芥川賞受賞作家・吉田修一と『フラガール』の李相日監督がタッグを組み大ヒットを記録した<a href="">『悪人』</a>から6年経ったいま再びタッグを組み挑戦する映画『怒り』。渡辺謙ら豪華俳優陣が出演することでも話題の本作だが、この度写真界の巨匠・篠山紀信が映画とコラボレーションをし、珠玉のポスターが完成した。八王子で起こった夫婦殺人事件。現場に“怒”の血文字を残し、顔を整形し、全国に逃亡を続ける犯人の行方は知れず。事件から1年後。千葉の漁港で暮らす洋平(渡辺謙)・愛子(宮崎あおい)親子の前に現れた田代(松山ケンイチ)。東京の大手企業に勤める優馬(妻夫木聡)が街で偶然出会った直人(綾野剛)。沖縄の女子高生・泉(広瀬すず)が無人島で遭遇した田中(森山未來)。前歴不詳の3人の男の中に、あの殺人犯がいるのか?あなたを信じたい。そう願う我々に驚愕の結末が突きつけられる――。本作は、SNSやモバイルの発達により、家族や友人、ときに愛する人でさえ簡単に疑ってしまう不信の時代に、“信じる”とは?という根源的な問いかけを1つの殺人事件をきっかけに投げかける群像ミステリー。主人公の娘と暮らすしがない父親役に渡辺さんをはじめ、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、宮崎あおい、妻夫木聡といった人気・実力ともにトップクラスの俳優陣が集結。映画化にあたり吉田氏からの「物語の登場人物には、映画『オーシャンズ11』のようなオールスターキャストを配してほしい」という要望から今回のキャストが実現した。今回解禁されたのは、世界に誇る写真界の巨匠・篠山さんが森山さん、松山さん、綾野さん、広瀬さん、宮崎さん、妻夫木さんら7人を撮影したポスタービジュアル。企画・プロデュースを担当した川村元気は、“俳優7人”ではなく“登場人物7人”を撮ってほしい。俳優ではなく役のままの顔が見たい。と依頼し今回のポスターが完成した。またポスター撮影は、俳優の中から“役”がいなくなる前に撮影を行うため、本編撮影中の早朝や深夜、本編撮影終了直後に都内スタジオで行われ、「こんな顔、見たことがない」と、篠山さんはもちろん、被写体となる俳優陣、スタッフもみな口を揃えた。撮影を終えた渡辺さんは「ロケ現場に向かう前、早朝の六本木のスタジオに私はいた、漁協で働く格好に長靴を履いて。カメラは篠山紀信氏、いままでも何度も撮って頂いている。6分程で終了する。ファインダーを覗く紀信さんが『見たこと無い顔だなぁ』と。嬉しい言葉を頂いた!」と話し、篠山さんも「これまで俳優を撮影することがあっても、役を引きずったままの役者をスタジオで撮影をするのは初めての経験で、面白く、贅沢な時間でした。スタジオで撮影しているのに、どこかドキュメンタリーのようで、いままで何度も撮影している役者の見たことのない顏を撮影できたと思います」と自信を覗かせている。これまで山口百恵、宮沢りえ、ジョン・レノンとオノ・ヨーコなど、「時代の顔」とも呼べる錚々たる人物の“一瞬”を切り取ってきた篠山さん。40年に及ぶ彼のキャリアの中で、“初”となる映画とのコラボレーションは、被写体の俳優陣はもちろん、篠山さんにとっても刺激的な撮影となったようだ。『怒り』は9月17日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月13日お笑いタレントの友近、渡辺直美、椿鬼奴、山崎静代が6日、都内で行われた映画『ゴーストバスターズ』のPRイベントに出席した。イベントでは、8月19日に公開される映画『ゴーストバスターズ』のヒットをサポートすることを目的にした架空会社を設立すると発表され、吉本興業所属の4人の女芸人が登場した。会社の代表取締役を務める友近は「『ゴーストバスターズ』のヒットのため、多岐にわたる事業をしてまいりたいと思います。広報、財務、営業という3本の事業を柱に、様々なテクノロジーやコンテンツ、サービス、GLOBALなネットワークを背景とし、あらゆるメディアやチャンネルを通じて『ゴーストバスターズ』の魅力を皆さまに知っていただきたいと思います」とカンペを読みながら会社概要を説明。広報担当の渡辺が「インスタ日本一になりましたので、広報担当としては本物の幽霊を捕まえてインスタにあげたいと思います!」と意気込み、財務担当の椿も「扶養というか、主人(佐藤大)がお金が入用ですから、家は火の車ですけどこういうデカい玉の仕事ができたと2人で喜んでいました。会社設立とともに主人と頑張っていきたいと思います」と息巻いた。最後に友近から会社の目標が発表され、「マニフェストとして興行収入100億円を目指します! これはなかなかの数字でございますが、それぐらい自信を持っていける作品に仕上がっています」と目標達成に自信。続けて「もう一つありまして、100億円が達成したら株式会社を設立します。いまは幽霊会社なので」と話して会場の笑いを誘った。映画『ゴーストバスターズ』は、8月19日より全国公開。
2016年04月07日俳優の渡辺謙が、自身の主演するミュージカルを観劇した女優のメリル・ストリープから賛辞を受けたことを明かした。渡辺さんは9日(日本時間)から米ニューヨークでミュージカル「王様と私」に出演中。2015年に王様(シャム王)役で初主演を務め、トニー賞ミュージカル部門で主演男優賞に日本人として初めてノミネートされた。その再演となる主演舞台を、過去に3度オスカー像を手にしている名女優のメリルが観劇に来場したことを渡辺さんは27日にTwitterで報告。楽屋で撮影したツーショット写真を公開した。普段は滅多に出演者の楽屋を訪ねることはないというメリルだけに、訪問を受けた渡辺さんは「相当楽しんで頂けた様です!!」と感激。「『最後は本当泣けたわ!』と。嬉しい言葉を貰いました」と名女優からの言葉を喜ぶとともに、「バックステージも大騒ぎになってましたよ」と状況を明かした。(花)
2016年03月28日俳優の渡辺謙が、妻で女優の南果歩に乳がんが見つかったことを渡米前日に聞かされ、ニューヨークでの主演ミュージカルへの出演を断念することも考えていたことを明かした。渡辺さんは自身が主演を務める米ブロードウェイミュージカル「王様と私」に当初3月1日より出演する予定だったが、渡米直前に受けた人間ドックで早期の胃がんと診断され、手術を療養のため渡米を延期していた。その際、人間ドックを強く勧めた妻の南さんに感謝の言葉をTwitterにつづっていたが、奇しくも時同じくして南さんも乳がんが見つかり、手術を受けていたことが17日(木)に明らかになった。妻の発表後、渡辺さんはTwitterで「夫唱婦随、こんなことでもあるんですね」と“奇縁”に驚くとともに、「渡米前日に検査結果を聞きNYは諦めようかとも」と今回のミュージカル出演を辞退する考えもあったことを明かした。同舞台は2015年に上演され、シャム王役を演じた渡辺さんはアメリカ演劇界で最も権威のある「トニー賞」のミュージカル主演男優賞でノミネートを果たしている。惜しくも受賞は逃したものの、日本人のノミネート自体が初という快挙だった。その舞台の再演となる今回、夫婦揃ってがん手術を行うという困難な状況に見舞われ、辞退を考えた渡辺さんの背中を押したのは南さんだったという。「自分のなすべき事のみをやってこいと背中を押されました」と、その言葉通り、渡辺さんは今月5日に渡米。3月17日(木)から出演する予定だったが、急遽9日に出演を果たした。渡辺さんは「お互い初期ということもありましたが、果歩の方が動揺は大きかったと思います」と、乳がんの手術を受けた妻を思いやり、「どうか静かに療養させてやって下さい」と呼びかけた。(花)
2016年03月17日女優の南果歩が、今月11日に乳がん手術を受けていたことが分かった。17日(木)に自身のブログで明かした。南さんに乳がんが見つかったのは、奇しくも夫で俳優の渡辺謙に人間ドッグを勧めたことがきっかけだった。その人間ドックで渡辺さんは早期の胃がんが見つかり今年2月に手術を受けた。奇跡的とも言えるほど早期の発見だったことに、当時渡辺さんはTwitterで人間ドックを勧めてくれた妻への感謝の言葉をつづっていた。しかし南さんは、今回のブログで「私の助言から人間ドックを受けたことで謙の命を救ったのではなく、私の方こそ謙の病から救われた命です」と夫への感謝の言葉をつづった。南さんは渡辺さんの入院中、病院で寝泊まりする合間を縫って、自身も人間ドックを受けたという。それはこれからニューヨークでのミュージカル出演のため海外へ発つ夫を安心させるためにと受けたものだったが、検査の結果、乳がんステージ1の診断が下った。「『まさか、私が』これがその時の正直な気持ちです」とその当時の思いをふり返った南さん。「しかし、人間ドックを偶然受ける機会があった私は幸運なんだ、見つけて頂いた事が奇跡なんだと自分に言い聞かせドラマの収録を終えた後、病院に速やかに体制を取って頂き3月11日に手術を受けました」と報告した。早期発見ではあったが、手術を受けたことでの心身のダメージは決して小さくはないようで、「乳癌という病には病巣を取り除いただけでは済まないデリケートな問題を多分に含んでいることを、実際に自身が当事者になって初めて理解しました。まだまだ乳癌という現実を受け入れるのには時間が必要です」と、気持ちの整理はまだついていない様子。「『命には限りがある』ということを、身をもって知る機会にもなりました。皆さんもご自身で機会を作り検診を是非受けてください、大切な人を悲しませないためにも」と呼びかけた。(花)
