「東京和牛ショー2019-Autumn-」が、日比谷公園にて2019年9月11日(水)から9月16日(月・祝)まで開催される。「東京和牛ショー」は、様々な国産和牛を堪能できる日本最大級の和牛フェス。2018年9月には5日間で約14万人の来場者数を記録し、これまで計4回の開催で累計34万人以上を動員している。5回目の開催となる「東京和牛ショー2019-Autumn-」には、13の和牛料理店が参戦。通常店舗では食べられない国産和牛を使用したイベント限定メニューを提供する。さらに、レモンサワーやスイーツなど5店舗も含む全18店舗を展開し“食欲の秋”を盛り上げる。提供されるメニューは、毎回人気の「淡路島と喰らえ」による「淡路牛のステーキ」など。希少価値の高い濃厚な味わいの淡路牛を、甘みの強い淡路産玉ねぎを使ったねぎ塩だれで、さっぱりと味わうことができる。前回開催時、日を追うごとに列が長くなっていった人気店「たれ焼肉(やきにく)のんき」も再登場。開発に1年半を費やした“ご飯に合わせた秘伝の自家製たれ”がたっぷりと染み込んだ薩摩和牛を、「たれ焼肉丼」として提供する。西麻布の紹介制店舗「霞町三〇一ノ一」の日本料理職人が握る、「極上神戸ビーフの握り」にも注目。日本三大和牛でもある神戸ビーフの赤身の旨味、上質な脂の香りを堪能することができる。その他、初登場となる人気焼肉店「炭火焼ホルモン 三四郎 西荻窪店」による「チーズ羽根付き 和牛肉汁餃子」や、「元祖もつ鍋 博多屋 赤坂店」の「岩手短角牛のサーロインステーキ」、「浦芝 URASIBA」の「ゴロッと肉肉 和牛100%カレー」など、様々な和牛調理を楽しむことができる。【詳細】東京和牛ショー2019-Autumn-期間:2019年9月11日(水)~9月16日(月・祝) 6日間 ※雨天決行・荒天中止時間:11:00~22:00 ※初日は16:00から/最終日は21:00まで会場:日比谷公園 噴水広場、第二花壇出店店舗:18店舗(和牛料理13店舗/その他5店舗)料金:入場無料メニュー例:・淡路島と喰らえ「淡路牛のステーキ」S 1,200円/M 1,500円/L 2,400円・霞町三〇一ノ一「極上神戸ビーフの握り」3貫 1,500円/5貫 2,100円・炭火焼ホルモン 三四郎 西荻窪店「チーズ羽根付き 和牛肉汁餃子」900円・たれ焼肉 のんき「たれ焼肉丼」1,800円※画像はイメージ。価格は全て税込み。※メニュー内容は一部変更となる可能性がある。
2019年08月10日彼氏が陰で元カノと連絡をとっていた!?自分という存在がありながら、なぜ彼氏は連絡をしてしまうのか?その理由をご紹介します。やっぱり元カノが良かった今カノがいるにもかかわらず元カノに連絡をとる理由、それは、元カノにまだ未練があるからかもしれません。口では未練がないと言いつつも、内心ではまだ引きずっているケースも実は多いのです。この場合もしかしたら元サヤに戻る可能性が。そうなった場合、あなたは捨てられてしまうのか、それとも二股になってしまうのか心配に感じるところでしょう。そして何よりも、未練タラタラの状態で自分と付き合っていたのかと思うと悲しいですよね。このケースの場合、問い詰めても彼は本当の理由を話してくれないかもしれません。「怒らないから正直に話して」と言ってみて、彼が逆ギレしたりと反省する様子を見せないのなら、別れを検討したほうがいいでしょう。あなたとのことを相談元カノと友達に戻り円満な別れをした場合、別にやり直したいなどの理由はなくてもあなたのことについて相談をするためという理由で連絡をとることもあるようです。例えば、「プレゼントをするのなら何がいいかな」「どんなデートが良さそう?」など、前の彼女に今の彼女との付き合い方のアドバイスを求める男性もいます。女心を知りたいと、一応こちらのことを想ってくれての行動なのかもしれませんが、元カノに相談をされるのは好ましいことではないですよね。そもそも純粋な相談なのかも分からないですし、釈然としない気分にさせられてしまうものです。この場合は、「サプライズもしなくていいし気も使わなくていいから、元カノに相談するのはやめてほしい」と素直に話してみましょう。愚痴を聞いてもらっていた元カノにあなたの愚痴を吐き出していたというパターンも。付き合っていれば時にはケンカをすることもあり、彼氏もストレスが溜まってしまうことがあるでしょう。ただ、だからといってその愚痴を元カノに伝えているのは良い気分がしないという女性が多いはずです。連絡をとっているだけでも嫌なところ、こちらの悪口まで言われているとなると「ありえないでしょ」と言いたくもなるものです。お互い喧嘩にならないように話し合うのはもちろんですが、「もし私たちのことを話すなら、せめて私に関係のない男友達にしてほしい」と、”そういうことはしないでほしいな”ということをはっきり伝えておきましょう。今後も連絡をとる可能性ありすっぱり元カノとの縁を切れない男性は、これからも連絡を取り続ける可能性を捨て切れません。それを認めるのかどうかはあなたの判断によるところですが、絶対に嫌という場合はその気持ちをしっかり伝えておきましょう。付き合っているとはいえ家族ではないので、価値観や考え方の違いもあるでしょう。彼はあなたが嫌がっていることを理解していない可能性があります。「本当にいやだから、次そういうことをしたら別れることも考えるよ」とここは厳しく言っておくべきです。それでもこっそりと連絡をとる彼氏ならば、今後の付き合い方を考えることも必要かもしれません。
