2009年の『ヘンリー六世』に始まり、『リチャード三世』、『ヘンリー四世』と鵜山仁の演出で、浦井健治、岡本健一らを迎えシェイクスピアの歴史劇を上演してきた新国立劇場。その集大成とも言える『ヘンリー五世』がまもなく幕を開ける。【チケット情報はこちら】前作『ヘンリー四世』(2016年)では、浦井はハル王子として、放蕩三昧の暮らしを送ったかと思えば、あっさり悪い仲間たちと手を切り、戴冠しヘンリー五世に即位した。本作では冒頭から、王子時代の若気など一切感じさせぬ、怜悧かつ威厳に溢れた王の姿を体現。ハル王子時代はヘッドフォンを首から下げ、ハイテンションの芝居が印象的だったが、今回は王冠に王笏、ローブという“王道”スタイルで、目は据わり、セリフ回しにもどっしりと重みが感じられる。仏王の挑発を落ち着いて受け止め、裏切り者の諸侯を苛烈に処断し、戦争となれば、先頭に立って躍動し、勇ましく兵たちを率いていく。『ヘンリー四世』でタイトルロール、つまりハル王子の父親を演じたのは、昨年、急逝した中嶋しゅう。演出の鵜山は「このシリーズはいわば、浦井健治がいろんなものを食べて、成長していくという話。しゅうさんのことも含めて、いろんな“エコー”を背負って、吸収し、変化していくのを感じる」と浦井が背負うドラマに言及する。そんな王が象徴する「国家」と相反する「個」を象徴する存在として描かれるのが、王にとっては王子時代の悪友であるピストル。前作に続き、岡本が演じているが、こちらは子どもがそのまま大きくなったかのような悪童ぶり。言葉遣いは乱暴で酒好き。欲張りで器が小っちゃく、勇ましいことは言いつつも戦には及び腰、しかし仲間の命のために奔走する情の厚さも持つ男を岡本は人間臭く、魅力的に演じている。鵜山はこのピストルを「大義名分よりも個の幸せや欲望。大陸を巻き込んだグローバルに対するローカルを象徴している」と評す。浦井と岡本は過去のシリーズでは、様々な関係性で一騎打ちを見せてきたが、本作では直接やりあうシーンはない。後半、ふたりが顔を合わせるシーンでは、ピストルは目の前の相手が王でかつての悪友であることを認識せぬまま、王に対する評価を口にする。「直接、ぶつからないのが厄介(笑)。このすれ違いを掘り下げていくと何か見えるんじゃないか」(鵜山)。もうひとり、物語…というよりも歴史の歯車を大きく回すことになるのが、中嶋朋子が演じるフランス王女でヘンリー五世に嫁ぐことになるキャサリン。英語の会話もままならぬ状態で、“戦果”として英国に渡ることになるが、彼女の存在が『ヘンリー六世』、そして『リチャード三世』へと繋がっていくことを想像しながら見ていると、英語を必死で練習し、片言で受け答えをするコミカルなやり取りがどこか恐ろしく感じられる。『ヘンリー五世』は5月17日(木)より東京・新国立劇場中劇場で上演。取材・文・撮影:黒豆直樹
2018年05月16日梅宮アンナ(45)が4月11日、動画サイトYouTubeに公式チャンネルを開設。今後、ユーチューバーとして活動していくと明かした。 梅宮は「梅宮アンナユーチューバーになりました!!」と題して初回の動画を公開。自身の生年月日、父親が俳優・梅宮辰夫(80)であること、芸能界入りへのきっかけなどを語った。 またユーチューバーになるきっかけについては、長年テレビの仕事を通して編集の仕方などに違和感を感じていたと告白。「YouTubeなら自分の好きなところを使って面白く編集できるのかなと思ってやってみようかなと思いました」と説明した。 さらに今後の動画の内容について、そして芸能人出演の可能性についてもふれた梅宮。友達があまり多くないと前置きしつつも、親交のある美川憲一(73)やアンミカ(46)などが出演する可能性を示唆した。 アンミカについては親交エピソードを披露。昨年は辛い恋をしたという梅宮だが、うまくいかず毎日のように泣いていたところアンミカに相談にのってもらっていたと暴露した。 コメントには「おめでとうございますずっとYouTube楽しみにしてましたアンナちゃん昔から憧れです。無理せず頑張ってください」「応援してます!頑張ってくださいねメイク動画アップしてもらいたいです~♪」「国内外のファッション最新事情やコスメ、美容系食べ物などやって欲しいです!JJ時代からファンなので楽しみにしています!」と応援のメッセージと今後の内容へのリクエストが届いている。 しかし、なかには「需要あんのこれ?w」などの厳しいコメントも見られた。 初動画公開から1日経過し、12日現在で再生回数は6000回ほど。チャンネル登録数は300人程度である。
2018年04月12日土屋アンナ(33)が、3月7日放送のトークバラエティー番組「今夜くらべてみました」(日本テレビ系)に出演。過去に一部で報じられた2人のモデルとの確執について語った。 MCをつとめたお笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実(42)はまず、「モデルのKさんと殴り合いになった」という記事の事実関係を確認。すると土屋は「すごい出るんですよ、私。殴っていない。口論にはなった。殴ったことはない」と答えた。 続いて「モデルのJと殴り合いになった」という記事については「殴ってないの。ジェシカでしょう」と、相手が道端ジェシカ(33)だったことを自ら暴露。その時の状況を「(ジェシカが)英語でちょっと言ったりというのを聞いちゃって、『おい!』って言った」と振り返ったが、「すごい距離があったので殴ってないのに殴ったって書かれた」と説明した。 「Kは加賀美セイラさん。加賀美さんが以前、暴露していました。豪快なキャラでおなじみの土屋さんですが、曲がったことが大嫌い。自分の“正義”に反することは黙ってられないようで、“爆発”してしまったようです」(ファッション業界関係者) 以前「笑っていいとも!」にゲスト出演した際は、毎日子連れで居酒屋に行っていたことを告白。意気投合した客と気軽にメール交換することを明かし、タモリ(72)を驚かせた。 「別の番組では夫から、子どもの学校だよりや役所の書類もすぐゴミ箱へ捨てることを暴露されました。それでも土屋さんは『読んでもわからない』と開き直っていました。エピソードがありすぎて、掘り下げれば1冊の本になるぐらいの“豪快伝説”が出てきそうです」(前出・ファッション関係者)
2018年03月08日ミュージカル『ブロードウェイと銃弾』の初日前会見が6日、東京・日生劇場で行われ、浦井健治、城田優、平野綾、前田美波里、演出の福田雄一が登場した。同作はウディ・アレンによって1994年公開の映画を2014年にミュージカル化。劇作家のデビッド(浦井)だが、プロデューサーが見つけてきた出演者がマフィアの親玉だったためにハチャメチャな状況に。実は舞台を愛するマフィアの部下・チーチ(城田優)とともに作品を成功させるために苦労する。初日を控えた浦井が、W主演の城田について「ものすごい朝練、居残り練、1人でもやってましたから」と努力の様子を明かすと、城田は「僕一切朝練とかしてないですよ! タップの振付をもらって、オッケー! って本番やるタイプです」と照れ隠し。浦井から「汗ビッショビショだったよ!」、福田から「Tシャツ、ジャバジャバだったよ」と突っ込まれていたが、「苦労とかしてない。見たら分かる通りタップをするために生まれてきた」と"天才キャラ"を通していた。しかし、福田から「真ん中に城田優がいるからこそのタップシーンなんですよ。日本で城田優以外の人間がいるかといったら……」と絶賛されると、「どんどんプレッシャーが上がっていって、心拍数がばくばく」と苦笑し、「最初の8カウントの振りを覚えるのに、2時間くらいかかりましたもん」と、苦労のあとを伺わせた。また、前田は同作の見どころについて「男性のみなさんが大喜びするような、女性ダンサーのかわいいお尻が」と明かす。頭からセクシーな衣装があるという平野も「私史上、一番布が少ないと思うんです」と照れながら、「日生(劇場)史上でもあると思うんですよね。なかなかこんなに露出度の高い、セクシーな舞台は見られないんじゃないかな」と期待を煽った。最後に浦井が「お尻とかあると思うんですけど、一番推したいのは、城田優のタップ! めちゃくちゃかっこいいです」とダメ押しすると、城田は「言わんでええわ!!」とツッコミ。逆に城田が「一番の見どころは、浦井健治さんと前田美波里さんの濃厚なベロチュッチュ」と紹介すると、浦井は爆笑し、前田は「はしたない……」と照れた様子を見せていた。東京公演は日生劇場にて2018年2月7日から28日。また、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて3月5日~20日、福岡公演は博多座にて3月24日~4月1日。