2016年03月17日アカデミー俳優マシュー・マコノヒーと国際派スターとして活躍を続ける渡辺謙、2人の名優が初めてタッグを組み、青木ヶ原の樹海を舞台に描く美しく不思議なミステリー『追憶の雨』。このほど、渡辺さんのコメント付きの本作の予告映像と場面写真が到着した。富士山の北西に広がる、青木ヶ原の樹海を人生の終着点にしようと決めて日本にやって来たアメリカ人アーサー(マシュー・マコノヒー)。原生林が鬱蒼と生い茂る森の中で出会ったのは、樹海の出口を求めて彷徨う日本人タクミ(渡辺謙)だった。怪我を負い、寒さに震えているタクミをアーサーは放っておくことができず、一緒に出口を探して歩き始めるが、まるでその魔力に囚われてしまったかのように、2人は森を脱出することができずにいた。ともに森を彷徨い歩くうちに、アーサーは樹海にやって来るまでの心の内を吐露し始める…。今回到着した映像は、まず冒頭に渡辺さんのコメントからスタート。穏やかな笑みとともに「愛は思わぬところで、あなたを待っています」と意味深に語りかけている。続いて始まる予告映像では、アーサーが青木ヶ原の樹海でタクミに出会い、道に迷ったタクミを出口まで連れ出すために、2人で森を彷徨う様子が、ガス・ヴァン・サント監督の視点からどこか神秘的で美しく映し出されている。また、回想シーンとして、場面写真にも登場する妻・ジョーン(ナオミ・ワッツ)を慈しむアーサーの姿も描かれており、彼の背負う過去が気になるところだ。なぜ、アーサーとタクミは樹海を訪れることになったのか?2人が彷徨う森にはどんな秘密が隠されているのか?そしてアーサーが見せた涙の理由とは?本作の結末には、思わず息を呑むような驚きと、温かな感動が待っているというが…。マシューと渡辺さん、さらにナオミ・ワッツという実力派キャストで紡がれる神秘的な物語を、まずはこちらの映像から確かめてみて。『追憶の森』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月19日渡辺淳弥によるコム デ ギャルソン・オム(COMME des GARCONS HOMME)が、16-17AWコレクションを発表した。
2016年02月13日俳優・渡辺謙が主演した「王様と私」の最優秀劇場ミュージカル・アルバムへのノミネートや、アデル、ジャスティン・ビーバーら豪華アーティストのパフォーマンスで話題を集める「第58回グラミー賞授賞式」。この度、WOWOWにて生中継されるにあたり設置される現地ロサンゼルスのスタジオに、「B’z」の松本孝弘の出演が決定した。2月15日(現地時間)にアメリカ・ロサンゼルスのステープルズ・センターで開催される世界最高峰の音楽の祭典「第58回グラミー賞授賞式」。ビッグアーティストたちのパフォーマンスや、ここでしか見られないコラボレーションなど、毎回音楽ファン必見の見どころが満載。今回はケンドリック・ラマー、テイラー・スウィフト、ジャスティン・ビーバーをはじめ、俳優・渡辺謙が主演した「王様と私」の最優秀劇場ミュージカル・アルバムへのノミネート、小澤征爾が指揮した「Ravel: L‘Enfant Et Les Sortileges; Sheherazade (ラヴェル:「こどもと魔法」)」が最優秀オペラ・レコーディングにノミネートされている。WOWOWでは現地にスタジオを構えて、このグラミー賞の熱気と興奮を生中継。そのスタジオゲストとして、「B’z」の松本さんが出演する。松本さんは、2011年の「第53回グラミー賞授賞式」において、ラリー・カールトンと共に発表したアルバム「TAKE YOUR PICK」で「最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム」を受賞するという快挙を成し遂げたグラミーウィナー。スタジオへの出演は、その受賞時以来だという。松本さんは、現在、ソロ名義では初となる大阪城ホールと日本武道館を含む全国5か所でのライブツアー「Tak Matsumoto Tour 2016 -The Voyage-」を4月に控えている。ソロのギタリストとして音楽に向き合っている松本さんが、現地で何を語るのか期待したい。「生中継!第58回グラミー賞授賞式」2か国語版(同時通訳)は2月16日(火)9時~、「第58回グラミー賞授賞式」字幕版は同日22時~WOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年02月05日渡辺謙との共演作『追憶の森』が控えるマシュー・マコノヒーと、メガヒット作『ハンガー・ゲーム』シリーズのウディ・ハレルソンという2大映画スターがW主演を務め、エミー賞などの賞レースを席巻した衝撃のドラマ「TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ」<ファースト・シーズン>。徹底したその世界観から、1話60分・全8話がまるで“8時間の映画”とも称された本作が、ついに4月20日(水)よりブルーレイ&DVDリリースされることが決定した。1995年、ルイジアナ州の小さな田舎町で若い女性の全裸の変死体が発見される。手足を縛られ、頭上には王冠のような鹿の角がかぶせられていた。捜査を任された2人の刑事ラスティン・コールとマーティン・ハートは、何かの儀式のような現場の状況と残忍な手口から連続殺人鬼の凶行と判断。わずかな手がかりをもとに、犯人の行方を追っていく。2012年、かつての殺人事件と酷似した死体が発見され、事件の再調査のため、いまは引退したコールとハートが呼び戻される。この風変わりな事件は、同一犯による犯行なのか、それとも模倣殺人なのか…。そして、この17年間に2人の刑事の間にはいったい何が起こったのか…。マシューとウディという2大映画スターが、陰と陽のような対照的なキャラクターの2人の刑事(Detective)を演じた本作。2014年の第66回エミー賞では2人そろって「主演男優賞」にノミネートされ、その年、『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー賞を獲得したマシューが史上初となる“TV界のアカデミー賞”エミー賞とのW受賞なるかといわれたほど。結果、『ジェーン・エア』『闇の列車、光の旅』のキャリー・ジョージ・フクナガ監督の「監督賞」ほか5冠を達成し、第72回ゴールデン・グローブ賞にも3部門にノミネートされるなど、賞レースを席巻。マシューは「これほどの脚本に、これまで出会ったことがなかった」と語っており、彼のドラマシリーズへの出演は、いまのところ本作のみという貴重な作品となっている。名優を惹きつけたのは、全8話をひとりの監督、ひとりの脚本家が担当するというTVドラマとしては極めて異例の手法。先の読めないストーリー展開、綿密かつ高品質な脚本で、唯一無二の世界観がつくりこまれ、“TVドラマの革命的作品”“まるで8時間の映画”とも称された。また、視聴者にも熱狂を持って迎えられており、放送したHBOでは「ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記」が記録したエピソード毎の平均視聴者数930万人を超える1,100万人超えの記録的大ヒットに。その人気ぶりで、一時サーバーがクラッシュしたこともあったという。もはや映画を超えたといっても過言ではない、手に汗握る超一級のクライムサスペンスを見逃さないで。「TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ」 <ファースト・シーズン>は4月20日(水)よりブルーレイ&DVDリリース。(text:cinemacafe.net)
