イギリスの老舗ブランド「アクアスキュータム(Aquascutum)」は、代官山 蔦屋書店で期間限定イベント「英国トレンチコートのルーツアクアスキュータム展―伝統に裏付けされた本物のコートを知る―」を開催する。期間は2月20日から3月4日まで。このイベントは、代官山 蔦屋書店で開催される英国フェア「Great British Days」の一環として、2面あるギャラリースペースの片面で行われる。会場では、英国トレンチコートのルーツを作ったと言われるアクアスキュータムが、英国コートの歴史、ファクトリーに受け継がれるクラフトマンシップなどを紹介。更に、非売品のビンテージのコートも陳列される。また、トレンチコートのすべてを1冊にまとめた『コートバイブル』(2,400円)をはじめ、同展特製のピンズ(800円から)とトートバッグ(2,500円)を販売。書籍、音楽、映画などの代官山 蔦屋書店のコンテンツが、ブランドに遺るアーカイブの実物展示と融合するユニークな試みとなっている。2月28日には、ブランドの魅力を40年以上に渡って発信し続けてきたデザイナー、落合明がトレンチコートの販売会を実施する。英国流のTPOにあわせた着こなしやベルトの締め方、ブランドと有名人とのエピソードなどを紹介。トレンチコートの選び方についてもアドバイスしてくれる。なお、販売会当日にトレンチコートを購入すると、ブランドのオリジナルステッカーがプレゼントされる。
2015年02月20日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■「What my daughter wore」ジェニー・ウィリアムズ(Jenny Williams)ブルックリンを拠点に活動するアーティスト、ジェニー・ウィリアムズが自身のブログで掲載していたイラスト作品が1冊にまとまった。本書は、彼女のミューズである娘や娘の友人など、彼女の周りの女の子たちが着ている洋服をイラストで紹介している。描かれているのは子供と大人の女性の中間世代の女の子達。その個性的で自由な発想は様々なファッションスタイルを生み出し、現代のファッションカルチャーをありのままに映し出す。洋服のスタイリングはもちろん、カチューシャやサングラスなどといった身につけている小物、ヘアスタイルにも注目。自分のファッションにもつい取り入れたくなってしまう、インスピレーション広がる1冊だ。【書籍情報】「What my daughter wore」著者:Jenny Williams出版社:powerHouse Books言語:英語ソフトカバー/150ページ/156×211mm発刊:2014年価格:3,430円
2015年02月13日ゆとりの空間は3月9日まで、東京都渋谷区「代官山 蔦屋書店」3号館1階料理フロアにて、料理家 栗原はるみの「小さなことを楽しむ暮らし」フェアを開催している。○料理家 栗原はるみの想いがつまったフェア会期中は、このフェアのために用意した栗原はるみお気に入りの作家の器や、楽しみながら収納できる布小物をはじめ、定番の調理道具やお弁当アイテム、オリジナルレシピ付きの乾物なども併せて紹介。また、栗原はるみおすすめの書籍や文房具、DVDコーナーも展開する。「ていねいにお茶をいれたり、保存ビンの名札をチクチク刺しゅうしたり、日々の暮らしの中で、小さな楽しみを見つけると、元気になれるし、しあわせになれる」、そんな栗原氏の想いがつまったフェアとなっているという。会場では、週替わりでレシピカードを無料配布。商品の購入に関係なく、誰でも持ち帰り可能となる。なお、レシピカードは枚数に限りがあり、なくなり次第終了となる。また会期中は、3,240円(税込)以上の購入者に先着で、限定ランチトートバッグをプレゼント。プレゼントはなくなり次第終了となる。会期は、2月3日~3月9日。会場は、「代官山 蔦屋書店」3号館1階料理フロア(東京都渋谷区猿楽町17-5)。開館時間は、7時~深夜2時(営業時間)。
