富山県氷見市にて宿泊事業等を行う株式会社匠屋は、2022年より氷見の観光拠点にあたる「ひみ番屋街」にて、氷見の新しい名物を目指し、地元素材を活かしたこだわりのプリン専門店「ひみぷりん」を運営しています。正月に発生した能登半島地震の影響で沈んだ観光業を盛り上げるべく、新たな土産商品を開発。氷見から少しでも良い情報を発信できるように、富山県産米粉を活かしたグルテンフリーフィナンシェ「カモメの卵ふぃなん」を発売いたします。幸運の鳥“カモメ”の卵をイメージした、身体にやさしいフィナンシェ■富山県産米粉を活かしたグルテンフリーフィナンシェ「カモメの卵ふぃなん」とは正月に発生した震災の影響もあり、富山県全体でも観光のお客様が激減し、2024年に入ってからは、少し暗い雰囲気を感じていました。そんな中で、少しでも地域に明るい情報を届けるために、地元の食材を活かし、「ひみぷりん」に続く、新たな氷見を代表する観光土産を作ることができないかと考えていました。そこで、富山は米の産地で米粉がたくさん作られていることや、当店のロゴモチーフにもなっている 幸運を象徴する鳥「カモメ」が多く飛ぶ氷見の地域イメージと合わせ、米粉のフィナンシェを開発。グルテンフリーのため身体にやさしく、小麦アレルギーの方も食べられるスイーツに仕上げています。また、港町ではカモメのことを「船にカモメがいると幸運を運んでくれる」「もうすぐ家に帰れる」などの意味を持つと信じられています。今回の商品は、そんなカモメの卵をイメージしており、「また氷見に来て楽しく観光してもらいたい」という想いを込めて作りました。■米粉の風味と香ばしさが感じられる、癖になる味わい富山県産の米粉で作るフィナンシェは、少しカリっとした食感にもっちりとした生地が特徴で、米粉の風味や味わいが口いっぱいに広がる、香ばしいフィナンシェです。また、サイズが小ぶりで非常に食べやすく、身体にも負荷の少ないフィナンシェのため、何個食べても手が止まらない癖になる商品です。■今後の展開「ひみぷりん」では、今後もさらに地元富山の素材を活かした商品開発や地域事業者とコラボしたイベント等を実施し、富山県や氷見を盛り上げていこうと考えています。そして、当店のプリンやフィナンシェが多くのお客様に愛され、新たな氷見の定番土産となるように、美味しいスイーツづくりに日々精進していきたいと思います。■店舗概要店舗名: ひみぷりん所在地: 富山県氷見市北大町25-5 ひみ番屋街内営業時間: 8時30分~17時00分※売り切れ次第終了となります。定休日: なし(急遽、休みの場合はSNS・HPに発信いたします)(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年04月23日ひみの食ブランディング協議会では、氷見市の食の魅力を多くの人に知ってもらい、本市と継続的な関わりを持つ関係人口の創出・拡大につなげる取り組みを行っています。こうした取り組みの一環として、昨年度に引き続き、氷見市を応援する首都圏の「関係店舗(ツナグ場)」18店舗で、本市の伝統的な食文化の一つである昆布締めをテーマに創作料理を提供する「第3回ひみ昆布〆サミットin首都圏」を開催いたしました。このたび、各店舗に来店されたお客様からのアンケート投票による本イベントのグランプリおよび各賞の受賞メニューが決定いたしましたのでお知らせします。■第3回ひみ昆布〆サミットin首都圏 受賞結果<グランプリ>【グランプリ】こぶのすけ焼き2023【グランプリ】こぶのすけ焼き2023受賞店舗: 六方じんのすけ所在地 : 神奈川県秦野市大秦町1-4 鈴よしビル 2F電話番号: 0463-73-6355店舗HP : 【お客様たくさん来たで賞】金華鯖の昆布〆と有馬山椒のテリーヌ【お客様たくさん来たで賞】金華鯖の昆布〆と有馬山椒のテリーヌ受賞店舗: 港町バル所在地 : 東京都目黒区上目黒3-5-22電話番号: 03-5724-3485店舗HP : 【映えるで賞】発酵あんこの昆布〆ぜんざい【映えるで賞】発酵あんこの昆布〆ぜんざい受賞店舗: 元気カフェ&ギャラリー所在地 : 東京都中央区月島2-7-13電話番号: 050-1241-1414店舗HP : 【おいしいで賞】昆布〆牛タンシタの味噌和え【おいしいで賞】昆布〆牛タンシタの味噌和え受賞店舗: HARETOKE所在地 : 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-20-18 シーワイ代々木1F電話番号: 03-6274-8398店舗HP : ■第3回ひみ昆布〆サミット 概要〇名称 第3回ひみ昆布〆サミット〇主催 ひみの食ブランディング協議会受託者 株式会社フードマイニング〇日程 令和5年10月1日(日)~11月24日(金)〇場所 首都圏の「関係店舗(ツナグ場)」18店舗(第3回ひみ昆布〆サミットin首都圏)氷見市内の協力店舗6店舗(第3回ひみ昆布〆サミットin氷見)〇イベント内容首都圏の関係店舗(ツナグ場)および氷見市内の協力店舗において、オリジナルの昆布〆メニューを提供します。首都圏では、料理を注文したお客様にアンケート投票をしてもらい、その評価からグランプリをはじめとする4賞を決定します。(アンケート投票の実施および各賞の決定は首都圏の関係店舗(ツナグ場)のみ対象となります。)〇ホームページ <「関係店舗(ツナグ場)」の定義>・氷見の食を通じたプロモーションイベントの開催に協力していただけること。・氷見市との関わりと応援の志を持っていただけること。・氷見ゆかり人との交流の場として提供していただけること。・氷見産食材を既に使っているかこれから使ってみようかと思っていること。・氷見産食材の発信に協力していただけること。・氷見と都市との消費者をつなぐことに積極的に協力していただけること。■富山県 氷見市について氷見市は、富山県の西北、能登半島の東側付け根部分に位置しています。多くの幸をもたらしてくれる「青い海」と「みどり豊かな大地」を有し、人の心を引きつける自然の恵みに包まれています。日本海側有数の氷見漁港には、四季を通じて156種類もの魚が水揚げされ、初夏の「マグロ」、冬の「寒ブリ」、そして「氷見いわし」は広辞苑にも掲載されるほど有名です。また、日本ではじめて発見された洞窟住居跡「大境洞窟」や万葉の歌人大伴家持ゆかりの史跡など、歴史のロマンにも満ちあふれています。更に、近年は市内各地で温泉が湧出し「能登半島国定公園・氷見温泉郷」の名称でPRに努めています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月07日富山県氷見市では、豊かな自然資源と食彩豊かな環境を活かした、食のブランド化を中心とした関係人口創出の取り組みが積極的に行われています。この度、ひみの食ブランディング協議会では取り組みの一環として、氷見の食・食文化の魅力発信イベントである「第3回ひみ昆布〆サミット」を2023年10月1日(日)から首都圏と氷見市で同時開催する運びとなりましたのでお知らせいたします。第3回ひみ昆布〆サミット■概要海から里山まで広がる豊かな自然を有する富山県氷見市の食文化である、「昆布〆」を活かした料理を味わう「第3回ひみ昆布〆サミット」を本年度も開催いたします。富山湾に面する氷見市では、江戸時代に北前船の寄港地であったことを背景に昆布を使った料理が現在も日常的な文化として根付いています。なかでも「昆布〆」は本来魚の水分を抜く保存方法として広まった調理手法でしたが、現在は昆布の旨味を活かして素材をより楽しむ方法として評価されており、氷見市では家庭から飲食店まで幅広くその食文化が浸透しています。本イベントは「昆布〆」をテーマに氷見の食・食文化を通じた関係人口の創出を目的として実施しており、令和3年度から本年度で3回目の開催を迎えます。イベントでは参加する各店舗でオリジナル昆布〆料理を考案・提供し、アンケート評価からグランプリをはじめとする4賞の受賞メニューを決定します。本年度は首都圏に加え氷見市内からも店舗が参加し、合計24店舗でオリジナルの昆布〆料理を楽しむことができます。各店舗渾身のオリジナル昆布〆料理をぜひご賞味ください。■イベント内容〇名称 第3回ひみ昆布〆サミット〇主催 ひみの食ブランディング協議会受託者 株式会社フードマイニング〇日程 10月1日(日)~11月24日(金)〇場所 首都圏の「関係店舗(ツナグ場)」18店舗(第3回ひみ昆布〆サミットin首都圏)氷見市内の協力店舗6店舗(第3回ひみ昆布〆サミットin氷見)【イベント内容】首都圏の関係店舗(ツナグ場)および氷見市内の協力店舗において、オリジナルの昆布〆メニューを提供します。