舞台『コインロッカー・ベイビーズ』が6月4日に東京・赤坂ACTシアターで開幕。初日上演に先駆けて、前日の6月3日に囲み取材が行われ、主演の橋本良亮(A.B.C-Z)、河合郁人(A.B.C-Z)、真田佑馬、芋洗坂係長、ROLLYが出席した。【チケット情報はこちら】同作は1980年に発表された村上 龍の『コインロッカー・ベイビーズ』の初舞台化。発刊当時、世間を騒がせていたコインロッカー幼児置き去り事件を題材にした同作。コインロッカーに置き去りにされながらも奇跡的に生き残り、さまざまな運命を乗り越えて生きていくふたりの子供、キクとハシを描いた物語。頭よりも身体が先に動くキク役を河合が、感受性が強く後に歌手としてデビューするハシ役を橋本が務める。初日を前にした意気込みについて橋本は「緊張していますが、早く皆さんに観ていただきたいというのが率直な気持ちです」。また河合は「今までやったことのない役やストーリーなので、その中で人間の心の叫びを表現できたらと思っています」と話した。5役を演じる芋洗坂係長は「私は係長なんですが、5役の中には社長役もあります(笑)」とコメント。ハシを見出すプロデューサー、Dを演じるROLLYは「衝撃的な登場におしっこをちびってしまうかも!オムツの用意を!」と見どころを語り、河合が「おふたりのキャラクターが強いので、僕らも個性を出すのに大変でした」と意外な苦労をのぞかせる場面も。河合は、先ごろ行われた制作発表で昆夏美とのキスシーンの“予行練習”として、橋本とのキスを披露。そのことについて河合は「A.B.C-Zのほかのメンバーから“橋本とキスできていいなあ”とうらやましがられました。本編での昆さんとのキスシーンには自然体で臨めてるので、橋本とのキスおかげかな」と話すと、真田が「会見の様子を見て“コインロッカー・ベイビーズはこんな話じゃない!”と思いましたよ」とツッコミ、会見場は笑いに包まれた。また河合は「A.B.C-Zのライブではなかなか行けないところにも行けるので、そういう地域で待ってくれているファンの皆さんをびっくりさせたい」と東京以外の公演への意気込みも見せた。舞台『コインロッカー・ベイビーズ』は6月19日(日)まで、東京・赤坂ACTシアターで上演。その後、福岡、広島、大阪を周る。
2016年06月07日アイドルグループ・A.B.C-Zの橋本良亮と河合郁人が3日、東京・赤坂ACTシアターで行われた舞台『コインロッカー・ベイビーズ』の公開ゲネプロに登場し、共演の真田佑馬、芋洗坂係長、ROLLYとともに報道陣の取材に応じた。同舞台は、村上龍原作の同名ベストセラー小説を音楽劇にし、コインロッカーに捨てられたハシ(橋本)とキク(河合)の葛藤や破壊衝動を描いていく。河合は、共演の昆夏美とのキスシーンに初挑戦となるが「稽古で曲やストーリーに合わせてやると、全く緊張せずに。今はもう、キスだから頑張らないと! という感じではないですね」と、自然体で臨んでいるという。また、”キスシーンの練習”として、制作発表で橋本とキスの予行演習をしたことについて、河合が「あれは大きかったですね。橋本とチューできたから、いま俺もチューできるようになったんだなと……」と、真面目な口調で語ると、橋本は「俺とキスしなくてもやれや!」と呆れた様子に。河合は橋本の視線をひょうひょうとかわしつつ「メンバーが羨ましがってましたから。『橋本とチューできていいね』って」とグループ内の様子を明かした。一方、共演の真田は「コインロッカー・ベイビーズはこんな話じゃないと思いました」と会見の感想を語り、周囲の笑いを誘った。今作について「覚えてきたことをリセットさせて、新しく生まれ変わるくらいの気持ちでやっている」(河合)、「本当に周りのみなさんが優しいので。一番年下ですけど、みんなを超えなきゃなという気持ちが重なっている」(橋本)と、舞台への気合は十分。河合は「誰もが驚く作品になっていると思います」と自信を見せたていた。
2016年06月03日映画『バースデーカード』が2016年10月22日(土)に公開される。実力派女優・橋本愛と宮﨑あおいが娘・母役で競演、監督に吉田康弘(※吉は土に口)。誕生日に毎年届く亡き母からの“バースデーカード”。本作は、最愛の娘の成長を見守ることが出来ないことを悟った母が、ありったけの愛を込めて綴った未来の娘への“手紙”が紡ぐ物語だ。毎年届く母からのバースデーカードを通して成長していく娘・紀子=橋本愛と、紀子が10歳の時に若くして病死し、バースデーカードを書き残す母・芳恵=宮﨑あおい、父・宗一郎=ユースケ・サンタマリア、弟・正男=須賀健太と、ストーリーはもちろん、配役にも注目が集まる。また、主題歌が木村カエラの新曲「向日葵」に決定。木村が脚本を読み込み、作品を観て本作のために書き下ろした新曲の作曲は、くるりの岸田繁が担当。あたたかなメロディーとストレートな歌詞は、監督・吉田康弘も泣きそうになったほどだという。9年ぶりとなる2人のコラボレーションに期待が高まる。【作品情報】『バースデーカード』公開日:2016年10月22日(土)出演:橋本 愛 ユースケ・サンタマリア 須賀健太 / 中村蒼 / 宮﨑あおい監督・脚本:吉田康弘(※吉は土に口)(c)2016「バースデーカード」製作委員会
2016年05月09日橋本愛と宮崎あおいという日本を代表する女優が、“娘と母”役で競演することで話題の『バースデーカード』。このほど、その主題歌を木村カエラが担当することが決定、憧れの「くるり」岸田繁とのタッグで書き下ろした新曲「向日葵」に乗せた、本作の特報映像も解禁となった。誕生日に毎年届く、亡き母からの“バースデーカード”。それは、最愛の娘の成長を見守ることが出来ないことを悟った母が、ありったけの愛を込めて綴った未来の娘への、“天国からの手紙”だった…。毎年母から届くバースデーカードを通して成長していく17~25歳の娘・紀子を演じるのは、“地元”熊本出身の行定勲監督のもと高良健吾らと中編映画『うつくしいひと』にも参加した橋本さん。また、紀子が10歳のときに若くして病死し、バースデーカードを書き残す母・芳恵には、『世界から猫が消えたなら』も控える宮崎さん。さらに、家族を温かく見守る紀子の父・宗一郎には、個性派ユースケ・サンタマリア。一家のムードメーカー的存在の紀子の弟・正男には、今年『シマウマ』『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』と振り幅大きい話題作が控える須賀健太、橋本さんの初恋の相手・立石には、若手実力派の中村蒼が扮している。今回、そんな本作の主題歌に、木村さんの新曲「向日葵」が決定。木村さんは脚本を読み込み、オールラッシュを観て本作を書き下ろしたという。映画主題歌としては、『チェブラーシカ』(’10)以来、実に6年ぶり。作曲は「くるり」の岸田さんが担当し、木村さんがこれまで「一緒にひとつの楽曲をつくりあげたい!」と念願していた岸田さんとの奇跡のコラボレーションが実現した形となった。岸田さんは、2006年に初めて木村さんのオリジナルアルバム「Circle」収録の「Dancing now」に作曲者として参加。一方、木村さんは「くるり」が手がけた映画主題歌『天然コケッコー』(’07)の「言葉はさんかくこころは四角」、『奇跡』(’11)の「奇跡」に大きく心を動かされたという。どちらも木村さんにとって大好きな曲となり、「言葉はさんかくこころは四角」は5周年記念ベストアルバム「5years」にカバー収録、「奇跡」は「くるり」主催の音楽フェスティバル「京都音楽博覧会」にてライブカバーを行ったこともあるほど、思い入れ深い2曲となった。木村さんは、自身も大好きな「くるり」の曲に心を動かされたことから、いつか映画主題歌を書き下ろすなら「くるり」と共作することを、ずっと心に思い描いていたそう。今回、本作での主題歌で、ついに「くるり」岸田さんとのタッグが実現。その書き下ろしの「向日葵」は、大切な人との出会いをまっすぐに咲く向日葵になぞらえ、温かなメロディーとストレートな歌詞で表現している。さらに、その主題歌を使用した特報映像も初解禁。宮崎さん演じる天国の母から届く、愛にあふれたバースデーカードに涙する橋本さん演じる娘の姿を、木村さんの優しい歌声とメロディーが包み込み、感涙必至の特報映像となっている。<以下、コメント>■木村カエラ私は18歳のとき、親も1人の人間だったんだ。と気づいたときがありました。それまでは、母親はどんなときでもお母さんだったのに、強いところも弱いところもある、私と同じ人間なんだと。映画の中で橋本愛さん演じる娘の紀子が、宮崎あおいさん演じる紀子の母親が、1人の人間として日々と葛藤し、弱さと闘う姿を見せるシーンがあります。紀子が成長したことを感じ、そして母親が紀子へ残したかったものがそこにはしっかりと存在する…とても大好きなシーンです。今回、映画を拝見して書き下ろした主題歌には「向日葵」と名前をつけました。「向日葵」の花言葉は【あなただけをみつめている】。母親にとって子どもは太陽。雲で隠れ、その輝きをなくしてしまわないように、いつもどんな時もその光だけを見つめている母親の姿と、太陽の方向を見て咲くひまわりとを重ね歌詞を綴りました。くるりの岸田さんが作曲した温かくも切ないメロディーは、私の書く言葉をとても素敵な世界へ連れていってくれました。吉田監督とキャストのみなさんが作られた、このすばらしい作品に参加できてとても光栄です。■岸田繁カエラの歌は、自分にとってのインスピレーション。彼女のために曲を書くということは、とても自然なことなんです。■橋本愛カエラさんと「くるり」の岸田さんという敬愛するお2人の共同製作と聞いて、それだけで大興奮! でしたし、物語の終わりに流れる音楽というのは、映画において本当に重大な意味や影響があると思っているので、今回この「向日葵」という曲に、間違いなく映画の格を底上げしていただいたと思っています。本当にいい曲。