2015年02月05日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■「CIRCLE」料理・文/今井義浩 、企画・写真/柳詰有香イタリアンレストラン 「エンボカ京都店」の立ち上げから3年間シェフを務めた料理人今井義浩が、同店で生み出したアーティスティックな料理の数々を収録した写真集。今井は、素材そのものの良さを突き詰め、食材を育む自然への敬意を払い、自然をそのまま一皿にしたような料理を人々に提供する。「料理とは、人と自然の間に残された数少ない繋がり」という今井の言葉の通り、本書には、“美味しく食べる”ということに止まらない“人と自然のあり方”といった大きなテーマが垣間見える。巻末にはレシピと英訳付き。【書籍情報】「CIRCLE」出版社:エンボカ京都 料理と風景著者:料理・文/今井義浩 、企画・写真/柳詰有香言語:日本語(全てに英語訳あり)ハードカバー/72ページ/190×265mm発刊:2014年価格:2,600円
2015年01月23日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■「MA CUISINE FRANCAISE」ヤニック・アレノ(Yannick Alleno)レストラン「ル・ムーリス」でミシュランの三ツ星をキープした後、ビストロ「テロワール・パリジャン」での活動が注目され、パリの最高級レストラン「ルドワイヤン」のシェフに就任したヤニック・アレノ。四半世紀にわたるキャリアで積み上げられた技術と知識を注ぎ込んで作ったアレノ版フランス料理の集大成である『MA CUISINE FRANCAISE』は、2013年に1200ページの超大型書籍として出版された。本書は、その1年後に出版された「縮小版」だが、「縮小版」といっても重さは5キロ以上、ページ総数は782ページという大著である。カナッペから、アミューズ、冷たい前菜、温かい前菜、甲殻類、魚、肉、家禽、ジビエ、もつ、チーズ、デセール、ミニャルディーズまで、1500以上の精緻な写真で綴られる500以上のレシピは、現代フランス料理における避けては通れない文献のひとつとなるだろう。【書籍情報】「MA CUISINE FRANCAISE」出版社:HACHETTEPRATIQUE著者:ヤニック・アレノ言語:フランス語ソフトカバー/782ページ/280×376mm発刊:2014年価格:2万9,120円
2015年01月16日1月13日、対照的な新体制発表が行われた。『J1リーグ』、『ナビスコ杯』、『天皇杯』の3冠を制したガンバ大阪と、G大阪に大逆転を許しリーグ戦2位に甘んじた浦和レッズの話である。FUJI XEROX SUPER CUP 2015 チケット情報G大阪はベガルタ仙台からFW・赤嶺真吾、横浜F・マリノスから小椋祥平とともにユースから4人の昇格を発表したのに対し、浦和はサンフレッチェ広島のFW・石原直樹、大宮アルディージャのFW・ズラタン、柏レイソルのDF・橋本和ら11人の新加入選手を披露した。補強状況は違えど、目指すものは同じだ。G大阪は『ACL』と『明治安田生命J1リーグ』のダブルを睨み、浦和は2006年以来となる2度目のリーグ戦制覇を見据える。今季も『明治安田J1』の優勝戦線をリードするであろう2クラブが、『FUJI XEROX SUPER CUP 2015』で激突。G大阪×浦和は、まさにシーズンを占う重要な試金石と言える。今季から2ステージ制にリニューアルするのもミソだ。昨季、G大阪は序盤10試合で2勝3分5敗と出遅れたが、同じ轍は踏めない。序盤のつまずきは即『1stステージ』優勝戦線からの脱落を意味する。開幕戦の1週間前に開催される『FUJI XEROX SUPER CUP 2015』では、例年よりも高い完成度の戦いぶりを見ることができるだろう。事実、新体制発表の翌日には、G大阪も浦和も始動している。選手たちのモチベーションはもっとシンプルだ。ただ目の前の試合に勝つことを、タイトルを取ることだけを考える。3冠の原動力となった宇佐美貴史も「やるからにはすべてのタイトルを狙う」と公言している。浦和の面々も思いは同じはずだ。『明治安田J1』開幕1週間前に、残り3試合で勝点1に終わった昨季の悪い流れを断ち切りたいところ。何よりも、第32節の直接対決で0-2と敗戦を喫した因縁の相手に再び負けるわけにはいかない。『FUJI XEROX SUPER CUP 2015』を制するのは少数精鋭で今季さらなる野望にチャレンジするG大阪か、FWを重点的に補強し3度目の正直に挑む浦和か。2月28日(土)・G大阪×浦和・日産スタジアムのチケットは1月20日(火)午前11時まで先行抽選「プレリザーブ」受付中。1月25日(日)午前10時より一般発売。
