『百円の恋』で「日本アカデミー賞」最優秀脚本賞を受賞した足立紳が、監督デビューを果たす『14(じゅうし)の夜』の公開がこのほど決定。併せて、門脇麦、光石研、濱田マリら実力派キャストが勢揃いしていることが明らかとなった。足立氏は、『百円の恋』でアカデミー賞のほかにも、「松田優作賞」グランプリ、「菊島隆三賞」を受賞。そして『お盆の弟』や、ドラマ「佐知とマユ」の脚本でも数々の賞を受賞するなど、いま最も注目の脚本家だ。「自分のことを大嫌いな人間が、いまの自分から一歩でも脱却しようともがく話にしたい」と語る足立監督が作り出す本作は、1980年代の田舎町のレンタルショップが舞台に、AV女優・よくしまる今日子がサイン会にやってくるということでざわめき、やがて冒険に出る中学生男子たちの悶々とした思いを描く。情けなくも愛すべき“性春”を通じて成長していく少年たちの姿は、あの名作『スタンド・バイ・ミー』を彷彿とさせる…かも。今月末よりクランクイン予定の本作だが、撮影に先駆けて今回主要キャストも発表。主人公の中学生・タカシ役には、約750人のオーディションから主役の座を射止めたシンデレラボーイ・犬飼直紀が抜擢。その父親役には、足立監督脚本の『お盆の弟』にも出演している光石さん、母親役に「重版出来!」や『団地』など数々の作品に出演し、独特の魅力を放つ濱田さん、姉役に現在公開中の『二重生活』が話題を呼んでいる門脇さん、姉の婚約者に連続テレビ小説「ごちそうさん」の和田正人、さらには、タカシの幼なじみに「SUPER ☆GiRLS」の浅川梨奈 、同級生のヤンキー役にいま人気急上昇中の健太郎と、個性豊かな面々が集結。そのほか、駒木根隆介、内田慈、坂田聡、宇野祥平、ガダルカナル・タカらも出演する。今回実力派キャストが揃ったことについて監督は、「とても素敵なキャストの方々に出演して頂けて本当に光栄です!皆さんが勢揃いする場面はすげぇ楽しい場面になるかもしれないとすでにひとりでニヤニヤしています」と期待を寄せる。また「これで面白い映画にならなかったら誰が責任を取るのだろうかと考えると少し不安になるときもありますが、毎日のように新しい出会いのある監督業は(いまのところ)最高に楽しいです!」とコメントしている。豪華実力派俳優から期待の新星まで、様々なキャストが集結した本作。数々の賞を獲得した脚本家が、今度は監督としてどんな物語を作り出すのだろうか。『14の夜』は12月、テアトル新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年07月14日ミュージカル「ラディアント・ベイビー~キース・ヘリングの生涯~」の稽古の模様が5月13日(金)、報道陣に公開され、主演の柿澤勇人、演出の岸谷五朗らが取材に応じた。柿澤さんは昨日亡くなった蜷川幸雄との思い出について語り、声を詰まらせた。アンディ・ウォーホルと並んで、1980年代のアメリカ現代アートを代表する存在とされるキース・へリングが31年という短い生涯を駆け抜けるさまを描き出す。この日は、オープニングに加え、キースがのちに恋人となるDJのカルロスと出会うディスコ「パラダイス」でのパワフルなナンバー、そして、全キャストで歌い上げるバラード「STAY」が披露された。岸谷さんはキースについて「これから人生いろんなことがある時期に亡くなってますが、駆け抜けた人生が魅力的」と語る。楽曲も多く、振り付けも複雑とあって「必死に戦ってます。丁寧に作って、いい感じに遅れています(笑)」とも。キースを演じる柿澤さんは「(稽古は)まだ第2幕に差し掛かった段階で、全貌がどうなるのか?みんなで探しています。熱い奴らが詰まって、80年代のいろんなものが混在したエネルギーが映し出されるんじゃないかと思います」と意気込みを口にした。昨日、演劇界の巨匠・蜷川さん死去のニュースが伝えられたが、岸谷さんは「ショックを受けていない演劇関係者はいないと思う。子どものころから見てたので…」と語る。さらに「演出家ってのは、やる前にはたくさん不可能があって、それを具現化していく仕事。本当にそれをものともせず、可能にしていった人でした」と語り、まさに本作でキースが時間が足りないと人生を駆け抜けていくさまに言及し「あの爆発的な蜷川さんの演出と共通してます。だからこそ、吠えるし、パワーを持ってないと作品作りができなかったんだと思います。僕らにはまだ芝居を作れる幸せがある。(蜷川さんが)見て、恥じない作品作れるように頑張りたい」と語った。柿澤さんは「海辺のカフカ」で蜷川演出を受け、世界ツアーにも参加した。蜷川さんの死について「いまでも信じられない」と悲痛な表情。「初演のときは、千本ノックでした(苦笑)。『死ね!このヤロー!』とか言われて、家に帰って泣いて、40度の熱出て…でも食らいついていきました。ムカついたけど、世界ツアーが成功したとき、『いい役者になったな』と言われて、励みになりました。いつも『自分を疑えよ』と言われてて、その言葉が胸にあります。あっちの世界でも僕の芝居を見て『相変わらず、つまんねー芝居してるな』って思われてるかも(苦笑)」と時折、言葉を詰まらせながら思い出を口にし「芝居を変えてくれた人、僕の考える世界を変えてくれた人です」と言い尽くせぬ感謝の思いを口にしていた。「ラディアント・ベイビー~キース・ヘリングの生涯~」は東京・シアタークリエにて6月6日(月)~22日(水)、大阪・森ノ宮ピロティホールにて6月25日(土)、26日(日)上演。(text:cinemacafe.net)