大好きです。ありがとうございました!■吉田康弘監督ラストシーンの最中に流れ始める、存在感のある主題歌が欲しいとリクエストしました。細かいパスは我々の方で繋いでいくので、最後にドーンッと思いっきりシュートを打ち込んで下さい。そうお願いして、この曲をあげていただきました。シンプルで力強い曲です。優しくて暖かくて切ない唄声です。それでいて、幸せが溢れているのです。だから僕は、初めてこの主題歌を聞いたとき、泣きそうになりました。『バースデーカード』は10月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月06日歌手の木村カエラが、女優・橋本愛と宮崎あおいが初共演する映画『バースデーカード』(10月22日公開)の主題歌として、ロックバンド・くるりの岸田繁と書き下ろした楽曲「向日葵」を提供することが明らかになり6日、同曲使用の特報が公開された。本作で橋本が演じる主人公は、天国にいる母より毎年届くバースデーカードから、幸せに向かってい進んでいく娘・紀子(橋本)。一方の宮崎が演じるのは、明るく気丈に振る舞い、行動的だったが自らの命の限界を悟り、娘にバースデーカードを書き残す優しい母・芳恵。メガホンを取るのは、『びったれ!!!』(15年)などの吉田康弘監督。2人のほか、ユースケ・サンタマリア、須賀健太らも出演する。主題歌は、木村が映画の脚本を読み込み、オールラッシュ(編集段階の作品)を観て本作のために書き下ろした新曲。木村は、『天然コケッコー』(07年)の主題歌でもあった、くるりの楽曲「言葉はさんかく こころは四角」をカバーしていたこともあったが、そんなくるりの岸田とタッグを組むのは今回が初となる。木村は、これまで「一緒に一つの楽曲をつくりあげたい!」と長く熱望していたが今回、そのコラボレーションが実現。楽曲は大切な人との出会いをまっすぐに咲く向日葵になぞらえ、温かなメロディーとストレートな歌詞で表現されているという。そんな主題歌を使用した特報は、紀子と芳恵の初となる映像。穏やかな主題歌も相まって、優しく温かな世界観の一端を垣間見ることができる。木村は、劇中で紀子や芳恵が「一人の人間として日々と葛藤し、弱さと闘う姿を見せるシーンがあります」と明かし、「紀子が成長したことを感じ、そして母親が紀子へ残したかったものがそこにはしっかりと存在する…とても大好きなシーン」と感慨を口にする。また、主題歌は「母親にとって子供は太陽。雲で隠れ、その輝きを無くしてしまわないように、いつもどんな時もその光だけを見つめている母親の姿と、太陽の方向を見て咲くひまわりとを重ね歌詞を綴りました」と制作背景を告白。さらに、「温かくも切ないメロディーは、私の書く言葉をとても素敵な世界へ連れていってくれました」と岸田の作曲を絶賛している。一方の橋本は、「カエラさんとくるりの岸田さんという敬愛するお二人の共同製作と聞いてそれだけで大興奮!」と感激。「物語の終わりに流れる音楽というのは、映画において本当に重大な意味や影響がある」と前置きしながら、「この向日葵という曲に、間違いなく映画の格を底上げしていただいた」とまで語り、感謝の意を示した。このほか、母の日・8日より特設サイトでキャンペーンを開始。Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSに大切な人へ感謝の気持ちをつぶやいた人の中から抽選で20組40名が本作の特別試写会に招待される。(C)2016「バースデーカード」製作委員会
2016年05月06日漫画家・蛭子能収が長編映画初主演を果たす『任侠野郎』。共演には、柳楽優弥、トリンドル玲奈、安田顕、中尾明慶ら豪華キャストが集結する中、いよいよ本作の予告編が到着した。かつて関東一円に名を轟かせた小里組の元若頭・柴田源治。親分の仇を取るために正岡組の組長を殺し、刑務所に入ったあと、ひっそりと街に戻った彼は、ある思いからクレープ屋を営んでいた。しかし昔の仲間と再開した源治は、衝撃の事実を知る。かつて仇討ちのために殺した正岡組長は、親分を殺した犯人ではなかった。さらに、源氏を騙し、正岡組長を殺させた榊組は正岡組の事業を乗っ取ろうとしていたのだ。組長を亡くした正岡組は、一人娘・時子が必死に守っていたが、争いはより激しさを増す。父親を奪ってしまった時子に懺悔の念を持ちつつも過去と決別しようとする源治だが、次第に争いに巻き込まれていってしまう――。漫画家でありながら「バス旅」などに出演するなどバラエティー番組にも多く出演する蛭子さんが、かつて関東一円に名を轟かせた元若頭・源治として、長編映画初主演を果たす本作。共演者には、柳楽さん、トリンドルさん、安田さんをはじめ、大谷亮介、中尾さん、佐藤二郎、橋本マナミ、「NGT48」北原里英、「千鳥」大悟、「EXILE」橘ケンチなどバラエティー豊かなキャストが集結している。また脚本は、『コドモ警察』『HK/変態仮面』シリーズを担当する福田雄一が、「世界一受けたい授業」などのバラエティー番組の演出を手がけてきた徳永清孝が監督を務めた。さらに、本作の挿入歌「任侠野郎」は、作詞を福田氏が手掛け、蛭子さんが歌っている。そして今回解禁されたのは、「かつて伝説と呼ばれた任侠がいた」というナレーションと共に、バラエティーでは見せない顔つきの蛭子さんの姿から始まる予告編。和装姿のトリンドルさんや鍛え抜かれた肉体を覗かせる橘さん、見えちゃってるけど…と大胆すぎる北原さん、さらに上を行くセクシーなセーラ服の橋本さんなど、本作の見どころがぎゅっと詰まった映像となっている。また映像終盤には、蛭子さんが本気の殺陣を披露する姿も!未だかつて見たことなないその真剣な眼差しは、今までの蛭子さんのイメージさえも変えてしまうそんな姿が収められている。『任侠野郎』は6月4日(土)より全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2016年04月24日橋本愛と宮崎あおいが娘と母役で競演し、『パッチギ!』『嫌われ松子の一生』にも参加している吉田康弘監督が贈る感動作『バースデーカード』。この度、いま注目の若手俳優・中村蒼が、橋本さん演じる主人公・紀子の初恋の相手・立石純役として初共演することが明らかになった。小学生時代のあだ名は「泣き虫のりこ」。落ち込む私をいつも励ましてくれるのがママ。優しくて、明るくて、そんなママのことが大好き。このままずっと隣にいて安心させてくれる、と当たり前のように思っていた。10歳の誕生日までは…。ママは病気に勝てず天国に行ってしまった。ママと過ごす最後の年になってしまった10歳の誕生日、ある約束をした。それは20歳を迎えるまで私たち姉弟に毎年手紙を贈ること。翌年訪れた、母がいない11歳の誕生日、本当に手紙が届いた。そして20歳を迎えた最後の手紙。そこには10年前私が投げかけてしまった質問の返事が記されていた。「ママは希望通りの人生が送れている?満足できている?」。小学校のクイズ大会で一問も答えられず落ち込む私を励ましてくれたママ。でも私はふり切ってしまったのだ。その後ママは「ごめんね」と泣いていた。私はそこからずっと、ママにかける言葉を探していたように思う。ママの“答え”を読んだ後、私は決心した。10年前のあの日をやり直すために。たくさんの出会いと経験を経て、私が変われるチャンスを手紙はくれた。さらにチャーミングなママは、まだサプライズを用意。最後に思いがけないプレゼントが待っていた――。誕生日に毎年届く、亡き母からの“バースデーカード”。それは、最愛の娘の成長を見守ることが出来ないことを悟った母が、ありったけの愛を込めて綴った未来の娘への“手紙”…。バースデーカードを通して成長していく娘・紀子(17~25歳)役には橋本さんが、母・芳恵役に宮崎さんが好演。さらに、家族を温かく見守る紀子の父・宗一郎役にはユースケ・サンタマリア、一家のムードメーカー的存在の紀子の弟・正男役に須賀健太といった個性豊かな実力派俳優が集結している。そんな中、今回新たに決定したのは、主演映画『東京難民』、SPドラマ「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」などに出演する中村さん。昨年放送された「無痛~診える眼~」では、先天性無痛症で無毛症の青年という近年でも類を見ない難役に挑戦し、まるで別人のレベルまで変身する徹底的な役作りと今まで培われた確かな演技力で世間に圧倒的なインパクトを与えた中村さん。そんな彼が、今回演じるのは、紀子とは中学校が同じでずっと紀子とっての憧れの存在で、19歳のときに偶然に再会を果たし、ラーメン屋で修業しながらしっかりと将来を見据えて精神的にも自立している立石に、紀子は再び惹かれ始めるという役どころ。立石の言葉に励まされ、影響されながら少しづつ自分の殻を破っていく紀子。次第に立石の存在は紀子にとって大きな存在となり、いつしかかけがえのない相手になっていく…。今回中村さんは、いつか自分のお店を持つという夢に向かって日々努力しているという役のため、撮影前に都内のラーメン屋さんに何度も通い、実際にラーメン屋の店員の所作や麺の湯切りの修業を実施。特に湯切りの場面では、監督の意向で平ザルを使用。実はこの平ザルがとても難しい。そのため、中村さんは1か月間自宅のお風呂場で濡らしたタオルを麺に見立てて湯切りの猛練習。湯切りのしすぎで右腕が筋肉痛になるほど自分を追い詰めたようだ。撮影は実際に長野県岡谷市で営業している店で行われ、中村さんの一連の所作を観た店長は「教えることは何もない。筋がとても良い!」と太鼓判を押すほど。さらに今回は、1年以上離れていたバイクの運転にも挑戦!劇中で乗らなければならないバイクは旧式のバイクだったため、エンジンをかける事すら難しいバイク。さらに、紀子を乗せた2人乗りのシーンもあるため、撮影前に1週間の猛練習を行なったという。