2015年01月16日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍をご紹介します。■「Weingart:The Man and the Machine」スーザン・クナップ(Susan Knapp)スイスのバーゼルを拠点に国際的に活躍したタイポグラファー、ウォルフガング・ワインガルト。彼は、1968年にバーゼル造形学校の設立に関わったタイポグラファー、エミール・ルーダーの後任として同校の教師に就任。2004年に定年を迎えるまで、延べ400名以上の学生を指導した。本書では、ワインガルトから教育を受けた学生77名によって語られる彼の強烈な個性や、学校での痛烈な批評や酒場での冗談など、これまであまり伝えられてこなかった知られざるエピソードを多数収録。また、タイポグラファーとしての経験に裏打ちされた基礎課題のプログラムなど、約30年間のタイポグラフィー教育の記録もまとめられている。ルーダー亡き後、バーゼルのタイポグラフィー教育の姿がどのように変化していったのかを検証するための貴重な資料である。【書籍情報】「Weingart:The Man and the Machine」出版社:karografik著者:スーザン・クナップ言語:英語ハードカバー/95ページ/250×280mm発刊:2014年価格:4,970円
2014年12月19日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、東京・代官山に店舗を構える書店、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)がオススメする1冊。■「Magazine B issue30」毎号一つのブランドをピックアップし全ページにわたって特集する、韓国発のカルチャー雑誌「Magaizne B」。過去には「レペット(repetto)」や「ポーター(PORTER)」を始めとするファッションブランドの他、「レゴ(LEGO)」や「グーグル(Google)」など、あらゆるジャンルの有名企業を取り上げており、デザイン・ファッション関係者からの注目度も高い。30号目となる今回は、ドイツのレコード会社・ECMを特集。ジャズを主としたレーベルで、美しいジャケットデザインが高く評価されており、多くの固定ファンを抱えている。本誌では、人々が感じているECMのイメージをインタビューした記事や、所属するアーティストの紹介、選りすぐりのCDジャケット写真などを掲載している。【書籍情報】「Magazine B issue30」出版社:JOH & Company言語:英語ソフトカバー/124ページ/170×240mm発刊:2014年価格:1,780円
2014年12月12日恵比寿に拠点を置く家具メーカー「PACIFIC FURNITURE SERVICE」(以後P.F.S.)は13日~1月19日の期間、東京都の代官山 蔦屋書店で「PACIFIC FURNITURE SERVICE」フェアを開催する。○アメリカの工業製品を「自宅」で使うP.F.S.が取り扱うのはアメリカの工業・商業製品。ショップでは、アメリカの公共施設などで多く使われているアイテムを、日常生活で使うことを提案している。13日より開催されるフェアでは、「Soul of America by PACIFIC FURNITURE SERVICE」をテーマに"シンプルだけど使い勝手がよくて味わい深い"のあるアメリカ製品を展示する。