約50本のアニメーション映画が一堂に会する、『第1回新潟国際アニメーション映画祭』のオープニングセレモニーが、3月17日新潟市の古町ルフル広場にて行われ、フェスティバルディレクターの井上伸一郎、国際審査員のジンコ・ゴトウ、デヴィッド・ジェステッド、審査委員⻑の押井守監督が登壇した。押井監督は「今回の最大の特徴は、世界的にも珍しい⻑編アニメーションに特化したコンペティションであることです。世界中から(コンペに)10本の作品が集まりました。アニメーションとひとことで言っても、僕やみなさんがご存知の日本のアニメーションがアニメーションの代表ではなく、アニメーションという形式にはいろんな可能性があると思います。10本が10本ともすべて絵柄も違えばスタイルも違う。アニメーションというのは非常に裾野が広い表現であることをぜひ自分の目で確かめていただきたいと思っています。10本の中から、今日的な意味がある新しい形式の作品を僕は選びたいと思います。この3人で慎重に審査いたします」と審査委員⻑としての抱負を語った。押井守監督また、第二次大戦後の日本のアニメーション文化の立上げに大きな役割を果たした、新潟出身の大川博と蕗谷虹児、二人の名を冠した「大川=蕗谷賞」の授賞式も行われ、『犬王』総作画監督の⻲田祥倫、中野悟史、『漁港の肉子ちゃん』 美術監督の木村真二、『THE FIRST SLAM DUNK』の東映アニメーション / ダンデライオンアニメーションスタジオ、『劇場版 呪術廻戦0』アニメーション制作スタジオのMAPPAらに、大川博の孫にあたる大川裕よりトロフィーが授与された。(※『劇場版「⻤滅の刃」無限列車編』の撮影監督・寺尾優一はビデオメッセージで参加。受賞作は、大川=蕗谷賞受賞の記念上映として、3月18日から21日までT・ジョイ新潟万代で、連日18時から日替わりで全作品上映される。※『THE FIRST SLAM DUNK』は、通常興行となります。)「大川=蕗谷賞」授賞式より授賞式に続き、日本・中国・ニュージーランド、3カ国を代表する5人の監督による4つのエピソードからなる『太素』のうち、日本で制作された2本、渡辺信一郎監督による『A Girl meets A Boy and A Robot』と森田修平監督『弦の舞』をアジアプレミアとして上映し、上映後に両監督によるトークを行った。海外でも人気の高い『東京喰種トーキョーグール』について“グローバルを意識しているか?”とMCに問われた森田監督は、「特に意識とかはしていなくて、ただ、昔から海外でよく評価されている先輩方の映像を見たときに、何かが違うぞと、間の取り方やレイアウトの取り方を見ていて。自分もテレビアニメーションをやる以上そういうのをぶっ込みたいなっていうのはあるので、それが自然な流れであって、海外だからウケようとかそういうのは無いです。『AKIRA』を見て映像を目指してきたので、そこは滲み出たというか、教育ですね。教育の賜物なんでしょうね」と語った。また、渡辺監督も「僕も『AKIRA』には多大な影響を受けたんで、『AKIRA』の影響っていうのはアニメを作っているスタッフの中で大きいんじゃないかなと思ってます。レトロスペクティブにうまく繋げたでしょ」と大友克洋特集上映に繋げて会場の笑いを誘った。アニメーション映画祭について、森田監督は「自分が本当に影響を受けてきた方々がたくさん参加されていて、なかなか見る機会がないので、ぜひみなさんにも見て楽しんでいただけたらなと思います」。渡辺監督は「実写映画の世界だと、たくさん映画祭があって監督・スタッフ同士の交流がよくあると思うんですけど、アニメの世界はあまりないんです。例えば他の監督と会ったりすることもあまりないので、こういう機会に今後は交流が進むと良いんじゃないかなと思ったりしています。映画祭が続いていくことで、アニメーションの作り手に興味を持つ人が増えて、「ちょっと今年も新潟行くか」みたいな風になっていくと良いんじゃないかな。音楽には、毎年フェスがあるけど、誰が出るかじゃなくて、フェス自体が信頼を得ている所は、出演者が発表になる前に売り切れちゃうんですよね。間違いないみたいな。(映画祭も)徐々にそういう風になっていけると良いんじゃないかなと。毎年新潟はいい人来るぞ、という感じになっていくと良いんじゃないかなと思います」とエールを送った。<イベント情報>『第1回新潟国際アニメーション映画祭』2023年3月17日(金)~22日(水)上映会場:新潟市民プラザ、T・ジョイ新潟万代、シネ・ウインド、クロスパル新潟イベント会場:新潟日報メディアシップ、古町ルフル広場、開志専門職大学、新潟大学駅南キャンパスときめいと公式サイト:
2023年03月20日ドキュメンタリー映画『アダマン号に乗って』が2023年4月28日(金)にヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて全国公開される。ベルリン国際映画祭“金熊賞”受賞作品ニコラ・フィリベール監督によるドキュメンタリー映画『アダマン号に乗って』は、第73回ベルリン国際映画祭コンペティション部門で最高賞“金熊賞”に輝いた、日仏共同製作によるドキュメンタリー映画。監督を務めたのは、世界的ヒット映画『ぼくの好きな先生』で知られる現代ドキュメンタリーの名匠、ニコラ・フィリベールだ。舞台はデイケアセンター「アダマン号」映画『アダマン号に乗って』の舞台は、フランス・パリの中心地、セーヌ川に浮かぶ木造建築の船「アダマン号」。精神疾患のある人々を迎え入れているデイケアセンターだ。運営するのは、精神科医療の世界で起こる“質の低下”や“非人間化”の波にできる限り抵抗しようとするチーム。絵画を制作したり、ダンスを踊ったり、ピアノを弾いたり…あらゆる文化活動を通じて患者の支えとなる時間と空間を提供し、社会と再びつながりを持てるようサポートしている。そんな患者もスタッフも区別なく、誰しもにとって生き生きと魅力的な場所「アダマン号」について、多様性が叫ばれる以前から多様な存在や価値が共にあることを優しい眼差しで映し続けてきたニコラ・フィリベールは“奇跡”だと表現する。第73回ベルリン国際映画祭コンペティション部門で唯一のドキュメンタリーであり、これまで金熊賞の名誉に輝いた数少ないドキュメンタリーの一つ『アダマン号に乗って』。ぜひこの機会に、劇場で鑑賞してみてはいかがだろう。【作品詳細】映画『アダマン号に乗って』公開日:2023年4月28日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開監督:ニコラ・フィリベール2022年/フランス・日本/フランス語/109分/アメリカンビスタ/カラー/原題:Sur L’Adamant/日本語字幕:原田りえ
2023年03月20日TBSが立ち上げたドキュメンタリー映画のブランド「TBS DOCS」のもと、今回で3回目を迎える『TBSドキュメンタリー映画祭2023』が3月17日(金) 、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で開幕。ラインナップの一作である『東京SWAN 1946 〜戦後の奇跡「白鳥の湖」全幕日本初演〜』の上映を前に、ダンサーで俳優の宮尾俊太郎、浅川紫織、宮武由衣監督、映画祭アンバサダーのLiLiCoが舞台挨拶を行った。挨拶に立ったLiLiCoは「TBSは良質なドキュメンタリーをどんどん生み出していて、それをこうやってスクリーンで見られる。初日にたくさんの皆さんにお集まりいただき、本当にうれしいです。本気の人間が、生きる希望を与えてくれる。きっと皆さん、帰り道は、ステップ軽く踊り出したくなるはず」と喜びを語り、映画祭のオープニングを華々しく宣言した。LiLiCo『東京SWAN 1946 〜戦後の奇跡「白鳥の湖」全幕日本初演〜』は敗戦直後の1946年、京城出身の青年・島田廣が、自身のバレエの才能を見出したロシア人の師匠、エリェナ・パァヴロヴァの悲願を成し遂げるために、焼け跡の東京で『白鳥の湖』全幕初演という前代未聞の無謀な挑戦に奔走する姿を追った歴史秘話。以前からドラマ製作の過程で、バレエの歴史に関心を抱いていたという宮武監督は「いろいろな書物を調べ、終戦後にこんな出来事があったんだと驚いた」と振り返り、「どん底にいた日本人の心を、当時は高尚で手が届かないとされたバレエで、どんな風に感動させたのか。そこに何があったのか知りたくなった」と本作の着想を明かした。宮武由衣劇中で当時の公演を“再現”した宮尾は、「そこにどんな意義や意味があるのか、監督と話したが、どうやら監督もふわっとしていて(笑)」。宮武監督は「そのせいで、宮尾さんは常に不機嫌でした」と恐縮しきりだったが、改めて宮尾は「偉人たちを突き動かした使命感に触れ、心で踊るとはどういうことか改めて考えた」と試みの意義を強調。自身が抱えたコロナ禍での葛藤と照らし合わせながら、「ぜひ、皆さんも自分と置き換えながら、見てほしい」と客席にアピールした。宮尾俊太郎また、宮尾と共演した浅川も「ついつい美しさにこだわってしまっていると気づかされた。心こそが一番大事だと、改めて学びました」といい、「当時はパラシュートの生地で衣装を作ったと聞き、驚きました」と話していた。浅川紫織取材・文・撮影:内田涼<イベント情報>TBSドキュメンタリー映画祭20233月17日(金)~30日(木)東京:ヒューマントラストシネマ渋谷3月24日(金)~4月6日(木)大阪:シネ・リーブル梅田3月24日(金)~4月6日(木)名古屋:伏見ミリオン座4月15日(土)~21日(金)札幌:札幌シアターキノ<上映ラインナップ>『カリスマ 〜国葬・拳銃・宗教〜』監督:佐井大紀『通信簿の少女を探して 〜小さな引き揚げ者 戦後77年あなたは今〜』監督:匂坂緑里『サステナ・ファーム トキと1%』監督:川上敬二郎『アフガン・ドラッグトレイル』監督:須賀川拓『東京SWAN 1946 〜戦後の奇跡「白鳥の湖」全幕日本初演〜』監督:宮武由衣『シーナ&ロケッツ 鮎川誠と家族が見た夢』【東京限定上映】監督:寺井到『ダリエン・ルート “死のジャングル”に向かう子どもたち』監督:萩原豊『魂の殺人 〜家庭内・父からの性虐待〜』監督:加古紗都子『War Bride 91歳の戦争花嫁』監督:川嶋龍太郎『KUNI 語り継がれるマスク伝説 〜謎の日本人ギタリストの半生〜』監督:佐藤功一『それでも中国で闘う理由 〜人権派弁護士家族の7年〜』監督:延廣耕次郎『オートレーサー森且行 約束のオーバルへ』監督:穂坂友紀『やったぜ!じいちゃん』【名古屋限定上映】監督:仲尾義晴『93歳のゲイ』【大阪限定上映】監督:吉川元基『劇場版 ヤジと民主主義』【札幌限定上映】監督:山﨑裕侍・長沢祐関連リンク公式サイト::
2023年03月17日ジャンル映画祭を席巻した韓国映画『オオカミ狩り』より本編映像が解禁された。『メタモルフォーゼ/変身』『共謀者』などのキム・ホンソン監督が、2017年にフィリピンへ逃亡した韓国人犯罪者47名の集団送還のニュースから着想を得て作り上げた本作。8年ぶりの映画復帰作『パイプライン』も記憶に新しいソ・イングクが第一級殺人の国際手配犯を熱演、新境地をひらいた。この度解禁となったのは、ソ・イングク扮するパク・ジョンドゥを始めとしたフィリピンへ逃亡した極悪犯罪者たちが、護送官たちに引き連れられこのあと地獄と化す貨物船へ乗船し、一人ずつ罪状と名前を確認する本編シーン。船内では、犯罪者一人一人が少しずつ離れたところで手錠と足枷をされた状態で連行される。そこで登場したジョンドゥの本人確認をするべく、罪状が読み上げられるのだが、第一級殺人の国際手配犯というだけあり、その犯罪歴はまさに圧巻。「13名に対する殺人および殺人教唆。強姦…」と、凶悪な罪状の数々が述べられる。ジョンドゥだけでなく、一見すると犯罪者にはみえないチャン・ドンユン扮するドイルは「特殊暴行17件」と刑事ですら「派手な罪状」と言葉にするほど。ほかにも少し年老いた犯罪者も登場し、この後の展開が気になるキャラクター紹介シーンとなっている。ソ・イングクは、「今作は本当に面白いしジョンドゥという役に完全に魅了されました。”これは絶対に演じたい”と思ったんです」と自身初となる悪役への熱い思いを語った。併せてジョンドゥの新画像も解禁。キム・ホンソン監督絶賛の四白眼で、護送官を見上げるその顔には、乗船してすぐのはずなのに、口元はすでに流血が見られる…一体何が?ソ・イングクを虜にした非情なキャラクター、パク・ジョンドゥの、極悪な犯罪者としての顔と不気味なカリスマ性を感じられる映像と新画像となっている。『オオカミ狩り』は4月7日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オオカミ狩り 2023年4月7日より新宿バルト9ほか全国にて公開ⓒ 2022 THE CONTENTS ON & CONTENTS G & CHEUM FILM CO.,LTD. All Rights Reserved.