今後も黒木瞳が初監督をつとめる映画『嫌な女』など多数の出演作品が控えている中村さん。今最も注目されている若手俳優のひとりとあって本作の注目度もさらに高まりそうだ。<以下キャスト&スタッフコメント>■中村蒼今回立石役で出演する事になりました。原作ものが映像化される中、今作はオリジナルの作品で撮影現場では監督のこの作品にかける想いが伝わる様な熱い演技指導を受けとても素敵な時間を過ごさせてもらいました。主演の橋本さんは当時は10代だったにもかかわらずどっしりされていて、でも現場を離れると10代らしい表情に戻って強い部分と少し子供っぽい部分を持っている姿は本当に紀子そのものでした。母親の愛家族の愛の偉大さ最後には希望が持てる映画になっています。■橋本愛紀子と立石くんの関係をどう作れば2人が結婚まで行き着いてその先歩んでいけるのか、悩んでいた部分があったのですが現場でお芝居をしてすぐ、中村さんの母性をくすぐる笑顔と仕草にその答えを見ることができました。優しくて純粋で一生懸命で時に頼りになる、素敵な恋人でした。紀子の結婚相手が中村さんで良かった、と安心しました。■吉田康弘監督不器用でシャイだけど、純粋で熱い男を演じてもらいました。中村君の優しいけど意志の強そうな眼差しと、時折り見せる親しみやすい笑顔が役にぴったりでした。役作りのために、扱いにくいバイクの走行練習をしてもらったり、ラーメン屋の店員所作や、麺の湯切りを習得してもらいました。演技も自然体で、細やかな表情が素晴らしく、役の魅力を存分に表現してくれたと思っております。何よりも笑顔が素敵です。癒されます。安心できます。『バースデーカード』は2016年10月、全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月23日1980年に発表された村上 龍の『コインロッカー・ベイビーズ』が初舞台化。主演に橋本良亮(A.B.C-Z)、河合郁人(A.B.C-Z)を迎え、6月4日(土)より東京・赤坂ACTシアターで上演。都内で同作の制作発表が行われ、主演のふたりのほか、昆 夏美、シルビア・グラブ、脚本・演出の木村信司が出席した。【チケット情報はこちら】発刊当時、世間を騒がせていたコインロッカー幼児置き去り事件を題材にした同作。コインロッカーに置き去りにされながらも奇跡的に生き残り、さまざまな運命を乗り越えて生きていくふたりの子供、キクとハシを描いた物語。頭よりも身体が先に動くキク役を河合が、感受性が強く後に歌手としてデビューするハシ役を橋本が務める。同作の舞台化を長年熱望していたという脚本・演出の木村信司は「これまでになかった作品に辿り着きたいと思っています。できることなら公演ではなく事件でありたいと思っている」と意気込んだ。また主演のふたりについて「ジャニーズ事務所で、ずっとライブでお客さんを楽しませるということを勉強してきた人たち。舞台の申し子だと思っています。河合くんはガッツがあって、橋本くんは見るからにロマンチックな男という印象」と語った。河合と橋本はそれぞれ自身が演じる役への印象について「台本を読んで感じたのは、ハシは凄く大人だってこと。でも臆病でキクがいないと何もできない人だと思う。音楽が好きな所や、ひとりでこなす所は自分と似ていると思いました。でも、ただひとつ大きく違うところは、同性愛者という所。僕がそこを演じられるのかは不安ですね」(橋本)。「キクは僕と正反対。キクは運動神経万能なんですが、僕は以前体力測定やったら60代前半って診断が出たくらいの運動神経なので(笑)。ただ、舞台の上だけでも、運動神経が良くて、普段と違うクールな自分を演じられたら楽しいだろうなって思っています」(河合)と語った。過激なシーンが多いことで知られる同作。河合は「昆さんとのキスシーンがあるんですが、キスシーン自体、これまでやったことがないので不安です。なんで今日も(昆が)隣にいるんだろうって(笑)」と非常に照れた様子。すると司会者からこの場でキスシーンの予行練習をしては?という提案が。「制作発表でキスする人いないでしょ?」と抵抗する河合に、橋本がキス相手に立候補。「自分も同性愛者の役作りになる」(橋本)と説得。結局、河合、橋本でのキスシーンが実現。「この制作発表の間中ずっと緊張していましたが、これで吹っ飛びました。橋本の唇は柔らかかった(笑)」(河合)。「凄い恥ずかしいです。(河合の)唇は大人でしたね(笑)」(橋本)とそれぞれ語り、会見場は笑いに包まれた。舞台『コインロッカー・ベイビーズ』は6月19日(日)まで、東京・赤坂ACTシアターで上演。その後、福岡、広島、大阪を周る。
2016年04月14日村上龍の代表作を音楽舞台化する「コインロッカー・ベイビーズ」の製作発表会見が4月12日(火)、都内で行われ、W主演を務める「A.B.C-Z」の橋本良亮と河合郁人、共演する昆夏美、シルビア・グラブ、作・演出の木村信司が出席した。原作は80年代に社会問題化したコインロッカー幼児置き去り事件を題材に、第3回(1981年)野間文芸新人賞受賞を受賞した同名小説。コインロッカーに捨てられたハシとキク、さまざまな失敗を繰り返しながら、生きるためにもがき葛藤する。橋本さんが演じるハシは、感受性が強く優しく、世界中のあらゆる音を聞こうと東京へ旅立つという役どころ。「すばらしい原作の舞台化に出演できるうれしさでいっぱい。原作を超えるお芝居と音楽をお届けしたい」と抱負を語ったが、同性愛者という設定には「大丈夫かな、演じきれるかなという不安はありますね」と本音も明かした。一方、「周りにも原作ファンが多いので、不安やプレッシャーがあります」と明かす河合さん。キクは頭よりも身体を先に動かすタイプで、「以前、番組で体力測定したら、60代前半という結果が出たので…」とこぼしたが、それ以上に「一番の不安はキスシーン。いままで経験がないので、緊張しています」と戦々恐々だ。そんな2人に対し、司会者から“キスの予行演習”というまさかの無茶ぶり!橋本さんが「やりたくないけど、役作りという意味では一石二鳥」と意を決すると、河合さんも「ちょっとリップ、塗ります。明日の新聞、大きく載せてくださいよ!」と腹をくくった様子。いざ、2人のキスが始まると、ヒロイン役の昆さんは思わず両手で口元を抑え、恥ずかしそうな表情を浮かべていた。キスを終えた2人は「大人のくちびるでした」(橋本さん)、「これで吹っ切れましたね。橋本のくちびるは柔らかい」(河合さん)とまんざらでもない様子だった。「コインロッカー・ベイビーズ」は2016年6月4日(土)から19日(日)まで、赤阪ACTシアターにて上演。(text:cinemacafe.net)
2016年04月12日アイドルグループ・A.B.C-Zの橋本良亮と河合郁人が12日、都内で行われた、舞台『コインロッカー・ベイビーズ』の会見に、共演の昆夏美、シルビア・グラブとともに出席した。同舞台は、村上龍原作のベストセラー小説を、宝塚歌劇団の演出家・木村信司が脚本・演出を担当した音楽劇で、コインロッカーに捨てられたハシ(橋本)とキク(河合)の葛藤や破壊衝動を描いていく。木村が15年間企画をあたため、原作の村上に直接脚本のOKをもらったという。舞台では河合と昆のキスシーンが予定されており、「初めてのキスシーンが不安」と言う河合のため、メンバーの橋本と予行演習をすることに。「マジ!? 制作発表でキスするやついないでしょ!?」と戸惑っていた河合だが、覚悟を決めるとリップクリームで唇を潤し、「やるからにはめっちゃ大きく載っけてください!」と話しながら準備を始める。橋本が口にした「キク、キスして。ねえ、キスしてよ」という舞台中のアネモネ(昆)のセリフを合図に、5秒間キスをした。食べ物にたとえると「ナマコ」と表現した河合は「橋本の唇、超柔らかかった」と感想を。橋本も「(河合の唇は)想像できた感じ。固そうだなと」と話した。また、河合が強めに抱き寄せたため、橋本は「女性だったら嫌いになるよ」とアドバイスを送り、河合は「アイドルだから、キスあんまり上手じゃなくていいよね!?」と弁解をした。ほか、河合から「どうしてもメンバーだったら誰がいいかだけ教えて」という質問に、橋本は「とっつー(戸塚祥太)」と回答。河合は「リアルじゃん! 確かに戸塚だったらいいかなってちょっと思うよ。五関(晃一)だって、再来月31歳だからね」と納得していた。2人のやりとりに昆は「河合さんが裏でもスタッフの方に『柔らかかった』と言っていたので、プレッシャーになりました」と話し、シルビアは「そんなに(橋本の唇が)柔らかいんだったらいくらでも」(シルビア)と意欲を見せた。これを受けて河合は「もうみんなでキスしちゃおうか! Jr.の真田(佑馬)もキスする!」とやけ気味に提案をした。舞台では過激なシーンも予定されているが、河合は「これで吹っ切れた」とコメント。最後に、橋本は舞台について「本当に死ぬ気でやらないと。誰1人も裏切りたくないので、楽しんでいただければ」と真面目な決意で締めくくった。東京公演は6月4日~6月19日、赤坂ACTシアターで行われる。ほか、福岡公演(6月24日~25日 福岡市民会館)、広島公演(6月29日 広島文化学園HBGホール)、大阪公演(7月2日~3日 オリックスホール)を予定している。
2016年04月12日タレントのテリー伊藤(66)とお笑いコンビ・爆笑問題の太田光(50)が10日、TBS系バラエティ番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~11:30)で、"国民の愛人"の愛称を持つグラビアアイドル・橋本マナミ(31)にもっと愛人キャラらしい発言をするよう求めた。記者に取材された体験談の話になり、「『週刊文春』に撮られないように注意している?」と聞かれた橋本は、「既婚者の方にデートにお誘いしていただく機会がある」と明かした上で、「2人で行って何もないとは思うんですけど、それでも怖いので複数で行ったり」と真面目に答えた。すると、テリーが「ダメだよそれじゃ!」と大きな声を上げ、太田も「まったく愛人キャラやらないよね」と指摘。「私が本当に愛人だったら干されますよ」と橋本が言うと、太田は「でも、キャラってそういうもんでしょ。もうちょっと愛人っぽい発言してよ」と求め、テリーも「悪役プロレスラーが花に水やってどうするんだよ」と例えて笑わせた。番組のエンディングでも、太田は「もう少し愛人らしいことを言ってほしい」と要求。橋本は「したいけど今は無理。やめないですけど、もうちょっと待ってください」とタイミングを見て"愛人"キャラを復活させると話した。