展示品は、作業用ライトのパイオニアである「DAZOR」の照明や、アメリカのダイナーでも使われている食器、アメリカ最大のメディスンボックスメーカー「DURHAM」の救急箱、スチール製品のリーディングカンパニーとして知られる「LYON」のバスケットなど。いずれも機能性・耐久性・飽きの来ないデザインを兼ね備えている「実用主義」のアメリカらしいものばかりだという。同社はフェアについて、「流行に左右されない、必要性から生まれたデザインは今でも新鮮さを失っていません。機能性、耐久性、そして飽きのこないデザインを兼ね備えているこれらはきっと暮らしの定番品ともなるでしょう」とコメントしている。場所は東京都渋谷区猿楽町17-5 代官山蔦屋書店2号館 1階 ブックフロア。営業時間は7時~2時まで。フェアでは、同社の視点から選ばれた関連書籍も展示販売予定。
2014年12月11日カルチュア・コンビニエンス・クラブは、蔦屋書店をベースにした文化複合施設「湘南T-SITE」を、神奈川県藤沢市に位置する「藤沢サスティナブル・スマートタウン」(以下、藤沢SST)内に12月12日オープンする。10日に内覧会を実施した。湘南SSTは藤沢市とパートナー企業が官民一体となって進める共同プロジェクトで、約20万平方メートルの敷地内に1000戸もの住宅が並ぶ次世代型タウン。T-SITEは代官山に次いでの誕生となるが、“湘南”ブランドの注目度の高さと子どもを持つ団塊ジュニアファミリーが多く住まうことから同地に出店を決定した。事前に近隣住民に募ったアンケートで、カフェや本屋が近くに欲しいという声が多く挙がったことで、“本屋”を基盤としたコンセプトを考案。蔦屋書店の本棚が拡張したかのようにすべてのショップに本があり、雑誌の数だけでも1万冊に及ぶ。書店と専門店が有機的な繋がりをもつ類を見ないモールで、料理本のまわりには、食品や食器を扱うショップ、さらに料理教室を置くといったように、蔦屋と30のショップが共同で湘南らしいライフスタイルを提供する。施設全体がBOOK&CAFEストアとなっており、屋内外合わせて300席を用意。どこでも自由にコーヒーを片手に読書が楽しめる。蔦屋の象徴である“蔦”の葉が浮き彫りになった真っ白な外壁に鮮やかな緑の蔦が絡む印象的な建物は、代官山同様建築ユニットの「クライン・ダイサム・アーキテクツ(Klein Dytham architecture)」が手掛けた。2階建ての建物が三つ並び、1号館はエンターテインメントの館として、トラベルグッズ「Globe walker」、ペットサービス「GREEN DOG」、コンビニエンスストア「ファミマ!」などがあり、「アップル(Apple)」とのコラボレーションで販売店や修理所を設置。「スターバックスコーヒー」は、壁や椅子のファブリックを湘南の海をイメージした青で統一した。2号館は“スローフード&スローライフ”をテーマにした館で、“食”に関連した店舗を中心にラインアップ。ベーカリーバール「midi a midi」、料理道具「釜浅商店」、すかいらーくが手掛けるスローフード中心のカジュアルレストラン「THANKS ON THE TABLE」、代々木のスローフードイタリアンレストランLIFEとコラボした「LIFE sea」などがオープン。国内外のコスメがそろう「イセタンミラー」も出店している。3号館は子どもと過ごす豊かな時間をテーマにした“ファミリー”の館。ものづくり機械とシェアキッチンを組み合わせたオープンスペース「FERMENT」は、料理や手芸、フラワーアレンジメントなどのワークショップを展開。スペースを随時利用できるスタジオ会員を募る他、ホームパーティーなどの需要に合わせて調理器具や食器の貸し出しサービスも行なう。料理教室「T-SITE湘南料理塾」では、日々のごはんや保存食を作るコースを用意。地元の農家の人たちとの繋がりをもち、旬の食材を使った料理をプロの料理人が丁寧に教えてくれる。この他、カーライフの提案発信基地として「カーライフラボ 湘南マガジンテラス」も設置。エコカーなどの展示を中心に、イベントの開催も行なう。