2023年03月17日本日3月17日より開催中の『TBSドキュメンタリー映画祭 2023』より、三浦透子ら著名人のコメントが到着した。今年で3回目となる本イベントは、ドキュメンタリー番組を放送し続けてきたTBSが実施する映画祭で、東京を皮切りに大阪、名古屋と場所を移した後、初となる札幌でも開催。アンバサダーは映画コメンテーターのLiLiCoが務める。併せて、ぴあではTBSが良質のドキュメンタリー映画の発信地となるべく立ち上げた新ブランド「TBS DOCS」(TBSドキュメンタリーフィルムズの略称)を特集。社会派からエンタメ色が濃いものまでバラエティ豊かな15作品を紹介している。<著名人 コメント>『通信簿の少女を探して 〜小さな引き揚げ者 戦後77年あなたは今〜』■三浦透子(俳優)一枚の通信簿との偶然の出会いの先に何が在るのか。何も無いかもしれない、何の確信もない中、そこにある物語を信じて追い続けたディレクターの匂坂さんの思いに強く感銘を受けました。改めて、この作品に参加させていただけたことをとても嬉しく思います。TBSドキュメンタリー映画祭を通して、より多くの方に観ていただきたいです。■角田光代(小説家)通信簿の持ち主をさがす旅は、悲惨な戦争の疵痕へとたどり着く。しかし何より私が胸張り裂ける思いになったのは、満州からの引き揚げ者が差別されていたという事実だ。こんなにも困難な時代にも、人は差別をするのかと衝撃を受けた。そして同時に、そんなことには負けず、破天荒なほど自分自身であり続けた通信簿の持ち主に、人の持ち得る強さを見せてもらった気がした。『魂の殺人 〜家庭内・父からの性虐待〜』■東小雪(公認心理師 / LGBTアクティビスト)これまでタブーとされてきた実父からの性虐待を、顔と名前を出して語り出した当事者たち。「恥」を加害者に返す。その当事者の力。自らの生きる力を取り戻そうとする人たちの力強い姿が、映像でやっと見られた。『ダリエン・ルート “死のジャングル”に向かう子どもたち』■前嶋和弘(上智大学教授)こんな渾身のドキュメンタリー、みたことがない。陸路でアメリカを目指すハイチの家族に記者とカメラが命がけで密着。ともに川を超え、ジャングルを突き進む。その行路を牛耳るギャングのボスにも丁寧に話を聞く。汗、泥、ほこり、湿気まみれの空気。それが混ざり合った匂い――。観るものが現場を追体験できるのは、徹底した移民目線だからだ。その視線の奥にあるのは、日本人という第三者の優しいまなざしだ。苦難を乗り越える原動力である夢(アメリカンドリーム)は、子どもたちの笑顔と重なる。■長有紀枝(立教大学教授、難民を助ける会(AAR)会長)統計や数字でしかなかった遠い国の難民問題が、大切な友人や家族のものがたりになる。数字の羅列がヒューマンストーリーとして立ち上がる。なぜ、命をかけるのか。なぜ危険な旅にでるのか。その答えがここにある。同時に命をかけた大脱出ができるのは体力のある若者・健康な家族というのも現実。お年寄りや障害者は動くこともできない裏の現実を考えさせる映画でもある。※順不同、敬称略<イベント情報>『TBSドキュメンタリー映画祭 2023』3月17日(金)〜30日(木) 東京・ヒューマントラストシネマ渋谷3月24日(金)〜4月6日(木) 大阪・シネ・リーブル梅田3月24日(金)〜4月6日(木) 愛知・伏見ミリオン座4月15日(土)〜21日(金) 北海道・シアターキノ■「TBSドキュメンタリー映画祭2023」LiLiCoインタビュー映画祭公式HP::
2023年03月17日各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。沖縄県・読谷村にある滞在型リゾート「星のや沖縄」のダイニングでは、2023年3月1日に沖縄で親しまれている食材の新たな魅力に出会う「琉球シチリアーナ」春のディナーコースを提供開始します。春のディナーコースではカツオや島らっきょう、ゼンマイなど沖縄の春を彷彿させる食材をふんだんに取り入れました。シャキシャキとした春野菜の食感や、月桃の香りを楽しめるコースです。春の味覚を引き立てる独創的なペアリングとともに、新たな食材の魅力を伝えます。カツオとトマトの冷製カッペリーニ琉球シチリアーナとはイタリアのシチリア島の料理は、イタリア本土にはない独特な食文化が特徴です。歴史や地理的な理由から様々な国の影響を受け、今もなお、古代ギリシャ、カルタゴ、ローマ、アラブ、ノルマンなどの各時代の文化を色濃く残しています。これは、他地域からの影響を取り入れながら独自の料理文化を築いている沖縄とよく似ている点です。また、シチリア島は沖縄と同様に、美しい海と温暖な気候に恵まれています。手に入れやすい新鮮な魚介や柑橘を食材に多用していることも、沖縄料理と類似しています。このような類似性のある土地で用いられる料理法であれば、沖縄で親しまれる食材との相性も良く、組み合わせることで新たな魅力を引き出すことができると考え、「琉球シチリアーナ」を考案しました。<春のディナーコース>Antipasto freddo車海老と人参の前菜魚介のスープのジュレとたっぷりの車海老に、甘みのある人参のピュレをあわせました。あえてシンプルに仕立てた料理は、上にあしらった「海ぶどう」のぷちぷちとした食感とともに、食材の豊かな味わいを堪能できます。Pastaカツオとトマトの冷製カッペリーニ濃厚で甘みのあるトマトとカツオを合わせました。春の訪れを感じるカツオはじっくりと焼き上げて酒盗の旨味をきかせたソースとともに味わいます。泡には生姜の香りを合わせ、風味豊かに仕立てました。豊かな海を感じる華やかな一皿です。Stuzzichinoストゥッツィキーニ琉球王朝時代に宮廷料理で使われていた東道盆(とぅんだーぶん)から着想を得た、前菜の盛り合わせです。もともとは漆器で作られていた蓋付きの器で、来客をもてなす際にさまざまな料理を少しずつ盛り合わせて振る舞われていました。シチリアと読谷村の街並みが融合した風景を描いた鮮やかな焼き物の器の中に、一口サイズの料理を散りばめ、華やかにおもてなしを表現しています。Pasta豚肉ラグーのトンナレッリ豚肩ロースをケッパーとともに柔らかく煮込んだラグーソースと沖縄で親しまれている豚の塩漬け肉「スーチカ」を組み合わせました。「宮古ゼンマイ」と呼ばれるシャキシャキとした食感を感じるゼンマイは、軽やかな味わいです。仕上げにレモンを削り、爽やかな香りが広がります。Pesceミーバイのカルトッチョ沖縄で「ミーバイ」と呼ばれるハタ科の白身魚をイタリアの伝統調理法「カルトッチョ」で仕上げました。「ミーバイ」を海老のすり身と一緒に紙に包んでふっくらと蒸しあげました。昆布だしや魚介の旨味をたっぷりと閉じ込めたスープとそら豆や芽キャベツとともに味わいます。Carne牛フィレ肉の月桃包み焼き香ばしく焼き上げた牛フィレ肉を島らっきょうや島菜などの野菜と合わせました。焦げ目をつけた月桃の葉が華やかに香ります。沖縄で親しまれている「油味噌」とトマトの酸味がアクセントのソースが、お肉の旨味をより一層引き立てます。Primo Dolceパイナップルとミントのグラニータシチリア生まれの氷菓「グラニータ」。香りの良いミントと合わせたモヒート風味のアイスをシャリシャリとした食感の粗目の氷にし、その上にパイナップルとパッションフルーツの氷を載せて2種のグラニータに仕上げました。最後のデザートに向けてリフレッシュできる甘酸っぱく爽やかな味わいです。Dolceタンカンのカッサータドライフルーツを詰め込んだシチリアで親しまれる冷たいデザート「カッサータ」を、沖縄を代表する柑橘「タンカン」を使い、アレンジしました。タンカンの爽やかな甘みやレモンの酸味、ナッツの芳ばしい香りが広がるアーモンドのメレンゲやピスタチオソース、下に隠れたチョコレートムースで味わいの変化を楽しみます。「琉球シチリアーナ」春のディナーコース概要期間:2023年3月1日~6月30日料金:1名15,730円(税・サービス料込、宿泊料別)予約:公式サイト([ ]{ })にて前日まで受付対象:宿泊者備考:仕入れ状況により、料理内容や食材が一部変更になる場合があります。星のや沖縄総料理長政井茂(まさいしげる)プロフィール2001年リゾナーレ八ヶ岳(山梨県・北杜市)の料理長に就任。素材の持つ可能性を最大限に引き出す調理法を見極め「この土地ならではの食材との出会い」を提供することを大切に、研鑽を積む。2021年、星のや沖縄総料理長に就任。新たに出会う沖縄食材の可能性を日々探究している。「琉球シチリアーナ」の料理にあわせたワインペアリング星のや沖縄のダイニングでは、シチリアを含む南イタリアを中心に90種以上のワインを取り揃えています。国内外のワインに精通するソムリエがセレクトする独創性のあふれるペアリングのコースでは、乾杯からデザートまで7種のワインとのマリアージュでディナーを堪能できます。料理を際立たせる、沖縄とシチリア双方の要素を取り入れた器ダイニングでは、「琉球シチリアーナ」のコンセプトをより鮮やかに表現するため、沖縄とシチリア双方の要素を取り入れた器を使用しています。・おもてなしの器「東道盆(とぅんだーぶん)」前菜で登場する蓋つきの器は、独特の色使いや模様のユニークさなど、力強く個性的な作風が特徴の小孫氏の作品です。琉球で大切なお客様をもてなす際に使われていた器「東道盆(とぅんだーぶん)」をモチーフに作られました。本来は漆器で作られる東道盆を、コンセプトに合わせ、読谷村で親しみのある陶で制作しています。蓋の表には、シチリアの街と沖縄の海と太陽を、裏にはシチリア語や日本語を織り交ぜた文字を模様のように散りばめ、シチリアと沖縄の要素が融合した「琉球シチリアーナ」を表現しています。<小孫哲太郎(こまご てつたろう)氏>沖縄の大学で陶芸を学び、伝統技法やちむんを体得。 糸満工芸陶苑で修業後、現在は千葉県にアトリエを構え、一点物ばかりを制作する。 メッセージ性の強さを感じる渾身の象嵌(ぞうがん)やトロピカルな色彩感覚が特徴。・シチリアの海と太陽を想起させる器シチリアを想起させるカラフルでポップなデザインの器は、栢野氏の作品です。栢野氏の作品から「シチリア」らしさを感じ、器の制作を依頼しました。思いついた柄を鉛筆でラフ書きして、後から色付けをする、狙って作らない作風が生み出す個性的な作品が揃いました。シチリアのシンボルであり「トリナクリア」と呼ばれる3本足のデザインや、レモン、バジル、オリーブなどのモチーフを取り入れています。<栢野紀文(かやの のりふみ)氏>岡山県出身。陶芸家吉川正道氏に弟子入りし、7年間の下積みを経て独立。カラフルな釉薬を使った、サーカスの賑わいを感じさせるポップなデザインが魅力。自身のひょうひょうとしたキャラクターも人を惹きつけてやまない。・存在感を放つ、マットでシンプルなやちむんテーブルセットからアフタードリンクまでコースを通してテーブルを彩る器は、沖縄県名護市で活動する紺野氏の作品です。ダイニングの雰囲気に馴染むシンプルでナチュラルな色合い、マットで気品のある表面の仕上がりに、紺野氏の個性が光っています。沖縄の素材にこだわって作られる、力強くもどこか異国情緒をまとった作品が、ダイニングを上品に演出します。<紺野乃扶子(こんの のぶこ)氏>沖縄県立芸術大学工芸専攻陶芸コース卒業後、名護市「土の実ファーム」の築窯に関わり、現在も同窯にて制作活動中。釉薬をあまり塗らない、マットでシンプル、ナチュラルな作品が中心。一つ一つ手作業で作られる微妙に違った形や風合いに愛着が湧く。料理を引き立たせるダイニングの建築設計高さ5mの天井が生み出す開放的な空間が広がり、海と白い砂浜を連想させる、青と白を基調とした内装。青い壁の塗料にはわずかにシルバーを混ぜ、海中を泳ぐ小魚や水面の光を表現。白い壁には砂粒ほどの大きさの骨材を混ぜ、自然な風合いを出しました。海のすぐ側にありながら窓を全てオープンにせず、海の存在を感じながらもテーブルの上に意識を向ける。沖縄の食材とシチリア料理の出会いを、ゆっくり楽しめる空間を用意しています。■星のや「夢中になるという休息」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設は、その土地の風土、歴史、文化などの本質を識る喜びを滞在に織り込み、訪れた人を日々の時間の流れから解き放ちます。URL:[ ]{ }■星のや沖縄海と共に暮らす、琉球文化を昇華させた「グスクの居館」。沖縄の史跡から発想を得た「グスクウォール」と自然海岸に囲まれた敷地に、色彩豊かな畑と庭、海に臨む客室や沖縄文化を体験する道場が広がる、沖縄の贅沢を集めた、海岸線に沿うリゾートです。〒904-0327沖縄県中頭郡読谷村儀間474/客室数:100室[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月14日第95回アカデミー賞授賞式が3月13日(日本時間)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、国際長編映画賞にNetflixで独占配信中のドイツ映画『西部戦線異状なし』が輝いた。エーリヒ・マリア・レマルク著による 1929年のベストセラー書籍「西部戦線異状なし」を原作に、『パトリック・メルローズ』『ぼくらの家路』のエドワード・ベルガーが監督を務める。主人公・パウルを演じるフェリックス・カメラーや、アルブレヒト・シュッヘ、アーロン・ヒルマーなどの俳優陣が集結。“絶望”と“恐怖”に溢れた第一次世界大戦の西部戦線で戦う若きドイツ軍兵士の心情と体験をリアルに描き出す。撮影技術、美術、メイクや衣装、さらには兵士の訓練に至るまで、あらゆるパートで緻密にそして徹底的に作り込まれた本作はNetflixにて配信開始されるや否や、各国で注目を集めた。本年度アカデミー賞で作品賞・国際長編映画賞ほか9部門ノミネートに加え、英国アカデミー賞では最多14ノミネート・7部門にて受賞、ゴールデングローブ賞でも最優秀非英語映画賞ノミネートという高評価を獲得している。国際長編映画賞には本作のほかに『アルゼンチン1985 ~歴史を変えた裁判~』(アルゼンチン)、『Close/クロース』(ベルギー・フランス・オランダ)、『EO』(ポーランド)、『The Quiet Girl』(アイルランド)計5作品がノミネートされていた。受賞コメント私たちにとって大切なことです。この映画でたくさんの友達を作ることができました。みなさんのおかげです、スタッフ全員のおかげです。Netflixのサポートに感謝します。素晴らしい役者たち、とくにフェリックス、今回が初めての映画です。しかし、何のプレッシャーも感じずに成し遂げてくれました。フェリックスさん、ありがとうございます。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-西部戦線異状なし