料理を注文したお客様にアンケートを実施し、アンケートの評価からグランプリをはじめとする4賞を決定します。(アンケートの実施および各賞の決定は首都圏の関係店舗(ツナグ場)のみ対象となります)<「関係店舗(ツナグ場)」の定義>・氷見の食を通じたプロモーションイベントの開催に協力していただけること。・氷見市との関わりと応援の志を持っていただけること。・氷見ゆかり人との交流の場として提供していただけること。・氷見産食材を既に使っているかこれから使ってみようかと思っていること。・氷見産食材の発信に協力していただけること。・氷見と都市との消費者をつなぐことに積極的に協力していただけること。【イベントURL】・公式HP 昨年度グランプリ受賞メニュー(港町バル:昆布〆にした海老のすり身と季節野菜の春巻き)■本年度のポイント本年度は首都圏の関係店舗(ツナグ場)に加え、氷見市内の協力店舗でも店舗考案のオリジナル昆布〆料理を味わう事が出来るようになります。氷見市の飲食店や市民の皆様が氷見の食・食文化の価値を再認識し、市の食文化の魅力発信の機運を高め、首都圏等からの誘客を図ることを目的に、氷見市内でも昆布〆サミットを同時開催いたします。また本イベントではお客様のアンケート評価から、グランプリをはじめとする4賞の受賞メニューを決定致します(首都圏の関係店舗(ツナグ場)のみ対象)。本年度の受賞店舗の発表は、サミット終了後の12月7日(木)を予定しております。さらに首都圏に氷見の食の魅力を発信する情報誌である「web冊子 ヒミビミvol.4」では、第3回ひみ昆布〆サミットに参加する各店舗の紹介や面白昆布〆をはじめとする昆布〆の可能性を探る企画を掲載しています。本年度はweb版での冊子を作成し、より手軽にご覧いただけるようになりました。また本年度は各店舗の紹介及び情報発信を以下の公式SNSアカウントにて実施しております。公式Instagram 公式Facebook Web冊子「ヒミビミvol.4」 web冊子 ヒミビミvol.4(1)web冊子 ヒミビミvol.4(2)■富山県 氷見市について氷見市は、富山県の西北、能登半島の東側付け根部分に位置しています。多くの幸をもたらしてくれる「青い海」と「みどり豊かな大地」を有し、人の心を引きつける自然の恵みに包まれています。日本海側有数の氷見漁港には、四季を通じて156種類もの魚が水揚げされ、初夏の「マグロ」、冬の「寒ブリ」、そして「氷見いわし」は広辞苑にも掲載されるほど有名です。また、日本ではじめて発見された洞窟住居跡「大境洞窟」や万葉の歌人大伴家持ゆかりの史跡など、歴史のロマンにも満ちあふれています。更に、近年は市内各地で温泉が湧出し「能登半島国定公園・氷見温泉郷」の名称でPRに努めています。氷見市の位置 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月04日共働き家庭が増え、親も子どもも忙しいいま、子どもが自然に触れる機会は以前と比べて減りつつあります。そもそも、幼いうちから自然に触れることは、子どもになにをもたらしてくれるのでしょうか。お話を聞いたのは、佐々木洋さん。職業は「プロ・ナチュラリスト」で、ご本人いわく「プロの自然解説者」です。まずは、プロ・ナチュラリストの仕事内容から語っていただきました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)老若男女を相手に自然の面白さを説く「自然解説者」わたしの仕事は「プロ・ナチュラリスト」です。耳にしたことがあるという人はあまり多くないかもしれません。というのも、これはわたしが商標登録をしているもので、一般的に広く知られた職業ではないですからね(笑)。仕事の内容をひとことでいえば、「プロの自然解説者」です。活動にはいくつかの柱があります。まずは幼稚園や保育所、小学校などで授業の一環として自然の大切さや面白さを話すというもの。それから、各地のホールなどでおこなう講演会や講習会。これらにはただ話をするだけではなく、実際に自然のなかで自然観察の指導をおこなうというものもあります。それから、書籍などの執筆活動に、テレビやラジオ番組の企画、出演です。講演会や講習会の対象は子どもたちということもあれば、子持ちかどうかにかかわらず大人の場合もあるし、外国人ということもある。