帝国データバンク仙台支店はこのほど、「消費税引き上げに対する東北6県企業の意識調査」の結果を発表した。同調査は、7月19日~31日の期間に東北6県(青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島)の企業1,276社を対象に実施され、620社から有効回答を得た。まず、消費税率が引き上げられた場合、自社の業績にどのような影響を与えると思うか聞いたところ、56.8%が「悪影響」があると回答し、「かなり悪影響」の16.0%と合わせると、72.7%が「悪影響がある」と考えていることが判明した。この数字は全国の67.1%より5.6ポイント多い。反対に「影響はない」は12.1%にとどまった。「悪影響がある」と答えた企業の割合を業界別に見ると、最も多かったのは「小売」で86.0%。以下、「農・林・水産」が80.0%、「サービス」が75.9%、「製造」が73.8%、「建設」が72.6%と続いた。県別では、「秋田」が最多で79.2%。次いで、「青森」が76.3%、「宮城」が74.5%、「岩手」が73.8%、「山形」は68.2%、「福島」は68.7%となった。業績への影響理由については、過半数の57.7%(全国49.7%)が「税負担の上昇」と回答。以下、「販売価格に転嫁できない」が43.2%、「駆け込み需要後の反動減が大きい」が38.0%、「納入価格の値下げ要請」が30.2%と続いた。企業の規模別に見た場合、「税負担の上昇」と答えた割合は、「大企業」では41.6%だったのに対し、「中小企業」では60.9%、中でも「小規模企業」では66.7%となり、「大企業」を25.1ポイントも上回った。また、「駆け込み需要後の反動減が大きい」の割合は、「小規模企業」が47.4%で、「大企業」の36.0%より11.4ポイント多かった。今回の消費税率引き上げ法案では、2014年4月に8%、2015年10月に10%へと2段階で引き上げられる。そこで、税率引き上げが2段階に分けられることによる業績への影響度合いは、1段階で引き上げられる場合と比べてどう違うか尋ねてみると、36.6%が「影響の度合いは変わらない」と回答。しかし、「影響の度合いが強まる」と答えた企業も3割弱の26.2%を占めた。消費税率が10%に引き上げられた後、税率引き上げ分を販売価格に「すべて転嫁できる」と答えた企業は28.4%。次いで、「8割程度」が14.8%、「5割程度」が13.2%、「3割程度」が5.8%となり、「まったく転嫁できない」も12.3%に上った。この結果から、3社に1社が税率引き上げ分の「一部しか転嫁できない」と考えていることが明らかになった。また、消費税率引き上げ後の国内消費動向について質問したところ、「やや縮小する」は55.8%、「大幅に縮小する」は33.1%で、この2つを合わせると9割弱の企業が国内消費が縮小すると予想していることが分かった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日NTTデータ経営研究所は消費者金融の利用者・利用経験者を対象に、「消費者金融の利用状況等に関するアンケート調査」を実施した。その結果、5つの消費者金融利用者のタイプが明らかとなった。調査は2012年3月9日から3月12日にかけて、大手消費者金融会社、その他消費者金融会社のいずれかから借り入れ経験のある人を対象に非公開型のインターネットアンケートで実施。1,500人の有効回答が得られた。同研究所は調査結果を基に、その利用者の属性や借り入れ行動に関する項目を用いたクラスター分析を実施。消費者金融利用者は借り入れのスタイルによって「生活維持借り入れタイプ」「一時借り入れタイプ」「趣味・娯楽タイプ」「多重借り入れタイプ」「少額借り入れタイプ」に分類した。利用者の36.5%を占める「生活維持借り入れタイプ」は、生活を維持するために数社から比較的多額の借り入れを行っているが、きちんと返済している傾向が高いという。30代の既婚女性が多く、夫と子供がいるケースが多い。収入は不安定で貯蓄比率も低いが、持ち家比率は高いことが特徴といえる。利用者の19.7%を占めるのが「一時借り入れタイプ」で、ショッピングやレジャーのために1社から比較的多額の金額を一時的に借り入れているのが特徴。30~40代の既婚女性が多く、家族構成は夫と子供がいるケースが多い。収入は安定しており、貯蓄比率・持ち家比率とも高いという。「趣味・娯楽タイプ」は複数の借入先から、自身の趣味や遊興費のために比較的多額の金額を借り入れているが、滞納などはない。40代の既婚男性が多く、共働きの妻と子供がいるケースが多い。