2023年03月13日那覇【味と踊りの竜宮城うらしま】那覇【島しゃぶしゃぶNAKAMA】那覇【CASAFELIZRIBSダイナー】本部【鉄板焼きダイニング美らSUN】宮古島【琉球ダイニングふぁいみーる】那覇【味と踊りの竜宮城うらしま】旅の醍醐味を味わうゴージャスな琉球宮廷料理店内で存在感を放つ、沖縄風の赤瓦の門とアオウミガメの剥製ゆいレール・旭橋駅から徒歩7分 の那覇市中心部に位置する【味と踊りの竜宮城うらしま】。希少なアオウミガメの剥製が飾られたエキゾチックな店内、プロの踊り手による琉球舞踊の披露など沖縄の風情にたっぷり浸れる一軒です。ボックス席と、履物を脱いで上がる小上がりのテーブル席は4人掛けがメイン。気兼ねなく過ごせます。基本的な宮廷料理が楽しめるコース料理のひとつ『貫花(ぬちばな)』味わえるのは琉球の伝統的な宮廷料理。創業時から研究を重ねたレシピを活かし、コース料理を主軸に提供しています。新鮮な海の幸を活かした『イセエビ雲丹焼き』といったオリジナルのアラカルト料理も人気。ゴージャスな琉球料理の神髄がたっぷりと味わえます。味と踊りの竜宮城うらしま【エリア】松山/久米/若狭【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6000円【アクセス】旭橋駅 徒歩7分那覇【島しゃぶしゃぶNAKAMA】厳選「島豚アグー」の魅力を引き出す黄金だしのしゃぶしゃぶ琉球古民家のような落ち着ける店内は、ゆったりとした座敷スペースや半個室・BOX席も完備。ゆいレール・県庁前駅からすぐ、国際通り沿いにある【島しゃぶしゃぶNAKAMA】。広々とした店内には三線ライブが目の前で堪能できるカウンター席を中心にして、さまざまなタイプの座席が並びます。少人数ならボックスシートが狙い目。座敷や掘りごたつ席でゆったり過ごすのもオススメです。『島豚コース』は、島野菜のバイキング付き厳選した「やんばる島豚アグー」が心ゆくまで堪能できる『《数量限定》アグー豚しゃぶ食べ放題コース』が一番人気。黄金の鰹だしにさっとくぐらせ、さっぱりとしたアグー豚の美味が味わえます。沖縄が誇るブランド牛「石垣牛」もしゃぶしゃぶで提供。栄養価の高い島野菜もたっぷり楽しめます。島しゃぶしゃぶNAKAMA【エリア】国際通り【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】4000円【アクセス】県庁前駅 徒歩3分那覇【CASAFELIZRIBSダイナー】アメリカンスタイルで豪快にいただく希少な石垣牛ステーキ古き良きアメリカを思わせるウッディな店内ゆいレール・美栄橋駅から国際通り方面へ徒歩約3分の【CASAFELIZRIBSダイナー】。オールドアメリカンなムードが漂う本格的ダイナーでは、ステーキやハンバーグをメインとした肉料理が楽しめます。広々としたテーブル席、臨場感あるカウンター席や、眺めの良い窓際のソファ席も選べます。希少な石垣牛のさらに希少な部位イチボを、香味野菜を利かせたソースで時間と手間をかけた丁寧な仕込みと、絶妙の火加減で焼き上げた本場アメリカンスタイルのステーキが自慢です。なかでも極上肉の旨みを自家製オニオンガーリックソースで味わう『石垣牛イチボステーキ150g』は絶品。レアからウェルダンまで好みの焼き加減で堪能できます。CASAFELIZRIBSダイナー【エリア】国際通り【ジャンル】ステーキ【ランチ平均予算】1800円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】美栄橋駅 徒歩3分本部【鉄板焼きダイニング美らSUN】目の前は紺碧の海。絶好ロケーションで楽しむ鉄板焼きテラス席だけでなく、店内からも東シナ海を一望できます沖縄美ら海水族館のある本部エリアに立つ【鉄板焼きダイニング美らSUN】。日中はやんばるの青い海、夕刻には燃えるようなサンセットを望みながら食事ができる、贅沢な一軒です。人気の座席は潮風も心地いいテラス席。沖縄ならではの極上のパノラマを前に、時間を忘れる素敵なひとときが過ごせます。宜野座産の車エビや生鮪など、鮮度抜群の食材が盛りだくさんぜひともオーダーしたいのが『鉄板焼き沖縄県産車エビ使用の海鮮コース』。新鮮な車エビならではのプリップリの食感と甘さが存分に満喫できます。ステーキのコースでは国内産のこだわり牛を厳選。生産者直送のアグー豚などを使った沖縄ならではの料理も見逃せません。鉄板焼きダイニング美らSUN【エリア】本部町/今帰仁村【ジャンル】鉄板焼き【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】7000円宮古島【琉球ダイニングふぁいみーる】海と里の豊かな地元食材が彩る、離島の極上ダイニング人気の奥座敷、琉球武家屋敷をイメージした琉球の間宮古島のメインストリート・西里通り沿いにある【琉球ダイニングふぁいみーる】では、地元食材を巧みに使ったメニューが楽しめます。店内は琉球の風情を散りばめた落ち着いた雰囲気。琉球武家屋敷を思わせるモダンな広間をはじめ、少人数の個室やカップル限定の座敷など人数によって使い分けが可能です。芳醇な赤身をはじめ、ロースやフィレを使った宮古牛にぎりも料理食材の80%が宮古島産というこだわりの料理がそろいます。話題のメニューは、A5ランクの宮古牛を使った『宮古牛にぎり(6貫)』。柔らかな食感とさっぱりとした味わいは島だからこそ楽しめる美味。宮古島産の車海老や島蛸など、オーナー目利きの海鮮料理と双璧をなす逸品です。琉球ダイニングふぁいみーる【エリア】宮古その他離島【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年03月11日初夏の調布を彩る“音楽の宴”「調布国際音楽祭2023」のプログラムが発表された。令和2年度(第71回)芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞した指揮者で鍵盤奏者の鈴木優人がエグゼクティヴ・プロデューサーを務め、バッハ演奏の第一人者 鈴木雅明が監修を務めるこの音楽祭は、調布の街の風物詩としてすっかり定着した感がある。11回目を迎える今年は“One Melody for All”のテーマのもと、人類の共通言語である音楽が、様々な人々に届き、心がつながることを目指すという。そのプログラムは、オープニングの「鈴木優人×読響銀幕を彩る名曲」を筆頭に、「深大寺で聴く古のうた」 、「川久保賜紀×佐藤晴真×松田華音チャイコフスキー《偉大な芸術家の思い出に》」、「調布国際音楽祭スペシャルガラコンサートOne Melody for All 」、「バッハ・コレギウム・ジャパン ヴィヴァルディ《四季》」 、「フェスティバル・オーケストラ ベートーヴェン『第九』」 など、気になる公演が満載だ。新宿から電車で17分ほどの距離に位置する調布の街が音楽に包まれるその瞬間を楽しみたい。●調布国際音楽祭エグゼクティヴ・プロデューサー鈴木優人からのメッセージ「調布国際音楽祭」は、調布のまちを舞台に毎年初夏に行われているクラシックを中心とした音楽のお祭りです。2013年に「調布音楽祭」の名でスタートして以来、手作りの感覚とクオリティを両立させたラインナップで親しまれ、年々注目度も増してきました。そして、今年も多くの素晴らしいアーティストが調布に集います。11年目のシーズンのテーマは“One Melody for All”。一つのメロディが、それぞれの状態に応じて違った働きをする心の特効薬、それが音楽です。しかし、その感動は、言葉で表現された途端、もとの感動から変容して伝わっていきますから、他人の感想や評論 を読んでも直ちに自分の感動にはなりません。ですから、是非みずから生の音楽を味わってください。そこでわずかでも心が動いたとしたら、それがいかに 言葉に置き換えづらいものであったとしても、間違いなく自分固有の感動です。自分だけがわかる感動を、みんなが味わう場所、それが調布国際音楽祭です。この度、「次世代への継承」を理念の一つとして掲げる本音楽祭では、「ジュニア招待」と「国際交流」の二つのプログラムのご支援を募集します。ご支援いただいた皆さまへはささやかながらのお礼として、発売前の公演チケットをご提供します。この音楽祭をともに作り上げていただける皆さまを心よりお待ちしております。調布国際音楽祭20236月24日(土)~7月2日(日)調布市グリーンホール、調布市文化会館たづくり、調布市せんがわ劇場、深大寺本堂ほか
2023年03月10日JR川崎駅前の大型商業施設「ラ チッタデッラ」(川崎市川崎区 運営:株式会社 チッタ エンタテイメント)にて、2004年より毎年開催している沖縄文化をテーマとしたイベント『はいさいFESTA』が、今年もG.W.時期での開催が決定いたしました。記念すべき第20回を迎え、また、長く続いたコロナ禍の不安からようやく解放されつつある中での実施となります。オープンな屋外空間で沖縄グルメを堪能し、生ビールや泡盛で酔い、沖縄音楽に癒やされる“大沖縄文化祭”を、ご家族や仲間たちと大いにお楽しみいただきたいと思います。『はいさいFESTA』の様々な企画の中でもとりわけ人気の高い、沖縄音楽の神髄をお届けする企画「音楽祭」(会場:クラブチッタ)ですが、タイトルを「我島沖縄・わしまうちなー」とし、民謡やポップスというジャンルを超えて、沖縄の様々な名曲を存分に満喫できるステージをお届けいたします。主な出演者はオーガナイザーの宮沢和史をはじめ、島袋優(BEGIN)、アルベルト城間(DIAMANTES)など、いずれも長きに亘り沖縄の音楽シーンを牽引し、沖縄音楽の魅力を全国に伝えてきたトップアーティスト達です。彼らが沖縄以外で共演するステージを生ライブで鑑賞できるのは、まさに「はいさいFESTA」だからこそ、そして第20回ならではのスペシャルな機会と言えます。その他の音楽系企画として、沖縄音楽の未来を担う気鋭の若手アーティストや民謡の継承者たちが沖縄県内外から大勢集って日替わりでパフォーマンスを披露する「野外フリーライブ」や、毎年勇壮な演舞に魅了されるファンが続出する「エイサー」など、様々な企画をご用意しております。G.W.は、ぜひ『はいさいFESTA』にお越しください。■「音楽祭~我島沖縄・わしまうちなー~」※チケット販売開始:3月10日(金)10:00~宮沢和史島袋優アルベルト城間大城クラウディアHoRookies琉球國祭り太鼓【日程】 5月5日(金・祝) 開場16:30 開演17:30【会場】 クラブチッタ(川崎市川崎区 ラ チッタデッラ内)【出演】 オーガナイザー:宮沢和史島袋優(BEGIN)、アルベルト城間(DIAMANTES)、大城クラウディア、HoRookies、琉球國祭り太鼓【入場料】前売り:¥6,600(消費税込み)※ドリンク代¥600別チケットぴあ eplusイープラス 【主催】 株式会社 チッタ エンタテイメント【音楽祭の詳細はコチラから】 ■オーガナイザー:宮沢和史のコメントはいさいFESTAではこれまで「沖縄民謡」を皆様に伝える役割を担ってきました。今年は民謡やポップスという垣根を超えて、沖縄が生んだ名曲たちを川崎の大地に響かせようと思っています。お誘い合わせの上、ぜひお越しください!■はいさいFESTAの華 伝統芸能「エイサー」演舞本土の盆踊りにあたる、沖縄各地域に根付く伝統的な踊り「エイサー」。今年もJR川崎駅前広場でダイナミックな演舞をお楽しみ頂けます。選りすぐりの団体が出演!日程:5月3日(水・祝)~5月7日(日)会場:JR川崎駅東口広場 ※観覧無料和光青年会 3日(水・祝)琉球國祭り太鼓神奈川支部 3日(水・祝)鶴見エイサー潮風 4日(木・祝)桜風エイサー 琉球風車 4日(木・祝)なんくるエイサー 5日(金・祝)町田琉 5日(金・祝)琉球舞団 昇龍祭太鼓 6日(土)琉球伝統歌舞集団 琉神 7日(日)■豪華アーティストによる「野外フリーライブ」新旧沖縄ポップスから伝統の民謡、三線、演舞まで沖縄に縁があるアーティストが登場!日程:5月3日(水・祝)~5月7日(日)会場:ラ チッタデッラ内特設ステージ(アレーナチッタ&中央噴水広場)※観覧無料よなは徹(4日)DIAMANTES(6日)seven oops(5日)きいやま商店(7日)And more…!「はいさいFESTA」これまでの足跡~過去の主な出演者たち~■『はいさいFESTA』とは?沖縄と非常に縁の深い川崎の地域特性と、「ラ チッタデッラ」が誇る多彩なエンタテイメント機能を活かし、沖縄県外で滅多に触れることのない本物の沖縄文化を体験できるイベントとして、2004年に誕生し、今年で20回目の開催を迎えます。たくさんの方々にご支援頂き、25万人を動員するゴールデンウィーク恒例の名物沖縄イベントとなりました。当施設がある川崎市や隣の横浜市鶴見区には、昔から沢山の沖縄県出身の方々が居住し、至るところに本物の沖縄文化が根付いている、首都圏でも大変珍しい地域です。また、神奈川県川崎市と沖縄県那覇市は1996年より友好都市の関係となっており、様々な交流を通して平和と文化を育んでいます。※イベント及びフェア詳細に関しては現在内容調整中のため、都合により変更の場合がございます。■公式HP 他、SNSにて新着情報を随時更新日程 :イベント 2023年5月3日(水・祝)~7日(日)沖縄フェアinチッタ 2023年4月10日(月)~5月14日(日)会場 :ラ チッタデッラ他、JR川崎駅東口エリア主催 :チネチッタ通り商店街振興組合/株式会社 チッタ エンタテイメント後援 :一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー/川崎市/一般財団法人川崎沖縄県人会/沖縄県協賛 :有限会社比嘉酒造/オリオンビール株式会社/久米仙酒造株式会社協力 :株式会社沖縄県物産公社/株式会社琉球エージェント企画制作:株式会社 チッタ エンタテイメント 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月10日内田英治、片山慎三のダブル監督で贈る話題作『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』がポルト国際映画祭で観客賞を受賞した。伊藤沙莉主演、竹野内豊共演の本作は、歌舞伎町を舞台に、探偵マリコ(伊藤沙莉)が「宇宙人を探してくれ」と依頼されたことから騒動が巻き起こる異色探偵エンタメ。この度、第40回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭ホワイト・レイヴン・アワード受賞に次いで第43回ポルト国際映画祭に正式出品され観客賞を受賞し、三大ファンタ映画祭で2つ目の受賞となる。内田監督と矢部太郎が現地に赴き、上映前の舞台挨拶に登壇。開始からわずか1分で、場内に笑いが起こり、終始、笑いと驚きの声にあふれた上映となった。内田監督は、満席の場内での上映で、観客の反響が上々だったことに対し、「最初はだれも見に来ないんじゃないかと心配していた。ドアを開けたら満員でよかったなと。ポルトガルの皆さんはとてもフレンドリーなんで、とてもリラックスして上映に出席できました」とコメント。上映直後には観客から内田監督に質問が飛び、「歌舞伎町を風刺しているのですが、それがとてもリアル!驚きと、笑いがあること間違いなし!!」「ストーリーが本当によく作られており、非常にオリジナリティがある風刺!」など、賞賛の声が多く寄せられた。海外の映画祭で次々と評判を呼んでいる本作。日本での公開に向けてますます期待が高まる。『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』は6月30日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:探偵マリコの生涯で一番悲惨な日 2023年6月30日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2023「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」製作委員会