2019年07月31日兵庫県・たつのに本店を構え、創業約360年の歴史を誇る老舗和菓子屋「大三萬年堂」の新ブランド「大三万年堂HANARE」が、東京・神田の淡路町ワテラスモールに6月19日オープンする。“和洋折衷”や“温故知新”をキーワードに、和菓子と洋菓子を融合させた"可愛らしい「和スイーツ」を展開。食べても罪悪感を感じさせない身体に優しいメニューを提供する。「どらぱん」左から、あんバター(450円)、いちごピスタチオ(500円)、ほうじ茶チョコ(500円)、たまごやき(450円)看板商品のオリジナルスイーツ「どらぱん」(450〜500円)は、グリコ栄養食品株式会社の協力のもと、もちもち食感の米粉パンに「大三萬年堂」秘伝のあんこや豆乳クリーム、いちごなどをサンドした、見た目も可愛いハイブリッド和スイーツ。「あんバター」「いちごピスタチオ」「ほうじ茶チョコ」「たまごやき」の4種類がラインアップする。「甘酒チーズティ」プリンチーズティ(750円)和紅茶や抹茶など、厳選された国産茶葉を丁寧に抽出し、 甘酒とマスカルポーネクリームを合わせた濃厚チーズクリームをトッピングした新感覚のデザートドリンク「甘酒チーズティ」も登場。“飲む美容点滴”とも称される甘酒や、生クリームより低カロリーな豆乳クリームを使用することで、女性に嬉しい一品に仕上げている。また、同店オリジナルの「玉露」をはじめとした、厳選された国産茶葉を使用した高級な日本茶の他、老舗の牛肉店がプロデュースする築地のアンテナショップ「築地デリ」とコラボレーションした身体に優しい和定食の「おばんざい」(1,200円)や、ごはんの上に豆腐と牛すじ煮込みをのせた「とうふめし」(1,000円)など、食事メニューも充実。物販コーナーも併設され、北海道の「上川大雪酒造」とのコラボスイーツ「酒粕てら」(物販 2,100円/イートイン 680円)や、「酒粕ろーる」(物販 ¥1600円/イートイン 630円)といった、手土産にもぴったりなアイテムも揃う。
2019年06月11日1995年1月17日に起きた阪神・淡路大震災からちょうど20年。防災について考えをめぐらさずにはいられないが、会社員にとっては「オフィスで震災にあってしまったら」という想定も必要だろう。三井不動産は1月16日、霞が関ビルディングにて、入居企業を招いた「オフィスワーカーにわかりやすい防災訓練見学会」を行った。訓練の様子と最新の防災センターから、オフィスで被災した場合の対応を探っていきたい。○オフィスで震災にあった場合訓練はオフィス内で地震に遭遇した場合を想定されて始まった。地震速報に続き揺れが襲ってくると、全員まずは机の下に。ヘルメットをかぶり、揺れがおさまるのを待つ。ここで気を付けなければいけないのは、キャビネットなどの倒壊だ。今回は、壁際にいた社員に倒れ掛かってきて足がはさまってしまったという設定。数人で動かそうとするも、びくともしない。同ビルでは、落ち着いてビル内の防災センターに連絡することを呼びかける。程なくしてバールと担架を持ったセンター員が駆けつけ、バールを使用してキャビネットから社員を救出することに成功した。一方、地震のショックにより心配停止となった社員に対しては、心臓マッサージとAEDによる応急手当てを。救急車が到着するまでの時間は平均6分と言われている。まして震災にあっては、その場の手当てが重要となってくる。「エディ、大丈夫か!」声をかけながらの手当てにより、心臓が動き出したエディ。担架に乗せる場合もAEDは外さず、またなるべく大勢で担ぎ上げることが必要だという。ここで火災の発生が確認された。1人が防災センターへ連絡している間、ほかの2名が消火器を使用するが、火の勢いはおさまらない。そこへやってきた防災センター員はビル内の消火栓より放水、無事に火を消すことができた。○最新の防災センターとは同ビルでは、1月16日に防災センターをリニューアル。ロビー側の壁面をガラス張りにし、内部で何が起こっているのかオフィスワーカーにわかりやすく、災害時だけでなくふだんの訓練の様子も随時見られるようになったそうだ。さらに両脇に設置したデジタルサイネージで随時情報を提供できるようになった。また、防災センターの機能向上として、9面マルチモニターの情報ウォールや電子ホワイトボード、執務デスクの監視モニター設置など、災害時の対応の見える化、迅速化を進めたという。地下3階地上36階のビルに組み込まれたデータを取り込み、破損箇所がないか、あるとしたら規模はどのくらいかなど、自動で解析することも可能だ。1日の多くの時間を過ごすオフィス。何かあったときに在席している可能性は高い。これを機会に、災害時会社でどのように行動するべきか、また会社やビルの対応は問題なさそうなのか、確認しておくことをおすすめしたい。自分の身を守るために行動できるのは自分しかいないのだから。
2015年01月17日ヤフーは1月9日、阪神・淡路大震災発生より20年の節目となる2015年1月17日(土)に、写真や映像、阪神・淡路大震災に関する統計データを用いたコンテンツで振り返る「阪神・淡路大震災から20年」をトップページと特集ページで公開すると発表した。1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災は、戦後最大の都市型災害と言われ建物の倒壊や火災などにより多くの人々が犠牲となった。この大災害の"記憶"と"記録"を未来に残していくため、1月17日(土) 0:00~23:59にYahoo! JAPANのトップページを、写真で当時の被害状況や復興の様子を振り返ることができるデザインに切り替える。また、特集ページでは写真や映像、阪神・淡路大震災に関する統計データを組み合わせたインフォグラフィックスを1月17日から2月13日の期間で公開。当時の被害状況や有事の際に取るべき行動などの情報をインフォグラフィックスを用いて視覚的にわかりやすく伝えることで、ユーザーに「いざという時にどう自分の身を守るのか」を考えるきっかけとして提供していく。なお、同企画の写真は神戸市震災写真オープンデータサイト「阪神・淡路大震災『1.17の記録』」やアフロ、映像は毎日放送、統計データは「阪神・淡路大震災の経験に学ぶ」(国土交通省 近畿地方整備局)や、神戸市、兵庫県、消防庁などのデータを使用している。
