃部達宏ゲスト: 桑原由気 / 高井舞香 / 水間友美
2017年02月09日広瀬すずを主演に迎え贈る映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』。この度、歌手・女優として活躍する大原櫻子が本作の主題歌と挿入歌を担当することが決定。また主題歌「ひらり」が挿入された予告映像も到着した。県立福井中央高校に入学した友永ひかり(広瀬すず)は、中学からの同級生でサッカー部の孝介(真剣佑)を応援したいためだけにチアダンス部へ入部する。しかし彼女を待ち受けていたのは、顧問の女教師・早乙女薫子(天海祐希)による、「目標は全米大会制覇!おでこ出し絶対!恋愛禁止!」という超厳しいスパルタ指導!早々に周りが退部していく中、チームメイトで部長の彩乃(中条あやみ)の存在もあり何とかチアダンスを続けていく決意をするひかりだった。しかし、素人だらけのチームは、初めての大会で観客に笑われるほどの失敗をしでかす。チーム内での確執も深まり、チームの気持ちは完全にバラバラに。校長や教頭が廃部を決定する寸前、ひかりは校長室におしかけ「私たちアメリカで優勝します!」と、とんでもない宣言をする。フツーの女子高生たちの夢への挑戦がいま、始まる――。元々大原さんと広瀬さんは、「第93回全国高校サッカー選手権大会」で出会って以来親交があり、いまや大親友の間柄。今回、初の友情コラボということで大原さんは「親友の主演映画の主題歌を担当させていただけることが、何よりも嬉しくて!決まったと聞いたときは『本当に!?』という驚きでいっぱいでした」と大喜び。今回主題歌となった「ひらり」は、音楽プロデューサー・亀田誠治が作詞・作曲を担当。桜や卒業をイメージさせるバラード曲となっている。レコーディング前に、大原さんは本作のヒロイン・ひかりの心情を反映するため、海外の映画祭に参加中の広瀬さんに電話。このときの広瀬さんの言葉からインスピレーションを得て楽曲は完成を迎えたそう。大原さんは「すずと話して、私自身、忘れかけていた感情を思い出しましたし、仕事ということを抜きにして、すごく刺激的な話が聞けました。想いは歌に全部込めたのでぜひ聴いていただきたいです」とコメント。一方広瀬さんも「劇中で大原さんが歌う曲が流れた瞬間に、感動と驚きが混じったような不思議な気持ちになりました」と話し、挿入歌「青い季節」についても「『チア☆ダン』っていう映画の世界観にとてもマッチしていて、個性が強いキャラクターが多い中でもひとつの色として、歌が違和感なく入ってきたので、『何だこれは!』と興奮しました」とふり返り、「最後に主題歌が流れて、感動のあまり思わずため息が漏れました。そこで一番、泣いたかもしれないです」と明かした。また、ダンスが得意であった大原さんは、出演オファーも受け、全米3位の南青山女子高校チアダンス部の主将役として劇中でもチアダンスを披露するという。今回の発表に併せて、主題歌「ひらり」を乗せた予告編とポスタービジュアルも解禁!楽曲はリリース・配信などは現状未定となっているので、まずは予告編から映像と共に確認してみて。『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』は2017年3月11日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年12月14日城田優、蘭寿とむ、大原櫻子、マルシアらエンターテインメント界の豪華キャストが集結した、演劇ユニット「地球ゴージャス」プロデュースの「The Love Bugs」。この度本作のDVDが12月7日(水)より発売されることが決定した。岸谷五朗と寺脇康文による「地球ゴージャス」は、2人以外のメンバーを固定せずに、ゲストを迎えて公演するスタイルをとっており、これまでに全13作品を上演している人気演劇ユニット。今回DVD化されるのは、14作品目となる最新作「The Love Bugs」。本作は、人間の住む世界の隣の「小さな世界」から人間たちに贈る、奇想天外でファンタジックな「命」と「愛」のストーリーとなっている。メインキャストには、城田さんや元宝塚のトップスターである蘭寿さん、歌手・女優として活躍する期待の新星・大原さんらを迎え、今年1月9日(土)から東京、名古屋、福岡、大阪で上演された。そして今回のDVD発売に伴い、岸谷さんと寺脇さん、城田さんの3人が作品について語る特典映像の一部が公開!ビール片手にモニターを観ながらざっくばらんに語り始める3人が映し出される映像。目の前にあるお寿司をつまみながら、終始リラックスした様子でトークは展開され、各々モニターに映る歌唱シーンや、激しいダンスシーンを観て、褒め合ったり、ハデな衣装に関してツッコミを入れたりと冗談を語る場面も収録されている。さらに、DVDには「The Love Bugs」公式フォトブックレットも封入特典として封入されている。地球ゴージャス プロデュース公演 Vol.14 「The Love Bugs」DVDは12月7日(水)より発売。(cinemacafe.net)