2023年03月07日日本のワイン業界を牽引した麻井宇介(浅井昭吾)の想いを受け継ぎ、「日本を世界の銘醸地」にするために奮闘する醸造家・安蔵光弘の半生を描いた映画『シグナチャー ~日本を世界の銘醸地に~』(配給協力:フルモテルモ)は、2023年3月10日(金)~3月16日(木)にTOHOシネマズ 甲府/TOHOシネマズ ひたちなかで国際映画祭5冠受賞記念上映をいたします。3月11日にTOHOシネマズ 甲府、12日にはTOHOシネマズ ひたちなかで舞台挨拶を行うことが決定しました。舞台挨拶に登壇するのは、本作の主人公のモデルとなった醸造家・安蔵光弘さん、正子さん夫妻、安蔵正子さん役を演じた竹島由夏さん、そして柿崎ゆうじ監督。TOHOシネマズ 甲府の舞台挨拶には、安蔵光弘さん役を演じた主演の平山浩行さんも登壇致します。柿崎監督 安蔵夫妻■国際映画祭5冠受賞記念上映 舞台挨拶概要TOHOシネマズ 甲府:3/11(土)11:45の回 上映後舞台挨拶柿崎ゆうじ監督、平山浩行さん、竹島由夏さん、安蔵光弘さん、安蔵正子さんTOHOシネマズ ひたちなか:3/12(日)11:45の回 上映後舞台挨拶柿崎ゆうじ監督、竹島由夏さん、安蔵光弘さん、安蔵正子さん■『シグナチャー ~日本を世界の銘醸地に~』上映日程・3月10日(金)~3月16日(木)・上映劇場:TOHOシネマズ 甲府/TOHOシネマズ ひたちなかまた、今回の上映に際し、安蔵光弘さんからコメントが届きました。<安蔵光弘さんコメント>生まれ故郷で『シグナチャー ~日本を世界の銘醸地に~』が公開されることは感無量です。水戸周辺は、農産物や魚介類などの食材に恵まれ、食とワインに興味をもつきっかけとなりました。第2の故郷である山梨県の甲斐武田氏は、ひたちなかに起源があります。茨城県、山梨県の多くの皆さまに、日本ワインを知っていただき、未来の可能性を感じていただければ嬉しいです。ぜひ、この機会に『シグナチャー ~日本を世界の銘醸地に~』をご覧ください。▼あらすじ1995年、東大大学院を卒業した安蔵は、ワインを作りたいという希望を叶えるために山梨県勝沼町にあるシャトー・メルシャンに入社した。入社してからは畑の草刈りなどワインに触れる機会の無い日々を送る。そんな中、会社の大先輩でもあり日本ワイン業界を牽引する麻井宇介(浅井昭吾)と出会い、その見識の高さと人柄に傾倒していく。やがて、ワインの醸造にも携わる中で、ワイン造りを切磋琢磨する仲間に出会う。その中には後に安蔵の妻となる正子の存在もあった。その後安蔵は本社への転勤のため現場を離れる事になる。しかし、その間に出会った名醸造家から日本ワインの将来を考えるきっかけを得て、さらに麻井からの推薦もあり1998年にワイナリーへ復帰を果たす。ワイン醸造の現場に戻った安蔵は理想のワインを造る為に、麻井の努力によって改植に成功した、長野県塩尻市にある欧州品種のメルローを醸造家自ら収穫・選果するという大胆な提案をする。渋る葡萄農家の説得や不測の怪我に見舞われ、悪戦苦闘しながらも2樽の特別なメルローを仕込むことに成功する。一方で正子はドメーヌのプロジェクトに突き進んでいたが、方向性の違いからプロジェクトに見切りをつけ人生の再設計を迫られている最中、安蔵と再会する。お互いにどこか惹かれる存在と意識していた2人は共に人生の歩みをスタートさせる。その後、安蔵はフランスのボルドーへの赴任も決まり、順風満帆にワイン造りに没頭する。そんな中、安蔵が仕込んだ特別なメルローのリリースが決定した。ラベルに自らシリアルナンバーを手書きする事から、【桔梗ヶ原メルロー シグナチャー1998】と命名される。その一方で麻井に病気の魔の手が迫る。余命宣告まで受けた麻井に安蔵と正子は衝撃を受ける。麻井は安蔵に「君が日本のワインを背負って行ってくれよ」と渾身の檄を送る。あれから20年―。麻井が理想とし追い求めた日本ワインに、安蔵も正子も追いつき追い越さんという想いでワイン造りに日々向き合っている。安蔵は麻井の想いを受け継ぎ【日本を世界の銘醸地】にするため、日本ワインの一致団結を掲げ奮闘する。<出演>平山浩行/竹島由夏徳重聡/山崎裕太/篠山輝信/榎木薗郁也/堀井新太/渡辺大/出合正幸/伊藤つかさ/和泉元彌/田邉公一/黒沢かずこ(森三中)/板尾創路/大鶴義丹/辰巳琢郎/長谷川初範/宮崎美子/榎木孝明<監督・脚本>柿崎ゆうじ<主題歌>辰巳真理恵「大地のしずく」(テイチクエンタテインメント)エグゼクティブプロデューサー:柿崎ゆうじプロデューサー :古谷謙一/前田茂司制作プロダクション :楽映舎企画・製作・配給 :カートエンターテイメント配給協力 :フルモテルモ2021年/120分/シネスコ/5.1ch<公式HP> <公式Twitter>(@signature_movie) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月06日名作映画の上映イベント「午前十時の映画祭13」が2023年4月7日(金)から2024年3月28日(木)まで全国67劇場で開催される。名作映画の上映イベント「午前十時の映画祭」「午前十時の映画祭」は、特に素晴らしい傑作娯楽映画を選出し、全国の映画館で1年間にわたって連続上映するイベント。第13回を迎える今回は、新たな上映作品19本、再上映作品8本の全27本を届ける。『ジュラシック・パーク』シリーズ3作品などオープニングは、名作恐竜映画『ジュラシック・パーク』シリーズ3作品からスタート。また、外国映画の新規セレクト作品として『カサンドラ・クロス』『バックドラフト』『エクソシストディレクターズカット版』などの大作や『リバー・ランズ・スルー・イット』『スケアクロウ』などの名作、『暗殺の森』『ミツバチのささやき』など欧州の作品を上映する。邦画は、生誕90周年の伊丹十三監督作品『お葬式』『マルサの女』を新たにセレクト。さらに、日本公開60周年の『アラビアのロレンス完全版』や『大脱走』、特撮作品『地球防衛軍』、人気映画『ショーシャンクの空に』なども登場する。劇場の大きなスクリーンで、名作を鑑賞してみてはいかがだろう。【詳細】「午前十時の映画祭13」開催期間:2023年4月7日(金)~2024年3月28日(木)開催劇場:全国67劇場※劇場ごとに上映開始時間と料金が異なる。詳細は各劇場まで問い合わせるか、公式サイトを要確認。上映期間:1作品2週間上映※1週間上映の作品もあり上映作品:全27本(外国映画24本、日本映画3本)上映方式:DCP(デジタル)上映<新規セレクト外国映画16本>『ジュラシック・パーク』(1993)『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997)『ジュラシック・パークⅢ』(2001)『バックドラフト』(1991)『アルゴ探検隊の大冒険』(1963)『エクソシスト ディレクターズカット版』(2000)『ミツバチのささやき』(1973)『グリーンマイル』(1999)『暗殺の森』(1970)『ボルサリーノ』(1970)『カサンドラ・クロス』(1976)『ショコラ』(2000)『リバー・ランズ・スルー・イット』(1992)『スケアクロウ』(1973)『愛と哀しみのボレロ』(1981)『海の上のピアニスト』(1998)<新規セレクト日本映画3本>『お葬式』(1984)『マルサの女』(1987)『地球防衛軍』(1957)<アンコール上映8本>『マイ・フェア・レディ』(1964)『アラビアのロレンス/完全版』(1962)『大脱走』(1963)『タワーリング・インフェルノ』(1974)『ショーシャンクの空に』(1994)『男と女』(1966)『ブラック・レイン』(1989)『バベットの晩餐会』(1987)
2023年03月03日「居酒屋以上 旅未満」の体験を提供する「星野リゾート BEB5(ベブファイブ)沖縄瀬良垣」では、2023 年6月1日~8月31日の期間、沖縄のビールとおつまみを片手に、時間を気にせず楽しめる「24時間よんな~(*)ビアガーデン」を開催します。屋内外がシームレスにつながる空間であるパブリックスペース「TAMARIBA(タマリバ)」でラストオーダーを気にせず24時間ビールを楽しむことができます。ビールのお供には、沖縄ならではのチップスをくじ引きで選ぶ「おきなわんチップスくじ」のほか、缶や瓶ビールでも簡単にきめ細やかな泡が作れるグッズ、仲間と盛り上がれるボードゲームなどを用意。真っ青な空や満天の星、心地よい海風など沖縄の夏の自然を感じながら、好きな時間に好きな場所でビールを楽しめるイベントです。*よんな~:「ゆっくり」や、「のんびり」を意味する沖縄の方言。背景夏といえばビールを美味しく感じる季節です。沖縄にはオリオンビールをはじめとする、この土地ならではのビールが多くあります。ラストオーダーの時間を気にせず楽しんでほしい、思い思いの過ごし方をしてほしい、沖縄に馴染みのあるビールを堪能してほしい、そんな思いから24時間いつでもビールが楽しめる本イベントを企画しました。ビールとともに楽しめるおつまみや、仲間と盛り上がれるゲームとともに夏らしい思い出づくりができます。「24時間よんな~ビアガーデン」の特徴1好きな時間に好きな場所でビールを楽しめる!BEB5沖縄瀬良垣のビアガーデンでは、TAMARIBA内の好きな場所で、時間を気にせずビールを楽しむことができます。販売するビールは、沖縄を代表するオリオンビールや、フルーツやスパイスを使用した沖縄オリジナルのクラフトビールなどです。沖縄の太陽の日差しを浴びながら楽しむもよし、心地よい海風が吹く屋外のウッドデッキで星を眺めながら飲むのもよし。早朝でも深夜でも、好きな時間に好きな場所でビールを思う存分楽しめます。販売ビール例:オリオンビール、クリフビールほか販売場所:TAMARIBA料金:250円~(税込)2何が当たるかお楽しみ!おきなわんチップスくじTAMARIBAに、沖縄ならではのチップスをくじ引きで選ぶ「おきなわんチップスくじ」が登場します。ビールのおつまみに相性ピッタリなチップスは、シークワーサー味のポテトチップスやアーサ塩がかかった島どうふチップスなど、沖縄を感じる味わいです。お祭りの千本くじの仕組みで、手前にあるロープを引き、おつまみとなるチップスを選びます。何が当たるか分からないワクワク感を楽しめます!料金:1回300円(税込)3ビールをよりおいしく!仲間との時間をより楽しく!多彩なグッズを貸し出しきめ細かな泡を作ることができるハンディビールサーバーや、ビールを保冷できるグラスなど、ビールをおいしく飲めるグッズを貸し出します。さらに、好きな場所でビールを楽しめるようアウトドアチェアやクッション、ビールのお供に最適なゲームを10種類以上用意!多彩なグッズを使用して、ビアガーデンを盛り上げます。「24時間よんな~ビアガーデン」概要期間:2023年6月1日~8月31日場所:パブリックスペース「TAMARIBA」時間:24時間対象:宿泊者星野リゾートBEB5沖縄瀬良垣2022年7月1日、沖縄本島屈指のビーチリゾートである恩納村の瀬良垣エリアにグランドオープン。24時間利用可能な「TAMARIBA」や、全部屋コンドミニアムタイプの客室で、ゆっくり、のんびり、素敵な時間を過ごせます。〒904-0404 沖縄県国頭郡恩納村瀬良垣1860−4/客室数 105室[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月03日ジャンル映画祭を席巻した韓国映画『オオカミ狩り』より場面写真とロングトレーラーが解禁された。『グエムル-漢江の怪物-』以来16年ぶりに第47回トロント国際映画祭のミッドナイトマッドネス部門に正式出品となったほか、第55回スペイン・シッチェス国際ファンタスティック映画祭コンペティション部門で審査委員特別賞・特殊効果賞を受賞するなど、各国のジャンル映画祭を席巻、公開前から大きな話題を呼んでいる本作。この度解禁された場面写真では、首元から手首、足首までびっちりと入ったタトゥーを見せつけるソ・イングク演じる第一級殺人の国際手配犯ジョンドゥのカリスマ性を表現するとともに、そのヤバさを物語る姿を捉えたものや、チョン・ソミン演じる刑事がジョンドゥに銃を向け、命がけの戦いを繰り広げる場面などが切り取られている。チョン・ソミンとソ・イングクは「空から降る一億の星」の韓国リメイクのドラマで共演し、切ない恋模様を演じた2人でもあるが、本作では打って変わり敵対する者同士に。さらに、ナイフ使いのドイルが大雨の中で何者かと戦うショット、そして、警察、ジョンドゥ率いる犯罪者チームが共に見つめる視線の先にいる、血まみれの怪人の後ろ姿が切り取られている。併せてロングトレーラーも解禁。フィリピンで逮捕された犯罪人たちが移送され、その任務に気合を入れる警察たち。ジョンドゥはどこかから持ち込んだ針金で鮮やかに手錠を外し、船の乗っ取りを宣言。囚人VS警察の緊迫バトルが展開する。そこへ謎の怪人が参戦。まさに地獄としか表現のしようがない生死をかけた三つ巴の戦いが始まるのだった…!怪人の正体とは?オオカミ狩りの意味とは?果たして、生き残るのは誰なのか…?血沸き肉躍る怒涛の展開に目が離せない。先日解禁となった30秒予告よりもさらに警察と犯罪者チームの間にある緊張感とバイオレンスさが伝わってくるが、新たにジョンドゥの銃撃シーンやお茶目にウインクする姿など、その存在感を爆発させている見どころ溢れる映像となっている。『オオカミ狩り』は4月7日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オオカミ狩り 2023年4月7日より新宿バルト9ほか全国にて公開ⓒ 2022 THE CONTENTS ON & CONTENTS G & CHEUM FILM CO.,LTD. All Rights Reserved.