2016年04月10日グラビアアイドルでタレントの橋本マナミが、片思いをテーマにした映画『イブの贈り物』(7月2日公開)で初主演を務めることが5日、発表された。俳優・横浜流星とW主演となる。原案は、日本最大級の小説投稿サイト「E★エブリスタ」の投稿イベントから選出された同名の電子小説。『ピカレスク 人間失格』(02年)などを手掛けている伊藤秀裕監督がメガホンを取り、星由里子も出演する。介護士をしているヒロイン・美里(橋本)が、見習いの青年・穣(横浜)と最期の時間を過ごす老女・静(星)との恋を見守りながら、自身も穣に引かれていき、心が揺れるクリスマス前夜までを描く。橋本は、本作を「今の日本の問題でもある介護の中でおこる日常や、その中での人とのつながり、温かさ、そして恋心、いろいろな気持ちが交差し揺れ動く作品」と表現。続けて、「演じていて何度も涙が止まらなくなるシーンがありました」と話すほど、「純粋で切なく甘酸っぱい思いがたくさん詰まっています」と強調する。その上で、「見終わった後に切ないけど何かホッとするものを感じていただけたら」と呼びかけている。一方の横浜は、「実際に介護士の方にお話をきいて、相手への接し方や話し方などを意識」したという。穣については、「幼い頃両親が亡くなり祖母に引き取られましたが、祖母も亡くなってからずっと一人で生きてきた孤独な子」と説明。さらに、発音に苦戦しながらもフランス語に初挑戦したそうで、「星由里子さん演じる静さんとのフランス語での掛け合いも、ぜひ注目して見ていただきたいです」とアピールした。なお、映画の原案となった同名小説は現在、「E★エブリスタ」にて全編無料で読むことができる。
2016年04月06日「烈車戦隊トッキュウジャー」でブレイクした注目の若手イケメン俳優・横浜流星が、“愛人にしたい女NO.1”の異名を持つタレント・橋本マナミとW主演で贈る、「片想い」をテーマにした純愛ラブストーリー『イブの贈り物』が7月2日(土)より公開決定!それぞれからコメントが到着した。物語は、美里(橋本マナミ)が働く介護施設に、介護士見習いの穣(横浜流星)がやってくるところから始まる。彼はすぐに施設内の人気者になり、入所者で、気難し屋の老女・静(星由里子)も彼に心を開いていく。そして、静と穣の関係は、美里が妬いてしまうほど親密になっていった…。原案は、日本最大級の小説投稿サイト「E★エブリスタ」の投稿イベントから選出された、「片想い」をテーマにした切ない恋愛電子小説。映像化に挑むのは、『ピカレスク 人間失格』、『チャイコイ』などの映画を手掛けている伊藤秀裕。介護士の美里が、老女と青年の恋を見守りながら、自らも青年にトキメキ、心揺れるクリスマス前夜までを描いた純愛ラブストーリーとなっている。横浜さんが演じるのは、介護士見習いの青年・穣。横浜さんといえば、「烈車戦隊トッキュウジャー」トッキュウ4号/ヒカリ役で一躍お茶の間の人気を集めて以来、ドラマ「JKは雪女」や、主演舞台「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE~さよなら絶望学園~」、舞台「闇狩人」ではプライベートでも交流がある若手俳優・高杉真宙と競演するなど、若手俳優ひしめく注目作に多数出演。中でも、二階堂ふみと山崎賢人がW主演を務め、そのほか山田裕貴、鈴木伸之、門脇麦、吉沢亮ら注目度の高い若手俳優たちが勢揃いする話題作<a href="">『オオカミ少女と黒王子』</a>ではメインキャストを務めるなど、着実にキャリアを積む若手注目株のひとりだ。今回の役を演じるにあたり横浜さんは「初めての介護士役ということで実際に介護士の方にお話をきいて、相手への接し方や話し方などを意識して演じました」と話し、「また、今回フランス語にも初挑戦しました。発音が難しくて苦戦しましたが、星由里子さん演じる静さんとのフランス語での掛け合いも、ぜひ注目して観て頂きたいです」と見どころを語った。もうひとりの主演は、テレビドラマやバラエティで活躍中の橋本さんが務め、本作で初主演デビューを飾る。橋本さんは「いまの日本の問題でもある介護の中でおこる日常や、その中での人とのつながり、温かさ、そして恋心、色々な気持ちが交差し揺れ動く作品になっています。私も演じていて何度も涙が止まらなくなるシーンがありました」と本作への思いを明かした。本作が初主演となる橋本さんが、ネクストブレイク必至の若手俳優・横浜さんとどんな切ない恋愛物語を紡ぐのか、期待が高まる。『イブの贈り物』は7月2日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月05日Rev.from DVLの橋本環奈とSexy Zoneの佐藤勝利が、角川映画40周年記念作として製作される映画『ハルチカ』(2017年公開)でW主演を務めることが16日、明らかになった。佐藤は、同作で初の映画主演となる。原作は、累計55万部を記録している小説家・初野晴氏の同名シリーズ。幼なじみの上条春太(ハルタ)と穂村千夏(チカ)が、高校内で起こるさまざまな事件を解決しながら、弱小吹奏楽部のメンバーを集め、コンクール出場を目指す様子を描いており、TOKYO MXほかで『ハルチカ~ハルタとチカは青春する~』(放送中)のタイトルでTVアニメ化もされている。橋本が、少し気が強い面もあるが明るくて天真らんまんなフルート初心者のヒロイン・チカを、佐藤が、頭脳明晰(めいせき)なホルン奏者の美男子・ハルタを演じる。メガホンをとるのは、『箱入り息子の恋』(13年)の市井昌秀監督。4月中旬からのクランクインに向けて、主演の2人は現在、それぞれの担当楽器の猛練習している。オファーを受けてから原作を読んだという橋本は、「あまりに面白くてあっという間に全巻読破してしまいました」とその感想を口にする。その作品の実写化で主演を務めることも「原作を読ませていただくにつれ、ますます喜びが増してゆきました」と感慨を述べており、すっかり原作のとりこになったことを明かす。その上で、チカを「いろいろ悩みも夢も抱えているものの一般的な女子高生」と分析。自身も現役の高校生であることから、「過剰な作り込みはせずに等身大の自分が持っている感性や思いを率直に表現し、自然体で臨みたい」と意気込む。また、前作となった『セーラー服と機関銃 -卒業-』(公開中)を振り返りながら、「(劇中で高校を)やっとの思いで卒業したと思ったら、今度はまた高校に入学してひと騒動巻き起こすことになりました」と笑みを浮かべ、本作で「より自然体の橋本環奈演じますチカを楽しみにしていて」と呼びかけている。一方の佐藤は、映画で初の主演となることが決まった際、「その日の夜には家の近くの本屋に息を上げながら走っていき」原作を購入したほどまでに「とてもうれしくて胸が躍りました」と大感激。橋本同様に自身が演じるハルタについて、「繊細な心の持ち主」と分析し、それを踏まえて「その春太の心を芝居に入れ込む作業を、丁寧にしていきたい」とひた向きに話す。そんな主演の2人を通して、「まさに役柄と同じ等身大の若者の時間を映画として切り取れることは大変光栄です」と語る市井監督。「その年齢でしか産まれない繊細な心情や表情をオブラートに包まず、むき出しに映像に収め、生きている時間をしっかりと紡ぎたい」と表明しながら、「2人を囲むすてきな共演陣、そしてもう1人の主役と言っても過言ではない、吹奏楽の音楽にもご注目ください」とアピールした。(C)2017「ハルチカ」製作委員会
2016年03月17日公開初日を迎えた映画『セーラー服と機関銃―卒業―』の舞台あいさつが5日、東京・角川シネマ新宿で行われ、キャストの橋本環奈(Rev.from DVL)、長谷川博己、武田鉄矢、大野拓朗、宇野祥平と前田弘二監督が出席した。ステージに上がると客席から溢れんばかりの拍手を受けた橋本は「昨日は緊張して全然眠れなくてドキドキしてました。でも今お客さんから温かい握手をいただいてホッと落ち着きました」と安堵した表情を見せながら「今日まで星泉としてこの映画とともに歩んできましたが、公開初日を迎えた今日こそ星泉から卒業する日だと思います」と初めての主演映画で演じたキャラクターからの卒業宣言。続けて「本当にこの映画に関わった皆さんのお陰で女優というお仕事が大好きになりました。星泉は卒業しますが、この作品で学んだことを大切な糧としてこれからも色んな作品や役柄に向かっていきたいとです」と今後の女優活動に意欲を見せた。また、舞台あいさつ中にはサプライズで橋本の両親からの手紙を朗読するコーナーも。それを聞いて思わず目頭を熱くさせた橋本は「このお仕事を始めたいと私が言った時に何の反対もせずに1番応援してくれたのが両親なんです。この映画も喜んでくれたし、本当にありがたいと思っています」と感謝しきりだった。その橋本は、現在地元・福岡に在住しながら芸能活動を展開しているが、芸能界の大先輩で同郷の武田は「僕も1番最初の映画で同郷の人たちとスタートを切りました。映画の素晴らしさを橋本環奈に伝えたいという思いで今回は演じましたよ」と温かい眼差しを向けるも「この映画でアイドルではなくて女優さんとして、一歩歩き始めました。大変申し上げにくいが、いつか博多を旅立って東京で生きていく決心をどこかでしないと。冷たいようだけど一人前にならない。九州の人がみんな味わった足あとを環奈さんには辿って欲しいです。同郷の先輩として心よりお祈りしています」と金言を授けた。1981年公開の映画『セーラー服と機関銃』をはじめ、これまでに薬師丸ひろ子、原田知世、長澤まさみが主演の泉を演じた本作は、赤川次郎の小説を実写化したアクション・ドラマ。組員4人の弱小ヤクザ・目高組の組長だった高校3年生の星泉(橋本)は、普通の女子高校生として過ごすも街を乗っ取ろうとしている勢力に立ち向かっていく。主題歌も橋本が担当している。
