(画像はプレスリリースより)人気が急上昇の「焼肉」店についての、ぐるなびランキング調査株式会社ぐるなびは、情報検索サイト「ぐるなび」で、前の週と比較して人気が急上昇した、関西エリアのレストランをランキング式で発表した。今回は「焼肉」がテーマで、人気急上昇の「焼肉」店はどこか、発表されたランキングを簡単にまとめてみた。利用客からの人気が上昇しているのは、1位「黒毛和牛炭火焼肉 清次郎 北新地」で、2位が「まんぷく市場 宗右衛門町店」、3位「馬焼肉専門店 桜とmomiji」だった。人気の秘密は?上位3位までの焼肉レストランの特徴1位の「黒毛和牛炭火焼肉 清次郎 北新地」について、JR北新地駅11-23番出口すぐで、交通にも便利な場所にある。店のこだわりは、お手頃な値段での、焼肉の食べ放題コース、黒毛和牛、そして秘伝のたれなどだ。ホルモン、黒毛和牛、単品料理など、合わせて100種類の食べ放題コースは人気だ。また厳選された新鮮な「黒毛和牛」を使用している。そして特選 ロースわさび焼は店の名物だ。さらに、お肉のおいしさを引き立てる、さまざまな店独自の、秘伝のたれが用意されている。また店内の石畳など、和を大事にした風情ある内装だ。2位の「まんぷく市場 宗右衛門町店」の場所は、地下鉄堺筋線 日本橋駅から徒歩で5分 (他のアクセス ルートあり)。この店のこだわりは「国産牛焼肉と寿司 食べ飲み放題」で、お寿司と焼肉が好きな利用客が喜ぶ、食べ放題メニューだ。お寿司の種類も豊富にある。また利用客の用途に合わせて選べる多様な部屋が用意されている。さらに外国語のメニューもあるので、外国の利用客なども注文しやすい工夫が取り入れられている。ヘルシーな馬肉を使用したお店3位「馬焼肉専門店 桜とmomiji」について、阪急 河原町駅から徒歩で5分(他のアクセス ルートもあり)。この店のこだわりは、「ヘルシーなお肉」や「ユッケ」などだ。牛肉や豚肉と比べて半分以下のカロリーで、栄養素の高い新鮮な馬肉を使用している。お肉が食べたいダイエット中の利用客が喜ぶにちがいない、店のこだわりだ。さらにユッケも自慢のメニューの1つだ。人気の焼肉店の調査から、お手頃な価格で、さまざまな食べ放題を用意している、または寿司を取り入れている、メニューの多さ、和を大事にする内装、ヘルシーな馬肉など、それぞれの店のこだわりが、利用客に評価されているようだ。【参考リンク】▼株式会社ぐるなびプレスリリース (PR TIMES)
2014年03月10日(画像はプレスリリースより)関西エリアで人気のある居酒屋!ぐるなびランキング調査!株式会社ぐるなびは、飲食店の情報検索サイト「ぐるなび」で、人気上昇中のレストラン(居酒屋)を調査してランキングを発表した。見事1位を獲得したのは「とりひめ オリエンタルリミックス茶屋町店」だ。2位は「町家和食 京の町 北野坂」。3位は「パリのアトリエ AZUL アズール 梅田店」だ。4位以下は「薩摩魚鮮水産 梅田北口芝田店」「鳥舞台 淀屋橋店」。さらに「酒菜屋 いっ刻」「380円均一居酒屋 さんぱち家 京橋店」などが続いた。料理も個室も豊富にある!上位3位までの人気のレストラン(居酒屋)を紹介1位の「とりひめ オリエンタルリミックス茶屋町店」は、梅田駅から徒歩ですぐの場所にある。宴会コースはお手ごろな料金で、ドリンクメニュー120種類が飲み放題だ。またボリュームのある8品は店自慢の鶏が豊富に使われている。そして20名までの個室や大勢での貸切、さらに2名用のカップルシートなどもある。さらに店のこだわりは、予約の特典や、国産鶏を使用した、モッチリとした、口当たりの良い、もも肉のたたきなどだ。そのほか、幻想的にライトアップされた部屋や、おしゃれなカウンター席など、ゲストの利用目的や好みに合わせた、さまざまな部屋のタイプが用意されている。2位の「町家和食 京の町 北野坂」のこだわりは、愛媛県の漁港で水揚げされた新鮮な魚介類を使用している。歯ごたえがあり、余分な脂身がない天然の魚を使用した、おいしい料理を味わえる。またこだわりのクリーミーな豆腐は店ですべて手作りされている。店内には和を感じさせるオブジェやアートが飾られている。また和を大事にしたセンスのあるテーブル席やソファータイプの部屋などもある。まるで美術館!とてもおしゃれな店内3位の「パリのアトリエAZUL アズール 梅田店」は、洗練された都のパリを思わせる、おしゃれな内装になっている。少人数から団体まで対応できる、さまざまな個室が用意されている。たくさんの絵画が飾られて、まるで美術館にいるような雰囲気の、洗練された個室や、水槽のある幻想的な個室など芸術を感じさせるユニークな個室が多い。料理のメニューもバラエティー豊かだ。ランキング調査から、ランキング上位の店は、料理の質だけではなく、ゲストの好みやその日の気分、また利用目的によって幅広く選択できる、ユニークで個性的な個室が多いように思う。興味のある方は足を運んでみては。【参考リンク】▼株式会社ぐるなび プレスリリース (PR TIMES)
2014年03月02日(Terrace Dining TANGOより)今もっとも人気のあるレストランは?飲食店情報の検索サイト「ぐるなび」は最近、人気が上昇しているレストランを調査する「ぐるなびトレンドランキング」(関東エリア イタリアン編)での調査結果を公表している。調査期間は2014年1月13日から1月19日まで。見事1位に輝いたのは「Terrace Dining TANGO」で、場所は東京都港区芝公園にある。2位は「バールデルポポロ 赤坂本店」で、場所は東京都港区赤坂にある。そして3位は東京都中央区銀座にある「アンジェロ」という結果になった。4位以下は「Marrakech」、「イタリアン ピザ イルリトローボ 六本木ヒルズ」、「イタリアンダイニング ルオーゴ」、「GOLD roppongi」などが続いている。選ばれたレストランの、それぞれの工夫1位に選ばれた「Terrace Dining TANGO」は、東京の観光名所の一つである、東京タワーが目の前に見える、おもてなしを象徴したようなレストランで、テーブルや椅子も落ち着いた色使いだ。また竹など日本的な自然の雰囲気を利用した空間の中で、気持ちのよい風に当たりながらの豪華な食事を味わえるガーデンテラスなど、さまざまな工夫が施されている。夜はとてもロマンチックなディナーが楽しめそうだ。次に2位の「バールデルポポロ 赤坂本店」は、昔からある本場の、イタリアのバーの雰囲気を感じながら、おいしい料理を味わうことができる。店内はイタリアの中庭を思わせるような内装になっている。また楽しいイベントも開催される。3位の「アンジェロ」は、中世のイタリアの風景を思わせる、アーチ型のデザインや、おしゃれな照明など、とても落ち着いた内装になっている。また、人数に合わせての、さまざまタイプの個室も用意されている。さらにお手ごろな料金で、バラエティー豊かな料理が楽しめるので、親しい仲間と楽しく時間を過ごすことができるだろう。ランキングの調査結果から、料理の味や料金はもちろん、フロアの雰囲気や、人数や好みに合わせて選べる、多様なタイプの個室や、それぞれのレストラン独自のサービス方法など、消費者が楽しくかつ心地よく料理を味わえる為の工夫が、上位にランキングされた理由のように思われる。【参考リンク】▼株式会社ぐるなび プレスリリース (PR TIMES)