2023年03月02日韓国の新鋭女性監督キム・セインの長編デビュー作で、母と娘の関係を描き、釜山国際映画祭で女優賞など5冠に輝いた『同じ下着を着るふたりの女』が5月13日(土)より公開が決定した。中年シングルマザーの母親と20代の娘の、暴力と依存の悪循環に陥った親子関係を描いた本作。日本でも近年、過干渉や暴言・暴力などで子どもを思い通りに支配しようとする「毒親」や、子どもが親を選べない状況を指す「親ガチャ」といったキーワードが注目を集める一方で、2022年には“良い母親”になりきれない女性たちの葛藤を明らかにした書籍「母親になって後悔してる」(オルナ・ドーナト著、新潮社)がヒットするなど、いま、改めて親子関係に起因する様々な困難や苦悩を捉え直す動きは社会的なイシューとなっている。本作では、相手を完全に愛しきることも憎むこともできない「母と娘」の関係を、キム・セイン監督が同じ女性の視点から真摯に描き出す。母の愛を求める娘側の視点だけでなく、世間が求める良母になりきれない母側の葛藤にもレンズを向け、家庭内暴力や共依存といったテーマに収まりきらない、2人の複雑な感情を丁寧に捉える。そこにシリアス一辺倒でない悲哀や、観客の感情を受け止める大胆な余白も描き込むことで、本作は近年の韓国フェミニズムやシスターフッド映画の“次”をいく、新たなリアリズムを獲得。韓国での公開時には、幅広い世代の女性たちから切実な共感を集める作品となった。キム・セイン監督第26回釜山国際映画祭ではコンペ部門のニュー・カレンツ賞をはじめ、本作が長編デビューとなり娘役で主演したイム・ジホの女優賞など、計5部門での受賞を達成。以降もベルリン映画祭パノラマ部門や東京フィルメックスにも出品を重ね、世界の映画界から注目を集めている。キム・セイン監督は短編『Hamster』(2016)のチョンジュ国際映画祭出品を皮切りに、短編『Container』(2018)がソウル独立映画祭(SIFF)審査員賞を受賞するなど注目を集め、韓国映画アカデミーの卒業制作(KAFA)となる本作で長編デビューを果たした。『同じ下着を着るふたりの女』は5月13日(土)よりシアター・イメージフォーラムにて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年03月02日ベルリン国際映画祭金熊賞受賞のニコラ・フィリベール監督最新作『ON THE ADAMANT』が、2024年春に全国公開されることが決定した。日常の中にあるかけがえのない瞬間を優しさの溢れた眼差しで描く現代ドキュメンタリーの名匠ニコラ・フィリベール監督。『ぼくの好きな先生』(02)はフランスのみならず、日本でも2003年に異例の大ヒットを記録し、近年では、若き看護師たちの奮闘の日々を捉えた2018年の作品『人生、ただいま修行中』が11年ぶりに日本で公開され、多くの感動を呼んだ。この度金熊賞を受賞した『ON THE ADAMANT』は、パリ中心部セーヌ川に浮かぶ、精神に障がいを持つ人々を受け入れるデイケアセンターの日々を描く5年ぶりとなる新作。自主性を重んじ、絵画や音楽、詩など自らを表現することで癒しを見出していく患者たち、彼らに寄り添って働く看護師・職員らを優しい眼差しで捉えている。『ぼくの好きな先生』以降、監督と21年の交流を持つ配給会社ロングライドが共同製作として参加している。『ON THE ADAMANT』(英題)は2024年春、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年02月27日ベルリン国際映画祭「コンペティション部門」に正式出品されている新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』(英題:Suzume)が、現地で上映。現地に新海監督、原菜乃華、川村元気プロデューサーが登場した。2月26日まで開催される第73回ベルリン国際映画祭は、カンヌ国際映画祭、ヴェネチア国際映画祭と並ぶ“世界三大映画祭”の一つ。最高賞の“金熊賞”は、「コンペティション部門」に選出された作品のみしか獲得できない賞であり、日本作品では『武士道残酷物語』、『千と千尋の神隠し』の2作品が受賞。本作は、日本アニメーションではまさに『千と千尋の神隠し』以来、21年ぶりの「コンペティション部門」選出となる。現地時間2月23日午前中に行われたフォトコール、記者会見に続き、午後からはレッドカーペットアライバルに登場。初のレッドカーペットアライバルがベルリン国際映画祭となった原さんは、赤色の着物をセレクト。車から登場した瞬間、駆け付けたファンや集まったメディアが感嘆の声を漏らし、多くのフラッシュがたかれた。上映されるいまの気持ちを「日本の出来事を描いたこの映画がベルリンから、そこから先の世界の方々に少しでも深い場所へと届くといいなと思っています」と語った。またカーペットには、黒の蝶ネクタイでおめかしをした草太(すずめの椅子)の姿も。「草太さんも一緒です」(原さん)、「我々は松村くんと一緒に、いってきます」(新海監督)と力強く話し、プレミア会場へ歩を進めた。そして、キャパシティ790席のチケットがソールドアウトとなったプレミア上映がいよいよスタート。本編終了後、約3分に及ぶ長い拍手が巻き起こり、3人が壇上に登場すると、新海監督は「12年前の東日本大震災をベースにしています。今でも故郷に帰れない人たちが沢山います。すずめが最後に飛び込んだ扉の先で街が燃えているのは、地震や津波の後にガスの爆発などで街が燃えた為です。屋根の上に横たわる船の描写は津波によって打ち上げられたものです。これらは全て12年前に日本に起こったことです。『すずめの戸締まり』というエンターテインメント作品を楽しんでもらいながらも、少しでもそのことを知ってほしかった。どんなに大きな災害にあっても、人笑いながら成長していきます。こうやって沢山の方に笑いながら観てもらえたことが幸せでした」と思いを語る。原さんは「私はアニメが大好きで、新海監督の作品が大好きでした。そんな監督の隣でこのベルリンに来ることが出来て、こんなに沢山の人に映画を観てもらえて、夢のようで贅沢すぎる時間でした。この作品に関われた皆様に感謝しています」と挨拶。そして全てを終えると、新海監督は「ベルリン国際映画祭のレッドカーペットはとても素敵でした。色々な国から来た沢山の方々が声をかけてくれて嬉しかったです。プレミア上映では、凄く笑いが起こっていました。日本とは違うところで笑いが起こるので勉強になりました。特にダイジンが出てくるたびに笑う人が多かったですね。笑いながら、泣きながら観てくれていました」と明かす。原さんは「ベルリンの方々の反応がとても良くて、沢山元気をもらいました。ここまで来ることが出来たのも、本当に沢山の人が観てくださった結果だと思います。観てくださった方たちに感謝していますし、新海監督や、沢山のスタッフの方々にも感謝しています。世界中の方と感想を語り合えるような機会があったらいいなと思います」とコメントした。2月21日までの公開103日間で、観客動員1036万人、興行収入137億円を超え、『君の名は。』『天気の子』に続き、3作連続で観客動員数1000万人を突破した本作。世界199の国と地域で配給が決定している。『すずめの戸締まり』は公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会
2023年02月24日ディズニー映画『メリー・ポピンズ』のシネマ・コンサートが、2023年6月4日(日)に東京国際フォーラム ホールAで開催される。ディズニー映画『メリー・ポピンズ』のシネマ・コンサートシネマ・コンサートとは、映画のセリフや効果音はそのままに、音楽パートのみを生のオーケストラが演奏する新感覚エンターテイメント。今回はディズニー映画『メリー・ポピンズ』の映画全編上映に合わせて、アカデミー賞とグラミー賞受賞作曲家リチャード・M・シャーマン、ロバート・B・シャーマンの兄弟による音楽をフルオーケストラで贈る。映画『メリー・ポピンズ』は、アカデミー賞最多13部門がノミネートされ、そのうち2部門をシャーマン兄弟が映画のオリジナル楽曲で作曲賞、「チム・チム・チェリー」で歌曲賞を受賞。ロンドンを舞台に、魔法使いメリー・ポピンズがジョージ・バンクス夫妻の家を訪れみんなを幸せにしていくストーリーで、今なお愛されている名作だ。演奏されるのは、「チム・チム・チェリー」をはじめとする映画オリジナル楽曲の数々。栗田博文の指揮のもと、東京フィルハーモニー交響楽団の生演奏で、メリー・ポピンズの魔法にかけられたような体験をぜひ味わってみては。【詳細】メリー・ポピンズ シネマ・コンサート(MARY POPPINS IN CONCERT LIVE TO FILM)日時:2023年6月4日(日)[開場]15:00 [開演]16:00会場:東京国際フォーラム ホールA(東京都千代田区丸の内3-5-1)チケット:・S席 大人9,800円、小・中人 4,800円・A席 7,800円※全席指定※3才未満の子どもの入場不可。※小人・中人料金は、4歳以上~17歳以下(公演日の時点で、満4歳以上~17歳以下が対象)。入場時に年齢の分かる証明書の提示を求める場合あり。チケット先行販売(抽選):2月21日(火)12:00~3月5日(日)23:59チケット一般販売:3月11日(土)10:00~<公演内容>映画『メリー・ポピンズ』(1965年日本公開作品)英語上映・日本語字幕付き音楽:リチャード・M・シャーマン、ロバート・B・シャーマン監督:ロバート・スティーブンソン製作:ウォルト・ディズニー出演:ジュリー・アンドリュース、ディック・ヴァン・ダイク、デイヴィッド・トムリンスン、グリニス・ジョーンズ、カレン・ドートリス、マシュー・ガーヴァー上演時間:2時間40分(休憩20分込み)<出演>指揮:栗田博文演奏:東京フィルハーモニー交響楽団※シンガーの出演なし。劇中の歌唱部分は、映画音声のまま流れる。Presentation licensed by Disney Concerts.© Disney
2023年02月24日ディズニー&ピクサー映画『トイ・ストーリー』のシネマ・コンサートが、2023年5月28日(日)に東京国際フォーラム ホールAにて開催される。映画『トイ・ストーリー』のシネマ・コンサートシネマ・コンサートとは、大スクリーンでの映画全編上映に合わせて、オーケストラが音楽パートを生演奏する新感覚エンターテインメント。これまで『ゴッドファーザー』や『ルパン三世 カリオストロの城』など、珠玉の名作が上演されてきた。今回は、映画『トイ・ストーリー』を、栗田博文指揮のもと東京フィルハーモニー交響楽団が生演奏。好青年のカウボーイ“ウッディ”と、勇敢なスペースレンジャー“バズ・ライトイヤー”をはじめとするおもちゃたちが織りなす冒険を描いた本作は、アカデミー賞やグラミー賞を受賞した作曲家ランディ・ニューマンの音楽が魅力のひとつだ。演奏されるのは、「君はともだち(You’ve Got a Friend in Me)」や「すべてがストレンジ(Strange Things)」、「幻の旅(I Will Go Sailing No More.)」など。映画と共に思わず口ずさみたくなってしまう楽曲の生演奏を楽しむことができる。詳細トイ・ストーリー シネマ・コンサート(TOY STORY IN CONCERT)日時:2023年5月28日(日) [開場]15:00 [開演]16:00会場:東京国際フォーラム ホールA(東京都千代田区丸の内3-5-1)チケット:・S席 大人9,800円、小・中人 4,800円・A席 7,800円※全席指定※3才未満の子どもの入場不可。※小人・中人料金は、4歳以上~17歳以下(公演日の時点で、満4歳以上~17歳以下が対象)。入場時に年齢の分かる証明書の提示を求める場合あり。チケット先行販売(抽選):2月21日(火)12:00~3月5日(日)23:59チケット一般販売:3月11日(土)10:00~<公演内容>映画『トイ・ストーリー』(1996年日本公開作品)英語上映・日本語字幕付き音楽:ランディ・ニューマン(作曲)監督:ジョン・ラセター / 製作総指揮:エドウィン・キャットマル、スティーヴ・ジョブス / 製作:ラルフ・グッゲンハイム、ボニー・アーノルド声の出演:ティム・アレン、トム・ハンク、ジョン・モリス上演時間:1時間43分(休憩20分込み)<出演>指揮:栗田博文演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