2014年12月10日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、東京・代官山に店舗を構える書店、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)がオススメする1冊を毎週紹介。■「NEW DOCUMENTARY」ホンマタカシ写真家ホンマタカシの個展「ホンマタカシ ニュー・ドキュメンタリー展」(2012年)と、水戸芸術館で開催された展覧会「拡張するファッション展」(2014年)の展示風景をもとに構成されたユニークな写真集。192ページというボリュームの中で、ホンマタカシの過去から現在に至る作品の数々が展示された“壁面”と“紙面”の間を交錯しながらフローする。代表的な作品も数多く登場しているが、実験的な編集方法によって、まったく新しい見方で楽しむことができる一冊。【書籍情報】「NEW DOCUMENTARY」著者:ホンマタカシ出版社:スーパーラボ言語:日本語ハードカバー/192ページ/190×250mm発刊:2014年価格:8,200円
2014年11月28日ファッション・アート・インテリアのイベントが東京で一斉に開催される今月。代官山 蔦屋書店では、今年も国内外の最新デザインとライフスタイルを発信する、買えるデザイン見本市、「Daikanyama Design Department」(DDD)を10月24日(金)~11月3日(月・祝)に開催する。DDDでは、展示、発表されているもののほとんどすべてが、実際に手に取って購入することができるイベント。会期中は書店内の各所にデザインを「知る・考える・楽しむ」場をつくり、さまざまなデザイナーによるエキシビションが開催されるなど、デザイナーや作り手と接する企画も満載。連日開催されるトークイベントも要チェックだ。「来る2020年。それ以前と以降、東京をどう楽しくするか?」をテーマに、各方面から多彩なゲストが登場する。メインとなるコンテンツは、世界的にも注目を集めているアジアンクリエイティブで、シンガポール、タイ、台湾、香港、韓国などを拠点に活動する気鋭のデザイナーやブランドをピックアップ。作品を展示販売する。そのほか、デンマーク発のインテリアプロダクトブランド「HAY(ヘイ)」が、昨年に続き東京で、昨年デビューしたライン「WRONG FOR HAY」と合わせたコレクション展示会を行う。今年4月のミラノサローネで話題となったポップアップショップ「HAY Mini Market」もオープンする。また、ショルテン&バーイングス(オランダ)がデザインする有田焼のテーブルウェアシリーズ「Paper Porcelain」が世界先行発売される。ファッション、アート、インテリアなど、暮らしを彩るデザインをより身近に感じられる11日間をぜひお見逃しなく。(text:Miwa Ogata)
2014年10月16日代官山 蔦屋書店にてドイツの出版社「Lubok Verlag (ルボーク フェアラーグ)」発行の版画作品集のフェアが開催される。期間は10月15日から11月15日まで。ベルリン、ロンドン、バーゼル、ニューヨークなど世界各地のアートブックフェアやブックショップで 注目を集めるルボーク社。同フェアでは、日本ではほとんど流通のなかったルボーク社発行の版画作品集を展示、販売。定期刊行物「ルボークシリーズ」全タイトルをはじめ、黒1色の「ヘルガの家(House Helga)」(カトリーナ・イメクス作)、大人も子供も笑顔にする色とりどりの絵本「『はい』『いいえ』、はっきりなさい!(Sag einfach Ja oder Nein !)」(カッチャ・シュヴァレンベルグ作)などが揃う。1冊1冊丁寧につくられた作品集は、リノカットと言われる版画の技法で刷られたビジュアルのみの構成。制作者のトーマス・ジーモンがプレジデント・シンドラー・レタープレスというレトロで貴重な印刷機を使ってプリントする。大胆なビジュアルやインクの密度と透明感、オイルが染み込んだ紙の香りと手触りといった版画の作品集の魅力を全身で感じることができるフェアとなっている。