2014年01月28日宮崎県宮崎市山崎町のフローランテ宮崎で、「みやざきグルメとランタンナイト2013」が開催される。開催期間は8月2日~18日(15時~21時30分)まで。入場料は、大人300円、子ども150円。同イベントでは、8,000灯のランタンで装飾された会場で、全国の有名グルメが味わえる。出品メニューは、全国和牛能力共進会で2年連続日本一に輝いた「宮崎牛」を使用したグルメのほか、北海道の海鮮弁当「ミコマ弁当」、福岡県「ジャンボ焼き鳥」、大阪府「空とぶからあげ」、秋田県「横手やきそば」など。さらにスイーツメニューとして、全国お取り寄せプリンランキング日本一の「神戸魔法の壺プリン」、東京都「けずりいちご」や、茨城県のメロンを1個まるごと使用した「メロンまるごとクリームソーダ」などを取り揃える。また、まつりを盛り上げるイベントとして、青森県弘前市の「金魚ねぷた」、山口県山口市の「七夕ちょうちん」などを集めた「日本のあかり提灯展」を実施。手作りのランタンや特大の行灯などが飾られるほか、「ちいさな手作りランタン体験コーナー」、ヨーヨー釣りや輪投げといった夜店が軒を連ねる「ちびっこおまつり広場」なども開催される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年07月25日ファミリーマートは4日から、ひなまつりの日にあわせ「神田明神下みやび」監修による「ハローキティ弁当」の予約を全国9.300店舗で受け付けている。同商品は、ハローキティの弁当箱に、3種のおむすびと、フライドチキン、ハンバーグ、えびフライなどのおかずを組み合わせた弁当。ファミリーマート限定の弁当袋、専用箸、シールが付く。予約の締め切りは2月26日午前9時。引き渡しは3月1日から3日までとなる。価格は1,280円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年02月06日飲食店情報検索サイト「ぐるなび」を運営するぐるなびは、忘年会に関する意識調査を、20歳以上の会社員・公務員1,041人(男性562人、女性479人)を対象に実施。同調査によると、「飲み会離れ」といわれている若い世代ほど、実は忘年会が好きな傾向が強いということがわかった。調査期間は11月16日から11月19日。まず、「あなたは忘年会が好きですか?」という質問では、「好き(10.2%)」と「まあまあ好き(39.2%)」を合わせて、約半数の人が「忘年会が好き」と回答。年代別では、20代は6割以上の人が「忘年会が好き」と答えており、ほかの年代と比べても10ポイント以上突出していた。一方、60代以上では「忘年会が好き」と答えた人は約4割にとどまった。また、忘年会で経験したことのあることを聞いてみたところ、1位は「話したことのない人と話せた(39.4%)」、2位は「上司や同僚の、普段とは違う一面を見られた(33.6%)」となっている。宴会でのマナー違反について問う質問では、1位が「説教をしたり人にからんだりする(59.9%)」、4位が「愚痴や陰口ばかり話す(51.3%)」で、大勢が集まる忘年会などの宴会は、説教や愚痴は抜きにして、楽しい席にしたいと考える人が多いことがうかがえた。また、2位「泥酔する(53.8%)」、3位「お酒を無理やり勧める(52.0%)」と、お酒に関するマナー違反もランクインしている。同調査の詳細な結果は、同社公式ホームページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月07日ぐるなびウエディングは、結婚式について悩んでいるカップルにウエディングの魅力を伝えるために、ドラマ仕立ての動画を制作。YouTubeのぐるなびウエディングチャンネルで10日から公開している。近年、結婚するカップルの半数近くが結婚式や披露宴を行わない「なし婚」を選んでいると言われる。そのような中、ぐるなびウエディングは「一組でも多くのカップルに楽しい結婚式を!」という思いで、結婚式に悩んでいるカップルを応援する動画を作成。「大切なことだけに絞ったら、もっとすてきなウエディングができる」という同サイトの考えとともに、結婚式を挙げることの素晴らしさを伝えていくという。動画は、全3話のドラマ仕立てで、監督は「勝手広告」などYouTubeで活躍する神酒大亮(みきだいすけ)氏が担当。できあがった動画は、ぐるなびウエディングの魅力を表現するだけでなく、ウエディングライフの素晴らしさを伝える、笑いあり涙ありの感動ストーリーに仕上がった。今回の見どころは、第1話の「ティッシュでウエディングドレス賢く結婚式篇」で見ることができる、ティッシュペーパーでできたウエディングドレス。同サイトではエープリルフールに「制服のドレス」を公開して話題となったが、それに次ぐ異色のドレスとなっている。第2話「レストランウエディングまさかの告白篇」は、レストランウエディングにすることを決定したカップルの披露宴の様子をテーマにしたドラマ、第3話「ブライダルデー(結婚記念日)涙のプレゼント篇」は、レストランウエディングを行ったカップルの数年後の様子をドラマにしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月14日株式会社ぐるなびが運営する「ぐるなびウエディング」は、6月22日~6月25日にかけて、全国のぐるなび会員の既婚者の男女1,306名を対象に「結婚につながる恋・つながらない恋」についてアンケートを実施した。1306件の有効回答が寄せられた。まず最初に配偶者(夫・妻)以外で付き合った経験があるか、を聞いたところ、付き合ったことが「ない」人は12.7%だった。また、配偶者以外と付き合った経験がある人で、配偶者以外に結婚を一度でも意識した相手がいたかたずねたところ「いた」と回答した人は58.9%。約6割の人が結婚を意識した恋人が過去にいたが、結婚には至らなかったという結果が出た。結婚につながった恋とつながらなかった恋の出会いについてたずねたところ、両方とも1位は「職場の人」、2位は「友人・知人の紹介」。違いが明らかとなったのは3位以降で、結婚につながらなかった恋の3位は「学校の同級生」(16.1%)、4位が「学校の先輩・後輩」(10%)。一方、結婚につながった恋では「学校の同級生」は4位の6.7%、「学校の先輩・後輩」はトップ5圏外だった。学生時代に始まった恋は、結婚を意識する人もいるが、実際にゴールインすることは難しいようだ。交際のきっかけを聞いたところ、「男性から告白(デートに誘った)」と答えたのは57%。控えめな男性が増えていると言われるが、実際は2人に1人が男性からのアプローチで交際を開始しているという結果になった。2位は「なんとなく」(45.5%)、3位は「女性から告白(デートに誘った)」(8.8%)だった。また、どのような点が好きで付き合ったかを聞いたところ、配偶者については、「性格がよい」(54.3%)に続き「価値観があう、性格があう」(45.5%)、「信頼できる、誠実」(42.7%)と内面を重視する回答が多かった。しかし過去の恋人の好きだった点の1位は「外見がよい、好み」(47.3%)という結果となり、結婚相手につながる恋は、外見より性格やお互いの価値観を重視したようだ。また、結婚を決意した理由を聞いたところ、50.1%がが「一緒に暮らしたいと思った」と回答。2位は「結婚適齢期だと思った(32.3%)」だった。かつての恋人と結婚に至らなかった理由の1位も「まだ結婚の時期ではなかった」(23.2%)であるため、結婚における「タイミング」は結婚を決める重要な要素であることがうかがえる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月10日eヘルスケアは14日、全国の病院・医院検索サイト「病院なび」に、「こだわり検索機能」を追加したと発表。「専門ワード」の検索機能を設置し、キーワードを用意することで、いろいろな治療法が存在するということを知らせ、適切な医療機関での受診を可能にしたという。同機能は、「小児ぜんそく」「めまいに関して専門的に診てくれる」等、医療機関を探す際に患者が気にしているワードを選定し、検索を精密に行うもの。検索ワードは約250。この機能を使うことで、患者は自身の目的により即した医療機関を迅速に、かつ適切に探すことができるという。また、同サイト従来の機能である、「受診日時を指定して検索する」機能と合わせることで、「いま開いている、求める医療機関」を探すことが可能となった。ワード数は今後、順次増やしていく予定とのこと。同サイトは、月間約200万人(2011年6月現在)が利用する医療機関検索サイト。全国16万件以上の病院・医院を無料で検索でき、「予約のできる医療機関」も探すことが可能。「お役立ち医療コラム」「病気の基礎知識」など、病気の正しい知識も提供している。パソコンでのアクセスはもちろん、携帯からもアクセスできるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月28日HKT48の指原莉乃がプロデュースするアイドルイベント「第一回ゆび祭り~アイドル臨時総会~」が6月25日、東京・日本武道館にて開催された。