2016年01月21日アカデミー俳優マシュー・マコノヒーと、日本を代表する国際派スター渡辺謙が初共演を果たす『追憶の森』。この度、本作の公開日が4月29日(金・祝)に決定。併せて、本作のポスタービジュアルが解禁された。舞台は富士山の北西に広がる青木ヶ原の樹海。そこを人生の終着点にしようと決めて日本にやって来たアメリカ人アーサー(マシュー・マコノヒー)は、原生林が鬱蒼と生い茂る森の中で、出口を求めて彷徨う日本人タクミ(渡辺謙)と出会う。怪我を負い、寒さに震えているタクミをアーサーは放っておくことができず、一緒に出口を探して歩き始める。しかし、まるで森の魔力に囚われてしまったかのように道はどれも行き止まりで、方向感覚を失った2人は厳しい自然との闘いを強いられる。その過酷な状況下、運命共同体となったタクミに心を開いていくアーサー。やがて彼は、樹海への旅を決意させたある出来事を語り始める…。アーサーを演じるのは、『マジック・マイク』『インターステラー』など数々の映画に出演するアカデミー俳優マシュー。罪悪感と喪失感を抱えて樹海へ足を踏み入れたアーサーが救いの光を見出すまでの旅路を人間味たっぷりに演じている。そんなアーサーと森の中で出会うタクミには、近年映画のみならずNYブロードウェイの舞台にも挑戦し、ミュージカル「王様と私」では、トニー賞・主演男優賞ノミネートにも輝く渡辺さん。弱く傷ついた人物でありながらアーサーの魂を解放へと導いていく不思議な役どころを、存在感満点に演じている。さらに、ドラマの謎解きの要ともいうべきアーサーの妻・ジョーン役には、『インポッシブル』でオスカー候補になった演技派女優のナオミ・ワッツが好演。また、監督には、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『ミルク』のガス・ヴァン・サントが務めている。今回到着したビジュアルは、舞台となる樹海を背景に、アーサーとタクミ、アーサーの妻・ジョーンの姿が映し出されている一枚。キャッチコピーの「愛は思わぬところで、あなたを待っている。」の文字が中央に書かれ、この3人が物語の中でどのように交わっていくのか、想像をかきたてる仕上がりとなっている。また、実力派俳優が一同に会した本作は、2014年の「カンヌ国際映画祭」で製作を正式に発表すると、映画祭が閉幕する頃には、実質的に世界中へのセールスは完売状態になったといい、マシューが、「ここ5年間で読んだ中でも最高の脚本だ」と絶賛していることからも、まさに理想的なキャストと強力な題材が見事に合わさった作品となっている。演技力と存在感で映画界に確固たる地位を築いた2人が初めてタッグを組んだ本作。豪華キャストが織りなす感動に満ちた泣けるミステリーにさらなる期待が膨らみそう。『追憶の森』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年01月18日渡辺美里が「2016年30thアニバーサリー横浜アリーナオーディナリー・ライフ祭り」を1月9日に神奈川・横浜アリーナで開催。昨年5月、大阪城野外音楽堂から全国47都道府県を制覇する「日本全国ツアー 30thRevolution」をスタートさせ、12月23日に開催された大阪フェスティバルホールで同ツアー全52公演のファイナルを迎えた美里。この日行われた公演は、30周年を無事完走し、新たに31年目のスタートを切る公演となった。【チケット情報はこちら】「10years」で幕を開けたステージは、昨年行われたツアーを支えた鉄壁のミュージシャンに加えて、新作『オーディナリー・ライフ』のプロデュースを務め、美里の30年のキャリアで初期のバンマスも務めた佐橋佳幸(g)、中期のバンマスであり数多くのアルバムのプロデュースも手がけた有賀啓雄(b)、そして現在のバンマスであるスパム春日井が揃うという超豪華な布陣で、『サマータイムブルース』、『恋したっていいじゃない』、『センチメンタルカンガルー』と、往年のヒット・ナンバーが立続けに繰り出され、佐橋に「アンコールみたいなオープニングだったね」と言わしめた豪華セットリストに場内は大熱狂。美里、佐橋、そしてDr.kyOn(key)の3人が「三ツ星団」を再結成して新作から『鼓動』を披露。続いてWEAVERの3人+三ツ星団による『夢ってどんな色してるの』も演奏され、新作で実現したコラボがステージ上でセッションされる。『Glory』では曲を提供したCaravanが登場して見事なハーモニーを聴かせた。代表曲『My Revolution』で会場がひとつになったあと、荘厳な雰囲気の中、『オーディナリー・ライフ』のイントロが響く。曲の途中でステージ上段に正装した4人のシルエットが浮かび上がり、ゴスペラーズが演奏に華を添えて本編は感動のうちに終了。アンコールでは『すき』が披露される際にスクリーンから30年に渡るライブ・シーンが映し出され、ファンの目に涙が浮かぶ。『ジャングル チャイルド』、『恋するパンクス』と激しいビートで魅了し、おごそかなイントロから『JUMP』、2時間半21曲に渡る最高の祭りは、美里の圧倒的な歌唱力が光る『Lovin’ you』でその幕を閉じた。31年目の美里の展開も続々と発表された。まずは3月に1stアルバム『eyes』を完全再現する名盤ライブが東京・Zepp DiverCityと大阪・Zepp Nambaで開催。そして5月から9月にかけて、東京、川崎、大阪、大宮の4か所でフルオーケストラ・コンサートの開催も決定した。ひとつひとつ丁寧に歌の種を植え続ける美里が、2016年も可憐な花を咲かせてくれそうだ。取材・文:浅野保志(ぴあ)
2016年01月13日マシュー・マコノヒーとの渡辺謙が共演を果たす『The Sea of Trees』(原題)の邦題が『追憶の森』に決定。この度、本作に出演する豪華キャスト陣が映し出された場面写真が解禁となった。そこを人生の終着点にしようと決めて日本にやって来たアメリカ人アーサーは、原生林が鬱蒼と生い茂る森の中で、出口を求めて彷徨う日本人タクミと出会う。怪我を負い、寒さに震えているタクミをアーサーは放っておくことができず、一緒に出口を探して歩き始める。しかし、まるで森の魔力に囚われてしまったかのように道はどれも行き止まりで、方向感覚を失った2人は厳しい自然との闘いを強いられる。その過酷な状況下、運命共同体となったタクミに心を開いていくアーサー。やがて彼は、樹海への旅を決意させたある出来事を語り始める…。『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『ミルク』のガス・ヴァン・サントが、富士山の北西に広がる青木ヶ原の樹海を舞台にメガホンを取る本作。すでに、第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で上映され、大きな話題を集めた本作の邦題が『追憶の森』に決定し、2016年GWに公開される。出演に、『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー主演男優賞を受賞したマシューが、罪悪感と喪失感を抱えて樹海へ足を踏み入れたアーサーを演じ、アーサーと森の中で出会うタクミを、近年映画のみならずNYブロードウェイの舞台にも挑戦し、トニー賞主演男優賞ノミネートにも輝く渡辺さんが演じる。さらに、ドラマの謎解きの要ともいうべきアーサーの妻・ジョーン役を『21グラム』『インポッシブル』でオスカー候補になった演技派女優のナオミ・ワッツが務める。今回解禁された場面写真では、物思いにふけ樹海にたたずむアーサーをはじめ、汚れた姿で森を彷徨う日本人のタクミ、そして、物憂げに目を伏せるアーサーの妻・ジョーンと、本作の中心となる3人の姿が映し出されている。カンヌ国際映画祭上映時にはブーイングが沸き起こるなど、大きな注目を集めた本作。豪華キャストと渡辺さんの共演による“泣けるミステリー”として、日本でも話題を呼びそうだ。『追憶の森』は2016年GW公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月28日今年5月にデビュー30周年を迎えた渡辺美里さん。年末まで47都道府県を全て回るツアーを行うなど精力的にメモリアルイヤーを駆け抜け、さらに12月16日には、デビュー作の『eyes』のリマスタリング盤という特別な一枚をリリースする。「18歳の時に出した作品が、こんな素晴らしい形で再びリリースできて本当に嬉しいですね。私の音楽活動の軸になったこの1stアルバムがあったからこそ、30年頑張ってこられた。そういう作品です」‘85年に発売された『eyes』。前髪を切っている美里さんの意志の強そうな表情が印象的なカバー写真。このアルバムに楽曲を提供したのが小室哲哉、大江千里、岡村靖幸など驚くほどの豪華なメンバー。ただ当時は彼らも若く、まだ無名だった。「レーベルメイトとして出会った彼らは、私を含めて自分自身の作品を世に発表したくてうずうずしていたころ。そんな時代に巡り会い、その後大活躍する彼らの才能が芽吹いてくる時期の勢いを、このアルバムからいまも感じます。本当にいい出会いをさせてもらいました。現在まで音楽を続けているからこそ、みんな立派になったよねぇと、30周年のいまだからこそ言えることだと思いますね」デビューの翌年、『My Revolution』が大ヒットし、同年より夏の西武スタジアム公演がスタート。そして20年連続公演という前人未到の記録を打ち立てた初の女性アーティスト。そして30年間でリリースしたオリジナルアルバムは、30周年記念の最新作『オーディナリー・ライフ』で19作を数える。