社会的なステータスが高く、収入も安定しており、貯蓄比率・持ち家比率も高い。このタイプは利用者の15.8%を占める。利用者の21.8%を占めているのは「多重借り入れタイプ」で、他の借入金を返すために5社以上からかなり高額の借り入れを行っている。無計画で返済は滞りがち。40代男性で相対的に結婚していない人が多いという。収入は安定しているものの低く、貯蓄比率・持ち家比率ともに低い場合が多い。利用者の構成比として、一番少ない6.2%を占めるのが「少額借り入れタイプ」。おこづかいの補てんのために1社から小額の借り入れがあるものの、きちんと返済しているのが特徴。20~30 代の既婚男性が多く、専業主婦の妻と子供がいるケースが多い。収入は安定して高く、貯蓄比率・持ち家比率も高い。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月17日ビー・スタイルは26日、消費税増税法案に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は、6月26日~7月11日の期間にインターネット上で行われ、399名(結婚経験がある女性350名、未婚女性43名、男性6名)から有効回答を得た。同調査では、消費税増税に賛成する人は14%だったのに対し、反対は70%に上った。また、増税による社会保障充実を期待する人は4%にとどまっている。消費税率が上がると、生活に影響はありそうかと聞いたころ、96%が「ある」と回答。一方、「ない」は1%、「わからない」は3%だった。続けて、消費税率が上がると、仕事選びに影響はありそうかと尋ねてみると、「ある」と答えた人は過半数の58%に上った。それに対して、「わからない」は32%、「ない」は10%となった。生活に影響が「ある」と答えた人に、どんな影響がありそうか複数回答形式で答えてもらったところ、「家計のやりくりが大変になりそう」の82%と、「全体的に出費を減らすことになりそう」の79%が上位2位にランクイン。一方、「収入を増やさないとやっていけなくなりそう」も65%を占めた。以下、「ライフプランを練り直すことになりそう」が33%、「より貯蓄傾向になりそう」が31%、「施行直前に駆け込み購入しそう」が21%と続いた。上記の質問では、「消費税増税により出費を減らす」との回答が約8割に上り、消費が冷え込むことで経済停滞が一層強まる可能性が懸念されるとともに、出費抑制と収入増の両面から、大部分の主婦層に負担が掛かることが予想される。また、生活苦への切迫感は高まっており、回答者からは「無理してでも長時間労働しないと」「もっと働きたいが時間が制限されている」など、厳しい現状を訴える意見が寄せられているという。仕事選びに影響が「ある」と答えた人に、どんな影響がありそうか同じく複数回答形式で尋ねると、最も多かったのは「より稼げる仕事を選びそう」で55%。次いで、「求人の数自体が少なくなりそう」が48%、「Wワークなど仕事の数を増やしそう」が46%、「より働きたい気持ちが強くなりそう」が39%、「妥協してでもすぐ働ける仕事を選びそう」が35%ととなり、「仕事は辞めて家計やりくりに専念しそう」は1%にとどまった。同社によると、消費税増税に関する要望のフリーコメント欄には、399人中334人が意見を記載。それらの要望の中には、「必需品は低税率にして欲しい」「今上げるべきではない」といった制度に対するコメントや、「国会議員の数が多い」「天下りを減らすべき」「生活保護制度の見直しを」など現状施策を批判する意見が多かったという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日ニッセイ基礎研究所はこのほど、2013年度から2016年度までの消費税率引き上げによる実質GDPへの影響の試算結果を発表した。それによると、消費税率引き上げに伴う実質GDPへの影響は、2014年度がマイナス1.4%、2015年度がマイナス1.5%、2016年度がマイナス1.9%となるという。同研究所は今回、消費税率が2014年4月に5%から8%へ、2015年10月に8%から10%へ引き上げられる可能性が高くなっていることを受け、前回(1997年)3%から5%へと引き上げられた際の例を参考に、2013年度から2016年度までの消費税率引き上げの影響を試算した。それによると、2013年度には税率引き上げ前の駆け込み需要が発生。前回の引き上げ前の個人消費と住宅投資を合計した駆け込み需要は4.6兆円、GDP比で1.0%と試算されているが、今回は、個人消費、住宅投資ともに駆け込み需要の規模は前回と同程度として計算。