焼肉レストラン「恵比寿焼肉 にく﨑」が、2022年7月15日(金)に恵比寿ホリックホテル1階にオープン。人気焼肉店「銀座焼肉 にく﨑」姉妹店が恵比寿に「恵比寿焼肉 にく﨑」は、肉フェスNo.1店や西麻布の有名焼肉店などを手掛けた“肉のカリスマ”岩﨑健志郎がプロデュースする、ナチュラルな焼肉レストラン。人気焼肉店「銀座焼肉 にく﨑」の姉妹店として、奥恵比寿に誕生する。“厳選和牛”の焼肉メニュー&豊富なナチュラルワイン「恵比寿焼肉 にく﨑」では、東京屈指の和牛を贅沢に楽しめるのが魅力。「和牛赤身肉のとろける焼きすき」や「焼かないレバーのカルパッチョ」、「最上級に柔らかい“和牛ヒレのけんしろう焼き”」など、肉好きにはたまらない厳選メニューを堪能することができる。また、野菜には日出ファームの自然野菜を使用。中央ヨーロッパやニューカリフォルニアをメインとした世界中のナチュラルワインも豊富に取りそろえる。全4種のコースメニューなお、ディナーコースは全4種類を用意する。焼肉とともにお酒をゆっくり楽しみたい人は「8品コース」、バランスよくお腹を満たしたい人は「10品コース」がおすすめ。心ゆくまで肉料理を味わいたい人は、ビーフカレーorミニハンバーガーが付く、ボリューム感満載の「11品コース」がおすすめだ。「アニバーサリーコース」には、ウェルカムドリンクやメッセージプレート付きのデザート、フラワーボックスに入った和牛ローストビーフの贈り物がセットに。大切な人との記念日や、お祝いの日にぴったりの内容となっている。【詳細】「恵比寿焼肉 にく﨑」オープン日:2022年7月15日(金)場所:恵比寿ホリックホテル1階住所:東京都渋谷区恵比寿南1丁目16-8営業時間:17:00~23:00(L.O. 22:00)定休日:日曜日 ※月曜日が祝日の場合は日曜日営業。席数:40席(個室あり)価格例:・8品のディナーコース 8,800円・10品のディナーコース 11,000円・11品のディナーコース 14,300円・8品のアニバーサリーコース 8,800円※季節ごとの旬の食材を使用するため、予約日により一部コースの内容が変更になる場合がある。
2022年07月18日デイリー使いにぴったりのニューアイテムがたくさん登場。アスリートの長﨑望未さんが新商品をお試し!アスリート・長﨑望未さんが新商品をお試し!1、AdrySモイストクレンジングクリーム乾燥肌への負担を抑えたふかふかテクスチャー。弾力のある独特な質感で、肌を摩擦からガード。シュガースクワランやシアバターなど、保湿成分たっぷり。「クリームは洗浄力が弱い印象だったけど、このアイテムは、アイメイクもしっかりオフできる。乳液のようなテクスチャーで、保湿感もバッチリ」。モイストクレンジングクリーム 120g¥2,750(TAISHO BEAUTY ONLINE TEL:0120・160・901)2、SNIDELシルキー タッチ アイズ EX02夏の気分を盛り上げるブラウン×オレンジの限定色。太陽の熱気が残る、夏の夕暮れ時をイメージ。ほんのり焼けた肌にマッチする。「優しい印象に仕上がる暖色系。左のシアーブラウンをぼかすだけで、ぱっちりした眼差しに。キラキラした輝きで表情がパッと明るくなるので、気分を上げたいときにぴったり」。シルキー タッチ アイズ EX02¥2,970 限定発売(スナイデル ビューティ TEL:03・3261・9968)3、JILLSTUARTブリリアントジュエル シアー オードトワレ庭に咲き乱れる花々がみずみずしく光り輝く様を表現。フレッシュフルーティフローラルブーケの香り。「箱を開けたとき、“可愛い~!”と声を上げてしまったお洒落な見た目。インテリア小物っぽく部屋に飾っておくだけで幸せ。香りは優しくふんわりした感じ。耳元につけても邪魔になりません」。ブリリアントジュエル シアー オードトワレ 30ml¥6,380(ジルスチュアートビューティ TEL:0120・878・652)4、Primavistaさらさらロングキープパウダーマスク着用時のベースメイクを一日中キレイにキープする。テカリや化粧崩れ、マスクへの色移りを防ぐルースタイプのフェイスパウダー。「マスクをすると血色が悪くなり肌がくすみがちでしたが、マスクを取っても明るく血色感をキープできていたのでびっくり。パウダーがしっとり肌に密着して、ベタつきを防ぎます」。さらさらロングキープパウダー¥2,420*編集部調べ 7月9日発売(花王 TEL:0120・165・691)ながさき・のぞみアスリート。ソフトボール元日本代表。ファッションブランド『nopon』をプロデュース。「紫外線が強くなってきたので、肌の透明感を保つために色々な日焼け止めを試しています」※『anan』2022年7月13日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・風間裕美子
2022年07月09日一人の独身女性が、多数の男性との旅を通して運命の相手を探す『バチェロレッテ・ジャパン』。注目の2代目バチェロレッテ・尾﨑美紀さんに、恋愛観や旅を経ての変化などを伺いました。自分を大事にすることが運命の人を知る第一歩に。今回、誰もが憧れる完ぺきな女性=バチェロレッテに選ばれた尾﨑美紀さん。これまで仕事に邁進してきた彼女が恋愛に向き合おうと決意したのは、「寄り添ってくれるパートナーが欲しい」と思ったことがきっかけだったという。「起業して5年経ちますが、昨年、会社に関して大きなショックを受ける出来事がありました。それまでは、どんなに辛くても“私が頑張らなきゃ”と一人で乗り越えてきたのですが、その時初めて辛い気持ちをシェアできる人がいたら幸せだろうなと思ったんです。ずっと、恋愛よりも仕事が大事だからとあえて深い関係を作ってこず、ちゃんと話し合いをせず別れたことも。このままでは一生一人だし、そんな自分を変えたいと思って参加を決めました」男性参加者は全部で17名。旅の中で行われるデートやイベントを通じてコミュニケーションをとり、運命の一人を見つけていく。「どんな男性が来るかということは本当に会うまでわからず、資料なども一切ありませんでした(笑)。実際に対面する日の前日は、初めましての人と短い時間で距離を近づけることができるのかなと、不安でドキドキ。でも、みなさん本当に気持ちを惜しみなく伝えてくださるので、私も対等に向き合い、自分の個性を知ってもらうために心を開くことを意識しました。大事にしたのは、“この人を幸せにしたい!”と思えるかどうかです。今後、ずっと一緒に過ごす結婚相手としてのパートナーを選ぶので、自分が無償で何かをしてあげたいと思える相手じゃないと続かないなと思ったんです」毎回、バチェロレッテが気に入った男性にローズを渡すローズセレモニーは大きな見どころの一つに。「正直、旅の中で一番迎えたくない時間でしたね。みなさん本当に素敵な方たちで、それぞれにいいところを持っていて、真剣に向き合ってくださる。だけど、人として好きであっても結婚のパートナーとして違うのであれば断らないといけないので辛かったです。“もっと自分のことを伝えればよかったかな”などと後悔して、眠れない夜もありました。でも、そうしてコミュニケーションをとる時間が少ない中で、お互いをどうやって理解するかということを真剣に考えたからこそ、旅を終えた後、恋愛に限らずどんな人間関係においても、自分の気持ちをちゃんと言葉にして伝えることを以前にも増して意識するようになりました」男性だけでなく自分のこともしっかりと見つめたことで成長し、自己肯定感も高まったと尾﨑さん。「これほど自分に向き合った体験は本当に久しぶりでした。会社の成功を考える機会は多かったけど、自分個人の幸せに関しては、ほとんど考えてこなかったので。旅の間はずっと、私が望んでいること、誰といるのが幸せかを知ることに時間を費やしました。そうして気づいたのは、まず、私が私のことをきちんと理解していなかったり、認めていないと、ほかの誰かを幸せにするのは難しいということです。相手に合わせるのではなく自分軸を大事にし、自分が自分のファンでいることが、運命の人を見つけて幸せにするための第一歩なんだなって。きっと、anan読者のみなさんも、これからの人生について真剣に考えている方が多いと思うんです。私は今回、仕事を脇に置いて、一人の人間として恋愛に向き合いました。この旅を通じて共感してくださったり、自分の幸せについて考えるきっかけになったり、“この人も頑張ってるんだな”と前向きな気持ちになっていただけたら、旅に参加した甲斐があります。ほかにも、海外での豪華なデートなど非日常的な世界観を堪能したり、参加男性の中に推しを見つけたりと本当にいろいろな楽しみ方ができる番組だと思うので、ぜひ、見ていただけたら嬉しいです!」『バチェロレッテ・ジャパン シーズン2』配信開始日:2022年7月7日(木)夜10時よりPrime Videoにて独占配信開始(全10話)7月7日(木)夜10時 第1話~第3話7月14日(木)夜10時 第4話~第6話7月21日(木)夜10時 第7話~第8話7月28日(木)夜10時 第9話~第10話©2022 Warner Bros. International Television Production Limitedおざき・みき愛知県出身。実業家。「DINETTE」代表。美容メディアと、コスメブランド『PHOEBE BEAUTY UP』を手がける。趣味はピアノやクラシックバレエなど。※『anan』2022年7月13日号より。写真・土佐麻理子取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2022年07月09日7月1日、「文春オンライン」によって報じられた広瀬すずと俳優の山﨑賢人(27)の熱愛。二人は広瀬の誕生日を一緒に過ごしたほか、その後も山﨑が事務所の送迎車で広瀬の自宅を訪れる姿も目撃されたという。また、「文春オンライン」の取材に対し、双方の事務所は「プライベートは本人に任せております」と否定しなかった。公開中の映画『流浪の月』での演技が絶賛されている広瀬。これまでにも、NHK朝ドラ『なつぞら』など数多くの話題作に出演している。さらに、山﨑も主演を務める映画『キングダム2 遥かなる大地へ』の公開を7月に控える、売れっ子俳優だ。超売れっ子カップルの誕生が報じられると、ネットもお祭り騒ぎに。Twitterでは「広瀬すず」がトレンド入りし、《ビッグカップルすぎる!》《めちゃくちゃお似合い》といった祝福の声が相次いだ。山﨑との愛を育む広瀬だが、姉の広瀬アリス(27)も“大物”との熱愛が報じられている。「アリスさんは今年の1月に関ジャニ∞の大倉忠義さん(36)との交際が報じられました。2人は、昨年1月クールに主演した連ドラ『知ってるワイフ』(フジテレビ系)での共演をきっかけに親交を深め、昨年夏ごろから交際に発展したといいます。この時も、“大物カップルすぎる”と話題を呼びました」(芸能関係者)姉妹そろってビッグカップルという“最強ぶり”に驚愕の声が上がっている。《大倉忠義と山崎賢人が義兄弟になる日が来るかもしれないってこと、、広瀬家の身内豪華すぎない、、、、?》《広瀬すず×山崎賢人、広瀬アリス×大倉忠義はすごいよね…。広瀬姉妹えっぐい》《大倉忠義広瀬アリス山崎賢人広瀬すずが義理家族なのやばない?》《広瀬すずと山崎賢人、広瀬アリスと大倉忠義が親戚になる未来ありえるの?なにそのバグってる顔面偏差値》《広瀬アリスすずと大倉くんと山崎賢人が親戚になる可能性あんの冷静に漫画の世界すぎひんか??》
2022年07月02日7月1日、広瀬すず(24)と山﨑賢人(27)の熱愛が「文春オンライン」によって報じられた。報道によると、二人は、広瀬の誕生日である6月19日未明から広瀬の自宅マンションで過ごし、19日の午後には東京ドームで「Yogibo presents THE MATCH 2022 天心VS武尊」を観戦。その後、広瀬のマンションに二人で帰宅したという。その後も山﨑は、事務所の送迎車で広瀬の自宅を訪れていたと報じられている。「文春オンライン」の取材に対し、双方の事務所は「プライベートは本人に任せております」と交際を否定しなかった。そんな二人は’16年に公開された映画「四月は君の嘘」で初共演。当時、シネマカフェのインタビューに対し、山﨑は共演によって広瀬の印象が大きく変わったと答えている。《共演する前は、すごく可愛らしくて柔らかい雰囲気がありましたが、ヴァイオリンを一生懸命に演奏している姿、役に向きあっている姿からはもの凄い芯の強さを感じました》広瀬も共演前に抱いていた“クール”な山﨑の印象が、撮影を経て激変。テレビジョンの取材に対し、《(賢人くんは)すごく面白いんだけど、ちょっと間が抜けている》と語っていた。そして、映画の撮影を通じて徐々に打ち解けていったようだ。「2人はともに人見知りな性格だといいますが、海岸を自転車で走ったり、川に飛び込んだりという“ザ・青春映画”な撮影をしていくうちに、距離が縮まり、撮影を楽しむようになったそうです。川に飛び込むシーンでは、山﨑さんが広瀬さんのびしょぬれになった姿を携帯で撮影するなどして、とても盛り上がったといいます。いつから交際を始めたかはわかりませんが、ともに楽しく撮影を乗り越えた経験があるからこそ、役者同士としても互いに信頼しているのではないでしょうか」(映画関係者)昨年放送された『おしゃれイズム』(日本テレビ系)で、“好きな女性のタイプ”について聞かれると「明るい子」と答えていた山﨑。広瀬はぴったりのお相手かも!?