このアルバムも、かつて名曲を一緒に作った仲間から、初共演となるYO‐KINGやCaravanなど素晴らしいメンバーが結集。それぞれが思う渡辺さんのイメージが提供曲に表れていて楽しい。「サンボマスターの山口(隆)さんには“涙を信じない女”と思われているみたい(笑)。でもすごいインパクトあるフレーズで、すぐ歌いたい!と思いました。自分では絶対書かない歌詞ですしね。そういうみんなの様々な渡辺美里像も含めて、すごく楽しいアルバム制作でした」この『オーディナリー・ライフ』は渡辺さんにとって、30年目の『eyes』といえるような作品なのだとか。30年の時間の隔たりはあっても、この2作の距離はとても近いように感じる。「アルバムタイトルは“普通の日々”とか“ありふれた日々”という意味ですが、私にはごく当たり前の、幸せな日々があったから、特別な時間が輝く、と感じています。常にスタジアムやアリーナのステージに立っているイメージがあるかもしれないけど、普通の日々があるからこそ、大きなステージでも輝けるというのかな。おいしいごはんを作ったり、洗濯物を干しながら金木犀の香りで秋の深まりに気づいたり。そういう何気ない時間の積み重ねがあって、30年後のいまがある、そんな思いをかみしめています」◇わたなべ・みさと1985年デビュー、翌年『My Revolution』が大ヒットし、一躍時代を代表するアーティストに。来年1月9日「オーディナリー・ライフ祭り」を横浜アリーナで開催予定。◇『eyes-30th Anniversary Edition-』【完全生産限定盤CD+LP】¥6,500NYのスタジオでリマスタリングした音源で再発売されるデビューアルバム。アナログ盤付き2枚組。【通常盤CD】¥3,000*共に税込み(EPIC RECORDS)※『anan』2015年12月25日号より。写真・佐山順丸文・北條尚子
2015年12月21日主婦の友社はこのほど、こくらクリニックの渡辺信幸院長が監修したダイエット本『肉食やせ! 』(1,200円・税別)を発売した。同書は、渡辺院長が考案した、肉(Meat)・卵(Egg)・チーズ(Cheese)を食事の中心にする「MEC(メック)食」のメニュー本。コンビニ、ファミレス、居酒屋、飲酒もOKで、食べる楽しみをあきらめずにダイエットに取り組めるとして注目されている。MEC食で摂取する量の目安は、1日肉200g、卵3個、チーズ120g。1日に必要な栄養がとれるだけではなく、糖質はほぼゼロだという。肉・卵・チーズなら、いつ食べてもOKとのこと。MEC食と糖質制限との違いは、摂取する優先食材。糖質制限が低糖質優先なのに対して、MEC食は高たんぱく、高脂肪優先だという。必要な栄養をしっかりとって、健康的にやせることを目指している。肉や卵が中心となるため、コレステロールを心配する人も多いが、渡辺院長は「安心して食べてください」と語っている。厚生労働省の2015年日本人の食事摂取基準では、コレステロールの基準が撤廃された。動脈硬化学会では「食事で体内のコレステロール値は変わらない」と発表されているため、問題はないとのこと。また、肉・卵・チーズは胃の消化液によって消化されるので、胃もたれの心配もないという。同書では、料理が苦手な人や男性でも楽に作れておいしい肉、卵、チーズのメニューを111種類掲載する。MEC食での外食の注意点や、要注意食品チェックリスト、肉・卵・チーズ以外のおすすめ食材なども詳しく紹介。-10kg、-20kgやせた減量成功者の体験談も収録した。
2015年12月17日文化放送は、2015年12月31日(木)の午後9時00分より、特別番組『漫画家・渡辺航が語る~ラジオ・ツール・ド・弱虫ペダル~』を放送する。番組は、漫画『弱虫ペダル』の作者である渡辺航氏をメインパーソナリティに迎え、今人気スポーツになりつつあるロードレースの魅力を、最近の自転車事情や、作品『弱虫ペダル』などから紐解いていく。番組プロデューサーは、『弱虫ペダル』の大ファンで、当番組進行役でもある八木菜緒アナウンサー自らが務める。漫画に始まり、TVアニメ化・舞台化・今夏には劇場アニメ映画化と、人気が加速する人気スポーツ漫画『弱虫ペダル』。この作品の影響で、日本ではそれまであまり知られていなかった自転車競技への関心や認知度が、若い層を中心に変化しているという。自転車の知識がなくても、読むと気づいたらハマり、自転車に乗りたくなるという自転車ブームの火付け役となった『弱虫ペダル』とはどんな作品なのか? そしてその生みの親である作者・渡辺航氏とはどんな人物なのか? 自ら自転車に乗り、レースにも多数参加するという本人が、今流行りのロードバイクを語り、『弱虫ペダル』の魅力に迫る1時間番組となる。『漫画家・渡辺航が語る~ラジオ・ツール・ド・弱虫ペダル~』は、2015年12月31日(木)の午後9時00分~10時00分、文化放送AM1134・FM91.6、IBC岩手放送、秋田放送、北日本放送、北陸放送、福井放送、和歌山放送、山陽放送、山口放送、長崎放送にて放送予定。(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)
2015年12月15日2016年2月15日(現地時間)に開催される第58回グラミー賞授賞式に向けて、83部門のノミネーションがこのほど発表された。世界最高峰の音楽の祭典として、毎年大きな注目が寄せられる同賞。最多ノミネートには、今年「To Pimp a Butterfly」をリリースしたケンドリック・ラマーが9部門11ノミネート、続いて「1989」をリリースしたテイラー・スウィフトと「Beauty Behind the Madness」をリリースしたザ・ウィークエンドが7ノミネート、「If You’re Reading This It’s Too Late」をリリースしたドレイクが5ノミネートとなっている。また、俳優・渡辺謙が主演した「王様と私」が最優秀劇場ミュージカル・アルバムにノミネート。最優秀オペラ・レコーディングでは、小澤征爾が指揮した「Ravel: L‘Enfant Et Les Sortileges; Sheherazade (ラヴェル:「こどもと魔法」)」がノミネートされ、最優秀ミュージック・ビデオには、 Shin Nishigakiがビデオプロデューサーを務めた「LSD」(ASAP Rocky)がノミネートされた。以下、主要4部門ノミネーション一覧■年間最優秀レコード候補「Really Love」ディアンジェロ・アンド・ザ・ヴァンガード「Uptown Funk」マーク・ロンソン ft. ブルーノ・マーズ「Thinking Out Loud」エド・シーラン「Blank Space」テイラー・スウィフト「Can‘t Feel My Face」ザ・ウィークエンド■年間最優秀アルバム候補「Sound & Color」アラバマ・シェイクス「To Pimp a Butterfly」ケンドリック・ラマー「Traveller」クリス・ステープルトン「1989」テイラー・スウィフト「Beauty Behind the Madness」ザ・ウィークエンド■年間最優秀楽曲候補「Alright」(ケンドリック・ラマー)「Blank Space」(テイラー・スウィフト)「Girl Crush」(リトル・ビッグ・タウン)「See You Again」(ウィズ・カリファ ft. チャーリー・プース)「Thinking Out Loud」(エド・シーラン)■最優秀新人賞候補コートニー・バーネットジェイムス・ベイサム・ハントトリ―・ケリーメーガン・トレイナー「第58回グラミー賞受賞式」は2016年2月16日(火)、WOWOWにて生中継される。(text:cinemacafe.net)