その結果、2013年度の駆け込み需要は、個人消費が2.5兆円、住宅投資が1.3兆円の合計3.9兆円、GDP比で0.7%となった。駆け込み需要は年度末にかけて拡大し、税率引き上げ直前の2014年1-3月期には、駆け込み需要による実質GDP成長率の押し上げ幅は、前期比1.5%(前期比年率6.1%)に拡大すると予測している。2014年度は、2013年度の駆け込み需要と同額の反動減(GDP比でマイナス0.7%)が生じることに加え、消費者物価が2.1%(0.71%×3:消費税を1%引き上げるごとに消費者物価が0.7%上昇すると試算)押し上げられることに伴う実質所得の低下により、実質GDPは0.7%(マイナス0.24%×3)減少すると予想。これにより、2014年度の実質GDPの低下幅はマイナス1.4%となる見込みだ。また、反動減と物価上昇による影響を合算した2014年度の実質GDP成長率への影響は、マイナス2.1%と非常に大きい。「消費税率が予定通り2014年4月に8%に引き上げられた場合には、2014年度はマイナス成長となる可能性が高く、2015年10月の税率再引き上げが困難となる事態も考えられる」(同研究所)。2015年度は、2014年度の税率引き上げの累積的な下押しに、2015年度の税率引き上げの影響が加わることで、実質GDPはベースラインからマイナス1.5%となると予測している。2016年度は、2014年度、2015年度の税率引き上げによる累積的な影響などにより、実質GDPは1.9%下がると見られる。これらをまとめると、消費税率引き上げに伴う実質GDPへの影響は、2013年度がプラス0.7%、2014年度がマイナス1.4%、2015年度がマイナス1.5%、2016年度がマイナス1.9%。実質GDP成長率への影響は、2013年度がプラス0.7%、2014年度がマイナス2.1%、2015年度がマイナス0.1%、2016年度がマイナス0.4%となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月17日消費増税による、急速な”なんちゃってインフレ”に打ち勝つには、戦略的にお金を使っていくほかありません。やりくり上手、貯蓄上手な人にはいくつかの特徴があるのをご存知ですか? これからの時代を生き抜くために取り組みたいお金の習慣をご紹介します。お金を貯めるのがうまい人にどんな節約をしているのかを聞くと、「特に何もしていない」という答えが圧倒的に多いです。逆に「こまめに電気を消しています」とか「風呂の残り湯で洗濯しています」と答える人にかぎって、お金がない、貯まらない、と口癖のように言っている。こんなに頑張っているのに結果が出ないと、不満たらたらです。節約はやりくりの王道のはずなのに、おかしいですよね。しかしよくよく話を聞くと、貯蓄上手は楽しみながら、お金のかかりにくい生活をしていることがわかりました。無意識のうちに節約につながる暮らしをしていたのです。家ごはんが好き=外食しない=栄養バランスがよくなる=健康=食費と医療費の節約お風呂は家族みんなで入る=水道光熱費の節約休みの日は弁当持参でピクニック=レジャー費の節約節約を頑張りすぎるとストレスになります。ストレスを上回るくらい明確な目標・目的があればやっていけますが、なんとなく「効果があると聞いたから」程度でやっていると、衝動買いなどの反動が出てしまい、無駄遣いにつながります。ストレスにつながりそうな節約術なら、やらないこと! あなたが楽しんでやれるものだけを生活に組み入れてください。また、貯蓄上手、やりくり上手は好き嫌いがはっきりしています。自分にとって価値のないものには部屋に入れず、気に入ったものだけに囲まれて暮らしています。そうするとストレスは貯まりにくいし、大事に長く使うので買物の失敗も少なくなります。将来のための貯蓄は「先取り貯蓄」するのが鉄則です。そして、先取り貯蓄したことは、記憶から消してしまいます。給料が減ったと思って、暮らすのです。「会社で財形貯蓄をやっています」「会社の持ち株会に入っています」「投資信託の自動積立をやっています」「給与振込のある銀行で自動積立定期預金をやっています」「毎月給料日に決まった額をMRFに移して、それを軍資金に投資しています」大半の貯蓄上手の人は上のいずれかの方法で貯めています。あればあるだけ使いたくなる、それがお金です。余ったら貯金すると言っていてはいつまで経っても貯まりませんよ。ポイントが付くという理由で、買物のほとんどをクレジットカードで支払う人がいます。使った分だけきっちり家計簿を付けているのならよいのですが、家計簿ナシでカードを利用するのは浪費を助長する大きな要因になります。