指原のほか、私立恵比寿中学、乃木坂46、ぱすぽ☆、渡り廊下走り隊7、ももいろクローバーZ、東京女子流、SUPER☆GiRLS、Buono!、アイドリング!!!の全10組が登場し、約8000人を熱狂させた。ももクロ、Buono!らの写真史上初の現役アイドルがセルフプロデュースした同イベントは、アイドル好きの指原のラブコールで所属事務所やレコード会社の垣根を越えて総勢86人のアイドルが集結。指原の愛称“さしこ”にちなんで18時3分45秒にスタートした。トップバッターには、ももクロの妹分の私立恵比寿中学が登場し、続いて、乃木坂46、ぱすぽ☆、渡り廊下走り隊7、ももいろクローバーZ、東京女子流、SUPER☆GiRLS、Buono!、アイドリング!!!が、それぞれ約10分間の持ち時間で熱いパフォーマンスを繰り広げた。トリを務めた指原は、新曲『意気地なしマスカレード』を含む計3曲を披露した。アンコールでは、指原が憧れている松浦亜弥の『Yeah!めっちゃホリデイ』を披露すると、松浦のモノマネでおなじみの、はるな愛がサプライズで乱入。さらに指原は「これだけのアイドルが集まっているなかで、私、ひとりでは終われません!」と叫ぶとステージに出演者全員が登場。一夜限りのスペシャルユニット“ゆび祭り選抜メンバー”らがAKB48の『ヘビーローテーション』を熱唱した。
2012年06月26日ぐるなびが運営するお取り寄せグルメサイト「ぐるなび食市場」では13日、「お中元特集」を開始した。震災後の「絆」が見直される中、今年のお中元トレンドのキーワードは「もらって嬉しい”確かな”贈り物」という。同サイトでは、お中元に関するアンケートを実施。贈り先として1位は「親・配偶者の親」、2位「親戚」、3位「友人・知人」という結果になった。仕事関係の人よりも、プライベート関係の人を重視する傾向にあり、この背景には、震災後の近しい人の「絆」の見直しがあるものと推測される。また、お中元でよくもらうものを聞いたところ、1位「ビール、お酒」、2位「コーヒー、紅茶、お茶」、3位「ジュース、ドリンク類」という結果に。ただし、お酒やコーヒー、ジュースなどは好みがわかれるものでもあり、セットでもらうと持て余してしまうこともある。そこで同サイトでは、万人受けする日常食をぜいたく仕様にしたものをおすすめしている。今年の贈り先のトレンドである家族・友人など、気心の知れた人であれば、普段の食卓にのぼるようなギフトでも気兼ねなく贈れるとみている。また、昨年に引き続き、節電が求められることになりそうな今夏は、食べて涼をとれる胡麻豆腐や、ところてんなどの和風「節電フード」も人気だという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月18日「ぐるなびウエディング」を運営するぐるなびではこのほど、結婚式の二次会幹事経験がある20歳~39歳の全国の男女853人に、会費および演出に関するアンケートを実施。エリアによって会費の差、演出の違いなど、ご当地色が浮かび上がった。まず、結婚式二次会の一人あたりの会費をたずねたところ、全国平均は男性5,168円に対し、女性4,619円。男性が女性より549円多く、「男性は多め」は慣習のようだ。男女の差額で見ると、最も小さかったのは北海道ではわずか100円。最も大きかったのは関東で875円だった。エリア別の平均会費では、男女ともに北海道が一番安かった。北海道では、披露宴が会費制の「結婚祝賀会」という形式が多く、会費も1万円台半ばと他エリアのご祝儀相場の2~3万円に比べて安い。二次会でもゲストから高いお金を徴収することに抵抗があるのかもしれない。次に、結婚式二次会で実施した演出についてたずねたところ、約6割が「ビンゴ」と回答。全国定番の演出となっているようだ。一方、「シャンパンタワー」は、全国ではわずか1割にもかかわらず、東北では約3割の人が経験していた。また、北海道は、二次会で「カラオケ」を行う人が他エリアに比べて多い。北海道の結婚式は、かしこまったものではなく、みんなで楽しむカジュアルな雰囲気がうかがえる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月05日飲食店情報サイト「ぐるなび」を運営する株式会社ぐるなびは、新社会人と社会人2、3年目の男女を対象に、職場の飲み会に関する意識調査を実施した。若手社員の飲み会離れが著しいと言われるが、新社会人の6割は飲み会に「行きたい」と回答したことがわかった。調査は2012年4月10日・11日に社会人1年目から3年目の20歳~27歳男女を対象にインターネットで実施。624人から有効回答が得られた(新社会人187人、2年目211人、3年目226人 )。「職場の上司や先輩・後輩などと飲みに行きたいと思っていますか?」という質問に対し、「行きたい・まあまあ行きたい」と回答した新社会人は57.8%だった。社会人2年目になると、「行きたい」と回答した人が新社会人に比べて10.6ポイントも減少するが、社会人2・3年目の若手社員の約5割は「行きたい」と回答した。また、「飲み会に最も期待することは?」という質問では、全体の65.5%が「同席者とのコミュニケーション」と回答。特に新入社員は71.7%と高い割合を示した。「具体的に飲み会ではどのような話をしたいか」という質問に対して、全体では「仕事や職場についての話」が61.4%とトップ。「プライベート」と回答した人は48.7%となった。特に1年目の新社会人にいたっては6割近い人が「プライベート」の話をしたいと回答しており、積極的にコミュニケーションを取ろうとしていることがうかがえる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月23日飲食店情報サイト「ぐるなび」を運営する株式会社ぐるなびは、20歳~69歳の男女を対象にお花見に関する調査を実施した。結果によると、女性の85.4%が「人混み」や「花粉」を避け、飲食店内でのお花見を支持していることがわかった。調査は、2012年3月27日から30日に、20歳~69歳の男女913人を対象にインターネットで実施。「お花見をする予定があるか」という質問に対し、「する予定がある」もしくは「多分すると思う」と回答した人は53.4%だった。「多分しないと思う」もしくは「する予定はない」と回答した人は3割近くで、その理由として、女性の1位は「人混みが苦手」、男性の1位は「特に興味がない」だった。また、花見をしないと回答していた女性の理由のひとつに「花粉症だから」というものがあることもわかった。そこで「お花見ができる飲食店を利用したいか」という質問に対し、女性は85.4%が利用したいという意向を示していることもわかった。「女性は人混みや花粉症が気になる外でのお花見には気後れするが、飲食店内でのお花見には好感を持てるのでは」と同社はみている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月10日4月21日(土)より公開される豊田利晃監督の新作『モンスターズクラブ』のトークイベントが28日に代官山にある蔦屋書店で開催され、豊田監督と出演者の窪塚洋介が登場した。その他の写真本作は豊田監督が“ユナボマー事件”と呼ばれる爆破事件を起こした実在の人物にインスパイアされて描いた作品。社会と断絶した環境に身を置き、企業に爆弾を送り続ける主人公を瑛太が演じ、窪塚はその兄という重要な役どころで出演している。豊田監督は本作の根底にあるもののひとつとして「競争社会の中で利己的に生きるべきではない。利他的というか、そのように世の中が作られていない」とコメント。窪塚は「世の中や社会のシステムに対しての怒りや、不条理へのどうにかしたい気持ちを共有できた」と言い、昨年2月の極寒の中で行なわれた撮影を「神社のように神聖な空気がある撮影現場だった」と振り返った。さらに「窪塚くんとは一緒に仕事がしたいと思っていた」という豊田監督は、窪塚を「役者という範疇におさまらない希有な人。フレームからはみ出してしまう、まるで現代のショーケンのよう」と絶賛。司会者より「本作を観る前にオススメの作品は?」と聞かれると窪塚は「世の中の仕組みを暴いている作品」とマイケル・ムーア監督の『華氏911』などをあげ、豊田監督は『男はつらいよ』シリーズと回答した。豊田監督は「今はフィルムで撮影してフィルムでかける映画館が少なくなっていて、2年後にはもうないかもしれない。だから映画館に観に来てください」と呼びかけ、窪塚は「モンスターズクラブに入りに来てください。映画館で待ってます」とPRした。『モンスターズクラブ』4月21日(土)ユーロスペースほかにてロードショー