2015年01月12日神戸ファッション美術館は二つの展覧会、「衣服にできること-阪神・淡路大震災から20年」「1950-70年代の阪神間スタイル」を同時開催する。期間は1月17日から4月7日。「衣服にできること-阪神・淡路大震災から20年」では、被災者の心身を守ることに重点を置いたファッションの紹介が行われる。家をなくしてしまったとき、人を最後にプロテクトするのは服になる。このコンセプトの元に、デザイナーの津村耕佑が手掛けるブランド「ファイナルホーム(FINAL HOME)」。更に、衣服造形家の眞田岳彦が被災者の心をケアする目的で立ち上げた「Prefab Coat」シリーズから、新作となる「Prefab Coat Rice KOBE」などが出展。阪神・淡路大震災からの復興支援を目的に、95年に東京や神戸で開催されたファッションショーからも、大田記久やカステル・バジャック(CASTELBAJAC)、藤本ハルミらの作品が出品される。また、1月24日には学芸員がリレートーク形式で震災を語り継ぐイベント、「阪神・淡路大震災20年・語り継ぐこと/リレートーク vol.2ファッションとアートの繋がり」が開催される。その他、トークイベントでは2月8日に眞田岳彦をゲストに招き、「心を繋ぐ衣服と伝統文化」を予定。3月15日には、津村耕佑によるワークショップ「繋げてつくろう!わたしだけのスペース」が開かれる。一方、「1950-70年代の阪神間スタイル」では、アイビー、ミニスカート、ヒッピー、フォークロアなど、戦後の大阪や阪神に芽吹いた数々のムーブメントに注目。オートクチュール技術との出会い、「ヴァン(VAN)」をはじめとする男性衣装、帽子や靴といった小物などをテーマに、当時のファッション界やライフスタイルを回顧するような衣類や資料が出展される。田中千代や原田和枝、上田安子、石津謙介、コシノヒロコといった、この地を代表するデザイナーの作品にも注目だ。関連トークイベントは3月28日を予定しており、テーマは「阪神間の洋裁文化の形成」と「大阪から発信したVANの創業期から現在」。ワークショップ「50’s-70’sファッションをシルクスクリーンでプリントしよう!」は、2月22日に開催される。【イベント情報】特集展示「衣服にできること-阪神・淡路大震災から20年」特別展示「1950-70年代の阪神間スタイル」会場:神戸ファッション美術館住所:兵庫県神戸市東灘区向洋町2-9-1会期:1月17日から4月7日時間:10:00から18:00(入館は閉館の30分前まで)入場料:一般500円学生、65歳以上250円休館日:水曜日(2月11日は開館)、2月12日
2014年12月15日前編 に引き続き今回も、「デートマナーから垣間見える、ダメ男の共通点」をご紹介していきます。■食べ方が汚いことを隠している「クチャクチャ食べ」や「箸がキチンと持てない」などは、女性が嫌がるマナー違反の代表ですが、多くの男性はそのことを把握しています。把握しているがゆえに、関係が安定するまで隠している男性が実在するのです。マナーの悪さを正すのではなく隠そうとするのは、卑怯な性格の現れとも言えます。ただし、この手の男性は、口の中に食べ物が入っているのに平気でしゃべったり、大皿料理に断りなく直箸を突っ込むなど、ところどころでその片鱗を垣間見せているもの。少しでも疑問を持ったら、彼が幼い頃から親しくしている男性の友人を交えて食事をしてみるか、早い段階で彼のご両親と食事の席をセッティングしてもらうことをオススメします。■食事中にSNS用の写真撮影と投稿に夢中になるこれも前編で紹介した「セックスメインのデートを繰り返す」男性同様、思いやりに欠けた性格が顕著になった例。この行為は女性に多いと思われがちですが、男性にも多く存在します。写真撮影が完了するまで料理を食べられず、会話もできない状態で待つ相手の不都合が想像できないのです。人と一緒に食事をする時は、その場にいる人との会話を楽しむことも当然のマナー。SNSは、始めたばかりの頃に夢中になったとしても、徐々に熱が冷めていくものでもあります。しかし、いつまでもそこから抜け出せない人は、実はリアルな友達が少なく、SNS上で人気を勝ち取ることに必死なのかもしれません。■「ありがとう」と「ごめんさい」を言わない基本中の基本ですが、これはアナタにだけ向かって言えばいいというものではありません。例えば、電車内で1つ飛んで2つ席が空いていて、その人がどいてくれたお陰で2人並んで座ることができた時や、歩いていて人にぶつかってしまった時など、さまざまな場面でこの言葉を使う機会はあるはずです。それを「赤の他人だから」とスルーする人は、いずれ関係が落ち着いたらアナタにも言わなくなることは必至。一緒に生活をして、いくら家事を頑張っても、「ありがとう」とも言ってもらえないかもしれませんよ。いかがでしたでしょうか? その他「ダメ男」の特徴としては、「道端へのタバコのポイ捨て」「電車でお年寄りや妊婦さんに席を譲らない」「自分の武勇伝ばかりを語りたがる」「グルメと称して給料に見合わない高級店ばかり行く」などが挙げられます。デートの時にはしっかりチェックして、「ダメ男」に引っかからないように気を付けましょうね!