クレジットカードと現金では、カード利用者のほうが平均23%も支出が増えるという研究結果もあるくらいです(デビッド・クルーガー著「お金のシークレット」)。やりくり上手になりたいと思ったら、お財布の中にクレジットカードを入れないこと! 普段の支払いにカードは使わず、インターネットショッピングや大きな買い物をするときだけ利用するなど、”マイルール”を作っておきましょう。あといくら使えるかを意識すると自然とお金の使い方が上手くなります。限られた予算のなかでいかに自分を満たすかを考えるようになるからです。私がオススメするのは、袋分けです。現金で支払うものに関しては「食費5万円、おこづかい3万円……」のように、目的ごとに予算を立てて、袋に分けておきましょう。こうすると、「どれくらい残しておいたほうがいいか」「今日はいくら使えるか」がわかりやすくなり、やりくりが格段に上達します。分け方に決まりはありません。給料日に1カ月間に使えるお金を引き出して、必ず払わなければいけないお金から振り分けていきましょう。誰もが貯蓄0円からのスタートです。出発点は同じなのに、5年後、10年後と経過するにつれて貯蓄額に違いが生じる。この差は「信じる力」にあると、私は考えます。貯蓄上手は「お金を貯めて、自由に生きている自分の姿」を強くイメージし、そうなることを疑いません。根拠がなくても自分を信じられるかどうか。貯蓄とやりくりの成功を左右する大きな要素です【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月11日博報堂生活総合研究所が、7月の「消費ショートレポート」を発表。消費意欲指数と、「欲しいモノ・サービスのある人」の割合は、ともに5月の調査開始以来最も高かったという。背景として「夏のセール」や「夏のイベント」があり、また「ボーナス月」であることから、夏に向けて消費意欲が高まっているようだ。同調査の消費意欲指数は、「消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの7月の消費意欲は何点ぐらいですか?」という質問に対する回答の平均値を指す。7月の消費意欲指数は54.6点で、先月の51.4点より3.2点増加。男女別では、男性が先月比2.2点増加の51.0点、女性が4.2点増加の58.2点だった。また、「欲しいモノ・サービスがある」と答えた人は39.0%で、先月の31.3%より7.7ポイント増加。男女別では、男性が先月比6.8ポイント増加の36.1%で、女性は8.6ポイントの増加での42.0%。男女とも大幅に増加し、消費意欲指数の伸びを裏付けている。「欲しいモノ」については、男女ともに「服」をあげる人が先月に比べ大幅に増加。節電を意識したエアコンや扇風機などの「家電」をあげる人も女性を中心に増えていた。「欲しいサービス」については、「旅行」をあげる人が男女ともに多く、先月より7割強の増加。また、外出する機会が増えるためか、「外食」も増えていた。同調査は6月11日~13日にインターネット上で実施。対象は、首都40km圏、名古屋40km圏、阪神30km圏に住む20歳から69歳までの男女1,500サンプル。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月09日”値上げラッシュ”にため息が止まらない。電気代に加え、ガス料金、さらにとうとう消費税も増税へ――。巷ではアンペア変更の申込みが相次いでいるという。無理もないだろう。景気に水を刺すような値上げの嵐に、今後の倹約は必須。さまざまな要素がズシリと家計にのしかかり、重苦しいムードが漂う。そんななか、アツイ盛り上がりを見せているのが、「懸賞」の世界。懸賞のカリスマ「ガバちゃん」こと、懸賞ライターの長場典子さんは「景気が低迷する時期は、メーカーの懸賞キャンペーンが増加するんです」と話す。懸賞には、誰もが応募できる「オープン懸賞」と、商品の購入が応募条件になる「クローズド懸賞」がある。クローズド懸賞の場合、購入したレシートやバーコードをハガキに貼ったり、メーカーサイトでID番号を打ち込んで当否を確認する。食品や日用品、ペットボトルなど、さまざまなところで行われているため、目にしたことのある人も少なくないだろう。モノを買う必要がないオープン懸賞と違い、購入が条件のクローズド懸賞は売上げに直結するため、現在多くのメーカーがこぞって行なっている。最近は、商品についてツイッターでつぶやくツイッター懸賞や、ブロガー限定の懸賞なども賑わいを見せている。しかし、今年の”アツさ”はそれだけではない。懸賞界にとって、祭りともいえる大型イベントが目白押しなのだ。