2012年03月29日NHKの人気紀行バラエティ「世界びっくり旅行社」の新“オーナー”に江口洋介が就任。3月27日(火)の新装開店スぺシャルの放送を控えた3月20日(火・祝)、共演のオードリー(若林正恭&春日俊彰)と黒崎めぐみアナウンサーと共に都内スタジオで取材に応じ、司会初挑戦の意気込みを語った。故・児玉清がオーナーを務め、架空の旅行社を舞台にガイドブックに載っていない驚きの海外旅行プランを紹介する番組として人気を博した「世界びっくり旅行社」が江口さんを新オーナーに迎えて復活。新装記念として初回はオーナーの江口さん自らイタリアのシチリア島へ赴いたほか、“新入社員”である春日さんはオーナーの命令を受けドイツへ。実体験を交えて旅の面白さを伝えていく。江口さんは「旅は好きで、仕事としてもこれまでいろんなところに行かせてもらったので、役者とは別にドキュメンタリーならではの楽しさを発表できるときが来たなという気持ちです」と気合い十分。児玉さんの後を受けての司会初挑戦となるが「児玉さんとは違った僕なりのカラーを出せたら。体験しながらその面白さをトークで伝え、『行ってみたい』と思ってもらえたら嬉しい」と語った。春日さんは、江口さんの指令を受けて「世界の面白いホテルを紹介する」というコンセプトで一風変わった宿泊施設を訪問。詳細は明らかにしなかったものの、過酷な体験(?)もあったようで「私の旅と比べると、ただただ江口さんの旅がうらやましいです」とコメント。今回は若林さんが同行しない、初のピンでの海外ロケとなった。海外スタッフとの撮影については「不安はございませんでした」とふり返ったが「唯一、不安だったのが行きも帰りも一人でマネージャーさえも同行しなかったこと。向こうのスタッフに入国審査の前で見送られた」と一人旅の心細さを明かした。これまでの旅の思い出や失敗談の話題になると、江口オーナーは「言えないことが多いです。結構、いろいろありますがNHKだから…」と苦笑い。若林さんは「アメリカからの帰りの飛行機が着陸した瞬間、僕の席だけ酸素マスクが降りてきた。CAの人も『初めて見ました』と言ってました」と貴重な(?)体験を明かした。さらに若林さんは、NHKでのレギュラー番組出演に「『爆笑オンエアバトル』で7連敗した僕らがこんな素晴らしい番組に…」と感慨深げに語り、スタジオは笑いに包まれた。「世界びっくり旅行社~新装開店スペシャル~」はNHKにて3月27日(火)19:30より放送。
2012年03月20日映画『モンスターズクラブ』のプレミア試写会が2月23日(木)に都内で開催され、主演の瑛太を始め、窪塚洋介、草刈麻有、KenKen(RIZE)、ピュ~ぴる、豊田利晃監督が舞台挨拶に登壇した。瑛太さんと豊田監督にとって4度目のタッグとなる本作。アメリカの連続爆弾魔“ユナボマー”の事件に着想を得て製作され、雪深い山奥にこもり爆弾を作り続け、日本社会のシステムを破壊しようとする男のドラマを描き出す。豊田監督は瑛太さんの主演への起用について「俳優の新井浩文に電話したら横に瑛太がいて、こんな映画をやるという話をしたら『おれがやりたい』と言ってくれた」と経緯を説明。「瑛太はストイックなものを持ってるけど、それをいままで(映画で)出してないので、新たな魅力が作れると思った。瑛太で良かったです」と満足そうに語った。瑛太さんも「新井くんの横にいて良かった(笑)。やるべきものが目の前にやってくる…運命というか必然としてやって来たと思うので、それに応えたかった」と頷いた。ちょうど1年前の2月に撮影されたが、そのさなかに瑛太さんは実父を亡くすという不幸に見舞われた。瑛太さんは具体的な言及は避けつつも「撮影中、辛いこともあったけど窪塚さんがずっと一緒にいてくれた。待合室の狭い空間で、2人とも何時間も無言の時間があったり、この人に全部話を聞いてもらいたいと思って聞いてもらったり。それで僕は救われた」と静かに、しかし力強い言葉で窪塚さんへの感謝の思いを口にした。それに対し窪塚さんは「(瑛太さんは)すごく凛としてて、胸を張って現場に居続けた。おれだったらできない」と語り、2人の間の強い絆をうかがわせた。窪塚さんはさらに「ライヴでも感じるけど、3.11を境に僕自身の心構えが変わったとは思わないけど、世界が変わったと思う。すごい勢いで世界が変わり、古い時代がぶっ壊れていってる。この映画がそのきっかけ、爆弾になればと思っています」と力を込めた。草刈さんは『蘇りの血』に続いての豊田作品出演となったが、監督は「男ばかりの中で“イノセンス”を感じられる女優が欲しかった。前作よりもちょっと大人になってます」と太鼓判を押す。オファーした時点で草刈さんは短期留学中だったそうだが「(オファーの話を)聞いて、速攻で『帰ろう』と思いました」と強い思い入れを明かした。『モンスターズクラブ』は4月21日(土)よりユーロスペースほか全国にて公開。■関連作品:モンスターズクラブ 2012年4月21日よりユーロスペースほか全国にて公開© GEEK PICTURES■関連記事:瑛太×窪塚洋介の競演!『モンスターズクラブ』完成披露試写会に10組20名様ご招待藤原竜也、念願の豊田利晃作品に主演で松田龍平と共演!瑛太が「おれを出せ」と直談判!豊田利晃監督が最新作の秘話を明かす
2012年02月23日会話するとき、最初はなかなか目を合わせない人がいる。窪塚洋介はその反対。自己紹介から、まっすぐこちらを見る。いい加減な嘘などすぐ見透かされそうなその視線。真剣勝負のような緊張の数分間が過ぎると、笑顔やリラックスした調子になっていく。取材の冒頭の写真撮影で狂気を漂わせた次の瞬間、ふっと柔らかい笑みを浮かべる自在な感じ。それは『源氏物語千年の謎』で演じた安倍晴明を思わせる。「源氏物語」は言わずと知れた、平安朝の宮廷で繰り広げられる恋愛絵巻。絶世の美男、光源氏と女たちの愛憎の物語はこれまで何度も映像化されてきたが、今回は物語の作者・紫式部が生きる現実の世界もパラレルに描かれる。窪塚さんが演じる安倍晴明は、紫式部に物語の執筆を命じた時の権力者・藤原道長が信頼を寄せる陰陽師だ。「『来たー!』と思いましたね」と出演オファーが来たときの気持ちを語る。「興味があったんです、安倍晴明に。台本よりも先に『安倍晴明の役やってくれない?』と言われて。正直言うと、『源氏物語』にはそれほど興味はなかったんですけど、『源氏物語』の中に晴明が出てくるんだと思ったら、ワクワクしたし、台本を読んでみると、物語の中と外の区別がはっきりついてなくて。映像にしたら、きっと面白いだろうと、すごく楽しみでした」。安倍晴明はまさに、物語と現実の世界、その両方を往き来する。「平安の時代って、怨霊とか呪いが強いんですよ。今よりもっと見えない世界のことは大事にされていて。陰陽師は“方違え”といって『今日は家から北の方向には行けないから東に回ってから行って下さい』みたいなアドバイスをするんです。そういうものが信じられていた時代に安倍晴明は2つの世界の橋渡しをしていた。何でもできる存在ですよね。その気になれば、トップ・オブ・トップまで狙えると思うんですよ。だけど、しない。ちゃんと国に仕えるというところが潔いというか、格好いいなと思う」。撮影前の準備について「映画1本撮れるくらいは用意したと思います」と言い、「資料のほかに岡野玲子さんの『陰陽師』を読んだり、神社に行ったり。晴明神社ともう1つ、陰陽師の聖地みたいに言われている大将軍八神社というのがあるんですよ。大将軍というのは北極星のことで…」と陰陽道の知識をわかりやすく解説してくれる。昨秋に京都で行われた撮影時も神社めぐりをした。「撮影で京都に拘束はされているんだけど、自由な時間はすごくあったから、京都の中を自分で運転して、ぐるぐる回ってました。全然違うじゃないですか、東京とは。俺らは、そういう目に見えないものを昔から“気”と漢字で表してきた人たちだから、感じやすい。京都は特に風水で守られているから、そういう安心感もたぶんあると思うんです」。