場所、対象によって内容もさまざまですね。そもそもなぜわたしがこの仕事をはじめたかというと、単純に自然が好きだったということに尽きます。でも、学生時代の専門は英語音声学でした。学生の頃は英語を使った仕事をしようと考えていたのですが、自然の世界が懐かしくて戻ってきたという感じですね。わたしの出身は東京ですが、都内とはいえ河川敷がすぐそばにあって自然豊かな場所でした。その原風景がわたしをこの仕事に導いてくれたのです。「ありのままの自分でいい」と思わせてくれる自然の多様性いまの子どもたちは、かつてと比べて自然に触れる機会が圧倒的に減っていると感じています。とはいえ、自然の豊かさそのものは以前とほとんど変わっていません。都内であっても動物も虫もたくさんいて季節の草花も豊かに咲き誇るのに、それに触れる機会が減っているだけなのです。それが本当に残念でならない……。とくに幼児期から自然に触れることは子どもにたくさんのものを与えてくれます。それこそ、その「効能」には枚挙にいとまがありませんが、なかでもわたしが大切だと思っている3つの効能をお伝えします。第一に「多様性を知る」ということ。子どもは自分が好きなことであれば大人以上に熱心に知識を蓄えていきます。新幹線が好きな子どもであれば、どんな新幹線でもひと目見れば名前を答えることができるでしょう。でも、自然だとそうはいきません。どんなに虫が好きな子どもでも、幼稚園の園庭にやって来るすべての虫の名前をいうことはできないでしょう。わたしにも無理です。なぜかというと、それだけ多くの種類の生きものがいて、多様性に富んでいるのが自然というものだからです。しかも、もっといえば、それらのいろいろな生きものにはなにひとついらないというものもありません。人間からは嫌われることが多いカラスだって、自然界では食物連鎖の一部を担ってしっかり役に立っています。この意識は人間教育にもつながるものです。人はそれぞれすべてちがっていて、しかもちがっていていい。ありのままの自分を受け入れて力強く人生を歩むためには、幼い頃に自然を通じて多様性を知るべきなのです。思いどおりにならないなかで最大限の創意工夫と努力をするふたつ目の効能は、「究極の癒やしを与えてくれる」ということ。大人のみなさんだって、仕事や人間関係でストレスがたまれば、海を見たくなったり森のなかを散歩したくなったりすることもあるでしょう。これは子どもにもあてはまることです。子ども自身が大人のように意識しているかどうかは別として、自然のなかで受け取る癒やしが子どもの心をほぐして健やかに育ててくれるのです。3つ目は、「思いどおりにならないことがあると知る」こと。いまの子どもたちはかつてと比べて物質的には恵まれていますし、大人も以前ほど厳しく怒らなくなりました。ともすれば、そういう環境にある子どもは「なんでも思いどおりになる」と感じてしまいそうですが、自然だけはいまもむかしも変わらず思ったとおりにはなりません。どんなに丹精を込めて植物を育てても花を咲かせてくれないということもあります。「昨日、アゲハチョウを見た!」という友だちの話を聞いてその場所に行ってみても、今日は見つからないということもあるでしょう。そこで、子どもは子どもなりに「自然だし、仕方ない」と「あきらめる」ことを知ります。この「『あきらめる』ことを知る」ということが重要なのです。「あきらめる」というと、努力をやめるというイメージを持つかもしれませんが、そうではありません。努力や、それからお金などではどうにもならないということもあるのが世のなかです。自分がなんでも支配できるわけではないということです。仕事をしている大人でもそうですよね?人間関係などさまざまな要素が絡む仕事では、ひとりの人間が思いどおりにできることは限られています。でも、その制約のなかで最大限の創意工夫と努力をする。「どうすれば花を咲かせられるか」と考える。自然と触れるなかで得るその姿勢こそが、子どもを大きく成長させてくれるはずです。『ナンコレ生物図鑑 あなたの隣にきっといる』佐々木洋 著/旬報社(2015)■ プロ・ナチュラリスト 佐々木洋さん インタビュー一覧第1回:「自然だし、仕方ない」現代の恵まれた子どもたちが“自然体験”から学ぶ重要なこと第2回:「虫が怖い」はこうして克服。ダンゴムシすら触れない子に、親は何をすればいい?