2023年02月22日第73回ベルリン国際映画祭「ベルリナーレ・スペシャル部門」に正式招待されている映画『#マンホール』。日本時間2月21日(火)に主演の中島裕翔と監督・熊切和嘉がベルリンに登場し、レッドカーペットを闊歩、記者会見と上映後Q&Aにも参加した。まず2人が現れたのは、マスコミ向けのフォトコール。海外メディアに囲まれ、最初は緊張した面持ちの中島さんだったが、徐々にマスコミからの声かけにも指差しをしながら爽やかな笑顔で応え、「ラブリー!キュート!」の声を巻き起こした。続いて、マスコミ向けの記者会見に登場し、脚本について聞かれた熊切監督が「元々は岡田(道尚)さんが一年間くらい練ったプロットを読ませてもらって、最初は今まで自分が撮ってきた作品とは少し感じが異なっていたのでとまどっていたんですけど、何度も繰り返して読んでいくうちに狭い空間で描かれた作品ではあるけれど非常に広がりのある作品だと思い、これは是非映画にしたいなと思いました」とふり返る。特殊な環境での撮影について中島さんは「1か月間ずっと狭くて暗いセットの中での撮影はすごく大変でしたね。最初に脚本をもらったとき、まずタイトルを見て“マンホール!?ほんとに!?”って驚きました(笑)しかも男がマンホールに落ちて脱出しようと試みる話。こういう役をやってみたいという気持ちもあったけど、汚い泡に囲まれたり今までやったことないようなことばかりでトリッキーな撮影でしたね。肉体的にも精神的にも大変な撮影でした」と流暢な英語で回答。ベルリンを訪れた感想を聞かれると、「本当に夢のようです。世界中から俳優や監督が集まるこんな場所に招待してもらえるとは思ってもみなかったので、この作品に連れてきていただいたという気持ちです」と喜びを語った。メディアからの質問に難なく受け答えをしていた中島さんは、今後の海外進出への展望について「元々英語を習い始めたきっかけが、海外でのお仕事への野望があったからなので、ゆくゆくは海外の作品にも挑戦したいと思っています」と明かし、音楽と俳優、どちらの仕事が好きかという難問にも「僕としては両立させたいと思っています。事務所もそうさせてくれますし、素晴らしいことだと思います。俳優業のおかげで充実しているし、もちろんアイドルでいることも好きです。でも演じることは大好きですね。演じていると違う人間になれるし、今回の作品でも川村という人間はダークで本能的な面も持ち合わせています。僕はこれまでそういった役を演じたことがなくて、チャレンジしてみたかったので、この役ができて幸せです」と真剣な表情。時折ジョークも交えつつ、終始英語で真摯に質問に受け応えする中島さんの姿に会場は温かく和やかな雰囲気のまま、会見は終了した。そしてメイン会場となるBerlinale Palast(ベルリナーレパレスト)のレッドカーペットの大舞台を堂々と闊歩。中島さんは「とても楽しかったです!レッドカーペットは人生で初めてなんです。釜山国際映画祭のときも歩く予定はあったんですけど、フライトの関係で歩くことができなかったので、目に映るもの全てが新鮮で、ベルリン国際映画祭は三大映画祭のひとつでもありますし、すごく華やかな場所で、日本の作品としても7年ぶりに招待していただいたということもあって色々なものを背負ってレッドカーペットを歩かせていただいたという気持ちです」と興奮冷めやらぬ様子で感想を語った。さらに、公式上映の会場は満席となり、終了後には観客からの質問に答える場面も。その後、日本のメディア向けの取材にも応じ、中島さんは感想を聞かれると「現地の方々と一緒に作品を観て、どんな反応がもらえるのか、この瞬間が一番楽しみにしていた瞬間だったので。日本では珍しいシチュエーションスリラーという作品ではあるんですけど、海外では多くみられていると思うので、海外の方たちがどういうリアクションをするのかっていうことがすごく楽しみでした。僕は結構心配性なので色々とネガティブな方に考えてしまいがちですけど(笑)、こんなに温かい拍手と各所から笑い声も沢山起こったので、笑いが起こるポイントがいい意味で日本とちょっと違って独特だなと思って、一緒に観ていてすごく楽しかったですし、あの時間が最高でした」とコメントした。『#マンホール』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:#マンホール 2023年2月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2023 Gaga Corporation/J Storm Inc.
2023年02月21日映画『#マンホール』(2月10日公開)が第73回ベルリン国際映画祭(会期:2月16日~2月26日)「ベルリナーレ・スペシャル部門」に正式招待され、中島裕翔と熊切和嘉監督が日本時間21日に登場した。同作は脚本・岡田道尚×監督・熊切和嘉によるオリジナル作。川村俊介(中島)は営業成績はNO.1、上司や同僚の信頼も厚く、社長令嬢との結婚も決まり将来を約束された超がつくほどのハイスペック男だが、結婚式前夜のサプライズパーティの帰り道に酒に酔ってマンホールに落ちてしまう。ベルリンに登場した世界の映画ファンが見守る中レッドカーペットを闊歩し、記者会見では中島が英語で対応。上映後にはQ&A(質疑応答)にも参加した。本イベントのオフィシャルレポートを紹介する。○オフィシャルレポート前日に行われた海外プレス向けの試写会では、マンホールの中という限られたシチュエーションの中、ほぼひとりで刻々と変化していく人間の姿を演じ上げた中島の演技に対し「最高だったよ。普通の男性がどんどんクレイジーな人間になっていく様を、泣いたり叫んだりしてよく演じ切っていた」、「観客の視線は彼にくぎ付けだったね」など絶賛の声を集めていた。はじめに中島と熊切が現れたのは、マスコミ向けのフォトコール。海外メディアに囲まれ、最初は緊張した面持ちの中島だったが、徐々にマスコミからの英語での声かけにも指差しをしながら中島らしい爽やかな笑顔で応え「ラブリー! キュート!」の声を巻き起こすなど、トップアイドル姿はベルリンでも健在! 集まった人々を魅了していた。次にマスコミ向けの記者会見に登場した中島と熊切。まず、脚本について聞かれると熊切が「元々は岡田(道尚)さんが一年間くらい練ったプロットを読ませてもらって、最初は今まで自分が撮ってきた作品とは少し感じが異なっていたのでとまどっていたんですけど、何度も繰り返して読んでいくうちに狭い空間で描かれた作品ではあるけれど非常に広がりのある作品だと思い、これは是非映画にしたいなと思いました」とコメント。マンホール内という特殊な環境での撮影について聞かれた中島は「1か月間ずっと狭くて暗いセットの中での撮影はすごく大変でしたね。最初に脚本をもらったとき、まずタイトルを見て“マンホール!? ほんとに!?”って驚きました(笑)しかも男がマンホールに落ちて脱出しようと試みる話。こういう役をやってみたいという気持ちもあったけど、汚い泡に囲まれたり今までやったことないようなことばかりでトリッキーな撮影でしたね。肉体的にも精神的にも大変な撮影でした」と流暢な英語で回答。ベルリンを訪れた感想を聞かれた中島は「本当に夢のようです。世界中から俳優や監督が集まるこんな場所に招待してもらえるとは思ってもみなかったので、この作品に連れてきていただいたという気持ちです」と喜びを語った。『鬼畜大宴会』(97年)でベルリン国際映画祭のパノラマ部門に招待されていた熊切、今回ベルリナーレ・スペシャル部門正式招待という形で再びベルリンの地を訪れた心境を聞かれると「最初のベルリンの時は(クエンティン・)タランティーノ監督が『ジャッキー・ブラウン』でレッドカーペットを歩いていて、僕の映画のフライヤーを渡そうとしたんですけど受け取ってもらえなくて・・・、サミュエル・L・ジャクソンさんが受け取ってくれたんですけど(笑)その同じレッドカーペットを歩けると思うとすごく感慨深いですね」と、世界中の名だたるスターたちが訪れるベルリン国際映画祭ならではのエピソードを披露しながら答えた。劇中で非常に重要なツールとして登場するSNS。普段SNSを使っているか聞かれた中島は「僕は日本の『Hey! Say! JUMP』というグループのメンバーなのですが、僕たちはInstagramとYouTubeのアカウントを持っています。僕はただそれを見ていることが多いですね。でも観客の皆さんが作品をどう思っているかを知れたりするのでそういうときに活用したりします」と回答。メディアからの質問にも難なく英語で受け答えをしていた中島は今後の海外進出への展望について「元々英語を習い始めたきっかけが、海外でのお仕事への野望があったからなので、ゆくゆくは海外の作品にも挑戦したいと思っています」と思いを明かし、さらに音楽の仕事と俳優の仕事、どちらが好きかという難しい質問にも「僕としては両立させたいと思っています。事務所もそうさせてくれますし、素晴らしいことだと思います。俳優業のおかげで充実しているし、もちろんアイドルでいることも好きです。でも演じることは大好きですね。演じていると違う人間になれるし、今回の作品でも川村という人間はダークで本能的な面も持ち合わせています。僕はこれまでそういった役を演じたことがなくて、チャレンジしてみたかったので、この役ができて幸せです」と真剣な表情で答えた。大舞台でありながら時折ジョークも交え終始英語で真摯に質問に受け応えする中島の姿に、会場は温かく和やかな雰囲気のまま会見は終了した。そしていよいよベルリン国際映画祭のメイン会場となるBerlinale Palast(ベルリナーレ パレスト)のレッドカーペットに中島と熊切監督が登場。中島はブラックのタキシードを身を纏い、アン・ハサウェイやクリステン・スチュワートら大スターも数日前に歩いた大舞台を堂々と闊歩。中島はレッドカーペットを歩いた感想を聞かれると「とても楽しかったです!レッドカーペットは人生で初めてなんです。釜山国際映画祭のときも歩く予定はあったんですけど、フライトの関係で歩くことができなかったので、目に映るもの全てが新鮮で、ベルリン国際映画祭は三大映画祭のひとつでもありますし、すごく華やかな場所で、日本の作品としても7年ぶりに招待していただいたということもあって色々なものを背負ってレッドカーペットを歩かせていただいたという気持ちです」と興奮冷めやらぬ様子でコメントしていた。その後Kino International(キノ インターナショナル)にて行われた公式上映では会場は満席に!上映終了後には、会場が大きな拍手と歓声に包まれる中、中島と熊切監督が舞台上に登壇し鑑賞し終えたばかりの観客からの質問に答えた。・この映画にはどのような思いが込められていますか?熊切「人間はきれいごとだけでは片付けられないと思っていて、ある種極限状態に陥ったり、SNSのような匿名状態で悪意が芽生えたりすることってあると思うんですけど、それを隠すのではなく表現としてありのまま見せることによって、そことの付き合い方を覚えていくということが大事なんじゃないかなと思ってこの映画を作りました」・川村が舞と電話をしているときに流れている音楽はどのような意図があって選ばれたのですか?熊切「あれは舞の車の中でかかっている曲という設定なんですけど、映画の中に異化効果というか、あえてミスマッチな曲をつけることによって、さらに不思議な深みが出るんじゃないかとそういう狙いがあってあの曲をつけました」さらにQ&A後には、現地に駆け付けた日本のメディア向けの取材にも応じたふたり。上映を終えたばかりの感想を聞かれると中島は「現地の方々と一緒に作品を観て、どんな反応がもらえるのか、この瞬間が一番楽しみにしていた瞬間だったので。日本では珍しいシチュエーションスリラーという作品ではあるんですけど、海外では多くみられていると思うので、海外の方たちがどういうリアクションをするのかっていうことがすごく楽しみでした。僕は結構心配性なので色々とネガティブな方に考えてしまいがちですけど(笑)、こんなに温かい拍手と各所から笑い声も沢山起こったので、笑いが起こるポイントがいい意味で日本とちょっと違って独特だなと思って、一緒に観ていてすごく楽しかったですし、あの時間が最高でした」と感慨を語った。熊切は「僕は割と今までの作品はお客さんが沸くようなタイプの映画を撮っていなかったので(笑)、今回は比較的エンターテイメントなので、思った以上に反応が良くて嬉しかったです」とコメントしていた。超過密スケジュールの行程だったが、常に笑顔を絶やさずベルリン国際映画祭という大舞台の一瞬一瞬を噛みしめるようにしながら走り抜けた中島裕翔と熊切和嘉。両者にとってチャレンジングだったとも言える本作が、世界中に認められることとなった今回の第73回ベルリン国際映画祭。これから更に世界へ羽ばたいていくであろう中島と熊切の姿から今後も目が離せない。映画『#マンホール』は絶賛全国公開中。Photo by Getty Images for GAGA (C)2023 Gaga Corporation/J Storm Inc.