調べていく過程で新たな発見があると、さらに深く掘り下げ、台詞などにも窪塚さんの意見が反映されているという。 「結構自由に『好きにやって』というか、ちょっと放っとかれているみたいな感じだったんで(笑)。今回に限らず、そういうことが多いんです。演出しないで『任すわ』みたいに言ってもらうのは、それはそれでうれしいんですけど、『物足んねえ』みたいに思うときもありますね」と本音もちらりとのぞかせる。全編パリで撮影した主演作『UGLY/アグリー』や園子温監督の『ヒミズ』など、今後も話題作への出演が続く。作品としての規模も物語も全く違う世界に、いつも自然に、しかも、それぞれの作中の異分子として溶け込んでいる。これは相当に面白い現象だ。本人は「どうなんですかね」と照れ笑いしつつ、「ただ、そうありたいとは思っている」と言う。「すごいチープな言い方すると、アル・パチーノとロバート・デ・ニーロがよく対比で出てくるけど、アル・パチーノって何見ても結構アル・パチーノじゃないですか。デ・ニーロはすごく変わる。その両方が合体したら最強やと。矛盾しているけど(笑)。10代の頃からそう思っていて。うまいこと言葉にできないけど、感覚として、絶対あり得ない存在というのを捉えて、それになろうという。輪郭ぐらいしか見えてない気もするけど、そこを追い求めているようなところがあると思います。芝居という言葉の中に“居る”って漢字が入るじゃないですか。演じる技じゃなくて、居る。そこに居る。道を歩いていて、その角を曲がってそいつが歩いてくる可能性を感じさせたいというか。本当に生きている、そいつがどこかに。と思わせたい」。ミュージシャンとしてのライヴ活動やブログ、Twitterなどで「ダイレクトに世の中と交流できるようになってから、ものすごいストレスがなくなったんですよ」と言う。「映画に関しては、前よりはそんなに自我が強くないと思います。きちんと駒に徹底することに自分の情熱を燃やせるし、そこだけに、よりピュアになってきている」。そう語る窪塚さんは実は今回、安倍晴明のみならず光源氏も演じてみたかったという。「両方やりたかったです、強欲なんで。何なら桐壺もやりたかった(笑)。究極言ったら、全部の役をやりたい。自分自身、役者として、そうありたいから。そういうアクロバティックなことからベーシックなものまで、丁寧にやっていきたいです」。(photo:Yoshio Kumagai/text:Yuki Tominaga)■関連作品:源氏物語 千年の謎 2011年12月10日より全国東宝系にて公開© 2011 「源氏物語」製作委員会■関連記事:愛憎渦巻く、雅な平安絵巻『源氏物語 千年の謎』試写会に100組200名様ご招待田中麗奈が“生霊”となって嫉妬に燃える!『源氏物語』新カット披露中谷美紀、憧れの女優は高峰秀子「輝き続けられるように自分を磨きたい」生田斗真の恋の相手は…?『源氏物語』に真木よう子、多部未華子、田中麗奈ら出演生田斗真主演『源氏物語』に中谷美紀、窪塚洋介、東山紀之が出演!
2011年12月07日窪塚洋介主演で全編パリにて撮影された映画『UGLY/アグリー』の完成披露試写会が12月5日(月)、都内で開催され、窪塚さんを始め、共演の桃生亜希子、メガホンを握った柿本ケンサクと半野喜弘の両監督が舞台挨拶に登壇した。ホウ・シャオシェン作品の音楽などを手がける半野さんと数々のPVを世に送り出し注目を集める新鋭・柿本監督、そして多岐にわたる活躍を続ける窪塚さんの3人の出会いにより生み出された本作。パリを訪れたカメラマンの青年を中心に、理由も理屈もなく現代を生き続ける等身大の若者たちの生のうごめきを描き出す。本作は3月10日に撮影が開始されたが、2日目に遠く離れた日本では大震災が発生した。窪塚さんはようやく作品を披露できることへの喜びを語ると共に「いま、日本がこういう状況で僕らができることは少ない。僕も日本に帰ってから炊き出しに行ったり、救援物資を持って被災地に行きましたが、撮影中から言っていて本当にそうだと思ったのは、僕らが一番得意なことをやるのが大事だということ。この作品がどういうメッセージとなって届くかは観るみなさんに委ねています。おれは、危機に立っても何もできない日本人の若者の代表というつもりで演じました。そこから何かを感じてもらえたら」と熱い口調で観客に訴えた。桃生さんは旧知の仲である柿本監督を「弟のような存在」と語り、「久しぶりに電話がかかってきて『ちょっとパリで映画が撮りたい』って(笑)。ノリと勢いで、脚本もあってないようなもので『向こうに行かないと分かんないから』という感じで、ケンカをしたこともありました。でも、どこかで『何かが絶対にある』という直感のようなものがあった」とこの作品に賭けた思いを明かした。元々、本作はインターネット上にオープンさせた映画館“THEATRE TOKYO”の記念すべきオープニング作品として上映された作品。柿本監督は「ちょうどミニシアターが次々と閉まっていった時期で、こういう映画の受け皿や土俵がいま無くなっていくのを何とかしたかった」と語り、そこから劇場公開までこぎつけたことに「嬉しいです」と笑顔を見せた。監督だけでなく原案、脚本、音楽を務めた半野さんは「映画音楽はあくまで映画の中で存在するものであり、映画の中で音楽は最も“フィクション”なもの」と自らの哲学を語る。そして本作については「パリに移って11年。その中であった出来事にインスパイアされることが多かった。『死をどう捉えるか?』、『生をどう理解するか?』ということが根底にあります」と物語に込めたメッセージを語った。『UGLY/アグリー』は12月10日(土)より22日(木)までシネクイントにて期間限定で公開。■関連作品:UGLY/アグリー 2011年12月10日よりシネクイントほか全国にて公開© 2011「UGLY」フィルムパートナーズ■関連記事:窪塚洋介主演『UGLY』舞台挨拶つき試写会に10組20名様をご招待
2011年12月05日江口洋介と蒼井優。それぞれの世代を代表する2人がついに初共演を果たした。気になる関係はというと、これが何とも説明のしにくい間柄…さてさて、何と言うべきか?かつては“伝説のパティシエ”と呼ばれながらも、ある悲しい過去を背負いケーキ作りをやめた男と恋人を追って鹿児島から上京したケーキ屋の娘。2人は都内の人気洋菓子店で出会うのだが…。甘く、そしてちょっぴりビターな――まさに女の子が大好きなスイーツと同じ味わいを見せる映画『洋菓子店コアンドル』。江口さん、蒼井さんがそれぞれスイーツに対する思いや共演の感想を明かしてくれた。医者に刑事に教師…などなど様々な職業を役柄で経験済みの江口さんだがパティシエは初体験。ドラマ「ランチの女王」(フジテレビ)ではコック姿がお似合いだったが、パティシエとなるとまた違った経験だったようだ。江口:最初はパティシエという職種の具体的なイメージが浮かばなかったんですが、実際にお店に行ったり話をうかがう中で、ある種の職人なんだということが分かりました。デザインから何から新しいものを作っていかないと時代に遅れてしまうし、ヘッドハンティングまである厳しい世界。(自身が演じた十村は)ニューヨークに修行に行ったり、思っていたよりずっとタフな世界でしたね。そういうところから入って十村を演じたら面白いな、と思いました。撮影前にはお菓子ケーキ作りの特訓もあったが、練習を通じて技術的な部分はもちろん、気持ちの部分で感じることも多かったという。江口:料理は嫌いではないのですが、ケーキ作りは初めてで、専門学校で丁寧に教えてもらいました。学校での撮影もありましたが、たくさんの女の子が実習している姿を見て憧れの職業なんだということをより強く感じましたね。十村の“伝説のパティシエ”という設定に関して、少し大げさなのではと思ってたんですが、この世界にはお菓子に対する愛情やセンスでレジェンドになる人が生まれるんだろうな、と感じました。調理器具を貸していただいて家でも練習しましたよ。ショートケーキがきれいにできると達成感があるし、食べてもらって『おいしい』と言われると、またより強い達成感がある。フルーツの置き方ひとつにしても自由で、デコレーションするのも面白い。パティシエの方たちは味はもちろん、色のセンスなどいつも自分で磨いているんでしょうね。とにかく人を幸福にする職種だな、と思いました。