2022年07月01日映画『ツユクサ』の大ヒット御礼舞台挨拶イベントが行われ、主演の小林聡美と平山秀幸監督とともに、キャストとして出演している人気落語家の瀧川鯉昇、桃月庵白酒が登壇した。SNS上には「心温まる映画」「ほっこりした!」という感想があふれる中、一方では落語ファンから支持を集める人気落語家たちが意外な役どころで出演していることが話題に。主演の小林さん演じる五十嵐芙美が通う断酒会の会長を演じた瀧川鯉昇、江口のりこ演じる妙子の恋人でお寺の住職役を演じた桃月庵白酒も今回登壇し、撮影時の様子や共演者とのエピソードを“落語好き”の小林さんを交えて繰り広げた。隕石が人にぶつかる確率は1億分の1。50歳を目前にした主人公・芙美はこのあり得ない出来事に遭遇した日を境に、日常の中でささやかな幸せを見つけていく本作。小林さんは「観ていただいた後の舞台挨拶ということで温かい雰囲気があってとても嬉しいです」と、会場に詰め掛けた観客に感謝を述べ、大きな拍手で迎えられ舞台挨拶がスタート。劇中で芙美が通っていた断酒の会の会長・潮田欽三役を演じた鯉昇師匠は「落語ではほとんど緊張することはなくなったんですが、こういう舞台挨拶に立つのは初めてなので、緊張しております。いじめないでください!」と挨拶し会場を沸かせ、お寺の住職の菊池純一郎役を演じた白酒師匠も「まさかこういう場所に立つとは思いませんで、高座の方が楽だなと。いじめないでくださいね」と続け笑いを誘った。MCを務めるのは、断酒の会の会員・塚本葵役を演じた鈴木聖奈。彼女から出演のオファーを貰ったときの気持ちを聞かれると鯉昇師匠は「監督には10年越しくらいでお世話になっているんですけれど、衣装も変えなくていいし、化粧もしなくていい役をくれるんです。今回もそうで、とても楽しいです!」と喜んだそう。白酒師匠は監督からは簡単な撮影になると聞かされたようで、「当日の衣装が思った以上に重くて、1日中撮影をした」と大変だったことを明かし、小林さんも「本当に怖いくらい辛そうでしたよね」と共演シーンをふり返った。白酒師匠は「本来なら私が元気づけなきゃいけないのに、小林さんや江口さんから“頑張って、もう少しだよ”と声をかけてもらった」と感謝を伝え、「ただそのかいあっていい映画に仕上がったんじゃないかなと思います」と続け、笑いを誘った。さらに「体重を5キロぐらい増やして役作りをした」と畳みかけた。断酒会に通う芙美だが、実際の小林さんはお酒がほとんど飲めないそう。「お酒が私に寄ってきてくれない。でも酔っぱらうとすごく陰気になります」と役柄とは真逆であることを明かし、「長い人生で泥酔された方々を沢山見てきたので、それを役作りの参考にしました」とつづけた。また落語が大好きだという小林さんは、今作で噺家さんのお2人の出演を聞いたときに「やったー!」と大喜びしたそうで、「こんな近いところで落語以外の話を聞けるのはほんとに貴重なことで」と撮影時を懐かしむ様子も。小林さんとの共演について鯉昇師匠は「やりたいという気持ちだけで役者としての修行は何もしてないので、お前たちこんなところに来てるんじゃなくてほかにやることあるだろうって思われているんじゃないか」と、落語好きの小林さんにどう思われているか心配しながら撮影していたと明かすと、小林さんは「お着物だとほんとに噺家さんという感じですが、どうして普通の衣装もあんなに似合うんでしょうか」と役に自然になりきる鯉昇師匠に驚いたそう。白酒師匠は「ミーハーなもんですから、撮影のときにまず江口のりこさんを見て『江口のりこだ!』と感激したけれど、撮影が始まってしまうと、その余裕がなくなるくらい、ひたすら撮影が大変でした」とふり返りつつ、平山監督の演出は勉強になったとほほ笑んだ。また、平山監督は鯉昇師匠と白酒師匠の起用理由について「話し屋さんの存在感が面白くて、演技が上手いとか下手とかじゃなくて味っていうんですかね」と役者にはない2人の特別な存在感に言及した。『ツユクサ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ツユクサ 2022年4月29日より全国にて公開©2022「ツユクサ」製作委員会
2022年05月11日向田邦子の最高傑作「阿修羅のごとく」が、この秋舞台化されることが決定。物語の中心となる四人姉妹役は、小泉今日子、小林聡美、安藤玉恵、夏帆が務める。とある日、三女・滝子の話したいことがあるという連絡により、四姉妹が集まることに。数日前、70才を迎える父親が愛人らしき人物といるところを目撃した滝子は、興信所に父の身辺調査を依頼したのだ。四人は、母親に知られることなく父に浮気を解消してもらうための作戦を練る。そんな姉妹だが、実は自身の生活にもそれぞれ悩みを抱えていた。長女・綱子は仕事先の妻子ある男性と不倫関係、次女・巻子は夫の浮気の予感にもやもやした日々を過ごし、三女・滝子はその堅い潔癖さで男との出会いもなく、四女・咲子はボクサーの彼との不安定な生活に疲弊していた。ままならない現実をあたふたと、それぞれの業を抱えて正直に生きようとする四姉妹の闘いの日々は続く、阿修羅のごとく…。1979年のドラマ放送当時、和田勉の斬新な演出と加藤治子、八千草薫、いしだあゆみ、風吹ジュンの共演で視聴者に鮮烈な印象を残し、再放送の度にファンを増やしていった名作「阿修羅のごとく」。2003年には映画リメイク、2004年、2013年には商業演劇として舞台化。今回の舞台は、向田さんのセリフをほぼそのままに、シーンと登場人物を大幅にカットし、“四姉妹のバトル”に焦点を当てた物語となっている。奔放に生きようとする長女・綱子役には、向田作品との縁が深い小泉今日子。平和に、堅実に生きようとする次女・巻子役を、主演映画『ツユクサ』が公開中の小林聡美。女らしさを秘めつつも不器用に生きる三女・滝子役を「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」の好演も記憶に新しい安藤玉恵。自由にそして必死に生きる四女・咲子役は、『海街diary』の夏帆が務める。ほかにも、三女に父親の身辺調査を依頼される探偵、恋人・勝又と四女の恋人・陣内を岩井秀人。長女の不倫相手・貞治と次女の夫・鷹男を山崎一と、それぞれ2役を演じ分ける。なお、演出は女優・木野花。脚色は『十二人の死にたい子どもたち』『アイ・アム まきもと』の脚本を手掛ける劇作家で演出家の倉持裕。劇場は、四方向に客席を設置し、ステージを囲む形で観るセンターステージ形式となっており、姉妹たちの生々しい戦いに立ち会うような臨場感ある空間作りを目指す。また合わせて公開されたビジュアルは、写真の周りに大宮エリーによる、女優たちそれぞれをイメージして描いた華やかな色彩の花の絵画とコラボ。姉妹のプリミティブな美しさと力強さを際立たせている。<キャスト・スタッフコメント>●木野花(演出)ドラマ「阿修羅のごとく」はリアルタイムで観ていました。お茶の間という枠を超えて、日常を揺さぶられた感じで衝撃でした。“阿修羅”は誰の中にも潜んでいると意識したのもその時です。ドラマの中で役者達が、一歩も引かずに火花を散らしている。その気にさせる何かがこの作品にはある。それを覗いてみたい。怖いもの知らずで今回乗ってみようと覚悟しました。そして心強いことに、この挑戦に打って付けの怖いもの知らずの顔ぶれが揃いました。一筋縄ではいかない魅力を秘めつつ癒される、最強の四人姉妹。こんな姉妹が観たかった! 遠慮なく体当たりでぶつかっていこうと思っています。何が飛び出すかしかと見届けて頂きたい。●小泉今日子大好きな向田邦子作品を舞台で演じることができるなんて!生きててよかったです。信頼している俳優たち、尊敬している演出家とともに作り上げることができるなんて!生きててよかったです。私は3人姉妹の末っ子として育ちましたが、今回は長女役。長女の立場から3人の妹たちを眺めたとき、どんな思いが心に生まれるのか。敏感に心を研ぎ澄まして稽古に臨みたいと思っています。●小林聡美もはや伝説といっていい向田邦子の「阿修羅のごとく」を、木野花さんの演出で、小泉さん、安藤さん、夏帆さんという素晴らしい俳優のかたがたと作り上げる時間を想像するだけで、気絶しそうです。40年以上前に書かれ、これまでも何度となく映画や演劇となった作品ですが、今、この世界観をどうやって表現していくことになるのか、楽しみです。●安藤玉恵「木野さんの演出で、向田作品の舞台で、阿修羅のごとく、四姉妹のお話で…」最後まで話を聞かずに「やりたいです!!」と言った記憶があります。その日から興奮しちゃって、向田さんのエッセーをめくる指にも気持ちが入ってしまっています。今まで黙っているのがツラかった(笑)。真夏の稽古、熱くなりそうです。●夏帆数年ぶりの舞台で今からとてもそわそわしています。この作品のお話をいただいたときに、これは絶対にやりたい...!と胸が高鳴って、また舞台の世界に飛び込んでみようと、覚悟を決めました。稽古に向けて、きりりとリズムカルな向田さんの言葉たちとどう向き合っていこうかと想像する日々はとても楽しいです。初舞台のときにとてもお世話になった木野花さんの演出のもと、頼もしい先輩方の背中を追いながら、精一杯がんばります。●岩井秀人ど偉い俳優さんたちと一緒に出ることになったなあと、感慨に耽っております。思えば引きこもり時代に見ていたのが「やっぱり猫が好き」でして、小林聡美さんの演技だか遊んでるんだか分からない自由すぎる挙動に目を回しておりました。やがて「俳優になってみたい」と引きこもりから脱出して30年ほど経ち、こんな場に呼ばれるとは。共演者の皆さま、軒並み「どうやってるんだか分からない」人たちばかりで、俳優フェチとしては稽古見学だけで済ませたい心持ちですが、めちゃくちゃ楽しもうと思っております。●山崎一出演が決定してとても嬉しかったですね。だって、このメンバーで向田邦子さんの「阿修羅のごとく」をやるんですよ!笑 しかも演出が木野花さんですからね。今からワクワクしてます。台本を読んで感じたのは出てくるキャラクター全員が愛おしいく感じたこと。観に来てくださるお客様もきっとそう感じてくれると思います。そうなるように、頑張ります!モチロンプロデュース「阿修羅のごとく」は9月9日(金)~10月2日(日)シアタートラムにて上演。※兵庫公演予定あり(cinemacafe.net)
2022年05月10日今日を精一杯に生きる“大人のおとぎ話”を描く、小林聡美主演映画『ツユクサ』より、小さくて大きな奇跡のはじまりのシーンを映した本編映像が公開された。今回公開された映像は、小林さん演じる芙美の車と隕石が衝突する本編シーン。宇宙好きの少年・航平(斎藤汰鷹)は、望遠鏡で星を観察中、隕石が落ちていくのを目撃。同じ頃、海岸沿いの道路を運転する芙美もまた、光を放つ何かを見て、思わず目を細める。一旦、車を停止させ、注意を払って再び発車させると、突然、大きな衝撃があり、車は制御不能に…。物語の冒頭で起きる、1億分の1の確率と言われる隕石との衝突。これは、芙美の日常に起きた一つ目の奇跡であり、これをきっかけに、芙美の日常に小さくて大きな奇跡が訪れることになる。「みなさんの暮らしの中でも、ある日突然起こりうる奇跡を、存分に楽しんでほしい」と語る小林さんは、「私自身は50代半ばを過ぎましたが、その年齢になったからこそ受け入れられることってあると思うんです。隕石にぶつかったり、恋愛したり、『ないないない!』と決めつけないで、そんな出来事にぶつかった自分は『結構持ってるよね』と面白がってみる。そんな軽やかな気持ちで見ていただけると嬉しいです」とコメントしている。『ツユクサ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ツユクサ 2022年4月29日より全国にて公開©2022「ツユクサ」製作委員会
2022年05月06日本日4月29日(金・祝)公開の映画『ツユクサ』より、小林聡美と松重豊が演じる芙美と篠田が、ペアルックで草笛を吹きながら海辺を散歩するほっこりデートシーンの映像が到着した。夕暮れ時の海辺にて、一緒に散歩をする芙美と篠田は、デニムに白シャツを羽織った、さりげない爽やかなペアルック姿。篠田が芙美に草笛のリクエストを尋ねると、芙美は「なんでもー?」とおどけて返事。少し考え込みながらも、思い付いたように「あなたの心に風があるなら~♪」と、芙美にとって母との思い出の曲だという本作の主題歌、中山千夏の「あなたの心に」のメロディーを口ずさむ。それに続けて、篠田が草笛を吹きはじめると、顔を見合わせ笑い合う2人。そしてそのまま草笛を吹きながら歩き、最後には息が切れ気味になりながら頑張る篠田の姿に、また思わず笑い出す芙美。穏やかで幸せな時間が流れ、思わずほっこりする映像だ。『ツユクサ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ツユクサ 2022年4月29日より全国にて公開©2022「ツユクサ」製作委員会