「スカイツリー開業にロンドンオリンピック、サッカーワールドカップ出場に向けての試合…、今年はビッグイベントが重なります。それに合わせてイベントに便乗するキャンペーンも数多く実施されており、まさに”懸賞イヤー”といっても過言でないほど。私の周りでもすでに2人がロンドンオリンピックの応援ツアーに当選しています。現在、スカイツリー関連のプレゼントも非常に多い。私も先日、ソラマチで使える1万円分の商品券を当てました」オリンピックの開催期間はリアルタイムでテレビを観ている人だけに行われるキャンペーンも増えるという。「恐らく、リモコンの『d』ボタンを押して、”今すぐ応募”というようなプレゼントが出てきたり、フェイスブックやツイッターなどで応援メッセージを送った人の中から抽選が行われるといったものも出てくるでしょう。五輪選手のスポンサー企業を要チェックしておきたいですね」さらに選手の活躍次第では、凱旋に絡ませてキャンペーンを実施するところが増えるのでは? と長場さんは予想。オリンピックの新たな楽しみが増えそうだ。また、レンジャーズに移籍したダルビッシュの活躍も懸賞を盛り上げる大きな要素になりそう。「このまま勝ち星をあげて活躍していけば、応援ツアーも出てくるでしょうし、コマーシャルしているスポンサーの売上が伸びれば、御礼キャンペーンを打ってくる可能性も高い」。通常、夏の期間は、キャンペーン懸賞が増加する時期。「ケーマーと呼ばれる懸賞マニアの間では、”夏を制すものは懸賞を制す”と言われています。毎年夏休みやお盆の帰省にあわせてスポーツ新聞や週刊誌が『サマーキャンペーン』なるプレゼントを実施しますし、アイスクリームにそうめん、ビール、飲料水、電池といった懸賞の常連品にも期待。購入時は、パッケージに注目したり、メーカーのサイトを覗いてみるといいですね」「懸賞・夏の陣」さながらのアツイ戦いを制するには、”運”よりも”テクニック”が必要だと長場さん。「懸賞は当たるものではなく、”当てる”もの。情報をしっかりキャッチし、ライバルのいない穴場を探すことで当選確率は確実に上がります」高額な豪華景品を狙いにいくか、日用品や食品類に手堅く狙いを定め、家計の足しにするか――。いずれにせよ運任せでは、時間もお金もムダにしてしまう。次回は、”効率よく、懸賞を当てる具体的なテクニック”を長場さんがレクチャー! ぜひご参考に。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月29日トレンド総研は、「消費税の税率引き上げ問題」に対する消費者の意識・実態を明らかにするために、「消費増税に関する調査」を実施。”容認派”は36.9%にとどまり、”否定派”は60.7%と過半数を占めることがわかった。同調査は、20代~50代の男女1,117名を対象に、6月13日~6月17日にかけてインターネット調査で行われた。最も特徴的だったのは、「世帯年収」による違い。世帯年収「150万円未満」の低所得者層では、”否定派”が61.3%で、”容認派”の30.7%に倍以上の差をつけた。一方、「1,000万円以上」の高所得者層では、容認派が53.4%と過半数に達し、全体の傾向とは逆転していた。低所得者に対する負担軽減のための「軽減税率」については、”認知率”は82.1%、”理解率”は42.4%。同様の改善策である「給付付き税額控除」については、 認知率は73.6%、理解率は34.6%だった。ここでも、「世帯年収」による差は大きく、「軽減税率」の”認知率”、”理解率”いずれにおいても、高所得者層が低所得者層を上回った。「給付付き税額控除」においては、その違いがより顕著で、低所得者層の”理解率”は、高所得者層の半分未満だったという。「軽減税率」について、その概要を示した上で、「『軽減税率』を導入してほしいと思いますか?」と聞くと、「導入してほしい」と答えた人が最多で、64.8%。「導入してほしくない」、「分からない」という回答はそれぞれ15.5%、19.7%で、導入賛成派が過半数を占め、「軽減税率」に対する支持率の高さが明らかになった。なお、この「軽減税率」については、属性による大きな回答の違いが見られなかったことも特徴的で、いずれの属性においても、導入に賛成する人が過半数を占めている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月25日博報堂の博報堂生活総合研究所は、2012年6月の生活者の消費に対する意欲を尋ねた「消費意欲指数」と、購入したいモノ・サービスの有無を尋ねた「欲しいモノ・サービス」の2つの調査結果を分析した「消費ショートレポート」を発表した。