(※近日公開)第3回:自然観察=現場検証!?生き物の“痕跡”探しから始まる、都会でもできる自然体験(※近日公開)第4回:カブトムシやクワガタが採り放題!夏休みに親子で作る“スーパーバナナトラップ”(※近日公開)【プロフィール】佐々木洋(ささき・ひろし)1961年9月30日生まれ、東京都出身。プロ・ナチュラリスト。公益財団法人日本自然保護協会自然観察指導員、東京都鳥獣保護員などさまざまな立ち場で自然解説活動をしたあと、「プロ・ナチュラリスト 佐々木洋事務所」を設立。「自然の面白さや大切さを多くの人とわかち合い、そのことを通じて自然を守っていきたい」という思いのもとに、25年以上にわたって、自然観察指導、自然に関する執筆・写真撮影、講演、テレビ・ラジオ番組の出演・企画・監修、エコロジーツアーの企画・ガイド等の活動をおこなう。著書に『ぼくはプロ・ナチュラリスト 「自然へのとびら」をひらく仕事』(旬報社)、『モリゾー・キッコロ 森へいこうよ! 会える! 虫図鑑』(宝島社)、『「調べ学習」に役立つ水辺の生きもの』(実業之日本社)、『よるの えんてい』(講談社)などがある。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2019年07月13日フードライター・平野紗季子さんの「MY STANDARD GOURMET」。今回ご紹介するのは、『LIKE(ライク)』の多国籍料理です。レストランにおけるメニューは地図だから、はじめに一読すればなんとなくの全体像が掴める。はずなのに。白金台のライフスタイルショップ・BIOTOPの3階に3月にオープンしたレストラン『LIKE』は全然わけがわからない。担々麺おいしそーと思えば、パテドカンパーニュがあって、その下には白キムチ、デザートには豆花……ってまさかのカオス、古今東西の味覚が一堂に会しすぎなのだ。「これまでずっとフレンチをやってきたけど、その軸を生かした自由な料理をやってみたくなったんです」と語るオーナーシェフの原太一さん。代々木八幡の『PATH』や渋谷の『Bistro Rojiura』など、人気ビストロを手掛けてきた経歴が証明する料理は、確かな技術さえあればジャンルの枠を超えて冒険できることを教えてくれる。もちろん、多国籍とはいえ、おいしさへの責任感も強い。「シメに食べたい」を目指した担々麺は、京都の七谷地鶏で取った澄んだ旨味のガラスープに、漢方やスパイスの香りを加え、タヒニソースでゴマの風味を纏わせ、パワフルなのに重くないを実現(さすがです)。そこへコブミカンの香るオリジナルカクテルを合わせたら口の中はたまらなくヘヴン。自由な料理に明るい酒。気負わず、縛られず、ただただ“好き”を肯定する態度が、楽しさに満ちた食体験を作っている。ディナーメニューから、氷見自然豚の水餃子¥980、担々麺¥1,100、牡蠣のセビーチェ¥1,400、フィナンシェ¥300、恵比寿の『Bar TRENCH』が監修したオリジナルカクテル・カフィアライムミュール¥1,200。LIKE東京都港区白金台4-6-44BIOTOP 3F TEL:03・5422・818311:30~23:00(ランチ11:30~14:00LO、カフェ14:00~18:00、ディナー18:00~22:00LO)月曜、第2・第4日曜休ひらの・さきこ1991年生まれ。フードライター。著書にエッセイ集『生まれた時からアルデンテ』(平凡社)※『anan』2019年5月15日より。写真・清水奈緒取材、文・平野紗季子(by anan編集部)
2019年05月10日竹内結子が危機管理専門の弁護士を演じる「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」の第7話が2月21日放送。竹内さん演じる氷見と水川あさみ演じる与田の“氷見与田コンビ”に「可愛いすぎ」などの声があふれる一方、時事問題を盛り込んだ脚本も「攻めてる」と好評だ。危機管理専門の異色弁護士にして天才トラブルシューター・氷見江を竹内さんが演じ、氷見の右腕にして親友のような関係の与田知恵に水川あさみ、ハーバード出身の“ドジっ子”駆け出し弁護士・藤枝修二に中川大志、バツイチ子持ちの凄腕ハッカー・真野聖子に斉藤由貴、氷見らの勤務する法律事務所の副所長・鈴木太郎にバカリズム、氷見と互いにネタを探り合う週刊誌記者・東堂裕子に泉里香といったキャストが出演する本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。