2022年04月29日小林聡美を主演に迎えた映画『ツユクサ』。この度、平山秀幸監督が「3人の絡む芝居はカットをかけたくない」とふり返る、小林さんと平岩紙、江口のりこ、仲良し3人組の昼食シーンをとらえた本編映像が解禁となった。小林さんが演じる、過去を抱えながらも“いま”を生きる主人公・五十嵐芙美にこれから訪れるだろう幸せや希望を爽やかに映し出した“大人のおとぎ話”となる本作。この度解禁されたのは、タオル工場の同僚で友人の芙美(小林聡美)、直子(平岩紙)、妙子(江口のりこ)の仲良し3人組の、掛け合いが絶妙なランチシーンの本編映像。お昼休憩の時間になり、お弁当を持って工場から出てくる3人が、それぞれ肩や手首、リュウマチなど体の痛む部分を訴え、たわいない会話を交わしながら海岸へと向かう。海岸で海を見ながらお弁当を頬張る3人が、芙美が通っている断酒の会をネタに、芙美が「いるわけないでしょう、いい男なんて」と出会いを否定すると、直子が「ちょっとくらい良いかなっていうのはいるでしょ!ねぇ?」と妙子に話を振り、妙子がすかさず「いるいる!」と答える。そんな2人に芙美が呆れ気味に「あのねぇ、断酒の会だよ。別に男探しに行ってるわけじゃないから」と答えると、直子が「そんなの関係ないよ。断酒の会だろうが、陶芸教室だろうが、きっかけだもん、出会いなんか」と返し、妙子も笑いながら「きっかけ!」と直子に同調するのだ。平山監督は「小林さんとのバランスもありますが、あの3人の絡む芝居はカットをかけたくないです。延々とやってもらいたい。(笑)ずーっと見ていたかったです」と3人のシーンを大絶賛。小林さんも「江口さんと平岩さんが素晴らしい俳優さんなので、ただただ楽しかった。他愛もないやりとりが本当に楽しくて、もっと3人のシーンがあったらいいのにって思ったほどです」と、撮影を楽しそうにふり返っている。『ツユクサ』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ツユクサ 2022年4月29日より全国にて公開©2022「ツユクサ」製作委員会
2022年04月26日野田サトルの人気漫画「ゴールデンカムイ」が実写映画化。映画『ゴールデンカムイ』として2024年1月19日(金)に公開される。主演は山﨑賢人。人気コミック『ゴールデンカムイ』が実写映画化映画『ゴールデンカムイ』は、週刊ヤングジャンプを代表する人気漫画『ゴールデンカムイ』を実写化した作品。原作コミックは2023年8月までに全31巻でシリーズ累計2700万部を超えるベストセラーであり、明治末期の北海道・樺太を舞台に、元兵士の杉元佐一やアイヌの少女アシㇼパを中心とした金塊争奪戦を描く。冒険あり、歴史あり、狩猟ありのエンターテインメント超大作だ。キャラクター&キャスト - 主人公・杉元佐一に山﨑賢人主人公・杉元佐一(すぎもとさいち)...山﨑賢人元大日本帝国陸軍第一師団の隊員。並外れた度胸と驚異的な回復力をもち、日露戦争での鬼神のような戦いぶりから「不死身の杉元」と呼ばれる。除隊後、戦死した親友との約束を果たすべく、ゴールドラッシュに沸く北海道へと赴く。そこで、埋蔵金の存在を知った杉元は、その在りかが描かれているという「刺青人皮(いれずみにんぴ)」を求めて旅をする。※刺青人皮:網走脱獄から脱獄した囚人たちの刺青が入った皮をはいだもの。アイヌ金塊の行方が記されている。刺青人皮の脱獄囚は全部で24人。アシㇼパ...山田杏奈アイヌの少女。和人の言葉を理解し、山での暮らしや狩猟の知識にたけている。ヒグマに襲われる杉元を助けたことから相棒として、埋蔵金を巡る旅をすることになる。彼女が危機に陥るとエゾオオカミのレタㇻが駆けつける。尾形百之助(おがたひゃくのすけ)...眞栄田郷敦大日本帝国陸軍第七師団上等兵の凄腕スナイパー。300メートル以内なら確実に相手の頭を打ちぬくことができるほどの精密射撃を得意とする。情勢によって身の振り方を変える狡猾さから“コウモリ野郎”とも呼ばれる。月島基(つきしまはじめ)...工藤阿須加第七師団軍曹で鶴見中尉の側近。日露戦争でも鶴見中尉の補佐として参加し、戦後も彼が掲げる軍事政権樹立の野望を実現させるために動く。実直な性格で、第七師団のなかでは珍しく常識的な人物。二階堂 浩平/洋平(にかいどうこうへい/ようへい)...栁俊太郎(一人二役)第七師団一等卒。双子の軍人。外見だけでなく、挙動や好戦的な性格まで似ている。小樽で刺青人皮を探していた杉元を連行する際に抵抗されたことを恨む。寅次(とらじ)...泉澤祐希杉元と梅子の幼なじみ。杉元とともに二〇三高地の戦場へ出向く。白石由竹(しらいしよしたけ)...矢本悠馬“脱獄王"の異名を持つ天才脱獄犯。関節を自在に外すことができる特異体質と、身体のあちこちに忍ばせている釘や針金などの道具を駆使し、脱獄を繰り返している。今では脱獄での懲役が元の罪で課せられた懲役を上回るほど。埋蔵金の在り処を示す刺青が刻まれた24人の脱獄囚のひとり。牛山辰馬(うしやまたつうま)...勝矢10年間無敗を誇ったことから「不敗の牛山」と呼ばれる柔道の達人。鍛え上げた強靭な肉体をもち、ハンペンのように分厚く盛り上がった額は、突き立てられた釘を跳ね返すほど硬い。一方で、抑えの効かない旺盛な制欲を持て余しており、時としてそれが仇となる……。梅子(うめこ)...高畑充希杉元の幼なじみで彼が金塊争奪に動き出す理由にもなる。谷垣源次郎(たにがきげんじろう)...大谷亮平第七師団一等卒。狩猟を生業とする東北マタギの生まれで、山で生きるすべを心得ている。物静かで多くを語ることはない。ある目的のため、故郷の秋田を捨てて屯田兵に志願し、日露戦争後も軍に残る。永倉新八(ながくらしんぱち)...木場勝己元・新選組二番隊組長で剣の達人。普段は穏やかな好々爺だが、剣の腕はいまだ健在で、戦闘になるとすさまじい剣さばきをみせる。フチ...大方斐紗子アシㇼパの祖母。病死した夫が村で一番偉い人物だったため、村人から一目置かれている。アシㇼパと違い和人の言葉は話せない。後藤竹千代(ごとうたけちよ)...マキタスポーツ北海道に眠る莫大な金塊の存在を杉元に伝える男。杉元を金塊争奪戦に引き入れた元凶。アシㇼパの大叔父(おおおじ)...秋辺デボアシㇼパのことを大切に思い、幸せを願う。鶴見篤四郎(つるみとくしろう)...玉木宏大日本帝国陸軍第七師団の中尉。情報収集および分析能力に長けた情報将校で、勘の鋭さから上官にも危険視されるほど。杉元とアシㇼパが探す、金塊を同じく狙う。日露戦争で命を懸けて戦いながらも報われなかったことから北海道征服を目論み、金塊を軍資金代わりに必要としていた。なお、前頭部をプロテクターで覆った風貌は、日露戦争の奉天会戦で負った大けがの保護のため。土方歳三(ひじかたとしぞう)...舘ひろし元新選組・鬼の副長。土方は箱館戦争で戦死したとされていたが……。杉元・鶴見と同じく金塊を狙う。アチャ… 井浦新アシㇼパの父。大自然で生き抜くための狩猟の技術やアイヌの知恵をアシㇼパに教えるが、金塊を奪った男に殺されてしまう。アシㇼパは、父の死の真相を知るために金塊探しの旅に出ることになる。なお、“アチャ”とはアイヌ語で「父」という意味。オソマ…永尾柚乃アシㇼパの従妹であり、コタン(村)で暮らすアイヌの少女。アイヌでは赤ん坊に病魔が近寄らないよう、あえて汚い幼名を付け魔除けをする風習があり、身体が弱かった彼女は、アイヌ語で「うんこ」「うんこをする」という意味であるオソマの名がつけられた。口琴(こうきん)と呼ばれるアイヌの伝統楽器「ムックリ」を弾くのが好きで、アシㇼパのチセ(家)に訪れた杉元を歓迎する。ナレーション…津田健次郎TVアニメ版「ゴールデンカムイ」では尾形百之助役を演じているが、実写版映画『ゴールデンカムイ』ではナレーションを務める。監督は久保茂昭、脚本は黒岩勉映画『ゴールデンカムイ』は『キングダム』シリーズの制作プロダクション「クレデウス(CREDEUS)」が手掛け、監督はアーティストのMVを数多く手がけた久保茂昭、脚本は『キングダム』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』『ONE PIECE FILM RED』の黒岩勉が担当する。これまでにTVアニメシリーズや展覧会「ゴールデンカムイ展」など、様々な形で展開されてきた人気漫画が映画『ゴールデンカムイ』ではどのように描かれるか注目だ。主題歌はACIDMAN 「輝けるもの」映画『ゴールデンカムイ』の主題歌は3ピースロックバンド・ACIDMANによる「輝けるもの」。『ゴールデンカムイ』のファンと明言するACIDMANが本作のために書き下ろした楽曲で、大自然の中で抗いながら命を燃やす人々の生き様をエモーショナルに歌い上げる、ロックサウンドに仕上げている。臨場感あふれる4DX版上映もまた、映画『ゴールデンカムイ』は2024年2月16日(金)より60館の劇場にて4DX版も上映。4DX版ではシートの揺れや振動を感じることができる他、二〇三高地の激戦シーンや雪山でのバトルシーン、ヒグマ、レタㇻが登場する場面、しずる感あふれるグルメシーンなど見所の数々を、臨場感たっぷりに楽しむことができる。『ゴールデンカムイ』特集の雑誌『SWITCH』雑誌『SWITCH』2024年2月号では、原作の漫画『ゴールデンカムイ』誕⽣の経緯から映画化に至るまでを特集。原作者・野⽥サトルのインタビューやキャラクター解説をはじめ、⼭﨑賢⼈・⼭⽥杏奈・眞栄⽥郷敦・⽮本悠⾺・⽟⽊宏といった映画キャストのインタビューも掲載する。また、原作漫画の世界がどのように映像化されていったのかを、映画制作陣にも取材。監督・脚本をはじめ衣装デザインやフードコーディネート、アイヌ語・文化監修など、映画を構成する重要な要素を担うスタッフへのインタビューを通じて、制作背景を紐解いていく。映画『ゴールデンカムイ』あらすじ舞台は気高き北の大地・北海道。時代は、激動の明治後期。「不死身の杉元」との異名を持つ日露戦争の英雄・杉元佐一は、ある目的のために大金を手に入れるべく、北海道で砂金採りに明け暮れていた。そこで杉元は、アイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。金塊を奪った男「のっぺら坊」は、捕まる直前に金塊をとある場所に隠し、そのありかを記した刺青を24人の囚人の身体に彫り、彼らを脱獄させた。囚人の刺青は24人全員で一つの暗号になるという。そんな折、野生のヒグマの襲撃を受けた杉元を、ひとりのアイヌの少女「アシㇼパ」が救う。という名の少女は、金塊を奪った男に父親を殺され、父の仇を討ちたいアシㇼパは、金塊を追う杉元と、行動を共にすることとなる。【作品詳細】映画『ゴールデンカムイ』公開日:2024年1月19日(金)監督:久保茂昭脚本:黒岩勉音楽:やまだ豊出演:山﨑賢人、山田杏奈、眞栄田郷敦、工藤阿須加、栁俊太郎、泉澤祐希、矢本悠馬、大谷亮平、勝矢、高畑充希、木場勝己、大方斐紗子、秋辺デボ、マキタスポーツ、井浦新、玉木宏、舘ひろし※4DX版上映劇場(2月16日(金)~)は公式サイトにて告知。■雑誌『SWITCH Vol.42 No.2』(2024年2月号)特集 ゴールデンカムイ[命を描く]発売日:2024年1月20日(土)価格:1,100円©野田サトル/集英社©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2022年04月22日小林聡美が『東京オアシス』(2011)以来、約11年ぶりに主演した映画『ツユクサ』完成披露プレミアイベントが行われ、小林さんをはじめ、松重豊、斎藤汰鷹、ベンガル、そして平山秀幸監督が登壇した。まず満席の客席を見渡した小林さんは「今日はあいにくの雨ですが、たくさんお集まりいただいてありがとうございます。短い間ですが、楽しい時間を持てたらと思っております」と挨拶。松重さんも「こうやって満席のお客さまの前で舞台挨拶ができるのは感慨深いです」としみじみ。本作でラブストーリーに挑んだ平山監督は「この作品は10年くらい前から企画が浮かんでは沈んで、ということを繰り返してきました。ですから、ようやく皆さんに観ていただけるということ、非常にうれしく思います」と晴れやかな表情。さらに「10年ってやはり長いようで短くて。だからこのメンバーで撮影することができて、落ちつくところに落ちついたという気がして非常にうれしいです」と付け加え、待望の映画完成に喜びをかみ締めた。小林さんも、本作は挑戦となる役だったという。「私はこれまで、あまり恋愛がらみのシチュエーションがなかった。だからそういったシーンが台本に書かれていたので、ちょっとドキッとしましたが、でも物語の流れの中で、自然に演じられればいいなと思っていました」と撮影をふり返ると、松重さんも「僕はこのテアトル新宿のスクリーン上では、何度死んだか分かりませんし、何度殺したか分かりません」と冗談めかしつつ、「そういう専門の俳優だったものですから、この年になって恋愛を担うなんて思ってなかったので。