2018年02月06日ブラックバイマウジー(BLACK BY MOUSSY)が、グラフィティ・アーティストのアンナ・ラウリニ(Anna Laurini)とコラボレーション。2018年2月7日(水)よりTシャツ、ワンピース、エコバッグ、イヤリングの全4型を発売する。アンナ・ラウリニは、ロンドンを拠点に活動するアーティストで、個性的なグラフィティ作品を数多く生み出している。今回は、女性をモチーフにコラボレーションデザインを作成。真っ白なトップスやワンピースに、レッドやブルーなど鮮やかな色彩を使って女性の姿を描き出した。アクセサリーは、同じモチーフを取り入れ、ゴールドまたはシルバーで統一。ウェアとは一味違うモードな仕上がりになっている。【アイテム詳細】ブラックバイマウジー×アンナ・ラウリニ発売日:2018年2月7日(水)※予定取り扱い店舗:ブラックバイマウジールミネ新宿、玉川タカシマヤ、横浜ルミネ、ジェイアール名古屋タカシマヤ、阪急うめだ本店・Tシャツ 12,000円+税・ワンピース 28,000円+税・エコバッグ 6,000円+税・イヤリング 10,000円+税【問い合わせ先】コールセンターTEL:03-6730-9191
2018年02月05日今年は『ビッグ・フィッシュ』や『デスノート THE MUSICAL』などが好評だった俳優の浦井健治(36)。日韓文化交流企画『ペール・ギュント』の製作発表の席では、「アンニョンハセヨ!」と挨拶し、会場の緊張をほぐした。 「僕の役、ペールならこういう挨拶しそうだなって(笑)」(浦井・以下同) ノルウェーの劇作家イプセンの劇詩を原作に、韓国の演出家ヤン・ジョンウンが演出する壮大な“自分探し”の物語。自由奔放なペールが現実と精神世界で出会いを重ねながら、数奇な一生をたどる。 「ヤンさんが『浦井はペールみたい。ぜひ演じてほしい』とこの演目を選んでくれて。ところが、ペールって女たらしで逃げ腰で、とんでもなく自分勝手。えっ、これが僕!?って(笑)。でも確かにペールと僕は似ているかもしれない。普通であることに満足していなかったり、尊敬しているのに親に歯向かってしまったり。逃げ腰なところも(笑)。それに人生でいちばん大切なものが何かわかっているけれど、とりあえず旅してみたいなと思っている。きっと今の自分を認めたくないんです」 デビューから16年。次々に大舞台に立ち“ミュージカル界の王子”とも呼ばれるが。 「『順調ですね』って言われますけど、作品ごとにいったんゼロの状態になると、次に飛び込むのが怖くなる。そういうときは恐怖心を受け入れます。そしてたまに逃げる。漫画やゲーム、買い物、筋トレに励んでみたり。けれど結局、逃げ場はなく、稽古場や板の上でみんなで答えを導き出して乗り越えていく連続です」 去年の『ヘンリー四世』では限界や危機をも感じたそう。 「それは僕にとってまさに“事件”でした。思うように演じられず、プレッシャーに押しつぶされそうで。先日、劇場近くの喫茶店でマスターが、『浦井は今回のハル王子をしっかり演じきったら高評価を得るだろう』としゅうさんが話してたよ、って。共演した中嶋しゅうさんは常にアドバイスをいただくなどお世話になってきた憧れの先輩。夏に突然亡くなられてしまいましたが……。いつも陰で見守っていてくださったんですよね」 先輩の予言どおり、今年文化庁芸術選奨の演劇部門新人賞を受賞。彼もまた、人との出会いに支えられながら人生を紡いでいる。
2017年11月27日浦井健治と城田優が、来年2月から上演される『ブロードウェイと銃弾』で6年ぶりの共演を果たす。ふたりが口を揃えて「すごく楽しみ」という作品の魅力、久々の共演への喜びを語った。チケット情報はこちら作品の舞台は1920年代のNY。売れない劇作家のデビッド(浦井)が、ギャングの親玉という出資者を得てやっとの思いでこぎつけた自作のブロードウェイ上演。ギャングの子分であるチーチ(城田)の監視のもと、クセのある俳優たちに翻弄されながら作品を作っていくも、さらにチーチまでも作品に口出しをしてきて……。アカデミー賞7部門にノミネートされたウディ・アレンによる同名映画を原作にブロードウェイでミュージカル化されたコメディの、日本初上演だ。浦井は「エンタテインメントを作り上げる素晴らしさを体感し、男同士の絆が生まれていく。デビッドとチーチの友情物語でもあるので、優とだったら自然体で出来るんじゃないかな」と城田との久々の共演への期待を語る。演じるデビッドについては「完全に巻き込まれ系ですね」と話し、「突飛なキャラクターたちに、いかに僕が振り回されるか。「どうしよー!」って、オドオドしていればいいかな(笑)」。対する城田は「僕は逆に周りで遊びを入れていく側。だから健ちゃんの方が大変だよね、(観客の)共感軸だからブレずにいないといけないから。でも、健ちゃんとは前回共演した2011年の『ロミオ&ジュリエット』の時に“目で芝居が出来る”関係性が築けた。今回は浦井健治を信頼して、後ろについて行こうと思っています(笑)」と浦井への絶大なる信頼を明かしつつ、「脚本がめちゃめちゃ面白いんです。「こんなんで舞台が作れるの!?」というほどクセの強いキャラクターが揃っている。最終的にそれまでの伏線が全部繋がっていくところとかもエンタメ要素が強い」と作品の魅力を熱弁する。ブロードウェイのバックステージを描いている物語ゆえ、華やかさもみどころ。全編を彩るのは20~30年代の軽快なジャズやポップスだ。「2014年に作られた割にはオールドテイストで、日本で言う昭和の匂いがします。“旧き良き”、ですね。“ジャズミュージカル”といった雰囲気のものも、僕も健ちゃんもあまりやっていませんので、僕らの新しい一面もお見せできると思いますよ」(城田)。演出はコメディを作り上げる手腕に定評のある福田雄一が手がける。映画『銀魂』やドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズで知られる福田は映像作品の印象が強いが、演劇からキャリアをスタートさせ、ミュージカル好きを公言していることでも有名だ。「脚本家でもあり演出家でもある福田さんは、デビッドと重なるところもある。そんな福田さんだから、舞台芸術の持つ力や、舞台作りへのオマージュも込めていかれるんじゃないかなと思います」(浦井)。共演は平野綾、保坂知寿、愛加あゆ、ブラザートム、鈴木壮麻、前田美波里ら。公演は2月7日(水)から28日(水)まで、東京・日生劇場にて。チケットは11月25日(土)に一般発売開始。その後大阪・梅田芸術劇場 メインホール、福岡・博多座でも上演される。
2017年11月24日浦井健治と城田優がW主演するミュージカル『ブロードウェイと銃弾』の製作発表会見が11月10日に行われた。ウディ・アレンによる同名映画を原作に、ウディ自身がブロードウェイでミュージカル化した作品の、日本初上演。演出は映画『銀魂』やドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズで知られる福田雄一が手がける。ミュージカル『ブロードウェイと銃弾』チケット情報映画版はアカデミー賞7部門にノミネートされた、傑作との呼び声の高い作品。1920年代のNYを舞台に、自分の作品がやっとブロードウェイで上演されることになった売れない劇作家が、出資者であるギャングの親玉や、監視役のその部下、ギャングの愛人である大根女優、クセのある俳優たちに振り回されながらも舞台を作り上げていく様を描くコメディだ。「日生劇場(という大きな劇場)でやるということで身の引き締まる思いなのですが、真ん中のふたりがふざける気満々のようで、ちゃんと言うこときいてくれるか……」という福田のボヤきから始まったこの日の会見は、終始爆笑に包まれたものとなった。劇作家のデビッド役である浦井は「僕は福田さんの作品が大好き。福田作品の、みんなで楽しみながら楽しいものを作っていく現場も大好きです。