今回で第30回目となる「姫路城観月会」が姫路城三の丸広場で9月30日(日)に開催される。時間は17:00~21:00まで。雨天の場合は10月1日(月)に延期となる。三の丸広場に設けられた特設ステージで、箏曲や津軽三味線演奏、市民合唱団、剣詩舞、歌謡詩舞、和太鼓演奏のパフォーマンスを見ることができる。また、グルメブースでは姫路・播州の地酒や月見団子、千姫弁当、揚げかまぼこ、姫路おでんが販売される。お茶席、月の観測コーナーなど、月見のコーナーも充実している。姫路城は南北朝時代に赤松貞範が建てたとされるが、現在のような城郭ではなく、とりでのようなものだったと言われている。その後、羽柴秀吉が城主だった時期を経て、池田輝政の時代になり、現在のような美しい城郭となった。建築物は国宝、重要文化財、城跡は国の特別史跡に指定されており、1993年にはユネスコ世界遺産にも登録された。国内はもちろん、世界的にも重要な史跡だ。現在はその保存のため「平成の大修理」が行われており、天守閣は工事用のやぐら(天空の白鷺)にすっぽりと覆われている。観月の宴の歴史は古く、日本では平安時代あたりから貴族社会で広まった。舟遊びで水面、または盃(さかずき)に月を映して楽しんだと伝わる。また、月に関する催しも多い。十五夜はもちろん、十三夜、月待ち講と言われる行事では、他に十六夜、十九夜、二十二夜、二十三夜もある。一晩中月を拝んだり、お経をあげたりしたと言われている。「観月の会」では日本古来の行事と歴史ある姫路城、そして伝統の音楽との融合を楽しむことができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月20日高齢者安否確認条例の制定に関して意見を募集大阪府池田市で高齢者が安全で安心に暮らせる社会を実現にむけて、高齢者の安否確認について新たに条例を制定します。池田市に住む方などを対象に、10月19日(火)から11月8日(月)までホームページや市役所で条例に関して意見を募集しています。条例の特徴として条件を満たせば、職員が高齢者の住居などに立ち入ることを認め、調査や質問を行うことが出来ます。池田市のホームページによると民生委員協議会等が高齢者の安否確認ができないと市長に報告した場合に おいて、特に必要があると考えられるときに、市の職員が立入調査ができると規定と条件を規定しています。高齢者の安否確認については一般的に、一定の年齢を超えた場合に健康保険や介護保険などの使用状況を確認する方法等が見当されています。また、立入りや調査を行う際に職員は身分証明書を携帯し、請求があった場合には提示しなければならないと規定しており、プライバシーに関しても一定の配慮がしてあります。
2010年10月23日