そこは挑戦だったなと思います」と感慨深く語った。一方、ベンガルさんはそんな2人が演じたラブストーリーについて「僕自身は、もっといい感じの男だなと思っているんですが。僕も役者をはじめて40年近くたちますが、そういう役は来ないですね。やはり人が見る目線って違うんだなと」と、うらやましそうな様子。松重さんは「ただ小林さんというのは、(『転校生』など)どうしても思春期の頃にスクリーンの向こう側にいた方というイメージがあるんですよ。だから、薬師丸ひろ子さんや小林聡美さんって、僕自身が思春期に戻ってしまう。そこが冒険でもあり、照れくさくもあり。なんか新鮮な感じでしたね」と、照れを見せながら述懐。小林さんも「松重さんは普段からこういう方なんで。(ラブストーリーといっても)ぶれない感じでしたね。ただ私自身、松重さんを尊敬していますから。自分が初めてのことでも、松重さんが相手なので安心感がありました」とお互いに助けられたという。また、芙美の年の離れた親友を演じた斎藤さんは、4月に中学生となったばかり。「中学に入学しました。小学校が同じ子もいるので、その子たちと仲良くしながら、新しい友だちも作れたらと思っています」と笑顔。続けて昨年の撮影をふり返り、「この映画では、夏にカツラをかぶったり、ルートビアを飲んだり。月の石を見たりと。初めての体験がたくさんありました」と言う。隣にいた小林さんは「目線の高さが撮影の時と全然違うし、足も25センチになったと言うし。会うたびに大きくなって、違う生き物にみたい。映画が公開される頃には身長も抜かれそう(笑)」と笑みを見せつつ、“親友”斎藤さんが頼もしく挨拶する様子に目を細めた。中盤では、主人公・芙美が遭遇する、隕石がぶつかる確率は1億分の1という“奇跡”にちなみ、「最近起きた奇跡」についてのトークへ。小林さんは「あえてベタなことを言いますと、今日ここで皆さんと会えたことが奇跡じゃないかなと思います。隕石がぶつかる確率よりも、日本の人口の方が多いのにこうやって出会えたのは奇跡です」と話すと、会場からは大きな拍手が。最後に小林さんは「この映画は難しいことを考えずに、見終わった後に心が温かくなるような映画になっています。本当にさりげない日常の中に、そうしたしあわせが転がっているんだなということに気付くきっかけとなっていただけたら」と観客にメッセージを送り、完成披露イベントは幕を閉じた。『ツユクサ』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ツユクサ 2022年4月29日より全国にて公開©2022「ツユクサ」製作委員会
2022年04月19日アクティブな春の気持ちを盛り上げてくれるコスメを厳選。自分が心地よくいられる肌とメイクを叶えてくれるラインナップでお届け。アスリートの長﨑望未さんが新商品をお試し!アスリートの長﨑望未さんが新商品をお試し!1、Hada Labo肌ラボ 極潤 ヒアルロン泡洗顔こだわりのヒアルロン酸配合泡洗顔。洗い流し後のうるもち肌にうっとり。厳選された3種のヒアルロン酸を配合した濃密な泡が肌の潤いを守りながらメイクや顔に付着した汚れをスッキリオフ。「洗い流しただけなのに化粧水をつけた後みたいにしっとり。ワンプッシュで濃密な泡が出て摩擦レスで洗えるところも便利で、もう手放せない」。肌ラボ 極潤 ヒアルロン泡洗顔 160ml¥495(ロート製薬 TEL:06・6758・1272)2、JILL STUART Beautyブルームドロップリップ&チーク シフォン(上から102 限定、04)どこまでもみずみずしくて美発色なソフトマットなリップ&チークに恋。肌や唇になめらかにフィットして内側から上気したような優しい血色感をもたらしてくれる。「マスクを長時間つけて外出してもくずれ知らず。102のラベンダーはデートに、04のピーチコーラルはデイリーにピッタリ」。ブルームドロップリップ&チーク シフォン(上から102 限定、04)各¥3,300(ジルスチュアートビューティ TEL:0120・878・652)3、athletiaリフレッシングデオドラントミスト汗ばむ季節を爽やかで快適に彩るハイスペックな薬用デオドラント。汗そのものではなく汗の中の菌にアタックすることでニオイを抑えてくれる、制汗剤フリーの処方が画期的。「天然植物精油をブレンドした爽快で涼しげな香りで気分もリフレッシュ。1本あるとスポーツシーンはもちろん、日常的にも安心」。リフレッシングデオドラントミスト[医薬部外品]100ml¥3,850 4/8発売(アスレティア TEL:0120・220・415)4、THE MYTOLザ マイトル エッセンス肌に潜在する美しさを引き出して輝くようなハリ肌に導く先行美容液。シワ改善成分“ナイアシンアミド”をはじめ、大人の肌にうれしいリュクスな美容成分を配合。「洗顔後のまっさらな肌になじませるだけで肌がハリと潤いで満ちるのを実感。軽やかなテクスチャーとフローラルの香りが心まで潤してくれる名品」。ザ マイトル エッセンス[医薬部外品]30ml¥11,000(TAISHO BEAUTY TEL:0120・160・901)長﨑望未さんアスリート。月に1回、フォトフェイシャルで肌をトーンアップ中。ユニセックスで可愛いアパレルブランド『nopon』のプロデューサーとしても活躍。※『anan』2022年4月13日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・石橋里奈
2022年04月13日『Free!』シリーズが始まって以来、主人公・七瀬遙を演じられてきた島﨑信長さん。最終章を描いた4月公開の映画『劇場版 Free!‐the Final Stroke‐』後編に先駆けて、長年共に“泳いできた”遙へ、そして最終章にかける想いをインタビュー。2013年にテレビアニメがスタートして以来、主人公・七瀬遙を演じている島﨑信長さん。『Free!』という作品は島﨑さんにとって遙と共に歩んできたという想いが強いと語る。「歩んできたというか、『Free!』風に表現するなら一緒に“泳いできた”と言うべきでしょうか(笑)。遙が作中で感じたこと、課題にしていたことは当時の僕と重なる部分も多くて、僕を育ててくれた本当にかけがえのない作品です」天才・七瀬遙のチャームポイントはたくさんあるけれど、これまで寄り添ってきた島﨑さんが思う彼の一番の魅力は「言葉では表現できない人間らしさ」。「人間っていろんな面があって、例えば遙はクールだと言われるけど、熱くなる時は熱くなる。元気な人でも落ち込む時があるように、穏やかな人でも怒る時があるように、そういう揺れや変化をきちんと持っているのが遙の魅力じゃないかと思いますし、それは『Free!』という作品全般を通して言えることでもあります。ひとりの人間として描かれているからきっとこれだけ長い間『Free!』という作品が愛されているのかな、と思いますね。“こういう特徴を持ったキャラが好き”だと他にもいるかもしれないけれど、“この人が好き!”という気持ちにまで到達すると、代わりはいないじゃないですか。カッコいいところもカッコ悪いところも、強いところも弱いところもある人間として、僕たちとは違う世界かもしれないけれど、遙たちはちゃんと生きてる。そういう全部をひっくるめて、僕は人間・七瀬遙を素敵だと思いますね」アニメが始まった当初は高校2年生だった遙も、今や大学生に。劇場版ではついに世界に挑むことになる。「遙とはもう9年も一緒なので、親戚の子どもを見るような目線になっちゃいます(笑)。それこそちっちゃい頃から見てきた子が中学、高校を経て大学生になり、今や世界に挑んでるんですから!よくぞここまで来たな、と思いますよね。劇場版の収録が終わった後、本当に終わったんだなっていう喪失感に襲われたり、もしくはそれまで背負っていたものがなくなって身軽になったりするのかなって思ってたんですけど、実際に感じたのは“希望”でした。これからの彼らやこの先の未来に対して、すごく前向きで希望にあふれた気持ちで収録を終えたんです。映画を観てくださったみなさんも同じことを感じてもらえるんじゃないかと思います。きっといろんな想いがこみ上げてくるだろうし、絶対泣いちゃったりもするだろうけど、でも観終わった後にはきっと未来への希望が満ちあふれる輝かしい景色が待ってるんじゃないかなって。だから安心して楽しんでもらいたいですね。心は揺さぶられるだろうけど、最後には前を向けると思うので」4月22日に全国公開の『劇場版Free!‐the Final Stroke‐』後編にも、これまでの『Free!』らしさがしっかりと詰まっているそう。「これまで作品をご覧になっている方ならわかると思うのですが、『Free!』ってセルフオマージュが多いんですよ。例えば以前、凛がプールサイドで将来の話を切り出すシーンがあったんですが、後に同じプールサイドで凛の妹である江が同じく将来の話を切り出すとか。そういうシーンや状況、構図など、観ていて“あっ”と気づく仕掛けが今回も細部にわたってたくさんあって、いろんなところにスタッフさんの愛が詰まった作品になっています。だから何度でも劇場に足を運んでいただいて、そういう場面をたくさん発見してもらいたいですね。シリーズのどこから観ても楽しめる作品ですが、知れば知るほど楽しめるのは間違いありません。ぜひ劇場版とともに、テレビアニメシリーズもご覧になってみてください」島﨑さんが振り返る思い出に残るシーン。筋肉の描写、体の動き…美麗で繊細な表現にも注目を。一人ひとりの筋肉のつき方や体の動かし方など、細かなところまで描き分けられている作画も見どころ。「さらに言うと、誰と一緒にいるかで出てくる仕草が変わったり、彼らが人としてこの世界で生きていると感じさせる細やかな表現が素晴らしい。時を経るごとに進化した表現力はこの9年間の集大成です!」全員で繋ぐリレーは『Free!』の醍醐味!背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ、フリーの4種目を4人で繋ぐリレーのシーンも島﨑さんのお気に入り。「リレーを繋いでいるシーンはすべて大好きです!『Free!』といえばやっぱりリレーなんですよね。泳ぐメンバーとか、その時の状況によって全部が全然違うリレーになるんですけど、どれもすごく素敵なんです」シーズンごとに遙が呟く、「水は生きている」遙の人生哲学を表し、折に触れて呟くセリフ。「遙は『Free!』の新シーズンが始まるごとに必ずこの言葉を口にするんですが、僕もこのセリフを言うといよいよ『Free!』が始まったなという気持ちになります。その時その時の遙の感情が入っていて、今回は特に今までとは違った意味が感じられると思います」しまざき・のぶなが12月6日生まれ、宮城県出身。テレビアニメ『あの夏で待ってる』で初の主演を担当して以来、数々の人気作に出演。4月配信『TIGER & BUNNY 2』に新キャストとして参加。カーディガン¥19,800(SHAREEF)ノーカラーシャツ¥6,930パンツ¥5,940(共にCASPER JOHN)チェーンブレスレット¥110,000(LION HEART)リング¥30,800(SHINGO KUZUNO)『Free!』シリーズ『ハイスピード!』(KAエスマ文庫/京都アニメーション)原案。ABCテレビにてTVアニメ『Free!』(TV第1期)、『Free !‐Eternal Summer‐』(TV第2期)連続放送中。ほか各プラットフォームにて好評配信中。TVシリーズ・特別版・劇場版は過去8作。『劇場版 Free!‐the Final Stroke‐』後編が4/22全国公開。©おおじこうじ・京都アニメーション/岩鳶高校水泳部©おおじこうじ・京都アニメーション/岩鳶高校水泳部ES©2017 おおじこうじ・京都アニメーション/岩鳶高校水泳部TM絆©おおじこうじ・京都アニメーション/岩鳶町後援会2021※『anan』2022年4月6日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・宇都宮春男(YKP)ヘア&メイク・瓜本美鈴取材、文・尹 秀姫(by anan編集部)