2016年05月13日お笑いコンビ・ハライチの澤部佑(29)に27日、第2子となる女児が誕生した。所属事務所が同日、発表した。6時31分に夫人が都内病院にて出産。澤部も出産に立ち会い、その後すぐに仕事に向かったという。澤部は「4月27日に第二子の女の子が産まれました。母子ともに健康でございます」と報告し、「長女同様だんだん僕似から離れてってくれるのを願います」と冗談交じりにコメント。相方の岩井勇気も「オフの時は暗めの相方に、明るい家族が増えて良かったです。おめでとう」と祝福している。澤部は2013年12月3日に一般女性と入籍。2014年5月14日に第1子女児が誕生した。
2016年04月27日今季限りでの現役引退を表明した澤穂希のプレーが、まだ見られる。12月19日に行われた『第37回 皇后杯全日本女子サッカー選手権大会』準々決勝、澤が所属するINAC神戸レオネッサはASエルフェン埼玉に2-0で勝利し、12月23日(水・祝)・等々力陸上競技場での準決勝に進出したのだ。第37回皇后 杯全日本女子サッカー選手権大会 チケット情報スタメン入りした澤はフル出場を果たし、ゴールこそ奪えなかったが、中盤の位置から積極的に攻撃参加し2本のシュートを放った。澤が起点となり、前半9分に先制点を挙げたDF・近賀ゆかりが試合後に「澤さん、また澤さん。澤さんって何人いるんだろうと思った」とコメントしたように、ピンチの場面には必ず顔を出し、体を張って敵の攻撃の芽を摘み、守備にも貢献した。90分間、誰よりもピッチを縦横無尽に走り回った。また、I神戸には澤以外にも、GK・海堀あゆみ、DF・近賀、MF・鮫島彩・田中明日菜・中島依美、FW・川澄奈穂美・大野忍・高瀬愛実・京川舞・増矢理花と、なでしこジャパンに名を連ねる顔ぶれが揃う。「最後にこのメンバーで『皇后杯』で優勝して笑顔で終わりたい」という澤の願いは、メンバー全員の願いでもある。準々決勝で2点目を決めた高瀬が「今シーズン積み重ねたものを、試合でしっかり出せれば優勝できる」と語った通り、一丸となり持てる力を余すことなく発揮すれば、澤の現役引退の花道を飾れるはずだ。準決勝では、浦和レッズレディースをPK戦の末に撃破したベガルタ仙台レディースと対峙する。今季のベガルタは攻守両面で主力を失いながらも、『なでしこリーグ・エキサイティングシリーズ』を2位で終えた。今シーズン得点ランク3位タイの9得点を挙げたMF・川村優理を筆頭に、DF・坂井優紀、FW・有町紗央里ら日本代表メンバーがチームを牽引している。今季『レギュラーシリーズ』ではホーム・アウェイともにI神戸に敗北を喫しているが、10月24日に行われた『エキサイティングシリーズ』では4-2で勝利を収めた。両軍ともに、相手にとって不足はない。女子サッカー界のレジェンドの有終Vまであと2つ。『第37回 皇后杯全日本女子サッカー選手権大会』準決勝は、12月23日(水・祝)・等々力陸上競技場にて第一試合・ベガルタ仙台レディース×INAC神戸レオネッサのほか、第二試合・日テレ・ベレーザ×アルビレックス新潟レディースの試合が行われる。決勝は12月27日(日)・等々力陸上競技場にてキックオフ。チケット発売中。
2015年12月22日先日、結婚を発表したばかりの女子サッカーの澤穂希(INAC神戸レオネッサ)が8月23日(日)に映画『わたしに会うまでの1600キロ』の試写会に来場。映画への共感や主人公と重なる部分などについて語った。『ダラス・バイヤーズ・クラブ』のジャン=マルク・ヴァレ監督がアカデミー賞女優のリース・ウィザースプーンを主演に迎えて実話を基に作り上げた本作。3か月間、たった一人で1600キロを歩くことで自らの人生を見つめ直し、成長していく女性の姿を描く。大きな拍手に迎えられた澤さんだが「サッカー以外が得意分野ではないので…試合のときより緊張しています」と映画の試写会という“アウェー”の場でやや硬い表情。それでも聞き手を務める「AERA」の浜田敬子編集長より、まず結婚について「おめでとうございます」と声を掛けられると「ありがとうございます」と笑顔を見せた。映画については「自分と重ね合わせながら見ていたりもしました」と語り「人生でここまで来るのにいろんな困難があったけど、目標や夢を持ったら最後までやり抜くところは共感しました」と明かした。