2016年03月05日アイドルの橋本環奈が3月5日(土)、都内で行われた初主演作『セーラー服と機関銃 -卒業-』の初日舞台挨拶に登壇。「今日こそ、この映画から“卒業”する日。学んだことを大切な糧にし、女優として歩んでまいります」と決意表明した。80年代に大ブームを巻き起こした角川映画の代表作をリメイク。弱小ヤクザ・目高組の組長だったという驚きの経歴をもつ18歳の高校三年生・星泉(橋本さん)が、親しい友人が巻き込まれたニセモデル詐欺をきっかけに、再び裏社会の抗争に身を投じる。この日は橋本さんのご両親から、お祝いの手紙がサプライズで届き、橋本さんは「こういうの、本当に(事前に)教えてもらえないんですね」と驚きの表情。手紙の代読が終わると、「私が芸能のお仕事をしたいと言ったとき、何の反対もせず、応援してくれたのは両親。この映画への出演が決まったときも、とても喜んでくれた。本当にありがたくて…、言葉が浮かばないですね」と瞳をうるませ、感無量の面持ちだった。舞台挨拶には橋本さんをはじめ、共演する長谷川博己、大野拓朗、宇野祥平、武田鉄矢、前田弘二監督が登壇。出席予定だった安藤政信は、体調不良を理由に欠席した。組の若頭補佐を演じた長谷川さんは、「昔気質のヤクザという、普段とは違う役柄をぜひ演じてみたいと思った」といい、「アクションや男くさい映画もいいですね。『96時間』のリーアム・ニーソンみたいになりたい」と思わぬ宣言も。初共演した橋本さんについては、「新人の女優さんとはいえ、こちらは容赦しちゃいけないなと思った。日々、女優の表情に変わっていく姿を見られた」と話していた。また、橋本さんと同じ福岡出身の武田さんは「あえて橋本環奈と呼び捨てさせてもらいますが、彼女が生まれた街の名前を聞くと、その風景が目に浮かぶほど」と目を細め、「同郷の先輩として、映画、芝居の面白さを伝えたかった。この作品が環奈にとって、女優さんとしての一歩を踏み出す、良きスタートになることを祈っています」と“贈る言葉”を捧げた。『セーラー服と機関銃 -卒業-』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年03月05日アイドルの橋本環奈が3月3日(木)、都内で行われた主演作『セーラー服と機関銃 -卒業-』の公開直前PRイベントに出席し、女子中学生&女子高生約180人を前に、ソロデビュー曲の映画主題歌「セーラー服と機関銃」をはじめ計5曲をライブ披露した。80年代に大ブームを巻き起こした角川映画の代表作を再映画化。弱小ヤクザ・目高組の組長だったという驚きの経歴をもつ18歳の高校三年生星泉(橋本さん)が、親しい友人が巻き込まれたニセモデル詐欺をきっかけに、再び裏社会の抗争に身を投じる。この日はひな祭りということで、会場は女子の熱気ムンムン。セーラー服姿の橋本さんも圧倒されつつ、「これだけのJC(女子中学生)、JK(女子高生)組員が一緒なら、心強いですね。ぜひSNSとかで、この映画をおすすめしてください」と“組長ぶり”を発揮していた。また、目高組の若頭を演じる武田鉄矢との共演をふり返り、「クランクアップが近づき、さみしがっていた私に、『始まりがあれば、終わりがある』と言葉をかけてくださった。タイトルの卒業には、新たな一歩という意味もあるんだと気づいた」と大先輩の“金言”に感激の様子。「泉の成長を見てほしい」と映画をアピールしていた。『セーラー服と機関銃 -卒業-』は3月5日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月03日赤川次郎のメガヒットを原作に、橋本環奈主演で贈る角川映画40周年記念作品『セーラー服と機関銃-卒業-』 。この度、公開を目前に控えた本作から、薬師丸ひろ子が主演を演じた1981年の『セーラー服と機関銃』と本作がコラボした予告編が解禁された。18歳、高校三年生の星泉には、組員わずか4名の弱小ヤクザ・目高組の組長という驚きの過去があった。伯父を殺した敵を機関銃で襲撃する大事件を起こしたあと、組は解散。いまは、シャッター商店街の中で「メダカカフェ」を経営し、「組長」あらため「店長」として活躍する日々。卒業を間近に、普通の女子高生としての日常を取り戻していた。そんなある日、ニセモデル詐欺に巻き込まれた友達の相談から、泉の周辺には、ふたたび危ない影が忍び寄ってきて…。シリーズ累計260万部を超える赤川氏のメガヒット原作を基に、1981年に一大ブームを巻き起こし、邦画興収第1位を記録した薬師丸さん主演で贈る角川映画の代表作『セーラー服と機関銃』。その後、2度のテレビドラマ化がされ、その最新作となるのが今回の本作だ。トップスター女優の登竜門とも言える本作の主人公・星泉を演じるのは「1000年に一人の逸材」と話題沸騰中の橋本さん。本作で映画初主演を果たし、主題歌「セーラー服と機関銃」でソロデビューも遂げている。そして今回解禁された予告編は、1981年の薬師丸さん主演映画『セーラー服と機関銃』と時代を超えコラボした映像。当時の映像と薬師丸さんが歌う主題歌をBGMとして使用した秀逸すぎるオマージュ予告は、旧作と本作が見比べられるよう映像が並び、テロップ表示の仕方や、台詞が奇跡的にシンクロし合うようになっている。前作にも登場するクラスメイト3人組と歩く姿や、目高組組員とのやり取りなど作品設定が変わっていないと分かるシーンや、前作では泉が公衆電話から電話かけているのに、本作ではスマホで電話する場面など、時代の違いにも気づける部分もあり老若男女が楽しめる予告編となっている。またさらに最後には、あの有名すぎる名台詞「カ・イ・カ・ン」と言う、時空を超えた“星泉”の共演もここに実現した。『セーラー服と機関銃角川映画 THE BEST』は発売中。『セーラー服と機関銃-卒業-』は3月5日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月03日かつてセーラー服姿でヤクザの組長を務めた過去を持つ女子高校生が、街にはびこり出した新たな悪と対決すべく、解散した目高組を再開させて巨大な勢力と立ち向かう『セーラー服と機関銃-卒業-』。小さな体に正義感をみなぎらせ、何も恐れずにまっすぐ突き進むヒロイン、星泉を演じたのは橋本環奈。福岡県出身で17歳の現役高校生の彼女は、去年のひと夏を女子高生組長・星泉として過ごした。完成作を見て、「もう本当に感無量そして感謝でした」と橋本さん。「撮影時、ロケ地の群馬県は日本一暑かったんです。暑かったあの高崎市でみんなが全力を注いで作りあげたシーンがつむがれていて。こうやって作品になるんだなと思って、すごく感動しました。多くの方が関わってくださって出来上がった映画なので、すごくありがたいと思いました」。プライベートで映画館に行くのも大好きだという橋本さんだが、自身の主演作をスクリーンで見るのは「全然違いますね」と語る。「今回、最初に見たときの感覚は、様々な思いがこみ上げて何も考えられなかったというのが一番近いのかもしれないです。皆さんに感謝してもし切れない気持ちで一杯になりました。もう言葉が見つからないほど。そんな感覚は初めてでした」。1981年公開の相米慎二監督、薬師丸ひろ子主演の『セーラー服と機関銃』、原田知世や長澤まさみがヒロインを演じたTVドラマ、とこれまで数々の星泉が登場してきたが、橋本さんもまた彼女ならではのオリジナルな星泉としてスクリーンに映し出されている。「撮影の前にリハーサルを2か月間させていただきました。前田弘二監督のもと、組員役の祐次君(大野拓朗)、晴雄君(宇野祥平)やスタッフのみなさんとともに、星泉を作り上げていくことが出来たというのが実感です。泉はすごく正義感が強くて、心の中は愛情深くて。同時にすごく負けたくない気持ちも強いと思うんです。大きな敵が居て圧倒されもするけど、一歩下がるんじゃなくて、もっと前に出てやるぞっていう負けず嫌いな面もあって。遠回りしていくよりは真っすぐに突き進む気持ちも強いと思います。どんな大人に対しても態度を変えることなく、真っすぐに気持ちをぶつけることは意識していました」。共演者はほぼ男性ばかり、それもかなり年上のベテランぞろいという状況だが、撮影現場の雰囲気は「すごく楽しくて」と言う。月永を演じた長谷川博己には「今の高校生ってどういう感じなの?」と質問をされたり、いろいろな映画のお話をしたりとか。「『映画って、時間をかけて撮れるからいいよね』『みんなが最高を求めるからこそいい作品ができる』と仰っていたのが印象的でした」。そんな和やかな雰囲気もカメラが回り始めれば一転して緊張感あふれるものになる。「リハーサルの最後に、監督が『これまでの2か月のこと忘れてください』と仰ったんです。その言葉の意味が映画の撮影中にすごくよくわかりました。セットが完成して、キャストも全員そろうと、動きも変わってきますし、そこで生まれる生のものを大事にしたいという監督の思いをあらためて強く感じました。リハーサルでやったことを忘れたからこそ、新鮮な気持ちでできた面もあります」。例えば、街を乗っ取ろうとする黒幕の安井(安藤政信)のいるナイトクラブに泉たちが乗り込むシーンでは、安藤さんがアドリブを連発した。「私の真後ろでミラーボールを叩いたり、ボイスレコーダーを灰皿に叩きつけて壊したり、全部アドリブだったんです。ものすごい迫力に圧倒されましたが、泉は負けずに前に出るんだと思って」と動じず、女優魂を見せた。