城田優とコメディを一緒に作るのも初めてなので、そこも楽しみたい」と意気込みを真面目に語るも、会見終盤には城田に煽られ、なぜか美輪明宏氏のモノマネを披露する展開に。会場の爆笑を誘っていたが、「僕、この個性豊かな面々のなかで今も右往左往していますが、それがそのままデビッドというキャラクターになっていくんじゃないかな」。城田はギャングのボスから現場に監視役として送り込まれてきた部下、チーチ役。「みなさんに笑顔や勇気や元気を届けらるような、ハッピーなものを作りたい。チーチはクールで怖い感じなのですが、芝居作りにものすごくのめり込んでいく。そのギャップが面白いです。僕も演出家に(意見を)言ったりする面倒臭いタイプなのでそのあたりはチーチと似ているかな」と、自分と役柄の接点を語った。浦井と城田は6年ぶりの共演だが「友だちでもあり親友でもあり同志でもあり戦友でもある」(浦井)とのことで、掛け合いのようなやり取りが続いたが、コメディセンスについては「優の方がある」(浦井)、「狙って笑わせるのは僕だよね。でも天然で面白いのは健ちゃん」(城田)。ふたりがどんなコンビを生み出していくのかにも注目だ。ほかに平野綾、保坂知寿、愛加あゆ、ブラザートム、鈴木壮麻、前田美波里といった顔ぶれが脇を固める。“キンキン声で才能がないにも関らず芝居の主演を狙う”という役柄の平野が甲高いアニメ声で挨拶をしたり、“プライドの高い主演女優”役の前田が「浦井さんとキスシーンがあります!」と高らかに宣言したりと、それぞれの個性が噴出した楽しい会見に、本番の舞台への期待度が高まった。公演は2月7日(水)から28日(水)まで、東京・日生劇場にて。チケットは11月25日(土)に一般発売開始。その後大阪・梅田芸術劇場 メインホール、福岡・博多座でも上演される。
2017年11月14日ミュージカル『ブロードウェイと銃弾』の制作発表が10日、都内で行われ、浦井健治、城田優、平野綾、保坂知寿、愛加あゆ、ブラザートム、鈴木壮麻、前田美波里、演出の福田雄一が登場した。同作はウディ・アレンによって1994年公開の映画を2014年にミュージカル化。劇作家のデビッド(浦井)だが、プロデューサーが見つけてきた出演者がマフィアの親玉だったためにハチャメチャな状況に。実は舞台を愛するマフィアの部下・チーチ(城田優)とともに作品を成功させるために苦労する。ジョークを飛ばすことの多いメンバーに、福田が「2人がちゃんとやってくれるかなという不安が……」と心境を明かすと、城田は「日本語ガワカリマセン……」と返し、波乱を感じさせるスタートに。それぞれが意気込みを語る中、前田が「どうも浦井さんとキス・シーンがございます! どうぞよろしくお願いします」と主張すると会場からは拍手が起こったが、前田は「言ったら赤くなっちゃった」と照れた様子を見せた。キンキン声のマフィアの愛人を演じる平野は福田から「『レディ・ベス』は大変だけどこれはそのまま出来るね」と言われたことを暴露すると、福田は「あんまりそういうこと言わないで!! ダメ!!」と大慌て。また、デビッドの恋人を演じる愛加は「前回『王家の紋章』で(浦井と)共演させて頂いた時に片思いして全く報われず、お姉さんに燃やされてしまう役で」と恋人役となったことに喜ぶと、福田が「ずっと黒焦げでしたよね!?」つっこみ、会場も笑いに包まれていた。作中のナンバーから、浦井による「I’m Sitting on Top oh the World」、城田による「Up a Lazy River」の披露も行われ、大盛況の制作発表だったが、最後に浦井が一発芸をやる流れに。『もののけ姫』に声で出演していた美輪明宏のモノマネを披露すると、共演者陣も「すごい似てるね!!」と驚いていた。製作発表終了後の取材では、互いの歌声を褒めあった浦井と城田。浦井は城田について「喉が違う。高音の最後シのフラットまで出て」と専門的に語り、城田は「安定している。健ちゃんは必ず決めてくる」と称賛した。さらにコメディセンスがある方は? と聞かれると、浦井は「優です」と即答。城田が「狙って笑わせるのは僕です。でも天然で面白いのはこっちです」と浦井を指すと、浦井は「意図的にできません」と苦笑した。しかし、先ほどのモノマネを褒められた浦井は「もう一つやります」とやる気に。『ハウルの動く城』の美輪明宏の「その呪いは解けないよ」というセリフを披露し、城田は「これは本編に入れましょう」と絶賛した。取材終わりには、城田がレポーターに「大丈夫ですか? もっとやばい質問とか。最近恋愛はどうですか? とか」と尋ね、周囲が慌てる一幕もあったが、浦井が強引に「ありがとうございました!」と頭を下げ、場を終わらせた。東京公演は日生劇場にて2018年2月7日から28にち。また、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて3月5日~20日、福岡公演は博多座にて3月24日~4月1日。
2017年11月10日10月24日、日韓文化交流企画の舞台『ペール・ギュント』の制作発表会が都内で開かれ、浦井健治ら日韓の俳優6名と上演台本・演出を担当するヤン ジョンウンが登壇、作品の見所などを語った。公演には日本から15名、韓国から5名の俳優が出演する。原作はイプセンによって150年前に書かれたもの。夢見がちな青年ペール・ギュント(浦井健治)は母オーセ(マルシア)の心配をよそに、ある日、「遠回りをしろ」という闇からの声に導かれるように恋人ソールヴェイ(趣里)をひとり残し旅に出る。海を渡り世界を股にかけ、謎めいた緑衣の女(ユン ダギョン)らと愛を交わし、財産を築いては無一文になるのを繰り返す。妖精の一種トロールやその王様、猿までもが飛び出す、様々な出会いと別れに彩られた破天荒で壮大な“自分探し”の物語だ。「ペール・ギュント」チケット情報平昌冬季オリンピック開・閉会式の総合演出も務める演出家ヤン ジョンウンは、言葉によるイメージと美術や照明といった目の前のビジュアルとがない交ぜになるような幻想世界を体感して欲しいと話す。「私はこのプロジェクトで人生という物語の中で生きること、そして死ぬことに対する問いかけを提示したい。観客にとって自分の人生をオーバーラップさせられる出合いの場になれば」。また、舞台上では常に演奏家による生音楽が流れるといい、祝祭感溢れるステージとなりそうだ。浦井も東京公演はクリスマス、兵庫公演は大みそかに重なることもあり、「お酒でもひっかけつつ、観に来て頂ければ」と冗談混じりに笑う。稽古は始まって1週間程度だというこの日。「1週間が一か月にも感じる」「みんな古くからの友人みたい」と語る出演者らの口ぶりから、1日8時間という稽古の充実ぶりが伝わってくる。会見でも終始笑いが絶えず、チームワークはすでに万全な様子だ。「毎日筋肉痛になるぐらい想像を超えた世界です」(マルシア)、「お客さんもこのワクワク感を共に作り上げる物語の一員になるはず」(趣里)、「稽古開始1週間にしてもう自分が客席で観たい!と思える公演はあまりない」(浅野雅博)、「先日、稽古終わりに韓国の男優たちと松屋へ行きました。心から肉を欲するほど毎日ヘトヘトです(笑)」(キム デジン)、「互いの人生を祝福し、みんなが“今のままの自分でいい”と思える公演になることを心から願っています」(ユン ダギョン)。最後に浦井が言う。「宗教、政治、国境、男女の差、あらゆるボーダーを越えて、イプセンが描いた人間とは何か、人生における一番大切なものは何かなど、様々なテーマが浮かび上がってくる作品です。観る人それぞれに違ったメッセージが届き十人十色の気持ちを持ち帰って頂ける、もしくは10年後にそういうことだったのかと思い返して頂けるような作品になると思います」東京公演は2017年12月6日(水)から24日(日)まで東京・世田谷パブリックシアター、兵庫公演は12月30日(土)・31日(日)に兵庫県立芸術文化センターにて上演。チケット発売中。取材・文:石橋法子撮影:宮川舞子