一方の蒼井さんが演じたのは、東京で何とか自分の居場所を見つけようともがき、奮闘する臼場なつめ。蒼井さんは彼女のキャラクターを「小学校低学年の男の子がそのまま大人になっちゃったような子」と表現する。蒼井:テンションが高いので、早朝からそのテンションに持っていくのは大変ではあったのですが、とてもまっすぐな女の子だったので、何だかんだいっても楽しみながら演じましたね。そして、本作で蒼井さんの前に立ちはだかったのは…鹿児島弁!蒼井:大変でした…。方言を喋る役はこれまでも割と多くて抵抗はないですし、福岡出身なので鹿児島弁はやりやすいかもと思ったんです。でもいままでやらせていただいた中でもダントツで難しかったです。法則がないので、この言葉のときはここが上がる、とかではなく、その後に続く言葉によって同じ単語でもイントネーションが変わっていくんです。それを覚えるしかないので、毎日苦労しました。劇中で「メロディアスだね」と言われるシーンがあるんですが、本当にメロディのような特殊な言葉でした。ちなみに、蒼井さん自身も現場に手作りのキャロットケーキを差し入れたとか。少し照れくさそうにそのときのエピソードを明かしてくれた。蒼井:チーズケーキとキャロットケーキはよく作るんですが、現場に手作りのお菓子を差し入れるということがすごく恥ずかしくて…(笑)。おいしくできなかったらちょっと嫌だし、友達のお母さんが作ってくれたことにして持って行ったんですが、あるスタッフさんに「優ちゃんが作ったんでしょ?」と言われてこっそり認めたらバレてしまいました(笑)。みなさん、優しいからおいしいと食べてくださったんですが、気を遣わせてしまったな、と反省してます…(苦笑)。では、気になる互いの印象や共演の感想について。まずは江口さんから!江口:(蒼井さんは)イメージ通りでしたね。すごく自然で、素直で素朴というか。なつめというキャラクターも、彼女がやっているから怒っていてもどこか四苦八苦していてすごくかわいい。鹿児島弁には苦労したみたいですが、その方言のニュアンスもとてもかわいかったですね。なつめという役の素朴さ、彼女が食べたときのニコッとした顔は、この映画を物語っていると思います。蒼井さん自身は子供っぽいところと冷静なところが両方あって、共演してて面白かったですよ。すごく練習熱心で、チョコレートで文字を書くシーンでもすごくたくさん書いてました。すごい集中力とあの笑顔とのギャップが彼女の魅力だと思います。一方、蒼井さんから見た江口さんはというと…。蒼井:すごく男らしい方で、ずっと主演を張られていた方だからか、元々なのか、すごく器の大きな方だと思いました。現場に江口さんがいらっしゃると心強いんです。ちょっとやそっとじゃビクともしないという感じで、ドンと立っていてくださって、本当に主演の方だな、と思いました。でもそれだけではなくて、面白い話をしてくださったり、でも、掴みどころのないところもあったり…見ていて飽きない方でした(笑)」。そして、劇中の十村となつめの関係性を2人はこんな言葉で表現してくれた。蒼井:2人の性格は違うけど、ところどころ共通点があるせいか、お互いが互いをほっとけない。世代を超えてそういう関係になっていて、2人の間では男とか女とかではない感じが、すごくいいコンビだなと思いました。江口:(十村は)上京して失恋したなつめと出会い、先輩後輩のような仲でありながら、ちょっと親のような目線もあって…。パティシエとして彼女の腕を磨いてやりたいと思い始める。なつめと出会うことによって、もう一度人生がスタートしていくんですね。恋愛でもないし兄妹でもない――でも、お互いのエネルギーがぶつかり合うっていう、面白い関係です。話を聞いてみると、江口さん、蒼井さん共に甘党!特に江口さんからは意外なほど(?)スイーツについてのエピソードが…。江口:自分でも好きで食べるし、人にあげることも多いです。忙しくて甘いものがほしくなったときは自分で買いに行くこともあります。おいしいと言われるケーキ屋さんはチェックしてますね。好きなのはミルクレープ。層が細かければ細かいほど何とも言えない感じで、切ったときの弾力と口に入ったときの裏切らない感じがいいんですよね(笑)。いまは、バームクーヘンでもロールケーキでも何でもお取り寄せできますが、先日いただいた何でもない谷中の寒天がおいしかった。豆とか求肥とかが、江戸前のスイーツというか庶民的な感じでしたね。和菓子も好きでやっぱり食べると幸福になりますよね。蒼井さんもスイーツを「絶対にプラスにしか働かないもの」といい、その効用を力説!蒼井:元気がないときにちょっとホッとさせてくれたり、少し気分を高めてくれたり。楽しいときは余計食べたくなるし、より楽しい時間をサポートしてくれるものだと思います。ではいま、ハマってるスイーツは?蒼井:かき氷が大好きで、ずっとブームが続いてます(笑)。(photo:Tadayuki Minamoto)<Yosuke Eguchi>Hairmake:Yumi Katsuhiko(THYMON)Stylist:Kouichiro Yamamoto<Yu Aoi>Hairmake:Eri Akamatsu(esper.)Stylist:Mana Yamamoto■関連作品:洋菓子店コアンドル 2011年2月11日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会■関連記事:自分チョコは低調ぎみ?『洋菓子店コアンドル』バレンタインアンケート発表蒼井優主演!『洋菓子店コアンドル』コースター&プレスセットを5名様にプレゼント洋菓子店オーナーを演じた戸田恵子、プロのパティシエも「働きたい」と太鼓判スイーツ作りが似合う男No.1は藤木直人!向井理、岡田将生ら甘〜いマスクが上位に福岡在住の新人アーティストが東京初ライブ、博多華丸「絶対売れるんです!」と太鼓判
2011年02月09日映画『洋菓子店コアンドル』の完成披露試写会が11月11日(木)、東京・新宿の明治安田生命ホールで行われ、W主演の江口洋介、蒼井優、深川栄洋監督が出席した。街角の洋菓子店を舞台に、心に傷を抱えた元天才パティシエの十村(江口さん)と鹿児島から上京したケーキ屋の娘・なつめ(蒼井さん)が人生を懸命に生きようとする姿と心の再生を描くオリジナルドラマ。見どころについて江口さんは「宝石のようなケーキが出てくると思えば、それを作っている人間たちの過去やドラマがあって、まさにビターな部分とスウィートな部分があります」と上手い言い回し。すかさず隣の蒼井さんが「さっきも取材を受けていたんですけど、カンペに書いてあった言葉なんです」と吹き出し笑いで暴露。「それを江口洋介さんが言っていると思うと耐えられない」とツボにはまった様子。江口さんは恥ずかしそうに頭を掻いた。また本作で2人は初共演。お互いの印象を江口さんは「イメージ通りナチュラルで素朴。で、また意外な一面があって…」。司会者から意外な面とは?と突っ込んで聞かれると、「お酒を飲む…お酒が好きなんです。これ以上言わない」と含み笑い。一方の蒼井さんは「いままで見たTVや映画、雑誌でイメージする江口さんってすごく男らしかったんですけど、お会いしたらそのまま。器が大きい」と絶賛…と思いきや、「ホントに人の話を聞かない方。例えば監督に質問をして、監督が答えているときに、もうほかの人に話しかけている。そういうことが多々あるんです」とまた暴露。江口さんは「すごい観察されていました。すごい観察力です」とコトの真偽をぼかしかけたが、蒼井さんは「現場で江口さん以外のみんな、気付いていました。ホント、見ていて飽きない」と笑いをこらえきれない様子。仲のいいところ(?)をうかがわせていた。『洋菓子店コアンドル』は2011年2月11日(金・祝)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:洋菓子店コアンドル 2011年2月11日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会■関連記事:江口洋介、蒼井優来場!『洋菓子店コアンドル』完成披露試写会に25組50名様ご招待江口洋介&蒼井優主演映画の主題歌に福岡の路上から駆け上がった新人歌姫を大抜擢!ケーキにウットリ江口×蒼井共演作『洋菓子店コアンドル』ポスター画像解禁蒼井優、江口洋介とのW主演作で鹿児島弁のパティシエ役に挑戦!