2022年04月03日小林聡美が小さな奇跡を体験する主人公・五十嵐芙美を演じた『ツユクサ』。共演の松重豊、平山秀幸監督が小林さんの魅力を語った。『かもめ食堂』『めがね』『プール』など、日常の喧騒を離れた場所でゆったりと自然体で自分らしく生きる主人公を演じ、女性たちから絶大な支持を得てきた小林聡美。そして、それらの作品で人生の豊かさを表現してきた小林さんが、本作『ツユクサ』でも海辺の小さな田舎町を舞台に、丁寧に生きることの大切さを、より大人の視点で優しく導いていく。本作で小林さんと共演した松重豊は、大林宣彦監督の伝説的な作品、『転校生』で熱狂的な支持を集めた小林さんが印象的だったようで、「聞いてみたかったことをお伺いしたり何気ない会話が、僕にとってはワクワクする。小林聡美さんは、どんなことに感動するんだろう、どんなものが好きなんだろう、そういう話をするなかで、(小林さんのデビュー作)『転校生』を観たときの感覚も思い出したりして。ああ、僕は今、あの小林聡美さんと時間を過ごしているんだ、と思ったら、やっぱりワクワクしますよね、トキメキますよね」と、小林さんの魅力を語っている。また、本作でメガホンをとった平山秀幸監督は、構想にかかった10年間のうちに日々を丁寧に生きるイメージを持たれるようになった小林さんについて、「僕の世代だと『転校生』のイメージが強いですが、今の人たちにはスローライフ的なイメージを抱かれるキャラクターなのかな。力まずに撮るというフォームとスローライフが重なったのかもしれない」と、本作のコンセプトと、小林さんの持つイメージがちょうど重なったと語る。加えて「小林さんは歳を重ねても永遠の少女なんですね。(笑)10年前も今も、僕が描いていた芙美像は全く変わりません。今、このタイミングだったことで、小林さんと芙美が重なったと思っています」と、小林さんの変わらぬキュートな魅力と、構想から10年を経たからこそ現在の小林さんと芙美の役柄がぴったり重なったと明かしている。『ツユクサ』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ツユクサ 2022年4月29日より全国にて公開©2022「ツユクサ」製作委員会
2022年04月01日著書『ちょうどいいブスのススメ』が話題になったのは3年前。歯に衣着せぬ物言いで、自身の経験や本音を発信し、女性たちの共感を得た。そんな山﨑ケイさんは、約1年半前に落語家・立川談洲さんと結婚。新刊『ちょうどいい結婚のカタチ』は、二人の馴れ初めから結婚までのエピソードを紹介しながら、山﨑さんが行き着いた“ちょうどいい”結婚観を赤裸々に記している。「当時は、タイトルの“ちょうどいい”も“ブス”も炎上して揚げ句の果てに『ススメるな!』とまで言われました(笑)。そういうわけで今回のタイトルは、誰にも何もススメない、“カタチ”にしました。この本は、Web連載していたものをまとめて、犬山紙子さん、横澤夏子ちゃんとの対談、結婚相談所への潜入取材を書き下ろして追加したもの。私自身、子供の頃から、時がくれば結婚は自然とするものだと思っていました。20代後半に周りの友達が、急に元彼とヨリを戻していたり、次々と“駆け込み婚”をしていったことで焦りまくった時期を経て、ある程度仕事も落ち着いて、女友達と遊ぶほうが楽しくなっていった。そんな過程で、そもそも結婚って何でするの?なんてこの期に及んでの疑問や、グラグラな女心を経験してきました。そんな私がなぜ、38歳で結婚を選択したのかというひとつの“カタチ”を知っていただければ、と」実は婚活は苦手だった、という山﨑さんだからこその気づきは多く、婚活のコツも盛りだくさんの本書。「行動しなければ何も始まらないなと夏子ちゃんと話して思いました。それに、婚活をしていると、理想ではなく本当はどんな相手を求めているのかとか、逆に結婚しなくていいや、なんて答えが出たりして、自分を知ることができると思うんです」そうして結婚したのは、4年もの間猛プッシュを続けてくれた、元“後輩芸人”だった。「実は、出会った当初は1ミリも好きになれなかった夫ですが、今は、家で『結婚したね!』なんて言い合ったり、『指輪です』なんて薬指を見せ合ったりしてます(笑)。もちろん、結婚するとなると名義変更など、女性は面倒くさい手続きがたくさんあるけど、結婚に伴う行事を一つ一つ乗り越えることで生まれた絆やつながりもあって。たとえば、うちはコロナ禍での結婚だったので、お互いの親がまだ会ったことがないんです。でも、富山で一人暮らしをしているお義父さんを気遣って、私の母親から『大雪だけど大丈夫かしら』なんて連絡があって、それを伝えたらお義父さんから雪景色の写真が送られてきたりして。こういう新しい関係性とか思いやりっていいな、って。事実婚などフリーなパートナーシップがカッコいいとされがちな時代ですが、それもカッコいいし、結婚もカッコいいと思う。だから、少しでも“結婚”というワードに引っ掛かっている女性たちに読んでもらえたら、そして結婚っていいね、と思ってもらえたらハッピーです」山﨑ケイ(相席スタート)『ちょうどいい結婚のカタチ』諦めて結婚を投げ出すのではなく、無理をして突き詰めるでもない“ちょうどいい”方法を山﨑ケイがアドバイス。夫婦のウェディングフォトも掲載。ヨシモトブックス1540円やまざき・けい1982年6月13日生まれ、千葉県出身。NSC東京校13期生。2013年に相方の山添寛とお笑いコンビ・相席スタートを結成。TBSラジオ『24時のハコ』にて、相席スタートが3月を担当。※『anan』2022年3月30日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2022年03月27日『かもめ食堂』『めがね』などの小林聡美の主演映画『ツユクサ』から、30秒予告映像が解禁。主題歌には、いま再注目されている昭和の名曲から、中山千夏「あなたの心に」が使用されている。本作のエンディングに流れるのは、平山秀幸監督たっての希望から起用された1969年に発表された昭和の名曲、中山千夏「あなたの心に」(ビクターエンタテインメント)。作詞は中山さん本人によるもので、女優や声優として活躍していた中山さんが21歳の時に自ら作詞した「あなたの心に」を吹き込み、この曲で当時のビクターレコードから正式に歌手デビューを果たした。作曲は、70年代を風靡した山本リンダや「ピンク・レディー」らを手掛けた日本を代表する作曲家の都倉俊一。「あなたの心に」は都倉さんにとっても作曲家デビュー作であり、当時、無名の大学生だった都倉さんが、他人に書いた初めての楽曲となる。そんな2人の瑞々しい感性によって生み出された「あなたの心に」は、その年のレコード大賞新人賞にもノミネートされ、年間チャートで2位、累計で40万枚を超す売り上げを記録。その後、岩崎宏美や「メロン記念日」の石井リカ、石川ひとみなど多くの歌手がこの曲をカバーし、いまも歌いつがれる中山さんの代表曲となっている。この度解禁された30秒予告映像では、主題歌の「あなたの心に」が使用されている。「だっていつもあなたは笑っているだけそして私を抱きしめるだけ」という、中山さんの切なくも明るい歌声が、小林さん演じる主人公・芙美の日常に起きた小さくて大きな奇跡のような出来事に重なり、じんわりと胸に響いてくる映像となっている。『ツユクサ』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ツユクサ 2022年4月29日より全国にて公開©2022「ツユクサ」製作委員会
2022年03月24日小林聡美主演で描く人生賛歌の物語『ツユクサ』より場面写真が公開された。本作は、過去を抱えながらも、“いま”を生きる主人公・五十嵐芙美にこれから訪れるだろう幸せや希望を爽やかに映し出した“大人のおとぎ話”。今回到着した場面写真では、ツユクサの葉で草笛を吹いて見せる篠田吾郎(松重豊)と、楽しそうに歌を口ずさむ五十嵐芙美(小林さん)の2ショットをはじめ、海をバックにお弁当を食べる芙美と職場の友人、直子(平岩紙)と妙子(江口のりこ)の姿、運転中に目の前の夜空が光に包まれたときの表情も切り取られている。本作の監督・平山秀幸は、「今回はリキまない映画づくりをしようと思っていました。本を読んだ時に『いい読後感』という表現があるとすれば、その感覚を映画でもやれないかなとは思っていました。心地良さとか、ふんわりした楽しさとか、そんなものが残せる作品になればいいな」と言い、小林さんも「日常のなかにファンタジーがあって、恋愛もあって、ちょっと不思議な、とてもチャーミングな物語」と本作を表現。そんな穏やかでやわらかな映画の雰囲気が伝わってくる場面写真だ。『ツユクサ』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ツユクサ 2022年4月29日より全国にて公開©2022「ツユクサ」製作委員会
2022年03月17日終始にこやかに微笑みながら、寄り添うように言葉を受け取り、丁寧に言葉を紡いでいく。声優・島﨑信長は、まるで広々とした“空”のようにおおらかな人だ。そんな島﨑が主要キャストとして参加する、絶賛公開中の劇場アニメ『ブルーサーマル』。上昇気流に乗って空を飛ぶグライダーに青春をかける体育会航空部の大学生たちの青春群像劇だ。今作への参加が決まり、原作である小沢かなの漫画『ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-』(月刊コミック@バンチ)、そして今作の脚本を「面白くて、夢中で一気に読んでしまいました」と語った。好きへ向かうことの大切さを再確認させてくれる作品ーー『ブルーサーマル』は王道のTHE青春ストーリーかと思いきや、各キャラクターが抱えている問題が重かったり、複雑な人間関係が描かれていたり、とても繊細な作品だと感じました。原作も読まれている島﨑さんから見て『ブルーサーマル』の魅力をどのように感じていますか?まず心理描写が丁寧ですよね。特に原作は読むと気持ちが引っ張られそうになるくらい重くて。つるたま(主人公・都留たまき)は一見元気で天真爛漫だけど、かなり重い事情を抱えている。さらに僕が演じる倉持(潤)もこれまた激重で(笑)。ーー主要キャラクターは何かしら事情を抱えていますが、中でも倉持はかなり重いですもんね。そうそうそう。だけど、つるたまが前向きにキラキラ頑張っていく姿、“空”に魅了されて「もっと飛びたい」という気持ちに向かっていく姿にすごく元気づけられる部分もあって。そして、その姿に僕を含めみなさん、重ねることができるなと。例えば、好きなアイドルを応援するために頑張ってライブのチケットを取って、現場当日までに振りや掛け声を覚えて、当日は頑張ってオシャレをして、覚えた振りと掛け声で思いっきり応援するとか。ーーはい、はい。「好き」に向かってキラキラと頑張ることって誰しも経験があると思います。心惹かれるもの、夢中になるものがあると、すごく前向きになれる。それは周りの人にも伝播していくことだと思います。今作に登場するキャラクターたちも、“空”へ向かうつるたまに感化されて、前向きに引っ張られたり、自分の目指すべき道が開けたりしていた。僕も今作を、つるたまを通して、「好き」へ向かうことの大切さをより一層感じたんですよ。そこが『ブルーサーマル』の素敵なところだと感じます。「ミステリアスな人って魅力的じゃないですか?」ーー島﨑さん演じる倉持は表面的には飄々としていますが、先ほどおっしゃっていたように内側に抱えている問題はかなり重いキャラクターです。そんな倉持について「バックボーンがしっかりしている役どころは大好物」とコメントされていましたが、彼の魅力に感じるポイントをぜひ教えてください。まず表面的な部分だと、彼には“ミステリアスさ”があるじゃないですか。ミステリアスな人って魅力的じゃないですか?ーーとてもわかります。しかも彼の場合、そのミステリアスさを狙って出しているわけではなく、装うのが上手くなってしまった人なんですよね。そうならざるを得なかったといいますか。本当は昔は感情を出していたのかもしれない、気持ちを出したいこともいっぱいあったはず。けれどもそれができない状況にどんどん追い込まれてしまった結果、ミステリアスさが表面に出てしまった。そこは魅力的であるとともに、とても切ないんですよね。ーーなるほど……!にじみ出るミステリアスさだからこそ惹かれる、と。次に内面的な部分。基本つるたま視点なので、倉持はとても飄々としていて何でもそつなくこなし、安定している「すごい人」に見えます。だけど、彼はずっとギリギリなんですよ。“空”をあんなに自由に飛び回ることができるのに、彼の人生はいろんなしがらみでがんじがらめになり、身動きが取れなくなってしまった。変な話ですけど、そういう苦労やそれゆえにこぼれ落ちる弱さが、人間らしくて魅力的だと思うんですよ。これがただ完璧なだけの人間だったら、あまり魅力的には感じない。その裏に見える人間らしい弱さがあるから、逆にカッコよさや強さが映えるんじゃないかなって。ーーそれが結果、表面的な“ミステリアスさ”という魅力にも繋がってきますしね。うん、うん。作中での内面の描写のされ方が本当に素晴らしいんですよね。つるたまは投げ出さずに一歩踏み出せる強さを持つ人で、倉持は逆にいろんなことを投げ出したいと思っている弱さがある。対極に描かれているからこそ、彼の人間らしさがより引き立つなと感じています。