2016年11月17日FRESH! by AbemaTV&ニコニコ生放送で隔週木曜日に放送されている「アニメぴあちゃんねる」。明日11月3日(木・祝)の放送はゲストに声優の桑原由気、高井舞香、水間友美の3人を迎える。桑原は現在放送中のテレビアニメ「灼熱の卓球娘」で番組レギュラーの高野麻里佳と共演。さらに3人とも、レギュラーの高野麻里佳、秦佐和子と同じ事務所「マウスプロモーション」に所属。3人が知る高野や秦の素顔を語るほか、プライベートの過ごし方についてトークする。そのほか、マウスプロモーション製作で所属声優が登場するオリジナル短編アニメーション「マウスどうぶつえん」を視聴者と共に鑑賞する。会員放送ではゲスト3人のデビュー前についてトーク。幼少の頃や学生時代のエピソードを掘り下げながら、何故、声優を志したかを聞いていく。そのほか、アニメぴあちゃんねるレギュラーの高野麻里佳、タカオユキ、秦佐和子の3人によるユニット「二四六九士ズ」とゲストの3人が対決するゲームコーナーを行う。高野麻里佳、タカオユキ、秦佐和子のレギュラー3人によるコーナーでは、以前実施し、視聴者に好評だった「以心伝心イラストクイズ」に挑戦。レギュラー3人が順番にイラストを描き最後に何のイラストかを視聴者に当ててもらう。ゲストの3人からのプレゼントも予定されている「アニメぴあちゃんねる」。気になる方はご確認を。■アニメぴあちゃんねる日時:11月3日(木・祝)午後8時~午後10時出演:タカオユキ / 秦佐和子 / 高野麻里佳 / 美濃部達宏ゲスト:桑原由気 / 高井舞香 / 水間友美
2016年11月02日フジテレビ系月9ドラマ『好きな人がいること』(毎週月曜21:00~21:54)に出演する大原櫻子と佐野ひなこが、18日に放送される第2話の放送中に、ドラマを生実況する番組が無料配信されることが決まった。今回、フジテレビのエンタメコンテンツサービス「FOD」では、18日(11:45~23:24 ※途中中断あり)に放送される同局系大型音楽特番『FNSうたの夏まつり ~海の日スペシャル~』の裏実況番組を、11時30分から23時30分まで生配信。『心のベストテン~FNSうたの夏まつり11時間!!!裏実況SP~』と題し、お笑いコンビ・ダイノジの大谷ノブ彦と、音楽ジャーナリストの柴那典がMCを務め、出演後のアーティストを楽屋前で捕まえて出演交渉するなど、現場の裏側を実況していく。この途中、21時からの『好きな人がいること』が放送されている時間帯に、大原と佐野がゲストに登場。放送を見ながら、裏話を語り合っていく。このドラマは、桐谷美玲演じる恋愛下手な主人公・櫻井美咲が、山崎賢人・三浦翔平・野村周平演じる柴崎三兄弟が経営する海辺のレストランで、住み込みのアルバイトをすることで始まる、ひとつ屋根の下でのラブコメディ。大原は、三兄弟に近寄り、何かを探ろうとするる西島愛海役。佐野は、浜野謙太演じるサーフショップのオーナー・日村信之と"バカップル"になっている奥田実果子役を演じている。
2016年07月15日2012年に鮮烈なデビューを飾って以来、ジャズ・シーンの若き担い手として注目されている桑原あい。彼女の4枚目のアルバム『ラブ・テーマ』は、桑原(ピアノ)と森田悠介(エレクトリックベース)、須川崇志(アコースティックベース)、石若駿(ドラムス)による、桑原あいトリオ・プロジェクトのカバーアルバムだ。冒頭から映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(1984年)の名曲『デボラのテーマ』に挑むなど、彼女の内的世界が映像となって浮かび上がるような全10曲。本作に込めた想いを、桑原に聞いた。【チケット情報はこちら】「実は私、自分のことをあまり"ジャズピアニスト"だとは思っていなくて(笑)。クラシックは今でもよく弾いているし、ミュージカルも映画も大好き。ジャンルを気にせず観たり聴いたりしてきた結果、今回は"好きなもの"ばかりが詰まったアルバムになったと思います」という桑原。その言葉通り、爽やかな『Here There and Everywhere』(レノン&マッカートニー)、美しく力強い『Finale(Tango Apasionado)』(ピアソラ)、プレーヤー全員が参加した『A Journey To Reedham』(スクエアプッシャー)、さらにマイルス・デイビスの名演で有名な『In Your Own Sweet Way』を桑原がゆったりとしたソロで聴かせるなど、次々と登場する曲はどれも鮮やかに異なる色彩を放つ。さらに注目したいのは、全曲を一発録りした点。桑原は「ずっとエンニオ・モリコーネ(『ニュー・シネマ・パラダイス』などの音楽も担当した巨匠)の大ファン。だから彼の『デボラのテーマ』は特に緊張しました」と語る。「でもリハーサルをやってから録るのは、音の道すじが見えてしまうようでイヤだったんです。個人的なエゴイズムなどを越えて、大きな意味での"愛"を表すこの曲を、心を研ぎ澄ませて出てきたものだけで奏でたかった」と桑原は言う。「5分くらいで録り終えたかと思った(笑)」という同曲は、実に11分。静謐かつライブ感あふれる1曲だ。一方、キューブリック監督の映画『バリー・リンドン』(1975年)からインスパイアされて桑原がアレンジした「ラブ・テーマ」は、映画が描く18世紀アイルランドの空気感をドラマチックに醸し出す。ちなみにアルバムタイトルも同じだが、こちらは「音楽そのものへの愛と、音楽家たちが刻んできた歴史へのリスペクトを込めました」と桑原は言う。「カバーだからといって、自分たちのものにするなんて気持ちは一切ない。全ての原曲の美しさをどこまで残せるかだよねって、皆で話しながらレコーディングしたんです」と、先人たちへの熱い想いを語ってくれた。それでもこぼれ落ちるものが個性というのなら、ここにそれがあるのは明白だ。瑞々しいアプローチの軌跡を、本作でぜひ味わってほしい。桑原あいは7月12日(火)に東京・東京オペラシティリサイタルホール、12月7日(水)に東京・サントリーホールブルーローズ(小ホール)で公演を開催。チケット一般発売は5月21(土)午前10時より。取材・文:佐藤さくら
2016年05月20日