2023年02月21日明治学院大学は2018年度からUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)難民高等教育プログラムに参加しています。この度難民映画祭パートナーズとして、2023年3月8日(水)に、ドキュメンタリー映画『カオスの行方~安住の地を求めて』の上映会を横浜キャンパスで開催します。紛争、迫害、そして人道危機から逃れてきた難民、避難民など、UNHCRの支援対象者数は世界で約9,470万人に達し、第二次世界大戦後、過去最高を記録しました。映画上映会を通して難民問題について、私たちにできることを考えていきます。『カオスの行方~安住の地を求めて』より■映画『カオスの行方~安住の地を求めて』について原題 :IT WILL BE CHAOS監督 :Lorena Luciano, Filippo Piscopo製作国 :アメリカ、2018年あらすじ:難民問題に焦点を当て、輸送中の人々の生活を集中的に描いた作品。イタリアのランペドゥーサ島で難破しながらも生き延びたエリトリア人男性、そして、シリアの紛争を逃れヨーロッパを目指すもののトルコで足止めされた家族。命がけの避難の旅は、難民となった人たちの苦悩だけでなく、それぞれのおかれた状況の複雑さと、地元民とよそ者との間の高まる緊張感をあぶりだしていく。逆境におかれた人間が這い上がり生き抜いていく、その力を見事にとらえたドキュメンタリー。■プログラム詳細日時 :2023年3月8日(水) 13:00から15:00(開場12:45予定)映画上映後、阿部 浩己教授(国際学部教授・国際平和研究所所長)による解説・コメントを予定場所 :明治学院大学横浜キャンパス 9号館2階921教室参加費:無料申込み:申込不要です。直接会場にお越しください。後援 :国連UNHCR協会 ■上映会に関するお問い合わせ先明治学院大学国際平和研究所(PRIME)E-mail: prime@prime.meijigakuin.ac.jp TEL : 03-5421-5652□■明治学院大学について■□創設者は“ヘボン式ローマ字”の考案や和英・英和辞書『和英語林集成』の編纂、聖書の日本語訳完成などの業績があるJ.C.ヘボン博士。明治学院の淵源となる「ヘボン塾」が横浜に開かれた1863年を創設年としています。建学の精神である「キリスト教による人格教育」と学問の自由を基礎とし、ヘボン博士が貫いた“Do for Others(他者への貢献)”を教育理念としています。広く教養を培うとともに、各学部学科において専門分野に関する知識・技能および知的応用能力を身につけた人間の育成を目指します。2023年に創立160周年を迎え、2024年には本学初の理系学部「情報数理学部」を設置予定です(仮称・設置構想中)。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月21日ブルガリのアンバサダーであり女優のアン・ハサウェイ(Anne Hathaway)が第73回ベルリン国際映画祭のオープニング作品として選ばれた“She Came to Me”のプレミアにてハイジュエリーのイヤリングを、同作品の記者会見ではセルペンティのリングとビー・ゼロワンのリングを着用しました。GETTY IMAGES着用商品イヤリングPT x DIAGETTY IMAGES着用商品セルペンティ ヴァイパーリングWG x DIAセルペンティリングWG x エメラルド x DIAセルペンティリングWG x サファイア x DIAビー・ゼロワンリングWG x DIAお問い合わせ先:ブルガリ ジャパン03-6362-0100
2023年02月20日韓国の人気俳優ソ・イングクが主演し、第47回トロント国際映画祭ミッドナイトマッドネス部門に正式出品されるなど、強烈な残酷描写でジャンル映画祭を席巻した『オオカミ狩り』の映画前売券付きブロマイドが現在販売中。購入者のうち、抽選で計6名にサイン入りチェキプレゼントの特典がつく。映画前売券付きブロマイド購入者、全員が抽選対象となる。本作は、『メタモルフォーゼ/変身』『共謀者』などを通じて“ジャンル映画のマスター”として地位を築いてきたキム・ホンソンが監督を務め、主演は昨年『パイプライン』で8年ぶりに映画復帰し、「美男堂の事件手帳」などのドラマ出演や歌手としても知られる人気俳優ソ・イングク、さらに近年目覚ましい活躍が続く次世代俳優のチャン・ドンユンやドラマ「還魂」のチョン・ソミンなどが出演する話題作。「エンタメプリント」で販売する映画前売券付きブロマイドは、あらかじめ申し込みサイトで購入手続き・決済を行った上で、映画の前売券が付いたブロマイドを大判の2Lサイズ(横178×縦127mm)の写真用紙に高画質でプリントするもの。映画鑑賞の記念用にも保存できる。購入者にはサイン入りチェキプレゼントの特典(抽選/ソ・イングク サイン入りチェキ:2名、チャン・ドンユン サイン入りチェキ:2名、チョン・ソミン サイン入りチェキ:2名)もつく。ブロマイドは、ソ・イングク、チャン・ドンユン、チョン・ソミン、それぞれ2種類ずつの計6種類。販売価格は、1,700円(映画前売り券:1,500円、ブロマイド:200円の合計・税込)。決済後に発行されるプリント番号をマルチコピー機(※)に入力することで出力。対象店舗はファミリーマート、ローソン(一部の店舗では利用することができないので要注意)。『オオカミ狩り』は4月7日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オオカミ狩り 2023年4月7日より新宿バルト9ほか全国にて公開ⓒ 2022 THE CONTENTS ON & CONTENTS G & CHEUM FILM CO.,LTD. All Rights Reserved.
2023年02月19日「TBSドキュメンタリー映画祭 2023」の上映作品より、鮎川誠が家族への想いを語った『シーナ&ロケッツ 鮎川誠と家族が見た夢』ほか、5作品の予告映像第3弾が解禁された。3月17日(金) より東京、大阪、名古屋、札幌で順次開催される「TBSドキュメンタリー映画祭 2023」。開局以来ドキュメンタリーの制作に注力してきたTBSテレビが立ち上げた新ブランド「TBS DOCS」のもとスタートし、3回目を迎える今年は多岐に渡るジャンルから全15作品が揃う。今回公開された予告映像は、映画祭3日目の3月19日(日)に上映される4作品と、札幌で限定上映される1作品の計5作品。『シーナ&ロケッツ 鮎川誠と家族が見た夢』では、先日訃報が発表された鮎川誠に密着している。1978年にギター・鮎川誠とボーカル・シーナの夫妻が中心となり結成された日本を代表するロックバンド「シーナ&ロケッツ」。結成以来休止することなく活動してきた彼らだったが、2015年にシーナが死去。メンバーですらバンドはもう終わりかと覚悟したが、娘が歌い継ぎ、バンドは止まることなく続いていく――。映像で、鮎川は「家族が応援してくれたのが、それがないなら、やれんやったろうと思う」と振り返った。その他、1951年に戦後5年で敵国だった米軍の兵士と結婚し、「戦争花嫁」と呼ばれ差別と闘ってきた91歳の日本人女性の人生を映した『War Bride 91歳の戦争花嫁』や、混迷を続ける母国を逃れ、アメリカを目指すハイチ難民の家族を通じ、難民問題の現状を伝える『ダリエン・ルート“死のジャングル”に向かう子どもたち』、一家の大黒柱を突然奪われながらも奮闘する家族を通じて、急速に発展し経済大国となった中国社会の現実を見つめた『それでも中国で闘う理由~人権派弁護士家族の7年~』、そして札幌限定上映となる、応援演説中の安倍晋三総理(当時)へのヤジを飛ばした男女や、年金政策を批判した女性が排除されるなど、表現の自由を警察が奪った問題を追及した『劇場版 ヤジと民主主義』の予告映像が公開された。『シーナ&ロケッツ 鮎川誠と家族が見た夢』※東京限定上映『War Bride 91歳の戦争花嫁』『ダリエン・ルート“死のジャングル”に向かう子どもたち』『それでも中国で闘う理由~人権派弁護士家族の7年~』『劇場版 ヤジと民主主義』※札幌限定上映「「TBSドキュメンタリー映画祭 2023」()3月17日(金)より東京、大阪、名古屋、札幌にて順次開催3月17日(金)~30日(木)東京:ヒューマントラストシネマ渋谷3月24日(金)~4月6日(木)大阪:シネ・リーブル梅田3月24日(金)~4月6日(木)名古屋:伏見ミリオン座4月15日(土)~21日(金)札幌:シアターキノ
2023年02月17日過去15年に渡り同映画祭のオフィシャル・デジタル・シネマ・パートナーを務めているColtに より、アジアの映画製作会社は、シンガポールのデジタル・ハブを介して映画祭に作品を供給注:本リリースは英国において2/9 (木)に発表されたリリースの抄訳です。(独フランクフルト/ベルリン、2023年2月9日発)– 第73回ベルリン国際映画祭(略称:ベルリナーレ(Berlinale))では、Coltの国際的光ファイバー網とオン・デマンド・サービスを、シンガポールのハブを経由したアジアからの映画投稿配信に初めて使用し、APAC地域の映画制作者がより迅速、かつ安全に作品をベルリンに転送出来るようにしています。このサービスは、特に安定した帯域幅の容量が課題となる世界各地からの投稿作品を出来るだけ簡単にアップロードできるようにするという、ベルリン国際映画祭事務局の戦略を支援するものです。このデジタル・インフラは、映画祭のサーバとフランクフルトのDE-CIXセントラル・インターネット・ハブを直接結ぶ、Coltの既存高帯域サービスを統合したもので、世界中のスタジオがアップロードに利用しています。APAC地域の映画制作者は、作品をインターネット経由でシンガポールのパートナー・データセンターにあるサーバにアップロードします。Coltはそこから、データセンターと映画祭のフィルム・サーバがあるベルリンのColtノードとの間にイーサネット経由のエンドツーエンド・オンデマンド接続を確立します。この為、ベルリン国際映画祭の技術チームは、Coltのオンデマンド・ポータルを介してシンガポールのデータセンターでDC Cross Connectを委託し、サーバとColtのエンドデバイスを接続しています。ベルリン国際映画祭では、「Bandwidth Boost」機能を使って転送しています。これにより、需要に応じて帯域幅の容量を10Mbit/sから1Gbit/sの間で柔軟に拡張することができるようになりました。「Boostオプション」により、最大10Gbit/sのデータ転送が可能です。「映画制作者にとって、配信を出来るだけ簡単にし、公平な競争環境を作ることが重要です。制作者はより多くの時間を撮影に費やすことができ、私たちは潜在的なフィルム・ファイルの問題に柔軟に対応することができます。デジタル・インフラのグローバル・プロバイダであるColtは、全世界で一様にサービスを可能にしたい我々にとって理想的なパートナーです」と、ベルリン国際映画祭のデジタル・シネマ担当テクニカル・ディレクター、オーヴ・サンダー(Ove Sander)氏は説明します。Coltのオン・デマンド・デジタル・インフラの新しいアプリケーションは、同社の専門知識、グローバル・パートナー・ネットワーク、及びインテリジェント・ネットワーク・サービスを利用し、お客様がビジネスモデルを更に拡大できるようにするという戦略を実証しています。中でも、柔軟で拡張性が高いオンデマンド接続や、Coltのグローバル・ネットワークの存在により、特に国際的な事業を展開する企業に対し、一貫した高品質のサービスを提供出来るという利点があります。Coltテクノロジーサービス最高経営責任者(CEO)のケリ-・ギルダー(Keri Gilder)は、「弊社は世界最高峰の映画祭の一つであり、真のデジタル・パイオニアであるベルリン国際映画祭事務局と特別なパートナーシップを結んでいます。 過去15年に渡り、同映画祭でデジタル・シネマを実現する為に強力なサポート役を担えたことを大変誇りに思います。今年は、アジアの映画製作会社が当社のオン・デマンド・ネットワーク機能を利用し、その多様性と創造性をより多くの観客に紹介することで、グローバルな才能の祭典を開催します。これは、技術革新が世界を良い方向につなげる完璧な例です」と述べています。Coltは15年前からベルリン国際映画祭のオフィシャル・デジタル・シネマ・パートナーとして、ベルリンにあるColtのネットワーク・ノードから20会場47スクリーンへの映画データの伝送・配信を最高品質で実現する為、最大10Gbit/sの高帯域幅とインターネット・アクセスによるネットワーク・サービスを提供しています。同映画祭では、個々の接続の帯域幅自体をほぼリアルタイムで増減させることも可能です。デジタル・シネマの技術的進歩に加え、Coltは直近では量子ベースの暗号化など、同映画祭において独自のファイバー網における革新を推進しています。Coltは、ベルリン国際映画祭と首都ベルリンに特別な関係があります。Coltはベルリンとポツダムに約1,900キロメートルの光ファイバー網を敷設しています。その合計で約2,600の社屋が接続されています。また、Coltはベルリン州のギガビット戦略を支援し、2025年までに更に350の商業顧客を接続する予定です。