アフレコ前の読み合わせでモチベーションアップーー倉持のように複雑な人間性のキャラクターを演じることって、素人目ですごく大変そうだなと感じます。作品にもよりますが、『ブルーサーマル』においては倉持の内面を狙って説明する、内面を見せるといった芝居をする作品ではなかったので、複雑な人間性だからといって大変ではなかったです。僕自身、「これを説明しなきゃ」「こう表現しなきゃ」と意識しない方が良い作品だと思って取り組んでいて。とにかく事前に彼についていっぱい想像して、自分の中に入れていくことへ集中して、あとは現場でコミュニケーションを取りながら演じた方がいいだろうと思っていました。ーーその事前準備は心の持ちようはほかの作品でも変わらないのでしょうか?どの作品でも大きくは変わらないですね。もちろんどこまで説明するか、どこまで表現するかの塩梅は作品ごとにバランスを取りつつ調整しますけど、基本的にはアフレコ現場で自分の演じる役としてコミュニケーションを取ってやればいいと思っています。ーー『ブルーサーマル』の現場では、どのようにコミュニケーションを取っていったのでしょう。今作は、アフレコに入る前に読み合わせの機会をいただいたんですよ。通常、アニメーションの現場であまり読み合わせってしないのですが、これがすごく良くて。ーー読み合わせではどんなことを?監督をはじめ、スタッフのみなさん、メインキャストのみなさんで集まり、画もない中で台本だけ持って読み合わせて、ディスカッションをするような時間ですね。事前にみなさんとコミュニケーションが取れたことで、「つるたまってこういう感じ」「空知(大介)ってこういう感じ」と掴めたのが良かった。しかも、すごくモチベーションが上がるんですよ。時間と労力を割いて、みんなで良い作品を作り上げていこうとする意気込みや熱量を感じられました。すべての選択は「自分のため」ーー『ブルーサーマル』の登場人物たちは、「自分のため」「部活のため」「誰かのため」など「〇〇のため」に行動を選択している描写が多いと感じます。島﨑さんが選択する時、どんな「〇〇のため」が多いでしょうか?究極、全部自分のためじゃないですかね。だって「人を喜ばせるのが嬉しいから、人のために何かする」って、一見人のためのようで実際は自分が「嬉しい」と思うためですよね?ーーたしかに……。自分のやりたいことを頑張るという目標も、たくさんの人に笑顔になってほしいという目標も、自分が幸せになったり嬉しくなったりするためだから、自分のためなんですよ。「モテたいから」「お金持ちになりたいから」と頑張る人、「人を笑顔にしたいから」「幸せにしたいから」と頑張る人、そこに優劣や貴賤はなくて。そこに志や強い思いがあれば、どれも素晴らしいことだと思うから。ーー何かに真っすぐにエネルギーを注げる人は等しく素晴らしいということですね。そうそう。ということもあって、僕自身は自分のやりたいことをやっていればそれでいいよなと思っているんですよ。例えば、仕事でイベントに出てトークしている時、来てくださった方たちのことを気遣って言葉を発したとしても、それは自分が気遣いたいから気遣っているだけですからね。そういう自分の選択の積み重ねで今があると考えていることもあって、正直「〇〇のため」ってわざわざ意識せずとも全部「自分のため」に選択しているような気がします。「夢中になれることは、無理に見つけなくてもいい」ーーつるたまにとっての“空”のように、島﨑さんが学生時代に必死になって取り組んだこと・熱中していたことはありますか?つるたまのようにかぁ……!つるたまのようにだと一生の仕事にする、人生をかけるレベルで魅了されていることになるから難しいですね。趣味で好きなことはあっても、つるたまほど人生の選択に関わりはしていないと言いますか……。そういう意味では、今の仕事はそうなんですけどね。自分のやりたいと思った声優の仕事になれて、ありがたいことにお仕事をいただけて、それで生活していけるのは本当に幸せだなと。でも学生時代、それこそ僕が高校生の時は、夢中になれることを探している段階だったと思います。ーーでは、夢中になれることを見つけるには、どうすれば良いと思いますか……?ちょっと興味を持ったことはいろいろやってみればいいのかなって。僕も高校生の頃は「自分のやりたいことってなんだろう」と考えながら、あれやってみたりこれやってみたりと試行錯誤をしていたと思います。例えば、バンドでボーカルをやっていたのですが、すごく本気だったり、ずっと続けたいと思ったり、音楽でテッペンに行きたくて努力したり、そんなことはなくて。だけど、それを経験することで、音楽に対して人生をかけたいと思うような熱量はないな、別に歌いたいわけでもないな、仲間と一緒に楽しくできればいいなとか気づくわけですよね。ーー経験して初めて気づくことってたくさんありますからね。ほかにも、学生時代に母が僕をタレントオーディションに応募したことがあって、最終選考まで行ったんですよ。地元の宮城から最終選考のために東京まで行って……いろいろな審査があって結局落ちてしまったのですが、その時も「自分の一番やりたいことはタレントさんじゃないな」と思って。もちろん「すごい!これで受かったら芸能人か!」と浮かれはしましたよ。それに「せっかくここまで来たから頑張ろう」とできる範囲で一生懸命やりました。だけど、僕以外の人たちはタレントさんになるために人生をかけて努力をしていた。熱意がすごくある方たちの中で、僕は心の奥底から来るような熱意があったわけではなかったから、歌や芝居を努力していたわけでもない。「母に応募されて、せっかくここまで来たから頑張ります!」って(苦笑)。ーーでも、その経験も、後の自分への糧になる。そうなんですよ。僕もその経験がなければ「芸能の仕事なんて無理だな」と思っていたけれど、経験したことで選択の幅が広がった。そうやって何となくいろんな経験をすることで、「これやってみたいかも」「そこまでやりたいことじゃないかも」「これはやりたくないな」と見えてくるのかなと。無理に夢中になれることを見つけなくても、自ずとつるたまにとっての“空”のような存在が見つかるのではないかと思います。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント島﨑さんのサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!撮影/友野雄、取材・文/阿部裕華
2022年03月10日広島ホームテレビで毎週土曜日に放送中の「ひろしま深掘りライブ フロントドア」、今回は中﨑翔太をフカボリします。Weekly Carp沖縄に場所を移したカープ春季キャンプレギュラー争い、そして開幕一軍を目指す選手たちの表情をたっぷりと!フカボリスタジアムカープV奪回へ!リリーフ陣のカギを握る男・中﨑翔太完全復活を誓う今シーズンへの“覚悟”とは?サンフレッチェ広島いよいよ新シーズン開幕!キックオフ直前のエディオンスタジアム広島から最新情報をお伝えします!HERO調査隊“優勝”を知る男サンフレッチェ広島・塩谷司選手新シーズン開幕への決意!視聴者プレゼントサンフレッチェ広島塩谷司選手サイン入りグッズ出演者宇治原史規・菅広文(ロザン)※リモート出演外木場義郎(カープOB)榮真樹・廣瀬隼也・八幡美咲(HOMEアナウンサー)ひろしま深掘りライブ「フロントドア」『広島の1週間の出来事』をロザンと総まとめ!番組ホームページはこちら▼ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月18日小林聡美主演映画『ツユクサ』の公開日が4月29日(金・祝)に決定。本編映像初となる本予告映像と、ポスタービジュアルが到着した。本作は、安倍照雄によるオリジナル脚本を平山秀幸監督が映画化。過去を抱えながらも、いまを生きる主人公・五十嵐芙美にこれから訪れるだろう幸せや希望を爽やかに映し出した、大人のおとぎ話。到着した予告編は、運転中の芙美に隕石が降ってくるシーンからスタート。ありえない出来事に遭遇した芙美は、港のある小さな町で一人暮らしをする女性。小さな親友・航平(斎藤汰鷹)や、平岩紙、江口のりこが演じる気の置けない仲間たちとたわいもない時間を過ごす日々を送っている。ある日芙美は、町では見慣れない男性・篠田吾郎(松重豊)と運命的な出会いをし、抱える過去を知らぬまま、惹かれあっていく。ほかにも劇中では、渋川清彦、泉谷しげる、ベンガル、水間ロン、落語家の桃月庵白酒や瀧川鯉昇が味わい深いキャラクターを熱演。今回の映像でも少し登場している。『ツユクサ』本予告映像本作について小林さんは「人生、もう新しいことは何も起きないだろう、と思って暮らしていても、ある日“小さな奇跡”にぶつかる可能性があるかも。そんなことを想像しながら、この作品を楽しんでいただけたらうれしいです」とコメントし、松重さんは「全編を通じて主演の小林聡美さんの透明感溢れる知的な存在感が圧倒的で、そこに惹かれていく男を演じることに、微塵も演技が入る余地はありませんでした」とその魅力を語っている。なお、本作のエンディング曲として中山千夏の「あなたの心に」が起用されたことも明らかになった。『ツユクサ』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ツユクサ 2022年GW全国にて公開予定©2022「ツユクサ」製作委員会
2022年02月10日スキンケアやヘアケアは、春に向けて抜かりなく!肌に透明感を与えるベースメイクや彩りを加えるリップにも注目です。アスリート・長﨑望未さんが新商品をお試し!アスリートの長﨑望未さんが新商品をお試し!1、IPSAコントロールベイスe SPF25・PA++理想の透明感に近づけるベースメイクの頼もしい味方。肌の透明感に欠かせない青、黄、赤のうち、足りない色を補う。「このアイテムを使うか使わないかで、ベースメイクの透明感に大きな差が。肌のトーンはひとりひとり違うので、そこに合わせて光を補ってくれるなんて大助かり」コントロールベイスe SPF25・PA++(右から、イエロー、ブルー)20g 各¥3,300 2/4発売(イプサ TEL:0120・523・543)2、AVEDAボタニカル リペア オーバーナイト セラム摩擦ダメージから守って枝毛を防ぐアウトバスケア。寝ている間に浸透し、ダメージを補修。シリコンフリー。「寝返りをうつことで朝になると髪が絡まっている日が多々あるけれど、このセラムを使った翌朝は、髪がまとまっていてしっとり。ツヤやかなスタイリングが叶って、ハッピーな気持ちに」ボタニカル リペア オーバーナイト セラム 100ml¥6,160 2/9発売(アヴェダ TEL:0570・003・770)3、TWANYシーズナルエッセンスa SSボタニカルエッセンス配合。オイル×エッセンスの2層式美容液。季節の変化による一年のリズムに着目したスキンケアラインから、春夏用の保湿美容液が登場。「少量でも顔全体に心地よくのびて、しっかり保湿。この季節は肌が乾燥してカサつきがちなのに、一日中しっとりもちもち肌をキープできてびっくり!」シーズナルエッセンスa SS 25ml¥6,600 2/5限定発売(カネボウ化粧品 TEL:0120・108281)4、CLARINSコンフォート リップオイル シマー 09軽くてしっかり潤うと大人気!リップオイルに春色がお目見え。アジアにゆかりのある植物“天人花”にインスパイアされたコレクション。植物オイルが唇を乾燥から守り、パールで立体的に彩る。「ツヤ感が高く愛らしい、甘めの服を着たくなるカラー。塗り心地はベタベタしないのに、すごく保湿される気がします」コンフォート リップオイル シマー 09¥3,520 2/4限定発売(クラランス TEL:03・3470・8545)長﨑望未さん元ソフトボール日本代表。引退後は解説者として活躍する傍ら、SNS上でトレンド感満載なファッションやメイク、プロ並みのイラストを披露して、人気急上昇中。※『anan』2022年2月9日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・風間裕美子