2014年10月09日大日本印刷(DNP)は5月20日、デジタル教科書・教材を活用したICT教育の実証研究を明星学園 浦和学院高等学校と共同で行うと発表した。この実証研究は、デジタル教科書・教材の各教科の有用性と学習効果の検証、ビューアやシステムの機能、使い勝手における課題抽出などが目的で、浦和学院の教師19名と生徒107名にタブレット端末を配布し、教科書や教材の紙版とデジタル版および電子黒板を併用した授業を実施する。期間は2014年6月2日~2015年3月31日まで。デジタル教科書・教材は、映像や音声、関連資料などの紙の教科書では実現できないコンテンツを搭載できるほか、タブレットを介して生徒と教師がスピーディに情報共有するなどのコミュニケーション手段としても活用できる。DNPは2015年4月から教科書・教材出版社向けに、実用版デジタル教科書・教材システムを提供していく予定で、今後、多くの小学校・中学校・高等学校でデジタル教科書・教材の実証研究を行い、コンテンツやシステムの開発とサービスを提供する方針。実証実験の結果を見ながら、生徒・教師の双方に役立つ機能を開発していく。
2014年05月20日代官山蔦屋書店は、一般には流通していない美容専門書『伝 -DEN- ZONE CONSCIOUS』(Of HAIR BOOK PROJECT、9,800円)の取り扱いを開始した。本書は、2002年の初版刊行から、ヘアスタイル提案をする上で不可欠なデザイン理論や科学知識、技術理論から顧客心理までを11のコンテンツで網羅した美容師のための“百科事典的存在”。美容業界のみで流通していた。今回、本書を取り扱うようになった経緯についてEC事業室の藤井氏は、「もともと車の本を担当していたが、プロ向けの本を一般の人が購入するケースが意外と多い。車の構造について詳細に知りたい、プロの整備士が使う資料を少しでも参考にしたい、という気持ちはプロも一般の方も同じだと思う。同様に、毎日の生活に大きくかかわっている“ヘアスタイル”のこと、そして氾濫するヘアケア剤の中から正しく安全なものを選びたい、プロがどういうことに留意してヘアデザインを決めているかを知りたい、と思う気持ちは美容師だけには限らない、という思いから導入を決めた」と説明する。また、本書は洋書を意識した表紙や多彩なビジュアルワークが特徴で、代官山蔦屋書店では高感度なアート本として、ファッション・アートコーナーに置かれている。「美容院に行くときのヒントがこの本には多く記されている。例えば、カラーをして1・2ヶ月後の変化が写真付きで説明されているのでわかりやすい。また、成分表が掲載されているので、頭皮が敏感な方にも役立つ情報が多数紹介されている」と同コーナーのコンシェルジュ・松崎さん。著者は、サロンワークを中心に、一般誌、業界誌の撮影、ヘアーショー、セミナーなど多岐に渡って活動を行う、美容室「オブヘア(Of HAIR)」の代表・古里オサム。自由が丘、表参道などに現在7店舗を展開。自身の美容師としてのこだわりを書籍にした『伝』に続き、映像で技術解説した書籍・DVD『D3』を発行。 教育活動も精力的に行っており、主宰しているセミナースクール「アカデミーオブヘア」には毎回全国から理美容師が参加している。1987年のオープン直後から、いち早く自社の商品開発を始め、オーガニックやナチュラルにこだわったオリジナルヘアケア剤シリーズのブランド「オブ・コスメティックス」を開始。現在、50種類以上に及ぶヘアケア商品は全国の美容室や百貨店、通販サイトで販売されている。なお、8月末までに代官山蔦屋書店及び同店ウェブサイトで本書を購入すると「オブ・コスメティックス」のヘアソープとトリートメントがセットでプレゼントされる。