2017年10月25日ハリウッドのおしどり夫婦の1組として知られたアンナ・ファリスとクリス・プラットの衝撃的な離婚宣言から2か月。アンナが複数回にわたって撮影監督のマイケル・バレットとディナーデートする様子が目撃されている。「IMDb」によれば、アンナは女優、マイケルは撮影監督として来年4月全米公開予定の『Overboard』(原題)で仕事を共にしている。マイケルは1996年から撮影監督として映画業界に身を置き、今年は竹中直人、内田朝陽が出演する日米共作ホラー映画『Temple』(原題)で監督デビューも果たした。2人はロサンゼルスのイタリアンレストラン「Modo Mio」がお気に入りのようで、連日ディナーに。「E!News」によると、「会計はマイケル持ちで、残った料理を一緒に持ち帰った」、「とってもロマンティックな雰囲気でお互い見つめ合い、笑いが絶えなかった」という詳細が居合わせた人によって語られている。2人は1か月以上前の9月10日(現地時間)にすでにロサンゼルスで行われた家族向けカーニバルに参加しており、アンナはシングル生活を満喫する間もなく新たな恋を見つけたようだ。アンナは「People」誌に「(離婚しても)私とクリスは仲間だし、素晴らしい友だちなの」と離婚後も家族としての関係は変わらないことを強調していた。(Hiromi Kaku)
2017年10月19日『ヴォーグ・イタリア』等で大活躍の女性写真家、エレナ・エムチュック(Yelena Yemchuk)の写真集『アンナ/Anna』が海外に先駆けて日本国内で10月初頭に発売される。エレナ・エムチュックが20年に渡って撮り続けた1人のイタリア人女性アンナの天真爛漫なドキュメントは、究極のインティメシー(親密さ)の表現。編集は、菅付雅信。エレナ・エムチュックと2年前にNYで会い、意気投合して、じっくりと時間をかけて本作をつくりあげた。ブックデザインはルイ・ヴィトン×シュプリームのグラフィックなども手がける話題のNYのスタジオ191。9月末より原宿のブックマークでエレナと被写体のアンナも来日し、写真展も開催される。エレナ・エムチュックはウクライナ出身。1970年にキエフで生まれ、10代前半で家族と共にアメリカに政治亡命。パーソンズ美術大学やパサデナのアートセンターで学んだ後、ロックバンドのスマッシング・パンプキンズの主なPVやアルバムのアートディレクションを手がけた。1997年からはファッション写真を中心に活動し始め、『イタリアン・ヴォーグ』にて準レギュラーでファッションストーリーを手がけたり、『ハーパーズ バザー』『DAZED』『Violet Book』などのエディトリアル、ケンゾー(KENZO)、ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)といったメゾンのキャンペーンも手がけた。2011年3月には写真集『Gidropark』を出版。2005年から2008年にかけて彼女が撮影したキエフの遊園地での写真を収録している。【書籍情報】エレナ・エムチュック/Yelena Yemchuk写真集『アンナ/Anna』写真:エレナ・エムチュック編集:菅付雅信アートディレクション:Studio 191(スタジオ・ワンナインワン)編集・発行:ユナイテッドヴァガボンズハードカバー/128ページ/A4サイズ発売日:国内の一般書店は10月初頭、海外は11月価格:4,500円【イベント情報】エレナ・エムチュック写真展「アンナ/Anna」会期:9月30日〜10月9日会場:BOOKMARC TOKYO住所:東京都渋谷区神宮前 4-26-14時間:11:00~20:00定休日:不定休
2017年09月29日モデルの土屋アンナと長男の澄海(スカイ・12)くんが2日、さいたまスーパーアリーナで開催された「マイナビ presents 第25回 東京ガールズコレクション 2017 AUTUMN/WINTER」(以下TGC)に出演し、親子でランウェイ共演を果たした。2人は「beyond2020 プログラム」を推進する文化庁とのコラボレーションステージに登場。まず、母・アンナがトップバッターを務め、貫禄のウォーキングで観客を魅了した。そして、4番手で澄海くんが登場し、アンナとすれ違うときにハイタッチ。会場が沸く中、澄海くんもモデルとして堂々としたウォーキングを披露した。土屋は、2008年に亡くなったモデルのジョシュアさんと2004年に結婚し、同年11月に長男・澄海くんを出産したが、2006年に離婚。その後、2009年にスタイリストの菊池大和さんと再婚し、10年3月に次男・心(しんば)くんを出産するも、昨年1月に離婚。そして、今年1月に再再婚し、3月に長女・星波(せいな)ちゃんを出産した。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。25回目となる今回は、「BEYOND」をテーマに、ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開し、会場には約3万4,600人の観客が詰めかけた。撮影:宮川朋久
2017年09月04日『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』シリーズの主演で大人気のクリス・プラットが、Facebookで妻アンナ・ファリスとの別れを連名で報告した。「悲しいことに、アンナと僕は法的に別れることをお知らせします。長い間、なんとかうまいくいくよう努力してきたのでとても残念です。息子にとっては、彼を愛する2人の両親であることに変わりはありません。僕たちはこの状況をできる限りプライベートに進めていきたいと考えています。いまも互いを愛し、一緒の時を大切にし、今後もお互いを深く尊敬しあうことでしょう」。クリスとアンナは『パーティー・ナイトはダンステリア』(2007)での共演をきっかけに2009年に結婚。2012年に長男ジャックくんが誕生している。クリスは今年4月にハリウッドの「ウォーク・オブ・フェイム」に殿堂入りし、セレモニーにアンナとジャックくんを連れて仲良し3ショットを披露していた。スピーチでは「きみなしじゃ、意味がないんだ!」とアンナへの愛と感謝を語っており、アンナもそれに愛情たっぷりのコメントで応えていたのだが…。あれからわずか3か月と少し。2人の間に一体何があったのか。(Hiromi Kaku)
2017年08月07日モデルで女優の土屋アンナが6月8日(木)、都内で行われた『怪物はささやく』のイベントに、そのイケメンぶりが話題の愛息・澄海(スカイ)くんと一緒に出席。公の場で初めての母子ツーショットを披露し、「私よりちゃんとしてる」と親バカを発揮した。一方、現在12歳の澄海くんは「ちょっと緊張しています…」と表情は若干硬め。そんな息子の姿に、アンナさんは「いつもと違うね。しっかりしてるし、今日は100点なんじゃない?こっちがドキドキしていますよ」と親心を見せていた。世界的ベストセラーとなった英児童文学を、アカデミー賞に輝く『パンズ・ラビリンス』の製作チームが映画化。難病と戦う母親と暮らす孤独な少年が、突然目の雨に現れた“怪物”と契約を結び、苦難を乗り越えようと奮闘する。アンナさんは「本当なら目を背けたくなるリアルを、ファンタジーとしてしっかり描いている」と本作を絶賛。澄海くんも「もし自分が主人公の男の子だったら、と思いながら映画を見ました」と幻想的な世界観に引き込まれていた。澄海くんは、歳の離れた弟や今年生まれたばかりの妹の面倒をよく見るといい、「すごく助かる」とアンナさんは感謝の意。司会者から「学校でモテるでしょ?」と問われると、恥ずかしそうに「全然モテません」と否定し、「将来はモデルとかやってみたい」と抱負を語る場面も。得意な絵の才能を発揮し、自身が描いたオリジナルの怪物を披露すると、アンナさんは「この子、絵うまいのよ。絵描きになったら?」と再び親バカ。澄海くんから「好きなのは、ご飯やお弁当を作ってくれるところ。性格的にはちょっと大変です」と“ダメ出し”が飛び出すと、アンナさんは大爆笑だった。『怪物はささやく』は6月9日(金)から全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:怪物はささやく 2017年6月9日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 APACHES ENTERTAINMENT, SL; TELECINCO CINEMA, SAU; A MONSTER CALLS, AIE; PELICULAS LA TRINI, SLU.All rights reserved.