2022年02月05日映画『ツユクサ』が、2022年4月29日(金・祝)に公開される。主演は小林聡美、監督は平山秀幸。“隕石にぶつかった”女性が見つけるささやかな幸せ映画『ツユクサ』は、『愛を乞うひと』で人間の愛憎を真っ向から描き、『閉鎖病棟―それぞれの朝―』『エヴェレスト 神々の山嶺』などでも知られる平山秀幸監督の最新作。隕石が人間に当たる確率は一億分の一。そのありえない出来事に遭遇した主人公・五十嵐芙美(いがらし・ふみ)に訪れる小さな奇跡の物語をさわやかに描く。<映画『ツユクサ』あらすじ>港のある小さな町にくらす五十嵐芙美。おひとり様ながらも、気の良い仲間たちと健やかな日々を送っていた。しかしある夜、どういうわけか車の運転中に隕石にぶつかるというありえない出来事に遭遇する。その日を境に、芙美はうんと歳の離れた小さな親友・航平とのたわいもない時間や、この田舎町に越してきた気になる男性・篠田吾郎との運命的な出会いを通じ、生きていく中でのささやかな幸せを見つけていく。『かもめ食堂』小林聡美が主演主演を務めるのは、『かもめ食堂』『めがね』の自然体な演技で高い評価を得た小林聡美。子役の斎藤汰鷹(さいとう・たいよう)や、物語のキーパーソンである松重豊が脇を固め、ありふれた日常から明日への希望を見出す“大人のおとぎ話”のような物語を紡ぐ。・主人公・五十嵐芙美(小林聡美)...緑あふれる小さな町の漁港で健やかに暮らすおひとり様の主人公。車の運転中に隕石にぶつかってしまう。・航平(斎藤汰鷹)...歳の離れた芙美の親友。・篠田吾郎(松重豊)...田舎町に越してきた男性。芙美の気になる相手。その他、主人公・五十嵐芙美の気の置けない女友達として平岩紙、江⼝のりこ、また渋川清彦、泉⾕しげる、ベンガル、⽔間ロン、桃⽉庵⽩酒、瀧川鯉昇などが参加する。平山秀幸監督のコメント平山秀幸監督は、映画の公開に合わせて「とにかく明るい物語を作りたいと、その想いでこの作品を作りました。『ツユクサ』は、日本の田舎のどこにでもある物語。観て頂くそれぞれの方に、自由に映画の世界を感じて頂きたいと思います。ゆっくりと、是非劇場で、ご覧ください。」とコメントを寄せた。【詳細】映画『ツユクサ』公開日:2022年4月29日(金・祝)監督:平山秀幸脚本︓安部照雄出演:⼩林聡美、平岩紙、斎藤汰鷹、江⼝のりこ、桃⽉庵⽩酒、⽔間ロン、鈴⽊聖奈、瀧川鯉昇、渋川清彦、泉⾕しげる、ベンガル、松重豊配給:東京テアトル
2021年12月27日小林聡美が主演する映画『ツユクサ』の公開が決定。常に溢れた、どこにでもある小さくて大きな奇跡の物語を描く。芙美は、港のある小さな町で気の良い仲間たちとおひとり様ながらも健やかな日々を送っていた。しかしある夜、どういうわけか車の運転中、隕石にぶつかるというありえない出来事に遭遇。その日を境に、芙美は歳の離れた小さな親友・航平とのたわいもない時間や、この田舎町に越してきた気になる男性・篠田吾郎との運命的な出会いを通じ、ささやかな幸せを見つけていく――。本作は、『愛を乞うひと』で人間の愛憎を真っ向から描いた平山秀幸監督がオリジナル脚本『ツユクサ』を映画化。今日を、明るく、元気に、つつましく生きる人たちに贈る、ありふれた日常から明日への希望を見つける大人のおとぎ話のような物語だ。小林さんが芙美を演じるほか、芙美の小さな親友・航平を子役の斎藤汰鷹、物語のキーパーソン的な役柄となる、気になる男性・篠田吾郎を松重豊が演じることも決定。場面写真では、緑あふれる小さな町の漁港で、大きく両手を開いてジャンプしている芙美が写し出されている。本作を手掛けた平山監督は「とにかく明るい物語を作りたいと、その想いでこの作品を作りました」と思いを語り、「『ツユクサ』は、日本の田舎のどこにでもある物語。観て頂くそれぞれの方に、自由に映画の世界を感じて頂きたいと思います。ゆっくりと、是非劇場で、ご覧ください」とメッセージを寄せた。『ツユクサ』は2022年GW、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ツユクサ 2022年GW全国にて公開予定©2022「ツユクサ」製作委員会
2021年12月26日小林聡美主演、平山秀幸監督作品『ツユクサ』が2022年ゴールデンウィークに公開されることが決定した。それに伴い、場面写真も公開されている。本作は『愛を乞うひと』で人間の愛憎を真っ向から描いた平山秀幸監督がオリジナル脚本を映画化したもの。主演は『かもめ食堂』や『めがね』でその自然体な演技に女性たちから絶大な支持を得た小林聡美を迎える。隕石が人間に当たる確率は1億分の1。そのありえない出来事に遭遇した主人公・五十嵐芙美に訪れる小さな奇跡の物語をさわやかに描き切る。今日を明るく元気に、つつましく生きる人たちに贈る、ありふれた日常から明日への「希望」を見つける大人のおとぎ話のような物語だ。主人公の芙美は、港のある小さな町で気の良い仲間たちとおひとり様ながらも健やかな日々を送っていた。しかしある夜、どういうわけか車の運転中に隕石にぶつかるというありえない出来事に遭遇。その日を境に芙美はうんと歳の離れた小さな親友・航平(斎藤汰鷹)とのたわいもない時間や、この田舎町に越してきた気になる男性・篠田吾郎(松重豊)との運命的な出会いを通じ、生きていく中でのささやかな幸せを見つけていく。場面写真では、緑あふれる小さな町の漁港で、晴れ晴れとした表情で大きく両手を開いてジャンプしている芙美の姿が描かれている。懸命に生きる彼女の今、そして年齢に関係なく明日の幸せに向かって一歩を踏み出そうとする芙美の姿から誰しも勇気付けられることだろう。この物語のキーパーソン的な役柄でキャスティングされた松重豊の参加はもちろん、映画界を牽引するスタッフ陣が贈る、日常に溢れたどこにでもある小さくて大きな奇跡の物語に期待したい。<平山秀幸監督・コメント>とにかく明るい物語を作りたいと、その想いでこの作品を作りました。『ツユクサ』は、日本の田舎のどこにでもある物語。観て頂くそれぞれの方に、自由に映画の世界を感じて頂きたいと思います。ゆっくりと、是非劇場で、ご覧ください。『ツユクサ』2022年GW公開
2021年12月24日アスリートの長﨑望未さんと一緒に、新作コスメ情報をお届け!アスリートの長﨑望未さんが新商品をお試し!1、amritaraフレッシュな植物の恵みを閉じ込めたカプセルタイプのエイジングケア。ハトムギ種子エキスやローズヒップ油など天然由来の成分を贅沢に配合したオイル美容液。ブースターやパックとしても使える。「夜のお手入れで肌になじませたら朝までうるおいが続いて感動。華やかなフローラルの香りにも癒されます」アムリターラ ビューティエイジ ブルーミングエッセンス 24粒¥4,950(アムリターラ TEL:0120・980・092)2、PAUL & JOEサンタ帽をかぶった猫ちゃんにキュン。うるおいリッチで美発色な神リップ。「トリートメントは唇をうるうるにしながらほんのりオレンジに染めてくれるのでふらっとお出かけするときにピッタリ。リミテッドはテクニックいらずで顔つきを華やかにしてくれる愛らしいピンキッシュレッド」右から、リップスティック トリートメント 001、同 リミテッド 010 各¥2,750 共に限定発売(ポール & ジョー ボーテ TEL:0120・766・996)3、AYURAほっと安らぐハーブの香りに抱かれて極上のボディトリートメントを満喫。軽やかなミルクベースに3種類の植物性オイルをブレンド。「肌の上でスーッとのびてあっという間に肌がもちもちに。お手入れしている間、ローズマリーやカモミールなどハーブの香りに包まれるのも幸せを感じます。プッシュ式のボトルも手軽に使えて便利」アユーラ メディテーションボディミルク 200ml¥3,850(アユーラ TEL:0120・090・030)4、KANEBOビジューをあしらったとっておきのケースにセットされた極上のパウダー。上質なベールをまとったようなキメ細やかな肌へと誘って、明るさや透明感をアップ。「ベースメイクの仕上げになじませるだけで肌がサラサラに。マスクをしていてもテカリ知らずの美肌をキープしてくれる」カネボウ ミラノコレクション フェースアップパウダー2022¥9,900*編集部調べ 数量限定発売(カネボウ化粧品 TEL:0120・518・520)長﨑望未元ソフトボール日本代表。外野手としての実力とともにビジュアルやファッションセンスにも注目が集まる。素顔がのぞけるYouTubeチャンネル「のんストップ」好評更新中。※『anan』2021年12月8日号より。写真・田村昌裕スタイリスト・荻野玲子取材、文・石橋里奈
2021年12月03日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は俳優の山﨑玲奈さんです。ミュージカル経験で培った表現力と度胸が強み!多くのスターを輩出してきた「ホリプロタレントスカウトキャラバン」で昨年グランプリを獲得。その前にミュージカル『アニー』で主役を務めたことも。「舞台袖では緊張しますが、人前に立つと、自分らしく楽しく演じられるんです。本場に強いタイプかも」。今月スタートの『おいしい給食 season2』(TOKYO MXほか)でドラマデビューも果たす。「学級委員役です。私はリーダータイプじゃないけど、物怖じしない性格は重なるかな。テレビに映る自分にまだドキドキするので、早く慣れたいです(笑)」夢中で読んでいる『ガラスの仮面』。家で見つけてハマりました。他にも母世代のマンガを読んでみたい。ドラムセットは一生モノの宝物。音楽の授業がきっかけで叩くようになり、両親に買ってもらいました!ディズニーキャラは“ジャファー”推し。『アラジン』に登場する悪役です。かっこいいのにグッズが少ない…(泣)。やまさき・れな2007年生まれ。地元の市民ミュージカルで経験を積み、‘19年『アニー』で主演。12月より上演のミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』に出演。※『anan』2021年10月20日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2021年10月19日先日ついにスタートした、オリジナルTVアニメ『ヴィジュアルプリズン』。ここでは、主要キャストである江口拓也さんと島﨑信長さんにお話を伺いました!孤独を抱える少年・結希アンジュ。故郷を離れ“ハラジュク”を訪れると、ヴィジュアル系ユニット「LOST EDEN(ロストエデン)」「ECLIPSE(イクリプス)」のライブバトルに遭遇する。実は彼らはヴァンパイアで…。アンジュ自身も「OZ(オズ)」を結成し、3ユニットは激しいライブバトルを展開する。“ヴィジュアル系”と“ヴァンパイア”、2つの要素がどう絡むかに注目!LOST EDEN:激しい怒りを、音に乗せて…。独自のダークな世界観を表現。江口拓也 plays サガ・ラトゥール常に怒りを抱えている、破壊的なキャラクター。4人で構成される「LOST EDEN」のメインヴォーカル兼リーダー、サガ。多くの者を惹きつけるカリスマだが、「OZ」のギルとは深い確執がある。「『LOST EDEN』は、3つのユニットの中でメイクもいちばん派手だし、楽曲も荒々しくて、ザ・ヴィジュアル系感が最も強い。サガは、怒りと激情に溢れた人物で、いつも『ぶっ壊してやる!』と言っている、過激な思想の持ち主。その怒りのエネルギーが、そのまま歌声に表れています」(江口さん)message to 島﨑信長信長とは長い付き合い。作品に対する姿勢が常にストイックで、信頼感は絶大。落ち着いたら、また飯行きたいね。えぐち・たくや5月22日生まれ。茨城県出身。『機動戦士ガンダムAGE』『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』『アイドリッシュセブン』など出演作多数。最近観た名作は『羊たちの沈黙』『となりのトトロ』『アイアンマン』。「映画って思い出と紐づいているから、いま欲しい感情から観る作品を選ぶことが多いです」ジャケット¥946,000シャツ¥143,000シューズ¥88,000(以上アクオド バイ チャヌ TEL:03・5776・3679)パンツ¥39,600(キリュウキリュウ/キリュウ TEL:03・5728・4048)ネックレス(短)¥37,400ネックレス(長)[モチーフ]¥53,900[チェーン]¥36,300リング¥38,500(以上ジャスティン デイビス/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム TEL:03・3401・5001)タンクトップはスタイリスト私物島﨑信長 plays ミスト・フレーヴ理屈より感情で動くユニットのナンバー2。LOST EDENの“大番頭”、ミスト・フレーヴを演じる島﨑信長さん。冷静沈着で頭脳明晰といわれるミストだが、島﨑さんから見たミストは「よくプリプリ怒ってる苦労人(笑)。わりとパッションで動く人です。でもミストの心には常にサガがいるので、そんなサガを支えられて幸せなんじゃないかな。カリスマ的存在のサガを中心にミストとエリザベス、ジャックから成るLOST EDENはファミリーであり、お互いを高め合える同志です」(島﨑さん)message to 江口拓也ミストの行動原理の基本はサガですが、僕から拓也に言えることは「頼りにしてます!」に尽きます(笑)しまざき・のぶなが1988年12月6日生まれ。宮城県出身。『Free!』『斉木楠雄のΨ難』『ダイヤのA』など出演作多数。好きな名作は『バタフライ・エフェクト』と『ゲーム』。「前者は後世にも影響を与えたタイムリープ作品の金字塔。後者はどんでん返し作品が好きで見つけたのですが、ラストのいい意味での驚きが印象に残ってます」ブルゾン¥242,000シャツ¥154,000シャツにつけたチェーンネックレス¥6,380パンツ¥88,000(以上アクオド バイ チャヌ)リング¥64,900(ジャスティン デイビス/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)シューズ¥28,600(ドクターマーチン/ドクターマーチン・エアウエアジャパン TEL:03・6746・4860)タンクトップはスタイリスト私物いま巷で話題となっている、オリジナルTVアニメ『ヴィジュアルプリズン』がついにスタート。“10人のヴァンパイアたちによるライブバトル”という謎めいたストーリーはもちろん、豪華スタッフ&キャスト陣にも注目が集中!原作/上松範康、Afredes、制作/A‐1 Pictures、キャラクター原案/片桐いくみ、放送情報/TOKYO MXなどにて、毎週金曜24:00~放送中。©Noriyasu Agematsu,Afredes/Project VP※『anan』2021年10月20日号より。写真・樽木優美子(TRON)スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・紀本静香(江口さん)瓜本美鈴(島﨑さん)取材、文・鈴木恵美尹 秀姫(by anan編集部)