2013年08月13日トップカルチャーは8日、新潟県新潟市に、県内最大店舗となる「蔦屋書店新潟万代」をオープンした。同社は、カルチュア・コンビニエンス・クラブが全国展開するTSUTAYAのFC加盟企業中、最多の店舗数を展開。また新潟県は人口100万人当たり約25店舗と、「TSUTAYA」「蔦屋書店」を全国で人口1人あたりの店舗数が最も多い都道府県となるという。同店は、同社が展開する蔦屋書店のフラッグシップ店舗としてオープン。コンセプトに「希望の羅針盤」を掲げ、人生の希望や豊かなライフスタイルを見つけるための「情報・知識・感動」がつまった、さまざまな本、雑誌、映画、音楽などを県内最大級規模で取りそろえたという。専門スタッフが来店者の”本選び””映画・音楽選び”などをサポート。また、本を片手にコーヒーを飲んだり、語り合ったりすることもできるBOOK&CAFÉスペースは150席を用意した。さらに今回、新たな試みとして、「デジタルハリウッドSTUDIO 新潟」を店内に併設。「好きなことを、好きな時間に、好きな場所で、自分らしく学ぶ」今までにない”ラーニングスタジオ”をコンセプトにした、目的や地域に特化した学習スタイルを提供するプラットフォームとなっている。ウェブやアプリ製作の技術習得など、クリエイティブな刺激を提供していくという。「蔦屋書店 新潟万代」 (新潟県新潟市中央区幸西3-1-6)は、店舗面積1,200坪。営業時間は8時~24時。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日トップカルチャーは17日、茨城県ひたちなか市に北関東で最大規模の複合書店「蔦屋書店 ひたちなか店」をオープンした。同店は、同社が運営する72店舗目のTSUTAYA店舗。カルチュア・コンビニエンス・クラブが全国展開を予定する5,000㎡級の書店を擁する”超大型TSUTAYA”の茨城県内初の出店で、1,819坪の延床面積は日本最大のTSUTAYAである「蔦屋書店 フォレオ菖蒲店」に次ぐ規模となる。同店では、70万冊の書籍・雑誌を在庫。特に、団塊世代を中心とした”新しい大人のライフスタイル”を楽しむ”プレミアエイジ”に向けて、趣味・関心の本を充実させた。1万種類以上の料理本や、歴史、哲学、宗教、芸術など多彩な品ぞろえをはじめ、都心でしか手に入らなかったような洋書・洋雑誌もそろえる。また約3万種類の児童書・絵本がそろう「キッズエリア」は、親・子・孫の3世代が過ごせる場として知育玩具や文房具もそろえるほか、読み聞かせもできる広いスペースで、子どもや孫との大切な時間を演出する。BOOK&CAFÉスタイルの店内は、コーヒーを飲みながら、自分の書斎感覚で購入前の書籍や雑誌をゆっくり選べるという。「蔦屋書店 ひたちなか店」は、茨城県ひたちなか市新光町30-4。営業時間は、9時~24時(土日祝日は朝8時オープン)で年中無休。取扱商品は、書籍、文具・雑貨、CD・DVD販売、トレカ・アミューズ。100坪150席のカフェ「タリーズコーヒー」を併設。なお、レンタルDVD、CDは取り扱っていない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月19日江戸コン実行委員会は12月2日、埼玉県さいたま市の武蔵浦和駅周辺で、街コン「江戸コンin武蔵浦和」を開催する。江戸コンは、各地の商店街や地域の自治体と協力しながら、男女の出会いの場を提供し、少子化防止や地域の活性化を促す大規模型の交流イベント街コンがシリーズ化されたもの。今までに渋谷、表参道、立川、池袋、川越などで実施し、毎回300名~700名の男女を集めている。「話したい人と話せない」という参加者の悩みを解消するため、江戸コンでは立食タイプの店舗を数多く準備している。もちろん、着席型の店舗もあるので、好きなスタイルの店舗を選び交流を図ることができるという。開催時間は14時~17時。参加資格は20歳以上の男女(同性2人1組で参加)。参加費用は男性5,900円、女性3,900円。街コンは2名の申し込みが基本のものが多いが、江戸コンでは3名の参加も可能。女性団体割引もあり、女性4名以上の申し込みで1人3,580円、6名以上だと2,980円となる。詳細は「江戸コンin武蔵浦和」の公式ホームページで案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月09日街コンを主催している江戸コン実行委員会は11月3日、少子化防止や地域の活性化を促すことを目的に「江戸コンin浦和」を、浦和駅周辺エリアで開催する。