スマホ決済サービス「ペイグッド」でクレジットカード不正利用が発覚、藤枝も被害に遭っており憤るが、その原因として「ペイグッド」のシステムエンジニア、芦原江梨子(西山繭子)がネットで特定され叩かれ出す。しかし江梨子は与田の大学生時代の先輩であり、与田をセクハラから救ってくれた恩人でもあった。江梨子によれば「ペイグッド」の決済システムは自分が育休を取っている間にリリースされたもので、自分にも責任があるが自分だけがやり玉に挙がることに江梨子は悩んでいた。氷見らはマタハラも視野に「ペイグッド」を調査、するとパワハラやセクハラなどブラックな実態が浮かび上がる。与田に証拠を突きつけられた工藤はすんなり社長を辞任することを受け入れるが、辞任前に会社を「マネークアミューズメント」に売却。この結末に納得いかない与田だが、江梨子によれば工藤は売却地にマネークから譲渡された株が暴落し大損、ペイグッドの社員たちは労働環境が改善されたという。実はマネークにペイグッドの買収を提案したのは氷見で、マネークと氷見の元カレだった吾妻議員は裏で深いつながりがあり、氷見は吾妻やマネークの村西社長のために動いていた…というラスト。氷見と与田の“バディ”ぶりが評判の本作だが、今回もその仲睦まじい姿に「今週のひみよだありがとうございます!!!」「氷見与田コンビ可愛いすぎ」「氷見さん与田ちゃん2人とも可愛い」「この2人のコンビずっと見たい」などの声が殺到。一方でスマホ決済アプリの不正利用というタイムリーなテーマとマタハラなどの問題を絡めてきた脚本にも「脚本めちゃくちゃ攻めてるね!?」「かなり、ノンフィクションに近い内容だけど大丈夫なのか??」「現実と錯綜する内容」などの感想が数多く寄せられている。(笠緒)
2019年02月22日今回ご紹介するご当地レトルトカレーは、富山県のブランド牛を使用した『氷見牛カレー』!神戸牛や松坂牛といったブランド牛に比べると、全国的な知名度はまだまだ……ですが、おいしいお肉であることは間違いありません。富山県氷見市の観光ポータルサイト『きときとひみどっとこむ』によると、「氷見牛(ひみうし)」は黒毛和牛の中でも最高等級A5ランクの比率が非常に高いんだとか!「氷見牛」は、いわゆるさしの入り具合をいう「脂肪交雑」と「脂肪の質」が良いのが特長で、肉質等級の判定基準でも、上位等級(A4ランク以上)が全体平均で8割5分を超える質の高さを誇っています。日本海に面する海と緑に恵まれた地で、のびのびと育った氷見牛がおいしくないわけがありません。そんな氷見牛を使って、富山を代表するステーキの名店『富山柿里』がプロデュースしたのがこの「氷見牛カレー」なのです。 ■「氷見牛カレー」は全国1位の実力派!実はこちらのカレーは、2008年5月16日に放送されたTBB系列『ランキンの楽園』で、全国47都道府県のご当地レトルトカレー中、ギャル曽根さんによって1位に選ばれた実力の持ち主。1個756円(税込)と、レトルトカレーの中では高価な部類に入りますが、なんとこの番組の放送後は、1週間でおよそ1万食以上が売れたそう。(柿里オンラインショップ/2018年11月時点)多くのグルメを食してきた大食い女王が絶賛したカレーはどんな味なのかさっそくレポしていきたいと思います。 ■お口の中でとろけるお肉!めちゃくちゃリッチなカレー!お皿に開けてみると、食べ応えがあるサイズのお肉や、じゃがいもなどの具がたくさん入っています。お肉を一口運ぶと、口の中でやわらかい身と脂がとけあいとろけてしまいました!なんて高級な味!!(語彙力)カレールーは、野菜とフルーツの甘味とスパイスの辛味に、氷見牛の旨味がマッチしていて、いくらでもご飯をおかわりしたくなります。これが富山が誇る氷見牛の実力……ステーキの名店の、お肉に対する本気がうかがえます。 ■総評味★★★★★辛さ★★★☆☆具材の多さ★★★★☆ちょっと贅沢な気持ちになりたいときは、レトルトカレーの域を超えた「本気」の氷見牛カレーをぜひ食べてみてくださいね!【参考】※ きときとひみどっとこむ※ 柿里オンラインショップ【筆者略歴】みほまる水産