2014年02月12日淡路島観光協会は、淡路島をPRする観光大使、「第33代クイーン淡路」を募集中だ。応募締切は1月25日(金)必着。「クイーン淡路」は観光キャンペーン、各種イベント、司会などの活動を通じて淡路島のPRを行う。募集人数は2名。応募資格は、淡路島に在住または勤務しているか、淡路島出身者、縁故ある島外在住者に限られる。また、2013年4月1日現在満20歳以上であることが必要。既婚未婚は問わない。さらに、明るく健康で、気品と教養を備えていること、淡路島の観光や各種産業について関心があること、2014年3月まで各種行事に積極的に参加できることなどの条件がある。選考は、書類審査の上、2013年2月11日(月・祝)に面接にて選出するとのこと。選出された2名には、旅行券10万円分並びに記念品が贈呈される。詳細はあわじナビ!で確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年01月11日兵庫県淡路市の飲食施設「のじまスコーラ」は23日~24日、”世界の料理人1,000人”に選ばれた奥田政行シェフを招いて、料理教室と試食会、手作りパン教室を開催する。同イベントは、閉校となった淡路市立野島小学校をレストランやホールなどを擁する総合施設として生まれ変わらせた、のじまスコーラに著名シェフを招き、淡路島の食材を使った料理教室を開催するというもの。今回登場するシェフは、”世界の料理人1,000人”に選定され、TV番組等にも多数出演するとともに数々の著書を持つ、山形県鶴岡市のイタリアンレストラン”アル・ケッチァーノ”オーナーシェフ、奥田政行氏。料理教室では、淡路野菜を使ったパスタや淡路牛の料理、手作りパンなどをシェフが披露するほか、参加者にイタリア料理の秘伝レシピも披露されるという。また、同時にミニコンサートも開催される。開催日程は11月23日と24日の2日間。時間は13時45分~17時頃。先着46名限定受付となり、参加料金は4,000円(子どもも同料金。子どもの見学のみは無料)。詳細は「淡路島観光協会のプレスリリース」へ。参加申し込み、問い合わせは「のじまスコーラ」へ(水曜定休)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日ウェスティンホテル淡路(兵庫県淡路市)はこのほど、旬の食材と淡路近海を中心に水揚げされた新鮮な海の幸を楽しめる「寿司堪能ステイプラン」を発売した。同プランは、同ホテル内日本料理「あわみ」の寿司カウンターで提供される「寿司会席」と、地元食材を使用したこだわりの朝食バイキング、42平方メートルのデラックスルームの宿泊がセットになっている。寿司会席では、季節の素材を彩り鮮やかな逸品で提供。おすすめ握り五種の後のお好み握りでは、鯛、平目、しまあじ、明石蛸、いくら、穴子などネタ箱の海鮮類を心ゆくまで食べ尽くすことができる。1組2名限定で時間は90分間。料金は1室2名利用で1名あたり1万8,000円~。2013年3月31日まで提供する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月27日お笑い芸人・たむらけんじが愛してやまない淡路島を舞台に、お笑い、音楽、スポーツ、グルメが融合した一大エンタテインメント「TKF大祭り たむらけんじ芸歴20周年LIVE」を10月20日(土)・21日(日)に開催する。音楽部門からは、misono(両日)、植村花菜(21日)、NMB48(20日)が、お笑い部門では、2丁拳銃、博多華丸・大吉、フットボールアワー、野性爆弾、笑い飯(以上、20日)、COWCOW、サバンナ、品川庄司、ジャルジャル、千鳥(以上、21日)の出演が明らかになった。『TKF大祭り たむらけんじ芸歴20周年LIVE』のチケット情報そしてグルメ部門では、自身の「炭火焼肉たむら」をはじめ、村上ショージの「からあげふぅ~ふぅ~」、木村祐一の「きむら庵」、ランディーズ・中川の「かしみん焼きはこ」、シャンプーハット・てつじの「宮田麺児」、かまいたち・濱家の「めしざかやはまいえ」、そしてオモロー山下のうどん店「山下本気うどん」と、芸人プロデュース店の出店が発表された。中でも「山下本気うどん」は関西初上陸、「すごくおいしいので、ぜひ関西の皆さんにも味わっていただきたい」とたむら。飲食ブースは約20店舗が軒を連ねる予定だ。また、スポーツ選手によるスポーツ教室や、大道芸ステージ、キッズ向け遊具の設置など、家族で一日中遊べる企画を用意しているという。チケットの一般発売は9月1日(土)から。なお、チケットぴあでは一般発売に先駆けて、先行先着「プリセール」を7月24日(火)11:00から7月31日(火)23:59まで実施。■TKF大祭り たむらけんじ芸歴20周年LIVE10月20日(土)・21日(日)会場:淡路島国営明石海峡公園特設ステージ料金:1日券[大人]-6800円(中学生以上)1日券[子ども]-1000円(小学生<1名無料・2名からチケット必要>)2日通し券[大人]-12000円(中学生以上)2日通し券[子ども]-2000円(小学生<1名無料・2名からチケット必要>)出演:misono/NMB48/2丁拳銃/博多華丸・大吉/フットボールアワー/野性爆弾/笑い飯/植村花菜/COWCOW/サバンナ/品川庄司/ジャルジャル/千鳥/他