撮影が始まって最初に撮ったシーンも印象深いという。月永の背後に敵が迫るのに気づいた泉が危険を知らせる場面で、橋本さんの口からは台本に書かれていたのとは違う台詞が飛び出した。「監督は即座に『OKです』と仰ってくださって。『本当に危ないと思って出たものなら、それが一番近い言葉だよ』と。台本には書かれていなかったけれど、それが正解だったということですよね。あらためて奥が深いなと学ばせていただきました」。星泉を演じたことで自分自身の中から何か現れた、引き出されたような感覚は「実は撮影中にはあまり感じることはなかったんです」と言う。「何かが変わったのかなっていう、ぼやっとしたものもあったのですけれど。泉のすごく負けず嫌いなところも、もともとの私に似ていますし(笑)。私自身、何事にも全力でいきたいといつも思っていますが、そういう面も泉に通じていたのかなって思います」。小学校3年生から芸能活動をしている橋本さんは「事務所に入ったときは、純粋にスクリーンに映りたいとかテレビに出たいという気持ちがきっかけだったのですが、オーディションを受けてお仕事をしていくうちに楽しくなっていって」と振り返る。「小学校の卒業文集にも『女優になりたい』って書いているんです」。それからわずか数年で、映画に初主演という形で夢の第一歩は実現した。「後から聞いた話ですが、(目高組若頭・土井役の)武田鉄矢さんも監督も『映画を好きになってほしかった』と仰ってくださっていたようで。その言葉のとおり、映画がもっと好きになりました。演じることには正解がないからこそ、いろいろな面――私自身もまだ知らない新しい面を見出していけたら嬉しいなって思いますし、もっともっとっていう欲が出てきました。いろんな役に挑戦して、いろんな色に変われる。でも、やっぱり根底に強さや愛情を持ち合わせている、芯のある女優さんになっていけたらなと思います」。(text:Yuki Tominaga)
2016年03月02日「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016」にて2月27日(土)、『セーラー服と機関銃 -卒業-』が上映され、主演の橋本環奈が前田弘二監督と共に上映前の舞台挨拶に登壇した。会場には、“千年にひとりのアイドル”“天使すぎる”と形容される橋本さんを見ようと多くの観客が詰めかけ、13時半開始の舞台挨拶を前に10時台から行列が!500名分の客席は満員御礼となった。この日は、本作上映前に35年前の薬師丸ひろ子主演による『セーラー服と機関銃』が上映された。橋本さんもこの名作を「撮影に入る前に拝見しました」と明かし「生まれる前の作品とは思えないほどスタイリッシュで、薬師丸さんがかっこよかったです」と感想を口にする。その上で、今回の『-卒業-』について「自分らしい星泉、新しい作品として受け入れていただけたらと思います」と呼びかけた。今回の星泉役のオファーについて、周囲の人間で最も喜んでいたのは?という問いに橋本さんは「お父さんですね」とニッコリ。「ちょうど薬師丸さんと同世代で、35年前の映画の時は高校生で、何度も観に行ったらしいです。まさか自分の娘が同じ役をすることになるとは思ってなかったみたいで、喜んでました」と明かした。“お約束”とも言える、泉が機関銃をぶっ放すシーンについて、橋本さんは「快感でした!音が大きくて、本物のような重さで、片手で持って撃ったりは大変でしたが、迫力がありました」と充実の表情を浮かべた。武田鉄矢、長谷川博己、安藤政信、伊武雅刀ら先輩の俳優陣の中で堂々たる演技を見せているが「ヤクザの組長なので、対峙するシーンが出てくるんですが、(ベテラン俳優陣の)圧に対して、星泉として負けられない気持ちが芽生えてきました!」と力強く語った。前田監督は「相米慎二監督の『セーラー服と機関銃』が大好きだった」と明かしつつ、本作について「現代に作る意味として、モヤモヤした世の中に機関銃をぶっ放してスカッとできたら」と明かし、自信のほどをうかがわせた。『セーラー服と機関銃 -卒業-』は3月5日(土)より公開。「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2016」は2月29日(月)まで開催。(text:cinemacafe.net)
2016年02月27日リリー・フランキーが主演を務め、寺島しのぶ、池松壮亮、そして橋本愛という映画ファンが気になるメンバーが顔をそろえた『シェル・コレクター』が完成。盲目の貝類学者を演じたリリーと、物語のキーパーソンに扮した橋本愛を直撃。ともに「こうした映画は必要」と語る不可思議な雰囲気を湛えた本編を振り返った。その他の写真「ま、これは実現しないパターンの企画が来たなと思って、実現しなそうな枠フォルダに入れておきました」と、最初に企画が来た段階での印象を笑いながら語るリリー。ピュリッツァー賞作家の外国小説を、舞台を日本に置き換え、『美代子阿佐ヶ谷気分』で海外からも一躍注目を浴びた坪田義史監督がオリジナリティを加え映画化した本作では、沖縄の離島で孤独に過ごす盲目の貝類学者が奇病を治したことから、身辺にさざ波が立つ。リリーが続ける。「これだけ特殊な企画が通るのかなと。でも、物語とかリアルとか、泣けるとか笑えるとかではなく、映画っていう芸術のなかの何かが身体に入ってくるような、こういう映画はなきゃいけない。それにこうしたカルト的な映画の主演依頼が来て、俺が断ってどうするんだという思いもありました。メインキャスト4人ともサブカル臭がありますよね(笑)」橋本は安心して参加したと述懐。「私がお話しをいただいたときには、リリーさんたちがすでに決まっていました。信頼感抜群の布陣だなと感じましたね。ただ原作では私が演じた嶌子(しまこ)にあたる人物の心情の描写もあったのですが、脚本にはそういった人間的な描写はなく、監督からは希望の光に導く役割だとお話しいただきました。形而上的なセリフが多かったので、私としては成立させるのに必死でしたね」一方、リリーは自身の役柄についてこう分析する。「『孤独とは親密なものだよ』とか、普通に聞いたら何事ですか?みたいなことを言う人物なんですが、でもこの人の存在自体はそんなに珍しくはないという認識でやってました。現実逃避して、ひとり趣味に埋没しながらも、結局ひとりになれない。現代人の典型的な悩みを抱えている人だと」。そのうえで、やはり特異に仕上がった本作を「監督の妄想に付き合った映画」との言い回しで賞し、「比類なきというか、観たこともない映画を作りたいというところから監督は始めているので、観終わってみんながポカンとするのは、成功なんだと思います(笑)」と締めた。橋本も「監督には人を巻き込む力があるんだと思いました。本当に純粋で、撮影中は少年のようでした」と破顔し、先のリリーの思いに同調した。「こういう作品がなくなっていくと、均されてしまうというか、怖いことだと思います。それに、やっぱり文化に触れるというのは豊かなことなんだと思います」『シェル・コレクター』2月27日(土) テアトル新宿、桜坂劇場ほか全国ロードショー取材・文・写真:望月ふみ
2016年02月24日映画『シェル・コレクター』プレミア上映会が2月18日(木)に都内で開催され、主演のリリー・フランキーをはじめ、池松壮亮、橋本愛、坪田義史監督が来場。アンソニー・ドーアの同名小説を舞台を日本に置き換え、全編沖縄ロケを敢行して映画化。盲目の貝類学者が偶然、ある少女の奇病を治したことで、多くの人が彼の元を押し寄せ、静かに暮らしたいと願う彼の生活は一変してしまうのだが…。リリーさんは満員の客席を見渡し「こういう映画に来てくれる人は、変わった人なんだという認識なので、仲間に見てもらうような気持ちです」と語り「僕自身、若い時にいっぱい見ていたなぁというタイプの映画でサブカル出として嬉しい」といまの日本映画界に珍しい奇妙なテイストの作品がこうして形になった喜びを口にする。橋本さんも「前衛的で実験的」「埋もれがちで大衆化されていない」「マニアックでアンダーグラウンド」と本作の特徴を羅列。リリーさん、監督とともに参加したロッテルダム国際映画祭で観客の反応が好評だったことを明かし「作ってよかったんだと思えて希望を持てました」と語った。池松さんは、撮影自体は2日ほどだったそうで「2日では監督を理解できず、夜な夜なリリーさんに『この映画大丈夫ですか?』『どんな感じになるんですか?』と聞いてました(笑)」と不安の中での撮影だったと明かす。ちなみにリリーさんの返答は「考えるな!不安になるから。おれが一番不安なんだから…」だったとか…。それでも池松さんは、完成した映画を観て「素晴らしかったです!」と感動を告白。これから映画を観る観客を前に「すごくいい体験になると思います!」と胸を張る。リリーさんもロッテルダムでの観客の反応に手応えを感じているよう。「結構、ウケてました。賞を獲るかもしれないって噂になって、結局ダメだったんですが、そこで監督が泣いて、大人の号泣を久しぶりに見ました。声を出して泣いてて、こういう人とやれてよかったと思いました」と微笑んだ。とはいえ、決してメジャーとは言えない作風で小規模の公開とあって、リリーさんは「大ヒットは考えにくい」と語り、観客に対しても「宣伝しなくていいです。『訳が分からなかった』でいい」と最後まであっさり淡々とした口調で笑いを誘っていた。『シェル・コレクター』は2月27日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月18日女優の橋本愛(20)が10月公開の映画『バースデーカード』で主演し、宮崎あおい(30)と母娘役を務めることが16日、発表された。2人は同作で、初共演を果たす。主人公は、天国にいる母から毎年届くバースデーカードから人生を輝かせるヒントを手繰り寄せ、一生懸命幸せに向かってい進んでいく娘・紀子。17から25歳までの"少女"から"女性"へとなる紀子を橋本が演じる。