2018年11月24日今年で10回目を迎える「食都(しょくのみやこ)」と題された氷見キトキトまつりが開催される。日時は10月21日(日)08:00~15:00。開催場所は氷見漁港。イベントは氷見漁港の新鮮な海産物をはじめ、特産品などを楽しんでもらおうというもの。まさに「キトキト」=富山の方言で「活きのいい」を表現したようなイベントだ。この日は氷見漁港内を開放し、漁港関係者でなくとも立ち入ることが出来る。グルメイベントとしては、昼時に長蛇の列ができるほどの大人気の「大漁鍋」、氷見市ならではのグルメ「氷見牛の串焼き」、「氷見カレー」の出店がある。農産物では梅、みかん、かきや、美肌効果があるとされる自然薯(じねんじょ)などの特産品も販売される。さらに通常セリが行われている場所で、漁師による海産物の直接販売も行われる。キッズエリアでは、消防自動車や自衛隊車両の乗車体験がある。さらに、漫画家の藤子不二雄A氏が氷見市の出身であることにちなみ、忍者ハットリ君が分身の術で登場する。その仲間たちによる練り歩きや、その他ステージイベントもあり、子供たちを飽きさせない。氷見市のみどころには富山県指定史跡で岬の突端に面した阿尾城跡がある。菊池右衛門入道の居城だったと伝えられている。菊池氏は織田信長配下の佐々成政に従い、後に前田利家に従って戦国乱世を生き抜いた大名だ。「大境洞窟住居跡」もみどころの一つ。洞窟遺跡としては日本で最初に調査された国指定史跡。灘浦海岸に面した縄文時代中期~近世にいたる複合遺跡で、大正7年に人骨、獣骨、土器などが出土したことにより本格的な発掘調査が行われた。縄文時代の大型石棒・弥生時代の人骨や顔面装飾は特に重要な出土品だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月14日JR西日本氷見線は、1912年(大正元年)に中越鉄道が全線(高岡~氷見駅間)開通して以来、今年の9月で100周年を迎える。富山県高岡市、氷見市などの自治体をはじめ、経済・観光団体などとJR西日本で構成する記念事業実行委員会が、100周年記念事業として各地で多彩なイベントを行う。●ハットリくん列車3両連結の100周年記念列車を運行 9月15日(土)にJR高岡駅とJR氷見駅で、それぞれ記念セレモニーを行い、記念列車としてハットリくん列車を3両連結して運行する。JR高岡駅で11時00分から11時31分までセレモニーが行われたあと、記念列車は11時24分に到着。11時31分に高岡駅を発車し氷見駅へ向かう。氷見駅では11時30分から12時6分までセレモニーを行い、11時59分に記念列車が氷見駅に到着、12時6分に発車する。記念列車の乗客には記念乗車証や記念品の配布が予定されている。●100周年記念入場券の発売 記念入場券はJR西日本が氷見線の全線開通100周年を記念して、発売するもので、氷見線全8駅(高岡、越中中川、能町、伏木、越中国分、雨晴、島尾、氷見)の硬券入場券を忍者ハットリくんデザインの台紙にセット。台紙には氷見線の歴史などが紹介されている。発売額は1セット1,120円で発売期間は9月1日(土)~10月31日(水)まで。発売場所は氷見線内の、高岡、越中中川、伏木、雨晴、氷見の各有人駅で2,000セット限定発売で売り切れ次第発売を終了する。●記念ヘッドマーク・記念ロゴステッカー 高岡、氷見両市にゆかりの漫画家藤子・不二雄(A)さんの人気キャラクター「忍者ハットリくん」と、JR氷見線からも見える富山湾越しの立山連峰などをあしらった記念ヘッドマークと記念ロゴステッカーを作成。9月1日から10月31日まで、JR氷見線・城端線の全24両にヘッドマークを取り付け、全車両のドア窓にロゴマークをステッカーとして掲出する。●ミュージシャン向谷実による記念トークショー 9月15日(土)の15時から16時までJR高岡駅前のウイング・ウイング高岡4階ホールにて、鉄道に造詣の深いミュージシャン向谷実氏によるトークショーが行なわれる。●稀少貨物車の展示、車両部品の即売 9月16(日)には、伏木駅旧貨物ヤード内で、稀少貨物車の展示、車両部品の即売、体験運転などが予定されている。このほかにも、スタンプラリー、駅での写真パネルや年表の展示、清掃活動など多彩な催しが計画されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月23日