2010年11月11日映画『東京島』の完成披露試写会が8月3日(火)、東京・恵比寿ガーデンプレイス内で行われ、主演の女優の木村多江が共演の窪塚洋介ら男性キャスト陣に珍スタミナ料理を振る舞った。人気作家・桐野夏生の同名小説(新潮社刊)を原作に、助けの来ない無人島に漂着したひとりの女・清子(木村さん)と男23人が生き抜こうとする姿を描く物語。木村さんが用意したというサプライズ料理の肉串が登場すると、男性キャストのひとり、福士誠治は「いい予感がしない」と勘を働かせて苦笑い。それぞれに1本ずつ配られた肉串をパクリと口に頬張った窪塚さんは「ブヨブヨする!」、鶴見辰吾は「旨い」と感想。篠崎誠監督は早々に完食した。木村さんが「実はコレ(の肉)です」と言い、劇中でも使用したという島ヘビの精巧な作りモノを取り出して握りしめ、「清子が劇中でヘビをさばいて料理をしているので」と種明かしすると、窪塚さんらは顔をしかめ、「自由解散〜!」とショックの雄叫び。MCが「今日の朝、獲れた島ヘビです」と説明を付け加えると、男性キャスト陣はますますしかめ面に。木村さんだけ、涼しい笑顔を浮かべていた。ほかに柄本佑、木村了らも出席し、ヘビ肉を試食した。『東京島』は8月28日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:東京島 2010年8月28日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 2010東京島フィルムパートナーズ■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第5回)一緒に無人島に流れ着きたい俳優は?“島”が人を呼び寄せ狂わせる?島を舞台にした注目作品が続々とリリース!話題の『東京島』も上映!「島フィルム・フェスティバル」に150組300名様ご招待木村多江が飛び出す!?本編は2Dの『東京島』の劇場予告編を3Dで上映!【シネマモード】ソフィー・マルソー、木村多江らが示す映画とブランドの素敵な関係
2010年08月03日江口洋介と蒼井優のW主演となる映画『洋菓子店コアンドル』が2011年正月第2弾で公開されることになり、2人がパティシエ役に挑戦することが発表された。江口さん、蒼井さんの初共演作となる本作。江口さんは“伝説のパティシエ”と呼ばれるほどの腕を持ちながらも、8年前に突如としてスイーツ界から姿を消した元パティシエで、いまは製菓学校の講師をしつつ、評論家としてガイドブックを出版する十村遼太郎を演じる。一方の蒼井さんが演じるのは、東京のパティスリーで武者修行中の恋人との結婚を夢見て、彼を追って鹿児島から右も左も分からぬ東京へと出てきた臼場なつめ。2人が出会うのは、十村が常連客として訪れ、ひょんなことからなつめが働くことになった評判の洋菓子店“パティスリー・コアンドル”。なつめは恋人を見つけることができるのか?そして十村がケーキ作りをやめた理由とは?女性たちを魅了する“スイーツ”をスパイスに、人生の挫折と再生がキュートに、そして切なく描き出される。メガホンを握ったのは、『60歳のラブレター』、つい先頃公開された『半分の月がのぼる空』などで若くして、その演出力が高い評価を受ける深川栄洋。江口さんと蒼井さんには、当然のことながらお菓子作りのシーンも!江口さんは「オファーをいただいた当初は、正直、自分じゃないのでは?と思うほど繊細な印象を受けていました。そして監督と細かいディスカッションを重ねていくうちに、十村という伝説のパティシエ像が、少しずつ自分の中に生まれていきました。作品に入る前には何度もケーキ作りを体験し、その奥深さと、その味を維持していくプロフェッショナルたちの真剣さ、厳しさを知りました。試食するため都内の店を何軒も見学したのですが、実に美味しそうにケーキを食べている人たちが大勢いるのを見て、ちょっと驚きながら、そういうことも幸せの一瞬なのでは?と感じたりもしました。物語の主役とも言える、沢山の“宝石のようなケーキたち”が、この作品を盛り上げています。映画を観終わったときに『ちょっと、ケーキ食べに行かない?』と、思わず誰かを誘ってしまいたくなるような、そんな作品に仕上がったのではないかと思います。劇場で、ぜひともそんな幸福感を味わってみてください」とコメントを寄せてくれた。蒼井さんからも「今回は、鹿児島弁とケーキ作りに挑戦しました。ケーキ作りの材料と器具一式を先生にお借りして、家で毎日練習したのですが、鹿児島弁を練習して、クリームの絞りをやって、絞りが上手くいくようになったら、今度は鹿児島弁を忘れてしまって、また練習して…。結構、睡眠時間を削って没頭しました。深川監督はとても優しくて、けど譲らないところは絶対に譲らない人。それは、自分のためではなく全て作品のためで、周りはそんな監督のために頑張っていました。江口さんとは今回初めてご一緒させていただきましたが、これまで会ったことのないタイプの方で、好奇心がわきました。役柄的に反発し合うことも多かったので、一番長いシーンがドア越しだったのも印象的です。最高の現場でした。そこにいた人たち全員の想いがしっかりスクリーンに映っていることが、この映画の魅力だと思います」とのコメントが到着。鹿児島弁、そしてコックコート姿の蒼井さんを想像するだけで期待が膨らむが、蒼井さんのコメントにあった「(十村となつめ)役柄的には反発し合う」、「ドア越しのシーン」というのも気になるところ!ちなみに、本作は昨年の10月にクランクインし、1か月強の撮影を経て、12月の初旬にクランクアップ。深川監督は江口さんと蒼井さんを演出してみて「ジャズのライヴ演奏を楽しむドラマーのような感覚で映画作りをしたという印象があります」と感想を語っている。監督曰く「江口さんは、いままでTVドラマでは見せなかった姿を私たちにみせてくれました。蒼井さんは、同じ時代に映画人として存在出来て良かったと思わせてくれる響きを見せていただきました」とのこと。果たしてどのような仕上がりとなっているのか?2人のほかに、コアンドルの女主人を戸田恵子が、パティシエールを江口のりこが演じることも発表された。ビター&スイートなエンターテイメント『洋菓子店コアンドル』は正月第2弾として新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。