調査は2012年5月7日~9日に、首都40km圏、名古屋40km圏、阪神30km圏に住む20歳から69歳までの男女1,500サンプルを対象にインターネットで実施した。「消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの6月の消費意欲は何点ぐらいですか?」という質問の平均値は51.4点だった。消費に対して積極的な理由は、「梅雨や夏に向けての準備」、「ボーナスが出るので」という声が多くなっている。具体的には夏服や梅雨・夏対策用のグッズや家電などを買いたいという人が目立つ。一方、GWでお金を使った反動や夏休みの支出に備えて6月は消費を控えめに、という声もあった。また、「欲しいモノ・サービスのある人」は約3割と、ほぼ横ばいの状態。欲しいモノとしては、夏に向けて女性を中心に「服」「靴」が大幅に増加している。また男女とも「エアコン」「扇風機」「除湿機」など家電をあげる人が目立つ。欲しいサービスについては、男女ともに先月多くあげられた「旅行」が半減した。ただ、60代は男女ともに減少幅が小さく、安定した欲求がある様子がうかがえる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月11日内閣府は15日、4月の消費動向調査を発表した。一般世帯の消費者態度指数(季節調整値)は前月から0.3ポイント低下した40.0となり、2011年4月以来、12カ月ぶりに前月を下回った。消費者態度指数を構成するのは、今後半年間の暮らし向きなどについて消費者の見方を示す「暮らし向き」「収入の増え方」「雇用環境」「耐久消費財の買い時判断」の4項目の意識指標。今回は4項目の意識指標のうち、「暮らし向き」が前月比0.8ポイント低下の40.3、「雇用環境」が前月比0.4ポイント低下の38.3、「耐久消費財の買い時判断」が同じく前月比0.4ポイント低下の41.7と、3項目において前月と比べて低下する結果となった。「収入の増え方」のみ、39.6と前月と比べて0.2ポイント上昇した。内閣府は、「4月の消費者マインドは、持ち直し傾向にある」とし、前月の「持ち直しの動きが続いている」から表現は変えたものの、基調判断は据え置きとしている。一般世帯の1年後の物価に関する消費者の見通しは、「上昇する」は前月比2.2ポイント増の68.1%と4カ月連続で増加。一方、「低下する」は前月比0.9ポイント減の5.8%と3カ月連続で減少、「変わらない」も前月比0.4ポイント減の19.1%と4カ月連続で減少した。内閣府は消費者の物価予想について、「消費者の物価予想については、『上昇する』と見込む割合が依然として高水準である」と前月同様の判断に据え置いた。消費動向調査は、今後の暮らし向きの見通しなどについて、「消費者の意識を把握するとともに、旅行、各種サービスなどへの支出予定、主要耐久消費財などの保有状況を把握することにより、景気動向判断の基礎資料を得ることを目的としたもの」(内閣府)。調査対象は、全国の世帯のうち外国人・学生・施設等入居世帯を除く約4,780万世帯。調査客体は、一般世帯、単身世帯ごとに三段抽出(市町村-調査単位区-世帯)により選ばれた6,720世帯で、調査世帯は15カ月間継続して調査し、別の世帯に交替する。これらの調査世帯は、全調査世帯を15のグループに分けたもので、グループごとに15カ月後に別の世帯に交替する。個々のグループは、調査世帯全体の15分の1の約450世帯とし、毎月1グループずつずらして調査している。調査日は毎月15日。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月16日博報堂生活総合研究所から、5月の消費ショートレポートが発表された。生活者の消費に関する意識は、全体的に消極的で、欲しいモノ・サービスのある人は全体の3割程度。消費を控える声が目立つ一方、GWなど季節的な要因がプラスに働いた面も見受けられた。また、具体的に欲しいモノ・サービスがある人1人あたりの回答個数が2.73個と、複数の消費をイメージしている模様だ。消費意欲に対する問いを指数で換算すると49.6点となった。これは、消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を100点としている。男女別の消費意欲指数は、男性が45.8点、女性が53.5点。男女差は7.7点と大きく、5月の消費意欲指数は女性がけん引していることが明らかになった。年代別で見ると、男性のトップは60代で49.1点、女性は20代の56.4点が最高。消費意欲が高い理由としては「GWだから」「暖かくなり、よい季節になったので」などが挙げられた。