2017年06月08日今月6日に第3子となる女児を出産したモデルで女優の土屋アンナが25日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された「第24回 東京ガールズコレクション 2017 SPRING/SUMMER」(以下TGC)に出演。産後19日で仕事復帰を果たし、ランウェイを飾った。第3子出産後初イベントとなった土屋は、大歓声の中で堂々としたウォーキングを披露。その後、自身のインスタグラムとブログで「TGC出ちゃいましたbabyちゃんも産まれたばっかりなのでワンステージのみ歩かせていただきました」と報告し、「TGCは引退と宣言してたのですが今回代々木体育館でのステージが最後ということでっ!」と今回の出演が最後と伝えた。続けて、「あんさんもこのステージには思い出沢山あるのでっ! 是非歩きたいと言うことでっ! 急遽MURUAさんのステージに参加 楽しかった みなさまありがと」とつづり、「でもbabyちゃん母乳timeなのでダッシュで帰ります」と伝えた。土屋は10日に自身のブログとインスタグラムを更新し、「予定より少し早かったけど3月6日に女の子が誕生しました」と出産を報告。「可愛い可愛い天使ちゃんです」と幸せいっぱいに記し、「みなさんこれからも宜しくお願いします!」と呼びかけていた。
2017年03月26日モデルで女優の土屋アンナ(33)が10日、自身のブログとインスタグラムを更新し、6日に第3子となる女児を出産したことを報告した。土屋アンナ土屋は、生まれたばかりの赤ちゃんとの2ショットをアップし、「予定より少し早かったけど3月6日に女の子が誕生しました」と報告。「可愛い可愛い天使ちゃんです」とつづり、「みなさんこれからも宜しくお願いします!」と呼びかけた。この投稿に「おめでとうございます」「姫がすくすく素敵な女の子になりますように」「3人の母、頑張ってください!」「これからさらにステキな家庭を築いてください」土屋は昨年11月にブログで第3子の妊娠を発表。お相手が交際中の一般男性であることを明かし、「明るく楽しい家庭を築いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします」とつづっていた。土屋はこれまで2度の離婚を経験。2008年に亡くなったモデル・ジョシュアさんと2004年に結婚し、2006年に離婚。その後、2009年にスタイリスト・菊池大和さんと再婚したが、昨年1月に離婚した。それぞれとの間に男児を授かっている。
2017年03月11日タレントの梅宮アンナ(44)が29日、自身のブログを更新し、人生初のインフルエンザにかかったことを明かした。梅宮は「産まれて初めてインフルエンザにかかりました」と明かし、動物のアイテムで加工したマスク姿の写真を公開。「44年生きてきて人生初」と自身も驚いているようで、「インフルエンザの人が真横にいても、モモがインフルエンザになって一緒に寝てもインフルエンザにかからなくって結構自慢だったわけでそれが!! インフルエンザに。。。」とつづった。そして、「いや~~インフルエンザは、キツイですね身体は痛いわ、頭は痛いわ、喉は痛いわ、鼻は乾いて痛いわ」と泣いている表情の顔文字を添えて訴えた梅宮。「ようやく回復にむかい、来週から仕事復帰~~」と状況を伝え、「うがいと手洗いマメに」と締めくくった。
2017年01月29日俳優の梅宮辰夫と娘でタレントの梅宮アンナが、5日に放送されたフジテレビ系情報番組『ノンストップ!』(毎週月~金9:50~11:25)にVTR出演。辰夫がアンナに「早く結婚してくれ!」と訴えた。辰夫は昨年6月に十二指腸乳頭部がんと診断され、翌月に大手術を受けた。8月に退院し、11月に仕事復帰を果たしたが、アンナは「去年は梅宮家の一大事件が起きて、生きるか死ぬかやっていたからね」としみじみと振り返った。辰夫は「ダメな病気のときは延命処置はしてくれるなよって昔から女房に言っている。そういうこともあったから手術をするというまでにかなり時間がかかった。2週間くらい」と告白。「この年齢になると手数がかかるの、病人は。子供にも家族にも迷惑をかけたくないと思うと、手術するかしないかって思います」と打ち明けた。また、「手術したあと成功って言うけど、がんに関しては再発をするかしないかが問題」と辰夫。医師から「2年以内に変化が出たらまた同じことの繰り返しですね」と言われているそうで、「そのときは僕は何もしませんからね」と宣言しているという。そして、今の体調については「順風満杯という感じですよ」と話した。さらに、2017年にアンナに求めることを聞かれると、「結婚。俺みたいな男と」と返答。「早く結婚してくれよ!」とシングルマザーのアンナの幸せを願い、「だからおちおち死んでいけないってところもそこにあるんです」と打ち明け、「理想は自分。俺みたいな男を選べばスムーズに行けるのになって思います」と語った。
2017年01月05日モデルや歌手として活躍している土屋アンナさん(32)が、2016年11月8日に自身のブログで“妊娠報告”をして話題となっています。土屋さんは『ご報告』というタイトルの記事の中で、『私事ですが、この度、新しい命を授かることができました』と冒頭で報告し、『支えてくれた一般の男性との出会いがあり、お付き合いを始めました』と妊娠の相手が一般男性であることも明かしました。また、『9月上旬から体調が優れず、何かいつもと違うと思い病院に行ったところ、来年の4月頃が予定日だとわかり、今日のご報告となりました』と2017年の4月に出産予定ということも伝えています。これを受けてファンからは祝福コメントが多く寄せられていますが、土屋さんは過去に2度の離婚を経験しており、いずれも“授かり婚”だったことや、今回も“結婚前の妊娠”であることから、ネット上では批判する声も多く上がっています。●ネット上では「子どもが可哀想」「節操がない」と批判の声『3回目も“できちゃった”とかありえない。節操がなさすぎる』『これ子ども3人とも父親が違うってことになるよね……子どもたちが可哀想だわ』『ん?9月から異変に気づいてたんだよね?10月に坂上忍と酒飲みまくってなかった?タバコも吸ってたよね。過去に2人も出産してるんだから普通は妊娠だと気づくはずなのに……母親としての自覚ないのかな』『アンナも大概だけど、子持ち女性を妊娠させる相手の男はクズ。こんなやつと結婚したらまたすぐに離婚するよ』『この一般男性と再婚するだろうけど、すぐに離婚するのが目に見えてる』『子どもの気持ちを考えたらこんな軽々しい行動はできない。母親失格』『離婚してからまだ1年も経ってないのに妊娠か。他人事ではあるけど、正直引く』『自分の親がこんなんだったら絶対グレるわ。家庭環境が複雑すぎる』『そのうち子ども10人くらい産んでビッグマミィになりそう』『この人は計画性という言葉を知らないのだろうか』などなど、ネット上では土屋さんを批判する声が多く見られました。近いうちに相手の一般男性との結婚報告をすると目されてる土屋さんですが、今後の動向に注目したいですね。【画像出典元リンク】・土屋アンナ オフィシャルブログ powered by Ameba/●文/ぶるーす(芸能ライター)
2016年11月09日モデルで女優の土屋アンナ(32)が8日、オフィシャルブログを通じて第3子の妊娠を発表し、お相手が交際中の一般男性であることを明かした。土屋は「皆さまへ」の書き出しから、「私事ですが、この度、新しい命を授かることができました」と報告。「別居中であった前夫と今年の1月に離婚し、息子たちと3人で頑張ってきました。そんなとき、支えてくれた一般の男性との出会いがあり、お付き合いを始めました」と振り返った。そして、「9月上旬から体調が優れず、何かいつもと違うと思い病院に行ったところ、来年の4月頃が予定日だとわかり、今日のご報告となりました」と"おめでた"の経緯を説明。「家族ともども、この素敵なニュースに喜んでいます」という一文からも、土屋家の感激ぶりが伝わる。最後に、「これから新しい家族と共に人生を歩んでいく中、今までも私を支え続けてくれた関係者の方々、ファンの皆さまに暖かい目で見守っていただけたらと思います」と呼びかけ、この日のブログを「明るく楽しい家庭を築いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします」と結んでいる。土屋はこれまで2度の離婚を経験。2008年に亡くなったモデル・ジョシュアさんと2004年に結婚し、2006年に離婚。その後、2009年にスタイリスト・菊池大和さんと再婚したが、今年1月に離婚した。それぞれとの間に男児を授かっている。