主人公は歩き始めてから何度も「やめたい」と思いつつ、それでも歩みを進めていく。澤さん自身、子どもの頃からサッカー漬けの日々を送り、15歳で日本代表入りし、その後、アメリカにも渡ったが、やめたいと思ったことはなかったのか?と問われると「『やめよう』とは思わなかったけど、いろんな困難がありました。最近では1年ほど代表に呼ばれず、ワールドカップのメンバーに選ばれるのか?と不安もありましたし、諦めてはいなくても心が折れそうになることはあった」とふり返る。ただ、そんなときでも投げ出すことはなかった。「やるべきことはコンディションを上げることや、練習に取り組む姿勢。いまの主人にもいろいろ聞いてもらってアドバイスをもらったり、いろんな人に支えてもらって今があります。急に上には行けないので一歩ずつですね」と頷く。人生の転機については20歳前後でのアメリカ行きを挙げる。「英語も全く話せず、荷物ひとつで行った感じ」と述懐。当時、そもそもいまのように海外リーグに挑戦する女性選手はほとんどおらず「何もない状態で飛び込んだ。いまのようにネットもなくて、家族への手紙も届くのに1週間かかって、返事もまた1週間かけて届く」と苦労を明かす。それでも「とにかくうまくなりたかった。日本で通用しても世界で戦うには体の大きさもメンタルもまだ勝てなかった」と貪欲に足りないものを補うためにサッカーに打ち込んだ。「少しでも道は作れたかな?」と日本の選手たちが次々と海外へと飛び立っていくようになった現状に先駆者として喜びを口にした。サッカー選手としての今後については「あと5年も10年も現役でやっているということはないと思うので、『やりきった』と思えるように全力で1日1日を頑張りたい」と目標を口にした。これまでも支えとなってくれたという夫とは現在、澤さんが神戸のチームに所属していることもあり「別々に暮らしている」とのことだが「お互いの信頼関係がしっかりしていれば。私も相手を尊敬しているので。毎日コミュニケーションはとってます」とニッコリ。「役所関係で名字が変わったくらいでまだそこまで(変化を)感じてないです」とも。また「結婚したから引退するとかではなく、そういう(=結婚や出産を経ても現役を続行する)選手が増えたら嬉しいです」と語っていた。『わたしに会うまでの1600キロ』は8月28日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:わたしと会うまでの1600キロ 2015年8月28日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2014 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
2015年08月23日LINEは22日、同社COOの出澤剛氏(いでざわ たけし)が新社長に内定したと発表した。22日開催の取締役会で新社長の内定を決議した。現社長の森川亮氏は顧問に就任する予定。なお、一連の人事は、2015年3月下旬に開催する定時株主総会、取締役会を経て正式に決定する。出澤剛氏は1973年生まれの41歳。1996年に早稲田大学卒業後、朝日生命保険会社に入社。2001年にはライブドアの前身となるオン・ザ・エッジに入社し、2003年に同社の執行役員副社長に就任。2007年にはライブドア代表となり、経営再建を果たす。以後2012年に、傘下であったNHN Japanグループ3社の経営統合にともない、NHN Japanの取締役に就任。翌年2013年には、同社の商号がLINEに変更されたことに伴い、LINEの取締役となった。2014年1月には、同社のCOOとなり、同年4月に現職のCOOに就任した。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月22日貴重!さすがにきれいなすっぴん姿元「CanCam」モデルの徳澤直子が、自身のオフィシャルブログにて貴重なすっぴんを披露している。昨年7月にプロ野球西岡剛選手と結婚し、この8月には女児を出産した彼女。まさに幸せいっぱいといったところだ。現在は、メジャーリーグに移籍した夫とともに、家族でアメリカ・ミネアポリスで生活している彼女。最近のブログでは、子どものことに触れることも多く、子育てに奮闘中のようだ。美貌は健在!愛娘も可愛い☆すっぴん姿を披露した写真でも、わが子を大事に抱っこ。抱っこする姿も美しく、産後とは思えない美貌だ。このあたりはさすがといったところか。CanCamモデルを卒業し、ママとなっても美貌は健在のようだ。こんな彼女とイケメン選手としで評判になることも多い西岡選手とのあいだに生まれた子どもだけに、Jr.ちゃんもきっと可愛い子に育ちそう。すっぴんでわが子を抱っこした写真は、ほんの少し、その可愛らしさも見えるようなものとしても貴重な一枚だった。元の記事を読む
2011年09月03日