参加費用は男性5,900円、女性3,900円。各地で街コンを開催している江戸コンは、「話したい人と話せない」という問題を解消するため、着座型の店舗に加えて、立食のフリースタイル形式を取り入れている。また、3人で参加したいという要望に応え、本来同性2人での参加のところ、3人での参加も可能。さらに女性の団体割引もあり、4人以上で1人あたり3,580円、6人以上で1人あたり2,980円になるとのこと。当日は、受付にて参加リストを照合後、リストバンド・参加登録店マップを配布。初回店舗は、主催者側が指定した店に案内される。各店舗滞在時間は最大1時間で、3つの会場でさまざまな交流を楽しめるという。参加資格は、20歳以上の男女(同性2人1組または3人1組での参加)。受付は12時から13時30分、開催時間は14時から17時となっている。申し込みは、同街コン公式サイトの参加申し込みフォームから。なお、団体割引(女性のみ)を希望する場合は、メンバー全員が参加申し込みを済ませた後、代表者が「団体割引申し込みフォーム」から手続きを行うとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月30日三井住友銀行は3日、コンサルティングネットワーク強化の一環として、12月3日にJR埼京線・武蔵野線「武蔵浦和駅」前に、『武蔵浦和支店』を開設すると発表した。武蔵浦和駅周辺は、さいたま市の副都心として位置づけられており、近年大規模な再開発事業による、人口増加や商業施設の集積が著しいエリア。武蔵浦和支店では、各種セミナーが実施できるスペースや、全自動型の貸金庫を設置するほか、コンサルティングスペースにはじっくりと落ち着いて相談できるキッズコーナーを併設した個室も用意し、質の高いサービスを提供していくという。あわせて、既に公表している『八千代緑が丘支店』の開設について、実施日が12月17日になったことを発表した。同行は、引き続きコンサルティングネットワークを強化し、コンサルティングサービスをより多くの顧客に「もっと身近に」「もっと手軽に」「もっとわかりやすく」利用してもらい、ひとりひとりの顧客のライフプランに合ったコンサルティングサービスを一層充実していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月11日無印良品の家」のネットワーク事業を展開するムジ・ネット株式会社は、株式会社大川とネットワーク・パートナー契約を結び、2012年4月1日に「無印良品の家 浦和店」をオープンする。同店は全国では29店舗目、埼玉県では熊谷店(埼玉県熊谷市)に続き2店舗目となる。4月1日にオープンする「無印良品の家 浦和店」は、さいたま市浦和区、JR京浜東北線「与野」駅より徒歩約1分の場所にオープン。埼玉エリアおよび東京エリアの販売拡大を目指す重要な営業拠点となるという。浦和店のコンセプトは「間口6間半×奥行4間」タイプの「木の家」で、延床面積は98.53m2 (29.80坪)。同社がターゲットとする一次取得者層、3人家族の暮らしを想定したモデルハウスとなっている。「木の家」は標準仕様で本体工事価格1,966万円。浦和店だけではなく、無印良品の家の共通コンセプトは「永く使える、変えられる」。耐震・耐久性の高いSE構法の採用で「永く使える」ことを可能にし、家族構成やライフスタイルの変化に合わせて間取りを柔軟に変更できる「変えられる」家づくりができるという。浦和店1階は、木の家の特徴でもある大きな吹抜けと二方向に開放した大きな窓で、明るく気持ちの良い空間を実現。2階は主寝室と子供部屋・フリースペースとなっているが、フリースペースと子供部屋は家具で仕切られており、将来の間取りの変更が可能とのこと。「無印良品の家浦和店」は4月1日オープン。営業時間は10時~18時。水曜日定休。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月23日