2015年12月08日マーティン・スコセッシ監督のもと、渡辺謙や窪塚洋介らとともに遠藤周作の小説「沈黙」を映画化した『Silence』(原題)に出演することでも話題のアンドリュー・ガーフィールド。このほど、ハリウッドきっての若手演技派として知られる彼が主演する社会派サスペンス『99Homes』(原題)が、邦題『ドリーム ホーム99%を操る男たち』として来年1月、日本公開されることになった。無職のシングルファザー、デニス・ナッシュ(アンドリュー・ガーフィールド)は、ある日突然、長年暮らしてきた家から強制退去させられる。家族の思い出が詰まった家を何としてでも取り戻そうとするナッシュは、自分たちを追い出した不動産ブローカー、リック・カーバー(マイケル・シャノン)に金で釣られ、彼の儲け話に手を染めていく。それは法の穴を抜け、銀行や政府、そして、かつての自分と同じ境遇の人々を巧みに操り、家を差し押さえては大儲けするというビジネスだった。母親と息子に真実を言えないまま、人々を破綻させ大金を稼いでいくナッシュ。やがて自らも、それによって大きな代償を払うことに気づく――。リーマン・ショック後のアメリカを舞台に、金、欲望、モラルの間で人生を狂わせていく男たちをリアルに描き出す本作。ノーベル賞を受賞したアメリカの経済学者ジョセフ・E・スティグリッツが自著「世界の99%を貧困にする経済」の中で唱えた「世界中の富の4分の1をたった1%の最富裕層が所有しており、残り99%は貧困である」という説をベースに、住宅ローンの返済不能でマイホームを差し押さえられた人々の体験に基づき、映画化された。主演を務めるのは、『ソーシャル・ネットワーク』『アメイジング・スパイダーマン』で世界的スターへと飛躍を遂げたアンドリュー・ガーフィールド。初めてひげをたくわえ、家族を守るために道を踏み外していくシングルファーザーを生々しく演じている。さらに、冷酷な不動産ブローカー役には、『レボリューショナリー・ロード』でアカデミー賞にノミネートされ、『マン・オブ・スティール』の悪役ほか多数の作品で存在感を示す個性派俳優マイケル・シャノン。この全く異なる個性を持つ2人の迫真の演技により、敵対する者同士がやがて共謀関係に転じ、一線を踏み越えていく危うさと緊迫感がスリルたっぷりに描かれていく。そのほか、『わたしに会うまでの1600キロ』でアカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされたローラ・ダーンも出演する理不尽にマイホームを失った男と彼を追い詰めた不動産ブローカー、堕落した社会システムに飲みこまれた男たちが行き着く衝撃の結末とは?ヴェネツィア国際映画祭ほか世界各国で絶賛され、アメリカ大手映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」でも満足度90%(10月26日現在)の高評価を獲得している緊迫のサスペンスに期待していて。『ドリーム ホーム99%を操る男たち』は2016年1月30日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月02日渡辺謙やアンドリュー・ガーフィールドらと共演するマーティン・スコセッシ監督作『SILENCE』(原題)が2016年に控える俳優・窪塚洋介が、なんと11年ぶりにCM出演することが決定。スマホゲーム「CLASH OF KINGS」の新CMで、王冠をかぶるとゲームの世界にタイムスリップし、“王様”になっていることが分かった。8月24日(月)より「王冠」篇、8月29日(土)より「攻城」篇が放映スタートする新CMでは、窪塚さんが王冠をかぶると、まるで中世のような「CLASH OF KINGS」の世界にタイムスリップ。ゲームの世界観を窪塚さんがリアルに体験することで表現し、現実世界では、「CLASH OF KINGS」の世界を楽しむことで勇気をもらう男性を、空想世界では、窪塚さんならではの強烈キャラで民や兵士を率いる“王様”を見事に演じ分けている。現実世界と空想世界で2日間にわたって行われた撮影では、「よろしくお願いします!」と、堂々とした存在感そのままに現場入りした窪塚さん。しかし、いざカメラの前に立つと、衣装チェンジのアクシデントが発生。のっけからのハプニングに嫌な顔ひとつせず、着替えを済ませ再びスタジオ入り。最初と同じように「よろしくお願いします!」と入ってくると、「あれデジャヴ?(笑)」とスタッフを笑わせ、現場の空気を和ませていた。その後も、撮影の合間にスタッフと談笑したり、まだ撮影があるスタッフを明るく気遣い、いつしかスタッフたちの心を鷲づかみに。大きな拍手で現場を後にする窪塚さんは、まさに民に愛される“KING”のようだったという。「王冠」篇では、デートでアンティークショプに訪れた窪塚さんに、彼女が面白がって古びた王冠をかぶせる。すると、その瞬間、辺りは戦場に。「どうなってんだ…!?」驚きうろたえながらあたりを見回す窪塚さん。そこに一人の兵士が駆け寄り、「King! Save our country!(キング!国を救ってください!)」とひと言、いつのまにか集まってきた兵士や民たちも、窪塚さんに「King!King!King!King!」と押し迫る。慌てて王冠を外すと、アンティークショプに逆戻り。だが、そっけない様子の彼女をよそに興奮冷めやらぬ窪塚さんは、今度は自ら王冠を被り、再び戦いの地へ。戦場の最前線で剣を取り、敵に立ち向かっていく。空想の世界で、窪塚さんが戸惑っているところに兵士と民衆から助けを迫られるシーンの撮影では、スタンバイする窪塚さんの周りに鎧を着た大柄な外国人男性や、ボロボロな服や泥だらけになった顔をした民が約50人も集結。監督からスタートの合図がかかると「King!King!King!King!」と迫るエキストラも熱が入り、監督からカットの声がかかっても、その大きな声にかき消されてしまうほど。その圧力には、窪塚さんも冗談交じりに「ゲー吐きそうでした…(笑)」とコメントした。さらに、「攻城」篇では、窪塚さんが現実世界とは打って変わって城を責めたてるシーンを撮影。「King can take a castle!(キングなら落とせます!)」という声に鼓舞された窪塚さんは、「っしゃあ!落とせー!!」「もっともっと!落とせー!」と激しく叫ぶと、その激しい演技に思わずよだれが!?それを見ていた監督がNGかと思いきや、テイク2でもまったく同じようによだれを拭い、息を切らしている窪塚さんを見て「演技だ」と気づくことに。演技なのか、素なのかも分からない超リアルな立ち振る舞いに、思わず監督も「良いっすね~!」と感嘆。窪塚さんの人が変わったような超攻撃的な王様っぷりが楽しめそうだ。窪塚さんは、「すごい新鮮な気持ちで取り組めています。こんなバカみたいな格好していますけど、普段の世界とは違う中世の世界で、セットも豪華で、胸を打たれています」と感動の様子。実に11年ぶりとなったCM出演に、「世界も変わったし、時代も変わったし、変わらないのは僕の優しさくらいですかね」と語っていた。スマホゲーム「CLASH OF KINGS」の新CM「王冠」篇は8月24日(月)より、「攻城」篇は8月29日(土)よりオンエア。(text:cinemacafe.net)
2015年08月21日2010年「パーク・ライフ」で第127回芥川賞を受賞した吉田修一の原作を、李相日監督が映画化した『悪人』。その日本映画史に刻まれた感動作を手掛けたチームが再集結し、原作映画化に挑む『怒り』。この度、本作に出演する13人のキャストが発表となり、世界で活躍する渡辺謙を主演に迎え、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、宮崎あおい、妻夫木聡ら豪華俳優陣が集結していることが明らかになった。八王子で発生した陰惨な殺人事件。現場に被害者のものと思われる血で書かれた「怒」の一文字。そして全国に逃亡を続ける犯人。事件から一年が経過した現在も有力情報は得られぬまま。事件から生まれた「疑いの念」が日本中に広まり、人々の“信じたい”気持ちに歪みを与えていく。前歴不詳の「3人の男」と出会い、距離が縮まる「3組の登場人物」たちは、信じたはずが一度生じた疑いから逃れられず“信じる”“疑う”と対極の感情の間で揺れる。行き着く先は救いか破滅か。そして、真犯人は誰なのか――。2012年10月から13年10月まで読売新聞に連載され、14年に中央公論新社より発行された吉田氏による原作「怒り」。行き場のない感情に葛藤する3組一体の群像劇は、原作者・吉田氏よりハリウッド映画『オーシャンズ11』の様なオールスターキャストで描いてほしいというリクエストがあり、渡辺さんを始め日本を代表する12人の豪華キャストとオーディションで選ばれた新人を加えた13人の出演が決定したという。そのキャストには、渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、佐久本宝、ピエール瀧、三浦貴大、高畑充希、原日出子、池脇千鶴、宮崎あおい、妻夫木聡というベテランから若手俳優まで総勢13人。『許されざる者』に続き李組2度目となる渡辺さんは「再び、李相日監督と仕事させていただくことになりました。人を信じるという事がこんなにも難しく脆いものなのかという、今回もハードな話です。心してかかっていきたいと思っています。お手やわらかに。無理だと思いますけど…」と心の内を明かした。李監督は、「『本気で何かを伝えたい。本気で何かに怒っている――』でも、その感情を容易に他人に見せることは出来ません。バカにされるのが恐いから。そうして、本気が目に見えなくなるほど、人を信じる事は難しく、疑う事は簡単になってしまいます。この作品は、人を信じるため、何より自分自身を信じるための力になれるよう、取り組みたいと思います」と真摯に語った。オールスターキャストが実現したことについて原作者の吉田氏は「誰もが主人公であるこの物語が、今回これ以上ないスタッフ・キャストで映画化となる。