2012年07月24日静岡抹茶スイーツファクトリー「ななや」から、ジェラートの域を超えた超高級抹茶冷菓、ありえないほど濃い抹茶ジェラートが、7月1日よりネット限定で販売される。静岡県内の藤枝本店、静岡青葉通り店だけで販売している抹茶ジェラートは最高級の石臼挽き藤枝産静岡抹茶を使用。抹茶の濃さをNo.1~No.7までの7段階から選べることでも人気を博している。濃くなればなるほど抹茶の風味の良さは活かされるという信念のもと、本格的な濃い抹茶の風味、静岡抹茶を最高に感じられるようつくられた抹茶ジェラート。その濃さに加え、美しい緑色、上品な香り、ミルクと相性良く絡み合う抹茶の味わいというグレード感が特長だ。今回ネット限定で販売されるのは、この、世界で一番濃い抹茶ジェラートNo.7を含め、No.1、No.3、No.5の4段階、そしてほうじ茶、玄米茶、和紅茶、プレーンミルクを加えた8種×130mlカップ各2個入りの16個セット。今まで体験したことのないような濃厚なジェラートを、ぜひ自宅で味わってほしい。お問い合わせ:丸七製茶 公式サイト ※販売は7月1日より
2012年06月29日淡路島の「淡路インターナショナルホテルザ・サンプラザ」では24日、天然温泉の貸切風呂「木もれび」が完成。淡路島でも数少ない、車椅子のまま浴室まで入れる展望風呂で、年配者、妊婦、乳児連れにも配慮した造りになっているという。2007年12月にオープンした海の見える展望貸切り風呂「晴雨」「東雲」につづいて3棟目となるこの「木もれび」は、平屋造りで動きやすさを重視したやさしい設計。車椅子の人や年配者、妊婦、乳児連れが利用しやすいように脱衣室から浴室への段差を無くしたという。浴槽の床は備長炭を使用。泉質は単純弱ラドン泉。定員は4名まで。料金は45分で2,000円。同ホテルでは「木もれび」オープンにあわせ、これまでの夫婦プラン・還暦ご長寿プランに加え、新たに赤ちゃんプラン・マタニティプランも企画。より「人に優しい宿」を目指していくという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月30日地震後、避難をしてふと気がゆるんだときに、めがねがないことに気づく、携帯電話を落とす、足にケガをする……。阪神・淡路大震災の経験者の皆さんに聞いた、「地震直後~約3カ月後に注意すべきことや役立つ方法」についてご紹介します。■めがね、足元……身の回りの注意事項・めがねがなくて困った「なんとか家から逃げ出すことはできましたが、視界がぼーっとしているんです。『あ、めがねがない』と気づきました。めがね店は閉まっているし、人の顔が判別できないので、避難所生活でとても困りました」(39歳・女性・教師)「視力がかなり低い方ですが、めがねを持ち出すのを忘れ、コンタクトレンズをつけたまま避難所に入りました。水がなくて洗えないので、『はずすと見えない』と思ってレンズを入れたままにしていたら、目に張り付いて病院送りに。『目の絶対安静1週間』の宣告をされて大変でした」(42歳・男性・ホテル勤務)『週刊ポスト2011年4月22日号』には、「東日本大震災以降、よく売れているものはめがね」だと書かれています。「ソフトコンタクトレンズは、定期的な交換に加え、専用液剤を用いての洗浄が必要となるため、災害時においてはどうしても不便を感じてしまう。震災で、めがねの有用性を感じた人は多いようだ」とあります。可能であれば、就寝時は枕元に置いておく、防災袋に予備のめがねを入れておくなどしましょう。・足元に注意「がれきを歩く場合は革靴か厚底タイプ、できれば安全靴のほうがいい。靴の底がくぎや突起物で破られてケガをした人が多かったので」(48歳・男性・薬品メーカー社員)「がれきの現場を歩くときは、ひざから下、ふくらはぎをよくケガをするので、厚いハイソックスを履く、ハンカチやタオルを足に巻いてストッキングを切ったものでしばる、ズボンのすそを靴下に入れ込むなどしていました。ひじから手にかけてもカバーしてください」(43歳・男性・建設会社社員)・携帯電話の扱いに注意「せっかく避難時には携帯電話を持ち出すことができたのに、トイレに落として使えなくなりました。絶望的な気分になりましたよ」(45歳・女性・自営業)「携帯電話があっても、停電だから充電ができずにただの箱だった。だから僕はいつもカバンに電池式充電池を持っています。心の安心用でもあります」(45歳・男性・銀行員)「余震が続くときは、携帯電話は首からぶらさげるネックホルダー式ストラップとか、クリップ式ストラップで服に留めておくなど工夫したほうがいい。落とす人がたくさんいましたから」(36歳・女性・公務員)・二次災害の可能性もある「地震の影響で近所が火災になりました。それで命を落とした方もいらっしゃいました。火災のときは、透明のビニール袋を頭からかぶって少しでも煙を吸わないようにしてください。目が見えるために透明の袋を、非常用持ち出しバッグに入れておくべきですね」(37歳・男性・建築士)「大きな余震では、地鳴りのような音が聞こえました。それでまた、倒壊した建物やがれきの山が崩れるんです。これには気をつけないといけません」(47歳・男性・写真家)■ライフラインの代わりの知恵「暖をとるなら、発泡スチロールが貴重です。氷の上でも冷たさを遮断できるぐらいですから、ダンボールより温かい。その上にダンボール、ブルーシート、新聞、布団、毛布を敷くと寒さはしのげます」(47歳・男性・写真家)「とにかく寒かったのですが、隣の人に教えてもらった『ラップ下着』は役に立ちました。手、足、おなかなどの素肌にラップを巻いてから洋服を着るんです。少し温かくなりますよ。あまり強く巻くと血行によくないと思うので、ふんわりぴたっと巻きます」(42歳・女性・翻訳家)「避難所には毎日、新聞が配られていましたから、みんな、古新聞でうまく足元カバーをつくって足を温め、毛布の間に新聞紙を入れ込んだりもして利用していました。