一方の宮崎が務めるのは、そんな紀子の母・芳恵。明るく気丈に振る舞い、行動的だったが、紀子が10歳の頃に自らの命の限界を悟り、愛する娘にバースデーカードを書き残す優しい母という役どころだ。メガホンを取るのは、『びったれ!!!』(15年)などの吉田康弘監督。2人のほか、紀子の父親役のユースケ・サンタマリア、弟役の須賀健太らの出演も発表された。「王道中の王道を、オリジナル作品として成立させることに大きな意義をもって臨んだ作品でした」と打ち明ける橋本。「昨今では珍しい全編オールロケという恵まれた環境の下、雄大で美しい自然と共に、普通の人々の人生を、大変いとおしく輝かしく切り取ることができたことをうれしく思います」と感慨を口にする。共演の宮崎については、幼少時代のシーンを見学していた際に「宮崎さんの表情、すなわち母の表情を焼き付けようとしていたのですが、そこには絶対的な無条件の愛を感じていました」と内からあふれる母性を垣間見て感動する。実質的な共演シーンは1シーンのみだったが、それは宮崎と橋本が初めて対面する重要な場面。「そのとき一番印象に残ったのは、宮崎さんの手です」と振り返り、「この手で頭をなでられたり、つないだり、抱きしめられたりしてきたのだと、深い愛情を感じるすごく繊細な手」と述懐しながら、「記憶の中の母と対面できた奇跡に心が震えた」とまで語っている。そんな橋本の母役を担った宮崎は、「人の死を扱う作品というのはとても難しいもの」と明言。「それでも、この作品を見てくださった方が前向きな気持ちになってくれたら」と呼びかける。橋本については、「出番のない日も、幼い自分が経験したことを記憶に残すために何度も現場に足を運びモニターを見ていました」とその勉強熱心な姿が印象深かったようで、「私は出来上がった映画を通して娘の成長を知りましたが、悩みながらもすてきな女の子になってくれて安心しました」とまさに"母親"らしい感慨を口にした。映画は、2015年7月12日に長野・諏訪市でクランクイン。諏訪湖を中心とした長野の各地や小豆島、大阪にも移動し約1カ月をかけ、全編オールロケーションを敢行した。(C)2016「バースデーカード」製作委員会
2016年02月16日グラビアアイドルの橋本マナミが10日、都内で行われた海外ドラマ『ザ・ラストシップ<ファースト・シーズン>』ブルーレイ&DVDリリース記念イベントに出席し、ドM心をくすぐるサバゲーにはまったことを明かした。映画『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイが製作総指揮を務めた本作は、史上最悪のパンデミックに襲われた世界を舞台に、治療薬の発見を託された米海軍駆逐艦「ネイサン・ジェームズ」の苦難に満ちた戦いをスリリングに描いた、超大型ミリタリー・パンデミック・アクションドラマ。特別艦長としてセクシーミリタリー衣装姿で登場した橋本は、「コスプレみたいで楽しい」とにっこり。プライベートでは小銃を使ったサバイバルゲームの経験があるそうで、「スリル満点。ドMなので、狙われる感じにはまってしまって…。緊張感にゾクゾクしました」とうれしそうに感想を語った。劇中キャラクターではトム・チャンドラー艦長がお気に入りで、「格好いい。リーダーシップがすごくて、いざとなったら助けてくださる。見ていてドキドキします」とすっかり虜になっている様子。しかし、橋本は漫画家・蛭子能収の愛人に立候補した過去がある。橋本は「どちらかというぷよっとしただらしない人がタイプ」と言いつつも、「こっち(艦長)の方が良いと思い始めちゃいますね。その時々でいろいろ好きでいいんじゃないですか?(笑)」と移り気な女心ものぞかせた。そんな橋本の気になるバレンタイン事情だが、今年は義理チョコを60個ほど購入し、仕事先で配るという。「愛人仕様のチョコは、今年は残念ながらない」そうで、"国民の愛人"としては寂しい現状も吐露した。この日、橋本は不倫騒動により休業を余儀なくされたベッキーや、二股疑惑が報道された狩野英孝についても言及。「わたしも好きになってしまった後に奥さんがいたことがわかった経験がある」と話す橋本は、「そういう時は女性から離れようとは思いづらい」とベッキーを思いやりつつも、「世間体を考えたら、そこはいけないことなので、わたしも気をつけようと思います」と自戒を込めた。そして、「チャラチャラした感じがなかったので、(報道に)びっくりした」という狩野には、「女性を大切にしてください」と呼びかけ。共演時に狩野から口説かれることはなかったそうで、「(狩野の)眼中にない感じ?」と自虐コメントで笑いを誘った。
2016年02月10日「1000年に一人の逸材」と称される橋本環奈を主演に迎えて贈る角川映画40周年記念作品『セーラー服と機関銃 -卒業-』。本作が主演デビュー作となる橋本さんが、2月7日(日)、大阪で行われた先行上映会に前田弘二監督と共に登壇。“機関銃を乱射するシーン”を再現し、劇中の名セリフ「カ・イ・カ・ン!」も飛び出した。シリーズ累計260万部を超える赤川次郎のメガヒット原作を基に、1982年に一大ブームを巻き起こした、相米慎二監督、薬師丸ひろ子主演の角川映画の代表作『セーラー服と機関銃』。本作は、その伝説的タイトルの最新作となる。映画そのままのセーラー服姿で橋本さんが登場すると、会場に詰めかけたファンからは盛大な拍手が沸き起こった。角川映画40周年記念作品として、誰もが知るタイトルの主演を務めるにあたり「かなり重圧を感じた」という橋本さんだが、「撮影2か月前からリハをし、(スタッフ・共演者)皆でヒロイン・星泉を作り上げていきました」と主演としてプレッシャーを感じていたが支えてもらったおかげで最後まで演じきることができたことに対し、感謝を述べた。橋本さんの演技について聞かれた監督は「とても根性が座っていて、ハードなシーンやハードルの高いお芝居の連続にも弱音を吐かず、立ち向かっていくところがスゴイ」と“組長”としても橋本さんの芯の強さを絶賛、さらに撮影前に橋本さんのことを映画の役柄である「組長」や役名の「星泉」と呼ぶことにしており、撮影初日にプロデューサーが「橋本環奈さんは置いてきた?」と聞くと、橋本さんが「え?誰っすかそれ!?」と返答したという“組長”らしい肝の据わったエピソードを披露した。大阪では、鉄砲を撃つフリをすると、100人中100人が、撃たれた演技を反射的にすると“大阪あるある”をMCから伝授された橋本さんは、映画の印象的なシーンである“機関銃を乱射するシーン”を再現!観客に機関銃を向けると面白いように打たれたフリをする、大阪のファンのノリの良さに顔をほころばせ「もう一回やってみたいです!」とリクエスト。2回目の再現では「2回目最高!100点です!!」と満面の笑顔になり、MCからいまの気持ちを尋ねられると名セリフ「カ・イ・カ・ン!」が飛び出し、思わぬ橋本さんからのサービスに、場内にいるファンの熱気が一気にヒートアップした。最後に組長として、星泉を演じ上げた橋本さんが「暑い高崎で撮影し多くのスタッフ・共演者の方々皆が全力で作った作品です。こうしてノリのいい大阪の皆さんに観ていただけるのを嬉しく思います」と締めくくり、舞台挨拶は終了した。『セーラー服と機関銃 -卒業-』は3月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月08日映画『セーラー服と機関銃―卒業―』の完成披露試写会が3日、都内で行われ、キャストの橋本環奈(Rev.from DVL)、長谷川博己、武田鉄矢、大野拓朗、宇野祥平と前田弘二監督が出席した。3月5日に全国公開する本作は、赤川次郎の小説を実写化したアクション・ドラマ。組員4人の弱小ヤクザ・目高組の組長だった高校3年生の星泉(橋本)。普通の女子高校生として過ごす泉は、街を乗っ取ろうとしている勢力に気づき、立ち向かっていく――というストーリーで、主題歌も橋本が担当している。1981年公開の映画『セーラー服と機関銃』をはじめ、薬師丸ひろ子、原田知世、長澤まさみが熱演した泉役を演じた橋本は、本作が映画初主演。「俳優部のみなさんの圧がすごかった。ウッと負けそうになったけど、泉らしく真正面から立ち向かっていけたかなと思う」とプレッシャーもあった撮影を振り返り、「この映画に関わったみなさんへの感謝の気持ちしかない。私の両親や家族も応援して支えてくれた。ありがとうございます」と感謝の気持ちを述べた。そんな橋本に対し、「組長っぷりがすごかった。スタッフ全員の名前を覚えてちょっかいを出したり。組長として座長として、現場を盛り上げてくれました」(大野)、「『助けて支えてあげたい』という気持ちがあったけど…、現場では組長に怒られないようにしてました」(宇野)と2人の"舎弟"は大絶賛。一方、初のヤクザ役を演じた長谷川は、「堅苦しい役ばかり続いていたので、暴力と暴言がすごく楽しかった。僕の良いアクションシーンもあったのに、カットされてましたが」と打ち明けて笑いを誘った。また、イベント当日は橋本の17歳の誕生日。機関銃があしらわれたバースデーケーキでお祝いされると、「今まで生きてきた中で、こんなに多くの方に祝ってもらったのは初めて。本当にありがとうございます!」と大感激で、「この映画を機に、芯があって色んな役ができる女優になりたい。演技も歌も頑張っていきたい」と力強い抱負を。武田から、「王に向かって進んでいく"環"の名に恥じないよう、17歳のスタートを切って」と"金八節"で祝福されると、「私の先生は一生、武田さんです!」と笑顔をこぼしていた。