『期待』という言葉では到底足りない思いで傑作の完成を待っています」とコメントを寄せた。以下、そのほかキャストのコメント■森山未來(田中信吾役)繊細に受け止め続けて体いっぱいに膨らんだ、透き通った凍てつく痛み。やがて血が通わなくなり感覚を失い、それでもまだ、心身に行き渡る痛点をいらいらと刺激し続ける、そんな痛み。形は違えど、劇中の全ての登場人物がそんな感覚を等しく抱いているのではないでしょうか。理解しようなどというおごりは持たず、ただ静かに隣に寄り添いながら、不器用な「怒り」を一緒に昇華させていければ、なぁんてことを今は考えています。■松山ケンイチ(田代哲也役)田代という役は自分とはかけ離れた役で正直どう演じればいいのか見えてきませんが、監督と共演者の皆さんとじっくり田代の怒りを見つけていければとおもっています。■綾野剛(大西直人役)触れたら壊れてしまいそうなほどの繊細な心たちを受け止め受け入れられるのか、最後まで、立ち続けられるのか、不安ではありますが、「信じる」「疑う」という怒りの狭間の中で、ただただ、李監督、各部署、共演者を信じ、彼を生きさせて頂きます。■広瀬すず(小宮山泉役)原作を読んで初めて自分から「この役やりたい」と思い、オーディションに臨んだ作品でした。この作品に参加させて頂けることが決まって、李監督のもと「泉」を演じられることを幸せに思います。スタートに立つ前からたくさん悩んでますが、一生懸命頑張ります。■佐久本宝(知念辰哉役)沖縄県在中、今回1,200名のオーディションの中から大抜擢の新人今回オーディションで選ばれ、このような環境で演技をするのは初めてで、今はとても緊張しています。原作の中でも大切な役割を持っている人物なので、この役をしっかり受け止め、監督やスタッフの方々と辰哉という役を作っていきたいと思います。初めての環境で慣れない事も多い中、サポートして下さる周りの方々に感謝の気持ちを持ちつつ、演じる事に集中していきたいです。■ピエール瀧(南條邦久役)「うわわー!スゲー名前の人ばかりじゃん!」日本を代表するキャストの皆さんがズラリと参加するこの『怒り』という作品に自分の名前も加えていただく事に戸惑い&感謝です。楽しみます!■三浦貴大(北見壮介役)今作で、北見役を演じさせていただくことになりました。李監督の作品に何度か出演させていただきましたが、監督の現場はいつも刺激的で、役者として吸収できることが多くあるので、また参加することができて大変嬉しいです。いくつかの視点から物語が進んでいく今作ですが、私は1年間ひとつの事件を追い続けている警察からの視点です。警察組織として、そして若い刑事であるがゆえの、責任や焦り、怒りを表現していければと思います。■高畑充希(薫役)李監督の映画に関われることを、とても幸せに思います。今回の映画は複雑なジクソーパズルのように色んなストーリーが絡み合っていて、出演者というより観客の一人として、全貌が見える瞬間に既にワクワクしてしまっています。小さな小さなピースの一つになって、作品を盛り上げられたら嬉しいです。撮影頑張ります。■原日出子(藤田貴子役)台本・原作共に読ませて頂き、私の中にもふつふつと湧き上がる「怒り」を覚えました。生きること、死ぬこと…世の中の不条理。それでも生きていかなければならない生命と死んでいかなければならない生命。その両方に触れ、自分自身に問いかける…そんな作品です。役作りは自分の弱さとの闘いでした。撮影はあっという間でしたが 李監督と再びご一緒出来て嬉しかったです。久々に手応えを感じる仕事が出来たと思っています。■池脇千鶴(明日香役)なんとも胸の奥がざわつく作品に出会えました。出演するのはわずかですが、台本とスタッフと自分を信じて精一杯出来ることをしようと思います。立ち会えないシーンがほとんどなので、どんな映画になるのか今から観るのが楽しみです。■宮崎あおい(槙愛子役)愛子という、今までに出会ったことのない役を頂きました。李監督の現場はハードだと聞いていますが、素晴らしいスタッフ、役者の方たちとお芝居ができる時間を楽しみたいと思います。■妻夫木聡(藤田優馬役)原作を読み、心を鷲掴みにされ、心から優馬という役を演じたいと思いました。この想いは『悪人』以来です。そして、その役を演じることの奇跡。この奇跡を真実に変えるべく、全身全霊尽くしたいと思います。信じることの難しさがテーマになったこの作品。最後まで皆さんと一緒にこの作品を信じていけたらと願います。東京、沖縄、千葉で紡がれる3つのストーリーと3組の登場人物。『フラガール』で日本中を感動の涙で包み込んだ映画監督・李相日作品の真骨頂として、現代社会に深く沁み渡る感動作となることは間違いなさそうだ。『怒り』は2016年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月20日若い女性を中心に幅広い年代から人気を集めるタレントの渡辺直美を主演に迎え、今年3月に行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第7回沖縄国際映画祭」の「TV DIRECTOR’S MOVIE」部門で上映された映画『五つ星ツーリスト THE MOVIE~究極の京都旅、ご案内します!!~』が、11月7日(土)より全国にて公開されることが決定。渡辺さんは本作で映画初主演を務める。舞台は京都。通称トラベルマスター高瀬京香(渡辺直美)ら旅行会社のはみ出し社員たちが働く「サンセットツアーズ」に、ある日、海外ドキュメンタリー制作スタッフを名乗るハンスという男が現れ、京香たちが取材を受ける事に。そんな中、今回ワケあり客である新撰組が大好きな「歴女」千尋と、その彼氏である次郎を京都案内することになるが一見ラブラブな2人にはある問題が…。今年の1月から3月に放送されたドラマ「五つ星ツーリスト~最高の旅、ご案内します!!~」の映画化となる本作には、窓際社員ながら旅行プラン作成から添乗業務まで完璧にこなす伝説のトラベルマスター・高瀬京香を演じる渡辺さん始め、山本裕典、寺島進、有森也実、高月彩良、星田英利らレギュラードラマからのメンバーが登場。さらに映画化にあたり、若手人気俳優の浅香航大、小島藤子、栗原類らが参加し、豪華布陣が実現した。また本作は、“モキュメンタリー”(架空の人物や団体、虚構の事件や出来事に基づいて作られるドキュメンタリー風表現手法)を採用。物語に登場するハンスが制作したドキュメンタリー番組という設定の映像も交えつつ、主人公が、京都の美しい景色、歴史的名所を辿りながら繰り広げる大奮闘ストーリーは必見だ。本作公開記念として、8月1日(土)から10日(月)まで開催される「京の七夕」堀川会場(元離宮二条城)の「京都国際映画祭2015」のタイアップブースにて、本作のパネル展が実施。映画公開に先駆けて本作の世界観を堪能して。『五つ星ツーリスト THE MOVIE~究極の京都旅、ご案内します!!~』は、11月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月03日NHK連続テレビ小説「まれ」で、土屋太鳳演じる主人公・津村希の同級生・二木高志を好演する「黒猫チェルシー」の渡辺大和が、劇中バンド「little voice」として8月12日(水)に実際にCDデビューする。そのデビューを記念して、渡辺さんが“二木高志”としてCDショップでミニライブを行うことが決まった。「まれ」で渡辺さんが演じるのは、ふだんはとてもシャイでめったにしゃべらないが、ギターを手にして歌い始めると情熱的なボーカルで魅了するバンドマン、高志。彼が所属する劇中バンド「little voice」のメンバーを、「黒猫チェルシー」の面々が務めている。今回のアコースティック・ミニライブで披露するのは、希と圭太(山崎賢人)の告白シーンで高志が歌い上げ、話題となった名曲「涙のふたり」と、能登でも何度か歌われている「また会おう」。さらに、「まれ」の撮影秘話などのトークや、CD購入者を対象に“高志”のサイン会も予定されている。また、8月12日にリリースされる「little voice」のデビューシングル「涙のふたり / また会おう~バンドver.~」のCD帯には、希役の土屋さんから「せつない記憶もやさしい希望も、この歌たちに、つまってます」とコメントが贈られている。二木高志(渡辺大知 from 黒猫チェルシー)「涙のふたり / また会おう-バンドver-」発売記念トーク&ミニライブは、8月11日(火)20:00~タワーレコード横浜ビブレ店、8月15日(土)21:00~タワーレコード新宿店7Fの店内イベントスペースにて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年07月31日俳優の渡辺大と女優の栗山千明が7月23日(木)、都内で行われたBSプレミアム宮城発地域ドラマ「独眼竜・(=ハートマーク)花嫁道中」の完成試写会に出席した。