2016年11月08日ミュージカル『ビッグ・フィッシュ』の製作発表記者会見が1日に行われ、川平慈英、浦井健治、霧矢大夢、赤根那奈、藤井隆、鈴木福、ROLLY、演出の白井晃が登壇した。同作は、ティム・バートン監督による2003年の同名映画を2013年にミュージカル化したブロードウェイ作品。自分の体験談をありえないほど大袈裟に語る男エドワード・ブルーム(川平)のことを、息子のウィル(浦井、鈴木)が探っていく。公演は日生劇場で2017年2月7日~28日。現在と過去が交錯する構成で、川平は若い頃のエドワードと老人のエドワードを両方演じ、少年時代のウィルを鈴木、現在のウィルを浦井が演じる。浦井は、同役を演じる鈴木の印象を「とても落ち着いていらっしゃって、自分より絶対大人だろうなという感じがある」と称賛し、周囲を笑わせた。「でもニカーッと笑うと本当に子供らしい笑顔をされるので、どれくらい仲良くなれるのか楽しみです」と語った。浦井から「初舞台、どうですか?」と聞かれた鈴木は「頑張ります」と答え、浦井も「しっかりしてます」と笑顔に。ROLLYが「彼、石原裕次郎的な貫禄があるので、ボスと呼ぼうかな」と印象を述べると、鈴木は「やめてください」と困った様子を見せた。鈴木は、舞台について「やっぱりやり直しができないから、ドラマとかと違って。ちゃんと覚えて頑張らなきゃなというところは緊張してるかなあ」とコメント。「今日の服装は石原裕次郎さんを意識しているんですか?」と聞かれると、「そういうわけじゃない」と否定していた。主演を務める川平は「日生劇場というのは僕にとって聖地みたいな場所なので、毎ステージ毎ステージ、絶対に負けられない戦いがある」とサッカーにからめて発言。川平は「今なかなか寛容になれない時代なので、これを観てくださって、自分の大切な人に優しくなれるような気持ちになってくれれば嬉しい」とメッセージを送り、「ぜひ日生劇場に来ちゃって、いいんです」といつもの台詞を決めた。しかし、語尾が少し弱くなったことに対して「恥ずかしくなっちゃった、自分で」と照れてうつむいていた。
2016年11月01日8月には主演ミュージカル『王家の紋章』が大きな評判となったミュージカル界のプリンス、浦井健治。“ミュージカル界の…”と言っても、今年はドラマ『ニーチェ先生』(Hulu配信/日本テレビ系)に主演、月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)に出演するなど、活躍の幅をどんどん広げている注目の俳優だ。その彼がデビュー15周年を記念したコンサートを9月29日(木)に開催する。『Wonderland』とタイトルを冠したこのコンサートへの意気込み、そして自身の15年について、話を訊いた。チケット情報はこちら2001年、『仮面ライダークウガ』(テレビ朝日系)でデビューした青年が、いまやミュージカルの殿堂・帝国劇場で主役を張る存在になった。「15年…。密度が濃く、充実していました。たくさんの人や作品や楽曲に出会うことによって、自分の人生さえも豊かに感じるようになりました。本当に15年たったんだなというのと、まだ15年しかたっていないんだという思い、両方がありますが、すべての出会いが自分に与えてくれた影響を考えずにはいられない。かけがえのない時間だったなと思います」と浦井は振り返る。そんな中でのコンサート開催である。井上芳雄、山崎育三郎とのユニット・StarSでのコンサート経験等はあるが、ソロでは初めての挑戦だ。「自分の15年をギュッと詰め、おもちゃ箱をひっくり返したように何でもアリで、とにかくお客さまに楽しんでもらえるコンサートにしたいです。でも実は今回、浦井は何を歌いたい? どんなコンサートにしたい? と訊かれた時に、まったく何も浮かばなくて。その瞬間、“あ、自分は役者なのか”と改めて気付きました。自分は芝居の中で歌うことをずっと深めてきた。今回も“役者がコンサートをやる”というところを、徹底してやりたい。それによってお客さまにも、よりミュージカルを愛する、楽しむきっかけになってくれたら嬉しいですね」。浦井は自身が目指す歌を、シンガーの歌とは異なり物語の中で歌う歌、“芝居歌”と呼んでいる。「面白いのは、ある作品の楽曲を歌うと、身体が役を覚えていて、その時の喉やエネルギーで歌ってしまうんですよ。その1曲のまわりにあった楽曲や対峙していた役、共演していたみんなの顔すら見える。その作品の3時間分の空間の認識込みで1曲を歌えるというのは、役者ならではと思います。僕自身もこのコンサートを経て、芝居の中で歌う歌により説得力が出たり、声色が豊かになったりしていけたら最高だなと思っています。僕にとっても新たな一歩になるはずです」。コンサートでは浦井が過去出演した多くの名作ミュージカルから、名曲の数々が多数披露される予定。浦井の15年の集大成にして“新たな一歩”をぜひ劇場で見届けよう。コンサートは9月29日(木)に東京国際フォーラム ホールAで開催。チケットは発売中。
2016年09月23日映画『ピッチ・パーフェクト』シリーズで、オーブリーとジェシーを演じたアンナ・キャンプとスカイラー・アスティンが10日(現地時間)、カリフォルニア州で結婚した。33歳のアンナと28歳のスカイラーは2012年全米公開の『ピッチ・パーフェクト』で共演し、2013年6月から交際をスタート。今年1月2日に婚約を発表した。アンナは2010年に俳優のマイケル・モズリーと結婚したが、13年に離婚。スカイラーは初婚。アンナはリーム・アクラのウェディングドレスにニール・レーンのジュエリーを着用、スカイラーはエルメネジルド・ゼニアのタキシード。アンナの結婚指輪はセレブ御用達のロレーン・シュワルツのもの。屋外で行われた結婚式にはブリタニー・スノウ、レベル・ウィルソン、エリザベス・バンクスといった『ピッチ・パーフェクト』の共演者も出席。インスタグラムにお祝いのメッセージや式の様子をアップした。アンナは式翌日、インスタグラムにバラのブーケの画像をアップ、「私のハートはこんな感じ。今日は愛と美にあふれていいます。スカイラー、とっても愛してる。私と私の夫にとって、昨日をこの上なく素晴らしい日にしてくれた皆さん、ありがとう。感謝してもしきれません」と喜びを伝えた。(text:Yuki Tominaga)
2016年09月13日ファッションモデル / 歌手 / 女優の土屋アンナがファッションディレクターとして手掛ける、ウィメンズブランド「アクトガールズ(ACT GIRLS)」がデビュー。2016年9月8日(木)に先行発売される。「100人がそれぞれ自由に着こなせるワンアイテム」をキーワードに、メンズライクながらセクシーさを逃さない「クールで自立した」土屋アンナの女性像と世界観をファッションで表現。ファーストコレクションは、ロックやミリタリーをはじめとする定番スタイルを取り入れた。ミニマルでメンズライクなTシャツ、ニット、パンツなどのベーシックアイテムに加え、ライダースやフェイクレザーパンツ、クラッシュデニムなどのスパイスアイテムを含めた全40型を展開する。また、リップマークのロゴがバックに浮かび上がるスタッズライダースや、フェイクファーをあしらったミリタリーコートなど、特別ウェアも限定数で登場。グラマラスで女性らしいボディシルエットや着心地の良さ、そして贅沢な素材感が魅力となっている。着るたび洗うたびに変化するよう、ダメージの入れ方にもこだわったよう。また、「ヴォーグ・ファッションズ・ナイト・アウト2016」が開催される2016年9月10日(土)から12日(月)まで、ラフォーレ原宿にて期間限定ストアをオープン。期間中は、土屋アンナによるノベルティ配布など、サプライズイベントを企画している。【商品詳細】アクトガールズ(ACT GIRLS)発売日:2016年9月8日(木) ※ZOZOTOWN独占先行発売価格帯:6,000〜30,000円 ※プレミアムアイテムは100,000円前後■期間限定ストア期間:2016年9月10日(土)〜12日(月)場所:ラフォーレ原宿 0.5階「ルアム(LUREM)」住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6