時期的に、旅行やファッションへの消費意欲がみられる。欲しいモノ・サービスの有無の問いでは、あるという回答は31.6%に。およそ3人に1人の割合にとどまった。男女別に見ると、「欲しいモノ・サービス」があると答えた人は、男性が26.7%、女性が36.6%と女性が10ポイントほど高い。また、「欲しいモノ・サービス」の1人当たりの個数も男性2.05個に対し女性2.61個と女性が多く、女性の消費意欲の高さを裏づけているといえそうだ。調査は20歳から69歳までの男女を対象にインターネット上で行われた。調査期間は4月9日~11日。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月14日残された時間=あなたの恋の魅力?映画『TIME/タイム』の公開に先駆けて、新しい恋をはじめるために残された時間・恋愛消費期限と恋のアドバイスを教えてくれる、「恋愛消費期限チェッカー」が登場。<チェック結果例>恋愛消費期限=120時間15分消費期限は迫っています。この残り時間では受け身ではどうにもならないので、自分からアタックしてすべき。少しでも可能性の高い相手に至急告白してください。アタックできる相手の職業・年齢:銀行員・32歳その結果に驚愕する人が続出中!さぁ、あなたの魅力はいつまで?さっそくチェックしてみよう。作品情報『TIME/タイム』監督:アンドリュー・ニコル出演:ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド、キリアン・マーフィほか配給:20世紀フォックス映画2012年2月17日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー!(C)2011 TWENTIETH CENTURY FOX 恋愛消費期限チェッカーはこちら
2011年12月30日会員数2000万人を誇る世界最大のオンライン旅行コミュニティ「トリップアドバイザー」は、旅行に関するさまざまな情報をインフォグラフィックにして毎週公開する「tripgraphics(トリップグラフィックス)」を実施している。第13回の調査は「世界のワイン消費量と代表的なワインボトルの種類」。この調査データによると、一人あたりの消費量で比較して、世界一ワインを飲むのはやはりフランス人!その量、なんと52.1リットル。一般的なワインボトル(750ml)換算でおよそ70本にものぼる。以下、2位はルクセンブルグ、3位はイタリア、4位はポルトガルという順位に。ちなみに日本の平均は2リットル。17日はボジョレーヌボー解禁日だが、この日1日だけで日本人の平均消費量を飲みほしてしまう猛者もいるかも?プレスリリース提供元: PR TIMES
2011年11月15日オムロンヘルスケアは、1ヶ月のダイエット目標体重を達成するために必要な1日の目標消費カロリーを表示し、目標消費カロリーを達成したらお知らせする活動量計「オムロン活動量計 カロリスキャン HJA-310」を、11月1日から発売。また、女性の「ちょうどいい」健康と美をサポートする女性のための情報サイト「オムロン式美人」を10月11日よりオープンした。オムロンでは、女性の社会進出、結婚・出産といったライフスタイルの変化や価値観の 多様化、月経や更年期など女性特有の体の変化と、「健康で美しくありたい」という思いをサポートするために、社内で「オムロン式美人プロジェクト」を立ち上げた。プロジェクトでは、「ちょうどいい」をコンセプトに、一人ひとりが自分にあったペースで、健やかで美しい毎日を過ごすことができるような商品・サービスの開発に取り組んでいる。このたび発売する「オムロン活動量計 カロリスキャン HJA-310」は、その「オムロン式美人」の第一弾商品。1ヶ月の減量目標値を設定すると、目標達成するために必要な1日の総消費カロリーを自動計算。目標を達成すると「バンザイマーク」が表示され、さらに目標以上のカロリーを消費すると、100kcalごとにプリンマークを1つ表示。がんばった分の成果が「ごほうびプリンマーク」でわかるので、モチベーションがアップする。また、目標消費カロリーを達成するための目安となる残りの歩行時間を表示するので、 あとどれぐらい活動すればよいのかが簡単にわかる。色は、ホワイト、ピンク、ブルーの3色。小さくて軽いので、装着にも便利だ。詳しくは、「オムロン式美人」にて。 お問い合わせ先:オムロン ヘルスケア お客様サービスセンターフリーダイヤル:0120-30-6606(受付時間 9:00~19:00[祝日を除く月~金]) プレスリリース提供元:日経プレスリリース
2011年10月11日