ほうきの代わりとしてホコリ除去にもなるし、トイレの処理にもゴミ収集にも役に立ちました。新聞って何かと使えますねえ」(35歳・女性・郵便局勤務)「新聞紙をくしゃくしゃと丸めて、ビニール袋やポリ袋に入れて、足を入れます。けっこう温かくなります。新聞紙が足のにおいも吸収してくれますし。同じ要領で、くしゃくしゃにした新聞をセーターの下につっこむと体温で温まって即席のカイロ代わりになります」(44歳・男性・公務員)「ビニール袋、ゴミ袋の底の部分に人間の頭が通るぐらいの穴を開けて、逆さにして頭からかぶります。新聞紙をくしゃくしゃにして入れ込むと温かくなる、洋服が汚れない、レインコート代わりもなります」(42歳・男性・建設会社社員)「懐中電灯にコンビニやスーパーの乳白色系のビニール袋をふんわりとかぶせて、床に置きます。袋に光が拡散して明るくなります。避難所で、深夜の非常灯の代わりに使っていました」(38歳・男性・自動車メーカー社員)「炊飯器でご飯を炊くときに、アルミホイルで包んだにんじんやジャガイモ、卵などを一緒に入れておきます。省エネで料理ができますね。ご飯と野菜の料理が炊きあがるころには十分火が通っています。にんじんはゆでるよりも甘くておいしいですよ」(44歳・男性・繊維会社社員)「わりと知られている方法ですが、豆類は、魔法瓶に入れて熱湯を注いで数時間放置すると煮えるんです。お湯を吸ってけっこう大きくなるので、最初は少量から試してください」(37歳・女性・出版)「湯が沸かせなければ、カップめんは水でもできますよ。水を入れて30~40分待つだけで、はいできあがり」(38歳・男性・携帯電話会社社員)「消防庁によると、一人1日3リットルの水が必要だそう。断水のときの工夫として、基本ですが、食器にラップを巻きます。片付けるときに、ラップをはがすだけでお皿を洗わなくて済み、何度でも同じ食器を使うことができます。それに、ケガをしたとき、ガーゼで傷口をおおってからラップを巻くと包帯やばんそうこうの代用にもなるんです。非常時にはラップは何かと役に立ちましたね」(36歳・女性・看護師)「古ストッキングやタイツは、荷物をしばる、包帯の代わり、掃除グッズになるなど、なにかと重宝します。捨てないでおいておきましょう」(36歳・女性・看護師)■何よりもヒューマンラインが重要「神戸市東灘区の避難所にいましたが、電気、ガス、水道と全部が回復するまで3カ月ほどかかりました。明かりがともったとき、ガスが通って湯に触れたとき、蛇口から水が出てきたときは、それはそれはうれしかったですねえ。歓声をあげたものです。天災で家はぼろぼろになりましたが、人知の豊かさを思い知ることにもなりました」(49歳・男性・自営業)「ライフラインが途絶えたとき、いちばん重要だったのは『ヒューマンライン』、人のつながりでしたね。避難所でも、在宅避難でも、震災から1カ月ほどは店が開いていなくて現金はあまり役に立ちませんから、ご近所の人と必要なモノを交換しあっていました」(53歳・男性・旅行代理店勤務)「電気、ガス、水道、道路、電車は時間とともに復旧していきました。長くかかりましたが、なんとか。だからといって生活は元に戻らないし、復興というにはほど遠い状態。なんとかしのげたのは、誰かが声をかけてくれたからです。本当の非常事態には地域のコミュニティが命綱なんです」(48歳・女性・電鉄会社社員)「いかに今あるものを有効に使うか。いざとなれば、けっこう知恵がわくものだなと、みんなで感心しあっていました。主婦、年配の人、アウトドアが趣味の人、自衛隊の人、ご近所の人たちに多くのことを教わりました。生きるということがどういうことかも」(49歳・男性・自営業)経験者の生の声、証言、知恵の数々は、実に頼りになります。皆さんのアドバイスを念頭に置き、有事に備えたいと思います。(海野愛子/ユンブル)【関連リンク】【テンプレート】いざというとき「人事・労務で役立つ書類」【アプリ】日常生活で役立つちょっとした知恵を“ワイフちゃん”が教えてくれる【コラム】石井ゆかりさんのブログで紹介された地震に役立つ情報
2011年04月21日阪神・淡路大震災で被災された皆さんに、当時、「言われて元気が出たことば」、「うれしかったことば」についてお話をうかがいました。大震災と向き合った人たちが、そのとき、前を向いて歩こうと思う機会となったことば、16年たった今も記憶に刻まれていることばをご紹介します。■人間は心で生きているね震災で家族を亡くした親友が、2カ月後に自殺をしました。何もできなかった自分が情けなくていらだたしくて、もうろうとした日々を送っていましたが、彼の四十九日でその親友のお父さんに、「人間は心で生きているね。心を大事にして、何としても生きていってほしい」と言われたんです。このとき、僕のなかで何かが変わりました。この経験から、僕は医者になりました。病気とは、心のありように直結するとつくづく思います。医療も復興も、そのあり方について僕は、この友の父のことばを核に考えています。(兵庫県尼崎市 O・Tさん44歳男性医師)■明けない夜はない4カ月あまりも避難所で生活をしました。2月初旬、暖房がない避難所はあまりに寒くて、インフルエンザにかかって病院へ搬送されたんです。これでやっと暖まれると思ったら、病院も同じで、寒い寒い。熱のせいかぶるぶる震えていたそうですが、目が覚めたとき、看護師さんに、「よかったー。明けない夜はないのよねぇ」と言われたことを覚えています。「ああ、そうかもしれない」と、そのことばがすーっと心にしみいりました。その後、仮設住宅を経て3年かかって家族で新しい家に移りました。つらいことがあるたびにこのことばを思い出しています。