父親で俳優の渡辺謙が1987年のNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」で着用した甲冑を身にまとい、伊達政宗に扮した大さんは「サイズがピッタリで、ほとんど一緒でした」と28年の時を超えて実現した共演を報告しながら「あの格好をすると“よく似ている”と言われた。普通にやっていても似ている。でも1ステップ2ステップ違う自分ならではのオリジナリティーを出したつもり」と熱演をふり返った。同作は、伊達政宗ゆかりの里・独竜町を舞台に、町おこしのために政宗の正室・愛姫の花嫁行列再現のために奮闘する男たちの姿を描いたコメディー・ドラマ。大さんは「僕自身コメディーをやったことがなくて、自分がやって笑ってもらえるのか不安だった」とオファー当時の心境を明かすも「色々な笑いの要素があって、白塗りもやった甲斐があった」と完成に胸を張った。段ボールで作られた甲冑を着て武者姿を披露した栗山さんは「あの姿になるとシャキッとして、自然と気持ちを奮い立たせてくれるような気がした。男装姿は経験があるけれど、武者姿は初」と嬉しそう。乗馬にも初挑戦したが「思った以上にお馬さんが可愛くて、信頼しながら出来た」と初尽くしの撮影を楽しそうに報告した。BSプレミアム宮城発地域ドラマ「独眼竜・(=ハートマーク)花嫁道中」は、7月29日22:00~放送。(text:cinemacafe.net)
2015年07月23日毎日、編集部のオススメ商品を紹介する連載「Today’s item」番外編として、今日から7月31日まで、ファッション・ビューティ業界のプロが選ぶ、“東京土産”をご紹介。季節のご挨拶や帰省などでお手土産を用意する機会も多くなる季節。お遣いものに悩むことがあれば、目利き達が太鼓判を押す逸品リストを参考にして欲しい。FASHION HEADLINEでも執筆の美容ジャーナリストの渡辺佳子さんが推薦するのは、HIGASHIYA(ヒガシヤ)の「ひと口菓子」。HIGASHIYAは東京・銀座と南青山に店舗を構え、伝統菓子を現代的に解釈するスタイルで、お洒落感度の高い人からも指名率の高い和菓子店。「包装、形、しつらい、味まで、オリジナリティにあふれる和モダンの世界が、他にはない存在です」と渡辺さん。日本の伝統色の名前がつけられた「ひと口菓子」は、まるでチョコレートのように繊細で美しく、小振りで可愛らしい。そして口に運べば、その凡庸でない風味にきっと驚くはず。例えば「棗(なつめ)バター」は、棗椰子に、胡桃とコクのある発酵バターを合わせたもの。従来の和菓子にはない発想と工夫が凝らされている。風味豊かな味わいで、日本茶はもちろんのこと、洋菓子のようにお酒にもよく合うそう。6つの異なる「ひと口菓子」を詰め合わせた2種のセットが用意されている。その巻物のようなパッケージも手土産として喜ばれる理由のひとつ。「海外の方々がいるオフィスや、海外から来ている友人宅への手みやげにしますと、包装、デザインなどに興味が集まり話がはずむと思います」(渡辺佳子さん)
2015年07月18日渡辺美里が7月12日に、全国ツアー「渡辺美里 日本全国ツアー 30th Revolution」の神奈川・CLUB CITTA’公演を開催。デビュー30周年を記念して行われる同ツアーは、ファイナルの12月23日(水・祝)大阪・フェスティバルホールまで、全国47都道府県を周る。【チケット情報はこちら】ここ数日、雨模様が続いていたがこの日はまさに真夏日。ライブ冒頭、「とっても久しぶりのような、そしてどこか懐かしささえ感じられるCLUB CITTA’ですが、ライブを迎えるに相応しい素晴らしい夏日になりました!」と語り始めた美里は、暑さとスタンディング・ライブという環境でファンの年齢や体調を気遣う。続けて「今日の日を想いながら選曲しました」と語るとおり、このツアーでは、30年のキャリアでお馴染みの名曲と、最新アルバム『オーディナリー・ライフ』収録の新曲を見事に織り交ぜ、会場によって異なるセットリストを披露している。この日のバンドメンバーは、バンマスのスパム春日井(perc)、設楽博臣(g)、澤田浩史(b)、真藤敬利(key)、松永俊弥(ds)という30周年ツアー不動の顔ぶれと、サックスは竹野昌邦に代わり庵原良司が務めた。そしてこの日は美里の誕生日という貴重なステージ。ライブのクライマックスで「ちょうど昨年のこの日に出来た歌を聴いてください」と前置きして、タイトル曲『オーディナリー・ライフ』を情感込めて披露。「ありふれた日々があまりにも愛おしい」というメッセージがファンひとりひとりの心に染み入るようだった。アンコールが数曲演奏され、名残惜しそうな美里はあと1曲できるかどうか悩んでいる様子だったが、バンマスのスパムはなにやらステージの袖に引っ込んだり、真藤と話したり、と慌しい。すると不意にハッピーバースデイのフレーズが流れて、バースデイケーキが登場。サプライズで美里の誕生日を祝う演出で、場内も一体となって盛り上がった。ツアーを終えた年明け1月9日(土)には「2016年渡辺美里30thアニバーサリー オーディナリー・ライフ祭り」を神奈川・横浜アリーナで開催する。取材・文:浅野保志
2015年07月14日ゲームキャラクターが地球を侵略する米映画『ピクセル』の公開アフレコが7月9日に、都内で行われ、日本語吹替え版で声優を務める柳沢慎吾と渡辺直美が出席した。柳沢はアダム・サンドラー演じる主人公で、ゲームの元世界チャンピオン役。渡辺は劇中に本人役で登場するテニス選手のセリーナ・ウィリアムズを演じている。その他の画像本作は30年前にNASAが宇宙に発信した“平和のメッセージ”を、宇宙人がなぜか宣戦布告と受け取り、メッセージに含まれていたパックマンやドンキーコング、ギャラガ、スペースインベーダーといったゲームキャラクターに変身し、地球を侵略するパニック映画。クリス・コロンバス監督がメガホンをとり、サマーシーズンの“大穴”として、ハリウッドで脚光を浴びている。柳沢は「朝から収録していて、休憩中もしゃべっちゃうから、扁桃腺がはれて(笑)。おれの口がパックマンだからね」と絶好調だったが、実写映画の吹き替えは初体験で「どうしても演技がオーバーになっちゃっう。抑えた演技は難しいですね。ディレクターさんからも『もっとゆとりをもって演じてください』って言われちゃった」と悪戦苦闘していた。一方、渡辺はテニス選手のユニフォームに身を包み、外見からセリーナになりきり「そういえば今日、ウィンブルドンでシャラポワと準決勝ですよね? もしセリーナが優勝してくれたら、映画のいい宣伝になる」とエールをおくった。また、「柳沢さん、主演ですから、これをきっかけにハリウッド進出、ありますよ!」と持ち上げると、当の柳沢は「もしおれがあっち(ハリウッド)に行ったら、ヤバいよ~。バカにした連中を見返したいね」とご機嫌だった。『ピクセル』9月12日(土)より丸の内ピカデリー他全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年07月09日これからの季節は夏野菜がおいしい!でもサラダにすると味はマンネリになりがちなもの。そこで今回はヘルシーだけどいつもと一味違う、夏野菜のごちそうサラダレシピを大公開します!教えてくれたのは渡辺有子さんです。■マスタードにレモンで爽やかたことじゃがいものサラダ【材料】(2人分)茹でだこ…80gじゃがいも…小3個グリーンオリーブ…4個ミニトマト…6個(A)フレンチマスタード…小さじ2レモン汁…大さじ1オリーブオイル…大さじ1パセリ…刻んで大さじ1塩、こしょう…各適量【作り方】(1)茹でだこは薄切りに、じゃがいもは半分に切って茹で、皮をむき、また半分に割る。水気をきり、軽く火にかけて水分をとばす。(2)グリーンオリーブ、ミニトマトは半分に切る。(3)ボウルにAをよく混ぜ合わせて、そこに(1)(2)を加えてざっと和える。■カレー×ヨーグルトが新感覚!豚肉となすのカレーヨーグルトサラダ【材料】(2人分)豚もも薄切り肉…150gなす…2本ごま油…大さじ1カレー粉…小さじ1プレーンヨーグルト…大さじ2オリーブオイル…小さじ1塩…少々レモン汁…小さじ2青ねぎ…適量【作り方】(1)豚肉はひとくち大に切りさっと茹でる。なすは1cmの輪切りにしてごま油を熱したフライパンで焼く。(2)ボウルにカレー粉、ヨーグルト、オリーブオイル、塩、レモン汁を入れてよく混ぜる。(3)(1)を皿に盛り、(2)をかけ、青ねぎを小口切りにして散らす。◇渡辺有子さん料理家。弊誌の連載「Cooking」でも活躍。『「献立」と「段取り」』(マイナビ)が発売中。人気の料理教室の今後の予定はこちらから。※『anan』2015年6月17日号より。写真・津留崎徹花スタイリスト・荻野玲子