2016年09月09日名作『男と女』から50年。名匠クロード・ルルーシュが、もうひとつの恋愛映画の傑作を誕生させました。運命的な出会いを経験した在インド・フランス大使夫人アンナと、映画音楽家アントワーヌが奏でる大人の男女の恋愛模様を描く新作『アンナとアントワーヌ愛の前奏曲』です。共にパートナーがいながらも、出会ってしまったふたり。アンナが、とある理由でニューデリー~ムンバイ~ケーララへの2日間の列車旅行に出ることを知ったアントワーヌが、ともにインドを旅するところから物語は大きく動き出します。アンナが旅する理由とは、夫の間に子どもができず悩んでいたため、聖者に会いたいとインド南部への巡礼を望んでいたから。アントワーヌも原因不明の頭痛に悩んでいたことから、彼女に同行することになったのです。物語の鍵を握っているのが、抱擁によって世界の人々を癒し続けているインドの聖者シュリー・マーター・アムリターナンダマイー・デーヴィ。実は、本作に特別出演している“抱きしめる聖者”が7月18日から20日まで、来日していました。そこで、“アンマ(お母さん)”と世界中の人々に慕われている彼女に会いに行ってきました。1953年、南インドの貧しい漁村に産まれたアンマは、幼い頃、周囲にいる貧しい人々の苦しみを目の当たりにし、思わず隣人たちを抱きしめたそう。そこから、自然に人々を抱擁する“ダルシャン”という行為が始まりました。彼女の抱擁を求めインドを訪れる人は多数。45年間にわたって世界中を訪れ、延べ3,600万人以上の人を抱きしめてきました。国内外で国際的災害支援・自立支援活動を展開する慈善活動家としても知られています。劇中、アンナとアントワーヌがダルシャンを受けるシーンは、本作のハイライト。そこで、私も体験してきました。実は9年ぶり2回目のダルシャン。来日は27年目26回目というアンマが2007年に来日した際、取材に伺ったのです。その時と全く変わらない、あたたかい笑顔で迎えられ、ぎゅっと抱きしめられ、まるで母親が幼子の不安を取り去るかのようにあやされます。ただそれだけですが、大地に抱かれるような安心感と、耳元で囁かれる「愛しい娘」という快い響きは、心にじんわりしみわたるよう。あっという間の出来事だった前回に比べ、落ち着いていられた今回でしたが、肉体的接触が少ない文化の中で暮らす私には、今回もとても親密で特別な経験でした。世界を抱きしめ続けるというシンプルな行為。だからこそ、アンマの中にある慈悲深さを実感できるのかもしれません。肉体的接触は身体の痛みを軽減するという研究もあるだけに、抱きしめられることで軽くなる心の痛みもあるはず。見ず知らずの人を抱きしめ続けるのは時に苦しくもあるでしょう。それでもダルシャンを続けるアンマに、直接話を伺う貴重な機会をいただいたので、全文をご紹介します。そこには、価値観の違う者たちがいがみ合うことなく、共存するための大いなるヒントが。ご興味がある方はぜひ。――抱擁を通して、来た人、また来たいけれど来られない人に伝えたいことは?アンマ「愛は、全宇宙を結びつけている根本的な要素です。愛は、わたしたちの力の源でもあり、純粋さの源でもあり、調和の源でもあり、一体性の源でもあります。わたしたちは本来、愛の中に生まれ、愛の中で生き、愛の中で肉体を去るはずの存在です。でも実際には、ほとんどの人がそうできていません。人々は、純粋な愛を経験することなく生き、死んで行ってしまいます。わたしたちがこの世界でしているあらゆることは、霊性修行であれ、俗世での活動であれ、日々の義務であれ、すべて愛が原動力になっています。わたしたちはそれを、責任とか、情熱とか、決心とか、様々な名前で呼んでいますが、どのような名前で呼ぼうとも、それは愛なのです。その背後にある力は、愛なのです。その愛こそ、わたしたちが目覚めさせなくてはいけないものです。人々の内に、ほんの少しでも愛を灯すことができれば、多くの問題を簡単に解決できます。愛には障壁がありません。愛は、この世界のあらゆる人間や生き物が理解できる、唯一の普遍的な言語です。愛を通せば、何でも伝えることができます。愛は、最古の旅人であり、最高のコミュニケ―ション言語です。アドレスを書くと電子メールが届きますが、愛は、人と繋がるための、最も理想的で力のあるアドレスです。愛は、ラジオの電波にも似ています。ラジオ局の近くに住んでいても、自分のラジオの周波数を合わせないと、番組を受信できません。愛はわたしたちの本質です。本質ですから、全く変えることができません。でもわたしたちは、そのことを知らず、その愛が見えなくなっています。それは、ホコリで覆い隠された鏡に似ています。鏡はずっと鏡のままですから、ホコリを取り除けば、光を反射するという鏡の本質を取り戻すことができます。それと同じように、愛は常に、わたしたちの内にあるのです。太陽から遠く離れていても、地上の蓮は、花開きます。愛に距離は関係ありません。電話を使うと、遠く離れた人と繋がることができます。そのとき電話番号が役に立つように、愛によって、アンマの愛やエネルギーが、人々のハートに届くのです。手紙を出すことを相手が知らなくても、相手の住所を書けば届きます。手紙を送るその決意と同じように、アンマは、会場に来た人に対しても、来られなかった人に対しても、同じようにサンカルパ(決意)を持っています。ですから、会場に来られなかった人にも、愛は平等に届きます」。――国籍、宗教、人種を問わず、日々多くの方が救いを求めてアンマの元に訪れますが、彼らとの出会いから、人間の幸せとは何だと考えていますか?アンマ「真の幸せとは、完全に満ち足りることです。お腹がすいたときに、たくさん食べてお腹がいっぱいになる、といった満足感は、一時的で、肉体的なものです。しかし、本当の意味で内的に満ち足りると、環境や状況が良くても悪くても、内面がそれに影響されなくなります。例えば、お腹が空いても、内面はそれに影響されず、体が疲れても、活動の意志が影響されなくなります。どんな状況でも、心が完全に制御されていて、静かなままでいるようになります。心が完全に静かなその状態が、本当に満ち足りた状態です。それは完全に、永遠に確立された、至福に満ちた意識状態で、そこから後戻りすることはありません。その完全に満ち足りた状態に至るまでには、様々な段階があります。それは、愛に様々なレベルがあるのと同じです。人によって、その梯子の一番下にいたり、二段目、三段目、四段目にいたり、一番上の段にいたりします。完全に満ち足りた至福の意識状態に達すると、あらゆる状況を楽しむことができます。外界の状況ではなく、楽しむこと自体が、中心になるのです。例えば、今日は豪華な宮殿に住んでいて、召使が大勢いて、一日に三度、豪華な食事を持ってきてくれて、あらゆる設備がそろっていて、贅沢な暮らしをしているとします。そして次の日には、自分が召使になって、粗末な小屋に住んでいるとします。宮殿に住んでいる時には、美しいシャンデリアやイタリア産の大理石や、エアコンや美しく柔らかいベッドなど、その宮殿のすべてを楽しみます。そして次の日に粗末な小屋に住むことになって、一日中何も食べられなくても、その小屋での暮らしを本当に楽しみます。そのように、外界ではなく、至福の中ですべてを楽しむことが、人生の中心になるのです。それは、熟睡中の状態に似ているところがあります。ただし、熟睡中は意識がありませんが、真に満ち足りている至福の意識は、完全に目覚めている、という違いがあります」。時代や文化が違っても、人間が心から望むもの、本当に満たされるために必要なものとは、何も変わりはない。どんなに物質的に満たされていても、人は愛なしに生きるとき、虚しさを感じる。映画『アンナとアントワーヌ愛の前奏曲』が伝えるメッセージと、アンマが抱擁で伝え続ける願いは、見事にシンクロしていると感じられる体験でした。アンマによる回答/特定非営利活動法人 国際チャリティ協会アムリタハート(text:June Makiguchi)