(神戸市 E・Kさん39歳女性銀行員)■わたし、がんばるしいろいろあって、一人きりで避難所暮らしになりました。惨めで不安で仕方がなかった。周りの人は心配してくれましたが、どうしても力が出せず、ダンボールを敷居に立てて寝たきりになってしまったんです。ある日、腰が痛いとぼやいていると、8歳の女の子が背中をさすってくれて、「わたし、がんばるし~」と独り言のように何度も言うんですよ。急に泣けてきました。その夜はひと晩中、頭からバスタオルをかぶって泣き続けました。すると、次の日から、起き上がって炊き出しを手伝えるようになったんです。あの子は今、どうしているかなあ。会ってお礼が言いたいです。(兵庫県西宮市 M・Uさん37歳女性自動車メーカー勤務)■今日もこんにちは~家が倒壊して、3カ月ほど学校などの避難所を転々としながら過ごしました。そのころまで、お金より何よりありがたかったのは、避難所の人たちとのあいさつです。「今日もこんにちは~。調子はどうですか?」と声をかけあっていました。ワンパターンのあいさつですが、声のニュアンスなどから日々の健康確認、安否確認も含んでいて、普通のあいさつとは違いました。毎日、このあいさつには助けられましたねぇ。「今日もなんとか生きていかなければ」と思うことができましたから。(神戸市 K・Rさん39歳女性飲食店経営)■「つらいーっ」て叫んでええねんで僕は被災地へボランティアに行ったのですが、情けないことにあまりに凄惨な現実を見て、よく泣いてしまいました。そのとき、被災者の人に言われたのが、「つらいーって叫んでええねんで」ということば。ハッとしました。実際に、人のいない場所へ行って、タオルで口を押さえながら、「つらいーっ」と叫んでみると、気持ちが落ち着きました。被災した人に助けてもらうとは。大きな体験でした。災害のときとか本当につらいときは、「困っています」、「しんどい」と口に出して言うほうがいいと思います。周囲の人が、そう言いやすい雰囲気をつくることも大切なのではないでしょうか。(大阪府吹田市Y・Mさん39歳男性デザイナー)■しんどないか~僕がいた避難所には、お医者さんと看護師さんがわりと巡回してくれていて、特に高齢者には、「しんどないか~、どないや~」と声をかけていました。祖母もいっしょでしたが、あれだけ人がいると、なかなか自分だけがしんどい、とは言えないんですよ。みんなしんどいのはわかっているから、がまんするしかない。だからこそ、ひと声かけられると、「実はおなかが……」とか言うこともできるんです。高齢者には、若い人からそういう声をかけることが大事だと思います。(兵庫県芦屋市 N・Fさん42歳男性電鉄会社勤務)■地球がちょっと背中をかいたことおじいちゃんが亡くなり、おばあちゃんは下半身不随の重傷を負ったアウトドア活動の仲間が、「地球にしたら、ちょっと背中をかいたぐらいのこと」と言ったんです。本人は家が全壊したので、アウトドア用のテントで暮らしていました。つらい思いをおさえ、泣きごとをいわずに淡々と炊き出しの手伝いをする彼の姿には、被害が小さかった僕らのほうが励まされました。自然災害のなんたるかを、自然の一員として生きるとはどういうことかを考える機会となったことばです。(兵庫県洲本市 Y・Hさん43歳男性公務員)■風呂入っていき、風呂あるで!当時は中学生で、2カ月間避難所で過ごしましたが、離婚したばかりで家もなくしてしまった母がふさぎこむのを心配していました。1カ月ほどたったころだったと思いますが、自衛隊がお風呂の設営をしてくれたんです。迷彩服を着たお兄ちゃんが、「風呂入っていき、風呂あるで!」と声をかけてくれて、なんかうれしかったなあ。母も避難所の人たちも、お風呂に入ってから急に生気を取り戻した感じがありました。すこーし、生きる希望がわいたような。お風呂ぐらいでたいそうと思われるかもしれませんが、あのときはそれぐらい、温かいお湯がありがたかったです。女性にとってお風呂は大事ですが、それよりも、見知らぬ私たちのために必死でがれきを片付けてお風呂を用意して、毎日、陽気に声をかけてくれた自衛隊の人の温かさのこと、今でも母とよく話をします。(大阪市 N・Mさん33歳女性教師)■おまえ、合格するわ震災のときは、浪人生で大学受験直前でした。家は半壊して兄は足のけがで入院、母は兄に付き添い、僕と父は避難所生活。「さんざんやなあ」と自暴自棄になりかけていました。そんなとき、偶然、僕の志望校の大学生がボランティアで避難所にやってきて、3人の先輩たちに勉強を教えてもらうことができたんです。正直、予備校よりずっと勉強になりました(笑)そもそも、その志望校に合格するには成績が足らなくて無理があったのですが、ある日、一人の大学生が、「おまえ、この調子やったら合格するわ」と言ってくれたんです。それから、がぜんその気になって、夜はその人たちの家や下宿を渡り歩いて、ずっと勉強を教えてもらいました。泊めてもらったり食事を出してもらったりも。2カ月後に、本当に受かりました。これで家族や親せきも明るくなってくれました。避難所の人たちも、笑顔で「おめでとう」と言ってくれて思いっきりうれしかった。僕はあさってから会社を休んで、東北の被災地へボランティアに出かけます。(神戸市 K・Oさん35歳男性製薬会社勤務)胸がつまるような出来事を明るく語ってくださるみなさん。近所の人、ボランティアの人、自衛隊の人、医療関係の人、学校の先生たち、友達……に声をかけてもらって救われたというエピソードは数多くありました。皆さんの証言に共通するのは、「あいさつだけでもいいから、たとえひとことでも、周囲の人たちと声をかけ合おう」、「人は、助け合ってこそ生きていける」、「本当は災害時だけでなく、いつも助け合うべきなんだと気づいた」ということ。今、自分は何をどう思い、どう行動するべきか。皆さんのことばの力をお借りして考えたいと思います。(阪河朝美、品川緑/ユンブル)【関連リンク】【コラム】今こそ叫ぼう! 元気が出る30の「ほめ言葉」【コラム】「頑張れ」は言っちゃいけないって言うけど……理想の励ます方法は?【コラム】病気の方を励ますための方法