2015年06月11日アメリカ演劇界で最高の栄誉、第69回「トニー賞」授賞式が6月7日(現地時間)、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで行われ、渡辺謙が主演を務めた『王様と私』がミュージカル部門リバイバル作品賞、ミュージカル部門主演女優賞を受賞した。ブロードウェイ初舞台で主演、さらに主演男優賞候補にもなった渡辺謙は残念ながら受賞こそ逃したが、主演女優賞に輝いたケリー・オハラ(Kelli O’Hara)は受賞スピーチで「私の王様」と彼を讃えた。こうした晴れの舞台で楽しみなのは、レッド・カーペットを彩る出席者たちのドレス。アカデミー賞やMETガラなどと較べると、トニー賞では少し抑えめの装いが基本だが、女優たちはシックな着こなしを競った。『Skylight』(原題)で演劇主演女優賞候補のキャリー・マリガン(Carey Mulligan)は「バレンシアガ(Balenciaga)」のストラップレスのドレス。マルーン・カラーでミニマルなデザインとダウンスタイルの髪で、ミニマルな美しさが光った。『星ノ数ホド』で演劇主演女優賞候補のルース・ウィルソン(Ruth Wilson)は「ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)」のロングドレス。トップはフィットサイズのTシャツのようなシンプルなデザインでスカート部分はシルク。フューシャピンクが鮮やかだ。現在、ブロードウェイでミュージカル『ジジ』に出演中のヴァネッサ・ハジェンズ(Vanessa Hudgens)は「ナイーム カーン(Naeem Khan)」のホルター・ドレス。花柄のプリントと背中の大きく開いたデザインが華やかだ。「オスカー・デ・ラレンタ(Oscar De La Renta)」の花柄を織り込んだジャカード・ミニドレスで出席したのはアマンダ・セイフライド(Amanda Seyfried)。実は彼女もオフ・ブロードウェイで舞台『The Way We Get By』(原題)に出演中。首のラインがキレイに出るデザインのオフショルダーが印象的だった。ミニドレスは、なぜか授賞式に来ていたケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)も着用。「カルヴァン・クライン(Calvin Klein)」のサーモンピンクで前面はシンプルだが、背中が開いたデザインだった。ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)は「ヴァレンティノ(Valentino)」のミッドナイトブルーのドレス。レッド・カーペットではヌードカラーのセクシーなドレス姿の多い彼女には珍しい、王道の女優スタイルが新鮮。そして、大胆なプランジネックで目を引いたのは演劇部門主演女優賞に輝いたヘレン・ミレン(Helen Mirren)、「バッジリー・ミシュカ(Badgley Mischka)」の白のロングドレスは大きく開いた胸元にレースのスリーブ。主演映画『クィーン』に続き、舞台『The Audience』(原題)でもイギリス女王・エリザベス二世を演じて米演劇界最高の栄誉に輝いたヘレン。セクシーなドレスを69歳の気品で着こなした。
2015年06月08日6月8日(現地時間)、アメリカ演劇界で最も権威のある「トニー賞授賞式」が開催された。「王様と私」で主演を務めた渡辺謙は、ミュージカル主演男優賞でノミネートを果たしたが、惜しくも受賞を逃す結果となった。舞台「王様と私」は3月12日からプレビュー公演がスタート。4月16日に正式な初日を迎え、リンカーン・センター、ヴィヴィアン・ボーモント劇場にて上演。共演のケリー・オハラは、今回のアンナ役を含めてトニー賞ノミネート6回目に実力の持ち主でもある。トニー賞主演男優賞に日本人がノミネートされたのは今回が初。俳優部門で日本人がノミネートされたのは39年ぶりとなる。過去には1959年に「フラワー・ドラム・ソング」でミヨシ梅木がミュージカル主演女優賞にノミネート、1976年に「太平洋序曲」で佐藤功がミュージカル助演男優賞にノミネートしている。しかし、両名とも受賞は逃している。今回行われた授賞式で渡辺さんとケリーは「王様と私」より、「Getting to Know You」、「Something Wonderful」、「Shall We Dance?」のパフォーマンスを披露し、会場を沸かせた。惜しくも主演男優賞は逃したが、「王様と私」は「ミュージカル・リバイバル作品賞」「ミュージカル主演女優賞」「ミュージカル助演女優賞」「ミュージカル衣装デザイン賞」の4部門受賞という快挙を達成。渡辺さんは、7月中旬までの公演に出演する予定だ。今回最多受賞を果たしたのはミュージカル部門「ファンホーム」、演劇部門「夜中に犬に起こった奇妙な事件」で同数、5部門受賞となる。<そのほか主な受賞結果一覧>演劇作品賞:「夜中に犬に起こった奇妙な事件」ミュージカル作品賞:「ファン・ホーム」演劇リバイバル作品賞:「スカイライト」ミュージカル・リバイバル作品賞:「王様と私」演劇主演男優賞:アレックス・シャープ「夜中に犬に起こった奇妙な事件」演劇主演女優賞:ヘレン・ミレン「ザ・オーディエンス」ミュージカル主演男優賞:マイケル・セルヴェリス「ファン・ホーム」ミュージカル主演女優賞:ケリー・オハラ「王様と私」(text:cinemacafe.net)
2015年06月08日タレントで女優の黒柳徹子が、6月8日(8:00~)にWOWOWで放送される米演劇賞「トニー賞」授賞式の生中継番組にゲスト出演することが22日、明らかになった。黒柳は、今年のトニー賞について「ぜひ渡辺謙さんに受賞してほしい」と期待。渡辺は『王様と私』でノミネートされているが、黒柳の友人であったユル・ブリンナーが出演していた作品でもあり、「毎日、舞台袖で『王様と私』を見ていたので懐かしい」と当時を振り返った。『王様と私』以外のノミネート作品については『オン・ザ・タウン』なども楽しみだと話す黒柳。トニー賞の楽しみ方について「ブロードウェイに行けなくとも、あのブロードウェイで今どんな作品が、どんな人が人気あるか」「新しい才能が出てきていると、わかるのも面白い」と解説した。黒柳は、かつて70年代初頭に、ニューヨークへ留学していた経験があり、その頃のブロードウェイは「ダンサーの90%が失業していた。ロングランのものも多く、そこに入れなかった人は、同級生でも、毎日、オーディションに出かけていった」と、大変厳しい世界だったという。それでも、「歌って踊って芝居して、俳優なら、絶対憧れる」と理解していたようだ。「知ってる曲が出てくるとうれしくなる。血が騒ぐ」「初めて、ブロードウェイで見たミュージカルが、オリジナルの『マイ・フェア・レディ』だった。夢かと思った。芝居も歌も衣装も装置も、これ以上のものはない」と、ブロードウェイの魅力を語りだすと止まらない黒柳。授賞式の生中継番組でも、彼女ならではのエピソードがたっぷり聞けそうだ。東京のWOWOWのスタジオには、黒柳のほか、案内役に演出家の宮本亜門、俳優の八嶋智人を迎え、スペシャル・サポーターの俳優・井上芳雄とともに、授賞式の見どころを伝えていく。6月8日8時よりWOWOWプライムで、同時通訳により生中継。8月13日20時からは、WOWOWライブで、字幕版を放送する。
2015年05月22日ゲームキャラクターが地球を侵略する米映画『ピクセル』の公開を記念し5月21日に、都内でイベントが行われた。劇中に登場し、生誕35周年を迎える『パックマン』の形を351人で忠実に再現する“最多人数で作ったパックマンのイメージ(Largest Human Image of Pac-man)”のギネス世界記録チャレンジが実施され、タレントの柳沢慎吾と渡辺直美が参戦。見事、チャレンジに成功し、記録が公式に認定された。その他の写真炎天下、黄色いレインコートを着ての挑戦に柳沢は「ずっと背伸びしていたから、足がつっちゃった。(記録認定の条件として)5分間静かにしてなきゃいけないから、おれなんて大変だったよ」と沈黙を強いられた分、トークが止まらない様子。一方の渡辺は「汗が止まらない。いいダイエットになりました」と話した。『ピクセル』は30年前にNASAが宇宙に発信した“平和のメッセージ”を、宇宙人がなぜか宣戦布告と受け取り、メッセージに含まれていたパックマンやドンキーコング、ギャラガ、スペースインベーダーといったゲームキャラクターに変身し、地球を侵略するパニック映画。イベントには『パックマン』の生みの親で、本編にカメオ出演している岩谷徹教授(東京工芸大学)も駆けつけた。柳沢と渡辺は、本作の日本語吹替え版で声優を務めることも決まっており、演じる役どころについては後日発表される。「以前シマウマ役をやったこともありましたが、今回は人間です。警察? それはないな」(柳沢)、「映画にはアッと驚く大物もサプライズで出演している」(渡辺)と期待を寄せた。『ピクセル』9月19日(土)より丸の内ピカデリー他全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年05月21日