2010年05月08日映画『東京島』(篠崎誠監督)の完成報告会見が4月7日(水)、東京・銀座のエルメス銀座店で行われ、主演の木村多江、共演の窪塚洋介らが出席。“孤島”ロケのエピソードを語った。人気作家、桐野夏生の同名小説を原作に、孤島に漂着した平凡な主婦・清子(木村さん)が、島で唯一の女性となりながら夫の死後も若者23人の中で生き抜く姿を通じ、女性の根本的な強さを描くサバイバルストーリー。昨年10月に行われた沖縄と鹿児島・沖永良部島、徳之島での約2週間のロケをふり返り、木村さんは「岩場を歩いたり撮影現場に行くまでが大変で、毎日こむら返りになりました」と苦笑いしつつ「でも、いままでにないタフさを経験し、新しい自分に出会えた」と充実の笑顔。清子役に「これまで、みなさんのイメージもそうだと思いますがネガティブな役が多かったので、なぜ私?と思いましたが、島に行ったら私も生きるために本性をむき出しにすると思う」と共感を寄せた。窪塚さんは、若者23人のうちただ1人、清子に敵対心を抱く変わり者のワタナベ役。ロケ中は「車を借りて島を周り、コーディネーターができるくらいになった。ビーチが本当にきれいで人が来ないし楽園のようだった」とオフを満喫した様子。旅に必要なアイテムを聞く質問には「パッと思いつかないんで、(思いついたら)メールします」と持ち前の率直な物言い。共演の福士誠治から「そういう答え、アリなんだ?」と妙に感心されていた。旅にちなみ「初めて海外旅行に行ったとき、友達に騙されて『印鑑を絶対持っていけ』と言われて持っていったけど、いつ使うんだろう?と思い続け、結局使わなかった」と失敗談も披露。会場の笑いを誘った。会見では、本作がフランスの高級ブランド「エルメス」のシルクスカーフ「エルメス・カレ」とコラボレーションすることが発表された。エルメスと日本映画のコラボは初の試み。カレは劇中、清子ら登場人物が様々な使い方をすることで“活躍”する。この日、木村さんらはエルメスのスカーフを身につけて登場した。カレの東京島スペシャルカラーが同日から銀座店で、翌8日(木)から全国のエルメスショップで発売。『東京島』は今夏、全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:東京島 2010年夏、全国にて公開© 2010東京島フィルムパートナーズ■関連記事:40代主婦・木村多江、無人島で22人の男たちに囲まれ…桐野夏生「東京島」映画化!
2010年04月07日それは勝手なイメージから始まりました。「スナックよしえ」「スナックみやび」といった具合に、スナックの名前は圧倒的にひらがなが多いと思っていたのです。今回の調査で、その認識がいかに間違っていたかを思い知らされました。東京都中のスナック名をタウンページを使って調べ、ランキング化。その数、8000件超!途中、幾度もくじけそうになるのを乗り越え、ついに完成した「東京都のスナックの名前ランキング トップ5」をとくとご覧ください。1位:「花」16件2位:「愛」15件3位:「さくら」「華」 14件4位:「ひまわり」「雅」「舞」13件5位:「カサブランカ」「ゆき」「道」11件こうして見てみると、ひらがな名よりも圧倒的に漢字名が主流であることがよく分かります。それも漢字一文字のものが目立ちます。そんな中、ひときわ異彩を放っているのが「カサブランカ」。カサブランカは花の名前ですが、「さくら」や「ひまわり」と肩を並べるにはややマイナーな感じは否めません。また、「カサブランカ」はモロッコの港湾都市の名前でもあります。さらに、同名タイトルの映画で、主人公が酒場を経営し、さらに恋人と偶然の再会を果たすのもその酒場、そんなロマンチックかつ切ない背景が、スナックのママたちにウケているのでしょうか。真相は果たして……?謎は深まるばかりです。1位、2位の「花」と「愛」に至っては、「華」・「藍」・「あい」等、類似の別の表記の名前を合わせると、「ハナ」系が33件、「アイ」系が30件にものぼります。ハナ族、アイ族、この2種類が、スナックの名前界のツートップとして君臨しているようです。そして、スナックと聞いて多くの人が想像しがちな、ひらがなの名前ですが、トップ5入りしたものは少ないものの、かなりの数が存在しているのは間違いありません。「スナックゆうこ」「スナックあや」「みつこ」「みゆき」「ようこ」と、名前の種類が多岐に亘っているため、ランキングでは上位には入りませんでした。残念ながらランキングに入らなかったお店も、ユニークな名前であふれていました。●ゲームっぽい名前「スナックぷよぷよ」「スクエア」「ミュウ」「ビアンカ」「フローラ」「パパスクラブ」「ヘンリー」「ベビーサタン」「ぷよぷよ」は言わずと知れた落ちモノ系ゲーム、「スクエア」はFFシリーズ・ドラゴンクエストシリーズで有名なスクエアエニックス、「ミュウ」はポケットモンスターにおける幻のポケモン。そして特筆すべきは『ドラゴンクエスト5』に関連する名前が異様に多いことです。「ビアンカ」「フローラ」「パパス」「ヘンリー」はドラクエ5の登場人物、「ベビーサタン」はドラクエ5をはじめとしたドラクエシリーズに出てくる敵キャラクター。スナックのママはドラクエ5好きが多いのでしょうか。またしても謎は深まるばかりです。●漫画・アニメっぽい名前「さざえ」「スナックしんちゃん」「アシベ」「スナックムーミン」「ムーミン谷」「のんたん」「ルパン」「ルパン三世」「ルパンの館」「ルパン洋風居酒屋」子どもに人気の漫画から、家族で楽しむアニメまで、多様なラインアップとなっております。ここでは「ルパン三世」風の名前が健闘。スナックとルパン、確かになかなか親和性がありそうな組み合わせです。●そんな名前でいいのか?一文字系「あ」「ぶ」「ら」約8000件のうち、たったの3件でしたが、ひらがな一文字だけの名前をつけてしまっていた猛者がいました。くしくも並べて書くと「あぶら(油)」。これは何かの陰謀でしょうか?●なんだかとても楽しそう「たぬきぽんぽこ」「ぽんぽこ多ぬき」「にこにこ島」「ぴよぴよ村」「シンデレラのおばけやしき」「西国村わきあいあい」「あんぽんたん」「とんちん館」「豚珍館」「わかんない」たぬきだったり、ぴよぴよしていたり、わきあいあいと大騒ぎ。遊園地のアトラクションをほうふつとさせる名前が多いのも心躍るポイントです。「わかんない」なんて名前があっても、「あんぽんたん」と自虐的な名前にしてしまっても、やっぱりどこか楽しそうです。このように、名前ひとつだけで楽しませてくれる、サービス業の鑑・スナック。お気に入りの名前は見つかりましたか?私は、これだけあれこれツッコミを入れておいて、一番気になったスナックは「麻由美」。なんだかんだ自分の名前が使われているとうれしいものです。今回は東京都内、約8000件の調査でしたが、日本中では11万件近くもあるスナック。無難な名前で小さくまとまらず、度肝を抜くような珍ネーミングで今後も世の中を沸かせていってほしいです。(朝井麻由美+プレスラボ)【関連リンク】スナックの看板に思いをはせるスナックの看板をめぐる旅。スナック「あけみ」を探し求めて奔走する。お酒の「新ジャンル」にふさわしい名前は?ビールでも酎ハイでもない「新ジャンル」のアルコール飲料。そのネーミングを考えてみました。
2009年07月10日