Coltはまた、ベルリン・ブロードバンド・ポータル(ベルリン上院経済・エネルギー・運営局主導)とも連携しており、そのポータルに企業が帯域要件を登録することができます。ベルリンはまた、Coltの東欧へのネットワーク拡大において重要な役割を担っています。ドイツの首都は、ワルシャワ、クラコワ、ブルノ、プラハ、ドレスデンを含むネットワーク・リングの一部となっています。ベルリン国際映画祭のフィルム管理プロセスのデジタル化について詳しくは、 のインタラクティブなタイムラインと、 のケーススタディをご覧ください。Coltについて;Coltは、顧客企業のビジネスを成功に導く、「想像を超えたつながり(Extraordinary Connections)」を提供する、グローバルなデジタル・インフラ提供企業です。優秀な人材と同じ志を持つパートナーに支えられ、デジタル・ユニバースの力をどこでも、いつでも、そしてあらゆる方法でお客様に届けるという目的を持って行動しています。1992年にロンドンで創業し、今では世界中に60を超える拠点を抱えるまでに成長したColtは、顧客企業への深いコミットメントで通信事業者としてのプレゼンスを確立しています。Coltは自社運用の「Colt IQ Network」により、欧州、アジア、北米を中心とする32か国222都市において、1,000か所以上のデータセンター、51の都市部エリアネットワーク、31,000棟以上の商用ビルを接続しています。株式非公開企業であるColtは、最も財務健全性の高い企業の一社でもあります。Coltは業界を牽引する優れた顧客体験の提供にこだわり、顧客企業の革新を、自身の価値観や顧客企業、パートナー、人々、及び地球への責任を以て支援します。詳細については、www.colt.net/ja/をご覧ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月17日「TBSドキュメンタリー映画祭 2023」の上映作品より、森且行が中居正広からのエールを語った『オートレーサー森且行約束のオーバルへ』ほか5作品の予告映像第2弾がYouTubeで公開された。3月17日(金) より東京、大阪、名古屋、札幌で順次開催される「TBSドキュメンタリー映画祭 2023」。開局以来ドキュメンタリーの制作に注力してきたTBSテレビが立ち上げた新ブランド「TBS DOCS」のもとスタートし、3回目を迎える今年は多岐に渡るジャンルから全15作品が揃う。予告映像が公開されたのは、映画祭2日目の3月18日(土)に上映される4作品と、名古屋限定で上映される1本の計5作品。『オートレーサー森且行約束のオーバルへ』では、2021年にレース中の落車事故から九死に一生を得たものの、両足には麻痺が残り、もう歩くことすらできないかもしれないと言われたオートレーサー森且⾏が、5度に及ぶ大手術と約2年の壮絶なリハビリに懸命に挑む姿が映し出される。予告映像では森が「中居君から、乗り越えられない人には試練を与えない。だから、おまえは乗り越えられる」とエールを送られたと話し、「まだ自分は走れる」と信じ、再びオーバルへ戻ることを決して諦めなかったという。そんな森のゼロからの挑戦の記録が切り取られており、思わず胸が熱くなる映像となっている。また、ラインナップ発表イベントで映画祭アンバサダーのLiLiCoが「内容を思い出すだけで涙が出てきます」と号泣しながらも、「こういった事実があることをみんなに知ってほしい」と切実に訴えた『魂の殺人~家庭内・父からの性虐待~』では、実の父による性虐待を告発し、声を上げ始めた被害者たちと、その闘いが描かれる。その他、農薬や化学肥料に頼らない有機農業の取材から遭遇した究極の自給可能な農園=サステナ・ファームを映した『サステナ・ファーム トキと1%』、ミステリアスなマスクをかぶりL.A.メタル全盛期を駆け抜けた「KUNI」の謎に迫った『KUNI 語り継がれるマスク伝説~謎の日本人ギタリストの半生~』、名古屋限定上映となる『やったぜ!じいちゃん』の予告映像が解禁となった。なお、3月18日(土)には、『オートレーサー森且行約束のオーバルへ』の舞台挨拶に森且行が登壇予定。その他、各作品でも舞台挨拶を実施予定だ。『オートレーサー森且行約束のオーバルへ』予告編『魂の殺人~家庭内・父からの性虐待~』予告編『サステナ・ファーム トキと1%』予告編『KUNI 語り継がれるマスク伝説~謎の日本人ギタリストの半生~』予告編『やったぜ!じいちゃん』予告編※名古屋限定上映「TBSドキュメンタリー映画祭 2023」()3月17日(金)より東京、大阪、名古屋、札幌にて順次開催3月17日(金)~30日(木)東京:ヒューマントラストシネマ渋谷3月24日(金)~4月6日(木)大阪:シネ・リーブル梅田3月24日(金)~4月6日(木)名古屋:伏見ミリオン座4月15日(土)~21日(金)札幌:シアターキノ
2023年02月15日東京都写真美術館をメイン会場に行われる、映像と芸術の国際フェスティバル「恵比寿映像祭2023」が2月19日(日) まで開催されている(「コミッション・プロジェクト」は3月26日(日) まで)。15回目となる今回は「テクノロジー?」をテーマに、アートと技術との対話の可能性を展示作品、上映作品を通して考察していく。ここでは、展示プログラムを中心に紹介する。今回、恵比寿映像祭は初の試みとなる「コミッション・プロジェクト」をスタートさせた。これは、日本を拠点に活動するアーティストを選出し、映像作品制作を委託、その成果を映像祭で発表するというもの。今回は約300名の候補者から、荒木悠、葉山嶺、金仁淑(キム・インスク)、大木裕之の4名が選出され、東京都写真美術館3F展示室でそれぞれの作品が発表されている。荒木悠《仮面の正体 海賊盤》は、アメリカのハードロックバンド、KISSに魅せられ、京都市で長年コピーバンド活動を行っている「WISS(ウィッス)」のメンバーを追ったドキュメンタリー作品だ。大きな巨大LEDヴィジョンでは、メンバーのライブの模様が無音で映し出され、その背面ではメンバーのインタビュー映像が流れる。メイクで登場するライブと、素顔で生活を送る日常とでは大きな違いがあるが、WISSメンバーにとっては地続きのものだ。荒木悠《仮面の正体 海賊盤》2023年荒木悠《仮面の正体 海賊盤》2023年葉山嶺《Hollow-Hare-Wallaby》は、かつてオーストラリア南東部に生息していたワラビーの絶滅種、ウサギワラビーの剥製をCGで表現した作品。ウサギワラビーは、その生態がほとんど記録されておらず、剥製や標本、版画や絵のみが残されている存在。葉山は仮想空間において「絶滅の複製品」を実物の剥製に忠実に制作することで、人間以外の生物にとっての世界がどのようなものかを想像させてくれる。葉山嶺《Hollow-Hare-Wallaby》2023年また、金仁淑(キム・インスク)《Eye to Eye》は、滋賀県にあるブラジル人学校、サンタナ学園(コレジオ・サンタナ)に通う約80名の子どもたちや先生、支援者らと向き合って制作された作品を展示。大木裕之《meta dramatic 劇的》は全28分の映像と、会場内でのパフォーマンスを組み合わせて公開している。なお、会期中、上記の4作品から特別賞が選ばれ、翌年の恵比寿映像祭に作品を出展する権利が与えられる。東京都写真美術館2Fでは、総合テーマ「テクノロジー?」に基づき選定された、Houxo QUE《Death by Proxy》や、ルー・ヤン《DOKU(ルー・ヤンのデジタル転生)》、越田乃梨子《机上の岸にて》など、身体や機械、人口などといった観点からアートと技術との関係を見つめ直すきっかけとなる6つの作品が展示されている。細倉真弓《digitalis #10》2021年Houxo QUE《Death by Proxy》2020年ルー・ヤンルー・ヤン《DOKU The Self》2022年同じく写真美術館B1では、北代省三や築地仁、山沢栄子や杉浦邦恵、フィオナ・タンらの作品を通して、都市や自然、機械や巨大建造物などをアーティストたちがどのようにとらえ、表現していったのかを見つめていく。東京都写真美術館B1 展示風景より杉浦邦恵の作品東京都写真美術館B1 展示風景より山沢栄子の作品フィオナ・タン《リフト》2000年また、恵比寿ガーデンプレイス センター広場では、オフサイト展示として、東京2020オリンピック競技大会の開会式のドローン演出を手掛けた野老朝雄、平本知樹、井口皓太の3名によるインスタレーション《FORMING SPHERES》を展示している。この作品は、大会エンブレムの組市松紋様をもとに構成された球体を新しくインスタレーションとして再構築したもの。120の長方形から構成された複数の球体に様々な角度から光を当て、その影の変化を楽しむもの。無限に展開される影の組み合わせは、非常に幻想的だ。野老朝雄+平本知樹+井口皓太《FORMING SPHERES》2023年野老ら3名は、昨年渋谷にオープンした、デジタルテクノロジーの活用を通じて「創造する」力を発揮するための活動拠点「シビック・クリエイティブ・ベース東京(CCBT)」のアーティスト・フェロー。本作の発表は、このフェロー活動の一環として行ったものだ。このほか、1Fのホールではジョナス・メカスやペギー・アーウィッシュなどを特集した上映プログラムが、また日仏会館ギャラリーなど恵比寿近隣の文化施設やギャラリーでは「YEBIZO MEETS 地域連携プログラム」として、展覧会やイベントが開催されている。上映ほか一部の有料プログラム以外はすべて無料で鑑賞できるので、映像祭をきっかけに、恵比寿エリアの散策を楽しんでみるのもおすすめだ。取材・文:浦島茂世<開催情報>『恵比寿映像祭2023「テクノロジー?」』2023年2月3日(金)~2月19日(日)( ※「コミッション・プロジェクト」は3月26日(日)まで)、東京都写真美術館ほかにて開催
2023年02月13日開局以来ドキュメンタリーの制作に注力してきたTBSテレビが立ち上げた新ブランド「TBS DOCS」のもと、今回で3回目を迎える『TBSドキュメンタリー映画祭2023』の予告編第1弾が解禁された。本映画祭は、3月17日(金) より東京でスタートし、大阪、名古屋に場所を移した後、初となる札幌でも開催。多岐に渡るジャンルが揃う全15本の作品を、前回を上回る規模で上映する。 また、今年の映画祭アンバサダーに、TBS「王様のブランチ」でもお馴染み、映画コメンテーターのLiLiCoが就任している。この度、解禁された予告編第1弾は、映画祭初日に上映される4作品と、大阪限定上映される1作品の計5作品。令和4年度 文化庁芸術祭のテレビ・ドキュメンタリー部門で優秀賞を受賞した『通信簿の少女を探して〜小さな引き揚げ者戦後77年あなたは今〜』は、ディレクターが偶然手にした古書に挟まっていた1枚の通信簿がきっかけとなり制作され、通信簿の持ち主の少女を探す旅は、歴史に埋もれた日本の戦後史を紐解く旅へとつながっていく。山田洋次監督や、歌手の加藤登紀子、ジャズピアニスト秋吉敏子に“引き揚げ”体験のインタビューを行い、旅人として三浦透子が出演し、仲村トオルがナレーションを担当している。また、『東京SWAN 1946〜戦後の奇跡『白鳥の湖』全幕日本初演~』では公演中の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』にドラコ・マルフォイ役で出演するなど、バレエダンサーとしての活動以外にもミュージカル出演など幅広い活躍で注目を集める宮尾俊太郎が、敗戦直後の1946年に日本で『白鳥の湖』の全幕初演に挑戦した人々の歴史秘話を紐解きながら、当時の振り付けでその感動を現代に蘇らせた。その他、現在公開中の『戦場記者』で監督を務めた須賀川拓が、アフガンの薬物問題を切り取った『アフガン・ドラッグトレイル』、2月24日(金)に『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』が劇場公開を控える佐井大紀監督の最新作『カリスマ~国葬・拳銃・宗教~』、大阪限定上映となる『93歳のゲイ』の予告編が解禁。歴史的な事件の真相や今世界で起きている衝撃の出来事など、“観客に新たな発見”をもたらす作品となっている。仲村トオルがナレーション、三浦透子が旅人で出演『通信簿の少女を探して〜小さな引き揚げ者戦後77年あなたは今〜』『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』佐井大紀監督最新作『カリスマ~国葬・拳銃・宗教~』『戦場記者』の須賀川拓監督がアフガンの薬物問題に迫る『アフガン・ドラッグトレイル』宮尾俊太郎が『白鳥の湖』全幕初演に挑む『東京SWAN 1946〜戦後の奇跡『白鳥の湖』全幕日本初演~』本当の自分を隠し続けた“93歳のゲイ”の日々をみつめる『93歳のゲイ【大阪限定上映】』「TBSドキュメンタリー映画祭 2023」()3月17日(金)より東京、大阪、名古屋、札幌にて順次開催3月17日(金)~30日(木)東京:ヒューマントラストシネマ渋谷3月24日(金)~4月6日(木)大阪:シネ・リーブル梅田3月24日(金)~4月6日(木)名古屋:伏見ミリオン座4月15日(土)~21日(金)札幌:シアターキノ
2023年02月13日