2021年10月19日高級鮨店の窮屈さを感じさせない大人の憩いの場信頼できる仲買から仕入れた、その日一番の魚介を使用お酒と一緒に味わうことで改めて鮨のおいしさを実感高級鮨店の窮屈さを感じさせない大人の憩いの場青い暖簾と漆喰の壁が目印。店名の入った照明が灯ったら【すし柿﨑】のおもてなしが始まります人形町駅から徒歩3分、下町の雰囲気を残すこの街に店を構えているのが【すし柿﨑】。暖簾をくぐれば大将と奥様が笑顔で出迎えてくれます。こちらのお店は数々の名店で修業を積んできた大将が2008年に独立し、創業。長年培ってきた握り技で多くの食通をうならせています。カウンター8席の小ぢんまりとした店内。大将が鮨を握っているところを眺めることができます計8名が座れるカウンターからなる小さなお店です。一枚板のヒノキのカウンターや漆喰塗りの壁が落ち着いた空間を演出しています。気さくな店主との会話を楽しみながら、本格的な江戸前の鮨を堪能することができます。記念日を祝うのにはもちろん、ビジネスシーンでの利用でもよろこばれることでしょう。信頼できる仲買から仕入れた、その日一番の魚介を使用旬を意識した国産の魚介にこだわるため、メニューはおつまみと鮨からなる『おまかせコース』のみ。ゲストの好みやペース、お酒の量に合わせてメニューの内容をカスタムする大将の心づかいを感じられます。キッチリと仕事された自慢の握りの中でも、特にオススメのものを3つ紹介します。『大トロ・中トロ・赤身』国産天然本鮪の『大トロ・中トロ・赤身』で部位ごとの味の違いを楽しめます鮨好きであれば誰もが一度は夢見る鮪の食べ比べ。それを叶えてくれるのが鮪3貫からなる『大トロ・中トロ・赤身』という太っ腹なメニューです。鮪に強い仲買さんの目利きをくぐり抜けた、その日一番の国産天然本鮪を使用。『おまかせコース』の大きな山場といえるこちらのメニューを目的に足を運ぶ人も少なくありません。『バフンウニ・ムラサキウニ』見た目や風味の違いがはっきりとわかる『バフンウニ・ムラサキウニ』の食べ比べは贅沢な食体験『バフンウニ・ムラサキウニ』もまた贅沢な食べ比べをできるメニューです。ウニはその時季一番のおいしい物を使用。見た目や風味、舌触りの違いを感じることができ、楽しい食体験になることは間違いありません。常に2貫で提供するというスタイルに「鮨を楽しんで欲しい」という大将の心意気を感じます。『小肌』『小肌』は職人の技量を問う江戸前鮨の定番ネタ。絶妙な〆加減は高級魚に負けない絶品になっています骨の処理が難しく、職人の技術が一番わかるといわれている『小肌』。安価なイメージもありますが、それを覆す仕上がりになっています。塩と酢の塩梅が絶妙で、キレがよく強い旨みを感じ取ることができます。高級魚に負けないおいしさを誇る、この江戸前の定番ネタもゲストを魅了し続ける理由の1つです。お酒と一緒に味わうことで改めて鮨のおいしさを実感鮨に合う辛口のものを中心に、焼酎や白ワイン、シャンパンなど豊富な品揃え鮨と合わせて楽しみたいのが豊富な種類のお酒です。辛口の日本酒を中心に焼酎、白ワイン、シャンパンと好みに合わせて楽しむことができます。大将が自ら選んだお酒は料理の良さを引き立てるものばかり。鮨とお酒の相乗効果が生むハーモニーから大将の技術の高さを改めて知ることができるでしょう。贅沢な食べ比べメニューを惜しみなく提供したり、『おまかせコース』の内容をゲストに合わせてカスタムしたりと、大将の人柄を感じることができる【すし柿﨑】。本格派の江戸前鮨やおつまみに舌鼓を打ちつつ、温かな歓迎を受ければ、至福のときを過ごせることでしょう。次のおでかけで鮨を食べようと考えている人は【すし柿﨑】を訪れてはいかがでしょうか?料理人プロフィール:柿﨑祐平さん1963年生まれ。鮨職人の握り技に魅了され、18歳で鮨の世界へ。銀座【久兵衛】を始め、日本料理の【なだ万】や「グランドハイアット東京」内の【六緑】で活躍。2008年に【すし柿﨑】を創業。以来、江戸前鮨と人柄の良さで食通を魅了し続けている。すし柿﨑【エリア】人形町/小伝馬町【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20000円【アクセス】人形町駅 徒歩3分
2021年06月12日伝統を崩すことなく、進化し続けるリストランテ“イタメシブーム”ー。この言葉を耳にしたことがおありだろうか。往年の食通なら、懐かしいと思う方も多いかもしれない。1980年後半。バブルが絶頂期に達していたちょうどその頃、それまで隆盛を誇っていたフレンチに代わって、徐々に頭角を表し始めたイタリアンの潮流。そうした(主に東京での)イタリア料理界の一連の動きを称してそう呼んでいたのである。その先駆的存在としてブームの一翼を担ったのが、他でもない、ここ【リストランテ山﨑】だ。オープンは1986年。折しもその前年、神宮前に誕生したN.Y.スタイルの劇場型レストラン【バスタ・パスタ】が、そのセンセーショナルなスタイルで話題を呼び、本国イタリアでは、イタリア料理界に新風を吹き込むべく、グアルティエーロ・マルケージがヌォーバ・クッチーナ・イタリアーナを提唱。時代の波がイタリアンに向き始めていた、まさにその只中にあって産声をあげたのが同店。当時、日本ではまだ数少なかった本格派リストランテの誕生だった。それは、一重にシニョーラである山﨑順子さんの強い信念と熱意の賜物だろう。乃木坂駅から徒歩2分、緑生い茂る南欧風の建物にある【リストランテ山﨑】自らが理想とするリストランテを創りあげるべく、空間はもとより、カトラリーからサービスに至るまで一貫して一流を求めた山﨑シニョーラ。そんな彼女のお眼鏡に叶った料理人が初代シェフの寺島豊氏。この時なんと弱冠24歳。【グアルティエーロ・マルケージ】でパスタを任されていたところをシニョーラの山﨑さんに見出され、スカウトされたのである。オープン当初、地下にあった店内は、仄暗くスノッブな雰囲気に包まれた大人の空間だった。その中で、まるでスポットライトに当たっているかの如く、白いテーブルクロスの上で輝くマルケージ仕込みの料理は繊細で美しく、その洗練されたおいしさに人々はたちまち虜になった。多くの美食家らの舌を魅了し、瞬く間に世間の耳目を集めた。木漏れ日が心地よい個室今も続くスペシャリテの一つ『冷たいキャビアのスパゲッティ』を始め、コースを彩った料理の数々はそれまでのイタリアンのイメージを一新。経験したことのない新しいテイストは、その後の東京イタリアンに大きな影響を与えたと言ってもいいだろう。寺島シェフに続く2代目シェフに日髙良実氏、3代目には濱﨑龍一氏が就任と、歴代に名料理人がシェフを務めてきた同店。名シェフを次々と輩出してきたその功績もまた見逃せない。現店舗は2008年に改装。地下から2階へと移転。以前とは打って変わって、昼時には窓から木漏れ日が降り注ぐ明るいリストランテへと生まれ変わった。そして、現在、6代目シェフを務めるのは、矢島直樹氏40歳だ。一度はシステムエンジニアの道に進むも、小さい頃からの料理好きが高じ、23歳の時に料理人へと転身。奇しくも【リストランテ山﨑】のシェフを務めた濱﨑龍一シェフの下で6年間修業を積む。その後イタリアはミラノを中心に研鑽を積み帰国。同店のシェフに就任して7年目を迎える。開放感のある、居心地の良い店内「伝統を崩すことなく、新しいものを取り入れていく。ミラノの修業先【アイモ・エ・ナディア】で学んだその精神と技術をここでは、僕なりに表現していきたい。」とは、矢島シェフ。その思いは、同店きっての名物『冷たいキャビアのスパゲッティ』への姿勢にも現れている。歴代のシェフに受け継がれてきたこの伝統の一品を、レシピ自体は変えることなく、矢島シェフは少しだけ手を加えた。まず、キャビア。それまで使っていたオシェトラを、ロンバルディアのフレッシュタイプのセヴルーガに変更。塩分が少なく、小粒ながら一粒一粒がしっかりとしたそれはパスタにも絡みやすい。麺との一体感がより増幅されると考えての抜擢なのだが、更にパスタの巻き加減にもひと工夫。名物『冷たいキャビアのスパゲッティ』矢島シェフ曰く「キャビアとパスタだけのシンプルなこの一皿は、ある意味鮨と同じだと思うんです。言わば、パスタは鮨飯。口中でホロリと解ける握りのように、パスタも少し空気を含ませたふわっとした巻き方にしている。」そうで、キャビアの優しい塩加減と共に、よりソフトでエレガントな味わいを楽しませてくれる。前菜『サクラマスのひと皿』続いて登場したサクラマスの前菜は、まるで皿の上に咲いた花園のように愛らしい一皿。一晩塩でマリネしたサクラマスの上には、細かく刻んだキウィやピスタチオ、グリーンオリーブとピスタチオのペーストをトッピング。香草や香草の花々をちらしている。口にすれば、ねっとりとしたサクラマスの官能的な食感にフルーツの柔らかな酸が心地よく広がる。舌に残る軽やかな余韻には、冷えたシャンパンが合いそうだ。プリモピアット『タリアテッレ 鰯と発酵トマト、アーモンドペースト』さて、プリモピアットは『鰯と発酵トマトのタリアテッレ』。小田原から届いたヒコ鰯とトマトソース、アーモンドにケッパーの組み合わせは、シチリアはパレルモ名物の“鰯とトマトのスパゲティ”を思わせる。とはいえそこはリストランテ。矢島流にアレンジし、品格のある一皿に昇華させている。盛り付けにしても、タリアテッレをタンバル状にまとめ、上にはヒコ鰯とドライトマトを飾ってお菓子のような愛らしいルックスに仕立てる一方で、味わいもより繊細に。中華の友人から教わったという発酵トマトをソースに用いることで、より旨味を濃密にすると共に、発酵ならではの深みのある酸がドライトマトのあまみと相まって重層的な味の奥行きを醸し出している。原型が南のパスタゆえ、手打ち麺ではなく、パスタの街と言われるカンパーニャ州グラニャーノの「ジェラルド ディ ノーラ」の乾麺をあえて使うところに矢島シェフのこだわりが伺えよう。メイン『シストロン産仔羊のロースト クミン香るニンジンのピューレ』どちらかといえば、技巧的な前菜やパスタに対し、メインの『シストロン産仔羊のロースト』はグッとベーシックだ。ロゼ色に焼きあげられた仔羊にナイフを入れれば、肉質はしっとりとソフト。フランス産の仔羊ならではの上品な草の香り、滋味深さは、これまでの繊細な皿の余韻を崩すことなく舌を締めくくる。柔らかさは求めつつも、低温調理は用いず、200℃のオーブンに出し入れし、肉を休ませながら余熱で焼きあげるのは、仔羊本来の肉らしい風味を引き立てたいと考えてのこと。クミン風味の黄色い人参ソースやパセリオイルが彩りと味の抑揚を演出している。6代目シェフ、矢島直樹氏イマドキのパフォーマンスを追い求めるのではなく、食材の真のおいしさと真摯に向き合った上でのアレンジには無理がなく、どこか品格さえ漂わせている。その背景には、35年に亘る【リストランテ山﨑】の伝統があり、また、少しずつ進化を遂げてきたリストランテとしての矜持がある。そして、それらを引き継ぎ、今の“山﨑”を表現することが、矢島シェフに託された使命であり、また本懐とも言えるだろう。流行に流されることなく、時流を見つめてきた老舗の古くて新しい味を満喫したい。リストランテ山﨑【エリア】外苑前/青山一丁目【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】25000円【アクセス】乃木坂駅 徒歩2分
2021年04月30日