2016年08月27日ミュージカル『王家の紋章』の初日特別カーテンコールが5日、東京・帝国劇場で行われ、メンフィス役の浦井健治、キャロル役の新妻聖子、イズミル役の宮野真守ら公演メンバーが登場した。同作は、1976年から現在まで連載が続き、累計発行部数4,000万部を誇る同名漫画を原作とした新作ミュージカル。『エリザベート』『モーツァルト!』などの人気作を手がけるシルヴェスター・リーヴァイが音楽を担当した。公演は東京・帝国劇場にて8月5日~27日。カーテンコールで登場した浦井が同作の再演を発表すると、会場は大きな拍手に包まれた。浦井が「2017年4月に東京・帝国劇場、5月に大阪」と、用意していたチラシを衣装から取り出して見せると、宮野が「できる子だね!」と合いの手を入れた。新妻は「王家の紋章という名作が大好きで、長らくいただいていた幸せをなんとかステージ上で返していければと思います」と原作への愛を語る。「こんなにゴージャスなコスチュームも着せていただいて、もう死んでもいいです。死なないけど、死んでもいいくらい幸せです」と深く喜びを表した。人気声優として活躍している宮野は「子役の頃からずっと活動をしていて、帝劇でミュージカルを見て目指したというのもあって、なかなかうまくいかない時もあったんですけど、今こうして、最高のメンバーで最高の作品でこの場所にいるのは、嬉しいし不思議だし、大きな一歩だと思っています」と感動。「皆さんの拍手のおかげで幸せな気持ちでいっぱいです」と客席に感謝した。また、この日は作曲のリーヴァイも登場。「すべてとっても素晴らしかった!」と日本語で称賛の言葉を贈った。浦野は「本当に暑い夏が始まります。ぜひとも応援よろしくお願いします」と客席に語りかけ、その場で見守っていた原作の細川智栄子と芙~みんの姉妹に「40年間、人生をかけた少女漫画を我々に託してくださって、ありがとうございます」と頭を下げた。
2016年08月05日浦井健治と蒼井優が禁断の愛に挑戦する――。そんな触れ込みで開幕前から注目を集める『あわれ彼女は娼婦』。イギリスの劇作家、ジョン・フォードにより1620年に描かれたこの物語は、兄・ジョヴァンニ(浦井)と妹・アナベラ(蒼井)が愛しあってしまう近親相姦の関係がクローズアップされがちだが、実は、彼らを取り巻く様々な人間の思惑が交差していく重層的な作品だ。6月8日(水)に新国立劇場で初日を迎える本作の稽古場を訪ねた。舞台『あわれ彼女は娼婦』チケット情報演出を手掛けるのは栗山民也。「演出の6割くらいはキャスティングで決まる」そう語る栗山が、浦井と蒼井を選んだ理由は、「ピュアで、ふつうの感覚」であったこと。「それぞれのたくらみが混じり合う時代のなかで、近親相姦はむしろピュアにさえ見える行為。ふつうに思える人たちが、“えっ?”と驚くような行動に突き進んでしまう、そんな人間の“業”を際立たせるには、このふたりがぴったりだと思った」と話す。浦井とは5度目のタッグ。「健ちゃんは演技に白紙の部分を必ず残す。その冷静さが魅力」と分析する。稽古場に組み上げられたセットは、作品世界を象徴するかのように広い道が大きくクロスした形になっている。栗山は「稽古場にはわからないことがたくさん存在する。この役は何を求めようとしているのか、どこへ向かおうとしているのか。それをみんなで話し合い、確認しあうことができるのが稽古場の喜びなんだ」と楽しそうに話す。その言葉どおり、一幕ごとの通し稽古が終わると栗山の周りにキャストやスタッフが集まってくる。細かなセリフのニュアンスや動きのタイミングを栗山が指摘し、キャストはそれを真剣に聞き入る。その合間に笑い声が上がることも少なくない。400年も前に書かれた戯曲をいまの時代に上演することについてはこう話す。「この作品のなかに描かれた人間といまの人たち、明らかに違うのは欲望、あるいは好奇心の強さだね。この作品の登場人物たちは、あらゆることに対する欲望がいまの何倍も濃い(笑)。すごくエモーショナル。草食系なんて言葉が生まれて、傷つくのが怖いからと何もしない若者が増えるなかで、この情熱の濃さは僕にとってすごく興味深い」と話す栗山。「劇作家は記憶の声を描く。それを現代の肉体を通して、現在形のドラマにしていくのが僕らの仕事。結論なんて存在しないし、演出家が人間に対する答えなんて出せるわけもない」と語りながら、400年前の“声”を2016年の日本に立ち上げようとする栗山。そして栗山のもと、強烈な欲望と好奇心をもった人々を演じるキャストたち。それぞれの思いが集まった稽古場には静かに熱気が立ち込めていた。公演は6月26日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場にて。チケット発売中。なお、25日(土) 13:00回の<ぴあスペシャルデー>では出演者によるスペシャルカーテンコールを実施する。取材・文/釣木文恵
2016年06月01日5月28日(土)に放送される「世にも奇妙な物語’16春の特別編」。今回放送される4本の作品に、新たに俳優の浦井健治とフリーアナウンサーの福澤朗が出演することが発表された。浦井さんは、舞台やミュージカルを中心に活躍中で、昨年にはアニメ・映画化と世界的な人気を持つ「DEATH NOTE」の舞台「DEATH NOTE the musical」を公演、小池徹平らと共演を果たした。さらに、今後も数々の出演舞台が控えており、いま注目の舞台俳優のひとりだ。そんな浦井さんが登場するのは、佐々木希主演の「美人税」。あらゆる点で得をしている“美人”は税金を払うべき、というとんでもない政策を導入した日本政府。佐々木さん演じる美女の愛子は20%もの税金を払うことを命じられ、窮地に陥ってしまうが、そこに浦井さん演じる野々村健一が救いの手を差し伸べる。また、松重豊&高橋一生がW主演を務める「クイズのおっさん」に登場するのは福澤さん。高橋さん演じる古賀は、何の気なしに出たクイズ番組で賞金100万円と「クイズ1年分」を手に入れる。その「クイズ1年分」とは、毎日目の前に松重さん演じる“クイズのおっさん”が現れる…というもの。本作で福澤さんは、主人公の古賀が賞金と「クイズ1年分」を手に入れることになるクイズ番組の司会者。福澤さんといえば、ニュース番組などの司会のほか「全国高等学校クイズ選手権」をはじめとしたクイズ番組の顔でもある。福澤さんならではの、のびのあるスタジオ中に響き渡る声が、本作の重要なシーンを飾る。今回は、この2本のほか、西島秀俊主演の「通いの軍隊」、窪田正孝主演の「夢みる機械」を放送。さらに番組の最後のエンドロールにもスペシャルな仕掛けが。オムニバス4作品の内容に関わるスペシャル映像がエンドロールで流れるため、最初から最後の1秒まで目が離せない。「世にも奇妙な物語’16春の特別編」は5月28日(土)21時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年05月23日ミュージカルや演劇を中心に活躍している俳優、井上芳雄、浦井健治、山崎育三郎によるユニット「StarS」が人気クリエイター・福田雄一とタッグを組み、ミュージカルコメディに挑戦することが8日、明らかになった。今回、脚本・演出を手がける福田をして"エンターテインメントの帝王"と言わしめるミュージカル。そのミュージカルでトップスターとして活躍する3人だが、実は今までStarSとしての音楽活動以外で共演がないという。はたして3人そろってのミュージカルコメディーでどのような化学反応が起こるのか? それぞれの魅力を大いに引き出し、歌&ダンスあり、笑いあり、涙あり? の福田節がさく裂する極上のコメディーになることは間違いない。ミュージカルファンだけでなく、誰もが楽しめる懐かしくて新しい番組に期待したい。ミュージカルコメディ『トライベッカ』は4月放送予定。
2016年02月09日