2016年02月04日“奇跡の1枚”と言われる写真がネット上で話題を呼んだアイドル橋本環奈が2月3日(水)、初主演映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』の完成披露試写会に出席。この日が17歳の誕生日ということで特製ケーキで祝福され、共演の武田鉄矢からも祝いの言葉を贈られた。原作は赤川次郎の小説。過去に薬師丸ひろ子、原田知世、長澤まさみという錚々たる女優が演じてきた女子高生組長・星泉役に橋本さんが挑んだ。この日は、橋本さん、武田さんに加え、共演の長谷川博己、大野拓朗、宇野祥平、前田弘二監督も舞台挨拶に登壇した。橋本さんは、大先輩の俳優に囲まれての映画初主演となったが「今日、一番びっくりしたのは、武田さんと50歳離れてるってこと!素晴らしい俳優のみなさんが前にいるだけで“圧”がすごかったです。ここにはいないですが、伊武雅刀さんがお肉を食べているだけで迫力がありました!負けそうになりましたが、泉らしく真正面から立ち向かって行けたかなと思います」と語る。舞台挨拶中、“舎弟”の大野さんと宇野さんが「おれの方が(組の中での立場は)上なのにいつも僕が運転してた」(大野さん)、「僕は武田さんが演じた土井さんの舎弟のつもりだから」(宇野さん)などと、舎弟同士で言い合いを始めると、橋本さんはすかさず「その前に私が組長だから!」と一喝!舞台挨拶でも大野さんや宇野さんから「組長」と呼ばれ、「現場でスタッフさん全員の名前をすぐに憶えていた」(大野さん)など、大器の片鱗を見せつける。武田さんは、そんな橋本さんを常にフォローしていたとのことだが「私も27歳のとき、47歳の高倉健という俳優の映画でデビューして、高倉健さんはすごく気を遣ってくださいました。恩返しで渡していかないと、健さんに申し訳ない」と語る。橋本さんの誕生日のために「ケーキ屋を脅して作らせた(笑)」(大野さん)という機関銃が設置された特製ケーキが運び込まれると、武田さんは“先生”の口調で橋本さんの名前の「環」の字の意味を説きつつ、祝福した。橋本さんは「武田さんは、映画の打ち上げでも『贈る言葉』を歌ってくださりました。一生、私の先生です」と感激の面持ち。そして「芯のある、いろんな役のできる女優になりたい。演技も歌ももっと頑張ります!」と抱負を口にした。『セーラー服と機関銃 -卒業-』は3月5日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月03日リリー・フランキー15年ぶりの単独主演最新作にして、池松壮亮、橋本愛、寺島しのぶら豪華俳優陣が共演する『シェル・コレクター』。このほど「第45回ロッテルダム国際映画祭」Bright Future部門に正式出品され、本映画祭へ主演のリリーさん、橋本さん、そして坪田義史監督、抽象映像監督を務めた牧野貴が登壇した。貝の美しさと謎に魅了され、その世界で名を成した盲目の学者(リリー・フランキー)は妻子と離れ、沖縄の孤島で厭世的生活を送っていた。しかし、島に流れ着いた女・いづみ(寺島しのぶ)の奇病を偶然にも貝の毒で治したために、それを知った人々が貝による奇跡的な治療を求めて次々と島に押し寄せるようになる。その中には息子・光(池松壮亮)や、同じく奇病を患う娘・嶌子(橋本愛)を助けようとする地元の有力者・弓場の姿もあった…。世界各国からインディペンデント映画や実験映画、視覚芸術分野における新たな才能を発掘し次々と世に輩出する「ロッテルダム国際映画祭」の中でも、本作が出品されたのは、映像的に革新的かつ固有の個性を持ち、今後の活躍が期待される映画作家の作品がセレクションされる“Bright Future部門”。そして上映時間帯も、映画祭の中でももっとも注目度の高い日曜日の19時15分からワールドプレミアが開催され、満席の会場には地元ロッテルダムの観客だけでなく、各国映画祭のディレクターやプロデューサー、そしてキャストファンのアジアの観客など幅広い観客が詰めかけるなど、本映画祭の本作への注目度の高さが伺えた。リリーさんと橋本さんは、それぞれに海外映画祭への参加経験はあるものの、本映画祭への参加は初めて。上映前の舞台挨拶では「この映画は監督の妄想世界を映像化しまして、観たら不思議な気分になられるかもしれません。外は雨が降っておりまして、最後まで観ていただけると、雨もやんでいるかもしれません。最後まで頑張ってみてください」(リリーさん)、「この作品は日本でもすごく稀有な作品となったと思いますので、観終わったあとにちょっとびっくりされるかと思いますが、是非最後の言葉にできない余韻まで楽しんでいただけると幸いです」(橋本さん)とそれぞれに思いを伝えた。また、北野武を世界に紹介したことで知られる著名な映画評論家であるトニー・レインズが司会を務め、リリーさんへ「本作で盲目役を演じることの難しさはどういうものだったか」と質問。それに対しリリーさんは「盲目役は盲目指導の人もいたので難しくはなかったが、それよりも本作はCG全盛の時代に反してアナログな撮りかたで、実際に水中5mもぐって演技をしなければならないことが一番大変だった」と答え、本作の映像美を支える舞台裏の苦労を明かした。坪田監督は「この映画は盲目の貝類学者が自然への畏怖を感じる映画ですので、観客の皆さんにも何かを感じ取っていただければと思います」と本作を世界に向けてアピールしていた。『シェル・コレクター』は2月27日(土)よりテアトル新宿、桜坂劇場(沖縄)ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月02日Rev.from DVLの橋本環奈が、自身が初主演する映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』(3月5日公開)を引っさげ「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016」に初参加することが28日、発表された。2月25日から29日まで開催される同映画祭は、今年で26回目。1990年の第1回以降、"参加して楽しい映画祭"の理念と映画の普遍的な魅力を伝えることをコンセプトに、北海道・夕張市で25年にわたって多くの映画スタッフやファンを集めてきた。初めての参加を前に、「四代目組長・星泉として全力で取り組みました私の初主演映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』で、多くの皆さまに出会えることを、今から楽しみにしております」と期待を寄せる橋本。そのほか、俳優・長谷川初範が"フォアキャスト"部門のラインナップ作品『アルビノの木』(今年公開)で3年ぶりに登壇し、劇団EXILEの秋山真太郎がシチュエーションホラー『ドクムシ』(4月9日公開)での参加が決まっている。橋本主演の『セーラー服と機関銃 -卒業-』は、小説家・赤川次郎氏によるシリーズ累計260万部突破の原作をもとに、1982年に邦画興収第1位となる47億円を記録した薬師丸ひろ子主演『セーラー服と機関銃』の後が描かれる。メガホンを取るのは、『婚前特急』(11年)、『夫婦フーフー日記』(15年)を手がけた前田弘二監督。橋本のほか、安藤政信、長谷川博己、武田鉄矢、長谷川博己らも出演している。
2016年01月29日毎年大きな賑わいをみせる「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」。26回目を迎える今年も2月25日(木)より開催されるが、この度、橋本環奈が自身映画初主演作となる『セーラー服と機関銃-卒業-』を引っさげ、映画祭に参加することが分かった。18歳、高校三年生の星泉には、組員わずか4名の弱小ヤクザ・目高組の組長という驚きの過去があった。伯父を殺した敵を機関銃で襲撃する大事件を起こしたあと、組は解散。いまは、シャッター商店街の中で「メダカカフェ」を経営し、「組長」あらため「店長」として活躍する日々。卒業を間近に、普通の女子高生としての日常を取り戻していた。そんなある日、ニセモデル詐欺に巻き込まれた友達の相談から、泉の周辺には、ふたたび危ない影が忍び寄ってきて…。北海道・夕張市で毎年行われる本映画祭は、1990年より開催され、ハリウッドからインディーズまで幅広い作品が集められ、日本国内でも有数の歴史を持ち世界も注目する映画祭。今年も2月25日から29日の5日間にわたって開催され、開催まで残り1か月を切ったいま、続々とイベント情報などが発表されますます盛り上がりをみせている。先日報じられた本映画祭のラインナップでは、クロージング作品のレオナルド・ディカプリオ主演『レヴェナント:蘇えりし者』をはじめ、『ルーム』や『アーロと少年』、『セーラー服と機関銃-卒業-』など話題作が発表。新たに作品ゲストとして決定したのは、“1000年に1人の逸材”と称され、今回『セーラー服と機関銃 -卒業-』で組長・星泉役を熱演している橋本さん。初めての参加となる橋本さんは「四代目組長・星泉として全力で取り組みました私の初主演映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』で、多くの皆様に出会えることを、いまから楽しみにしております」とコメント。ほかにも俳優・長谷川初範がフォアキャスト部門のライナップ作品『アルビノの木』を引っさげ参加。また電子コミックより大ヒットしたコミックが原作のソリッド・シチュエーションホラー『ドクムシ』に出演の「劇団EXILE」秋山真太郎も参戦する。2013年の本映画祭以来、3年ぶりの参加となる長谷川さんは「ゆうばり映画祭に参加出来るのを楽しみにしています。今回の出演作品は三年前のゆうばり映画祭で金子監督と出会い実現いたしました。是非多くの皆様に観ていただきたい作品です。会場でお待ちしています!」と喜びのコメントを寄せた。「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016」は2月25日(木)~29日(月)開催。『セーラー服と機関銃-卒業-』は3月5日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年01月28日