2011年04月08日1995年1月17日に起こった阪神・淡路大震災のとき、約100名の被災者の皆さんに、避難時の知恵などについてアンケートをとりました。あれから16年たつ今も、教訓として役に立つこの声。「いちばん困ったこと」、「いちばん怖かったこと」から見える備えをご紹介します。■「いちばん困ったことは?」1.眼鏡・コンタクトレンズ圧倒的多数の意見が「眼鏡」でした。「就寝中のことなので、飛び起きたときにはどこに置いたのか記憶がすっ飛んでいた」、など、多くの方が「眼鏡、眼鏡……」と暗闇のなかで手探りをしていたと証言しています。コンタクトレンズも同様でした。阪神・淡路大震災は暗闇の時間帯に起こったため、「避難時に、よく見えないことが原因で負傷した」という人も多くいらっしゃいました。また、めがね店の多くは商品を破損していてなかなか再開せず、その後の生活にもとても困ったとのことでした。2.靴一瞬で家具やモノが散乱したため、玄関まで歩くにも足の裏をケガする人が続出。「枕元には、靴やスリッパを置いて寝ること」、「余震が続くときは、最低、靴下を履いて寝る! はだしではとても逃げられないですよ」という声が多数あがりました。3.電気大災害のときは一瞬で停電になることがあるため、寝室やベッドのすぐそばに懐中電灯を常備しておきましょう。ホテルなど宿泊施設のベッドサイドには必ず設置してありますね。「懐中電灯の電池の間に紙片をはさんでおくと、いざというときの電池切れを防げます」、「懐中電灯はあっても、点灯しない人が多かった。電池は季節ごとに点検をすべきです!」という教えも重要です。4.通信1995年当時は、現在ほど通信網が発達しておらず、地域によっては1週間以上も固定電話がつながらないケースが続出しました。「電話が命綱と思っていたが、あてにならない。過信しないように」、「電話が通じないので、倒れた家に張り紙をしておいたら家族と会えた」など、通信手段が途絶えたときの心の混乱ぶりを訴える人が多くいました。そして、「災害のときには電話はつながらないものだ、とあらかじめ思っておくほうが精神的にいいよ」という考え方に行き着きました。このほか、中高年の方では「入れ歯」も目立ちました。「入れ歯をなくすと食べ物を飲み込まないといけなくなる。内臓にも支障をきたす」との声が相次ぎました。余震が続くときは、「ケースに入れた眼鏡、入れ歯、靴やスリッパ、携帯電話と電池式充電器、懐中電灯を一つの箱に入れて枕元に置いておく。これらはすぐに取り出せるようにしておくことが重要」とのこと。精神的にも安心です。■いちばん怖かったことは?「いちばん怖かったのは、部屋のモノが自分に襲いかかっているように見えたこと」と口々に言う体験者のみなさん。なかでも、切実なアドバイスは、「照明が落ちた場合は建物が倒壊する可能性があるので一目散に逃げて」ということです。本棚や食器棚、ピアノなど大きな家具のそばで寝てはいけないのは当然ですが、照明については気づいていない人が多いのではないでしょうか。地震が起こったときは、揺れが収まってから、照明のねじを締める、電球の破損のチェックなど、安定性の確認とメンテナンスを行ってください! 何より、「照明の下で寝たらアカンで!」という被災者の声を心に刻んでおきたいものです。■いちばん役立ったことは?1.目の前の見知らぬ人との声の掛け合い「誰もが不安と孤独のなかにいる。ちょっと声をかけてもらうだけでも気分が前向きになるものです」との証言を多数得ました。今回の東北地方太平洋沖地震は日中の出来事であり、家族は各自の職場、学校、自宅、外出先とばらばらに過ごしていることが多かったと思います。そんなとき、頼りになるのは目の前にいる人。知らない人であっても、気後れすることなく、「大丈夫ですか?」とか「すみません、助けてください」と声をかけあいましょう。災害の現場でありがたいのは、人の温かさ、誰かの声なのです。「声をかける」、「訪問する」、「メールする」。未曾有の大災害時、誰かとつながっている感覚こそが気力の礎となるのでしょう。2.笛笛は、小中学生の防犯グッズとしても使用されており、危険が迫ったときに生存を知らせる道具として重宝されます。防犯ブザーは電池がなくなる、いざというときに鳴らなかったなどというトラブルもあるので、笛のほうがよいのです。余震が続くときにはぜひ、携帯してください。官公庁発表の「地震緊急時マニュアル」などにも、笛の携帯がすすめられています。また、鈴も役に立ちます。「キーホルダーや携帯のストラップについていた鈴が役に立った」という声も複数ありました。いかがでしょうか?まとめると、「眼鏡、靴やスリッパ、入れ歯、携帯電話と電池式充電器、懐中電灯はそばにおく」「照明の下で寝たらアカン」「笛、鈴はいざというときに持っておく」どれも大切な教訓ですが、買い占めなどが報道される今、「目の前の見知らぬ人との声の掛け合い」こそがもっとも必要なのではないでしょうか。(朝日奈ゆか/ユンブル)【関連リンク】【コラム】スイミーは実在した。地震の影響か海外で『スイミー現象』【コラム】東北地方太平洋沖地震まとめ【コラム】東北地方太平洋沖地震による不正行為や便乗行為にご注意下さい。
2011年03月20日